JPH11168246A - 圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向器 - Google Patents
圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向器Info
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- JPH11168246A JPH11168246A JP10255049A JP25504998A JPH11168246A JP H11168246 A JPH11168246 A JP H11168246A JP 10255049 A JP10255049 A JP 10255049A JP 25504998 A JP25504998 A JP 25504998A JP H11168246 A JPH11168246 A JP H11168246A
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- electrode
- piezoelectric actuator
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- H10N30/20—Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators
- H10N30/204—Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and mechanical output, e.g. functioning as actuators or vibrators using bending displacement, e.g. unimorph, bimorph or multimorph cantilever or membrane benders
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低駆動電圧化と大変位量化と高安定性化、小
型化を同時に満足する高性能圧電アクチュエータ、圧電
チョッパあるいは圧電光偏向器を提供する。 【解決手段】 同一平面上にある弾性シム材10に一部
に圧電体11を貼り付けた駆動部10a、駆動部10a
に励振された振動の振幅を拡大する変位拡大部10bを
設けた。また、駆動部の共振周波数と変位拡大部の共振
周波数の中間の周波数域の駆動周波数で駆動した。
型化を同時に満足する高性能圧電アクチュエータ、圧電
チョッパあるいは圧電光偏向器を提供する。 【解決手段】 同一平面上にある弾性シム材10に一部
に圧電体11を貼り付けた駆動部10a、駆動部10a
に励振された振動の振幅を拡大する変位拡大部10bを
設けた。また、駆動部の共振周波数と変位拡大部の共振
周波数の中間の周波数域の駆動周波数で駆動した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電アクチュエー
タ、及びその圧電アクチュエータを用いた赤外線センサ
並びに圧電光偏向器に関するものである。
タ、及びその圧電アクチュエータを用いた赤外線センサ
並びに圧電光偏向器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属等の弾性薄板に圧電セラミックを接
着して貼合わせて素子を構成し圧電セラミックに電圧を
印加した時のひずみにより屈曲運動をさせる圧電アクチ
ュエータは、焦電型赤外線センサーのチョッパや光偏光
器等、種々の機器に用いられている。このタイプのアク
チュエータには、一般に、弾性薄板の両面に圧電セラミ
ックを接着したバイモルフ型と、片面にのみ接着したユ
ニモルフ型とがあり、用途に応じて使い分けられる。こ
の従来のバイモルフ型及びユニモルフ型の圧電アクチュ
エータにおいて、大きな変位量を必要とする場合には、
印加電圧を大きくしたり、駆動周波数を素子の共振周波
数に一致させる等により大きな変位量を得ていた。
着して貼合わせて素子を構成し圧電セラミックに電圧を
印加した時のひずみにより屈曲運動をさせる圧電アクチ
ュエータは、焦電型赤外線センサーのチョッパや光偏光
器等、種々の機器に用いられている。このタイプのアク
チュエータには、一般に、弾性薄板の両面に圧電セラミ
ックを接着したバイモルフ型と、片面にのみ接着したユ
ニモルフ型とがあり、用途に応じて使い分けられる。こ
の従来のバイモルフ型及びユニモルフ型の圧電アクチュ
エータにおいて、大きな変位量を必要とする場合には、
印加電圧を大きくしたり、駆動周波数を素子の共振周波
数に一致させる等により大きな変位量を得ていた。
【0003】しかしながら、このようにすると、圧電振
動板のひずみが著しく大きくなり、高い信頼性を得る事
ができないという問題点があった。また、圧電振動板の
ひずみを小さくして大きい変位量を得るためには、形状
を大きくしなければならないという弊害もあった。ま
た、共振を利用することにより低駆動電圧化は可能であ
るが、そのようにすると駆動部が大きく振動するために
信頼性に欠け、共振のばらつきにより変位量のばらつき
が大きくなるという新たな問題も生じていた。従って、
従来例のバイモルフ型及びユニモルフ型の圧電アクチュ
エータでは、低駆動電圧化、大変位量化、高安定化及び
小型化を同時に満足することは困難であった。
動板のひずみが著しく大きくなり、高い信頼性を得る事
ができないという問題点があった。また、圧電振動板の
ひずみを小さくして大きい変位量を得るためには、形状
を大きくしなければならないという弊害もあった。ま
た、共振を利用することにより低駆動電圧化は可能であ
るが、そのようにすると駆動部が大きく振動するために
信頼性に欠け、共振のばらつきにより変位量のばらつき
が大きくなるという新たな問題も生じていた。従って、
従来例のバイモルフ型及びユニモルフ型の圧電アクチュ
エータでは、低駆動電圧化、大変位量化、高安定化及び
小型化を同時に満足することは困難であった。
【0004】また、近年、焦電型赤外線センサは、電子
レンジにおける調理物の温度測定や、エアコンにおける
人体の位置検出などの幅広い分野で利用されているが、
この焦電型赤外線センサにおいても圧電アクチュエータ
が使用されている。この焦電型赤外線センサは、LiT
aO3単結晶等の焦電体による焦電効果を利用したもの
であり、簡単に説明すると以下のようである。すなわ
ち、焦電体は自発分極を有しており常に表面電荷を発生
しているが、大気中における定常状態では大気中の電荷
と結びついて電気的に中性を保っている。この焦電体に
赤外線が入射すると焦電体の温度が変化し、これにとも
ない表面の電荷状態も中性状態が壊れて変化する。この
表面に発生する電荷を検知して、赤外線入射量を測定す
るのが焦電型赤外線センサである。すなわち、物体はそ
の温度に応じた赤外線を放射しており、このセンサを用
いることにより、物体の温度や位置を測定することがで
きるというものである。
レンジにおける調理物の温度測定や、エアコンにおける
人体の位置検出などの幅広い分野で利用されているが、
この焦電型赤外線センサにおいても圧電アクチュエータ
が使用されている。この焦電型赤外線センサは、LiT
aO3単結晶等の焦電体による焦電効果を利用したもの
であり、簡単に説明すると以下のようである。すなわ
ち、焦電体は自発分極を有しており常に表面電荷を発生
しているが、大気中における定常状態では大気中の電荷
と結びついて電気的に中性を保っている。この焦電体に
赤外線が入射すると焦電体の温度が変化し、これにとも
ない表面の電荷状態も中性状態が壊れて変化する。この
表面に発生する電荷を検知して、赤外線入射量を測定す
るのが焦電型赤外線センサである。すなわち、物体はそ
の温度に応じた赤外線を放射しており、このセンサを用
いることにより、物体の温度や位置を測定することがで
きるというものである。
【0005】このように焦電効果は赤外線の入射量の変
化によって生じるものであるため、焦電型赤外線センサ
においては、焦電体に入力される赤外線入射量を変化さ
せる必要がある。この手段として通常、チョッパが用い
られ、これによって、赤外線が焦電体に断続的に入射さ
れて検出物体の温度を検出する。従来の焦電型赤外線セ
ンサでは、電磁モータ及び圧電アクチュエータ等を利用
したチョッパが主に用いられている。図46は、弾性薄
板に圧電セラミックを接着した圧電アクチュエータをチ
ョッパとして用いた従来例の焦電型赤外線センサを示す
概略図である。
化によって生じるものであるため、焦電型赤外線センサ
においては、焦電体に入力される赤外線入射量を変化さ
せる必要がある。この手段として通常、チョッパが用い
られ、これによって、赤外線が焦電体に断続的に入射さ
れて検出物体の温度を検出する。従来の焦電型赤外線セ
ンサでは、電磁モータ及び圧電アクチュエータ等を利用
したチョッパが主に用いられている。図46は、弾性薄
板に圧電セラミックを接着した圧電アクチュエータをチ
ョッパとして用いた従来例の焦電型赤外線センサを示す
概略図である。
【0006】この図46の従来例の焦電型赤外線センサ
において、弾性シム材310の両面には、圧電セラミッ
ク311a、311bがそれぞれ接着され、バイモルフ
型素子が構成されている。圧電セラミック311a、3
11bにはそれぞれ表面に電極が形成され、また厚さ方
向に分極処理が施されており、圧電セラミック311
a、311bそれぞれの分極の方向は、圧電セラミック
311a、311bが常に互いに逆の方向にひずみを発
生するように決められる。すなわち、圧電セラミック3
11a、311bの片方が伸びる方向で歪むとき、もう
一方は縮むように、印加電界の方向と分極方向が決めら
れる。また、バイモルフ型素子は支持部313により、
保持されている。バイモルフ型素子の自由端の先端部分
には、入射光と赤外線センサの間に在って入射光を遮る
遮蔽板14が取り付けられている。尚、赤外線センサ3
15は、遮蔽板314及び、バイモルフ型素子に接触し
ないようにバイモルフ型素子の近傍に配置される。
において、弾性シム材310の両面には、圧電セラミッ
ク311a、311bがそれぞれ接着され、バイモルフ
型素子が構成されている。圧電セラミック311a、3
11bにはそれぞれ表面に電極が形成され、また厚さ方
向に分極処理が施されており、圧電セラミック311
a、311bそれぞれの分極の方向は、圧電セラミック
311a、311bが常に互いに逆の方向にひずみを発
生するように決められる。すなわち、圧電セラミック3
11a、311bの片方が伸びる方向で歪むとき、もう
一方は縮むように、印加電界の方向と分極方向が決めら
れる。また、バイモルフ型素子は支持部313により、
保持されている。バイモルフ型素子の自由端の先端部分
には、入射光と赤外線センサの間に在って入射光を遮る
遮蔽板14が取り付けられている。尚、赤外線センサ3
15は、遮蔽板314及び、バイモルフ型素子に接触し
ないようにバイモルフ型素子の近傍に配置される。
【0007】以上のように構成された従来例の焦電型赤
外線センサにおいて、弾性シム材310と圧電セラミッ
ク311a、311bの間にそれぞれ電界が印加される
と、バイモルフ型素子は片端固定の屈曲運動をし、先端
に取り付けられた遮蔽板14は電界の印加方向の変化に
応じて往復運動を行う。この遮蔽板314の往復運動に
より赤外線センサ315に入射する入射光316を断続
する。
外線センサにおいて、弾性シム材310と圧電セラミッ
ク311a、311bの間にそれぞれ電界が印加される
と、バイモルフ型素子は片端固定の屈曲運動をし、先端
に取り付けられた遮蔽板14は電界の印加方向の変化に
応じて往復運動を行う。この遮蔽板314の往復運動に
より赤外線センサ315に入射する入射光316を断続
する。
【0008】しかしながら、焦電形赤外線センサに用い
られるチョッパは比較的大きな変位量を必要とするた
め、この従来例に用いた圧電バイモルフ型のチョッパに
おいては、圧電振動板を直接支持する構成を採りなが
ら、印加電圧を大きくすることや、駆動周波数を素子の
共振周波数に設定する事によって大きな変位量を確保し
ていた。このために、圧電チョッパの支持部に大きな歪
みがかかり、支持部において高い信頼性を得ることがで
きないという問題点があった。また、ひずみを小さくし
て大きい変位量を得るためには、形状を大きくしなけれ
ばならないという弊害もあった。また、共振を利用する
ことにより低駆動電圧化は可能であるが、そのようにす
ると駆動部が大きく振動するために信頼性に欠け、共振
のばらつきにより変位量のばらつきが大きくなるという
新たな問題も生じていた。従って、従来例のバイモルフ
型及びユニモルフ型の圧電チョッパでは、低駆動電圧
化、大変位量化、高安定化及び小型化を同時に満足する
ことは困難であった。
られるチョッパは比較的大きな変位量を必要とするた
め、この従来例に用いた圧電バイモルフ型のチョッパに
おいては、圧電振動板を直接支持する構成を採りなが
ら、印加電圧を大きくすることや、駆動周波数を素子の
共振周波数に設定する事によって大きな変位量を確保し
ていた。このために、圧電チョッパの支持部に大きな歪
みがかかり、支持部において高い信頼性を得ることがで
きないという問題点があった。また、ひずみを小さくし
て大きい変位量を得るためには、形状を大きくしなけれ
ばならないという弊害もあった。また、共振を利用する
ことにより低駆動電圧化は可能であるが、そのようにす
ると駆動部が大きく振動するために信頼性に欠け、共振
のばらつきにより変位量のばらつきが大きくなるという
新たな問題も生じていた。従って、従来例のバイモルフ
型及びユニモルフ型の圧電チョッパでは、低駆動電圧
化、大変位量化、高安定化及び小型化を同時に満足する
ことは困難であった。
【0009】また、近年、流通の発達により、商品管理
をデジタル的に行うために、バーコードが広く使用され
ている。このバーコードを読みとるためのバーコードリ
ーダーは、レーザービームをバーコードに照射し、反射
光の強弱を判断することによりバーコードを読みとって
いる。従って、バーコードリーダーにはレーザー源で発
生させられたビームを偏向する機構が必要となる。従来
の偏向器は反射板を取り付けた2極モータが主に用いて
いたが、機器の小型化を目的として、近年、圧電効果を
利用した光偏向器も利用されるようになってきている。
圧電セラミックスを使用した光偏向器としては、圧電素
子を積層して構成したアクチュエータに鏡を取り付けこ
のアクチュエータに電圧を印加して鏡の方向を変えると
いうもの(以下、第1の従来例の光偏向器という)が、
“V.J.Fowler &J.Schlafer.Proc . IEEE.,VOL.54(196
6),p.1437”において開示されている。
をデジタル的に行うために、バーコードが広く使用され
ている。このバーコードを読みとるためのバーコードリ
ーダーは、レーザービームをバーコードに照射し、反射
光の強弱を判断することによりバーコードを読みとって
いる。従って、バーコードリーダーにはレーザー源で発
生させられたビームを偏向する機構が必要となる。従来
の偏向器は反射板を取り付けた2極モータが主に用いて
いたが、機器の小型化を目的として、近年、圧電効果を
利用した光偏向器も利用されるようになってきている。
圧電セラミックスを使用した光偏向器としては、圧電素
子を積層して構成したアクチュエータに鏡を取り付けこ
のアクチュエータに電圧を印加して鏡の方向を変えると
いうもの(以下、第1の従来例の光偏向器という)が、
“V.J.Fowler &J.Schlafer.Proc . IEEE.,VOL.54(196
6),p.1437”において開示されている。
【0010】また、それ以外にも、特開昭58ー957
10号公報に開示された光偏向器(第2の従来例の光偏
向器という。)のように、バイモルフ型アクチュエータ
を利用して鏡を回転させて光を偏向するもの、特開昭5
8ー189618号公報に開示された光偏向器(第3の
従来例の光偏向器という)のように、バイモルフ型アク
チュエータの圧電素子の電極を複数に分割し、電圧を印
加する電極の数を制御することによって圧電素子の変形
量を制御するというもの等種々のタイプのものがある。
10号公報に開示された光偏向器(第2の従来例の光偏
向器という。)のように、バイモルフ型アクチュエータ
を利用して鏡を回転させて光を偏向するもの、特開昭5
8ー189618号公報に開示された光偏向器(第3の
従来例の光偏向器という)のように、バイモルフ型アク
チュエータの圧電素子の電極を複数に分割し、電圧を印
加する電極の数を制御することによって圧電素子の変形
量を制御するというもの等種々のタイプのものがある。
【0011】しかしながら、第1の従来例の光偏向器は
積層型のアクチュエータを使用するため印加電圧に対す
る光の偏向角度を大きくすることができないという問題
点があった。また、第2の従来例の光偏向器において
は、複数のバイモルフ型アクチュエータと鏡の回転軸と
を機械的に結合していたため構造が極めて複雑になると
いう問題点があった。また、第3の従来例の光偏向器に
おいては偏向量の制御が複雑になるという問題点があっ
た。
積層型のアクチュエータを使用するため印加電圧に対す
る光の偏向角度を大きくすることができないという問題
点があった。また、第2の従来例の光偏向器において
は、複数のバイモルフ型アクチュエータと鏡の回転軸と
を機械的に結合していたため構造が極めて複雑になると
いう問題点があった。また、第3の従来例の光偏向器に
おいては偏向量の制御が複雑になるという問題点があっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来例
の圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向
器にはそれぞれ、上述したように種々の問題点がある。
そこで、本発明の第1の目的は、低い駆動電圧で大変位
量が得られ、高安定化及び小型化が可能な圧電アクチュ
エータを提供することにある。また、本発明の第2の目
的は、圧電アクチュエータを用いた信頼性の高い焦電型
赤外線センサーを提供することにある。さらに、本発明
の第3の目的は、構造と偏向量の制御が簡単でかつ偏向
角度を大きくとることができる光偏向器を提供すること
にある。
の圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向
器にはそれぞれ、上述したように種々の問題点がある。
そこで、本発明の第1の目的は、低い駆動電圧で大変位
量が得られ、高安定化及び小型化が可能な圧電アクチュ
エータを提供することにある。また、本発明の第2の目
的は、圧電アクチュエータを用いた信頼性の高い焦電型
赤外線センサーを提供することにある。さらに、本発明
の第3の目的は、構造と偏向量の制御が簡単でかつ偏向
角度を大きくとることができる光偏向器を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る圧電アクチュエータは、厚さ方向に印
加される電圧に対応して上記厚さ方向と直交する一方向
に大きく伸縮する圧電振動板と弾性薄板とが接合されて
なり、所定の周波数を有する駆動電圧を上記圧電振動板
の厚さ方向に印加することにより上記駆動電圧の周波数
に対応した振動数でたわみ振動する駆動部と、上記駆動
部と同一平面上にあり、上記駆動部のたわみ振動と同調
して振動することが可能でかつ上記駆動部の振動によっ
て励振されるように上記駆動部に連結されて、上記駆動
部の振動を拡大する変位拡大部とを備え、上記駆動部に
おける振動を上記変位拡大部で拡大して出力する。上記
構成により、低い駆動電圧で大変位量が得られ、高安定
化及び小型化が可能な圧電アクチュエータを提供するこ
とができる。
に、本発明に係る圧電アクチュエータは、厚さ方向に印
加される電圧に対応して上記厚さ方向と直交する一方向
に大きく伸縮する圧電振動板と弾性薄板とが接合されて
なり、所定の周波数を有する駆動電圧を上記圧電振動板
の厚さ方向に印加することにより上記駆動電圧の周波数
に対応した振動数でたわみ振動する駆動部と、上記駆動
部と同一平面上にあり、上記駆動部のたわみ振動と同調
して振動することが可能でかつ上記駆動部の振動によっ
て励振されるように上記駆動部に連結されて、上記駆動
部の振動を拡大する変位拡大部とを備え、上記駆動部に
おける振動を上記変位拡大部で拡大して出力する。上記
構成により、低い駆動電圧で大変位量が得られ、高安定
化及び小型化が可能な圧電アクチュエータを提供するこ
とができる。
【0014】また、上記圧電アクチュエータにおいて
は、上記駆動部の振動により効果的に変位拡大部の振動
が励振されるように、上記変位拡大部が弾性薄板からな
り、該弾性薄板が上記駆動部弾性薄板と一体で形成する
ことが好ましい。
は、上記駆動部の振動により効果的に変位拡大部の振動
が励振されるように、上記変位拡大部が弾性薄板からな
り、該弾性薄板が上記駆動部弾性薄板と一体で形成する
ことが好ましい。
【0015】また、上記圧電アクチュエータにおいて
