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JPH11177067A - メモリ素子およびメモリアレイ - Google Patents

メモリ素子およびメモリアレイ

Info

Publication number
JPH11177067A
JPH11177067A JP9339052A JP33905297A JPH11177067A JP H11177067 A JPH11177067 A JP H11177067A JP 9339052 A JP9339052 A JP 9339052A JP 33905297 A JP33905297 A JP 33905297A JP H11177067 A JPH11177067 A JP H11177067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
barrier
charge storage
transition
conductive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9339052A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Nomoto
和正 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9339052A priority Critical patent/JPH11177067A/ja
Priority to US09/207,030 priority patent/US6133603A/en
Publication of JPH11177067A publication Critical patent/JPH11177067A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/68Floating-gate IGFETs
    • H10D30/687Floating-gate IGFETs having more than two programming levels
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/68Floating-gate IGFETs
    • H10D30/6891Floating-gate IGFETs characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the floating gate electrode
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/80FETs having rectifying junction gate electrodes
    • H10D30/801FETs having heterojunction gate electrodes
    • H10D30/803Programmable transistors, e.g. having charge-trapping quantum well
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D64/00Electrodes of devices having potential barriers
    • H10D64/01Manufacture or treatment
    • H10D64/031Manufacture or treatment of data-storage electrodes
    • H10D64/035Manufacture or treatment of data-storage electrodes comprising conductor-insulator-conductor-insulator-semiconductor structures

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低いゲート電圧で高速に情報の書き込みや消
去ができ、消費電力を小さくして高集積化できると共
に、微細化しても電荷の蓄積の有無により伝導層の伝導
率を効率よく変化させることができるようにする。 【解決手段】 伝導層1aの上に障壁層4a,遷移層5
a,障壁層4b,遷移層5b,障壁層4c,電荷蓄積層
6および障壁層4dを順次積層し、伝導層1aの電荷が
共鳴トンネリングにより電荷蓄積層6に遷移するように
する。伝導層1aには障壁層4aを挟んで電荷がトンネ
ル可能な絶縁部1b,1cを1つづつ形成する。絶縁部
1b,1cの各静電容量はe2 /kB T(eは電気素
量、kB はボルツマン定数、Tは動作温度)よりもそれ
ぞれ小さくする。伝導層1a,遷移層5a,5b,電荷
蓄積層6はSi、障壁層4a,4b,4c,4dはSi
2 によりそれぞれ構成し、電子親和力を交互に大小と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電荷蓄積層に電荷
を蓄積することにより情報を記録するメモリ素子および
それを集積したメモリアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のEEPROM(Electrically Era
sable and Programmable Read Only Memory )やフラッ
シュメモリなどに代表されるメモリ素子は、MOS(Me
tal-Oxide-Semicondtor )トランジスタのゲート電極と
基板との間に、SiO2 (二酸化珪素)膜などの絶縁膜
により囲まれた電荷(すなわち電子または正孔)の電荷
蓄積層を備えている。このメモリ素子では、ソース電極
とドレイン電極との間およびゲート電極に高電圧を印加
すると絶縁膜中をトンネル効果により電荷が伝導し、電
荷蓄積層に蓄積されてその個数の違いを情報の違いとし
て保持するようになっている。保持された情報は、電荷
蓄積層に蓄積された電荷の個数によりソース電極とドレ
イン電極との間に流れる電流の大きさが変化することを
利用して、読み出すことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メモリ素子では電荷蓄積層を単層の絶縁膜により囲んで
いたので、情報の保持時間を十分に長くするためには絶
縁膜の厚さを例えば10〜20nm程度に厚くしなけれ
ばならなかった。そのため、情報の書き込みや消去を実
用的な時間で行うには10V以上の大きなゲート電圧を
印加しなければならず、これが素子の微細化を阻害する
要因となっていた。
【0004】また、従来のメモリ素子では、メモリ素子
の微細化を行うと電界効果トランジスタと同様に短チャ
ネル効果が生じてしまい、電荷蓄積層に電荷が蓄積され
ている場合と蓄積されていない場合とで伝導層の伝導度
が効率よく変化しなくなることが予想されるという問題
もあった。
【0005】更に、従来のメモリ素子では、情報の書き
