[go: up one dir, main page]

JPH11165167A - 高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法 - Google Patents

高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法

Info

Publication number
JPH11165167A
JPH11165167A JP9366572A JP36657297A JPH11165167A JP H11165167 A JPH11165167 A JP H11165167A JP 9366572 A JP9366572 A JP 9366572A JP 36657297 A JP36657297 A JP 36657297A JP H11165167 A JPH11165167 A JP H11165167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tourmaline
weight
molded article
parts
alumina
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9366572A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shiraishi
浩二 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9366572A priority Critical patent/JPH11165167A/ja
Publication of JPH11165167A publication Critical patent/JPH11165167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久電極特性を有するトルマリンを含有し、
高効率で水の活性化を可能にする成形体およびその製法
を提供する。 【解決手段】 20〜90%のポアを導入すること、親
水性を有するものを配合することなどにより、そのポア
を介して水が浸透し直接成形体内部に配合されたトルマ
リン微粒子と接触し、高効率に水を活性化できるトルマ
リン含有成形体を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は永久電極特性を有するトルマリン
を含有する成形体およぴその製法に関するものである。
特には電気石の特性を高度に引き出すための成形体およ
びその製法に関するものである。
【0002】さらにまた本発明は、永久電極特性を有す
るトルマリンを含有するコーティング組成物、または該
組成物の被覆体に関するものである。
【従来の技術】
【0003】トルマリンは電気石とも呼ばれ、3配位の
ホウ素をもつシクロケイ酸塩鉱物であり、三方または六
方異極反面像族に属し、上下非対象の異極像を示す。そ
の代表的なものの化学組成の一般式は次のように表わさ
れる。
【0004】WX3B3Al3(AlSi209)3
(O,OH,F)4 (W=Na,Ca,X=Al,Fe3+,Li,Mg,
Mn2+)
【0005】トルマリンの電気的特質としては、圧電性
が著しく、焦電性もあることが知られている。またトル
マリンの結晶は、対象する両端に正負の永久電極をもつ
といわれている。従って、このトルマリンの極性によ
り、トルマリンは水を活性化する作用を持ち、これを利
用した種々の用途が提案されている。
【0006】例えば浴場、プール用水の赤錆防止、透明
度向上、塩素刺激の緩和あるいは洗浄用水において洗剤
やキレート剤の大幅減、さらには飲料・調理用水におけ
る味覚の向上、カビ臭の除去、活性水による植物の成長
増進などである。
【0007】これら水を処理するため、通常粒状のもの
が使用されており、その組成または製法は以下のような
ことが開示されている。
【0008】すなわち、特開平3−118894には粒
状物としてトルマリンの微粉と該トルマリンの微粉間を
絶縁し固化する電気的絶縁物より構成される粒状体が開
