JPH11150003A - 電気的デバイスの作製方法 - Google Patents
電気的デバイスの作製方法Info
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- JPH11150003A JPH11150003A JP10210859A JP21085998A JPH11150003A JP H11150003 A JPH11150003 A JP H11150003A JP 10210859 A JP10210859 A JP 10210859A JP 21085998 A JP21085998 A JP 21085998A JP H11150003 A JPH11150003 A JP H11150003A
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- ptc element
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- H05B1/02—Automatic switching arrangements specially adapted to apparatus ; Control of heating devices
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- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B3/00—Ohmic-resistance heating
- H05B3/10—Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor
- H05B3/12—Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor characterised by the composition or nature of the conductive material
- H05B3/14—Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor characterised by the composition or nature of the conductive material the material being non-metallic
- H05B3/146—Conductive polymers, e.g. polyethylene, thermoplastics
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- Thermistors And Varistors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PTC素子に電子ビーム照射による架橋を行
なうと、ガス発生によりPTC素子に形成されていた電
極が剥離する。 【解決手段】 架橋導電性重合体からなるPTC素子(1
0)と、PTC素子に電気的に接続され、該PTC素子を
通して電流を生じさせるために電源に接続可能とした2
つの電極(2,3)とを含む電気的デバイス(1)の作製方法で
あって、本方法はPTC素子に対して電子ビームの使用
により放射線架橋を行い、次の条件、 (a)平均照射速度は速くて3.0Mrad/分であり; (b)PTC素子の各々の電流−供給部分で吸収される照
射量は少なくとも50Mradであり、そして、架橋反応
において、電極に接触しているPTC素子のいずれの部
分も(Tm-60)℃より高温に達しない(Tmは重合体要素
において最低融点を持つ重合体の示す差動走査熱量計に
よる吸熱曲線のピークで測定された温度);の内の一つ
を満たす。
なうと、ガス発生によりPTC素子に形成されていた電
極が剥離する。 【解決手段】 架橋導電性重合体からなるPTC素子(1
0)と、PTC素子に電気的に接続され、該PTC素子を
通して電流を生じさせるために電源に接続可能とした2
つの電極(2,3)とを含む電気的デバイス(1)の作製方法で
あって、本方法はPTC素子に対して電子ビームの使用
により放射線架橋を行い、次の条件、 (a)平均照射速度は速くて3.0Mrad/分であり; (b)PTC素子の各々の電流−供給部分で吸収される照
射量は少なくとも50Mradであり、そして、架橋反応
において、電極に接触しているPTC素子のいずれの部
分も(Tm-60)℃より高温に達しない(Tmは重合体要素
において最低融点を持つ重合体の示す差動走査熱量計に
よる吸熱曲線のピークで測定された温度);の内の一つ
を満たす。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的デバイスに
関し、特にPTC導電性重合体構成を含む回路保護デバ
イスの作製方法に関する。
関し、特にPTC導電性重合体構成を含む回路保護デバ
イスの作製方法に関する。
【0002】
【発明への序論】PTC(正温度係数)の特性を呈する導
電性重合体構成及びこれらを含む電気的デバイスは、広
く知られている。これに関する明細書が作成されてお
り、例えば、米国では、特許番号、3,243,753;3,351,882;
3,861,029;4,177,376;4,237,441;4,238,812;4,255,698;
4,286,376;4,315,237;4,317,027;4,329,726;4,330,703;
4,352,083;4,413,301;4,426,633;4,450,496;4,475,138;
4,481,498;4,534,889;4,543,474;4,562,313;4,647,894;
4,647,896;4,685,025;4,654,511;4,689,475;4,724,417;
4,761,541;及び4,774,024;フランス特許明細書第76237
07(Moyer);欧州特許明細書第158,410及び、欧州特許
第38,713として提出されたシリアル番号141,989(MP07
15,Evans);欧州特許第63,440として提出された656,04
6(MP0762,Jacobsその他);欧州特許第231,068として
提出された818,846及び75,929(MP1100,Barma);83,09
3(MP1090,Kleiner);102,989(MP1220,Fangその
他);103,077(MP1222,Fangその他);115,089(MP090
6,Fangその他);124,696(MP0906,Fangその他),150,0
05(MP0906,Faheyその他);及び219,416(MP1266,Ho
rsmaその他)がある。
電性重合体構成及びこれらを含む電気的デバイスは、広
く知られている。これに関する明細書が作成されてお
り、例えば、米国では、特許番号、3,243,753;3,351,882;
3,861,029;4,177,376;4,237,441;4,238,812;4,255,698;
4,286,376;4,315,237;4,317,027;4,329,726;4,330,703;
4,352,083;4,413,301;4,426,633;4,450,496;4,475,138;
4,481,498;4,534,889;4,543,474;4,562,313;4,647,894;
4,647,896;4,685,025;4,654,511;4,689,475;4,724,417;
4,761,541;及び4,774,024;フランス特許明細書第76237
07(Moyer);欧州特許明細書第158,410及び、欧州特許
第38,713として提出されたシリアル番号141,989(MP07
15,Evans);欧州特許第63,440として提出された656,04
6(MP0762,Jacobsその他);欧州特許第231,068として
提出された818,846及び75,929(MP1100,Barma);83,09
3(MP1090,Kleiner);102,989(MP1220,Fangその
他);103,077(MP1222,Fangその他);115,089(MP090
6,Fangその他);124,696(MP0906,Fangその他),150,0
05(MP0906,Faheyその他);及び219,416(MP1266,Ho
rsmaその他)がある。
【0003】特に、PTC導電性重合体を含む有用なデ
バイスは、回路保護デバイスである。このようなデバイ
スは、通常の動作状態においては比較的に低い抵抗値を
有するが、故障状態、例えば過度の電流あるいは温度が
生じたとき、前記デバイスは、“トリップ”される、つ
まり、高抵抗状態に移行される。デバイスが過大電流に
よりトリップされたとき、PTC素子を通過する電流が
PTC素子を自己加熱させ、高抵抗状態となる温度に上
昇させる。回路保護デバイスが"トリップ"されたとき、
熱的勾配が作り出される。電流が流れたときと同一方向
における熱的勾配が流れる箇所にて、熱的勾配のピーク
温度を確かめるための測定を行うことができる。つま
り、“ホットライン”や“ホットゾーン”が電極の近く
で形成されないためである。このような予防的な測定
は、米国特許第4,317,027及び4,352,083
に開示されており、これらの開示を参照してここで述べ
る。
バイスは、回路保護デバイスである。このようなデバイ
スは、通常の動作状態においては比較的に低い抵抗値を
有するが、故障状態、例えば過度の電流あるいは温度が
生じたとき、前記デバイスは、“トリップ”される、つ
まり、高抵抗状態に移行される。デバイスが過大電流に
よりトリップされたとき、PTC素子を通過する電流が
PTC素子を自己加熱させ、高抵抗状態となる温度に上
昇させる。回路保護デバイスが"トリップ"されたとき、
熱的勾配が作り出される。電流が流れたときと同一方向
における熱的勾配が流れる箇所にて、熱的勾配のピーク
温度を確かめるための測定を行うことができる。つま
り、“ホットライン”や“ホットゾーン”が電極の近く
で形成されないためである。このような予防的な測定
は、米国特許第4,317,027及び4,352,083
に開示されており、これらの開示を参照してここで述べ
る。
【0004】米国特許第4,467,310(Jacab)を参
考としてここで述べるが、この特許は、厚膜抵抗及び円
盤形状のPTC抵抗を含む、電池により給電される抵抗
を述べている。厚膜抵抗及びPTC抵抗は、電気的に直
列に接続され、そして、両抵抗間で密着した熱的結合を
達成させる目的のために、厚膜抵抗を担うセラミック基
板の一方の面上に、互いに対向するようにして装着され
るか、あるいは別の絶縁層の各々の側に装着される。こ
の構成の目的は、厚膜抵抗に印加される電力ラインの電
圧に故障が発生し、厚膜抵抗が過熱されることにより、
この厚膜抵抗が火災の危険にさらされるのを防止するた
めである。もしこのような故障が生じると、厚膜抵抗の
初期温度の上昇がPTC抵抗を加熱し、これにより、厚
膜抵抗が過熱される前に、急速に抵抗を増大させ、電流
を安全レベルに減じる。その結果、PTC抵抗は、電流
を微弱な電流に減じることにより、(厚膜抵抗及び回路
の他の部品の双方に対して)保護を与える。Jacabによる
すべてのデバイスにおいて、PTC抵抗は、セラミック
材料で構成され、そして、このセラミック材料と厚膜抵
抗とにおいて可能な限りに密着した熱的結合が与えられ
るように装着される。
考としてここで述べるが、この特許は、厚膜抵抗及び円
盤形状のPTC抵抗を含む、電池により給電される抵抗
を述べている。厚膜抵抗及びPTC抵抗は、電気的に直
列に接続され、そして、両抵抗間で密着した熱的結合を
達成させる目的のために、厚膜抵抗を担うセラミック基
板の一方の面上に、互いに対向するようにして装着され
るか、あるいは別の絶縁層の各々の側に装着される。こ
の構成の目的は、厚膜抵抗に印加される電力ラインの電
圧に故障が発生し、厚膜抵抗が過熱されることにより、
この厚膜抵抗が火災の危険にさらされるのを防止するた
めである。もしこのような故障が生じると、厚膜抵抗の
初期温度の上昇がPTC抵抗を加熱し、これにより、厚
膜抵抗が過熱される前に、急速に抵抗を増大させ、電流
を安全レベルに減じる。その結果、PTC抵抗は、電流
を微弱な電流に減じることにより、(厚膜抵抗及び回路
の他の部品の双方に対して)保護を与える。Jacabによる
すべてのデバイスにおいて、PTC抵抗は、セラミック
材料で構成され、そして、このセラミック材料と厚膜抵
抗とにおいて可能な限りに密着した熱的結合が与えられ
るように装着される。
【0005】優れた物理的な特性及び優れた電気的な性
能を有する回路保護デバイスは、デバイスを含む導電性
重合体の組織が架橋結合されたときに得られる。このよ
うな架橋結合は、化学的な架橋剤あるいはガンマ線ある
いは電子照射あるいはこれらの複合使用により達成され
得る。電子ビームで発生されたイオン照射が架橋させる