は、上記変位拡大部の一端を上記駆動部弾性薄板の一端
と連結することが好ましい。上記構成により、素子の有
効長を最も長くすることが出来、より低い駆動電圧で大
変位量を確保することができる。
は、上記変位拡大部の一端を上記駆動部弾性薄板の一端
と連結することが好ましい。上記構成により、素子の有
効長を最も長くすることが出来、より低い駆動電圧で大
変位量を確保することができる。
【0016】またこの場合、圧電アクチュエータを上記
駆動部弾性薄板の他端で支持してもよい。このようにす
ると、片端固定の撓み振動の1次モードを励振する事が
出来るため、支持しない場合に比べて変位量を大きくす
ることができる。
駆動部弾性薄板の他端で支持してもよい。このようにす
ると、片端固定の撓み振動の1次モードを励振する事が
出来るため、支持しない場合に比べて変位量を大きくす
ることができる。
【0017】また、上記駆動部弾性薄板と上記変位拡大
部との連結部分で支持してもよい。この場合も片端固定
の撓み振動の1次モードを励振する事が出来るため、支
持しない場合に比べて変位量を大きくすることができ
る。また、設計の際に駆動部弾性薄板と変位拡大部とが
互いに影響を及ぼし合うことが、非常に少ないため共振
周波数の設計が容易である。
部との連結部分で支持してもよい。この場合も片端固定
の撓み振動の1次モードを励振する事が出来るため、支
持しない場合に比べて変位量を大きくすることができ
る。また、設計の際に駆動部弾性薄板と変位拡大部とが
互いに影響を及ぼし合うことが、非常に少ないため共振
周波数の設計が容易である。
【0018】さらに、上記圧電アクチュエータにおい
て、上記圧電振動板が最上層と最下層とが電極層になる
ように電極層と圧電体層とが交互に積層され、各圧電体
層に該圧電体層の上下の電極層を介して駆動電圧が印加
されるように構成することが好ましい。上記構成によ
り、同じ変位量を確保しながら、駆動電圧を著しく低く
することができる。すなわち、より低い駆動電圧で、大
きな変位量を得ることができる。
て、上記圧電振動板が最上層と最下層とが電極層になる
ように電極層と圧電体層とが交互に積層され、各圧電体
層に該圧電体層の上下の電極層を介して駆動電圧が印加
されるように構成することが好ましい。上記構成によ
り、同じ変位量を確保しながら、駆動電圧を著しく低く
することができる。すなわち、より低い駆動電圧で、大
きな変位量を得ることができる。
【0019】上記圧電振動板を積層構造とする場合、上
記圧電振動板の各圧電体層を挟設する一対の電極層のう
ち、一方の電極層は該電極層の1つの側面が上記圧電振
動板の一方の側面の内側に位置するように形成され、他
方の電極層は該電極層の1つの側面が上記圧電振動板の
他方の側面の内側に位置するように形成されていること
が好ましい。また、上記圧電振動板を積層構造とする場
合、上記圧電振動板の各圧電体層を挟設する一対の電極
層のうち、一方の電極層は該電極層の1つの端面が上記
圧電振動板の一方の端面の内側に位置するように形成さ
れ、他方の電極層は該電極層の1つの端面が上記圧電振
動板の他方の端面の内側に位置するように形成されてい
ることがさらに好ましい。上記構成により、上記圧電振
動板を所定の寸法に切断するときに、電極間の短絡を防
止することが出来る。また、更に駆動時における、電極
のマイグレーション現象も未然に防ぐことが出来る。加
えて、圧電振動板を切断する際のチッピング現象も改善
することができる。
記圧電振動板の各圧電体層を挟設する一対の電極層のう
ち、一方の電極層は該電極層の1つの側面が上記圧電振
動板の一方の側面の内側に位置するように形成され、他
方の電極層は該電極層の1つの側面が上記圧電振動板の
他方の側面の内側に位置するように形成されていること
が好ましい。また、上記圧電振動板を積層構造とする場
合、上記圧電振動板の各圧電体層を挟設する一対の電極
層のうち、一方の電極層は該電極層の1つの端面が上記
圧電振動板の一方の端面の内側に位置するように形成さ
れ、他方の電極層は該電極層の1つの端面が上記圧電振
動板の他方の端面の内側に位置するように形成されてい
ることがさらに好ましい。上記構成により、上記圧電振
動板を所定の寸法に切断するときに、電極間の短絡を防
止することが出来る。また、更に駆動時における、電極
のマイグレーション現象も未然に防ぐことが出来る。加
えて、圧電振動板を切断する際のチッピング現象も改善
することができる。
【0020】また、上記圧電振動板を積層構造とする場
合、上記各電極層は、その1つの端面に突起電極を有
し、該突起電極の先端部が上記圧電振動板の一方の端面
に露出している以外は該電極層の端面及び側面がそれぞ
れ上記圧電振動板の端面及び側面の内側に位置するよう
に形成され、上記突起電極は一つ置きに上記圧電振動板
の端面に形成された接続電極によって接続されているこ
とが好ましい。上記構成により、電極間の接続を容易に
でき、製造が容易であるため製造コストを低く抑えるこ
とが出来る。
合、上記各電極層は、その1つの端面に突起電極を有
し、該突起電極の先端部が上記圧電振動板の一方の端面
に露出している以外は該電極層の端面及び側面がそれぞ
れ上記圧電振動板の端面及び側面の内側に位置するよう
に形成され、上記突起電極は一つ置きに上記圧電振動板
の端面に形成された接続電極によって接続されているこ
とが好ましい。上記構成により、電極間の接続を容易に
でき、製造が容易であるため製造コストを低く抑えるこ
とが出来る。
【0021】また、この場合、上記駆動部弾性薄板と上
記圧電振動板とを接合した時に上記駆動部弾性薄板上の
上記接続電極のうちの一方が位置する部分に該接続電極
と上記駆動部弾性薄板とを絶縁するための絶縁体又は穴
を形成することが好ましい。これによって、上記一方の
接続電極と駆動部弾性薄板との絶縁を確実にでき、信頼
性を高くすることができる。また、上記構成により、駆
動時における電極のマイグレーション現象も防ぐことが
出来る。更に、製造が容易となるため製造コストを低く
抑えることが出来る。加えて、圧電振動板を駆動部弾性
薄板に接着後、接続電極を形成することもできる。
記圧電振動板とを接合した時に上記駆動部弾性薄板上の
上記接続電極のうちの一方が位置する部分に該接続電極
と上記駆動部弾性薄板とを絶縁するための絶縁体又は穴
を形成することが好ましい。これによって、上記一方の
接続電極と駆動部弾性薄板との絶縁を確実にでき、信頼
性を高くすることができる。また、上記構成により、駆
動時における電極のマイグレーション現象も防ぐことが
出来る。更に、製造が容易となるため製造コストを低く
抑えることが出来る。加えて、圧電振動板を駆動部弾性
薄板に接着後、接続電極を形成することもできる。
【0022】また、上記圧電振動板を積層構造とする場
合、上記各電極層は、その1つの側面に突起電極を有
し、該突起電極の先端部が上記圧電振動板の一方の側面
に露出している以外は該電極層の端面及び側面がそれぞ
れ上記圧電振動板の端面及び側面の内側に位置するよう
に形成され、上記突起電極を一つ置きに上記圧電振動板
の一方の側面に形成された接続電極によって接続するよ
うにしてもよい。以上のように構成しても、上述の圧電
振動板の端面に接続電極を形成した場合と同様の作用効
果を有する。
合、上記各電極層は、その1つの側面に突起電極を有
し、該突起電極の先端部が上記圧電振動板の一方の側面
に露出している以外は該電極層の端面及び側面がそれぞ
れ上記圧電振動板の端面及び側面の内側に位置するよう
に形成され、上記突起電極を一つ置きに上記圧電振動板
の一方の側面に形成された接続電極によって接続するよ
うにしてもよい。以上のように構成しても、上述の圧電
振動板の端面に接続電極を形成した場合と同様の作用効
果を有する。
【0023】また、このように側面に接続電極を形成す
る場合、上記駆動部弾性薄板の幅を上記圧電振動板より
も狭くし、上記駆動部弾性薄板の一方の側面が上記圧電
振動板の側面より内側に位置するように、上記駆動部弾
性薄板と上記圧電振動板とを接合することが好ましく、
これによって、接続電極と上記駆動部弾性薄板とを容易
に絶縁できる。また、このように側面に接続電極を形成
する場合、上記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを接
合した時に上記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のうち
の一方が位置する部分に該接続電極と上記駆動部弾性薄
板とを絶縁するための切り欠き形成するようにして、そ
の一方の接続電極と上記駆動部弾性薄板とを絶縁するよ
うにしてもよい。また、このように側面に接続電極を形
成する場合、上記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを
接合した時に上記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のう
ちの一方が位置する部分に該接続電極と上記駆動部弾性
薄板とを絶縁するための絶縁体を形成してもよい。
る場合、上記駆動部弾性薄板の幅を上記圧電振動板より
も狭くし、上記駆動部弾性薄板の一方の側面が上記圧電
振動板の側面より内側に位置するように、上記駆動部弾
性薄板と上記圧電振動板とを接合することが好ましく、
これによって、接続電極と上記駆動部弾性薄板とを容易
に絶縁できる。また、このように側面に接続電極を形成
する場合、上記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを接
合した時に上記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のうち
の一方が位置する部分に該接続電極と上記駆動部弾性薄
板とを絶縁するための切り欠き形成するようにして、そ
の一方の接続電極と上記駆動部弾性薄板とを絶縁するよ
うにしてもよい。また、このように側面に接続電極を形
成する場合、上記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを
接合した時に上記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のう
ちの一方が位置する部分に該接続電極と上記駆動部弾性
薄板とを絶縁するための絶縁体を形成してもよい。
【0024】またさらに、圧電振動板を積層構造とする
場合、上記各電極層はそれぞれ圧電振動板の一方の端部
において電極層間を接続するための突起電極を有しかつ
上記突起電極は一つ置きに対向するように配置され、対
向する突起電極間をそれぞれ、スルーホール内に形成し
た接続電極によって接続することが好ましい。これによ
って、圧電振動板の端面又は側面に接続電極を形成する
ことにより電極層間を接続する場合に比較して、容易に
確実に電極層間を接続することができる。また、圧電振
動板と駆動部弾性薄板とを貼り合わせ前に接続電極を形
成した場合でも、接着時の比較的高い加圧(5kg/c
m2程度)に対しても、圧電振動板を破損することなく
確実に接合できる。
場合、上記各電極層はそれぞれ圧電振動板の一方の端部
において電極層間を接続するための突起電極を有しかつ
上記突起電極は一つ置きに対向するように配置され、対
向する突起電極間をそれぞれ、スルーホール内に形成し
た接続電極によって接続することが好ましい。これによ
って、圧電振動板の端面又は側面に接続電極を形成する
ことにより電極層間を接続する場合に比較して、容易に
確実に電極層間を接続することができる。また、圧電振
動板と駆動部弾性薄板とを貼り合わせ前に接続電極を形
成した場合でも、接着時の比較的高い加圧(5kg/c
m2程度)に対しても、圧電振動板を破損することなく
確実に接合できる。
【0025】また、上記圧電アクチュエータにおいて、
上記圧電振動板の上記駆動部弾性薄板に貼り合わせた面
に対して反対側に位置する面に形成された表面電極と上
記各接続電極とを接続し、その一方の接続電極に接続さ
れた表面電極を他の表面電極から絶縁分離して構成する
ことが好ましい。このようにすると、圧電振動板の表面
電極と駆動部弾性薄板との接続を接着層を挟みながらの
接触接続とする場合に比較して、高温高湿条件下などで
の悪条件下においても接触不良を起こすことのない、確
実な導通が可能となり、より信頼性の高いアクチュエー
タを提供することができる。
上記圧電振動板の上記駆動部弾性薄板に貼り合わせた面
に対して反対側に位置する面に形成された表面電極と上
記各接続電極とを接続し、その一方の接続電極に接続さ
れた表面電極を他の表面電極から絶縁分離して構成する
ことが好ましい。このようにすると、圧電振動板の表面
電極と駆動部弾性薄板との接続を接着層を挟みながらの
接触接続とする場合に比較して、高温高湿条件下などで
の悪条件下においても接触不良を起こすことのない、確
実な導通が可能となり、より信頼性の高いアクチュエー
タを提供することができる。
【0026】また、上記圧電アクチュエータにおいて、
上記圧電振動板の上記駆動部弾性薄板と貼り合わせる面
に形成された表面電極上に、該電極と絶縁された別の電
極を形成し、上記接続電極のうちの一方を上記表面電極
に接続し、上記接続電極のうち他方を上記別の電極に接
続するようにしてもよい。この場合さらに、上記圧電振
動板と上記駆動部弾性薄板とを貼り合わせたときに上記
別の電極と対向するように、上記駆動部弾性薄板上に絶
縁層を介して上記駆動部弾性薄板と絶縁された電極を形
成し、該電極と上記駆動部弾性薄板との間に駆動電圧を
供給するようにすることが好ましい。このようにする
と、圧電振動板の表面電極と駆動部弾性薄板間に駆動電
圧を加える構造に比較して、圧電振動板表面よりワイヤ
ー等によって接続することなく、上記駆動部弾性薄板と
該薄板上に形成されかつ該薄板とは絶縁された電極との
間に、例えばコネクタ等を用いて電圧を印加することに
より、圧電アクチュエータを駆動することができる。こ
れによって、コストに大きな比重を占めるワイヤーボン
ディング工程が不用になり、製造コストを著しく削減す
ることができる。
上記圧電振動板の上記駆動部弾性薄板と貼り合わせる面
に形成された表面電極上に、該電極と絶縁された別の電
極を形成し、上記接続電極のうちの一方を上記表面電極
に接続し、上記接続電極のうち他方を上記別の電極に接
続するようにしてもよい。この場合さらに、上記圧電振
動板と上記駆動部弾性薄板とを貼り合わせたときに上記
別の電極と対向するように、上記駆動部弾性薄板上に絶
縁層を介して上記駆動部弾性薄板と絶縁された電極を形
成し、該電極と上記駆動部弾性薄板との間に駆動電圧を
供給するようにすることが好ましい。このようにする
と、圧電振動板の表面電極と駆動部弾性薄板間に駆動電
圧を加える構造に比較して、圧電振動板表面よりワイヤ
ー等によって接続することなく、上記駆動部弾性薄板と
該薄板上に形成されかつ該薄板とは絶縁された電極との
間に、例えばコネクタ等を用いて電圧を印加することに
より、圧電アクチュエータを駆動することができる。こ
れによって、コストに大きな比重を占めるワイヤーボン
ディング工程が不用になり、製造コストを著しく削減す
ることができる。
【0027】また、上記圧電アクチュエータにおいて
は、上記圧電振動板が両側面が電極層になるように電極
層と圧電体層とが上記圧電振動板の幅方向に交互に積層
され、各圧電体層に該圧電体層を挟設する電極層を介し
て駆動電圧が印加されるように構成してもよい。上記構
成により、同じ変位量を確保しながら、駆動電圧を著し
く低くすることができる。
は、上記圧電振動板が両側面が電極層になるように電極
層と圧電体層とが上記圧電振動板の幅方向に交互に積層
され、各圧電体層に該圧電体層を挟設する電極層を介し
て駆動電圧が印加されるように構成してもよい。上記構
成により、同じ変位量を確保しながら、駆動電圧を著し
く低くすることができる。
【0028】また、上記圧電アクチュエータにおいて、
上記圧電振動板が両端面が電極層になるように電極層と
圧電体層とが上記圧電振動板の長手方向に交互に積層さ
れ、各圧電体層に該圧電体層を挟設する電極層を介して
駆動電圧が印加されるように構成してもよい。これによ
って、圧電定数d31より大きい圧電定数d33を利用する
ことができ、さらに低駆動電圧化することができる。
上記圧電振動板が両端面が電極層になるように電極層と
圧電体層とが上記圧電振動板の長手方向に交互に積層さ
れ、各圧電体層に該圧電体層を挟設する電極層を介して
駆動電圧が印加されるように構成してもよい。これによ
って、圧電定数d31より大きい圧電定数d33を利用する
ことができ、さらに低駆動電圧化することができる。
【0029】また、上記圧電アクチュエータにおいて、
上記駆動部弾性薄板上に絶縁層を介して、電位差を持つ
1対の電極を形成し、前記電極を利用し、上記圧電振動
板に駆動電圧を供給することが好ましい。これによっ
て、ワイヤーによる電極取り出しが不要となり、製造コ
ストを削減することが出来るし、さらに、電極に取り付
けたワイヤー形状により、上記圧電アクチュエータに作
用される外力と、電極にワイヤー取付時に使用される半
田などによるアクチュエータの特性変化を削減すること
ができる。
上記駆動部弾性薄板上に絶縁層を介して、電位差を持つ
1対の電極を形成し、前記電極を利用し、上記圧電振動
板に駆動電圧を供給することが好ましい。これによっ
て、ワイヤーによる電極取り出しが不要となり、製造コ
ストを削減することが出来るし、さらに、電極に取り付
けたワイヤー形状により、上記圧電アクチュエータに作
用される外力と、電極にワイヤー取付時に使用される半
田などによるアクチュエータの特性変化を削減すること
ができる。
【0030】また、上記圧電アクチュエータにおいて、
安定した振動を得るためには、上記駆動部の共振周波数
と上記変位拡大部の共振周波数とを低い方の共振周波数
が高い方の共振周波数の0.6倍以上になるように設定
し、かつ上記駆動電圧の周波数を上記駆動部の共振周波
数と上記変位拡大部の共振周波数との間に設定すること
が好ましい。これにより駆動部の共振と変位拡大部の共
振が互いに影響を及ぼし合い、大きな変位量を得ること
ができる。また、上記圧電アクチュエータにおいては、
駆動周波数の変化による出力変位量の変動を小さくする
ために、上記駆動電圧の周波数を、該周波数の変化に対
して実質的に変位量が変化しない安定領域に設定するこ
とが好ましい。
安定した振動を得るためには、上記駆動部の共振周波数
と上記変位拡大部の共振周波数とを低い方の共振周波数
が高い方の共振周波数の0.6倍以上になるように設定
し、かつ上記駆動電圧の周波数を上記駆動部の共振周波
数と上記変位拡大部の共振周波数との間に設定すること
が好ましい。これにより駆動部の共振と変位拡大部の共
振が互いに影響を及ぼし合い、大きな変位量を得ること
ができる。また、上記圧電アクチュエータにおいては、
駆動周波数の変化による出力変位量の変動を小さくする
ために、上記駆動電圧の周波数を、該周波数の変化に対
して実質的に変位量が変化しない安定領域に設定するこ
とが好ましい。
【0031】また、上記圧電アクチュエータにおいて
は、出力変位量の温度特性をよくする(出力変位量の温
度変化を小さくする)ために、上記変位拡大部の共振周
波数を上記駆動部の共振周波数より低く設定することが
好ましい。
は、出力変位量の温度特性をよくする(出力変位量の温
度変化を小さくする)ために、上記変位拡大部の共振周
波数を上記駆動部の共振周波数より低く設定することが
好ましい。
【0032】また、上記圧電アクチュエータにおいて、
駆動部を比較的小さく振動させかつ変位拡大部を大きく
振動させるためには、上記駆動部の共振周波数を上記変
位拡大部の共振周波数より高くなるように設定し、かつ
上記駆動電圧の周波数を上記変位拡大部の共振周波数以
下の周波数に設定することが好ましい。このようにする
と、駆動部の変位量を小さく抑え、かつ大きな変位量を
取り出すことができるため、信頼性の高い大変位圧電ア
クチュエータを提供できる。この場合、上記駆動部の共
振周波数を上記駆動電圧の周波数の1.5倍以上に設定
し、かつ上記変位拡大部の共振周波数を上記駆動電圧の
周波数の近傍に設定することがさらに好ましく、これに
よって、駆動部の変位量をより小さく抑え、かつより大
きな変位量を取り出すことができるため、信頼性の高い
大変位圧電アクチュエータを提供できる。
駆動部を比較的小さく振動させかつ変位拡大部を大きく
振動させるためには、上記駆動部の共振周波数を上記変
位拡大部の共振周波数より高くなるように設定し、かつ
上記駆動電圧の周波数を上記変位拡大部の共振周波数以
下の周波数に設定することが好ましい。このようにする
と、駆動部の変位量を小さく抑え、かつ大きな変位量を
取り出すことができるため、信頼性の高い大変位圧電ア
クチュエータを提供できる。この場合、上記駆動部の共
振周波数を上記駆動電圧の周波数の1.5倍以上に設定
し、かつ上記変位拡大部の共振周波数を上記駆動電圧の
周波数の近傍に設定することがさらに好ましく、これに
よって、駆動部の変位量をより小さく抑え、かつより大
きな変位量を取り出すことができるため、信頼性の高い