示されている。
【0009】一方、特開平6−268282にはトルマ
リンの微粉に対しその間の担持物がトルマリンよりも電
気抵抗の大きい絶縁物の場合、粒状体内部のトルマリン
の効果を引き出すことができないため、表面付近のトル
マリンのみが有効に働くだけで著しく効率が低下する旨
が示されている。これを回避する手段として担持物の電
気抵抗がトルマリンよりも小さい半良導体程度すなわち
10の4乗〜10の8乗Ω・cmの電気抵抗を有する必
要があることが示されている。
【解決すべき課題】
【0010】しかしながら、電気抵抗をこの範囲に正確
に調整するのは困難であり、製品のバラつきが生じやす
く、安定した製品を提供することが難しい。また担持物
の電気抵抗を調整した場合でも、粒状体内部に存在する
トルマリンは間接的にしか水と接触せず、担持体を通じ
て電子を授受するためやはり効率が低下する。したがっ
て、電気抵抗の調整ではなく別の方法による高効率のト
ルマリン含有成形体の提供が望まれる。
【0011】さらにまたコーティング被膜の場合には通
常アクリル、エポキシなどの有機塗料にトルマリン粉末
を添加し被膜とするが、この場合には有機塗料の被膜の
中にトルマリン粉末が埋没し、表面に出ている部分しか
有効に働かないため効率が悪い。したがって、水の活性
化をより効率的に行うためのコーティング組成物および
それを用いる被膜体の提供が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0012】このような状況に鑑み鋭意検討の結果、特
定量のポアを導入することにより、また親水性を有する
物質を配合することにより、そのポアを介して水が浸透
し直接内部に配合されたトルマリン微粒子と接触するこ
とによりトルマリン担持物の電気抵抗には無関係に高効
率に水を活性化できることを見出し、本発明を完成し
た。
【0013】すなわち本発明は、アルミナ100重量部
に対し、トルマリンを2〜300重量部含有した成形体
であり、かつ該成形体のポア容積率が成形体全体の体積
の20〜90%であることを特徴とする高活性を有する
トルマリン含有成形体を提供する。
【0014】また本発明は、アルミナ100重量部に対
しトルマリンを2〜300重量部、シリカを2〜300
重量部含有した成形体であり、かつ該成形体がポア容積
率として成形体の30〜80%を占めることを特徴とす
る高活性を有するトルマリン含有成形体を提供する。
【0015】さらにまた本発明は、上記成形体の比表面
積が30〜500m/gであることを特徴とする高活
性を有するトルマリン含有成形体を提供する。
【0016】また本発明は、上記アルミナがNa2Oを
0.05〜0.5重量%含有したアルミナである高活性
を有するトルマリン含有成形体を提供する。
【0017】また本発明は、上記アルミナが中間アルミ
ナおよび/または中間アルミナが水和したアルミナを主
成分とするアルミナである高活性を有するトルマリン含
有成形体をも提供するものである。
【0018】さらに本発明は、トルマリンが平均粒子径
0.2〜10μmのトルマリン粉末である高活性を有す
るトルマリン含有成形体を提供する。
【0019】またさらに本発明はシリカがコロイダルシ
リカより形成されたシリカである高活性を有するトルマ
リン含有成形体を提供する。
【0020】一方本発明は、中間アルミナおよび/また
は中間アルミナが水和したアルミナ100重量部に対
し、平均粒子径0.2〜10μmのトルマリン粉末を2
〜300重量部混合し、該混合物を連続供給しながらコ
ロイダルシリカをシリカ換算で0.5〜50重量%含有
した水を連続散布しながら皿型転動造粒法により造粒し
次いで該造粒物を100℃以上800℃以下で乾燥、焼
成し、かつポア容積率が成形体全体の容積の30〜80
%の成形体および/または比表面積30〜500m
gの成形体にすることを特徴とする高活性を有するトル
マリン含有成形体の製造方法をも提供する。
【0021】さらに本発明は、中間アルミナおよび/ま
たは中間アルミナが水和したアルミナ100重量部、平
均粒子径0.2〜10μmのトルマリン粉末を2〜30
