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JPH11199826A - 加熱硬化性塗料組成物及び上塗り塗膜形成方法 - Google Patents

加熱硬化性塗料組成物及び上塗り塗膜形成方法

Info

Publication number
JPH11199826A
JPH11199826A JP270198A JP270198A JPH11199826A JP H11199826 A JPH11199826 A JP H11199826A JP 270198 A JP270198 A JP 270198A JP 270198 A JP270198 A JP 270198A JP H11199826 A JPH11199826 A JP H11199826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
acid
composition according
top coat
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP270198A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Nakai
昇 中井
Masamitsu Yabe
政実 矢部
Hiroyuki Okada
裕之 岡田
Satoru Ito
悟 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP270198A priority Critical patent/JPH11199826A/ja
Publication of JPH11199826A publication Critical patent/JPH11199826A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐酸性、耐洗車擦り傷性及び耐チッピング性
に優れた塗膜を形成する新規な加熱硬化性塗料組成物及
びそれを用いる上塗り塗膜形成方法を提供すること。 【解決手段】 (A)ポリエポキシド、及び(B)ポリ
カルボン酸(a)1モルに、炭素数4〜7の環状エステ
ル(b)1〜50モルを開環重合させて得られるカルボ
キシル基含有化合物、を必須成分として含有することを
特徴とする加熱硬化性塗料組成物、並びに素材に着色ベ
ースコート及びクリヤートップコートを順次形成させて
なる上塗り塗膜形成方法において、該着色ベースコート
及び/又はクリヤートップコートを形成する塗料が、上
記の塗料組成物を樹脂成分とするものであることを特徴
とする上塗り塗膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な加熱硬化性塗
料組成物及びそれを用いる上塗り塗膜形成方法に関し、
詳細には、耐酸性、耐洗車擦り傷性及び耐チッピング性
に優れた酸とエポキシ基による硬化系の加熱硬化性塗料
組成物及びそれを用いる上塗り塗膜形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】近年の雨の酸性化により、
上塗り塗料では特に自動車用塗料において耐酸性の向上
が望まれている。また、中塗り塗料や下塗り塗料におい
ても、メラミン樹脂より発生するホルマリンの毒性が問
題となっている。
【0003】そこで、従来のメラミン樹脂による硬化系
から酸とエポキシ基による硬化系(酸−エポキシ硬化
系)に変わりつつある。
【0004】また、自動車を洗車機で洗車した場合、ブ
ラシによる擦り傷の発生があるため洗車擦り傷の向上も
望まれている。さらに、走行中に小石が衝突することに
より塗膜が破壊を受け、そこより錆が発生するため、耐
チッピング性の向上も望まれている。
【0005】日本特許第2515081号公報には酸−
エポキシ硬化系のクリヤーフイルム形成性液状架橋性組
成物について記述されているが、上記問題点を解決する
には不十分である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の諸欠点が解消された新規な加熱硬化性塗料組
成物及び該組成物を用いる上塗り塗膜形成方法を提供す
ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、優れた耐酸性、耐洗
車擦り傷性及び耐チッピング性を同時に有する塗膜を形
成できる新規な加熱硬化性塗料組成物及び該組成物を用
いる上塗り塗膜形成方法を提供することにある。
【0008】本発明のこれら及び更に他の目的は、以下
の記載により明らかにされるであろう。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明は、(A)ポリエポキシ
ド、及び(B)ポリカルボン酸(a)1モルに、炭素数
4〜7の環状エステル(b)1〜50モルを開環重合さ
せて得られるカルボキシル基含有化合物、を必須成分と
して含有することを特徴とする加熱硬化性塗料組成物、
並びに素材に着色ベースコート及びクリヤートップコー
トを順次形成させてなる上塗り塗膜形成方法において、
該着色ベースコート及び/又はクリヤートップコートを
形成する塗料が、上記の塗料組成物を樹脂成分とするも
のであることを特徴とする上塗り塗膜形成方法、を提供
するものである。
【0010】本発明者等は、上記目的を達成すべく鋭意
研究した。その結果、ポリエポキシド(A)及び特定の
カルボキシル基含有化合物(B)を含有する加熱硬化性
塗料組成物により、上記の諸目的が達成できることを見
出し、これに基づき本発明を完成させるに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の加熱硬化性塗料組成物
は、ポリエポキシド(A)及びポリカルボン酸(a)1
モルに、炭素数4〜7の環状エステル(b)1〜50モ
ルを開環重合させて得られるカルボキシル基含有化合物
(B)を必須成分として含有する組成物である。
【0012】ポリエポキシド(A):ポリエポキシド
(A)は、1分子中にエポキシ基を有する樹脂であり、
通常、エポキシ基含有量が0.5〜15.4ミリモル/
g、好ましくは0.8〜10ミリモル/gのものであ
る。
【0013】ポリエポキシド(A)のエポキシ基含有量
が0.5ミリモル/gよりも小さくなると、得られる組
成物の硬化性が低下して塗膜の耐酸性、耐洗車擦り傷性
及び耐チッピング性が低下する傾向にあり、又エポキシ
基含有量が15.4ミリモル/gよりも大きくなるとカ
ルボキシル基含有化合物(B)との相溶性が低下する傾
向にあるので、いずれも好ましくない。
【0014】ポリエポキシド(A)の具体例としては、