大変位圧電アクチュエータを提供できる。
【0033】また、上記目的を達成するために、本発明
に係る焦電型赤外線センサは、上記圧電アクチュエータ
と該圧電アクチュエータの変位拡大部又は連結部に略垂
直に設けられた遮蔽板とを含んで構成されたチョッパ
と、赤外線入射部を有し該赤外線入射部の前方に上記遮
蔽板が位置するように設けられた赤外線センサとを備
え、上記圧電アクチュエータを所定の周波数を有する駆
動電圧で動作させることにより、上記赤外線センサに断
続的に赤外線を入射するようにしたことを特徴とする。
上記構成により、本発明に係る焦電型赤外線センサは、
上記圧電アクチュエータと該圧電アクチュエータの変位
拡大部又は連結部に略垂直に設けられた遮蔽板とを含ん
で構成されたチョッパを備えているので、小型にできか
つ信頼性を高くできる。
に係る焦電型赤外線センサは、上記圧電アクチュエータ
と該圧電アクチュエータの変位拡大部又は連結部に略垂
直に設けられた遮蔽板とを含んで構成されたチョッパ
と、赤外線入射部を有し該赤外線入射部の前方に上記遮
蔽板が位置するように設けられた赤外線センサとを備
え、上記圧電アクチュエータを所定の周波数を有する駆
動電圧で動作させることにより、上記赤外線センサに断
続的に赤外線を入射するようにしたことを特徴とする。
上記構成により、本発明に係る焦電型赤外線センサは、
上記圧電アクチュエータと該圧電アクチュエータの変位
拡大部又は連結部に略垂直に設けられた遮蔽板とを含ん
で構成されたチョッパを備えているので、小型にできか
つ信頼性を高くできる。
【0034】また、上記目的を達成するために、本発明
に係る圧電光偏向器は、圧電アクチュエータと、該圧電
アクチュエータの変位拡大部の少なくとも一部に該変位
拡大部と略水平に設けられた反射板とを備え、上記圧電
アクチュエータを所定の周波数を有する駆動電圧で動作
させることにより、上記反射板によって反射される光の
方向を変化させるようにしたことを特徴とする。上記構
成により、本発明に係る圧電光偏向器は、圧電アクチュ
エータと、該圧電アクチュエータの変位拡大部の少なく
とも一部に該変位拡大部と略水平に設けられた反射板と
を備えているので、構造が簡単でかつ偏向量の制御が容
易でしかも偏向角度を大きくとることができる。
に係る圧電光偏向器は、圧電アクチュエータと、該圧電
アクチュエータの変位拡大部の少なくとも一部に該変位
拡大部と略水平に設けられた反射板とを備え、上記圧電
アクチュエータを所定の周波数を有する駆動電圧で動作
させることにより、上記反射板によって反射される光の
方向を変化させるようにしたことを特徴とする。上記構
成により、本発明に係る圧電光偏向器は、圧電アクチュ
エータと、該圧電アクチュエータの変位拡大部の少なく
とも一部に該変位拡大部と略水平に設けられた反射板と
を備えているので、構造が簡単でかつ偏向量の制御が容
易でしかも偏向角度を大きくとることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施の形態について説明する。 第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態における圧電アクチュ
エータの構成を示す分解斜視図である。この第1の実施
形態の圧電アクチュエータは、図1に示すように、駆動
部弾性薄板10aと変位拡大部10bを構成する弾性薄
板とが連結部10cにおいて一体で連結されてなる弾性
シム材10と、駆動部弾性薄板10aの一部に貼り合わ
された圧電振動板11とによって構成される。
る実施の形態について説明する。 第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態における圧電アクチュ
エータの構成を示す分解斜視図である。この第1の実施
形態の圧電アクチュエータは、図1に示すように、駆動
部弾性薄板10aと変位拡大部10bを構成する弾性薄
板とが連結部10cにおいて一体で連結されてなる弾性
シム材10と、駆動部弾性薄板10aの一部に貼り合わ
された圧電振動板11とによって構成される。
【0036】ここで、圧電振動板11は、図2に示すよ
うに、厚さ方向に分極された圧電セラミック板1の対向
する主表面に電極12a,12bが形成されて構成さ
れ、電極12a,12bを介して駆動電圧が印加される
と印加される駆動電圧に対応してその長手方向に伸縮す
る。これによって、駆動部弾性薄板10aと圧電振動板
11とによって構成されるユニモルフ型の駆動部100
は、印加される駆動電圧に従ってたわみ振動をする。こ
こで特に、第1の実施形態の圧電アクチュエータにおい
て、変位拡大部10bは、駆動部100のたわみ振動と
同調して振動するようにその振動特性が設定される。こ
れによって、変位拡大部10bは、駆動部100の振動
により連結部10cを介して励振され、駆動部100と
同一の周波数で振動する。
うに、厚さ方向に分極された圧電セラミック板1の対向
する主表面に電極12a,12bが形成されて構成さ
れ、電極12a,12bを介して駆動電圧が印加される
と印加される駆動電圧に対応してその長手方向に伸縮す
る。これによって、駆動部弾性薄板10aと圧電振動板
11とによって構成されるユニモルフ型の駆動部100
は、印加される駆動電圧に従ってたわみ振動をする。こ
こで特に、第1の実施形態の圧電アクチュエータにおい
て、変位拡大部10bは、駆動部100のたわみ振動と
同調して振動するようにその振動特性が設定される。こ
れによって、変位拡大部10bは、駆動部100の振動
により連結部10cを介して励振され、駆動部100と
同一の周波数で振動する。
【0037】以上のように構成された振動体において、
図3に示すように駆動部弾性薄板10aの端部(以下、
支持端T1という)で支持し、圧電振動板11に所定の
周波数(駆動周波数)を有する駆動電圧を印加すると以
下のように振動する。まず、圧電振動板11は駆動電圧
に従って駆動周波数と等しい周波数で長手方向に伸縮す
る。これによって、駆動部100は駆動周波数と等しい
周波数でたわみ振動をする。ここで、駆動部100は支
持端T1で固定されているので、たわみ振動により連結
部10cが上下に振動する。この連結部10cの上下振
動により、変位拡大部10bにおいて、連結部10cと
の連結端とは反対側の先端部の上下運動を誘発し、変位
拡大部10bを振動させる。ここで、駆動部100と変
位拡大部10bとは同調して振動し、連結部10cの振
幅は、連結部10cの上下振動に加えさらに変位拡大部
10bのたわみ振動が加わるので連結部10cの上下振
動の振幅より大きくできる。
図3に示すように駆動部弾性薄板10aの端部(以下、
支持端T1という)で支持し、圧電振動板11に所定の
周波数(駆動周波数)を有する駆動電圧を印加すると以
下のように振動する。まず、圧電振動板11は駆動電圧
に従って駆動周波数と等しい周波数で長手方向に伸縮す
る。これによって、駆動部100は駆動周波数と等しい
周波数でたわみ振動をする。ここで、駆動部100は支
持端T1で固定されているので、たわみ振動により連結
部10cが上下に振動する。この連結部10cの上下振
動により、変位拡大部10bにおいて、連結部10cと
の連結端とは反対側の先端部の上下運動を誘発し、変位
拡大部10bを振動させる。ここで、駆動部100と変
位拡大部10bとは同調して振動し、連結部10cの振
幅は、連結部10cの上下振動に加えさらに変位拡大部
10bのたわみ振動が加わるので連結部10cの上下振
動の振幅より大きくできる。
【0038】言い換えると、図3に示すように構成し
て、所定の駆動周波数の信号を印加することにより、実
質的に、駆動部100の長さと変位拡大部10bの長さ
との合計の長さを有効長とする片持ち梁の1次振動に近
い振動をさせることができる。従って、変位拡大部10
bにおいて、連結部10cとの連結端とは反対側の先端
部から変位を取り出す第1の実施形態では、上述の1次
振動の有効長に対応する大きな変位を取り出すことが可
能できる。
て、所定の駆動周波数の信号を印加することにより、実
質的に、駆動部100の長さと変位拡大部10bの長さ
との合計の長さを有効長とする片持ち梁の1次振動に近
い振動をさせることができる。従って、変位拡大部10
bにおいて、連結部10cとの連結端とは反対側の先端
部から変位を取り出す第1の実施形態では、上述の1次
振動の有効長に対応する大きな変位を取り出すことが可
能できる。
【0039】以上の第1の実施形態では、駆動部100
に発生した変位を変位拡大部10bで拡大するため、圧
電振動板11には小さなひずみ(長手方向の伸縮)を生
じさせるだけで、圧電アクチュエータ全体としては大き
な変位量が得られる。加えて、小型化も可能である。ま
た第1の実施形態では、変位拡大部10bが共振状態に
陥った時などに発生する大きな変位による大きなひずみ
が駆動部100に貼られた圧電振動板11に伝わること
を連結部10cによって阻止することができる。従っ
て、変位拡大部10bから大きな変位を取り出したとし
ても圧電振動板11に作用するひずみは印加電圧により
生じる小さなひずみのみとすることが出来、高い信頼性
を維持することが可能である。なお、以上、述べたよう
な効果は駆動部をユニモルフ型素子にする場合だけでな
くバイモルフ型素子にしても同様に得られる。
に発生した変位を変位拡大部10bで拡大するため、圧
電振動板11には小さなひずみ(長手方向の伸縮)を生
じさせるだけで、圧電アクチュエータ全体としては大き
な変位量が得られる。加えて、小型化も可能である。ま
た第1の実施形態では、変位拡大部10bが共振状態に
陥った時などに発生する大きな変位による大きなひずみ
が駆動部100に貼られた圧電振動板11に伝わること
を連結部10cによって阻止することができる。従っ
て、変位拡大部10bから大きな変位を取り出したとし
ても圧電振動板11に作用するひずみは印加電圧により
生じる小さなひずみのみとすることが出来、高い信頼性
を維持することが可能である。なお、以上、述べたよう
な効果は駆動部をユニモルフ型素子にする場合だけでな
くバイモルフ型素子にしても同様に得られる。
【0040】以上の第1の実施形態では、変位拡大部1
0bにおいて、連結部10cとの連結端とは反対側の先
端部から変位を取り出すようにしたが、本発明はこれに
限らず、図4に示すように、連結部10cから変位を取
り出すようにしてもよい。図4のように構成した場合、
変位拡大部10bのたわみ振動は、駆動部100に対し
てはずみ振動的に作用し、変位拡大部10bの振動の反
動で駆動部100の振動を拡大する。この結果、駆動部
100の自由端に接続された連結部10cの振動幅が大
きくなる。従って、図4に示すように連結部10cから
変位を取り出すようにしても変位拡大部10bが無い場
合に比較して大きな変位を取り出すことができる。
0bにおいて、連結部10cとの連結端とは反対側の先
端部から変位を取り出すようにしたが、本発明はこれに
限らず、図4に示すように、連結部10cから変位を取
り出すようにしてもよい。図4のように構成した場合、
変位拡大部10bのたわみ振動は、駆動部100に対し
てはずみ振動的に作用し、変位拡大部10bの振動の反
動で駆動部100の振動を拡大する。この結果、駆動部
100の自由端に接続された連結部10cの振動幅が大
きくなる。従って、図4に示すように連結部10cから
変位を取り出すようにしても変位拡大部10bが無い場
合に比較して大きな変位を取り出すことができる。
【0041】以上の第1の実施形態の圧電アクチュエー
タでは、駆動部弾性薄板10aの連結部10cの連結端
とは反対側の端部で支持するように構成したが、本発明
はこれに限らず図5に示すように、連結部10cにおい
て支持部13で支持するようにしてもよい。この場合、
変位は、変位拡大部10bの、連結部10cとの連結端
とは反対側の先端部から取り出すようにする。以上のよ
うに構成しても、変位拡大部10bが無い場合に比較し
て大きな変位を取り出すことができる。この構成におい
て、支持部13を連結部10cに設けることにより、駆
動部100と変位拡大部10bとの形状が相手の共振周
波数に及ぼす影響がなくなるため、より効率的な設計が
可能となる。
タでは、駆動部弾性薄板10aの連結部10cの連結端
とは反対側の端部で支持するように構成したが、本発明
はこれに限らず図5に示すように、連結部10cにおい
て支持部13で支持するようにしてもよい。この場合、
変位は、変位拡大部10bの、連結部10cとの連結端
とは反対側の先端部から取り出すようにする。以上のよ
うに構成しても、変位拡大部10bが無い場合に比較し
て大きな変位を取り出すことができる。この構成におい
て、支持部13を連結部10cに設けることにより、駆
動部100と変位拡大部10bとの形状が相手の共振周
波数に及ぼす影響がなくなるため、より効率的な設計が
可能となる。
【0042】第2の実施形態 以下、本発明の第2の実施形態について、図を参照しな
がら説明する。図6は本発明に係る第2の実施形態の圧
電アクチュエータを示す斜視図である。第2の実施形態
の圧電アクチュエータは、互いに平行に設けられた駆動
部弾性薄板110aと弾性薄板110bとが一体的に連
結部110cで連結されてなる弾性シム材110と、駆
動部弾性薄板110aに貼り合わされた圧電振動板11
とからなり、弾性薄板110aにおいて、連結部110
cとの連結端とは反対側の先端部で支持体13によって
支持される。尚、第2の実施形態において、圧電振動板
11は、第1の実施形態と同様に構成される。これによ
って、駆動部弾性薄板110aと圧電振動板11とから
なる駆動部101にたわみ振動を励振し、そのたわみ振
動が変位拡大部110bのたわみ振動を励振し、変位拡
大部110bの連結部110cが取付られている端部と
反対側の端部より、変位量を取り出す。
がら説明する。図6は本発明に係る第2の実施形態の圧
電アクチュエータを示す斜視図である。第2の実施形態
の圧電アクチュエータは、互いに平行に設けられた駆動
部弾性薄板110aと弾性薄板110bとが一体的に連
結部110cで連結されてなる弾性シム材110と、駆
動部弾性薄板110aに貼り合わされた圧電振動板11
とからなり、弾性薄板110aにおいて、連結部110
cとの連結端とは反対側の先端部で支持体13によって
支持される。尚、第2の実施形態において、圧電振動板
11は、第1の実施形態と同様に構成される。これによ
って、駆動部弾性薄板110aと圧電振動板11とから
なる駆動部101にたわみ振動を励振し、そのたわみ振
動が変位拡大部110bのたわみ振動を励振し、変位拡
大部110bの連結部110cが取付られている端部と
反対側の端部より、変位量を取り出す。
【0043】第2の実施形態の圧電アクチュエータで
は、駆動部101の片側に変位拡大部110bを設けて
いるので、変位拡大部110bには、ねじれ振動も励振
され、第1の実施形態に比較してさらに大きな変位を取
り出すことができる。すなわち、変位拡大部110bを
駆動部110の片側に配したことにより、駆動部110
の振動の重心と変位拡大部110bの振動の重心にずれ
を生じる。このために、変位拡大部110bの有効長が
等価的に長くなり、その結果変位拡大部110bの先端
の変位を拡大する。
は、駆動部101の片側に変位拡大部110bを設けて
いるので、変位拡大部110bには、ねじれ振動も励振
され、第1の実施形態に比較してさらに大きな変位を取
り出すことができる。すなわち、変位拡大部110bを
駆動部110の片側に配したことにより、駆動部110
の振動の重心と変位拡大部110bの振動の重心にずれ
を生じる。このために、変位拡大部110bの有効長が
等価的に長くなり、その結果変位拡大部110bの先端
の変位を拡大する。
【0044】図7は、第1の実施形態に示したように変
位拡大部を駆動部の両側に配した場合と、変位拡大部を
第2の実施形態のように片側に配した場合の変位量を示
している。図7のグラフにおいて、変位量は連結部にお
ける変位量を基準として、変位拡大部上の連結部からの
位置に対する変位量で示している。変位拡大部110b
を駆動部の片側に配した第2の実施形態は、変位拡大部
110bを駆動部の片側に配した第1の実施形態に比較
して変位量を大きくできることは、図7からも明らかで
ある。また、第2の実施形態では、弾性シム材110の
形状を簡単にできるので、製造コストを低くできる。
位拡大部を駆動部の両側に配した場合と、変位拡大部を
第2の実施形態のように片側に配した場合の変位量を示
している。図7のグラフにおいて、変位量は連結部にお
ける変位量を基準として、変位拡大部上の連結部からの
位置に対する変位量で示している。変位拡大部110b
を駆動部の片側に配した第2の実施形態は、変位拡大部
110bを駆動部の片側に配した第1の実施形態に比較
して変位量を大きくできることは、図7からも明らかで
ある。また、第2の実施形態では、弾性シム材110の
形状を簡単にできるので、製造コストを低くできる。
【0045】以上の第2の実施形態では、支持体13を
駆動部弾性薄板110aの上面に接合して固定したが、
本発明はこれに限らず、図8に示すように、例えば先端
部に切り込みを設けた支持体13aを用い、その切り込
みで弾性薄板110aを挟み込むようにして固定しても
よい。以上のようにすることにより、圧電アクチュエー
タの固定を確実にでき、製造時における組み立ても容易
である。
駆動部弾性薄板110aの上面に接合して固定したが、
本発明はこれに限らず、図8に示すように、例えば先端
部に切り込みを設けた支持体13aを用い、その切り込
みで弾性薄板110aを挟み込むようにして固定しても
よい。以上のようにすることにより、圧電アクチュエー
タの固定を確実にでき、製造時における組み立ても容易
である。
【0046】第3の実施形態 次に、本発明に係る第3の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。この第3の
実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実施形態と比
較して、圧電振動板11に代えて図9に示す積層構造の
圧電振動板11aを用いた点が異なり、それ以外の所は
第1の実施形態と同様に構成される。
タについて、図面を参照しながら説明する。この第3の
実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実施形態と比
較して、圧電振動板11に代えて図9に示す積層構造の
圧電振動板11aを用いた点が異なり、それ以外の所は
第1の実施形態と同様に構成される。
【0047】第3の実施形態に使用される圧電振動板1
1aは、図9に示すように、最上層と最下層とが電極層
になるように電極層12−k(k=1,2,3,…,n
+1)と圧電セラミック層1−k(k=1,2,3,
…,n)とが交互に積層されてなる。ここで、電極層1
2−1,12−3,…,12−nは、側面電極2aで接
続されており、電極層12−2,12−4,…,12ー
(n+1)は、側面電極2bで接続されている。尚、各
圧電セラミック層1−kは、各圧電セラミック層1−k
に印加される電圧の方向に対応して、互いに隣接する圧
電セラミック層間では、分極の向きが逆になるように、
上向き下向きのいずれかの厚さ方向に分極される。
1aは、図9に示すように、最上層と最下層とが電極層
になるように電極層12−k(k=1,2,3,…,n
+1)と圧電セラミック層1−k(k=1,2,3,
…,n)とが交互に積層されてなる。ここで、電極層1
2−1,12−3,…,12−nは、側面電極2aで接
続されており、電極層12−2,12−4,…,12ー
(n+1)は、側面電極2bで接続されている。尚、各
圧電セラミック層1−kは、各圧電セラミック層1−k
に印加される電圧の方向に対応して、互いに隣接する圧
電セラミック層間では、分極の向きが逆になるように、
上向き下向きのいずれかの厚さ方向に分極される。
【0048】以上のように構成された第3の実施形態の
圧電アクチュエータは、各圧電セラミック層1−kの厚
さを薄くできかつ側面電極2a,2bを介して印加され
る駆動電圧をそれぞれ各圧電セラミック層に印加できる
ので、各圧電セラミック層が薄い分各圧電セラミック層
に高い電界を印加することができる。言い換えれは、第
1の実施形態の圧電アクチュエータに比較して低い駆動
電圧で、各圧電セラミック層1−kには第1の実施形態
の圧電セラミック1と同等以上の電界を印加することが
できるので、低い駆動電圧で第1の実施形態と同等以上
の変位量を得ることができる。
圧電アクチュエータは、各圧電セラミック層1−kの厚
さを薄くできかつ側面電極2a,2bを介して印加され
る駆動電圧をそれぞれ各圧電セラミック層に印加できる
ので、各圧電セラミック層が薄い分各圧電セラミック層
に高い電界を印加することができる。言い換えれは、第
1の実施形態の圧電アクチュエータに比較して低い駆動
電圧で、各圧電セラミック層1−kには第1の実施形態
の圧電セラミック1と同等以上の電界を印加することが
できるので、低い駆動電圧で第1の実施形態と同等以上
の変位量を得ることができる。