のに最も迅速でコスト効果のある手段であるということ
がしばしば真実である。
能を有する回路保護デバイスは、デバイスを含む導電性
重合体の組織が架橋結合されたときに得られる。このよ
うな架橋結合は、化学的な架橋剤あるいはガンマ線ある
いは電子照射あるいはこれらの複合使用により達成され
得る。電子ビームで発生されたイオン照射が架橋させる
のに最も迅速でコスト効果のある手段であるということ
がしばしば真実である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】適した回路保護性能を
得るために、PTC素子に電子ビーム照射による架橋を
行なおうとすれば、ガス発生により、PTC素子に形成
されていた電極が剥離する。
得るために、PTC素子に電子ビーム照射による架橋を
行なおうとすれば、ガス発生により、PTC素子に形成
されていた電極が剥離する。
【0007】
【発明の概要】過大電流(及びこのような電流を生じさ
せる電圧)に対する優れた回路保護が、PTCデバイス
(“PTCデバイス”及び“PTC抵抗”の語は同義的
に用いられる)と、保護が必要とされる少なくともある
故障状況下において、故障状態に対するPTCデバイス
の応答を所望の程度に加減する第2の電気的要素とを含
む複合保護デバイスの使用によって得られるということ
を発見した。例えば、第2の要素は、故障状態で熱を発
生させる抵抗であってもよく、この熱がPTCデバイス
に印加され、その結果、デバイスの“トリップ時間”、
つまり、回路電流が安全なレベルに低減されるように、
PTCデバイスが高抵抗状態,高温度状態に変換される
のに要する時間を減じる。第2の要素は、トリップ時間
のみを実質的に減じるために機能させてもよいが、好ま
しくは、回路保護システムの一部となる。PTCデバイ
スによる電流の低減が、第2の要素を保護するため、お
よび/又は、回路の他の要素を保護するために役立てて
もよい。
せる電圧)に対する優れた回路保護が、PTCデバイス
(“PTCデバイス”及び“PTC抵抗”の語は同義的
に用いられる)と、保護が必要とされる少なくともある
故障状況下において、故障状態に対するPTCデバイス
の応答を所望の程度に加減する第2の電気的要素とを含
む複合保護デバイスの使用によって得られるということ
を発見した。例えば、第2の要素は、故障状態で熱を発
生させる抵抗であってもよく、この熱がPTCデバイス
に印加され、その結果、デバイスの“トリップ時間”、
つまり、回路電流が安全なレベルに低減されるように、
PTCデバイスが高抵抗状態,高温度状態に変換される
のに要する時間を減じる。第2の要素は、トリップ時間
のみを実質的に減じるために機能させてもよいが、好ま
しくは、回路保護システムの一部となる。PTCデバイ
スによる電流の低減が、第2の要素を保護するため、お
よび/又は、回路の他の要素を保護するために役立てて
もよい。
【0008】この発明によれば、PTC抵抗及び、この
PTC抵抗と直列に接続され、オープン回路状態になる
ことのない、第2の抵抗を備える回路保護構成では、二
つの重要な保護機構が存在するということも発見した。
第1の機構は、比較的に低い電圧が保護構成に加わり、
そしてPCT抵抗が抵抗値を増大させて電流を安全レベ
ルに減じることにより保護が与えられるというものであ
る。第2の機構は、比較的高い電圧が保護機構に与えら
れ、そして第2の抵抗がオープン回路とならないことに
より、保護が与えられるというものである。この発明に
よれば、PTC抵抗と第2の抵抗との間の熱的結合の程
度が、これらの保護機構を特定の電圧によって機能させ
ることに深い影響を持つということを更に発見した。抵
抗の間での熱的結合がより良好であればある程、第1の
機構に優先して第2の機構を生じさせるためにより高い
電圧が必要とされる。
PTC抵抗と直列に接続され、オープン回路状態になる
ことのない、第2の抵抗を備える回路保護構成では、二
つの重要な保護機構が存在するということも発見した。
第1の機構は、比較的に低い電圧が保護構成に加わり、
そしてPCT抵抗が抵抗値を増大させて電流を安全レベ
ルに減じることにより保護が与えられるというものであ
る。第2の機構は、比較的高い電圧が保護機構に与えら
れ、そして第2の抵抗がオープン回路とならないことに
より、保護が与えられるというものである。この発明に
よれば、PTC抵抗と第2の抵抗との間の熱的結合の程
度が、これらの保護機構を特定の電圧によって機能させ
ることに深い影響を持つということを更に発見した。抵
抗の間での熱的結合がより良好であればある程、第1の
機構に優先して第2の機構を生じさせるためにより高い
電圧が必要とされる。
【0009】PTC抵抗は、いずれのタイプであっても
よく、例えば、セラミックあるいは導電性重合体で構成
され得る。しかしながら、この発明は、PTC材料、特
に導電性重合体に対して特定の値を持ち、これにより、
もしこれらが過度の電気的な負担(つまり、通常の予想
される故障状態に含まれるものよりも大きい負担)を被
ったとき、危険性な状況を低減できる。このような危険
的な状況は、本発明によれば、PTC抵抗を第2の抵抗
と結びつけることにより、避けることができる。即ち、
同様な過度のストレス(または、PTC抵抗に電気的な
ストレスにある特定の方法で関係する電気的なストレ
ス)を被ったとき、PTC材料が危険的な劣化を被るこ
とのない十分に短い時間内に、(オープン回路状態に)な
らないようにする。そのような構成とすることにより、
過度の電気的ストレスの影響下において、PTC抵抗お
よび第2の抵抗を含む保護的構成で先に作用したルール
の逆が起きる。即ち、第2の抵抗がPTC抵抗を保護す
るよりも(前に)PTC抵抗が第2の抵抗を保護する。
よく、例えば、セラミックあるいは導電性重合体で構成
され得る。しかしながら、この発明は、PTC材料、特
に導電性重合体に対して特定の値を持ち、これにより、
もしこれらが過度の電気的な負担(つまり、通常の予想
される故障状態に含まれるものよりも大きい負担)を被
ったとき、危険性な状況を低減できる。このような危険
的な状況は、本発明によれば、PTC抵抗を第2の抵抗
と結びつけることにより、避けることができる。即ち、
同様な過度のストレス(または、PTC抵抗に電気的な
ストレスにある特定の方法で関係する電気的なストレ
ス)を被ったとき、PTC材料が危険的な劣化を被るこ
とのない十分に短い時間内に、(オープン回路状態に)な
らないようにする。そのような構成とすることにより、
過度の電気的ストレスの影響下において、PTC抵抗お
よび第2の抵抗を含む保護的構成で先に作用したルール
の逆が起きる。即ち、第2の抵抗がPTC抵抗を保護す
るよりも(前に)PTC抵抗が第2の抵抗を保護する。
【0010】第2の抵抗は、いずれの種類であってもよ
いが、好ましくは、ZTC抵抗であり、そして、オープ
ン回路状態をなくせる能力は、いずれかの方法により達
成される。この発明は、セラミック基板により支援され
る厚膜あるいは他の抵抗に対する特定の値に関する。こ
のような厚膜抵抗は、過度の電気的ストレス下におい
て、抵抗及び基板、及び/又は基板の異なった部分、及
び/又は抵抗の分離に導く、抵抗の異なった部分、及び
/又は、基板上に位置する抵抗への一つあるいは多数の
接続体の膨張の差異の結果として、オープン回路状態を
なくす。その結果、このようなオープン回路状態をなく
せる状態は、基板の寸法及び構成に大きく依存し、例え
ば、使用時に存在する熱的勾配を受けることによって割
れを生じる弱い面(例えばレーザーあるいはダイヤモン
ドで描かれた、くびれの部分あるいは溝)に形成でき
る。このような熱的勾配は、例えば、電気的リード線の
手段により、および/又は電流が流れない(基板から延
在する)金属の面あるいは帯の手段により、及び/又は
例えばくさび形状のような不規則な形状の抵抗の使用に
より、基板に浸透する熱の差異に影響され得る。
いが、好ましくは、ZTC抵抗であり、そして、オープ
ン回路状態をなくせる能力は、いずれかの方法により達
成される。この発明は、セラミック基板により支援され
る厚膜あるいは他の抵抗に対する特定の値に関する。こ
のような厚膜抵抗は、過度の電気的ストレス下におい
て、抵抗及び基板、及び/又は基板の異なった部分、及
び/又は抵抗の分離に導く、抵抗の異なった部分、及び
/又は、基板上に位置する抵抗への一つあるいは多数の
接続体の膨張の差異の結果として、オープン回路状態を
なくす。その結果、このようなオープン回路状態をなく
せる状態は、基板の寸法及び構成に大きく依存し、例え
ば、使用時に存在する熱的勾配を受けることによって割
れを生じる弱い面(例えばレーザーあるいはダイヤモン
ドで描かれた、くびれの部分あるいは溝)に形成でき
る。このような熱的勾配は、例えば、電気的リード線の
手段により、および/又は電流が流れない(基板から延
在する)金属の面あるいは帯の手段により、及び/又は
例えばくさび形状のような不規則な形状の抵抗の使用に
より、基板に浸透する熱の差異に影響され得る。
【0011】このPTC抵抗及び第2の抵抗は、好まし
くは、一つの複合デバイスの一部である。PTC抵抗は
多数存在し、このようなPTC抵抗は、同一あるいは異
なるもので、互いに直列あるいは並列に接続され、及び
/又、第2の抵抗は多数存在し、このような抵抗は、同
一あるいは異なるもので、直列あるいは並列に接続され
る。
くは、一つの複合デバイスの一部である。PTC抵抗は
多数存在し、このようなPTC抵抗は、同一あるいは異
なるもので、互いに直列あるいは並列に接続され、及び
/又、第2の抵抗は多数存在し、このような抵抗は、同
一あるいは異なるもので、直列あるいは並列に接続され
る。
【0012】従って、その第1の態様において、この発
明は、PTC抵抗及びこのPTC抵抗と直列に接続さ
れ、かつPTC抵抗と熱的に接触している第2の抵抗を
備える回路保護システムを提供し、このシステムは、
(後述するごとく測定された)遮断電流IB、及び(後述す
ごとく測定された)保持電流IH、及び多くて20、好ま
しくは多くて15、特に好ましくは多くて10のIB/
IH比を有する。
明は、PTC抵抗及びこのPTC抵抗と直列に接続さ
れ、かつPTC抵抗と熱的に接触している第2の抵抗を
備える回路保護システムを提供し、このシステムは、
(後述するごとく測定された)遮断電流IB、及び(後述す
ごとく測定された)保持電流IH、及び多くて20、好ま
しくは多くて15、特に好ましくは多くて10のIB/
IH比を有する。
【0013】PTC抵抗が抵抗でない第2の要素に接続
される複合デバイスも又、この発明により提供される。
従って、第2の態様においては、この発明は、電気的装
置を提供し、この装置は、 (1)少なくとも1枚の薄板状の基板と; (2)少なくとも一つの第1の電気的要素であって、(i)
少なくとも上記の基板の一つに物理的に接近し、(ii)抵
抗R1を有し、そして(iii)(a)スイッチング温度TsでP
TC特性を呈する導電性重合体で構成された薄板状のP
TC素子、及び(b)PTC素子を通して電極間で電流が
流れるように、電源に接続された少なくとも2枚の薄板
状の電極を有する第1の電気的要素と; (3)(a)少なくとも上記基板の一つに物理的に接近し、
(b)少なくとも第1の要素の一つに良好な熱的接触状態
にあり、(c)少なくとも第1の要素に電気的に接続さ
れ、(d)電圧の関数として変化する抵抗R2を有する、
少なくとも一つの第2の電気的要素と; (4)少なくとも第1の要素の一つと電気的に接続され、
少なくとも一つの第2の要素と熱的に接触している電気
的コネクターと;を含む。
される複合デバイスも又、この発明により提供される。
従って、第2の態様においては、この発明は、電気的装
置を提供し、この装置は、 (1)少なくとも1枚の薄板状の基板と; (2)少なくとも一つの第1の電気的要素であって、(i)
少なくとも上記の基板の一つに物理的に接近し、(ii)抵
抗R1を有し、そして(iii)(a)スイッチング温度TsでP
TC特性を呈する導電性重合体で構成された薄板状のP
TC素子、及び(b)PTC素子を通して電極間で電流が
流れるように、電源に接続された少なくとも2枚の薄板
状の電極を有する第1の電気的要素と; (3)(a)少なくとも上記基板の一つに物理的に接近し、
(b)少なくとも第1の要素の一つに良好な熱的接触状態
にあり、(c)少なくとも第1の要素に電気的に接続さ
れ、(d)電圧の関数として変化する抵抗R2を有する、
少なくとも一つの第2の電気的要素と; (4)少なくとも第1の要素の一つと電気的に接続され、
少なくとも一つの第2の要素と熱的に接触している電気
的コネクターと;を含む。
【0014】複合デバイスにおいて薄板状のPTCデバ
イスの使用は、PTCデバイスと第2の要素との間で十
分な接触と、迅速な熱伝達を達成するのに有利であり、
そして、特に複合デバイスがプリント回路基板上の使用
のために設計されたとき、利用可能な空間の最適利用を
提供する。ほとんどの応用に対しては、PTCデバイス