例えば、エポキシ基含有アクリル系重合体;ジグリシジ
ルエーテル、2−グリシジルフェニルグリシジルエーテ
ル、2,6−ジグリシジルフェニルグリシジルエーテ
ル、ソルビトールテトラグリシジルエーテル等のグリシ
ジルエーテル化合物;ビニルシクロヘキセンジオキサイ
ド、レモネンジオキサイド等のグリシジル基及び脂環式
エポキシ基含有化合物;ジシクロペンタジエンジオキサ
イド、ビス(2,3−エポキシシクロペンチル)エーテ
ル、エポキシシクロヘキセンカルボン酸エチレングリコ
ールジエステル、ビス(3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル)アジペート、3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシ
レート、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシル
メチル−3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサン
カルボキシレート等の脂環式エポキシ基含有化合物;ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ノボラックフェノール
エポキシ樹脂等の芳香族エポキシ化合物等が挙げられ、
これらは勿論混合して用いる事も可能である。
【0015】これらのうち、耐候性の点からエポキシ基
含有アクリル系重合体及び脂環式エポキシ基含有化合物
が好ましい。
【0016】エポキシ基含有アクリル系重合体は、通
常、数平均分子量が1,000〜20,000の範囲内
のものが好適に用いられる。数平均分子量が1,000
より小さいと硬化塗膜の耐候性が低下する傾向にあり、
20,000を越えるとカルボキシル基含有化合物
(B)との相溶性が低下する傾向にあるので、いずれも
好ましくない。
【0017】該エポキシ基含有アクリル系重合体は、エ
ポキシ基を有する不飽和モノマー及びその他の不飽和モ
ノマーを常法により共重合させることによって容易に得
ることができる。
【0018】エポキシ基を有する不飽和モノマーとして
は、例えば、グリシジル(メタ)アクリレート、メチル
グリシジル(メタ)アクリレート、3,4−エポキシシ
クロヘキシルメチル(メタ)アクリレート、アリルグリ
シジルエーテル等を挙げることができる。これらのう
ち、グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジ
ル(メタ)アクリレート及び3,4−エポキシシクロヘ
キシルメチル(メタ)アクリレートが好ましい。
【0019】その他の不飽和モノマーとしては、例え
ば、水酸基を有する不飽和モノマー、(メタ)アクリル
酸エステル類、ビニルエーテル及びアリールエーテル、
オレフィン系化合物及びジエン化合物、炭化水素環含有
不飽和モノマー、含窒素不飽和モノマー、加水分解性ア
ルコキシシリル基を有する不飽和モノマー等を挙げるこ
とができる。
【0020】水酸基を有する不飽和モノマーとしては、
例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート等のアクリル酸又はメ
タクリル酸の炭素数2〜8のヒドロキシアルキルエステ
ル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリブチレングリコール等のポリエーテルポリオー
ルと(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸とのモノ
エステル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリブチレングリコール等のポリエーテルポ
リオールと2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
等の水酸基含有不飽和モノマーとのモノエーテル;無水
マレイン酸や無水イタコン酸のような酸無水基含有不飽
和化合物と、エチレングリコール、1,6−ヘキサンジ
オール、ネオペンチルグリコール等のグリコール類との
モノエステル化物又はジエステル化物;ヒドロキシエチ
ルビニルエーテルのようなヒドロキシアルキルビニルエ
ーテル類;アリルアルコール等;2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート;α,β−不飽和カルボン酸
と、カージュラE10(シェル石油化学(株)製、商品
名)やα−オレフィンエポキシドのようなモノエポキシ
化合物との付加物;グリシジル(メタ)アクリレートと
酢酸、プロピオン酸、p−tert−ブチル安息香酸、脂肪
酸類のような一塩基酸との付加物;上記水酸基含有モノ
マーとラクトン類(例えばε−カプロラクトン、γ−バ
レロラクトン)との付加物等を挙げることができる。
【0021】(メタ)アクリル酸エステル類の例として
は、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブ
チル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸tert−ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸デシル、アク
リル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸シ
クロヘキシル、アクリル酸イソボルニル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸n−ブチ
ル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸tert- ブチ
ル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘ
キシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸デシル、
メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル、メタ
クリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸イソボルニル等
のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜24のアル
キルエステル又はシクロアルキルエステル;アクリル酸
メトキシブチル、メタクリル酸メトキシブチル、アクリ
ル酸メトキシエチル、メタクリル酸メトキシエチル、ア
クリル酸エトキシブチル、メタクリル酸エトキシブチル