【0049】例えば、第3の実施形態の圧電振動板11
aにおける圧電セラミック層1−kの積層数をn層とし
た場合、第1の実施形態と同等の変位量を得るための必
要印加電圧Vneedは、第1の実施形態の駆動電圧をV0
とすると、数1で表すように、低く抑えることが出来
る。尚、この例では、圧電振動板11と圧電振動板11
aの外形寸法は同一であると仮定している。
aにおける圧電セラミック層1−kの積層数をn層とし
た場合、第1の実施形態と同等の変位量を得るための必
要印加電圧Vneedは、第1の実施形態の駆動電圧をV0
とすると、数1で表すように、低く抑えることが出来
る。尚、この例では、圧電振動板11と圧電振動板11
aの外形寸法は同一であると仮定している。
【0050】
【数1】Vneed=V0/n
【0051】また、通常、圧電振動板11,11aに所
定の駆動電圧を印加するために、駆動回路には昇圧又は
降圧回路を用いるが、第3の実施形態では、圧電振動板
11aの積層数を適当に設定することにより、各圧電セ
ラミック層に印加される電界強度を設定することができ
るので、駆動回路における昇圧、降圧回路を取り除くこ
とができ、駆動回路を簡単にできる。
定の駆動電圧を印加するために、駆動回路には昇圧又は
降圧回路を用いるが、第3の実施形態では、圧電振動板
11aの積層数を適当に設定することにより、各圧電セ
ラミック層に印加される電界強度を設定することができ
るので、駆動回路における昇圧、降圧回路を取り除くこ
とができ、駆動回路を簡単にできる。
【0052】なお、以上、述べたような効果は駆動部を
ユニモルフ型素子にする場合だけでなくバイモルフ型素
子にしても同様に得られる。また、第3の実施形態の圧
電振動板11aは、第2の実施形態に適用することもで
き、その場合にも同様の効果が得られることも言うまで
もない。さらに、一般的なユニモルフ型素子やバイモル
フ型素子においても、同様の効果が得られることも言う
までもない。
ユニモルフ型素子にする場合だけでなくバイモルフ型素
子にしても同様に得られる。また、第3の実施形態の圧
電振動板11aは、第2の実施形態に適用することもで
き、その場合にも同様の効果が得られることも言うまで
もない。さらに、一般的なユニモルフ型素子やバイモル
フ型素子においても、同様の効果が得られることも言う
までもない。
【0053】第4の実施形態 次に、本発明に係る第4の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。この第4の
実施形態の圧電アクチュエータは、第3の実施形態と比
較して、各圧電セラミック層1−kの上面と下面に形成
されている電極12−k,12−(k+1)の形状が異
なり、それ以外の所は第3の実施形態と同様に構成され
る。図31、図32はそれぞれ、第3の実施形態と第4
の実施形態における圧電振動板の一部(圧電セラミック
層1−kとその上面と下面に形成されている電極)を示
す分解斜視図である。
タについて、図面を参照しながら説明する。この第4の
実施形態の圧電アクチュエータは、第3の実施形態と比
較して、各圧電セラミック層1−kの上面と下面に形成
されている電極12−k,12−(k+1)の形状が異
なり、それ以外の所は第3の実施形態と同様に構成され
る。図31、図32はそれぞれ、第3の実施形態と第4
の実施形態における圧電振動板の一部(圧電セラミック
層1−kとその上面と下面に形成されている電極)を示
す分解斜視図である。
【0054】第3の実施形態に使用される圧電振動板1
1aでは、図31に示すように、電極層12−k(k=
1,2,3,…,n+1)は、圧電セラミック層1−k
(k=1,2,3,…,n)に対して、幅が僅かに小さ
くなるように形成される。そして、圧電セラミック層1
−kの一方の面に形成される電極層12−kは、電極層
12−kの端面83a、端面83c及び側面83dがそ
れぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a、81c及
び側面81dに一致するように、かつ電極層12−kの
側面83bが圧電セラミック層1−kの側面81bの若
干内側に位置するように形成される。また、圧電セラミ
ック層1−kの他方の面に形成される電極層12−(k
+1)は、電極層12−(k+1)の端面85a、端面
85c及び側面85bがそれぞれ圧電セラミック層1−
kの端面81a、81c及び側面81bに一致するよう
に、かつ電極層12−(k+1)の側面85dが圧電セ
ラミック層1−kの側面81dの若干内側に位置するよ
うに形成されている。
1aでは、図31に示すように、電極層12−k(k=
1,2,3,…,n+1)は、圧電セラミック層1−k
(k=1,2,3,…,n)に対して、幅が僅かに小さ
くなるように形成される。そして、圧電セラミック層1
−kの一方の面に形成される電極層12−kは、電極層
12−kの端面83a、端面83c及び側面83dがそ
れぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a、81c及
び側面81dに一致するように、かつ電極層12−kの
側面83bが圧電セラミック層1−kの側面81bの若
干内側に位置するように形成される。また、圧電セラミ
ック層1−kの他方の面に形成される電極層12−(k
+1)は、電極層12−(k+1)の端面85a、端面
85c及び側面85bがそれぞれ圧電セラミック層1−
kの端面81a、81c及び側面81bに一致するよう
に、かつ電極層12−(k+1)の側面85dが圧電セ
ラミック層1−kの側面81dの若干内側に位置するよ
うに形成されている。
【0055】これに対して、第4の実施形態に使用され
る圧電振動板11dでは、図32に示すように、電極層
12a−k(k=1,2,3,…,n+1)の形状は、
第3の実施形態と同様、圧電セラミック層1−k(k=
1,2,3,…,n)に対して、幅が僅かに小さくなる
ように形成されるが以下の点で第3の実施形態とは異な
る。すなわち、圧電セラミック層1−kの一方の面に形
成される電極層12a−kは、電極層12a−kの端面
87a及び側面87dがそれぞれ圧電セラミック層1−
kの端面81a、81c及び側面81dに一致するよう
に、かつ電極層12a−kの側面87bが圧電セラミッ
ク層1−kの側面81bの若干内側に位置し、電極層1
2a−kの端面87cが圧電セラミック層1−kの端面
81cの若干内側に位置するように形成される。また、
圧電セラミック層1−kの他方の面に形成される電極層
12a−(k+1)は、電極層12a−(k+1)の端
面88c及び側面88bがそれぞれ圧電セラミック層1
−kの端面81c及び側面81bに一致するように、か
つ電極層12a−(k+1)の端面88a及び側面88
dがそれぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a及び
側面81dの若干内側に位置するように形成されてい
る。
る圧電振動板11dでは、図32に示すように、電極層
12a−k(k=1,2,3,…,n+1)の形状は、
第3の実施形態と同様、圧電セラミック層1−k(k=
1,2,3,…,n)に対して、幅が僅かに小さくなる
ように形成されるが以下の点で第3の実施形態とは異な
る。すなわち、圧電セラミック層1−kの一方の面に形
成される電極層12a−kは、電極層12a−kの端面
87a及び側面87dがそれぞれ圧電セラミック層1−
kの端面81a、81c及び側面81dに一致するよう
に、かつ電極層12a−kの側面87bが圧電セラミッ
ク層1−kの側面81bの若干内側に位置し、電極層1
2a−kの端面87cが圧電セラミック層1−kの端面
81cの若干内側に位置するように形成される。また、
圧電セラミック層1−kの他方の面に形成される電極層
12a−(k+1)は、電極層12a−(k+1)の端
面88c及び側面88bがそれぞれ圧電セラミック層1
−kの端面81c及び側面81bに一致するように、か
つ電極層12a−(k+1)の端面88a及び側面88
dがそれぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a及び
側面81dの若干内側に位置するように形成されてい
る。
【0056】このように、第4の実施形態に使用される
圧電振動板11dでは、電極層12a−k(k=1,
2,3,…,n+1)の形状は、圧電セラミック層1−
k(k=1,2,3,…,n)に対して、長さと幅が僅
かに小さい形状とし、加えて、隣り合った電極層が対角
方向に互い違いになるように、それぞれ圧電セラミック
層1−kの角部80aと電極層12a−kの角部86a
を一致させ、次の電極層12a−(k+1)は、前記圧
電セラミック層1−kの角部80aと対角の位置にある
角部80bと電極層12a−(k+1)の角部86bを
一致させるように形成して積層する。
圧電振動板11dでは、電極層12a−k(k=1,
2,3,…,n+1)の形状は、圧電セラミック層1−
k(k=1,2,3,…,n)に対して、長さと幅が僅
かに小さい形状とし、加えて、隣り合った電極層が対角
方向に互い違いになるように、それぞれ圧電セラミック
層1−kの角部80aと電極層12a−kの角部86a
を一致させ、次の電極層12a−(k+1)は、前記圧
電セラミック層1−kの角部80aと対角の位置にある
角部80bと電極層12a−(k+1)の角部86bを
一致させるように形成して積層する。
【0057】以上のように形成された第4の実施形態の
圧電振動板では、1つの端面及び1つの側面には、互い
に同電位の電極層のみが露出されることになるので、そ
の端面又は側面において電極間で短絡しても動作上問題
となることはない。従って、銀などのマイグレーション
を起こしやすい材料を電極として用いた場合でも、高温
高湿条件などの悪条件下においても信頼性を悪化させる
ことがなく、Ag等のマイグレーションを起こしやすい
電極を用いても信頼性を十分確保することができる。こ
れによって、電極層として比較的安価なAg又はAg系
の金属を用いることができる。
圧電振動板では、1つの端面及び1つの側面には、互い
に同電位の電極層のみが露出されることになるので、そ
の端面又は側面において電極間で短絡しても動作上問題
となることはない。従って、銀などのマイグレーション
を起こしやすい材料を電極として用いた場合でも、高温
高湿条件などの悪条件下においても信頼性を悪化させる
ことがなく、Ag等のマイグレーションを起こしやすい
電極を用いても信頼性を十分確保することができる。こ
れによって、電極層として比較的安価なAg又はAg系
の金属を用いることができる。
【0058】また、通常、圧電アクチュエータの圧電振
動板は大きなサイズで焼成された後、所定のサイズに切
断されて使用されるが、第4の実施形態に使用される圧
電振動板では、切断時に発生する可能性がある電極層の
バリによる異なる電位差となる電極間の短絡を防止する
ことができる。すなわち、圧電振動板の幅を調整するた
めに切断する場合は、圧電セラミック層1−kの側面8
1bと電極層12a−kの側面87bとの間、又は圧電
セラミック層1−kの側面81dと電極層12a−(k
+1)の側面88dとの間で切断するようにする。ま
た、圧電振動板の長さを調整するために切断する場合
は、圧電セラミック層1−kの端面81cと電極層12
a−kの端面87cとの間、又は圧電セラミック層1−
kの側面81aと電極層12a−(k+1)の端面88
aとの間で切断するようにする。
動板は大きなサイズで焼成された後、所定のサイズに切
断されて使用されるが、第4の実施形態に使用される圧
電振動板では、切断時に発生する可能性がある電極層の
バリによる異なる電位差となる電極間の短絡を防止する
ことができる。すなわち、圧電振動板の幅を調整するた
めに切断する場合は、圧電セラミック層1−kの側面8
1bと電極層12a−kの側面87bとの間、又は圧電
セラミック層1−kの側面81dと電極層12a−(k
+1)の側面88dとの間で切断するようにする。ま
た、圧電振動板の長さを調整するために切断する場合
は、圧電セラミック層1−kの端面81cと電極層12
a−kの端面87cとの間、又は圧電セラミック層1−
kの側面81aと電極層12a−(k+1)の端面88
aとの間で切断するようにする。
【0059】以上のようにすると、切断面において互い
に同電位となる電極層のみが切断されることになり、切
断することによりバリが発生しても互いに異なる電位と
なる電極層間における短絡を防止することができる。
に同電位となる電極層のみが切断されることになり、切
断することによりバリが発生しても互いに異なる電位と
なる電極層間における短絡を防止することができる。
【0060】(変形例)以下、第4の実施形態の種々の
変形例について説明する。図33は、第4の実施形態を
実現する別構造の圧電振動板11eの一部を示す第1の
変形例の分解斜視図であり、また、図34は、電極の位
置関係を示すために、圧電セラミックを上方より見たと
きの平面図である。この第1の変形例の圧電振動板11
eでは、図33に示すように、電極層12b−k(k=
1,2,3,…,n+1)の形状は、圧電セラミック層
1−k(k=1,2,3,…,n)に対して、幅が僅か
に小さくなるように形成されるが以下の点で第4の実施
形態とは異なる。
変形例について説明する。図33は、第4の実施形態を
実現する別構造の圧電振動板11eの一部を示す第1の
変形例の分解斜視図であり、また、図34は、電極の位
置関係を示すために、圧電セラミックを上方より見たと
きの平面図である。この第1の変形例の圧電振動板11
eでは、図33に示すように、電極層12b−k(k=
1,2,3,…,n+1)の形状は、圧電セラミック層
1−k(k=1,2,3,…,n)に対して、幅が僅か
に小さくなるように形成されるが以下の点で第4の実施
形態とは異なる。
【0061】すなわち、圧電セラミック層1−kの一方
の面に形成される電極層12b−kは、電極層12b−
kの端面89a、89c及び側面89bがそれぞれ圧電
セラミック層1−kの端面81a、81c及び側面81
bの若干内側に位置し、かつ電極層12b−kの側面8
9dが圧電セラミック層1−kの側面81dと一致する
ように形成される。また、圧電セラミック層1−kの他
方の面に形成される電極層12b−(k+1)は、電極
層12b−(k+1)の端面90a,90c及び側面9
0dがそれぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a,
81c及び側面81dの若干内側に位置するように、か
つ電極層12b−(k+1)の側面90bが圧電セラミ
ック層1−kの側面81bに一致するように形成され
る。以上のように構成された第1の変形例の圧電振動板
は、第4の実施形態と同様の作用効果を有する。
の面に形成される電極層12b−kは、電極層12b−
kの端面89a、89c及び側面89bがそれぞれ圧電
セラミック層1−kの端面81a、81c及び側面81
bの若干内側に位置し、かつ電極層12b−kの側面8
9dが圧電セラミック層1−kの側面81dと一致する
ように形成される。また、圧電セラミック層1−kの他
方の面に形成される電極層12b−(k+1)は、電極
層12b−(k+1)の端面90a,90c及び側面9
0dがそれぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a,
81c及び側面81dの若干内側に位置するように、か
つ電極層12b−(k+1)の側面90bが圧電セラミ
ック層1−kの側面81bに一致するように形成され
る。以上のように構成された第1の変形例の圧電振動板
は、第4の実施形態と同様の作用効果を有する。
【0062】また、図35は、第4の実施形態を実現す
る別構造の圧電振動板11fの一部を示す第2の変形例
の分解斜視図であり、また、図36は、電極の位置関係
を示すために、圧電セラミックを上方より見たときの平
面図である。この第2の変形例の圧電振動板11fで
は、図35に示すように、電極層12c−k(k=1,
2,3,…,n+1)の形状は、圧電セラミック層1−
k(k=1,2,3,…,n)に対して、幅及び長さが
僅かに小さくなるように形成され以下のように形成され
る。
る別構造の圧電振動板11fの一部を示す第2の変形例
の分解斜視図であり、また、図36は、電極の位置関係
を示すために、圧電セラミックを上方より見たときの平
面図である。この第2の変形例の圧電振動板11fで
は、図35に示すように、電極層12c−k(k=1,
2,3,…,n+1)の形状は、圧電セラミック層1−
k(k=1,2,3,…,n)に対して、幅及び長さが
僅かに小さくなるように形成され以下のように形成され
る。
【0063】すなわち、圧電セラミック層1−kの一方
の面に形成される電極層12c−kは、電極層12c−
kの端面91a、91c及び側面91b、91dがそれ
ぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a、81c及び
側面81b、81dの若干内側に位置するように形成さ
れる。また、圧電セラミック層1−kの他方の面に形成
される電極層12c−(k+1)は、電極層12c−
(k+1)の端面92a,92c及び側面92b、92
dがそれぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a,8
1c及び側面81b、81dの若干内側に位置するよう
に形成される。そして、電極層12c−kには、その端
面91aの側面91b寄りに突出電極23−kを形成
し、電極層12c−(k+1)には、その端面92aの
側面92d寄りに突出電極23−(k+1)を形成して
いる。
の面に形成される電極層12c−kは、電極層12c−
kの端面91a、91c及び側面91b、91dがそれ
ぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a、81c及び
側面81b、81dの若干内側に位置するように形成さ
れる。また、圧電セラミック層1−kの他方の面に形成
される電極層12c−(k+1)は、電極層12c−
(k+1)の端面92a,92c及び側面92b、92
dがそれぞれ圧電セラミック層1−kの端面81a,8
1c及び側面81b、81dの若干内側に位置するよう
に形成される。そして、電極層12c−kには、その端
面91aの側面91b寄りに突出電極23−kを形成
し、電極層12c−(k+1)には、その端面92aの
側面92d寄りに突出電極23−(k+1)を形成して
いる。
【0064】このように、第2の変形例の圧電振動板に
おいて、一つ置きに位置する同電位となる電極層の突出
電極(外部回路との接続用電極)が互いに対向し、電位
差のある電極層では、位置がずれるように形成される。
以上のように構成された第2の変形例の圧電振動板は、
第4の実施形態と同様の作用効果を有するとともに、所
定の形状に切断するときに、各電極側面と圧電セラミッ
ク層の側面との間及び電極端面と圧電セラミック層の端
面との間で切断することにより、電極層と圧電セラミッ
ク層との境界近辺で圧電セラミックがかけるチッピング
現象の発生を抑制することができる。
おいて、一つ置きに位置する同電位となる電極層の突出
電極(外部回路との接続用電極)が互いに対向し、電位
差のある電極層では、位置がずれるように形成される。
以上のように構成された第2の変形例の圧電振動板は、
第4の実施形態と同様の作用効果を有するとともに、所
定の形状に切断するときに、各電極側面と圧電セラミッ
ク層の側面との間及び電極端面と圧電セラミック層の端
面との間で切断することにより、電極層と圧電セラミッ
ク層との境界近辺で圧電セラミックがかけるチッピング
現象の発生を抑制することができる。
【0065】すなわち、比較的柔らかく延性の大きい電
極層と、非常に脆い圧電セラミック層を同時に切断した
場合、切断条件を厳密に管理しても、圧電セラミックの
粒界で粒界剥離が発生し、端部にチッピングが発生す
る。これは、圧電セラミック層を薄くすればするほど起
こりやすくなる。我々の検討の結果では、圧電セラミッ
ク層の厚さが20μmを切ると従来プロセスでの切断は
困難であった。ところが、この第2の変形例の構造で
は、突出電極の部分を除いて、電極層と圧電セラミック
層を同時に切断することがないので、切断時のチッピン
グ現象を改善することができる。なお、以上の例では、
同一端部に電位差を有する突出電極を形成したが、本発
明では2つの突出電極の位置は同一端部に限定されるも
のではない。
極層と、非常に脆い圧電セラミック層を同時に切断した
場合、切断条件を厳密に管理しても、圧電セラミックの
粒界で粒界剥離が発生し、端部にチッピングが発生す
る。これは、圧電セラミック層を薄くすればするほど起
こりやすくなる。我々の検討の結果では、圧電セラミッ
ク層の厚さが20μmを切ると従来プロセスでの切断は
困難であった。ところが、この第2の変形例の構造で
は、突出電極の部分を除いて、電極層と圧電セラミック
層を同時に切断することがないので、切断時のチッピン
グ現象を改善することができる。なお、以上の例では、