込みや消去を行うには大きなゲート電圧を印加しなけれ
ばならない一方で、いかに小さなゲート電圧であっても
若干の電荷の伝導が生じてしまい、電荷蓄積層に蓄積さ
れている電荷の個数が変化してしまっていた。そのた
め、複数のメモリ素子を集積したメモリアレイでは、情
報の書き込みおよび読み出しを1つのメモリ素子につい
て行ってもその周辺に位置するメモリ素子でも若干の電
荷の伝導が生じてしまい、保持している情報が乱れてし
まうという問題もあった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、低いゲート電圧で高速に情報の書き
込みや消去ができ、消費電力を小さくして高集積化でき
ると共に、微細化しても電荷の蓄積の有無により伝導層
の伝導度を効率よく変化させることができ、更に情報を
正確に保持することもできるメモリ素子およびそれを集
積したメモリアレイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるメモリ素子
は、電荷がトンネル可能な絶縁部を複数有する伝導層
と、この伝導層から遷移された電荷を蓄積する電荷蓄積
層と、この電荷蓄積層と前記伝導層との間に形成され、
前記伝導層から前記電荷蓄積層に電荷を遷移させる少な
くとも1層の遷移層と、この遷移層と前記伝導層との間
および各遷移層の間および前記遷移層と前記電荷蓄積層
との間にそれぞれ形成され、電荷がトンネル可能な複数
の障壁部とを備えたものである。
【0008】本発明によるメモリアレイは、本発明のメ
モリ素子を集積したものである。
【0009】本発明によるメモリ素子では、伝導層と電
荷蓄積層との間に順方向に電圧が印加されると、伝導層
の電荷が遷移層を介して電荷蓄積層に遷移する。これに
より、電荷蓄積層には電荷が蓄積し、情報が保持され
る。この情報は、伝導層を流れる電流値が電荷蓄積層に
電荷が蓄積されているか否かに応じて変化することを利
用して読み出される。また、伝導層と電荷蓄積層との間
に逆方向に電圧が印加されると、電荷蓄積層に蓄積され
た電荷が遷移層を介して伝導層に遷移する。これによ
り、情報が消去される。ここでは、遷移層を介して伝導
層と電荷蓄積層との間における電荷の遷移を行っている
ので、高速かつ低電力で情報の書き込みおよび消去が行
われる。また、伝導層が複数の絶縁部を有しているの
で、電荷蓄積層に電荷が蓄積されているか否かにより伝
導層の伝導度が効率よく変化する。
【0010】本発明によるメモリアレイは本発明のメモ
リ素子を用いたものであり、情報の書き込みおよび消去
は、各メモリ素子の伝導層と電荷蓄積層との間に電圧が
印加されることにより、高速かつ低電圧で行われる。ま
た、情報の読み出しは、各メモリ素子の伝導層における
伝導度の変化から電荷蓄積層に蓄積されている電荷の有
無を検出することにより行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係るメモリ素子を上から見た構造を表す
ものである。図2は図1に示したメモリ素子のI−I線
に沿った断面構造を表すものである。このメモリ素子
は、適宜な基板1の上に適宜な金属よりなるソース電極
2とドレイン電極3とが間隔を開けてそれぞれ形成され
ている。ソース電極2とドレイン電極3との間の基板1
の上には、複数の障壁部としての障壁層と、各障壁層の
間にそれぞれ形成された少なくとも1層の遷移層(ここ
では3層の障壁層4a,4b,4cとそれらの間の2層
の遷移層5a,5b)とを介して、電荷蓄積層6と障壁
層4dとが積層されており、その上には適宜の金属より
なるゲート電極(制御電極)7が形成されている。この
ゲート電極7と障壁層4dとは非オーミック接合状態と
なっている。
【0013】ソース電極2とドレイン電極3との間の基
板1の表面には二次元電子ガス(2DEG)が蓄積して
おり、電流の通路としての伝導層1aが形成されてい
る。この伝導層1aは、ソース電極2およびドレイン電
極3とそれぞれオーミック接合している。なお、伝導層
1aの周りの基板1の表面には、このメモリ素子を他の
素子と分離するための素子分離部8が形成されている。
【0014】伝導層1aは、また、ソース電極2と障壁
層4aとの間およびドレイン電極3と障壁層4aとの間
に、基板1の表面と平行な面内においてゲート電極7の
長さ方向に対応する幅が他の部分よりも狭い狭部よりな
る絶縁部が少なくとも1つづつ形成されている(ここで
は絶縁部1b,1cが1つづつ形成されている)。この
各絶縁部1b,1cの各幅W1 ,W2 は100nm以下
であり、量子力学的トンネル効果により電荷がトンネル
できるようになっている。各絶縁部1b,1cの各静電
容量C11,C12,はe2 /kB Tよりもそれぞれ小さく
なっている。ここで、eは電気素量(1.6×10-19
C),kB はボルツマン定数(1.38×10-23 J/
K),Tは素子を使用する温度である。なお、絶縁部は
いくつ形成されていてもよいが、ソース電極2と障壁層
4aとの間における絶縁層の数とドレイン電極3と障壁
層4aとの間における絶縁層の数とは同数であることが
好ましい。
【0015】基板1は、少なくとも表面(ソース電極2
などが形成されている側の表面)が適宜な半導体により
構成されている。例えば、基板1には、適宜な半導体よ
りなる半導体基板が用いられてもよく、サファイアや適
宜なガラスやプラスチックなどよりなる基板本体の表面
に適宜な半導体薄膜を形成した基板(SOI(Silicon-
On-Insulator)基板やSOS(Silicon-On-Sapphire )
基板など)が用いられてもよい。すなわち、伝導層1a
は適宜な半導体により構成されている。また、各障壁層
4a,4b,4c,4d,各遷移層5a,5bおよび荷
電蓄積層6も適宜な半導体によりそれぞれ構成されてい
る。
【0016】但し、伝導層1aと遷移層5aとの間の障
壁層4aは、伝導層1a(すなわち基板1)を構成する
半導体および遷移層5aを構成する半導体よりも電子親
和力が小さいあるいは仕事関数が大きい半導体により構
成されている。また、各遷移層5a,5bの間の障壁層
4bは、各遷移層5a,5bをそれぞれ構成する半導体
よりも電子親和力が小さいあるいは仕事関数が大きい半
導体により構成されている。更に、遷移層5bと電荷蓄
積層6との間の障壁層4cは、遷移層5bを構成する半
導体および電荷蓄積層6を構成する半導体よりも電子親
和力が小さいあるいは仕事関数が大きい半導体により構
成されている。加えて、電荷蓄積層6とゲート電極7と
の間の障壁層4dは、電荷蓄積層6を構成する半導体よ
りも電子親和力が小さいあるいは仕事関数が大きい半導
体により構成されている。
【0017】例えば、伝導層1a,遷移層5a,5bお
よび電荷蓄積層6はSi(シリコン)によりそれぞれ構
成され、障壁層4a,4b,4c,4dはSiO2 ,S
34 (窒化ケイ素)あるいはSiONのうちのいず
れかによりそれぞれ構成される。あるいは、伝導層1
a,遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6はSiGeあ