等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数2〜18のア
ルコキシアルキルエステル等が挙げられる。
【0022】ビニルエーテル及びアリールエーテルとし
ては、例えば、エチルビニルエーテル、n−プロピルビ
ニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、ブチルビ
ニルエーテル、tert−ブチルビニルエーテル、ペンチル
ビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、オクチルビ
ニルエーテル等の鎖状アルキルビニルエーテル類;シク
ロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエー
テル等のシクロアルキルビニルエーテル類;フェニルビ
ニルエーテル、トリチルビニルエーテル等のアリールビ
ニルエーテル類、ベンジルビニルエーテル、フェネチル
ビニルエーテル等のアラルキルビニルエーテル類;アリ
ルエチルエーテル等のアリルエーテル類等が挙げられ
る。
【0023】オレフィン系化合物及びジエン化合物とし
ては、例えば、エチレン、プロピレン、ブチレン、塩化
ビニル、ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等が挙
げられる。
【0024】炭化水素環含有不飽和モノマーとしては、
例えば、スチレン、α−メチルスチレン、フェニル(メ
タ)アクリレート、フェニルエチル(メタ)アクリレー
ト、フェニルプロピル(メタ)アクリレート、ベンジル
(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アク
リレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−
アクリロイルオキシエチルハイドロゲンフタレート、2
−アクリロイルオキシプロピルハイドロゲンフタレー
ト、2−アクリロイルオキシプロピルヘキサヒドロハイ
ドロゲンフタレート、2−アクリロイルオキシプロピル
テトラヒドロハイドロゲンフタレート、p−tert−ブチ
ル−安息香酸と(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルと
のエステル化物、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレ
ート等が挙げられる。
【0025】含窒素不飽和モノマーとしては、例えば、
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の
含窒素アルキル(メタ)アクリレート;アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルア
ミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ
メチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリルアミド等の重合性アミド
類;2−ビニルピリジン、1−ビニル−2−ピロリド
ン、4−ビニルピリジン等の芳香族含窒素モノマー;ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル等の重合性ニトリ
ル;アリルアミン等が挙げられる。
【0026】加水分解性アルコキシシリル基を有する不
飽和モノマーとしては、例えば、γ−(メタ)アクリロ
イルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)
アクリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシラン、
β−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメトキシシ
ラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリエ
トキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピ
ルメチルジエトキシシラン等を挙げることができる。
【0027】共重合手法は、一般的な不飽和モノマーの
重合法を用いることができるが、汎用性やコスト等を考
慮して、有機溶剤中における溶液型ラジカル重合法が最
も適している。即ち、キシレン、トルエン等の芳香族溶
剤;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン系溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチ
ル、3−メトキシブチルアセテート等のエステル系溶
剤;n−ブタノール、イソプロピルアルコール等のアル
コール系溶剤等の溶剤中でアゾビスイソブチロニトリ
ル、ベンゾイルパーオキサイド等の重合開始剤の存在
下、60〜150℃程度の範囲内で共重合反応を行なう
ことによって、容易に目的の重合体を得ることができ
る。
【0028】カルボキシル基含有化合物(B):カルボ
キシル基含有化合物(B)は、ポリカルボン酸(a)1
モルに、炭素数4〜7の環状エステル(b)1〜50モ
ルを開環重合させて得られる化合物であり、通常、酸価
が50〜500mgKOH/g、好ましくは80〜30
0mgKOH/gのものである。
【0029】カルボキシル基含有化合物(B)の酸価が
50mgKOH/gよりも小さくなると、得られる組成
物の硬化性が低下して塗膜の耐酸性及び耐擦り傷性が低
下する傾向にあり、又酸価が500mgKOH/gより
も大きくなるとポリエポキシド(A)との相溶性が低下
する傾向にあるので、いずれも好ましくない。
【0030】カルボキシル基含有化合物(B)の製造に
用いられるポリカルボン酸(a)としては、例えば、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,4−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカル
ボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,
3,4−ブタンテトラカルボン酸等の脂肪族多塩基酸
類:フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリ
ット酸等の芳香族多塩基酸類:ポリオールと1,2−酸
無水物との付加反応により生成するハーフエステル;ポ
リエポキシドとポリエポキシドのエポキシ基に対して2