同一端部に電位差を有する突出電極を形成したが、本発
明では2つの突出電極の位置は同一端部に限定されるも
のではない。
【0066】また、図37は、第2の変形例における圧
電振動板11fの接続電極形成の1例を示す図である。
図37の(a)は、圧電振動板11fの接続電極形成前
の様子を示すものである。この例では、図37の(b)
に示すのように、突出電極23−k(k=1,3,…,
n−1)を接続する接続電極23aと、突出電極23−
k(k=2,4,…,n)を接続する接続電極23b
を、それぞれ所定の位置に、蒸着、スパッタリングで金
属膜を形成することや導電性ペーストを塗布すること等
で形成している。これにより、圧電振動板11fの表裏
の主面に形成された電極12−1,12−n間に駆動電
圧を印加すれば圧電振動体11fに振動を励振する事が
できる。
電振動板11fの接続電極形成の1例を示す図である。
図37の(a)は、圧電振動板11fの接続電極形成前
の様子を示すものである。この例では、図37の(b)
に示すのように、突出電極23−k(k=1,3,…,
n−1)を接続する接続電極23aと、突出電極23−
k(k=2,4,…,n)を接続する接続電極23b
を、それぞれ所定の位置に、蒸着、スパッタリングで金
属膜を形成することや導電性ペーストを塗布すること等
で形成している。これにより、圧電振動板11fの表裏
の主面に形成された電極12−1,12−n間に駆動電
圧を印加すれば圧電振動体11fに振動を励振する事が
できる。
【0067】以上の作用効果は駆動部をユニモルフ型素
子にする場合だけでなくバイモルフ型素子とした場合に
おいても同様に得られる。さらに、一般的なユニモルフ
型素子やバイモルフ型素子においても、同様の効果が得
られる。
子にする場合だけでなくバイモルフ型素子とした場合に
おいても同様に得られる。さらに、一般的なユニモルフ
型素子やバイモルフ型素子においても、同様の効果が得
られる。
【0068】第5の実施形態 次に、本発明に係る第5の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。この第5の
実施形態の圧電アクチュエータは、第4の実施形態の圧
電振動板を用いたものである。第5の実施形態の圧電ア
クチュエータにおいて、駆動を司るユニモルフ素子は、
図38に示すように、駆動部弾性薄板10aとその一部
に貼り合わされた圧電振動板11fとによって構成され
る。ここで、特に第5の実施形態では、接続電極23a
が駆動部弾性薄板10aと接触しないように、駆動部弾
性薄板10a上に、接続電極23aより大きな孔24a
を形成し、圧電振動体11fと駆動部弾性薄板10aと
を貼り合わせた後に、接続電極23a、23bを導電ペ
ースト等を用いて形成することを可能にしたものであ
る。
タについて、図面を参照しながら説明する。この第5の
実施形態の圧電アクチュエータは、第4の実施形態の圧
電振動板を用いたものである。第5の実施形態の圧電ア
クチュエータにおいて、駆動を司るユニモルフ素子は、
図38に示すように、駆動部弾性薄板10aとその一部
に貼り合わされた圧電振動板11fとによって構成され
る。ここで、特に第5の実施形態では、接続電極23a
が駆動部弾性薄板10aと接触しないように、駆動部弾
性薄板10a上に、接続電極23aより大きな孔24a
を形成し、圧電振動体11fと駆動部弾性薄板10aと
を貼り合わせた後に、接続電極23a、23bを導電ペ
ースト等を用いて形成することを可能にしたものであ
る。
【0069】さらに、接続電極23bに電気的に接続さ
れた駆動部弾性薄板10aと、接続電極23aとの短絡
を防止でき、製造時や悪条件下で駆動した時のマイグレ
ーション現象等に対する信頼性を向上させることが出来
る。
れた駆動部弾性薄板10aと、接続電極23aとの短絡
を防止でき、製造時や悪条件下で駆動した時のマイグレ
ーション現象等に対する信頼性を向上させることが出来
る。
【0070】以下、第5の実施形態のいくつかの変形例
について説明する。図39は、第5の実施形態の一変形
例の圧電アクチュエータに使用されるユニモルフ素子の
部分分解斜視図である。本ユニモルフ素子は、図39に
示すように、図38に示す第5の実施形態のユニモルフ
素子において、孔24aに代えて駆動部弾性薄板10a
と接続電極23aとの接触を防止するための絶縁部24
bを形成した以外は第5の実施形態と同様に構成され
る。このように構成しても、第5の実施形態と同様の作
用効果を有する。
について説明する。図39は、第5の実施形態の一変形
例の圧電アクチュエータに使用されるユニモルフ素子の
部分分解斜視図である。本ユニモルフ素子は、図39に
示すように、図38に示す第5の実施形態のユニモルフ
素子において、孔24aに代えて駆動部弾性薄板10a
と接続電極23aとの接触を防止するための絶縁部24
bを形成した以外は第5の実施形態と同様に構成され
る。このように構成しても、第5の実施形態と同様の作
用効果を有する。
【0071】また、図40、図41は、第5の実施形態
の別の変形例であり、接続電極23a、23bの少なく
とも一方が、圧電振動板の側面にある場合に有効な構造
である。図40は、圧電振動板11fより僅かに幅が狭
い駆動部弾性薄板10aと、その一部に貼り合わされた
圧電振動板11fとによって、駆動を司るユニモルフ素
子が構成されている例である。この圧電振動板11f
は、駆動部弾性薄板10aより幅が広く、接続電極23
a,23bが形成された側面が、駆動部弾性薄板10a
の側面より突出するように接合されている。このように
構成することで、圧電振動体11fと駆動部弾性薄板1
0aとを貼り合わせた後に、接続電極23aと駆動部弾
性薄板10aとを短絡させることなく、接続電極23
a、23bを導電ペースト等を用いて容易に形成するこ
とが可能である。更に、駆動部弾性薄板10aと、接続
電極23aとの距離を一定以上にすることにより、製造
時や悪条件下での駆動時のマイグレーション現象に対す
る信頼性を向上させることが出来る。
の別の変形例であり、接続電極23a、23bの少なく
とも一方が、圧電振動板の側面にある場合に有効な構造
である。図40は、圧電振動板11fより僅かに幅が狭
い駆動部弾性薄板10aと、その一部に貼り合わされた
圧電振動板11fとによって、駆動を司るユニモルフ素
子が構成されている例である。この圧電振動板11f
は、駆動部弾性薄板10aより幅が広く、接続電極23
a,23bが形成された側面が、駆動部弾性薄板10a
の側面より突出するように接合されている。このように
構成することで、圧電振動体11fと駆動部弾性薄板1
0aとを貼り合わせた後に、接続電極23aと駆動部弾
性薄板10aとを短絡させることなく、接続電極23
a、23bを導電ペースト等を用いて容易に形成するこ
とが可能である。更に、駆動部弾性薄板10aと、接続
電極23aとの距離を一定以上にすることにより、製造
時や悪条件下での駆動時のマイグレーション現象に対す
る信頼性を向上させることが出来る。
【0072】図41は、さらに別の変形例を示す図であ
って、駆動部弾性薄板10aにおいて、圧電振動体11
fと駆動部弾性薄板10aを貼り合わせる際に接続電極
23aが位置すべき場所に、接続電極23aより大きな
キリ欠き24cを形成したものである。このようにして
も、第5の実施形態と同様の作用効果を有する。
って、駆動部弾性薄板10aにおいて、圧電振動体11
fと駆動部弾性薄板10aを貼り合わせる際に接続電極
23aが位置すべき場所に、接続電極23aより大きな
キリ欠き24cを形成したものである。このようにして
も、第5の実施形態と同様の作用効果を有する。
【0073】第6の実施形態 次に、本発明に係る第6の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。図42は、
本発明の第6の実施形態の圧電アクチュエータにおける
ユニモルフ素子の構成を示す部分分解斜視図である。こ
の第6の実施形態の圧電アクチュエータにおいて、駆動
を司るユニモルフ素子は、図42に示すように、駆動部
弾性薄板10cとその一部に貼り合わされた圧電振動板
11gとによって構成される。
タについて、図面を参照しながら説明する。図42は、
本発明の第6の実施形態の圧電アクチュエータにおける
ユニモルフ素子の構成を示す部分分解斜視図である。こ
の第6の実施形態の圧電アクチュエータにおいて、駆動
を司るユニモルフ素子は、図42に示すように、駆動部
弾性薄板10cとその一部に貼り合わされた圧電振動板
11gとによって構成される。
【0074】ここで、第6の実施形態では、駆動部弾性
薄板10aの、接続電極23aが位置する場所に、接続
電極23aより大きな絶縁体24dを形成し、圧電振動
体11gの上面に、接続電極23bと導通し、かつ電極
層12−1から分離された取り出し電極25aを形成し
ている。尚、この取り出し電極25aは、表面電極12
−1と絶縁領域26aで隔たれている。このように構成
されたすることで、第6の実施形態の圧電アクチュエー
タは、表面電極12−1と取り出し電極25aとの間に
駆動電圧を印加する事により駆動することができる。
薄板10aの、接続電極23aが位置する場所に、接続
電極23aより大きな絶縁体24dを形成し、圧電振動
体11gの上面に、接続電極23bと導通し、かつ電極
層12−1から分離された取り出し電極25aを形成し
ている。尚、この取り出し電極25aは、表面電極12
−1と絶縁領域26aで隔たれている。このように構成
されたすることで、第6の実施形態の圧電アクチュエー
タは、表面電極12−1と取り出し電極25aとの間に
駆動電圧を印加する事により駆動することができる。
【0075】以上のように構成された第6の実施形態の
ユニモルフ素子では、接続電極23bと取り出し電極2
5aとの接続及び接続電極23aと表面電極12−1と
の接続はいずれも、金属同士の直接接続であるために、
圧電振動板の一方の表面電極と駆動部弾性薄板とが接着
層を挟んで接続された第1〜第5の実施形態の素子に比
較して、より確実に接続することができる。これによっ
て、高温高湿条件下などでの悪条件下の駆動においても
高い信頼性を有する圧電アクチュエータを提供すること
ができる。
ユニモルフ素子では、接続電極23bと取り出し電極2
5aとの接続及び接続電極23aと表面電極12−1と
の接続はいずれも、金属同士の直接接続であるために、
圧電振動板の一方の表面電極と駆動部弾性薄板とが接着
層を挟んで接続された第1〜第5の実施形態の素子に比
較して、より確実に接続することができる。これによっ
て、高温高湿条件下などでの悪条件下の駆動においても
高い信頼性を有する圧電アクチュエータを提供すること
ができる。
【0076】また、図43(a)は第6の実施形態の一
変形例の圧電アクチュエータにおけるユニモルフ素子の
構成を示す部分分解斜視図であり、図43(b)は圧電
振動板11hの駆動部弾性薄板110cに対向する面の
平面図である。本変形例において、駆動を司るユニモル
フ素子は、図43(a)に示すように、駆動部弾性薄板
110cとその一部に貼り合わされた圧電振動板11h
とによって構成される。ここで、本構成では、図43
(b)に示すように圧電振動板11hの電極12−n上
に絶縁領域26bを介して、電極12−nとは電気的に
分離された取り出し電極25bが形成され、接続電極2
3aは、取り出し電極25bに接続される。一方、駆動
部弾性薄板110cには、絶縁層28を介して導電層2
7が形成され、導電層27の一部と電極25bが対向す
るように、圧電振動体11fと駆動部弾性薄板110a
が貼り合わされる。
変形例の圧電アクチュエータにおけるユニモルフ素子の
構成を示す部分分解斜視図であり、図43(b)は圧電
振動板11hの駆動部弾性薄板110cに対向する面の
平面図である。本変形例において、駆動を司るユニモル
フ素子は、図43(a)に示すように、駆動部弾性薄板
110cとその一部に貼り合わされた圧電振動板11h
とによって構成される。ここで、本構成では、図43
(b)に示すように圧電振動板11hの電極12−n上
に絶縁領域26bを介して、電極12−nとは電気的に
分離された取り出し電極25bが形成され、接続電極2
3aは、取り出し電極25bに接続される。一方、駆動
部弾性薄板110cには、絶縁層28を介して導電層2
7が形成され、導電層27の一部と電極25bが対向す
るように、圧電振動体11fと駆動部弾性薄板110a
が貼り合わされる。
【0077】以上のように、圧電振動板11hと駆動部
弾性薄板110cとが貼り合わされることにより、取り
出し電極25bと導電層27とが電気的に導通し、表面
電極12−nと駆動部弾性薄板110cとが電気的に導
通する。従って、駆動部弾性薄板110cと導電層27
との間に駆動電圧を印加する事により、第6の実施形態
の圧電アクチュエータを駆動することができる。図44
は、駆動部弾性薄板110a上で絶縁層28と導電層2
7とを端部まで延長し、その端部においてコネクタ等を
用いて駆動部弾性薄板110aと導電層27との間に電
圧を印加することにより圧電アクチュエータの駆動を可
能にした構造を示している。このように構成することに
より、半田等を用いた接続構造に比較して、半田等によ
る共振特性に及ぼす悪影響(質量付加効果)を防止する
ことができ、特性ばらつきの小さい圧電アクチュエータ
を供給することができる。
弾性薄板110cとが貼り合わされることにより、取り
出し電極25bと導電層27とが電気的に導通し、表面
電極12−nと駆動部弾性薄板110cとが電気的に導
通する。従って、駆動部弾性薄板110cと導電層27
との間に駆動電圧を印加する事により、第6の実施形態
の圧電アクチュエータを駆動することができる。図44
は、駆動部弾性薄板110a上で絶縁層28と導電層2
7とを端部まで延長し、その端部においてコネクタ等を
用いて駆動部弾性薄板110aと導電層27との間に電
圧を印加することにより圧電アクチュエータの駆動を可
能にした構造を示している。このように構成することに
より、半田等を用いた接続構造に比較して、半田等によ
る共振特性に及ぼす悪影響(質量付加効果)を防止する
ことができ、特性ばらつきの小さい圧電アクチュエータ
を供給することができる。
【0078】また、圧電振動板の表面電極と駆動部弾性
薄板間に、圧電振動板表面よりワイヤー等によって駆動
電圧を加える構造では、ワイヤーの接続工程が製造コス
トを上昇させるために、低コストにできないという問題
を有している。しかしながら、図44の構造は、その課
題を解決するもので、ワイヤーの取り出しが不要とな
り、コストを削減することができる。なお、第6の実施
形態が、他の実施形態と同様の作用効果を有しているこ
とは言うまでもない。
薄板間に、圧電振動板表面よりワイヤー等によって駆動
電圧を加える構造では、ワイヤーの接続工程が製造コス
トを上昇させるために、低コストにできないという問題
を有している。しかしながら、図44の構造は、その課
題を解決するもので、ワイヤーの取り出しが不要とな
り、コストを削減することができる。なお、第6の実施
形態が、他の実施形態と同様の作用効果を有しているこ
とは言うまでもない。
【0079】第7の実施形態 次に、本発明に係る第7の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。この第7の
実施形態の圧電アクチュエータは、第3の実施形態と比
較して、圧電振動板11aに代えて図45(a)に示す
積層構造の圧電振動板11iを用いた点が異なり、それ
以外の所は第3の実施形態と同様に構成される。第7の
実施形態に使用される圧電振動板11iは、第4の実施
形態と同様、電極層と圧電セラミック層とが交互に積層
された構造を有するが、第4の実施形態とは、各電極層
の形状及び書く電極間の接続構造が異なる。
タについて、図面を参照しながら説明する。この第7の
実施形態の圧電アクチュエータは、第3の実施形態と比
較して、圧電振動板11aに代えて図45(a)に示す
積層構造の圧電振動板11iを用いた点が異なり、それ
以外の所は第3の実施形態と同様に構成される。第7の
実施形態に使用される圧電振動板11iは、第4の実施
形態と同様、電極層と圧電セラミック層とが交互に積層
された構造を有するが、第4の実施形態とは、各電極層
の形状及び書く電極間の接続構造が異なる。
【0080】すなわち、圧電振動板11iは、電極層3
0a−1、圧電セラミック層、電極層30b−1、圧電
セラミック、電極層30a−2、圧電セラミック層、電
極層30b−2が積層されてなる。ここで、図45
(a)(b)に示すように、電極層30a−1及び電極
層30a−2は、圧電振動板11iの1つの端部におい
て導電性樹脂等の導電材料を充填したスルーホール31
aにより接続され、電極層30b−1及び電極層30b
−2は、圧電振動板11iの1つの端部において導電性
樹脂等の導電材料を充填したスルーホール31bにより
接続されている。尚、図45(b)は、図45(a)の
A−A’線についての断面図である。また、各圧電セラ
ミック層は、各圧電セラミック層に印加される電圧の方
向に対応して、互いに隣接する圧電セラミック層間で
は、分極の向きが逆になるように、上向き下向きのいず
れかの厚さ方向に分極される。
0a−1、圧電セラミック層、電極層30b−1、圧電
セラミック、電極層30a−2、圧電セラミック層、電
極層30b−2が積層されてなる。ここで、図45
(a)(b)に示すように、電極層30a−1及び電極
層30a−2は、圧電振動板11iの1つの端部におい
て導電性樹脂等の導電材料を充填したスルーホール31
aにより接続され、電極層30b−1及び電極層30b
−2は、圧電振動板11iの1つの端部において導電性
樹脂等の導電材料を充填したスルーホール31bにより
接続されている。尚、図45(b)は、図45(a)の
A−A’線についての断面図である。また、各圧電セラ
ミック層は、各圧電セラミック層に印加される電圧の方
向に対応して、互いに隣接する圧電セラミック層間で
は、分極の向きが逆になるように、上向き下向きのいず
れかの厚さ方向に分極される。
【0081】以上のように構成された第7の実施形態の
圧電アクチュエータでは、第3の実施形態と同様の作用
効果を有するとともに、電極間の接続を確実にかつ容易
にできる。なお、第7の実施形態の圧電アクチュエータ
では、焼成の前に、電極材料と同一の材料を貫通孔に充
填しても良い。
圧電アクチュエータでは、第3の実施形態と同様の作用
効果を有するとともに、電極間の接続を確実にかつ容易
にできる。なお、第7の実施形態の圧電アクチュエータ
では、焼成の前に、電極材料と同一の材料を貫通孔に充
填しても良い。
【0082】第8の実施形態 次に、本発明に係る第8の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。この第8の
実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実施形態と比
較して、圧電振動板11に代えて図10に示す積層構造
の圧電振動板11bを用いた点が異なり、それ以外の所
は第1の実施形態と同様に構成される。第8の実施形態
に使用される圧電振動板11bは、図11に示すよう
に、最も外側の層が電極層になるように電極層42−k
(k=1,2,3,…,n+1)と圧電セラミック層体
層41−k(k=1,2,3,…,n)とが交互に幅方
向に積層されてなる。ここで、電極層42−1,42−
3,…,42−nは、一方の主面に形成された電極42
bで接続されており、電極層42−2,42−4,…,
42−(n+1)は、他方の主面に形成された電極42
aで接続されている。また、各圧電セラミックの分極方
向は、それぞれの印加電圧方向を加味して決定される。
すなわち、各圧電セラミック層1−kは、それぞれの圧
電セラミック層1−kに印加される電圧の方向に対応し
て、互いに隣接する圧電セラミック層間では、分極の向
きが逆になるように、幅方向に分極される。
タについて、図面を参照しながら説明する。この第8の
実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実施形態と比
較して、圧電振動板11に代えて図10に示す積層構造
の圧電振動板11bを用いた点が異なり、それ以外の所
は第1の実施形態と同様に構成される。第8の実施形態
に使用される圧電振動板11bは、図11に示すよう
に、最も外側の層が電極層になるように電極層42−k
(k=1,2,3,…,n+1)と圧電セラミック層体
層41−k(k=1,2,3,…,n)とが交互に幅方
向に積層されてなる。ここで、電極層42−1,42−
3,…,42−nは、一方の主面に形成された電極42
bで接続されており、電極層42−2,42−4,…,
42−(n+1)は、他方の主面に形成された電極42
aで接続されている。また、各圧電セラミックの分極方
向は、それぞれの印加電圧方向を加味して決定される。
すなわち、各圧電セラミック層1−kは、それぞれの圧
電セラミック層1−kに印加される電圧の方向に対応し
て、互いに隣接する圧電セラミック層間では、分極の向
