JPH11154837A - 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路 - Google Patents
半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路Info
- Publication number
- JPH11154837A JPH11154837A JP10054829A JP5482998A JPH11154837A JP H11154837 A JPH11154837 A JP H11154837A JP 10054829 A JP10054829 A JP 10054829A JP 5482998 A JP5482998 A JP 5482998A JP H11154837 A JPH11154837 A JP H11154837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor device
- transistors
- circuit
- transistor
- stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Microwave Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アイソレーションが高く、回路の配線の交差
回数が少なく、かつ電圧の供給経路が単純化された半導
体装置およびそれを用いた半導体集積回路を提供するこ
とである。 【解決手段】 半導体基板100上に初段のFET1お
よび終段のFET2が形成されている。初段のFET1
のゲート端子G1と終段のFET2のゲート端子G2と
が半導体基板100上の一方の側部側に配置され、初段
のFET1のドレイン端子D1と終段のFET2のドレ
イン端子D2とが半導体基板100上の他方の側部側に
配置されている。FET1とFET2との境界部を中心
として、FET1の側に初段のゲートバイアス回路B1
および終段のゲートバイアス回路B2が配置され、FE
T2の側に終段のドレインバイアス回路B4および初段
のドレインバイアス回路B3が配置される。
回数が少なく、かつ電圧の供給経路が単純化された半導
体装置およびそれを用いた半導体集積回路を提供するこ
とである。 【解決手段】 半導体基板100上に初段のFET1お
よび終段のFET2が形成されている。初段のFET1
のゲート端子G1と終段のFET2のゲート端子G2と
が半導体基板100上の一方の側部側に配置され、初段
のFET1のドレイン端子D1と終段のFET2のドレ
イン端子D2とが半導体基板100上の他方の側部側に
配置されている。FET1とFET2との境界部を中心
として、FET1の側に初段のゲートバイアス回路B1
および終段のゲートバイアス回路B2が配置され、FE
T2の側に終段のドレインバイアス回路B4および初段
のドレインバイアス回路B3が配置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に複数のト
ランジスタが形成された半導体装置、トランジスタを備
えた半導体集積回路および高周波処理回路に関する。
ランジスタが形成された半導体装置、トランジスタを備
えた半導体集積回路および高周波処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】FET(電界効果トランジスタ)を用い
た増幅器は、FETに加えて、入力整合回路、出力整合
回路、ゲートバイアス回路およびドレインバイアス回路
の4つの回路で構成される。また、バイポーラトランジ
スタを用いた増幅器は、バイポータトランジスタに加え
て、入力整合回路、出力整合回路、ベースバイアス回路
およびコレクタバイアス回路の4つの回路で構成され
る。
た増幅器は、FETに加えて、入力整合回路、出力整合
回路、ゲートバイアス回路およびドレインバイアス回路
の4つの回路で構成される。また、バイポーラトランジ
スタを用いた増幅器は、バイポータトランジスタに加え
て、入力整合回路、出力整合回路、ベースバイアス回路
およびコレクタバイアス回路の4つの回路で構成され
る。
【0003】1つのFETまたはバイポーラトランジス
タからなる1段増幅器の場合には、アイソレーション
(絶縁度)を劣化させないように、入力整合回路と出力
整合回路とを接近させ過ぎないように配置することが必
要である。通常、1段増幅器の場合には、入力整合回路
の配線と出力整合回路の配線とが交差することはない。
タからなる1段増幅器の場合には、アイソレーション
(絶縁度)を劣化させないように、入力整合回路と出力
整合回路とを接近させ過ぎないように配置することが必
要である。通常、1段増幅器の場合には、入力整合回路
の配線と出力整合回路の配線とが交差することはない。
【0004】図30は2つのFETからなる2段増幅器
の回路図である。図30に示すように、2段増幅器は、
1段目(初段)のFET1および2段目(終段)のFE
T2に加えて、入力整合回路M1、段間回路M2、出力
整合回路M3、初段のゲートバイアス回路B1、初段の
ドレインバイアス回路B3、終段のゲートバイアス回路
B2および終段のドレインバイアス回路B4の7つの回
路で構成される。なお、段間回路M2は、初段のFET
1と終段のFET2とを接続する回路である。
の回路図である。図30に示すように、2段増幅器は、
1段目(初段)のFET1および2段目(終段)のFE
T2に加えて、入力整合回路M1、段間回路M2、出力
整合回路M3、初段のゲートバイアス回路B1、初段の
ドレインバイアス回路B3、終段のゲートバイアス回路
B2および終段のドレインバイアス回路B4の7つの回
路で構成される。なお、段間回路M2は、初段のFET
1と終段のFET2とを接続する回路である。