当量以上の1,2−酸無水物との付加反応生成物;カル
ボキシル基含有アクリル系重合体;酸無水基をハーフエ
ステル化してなる基を有するアクリル系重合体;カルボ
キシル基含有ポリエステル系重合体等が挙げられ、これ
らは勿論混合して用いる事も可能である。
【0031】これらのうち、ポリカルボン酸の融点が低
く、また環状エステルの開環重合変性物の結晶性が低い
点で、脂肪族多塩基酸類のうちの1,2,4−ブタント
リカルボン酸;ポリオールと1,2−酸無水物との付加
反応により生成するハーフエステル;カルボキシル基含
有アクリル系重合体;カルボキシル基含有ポリエステル
系重合体が好ましい。
【0032】上記のポリオールと1,2−酸無水物との
付加反応により生成するハーフエステルの数平均分子量
は、特に限定されないが、通常、400〜1,000程
度の低分子量であり、エポキシ基と高い反応性を有して
いる。
【0033】該ハーフエステルはポリオールと1,2−
酸無水物とを、酸無水物の開環反応が起こり、実質上ポ
リエステル化反応が起こらないのに十分な条件下で反応
することにより得られる。そのような反応生成物は低分
子量でありかつ狭い分子量分布を有している。また、そ
れらは組成物中において低い揮発性有機物含有量を示
し、しかも得られた塗膜中において優れた特性を付与す
る。
【0034】該ハーフエステルはポリオールと1,2−
酸無水物とを不活性雰囲気、例えば窒素雰囲気下に、溶
剤の存在下に行われる。好適な溶剤の例としては、例え
ば、メチルアミルケトン、ジイソブチルケトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン類;トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素;または他の有機溶剤、例えばジメチ
ルホルムアミドおよびN−メチルピロリドン等が挙げら
れる。
【0035】反応温度は、150℃程度以下の低い温度
が好ましい。具体的には、通常70〜150℃程度が好
ましく、90〜120℃程度がより好ましい。150℃
を越える温度ではポリエステル化反応が起こり望ましく
ない。また、70℃より低い温度では十分な反応速度が
得られず好ましくない。
【0036】反応時間は基本的には反応温度に多少依存
して変化するが、通常、10分〜24時間程度である。
【0037】酸無水物:ポリオールの当量比は、酸無水
物を単官能として計算して、約0.8:1〜1.2:1
の範囲内で所望のハーフエステルを最大限に得ることが
できる。
【0038】所望のハーフエステルの調製に用いられる
酸無水物は酸部分の炭素原子を除いて炭素原子数約2〜
30を有するものである。そのようなものの例としては
脂肪族、環状脂肪族、オレフィン系及び環状オレフィン
系酸無水物及び芳香族酸無水物が挙げられる。置換脂肪
族及び置換芳香族酸無水物はその置換基が酸無水物の反
応性又は得られたハーフエステルの特性に悪影響を与え
ない限りにおいて、前記脂肪族及び芳香族酸無水物の中
に含まれる。置換基の例としては、クロロ、アルキル基
及びアルコキシ基が挙げられる。酸無水物の例としては
コハク酸無水物、メチルコハク酸無水物、ドデセニルコ
ハク酸無水物、オクタデセニルコハク酸無水物、フタル
酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、メチルテトラ
ヒドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、
アルキルヘキサヒドロフタル酸無水物(例えばメチルヘ
キサヒドロフタル酸無水物)、テトラフルオロフタル酸
無水物、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、
クロレンド酸無水物、イタコン酸無水物、シトラコン酸
無水物及びマレイン酸無水物が挙げられる。
【0039】使用し得るポリオールは炭素数約2〜20
を有するものである。好ましくはジオール類、トリオー
ル類およびそれらの混合物が挙げられる。具体例として
は、例えば、脂肪族ポリオール、例えばエチレングリコ
ール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジ
オール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジ
オール、グリセロール、1,2,3−ブタントリオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、3−メチル−
1,5−ペンタンジオール、トリメチロールプロパン、
2,2,4−トリメチルペンタン1,3−ジオール、ペ
ンタエリスリトールおよび1,2,3,4−ブタンテト
ラオールが挙げられる。芳香族ポリオール、例えばビス
フェノールAおよびビス(ヒドロキシメチル)キシレン
を用いてもよい。
【0040】上記のカルボキシル基含有アクリル系重合
体は1分子中にカルボキシル基を有するビニル系重合体
樹脂であり、数平均分子量は1,000〜20,000
の範囲内であるのが好ましい。数平均分子量が1,00
0より小さいと硬化塗膜の耐候性が低下する傾向にあ
り、20,000を越えるとポリエポキシド(A)との
相溶性が低下する傾向にあるので、いずれも好ましくな
い。
【0041】該カルボキシル基含有アクリル系重合体
は、カルボキシル基を有する不飽和モノマー及びその他
の不飽和モノマーを、前記ポリエポキシド(A)のエポ
キシ基含有アクリル系重合体の場合と同様の常法により
共重合させることによって容易に得ることができる。
【0042】カルボキシル基を有する不飽和モノマーと
しては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン
酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、2−カルボキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−カルボキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、5−カルボキシペンチル(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。
【0043】その他の不飽和モノマーとしては、前記ポ
リエポキシド(A)のエポキシ基含有アクリル系重合体
で例示した水酸基を有する不飽和モノマー、(メタ)ア
クリル酸エステル類、ビニルエーテル及びアリールエー
テル、オレフィン系化合物及びジエン化合物、炭化水素
環含有不飽和モノマー、含窒素不飽和モノマー、加水分