が照射されるのが望ましく、そして、印加される電圧が
交流60Vあいるはこれ以上の多くの応用に対しては、
例えば50Mradより大きい、高い照射が役に立つ。電子
ビーム照射における一つの困難は、これらに対する高照
射の結果、導電性重合体における急速な温度上昇があ
る。付加的な問題は、これらの状況下において、架橋処
理の間に、消費されるより以上により急速にガスが発生
することである。その結果、ガス発生による金属箔電極
の層分離を避けるために、高電圧状態下の使用のために
設計されたデバイスは、薄板状導電性重合体素子の表面
に取り付けられた、要素薄板状の金属箔あるいは網の電
極で形成されるよりもむしろ、導電性重合体のマトリッ
クスに拡散された並列の柱状電極で形成される。例え
ば、欧州特許出願第63,440として提出された、米
国番号第656,046は、薄板状電極が装置を形成す
るために取り付けられる前に、薄板状導電性重合体素子
に照射することが必要である。拡散された柱状電極を含
むデバイスに対しては、照射の間の急速な加熱及びガス
発生が、重合体/電極の境界で空間を形成する結果とな
り、接触抵抗を生じ、そして、高電圧での動作の間にお
ける電気的故障に対して位置を占める。
イスの使用は、PTCデバイスと第2の要素との間で十
分な接触と、迅速な熱伝達を達成するのに有利であり、
そして、特に複合デバイスがプリント回路基板上の使用
のために設計されたとき、利用可能な空間の最適利用を
提供する。ほとんどの応用に対しては、PTCデバイス
が照射されるのが望ましく、そして、印加される電圧が
交流60Vあいるはこれ以上の多くの応用に対しては、
例えば50Mradより大きい、高い照射が役に立つ。電子
ビーム照射における一つの困難は、これらに対する高照
射の結果、導電性重合体における急速な温度上昇があ
る。付加的な問題は、これらの状況下において、架橋処
理の間に、消費されるより以上により急速にガスが発生
することである。その結果、ガス発生による金属箔電極
の層分離を避けるために、高電圧状態下の使用のために
設計されたデバイスは、薄板状導電性重合体素子の表面
に取り付けられた、要素薄板状の金属箔あるいは網の電
極で形成されるよりもむしろ、導電性重合体のマトリッ
クスに拡散された並列の柱状電極で形成される。例え
ば、欧州特許出願第63,440として提出された、米
国番号第656,046は、薄板状電極が装置を形成す
るために取り付けられる前に、薄板状導電性重合体素子
に照射することが必要である。拡散された柱状電極を含
むデバイスに対しては、照射の間の急速な加熱及びガス
発生が、重合体/電極の境界で空間を形成する結果とな
り、接触抵抗を生じ、そして、高電圧での動作の間にお
ける電気的故障に対して位置を占める。
【0015】薄板状デバイスを効率的にかつ安価に作製
するため、薄板状金属箔電極が照射の前に取り付けら
れ、そして、柱状電極を有する上記デバイスが、重合体
/電極の境界で急速なガス放出の結果として空間の形成
を被らないようにすることが望ましい。又、薄板状電極
を積層化することなく、薄板状装置が比較的に高い電圧
及び電流に耐えることができことが望ましい。もし、導
電性重合体素子が照射の間に低温度に保たれるならば、
優れた性能を有する電気的デバイスを製造できるという
ことを発見した。
するため、薄板状金属箔電極が照射の前に取り付けら
れ、そして、柱状電極を有する上記デバイスが、重合体
/電極の境界で急速なガス放出の結果として空間の形成
を被らないようにすることが望ましい。又、薄板状電極
を積層化することなく、薄板状装置が比較的に高い電圧
及び電流に耐えることができことが望ましい。もし、導
電性重合体素子が照射の間に低温度に保たれるならば、
優れた性能を有する電気的デバイスを製造できるという
ことを発見した。
【0016】従って、第3の態様では、この発明は、
(1)PTC特性を呈し、かつ重合体要素を含み、そして
重合体要素内に分散された導電性充填剤の粒子を含む架
橋導電性重合体からなるPTC素子と;そして、(2)P
TC素子に電気的に接続され、該PTC素子を通して電
流を生じさせるために電源に接続可能とした2つの電極
とを含む、電気的デバイスの作製方法を提供し、本方法
は、PTC素子に放射線架橋を行い、その架橋は電子ビ
ームの使用により行われ、そして、次の条件、 (a)平均照射速度は速くて3.0Mrad/分であり; (b)PTC素子の各々の電流−供給部分で吸収される照
射量は少なくとも50Mradであり、そして、架橋反応
において、電極に接触しているPTC素子のいずれの部
分も(Tm-60)℃より高温に達せず、ここでTmは、重
合体要素において最低融点を持つ重合体の示す差動走査
熱量計による吸熱曲線のピークで測定された温度であ
る;の内の一つを満たす。
(1)PTC特性を呈し、かつ重合体要素を含み、そして
重合体要素内に分散された導電性充填剤の粒子を含む架
橋導電性重合体からなるPTC素子と;そして、(2)P
TC素子に電気的に接続され、該PTC素子を通して電
流を生じさせるために電源に接続可能とした2つの電極
とを含む、電気的デバイスの作製方法を提供し、本方法
は、PTC素子に放射線架橋を行い、その架橋は電子ビ
ームの使用により行われ、そして、次の条件、 (a)平均照射速度は速くて3.0Mrad/分であり; (b)PTC素子の各々の電流−供給部分で吸収される照
射量は少なくとも50Mradであり、そして、架橋反応
において、電極に接触しているPTC素子のいずれの部
分も(Tm-60)℃より高温に達せず、ここでTmは、重
合体要素において最低融点を持つ重合体の示す差動走査
熱量計による吸熱曲線のピークで測定された温度であ
る;の内の一つを満たす。
【0017】この発明は、電源,負荷及び回路保護装置
あるいは上述したデバイスを備える電気的回路を更に含
む。このような回路では、第1及び第2の電気的要素
は、回路の通常の動作状態及び故障状態下(例えば第2
の要素が電話機の回路におけるサージ抵抗のとき)で
は、双方が直列に接続され、あるいは、第2の要素は、
通常の動作状態ではこれに電流が流れないが、故障状態
(例えば第2の要素が電話機回路におけるクランプ手段
を与えるために大地に接続されるVDRであるとき)で
は第1の要素と直列に位置する。
あるいは上述したデバイスを備える電気的回路を更に含
む。このような回路では、第1及び第2の電気的要素
は、回路の通常の動作状態及び故障状態下(例えば第2
の要素が電話機の回路におけるサージ抵抗のとき)で
は、双方が直列に接続され、あるいは、第2の要素は、
通常の動作状態ではこれに電流が流れないが、故障状態
(例えば第2の要素が電話機回路におけるクランプ手段
を与えるために大地に接続されるVDRであるとき)で
は第1の要素と直列に位置する。
【0018】 〔発明の詳細な説明〕この発明の回路保護デバイスは、
PTC特性を呈する。この“PTC”という語は、この
明細書では、少なくとも2.5のR14値あるいは少なく
とも10のR100値を有し、そして好ましくは双方の値
を有し、そして特に好ましくは、少なくとも6のR30値
を有する、デバイス(例えばPTC抵抗)あるいは構成を
意味するために用いられ、ここで、R14とは、14℃の
範囲における終わりと始めとの抵抗率の比であり、R30
とは、30℃の範囲における終わりと始めとの抵抗率の
比であり、R100とは、100℃の範囲における終わり
と始めとの抵抗率の比である。“ZTC特性”は、ヒー
ターの動作範囲内のいずれかの30℃の温度範囲で抵抗
率が6倍、好ましくは2倍以上に増大するデバイスある
いは構成を意味するために用いられる。
PTC特性を呈する。この“PTC”という語は、この
明細書では、少なくとも2.5のR14値あるいは少なく
とも10のR100値を有し、そして好ましくは双方の値
を有し、そして特に好ましくは、少なくとも6のR30値
を有する、デバイス(例えばPTC抵抗)あるいは構成を
意味するために用いられ、ここで、R14とは、14℃の
範囲における終わりと始めとの抵抗率の比であり、R30
とは、30℃の範囲における終わりと始めとの抵抗率の
比であり、R100とは、100℃の範囲における終わり
と始めとの抵抗率の比である。“ZTC特性”は、ヒー
ターの動作範囲内のいずれかの30℃の温度範囲で抵抗
率が6倍、好ましくは2倍以上に増大するデバイスある
いは構成を意味するために用いられる。
【0019】ここで述べられた発明は、導電性重合体素
子を含む電気的デバイス、及びこのようなデバイスを作
製するための製法に関する。この導電性重合体素子は、
重合性要素と、この重合性要素に分散された、粒子状の
導電性充填剤とで構成される。この重合性要素は、好ま
しくは、結晶性組織の重合体あるいは、少なくとも一つ
の結晶性組織の重合体を含む混合物であり、このような
語は、シロキサンを包含して用いられる。重合体要素
は、差動走査熱量計により発生された吸熱曲線でのピー
ク温度として定義される融点を有する。もし、重合体要
素が重合体の混合物であるならば、その融点は、最低の
融点の重合性要素の融点として定義される。導電性充填
剤は、グラファイト、カーボンブラック、金属、金属酸
化物、それ自身が有機重合体及び粒子状の導電性充填剤
を含む、粒子状の導電性重合体あるいはこれらの物の複
合であってもよい。この導電性重合体素子は、又、非酸
化物,不活性の充填剤,プロラッド(prorads),安定化剤,
分散用作用剤,あるいは他の要素であってもよい。導電
性充填剤及び他の要素の分散は、乾式混合,溶融処理ある
いは拡散により行われてもよい。導電性重合体の抵抗率
は、23℃(つまり室温)で測定される。
子を含む電気的デバイス、及びこのようなデバイスを作
製するための製法に関する。この導電性重合体素子は、
重合性要素と、この重合性要素に分散された、粒子状の
導電性充填剤とで構成される。この重合性要素は、好ま
しくは、結晶性組織の重合体あるいは、少なくとも一つ
の結晶性組織の重合体を含む混合物であり、このような
語は、シロキサンを包含して用いられる。重合体要素
は、差動走査熱量計により発生された吸熱曲線でのピー
ク温度として定義される融点を有する。もし、重合体要
素が重合体の混合物であるならば、その融点は、最低の
融点の重合性要素の融点として定義される。導電性充填
剤は、グラファイト、カーボンブラック、金属、金属酸
化物、それ自身が有機重合体及び粒子状の導電性充填剤
を含む、粒子状の導電性重合体あるいはこれらの物の複
合であってもよい。この導電性重合体素子は、又、非酸
化物,不活性の充填剤,プロラッド(prorads),安定化剤,
分散用作用剤,あるいは他の要素であってもよい。導電
性充填剤及び他の要素の分散は、乾式混合,溶融処理ある
いは拡散により行われてもよい。導電性重合体の抵抗率
は、23℃(つまり室温)で測定される。
【0020】導電性重合体素子は、スイッチング温度T
sでPTC特性を呈し、この温度は、抵抗率対温度の対
数曲線における比較的にフラットな部分に対する接線
と、曲線の急峻な部分との交点として定義される。適し
た構成及び、構成を含むPTCデバイスは、米国特許番
号4,237,411;4,238,812;4,255,698;4,315,237;4,317,02
7;4,329,726;4,452,083;4,413,301;4,450,496;4,475,13
8;4,481,498;4,534,889;4,562,313;4,647,894;4,647,89
6;4,685,025;4,724,417;4,774,024;及び米国特許出願番
号141,989(MP0715)に開示されており、これらの開示
を参考としてここで述べる。もし、PTC素子が、一つ
以上の層を含み、そして、PTC特性を示さない層の一
つあるいはより多くが重合性構成から作製されるなら
ば、複合層の素子は、PTC特性を呈するに違いない。
導電性重合体は、Tsから(Ts+20)℃、好ましくはT
sから(Ts+40)℃、特に好ましくはTsから(Ts+7
5)℃の範囲で減少しない抵抗率を有すべきである。
sでPTC特性を呈し、この温度は、抵抗率対温度の対
数曲線における比較的にフラットな部分に対する接線
と、曲線の急峻な部分との交点として定義される。適し
た構成及び、構成を含むPTCデバイスは、米国特許番
号4,237,411;4,238,812;4,255,698;4,315,237;4,317,02
7;4,329,726;4,452,083;4,413,301;4,450,496;4,475,13
8;4,481,498;4,534,889;4,562,313;4,647,894;4,647,89
6;4,685,025;4,724,417;4,774,024;及び米国特許出願番
号141,989(MP0715)に開示されており、これらの開示
を参考としてここで述べる。もし、PTC素子が、一つ
以上の層を含み、そして、PTC特性を示さない層の一
つあるいはより多くが重合性構成から作製されるなら
ば、複合層の素子は、PTC特性を呈するに違いない。