【0005】FET1のゲート端子は入力整合回路M1
を介して入力ノードNIに接続され、ドレイン端子は段
間回路M2を介してFET2のゲート端子に接続されて
いる。FET2のドレイン端子は出力整合回路M3を介
して出力ノードNOに接続されている。FET1,2の
ソース端子は接地されている。
を介して入力ノードNIに接続され、ドレイン端子は段
間回路M2を介してFET2のゲート端子に接続されて
いる。FET2のドレイン端子は出力整合回路M3を介
して出力ノードNOに接続されている。FET1,2の
ソース端子は接地されている。
【0006】FET1のゲート端子には、ゲートバイア
スノードg1からゲートバイアス回路B1を介してゲー
トバイアスVg1が印加され、ドレイン端子には、ドレ
インバイアスノードd1からドレインバイアス回路B3
を介してドレインバイアスVd1が印加される。
スノードg1からゲートバイアス回路B1を介してゲー
トバイアスVg1が印加され、ドレイン端子には、ドレ
インバイアスノードd1からドレインバイアス回路B3
を介してドレインバイアスVd1が印加される。
【0007】FET2のゲート端子には、ゲートバイア
スノードg2からゲートバイアス回路B2を介してゲー
トバイアスVg2が印加され、ドレイン端子には、ドレ
インバイアスノードd2からドレインバイアス回路B4
を介してドレインバイアスVd2が印加される。
スノードg2からゲートバイアス回路B2を介してゲー
トバイアスVg2が印加され、ドレイン端子には、ドレ
インバイアスノードd2からドレインバイアス回路B4
を介してドレインバイアスVd2が印加される。
【0008】ノードNIに与えられる入力信号INは、
FET1,2により増幅されて出力ノードNOから出力
信号OUTとして出力される。
FET1,2により増幅されて出力ノードNOから出力
信号OUTとして出力される。
【0009】2段増幅器においても、1段増幅器と同様
に、アイソレーションを劣化させないために、入力整合
回路M1と出力整合回路M3とを離して配置することが
必要である。特に、2段増幅器では、1段増幅器に比べ
て電力利得が2乗になっているため、出力ノードNOか
ら出力される出力信号OUTが入力ノードNIに帰還さ
れると、高周波発振が起こり、また利得、ドレイン効
率、ドレイン付加効率が低下する。また、2段増幅器で
は、ゲート端子やドレイン端子の配置により異なるが、
後述するように、入力整合回路M1の配線と出力整合回
路M3の配線とが交差する場合がある。
に、アイソレーションを劣化させないために、入力整合
回路M1と出力整合回路M3とを離して配置することが
必要である。特に、2段増幅器では、1段増幅器に比べ
て電力利得が2乗になっているため、出力ノードNOか
ら出力される出力信号OUTが入力ノードNIに帰還さ
れると、高周波発振が起こり、また利得、ドレイン効
率、ドレイン付加効率が低下する。また、2段増幅器で
は、ゲート端子やドレイン端子の配置により異なるが、
後述するように、入力整合回路M1の配線と出力整合回
路M3の配線とが交差する場合がある。
【0010】近年、マイクロ波集積回路(MIC)とし
てモジュール化した増幅器が製造上の利便性から用いら
れている。また、2段増幅器の場合、小型化の要求に伴
い、1つの半導体基板(チップ)上に2つ以上のFET
が形成されたマルチチップFETと呼ばれる半導体装置
が使用されている。これにより、モジュールの小型化を
図ることが可能となる。
てモジュール化した増幅器が製造上の利便性から用いら
れている。また、2段増幅器の場合、小型化の要求に伴
い、1つの半導体基板(チップ)上に2つ以上のFET
が形成されたマルチチップFETと呼ばれる半導体装置
が使用されている。これにより、モジュールの小型化を
図ることが可能となる。
【0011】図31は2つのFETを有する従来の半導
体装置の概略平面図である。図31の半導体装置20に
おいては、共通の半導体基板100上に小さなサイズの
初段のFET1および大きなサイズの終段のFET2が
形成されている。
体装置の概略平面図である。図31の半導体装置20に
おいては、共通の半導体基板100上に小さなサイズの
初段のFET1および大きなサイズの終段のFET2が
形成されている。
【0012】FET1は、ゲート端子G1、ドレイン端
子D1およびソース端子S1を有する。また、FET2
は、ゲート端子G2、ドレイン端子D2およびソース端
子S2を有する。
子D1およびソース端子S1を有する。また、FET2
は、ゲート端子G2、ドレイン端子D2およびソース端
子S2を有する。
【0013】この半導体装置を用いて、2段増幅器を構
成する場合、初段のFET1のゲート端子G1が入力整
合回路M1に接続され、終段のFET2のドレイン端子
D2が出力整合回路M3に接続される。
成する場合、初段のFET1のゲート端子G1が入力整
合回路M1に接続され、終段のFET2のドレイン端子
D2が出力整合回路M3に接続される。
【0014】図30に示したように、通常、初段のFE
T1のドレイン端子D1と終段のFET2のゲート端子
G2との間に段間回路M2が接続される。そのため、図
31に示すように、初段のFET1のドレイン端子D1
と終段のFET2のゲート端子G2とが半導体基板10
0上の同じ側部側に配置されている。
T1のドレイン端子D1と終段のFET2のゲート端子
G2との間に段間回路M2が接続される。そのため、図
31に示すように、初段のFET1のドレイン端子D1
と終段のFET2のゲート端子G2とが半導体基板10
0上の同じ側部側に配置されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図31
の従来の半導体装置20においては、初段のFET1の
ドレイン端子D1と終段のFET2のゲート端子G2と
が半導体基板100上の一方の側部側に配置され、初段
