JPH1118435A - 直流リンク部の共振を抑制した高力率インバータ装置 - Google Patents
直流リンク部の共振を抑制した高力率インバータ装置Info
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- JPH1118435A JPH1118435A JP9161490A JP16149097A JPH1118435A JP H1118435 A JPH1118435 A JP H1118435A JP 9161490 A JP9161490 A JP 9161490A JP 16149097 A JP16149097 A JP 16149097A JP H1118435 A JPH1118435 A JP H1118435A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PWMコンバータとPWMインバータとを直
流回路で結合する高力率インバータシステムにおいて、
コンバータ又はインバータのスイッチング周波数と平滑
コンデンサとコンバータ、インバータ間の配線インダク
タンスとの間で起る共振による不具合を回避する。 【解決手段】 PWMコンバータ21のスイッチング周
波数F1、PWMインバータ23のスイッチング周波数
F2を、直流リンク部2の1次共振周波数f1の1/√
2以下に設定する。
流回路で結合する高力率インバータシステムにおいて、
コンバータ又はインバータのスイッチング周波数と平滑
コンデンサとコンバータ、インバータ間の配線インダク
タンスとの間で起る共振による不具合を回避する。 【解決手段】 PWMコンバータ21のスイッチング周
波数F1、PWMインバータ23のスイッチング周波数
F2を、直流リンク部2の1次共振周波数f1の1/√
2以下に設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高力率インバータ
装置の直流リンク部の共振現象を抑制し、装置を安定に
動作させることに関するものである。
装置の直流リンク部の共振現象を抑制し、装置を安定に
動作させることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の高力率インバータ装置を示
す構成図であり、図に於いて1はGTO素子を用いて構
成した交流を直流に変換する3レベルPWMコンバータ
(以下PWMコンバータ)でスイッチング周波数がX1
のもの、3は直流を交流に変換する3レベルPWMイン
バータ(以下PWMインバータ)でスイッチング周波数
がX2のものである。2は直流電圧を安定させる直流リ
ンク部で、PWMコンバータ1の直流出力側真近に接続
した2つの平滑コンデンサ11(以下コンデンサ)と、
PWMインバータ3の直流入力側真近に接続した2つの
平滑コンデンサ13(以下コンデンサ)と、コンデンサ
11とコンデンサ13とを互いに接続する配線12とで
構成される。5は商用周波数の電源、6は負荷として接
続されるもの例えば誘導電動機である。
す構成図であり、図に於いて1はGTO素子を用いて構
成した交流を直流に変換する3レベルPWMコンバータ
(以下PWMコンバータ)でスイッチング周波数がX1
のもの、3は直流を交流に変換する3レベルPWMイン
バータ(以下PWMインバータ)でスイッチング周波数
がX2のものである。2は直流電圧を安定させる直流リ
ンク部で、PWMコンバータ1の直流出力側真近に接続
した2つの平滑コンデンサ11(以下コンデンサ)と、
PWMインバータ3の直流入力側真近に接続した2つの
平滑コンデンサ13(以下コンデンサ)と、コンデンサ
11とコンデンサ13とを互いに接続する配線12とで
構成される。5は商用周波数の電源、6は負荷として接
続されるもの例えば誘導電動機である。
【0003】2群のコンデンサ11、13と配線12の
インダクタンスはLCの直列共振回路を構成することに
なる。ここで、その共振周波数はf1であるとする。
インダクタンスはLCの直列共振回路を構成することに
なる。ここで、その共振周波数はf1であるとする。
【0004】次に動作について説明する。PWMコンバ
ータ1は商用周波数の電源電圧を直流に変換する。直流
リンク部2はPWMコンバータ1とPWMインバータ3
を電気的に接続し、PWMコンバータ1の真近に接続し
たコンデンサ11とPWMインバータ3の真近に接続し
たコンデンサ13は変換器(PWMコンバータとPWM
インバータとの総称)の動作に伴う直流電圧の変動を少
なくする。PWMインバータ3は直流電圧を可変周波数
の交流に変換し電動機6に電力を供給する。
ータ1は商用周波数の電源電圧を直流に変換する。直流
