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JPH11162203A - トーチ - Google Patents

トーチ

Info

Publication number
JPH11162203A
JPH11162203A JP32301897A JP32301897A JPH11162203A JP H11162203 A JPH11162203 A JP H11162203A JP 32301897 A JP32301897 A JP 32301897A JP 32301897 A JP32301897 A JP 32301897A JP H11162203 A JPH11162203 A JP H11162203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
fuel
discharge
fuel container
torch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32301897A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Fukuda
勲 福田
Hiroshi Ogawa
洋 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Koki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Koki Co Ltd filed Critical Nippon Koki Co Ltd
Priority to JP32301897A priority Critical patent/JPH11162203A/ja
Publication of JPH11162203A publication Critical patent/JPH11162203A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lighters Containing Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液化燃料のまま液出しし導管から気化管を通
る間に液化燃料を気化させるとともに、導管の噴出ノズ
ルからの液化ガスが気化されない液化燃料のまま放出さ
れることがなく、また、燃焼炎の調整を可能とするこ
と。 【解決手段】 開閉弁付きの燃料容器を収容する把手部
と、燃料容器の開閉弁を開弁操作する開弁機構と、燃料
容器の開閉弁の開弁時に燃料容器内の液化燃料を案内す
る導管と、導管を収容するとともに把手部に一端が固定
された筒体と、燃料容器と導管とを接続するとともに筒
体に固定された連結具と、筒体の他端開口部に設けた風
防部と、導管に連絡するとともに筒体の他端開口部近傍
に位置するコイル状に形成された気化管と、導管の先端
部に形成されるとともに噴出部が気化管に向かって筒体
の軸線方向に沿って開口する噴出ノズルと、噴出ノズル
に近接して配され、気化されない液化燃料の吐出を防止
するとともに気化機能を有する吐出防止材とを備えたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料を使用す
るトーチに係り、詳しくは、液化燃料を気化させるとと
もに燃焼させた燃焼炎を、例えば、炬火リレー用として
使用することができるトーチに関する。
【0002】
【従来の技術】炬火リレー用トーチは、例えば、オリン
ピック、国体等において聖火ランナーが手にする聖火と
して知られている。また、炬火リレ用ートーチは上記競
技会に限らず、一般の各種運動会、遊戯あるいはイベン
ト開催場等の夜間の炬火等に使用されている。
【0003】従来、炬火リレー用トーチとしては、燃焼
体に粉状あるいは固体の炎薬を使用しているものがあっ
た(実開平2−141901号公報)。しかし、この炬
火リレー用トーチでは、一度着火すると燃焼の中断がで
きないため、使用状況により燃焼炎を所定時間維持した
り、途中で燃焼を中断させ、再度燃焼させたりすること
ができないという問題点があった。
【0004】そこで、このような燃焼体に粉状あるいは
固体の炎薬を用いたトーチに代えて、液化ガスを容器内
に収容するとともに容器を筒体に収容した燃焼装置を備
えたトーチが開発され始めた。これらは、オイル燃焼器
具あるいはオイルバーナ、ガスライター等の原埋を利用