0重量部、コロイダルシリカをシリカ換算で3〜200
重量部および水よりなることを特徴とするトルマリン含
有成形体製造用組成物またはコーティング用組成物を提
供する。
【0022】また本発明は中間アルミナおよび/または
中間アルミナが水和したアルミナ100重量部、平均粒
子径0.2〜10μmのトルマリン粉末2〜300重量
部、コロイダルシリカをシリカ換算で1〜100重量
部、アクリル樹脂エマルジョンを固形分換算で2〜30
0重量部および水よりなることを特徴とするトルマリン
含有成形体製造用組成物またはコーティング用組成物を
提供する。
【0023】そして本発明は上記コーティング組成物
を、金属、コンクリート、セラミックス、ガラス、木材
またはプラスチックから選ばれた基材にコーティングし
てなるトルマリン含有被覆体をも提供する。
【0024】トルマリンは圧電性を有し、表面電位を有
しているためそのまま接触させるとプラスマイナスが中
和され、その効果が著しく減少するため通常はトルマリ
ン単味ではなく、アルミナなどの絶縁体あるいは半導電
性の担持物を配合して使用している。トルマリン粉末と
しては、トルマリンを含有する鉱石より選別、粉砕され
たものを用いることができる。平均粒径は通常0.2〜
10μである。
【0025】本発明において使用するアルミナ粉末はト
ルマリン粉末同志が接触するのを防ぐ担持物としての目
的もあるが、主たる目的はアルミナ自体のバインダーと
しての性能を持たせるとともに表面OH基の作用による
親水性を付与することあるいは後述するポア量を増加す
ることにある。また、Na2Oを0.05〜0.5%含
有したアルミナを使用した場合にはさらに親水性を高め
ることができる。
【0026】かかる目的で使用される特に好ましいアル
ミナは中間アルミナおよび/または中間アルミナが水和
したアルミナである。中間アルミナとは一般にはαアル
ミナになる前のアルミナで、γ、δ、η、ρ、χ、θな
どの形態が知られている。これらは水和しやすく水和反
応により結合するため結合剤としても機能する。さらに
脱水反応によりミクロポアが形成されやすく比表面積も
大きくなるという特徴を有する。
【0027】このような中間アルミナの例としては水硬
性アルミナを挙げることができ、たとえば住友化学工業
製のBK−103またはBK−112などの水硬性アル
ミナを挙げることができる。またこのものはコロイダル
シリカ分散水溶液を混合し、成形硬化させることにより
強度の強い成形体を製造することが可能である。これら
アルミナの平均粒子径は1〜20μのものが好ましく用
いられる。水硬性アルミナは水和反応によって結合する
ためトルマリンの特性を阻害する可能性の大きいバイン
ダーを使用しなくても成形体に強度を付与することがで
きる。また低温で結合するため、従来法のように900
℃近い温度で焼結させる必要もなく、ポアのコントロー
ルが容易であり、また安価に製造することが可能であ
る。
【0028】また、ここで使用するシリカ粒子は成形体
に親水性を付与するために用いられる。すなわち、成形
体の表面だけでなく、内部も有効に活用できるようにす
るには処理される水が内部にまで速やかに浸透すること
が必要であるが、このためには成形体は内部も含めて親
水性が強いことが望まれる。シリカはその表面がOH基
で覆われているため親水性となりやすく本目的に沿うも
のである。したがって親水性を有するシリカは成形体の
内部に均一に分散している本目的からも少なくともアル
ミナの粒径に比べて小さいことが必要であり、通常アル
ミナ粉末の粒子径の1/10以下の粒子径のシリカ粒子
であることが好ましい。
【0029】この目的に特に好ましく使用されるシリカ
はコロイダルシリカ(シリカゾル)であり、その粒子径
は0.002〜0.1μの範囲にある。またコロイダル
シリカを使用した場合にはバインダーとしての効果も期
待できるため、成形体の強度を保ったままポア容積のコ
ントロールが容易となる。さらに、上記の水硬性アルミ
ナとコロイダルシリカを併用した場合には結合力も相乗
的に大きくなるのでその効果が顕著になり特に好まし
い。
【0030】さらに強度を上げる目的にはアクリル樹脂