のFET1のゲート端子G1と終段のFET2のドレイ
ン端子D2とが半導体基板100上の他方の側部側に配
置されている。
の従来の半導体装置20においては、初段のFET1の
ドレイン端子D1と終段のFET2のゲート端子G2と
が半導体基板100上の一方の側部側に配置され、初段
のFET1のゲート端子G1と終段のFET2のドレイ
ン端子D2とが半導体基板100上の他方の側部側に配
置されている。
【0016】この半導体装置20の動作時には、初段の
FET1のゲート端G1に入力信号が与えられ、終段の
FET2のドレイン端子D2からFET1,2により増
幅された出力信号が導出される。すなわち、2段のFE
T1,2の利得に相当する電力が初段のFET1の近く
に配置された終段のFET2のドレイン端子D2を通過
する。
FET1のゲート端G1に入力信号が与えられ、終段の
FET2のドレイン端子D2からFET1,2により増
幅された出力信号が導出される。すなわち、2段のFE
T1,2の利得に相当する電力が初段のFET1の近く
に配置された終段のFET2のドレイン端子D2を通過
する。
【0017】このため、初段のFET1のゲート端子G
1と終段のFET2のドレイン端子D2との間の距離を
十分に離した場合に比べ、アイソレーションが劣化しや
すく、また、終段のFET2のドレイン端子D2の電力
の一部が初段のFET1のゲート端子G1に帰還される
ことにより高周波発振を起こし、また利得、ドレイン効
率、ドレイン付加効率が低下するおそれがある。
1と終段のFET2のドレイン端子D2との間の距離を
十分に離した場合に比べ、アイソレーションが劣化しや
すく、また、終段のFET2のドレイン端子D2の電力
の一部が初段のFET1のゲート端子G1に帰還される
ことにより高周波発振を起こし、また利得、ドレイン効
率、ドレイン付加効率が低下するおそれがある。
【0018】図32は図31の半導体装置20を用いた
2段増幅器のパターン配置の第1の従来例を示す図であ
る。
2段増幅器のパターン配置の第1の従来例を示す図であ
る。
【0019】図32において、半導体装置20のFET
1とFET2との境界部および段間回路M2を中心とし
て、FET1の側に、入力整合回路M1、入力ノードN
I、初段のゲートバイアス回路B1、ゲートバイアスノ
ードg1、初段のドレインバイアス回路B3およびドレ
インバイアスノードd1が配置され、FET2の側に、
出力整合回路M3、出力ノードNO、終段のドレインバ
イアス回路B4、ドレインバイアスノードd2、終段の
ゲートバイアス回路B2およびゲートバイアスノードg
2が配置されている。入力ノードNIと出力ノードNO
とは、互いに線対称に配置されている。
1とFET2との境界部および段間回路M2を中心とし
て、FET1の側に、入力整合回路M1、入力ノードN
I、初段のゲートバイアス回路B1、ゲートバイアスノ
ードg1、初段のドレインバイアス回路B3およびドレ
インバイアスノードd1が配置され、FET2の側に、
出力整合回路M3、出力ノードNO、終段のドレインバ
イアス回路B4、ドレインバイアスノードd2、終段の
ゲートバイアス回路B2およびゲートバイアスノードg
2が配置されている。入力ノードNIと出力ノードNO
とは、互いに線対称に配置されている。
【0020】図32のパターン配置では、初段のFET
1に接続される回路と終段のFET2に接続される回路
とがそれぞれFET1の側およびFET2の側に分離さ
れて配置されているので、回路の配線が交差しない。
1に接続される回路と終段のFET2に接続される回路
とがそれぞれFET1の側およびFET2の側に分離さ
れて配置されているので、回路の配線が交差しない。
【0021】しかしながら、FET1のゲートバイアス
ノードg1とFET2のゲートバイアスノードg2とが
離れた位置にあり、かつFET1のドレインバイアスノ
ードd1とFET2のドレインバイアスノードd2とが
離れた位置にあるので、外部からゲートバイアスおよび
ドレインバイアスとして電源電圧を供給しにくいという
問題が起こる。
ノードg1とFET2のゲートバイアスノードg2とが
離れた位置にあり、かつFET1のドレインバイアスノ
ードd1とFET2のドレインバイアスノードd2とが
離れた位置にあるので、外部からゲートバイアスおよび
ドレインバイアスとして電源電圧を供給しにくいという
問題が起こる。
【0022】通常、FET1,2のゲート端子G1,G
2には同じ電圧のゲートバイアスを印加し、FET1,
2のドレイン端子D1,D2には同じ電圧のドレインバ
イアスを印加するにもかかわらず、これらのゲート端子
G1,G2およびドレイン端子D1,D2にそれぞれ別
々の経路から電圧を供給することが必要となる。
2には同じ電圧のゲートバイアスを印加し、FET1,
2のドレイン端子D1,D2には同じ電圧のドレインバ
イアスを印加するにもかかわらず、これらのゲート端子
G1,G2およびドレイン端子D1,D2にそれぞれ別
々の経路から電圧を供給することが必要となる。
【0023】図33は図31の半導体装置20を用いた
従来の2段増幅器のパターン配置の第2の従来例を示す
図である。
従来の2段増幅器のパターン配置の第2の従来例を示す
図である。
【0024】図33において、半導体装置20のFET
1とFET2との境界部および段間回路M2を中心とし
て、FET1の側に、終段のドレインバイアス回路B
4、ドレインバイアスノードd2、初段のドレインバイ
アス回路B3、ドレインバイアスノードd1、入力整合
回路M1および入力ノードNIが配置され、FET2の
側に、出力整合回路M3、出力ノードNO、初段のゲー
トバイアス回路B1、ゲートバイアスノードg1、終段
のゲートバイアス回路B2およびゲートバイアスノード
g2が配置されている。入力ノードNIと出力ノードN
Oとは、互いに点対称に配置されている。