導電性重合体は、Tsから(Ts+20)℃、好ましくはT
sから(Ts+40)℃、特に好ましくはTsから(Ts+7
5)℃の範囲で減少しない抵抗率を有すべきである。
【0021】PTC素子に取り付けられた二つの電極
は、このPTC素子内に電流を生じさせるために、電源
に接続できるようになっている。この電極は、導電性重
合体内な埋め込まれた平行の柱状電極であってもよく、
あるいは、PTC素子の表面に取り付けられた、硬質あ
るいは穴をあけた金属あるいは金属網を含む薄板状電極
であってもよい。特に好ましいのは、電着による微視的
な表面粗さを有するニッケルあるいは銅の金属箔による
電極である。
は、このPTC素子内に電流を生じさせるために、電源
に接続できるようになっている。この電極は、導電性重
合体内な埋め込まれた平行の柱状電極であってもよく、
あるいは、PTC素子の表面に取り付けられた、硬質あ
るいは穴をあけた金属あるいは金属網を含む薄板状電極
であってもよい。特に好ましいのは、電着による微視的
な表面粗さを有するニッケルあるいは銅の金属箔による
電極である。
【0022】電気的デバイスは、化学的架橋剤あるい
は、コバルト源または電子ビームのようなイオン化放射
源の使用によって架橋結合されてもよい。電子ビーム
は、照射の効率,速度及びコストに対して特に好まし
い。このデバイスは、いかなるレベルで照射されてもよ
いが、高電圧印加の使用を目的としたデバイスに対して
は、50ないし100Mradあるいはこれ以上(例えば1
50Mrad)の照射が好ましい。この照射は、1段階ある
いはより多い段階で行われてもよく、各々の照射は、P
TC素子が重合体要素の融点を上回る温度に加熱され、
そして重合体要素を結晶化させるために冷却される、熱
処理段階によって分けられてもよい。架橋結合処理は、
PTC素子に取り付けられた電極を用いて、あるいは用
いずに行われる。放射線の照射は、PTC素子の各々の
電流を伝える部分によって吸収される放射線照射の最小
量として定義される。電流が薄板状電極に面に対する法
線の向きに(つまりPTC素子の厚さ方向に)電流が流れ
る薄板状電極の場合、PTC素子全体が最小の照射量に
照射されなければならない。円柱状電極が埋設されたデ
バイスに対しては、電極の間でかつ電極に対して平行に
なっているPTC素子の中央部が、最小の照射量に照射
されるべきである。
は、コバルト源または電子ビームのようなイオン化放射
源の使用によって架橋結合されてもよい。電子ビーム
は、照射の効率,速度及びコストに対して特に好まし
い。このデバイスは、いかなるレベルで照射されてもよ
いが、高電圧印加の使用を目的としたデバイスに対して
は、50ないし100Mradあるいはこれ以上(例えば1
50Mrad)の照射が好ましい。この照射は、1段階ある
いはより多い段階で行われてもよく、各々の照射は、P
TC素子が重合体要素の融点を上回る温度に加熱され、
そして重合体要素を結晶化させるために冷却される、熱
処理段階によって分けられてもよい。架橋結合処理は、
PTC素子に取り付けられた電極を用いて、あるいは用
いずに行われる。放射線の照射は、PTC素子の各々の
電流を伝える部分によって吸収される放射線照射の最小
量として定義される。電流が薄板状電極に面に対する法
線の向きに(つまりPTC素子の厚さ方向に)電流が流れ
る薄板状電極の場合、PTC素子全体が最小の照射量に
照射されなければならない。円柱状電極が埋設されたデ
バイスに対しては、電極の間でかつ電極に対して平行に
なっているPTC素子の中央部が、最小の照射量に照射
されるべきである。
【0023】照射段階の間では、電極と接した状態にあ
るPTC素子のいずれの部分においても温度が(Tm-6
0)℃、好ましくは(Tm-80)℃より高温にならないこ
とが好ましい。およそ130℃のTmを有する、高濃度
のポリエチレンで構成されたデバイスの場合、温度は6
0℃以下、好ましくは50℃以下、特に好ましくは40
℃以下に留めることが肝要である。電子ビームの場合、
ファンあるいはガスを使用して、あるいは熱−吸収容量
の大きい対象物に隣接させてデバイスを設置してデバイ
スを冷却することにより、照射が行われる。これとは別
に、平均照射速度が速くても3.0Mrad/分とした低電
子ビーム電流の使用により低温度に維持して行われても
よい。この値は、電子ビームの強度及びビーム経路をデ
バイスが通過する速度に基づき、ビーム経路におけるデ
バイスの位置の関数としてプロットされた瞬時の照射速
度のベル曲線における半分の高さの値をとることによ
り、計算される。もしデバイスが照射過程で冷たく保た
れるならば、ガス(つまり、架橋結合段階からの水素)の
発生速度は、デバイスからのガスの拡散速度と平衡し、
たとえガス発生があっても、PTC素子と電極との間の
境界でほとんど気泡は観察されない。その結果、薄板状
デバイスの場合では、薄板状電極は、層分離に至らず、
そして、円柱状の電極が埋設されている場合、重合体/
電極の境界で気泡及び空隙の個数が制限される。このこ
とは、電流が印加される間の電気的性能が改善されたこ
とになる。
るPTC素子のいずれの部分においても温度が(Tm-6
0)℃、好ましくは(Tm-80)℃より高温にならないこ
とが好ましい。およそ130℃のTmを有する、高濃度
のポリエチレンで構成されたデバイスの場合、温度は6
0℃以下、好ましくは50℃以下、特に好ましくは40
℃以下に留めることが肝要である。電子ビームの場合、
ファンあるいはガスを使用して、あるいは熱−吸収容量
の大きい対象物に隣接させてデバイスを設置してデバイ
スを冷却することにより、照射が行われる。これとは別
に、平均照射速度が速くても3.0Mrad/分とした低電
子ビーム電流の使用により低温度に維持して行われても
よい。この値は、電子ビームの強度及びビーム経路をデ
バイスが通過する速度に基づき、ビーム経路におけるデ
バイスの位置の関数としてプロットされた瞬時の照射速
度のベル曲線における半分の高さの値をとることによ
り、計算される。もしデバイスが照射過程で冷たく保た
れるならば、ガス(つまり、架橋結合段階からの水素)の
発生速度は、デバイスからのガスの拡散速度と平衡し、
たとえガス発生があっても、PTC素子と電極との間の
境界でほとんど気泡は観察されない。その結果、薄板状
デバイスの場合では、薄板状電極は、層分離に至らず、
そして、円柱状の電極が埋設されている場合、重合体/
電極の境界で気泡及び空隙の個数が制限される。このこ
とは、電流が印加される間の電気的性能が改善されたこ
とになる。
【0024】この発明の薄板状の電気的デバイスは、3
層あるいはより多くの層の導電性重合体を含むPTC素
子を含んでもよい。この層は、同一あるいは異なった重
合性要素、あるいは同一あるいは異なった導電性充填剤
を有してもよい。特に第1,第2及び第3の層を備え、
電極間のすべての電流経路が連続的に第1,第2及び第
3の層を通る構成のデバイスが好ましい。第1と第3の
層で挟まれる第2の層は、デバイスが電流に曝されたと
きに形成されるホットラインの所に位置するのが望まし
い。この構成は、室温の抵抗率が第1及び第3の双方の
ものよりもより大きい第2の層の使用により達成され
る。動作の間、I2Rの加熱を通して、最大の抵抗率の
箇所で熱が発生し、この作用は、デバイスの(第1ある
いは第3の層)の上部あるいは底部に対して、(第2の
層)の中央領域の限定された熱発散により強められる。
もし、ホットラインがデバイスの中央で制御されるなら
ば、ホットラインは電極で形成されず、薄板状デバイス
に共通する、失敗の一つの機構を排除させる。
層あるいはより多くの層の導電性重合体を含むPTC素
子を含んでもよい。この層は、同一あるいは異なった重
合性要素、あるいは同一あるいは異なった導電性充填剤
を有してもよい。特に第1,第2及び第3の層を備え、
電極間のすべての電流経路が連続的に第1,第2及び第
3の層を通る構成のデバイスが好ましい。第1と第3の
層で挟まれる第2の層は、デバイスが電流に曝されたと
きに形成されるホットラインの所に位置するのが望まし
い。この構成は、室温の抵抗率が第1及び第3の双方の
ものよりもより大きい第2の層の使用により達成され
る。動作の間、I2Rの加熱を通して、最大の抵抗率の
箇所で熱が発生し、この作用は、デバイスの(第1ある
いは第3の層)の上部あるいは底部に対して、(第2の
層)の中央領域の限定された熱発散により強められる。
もし、ホットラインがデバイスの中央で制御されるなら
ば、ホットラインは電極で形成されず、薄板状デバイス
に共通する、失敗の一つの機構を排除させる。
【0025】3層の抵抗率は、幾つかの方法により変化
させることができる。層の重合性要素は、同一である
が、導電性充填剤の充填量が第2の層に対して異なる。
ほとんどの場合、第1の層の充填剤よりもより低い導電
率である導電性充填剤の充填量をより少なくするか、あ
るいは同量とすることにより、より高い抵抗率が達成さ
れる。ある場合には、同一量の導電性充填剤であるがよ
り少ない非導電性充填剤の使用により、より高い抵抗率
が達成され得る。導電性充填剤がカーボンブラックであ
るとき、重合性要素が層に対して同じであるが、第2の
層へのカーボンブラックの充填量は、第1及び第3の層
に対する量よりも少なく、少なくとも2、好ましくは少
なくとも3、特に好ましくは少なくとも4%体積である
時、有用な構成が達成されるということが見いだされ
た。第2の層の抵抗率は、第1及び第3の抵抗率より
も、好ましくは少なくとも20%、特に少なくとも2
倍、特に好ましくは少なくとも5倍高い。3層で形成さ
れたPTC素子は、50オーム・cm以下の抵抗率、あ
るいは100オーム以下の抵抗を有する第2の層を備え
てもよい。別の実施例では、第1の層及び第3の層の抵
抗率は、第2の層の抵抗率の0.1倍である。
させることができる。層の重合性要素は、同一である
が、導電性充填剤の充填量が第2の層に対して異なる。
ほとんどの場合、第1の層の充填剤よりもより低い導電
率である導電性充填剤の充填量をより少なくするか、あ
るいは同量とすることにより、より高い抵抗率が達成さ
れる。ある場合には、同一量の導電性充填剤であるがよ
り少ない非導電性充填剤の使用により、より高い抵抗率
が達成され得る。導電性充填剤がカーボンブラックであ
るとき、重合性要素が層に対して同じであるが、第2の
層へのカーボンブラックの充填量は、第1及び第3の層
に対する量よりも少なく、少なくとも2、好ましくは少
なくとも3、特に好ましくは少なくとも4%体積である
時、有用な構成が達成されるということが見いだされ
た。第2の層の抵抗率は、第1及び第3の抵抗率より
も、好ましくは少なくとも20%、特に少なくとも2
倍、特に好ましくは少なくとも5倍高い。3層で形成さ
れたPTC素子は、50オーム・cm以下の抵抗率、あ
るいは100オーム以下の抵抗を有する第2の層を備え
てもよい。別の実施例では、第1の層及び第3の層の抵
抗率は、第2の層の抵抗率の0.1倍である。
【0026】積層されたデバイスは、抵抗率が少なくと
も一桁違うPTC及びZTC材料の形成に対する箇所で
述べられている。もし、各々の層のスイッチング温度T
sが第2の層のスイッチング温度の15℃内ならば、3
層すべてがPTC性質を呈するときに有効な薄板状デバ
イスを形成できるということが見いだされている。上記
Tsをすべての3層に対して同一にすることが好まし
く、このことは、各々の層に対して導電性重合体構成に
おいて同一の重合性要素の使用により達成され得る。
も一桁違うPTC及びZTC材料の形成に対する箇所で
述べられている。もし、各々の層のスイッチング温度T
sが第2の層のスイッチング温度の15℃内ならば、3
層すべてがPTC性質を呈するときに有効な薄板状デバ
イスを形成できるということが見いだされている。上記
Tsをすべての3層に対して同一にすることが好まし
く、このことは、各々の層に対して導電性重合体構成に
おいて同一の重合性要素の使用により達成され得る。
【0027】第2の層が、第1,第2及び第3の層のト
ータルの厚さの1/4以下、特に1/5以下の厚さである
とき、ホットラインが制御される、有用な積層された薄
板状デバイスも又、形成される。好ましいデバイスは、
少なくとも0.060インチ、特に少なくとも0.100
インチのトータルの厚さを有する。それらは100オー
ム以下の抵抗を有する。このようなデバイスは、印加電
圧が120Vあるいはこれ以上で特に、50Mrad以上
のレベルの照射に曝されるとき、回路保護の適用に対し
て有利である。特にこのような適用に対しては、少なく
とも第2の層、好ましくは第1及び第3の層が同様に無
機のフィルターを含む構成を含むデバイスが好ましい。
特に好ましいのは、これらの無機のフィルターが、アー
ク制御手段として役立ち、そして空気の存在しない状態
で加熱されたとき、分解して水,炭酸ガスあるいは窒素
を与えるのが好ましい。アルミナ三酸化物及びマグネシ
ウム水酸化物を含む適した材料は、米国特許番号第4,