解性アルコキシシリル基を有する不飽和モノマー等を挙
げることができる。
【0044】上記のカルボキシル基含有ポリエステル系
重合体はカルボキシル基含有ポリエステル系重合体樹脂
である。
【0045】使用するカルボキシル基含有ポリエステル
系重合体の数平均分子量は、特に限定されないが、通
常、500〜20,000程度であるのが適当である。
【0046】カルボキシル基含有ポリエステル系重合体
は、エチレングリコール、ブチレングリコール、1,6
−ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等の多価アルコールと、アジピン酸、テ
レフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、ヘキサヒド
ロ無水フタル酸等の多価カルボン酸との縮合反応によっ
て容易に得ることができる。例えば、多価カルボン酸の
カルボキシル基過剰の配合条件下で1段階の反応によ
り、カルボキシル基含有ポリエステル系重合体を得られ
るし、又逆に多価アルコールの水酸基過剰の配合条件下
でまず水酸基末端のポリエステル系重合体を合成した
後、無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水コ
ハク酸等の酸無水基含有化合物を後付加させることによ
ってもカルボキシル基含有ポリエステル系重合体を得る
ことができる。
【0047】カルボキシル基含有化合物(B)の製造に
用いられる環状エステル(b)としては、炭素数が4か
ら7でカルボキシル基により開環重合するものであれば
特に制限されないが、例示すればε−カプロラクトン、
β−メチル−ε−イソプロピル−ε−カプロラクトン等
のカプロラクトン類;β−プロピオラクトン、α、α−
ビス(クロロメチル)プロピオラクトン等のプロピオラ
クトン類;β−ブチロラクトン等のブチロラクトン類;
δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクト
ン、α,β,γ−トリメトキシ−δ−バレロラクトン等
のバレロラクトン類等を挙げることができ、これらは単
独もしくは混合して用いられる。これらのうち、好まし
くはε−カプロラクトン、β−ブチロラクトン、β−プ
ロピオラクトン、δ−バレロラクトン及びβ−メチル−
δ−バレロラクトンであり、特に好ましくはε−カプロ
ラクトン及びβ−メチル−δ−バレロラクトンである。
【0048】本発明のカルボキシル基含有化合物(B)
は、上記ポリカルボン酸(a)の存在下、必要に応じて
触媒を添加し、120〜230℃に加熱して環状エステ
ル(b)を滴下もしくは一挙に加え、1時間〜10時間
その温度で保持することにより得られる。触媒としては
環状エステル類の開環重合に従来公知のものが用いられ
る。例示すれば、例えば、チタンテトラブトキシド、チ
タンテトライソプロポキシド、酸化ジブチルスズ、酸化
モノブチルスズ、ジブチルスズジラウレート、ジブチル
スズジアセテート、モノブチルスズオクテート等が挙げ
られる。
【0049】この時、ポリカルボン酸(a)1モルに炭
素数4から7の環状エステル(b)を1〜50モル、好
ましくは2モル〜10モル用いる。1モル未満では十分
な耐擦り傷性が得られず、一方50モルを越えると耐酸
性が低下し、結晶性が増加し固体になるのでいずれも好
ましくない。
【0050】本発明に従う加熱硬化性塗料組成物:本発
明の加熱硬化性塗料組成物は、前記ポリエポキシド
(A)及び前記カルボキシル基含有化合物(B)を混合
することによって得ることができる。ポリエポキシド
(A)とカルボキシル基含有化合物(B)との配合量
は、当量比でエポキシ基/カルボキシル基が0.1/1
〜10/1の範囲内、好ましくは0.2/1〜5/1の
範囲内、更に好ましくは0.3/1〜3/1の範囲内で
あり、この範囲をはずれると硬化性が不十分となり塗膜
の耐薬品性、耐候性が低下する。
【0051】本発明の加熱硬化性塗料組成物には、必要
に応じて、硬化触媒を配合することができる。使用でき
る硬化触媒としては、カルボキシル基とエポキシ基との
架橋反応に有効な触媒として、テトラエチルアンモニウ
ムブロマイド、テトラブチルアンモニウムブロマイド、
テトラエチルアンモニウムクロライド、テトラブチルフ
ォスフォニウムブロマイド、トリフェニルベンジルフォ
スフォニウムクロライド等の4級塩触媒;トリエチルア
ミン、トリブチルアミン等のアミン類等を挙げることが
できる。これらの内、4級塩触媒が好適である。さら
に、該4級塩に該4級塩とほぼ当量のジブチルリン酸等
の酸性リン酸化合物を配合したものは、上記触媒作用を
損なうことなく塗料の貯蔵安定性を向上させ且つ塗料の
電気抵抗値の低下によるスプレー塗装適性の低下を防ぐ
ことができる点から、好ましい。
【0052】また、本発明の加熱硬化性塗料組成物に
は、必要に応じて、配合溶剤や空気中に存在する水分に
よる塗料の劣化を抑制するために、オルト酢酸トリメチ
ル等のいわゆる脱水剤の使用も可能である。
【0053】本発明の加熱硬化性塗料組成物には、必要
に応じて、着色顔料、体質顔料、防錆顔料等の公知一般
の顔料を配合できる。
【0054】着色顔料としては、例えばキナクリドンレ
ッド等のキナクリドン系、ピグメントレッド等のアゾ
系、フタロシアニンブル−、フタロシアニングリ−ン、
ペリレンレッド等のフタロシアニン系等の有機顔料、酸
化チタン、カ−ボンブラック等の無機顔料、アルミニウ
ムフレ−ク、ニッケルフレ−ク、銅フレ−ク、真鍮フレ
−ク、クロムフレ−ク、パ−ルマイカ、着色パ−ルマイ
カ等のメタリック系顔料等を挙げることができる。
【0055】本発明の加熱硬化性塗料組成物には、更に
必要に応じて、例えばポリエステル樹脂、アルキド樹
脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等の各種樹脂や非水系重
合体粒子を添加することも可能である。また、例えばメ
ラミン樹脂、ブロックイソシアネート等の架橋剤を少量
併用することも可能である。更にまた、必要に応じて、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、表面調整剤、消泡剤等の一
般的な塗料用添加剤を配合することも可能である。
【0056】本発明の加熱硬化性塗料組成物は、通常、
有機溶剤型の塗料組成物として使用される。溶剤として
は、各種の塗料用有機溶剤、例えば、芳香族又は脂肪族
炭化水素系溶剤;アルコール系溶剤;エステル系溶剤;
ケトン系溶剤;エーテル系溶剤等が使用できる。使用す
る有機溶剤は、配合する重合体の調製時に用いたものを
そのまま用いても良いし、更に適宜加えても良い。該組