1とFET2との境界部および段間回路M2を中心とし
て、FET1の側に、終段のドレインバイアス回路B
4、ドレインバイアスノードd2、初段のドレインバイ
アス回路B3、ドレインバイアスノードd1、入力整合
回路M1および入力ノードNIが配置され、FET2の
側に、出力整合回路M3、出力ノードNO、初段のゲー
トバイアス回路B1、ゲートバイアスノードg1、終段
のゲートバイアス回路B2およびゲートバイアスノード
g2が配置されている。入力ノードNIと出力ノードN
Oとは、互いに点対称に配置されている。
【0025】図33のパターン配置では、FET1の側
にドレインバイアスノードd1,d2が配置され、FE
T2の側にゲートバイアスノードg1,g2が配置され
ているので、FET1,2のドレイン端子D1,D2に
同じ側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給する
ことができ、かつFET1,2のゲート端子G1,G2
に同じ側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給する
ことができる。
にドレインバイアスノードd1,d2が配置され、FE
T2の側にゲートバイアスノードg1,g2が配置され
ているので、FET1,2のドレイン端子D1,D2に
同じ側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給する
ことができ、かつFET1,2のゲート端子G1,G2
に同じ側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給する
ことができる。
【0026】しかしながら、FET1のゲート端子G1
の配線とFET2のドレイン端子D2の配線とが交差
し、かつFET1のドレイン端子D1の配線とFET1
のゲート端子G1の配線とが交差する。
の配線とFET2のドレイン端子D2の配線とが交差
し、かつFET1のドレイン端子D1の配線とFET1
のゲート端子G1の配線とが交差する。
【0027】このような場合に、回路の配線が交差しな
がらもモジュール化を実現する手法として、複数のプリ
ント配線基板を積層した多層基板を用いる方法がある。
このような多層基板を用いてモジュールを構成する際に
は、モジュールの低コスト化のためにプリント配線基板
の枚数を極力少なくすることが望まれる。プリント配線
基板の枚数を少なくするためには、回路の配線が交差す
る回数を可能な限り減らすことが必要となる。
がらもモジュール化を実現する手法として、複数のプリ
ント配線基板を積層した多層基板を用いる方法がある。
このような多層基板を用いてモジュールを構成する際に
は、モジュールの低コスト化のためにプリント配線基板
の枚数を極力少なくすることが望まれる。プリント配線
基板の枚数を少なくするためには、回路の配線が交差す
る回数を可能な限り減らすことが必要となる。
【0028】ところで、FETを備えた半導体集積回路
の高出力化、安定化および高効率化を図るために種々の
方法が用いられている。
の高出力化、安定化および高効率化を図るために種々の
方法が用いられている。
【0029】図34は従来の高出力電力増幅器の主要部
の回路図である。また、図35はFETのドレイン電流
Ids−ゲート電圧Vg 特性を示す図である。
の回路図である。また、図35はFETのドレイン電流
Ids−ゲート電圧Vg 特性を示す図である。
【0030】従来の高出力電力増幅器では、ピンチオフ
電圧(ソース・ゲート間遮断電圧)Vpが−2Vよりも
深いFET100を用い、そのFET100のゲートに
負のバイアスを印加した状態で動作させている。
電圧(ソース・ゲート間遮断電圧)Vpが−2Vよりも
深いFET100を用い、そのFET100のゲートに
負のバイアスを印加した状態で動作させている。
【0031】図35からわかるように、ピンチオフ電圧
Vpを深くすることによりゲートに負のバイアスを印加
することが可能となり、ゲートに負のバイアスを印加す
ることによりドレイン電流Idsの変化する範囲を大きく
することができる。また、ゲート幅の大きいFET10
0を用いることにより小さなドレイン電流で高出力化を
図っている。
Vpを深くすることによりゲートに負のバイアスを印加
することが可能となり、ゲートに負のバイアスを印加す
ることによりドレイン電流Idsの変化する範囲を大きく
することができる。また、ゲート幅の大きいFET10
0を用いることにより小さなドレイン電流で高出力化を
図っている。
【0032】なお、従来の高出力電力増幅器に用いられ
るFET100では、GaAs基板にAl(アルミニウ
ム)またはTi(チタン)/Au(金)からなるゲート
電極が形成されている。そのようなFET100では、
ゲート電極とGaAs基板との間のショットキ接触の障
壁高さ(バリアハイト:以下障壁高さと呼ぶ)φB が
0.6V程度である。この障壁高さφB は、ゲート電圧
をこれ以上に大きくすると、ゲート電流が流れ出し、F
ETとして正常な動作をしなくなる限界を意味する。
るFET100では、GaAs基板にAl(アルミニウ
ム)またはTi(チタン)/Au(金)からなるゲート
電極が形成されている。そのようなFET100では、
ゲート電極とGaAs基板との間のショットキ接触の障
壁高さ(バリアハイト:以下障壁高さと呼ぶ)φB が
0.6V程度である。この障壁高さφB は、ゲート電圧
をこれ以上に大きくすると、ゲート電流が流れ出し、F
ETとして正常な動作をしなくなる限界を意味する。
【0033】また、FET100の発振を防止するため
に安定化回路101が設けられる。安定化回路101
は、抵抗102,103,104およびコンデンサ10
5を含み、ゲートバイアス回路を兼ねる。FET100
のゲートは抵抗101,102を介してゲートバイアス