るいはGe(ゲルマニウム)によりそれぞれ構成され、
障壁層4a,4b,4c,4dはSiGe,Si,Si
2 ,Si3 4 あるいはSiONのうちのいずれかに
よりそれぞれ構成される。あるいは、伝導層1a,遷移
層5a,5bおよび電荷蓄積層6はIII族元素のIn
(インジウム)およびGa(ガリウム)からなる群のう
ちの少なくとも1種とV族元素のAs(砒素)とを含む
III−V族化合物半導体によりそれぞれ構成され、障
壁層4a,4b,4c,4dはIII族元素のIn,A
l(アルミニウム)およびGaからなる群のうちの少な
くとも1種とV族元素のAsとを含むIII−V族化合
物半導体によりそれぞれ構成される。あるいは、伝導層
1a,遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6はIII族
元素のInおよびGaからなる群のうちの少なくとも1
種とV族元素のSb(アンチモン)とを含むIII−V
族化合物半導体によりそれぞれ構成され、障壁層4a,
4b,4c,4dはIII族元素のIn,AlおよびG
aからなる群のうちの少なくとも1種とV族元素のSb
とを含むIII−V族化合物半導体によりそれぞれ構成
される。
【0018】これらの半導体により各層を構成すると、
このメモリ素子の図2におけるII−II線に沿った熱
平衡時のエネルギーバンド構造は、図3に示したように
なる。ここで、EC は伝導帯端のエネルギー準位、EF
はフェルミ準位、E0 は真空準位である。また、φch
伝導層1aを構成する物質の電子親和力であり、φB1
φB2,φB3,φB4は障壁層4a,4b,4c,4dをそ
れぞれ構成する物質の電子親和力であり、φQD1 ,φ
QD2 は遷移層5a,5bをそれぞれ構成する物質の電子
親和力であり、φQD3 は電荷蓄積層6を構成する物質の
電子親和力である。
【0019】ここで、障壁層4a,4b,4cの各厚さ
1 ,d2 ,d3 はそれぞれ電荷がトンネリング可能な
距離(例えば50nm以下)であり、障壁層11dの厚
さd4 は電荷が容易にトンネリングできない距離(例え
ば50nm以上)となっている。また、障壁層4a,4
b,4cの各静電容量C41,C42,C43はe2 /kB
よりもそれぞれ小さくなっている。
【0020】ちなみに、静電容量Cは一般に数1に示し
たように面積Sと比例の距離dと反比例の関係を有して
おり、また障壁層4a,4b,4cの厚さd1 ,d2
3は電荷がトンネリングできるように一定値以上には
それぞれ厚くすることができない。すなわち、障壁層4
a,4b,4cにおいてそれぞれ電荷のトンネリングが
生ずる部分の面積S1 ,S2 ,S3 は、e2 1 /ε1
B T,e2 2 /ε2 B T,e2 3 /ε3 B
よりもそれぞれ小さくなっている。ここで、ε1
ε2 ,ε3 は障壁層4a,4b,4cそれぞれの誘電率
である。なお、これら電荷のトンネリングが生ずる部分
の面積S1 ,S2 ,S3 は、ここでは、障壁層4aと伝
導層1aとの接触面積(図1において梨子地で示した部
分の面積)にそれぞれ相当し、互いに同一である。
【0021】
【数1】C=εS/d 但し、εは誘電率、Sは面積、dは距離である。
【0022】例えば、伝導層1a,遷移層5a,5bお
よび電荷蓄積層6をSi、障壁層4a,4b,4c,4
dをSiO2 によりそれぞれ構成し、障壁層4a,4
b,4c,4dの各厚さd1 ,d2 ,d3 をそれぞれ1
0nmして、素子を27℃(300K)の室温程度で使
用するとした場合、障壁層4a,4b,4cの各誘電率
ε1 ,ε2 ,ε3 はそれぞれ3.5×10-11 〔F/
m〕となり、障壁層4aと伝導層1aとの接触面積(す
なわち面積S1 ,S2 ,S3 )は1.8×10-152
となる。ここで、図1において梨子地で示した部分の形
状を正方形とすると、その一辺の長さは約42nmであ
る。
【0023】なお、ここでは、遷移層5a,5bおよび
電荷蓄積層6の厚さも薄くなっており、量子箱層となっ
ている。すなわち、障壁層4a,4b,4c,4dと遷
移層5a,5bと電荷蓄積層6とにより、互いに量子力
学的トンネリングが可能な多重量子箱層(すなわち結合
量子箱層)を構成している。但し、遷移層5a,5bお
よび電荷蓄積層6の厚さは薄くする必要はなく、厚くて
もよい。
【0024】このような構成を有するメモリ素子は、次
のように作用する。
【0025】このメモリ素子では、まず、ゲート電極4
に順バイアスの正のゲート電圧(制御電圧)Vg を印加
することにより情報を書き込む。このときの図2におけ
るII−II線に沿ったエネルギーバンド構造を図4に
示す。ここで、EF ChおよびEF g は伝導層1aおよび
ゲート電極4のフェルミ準位である。
【0026】なお、このメモリ素子では、障壁層4a,
4b,4cの静電容量C41,C42,C43がe2 /kB
よりもそれぞれ小さくなっているので、いわゆるクーロ
ンブロッケード効果(“Single Charge Tunneling ”,
edited by H. Grabert and M. H. Devoret, Plenum Pre
ss, New York, 1992参照)により、ゲート電圧Vg がe
/2C41,e/2C42およびe/2C43よりもそれぞれ
小さい場合には、伝導層1aの電子は電荷蓄積層6に遷
移することができない。
【0027】しかし、図4に示したように、ゲート電圧
Vg をe/2C41,e/2C42およびe/2C43それぞ
れよりも大きくすると、伝導層1aの電子は遷移層5
a,5bをそれぞれ介して電荷蓄積層6に遷移する。こ
の遷移は、伝導層1aと電荷蓄積層6との間の共鳴トン
ネリングにより生じるので、きわめて高速に起こる。こ
こで、このメモリ素子を図5に示した等価回路に置き換
えて考えると、この時の書き込み時間は(R41+R42
43)Cg となる。なお、図5に示した等価回路におい
て、J41,J42,J43はそれぞれ障壁層4a,4b,4
cに相当し、R41,R42,R43のトンネル抵抗とC41
42,C43の静電容量とをそれぞれ有するトンネル接合
である。Cg は障壁層4dに相当し、Cg の静電容量を
有するキャパシタである。J11,J12はそれぞれ伝導層
1aの絶縁部1b,1cに相当し、C11,C12の静電容
量をそれぞれ有するトンネル接合である。
【0028】例えば、障壁層4a,4b,4cの静電容
量C41,C42,C43をそれぞれ4×10-19 F、トンネ
ル抵抗R41,R42,R43をそれぞれ1×1010Ωとする
と、書き込みに要するゲート電圧は0.2V程度とな
り、10〜20Vのゲート電圧が必要とされる従来のフ
ラッシュメモリに比べて極めて小さい電圧で動作する。
また、障壁層4dの静電容量Cg を1×10-18 Fとす
ると、書き込みに要する時間は30nsとなり高速で動
作する。
【0029】次に、ゲート電圧Vg をゼロに戻す。この
ときの図2におけるII−II線に沿ったエネルギーバ
ンド構造を図6に示す。このように、電荷蓄積層6に蓄
積された電子は、クーロンブロッケード効果により伝導
層1aに遷移することが困難となる。ここで、電荷蓄積