成物の固形分濃度は、特に限定されないが、通常、40
〜80重量%程度、好ましくは40〜75重量%程度で
ある。
【0057】本発明の塗料組成物は、常法により各種の
被塗物に塗装され、通常、約100〜180℃の温度
で、10〜60分間程度の加熱条件により、十分に硬化
し、耐酸性、耐擦り傷性、耐チッピング性及び加工性に
優れた塗膜を形成する。
【0058】本発明の上塗り塗膜形成方法は、素材に着
色ベースコート及びクリヤートップコートを順次形成さ
せてなる上塗り塗膜形成方法において、該着色ベースコ
ート及び/又はクリヤートップコートを形成する塗料と
して、前記本発明加熱硬化性塗料組成物を使用するもの
である。
【0059】上塗り塗膜を形成するための素材として
は、具体的には、化成処理した鋼板にプライマーを電着
塗装し、必要に応じて中塗り塗料を塗装した素材、各種
プラスチック素材(必要に応じて表面処理、プライマー
塗装、中塗り塗装等を行ったもの)、これらのものが組
み合わさった複合部材等が挙げられる。
【0060】本発明の上塗り塗膜形成方法においては、
着色ベースコートを形成する塗料及びクリヤートップコ
ートを形成する塗料のいずれか一方又は両者として、前
記本発明加熱硬化性塗料組成物を使用する。
【0061】前記本発明加熱硬化性塗料組成物は、特に
耐酸性及び耐擦り傷性に優れた塗膜を形成できるので、
これをクリヤートップコートを形成する塗料として用い
ることが好ましい。
【0062】前記本発明加熱硬化性塗料組成物は、クリ
ヤートップコート用塗料組成物としてそのまま使用する
ことができる。また、該クリヤートップコート用塗料組
成物には、着色ベースコートが完全に隠蔽しなくなる程
度まで、着色顔料を配合することができる。
【0063】また、本発明において、上記加熱硬化性塗
料組成物は、このものに前記した有機顔料、無機顔料、
メタリック系顔料等の着色顔料を適宜配合することによ
って着色ベースコート用塗料組成物として使用すること
ができる。
【0064】本発明塗膜形成方法は、特に、自動車外板
等の上塗り塗膜の形成方法として適している。該形成方
法としては、自動車工業分野で公知の塗装系、例えば着
色ベースコート/クリヤートップコートを2コート1ベ
ーク方式又は2コート2ベーク方式等で形成する方法;
着色ベースコート/クリヤートップコート/クリヤート
ップコートを3コート1ベーク方式又は3コート2ベー
ク方式等で形成する方法等が適用できる。
【0065】本発明上塗り塗膜形成方法として最も好ま
しいのは、素材に着色ベースコートを形成する塗料を塗
装した後、硬化させることなく、該塗装面にクリヤート
ップコートを形成する塗料を塗装し、次いで両塗膜を加
熱硬化させてなる2コート1ベーク方式である。
【0066】次に、前記本発明加熱硬化性塗料組成物を
樹脂成分とするクリヤートップコート用塗料組成物を用
いた2コート1ベーク方式による塗装方法について説明
する。
【0067】この2コート1ベーク方式においては、前
記素材の上に、まず着色ベースコート用塗料組成物をス
プレー塗装等の常法で塗装する。
【0068】着色ベースコート用塗料組成物としては、
前記本発明加熱硬化性塗料組成物を樹脂成分とするもの
を使用しても良いし、従来から上塗り塗膜形成方法で使
用されている、それ自体公知の着色ベースコート用塗料
組成物を使用しても良い。
【0069】それ自体公知の着色ベースコート用塗料組
成物としては、例えば、アクリル樹脂/アミノ樹脂(メ
ラミン樹脂等、以下同じ)系、アルキド樹脂/アミノ樹
脂系、ポリエステル樹脂/アミノ樹脂系、アクリル樹脂
/ポリイソシアネート系、アルキド樹脂/ポリイソシア
ネート系、ポリエステル樹脂/ポリイソシアネート系等
を硬化性樹脂成分とし、このものに前記着色顔料を配合
してなる塗料組成物が挙げられる。これらの公知の着色
ベースコート用塗料組成物の形態は、特に制限されず、
有機溶剤型、非水分散液型、水溶液型、水分散液型、ハ
イソリッド型等の任意の形態のものが使用できる。
【0070】また、スプレー塗装する場合に用いる塗装
機としては、通常のエアースプレーガン、エアレススプ
レーガン、エアースプレー方式静電塗装機、エアレスス
プレー方式静電塗装機、回転霧化式静電塗装機等を用い
ることができる。
【0071】着色ベースコート用塗料組成物の膜厚は約
10〜30μm(硬化後)の範囲が好ましい。着色ベー
スコート用塗料組成物を塗装した後、数分間室温に放置
するか、約50〜80℃の範囲の温度で数分間強制乾燥
するかした後、本発明加熱硬化性塗料組成物を樹脂成分
とするクリヤートップコート用塗料組成物を塗装する。
【0072】クリヤートップコート用塗料組成物の塗装
方法及び塗装機は、着色ベースコート用塗料組成物の場
合と同様である。
【0073】クリヤートップコート用塗料組成物の膜厚
は約20〜80μm(硬化後)の範囲が好ましい。
【0074】次いで、着色ベースコート塗装塗膜及びク
リヤートップコート塗装塗膜の両者を、加熱により同時
に硬化させる。この場合の加熱条件は、約100〜18
0℃の温度で、10〜60分間程度である。
【0075】本発明の上塗り塗膜形成方法では、着色ベ
ースコートを形成する塗料が水性塗料であるか、または
スプレー塗装時の固形分濃度が35〜65重量%程度の
有機溶剤型塗料であり、クリヤートップコートを形成す
る塗料がスプレー塗装時の固形分濃度が40〜75重量
%程度の有機溶剤型塗料であるのが好ましい。
【0076】上記本発明塗膜形成方法により塗装された
物品は、耐酸性、耐擦り傷性及び耐チッピング性に優れ
た塗膜を有しており、特に自動車外板等に好適である。
【0077】
【本発明の効果】本発明によれば、耐酸性、耐洗車擦り
傷性及び耐チッピング性に優れた塗膜を形成する新規な
加熱硬化性塗料組成物及びそれを用いる上塗り塗膜形成
方法が提供されるという顕著な効果が奏される。
【0078】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
「部」及び「%」は、それぞれ「重量部」及び「重量
%」を意味する。
【0079】製造例1 エポキシ基を有するアクリル系
重合体(A−1)の製造 撹拌装置を備えた4つ口フラスコにキシレン66.7部
を入れ、撹拌しながら120℃まで昇温しその温度を保
持した。そこへ、 スチレン 30部 グリシジルメタクリレート 20部 イソブチルメタクリレート 20部 3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 10部 ラウリルメタクリレート 10部 2−ヒドロキシエチルアクリレート 10部 2,2´−アゾビスイソブチロニトリル 5部 の混合物を3時間かけて滴下した。その後、2時間温度