リンク部2はPWMコンバータ1とPWMインバータ3
を電気的に接続し、PWMコンバータ1の真近に接続し
たコンデンサ11とPWMインバータ3の真近に接続し
たコンデンサ13は変換器(PWMコンバータとPWM
インバータとの総称)の動作に伴う直流電圧の変動を少
なくする。PWMインバータ3は直流電圧を可変周波数
の交流に変換し電動機6に電力を供給する。
【0005】従来のPWMコンバータのスイッチング周
波数X1及びPWMインバータのスイッチング周波数X
2は、PWMコンバータ及びPWMインバータのスイッ
チングに起因する交流側の脈動がスイッチング周波数を
高めると小さくなる(脈動は小さい程良い)ということ
から500Hz以上に設定される。
波数X1及びPWMインバータのスイッチング周波数X
2は、PWMコンバータ及びPWMインバータのスイッ
チングに起因する交流側の脈動がスイッチング周波数を
高めると小さくなる(脈動は小さい程良い)ということ
から500Hz以上に設定される。
【0006】PWMコンバータ1は比較的高周波である
スイッチング周波数X1による直流出力電圧の変動を平
滑にするために、直流出力側の真近に平滑コンデンサ1
1を置く必要があること、又、PWMインバータ3は同
じく比較的高周波数でのスイッチング動作(周波数X
2)に伴う直流電圧の変動を防止する必要上、直流入力
側の真近に平滑コンデンサ13を必要とすることから、
平滑用コンデンサ11、13は図6に示すように2つに
分けて配置される。しかも、平滑効果を高めるためこれ
らのコンデンサの容量は出来るだけ大きく設定されてい
る。
スイッチング周波数X1による直流出力電圧の変動を平
滑にするために、直流出力側の真近に平滑コンデンサ1
1を置く必要があること、又、PWMインバータ3は同
じく比較的高周波数でのスイッチング動作(周波数X
2)に伴う直流電圧の変動を防止する必要上、直流入力
側の真近に平滑コンデンサ13を必要とすることから、
平滑用コンデンサ11、13は図6に示すように2つに
分けて配置される。しかも、平滑効果を高めるためこれ
らのコンデンサの容量は出来るだけ大きく設定されてい
る。
【0007】前述したように直流リンク部2はLCから
なる直列共振回路(共振周波数f1)である。また、P
WMコンバータ1もPWMインバータ3も、振動電流を
加振する加振源(加振周波数X1又はX2)であるか
ら、加振周波数X1又はX2のいずれかがf1に接近し
ていると共振現象が生じて振動電流が増幅され、直流リ
ンク部2の内部に予期せぬ大電流が発生することがあ
る。このような現象が発生したときには平滑コンデンサ
11、13の発熱とか、配線12のインピーダンスによ
る電圧降下が過大となってPWMインバータ3が正常に
動作しないなどの現象が生じる。
なる直列共振回路(共振周波数f1)である。また、P
WMコンバータ1もPWMインバータ3も、振動電流を
加振する加振源(加振周波数X1又はX2)であるか
ら、加振周波数X1又はX2のいずれかがf1に接近し
ていると共振現象が生じて振動電流が増幅され、直流リ
ンク部2の内部に予期せぬ大電流が発生することがあ
る。このような現象が発生したときには平滑コンデンサ
11、13の発熱とか、配線12のインピーダンスによ
る電圧降下が過大となってPWMインバータ3が正常に
動作しないなどの現象が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の高力率インバー
タ装置は以上のように構成されていたので、直流リンク
部の内部にコンバータ又はインバータのスイッチング周
波数での共振による過大な電流が発生することがあると
いう問題があった。
タ装置は以上のように構成されていたので、直流リンク
部の内部にコンバータ又はインバータのスイッチング周
波数での共振による過大な電流が発生することがあると
いう問題があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、2群に分けたコンデンサ間に予
期せぬ大電流が発生する事がない、安定した動作の得ら
れる高力率インバータ装置を提供することを目的とす
る。
ためになされたもので、2群に分けたコンデンサ間に予
期せぬ大電流が発生する事がない、安定した動作の得ら
れる高力率インバータ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、PWMコン
バータとPWMインバータとが、前記PWMコンバータ
の直流出力側に接続される平滑コンデンサと、前記PW
Mインバータの直流入力側に接続されるコンデンサと、
前記二つのコンデンサを互いに接続する配線とで構成さ