層6に蓄積された電子が伝導層1aに遷移するときの抵
抗はおよそRK (R41/RK )(R42/RK )(R43
K )であり、電荷蓄積層6における電子の保持時間は
およそRK (R41/RK )(R42/RK )(R43
K )Cg となる。なお、RK は量子抵抗(約13k
Ω)である。
【0030】例えば、障壁層4a,4b,4cのトンネ
ル抵抗R41,R42,R43をそれぞれ1×1010Ωとし、
障壁層4dの静電容量Cg を1×10-18 Fとすると、
電荷蓄積層6における電子の保持時間は約6×104
となる。すなわち、電荷蓄積層6に蓄積された電子は不
揮発的に保持される。
【0031】なお、このようにして書き込まれた情報
は、伝導層1aを流れる電流値を測定してその変化を検
出することにより読み出される。このメモリ素子では、
伝導層1aにe2 /kB Tよりも小さい静電容量C11
12を有する絶縁部1b,1cがそれぞれ形成されてい
るので、伝導層1aの伝導度はゲート電圧Vg により図
7に示したように変化する。すなわち、伝導層1aの伝
導度はゲート電圧Vg の増加に伴いe/(Cg +C11
12)の間隔で増加と減少を繰り返し、その変化曲線の
位置は電荷蓄積層6に蓄積された電荷の有無によりずれ
ている。よって、電荷蓄積層6に蓄積された電荷の有無
により生ずる同一のゲート電圧における伝導層1aの伝
導度の変化量は大きくなっている。従って、伝導層1a
を流れる電流値の変化を測定することにより、容易に電
荷蓄積層6に蓄積された電荷の有無が判断され、容易に
情報が読みだされる。
【0032】また、このようにして書き込まれた情報
は、図8に示したように、ゲート電極4に逆バイアスの
負のゲート電圧Vg を印加することにより消去される。
この場合も、クーロンブロッケード効果により、ゲート
電圧Vg が−e/2C41,−e/2C42および−e/2
43よりもそれぞれ大きくすると、電荷蓄積層6に蓄積
された電子は遷移層5a,5bをそれぞれ介して伝導層
1aに遷移する。この遷移は、書き込みの時と同様に、
伝導層1aと電荷蓄積層6との間の共鳴トンネリングに
より生じるので、きわめて高速に起こる。更に、そのの
ち、ゲート電圧Vg をゼロに戻しても、クーロンブロッ
ケード効果により、伝導層1aから電荷蓄積層6に電子
が遷移してしまう確率は非常に小さい。
【0033】なお、このようなメモリ素子は、例えば、
NAND(ナンド)方式やNOR(ノア)方式やAND
(アンド)方式などの回路アーキテクチャを用いて集積
化され、メモリアレイとして用いられる。
【0034】また、このメモリ素子は、次のようにして
製造することができる。なお、ここでは、基板1に単結
晶Si基板を用い、障壁層4a,4b,4c,4cをS
iO2 、遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6を多結晶
Si、ソース電極2,ドレイン電極3およびゲート電極
7をAlによりそれぞれ構成する場合について具体的に
説明する。
【0035】図9および図10はその各製造工程を表す
ものである。ちなみに、図9(a)では平面図とそのII
I −III 線に沿った断面図を合わせて表している。
【0036】まず、図9(a)に示したように、単結晶
Siよりなる適宜な基板1の上に、例えば、LOCOS
(Local Oxidation of Silicon)法などにより素子分離
部形成領域(図9(a)において破線で囲んだ伝導層形
成領域の周囲の領域)を選択的に酸化して、SiO2
りなる素子分離部8を形成する。この際、素子分離部8
により取り囲む伝導層形成領域において絶縁部1b,1
cに該当する部分のゲート電極7の長さ方向に対応する
幅W1 ,W2 は、それぞれ100nm以下となるように
する。
【0037】次いで、素子分離部8を形成した基板1の
上に、同じく図9(a)に示したように、例えば、プラ
ズマエンハンスド化学堆積法(PECVD)法やスパッ
タリング法や熱酸化法により、厚さd1 のSiO2 より
なる障壁層4a,適宜な厚さの多結晶Siよりなる遷移
層5a,厚さd2 のSiO2 よりなる障壁層4b,適宜
な厚さの多結晶Siよりなる遷移層5b,厚さd3 のS
iO2 よりなる障壁層4c,適宜な厚さの多結晶Siよ
りなる電荷蓄積層6および厚さd4 のSiO2よりなる
障壁層4dを順次積層する。ここで、障壁層4a,4
b,4cの厚さd1 ,d2 ,d3 は、電子が容易にトン
ネリングできるように例えばそれぞれ50nm以下とす
る。また、障壁層4dの厚さd4 は、電子が容易にトン
ネリングできないように例えば50nm以上とする。
【0038】続いて、同じく図9(a)に示したよう
に、障壁層4dの上に、例えば、スパッタリング法によ
りAlを堆積させ、ゲート電極7を形成するためのゲー
ト電極形成層11を形成する。
【0039】ゲート電極形成層11を形成したのち、図
9(b)に示したように、その上に、フォトレジスト膜
12を塗布形成し、フォトリソグラフィによりゲート電
極7の形状に対応したマスクパターンを形成する。その
のち、このフォトレジスト膜12をマスクとして、SF
6 (六フッ化硫黄)やCl2 (塩素)などを用いてドラ
イエッチングを行い、ゲート電極形成層11を選択的に
除去してゲート電極7を形成する。
【0040】ゲート電極7を形成したのち、図10
(a)に示したように、フォトレジスト膜12をマスク
として、例えば、CF4 (四フッ化炭素)やSF6 など
をエッチングガスとした反応性イオンエッチング(Reac
tive Ion Etching;RIE)や電子サイクロトロン共鳴
(Electron Cyclotron Resonance;ECR)を用いた反
応性イオンビームエッチング(ECR−RIBE)によ
り、障壁層4d,電荷蓄積層6,障壁層4c,遷移層5
b,障壁層4b,遷移層5aおよび障壁層4aをそれぞ
れ選択的に除去する。これにより、障壁層4a,4b,
4c,4d,遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6は、
その積層方向と垂直な方向における形状がゲート電極7
とそれぞれ同様の形状となり、その大きさはゲート電極
7よりもそれぞれ全体的に少し小さくなる。そののち、
フォトレジスト膜12を除去する。
【0041】フォトレジスト膜12を除去したのち、図
10(b)に示したように、基板1の表面にP(燐)や
As(砒素)などの不純物をイオン注入やPH3 (ホス
フィン)のプラズマドーピングなどにより注入する。こ
れは、伝導層1aとソース電極2およびドレイン電極3
とをオーミック接触させるためである。
【0042】不純物を注入したのち、基板1の上に、真
空蒸着法やスパッタリング法などによりAlを選択的に
蒸着し、ソース電極2およびドレイン電極3を形成す
る。そののち、例えば、400℃程度の温度でアニール
を行い、ソース電極2およびドレイン電極3を基板1の
表面(すなわち伝導層1a)と合金化させて、それらを
オーミック接触させる。これにより、図1および図2に
示したメモリ素子が形成される。