を保持し、エポキシ基を有するアクリル系重合体(A−
1)の溶液を得た。
【0080】得られた重合体液のポリマー固形分は60
%、重合体の重量平均分子量は約7,000であった。
また、この重合体のエポキシ基含有量は0.84ミリモ
ル/gであった。
【0081】製造例2 エポキシ基を有するアクリル系
重合体(A−2)の製造 製造例1において、モノマー混合物の組成を以下の通り
に変更した以外は製造例1と同様にして行ない、エポキ
シ基を有するアクリル系重合体(A−2)の溶液を得
た。
【0082】 スチレン 10部 グリシジルメタクリレート 40部 n−ブチルメタクリレート 30部 メチルメタクリレート 10部 2−ヒドロキシブチルアクリレート 10部 2,2´−アゾビスイソブチロニトリル 5部 得られた重合体液のポリマー固形分は60%、重合体の
重量平均分子量は約7,000であった。また、この重
合体のエポキシ基含有量は1.65ミリモル/gであっ
た。
【0083】製造例3 カルボキシル基含有化合物(B
−1)の製造 撹拌装置を備えた4つ口フラスコに、 トリメチロールプロパン 134部 ヘキサヒドロフタル酸無水物 462部 を加え、徐々に加熱し140℃で2時間保持した。その
後、160℃に昇温し、酸化モノブチルスズを0.1部
添加し、ε−カプロラクトン342部を2時間かけて滴
下し、同じ温度で3時間保持した。冷却後、キシレン2
34部を加えて希釈し、カルボキシル基含有化合物(B
−1)の溶液を得た。
【0084】得られた化合物溶液の固形分は80%、酸
価は184mgKOH/gであった。
【0085】製造例4 カルボキシル基含有化合物(B
−2)の製造 製造例3において、トリメチロールプロパンとヘキサヒ
ドロフタル酸無水物の代わりに1,2,4−ブタントリ
カルボン酸190部及びキシレン133部を用いた以外
は製造例3と同様に行ない、カルボキシル基含有化合物
(B−2)の溶液を得た。
【0086】得られた化合物溶液の固形分は80%、酸
価は253mgKOH/gであった。
【0087】製造例5 カルボキシル基含有化合物(B
−3)の製造 製造例3において、ε−カプロラクトンの代わりにβ−
メチル−δ−バレロラクトンを用い、酸化モノブチルス
ズを1部添加し反応温度を200℃に上げた以外は製造
例3と同様に行ない、カルボキシル基含有化合物(B−
3)の溶液を得た。
【0088】得られた化合物溶液の固形分は80%、酸
価は188mgKOH/gであった。
【0089】製造例6 ポリカルボン酸(a−1)の製
造 撹拌装置を備えた4つ口フラスコに、 ネオペンチルグリコール 73.5部 トリメチロールプロパン 41部 ヘキサヒドロフタル酸無水物 231部 を入れ、160℃まで昇温後、生成した水を留去しなが
ら240℃まで5時間かけて昇温し、その温度で6時間
保持した。冷却後、キシレン141.9部を加えて溶解
し、ポリカルボン酸(a−1)の溶液を得た。
【0090】得られたポリカルボン酸(a−1)の溶液
の固形分は70%、酸価は120mgKOH/g、ポリ
エステルの重量平均分子量は2,500であった。
【0091】製造例7 カルボキシル基含有化合物(B
−4)の製造 撹拌装置を備えた4つ口フラスコに前記製造例6で得ら
れたポリカルボン酸(a−1)の溶液143部(固形分
100部)を加え、160℃に昇温し、酸化モノブチル
スズを0.1部添加し、ε−カプロラクトン24.4部
を2時間かけて滴下し、同じ温度で3時間保持した。冷
却後、キシレン10.3部を加えて希釈し、カルボキシ
ル基含有化合物(B−4)の溶液を得た。
【0092】得られた化合物溶液の固形分は70%、酸
価は97mgKOH/gであった。 製造例8 ポリカルボン酸(a−2)の製造 撹拌装置を備えた4つ口フラスコに、 トリメチロールプロパン 134部 ヘキサヒドロフタル酸無水物 462部 を加え、徐々に加熱し140℃で2時間保持した。冷却
後、キシレン397部を加えて希釈し、ポリカルボン酸
(a−2)の溶液を得た。
【0093】得られたポリカルボン酸(a−2)溶液の
固形分は60%、酸価は170mgKOH/gであっ
た。
【0094】製造例9 有機溶剤型着色ベースコート用
塗料組成物(Y−1)の製造 下記の各成分の混合物を、トルエン30部、イソブチル
アルコール20部、セロソルブアセテート30部及び
「スワゾール1000」(コスモ石油(株)製、商品
名、炭化水素系溶剤)20部からなる混合溶剤で粘度1
3秒(フォードカップ#4/20℃)に調整して、有機
溶剤型塗料組成物(Y−1)を得た。
【0095】 50%アクリル樹脂(注1) 110部 88%「サイメル370」(注2) 28部 20%CAB溶液(注3) 100部 アルミニウムペースト(注4) 20部 (注1)50%アクリル樹脂:メチルメタクリレート3
0部、エチルアクリレート59部、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート10部及びアクリル酸1部を、キシレン
/n−ブタノール=70/30(重量比)の混合溶剤中
で100℃にて重合せしめてなる、重量平均分子量2
5,000、樹脂固形分50%のアクリル樹脂である。
【0096】(注2)88%「サイメル370」:三井
サイアナミド社製、商品名、イソプロパノール中樹脂固
形分88%のメラミン樹脂。
【0097】(注3)20%CAB溶液:セルローズア
セテートブチレートのトルエン/n−ブチルアセテート
=50/50(重量比)の混合溶剤の20%溶液。
【0098】(注4)アルミニウムペースト:東洋アル
ミニウム社製、商品名「アルミニウムペースト#55−
519」、メタリック顔料。
【0099】実施例1〜8及び比較例1〜3 表1に示す配合(固形分)で樹脂混合溶液を調製した
後、「チヌビン900」(商品名、チバガイギー社製、
紫外線吸収剤)1部及び「BYK−300」(商品名、
ビッグケミー社製、表面調整剤)0.1部を加えて「ス
ワゾール1000」(コスモ石油(株)製、商品名、炭
化水素系溶剤)で希釈し、粘度30秒(フォードカップ
#4/20℃)に調整して、本発明組成物及び比較の樹
脂組成物を調製した。
【0100】
【表1】
【0101】表1のポリエポキシドとして用いた「セロ
キサイド2021」及び硬化触媒として用いた「TBA
B」は、それぞれ次のものである。
【0102】セロキサイド2021:(3,4−エポキ
シシクロヘキシルメチル)−3´,4´−エポキシシク
ロヘキシルカルボキシレート(ダイセル化学工業(株)
製品、商品名、エポキシ基含有量7.58ミリモル/
g)。
【0103】TBAB:テトラブチルアンモニウムブロ
マイド(日本ファインケミカル(株)製品)。