エマルジョンを加えて使用することができる。アクリル
樹脂エマルジョンの例としてはヘキスト合成(株)製造
のアクリル共重合樹脂エマルジョンのモビニールシリー
ズを挙げることができる。この中でも特にコロイダルシ
リカとの複合粒子エマルジョンであるモビニール800
0シリーズが特に好適である。
【0031】このようなアルミナ、トルマリン、必要に
応じコロイダルシリカ、アクリル樹脂エマルジョンを配
合した組成物を成形し成形体とする。成形方法として
は、転動造粒法、押出し造粒法、押出し成形法、スリッ
プキャスト法などにより成形することができる。このよ
うにして0.5mm〜10mm径の球状体、粒状体の他
に種々の大きさの球状体、棒状体、円柱状体、ハニカム
構造体、ラヒシリング型形状体など各種の成形体を得る
ことができる。
【0032】粒状体、球状体を安価に製造するには特に
皿形転動造粒法を挙げることができる。かかる皿形転動
造粒機としては通常のものが使用でき、たとえば特開平
7−68148の図1記載の外観のものを挙げることが
できる。
【0033】かかる成形体に要求される物性として、成
形体のポア容積率が20〜90%、好ましくは30〜8
0%である。ポア容積率が20%より小さいと効果が十
分でなくまた90%より大きいと強度が著しく小さく使
用に際し紛状化し、使用することができないため好まし
くない。
【0034】また成形体の比表面積は30〜500m
/g、好ましくは50〜400m/gであり、さらに
好ましくは100〜400m/gである。比表面積は
成形体内部の有効表面を示しており、この値が大きいほ
ど効果的であるが大きすぎるとポアの平均径が小さくな
りすぎ水の浸透が阻害され、全体としての効果が低下す
るので好ましくない。
【0035】これらのポア、比表面積は成形後、熱処理
することでコントロールすることができる。通常100
℃以上900℃以下の温度、好ましくは100℃以上8
00℃以下の温度で焼成する。温度が低すぎるとポアま
たは比表面積が小さいため十分でなく温度が高すぎると
ポア、表面積が減少するため好ましくない。但し、水硬
性アルミナの場合は一度500℃〜800℃で短時間の
熱処理を経ているためポア、比表面積とも大きく、成形
後の熱処理が必須というわけではない。
【0036】一方、水硬性アルミナとコロイダルシリカ
を水を媒体として混合し、成形することにより200℃
以下、さらには100℃以下の低温焼成で極めて強度の
高いアルミナ成形体とすることを見い出している。また
さらに水硬性アルミナ、コロイダルシリカおよびアクリ
ル樹脂エマルジョンを水を媒体として混合し成形体とす
ることによりさらに強度の大きい成形体が可能となるこ
とを見い出している。
【0037】これらを応用すれば、トルマリン含有成形
体のみならず比較的大型、複雑形状の低温焼成によるア
ルミナ成形体の製造に応用することができる。
【0038】すなわち本発明は水硬性アルミナ粉末10
0重量部に対し、コロイダルシリカを固形分換算で20
〜100重量部を水媒体と共に混合した成形体用組成物
を提供し、また該組成物を用いることによる高強度アル
ミナ成形体の製造方法を提供する。
【0039】さらに本発明は水硬性アルミナ粉末100
重量部に対し、コロイダルシリカを固形分換算で10〜
100重量部、アクリル樹脂エマルジョンを固形分換算
で10〜100重量部を水媒体と共に混合した成形体用
組成物を提供し、また該組成物を用いることによる高強
度アルミナ成形体の製造方法を提供する。
【0040】一方、無機質塗料においては水ガラス、燐
酸アルミニウムなどをバインダーとした塗料が市販され
ているが、これらは250℃以上で焼成をしなければ耐
水性が悪く実用に耐えないため現地施工などの手段がと
れずその用途を狭めている。
【0041】また、コロイダルシリカをバインダーとし
た場合には150℃前後の低温での焼成による耐水性の
付与が可能であるが、密着性が十分でない。
【0042】本発明の上述の成形体製造用組成物を塗料
として使用すると低温焼成で密着性のよい塗膜を得るこ
とができる。塗料組成物をトルマリン含有組成物とし、
塗料として使用するとトルマリン含有被覆体の製造が可