【0043】なお、このメモリ素子は、基板1にSOI
基板あるいはSOS基板あるいはその他ガラス基板やプ
ラスチック基板の上に多結晶Si薄膜を形成した基板な
どを用いる場合などには、素子分離部8をLOCOS法
により形成する代わりに、SF6 やCl2 やCF4 を用
いたプラズマエッチングあるいはHF(フッ化水素)を
用いたウエットエッチングにより基板1の表面のSi薄
膜を選択的に除去して形成するようにしてもよい。
【0044】また、このメモリ素子は、次のようにして
も製造することができる。なお、ここでは、基板1に絶
縁性GaAs基板を用い、障壁層4a,4b,4c,4
cをn型AlGaAs混晶、遷移層5a,5bおよび電
荷蓄積層6をGaAsによりそれぞれ構成する場合につ
いて具体的に説明する。
【0045】図11および図12はその各製造工程を表
すものである。ちなみに、図11(b)では平面図とそ
のIV−IV線に沿った断面図を、図12(a)では平
面図とそのV−V線に沿った断面図をそれぞれ合わせて
表している。
【0046】まず、図11(a)に示したように、絶縁
性GaAsよりなる適宜な基板1の上に、例えば、分子
線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy;MBE)
法,有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor
Deposition ;MOCVD)法あるいは有機金属分子線
エピタキシー(Metal Organic Molecular Beam Epitax
y;MOMBE)法により、厚さd1 のn型AlGaA
sよりなる障壁層4a,適宜な厚さのGaAsよりなる
遷移層5a,厚さd2 のn型AlGaAsよりなる障壁
層4b,適宜な厚さのGaAsよりなる遷移層5b,厚
さd3 のn型AlGaAsよりなる障壁層4c,適宜な
厚さのGaAsよりなる電荷蓄積層6および厚さd4
n型AlGaAsよりなる障壁層4dを順次積層する。
ここで、障壁層4a,4b,4c,4dの厚さd1 ,d
2 ,d3 ,d4 はそれぞれ先の製造方法と同様とする。
【0047】次いで、図11(b)に示したように、例
えば、SiCl4 (四塩化ケイ素)やCl2 を用いた反
応性イオンエッチングや反応性イオンビームエッチング
により、障壁層4d,電荷蓄積層6,障壁層4c,遷移
層5b,障壁層4b,遷移層5aおよび障壁層4aをそ
れぞれ選択的に除去し、素子分離を行う。ここで、素子
分離をした伝導層形成領域において絶縁部1b,1cに
該当する部分のゲート電極7の長さ方向に対応する幅W
1 ,W2 は、それぞれ100nm以下となるようにす
る。なお、この製造方法では、図2に示したような素子
分離部8は形成されない。
【0048】続いて、図12(a)に示したように、障
壁層4dおよび基板1の上に、例えば、スパッタリング
法によりAlを堆積させてゲート電極7を形成するため
のゲート電極形成層を形成したのち、その上に、先の製
造方法と同様にして、フォトレジスト膜12を形成し、
ゲート電極形成層を選択的に除去してゲート電極7を形
成する。
【0049】ゲート電極7を形成したのち、図12
(b)に示したように、フォトレジスト膜12をマスク
として、例えば、SiCl4 やClなどを用いた反応性
イオンエッチングや反応性イオンビームエッチングによ
り、障壁層4d,電荷蓄積層6,障壁層4c,遷移層5
b,障壁層4b,遷移層5aおよび障壁層4aの途中ま
でそれぞれ選択的に除去する。なお、ここでは、障壁層
4a,4b,4c,4d,遷移層5a,5bおよび電荷
蓄積層6の積層方向と垂直な方向における幅が、ゲート
電極7の幅よりもそれぞれ狭くなる。そののち、フォト
レジスト膜12を除去する。
【0050】フォトレジスト膜12を除去したのち、障
壁層4aが露出されている領域に、Siなどの不純物を
イオン注入により注入する。イオン注入ののち、真空蒸
着法やスパッタリング法などにより、例えば、AuG
e,Ni(ニッケル)およびAu(金)を選択的に順次
蒸着し、ソース電極2およびドレイン電極3を形成す
る。そののち、例えば、400℃程度の温度でアニール
を行い、ソース電極2およびドレイン電極3を伝導層1
aとオーミック接触させる。これにより、図1および図
2に示したメモリ素子が形成される。
【0051】なお、このメモリ素子は、障壁層4a,4
b,4c,4cと遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6
とを互いに格子定数が異なる物質によりそれぞれ構成す
る場合などには、エッチングしなくとも積層する際に発
生する凹凸を利用することにより、遷移層5a,5bお
よび電荷蓄積層6を量子箱層とすると共に、障壁層4
a,4b,4cの静電容量を一定値以下とするようにし
てもよい。例えば、障壁層4a,4b,4c,4cをG
aAs、遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6をInG
aAsによりそれぞれ構成する場合などには、InGa
Asよりなる遷移層5a,5bおよび電荷蓄積層6を成
長させる際にその表面に周期的な凹凸が形成されるの
で、その凹凸を埋めるようにGaAsよりなる障壁層4
b,4c,4cを成長させればよい。
【0052】このように本実施の形態に係るメモリ素子
によれば、遷移層5a,5bを備えるようにしたので、
伝導層1aと電荷蓄積層6との間の電荷の遷移を共鳴ト
ンネリングにより行うことができ、情報の書き込みおよ
び消去を極めて速く、低いゲート電圧Vg で行うことが
できる。よって、素子を微細化することができると共
に、書き込みおよび消去の消費電力を小さくすることが
できる。従って、メモリアレイを高集積化することがで
きる。
【0053】また、このメモリ素子によれば、伝導層1
aがe2 /kB Tよりも静電容量C11,C12の小さい複
数の絶縁部1b,1cを有するようにしたので、電荷蓄
積層6に蓄積された電荷の有無により生ずる同一のゲー
ト電圧における伝導層1aの伝導度の変化量を大きくす
ることができる。よって、素子を微細化しても電荷蓄積
層6に蓄積された電荷の有無を容易に判断することがで
き、容易かつ正確に情報を読み出すことができる。
【0054】更に、このメモリ素子によれば、障壁層4
a,4b,4cの各静電容量C41,C42,C43をe2
B Tよりもそれぞれ小さくするようにしたので、ゲー
ト電極7に一定の範囲内の電圧(±e/2C41,±e/
2C42あるいは±e/2C43)が印加されても、伝導層
1aと電荷蓄積層6との間で電荷の遷移が起こらないよ
うにすることができる。すなわち、電圧に若干の変動が
あっても、それによる電荷の遷移を防止することがで
き、情報を正確に保持することができる。よって、メモ
リアレイに用いても、正確に情報の書き込み,消去およ
び保持を行うことができる。
【0055】加えて、このメモリ素子によれば、遷移層
5a,5bを備えるようにしたので、遷移層の数を適当
に調節することにより、情報の保持時間を長くすること
ができる。よって、不揮発メモリとして用いることが可