したものであると想定される。この従来のオイル燃焼器
具あるいはオイルバーナとしては、例えば、特開昭63
−096409号公報、特開昭64−067514号公
報に開示されるものが知られている。
【0005】これらは、筒体に加圧器を有し、灯油、L
Pガス等の液体(液化)燃料をオイルタンク(容器)に
収容するとともに、この容器に連絡する導管を筒体の開
口近傍部にコイル状にした気化管を形成し、さらにこの
導管を容器方向ヘUターンさせ、再びこの導管の先端部
の噴射ノズルを気化管に向けるように構成し、容器内の
オイル燃料が導管から気化管を通過していく間に、オイ
ル燃料を気化させるが、さらに噴射ノズルからの気化ガ
スの燃焼炎が気化管を加熱し、連続的に確実にオイル燃
料を気化させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
は、燃焼炎をかなりの勢いで噴射炎を噴射するため、燃
焼炎をゆらゆらと揺らがせながら燃焼炎の筒体を手で掲
げ走行する等の鑑賞的に使用する燃焼炎を得ることがで
きなかった。そのため、従来のオイル燃焼器具あるいは
オイルバーナを、トーチとして転用することはできなか
った。
【0007】そこで、本発明者は、液化燃料に加圧空気
を加えることなく、ガスライターと同様に燃焼させるこ
とができるトーチを試作した。このトーチは、LPGの
液化燃料を収容した燃料容器と、燃料容器を収容する把
手部と、燃料容器に連絡する導管と、導管の端部に形成
されるとともにコイル状に巻回された気化管と、導管と
気化管とを覆うとともに把手部に固定される筒体と、筒
体の先端部に固定された風防部とで構成されている。
【0008】このトーチによれば、燃料容器に収容され
た液化燃料は、液体の状態で導管を介して燃焼部を構成
する気化管に送られ、この移送中に確実に気化され、気
化管を出た後、空気と混合し着火されると燃焼し、風防
部の先端からゆらゆらと揺らがせながら燃焼炎を形成す
ることができる。ところが、このトーチでは、使用中
に、液化燃料が気化熱により冷えていき、ガス化し難く
なり、そのため燃焼炎の炎が小さくなってしまう欠点が
ある。
【0009】この欠点を補うためには、燃料容器をヒー
タ等で暖める機構が必要である。これは、複雑かつコス
ト高になるという別の欠点を有する。また、液化燃料が
既に燃焼炎を形成している炎の中を通過しても、この液
化燃料が蒸発熱(気化熱)により冷やされているので、
気化しないで液状のまま吐出するという問題がある。
【0010】さらに、トーチを逆さにすると、気化され
ない液化燃料が、風防部から外へ垂れ出るという問題が
ある。本発明はかかる従来の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、液化燃料のまま液出しし導
管から気化管を通る間に液化燃料を気化させるととも
に、導管の噴出ノズルからの液化ガスが気化されない液
化燃料のまま放出されることがなく、また、燃焼炎の調
整が可能となるトーチを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のトーチ
は、開閉弁付きの燃料容器を収容する把手部と、燃料容
器の開閉弁を開弁操作する開弁機構と、燃料容器の開閉
弁の開弁時に燃料容器内の液化燃料を案内する導管と、
導管を収容するとともに把手部に一端が固定された筒体
と、燃料容器と導管とを接続するとともに筒体に固定さ
れた連結具と、筒体の他端開口部に設けた風防部と、導
管に連絡するとともに筒体の他端開口部近傍に位置する
コイル状に形成された気化管と、導管の先端部に形成さ
れるとともに噴出部が気化管に向かって筒体の軸線方向
に沿って開口する噴出ノズルと、噴出ノズルに近接して
配され、気化されない液化燃料の吐出を防止するととも
に気化機能を有する吐出防止材とを備えたことを特徴と
する。
【0012】請求項2記載のトーチは、請求項1記載の
トーチにおいて、吐出防止材が、気化管の内側面で形成
する円筒状空間内に充填されていることを特徴とする。
請求項3記載のトーチは、請求項1記載のトーチにおい
て、吐出防止材が、噴出ノズルの近傍で気化管の反対側
において、筒体の内側と導管の外周とで形成する円筒状
空間内に充填されていることを特徴とする。
【0013】請求項4記載のトーチは、請求項1記載の
トーチにおいて、吐出防止材が、スチールウール、グラ
スウールであることを特徴とする。請求項5記載のトー