れる直流リンク部を介して接続される高力率インバータ
装置であって、前記PWMコンバータのスイッチング周
波数と前記PWMインバータのスイッチング周波数のい
ずれもが、前記直流リンク部の1次共振周波数をf1と
するとき、(f1)/√2より小さく、500Hzより
大きくなるように設定して前記直流リンク部のスイッチ
ング周波数による共振を抑制したものである。
バータとPWMインバータとが、前記PWMコンバータ
の直流出力側に接続される平滑コンデンサと、前記PW
Mインバータの直流入力側に接続されるコンデンサと、
前記二つのコンデンサを互いに接続する配線とで構成さ
れる直流リンク部を介して接続される高力率インバータ
装置であって、前記PWMコンバータのスイッチング周
波数と前記PWMインバータのスイッチング周波数のい
ずれもが、前記直流リンク部の1次共振周波数をf1と
するとき、(f1)/√2より小さく、500Hzより
大きくなるように設定して前記直流リンク部のスイッチ
ング周波数による共振を抑制したものである。
【0011】また、この発明は、PWMコンバータとP
WMインバータはそれぞれ3レベルPWMコンバータと
3レベルPWMインバータであり、直流リンク部はPW
Mコンバータの直流出力側に接続される容量C1の2つ
のコンデンサと、PWMインバータの直流入力側に接続
される容量C2の2つのコンデンサと、前記コンバータ
側のコンデンサとインバータ側のコンデンサとを互いに
接続するインダクタンスLなる配線とで構成され、前記
直流リンク部の1次共振周波数は f1=1/[2・π・{(3L)(C1・C2)/(C
1+C2)}1/2] で表されるものである。
WMインバータはそれぞれ3レベルPWMコンバータと
3レベルPWMインバータであり、直流リンク部はPW
Mコンバータの直流出力側に接続される容量C1の2つ
のコンデンサと、PWMインバータの直流入力側に接続
される容量C2の2つのコンデンサと、前記コンバータ
側のコンデンサとインバータ側のコンデンサとを互いに
接続するインダクタンスLなる配線とで構成され、前記
直流リンク部の1次共振周波数は f1=1/[2・π・{(3L)(C1・C2)/(C
1+C2)}1/2] で表されるものである。
【0012】また、この発明はPWMコンバータの直流
出力側に接続される容量C1の2つのコンデンサと、P
WMインバータの直流入力側に接続される容量C2の2
つのコンデンサとの容量をC1=C2としたものであ
る。
出力側に接続される容量C1の2つのコンデンサと、P
WMインバータの直流入力側に接続される容量C2の2
つのコンデンサとの容量をC1=C2としたものであ
る。
【0013】
実施の形態1.この発明の実施の形態を図により説明す
る。図1はこの発明の高力率インバータ装置の構成を示
す図である。図に於いて21はGTO素子を用いて構成
した交流を直流に変換する3レベルPWMコンバータ
(以下PWMコンバータ)でそのスイッチング周波数が
後述するように規制されたものである。23は直流を交
流に変換する3レベルPWMインバータ(以下PWMイ
ンバータ)でそのスイッチング周波数が後述するように
規制されたものである。2は直流電圧を安定させる直流
リンク部で、PWMコンバータ21の直流出力側真近に
接続した2つのコンデンサ11と、PWMインバータ2
3の直流入力側真近に接続した2つのコンデンサ13
と、コンデンサ11とコンデンサ13とを互いに接続す
る配線12とで構成される。5は商用周波数の電源、6
は負荷として接続されるもの例えば誘導電動機である。
る。図1はこの発明の高力率インバータ装置の構成を示
す図である。図に於いて21はGTO素子を用いて構成
した交流を直流に変換する3レベルPWMコンバータ
(以下PWMコンバータ)でそのスイッチング周波数が
後述するように規制されたものである。23は直流を交
流に変換する3レベルPWMインバータ(以下PWMイ
ンバータ)でそのスイッチング周波数が後述するように
規制されたものである。2は直流電圧を安定させる直流
リンク部で、PWMコンバータ21の直流出力側真近に
接続した2つのコンデンサ11と、PWMインバータ2
3の直流入力側真近に接続した2つのコンデンサ13
と、コンデンサ11とコンデンサ13とを互いに接続す
る配線12とで構成される。5は商用周波数の電源、6
は負荷として接続されるもの例えば誘導電動機である。
【0014】2群のコンデンサ11、13と配線12の
インダクタンスはLCの直列共振回路を構成することに
なる。ここで、その共振周波数はf1であるとする。
インダクタンスはLCの直列共振回路を構成することに
なる。ここで、その共振周波数はf1であるとする。