能になる。
【0056】(第2の実施の形態)第2の実施の形態
は、障壁層4a,4b,4c,4d,遷移層5a,5b
および電荷蓄積層6をそれぞれ構成する物質について、
第1の実施の形態と異なる具体的一例を示すものであ
る。よって、ここでは、同一の構成要素には同一の符号
を付し、その詳細な説明を省略する。
【0057】ここで、障壁層4a,4b,4c,4dは
適宜な絶縁体によりそれぞれ構成され、遷移層5a,5
bおよび電荷蓄積層6は適宜な金属によりそれぞれ構成
される。例えば、伝導層1aはAl(アルミニウム)に
より構成され、障壁層4a,4b,4c,4dはAl2
3 (酸化アルミニウム)により構成され、遷移層5
a,5bおよび電荷蓄積層6はAlにより構成される。
また、伝導層1aをTi又はNi,障壁層4a,4b,
4c,4dをTiOx,NbOx,遷移層5a,5bを
Ti又はNb等の金属−絶縁体により構成してもよい。
【0058】このような構成を有するメモリ素子は、第
1の実施の形態に係るメモリ素子と同様に作用し、同様
にして製造することができ、同様の効果を得ることがで
きる。
【0059】(第3の実施の形態)図13は本発明の第
3の実施の形態に係るメモリ素子の上から見た構造を表
すものである。図14は図13に示したメモリ素子のV
I−VI線に沿った断面構造を表すものである。図15
は図13に示したメモリ素子のVII−VII線に沿った断
面構造を表すものである。なお、図13においては、理
解を容易とするために、表面に絶縁層23a,23bあ
るいは障壁層24a,24b,24cが現れている箇所
をハッチングにより示した。
【0060】このメモリ素子は、Siや石英やサファイ
ヤなどよりなる適宜な絶縁性の基板20の上に、適宜な
金属よりなるソース電極21とドレイン電極22とが間
隔を開けてそれぞれ形成されている。ソース電極21と
ドレイン電極22との間の基板1の上には、適宜な金属
よりなる伝導層23が形成されている。この伝導層23
は、適宜な絶縁体よりなる絶縁部としての絶縁層23a
を介してソース電極21と接続されていると共に、適宜
な絶縁体よりなる絶縁部としての絶縁層23bを介して
ドレイン電極22とも接続されている。絶縁層23aは
ソース電極21の上に形成されており、絶縁層23bは
ドレイン電極22の上に形成されている。
【0061】絶縁層23a,23bの各厚さ(ソース電
極21またはドレイン電極22と伝導層23との間の厚
さ)は、量子力学的トンネル効果により電荷がトンネル
できる距離となっている。絶縁層23a,23bの各静
電容量C231 ,C232 ,はe2 /kB Tよりもそれぞれ
小さくなっている。
【0062】伝導層23には、交互に接続された複数の
障壁部としての障壁層と少なくとも1層の遷移層(ここ
では3層の障壁層24a,24b,24cと2層の遷移
層25a,25b)とを介して、電荷蓄積層26が接続
されている。遷移層25aは、伝導層23の上に形成さ
れた障壁層24aの上にその一部が重なるように基板1
の上に形成されている。遷移層25bは、伝導層23と
適宜の間隔を開けて基板1の上に形成されており、その
上には、障壁層24bおよび障壁層24cがそれぞれ形
成されている。障壁層24bの上には、遷移層25aの
一部が重なっており、障壁層24cの上には、遷移層2
5aと適宜の間隔を開けて基板1の上に形成された電荷
蓄積層26の一部が重なっている。
【0063】なお、障壁層24a,24b,24cは適
宜な絶縁体によりそれぞれ構成されており、遷移層25
a,25bおよび電荷蓄積層26は適宜な金属によりそ
れぞれ構成されている。例えば、伝導層23,遷移層2
5a,25bおよび電荷蓄積層26をそれぞれ構成する
金属としては容易に酸化することができるAlやTi,
Nbなどが好ましく、障壁層24a,24b,24cを
それぞれ構成する絶縁体としてはAl2 3 ,TiO
x,NiOxが好ましい。
【0064】障壁層24a,24b,24cの各厚さ
(2つの異なった層に挟まれている部分の2つの層の間
の厚さ)は量子力学的トンネル効果により電荷がトンネ
ルできる距離となっている。障壁層24a,24b,2
4cの各静電容量C241 ,C242 ,C243 ,はe2 /k
B Tよりもそれぞれ小さくなっている。
【0065】電荷蓄積層26の近傍における基板1の上
には、電荷蓄積層6と適宜の間隔を開けて、適宜な金属
よりなるゲート電極(制御電極)27が形成されてい
る。この電荷蓄積層26とゲート電極27との間の間隔
は、電荷が移動できない障壁部28として機能してい
る。
【0066】このような構成を有するメモリ素子は、次
のようにして製造することができる。
【0067】図16〜図19はその各製造工程を表すも
のである。なお、図16,図18および図19は図13
におけるVIII −VIII 線に沿った断面図である。ま
た、図17は、この製造工程において用いるマスクパタ
ーンを表すものである。ちなみに、図17においては、
光あるいは電子線を透過しない部分をハッチングにより
示している。
【0068】まず、図16に示したように、適宜な絶縁
性の基板20を用意し、その上に、第1のフォトレジス
ト膜31を塗布形成する。次いで、その上に、Geを蒸
着してGe層32を形成し、更にその上に、第2のフォ
トレジスト膜33を塗布形成する。
【0069】続いて、図17に示したようなマスクパタ
ーンを用いて第2のフォトレジスト膜33を露光あるい
は電子線描画を行い、現像して、図18(a)に示した
ように、第2のフォトレジスト膜33にそのパターンを
転写する。
【0070】そののち、図18(b)に示したように、
この第2のフォトレジスト膜33をマスクとして、例え
ば、SF6 を用いたプラズマエッチングによりGe層3
2を選択的に除去すると共に、このGe層32をマスク
として、例えばアセトンなどを用い第1のフォトレジス
ト膜31を部分的に除去する。なお、第1のフォトレジ
スト膜31と同時に第2のフォトレジスト膜33も除去
する。
【0071】第1のフォトレジスト膜31を選択的に除
去したのち、図19(a)に示したように、Ge層32
をマスクとして、基板20の上にAlなどの適宜の金属
よりなる金属層を蒸着し、ソース電極21,ドレイン電
極22,伝導層23の障壁層24a側の一部および遷移
層25bをそれぞれ形成する。なお、図19(a)にお
いては、そのうちのドレイン電極22のみを示す。その
のち、蒸着した金属層の表面を酸素雰囲気中において酸
化し、ソース電極21,ドレイン電極22,伝導層23
の障壁層24a側の一部および遷移層25bの表面に、
絶縁層23a,絶縁層23b,障壁層24a,24b,
24cをそれぞれ形成する。なお、図19(a)におい
ては、そのうちの絶縁層23bのみを示す。
【0072】酸化ののち、図19(b)に示したよう
に、Ge層32をマスクとして、基板20の上にAlな
どの適宜の金属よりなる金属層を蒸着し、伝導層23の
ソース電極21およびドレイン電極22側の一部,遷移
層25a,電荷蓄積層26およびゲート電極27をそれ
ぞれ形成する。このとき、金属を斜め上方から蒸着し、