能であり、該被覆体は成形体と同様の高活性のトルマリ
ン含有被覆体とする事ができる。
【0043】すなわち、本発明は中間アルミナおよび/
または中間アルミナが水和したアルミナ粉末100重量
部に対し、コロイダルシリカを固形分換算で10〜10
0重量部、アクリル樹脂エマルジョンを固形分換算で1
0〜100重量部を水媒体と共に混合した塗料組成物を
提供する。
【0044】また本発明は、中間アルミナおよび/また
は中間アルミナが水和したアルミナ100重量部、平均
粒子径0.2〜10μmのトルマリン粉末を2〜300
重量部、コロイダルシリカをシリカ換算で3〜200重
量部および水よりなることを特徴とするトルマリン含有
成形体製造用組成物またはコーティング用組成物を提供
する。
【0045】さらに本発明は、中間アルミナおよび/ま
たは中間アルミナが水和したアルミナ100重量部、平
均粒子径0.2〜10μmのトルマリン粉末を2〜30
0重量部、コロイダルシリカをシリカ換算で1〜100
重量部、アクリル樹脂エマルジョンを固形分換算で2〜
300重量部および水よりなることを特徴とするトルマ
リン含有成形体製造用組成物またはコーティング用組成
物を提供する。
【0046】さらにまた本発明は、上記コーティング用
組成物を、金属、コンクリート、セラミックス、ガラ
ス、木材またはプラスチックから選ばれた基材にコーテ
ィングしてなるトルマリン含有被覆体を提供する。
【0047】
【発明の実施の形態】以下実施例によりさらに詳しく説
明するが本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。なお、ポア容積率は成形体または球状体の重量、容
積および真比重よりから以下の式により求めた。すなわ
ち、ポア容積率(%)=(容積−(重量/真比重))/
容積×100である。また比表面積は通常のBET比表
面積測定法により測定した。
【0048】また、活性度については水槽での金魚の飼
育水を用い、水1リットルあたり約15gの成形体また
は球状体を入れ水の透明性を観察した。さらに活性度を
評価するもう一つの方法としてカイワレ大根を室内で栽
培し、その成長度を観察した。
【0049】
【実施例1】市販の平均粒子径約3μmのトルマリン粉
末を30重量部と市販の平均粒子径約12μmの水硬性
アルミナ粉末70重量部をよく混合した。これにコロイ
ダルシリカを水80重量部に対しSiO2として20重
量部分散された20%溶液を60重量部添加しよく混練
し、組成物とした。ついでこの組成物を直径3cmのポ
リエチレン製の容器に高さ約0.5cmになるようスリ
ップキャストした。約1日常温で硬化した後、さらに1
50℃、1時間焼成した。得られた成形体はポア容積率
が45%で、比表面積が170m/gであった。な
お、評価は表−3に示す。
【0050】
【実施例2】市販の平均粒子径約3μmのトルマリン粉
末を30重量部と市販の平均粒子径約2.4μmの水硬
性アルミナ粉末70重量部をよく混合し、混合粉末とし
た。これにコロイダルシリカを水75重量部に対しSi
O2として25重量部分散されたコロイダルシリカ25
%溶液を40重量部添加しよく混練し組成物とした。必
要に応じ水を加え、該組成物を手で成形し直径約8mm
の球状体とした。得られた球状体を約1日常温で硬化し
た後、さらに200℃、1時間焼成した。得られた球状
体はポア容積率が54%で、比表面積が160m/g
であった。なお、評価結果は表−3に示す。
【0051】
【実施例3】市販の平均粒子径約3μmのトルマリン粉
末を20重量部と市販の平均粒子径約12μmの水硬性
アルミナ粉末70重量部をよ〈混合し、混合粉末とし
た。これにコロイダルシリカを水80重量部に対しSi
O2として5重量部、アクリル樹脂を15重量部分散さ
れた20%溶液を45重量部添加しよく混練し、組成物
とした。必要に応じ水を加え該組成物を手で成形し直径
約8mmの球状体とし、得られた球状体を約1日常温で
硬化した後、さらに200℃、1時間焼成した。得られ
た球状体はポア容積率が35%で、比表面積が130m
/gであった。なお、評価結果は表−3に示す。
【0052】
【実施例4〜9】トルマリン粉末の添加量、水硬性アル