【0015】次に動作について説明する。PWMコンバ
ータ21は商用周波数の電源電圧を直流に変換する。直
流リンク部2はPWMコンバータ21とPWMインバー
タ23を電気的に接続し、PWMコンバータ21の真近
に接続したコンデンサ11とPWMインバータ23の真
近に接続したコンデンサ13は変換器(PWMコンバー
タとPWMインバータとの総称)の動作に伴う直流電圧
の変動を少なくする。PWMインバータ23は直流電圧
を可変周波数の交流に変換し電動機6に電力を供給す
る。
ータ21は商用周波数の電源電圧を直流に変換する。直
流リンク部2はPWMコンバータ21とPWMインバー
タ23を電気的に接続し、PWMコンバータ21の真近
に接続したコンデンサ11とPWMインバータ23の真
近に接続したコンデンサ13は変換器(PWMコンバー
タとPWMインバータとの総称)の動作に伴う直流電圧
の変動を少なくする。PWMインバータ23は直流電圧
を可変周波数の交流に変換し電動機6に電力を供給す
る。
【0016】図2は図1の回路を等価的に示す説明図で
ある。図1のPWMコンバータ21は電流加振源121
に、図1のPWMインバータ23は加振源123に置換
えてある。また、平滑コンデンサ11は図2に示すよう
にコンデンサ11a、11bに、またコンデンサ13は
コンデンサ13a、13bと呼ぶ。また、配線12はイ
ンダクタンス12a〜12cと呼ぶ。この電流加振源1
21と123による脈動電流が平滑コンデンサ11a、
11b、13a、13bとインダクタンス12a〜12
cの間に共振を起さないようにする必要がある。脈動電
流の主たる成分はPWMコンバータ21のスイッチング
周波数F1hzおよびPWMインバータ23のスイッチ
ング周波数F2hzであるので、スイッチング周波数F
1、F2を、いずれも、直流リンク部2の1次共振周波
数f1hzによる共振を助長しない周波数に決定する。
ある。図1のPWMコンバータ21は電流加振源121
に、図1のPWMインバータ23は加振源123に置換
えてある。また、平滑コンデンサ11は図2に示すよう
にコンデンサ11a、11bに、またコンデンサ13は
コンデンサ13a、13bと呼ぶ。また、配線12はイ
ンダクタンス12a〜12cと呼ぶ。この電流加振源1
21と123による脈動電流が平滑コンデンサ11a、
11b、13a、13bとインダクタンス12a〜12
cの間に共振を起さないようにする必要がある。脈動電
流の主たる成分はPWMコンバータ21のスイッチング
周波数F1hzおよびPWMインバータ23のスイッチ
ング周波数F2hzであるので、スイッチング周波数F
1、F2を、いずれも、直流リンク部2の1次共振周波
数f1hzによる共振を助長しない周波数に決定する。
【0017】更に詳しく説明するため、図2の回路の直
流リンク部2の1次共振ループを説明するため、更に図
3に変形して示す。図3において、平滑コンデンサ11
a、11bの容量を共にC1ファラッド、平滑コンデン
サ13a、13bの容量を共にC2ファラッド、配線1
2a〜12cのインダクタンスをLp、Lc、Lnとす
る。
流リンク部2の1次共振ループを説明するため、更に図
3に変形して示す。図3において、平滑コンデンサ11
a、11bの容量を共にC1ファラッド、平滑コンデン
サ13a、13bの容量を共にC2ファラッド、配線1
2a〜12cのインダクタンスをLp、Lc、Lnとす
る。
【0018】直流リンク部2の1次共振回路は図3のよ
うに2つの対称な(インダクタンスLp、Lnは通常等
しくなるので)共振ループが重なったものとなっている
のでこれを更に図4のように変形する。即ち、2つのル
ープで共用するインダクタンスLcを2倍の値のインダ
クタンスの並列回路と考えれば、それぞれのループにつ
いて検討しやすくなる。
うに2つの対称な(インダクタンスLp、Lnは通常等
しくなるので)共振ループが重なったものとなっている
のでこれを更に図4のように変形する。即ち、2つのル
ープで共用するインダクタンスLcを2倍の値のインダ
クタンスの並列回路と考えれば、それぞれのループにつ
いて検討しやすくなる。
【0019】図4の一方のループを取出したものが図5
である。直流リンク部2の共振ループは図5で示される
ので、その1次共振周波数f1は以下の式で表すことが
出来る。
である。直流リンク部2の共振ループは図5で示される
ので、その1次共振周波数f1は以下の式で表すことが
出来る。
【0020】
【数1】
【0021】である。図5において110は周波数がF
hzの加振源で、PWMコンバータ21又はPWMイン
バータ23のいずれかに相当する。図5の回路につい