伝導層23の一部がドレイン電極22の上の絶縁層23
bに重なるように、遷移層25aの一部が伝導層23の
上の障壁層24aおよび遷移層25bの上の障壁層24
bにそれぞれ重なるように、更に電荷蓄積層26の一部
が遷移層25bの上の障壁層24cに重なるようにす
る。なお、図19(b)においては、そのうちの伝導層
13のドレイン電極22側の一部のみを示す。
【0073】そののち、Ge層32を例えばSF6 を用
いたプラズマエッチングにより除去すると共に、第1の
フォトレジスト膜31を例えばアセトンにより除去す
る。これにより、図13に示したメモリ素子が形成され
る。
【0074】なお、ここでは、第1のフォトレジスト膜
31をエッチングする際のマスク層やドレイン電極22
などの各層を形成する金属層を蒸着する際のマスク層と
してGe層を用いるようにしたが、Ge層に代えて、A
lよりなるAl層を用いるようにしてもよい。
【0075】このようなメモリ素子は、第1の実施の形
態のメモリ素子と同様に作用し、同様に用いられ、同様
の効果を得ることができる。
【0076】以上、各実施の形態を挙げて本発明を説明
したが、本発明は上記各実施の形態に限定されるもので
はなく、種々変形可能である。例えば、上記各実施の形
態においては、電子が情報の担い手となる場合について
説明したが、本発明は、正孔を情報の担い手として用い
てもよい。その場合の動作は、上記各実施の形態におけ
る電子を正孔に置換することを除き、ほぼ同様である。
【0077】また、上記各実施の形態においては、遷移
層5a,5b,25a,25bが2層の場合について具
体的に説明したが、遷移層は少なくとも1層備えていれ
ばよく、また、3層以上備えていてもよい。例えば、遷
移層と接する障壁層の数(電荷がトンネリング可能な障
壁層の数)をn、各障壁層の各静電容量をC4i(但し、
i=1,2,…,n;以下同様)、各障壁層の各トンネ
ル抵抗をR4iとすると、情報の書き込みおよび消去を行
うのに必要なゲート電圧Vg は±e/2C4iであり、こ
の範囲内の電圧では伝導層1a,23と電荷蓄積層6,
26との間において電荷の遷移は起こらない。また、書
き込みおよび消去に要する時間は(R41+R42+…+R
4n)Cg であり、情報の保持時間はRK (R41/RK
(R42/RK )…(R4n/RK )Cg である。ちなみ
に、Cg は上記各実施の形態と同様にゲート電極7,2
7と電荷蓄積層6,26との間の障壁層(障壁部)の静
電容量である。
【0078】例えば、遷移層を4層、電荷がトンネリン
グ可能な障壁層を5層形成する場合、それらの各障壁層
のトンネル抵抗Ri を1×109 Ω、ゲート電極7,2
7と電荷蓄積層6,26との間の障壁層の静電容量Cg
を1×10-18 Fとすると、書き込みおよび消去に要す
る時間は(R41+R42+R43+R44+R45)Cg =5R
4iCg =5×109 ×10-18 =5nsとなる。また、
情報の保持時間はRK(R41/RK )(R42/RK
(R43/RK )(R44/RK )(R45/RK )Cg =R
K (R4i/RK 5 Cg =13×103 ×(109
(13×103 ))5 ×10-18 ≒3.5×1010sと
なる。
【0079】なお、遷移層の数を多くすれば電荷蓄積層
6,26における電荷の保持時間を長くすることができ
るので、不揮発性メモリとしては好ましい。この例にお
いても、遷移層を4層形成すれば、情報の保持時間を約
3.5×1010sとすることができ、実用上不揮発メモ
リとして用いることができる。但し、これは温度が絶対
零度の場合であるので、使用温度においては情報の保持
時間はこの値よりも短くなる。
【0080】更に、上記各実施の形態においては、伝導
層1a,23,遷移層5a,5b,25a,25bおよ
び電荷蓄積層6,26をそれぞれ同一の材料により構成
し、障壁層4a,4b,4c,4d,24a,24b,
24cをそれぞれ同一の材料により構成する場合につい
て具体的な例を挙げて説明したが、これらをそれぞれ異
なった材料により構成するようにしてもよい。
【0081】加えて、上記各実施の形態においては、メ
モリ素子の具体的な製造方法について例を挙げて説明し
たが、他の方法によっても製造することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明のメモリ素子
によれば、少なくとも1層の遷移層を備えるようにした
ので、遷移層を介して伝導層と電荷蓄積層との間で電荷
を遷移させることができ、情報の書き込みおよび消去を
極めて速く、低い電圧で行うことができる。よって、素
子を微細化することができると共に、書き込みおよび消
去の消費電力を小さくすることができるという効果を奏
する。
【0083】また、本発明のメモリ素子によれば、伝導
層が複数の絶縁部を有するようにしたので、電荷蓄積層
に蓄積された電荷の有無により生ずる伝導層の伝導度の
変化量を大きくすることができる。よって、素子を微細
化しても電荷蓄積層に蓄積された電荷の有無を容易に判
断することができ、容易かつ正確に情報を読み出すこと
ができるという効果も奏する。
【0084】更に、本発明のメモリ素子によれば、遷移
層と伝導層との間および各遷移層の間および遷移層と電
荷蓄積層との間の各障壁部の静電容量をe2 /kB Tよ
りもそれぞれ小さくすることにより、伝導層と電荷蓄積
層との間に一定の範囲内の電圧が印加されてもそれらの
間で電荷の遷移が起こらないようにすることができる。
よって、電圧に若干の変動があっても、それによる電荷
の遷移を防止することができ、情報を正確に保持するこ
とができるという効果も奏する。
【0085】加えて、本発明のメモリアレイによれば、
本発明のメモリ素子を用いるようにしたので、高集積化
することができると共に、消費電力を小さくすることが
でき、かつ高集積化しても容易かつ正確に情報を読み出
すことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るメモリ素子の
構成を表す平面図である。
【図2】図1に示したメモリ素子の構成を表すI−I線
に沿った断面図である。
【図3】図2におけるII−II線に沿った熱平衡時の
エネルギーバンド構造図である。
【図4】図1および図2に示したメモリ素子の書き込み
動作を説明するためのエネルギーバンド構造図である。
【図5】図1および図2に示したメモリ素子の等価回路
を表す回路図である。
【図6】図1および図2に示したメモリ素子の書き込み
動作を説明するためのエネルギーバンド構造図である。
【図7】図1および図2に示したメモリ素子のゲート電
圧Vg と伝導層の伝導度との関係を表す特性図である。
【図8】図1および図2に示したメモリ素子の消去動作
を説明するためのエネルギーバンド構造図である。
【図9】図1および図2に示したメモリ素子の一製造方
法における各工程を表す断面図である。
【図10】図9に続く各工程を表す断面図である。
【図11】図1および図2に示したメモリ素子の他の製
造方法における各工程を表す断面図である。