ミナ粉末の添加量、コロイダルシリカの添加量を変え、
各種焼成条件で焼成した他は実施例1と同様の方法で成
形体を得た。これを表−1及び2に実施例4〜9として
示す。なお、この表中でTMはトルマリン粉末を、AL
は水硬性アルミナ粉末を、CSはコロイダルシリカ20
%溶液を示す。
【0053】
【表−1】
【0054】得られた球状体の物性を下表に示す。
【表−2】
【0055】
【実施例10】市販の平均粒子径約3μmのトルマリン
粉末30重量部と市販の平均粒子径約2.4μmの水硬
性アルミナ粉末70重量部をよく混合した。この粉末を
皿型造粒機(皿径1m、回転18rpm、傾斜角度50
゜)の皿の部分に粉末フィーダーにより供給量120重
量部/Hrで供給しながら、これにコロイダルシリカを
水80重量部に対しSiO2として20重量部分散され
た溶液を注液した。注液量は平均70重量部/Hrであ
った。得られた成形体は直径3〜4mmの球状体であっ
た。これを100℃の飽和水蒸気中で約20時間キュア
し、400℃で焼成した。このもののポアの容積率は6
5%で、比表面積が250m/gであった。
【0056】
【比較例1】実施例1〜10に使用したのと同様のトル
マリン粉末を10重量部、アルミナ粉末40重量部、ホ
ウ珪酸系ガラス40重量部、粘土系焼結助剤10重量部
を混合し造粒し950℃で3時間焼成し直径約4mmの
球状体を得た。得られた球状体のポア容積率は20%未
満であり、比表面積は1m/g未満であった。なお、
このものは焼成温度が700℃以下、特に500℃以下
では焼結が不十分で簡単に粉化するため実用に供するこ
とができなかった。
【0057】
【表−3】 ここに示した実施例、比較例の球状体、成形体をテスト
し、活性度を調べた。なお、評価法は、水の透明度、維
持期間により評価した。ブランクは処理剤を使用しない
状態を示す。 ここで◎は非常に透明である場合、〇は透明であるが◎
に比べると少し透明度が低い場合、△は濁りがある場
合、×は濁りが大きい場合を示す。
【0058】
【表−4】 上記表−3と同様の実施例、比較例のサンプルを用い、
カイワレ大根の室内栽培を行い評価した。具体的には水
の中にトルマリン含有体を入れ、その水にカイワレ大根
の種を浸漬し、発芽から成長までを観察し最終の背丈を
比較しその指標とした。 これらから明らかなように最終的な成長度はブランクに
比し20〜50%向上することが示されている。これに
対し、比較例は10%以下であった。
【0059】
【実施例11】実施例3に示す組成物を水で粘度を調整
して10cm×10cmのステンレス板に塗布し、常温
で約1日硬化した。硬化後の膜厚は約0.6mmであっ
た。次いで150℃で1時間焼成した。得られた被膜は
密着性良好で強固であった。この被覆体を実施例1〜1
0と同様の評価を行った。その結果、実施例3とほぼ同
様の結果が得られ、被覆体においても水を活性化の効果
が同様に認められることが明らかになった。
【0060】
【実施例12】市販の平均粒子径約12μmの水硬性ア
ルミナ粉末100重量部、およびコロイダルシリカを水
80重量部に対しSiO2として20重量部分散された
20%溶液を80重量部添加しよく混練し、組成物とし
た。ついでこの組成物を直径2cmのポリエチレン製の
容器に高さ約2cmになるようスリップキャストした。
約1日常温で硬化した後、さらに150℃、1時間焼成
した。また比較サンプルとしてコロイダルシリカ溶液の
代わりに水だけを使用しその他は同様の組成で同様の方
法でスリップキャストし、150℃、1時間焼成した。
圧壊強度は比較サンプルに比べると約3.2倍であっ
た。
【0061】
【実施例13】市販の平均粒子径約12μmの水硬性ア
ルミナ粉末100重量部、およびコロイダルシリカを水
80重量部に対しSiO2として5重量部、アクリル樹
脂を15重量部分散された20%溶液を80重量部添加
しよく混練し、組成物とした。ついでこの組成物を直径
2cmのポリエチレン製の容器に高さ約2cmになるよ
うスリップキャストした。約1日常温で硬化した後、さ
らに150℃、1時間焼成した。圧壊強度は実施例1と