【0104】実施例9〜16及び比較例4〜6 上記実施例1〜8及び比較例1〜3で得た各樹脂組成物
をクリヤートップコート用塗料組成物として用いて、2
コート1ベークによる上塗り塗膜を、次のようにして形
成した。
【0105】リン酸亜鉛化成処理を施した厚さ0.8m
mのダル鋼板上にエポキシ系カチオン電着塗料を乾燥膜
厚約20μmとなるように電着塗装し、170℃で20
分間焼き付けた後、#400のサンドペーパーで研ぎ、
石油ベンジンで拭いて脱脂し、次いで自動車用中塗りサ
ーフェーサーを乾燥膜厚約25μmになるようにエアー
スプレー塗装し、140℃で30分間焼き付けた後、#
400のサンドペーパーで水研ぎし、水切り乾燥し、次
いで石油ベンジンで拭いて脱脂し試験用の素材とした。
【0106】次いで、この素材上に前記製造例9で得た
メタリックベースコート用塗料を硬化膜厚で20μmに
なるように塗装し、室温で5分間放置後、その塗面に上
記クリヤートップコート用塗料組成物を硬化膜厚で40
μmになるように塗装し、140℃で30分間加熱し、
両塗膜を硬化せしめて、上塗り塗膜を形成した。
【0107】得られた上塗り塗膜の性能試験を下記のよ
うにして行なった。
【0108】塗膜外観:メタリック感(キラキラ感、白
さ等)を目視で評価した。評価基準は、次の通りであ
る。
【0109】Aがメタリック感が優れる、Bがメタリッ
ク感が劣る、Cがメタリック感が著しく劣る、を夫々示
す。
【0110】耐酸性:40%硫酸溶液に試験塗板を1/
2浸漬し、50℃で5時間放置した後、水洗し、塗面を
観察した。評価基準は、次の通りである。
【0111】Aが全く変化がない、Bが塗面に異常はな
いが、浸漬部と非浸漬部の境界にわずかに段差が認めら
れる、Cが塗面が白化した、を夫々示す。
【0112】耐擦り傷性:ルーフに試験用塗板を貼り付
けた自動車を洗車機で15回洗車した後の該塗板の塗面
状態を観察した。洗車機は、ヤスイ産業社製「PO 2
0FWRC」を用いた。評価基準は、次の通りである。
【0113】Aが目視観察で殆ど傷が見つからない、B
が少し擦り傷が見られるが、その程度はごく軽微であ
る、Cが目視観察で擦り傷が目立つ、を夫々示す。
【0114】耐チッピング性:試験機としてグラベロメ
ーター(Qパネル社製)を使用し、7号砕石500gを
塗面に対して45°の角度で、−20℃においてエアー
圧0.3MPaで吹き付けて塗膜に衝撃を与えた。つい
で該塗面に粘着テープを貼付し、それを急激に剥離した
後の、衝撃による傷の周囲の塗膜剥離状態を調べた。評
価基準は、次の通りである。
【0115】Aが傷周辺部に塗膜剥離が全くもしくは殆
ど認められない、Bが傷周辺部に塗膜剥離が明確に認め
られる、Cが傷周辺部に塗膜剥離が著しく認められる、
を夫々示す。
【0116】試験結果を表2に示した。
【0117】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 133/14 C09D 133/14 (72)発明者 伊藤 悟 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリエポキシド、及び(B)ポリ
    カルボン酸(a)1モルに、炭素数4〜7の環状エステ
    ル(b)1〜50モルを開環重合させて得られるカルボ
    キシル基含有化合物、を必須成分として含有することを
    特徴とする加熱硬化性塗料組成物。
  2. 【請求項2】 ポリエポキシド(A)が、エポキシ基を
    有する不飽和モノマーとエポキシ基を有さない少なくと
    も1種の不飽和モノマーとの共重合体である請求項1記
    載の組成物。
  3. 【請求項3】 エポキシ基を有する不飽和モノマーが、
    グリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル
    (メタ)アクリレート及び3,4−エポキシシクロヘキ
    シルメチル(メタ)アクリレートから選ばれる少なくと
    も1種である請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 ポリエポキシド(A)が脂環式エポキシ
    基含有化合物である請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ポリカルボン酸(a)が脂肪族多塩基酸
    である請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 脂肪族多塩基酸が1,2,4−ブタント
    リカルボン酸である請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ポリカルボン酸(a)が、ポリオールに
    1,2−酸無水物を反応させることにより得られるハー
    フエステル化物である請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ポリオールの炭素数が2〜20の範囲内
    である請求項7記載の組成物。
  9. 【請求項9】 環状エステル(b)がε−カプロラクト
    ン及びβ−メチル−δ−バレロラクトンの少なくとも1
    種である請求項1記載の組成物。
  10. 【請求項10】 素材に着色ベースコート及びクリヤー
    トップコートを順次形成させてなる上塗り塗膜形成方法
    において、該着色ベースコート及び/又はクリヤートッ
    プコートを形成する塗料が、前記請求項1に記載の塗料
    組成物を樹脂成分とするものであることを特徴とする上
    塗り塗膜形成方法。
  11. 【請求項11】 上塗り塗膜形成方法が、素材に着色ベ
    ースコートを形成する塗料を塗装した後、硬化させるこ
    となく、該塗装面にクリヤートップコートを形成する塗
    料を塗装し、次いで両塗膜を加熱硬化させてなる2コー
    ト1ベーク方式である請求項10記載の上塗り塗膜形成
    方法。
  12. 【請求項12】 クリヤートップコートを形成する塗料
    が、前記請求項1に記載の塗料組成物を樹脂成分とする
    ものである請求項10または11に記載の上塗り塗膜形
    成方法。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12のいずれかに記載
    の方法により塗装された物品。
JP270198A 1998-01-09 1998-01-09 加熱硬化性塗料組成物及び上塗り塗膜形成方法 Pending JPH11199826A (ja)

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