774,024号及び出願番号第141,989号に開示
されており、こられの開示を参考としてここで述べる。
ータルの厚さの1/4以下、特に1/5以下の厚さである
とき、ホットラインが制御される、有用な積層された薄
板状デバイスも又、形成される。好ましいデバイスは、
少なくとも0.060インチ、特に少なくとも0.100
インチのトータルの厚さを有する。それらは100オー
ム以下の抵抗を有する。このようなデバイスは、印加電
圧が120Vあるいはこれ以上で特に、50Mrad以上
のレベルの照射に曝されるとき、回路保護の適用に対し
て有利である。特にこのような適用に対しては、少なく
とも第2の層、好ましくは第1及び第3の層が同様に無
機のフィルターを含む構成を含むデバイスが好ましい。
特に好ましいのは、これらの無機のフィルターが、アー
ク制御手段として役立ち、そして空気の存在しない状態
で加熱されたとき、分解して水,炭酸ガスあるいは窒素
を与えるのが好ましい。アルミナ三酸化物及びマグネシ
ウム水酸化物を含む適した材料は、米国特許番号第4,
774,024号及び出願番号第141,989号に開示
されており、こられの開示を参考としてここで述べる。
【0028】この発明の電気的装置の態様は、しばしば
薄板状のPTC抵抗である少なくとも一つの第1の要
素、少なくとも一つの第2の要素、薄板状の基板、及び
電気的リード線を含む。第2の要素は、通常、抵抗であ
り、その抵抗値は、比較的に電圧と無関係であるが、こ
の発明の一つの態様では、第2の要素は、電圧の関数と
して変化する抵抗値を有するのが好ましい。このような
要素は、バリスタ,トランジスタあるいは他の電気的要
素のような電圧−依存抵抗(VDR)を含む。これとは別
に、第2の要素は、例えば、厚膜抵抗、薄膜抵抗、金属
フィルム抵抗カーボン抵抗、金属ワイヤーあるいは、例
えば溶解成型(溶解押出,移動成型及び射出成型を含
む)、溶解成型(印刷法及び鋳造法を含む)、シンタリン
グあるいは他のいずれかの適した技術により形成された
導電性重合体抵抗であってもよい。これらのある技術に
より形成された抵抗の抵抗値は、レーザートリミングの
技術により変化可能である。23℃での抵抗の抵抗値
は、23℃でのPTC素子の抵抗と比較して、好ましく
は、少なくとも2倍、特に好ましくは少なくとも5倍、
特別には少なくとも10倍あるいは更に高く、例えば少
なくとも20倍である。抵抗の抵抗値は、好ましくは温
度により実質的に増加しない。例えばおよそ200V以
上の高電圧印加のためには、抵抗の抵抗値は、23℃で
のPTC素子の抵抗と比較して、一般に少なくとも20
倍、好ましくは少なくとも40倍、特に好ましくは少な
くとも60倍、あるいは更に高く、例えば少なくとも1
00倍である。23℃での第1及び第2の要素を合わせ
た合計の好ましい抵抗は、使用目的に依存し、例えば、
3ないし2000オーム、例えば5ないし1500オー
ムであってもよいが、一般には、5ないし200オーム
であり、PTC素子の抵抗値は例えば1ないし100オ
ームであり、一般には1ないし5オームである。
薄板状のPTC抵抗である少なくとも一つの第1の要
素、少なくとも一つの第2の要素、薄板状の基板、及び
電気的リード線を含む。第2の要素は、通常、抵抗であ
り、その抵抗値は、比較的に電圧と無関係であるが、こ
の発明の一つの態様では、第2の要素は、電圧の関数と
して変化する抵抗値を有するのが好ましい。このような
要素は、バリスタ,トランジスタあるいは他の電気的要
素のような電圧−依存抵抗(VDR)を含む。これとは別
に、第2の要素は、例えば、厚膜抵抗、薄膜抵抗、金属
フィルム抵抗カーボン抵抗、金属ワイヤーあるいは、例
えば溶解成型(溶解押出,移動成型及び射出成型を含
む)、溶解成型(印刷法及び鋳造法を含む)、シンタリン
グあるいは他のいずれかの適した技術により形成された
導電性重合体抵抗であってもよい。これらのある技術に
より形成された抵抗の抵抗値は、レーザートリミングの
技術により変化可能である。23℃での抵抗の抵抗値
は、23℃でのPTC素子の抵抗と比較して、好ましく
は、少なくとも2倍、特に好ましくは少なくとも5倍、
特別には少なくとも10倍あるいは更に高く、例えば少
なくとも20倍である。抵抗の抵抗値は、好ましくは温
度により実質的に増加しない。例えばおよそ200V以
上の高電圧印加のためには、抵抗の抵抗値は、23℃で
のPTC素子の抵抗と比較して、一般に少なくとも20
倍、好ましくは少なくとも40倍、特に好ましくは少な
くとも60倍、あるいは更に高く、例えば少なくとも1
00倍である。23℃での第1及び第2の要素を合わせ
た合計の好ましい抵抗は、使用目的に依存し、例えば、
3ないし2000オーム、例えば5ないし1500オー
ムであってもよいが、一般には、5ないし200オーム
であり、PTC素子の抵抗値は例えば1ないし100オ
ームであり、一般には1ないし5オームである。
【0029】二つあるいはそれ以上の第2の電気的要素
を設けることができ、各要素は同一あるいは別のもので
あってもよい。第2の電気的要素の一方が厚膜抵抗を含
み、他方の第2の電気的要素が電圧制限用デバイスを含
むといった、2重の混成された保護として作用するのが
好ましい。もし、二つあるいはより多くの第2の電気的
要素を設けたとき、1個のPTC素子と直列に接続され
る第2の電気的要素の合成された抵抗値は、抵抗(ある
いは他の第2の要素)の抵抗値対PTC素子の抵抗値と
の所望の比率を決定するときに用いられる抵抗である。
もし、電気的装置が、複数のPTC素子及び複数の第2
の要素を備えるとき、装置の抵抗値は、各々個々のPT
C素子の抵抗値及び結合された第2の要素の抵抗(つま
り、PTC素子と直列に接続されているこれらの第2の
要素)として決定される。このような装置のために、P
TC素子及び第2の要素を備える、各々の"ユニット"の
抵抗は、好ましくは同一である。複数の第1及び/又は
第2の要素及び基板を備える電気的装置は、小形の装置
を提供できる点で有利である。このような装置は、回路
基板上により少ないスペースを要求し、より小さいカプ
セル化あるいは絶縁容器を要求し、そして、要素間のよ
り良好な熱的接触に基づき、電気的故障状態により迅速
に応答する。これとは別に、複数の要素の使用は、複数
の機能に対して電圧を与える。
を設けることができ、各要素は同一あるいは別のもので
あってもよい。第2の電気的要素の一方が厚膜抵抗を含
み、他方の第2の電気的要素が電圧制限用デバイスを含
むといった、2重の混成された保護として作用するのが
好ましい。もし、二つあるいはより多くの第2の電気的
要素を設けたとき、1個のPTC素子と直列に接続され
る第2の電気的要素の合成された抵抗値は、抵抗(ある
いは他の第2の要素)の抵抗値対PTC素子の抵抗値と
の所望の比率を決定するときに用いられる抵抗である。
もし、電気的装置が、複数のPTC素子及び複数の第2
の要素を備えるとき、装置の抵抗値は、各々個々のPT
C素子の抵抗値及び結合された第2の要素の抵抗(つま
り、PTC素子と直列に接続されているこれらの第2の
要素)として決定される。このような装置のために、P
TC素子及び第2の要素を備える、各々の"ユニット"の
抵抗は、好ましくは同一である。複数の第1及び/又は
第2の要素及び基板を備える電気的装置は、小形の装置
を提供できる点で有利である。このような装置は、回路
基板上により少ないスペースを要求し、より小さいカプ
セル化あるいは絶縁容器を要求し、そして、要素間のよ
り良好な熱的接触に基づき、電気的故障状態により迅速
に応答する。これとは別に、複数の要素の使用は、複数
の機能に対して電圧を与える。
【0030】要素間の電気的な接続は、ワイヤー、イン
クによるコネクターパッド、クリップあるいは他の適し
た手段によって行われる。要素が基板の反対面に位置す
るときは、基板を通して穴あけされた箇所を金属化する
ことにより接続手段としてもよい。
クによるコネクターパッド、クリップあるいは他の適し
た手段によって行われる。要素が基板の反対面に位置す
るときは、基板を通して穴あけされた箇所を金属化する
ことにより接続手段としてもよい。
【0031】好ましい基板は、電気的に絶縁するもので
あるが、例えばアルミナあるいはベリリア(berylia)の
ごとく、いくらかの熱導電率を有する。このような基板
は、ワイヤー,スクリーン印刷のインキ,スパッタートレ
ースあるいは他の適した材料の手段により、プリント印
刷基板に容易に装着可能である。回路基板上の装置のサ
イズを最小にするために、アルミナ(あるいは他の)基板
が厚さ0.100インチ、幅1.5インチ、そして高さ
0.400インチの最大寸法を有するのが好ましい。こ
のように構成すれば、装置は、一般に多くの回路基板で
の最大の拘束高さである12mm(0.47インチ)を下回
ることを可能にする。
あるが、例えばアルミナあるいはベリリア(berylia)の
ごとく、いくらかの熱導電率を有する。このような基板
は、ワイヤー,スクリーン印刷のインキ,スパッタートレ
ースあるいは他の適した材料の手段により、プリント印
刷基板に容易に装着可能である。回路基板上の装置のサ
イズを最小にするために、アルミナ(あるいは他の)基板
が厚さ0.100インチ、幅1.5インチ、そして高さ
0.400インチの最大寸法を有するのが好ましい。こ
のように構成すれば、装置は、一般に多くの回路基板で
の最大の拘束高さである12mm(0.47インチ)を下回
ることを可能にする。
【0032】要素の相対的な位置は、装置の電気的応答
を決定するのに重要となる。ある具体例では、第1及び
第2の電気的要素は、好ましくは、PTC素子に生じる
熱勾配がPTC素子内の電流の方向と直角になるように
構成される。このことは重要であり、その理由は、熱の
流れは、そうしなければ、電極の一つに接近した、望ま
しくないホットゾーンの形成を強めるからである。薄板
状PTCデバイスが用いられたとき、薄板状基盤に対し
てより良い熱的接触を与え、他の比較し得る抵抗による
構成のPTC素子よりもより小さくできる。このような
薄板状PTCデバイスは又、柔軟性を示す。このPTC
デバイスは、薄板状素子あるいは第2の要素の表面に直
接に設けられてもよく、あるいは基板の反対側に装着さ
れてもよい。回路保護のシステムに対しては、保持電流
(システムを流れる電流が、PTCデバイスが高抵抗の"
トリップ"状態に生じさせない最大の電流)及び遮断電流
(つまりシステムを開回路に至らしめる最小電流)の双方
は、PTCデバイスの内外への熱放散の速度に影響され
る。熱移動は、PTCデバイス及び第2の要素間の距離
に影響される。ある適用に対しては、PTCデバイス
は、第2の要素のオフセットである位置を有することが
好ましい。このことは、第2の要素が、もし熱勾配が余
りにも過酷ならば、割れを呈する厚膜抵抗を含むとき、
特に重要である。これにより、多くのシステムに対し
て、システムを第2の要素の面と直角に眺めたとき、少
なくともPTC装置の一部が、第2の要素に重ならない
ことが望ましい。PTC素子及び厚膜抵抗が実質的に互
いに平行にあったとき、(厚膜抵抗の面と直角に眺めた
とき、)厚膜抵抗に重なるPTC素子の部分は、好まし
くは多くて50%、特に多くて25%、特別には0%で
ある。
を決定するのに重要となる。ある具体例では、第1及び
第2の電気的要素は、好ましくは、PTC素子に生じる
熱勾配がPTC素子内の電流の方向と直角になるように
構成される。このことは重要であり、その理由は、熱の
流れは、そうしなければ、電極の一つに接近した、望ま
しくないホットゾーンの形成を強めるからである。薄板
状PTCデバイスが用いられたとき、薄板状基盤に対し
てより良い熱的接触を与え、他の比較し得る抵抗による
構成のPTC素子よりもより小さくできる。このような
薄板状PTCデバイスは又、柔軟性を示す。このPTC
デバイスは、薄板状素子あるいは第2の要素の表面に直
接に設けられてもよく、あるいは基板の反対側に装着さ
れてもよい。回路保護のシステムに対しては、保持電流
(システムを流れる電流が、PTCデバイスが高抵抗の"
トリップ"状態に生じさせない最大の電流)及び遮断電流
(つまりシステムを開回路に至らしめる最小電流)の双方
は、PTCデバイスの内外への熱放散の速度に影響され
る。熱移動は、PTCデバイス及び第2の要素間の距離
に影響される。ある適用に対しては、PTCデバイス
は、第2の要素のオフセットである位置を有することが
好ましい。このことは、第2の要素が、もし熱勾配が余
りにも過酷ならば、割れを呈する厚膜抵抗を含むとき、
特に重要である。これにより、多くのシステムに対し
て、システムを第2の要素の面と直角に眺めたとき、少
なくともPTC装置の一部が、第2の要素に重ならない
ことが望ましい。PTC素子及び厚膜抵抗が実質的に互
いに平行にあったとき、(厚膜抵抗の面と直角に眺めた
とき、)厚膜抵抗に重なるPTC素子の部分は、好まし
くは多くて50%、特に多くて25%、特別には0%で
ある。
【0033】ある場合には、この発明の装置は、厚膜抵