て、周波数Fhzの加振源110で加振したときの回路
内の電流について検討する。加振源110からの出力電
流をI、コンデンサ11aへの分流電流をI1、コンデ
ンサ13aへの分流電流をI2とすると、C1=C2の
場合の分流率(I1/I)と(I2/I)は直流リンク
部2の1次共振周波数f1、加振源110の加振周波数
Fを用いて以下のように表すことが出来る。
hzの加振源で、PWMコンバータ21又はPWMイン
バータ23のいずれかに相当する。図5の回路につい
て、周波数Fhzの加振源110で加振したときの回路
内の電流について検討する。加振源110からの出力電
流をI、コンデンサ11aへの分流電流をI1、コンデ
ンサ13aへの分流電流をI2とすると、C1=C2の
場合の分流率(I1/I)と(I2/I)は直流リンク
部2の1次共振周波数f1、加振源110の加振周波数
Fを用いて以下のように表すことが出来る。
【0022】
【数2】
【0023】共振による不具合を発生させないために
は、平滑コンデンサ11a又は13aに流れる電流I1
又はI2が加振電流Iよりも大きくならないこと、即
ち、0<分流率<1を満たさなければならない。
は、平滑コンデンサ11a又は13aに流れる電流I1
又はI2が加振電流Iよりも大きくならないこと、即
ち、0<分流率<1を満たさなければならない。
【0024】
【数3】
【0025】 (6)式から 1 <2−2(F/f1)2 (F/f1)2 <1/2 F<f1√(1/2) ……(7) が得られる。すなわち、加振源110の周波数Fは1次
共振周波数f1の1/√2より低くなければならない。
共振周波数f1の1/√2より低くなければならない。
【0026】スイッチング周波数Fを低くすると、交流
側にスイッチングに起因する脈動電流が大きく現れるよ
うになるので、、次のようにする配慮が必要である。 F>500Hz ……(8) (7)式と(8)式からFの範囲は 500Hz < F <f1√(1/2) ……(9) となる。 即ち、高力率インバータ装置のPWMコンバータ又はP
WMインバータのスイッチング周波数を、直流リンク部
の1次共振周波数の1/√2より低く、かつ、500H
zより高くすることによって、直流リンク部の内部に共
振電流が生じることを防ぐことが出来る。
側にスイッチングに起因する脈動電流が大きく現れるよ
うになるので、、次のようにする配慮が必要である。 F>500Hz ……(8) (7)式と(8)式からFの範囲は 500Hz < F <f1√(1/2) ……(9) となる。 即ち、高力率インバータ装置のPWMコンバータ又はP
WMインバータのスイッチング周波数を、直流リンク部
の1次共振周波数の1/√2より低く、かつ、500H
zより高くすることによって、直流リンク部の内部に共
振電流が生じることを防ぐことが出来る。
【0027】なお、言うまでもないが、直流リンク部2
の共振周波数f1は、一般的に500Hzの√2倍より
は相当高くなるので、(9)式が成立するFが存在しな
いと言う恐れはない。また、共振回路を構成するコンデ
ンサ容量(C1C2)/(C1+C2)=Cが一定であ
るとき、インバータ側とコンバータ側の電圧変動をより
確実に吸収する平滑コンデンサとしての機能を高めるた
めに、C1とC2を出来るだけ大きくするようにするた
めには、C1=C2とするのが最も効率がよい。
の共振周波数f1は、一般的に500Hzの√2倍より
は相当高くなるので、(9)式が成立するFが存在しな
いと言う恐れはない。また、共振回路を構成するコンデ
ンサ容量(C1C2)/(C1+C2)=Cが一定であ
るとき、インバータ側とコンバータ側の電圧変動をより
確実に吸収する平滑コンデンサとしての機能を高めるた
めに、C1とC2を出来るだけ大きくするようにするた
めには、C1=C2とするのが最も効率がよい。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、高力率
インバータ装置を構成するPWMコンバータとPWMイ
ンバータのスイッチング周波数を、ともに、直流リンク
部の1次共振周波数の(1/√2)より低く、500H
zより高い値に設定することにより、スイッチング周波
数による直流リンク部の共振を抑制することが出来、コ
ンデンサの発熱や、変換器が動作不安定になることを防
止することが出来る。
インバータ装置を構成するPWMコンバータとPWMイ
ンバータのスイッチング周波数を、ともに、直流リンク
部の1次共振周波数の(1/√2)より低く、500H
zより高い値に設定することにより、スイッチング周波
数による直流リンク部の共振を抑制することが出来、コ
ンデンサの発熱や、変換器が動作不安定になることを防
止することが出来る。