きが逆になるように、幅方向に分極される。
【0083】以上のように構成された第8の実施形態の
圧電アクチュエータは、各圧電セラミック層の厚さを薄
くすることにより、側面電極2a,2bを介して印加さ
れる駆動電圧を一定とした場合、各圧電セラミック 層
が薄い分各圧電セラミック層に高い電界を印加すること
ができる。このように設定することにより、第1の実施
形態の圧電アクチュエータに比較して低い駆動電圧で、
各圧電セラミック層1−kには第1の実施形態の圧電セ
ラミック1と同等以上の電界を印加することができるの
で、低い駆動電圧で第1の実施形態と同等以上の変位量
を得ることができる。
圧電アクチュエータは、各圧電セラミック層の厚さを薄
くすることにより、側面電極2a,2bを介して印加さ
れる駆動電圧を一定とした場合、各圧電セラミック 層
が薄い分各圧電セラミック層に高い電界を印加すること
ができる。このように設定することにより、第1の実施
形態の圧電アクチュエータに比較して低い駆動電圧で、
各圧電セラミック層1−kには第1の実施形態の圧電セ
ラミック1と同等以上の電界を印加することができるの
で、低い駆動電圧で第1の実施形態と同等以上の変位量
を得ることができる。
【0084】例えば、第8の実施形態の圧電振動板11
bにおける圧電セラミック層41−kの積層数をn層と
した場合、第1の実施形態と同等の変位量を得るための
必要印加電圧Vneed1は、第1の実施形態の駆動電圧を
V0とすると、数2で表すように、低く抑えることが出
来る。尚、この例では、圧電振動板11と圧電振動板1
1bの外形寸法は同一であると仮定している。尚、数2
においてt0は圧電振動板11,11bの厚さであり、
wは圧電振動板11,11bの幅である。
bにおける圧電セラミック層41−kの積層数をn層と
した場合、第1の実施形態と同等の変位量を得るための
必要印加電圧Vneed1は、第1の実施形態の駆動電圧を
V0とすると、数2で表すように、低く抑えることが出
来る。尚、この例では、圧電振動板11と圧電振動板1
1bの外形寸法は同一であると仮定している。尚、数2
においてt0は圧電振動板11,11bの厚さであり、
wは圧電振動板11,11bの幅である。
【0085】
【数2】Vneed1=V0{w/(nt0)}
【0086】数2から、各圧電セラミック層41−kの
厚さ(w/n)が、圧電振動板11,11bの厚さt0
より薄い場合は、第1の実施形態に比較して駆動電圧を
低くすることができることがわかる。すなわち、以上の
ように構成することにより第1の実施形態と同様の効果
が得られる。
厚さ(w/n)が、圧電振動板11,11bの厚さt0
より薄い場合は、第1の実施形態に比較して駆動電圧を
低くすることができることがわかる。すなわち、以上の
ように構成することにより第1の実施形態と同様の効果
が得られる。
【0087】また、第8の実施形態では、積層数nを小
さくして、各圧電セラミック層41−kの厚さ(w/
n)を、圧電振動板11,11bの厚さt0より厚く設
定することにより、各圧電セラミック層41−kに印加
される電界を低くでき、降圧回路で降圧したと同様の効
果を持たせることができる。すなわち、第3の実施形態
では、積層数nを適当に設定することにより駆動回路に
おける降圧回路を取り除くことができる。
さくして、各圧電セラミック層41−kの厚さ(w/
n)を、圧電振動板11,11bの厚さt0より厚く設
定することにより、各圧電セラミック層41−kに印加
される電界を低くでき、降圧回路で降圧したと同様の効
果を持たせることができる。すなわち、第3の実施形態
では、積層数nを適当に設定することにより駆動回路に
おける降圧回路を取り除くことができる。
【0088】第9の実施形態 次に、本発明に係る第9の実施形態の圧電アクチュエー
タについて、図面を参照しながら説明する。この第9の
実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実施形態と比
較して、圧電振動板11に代えて図12に示す積層構造
の圧電振動板11cを用いた点が異なり、それ以外の所
は第1の実施形態と同様に構成される。第9の実施形態
に使用される圧電振動板11cは、図13に示すよう
に、最も外側の層が電極層になるように電極層52−k
(k=1,2,3,…,n+1)と圧電セラミック層体
層51−k(k=1,2,3,…,n)とが交互に幅方
向に積層されてなる。ここで、電極層52−1,52−
3,…,52−nは、一方の主面に形成された電極52
bで接続されており、電極層52−2,52−4,…,
52−(n+1)は、他方の主面に形成された電極52
aで接続されている。尚、各圧電セラミック層51−k
は、それぞれの圧電セラミック層51−kに印加される
電圧の方向に対応して、互いに隣接する圧電セラミック
層51−k,51−(k+1)間では、分極の向きが逆
になるように、圧電振動板11cの長さ方向に分極され
る。すなわち、第1の実施形態〜第8の実施形態では圧
電振動板の分極軸方向に電圧を印加し、それに垂直な方
向に発生するひずみを利用していたが、第9の実施形態
では、分極方向と同じ向きに電圧を印加して、分極方向
(長さ方向)に変位させている。
タについて、図面を参照しながら説明する。この第9の
実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実施形態と比
較して、圧電振動板11に代えて図12に示す積層構造
の圧電振動板11cを用いた点が異なり、それ以外の所
は第1の実施形態と同様に構成される。第9の実施形態
に使用される圧電振動板11cは、図13に示すよう
に、最も外側の層が電極層になるように電極層52−k
(k=1,2,3,…,n+1)と圧電セラミック層体
層51−k(k=1,2,3,…,n)とが交互に幅方
向に積層されてなる。ここで、電極層52−1,52−
3,…,52−nは、一方の主面に形成された電極52
bで接続されており、電極層52−2,52−4,…,
52−(n+1)は、他方の主面に形成された電極52
aで接続されている。尚、各圧電セラミック層51−k
は、それぞれの圧電セラミック層51−kに印加される
電圧の方向に対応して、互いに隣接する圧電セラミック
層51−k,51−(k+1)間では、分極の向きが逆
になるように、圧電振動板11cの長さ方向に分極され
る。すなわち、第1の実施形態〜第8の実施形態では圧
電振動板の分極軸方向に電圧を印加し、それに垂直な方
向に発生するひずみを利用していたが、第9の実施形態
では、分極方向と同じ向きに電圧を印加して、分極方向
(長さ方向)に変位させている。
【0089】以上のように構成された第9の実施形態の
圧電アクチュエータでは、分極軸の方向に電圧を印加し
て分極軸の方向にひずみを生じさせている。一般的に圧
電材料においては、分極軸の方向に電圧を印加したとき
の分極軸の方向における圧電定数d33は、分極軸の方向
に電圧を印加したときの分極軸と垂直の方向における圧
電定数d31に比較して大きいので、第3及び第8の実施
形態に比較してさらに、低い駆動電圧で大きな変位量を
得ることができる。すなわち、第9の実施形態では、分
極軸の方向に電圧を印加したときの分極軸と垂直の方向
の変位より大きい、分極軸の方向に電圧を印加したとき
の分極軸の方向の変位を利用するように構成したもので
ある。圧電定数に関して一例を示せば、PZT系の圧電
セラミックにおける圧電定数d31は−185.9×10
-12m/Vであり、圧電定数d33は、圧電定数d31の約
倍の大きさの366.5×10-12m/Vである。
圧電アクチュエータでは、分極軸の方向に電圧を印加し
て分極軸の方向にひずみを生じさせている。一般的に圧
電材料においては、分極軸の方向に電圧を印加したとき
の分極軸の方向における圧電定数d33は、分極軸の方向
に電圧を印加したときの分極軸と垂直の方向における圧
電定数d31に比較して大きいので、第3及び第8の実施
形態に比較してさらに、低い駆動電圧で大きな変位量を
得ることができる。すなわち、第9の実施形態では、分
極軸の方向に電圧を印加したときの分極軸と垂直の方向
の変位より大きい、分極軸の方向に電圧を印加したとき
の分極軸の方向の変位を利用するように構成したもので
ある。圧電定数に関して一例を示せば、PZT系の圧電
セラミックにおける圧電定数d31は−185.9×10
-12m/Vであり、圧電定数d33は、圧電定数d31の約
倍の大きさの366.5×10-12m/Vである。
【0090】数式を用いて説明すると、第9の実施形態
の圧電振動板11cにおける圧電セラミック層51−k
の積層数をn層とした場合、第1の実施形態と同等の変
位量を得るための必要印加電圧Vneed2は、第1の実施
形態の駆動電圧をV0とすると、数3で表すように、低
く抑えることが出来る。尚、この例では、圧電振動板1
1と圧電振動板11cの外形寸法は同一であると仮定し
ている。尚、数3においてt0は圧電振動板11,11
cの厚さであり、lは圧電振動板11,11cの長さで
ある。
の圧電振動板11cにおける圧電セラミック層51−k
の積層数をn層とした場合、第1の実施形態と同等の変
位量を得るための必要印加電圧Vneed2は、第1の実施
形態の駆動電圧をV0とすると、数3で表すように、低
く抑えることが出来る。尚、この例では、圧電振動板1
1と圧電振動板11cの外形寸法は同一であると仮定し
ている。尚、数3においてt0は圧電振動板11,11
cの厚さであり、lは圧電振動板11,11cの長さで
ある。
【0091】
【数3】 Vneed2={l/(nt0)}V0(d31/d33)
【0092】以上のように第9の実施形態では、圧電定
数各圧電セラミック層41−kの厚さ(l/n)に加
え、各軸方向の圧電定数の比(d31/d33)にも比例し
て駆動電圧を小さくすることができる。
数各圧電セラミック層41−kの厚さ(l/n)に加
え、各軸方向の圧電定数の比(d31/d33)にも比例し
て駆動電圧を小さくすることができる。
【0093】第10の実施形態 以下、本発明の第10の実施形態について説明する。こ
の第10の実施形態は、第1の実施形態において、変位
拡大部10bの共振周波数fr1、駆動部100の共振
周波数fr2及び駆動周波数とを後述するように所定の
関係を満たすように設定した以外は第1の実施形態と同
様に構成される。すなわち、この第10の実施形態で
は、図14に模式的に示すように、変位拡大部10bの
共振周波数fr1を駆動部の共振周波数fr2より高く
設定し、駆動部を駆動する駆動周波数を、変位拡大部1
0bの共振周波数fr1と駆動部の共振周波数fr2と
の間に設定する。ここで、第10の実施形態では、変位
拡大部10を変位拡大部として有効に作用させ、大きな
変位量を得るために、駆動部の共振周波数fr2を変位
拡大部10bの共振周波数fr1の60%以上になるよ
うに設定する。以上のように構成することにより、駆動
部100に発生した変位を、効果的に変位拡大部10b
で拡大できる。
の第10の実施形態は、第1の実施形態において、変位
拡大部10bの共振周波数fr1、駆動部100の共振
周波数fr2及び駆動周波数とを後述するように所定の
関係を満たすように設定した以外は第1の実施形態と同
様に構成される。すなわち、この第10の実施形態で
は、図14に模式的に示すように、変位拡大部10bの
共振周波数fr1を駆動部の共振周波数fr2より高く
設定し、駆動部を駆動する駆動周波数を、変位拡大部1
0bの共振周波数fr1と駆動部の共振周波数fr2と
の間に設定する。ここで、第10の実施形態では、変位
拡大部10を変位拡大部として有効に作用させ、大きな
変位量を得るために、駆動部の共振周波数fr2を変位
拡大部10bの共振周波数fr1の60%以上になるよ
うに設定する。以上のように構成することにより、駆動
部100に発生した変位を、効果的に変位拡大部10b
で拡大できる。
【0094】以下、図15〜図21を参照して、駆動部
の共振周波数fr2と変位拡大部10bの共振周波数f
r1とをの間の関係と、変位量について説明する。ここ
で、図15〜図21において示した変位量は、変位拡大
部10bの連結部との連結端とは反対側の先端部におけ
る変位量である。図15のグラフは、駆動部100の共
振周波数fr2を70Hzに設定し、変位拡大部10b
の共振周波数fr1を100Hzに設定した場合(fr
2=0.7fr1)の駆動周波数に対する変位量を示し
たグラフである。図15から、共振周波数fr2と共振
周波数fr1との間で比較的大きな変位量が得られるこ
とがわかる。尚、共振周波数fr2と共振周波数fr1
との間において、図15のグラフにおいて、61の符号
を付して示すように、駆動周波数の変化に対して変位量
がほぼ一定である領域が存在する。
の共振周波数fr2と変位拡大部10bの共振周波数f
r1とをの間の関係と、変位量について説明する。ここ
で、図15〜図21において示した変位量は、変位拡大
部10bの連結部との連結端とは反対側の先端部におけ
る変位量である。図15のグラフは、駆動部100の共
振周波数fr2を70Hzに設定し、変位拡大部10b
の共振周波数fr1を100Hzに設定した場合(fr
2=0.7fr1)の駆動周波数に対する変位量を示し
たグラフである。図15から、共振周波数fr2と共振
周波数fr1との間で比較的大きな変位量が得られるこ
とがわかる。尚、共振周波数fr2と共振周波数fr1
との間において、図15のグラフにおいて、61の符号
を付して示すように、駆動周波数の変化に対して変位量
がほぼ一定である領域が存在する。
【0095】図16のグラフは、駆動部100の共振周
波数fr2を60Hzに設定し、変位拡大部10bの共
振周波数fr1を100Hzに設定した場合(fr2=
0.6fr1)の駆動周波数に対する変位量を示したグ
ラフである。図16から、共振周波数fr2と共振周波
数fr1との間で比較的大きな変位量が得られることが
わかる。尚、共振周波数fr2と共振周波数fr1との
間において、62の符号を付して示すように、駆動周波
数の変化に対して変位量がほぼ一定である領域が存在す
る。
波数fr2を60Hzに設定し、変位拡大部10bの共
振周波数fr1を100Hzに設定した場合(fr2=
0.6fr1)の駆動周波数に対する変位量を示したグ
ラフである。図16から、共振周波数fr2と共振周波
数fr1との間で比較的大きな変位量が得られることが
わかる。尚、共振周波数fr2と共振周波数fr1との
間において、62の符号を付して示すように、駆動周波
数の変化に対して変位量がほぼ一定である領域が存在す
る。
【0096】図17のグラフは、駆動部100の共振周
波数fr2を58Hzに設定し、変位拡大部10bの共
振周波数fr1を100Hzに設定した場合(fr2=
0.58fr1)の駆動周波数に対する変位量を示した
グラフである。図17から、共振周波数fr2及び共振
周波数fr1に比較的近い駆動周波数では大きな変位量
が得られるが、中央部では、変位量が小さくなっている
ことがわかる。また、共振周波数fr2と共振周波数f
r1との間において、駆動周波数の変化に対して変位量
がほぼ一定である領域は存在していない。
波数fr2を58Hzに設定し、変位拡大部10bの共
振周波数fr1を100Hzに設定した場合(fr2=
0.58fr1)の駆動周波数に対する変位量を示した
グラフである。図17から、共振周波数fr2及び共振
周波数fr1に比較的近い駆動周波数では大きな変位量
が得られるが、中央部では、変位量が小さくなっている
ことがわかる。また、共振周波数fr2と共振周波数f
r1との間において、駆動周波数の変化に対して変位量
がほぼ一定である領域は存在していない。
【0097】以下、同様に、図18、図19、図20及
び図21に、駆動部100の共振周波数fr2と変位拡
大部10bの共振周波数fr1との周波数差(割合)を
順次大きくしていったときの駆動周波数に対する変位量
を示した。図18〜図21から明らかなように、駆動部
100の共振周波数fr2と変位拡大部10bの共振周
波数fr1との周波数差(割合)を大きくするに従い、
中央部での変位量が小さくなり、図18〜図21のいず
れにおいても駆動周波数の変化に対して変位量がほぼ一
定である領域が存在しない。
び図21に、駆動部100の共振周波数fr2と変位拡
大部10bの共振周波数fr1との周波数差(割合)を
順次大きくしていったときの駆動周波数に対する変位量
を示した。図18〜図21から明らかなように、駆動部
100の共振周波数fr2と変位拡大部10bの共振周
波数fr1との周波数差(割合)を大きくするに従い、
中央部での変位量が小さくなり、図18〜図21のいず
れにおいても駆動周波数の変化に対して変位量がほぼ一
定である領域が存在しない。
【0098】以上の図15から図21に示したデータか
ら、駆動部100の共振周波数fr2を変位拡大部10
bの共振周波数fr1の60%以上に設定することによ
り、駆動部100の振動と変位拡大部10bの振動と
が、互いに有効に作用し合っていることがわかる。これ
によって、駆動部100の振動が連結部10cを介し
て、変位拡大部10bの振動を効果的に励振することが
できる。また、駆動部100の共振周波数fr2を変位
拡大部10bの共振周波数fr1の60%より小さく設
定すると、駆動部100の振動と変位拡大部10bの振
動との間の作用が弱くなっていることがわかる。すなわ
ち、共振周波数fr2を共振周波数fr1の60%より
小さく設定すると、駆動部100の振動が変位拡大部1
0bの振動を十分励振することができない。
ら、駆動部100の共振周波数fr2を変位拡大部10
bの共振周波数fr1の60%以上に設定することによ
り、駆動部100の振動と変位拡大部10bの振動と
が、互いに有効に作用し合っていることがわかる。これ
によって、駆動部100の振動が連結部10cを介し
て、変位拡大部10bの振動を効果的に励振することが
できる。また、駆動部100の共振周波数fr2を変位
拡大部10bの共振周波数fr1の60%より小さく設
定すると、駆動部100の振動と変位拡大部10bの振
動との間の作用が弱くなっていることがわかる。すなわ
ち、共振周波数fr2を共振周波数fr1の60%より
小さく設定すると、駆動部100の振動が変位拡大部1
0bの振動を十分励振することができない。
【0099】尚、第10の実施形態においては、図1
5、図16において61,62の符号を付して示す駆動
周波数の変化に対する変位量の依存性が小さい周波数領
域に駆動周波数を設定することが好ましい。これによっ
て、駆動周波数が変化しても、変位量がほとんど変化し
ない安定した変位量を出力することができる。尚、安定
した変位量が得られるか否かは、駆動部100と変位拡
大部10bの各共振周波数における機械的品質係数Qm
や圧電定数等に依存することはいうまでもない。また、
変位拡大部に出力取り出し部がある場合は駆動周波数の
変化に関係なく、駆動電圧と出力変位量が同位相とする
事が出来る。
5、図16において61,62の符号を付して示す駆動
周波数の変化に対する変位量の依存性が小さい周波数領
域に駆動周波数を設定することが好ましい。これによっ
て、駆動周波数が変化しても、変位量がほとんど変化し
ない安定した変位量を出力することができる。尚、安定
した変位量が得られるか否かは、駆動部100と変位拡
大部10bの各共振周波数における機械的品質係数Qm
や圧電定数等に依存することはいうまでもない。また、
変位拡大部に出力取り出し部がある場合は駆動周波数の
変化に関係なく、駆動電圧と出力変位量が同位相とする
事が出来る。
【0100】以上の第10の実施形態において、より大
きな変位量を得ようとする場合には、変位拡大部10b
の共振周波数を駆動周波数の近傍に設定する。これによ
って、小さな駆動部100の変位(駆動部が小さい変位
で振動するので、駆動部の信頼性は向上する。)で大き
く変位拡大部10bを振動させることができ、より大き
な変位を取り出すことができる。
きな変位量を得ようとする場合には、変位拡大部10b
の共振周波数を駆動周波数の近傍に設定する。これによ
って、小さな駆動部100の変位(駆動部が小さい変位
で振動するので、駆動部の信頼性は向上する。)で大き
く変位拡大部10bを振動させることができ、より大き
な変位を取り出すことができる。
【0101】第11の実施形態 本発明の第11の実施形態は、図22に示すように、変
位拡大部10bの共振周波数fr1を駆動部の共振周波
数fr2より低く設定し、駆動部を駆動する駆動周波数
を、変位拡大部10bの共振周波数fr1と駆動部の共
振周波数fr2との間に設定した以外は、第10の実施
形態と同様に構成される。第11の実施形態では、変位
拡大部10を変位拡大部として有効に作用させ、大きな
変位量を得るために、変位拡大部10bの共振周波数f
r1を駆動部の共振周波数fr2の60%以上になるよ
うに設定する。以上のように構成することにより、駆動
部100に発生した変位を、効果的に変位拡大部10b
で拡大できる。尚、第11の実施形態において、変位拡
大部10bの共振周波数fr1を駆動部の共振周波数f
r2の60%以上になるように設定するのは、第10の