抗あるいは他の第2の電気的要素を、高温に曝されるこ
とにより生じる劣化から保護するために使用されてもよ
い。これらの状況下では、抵抗に劣化を生じさせる以下
の温度で高抵抗状態に変化されるように、PTCデバイ
スが選択される。
抗あるいは他の第2の電気的要素を、高温に曝されるこ
とにより生じる劣化から保護するために使用されてもよ
い。これらの状況下では、抵抗に劣化を生じさせる以下
の温度で高抵抗状態に変化されるように、PTCデバイ
スが選択される。
【0034】保持電流IH及び遮断電流IBは、PTCデ
バイス及び第2の要素を含む電気的装置を二つの試験回
路で試験して決定され得る。第1図に示された、第1の
回路において、複合デバイスR1は、可変抵抗R2、直流
電源VDC、及び電流計Aと直列に接続される。R2の値
(試験中は固定される)は、電圧が0Vから70Vに変化
されたとき、電流計で測定される電流が0から100m
Aに変化するように選択される。複合デバイスは、空気
の流れ及び温度が制御され、かつ、23℃に安定化され
たチャンバー内に設置される。その後、電圧が増大さ
れ、回路における電流がモニターされる。電流が0に降
下したとき(あるいは測定された最大電流の10%にほ
ぼ等しくなったとき)の電圧がVHとして記録される。保
持電流は次式から計算される。 IH=VH/(R1+R2)
バイス及び第2の要素を含む電気的装置を二つの試験回
路で試験して決定され得る。第1図に示された、第1の
回路において、複合デバイスR1は、可変抵抗R2、直流
電源VDC、及び電流計Aと直列に接続される。R2の値
(試験中は固定される)は、電圧が0Vから70Vに変化
されたとき、電流計で測定される電流が0から100m
Aに変化するように選択される。複合デバイスは、空気
の流れ及び温度が制御され、かつ、23℃に安定化され
たチャンバー内に設置される。その後、電圧が増大さ
れ、回路における電流がモニターされる。電流が0に降
下したとき(あるいは測定された最大電流の10%にほ
ぼ等しくなったとき)の電圧がVHとして記録される。保
持電流は次式から計算される。 IH=VH/(R1+R2)
【0035】遮断電流は、第2図に示した回路を用いて
決定される。抵抗R1を有する複合デバイスは、可変抵
抗R3及び交流電源VACと直列に接続される。23℃で
のデバイスの抵抗が測定されてR0が得られ、そして、
可変抵抗R3が1000オームに調節される。110V
の交流電源が1秒間印加される。そのデバイスは、その
後、1時間の間、23℃に冷却され、そして抵抗が測定
される。もし、複合デバイスが試験の間に十分に高抵抗
状態にトリップしたならば、抵抗は、0.5R0ないし
1.5R0に等しくなる。これらの状況下で、R3を減少
して試験が繰り返される。この試験は、冷却状態で抵抗
が高くなるように、つまりデバイスが開状態となるよう
に、この試験は、R3が十分に小さくなるまで繰り返さ
れる。この遮断電流は、次式から計算される。 IB=V/(R1f+R3f)
決定される。抵抗R1を有する複合デバイスは、可変抵
抗R3及び交流電源VACと直列に接続される。23℃で
のデバイスの抵抗が測定されてR0が得られ、そして、
可変抵抗R3が1000オームに調節される。110V
の交流電源が1秒間印加される。そのデバイスは、その
後、1時間の間、23℃に冷却され、そして抵抗が測定
される。もし、複合デバイスが試験の間に十分に高抵抗
状態にトリップしたならば、抵抗は、0.5R0ないし
1.5R0に等しくなる。これらの状況下で、R3を減少
して試験が繰り返される。この試験は、冷却状態で抵抗
が高くなるように、つまりデバイスが開状態となるよう
に、この試験は、R3が十分に小さくなるまで繰り返さ
れる。この遮断電流は、次式から計算される。 IB=V/(R1f+R3f)
【0036】ここで、R1fは、最後の“遮断”サイクルの
前に測定されたデバイスの抵抗であり、R3fは、最後の
“遮断”サイクルでの可変抵抗の抵抗である。これらの
二つの状況の下で試験されたとき、PTC抵抗、及びこ
のPTC抵抗と直列に接続され、かつ、PTC抵抗と熱
的に接触した、第2の抵抗を含むこの発明のデバイス
は、遮断電流IB及び保持電流IHを有し、そのIB/IH
比は多くて20、好ましくは多くて15、特に好ましく
は多くて10である。IB/IH比は又、少なくとも3、
好ましくは少なくとも5、特に好ましくは少なくとも7
であることが好ましい。
前に測定されたデバイスの抵抗であり、R3fは、最後の
“遮断”サイクルでの可変抵抗の抵抗である。これらの
二つの状況の下で試験されたとき、PTC抵抗、及びこ
のPTC抵抗と直列に接続され、かつ、PTC抵抗と熱
的に接触した、第2の抵抗を含むこの発明のデバイス
は、遮断電流IB及び保持電流IHを有し、そのIB/IH
比は多くて20、好ましくは多くて15、特に好ましく
は多くて10である。IB/IH比は又、少なくとも3、
好ましくは少なくとも5、特に好ましくは少なくとも7
であることが好ましい。
【0037】第3図は、PTC素子10に装着された2
枚の薄板状金属電極2,3を有する回路保護デバイス(つ
まりPTCデバイス)1を示している。このPTC素子
は第1の導電性重合体層11及び、第2の導電性重合体
層13を挟む第3の重合体層12より構成される。
枚の薄板状金属電極2,3を有する回路保護デバイス(つ
まりPTCデバイス)1を示している。このPTC素子
は第1の導電性重合体層11及び、第2の導電性重合体
層13を挟む第3の重合体層12より構成される。
【0038】第4図ないし第12図は、回路保護デバイ
ス1が硬質の薄板状絶縁基板に接近している、この発明
の変形である。各々の変形例では、PTCデバイス1と
第2の電気的要素との間に接続を作るのに適したパター
ン内に、スクリーン印刷あるいは他の手段により、銀あ
るいは他の導電ペーストが設けられる。
ス1が硬質の薄板状絶縁基板に接近している、この発明
の変形である。各々の変形例では、PTCデバイス1と
第2の電気的要素との間に接続を作るのに適したパター
ン内に、スクリーン印刷あるいは他の手段により、銀あ
るいは他の導電ペーストが設けられる。
【0039】第4図は、PTCデバイス1及び第2の電
気的要素、厚膜抵抗6が基板5の同じ面側に配された装
置を示している。第4図のA−Aラインにおける断面図
である第5図に示されたように、PTC素子1は、薄板
状であり、そして、第3図で示されたようなPTC素子
を含む。この装置を回路に接続するためのリード線2
1,22は、厚膜抵抗下の銀の導電性パッド9の一つの
端部と、PTCデバイスの頂部電極2とに設けられる。
気的要素、厚膜抵抗6が基板5の同じ面側に配された装
置を示している。第4図のA−Aラインにおける断面図
である第5図に示されたように、PTC素子1は、薄板
状であり、そして、第3図で示されたようなPTC素子
を含む。この装置を回路に接続するためのリード線2
1,22は、厚膜抵抗下の銀の導電性パッド9の一つの
端部と、PTCデバイスの頂部電極2とに設けられる。
【0040】第6図及び第7図(第4図のB−Bライン
における断面図)は、この発明の別の変形を示してお
り、厚膜抵抗6及びPTCデバイス1が、アルミナ基板
5の相対する面にそれぞれ配されている。リード線2
1,22は、示されたように、プリント基板30に挿通
するのに適している。
における断面図)は、この発明の別の変形を示してお
り、厚膜抵抗6及びPTCデバイス1が、アルミナ基板
5の相対する面にそれぞれ配されている。リード線2
1,22は、示されたように、プリント基板30に挿通
するのに適している。
【0041】第8図は、第6図に示された型のデバイス
を2個含む装置の断面図であり、回路基板上に要求され
る空間を最小するためにパッケージ化されたものであ
る。
を2個含む装置の断面図であり、回路基板上に要求され
る空間を最小するためにパッケージ化されたものであ
る。
【0042】第9図及び第10図は、3つの電極要素を
含むこの発明の変形例に使用されたアルミナ基板5のそ
れぞれの面を示している。二つの厚膜抵抗6,6'は、基
板の一方の側に互いに接近するようにしてスクリーン印
刷される。基板の他方の側には、二つのPTCデバイス
1,1'が電圧制限用デバイス30に接近して設けられ
る。PTCデバイス1と厚膜抵抗6との間、及びPTC
デバイス1'と厚膜抵抗6'との間の電気的接続は、半田
ペーストあるいは半田リード線4,4'の手段により独立
して行われる。PTCデバイス1と電圧制限用デバイス
30との接続は、リード線41の手段により行われる。
同様に、PTC素子1'への接続はリード線41'の手段
により行われる。リード線21,22及び23,24は、
デバイスを回路に接続するために用いられる。接地リー
ド線25は、電圧制限用デバイス30に取り付けられ
る。
含むこの発明の変形例に使用されたアルミナ基板5のそ
れぞれの面を示している。二つの厚膜抵抗6,6'は、基
板の一方の側に互いに接近するようにしてスクリーン印
刷される。基板の他方の側には、二つのPTCデバイス
1,1'が電圧制限用デバイス30に接近して設けられ
る。PTCデバイス1と厚膜抵抗6との間、及びPTC
デバイス1'と厚膜抵抗6'との間の電気的接続は、半田
ペーストあるいは半田リード線4,4'の手段により独立
して行われる。PTCデバイス1と電圧制限用デバイス
30との接続は、リード線41の手段により行われる。
同様に、PTC素子1'への接続はリード線41'の手段
により行われる。リード線21,22及び23,24は、
デバイスを回路に接続するために用いられる。接地リー
ド線25は、電圧制限用デバイス30に取り付けられ
る。
【0043】第11図は、離れているアルミナ基板5,
5'上にそれぞれ印刷された、二つのルテニウム酸化物
6,6'の間にPTC1が積層された装置を示す。このP
TCデバイスは、電極形成された箔電極2,3と抵抗6,
6'の間の半田層40の手段により、基板に取り付けら
れる。ワイヤーリード線21,22は、導体パッド91,
91'に装着され、第1の抵抗6、PTCデバイス1及
び第2の抵抗6'を通してリード線から電流が流れるの
を可能にする。
5'上にそれぞれ印刷された、二つのルテニウム酸化物
6,6'の間にPTC1が積層された装置を示す。このP
TCデバイスは、電極形成された箔電極2,3と抵抗6,
6'の間の半田層40の手段により、基板に取り付けら
れる。ワイヤーリード線21,22は、導体パッド91,
91'に装着され、第1の抵抗6、PTCデバイス1及
び第2の抵抗6'を通してリード線から電流が流れるの
を可能にする。
【0044】第12図は、複数の要素を含む装置を示し
ている。二つのPTCデバイス1,1'は、層40の手段
により、薄板状基板5"のそれぞれの面に印刷された抵
抗61,61'の上に半田つけされる。2枚の付加的な基
板5,5'がPTC要素の残りの面に取り付けられる。ワ
イヤーリード線21,22,21',22'は、個々に対し
て電力が印加される二つの分離したユニットを与えるた
めに、導体パッド91,91'に取り付けられる。
ている。二つのPTCデバイス1,1'は、層40の手段
により、薄板状基板5"のそれぞれの面に印刷された抵
抗61,61'の上に半田つけされる。2枚の付加的な基
板5,5'がPTC要素の残りの面に取り付けられる。ワ
イヤーリード線21,22,21',22'は、個々に対し
て電力が印加される二つの分離したユニットを与えるた
めに、導体パッド91,91'に取り付けられる。
【0045】第13図ないし第18図は、PTC抵抗を
含む複合デバイスに対する可能な設計を示し、このPT
C抵抗は、第2の抵抗、および/又は、IB及びIH間の
関係に影響を与える手段から隔てられ、その手段として
は、例えば、付加的なリード線(第15図)、熱−収縮性
チップ(第14図)、不定形(例えば次第に狭くなる)抵抗
(第16図)、カットあるいは切り出し基板(個々に第1
7図及び第18図)の使用がある。
含む複合デバイスに対する可能な設計を示し、このPT
C抵抗は、第2の抵抗、および/又は、IB及びIH間の
関係に影響を与える手段から隔てられ、その手段として
は、例えば、付加的なリード線(第15図)、熱−収縮性
チップ(第14図)、不定形(例えば次第に狭くなる)抵抗
(第16図)、カットあるいは切り出し基板(個々に第1
7図及び第18図)の使用がある。
【0046】例1 表1に掲げられた導電性化合物A及びBはバンブリイ
(Banbury)ミキサーを用いて、微細化され、そしてシー
トに押し出されることにより準備された。各々が厚さ
0.025インチ(0.064cm)の2枚の化合物のAのシ
ートを、0.020インチ(0.051cm)厚の化合物のB
シートの各々の面上に積層することにより、厚さ0.1
20インチ(0.304cm)の薄板状化された板が作製さ
れた。フクダ社市販の厚さ0.0014インチ(0.00
36cm)の電着されたニッケル箔の電極は、前記の板の
各々の面に装着された。PTCデバイスは、板から0.