同様の比較サンプルに比べ約6.8倍であった。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トルマリ
ン粉末およびアルミナ粉末好ましくは中間アルミナ粉末
を混合し成形体とし、該成形体のポア容積率を20%〜
90%好ましくは30%〜80%に調整することにより
電気抵抗のコントロールをすることなく高活性のトルマ
リン含有成形体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/68 520 C02F 1/68 520N 520S C04B 38/00 303 C04B 38/00 303Z // A61L 9/01 A61L 9/01 B C09K 3/00 C09K 3/00 L

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミナ100重量部に対し、トルマリ
    ンを2〜300重量部含有した成型体であり、かつ該成
    形体のポア容積が成形体全体の体積の20〜90%であ
    ることを特徴とする高活性を有するトルマリン含有成形
    体。
  2. 【請求項2】 アルミナ100重量部に対し、トルマリ
    ンを2〜300重量部、シリカを2〜300重量部含有
    した成形体であり、かつ該成形体がポア容積率として成
    形体の20〜90%を占めることを特徴とする高活性を
    有するトルマリン含有成形体。
  3. 【請求項3】 ポア容積率が成形体の30〜80%を占
    めることを特徴とする請求項1または2記載の高活性を
    有するトルマリン含有成形体。
  4. 【請求項4】 成形体の比表面積が30〜500m
    gであることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の
    高活性を有するトルマリン含有成形体。
  5. 【請求項5】 アルミナがNa2Oを0.05〜0.5
    重量%含有したアルミナである請求項1〜4いずれか記
    載の高活性を有するトルマリン含有成形体。
  6. 【請求項6】 アルミナが中間アルミナおよび/または
    中間アルミナが水和したアルミナを主成分とするアルミ
    ナである請求項1〜5いずれか記載の高活性を有するト
    ルマリン含有成形体。
  7. 【請求項7】 トルマリンが平均粒子径0.2〜10μ
    mのトルマリン粉末である請求項1〜6いずれか記載の
    高活性を有するトルマリン含有成形体。
  8. 【請求項8】 シリカがコロイダルシリカより形成され
    たシリカである請求項2〜7いずれか記載の高活性を有
    するトルマリン含有成形体。
  9. 【請求項9】 さらにアクリル樹脂エマルジョンを加え
    てなる請求項8記載の高活性を有するトルマリン含有成
    形体。
  10. 【請求項10】 中間アルミナおよび/または中間アル
    ミナが水和したアルミナ100重量部に対し、平均粒子
    径0.2〜10μmのトルマリン粉末を2〜300重量
    部混合し、該混合物を連続供給しながらコロイダルシリ
    カをシリカ換算で0.5〜50重量%含有した水を連続
    散布しながら皿型転動造粒法により造粒し、次いで該造
    粒物を100℃以上800℃以下で乾燥焼成し、かつポ
    ア容積率が成形体全体の容積の30〜80%の成形体お
    よび/または比表面積30〜500m/gの成形体に
    することを特徴とする高活性を有するトルマリン含有成
    形体の製造方法。
  11. 【請求項11】 中間アルミナおよび/または中間アル
    ミナが水和したアルミナ100重量部、平均粒子径0.
    2〜10μmのトルマリン粉末を2〜300重量部、コ
    ロイダルシリカをシリカ換算で3〜200重量部および
    水よりなることを特徴とするトルマリン含有成形体製造
    用組成物またはコーティング用組成物。
  12. 【請求項12】 中間アルミナおよび/または中間アル
    ミナが水和したアルミナ100重量部、平均粒子径0.