チは、請求項1の記載のトーチにおいて、吐出防止材
が、海綿状の焼結金属であることを特徴とする。
【0014】(作用)請求項1ないし請求項5記載のト
ーチにおいては、液化燃料を放出中断する開弁機構の操
作で燃料容器内から液化燃料が放出され、導管を経てコ
イル状の気化管から先端の噴出ノズルヘ導かれ、この間
に液化燃料が気化され気化ガスとなる。そして、噴出ノ
ズルからの液化燃料が気化されないで外へ吐出されない
ように気化管に接するか近傍に配置する吐出防止材で、
気化ガスにならない液化燃料を吸収する。
【0015】この噴出ノズルから吐出防止材を通過した
気化ガスに点火具で着火させ燃焼炎を形成する。ここ
で、筒体の上方開口部に配置する風防部の上方周壁の隙
間から空気を取り入れ、風防部の開口から視認できる程
度の燃焼炎となる。そして、この際、吐出防止材に吸収
された液化燃料が、燃焼炎の輻射熱および導管への伝導
熱により気化ガスとなり燃焼する。
【0016】請求項4記載のトーチにおいては、スチー
ルウールまたはグラスウールが、気化管を通過した気化
ガス中に気化されないで噴出ノズルから吐出される液化
燃料を吸収する。このスチールウールまたはグラスウー
ルに吸収された液化燃料は、噴出ノズルからの燃焼炎の
輻射熱および導管への伝導熱により、気化し燃焼炎を形
成する。
【0017】請求項5記載のトーチにおいては、焼結金
属が、気化管を通過した気化ガス中に気化されないで噴
出ノズルから吐出される液化燃料を吸収する。この焼結
金属に吸収された液化燃料は、噴出ノズルからの燃焼炎
の輻射熱および導管への伝導熱により、吸収された液化
燃料は気化し燃焼炎を形成する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0019】図1ないし図5は請求項1ないし請求項5
記載の発明の一実施形態に係るトーチを表している。本
実施形態に係るトーチは、把手部1と、燃料容器14の
開弁機構16と、燃料容器14内の液化燃料を案内する
導管20と、導管20を収容するとともに把手部1に一
端が固定された筒体40と、燃料容器14と導管20と
を接続するとともに筒体40に固定された連結具30
と、筒体40の他端開口部に設けた風防部60と、導管
20に連絡するとともに筒体40の他端開口部近傍に位
置するコイル状に形成された気化管22と、導管20の
先端部に形成されるとともに噴出部が気化管22に向か
って筒体40の軸線方向に沿って開口する噴出ノズル2
3と、噴出ノズル23に近接して配され、気化されない
液化燃料の吐出を防止するとともに気化機能を有する吐
出防止材25,27とを備えている。
【0020】把手部1は、本実施形態に係るトーチを使
用者が把持するとともに内部に開閉弁付きのLPGの燃
料容器14を収容し、かつ筒体40を支持固定する機能
を有する。把手部1は、両端が開放する円筒体2と、こ
の円筒体2の一端部3側に形成された仕切部材5と、円
筒体2の他端部4側に形成される拡径するコーン部7
と、このコーン部7の開口部に取り付けられる筒体保持
部材8とで構成されている。
【0021】円筒体2、仕切部材5およびコーン部7
は、アルミニウム、ステンレス、硬質樹脂などによって
一体的に形成されている。把手部1の内部には、仕切部
材5によって開閉弁付きのLPGの燃料容器14を収容
する空洞部11が形成されている。本実施形態では、燃
料容器14として、市販のライターガス補充用燃料(7
0グラム)を用いた。この燃料容器14の口金部15の
内部には1.3Kg程度の荷重で開くバネを有する開閉
弁装置が設けられており、この開閉弁装置は一般的なス
プレー缶の構造を有している。
【0022】仕切部材5のほぼ中央部には、調整ネジ1
2用のねじ孔6が設けられている。このネジ孔6には、
燃料容器14を前方および後方へ移動し液化燃料を導管
20へ放出または中断するための調整ネジ12が配置さ
れている。調整ネジ12の先端には、燃料容器14の底
部に当接する押圧座13が取り付けられている。仕切部
材5および調整ネジ12によって、燃料容器14の開弁
機構16が構成されている。後述するように、燃料容器
14の口金部15側は、把手部1に固定された連結具3
0によって規制されるので、燃料容器14の移動は、仕
切部材5と連結具30との間の隙間を埋める程度の距離
に相当する。したがって、調整ネジ12を仕切部材5方
向にねじ込んで、燃料容器14の口金部15の内部のバ
ネを圧縮して開弁できる長さになれば、燃料容器14の