Vgを受けるゲートバイアスノードggに接続され、か
つ抵抗104を介して接地されている。また、抵抗10
2,103間の接続点がコンデンサ105を介して接地
されている。
に安定化回路101が設けられる。安定化回路101
は、抵抗102,103,104およびコンデンサ10
5を含み、ゲートバイアス回路を兼ねる。FET100
のゲートは抵抗101,102を介してゲートバイアス
Vgを受けるゲートバイアスノードggに接続され、か
つ抵抗104を介して接地されている。また、抵抗10
2,103間の接続点がコンデンサ105を介して接地
されている。
【0034】抵抗103の抵抗値および抵抗104の抵
抗値はそれぞれkΩ級であり、抵抗102の抵抗値は1
00Ω級である。また、コンデンサ105の容量値は1
nF級である。
抗値はそれぞれkΩ級であり、抵抗102の抵抗値は1
00Ω級である。また、コンデンサ105の容量値は1
nF級である。
【0035】この安定化回路101においては、入力信
号の一部が低い抵抗値の抵抗102およびコンデンサ1
05に流れる。これにより、抵抗102による回路損失
が生じるが、全周波数領域にわたってFET100の発
振が防止される。
号の一部が低い抵抗値の抵抗102およびコンデンサ1
05に流れる。これにより、抵抗102による回路損失
が生じるが、全周波数領域にわたってFET100の発
振が防止される。
【0036】さらに、増幅器の高効率化を図るために、
FET100のドレインバイアス回路にλ/4線路から
なる高周波処理回路110が設けられる。λ/4線路
は、基本波の波長λの4分の1の長さを有する分布定数
線路により構成され、一端を交流的に接地電位に短絡
(ショート)させると、他端は基本波の周波数(基本周
波波)に対して開放(オープン)状態となり、偶数次の
高調波に対して短絡状態となる。したがって、FET1
00のドレインから出力される基本波がノードndを通
過し、偶数次の高調波が抑圧される。
FET100のドレインバイアス回路にλ/4線路から
なる高周波処理回路110が設けられる。λ/4線路
は、基本波の波長λの4分の1の長さを有する分布定数
線路により構成され、一端を交流的に接地電位に短絡
(ショート)させると、他端は基本波の周波数(基本周
波波)に対して開放(オープン)状態となり、偶数次の
高調波に対して短絡状態となる。したがって、FET1
00のドレインから出力される基本波がノードndを通
過し、偶数次の高調波が抑圧される。
【0037】なお、基本波の波長λとは、マイクロスト
リップ線路を伝搬する信号の波長であり、マイクロスト
リップ線路基板の実効誘電率εeff に関係し、波長λ=
光速/(基本波の周波数×√εeff )となる。
リップ線路を伝搬する信号の波長であり、マイクロスト
リップ線路基板の実効誘電率εeff に関係し、波長λ=
光速/(基本波の周波数×√εeff )となる。
【0038】ただし、上記のことは理想的な同軸線路か
らなるλ/4線路の場合であり、一般的に用いられるマ
イクロストリップ線路(MSL)からなるλ/4線路で
は、誘電損失および波長短縮の作用が働くため、正確に
基本波の周波数の2倍の周波数で必ずしも上記の事象が
起こらず、偶数次の高調波から少しずれた周波数で短絡
状態となる。
らなるλ/4線路の場合であり、一般的に用いられるマ
イクロストリップ線路(MSL)からなるλ/4線路で
は、誘電損失および波長短縮の作用が働くため、正確に
基本波の周波数の2倍の周波数で必ずしも上記の事象が
起こらず、偶数次の高調波から少しずれた周波数で短絡
状態となる。
【0039】このため、図34に示すように、線路11
1およびコンデンサ112の直列接続からなるトラップ
回路113を別に設け、特定の周波数でFET100の
ドレインを短絡状態にする方法が採られている。このよ
うにして、任意の周波数に対する利得を抑制している。
1およびコンデンサ112の直列接続からなるトラップ
回路113を別に設け、特定の周波数でFET100の
ドレインを短絡状態にする方法が採られている。このよ
うにして、任意の周波数に対する利得を抑制している。
【0040】上記のように、図34に示した従来の高出
力電力増幅器では、ピンチオフ電圧Vpが−2Vよりも
深いFET100を用い、そのFET100のゲートに
負のバイアスを印加した状態で動作させることにより高
出力化を図っている。この場合においても、FET10
0のドレインには正のバイアスを印加する必要がある。
そのため、ドレインバイアス用に正の電圧が必要とな
り、かつゲートバイアス用に負の電圧が必要となる。し
たがって、正および負の2種類の電源回路を用意する必
要が生じる。
力電力増幅器では、ピンチオフ電圧Vpが−2Vよりも
深いFET100を用い、そのFET100のゲートに
負のバイアスを印加した状態で動作させることにより高
出力化を図っている。この場合においても、FET10
0のドレインには正のバイアスを印加する必要がある。
そのため、ドレインバイアス用に正の電圧が必要とな
り、かつゲートバイアス用に負の電圧が必要となる。し
たがって、正および負の2種類の電源回路を用意する必
要が生じる。
【0041】特に、増幅器を構成するモジュール内に正
および負の電源回路を設ける場合、モジュールのサイズ
が大きくなり、かつ部品点数が増加するという問題が生
じる。
および負の電源回路を設ける場合、モジュールのサイズ
が大きくなり、かつ部品点数が増加するという問題が生
じる。
【0042】また、ゲート幅の大きいFET100を用
いることにより高出力化を図る場合、個々のFET10
0の面積が大きくなるため、素子の製造上の歩留りが低
下する。
いることにより高出力化を図る場合、個々のFET10
0の面積が大きくなるため、素子の製造上の歩留りが低
下する。
【0043】一方、FET100の発振は、MHz級の