3×0.3インチ(0.76×0.76cm)のチップに切断
されることにより、準備された。これらのチップは、1
50℃で1時間加熱され、5mAで1.5MeVの電子ビ
ームを用いて25Mradの照射値にて照射され、2時間
加熱され、5mAで1.5MeVの電子ビームを用いて5
0Mradの照射値にて照射され、そして3時間加熱され
ることにより、処理された。デバイスの電気的性能は、
二つの回路で試験することにより決定された。リード線
は、半田により電極に取り付けられた。デバイスの電気
的性能は、二つの回路で試験することにより行われた。
最初の試験では、デバイスに交流260V、10Aの電
力が5秒間印加され、第2の試験では、デバイスに交流
600V、1Aの電力が5秒間印加された。火炎、スパ
ーク、あるいは電極の層剥離なく、試験に耐えたデバイ
スの個数が各々のサイクル後に決定された。
(Banbury)ミキサーを用いて、微細化され、そしてシー
トに押し出されることにより準備された。各々が厚さ
0.025インチ(0.064cm)の2枚の化合物のAのシ
ートを、0.020インチ(0.051cm)厚の化合物のB
シートの各々の面上に積層することにより、厚さ0.1
20インチ(0.304cm)の薄板状化された板が作製さ
れた。フクダ社市販の厚さ0.0014インチ(0.00
36cm)の電着されたニッケル箔の電極は、前記の板の
各々の面に装着された。PTCデバイスは、板から0.
3×0.3インチ(0.76×0.76cm)のチップに切断
されることにより、準備された。これらのチップは、1
50℃で1時間加熱され、5mAで1.5MeVの電子ビ
ームを用いて25Mradの照射値にて照射され、2時間
加熱され、5mAで1.5MeVの電子ビームを用いて5
0Mradの照射値にて照射され、そして3時間加熱され
ることにより、処理された。デバイスの電気的性能は、
二つの回路で試験することにより決定された。リード線
は、半田により電極に取り付けられた。デバイスの電気
的性能は、二つの回路で試験することにより行われた。
最初の試験では、デバイスに交流260V、10Aの電
力が5秒間印加され、第2の試験では、デバイスに交流
600V、1Aの電力が5秒間印加された。火炎、スパ
ーク、あるいは電極の層剥離なく、試験に耐えたデバイ
スの個数が各々のサイクル後に決定された。
【0047】例2 体積比40%の化合物Cと体積比60%の化合物Dとが
混合され、その混合物が0.010インチ(0.025cm)
の厚さのシートに押し出されることによって化合物Eが
準備された。5枚の化合物Eのシートは、1層の化合物
Bのシートの両面に積層され、0.130インチ(0.3
30cm)の厚さの面に形成された。ニッケル電極を取り
付けた後、デバイスは切断処理され、そして、例1で述
べたごとく試験された。その結果は表2に示されてい
る。3枚の層すべてに非有機フィルターを備えたデバイ
スは、中央の層にのみフィルターを有するものと比較し
てより良好に機能することがわかる。
混合され、その混合物が0.010インチ(0.025cm)
の厚さのシートに押し出されることによって化合物Eが
準備された。5枚の化合物Eのシートは、1層の化合物
Bのシートの両面に積層され、0.130インチ(0.3
30cm)の厚さの面に形成された。ニッケル電極を取り
付けた後、デバイスは切断処理され、そして、例1で述
べたごとく試験された。その結果は表2に示されてい
る。3枚の層すべてに非有機フィルターを備えたデバイ
スは、中央の層にのみフィルターを有するものと比較し
てより良好に機能することがわかる。
【0048】例3 化合物F及びGが準備され、個々に0.014インチ
(0.036cm)及び0.024インチ(0.061cm)の厚
さのシートに押し出された。2枚の化合物Fのシートを
化合物Gのシートの両面に積層されることにより、0.
082インチ(0.208cm)の厚さの板が作製され、そ
して電極が取り付けられた。デバイスは、切断され、そ
して例1のごとく、第1の段階で4.5MeV、15mA
の電子ビームを用いて25Mradに照射され、第2段階
で1.5MeV、5mAの電子ビームを用いて50Mrad
に照射された。これらのデバイスを、交流260V、1
0A及び260V、1Aで試験した結果は表2に示され
ている。
(0.036cm)及び0.024インチ(0.061cm)の厚
さのシートに押し出された。2枚の化合物Fのシートを
化合物Gのシートの両面に積層されることにより、0.
082インチ(0.208cm)の厚さの板が作製され、そ
して電極が取り付けられた。デバイスは、切断され、そ
して例1のごとく、第1の段階で4.5MeV、15mA
の電子ビームを用いて25Mradに照射され、第2段階
で1.5MeV、5mAの電子ビームを用いて50Mrad
に照射された。これらのデバイスを、交流260V、1
0A及び260V、1Aで試験した結果は表2に示され
ている。
【0049】例4 化合物Hが準備され、0.020インチ(0.051cm)の
厚さに押し出された。2枚の化合物Fが1層の化合物H
の両面に積層されることにより、0.080インチ(0.
203cm)の厚さの板に形成され、そして、電極取り付け
の後、デバイスは切断処理され、例3の手順に従って試
験された。表2で示されたごとく、その結果は、中央に
非有機物のフィルターを有するデバイスが、フィルター
を有しない例3と同様なデバイスよりも良好に機能する
を示している。
厚さに押し出された。2枚の化合物Fが1層の化合物H
の両面に積層されることにより、0.080インチ(0.
203cm)の厚さの板に形成され、そして、電極取り付け
の後、デバイスは切断処理され、例3の手順に従って試
験された。表2で示されたごとく、その結果は、中央に
非有機物のフィルターを有するデバイスが、フィルター
を有しない例3と同様なデバイスよりも良好に機能する
を示している。
【0050】
【表1】 Mariex6003はフィリップ・ペトローレウム社市販の高
濃度ポリエチレン。Raven600はコロンビア・ケミカル
社市販のカーボンブラック。Kisuma5Aはミツイ社市
販のマグネシウム水酸化物。
濃度ポリエチレン。Raven600はコロンビア・ケミカル
社市販のカーボンブラック。Kisuma5Aはミツイ社市
販のマグネシウム水酸化物。
【0051】
【表2】
【0052】例5 表3で示したような導電性化合物I,J,L及びMは、バ
ンブリイミキサーを用い、各々が微細化されることによ
り準備された。等量の化合物I及びJが混合され、厚さ
0.010インチ(0.025cm)の厚さのシートに押し出
された化合物Kが作られた。等量の化合物L及びMが混
合され、厚さ0.020インチ(0.050cm)の厚さのシ
ートに押し出された化合物Nが作られた。1層の化合物
Nの両面に5層の化合物Kを積層し、ニッケル箔電極を
取り付けることにより、板が作られた。PTCデバイス
は、板から切り出され、例1の手順に従って処理され、
即ち、第1段階で2.5MeVの電子ビームを用いて25
Mradに照射され、そして第2段階で150Mradに照射
され、その間にデバイスはは70℃の表面温度に達す
る。これが終了すると、交流250V、2Aの下で電力
が印加され、ニツケル箔は直ちに除去された。
ンブリイミキサーを用い、各々が微細化されることによ
り準備された。等量の化合物I及びJが混合され、厚さ
0.010インチ(0.025cm)の厚さのシートに押し出
された化合物Kが作られた。等量の化合物L及びMが混
合され、厚さ0.020インチ(0.050cm)の厚さのシ
ートに押し出された化合物Nが作られた。1層の化合物
Nの両面に5層の化合物Kを積層し、ニッケル箔電極を
取り付けることにより、板が作られた。PTCデバイス
は、板から切り出され、例1の手順に従って処理され、
即ち、第1段階で2.5MeVの電子ビームを用いて25
Mradに照射され、そして第2段階で150Mradに照射
され、その間にデバイスはは70℃の表面温度に達す
る。これが終了すると、交流250V、2Aの下で電力
が印加され、ニツケル箔は直ちに除去された。
【0053】例6 デバイスは、第2段階の放射が2.5MeVで電子ビーム
電流2mAで行われ、デバイスがおよそ35℃の表面温
度に達する以外は、例1の手順により準備された。これ
らのデバイスのすべては、交流250V,2Aで60回
に耐え、そして、交流600V,1Aでの60回にそれ
らのデバイスの60%が耐えた。
電流2mAで行われ、デバイスがおよそ35℃の表面温
度に達する以外は、例1の手順により準備された。これ
らのデバイスのすべては、交流250V,2Aで60回
に耐え、そして、交流600V,1Aでの60回にそれ
らのデバイスの60%が耐えた。
【0054】例7 例7に従って作られた電気的装置が第2図及び第3図に
示されている。厚膜の銀のインク(ESL社市販)で作ら
れた導体パッド9が、1.0×0.375×0.050イ
ンチ(2.54×0.95×0.13cm)のアルミニウム基
板5の端部にスクリーン印刷される。ルテニウム酸化物
による厚膜抵抗インク(ESL3900系の10オーム
/単位面積及び100オーム/単位面積が混合され、抵
抗20オーム/単位面積としたもの)の層6がアルミニ
ウム基板の一つの端部に、0.6×0.375インチ(1.
52×0.935cm)のパターンに印刷され、導体パッド
を橋絡させた。2.5オームの抵抗を有するPTCデバ
イス1が半田により、他の端部にて導体パッドの頂部に
取り付けられた。厚膜抵抗とPTCデバイスとはワイヤ
ー4の手段により接続された。リード線21,22は、
PTCデバイスの頂部の表面電極2と、厚膜抵抗の端部
とに取り付けられた。その結果、複合デバイスはおよそ
37.5オームの抵抗を有する。
示されている。厚膜の銀のインク(ESL社市販)で作ら
れた導体パッド9が、1.0×0.375×0.050イ
ンチ(2.54×0.95×0.13cm)のアルミニウム基
板5の端部にスクリーン印刷される。ルテニウム酸化物
による厚膜抵抗インク(ESL3900系の10オーム
/単位面積及び100オーム/単位面積が混合され、抵
抗20オーム/単位面積としたもの)の層6がアルミニ
ウム基板の一つの端部に、0.6×0.375インチ(1.