開閉弁を開弁することができる。
【0023】筒体保持部材8は、コーン部7の外径より
やや小径の円盤状のフランジ9と、このフランジ9の中
央部に連接する円筒状の連結管10とで構成されてい
る。筒体保持部材8のフランジ9は、ネジ17によりコ
ーン部7上に固定される。筒体保持部材8の連結管10
は、把手部1の空洞部11の内周面に嵌合される。この
連結管10の内側には、燃料容器14と導管20を接続
する連結具30を保持するために、連結具30の外側に
取り付くとともにビス32で連結具30に止め付けられ
た円形状の金具31が嵌合されている。
【0024】さらに、この金具31の外周には、筒体4
0にビス33で止める孔34が形成されており、この孔
34を介して連結管10から筒体40を通してビス33
を嵌入することによって、連結具30を筒体保持部材8
の連結管10に固定している。この孔34に見合う位置
に、連結管10、筒体40にもそれぞれ孔18,41が
穿設されている。
【0025】連結具30は、液化燃料の流通可能な中空
部を有し、その両端は導管20および燃料容器14から
の細管19を保持するよう嵌合部35,36が形成され
ている。
【0026】筒体40は、径30mmφ、長さ500m
mのステンレス製の長尺の円筒体からなり、両端は開放
されている。この筒体40内には、連結具30と、この
連結具30に連結する導管20と、この導管20の先端
部に形成された気化管22と、この気化管22に接して
充填された吐出防止材25,27が配置されている。
【0027】そして、筒体40の一側41が把手部1に
挿入して固定されている。また、筒体40の他側42に
は環状の上部枠50が取り付けられている。この上部枠
50と筒体40の他側42との間に風防部60が固定さ
れている。上部枠50は、高さ35mmのアルミニウム
ス製円筒体で、上部52が下部51より大きい径を有し
両端が開放されている。また、下部51の内径は、筒体
40の他側42の外径より幾らか大きく筒体40へ嵌合
できるように作られている。
【0028】この上部枠50の筒体40への固定は、筒
体40の他側42の外表面に耐熱性接着剤を塗布して、
上部枠50をこの筒体40の接着剤塗布部分まで挿入す
ることにより達成される。風防部60は、径4mmφ、
長さ60mmのアルミニウム製丸棒61を、その上方部
62を角度2度に湾曲して形成し、これらアルミニウム
製丸棒61の湾曲部を外側に向けて、上部枠50の上部
51の円周上に配置することによって形成されている。
【0029】このアルミニウム製丸棒61の上部枠50
への固定は、アルミニウム製丸棒61の上部枠50内に
入る部分に耐熱性接着剤を塗布して、一本ずつ筒体40
の外周と上部枠50の内周の隙間に、隣接し並べるよう
に挿入することによって達成される。導管20は、先端
部をコイル状(渦巻き状)に4重巻きに巻回することに
よって気化管22を形成し、さらに気化管22の先端部
を導管20の根本方向へ折り曲げるとともに噴出ノズル
23を形成する噴出部23aが気化管22に向かって筒
体40の軸線方向に沿って開口するようにほぼL字状に
折り曲げてある。
【0030】噴出部23aは、導管20の口元を気化ガ
スが通過する程度に狭めることによって形成されてい
る。導管20は、所定長さに切断した4mmの銅パイプ
で形成されている。本実施形態では、銅管を用いている
が、アルミニウム管あるいはスチール管等を用いること
も可能である。
【0031】気化管22の内側に形成される円筒状空間
部24には、吐出防止材25が適度な硬さで詰め込まれ
ている。噴出ノズル23から20mmほど把手部1方向
へ戻った導管20の外周と筒体40の内周との間に形成
される円筒状空間部26には、吐出防止材27が適度な
硬さで詰め込まれている。
【0032】吐出防止材25,27は、髪の毛程度の鋼
線を束ねたもので、金属たわしとして販売されているも
のを使用した。吐出防止材25は、噴出ノズル23から
吐出した液化燃料を吸収するとともに、気化ガスが開放
上部(風防部方向)ヘ抜けやすくするために適度な充填
度としている。本実施形態では、吐出防止材25の厚み
は、10mm程度とした。
【0033】吐出防止材27は、噴出ノズル23から2
0mmほど把手部1方向へ戻った導管20の外周と筒体
40の内周との間に配置されている。液化燃料の放出量
によっては気化管22の内側に形成される円筒状空間部
24に配置される吐出防止材25で受け入れる許容量を
超える場合があるが、この液化燃料は、噴出ノズル23