比較的低い周波数が原因である場合が多い。そのため、
FET100のゲートから接地電位を見た場合の抵抗値
が低くなるように、安定化回路101では、低い抵抗値
を有する抵抗102が必要となる。また、抵抗102の
先端が高周波的に短絡状態になる必要があるので、コン
デンサ105が必要となる。そのため、100Ω級の抵
抗102および1nF級のコンデンサ105が必要とな
る。
比較的低い周波数が原因である場合が多い。そのため、
FET100のゲートから接地電位を見た場合の抵抗値
が低くなるように、安定化回路101では、低い抵抗値
を有する抵抗102が必要となる。また、抵抗102の
先端が高周波的に短絡状態になる必要があるので、コン
デンサ105が必要となる。そのため、100Ω級の抵
抗102および1nF級のコンデンサ105が必要とな
る。
【0044】さらに、FET100のゲートに−1.5
V程度の電圧を印加する場合、電源回路により発生され
る電源電圧(ゲートバイアスVg)が−2.5Vなら
ば、この電源電圧を抵抗分割する必要がある。そのた
め、100kΩ級の抵抗103,104が必要となる。
V程度の電圧を印加する場合、電源回路により発生され
る電源電圧(ゲートバイアスVg)が−2.5Vなら
ば、この電源電圧を抵抗分割する必要がある。そのた
め、100kΩ級の抵抗103,104が必要となる。
【0045】したがって、抵抗102およびコンデンサ
105に抵抗103,104を組み合わせることにより
ゲートバイアス回路を構成すると、少なくとも3つの抵
抗102,103,104および1つのコンデンサ10
5が必要となる。すなわち、4個の受動素子が必要とな
る。
105に抵抗103,104を組み合わせることにより
ゲートバイアス回路を構成すると、少なくとも3つの抵
抗102,103,104および1つのコンデンサ10
5が必要となる。すなわち、4個の受動素子が必要とな
る。
【0046】また、λ/4線路からなる高周波処理用回
路110およびトラップ回路113を別々に構成する
と、回路規模が大きくなり、モジュールのサイズが増大
する。この場合、λ/4線路からなる高周波処理用回路
110とトラップ回路113との間隔を0にできないた
め、高調波の調整が困難となる。
路110およびトラップ回路113を別々に構成する
と、回路規模が大きくなり、モジュールのサイズが増大
する。この場合、λ/4線路からなる高周波処理用回路
110とトラップ回路113との間隔を0にできないた
め、高調波の調整が困難となる。
【0047】本発明の目的は、アイソレーションが高
く、回路の配線の交差回数が少なく、かつ電圧の供給経
路が単純な半導体装置およびそれを用いた半導体集積回
路を提供することである。
く、回路の配線の交差回数が少なく、かつ電圧の供給経
路が単純な半導体装置およびそれを用いた半導体集積回
路を提供することである。
【0048】本発明のさらに他の目的は、負の電源回路
を必要とせず、高出力化および小型化が可能で歩留りが
高い半導体集積回路を提供することである。
を必要とせず、高出力化および小型化が可能で歩留りが
高い半導体集積回路を提供することである。
【0049】本発明のさらに他の目的は、少ない数の部
品で安定化が図られた半導体集積回路を提供することで
ある。
品で安定化が図られた半導体集積回路を提供することで
ある。
【0050】本発明のさらに他の目的は、任意の周波数
のスプリアスを抑制することができ、高効率化および小
型化が可能な高周波処理回路およびそれを備えた半導体
集積回路を提供することである。
のスプリアスを抑制することができ、高効率化および小
型化が可能な高周波処理回路およびそれを備えた半導体
集積回路を提供することである。
【0051】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
第1の発明 第1の発明に係る半導体装置は、基板上に複数のトラン
ジスタが形成された半導体装置において、複数のトラン
ジスタの入力側端子が基板上の同じ側に配置され、かつ
複数のトランジスタの出力側端子が基板上の他の同じ側
に配置されたものである。
第1の発明 第1の発明に係る半導体装置は、基板上に複数のトラン
ジスタが形成された半導体装置において、複数のトラン
ジスタの入力側端子が基板上の同じ側に配置され、かつ
複数のトランジスタの出力側端子が基板上の他の同じ側
に配置されたものである。
【0052】本発明に係る半導体装置においては、複数
のトランジスタの入力側端子および出力側端子がそれぞ
れ基板上の同じ側に配置されているので、電圧の供給経
路が単純になるとともに、回路の配線の交差回数を少な
くすることができる。また、初段のトランジスタの入力
側端子と終段のトランジスタの出力側端子とが基板の互
いに反対側に配置されているので、アイソレーションが
高くなる。
のトランジスタの入力側端子および出力側端子がそれぞ
れ基板上の同じ側に配置されているので、電圧の供給経
路が単純になるとともに、回路の配線の交差回数を少な
くすることができる。また、初段のトランジスタの入力
側端子と終段のトランジスタの出力側端子とが基板の互
いに反対側に配置されているので、アイソレーションが
高くなる。
【0053】(2)第2の発明 第2の発明に係る半導体装置は、基板上に複数のトラン
ジスタが形成された半導体装置において、複数のトラン
ジスタの入力側端子が基板上の一方の側部側に配置さ
れ、かつ複数のトランジスタの出力側端子が基板上の他
方の側部側に配置されたものである。
ジスタが形成された半導体装置において、複数のトラン
ジスタの入力側端子が基板上の一方の側部側に配置さ
れ、かつ複数のトランジスタの出力側端子が基板上の他
方の側部側に配置されたものである。
【0054】本発明に係る半導体装置においては、複数
のトランジスタの入力側端子および出力側端子がそれぞ
れ基板上の同じ側に配置されているので、電圧の供給経