52×0.935cm)のパターンに印刷され、導体パッド
を橋絡させた。2.5オームの抵抗を有するPTCデバ
イス1が半田により、他の端部にて導体パッドの頂部に
取り付けられた。厚膜抵抗とPTCデバイスとはワイヤ
ー4の手段により接続された。リード線21,22は、
PTCデバイスの頂部の表面電極2と、厚膜抵抗の端部
とに取り付けられた。その結果、複合デバイスはおよそ
37.5オームの抵抗を有する。
【0055】
【表3】 Mariex HXM50100はフィリップ・ペトローレウム社製の
高濃度ポリエチレン。Statex Gはコロンビア・ケミカ
ル社市販のカーボンブラック。Kisuma5Aはミツイ社
市販のマグネシウム水酸化物。非酸化物は、4−4'−
シィオビィス(thiobis)のオリゴマー(oli-gomer)であ
り、米国特許第3,986,981号に述べられたごとく平均の
重合程度は3−4。
高濃度ポリエチレン。Statex Gはコロンビア・ケミカ
ル社市販のカーボンブラック。Kisuma5Aはミツイ社
市販のマグネシウム水酸化物。非酸化物は、4−4'−
シィオビィス(thiobis)のオリゴマー(oli-gomer)であ
り、米国特許第3,986,981号に述べられたごとく平均の
重合程度は3−4。
【0056】例8 化合物Kの5枚のシートが、二つの電着されたニッケル
箔電極の間に積層された。PTCデバイスは板から切り
出され、例6の手順に従って処理された。この例に従っ
て準備された電気的装置は、第4図及び第5図に示され
ている。
箔電極の間に積層された。PTCデバイスは板から切り
出され、例6の手順に従って処理された。この例に従っ
て準備された電気的装置は、第4図及び第5図に示され
ている。
【0057】銀インクの導体パッド9は、0.8×0.4
×0.050インチ(2.0×1.0×0.13cm)のアルミ
ニウム基板の両面にスクリーン印刷された。ルテニウム
酸化厚膜抵抗6は、基板の一方の面上の0.8×0.3イ
ンチ(2.0×0.76cm)の長方形内にスクリーン印刷
された。PTCデバイスは他の面に半田により取り付け
られた。要素間の電気的な接続は、PTCデバイスの底
部の電極3から厚膜抵抗6の一方の端部へのスクリーン
印刷のリード線の手段によりに行われた。
×0.050インチ(2.0×1.0×0.13cm)のアルミ
ニウム基板の両面にスクリーン印刷された。ルテニウム
酸化厚膜抵抗6は、基板の一方の面上の0.8×0.3イ
ンチ(2.0×0.76cm)の長方形内にスクリーン印刷
された。PTCデバイスは他の面に半田により取り付け
られた。要素間の電気的な接続は、PTCデバイスの底
部の電極3から厚膜抵抗6の一方の端部へのスクリーン
印刷のリード線の手段によりに行われた。
【0058】例9 例6の手順に従って電気的装置が作られた。二つの個別
のユニットは、第8図に示されるように、同一面内のP
TCデバイスと互いに接近して置かれる。この組み合わ
せは、二つのユニットを回路基板上の同じスペースに一
つのユニットとして適応させることを可能にする。
のユニットは、第8図に示されるように、同一面内のP
TCデバイスと互いに接近して置かれる。この組み合わ
せは、二つのユニットを回路基板上の同じスペースに一
つのユニットとして適応させることを可能にする。
【0059】例10 この例に従った電気的装置は、第9図及び第8図に示さ
れている。二つのPTCデバイス1,1'は、アルミナ基
板の一方の面上に、電圧制限用デバイス30に接近して
設置される。二つのルテニウム酸化物の厚膜抵抗6,6'
は、基板の反対側に互いに接近して設けられる。抵抗6
とPTCデバイス1との間の電気的接続は、スクリーン
印刷のリード線4の手段により行われる。PTCデバイ
ス1と電圧制限用デバイス30との間の電気的接続も
又、別のスクリーン印刷のリード線41の手段により行
われる。第2の抵抗6'は、リード線4'により、第2の
PTCデバイス1'に接続される。この第2のPTCデ
バイス1'は、第1のPTC素子と同様な手段41'によ
り、電圧制限用デバイス10に接続される。
れている。二つのPTCデバイス1,1'は、アルミナ基
板の一方の面上に、電圧制限用デバイス30に接近して
設置される。二つのルテニウム酸化物の厚膜抵抗6,6'
は、基板の反対側に互いに接近して設けられる。抵抗6
とPTCデバイス1との間の電気的接続は、スクリーン
印刷のリード線4の手段により行われる。PTCデバイ
ス1と電圧制限用デバイス30との間の電気的接続も
又、別のスクリーン印刷のリード線41の手段により行
われる。第2の抵抗6'は、リード線4'により、第2の
PTCデバイス1'に接続される。この第2のPTCデ
バイス1'は、第1のPTC素子と同様な手段41'によ
り、電圧制限用デバイス10に接続される。
【0060】例11 この例に従って作られた電気的装置が第11図に示され
ている。PTCデバイスは、例1の手順に従って作製さ
れた。導体パッド9,9',91,91'及び厚膜抵抗6,
6'は、例7と同じように、2枚のアルミナ基板の一方
の面にスクリーン印刷される。抵抗2オームを有するP
TCデバイス1は、各々の基板上の抵抗の間に位置し、
かつ、半田40にて取り付けられる。リード線21,2
2は、各々の基板上の導体パッド91,91'に取り付け
られ、このリード線が電源に接続されたとき、リード線
21から抵抗6、PTCデバイス1及び抵抗6'を通っ
て電流が流れる。装置の合計抵抗は、100オームであ
る。
ている。PTCデバイスは、例1の手順に従って作製さ
れた。導体パッド9,9',91,91'及び厚膜抵抗6,
6'は、例7と同じように、2枚のアルミナ基板の一方
の面にスクリーン印刷される。抵抗2オームを有するP
TCデバイス1は、各々の基板上の抵抗の間に位置し、
かつ、半田40にて取り付けられる。リード線21,2
2は、各々の基板上の導体パッド91,91'に取り付け
られ、このリード線が電源に接続されたとき、リード線
21から抵抗6、PTCデバイス1及び抵抗6'を通っ
て電流が流れる。装置の合計抵抗は、100オームであ
る。
【0061】例12 この例の電気的装置が第12図に示されている。二つの
PTCデバイスは、例6の手順に従って作製された。2
枚の薄板状基板5,5'は、例11で述べられたごとく準
備された。第3の薄板状基板5"は、双方の薄板状基板
の表面上に導体パッド及びルテニウム酸化物を印刷する
ことにより準備された。半田を用いて、PTCデバイス
は、1層コーティングの基板5と、2層コーティングの
基板5"との間と、この2層コーティングの基板5"と1
層コーティングの基板5'との間に設けられる。4本の
ワイヤー21,22,21',22'は、4個の導体パッド
91,91'に取り付けられた。
PTCデバイスは、例6の手順に従って作製された。2
枚の薄板状基板5,5'は、例11で述べられたごとく準
備された。第3の薄板状基板5"は、双方の薄板状基板
の表面上に導体パッド及びルテニウム酸化物を印刷する
ことにより準備された。半田を用いて、PTCデバイス
は、1層コーティングの基板5と、2層コーティングの
基板5"との間と、この2層コーティングの基板5"と1
層コーティングの基板5'との間に設けられる。4本の
ワイヤー21,22,21',22'は、4個の導体パッド
91,91'に取り付けられた。
【0062】例13 148.5オームの抵抗を有する厚膜抵抗は、アルミナ
基板の一方の表面に設けられ、そして、1.5オームの
抵抗を有するPTCデバイスは抵抗の反対側の表面中央
に設けられた。その結果による装置が試験され、23℃
でほぼ100mA(70℃では60mA)の電流が保持さ
れ、遮断電流は2Aであった。
基板の一方の表面に設けられ、そして、1.5オームの
抵抗を有するPTCデバイスは抵抗の反対側の表面中央
に設けられた。その結果による装置が試験され、23℃
でほぼ100mA(70℃では60mA)の電流が保持さ
れ、遮断電流は2Aであった。
【0063】例14 例13の手順によって電気的装置が準備されたが、PT
Cデバイスのどの部分もが厚膜抵抗のいずれの部分の上
に位置しないように、PTCデバイスは基板上に位置さ
れた。装置は、例13と同じ保持電流を有するが、遮断
電流は1Aであった。
Cデバイスのどの部分もが厚膜抵抗のいずれの部分の上
に位置しないように、PTCデバイスは基板上に位置さ
れた。装置は、例13と同じ保持電流を有するが、遮断
電流は1Aであった。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による作成
方法に従うと架橋時のガス発生が抑制され、よって電極
の剥離を防止することができる。
方法に従うと架橋時のガス発生が抑制され、よって電極
の剥離を防止することができる。
【図1】 IH及びIBを決定するための回路図
【図2】 IH及びIBを決定するための回路図
【図3】 この発明の電気的デバイスの平面図
【図4】 この発明の装置の平面図
【図5】 図4のA−Aラインにおける断面図
【図6】 この発明の別の装置の平面図
【図7】 図6のB−Bラインにおける断面図
【図8】 この発明の更に別の装置の断面図
【図9】 この発明の付加的な装置を二つの異なった側
から見た平面図
から見た平面図
【図10】 この発明の付加的な装置を二つの異なった
側から見た平面図
側から見た平面図
【図11】 この発明の選択的な装置の断面図
【図12】 この発明の選択的な装置の断面図
【図13】 この発明の複合デバイスに対する可能な設
計を示す図
計を示す図
【図14】 この発明の複合デバイスに対する可能な設
計を示す図
計を示す図
【図15】 この発明の複合デバイスに対する可能な設
計を示す図
計を示す図
【図16】 この発明の複合デバイスに対する可能な設
計を示す図
計を示す図
【図17】 この発明の複合デバイスに対する可能な設
計を示す図
計を示す図
【図18】 この発明の複合デバイスに対する可能な設
計を示す図
計を示す図
1 回路保護デバイス 2 薄板状金属電極 3 薄板状金属電極 5 基板 6 厚膜抵抗 9 導電性パッド 10 PTC素子 11 導電性重合体層 12 第3の重合体層 13 第2の重合体層 21 リード線 22 リード線
フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・エー・ホルスマ アメリカ合衆国94301カリフォルニア、パ ロアルト、パーキンソン・アヴェニュ1141 番 (72)発明者 ジローム・ペロネット アメリカ合衆国94301カリフォルニア、パ ロアルト、クーパー・ストリート215番 (72)発明者 チャールズ・エイチ・キャンプハウス アメリカ合衆国94040カリフォルニア、マ ウンテンビュー、ナンバーフォー、ビクタ ー・ウェイ602番
Claims (9)
- 【請求項1】 (1)PTC特性を呈し、かつ重合体要素
を含み、そして重合体要素内に分散された導電性充填剤
の粒子を含む架橋導電性重合体からなるPTC素子と;
そして、(2)PTC素子に電気的に接続され、該PTC
素子を通して電流を生じさせるために電源に接続可能と
した2つの電極とを含む、電気的デバイスの作製方法で
あって、 本方法は、PTC素子に対して電子ビームの使用により
照射架橋を行い、そして、次の条件、 (a)平均照射速度は速くて3.0Mrad/分であり; (b)PTC素子の各々の電流−供給部分で吸収される照
射量は少なくとも50Mradであり、そして、架橋反応
において、電極に接触しているPTC素子のいずれの部
分も(Tm-60)℃より高温に達せず、ここでTmは、重
合体要素において最低融点を持つ重合体の示す差動走査
熱量計による吸熱曲線のピークで測定された温度であ
る;の内の一つを満たすことを特徴とする電気的デバイ
スの作製方法。 - 【請求項2】 重合性要素は、結晶性組織の重合体であ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 粒子状の導電性充填剤はカーボンブラッ
ク、グラファイト、金属または金属酸化物を含む請求項
1記載の方法。 - 【請求項4】 2本の電極は金属箔を含む請求項1記載
の方法。 - 【請求項5】 照射架橋は1段階で行われる請求項1記
載の方法。 - 【請求項6】 照射架橋は2段階で行われる請求項1記
載の方法。 - 【請求項7】 電気的デバイスは薄板状であり、電流は
PTC素子の厚さ方向に流れる請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 PTC素子は一つ以上の層を含む請求項
7記載の方法。 - 【請求項9】 重合性要素が高濃度のポリエチレンを含
み、どの部分も電極に接触しないPTC素子が架橋工程
の間に60℃よりも高い温度に達する請求項1記載の方
法。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/102,987 US4907340A (en) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | Electrical device comprising conductive polymers |
| US102987 | 1987-09-30 | ||
| US11508987A | 1987-10-30 | 1987-10-30 | |
| US115089 | 1987-10-30 | ||
| US12469687A | 1987-11-24 | 1987-11-24 | |
| US124696 | 1987-11-24 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50911888A Division JP3335348B2 (ja) | 1987-09-30 | 1988-09-30 | 導電性重合体を含む電気的デバイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11150003A true JPH11150003A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3181263B2 JP3181263B2 (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=27379448
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50911888A Expired - Lifetime JP3335348B2 (ja) | 1987-09-30 | 1988-09-30 | 導電性重合体を含む電気的デバイス |
| JP21085998A Expired - Lifetime JP3181263B2 (ja) | 1987-09-30 | 1998-07-27 | 電気的デバイスの作製方法 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50911888A Expired - Lifetime JP3335348B2 (ja) | 1987-09-30 | 1988-09-30 | 導電性重合体を含む電気的デバイス |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0390807B1 (ja) |
| JP (2) | JP3335348B2 (ja) |
| KR (1) | KR890702405A (ja) |
| AT (1) | ATE145512T1 (ja) |
| DE (1) | DE3855679T2 (ja) |
| HK (1) | HK1006773A1 (ja) |
| WO (1) | WO1989003162A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030024256A (ko) * | 2001-09-17 | 2003-03-26 | 주식회사 쎄라텍 | 중합체 양성온도계수 써미스터 제조방법 |
| JP2007059952A (ja) * | 2006-12-04 | 2007-03-08 | Tdk Corp | P−ptcサーミスタ組成物の製造方法、p−ptcサーミスタ組成物、p−ptcサーミスタ素体及びp−ptcサーミスタ |
| JP2008213661A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Misato Kk | 車両用面状発熱体及びこれを用いた車両暖房装置 |
| WO2010005024A1 (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-14 | タイコ エレクトロニクス レイケム株式会社 | Ptcデバイスおよびそれを有する電気装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2573665Y2 (ja) * | 1991-07-18 | 1998-06-04 | 株式会社村田製作所 | 抵抗内蔵サージアブソーバ |
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