    2〜10μmのトルマリン粉末を2〜300重量部、コ
    ロイダルシリカをシリカ換算で1〜100重量部、アク
    リル樹脂エマルジョンを固形分換算で2〜300重量部
    および水よりなることを特徴とするトルマリン含有成形
    体製造用組成物またはコーティング用組成物。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載のコーティ
    ング用組成物を金属、コンクリート、セラミックス、ガ
    ラス、木材またはプラスチックから選ばれた基材にコー
    ティングしてなるトルマリン含有被覆体
JP9366572A 1997-12-04 1997-12-04 高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法 Pending JPH11165167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9366572A JPH11165167A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9366572A JPH11165167A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11165167A true JPH11165167A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18487119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9366572A Pending JPH11165167A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11165167A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001040399A1 (en) * 1999-11-30 2001-06-07 Hiroshi Sato Composite material and method for preparing the same, and raw composite material used for preparing the same
KR20030000937A (ko) * 2001-06-27 2003-01-06 김상복 전기석을 추출하는 방법, 이에 따라 추출된 액정 전기석추출액 및 추출된 액정의 이용방법
US6649090B2 (en) 2000-08-29 2003-11-18 Gantan Beauty Industry Co., Ltd. Liquid composition, flavor modification material, flavor modification method, air-conditioning material, interior/exterior construction material, freshness preservation material, storage, equipment, room interior items and fittings and equipment

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001040399A1 (en) * 1999-11-30 2001-06-07 Hiroshi Sato Composite material and method for preparing the same, and raw composite material used for preparing the same
US7063801B2 (en) 1999-11-30 2006-06-20 Hiroshi Sato Composite material and method for preparing the same, and raw composite material used for preparing the same
US6649090B2 (en) 2000-08-29 2003-11-18 Gantan Beauty Industry Co., Ltd. Liquid composition, flavor modification material, flavor modification method, air-conditioning material, interior/exterior construction material, freshness preservation material, storage, equipment, room interior items and fittings and equipment
KR20030000937A (ko) * 2001-06-27 2003-01-06 김상복 전기석을 추출하는 방법, 이에 따라 추출된 액정 전기석추출액 및 추출된 액정의 이용방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105238106A (zh) 具有净化空气功能的彩色麦饭石涂料粉
CN105218031A (zh) 具有净化空气功能的海泡石彩色涂料粉
CN105294037A (zh) 具有净化空气功能的硅灰石彩色涂料粉
CN105418019A (zh) 具有净化空气功能的伊蒙混层粘土彩色涂料粉
JPH11165167A (ja) 高活性を有するトルマリン含有成形体およびその製法
CN105272114A (zh) 具有净化空气功能的沸石彩色涂料粉
JP7332187B2 (ja) 抗菌タイルおよびその製造方法
KR20010046643A (ko) 옥(玉)을 이용하여 제조된 기능성 에폭시 도료 조성물
CN105272061A (zh) 具有净化空气功能的伊利石彩色涂料粉
CN105218036A (zh) 具有净化空气功能的硅藻土彩色涂料粉
CN105272050A (zh) 具有净化空气功能的彩色蛋白石涂料粉
CN105272057A (zh) 具有净化空气功能的火山碎屑岩彩色涂料粉
CN105218033A (zh) 具有净化空气功能的膨润土彩色涂料粉
CN105272054A (zh) 具有净化空气功能的彩色绿松石涂料粉
CN105198354A (zh) 具有净化空气功能的彩色蛭石涂料粉
KR100506329B1 (ko) 폐수처리용 담체 및 그것을 이용한 폐수처리장치
CN105418028A (zh) 具有净化空气功能的彩色菱镁矿涂料粉
CN105199449A (zh) 具有净化空气功能的彩色绿泥石涂料粉
CN105418024A (zh) 具有净化空气功能的彩色硅石涂料粉
CN105198362A (zh) 具有净化空气功能的彩色蛇纹石涂料粉
CN105418018A (zh) 具有净化空气功能的彩色方解石涂料粉
CN105272051A (zh) 具有净化空气功能的彩色黑曜石涂料粉
CN105198355A (zh) 具有净化空气功能的彩色碧玺涂料粉
KR20060112760A (ko) 나노 철이온 수용액을 포함하는 양이온 세라믹 혼합도료의제조방법
JPH10182491A (ja) 花弁状多孔質抗菌剤及び抗菌性組成物