路が単純になるとともに、回路の配線の交差回数を少な
くすることができる。また、初段のトランジスタの入力
側端子と終段のトランジスタの出力側端子とが基板の互
いに反対側に配置されているので、アイソレーションが
高くなる。
のトランジスタの入力側端子および出力側端子がそれぞ
れ基板上の同じ側に配置されているので、電圧の供給経
路が単純になるとともに、回路の配線の交差回数を少な
くすることができる。また、初段のトランジスタの入力
側端子と終段のトランジスタの出力側端子とが基板の互
いに反対側に配置されているので、アイソレーションが
高くなる。
【0055】(3)第3の発明 第3の発明に係る半導体装置は、第1または第2の発明
に係る半導体装置の構成において、基板上の隣接する各
2つのトランジスタ間に所定の電位に保持される導電性
パターンが形成されたものである。
に係る半導体装置の構成において、基板上の隣接する各
2つのトランジスタ間に所定の電位に保持される導電性
パターンが形成されたものである。
【0056】この場合、隣接するトランジスタ間が所定
の電位に保持された導電性パターンにより分離されるの
で、複数のトランジスタ間のアイソレーションがさらに
高くなる。
の電位に保持された導電性パターンにより分離されるの
で、複数のトランジスタ間のアイソレーションがさらに
高くなる。
【0057】(4)第4の発明 第4の発明に係る半導体集積回路は、基板上に複数のト
ランジスタが形成されてなる半導体装置を備え、複数の
トランジスタの入力側端子が基板上の一方の側部側に配
置され、かつ複数のトランジスタの出力側端子が基板上
の他方の側部側に配置され、複数のトランジスタの入力
側端子へ基板の同じ側から電圧が供給されるとともに、
複数のトランジスタの出力側端子へ基板の他の同じ側か
ら電圧が供給され、かつ複数のトランジスタに接続され
る配線の交差の数が最小となるように、各トランジスタ
に接続される回路が配置されたものである。
ランジスタが形成されてなる半導体装置を備え、複数の
トランジスタの入力側端子が基板上の一方の側部側に配
置され、かつ複数のトランジスタの出力側端子が基板上
の他方の側部側に配置され、複数のトランジスタの入力
側端子へ基板の同じ側から電圧が供給されるとともに、
複数のトランジスタの出力側端子へ基板の他の同じ側か
ら電圧が供給され、かつ複数のトランジスタに接続され
る配線の交差の数が最小となるように、各トランジスタ
に接続される回路が配置されたものである。
【0058】本発明に係る半導体装置においては、複数
のトランジスタの入力側端子および出力側端子がそれぞ
れ基板上の同じ側に配置され、初段のトランジスタの入
力側端子と終段のトランジスタの出力側端子とが基板の
互いに反対側に配置されるので、アイソレーションが高
くなる。
のトランジスタの入力側端子および出力側端子がそれぞ
れ基板上の同じ側に配置され、初段のトランジスタの入
力側端子と終段のトランジスタの出力側端子とが基板の
互いに反対側に配置されるので、アイソレーションが高
くなる。
【0059】また、複数のトランジスタの入力側端子へ
基板の同じ側から電圧が供給され、かつ複数のトランジ
スタの出力側端子へ基板の他の同じ側から電圧が供給さ
れるので、電圧の供給経路が単純になる。
基板の同じ側から電圧が供給され、かつ複数のトランジ
スタの出力側端子へ基板の他の同じ側から電圧が供給さ
れるので、電圧の供給経路が単純になる。
【0060】また、複数のトランジスタに接続される配
線の交差の数が最小となるように各トランジスタに接続
される回路が配置されるので、半導体集積回路を多層基
板により構成した場合にプリント配線基板の枚数が少な
くなる。
線の交差の数が最小となるように各トランジスタに接続
される回路が配置されるので、半導体集積回路を多層基
板により構成した場合にプリント配線基板の枚数が少な
くなる。
【0061】(5)第5の発明 第5の発明に係る半導体集積回路は、第4の発明に係る
半導体集積回路の構成において、複数のトランジスタの
入力側端子にそれぞれ電圧を供給する複数の第1のバイ
アス回路が半導体装置の一方の端部側に配置され、複数
のトランジスタの出力側端子にそれぞれ電圧を供給する
複数の第2のバイアス回路が半導体装置の他方の端部側
に配置されたものである。
半導体集積回路の構成において、複数のトランジスタの
入力側端子にそれぞれ電圧を供給する複数の第1のバイ
アス回路が半導体装置の一方の端部側に配置され、複数
のトランジスタの出力側端子にそれぞれ電圧を供給する
複数の第2のバイアス回路が半導体装置の他方の端部側
に配置されたものである。
【0062】この場合、複数の第1のバイアス回路から
複数のトランジスタの入力側端子への電圧の供給経路お
よび複数の第2のバイアス回路から複数のトランジスタ
の出力側端子への電圧の供給経路が単純になる。
複数のトランジスタの入力側端子への電圧の供給経路お
よび複数の第2のバイアス回路から複数のトランジスタ
の出力側端子への電圧の供給経路が単純になる。
【0063】(6)第6の発明 第6の発明に係る半導体集積回路は、第4または第5の
発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第1
のバイアス回路が半導体装置の初段のトランジスタに近
い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半導
体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置され、
初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力整合
回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部側で