実施形態と同様の理由による。すなわち、変位拡大部1
0bの共振周波数fr1を駆動部の共振周波数fr2の
60%以上に設定すると、安定した振動を得ることがで
きるからである。
位拡大部10bの共振周波数fr1を駆動部の共振周波
数fr2より低く設定し、駆動部を駆動する駆動周波数
を、変位拡大部10bの共振周波数fr1と駆動部の共
振周波数fr2との間に設定した以外は、第10の実施
形態と同様に構成される。第11の実施形態では、変位
拡大部10を変位拡大部として有効に作用させ、大きな
変位量を得るために、変位拡大部10bの共振周波数f
r1を駆動部の共振周波数fr2の60%以上になるよ
うに設定する。以上のように構成することにより、駆動
部100に発生した変位を、効果的に変位拡大部10b
で拡大できる。尚、第11の実施形態において、変位拡
大部10bの共振周波数fr1を駆動部の共振周波数f
r2の60%以上になるように設定するのは、第10の
実施形態と同様の理由による。すなわち、変位拡大部1
0bの共振周波数fr1を駆動部の共振周波数fr2の
60%以上に設定すると、安定した振動を得ることがで
きるからである。
【0102】以上のように構成された第11の実施形態
は、第10の実施形態と同様の効果を有し、さらに以下
の特有の効果を有する。すなわち、雰囲気温度が変化し
た場合の温度依存性を考えると、例えば、ΔTだけ温度
が上昇した時の変位拡大部10bの共振周波数fr1の変
化Δfr1と、駆動部100の共振周波数fr2の変化Δfr2
とを比べると、Δfr1≪Δfr2である。従って、共振周波
数fr1と共振周波数fr2の間隔が開き、変位量が小さくな
る。ところが、駆動部の圧電振動板の圧電定数は温度上
昇に伴い大きくなる。その結果、第11の実施形態で
は、温度変化による影響が相殺され温度変化に対して安
定な特性を得ることが出来る。尚、第11の実施形態で
は、連結部に出力取り出し部がある場合に駆動周波数の
変化に関係なく、駆動電圧と出力変位量が同位相とする
事が出来る。この第11の実施形態においても、変位拡
大部の共振周波数を駆動周波数の近傍に設定することに
より、第10の実施形態と同様、より大きな変位量を出
力することができる。
は、第10の実施形態と同様の効果を有し、さらに以下
の特有の効果を有する。すなわち、雰囲気温度が変化し
た場合の温度依存性を考えると、例えば、ΔTだけ温度
が上昇した時の変位拡大部10bの共振周波数fr1の変
化Δfr1と、駆動部100の共振周波数fr2の変化Δfr2
とを比べると、Δfr1≪Δfr2である。従って、共振周波
数fr1と共振周波数fr2の間隔が開き、変位量が小さくな
る。ところが、駆動部の圧電振動板の圧電定数は温度上
昇に伴い大きくなる。その結果、第11の実施形態で
は、温度変化による影響が相殺され温度変化に対して安
定な特性を得ることが出来る。尚、第11の実施形態で
は、連結部に出力取り出し部がある場合に駆動周波数の
変化に関係なく、駆動電圧と出力変位量が同位相とする
事が出来る。この第11の実施形態においても、変位拡
大部の共振周波数を駆動周波数の近傍に設定することに
より、第10の実施形態と同様、より大きな変位量を出
力することができる。
【0103】第12の実施形態 次に、本発明の第12の実施形態について説明する。こ
の第12の実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実
施形態のアクチュエータにおいて、該圧電アクチュエー
タが図23に示すアドミッタンス特性を有するように各
部位の寸法を決定し、変位拡大部10bの共振周波数fr
1以下の周波数で駆動する。さらに、駆動部100の共
振周波数fr2は駆動周波数の1.5倍以上に設定す
る。これによって、駆動部100を非共振駆動し、駆動
部100の変位量を小さく抑えている。これにより、圧
電振動板にかかるひずみを小さく抑えることが可能であ
る。
の第12の実施形態の圧電アクチュエータは、第1の実
施形態のアクチュエータにおいて、該圧電アクチュエー
タが図23に示すアドミッタンス特性を有するように各
部位の寸法を決定し、変位拡大部10bの共振周波数fr
1以下の周波数で駆動する。さらに、駆動部100の共
振周波数fr2は駆動周波数の1.5倍以上に設定す
る。これによって、駆動部100を非共振駆動し、駆動
部100の変位量を小さく抑えている。これにより、圧
電振動板にかかるひずみを小さく抑えることが可能であ
る。
【0104】また、駆動部が非共振駆動であるため、温
度、形状ばらつき等による共振周波数のばらつきによる
変位量のばらつきも著しく小さい。以上より、駆動部に
おいて高い信頼性を確保でき、かつ駆動部にばらつきの
小さい振動を励振することができる。さらに、第12の
実施形態では、駆動周波数を変位拡大部10bの共振周
波数fr1の近傍に設定することが好ましく、これによ
って、駆動部の小さな振幅を、変位拡大部10bの共振
を利用することにより、駆動部の小さい振動を変位拡大
部でより大きく拡大することができる。この変位拡大部
10bは弾性薄板よりなる弾性シム材のみからなるた
め、限界ひずみが著しく高い。このため、駆動周波数を
変位拡大部の共振周波数に近づけて、大きな拡大率を設
定しても、変位拡大部において信頼性を悪化させること
はなく、大きな変位を出力することができかつ信頼性の
高い圧電アクチュエータを構成できる。また、金属薄板
は温度変化などによる共振周波数の変化が著しく小さい
ため、非常に安定な振動特性を確保することが出来る。
度、形状ばらつき等による共振周波数のばらつきによる
変位量のばらつきも著しく小さい。以上より、駆動部に
おいて高い信頼性を確保でき、かつ駆動部にばらつきの
小さい振動を励振することができる。さらに、第12の
実施形態では、駆動周波数を変位拡大部10bの共振周
波数fr1の近傍に設定することが好ましく、これによ
って、駆動部の小さな振幅を、変位拡大部10bの共振
を利用することにより、駆動部の小さい振動を変位拡大
部でより大きく拡大することができる。この変位拡大部
10bは弾性薄板よりなる弾性シム材のみからなるた
め、限界ひずみが著しく高い。このため、駆動周波数を
変位拡大部の共振周波数に近づけて、大きな拡大率を設
定しても、変位拡大部において信頼性を悪化させること
はなく、大きな変位を出力することができかつ信頼性の
高い圧電アクチュエータを構成できる。また、金属薄板
は温度変化などによる共振周波数の変化が著しく小さい
ため、非常に安定な振動特性を確保することが出来る。
【0105】以上説明した第3〜第12の実施形態は、
図1の第1の実施形態の構成において、新たな技術要素
を付加したものであるが、本発明はこれに限らず、第3
〜第12の実施形態の技術要素を第2の実施形態等にお
いて適用することができ、その場合も同様の効果が得ら
れる。例えば、第2の実施形態において、第3〜第9の
実施形態に示した積層型の圧電振動板11a,11b,
11cを用いることにより、第2の実施形態よりさらに
低い駆動電圧でより大きな変位量を出力することが可能
になる。また、第2の実施形態において、第6〜第12
の実施形態と同様に各共振周波数、及び駆動周波数を設
定することにより、第6〜第12の実施形態とを同様の
効果が得られる。
図1の第1の実施形態の構成において、新たな技術要素
を付加したものであるが、本発明はこれに限らず、第3
〜第12の実施形態の技術要素を第2の実施形態等にお
いて適用することができ、その場合も同様の効果が得ら
れる。例えば、第2の実施形態において、第3〜第9の
実施形態に示した積層型の圧電振動板11a,11b,
11cを用いることにより、第2の実施形態よりさらに
低い駆動電圧でより大きな変位量を出力することが可能
になる。また、第2の実施形態において、第6〜第12
の実施形態と同様に各共振周波数、及び駆動周波数を設
定することにより、第6〜第12の実施形態とを同様の
効果が得られる。
【0106】第13の実施形態 次に、本発明の第13の実施形態の赤外線センサについ
て説明する。この第13の実施形態の赤外線センサは、
図24に示すように、図3に示す圧電アクチュエータの
変位拡大部10bの先端部を略直角に曲げで赤外線を遮
蔽する遮蔽板14を形成し、変位拡大部10bのたわみ
振動による遮蔽板14の往復運動により入射光16が断
続的に入射されるように赤外線センサ15を設けて構成
される。以上のように構成された第13の実施形態の赤
外線センサは、チョッパを構成するために用いた第1の
実施形態の圧電アクチュエータが、低電圧で大きな変位
を安定して取り出すことができかつ小型にできるので、
小型で低電圧駆動が可能な赤外線センサを提供できる。
この第13の実施形態の赤外線センサは、例えば、検出
対象物の正確な温度計測等に用いることができる。第1
3の実施形態では、図25に示すように遮蔽板14が駆
動部10の外側に突出して位置するように構成してもよ
い。
て説明する。この第13の実施形態の赤外線センサは、
図24に示すように、図3に示す圧電アクチュエータの
変位拡大部10bの先端部を略直角に曲げで赤外線を遮
蔽する遮蔽板14を形成し、変位拡大部10bのたわみ
振動による遮蔽板14の往復運動により入射光16が断
続的に入射されるように赤外線センサ15を設けて構成
される。以上のように構成された第13の実施形態の赤
外線センサは、チョッパを構成するために用いた第1の
実施形態の圧電アクチュエータが、低電圧で大きな変位
を安定して取り出すことができかつ小型にできるので、
小型で低電圧駆動が可能な赤外線センサを提供できる。
この第13の実施形態の赤外線センサは、例えば、検出
対象物の正確な温度計測等に用いることができる。第1
3の実施形態では、図25に示すように遮蔽板14が駆
動部10の外側に突出して位置するように構成してもよ
い。
【0107】第14の実施形態 本発明に係る第14の実施形態の赤外線センサは、図2
6に示すように、図4に示す圧電アクチュエータの連結
部10cの先端部を略直角に曲げで赤外線を遮蔽する遮
蔽板14aを形成し、遮蔽板14aの往復運動により入
射光16が断続的に入射されるように赤外線センサ15
を設けて構成される。以上のように構成しても第13の
実施形態と同様の効果を有する。
6に示すように、図4に示す圧電アクチュエータの連結
部10cの先端部を略直角に曲げで赤外線を遮蔽する遮
蔽板14aを形成し、遮蔽板14aの往復運動により入
射光16が断続的に入射されるように赤外線センサ15
を設けて構成される。以上のように構成しても第13の
実施形態と同様の効果を有する。
【0108】第15の実施形態 本発明に係る第15の実施形態の赤外線センサは、図2
7に示すように、図6に示す圧電アクチュエータの変位
拡大部110bの先端部を略直角に曲げで赤外線を遮蔽
する遮蔽板14bを形成し、遮蔽板14bの往復運動に
より入射光16が断続的に入射されるように赤外線セン
サ15を設けて構成される。以上のように構成された第
13の実施形態の赤外線センサは、より小型でより大き
な変位量が得られる第3の実施形態の圧電アクチュエー
タを用いているので、第13の実施形態及び10に比較
してさらに小型にでき、かつ低電圧駆動が可能な赤外線
センサを提供できる。
7に示すように、図6に示す圧電アクチュエータの変位
拡大部110bの先端部を略直角に曲げで赤外線を遮蔽
する遮蔽板14bを形成し、遮蔽板14bの往復運動に
より入射光16が断続的に入射されるように赤外線セン
サ15を設けて構成される。以上のように構成された第
13の実施形態の赤外線センサは、より小型でより大き
な変位量が得られる第3の実施形態の圧電アクチュエー
タを用いているので、第13の実施形態及び10に比較
してさらに小型にでき、かつ低電圧駆動が可能な赤外線
センサを提供できる。
【0109】以上の第13の実施形態〜15では、遮蔽
板を単純な方形に形成したが、本発明はこれに限らず、
図28に14cの符号を付して示すような形状に形成し
てもよい。すなわち、本発明の赤外線センサは、遮蔽板
の形状に限定されるものではなく、遮蔽板として種々の
形状を用いることができる。以上の第13の実施形態〜
15では、遮光板を変位拡大部又は連結部を曲げ加工を
することにより形成したが、本発明はこれに限らず、別
部材として取り付けてもよい。以上のようにしても、第
13の実施形態〜15と同様の効果が得られる。
板を単純な方形に形成したが、本発明はこれに限らず、
図28に14cの符号を付して示すような形状に形成し
てもよい。すなわち、本発明の赤外線センサは、遮蔽板
の形状に限定されるものではなく、遮蔽板として種々の
形状を用いることができる。以上の第13の実施形態〜
15では、遮光板を変位拡大部又は連結部を曲げ加工を
することにより形成したが、本発明はこれに限らず、別
部材として取り付けてもよい。以上のようにしても、第
13の実施形態〜15と同様の効果が得られる。
【0110】第16の実施形態 次に、本発明に係る第16の実施形態の圧電光偏向器に
ついて、図を参照しながら説明する。この第16の実施
形態の圧電光偏向器は、図29に示すように、図3に示
す圧電アクチュエータの変位拡大部10bの先端部に反
射板17を設けて構成する。ここで、この反射板17に
ついては、別部材として取り付けても、また変位拡大部
の一部を利用してもよい。
ついて、図を参照しながら説明する。この第16の実施
形態の圧電光偏向器は、図29に示すように、図3に示
す圧電アクチュエータの変位拡大部10bの先端部に反
射板17を設けて構成する。ここで、この反射板17に
ついては、別部材として取り付けても、また変位拡大部
の一部を利用してもよい。
【0111】以上のように構成された圧電光偏向器の動
作を図29、図30を用いて説明する。図30におい
て、実線は未駆動時(駆動時の中立位置)の状態を示
し、破線は最大変位時の状態を示す。本圧電光偏向器成
において、反射板17は図29において矢印で示す方向
に往復運動する。また、これと同時に連結部10cが反
射板17と逆位相で変位する。これらの相乗効果によ
り、反射板17の角度を大きく変えることができ、入射
する光を大きく偏向することができる。以上のように構
成された圧電光偏向器は、構造及び偏向量の制御が簡単
でかつ偏向角度を大きくとることができる。
作を図29、図30を用いて説明する。図30におい
て、実線は未駆動時(駆動時の中立位置)の状態を示
し、破線は最大変位時の状態を示す。本圧電光偏向器成
において、反射板17は図29において矢印で示す方向
に往復運動する。また、これと同時に連結部10cが反
射板17と逆位相で変位する。これらの相乗効果によ
り、反射板17の角度を大きく変えることができ、入射
する光を大きく偏向することができる。以上のように構
成された圧電光偏向器は、構造及び偏向量の制御が簡単
でかつ偏向角度を大きくとることができる。
【0112】ここでは、図3の圧電アクチュエータを用
いて構成した光偏向器の一例について述べたが、同様に
他の本発明に係る圧電アクチュエータを用いることがで
きることはいうまでもない。
いて構成した光偏向器の一例について述べたが、同様に
他の本発明に係る圧電アクチュエータを用いることがで
きることはいうまでもない。
【0113】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る圧電アクチ
ュエータは、低い駆動電圧で大きな変位量が得られ、し
かも高安定化と小型化が可能であるので、焦電型赤外線
センサ光偏光器等種々の用途に使用でき、それら機器の
信頼性の向上に寄与するものである。また、本発明に係
る焦電型赤外線センサは、本発明に係る圧電アクチュエ
ータを用いて構成されたチョッパを備えているので、比
較的小さい駆動電圧で所望の特性を得ることができ、し
かも極めて高い安定性と信頼性を有している。。この焦
電型赤外線センサは、物体の温度を検出する幅広い用途
に適用可能である。さらに、本発明に係る光偏光器は、
本発明に係る圧電アクチュエータを用いて構成されてい
るので、比較的小さい駆動電圧で所望の偏光特性を得る
ことができ、しかも極めて高い安定性と信頼性を有して
いる。この光偏光器は、バーコードリーダー等種々の用
途に使用することができる。
ュエータは、低い駆動電圧で大きな変位量が得られ、し
かも高安定化と小型化が可能であるので、焦電型赤外線
センサ光偏光器等種々の用途に使用でき、それら機器の
信頼性の向上に寄与するものである。また、本発明に係
る焦電型赤外線センサは、本発明に係る圧電アクチュエ
ータを用いて構成されたチョッパを備えているので、比
較的小さい駆動電圧で所望の特性を得ることができ、し
かも極めて高い安定性と信頼性を有している。。この焦
電型赤外線センサは、物体の温度を検出する幅広い用途
に適用可能である。さらに、本発明に係る光偏光器は、
本発明に係る圧電アクチュエータを用いて構成されてい
るので、比較的小さい駆動電圧で所望の偏光特性を得る
ことができ、しかも極めて高い安定性と信頼性を有して
いる。この光偏光器は、バーコードリーダー等種々の用
途に使用することができる。
【図1】 本発明に係る第1の実施形態の圧電アクチュ
エータの構成を示す分解斜視図である。
エータの構成を示す分解斜視図である。
【図2】 図1の圧電アクチュエータに使用した圧電振
動板1の構成を示す模式図である。
動板1の構成を示す模式図である。
【図3】 図1の圧電アクチュエータに支持部を取り付
けたときの斜視図である。
けたときの斜視図である。
【図4】 第1の実施形態の変形例(その1)を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】 第1の実施形態の変形例(その2)を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】 本発明に係る第2の実施形態の圧電アクチュ
エータの斜視図である。
エータの斜視図である。
【図7】 第1と第2の実施形態の変位量を示すグラフ
である。
である。
【図8】 第2の実施形態の変形例を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】 本発明に係る第3の実施形態の圧電アクチュ
エータにおける積層構造の圧電振動板11aを模式的に
示す断面図である。
エータにおける積層構造の圧電振動板11aを模式的に
示す断面図である。
【図10】 本発明に係る第8の実施形態の圧電アクチ
ュエータにおける積層構造の圧電振動板11bを模式的
に示す斜視図である。
ュエータにおける積層構造の圧電振動板11bを模式的
に示す斜視図である。
【図11】 図10の圧電振動板11bの断面を模式的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
【図12】 本発明に係る第9の実施形態の圧電アクチ
ュエータにおける圧電振動板11cの斜視図である。
ュエータにおける圧電振動板11cの斜視図である。
【図13】 図12の圧電振動板11cの模式断面図で
ある。
ある。
【図14】 本発明に係る第10の実施形態の圧電アク
チュエータにおける変位量の周波数特性を示すグラフで
ある。
チュエータにおける変位量の周波数特性を示すグラフで
ある。
【図15】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
70Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
70Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図16】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
60Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
60Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図17】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
58Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
58Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図18】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
56Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
56Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図19】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
54Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
54Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図20】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
52Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
52Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図21】 第10の実施形態において、変位拡大部の
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
50Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
共振周波数を100Hzに設定し駆動部の共振周波数を
50Hzに設定したときの変位量の周波数特性を示すグ
ラフである。
【図22】 本発明に係る第11の実施形態の圧電アク
チュエータにおける変位量の周波数特性を示すグラフで
ある。
チュエータにおける変位量の周波数特性を示すグラフで
ある。
【図23】 本発明に係る第12の実施形態の圧電アク
チュエータにおけるアドミッタンスの周波数特性を示す
グラフである。
チュエータにおけるアドミッタンスの周波数特性を示す
グラフである。
【図24】 本発明に係る第13の実施形態の赤外線セ
ンサの概略構成を示す斜視図である。
ンサの概略構成を示す斜視図である。
【図25】 本発明に係る第13の実施形態の変形例の
赤外線センサの概略構成を示す斜視図である。
赤外線センサの概略構成を示す斜視図である。
【図26】 本発明に係る第14の実施形態の赤外線セ
ンサの概略構成を示す斜視図である。
ンサの概略構成を示す斜視図である。
【図27】 本発明に係る第15の実施形態の赤外線セ
ンサの概略構成を示す斜視図である。
ンサの概略構成を示す斜視図である。
【図28】 本発明に係る変形例の赤外線センサの概略
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図29】 本発明に係る第16の実施形態の圧電光偏
向器の概略構成を示す斜視図である。
向器の概略構成を示す斜視図である。
【図30】 第16の実施形態の圧電光偏向器の偏向動
作を説明するための模式図である。
作を説明するための模式図である。
【図31】 本発明に係る第3の実施形態の圧電振動板
の一部を示す分解斜視図である。
の一部を示す分解斜視図である。
【図32】 本発明に係る第4の実施形態の圧電振動板
の一部を示す分解斜視図である。
の一部を示す分解斜視図である。
【図33】 本発明に係る第4の実施形態の別構成の圧
電振動板の一部を示す分解斜視図である。
電振動板の一部を示す分解斜視図である。
【図34】 本発明に係る第4の実施形態の別構成の圧
電振動板の電極位置関係を示す図である。
電振動板の電極位置関係を示す図である。
【図35】 本発明に係る第4の実施形態の別構成の圧
電振動板の一部を示す分解斜視図である。
電振動板の一部を示す分解斜視図である。
【図36】 本発明に係る第4の実施形態の別構成の圧
電振動板の電極位置関係を示す図である。
電振動板の電極位置関係を示す図である。
【図37】 本発明に係る第4の実施形態の圧電振動板
の接続電極の1例を示す図である。
の接続電極の1例を示す図である。
【図38】 本発明に係る第5の実施形態の圧電アクチ
ュエータの構成の一部を示す分解斜視図である。
ュエータの構成の一部を示す分解斜視図である。
【図39】 本発明に係る第5の実施形態の別構成の圧
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図40】 本発明に係る第5の実施形態の別構成の圧
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図41】 本発明に係る第5の実施形態の別構成の圧
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図42】 本発明に係る第6の実施形態の別構成の圧
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図43】 本発明に係る第6の実施形態の別構成の圧
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
電アクチュエータの構成の一部を示す分解斜視図であ
る。
【図44】 本発明に係る第6の実施形態の別構成の圧
電アクチュエータの構成を示す斜視図である。
電アクチュエータの構成を示す斜視図である。
【図45】 本発明に係る第7の実施形態の圧電アクチ
ュエータの圧電振動板の構成を示す斜視図である。
ュエータの圧電振動板の構成を示す斜視図である。
【図46】 従来例の赤外線センサの概略構成を示す斜
視図である。
視図である。
1…圧電セラミック板、 1−1〜1−n,41−1〜41−n,51−1〜51
−n…圧電セラミック層、 2a,2b,12a,12b,42a,42b,52
a,52b…電極、 10…弾性シム材、 10a…駆動部弾性薄板、 10b…変位拡大部、 10c…連結部、 11,11a,11b,11c,11d,11e,11
f,11g,11h,11i…圧電振動板、 12−1〜12−(n+1),42−1〜42−(n+
1),30a−1,30a−2,30b−1,30b−
2…電極層、 13…支持部、 14,14a,14b,14c…遮蔽板、 15…赤外線センサ、 17…反射板、 23−1〜23−n+1…突出電極、 23a,23b…接続電極、 24a…孔、 24b,24d,26a,26b…絶縁部、 24c…キリ欠き、 25a,25b…取り出し電極、 27…導電層、 28…絶縁層、 31a,31b…スルーホール。
−n…圧電セラミック層、 2a,2b,12a,12b,42a,42b,52
a,52b…電極、 10…弾性シム材、 10a…駆動部弾性薄板、 10b…変位拡大部、 10c…連結部、 11,11a,11b,11c,11d,11e,11
f,11g,11h,11i…圧電振動板、 12−1〜12−(n+1),42−1〜42−(n+
1),30a−1,30a−2,30b−1,30b−
2…電極層、 13…支持部、 14,14a,14b,14c…遮蔽板、 15…赤外線センサ、 17…反射板、 23−1〜23−n+1…突出電極、 23a,23b…接続電極、 24a…孔、 24b,24d,26a,26b…絶縁部、 24c…キリ欠き、 25a,25b…取り出し電極、 27…導電層、 28…絶縁層、 31a,31b…スルーホール。
フロントページの続き (72)発明者 野村 幸治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川北 晃司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (27)
- 【請求項1】 厚さ方向に印加される電圧に対応して上
記厚さ方向と直交する一方向に大きく伸縮する圧電振動
板と駆動部弾性薄板とが接合されてなり、所定の周波数
を有する駆動電圧を上記圧電振動板の厚さ方向に印加す
ることにより上記駆動電圧の周波数に対応した振動数で
たわみ振動する駆動部と、 上記駆動部と同一平面上にあり、上記駆動部のたわみ振
動と同調して振動することが可能でかつ上記駆動部の振
動によって励振されるように上記駆動部に連結されて、
上記駆動部の振動を拡大する変位拡大部とを備えたこと
を特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項2】 上記変位拡大部が弾性薄板からなり、該
弾性薄板が上記駆動部弾性薄板と一体で形成されている
請求項1記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項3】 上記圧電アクチュエータにおいて、上記
変位拡大部の一端が上記駆動部弾性薄板の一端と連結さ
れている請求項1又は2記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項4】 上記圧電アクチュエータが、上記駆動部
弾性薄板の他端で支持されている請求項3記載の圧電ア
クチュエータ。 - 【請求項5】 上記圧電アクチュエータが、上記駆動部
弾性薄板と上記変位拡大部との連結部分で支持されてい
る請求項3記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項6】 上記圧電アクチュエータにおいて、上記
圧電振動板が最上層と最下層とが電極層になるように電
極層と圧電体層とが上記圧電振動板の厚み方向に交互に
積層されてなり、各圧電体層に該圧電体層の上下の電極
層を介して駆動電圧を印加する1〜5のうちの1つに記
載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項7】 上記圧電振動板の各圧電体層を挟設する
一対の電極層のうち、一方の電極層は該電極層の1つの
側面が上記圧電振動板の一方の側面の内側に位置するよ
うに形成され、他方の電極層は該電極層の1つの側面が
上記圧電振動板の他方の側面の内側に位置するように形
成されていることを特徴とする請求項6記載の圧電アク
チュエータ。 - 【請求項8】 上記圧電振動板の各圧電体層を挟設する
一対の電極層のうち、一方の電極層は該電極層の1つの
端面が上記圧電振動板の一方の端面の内側に位置するよ
うに形成され、他方の電極層は該電極層の1つの端面が
上記圧電振動板の他方の端面の内側に位置するように形
成されていることを特徴とする請求項6又は7記載の圧
電アクチュエータ。 - 【請求項9】 上記各電極層は、その1つの端面に突起
電極を有し、該突起電極の先端部が上記圧電振動板の一
方の端面に露出している以外は該電極層の端面及び側面
がそれぞれ上記圧電振動板の端面及び側面の内側に位置
するように形成され、 上記突起電極は一つ置きに上記圧電振動板の端面に形成
された接続電極によって接続されている請求項6記載の
圧電アクチュエータ。 - 【請求項10】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを接合した時に上
記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のうちの一方が位置
する部分に該接続電極と上記駆動部弾性薄板とを絶縁す
るための絶縁体を形成した請求項9に記載の圧電アクチ
ュエータ。 - 【請求項11】 上記各電極層は、その1つの側面に突
起電極を有し、該突起電極の先端部が上記圧電振動板の
一方の側面に露出している以外は該電極層の端面及び側
面がそれぞれ上記圧電振動板の端面及び側面の内側に位
置するように形成され、 上記突起電極は一つ置きに上記圧電振動板の一方の側面
に形成された接続電極によって接続されている請求項6
記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項12】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動部弾性薄板の幅を上記圧電振動板よりも狭くし、
上記駆動部弾性薄板の一方の側面が上記圧電振動板の側
面より内側に位置するように、上記駆動部弾性薄板と上
記圧電振動板とを接合した請求項11に記載の圧電アク
チュエータ。 - 【請求項13】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを接合した時に上
記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のうちの一方が位置
する部分に該接続電極と上記駆動部弾性薄板とを絶縁す
るための切り欠き形成した請求項11に記載の圧電アク
チュエータ。 - 【請求項14】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動部弾性薄板と上記圧電振動板とを接合した時に上
記駆動部弾性薄板上の上記接続電極のうちの一方が位置
する部分に該接続電極と上記駆動部弾性薄板とを絶縁す
るための絶縁体を形成した請求項11に記載の圧電アク
チュエータ。 - 【請求項15】 上記各電極層はそれぞれ圧電振動板の
一方の端部において電極層間を接続するための突起電極
を有しかつ上記突起電極は一つ置きに対向するように配
置され、対向する突起電極間をそれぞれ、スルーホール
内に形成した接続電極によって接続した請求項6記載の
圧電アクチュエータ。 - 【請求項16】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記圧電振動板の上記駆動部弾性薄板に貼り合わせた面に
対して反対側に位置する面に形成された表面電極と上記
各接続電極とを接続し、その一方の接続電極に接続され
た表面電極を他の表面電極から絶縁分離してなる請求項
9〜14のうちのいずれか1つに記載の圧電アクチュエ
ータ。 - 【請求項17】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記圧電振動板の上記駆動部弾性薄板と貼り合わせる面に
形成された表面電極上に、該電極と絶縁された別の電極
を形成し、上記接続電極のうちの一方を上記表面電極に
接続し、上記接続電極のうち他方を上記別の電極に接続
した請求項9〜14のうちのいずれか1つに記載の圧電
アクチュエータ。 - 【請求項18】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記圧電振動板と上記駆動部弾性薄板とを貼り合わせたと
きに上記別の電極と対向するように、上記駆動部弾性薄
板上に絶縁層を介して上記駆動部弾性薄板と絶縁された
電極を形成し、該電極と上記駆動部弾性薄板との間に駆
動電圧を供給するようにした請求項17に記載の圧電ア
クチュエータ。 - 【請求項19】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記圧電振動板が両側面が電極層になるように電極層と圧
電体層とが上記圧電振動板の幅方向に交互に積層されて
なり、各圧電体層に該圧電体層を挟設する電極層を介し
て駆動電圧を印加する請求項1〜5のうちの1つに記載
の圧電アクチュエータ。 - 【請求項20】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記圧電振動板が両端面が電極層になるように電極層と圧
電体層とが上記圧電振動板の長手方向に交互に積層され
てなり、各圧電体層に該圧電体層を挟設する電極層を介
して駆動電圧を印加する請求項1〜5のうちの1つに記
載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項21】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動部の共振周波数と上記変位拡大部の共振周波数と
を低い方の共振周波数が高い方の共振周波数の0.6倍
以上になるように設定し、かつ上記駆動電圧の周波数を
上記駆動部の共振周波数と上記変位拡大部の共振周波数
との間に設定した請求項1〜20のうちの1つに記載の
圧電アクチュエータ。 - 【請求項22】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動電圧の周波数を、該周波数の変化に対して実質的
に変位量が変化しない安定領域に設定した請求項21記
載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項23】 上記変位拡大部の共振周波数を上記駆
動部の共振周波数より低く設定した請求項21又は22
記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項24】 上記圧電アクチュエータにおいて、上
記駆動部の共振周波数を上記変位拡大部の共振周波数よ
り高くなるように設定し、かつ上記駆動電圧の周波数を
上記変位拡大部の共振周波数以下の周波数に設定した請
求項1〜20のうちの1つに記載の圧電アクチュエー
タ。 - 【請求項25】 上記駆動部の共振周波数を上記駆動電
圧の周波数の1.5倍以上に設定し、かつ上記変位拡大
部の共振周波数を上記駆動電圧の周波数の近傍に設定し
た請求項24記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項26】 請求項1〜25のいずか1つに記載の
圧電アクチュエータと該圧電アクチュエータの変位拡大
部又は連結部に略垂直に設けられた遮蔽板とを含んで構
成されたチョッパと、赤外線入射部を有し該赤外線入射
部の前方に上記遮蔽板が位置するように設けられた赤外
線センサとを備え、 上記圧電アクチュエータを所定の周波数を有する駆動電
圧で動作させることにより、上記赤外線センサに断続的
に赤外線を入射するようにしたことを特徴とする焦電型
赤外線センサ。 - 【請求項27】 請求項1〜25のいずか1つに記載の
圧電アクチュエータと、該圧電アクチュエータの変位拡
大部の少なくとも一部に該変位拡大部と略水平に設けら
れた反射板とを備え、 上記圧電アクチュエータを所定の周波数を有する駆動電
圧で動作させることにより、上記反射板によって反射さ
れる光の方向を変化させるようにしたことを特徴とする
圧電光偏向器。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255049A JPH11168246A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-09 | 圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向器 |
| CNB981208975A CN1167142C (zh) | 1997-09-30 | 1998-09-29 | 压电致动器、红外线传感器和压电光偏转器 |
| DE69823442T DE69823442T2 (de) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | Piezoelektrischer Antrieb, Infrarotsensor und Lichtablenker |
| EP98118450A EP0905801B1 (en) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | Piezoelectric actuator, infrared sensor and piezoelectric light deflector |
| KR1019980040999A KR100330337B1 (ko) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | 압전액추에이터,적외선센서및압전광편향기 |
| US09/163,348 US6222302B1 (en) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | Piezoelectric actuator, infrared sensor and piezoelectric light deflector |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26708797 | 1997-09-30 | ||
| JP9-267087 | 1997-09-30 | ||
| JP10255049A JPH11168246A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-09 | 圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11168246A true JPH11168246A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=26541993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10255049A Withdrawn JPH11168246A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-09 | 圧電アクチュエータ、赤外線センサおよび圧電光偏向器 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6222302B1 (ja) |
| EP (1) | EP0905801B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11168246A (ja) |
| KR (1) | KR100330337B1 (ja) |
| CN (1) | CN1167142C (ja) |
| DE (1) | DE69823442T2 (ja) |
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