の下側に位置する吐出防止材27によって吸収すること
が可能となる。
【0034】なお、本実施形態では、吐出防止材25、
27にスチールウールを用いているが、同様に耐熱性を
有し毛細管現象の機能を有するグラスウールあるいは海
綿状の焼結金属を用いても良い。また、吐出防止材2
5、27を併用した場合について説明したが、何れか一
方を使用することも可能である(請求項2、請求項
3)。
【0035】また、一方の吐出防止材27の場合には、
噴出ノズルの先端口を覆うようにしたり、噴出ノズルの
先端口が出るように使用することが可能である。次に、
本実施形態に係るトーチの組立について説明する。先
ず、把手部1の筒体保持部材8を取り外した状態で、連
結具30、導管20、気化管22、風防部60を内部に
配した筒体40を筒体保持部材8に取り付け、筒体保持
部材8の外側からビスにより筒体40および導管20を
固定し、燃料容器14の細管19と連結具30を接合す
る。その後、燃料容器14を把持部1に充填し筒体保持
部材8を把手部1のコーン部7に取り付け、ネジ17に
より固定する。このとき、調整ネジ12が無付加状態の
位置に下げられているので、液化燃料の漏出はない。
【0036】この組立方法は、一例に過ぎず、これに限
定するものではない。次に、本実施形態に係るトーチの
作用を説明する。先ず、調整ネジ12を回転すると、燃
料容器14が押され連結具30側へ移動する。このと
き、燃料容器14の細管19から連結具30を介し導管
20内へ液化燃料を放出する。
【0037】そして、液化燃料は連結具30に接続され
ている導管20から気化管22を通過し噴出ノズル23
ヘ導かれる間に気化し気化ガスとなり、噴出ノズル23
から噴出する。また、この気化ガスは、噴出ノズル23
の先端で気化管22の内側面に形成される円筒状空間部
24に配置されている吐出防止材25を通過して風防部
60の開放口から放出され、これに点火具(図示せず)
で着火し燃焼し燃焼炎となる。
【0038】この際、完全に気化されていない液化燃料
は、吐出防止材25で吸収される。この吐出防止材25
で吸収された液化燃料は、風防部60の開口から燃える
燃焼炎の輻射熱および導管20を経る伝導熱によって気
化し、気化ガスとして燃焼されるので、液化燃料のまま
外へ出ることはない。また、この着火された燃焼炎は、
風防部60の周壁に形成される空気口から幾らかの空気
を得て燃焼し続け、風防部60の大きく開いた開口から
適度の炎をなびかせる。
【0039】また、この風防部60は、空気の導入孔と
ともに、外で使用する場合等の強い風に燃焼炎が立ち消
えないように燃焼炎を囲繞している。さらに、気化ガス
は、噴出ノズル23の先端で気化管22の内側面に形成
される円筒状空間部24に配置されている吐出防止材2
5を通過して風防部60の開放口から放出される間に、
吐出防止材25により拡散され、空気と十分に混合し良
好な燃焼炎を形成することができる。
【0040】また、燃焼炎により吐出防止材25が赤熱
されているため、万一炎が強風などで消えても、気化ガ
スが、吐出防止材25の赤熱部に触れて再燃焼すること
ができる。一方、燃焼炎を中断または消したい場合に
は、調整ネジ12を上記とは逆に回転して燃料容器14
に掛けていた荷重を解除する。これにより、燃料容器1
4の口金部15内のバネにより開閉弁が閉じられ、液化
燃料の供給が止められ、燃焼炎は自然に鎮火する。
【0041】そして、再び燃焼炎を生成したい場合に
は、上述のように、調整ネジ12を回転し、気化ガスを
生成する操作を行う。また、燃料容器14の交換は、筒
体保持部材8を固定するネジ17を取り外した後、筒体
保持部材8とともに筒体40、導管20、風防部60を
把手部1から撤去し、把手部1内の燃料容器14を取り
出し、新しい燃料容器14を挿入し、筒体保持部材8と
ともに筒体40、導管20、風防部60を把手部1内に
挿入し、筒体保持部材8をネジ17で固定することによ
り行われる。
【0042】以上のように、本実施形態に係るトーチに
よれば、燃料容器14からの液化燃料を導管20の通過
中で気化させるとともに吐出防止材25を通過させるの
で、液化燃料のまま吐出されることがなく、また、噴出
ノズル23の下部側に吐出防止材27が配置されている
ので、液垂れの虞がない。また、組立が簡単であるとと
もに携帯が容易である。
【0043】また、調整ネジ12を操作することによ
り、燃焼炎の中断、継続が容易にできる。また、燃料容