【図12】図11に続く各工程を表す断面図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係るメモリ素子
の構成を表す平面図である。
【図14】図13に示したメモリ素子の構成を表すVI
−VI線に沿った断面図である。
【図15】図13に示したメモリ素子の構成を表すVI
I−VII線に沿った断面図である。
【図16】図13に示したメモリ素子の各製造工程を表
す断面図である。
【図17】図13に示したメモリ素子を製造する際に用
いるマスクパターンを表す構成図である。
【図18】図16に続く各製造工程を表す断面図であ
る。
【図19】図18に続く各製造工程を表す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,20…基板、1a,23…伝導層、1b,1c…絶
縁部、2,21…ソース電極、3,22…ドレイン電
極、4a,4b,4c,4d,24a,24b,24c
…障壁層(障壁部)、5a,5b,25a,25b…遷
移層、6,26…電荷蓄積層、7,27…ゲート電極、
8…素子分離部,23a,23b…絶縁層(絶縁部)、
28…障壁部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷がトンネル可能な絶縁部を複数有す
    る伝導層と、 この伝導層から遷移された電荷を蓄積する電荷蓄積層
    と、 この電荷蓄積層と前記伝導層との間に形成され、前記伝
    導層から前記電荷蓄積層に電荷を遷移させる少なくとも
    1層の遷移層と、 この遷移層と前記伝導層との間および各遷移層の間およ
    び前記遷移層と前記電荷蓄積層との間にそれぞれ形成さ
    れ、電荷がトンネル可能な複数の障壁部とを備えたこと
    を特徴とするメモリ素子。
  2. 【請求項2】 前記伝導層の各絶縁部は、静電容量がe
    2 /kB T(但し、eは電気素量,kB はボルツマン定
    数,Tは動作温度である)よりもそれぞれ小さいことを
    特徴とする請求項1記載のメモリ素子。
  3. 【請求項3】 前記各障壁部は、静電容量がe2 /kB
    T(但し、eは電気素量,kB はボルツマン定数,Tは
    動作温度である)よりもそれぞれ小さいことを特徴とす
    る請求項1記載のメモリ素子。
  4. 【請求項4】 前記伝導層,前記遷移層および前記電荷
    蓄積層は半導体によりそれぞれ構成されると共に、前記
    伝導層と前記遷移層との間の障壁部は前記伝導層を構成
    する半導体および前記遷移層を構成する半導体よりも電
    子親和力がそれぞれ小さい半導体あるいは仕事関数がそ
    れぞれ大きい半導体よりなる障壁層により構成され、前
    記各遷移層の間の障壁部は前記各遷移層を構成する半導
    体よりも電子親和力がそれぞれ小さい半導体あるいは仕
    事関数がそれぞれ大きい半導体よりなる障壁層によりそ
    れぞれ構成され、前記遷移層と前記電荷蓄積層との間の
    障壁部は前記遷移層を構成する半導体および前記電荷蓄
    積層を構成する半導体よりも電子親和力がそれぞれ小さ
    い半導体あるいは仕事関数がそれぞれ大きい半導体より
    なる障壁層により構成されたことを特徴とする請求項1
    記載のメモリ素子。
  5. 【請求項5】 前記伝導層,前記遷移層および前記電荷
    蓄積層はSiによりそれぞれ構成され、前記各障壁部と
    しての各障壁層はSiO2 ,Si3 4 あるいはSiO
    Nのうちのいずれかによりそれぞれ構成されたことを特
    徴とする請求項4記載のメモリ素子。
  6. 【請求項6】 前記伝導層,前記遷移層および前記電荷
    蓄積層はSiGeあるいはGeによりそれぞれ構成さ
    れ、前記各障壁部としての前記各障壁層はSiGe,S
    i,SiO2 ,Si3 4 あるいはSiONのうちのい
    ずれかによりそれぞれ構成されたことを特徴とする請求
    項4記載のメモリ素子。
  7. 【請求項7】 前記伝導層,前記遷移層および前記電荷
    蓄積層はIII族元素のInおよびGaからなる群のう
    ちの少なくとも1種とV族元素のAsとを含むIII−
    V族化合物半導体によりそれぞれ構成され、前記各障壁
    部としての各障壁層はIII族元素のIn,Alおよび
    Gaからなる群のうちの少なくとも1種とV族元素のA
    sとを含むIII−V族化合物半導体によりそれぞれ構
    成されたことを特徴とする請求項4記載のメモリ素子。
  8. 【請求項8】 前記伝導層,前記遷移層および前記電荷
    蓄積層はIII族元素のInおよびGaからなる群のう
    ちの少なくとも1種とV族元素のSbとを含むIII−
    V族化合物半導体によりそれぞれ構成され、前記各障壁
    部としての各障壁層はIII族元素のIn,Alおよび
    Gaからなる群のうちの少なくとも1種とV族元素のS
    bとを含むIII−V族化合物半導体によりそれぞれ構
    成されたことを特徴とする請求項4記載のメモリ素子。
  9. 【請求項9】 前記伝導層は半導体により構成され、前
    記遷移層および前記電荷蓄積層は金属によりそれぞれ構
    成され、前記各障壁部は絶縁体よりなる障壁層によりそ
    れぞれ構成されたことを特徴とする請求項1記載のメモ
    リ素子。
  10. 【請求項10】 前記遷移層および前記電荷蓄積層はA
    lによりそれぞれ構成され、前記各障壁部としての各障
    壁層はAl2 3 によりそれぞれ構成されたことを特徴
    とする請求項9記載のメモリ素子。
  11. 【請求項11】 前記伝導層は金属により構成され、前
    記伝導層の各絶縁部は絶縁体よりなる絶縁層によりそれ
    ぞれ構成され、前記遷移層および前記電荷蓄積層は金属
    によりそれぞれ構成され、前記各障壁部は絶縁体よりな
    る障壁層によりそれぞれ構成されたことを特徴とする請
    求項1記載のメモリ素子。
  12. 【請求項12】 前記伝導層,前記遷移層および前記電
    荷蓄積層はAlによりそれぞれ構成され、前記伝導層の
    各絶縁部としての各絶縁層および前記各障壁部としての
    各障壁層はAl2 3 によりそれぞれ構成されたことを
    特徴とする請求項11記載のメモリ素子。
  13. 【請求項13】 複数のメモリ素子が集積されたメモリ
    アレイであって、 前記メモリ素子は、電荷がトンネル可能な絶縁部を複数
    有する伝導層と、この伝導層から遷移された電荷を蓄積
    する電荷蓄積層と、この電荷蓄積層と前記伝導層との間
    に形成され、前記伝導層から前記電荷蓄積層に電荷を遷
    移させる少なくとも1層の遷移層と、この遷移層と前記
    伝導層との間および各遷移層の間および前記遷移層と前
    記電荷蓄積層との間にそれぞれ形成され、電荷がトンネ
    ル可能な複数の障壁部とを備えたことを特徴とするメモ
    リアレイ。
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