【0029】また、インバータ側とコンバータ側のコン
デンサ容量を等しくしたので、共振回路の一定のコンデ
ンサ容量に対して平滑コンデンサの容量をもっとも大き
くすることが出来る。
デンサ容量を等しくしたので、共振回路の一定のコンデ
ンサ容量に対して平滑コンデンサの容量をもっとも大き
くすることが出来る。
【図1】 この発明の実施の形態1による高力率インバ
ータ装置の構成図である。
ータ装置の構成図である。
【図2】 図1を説明する等価回路図である。
【図3】 図2を変形した説明図である。
【図4】 図3を変形した説明図である。
【図5】 図4の一部を取出した説明図である。
【図6】 従来の高力率インバータ装置の構成図であ
る。
る。
2 直流リンク部、 11 平滑コンデンサ、 12 配線インダク
タンス 13 平滑コンデンサ、 21 スイッチング周波数が規制されたPWMコンバー
タ、 23 スイッチング周波数が規制されたPWMインバー
タ
タンス 13 平滑コンデンサ、 21 スイッチング周波数が規制されたPWMコンバー
タ、 23 スイッチング周波数が規制されたPWMインバー
タ
Claims (3)
- 【請求項1】 PWMコンバータとPWMインバータと
が、前記PWMコンバータの直流出力側に接続される平
滑コンデンサと、前記PWMインバータの直流入力側に
接続されるコンデンサと、前記二つのコンデンサを互い
に接続する配線とで構成される直流リンク部を介して接
続される高力率インバータ装置であって、 前記PWMコンバータのスイッチング周波数と前記PW
Mインバータのスイッチング周波数のいずれもが、前記
直流リンク部の1次共振周波数をf1とするとき、(f
1)/√2 より低く、500Hzより大きくなるよう
に設定して前記直流リンク部の前記スイッチング周波数
による共振を抑制した高力率インバータ装置。 - 【請求項2】 PWMコンバータとPWMインバータは
それぞれ3レベルPWMコンバータと3レベルPWMイ
ンバータであり、直流リンク部は前記PWMコンバータ
の直流出力側に接続される容量C1の2つのコンデンサ
と、前記PWMインバータの直流入力側に接続される容
量C2の2つのコンデンサと、前記コンバータ側のコン
デンサとインバータ側のコンデンサとを互いに接続する
インダクタンスLなる3本の配線とで構成され、前記直
流リンク部の1次共振周波数が f1=1/[2・π・{(3L)(C1・C2)/(C
1+C2)}1/2] で表される回路構成なることを特徴とする請求項1に記
載の直流リンク部の共振を抑制した高力率インバータ装
置。 - 【請求項3】 PWMコンバータの直流出力側に接続さ
れる容量C1の2つのコンデンサと、PWMインバータ
の直流入力側に接続される容量C2の2つのコンデンサ
との容量が、C1=C2であることを特徴とする請求項
2に記載の高力率インバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161490A JPH1118435A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 直流リンク部の共振を抑制した高力率インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161490A JPH1118435A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 直流リンク部の共振を抑制した高力率インバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1118435A true JPH1118435A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=15736073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161490A Pending JPH1118435A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 直流リンク部の共振を抑制した高力率インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1118435A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161490A patent/JPH1118435A/ja active Pending
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