器14の把手部1への出し入れが容易である。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のトーチは、
燃焼炎を上方に向け手で筒体を掲げ走行することができ
るうえ携帯維持性が良い。
【0045】また、燃焼炎を下方に向けても、また、横
方向に向けても所定の燃焼炎を維持し続けることが可能
となる。容器内の液化燃料が、噴出ノズルから気化され
ずに液化燃料のまま放出されても吐出防止材で吸収する
ので液垂れの慮がない。また、吐出防止材で吸収した液
化燃料を、燃焼炎の輻射熱および導管ヘの伝導熱で気化
し気化ガスとして燃焼することができるので、立ち消え
や燃焼炎が小さくなるなどの不具合を解消できる。
【0046】噴出ノズルの前方に配置された吐出防止材
により気化ガスが拡散されるので、空気と十分に混合し
良好な燃焼炎を形成することができる。また、燃料容器
から導管へ放出中断する開弁機構を設けているので、使
用中でも中断させることができるとともに再度燃焼炎を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトーチの一実施形態を示す透視図であ
る。
【図2】図1のトーチの外観を示す図である。
【図3】図1における把手部の拡大図である。
【図4】図1における吐出防止材の拡大図である。
【図5】図1におけるトーチの平面図である。
【符号の説明】
1 把手部 5 仕切部材 7 コーン部 8 筒体保持部材 11 空洞部 14 燃料容器 12 調整ネジ 15 口金部 19 細管 20 導管 22 気化管 23 噴出ノズル 23a 噴出部 25,27 吐出防止材 30 連結具 40 筒体 50 上部枠 60 風防部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉弁付きの燃料容器を収容する把手部
    と、 燃料容器の開閉弁を開弁操作する開弁機構と、 燃料容器の開閉弁の開弁時に燃料容器内の液化燃料を案
    内する導管と、 導管を収容するとともに把手部に一端が固定された筒体
    と、 燃料容器と導管とを接続するとともに筒体に固定された
    連結具と、 筒体の他端開口部に設けた風防部と、 導管に連絡するとともに筒体の他端開口部近傍に位置す
    るコイル状に形成された気化管と、 導管の先端部に形成されるとともに噴出部が気化管に向
    かって筒体の軸線方向に沿って開口する噴出ノズルと、 噴出ノズルに近接して配され、気化されない液化燃料の
    吐出を防止するとともに気化機能を有する吐出防止材と
    を備えたことを特徴とするトーチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトーチにおいて、 吐出防止材が、気化管の内側面で形成する円筒状空間内
    に充填されていることを特徴とするトーチ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトーチにおいて、 吐出防止材が、噴出ノズルの近傍で気化管の反対側にお
    いて、筒体の内側と導管の外周とで形成する円筒状空間
    内に充填されていることを特徴とするトーチ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のトーチにおいて、 吐出防止材が、スチールウール、グラスウールであるこ
    とを特徴とするトーチ。
  5. 【請求項5】 請求項1の記載のトーチにおいて、 吐出防止材が、海綿状の焼結金属であることを特徴とす
    るトーチ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6733282B2 (en) * 2002-05-07 2004-05-11 The Coleman Company, Inc. Torch fuel delivery system and burner
KR100881605B1 (ko) * 2008-07-22 2009-02-17 (주)금산조형연구소 성화봉
KR100895672B1 (ko) * 2008-09-30 2009-05-07 (주)금산환경디자인 성화대
WO2019107300A1 (ja) 2017-12-01 2019-06-06 新富士バーナー株式会社 トーチ
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