初段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置され、
終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力整合
回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部側で
終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置され、
隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間回路
が半導体装置の複数のトランジスタの入力側端子に近い
側に配置されたものである。
発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第1
のバイアス回路が半導体装置の初段のトランジスタに近
い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半導
体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置され、
初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力整合
回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部側で
初段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置され、
終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力整合
回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部側で
終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置され、
隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間回路
が半導体装置の複数のトランジスタの入力側端子に近い
側に配置されたものである。
【0064】この場合、複数のトランジスタの入力側端
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
【0065】(7)第7の発明 第7の発明に係る半導体集積回路は、第4または第5の
発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第1
のバイアス回路が半導体装置の終段のトランジスタに近
い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半導
体装置の初段のトランジスタに近い端部側に配置され、
初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力整合
回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部側で
初段のトランジスタの入力側端子に近い側に配置され、
終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力整合
回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部側で
終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置され、
隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間回路
が半導体装置の複数のトランジスタの出力側端子に近い
側に配置されたものである。
発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第1
のバイアス回路が半導体装置の終段のトランジスタに近
い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半導
体装置の初段のトランジスタに近い端部側に配置され、
初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力整合
回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部側で
初段のトランジスタの入力側端子に近い側に配置され、
終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力整合
回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部側で
終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置され、
隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間回路
が半導体装置の複数のトランジスタの出力側端子に近い
側に配置されたものである。
【0066】この場合、複数のトランジスタの入力側端
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
【0067】特に、入力整合回路と出力整合回路とが点
対称に配置されるので、アイソレーションがさらに高く
なる。
対称に配置されるので、アイソレーションがさらに高く
なる。
【0068】(8)第8の発明 第8の発明に係る半導体集積回路は、基板上に複数のト
ランジスタが形成されてなる半導体装置を備え、隣接す
る各2つのトランジスタのうち一方のトランジスタの入
力側端子と他方のトランジスタの出力側端子とが基板上
の一方の側部側に配置され、かつ隣接する各2つのトラ
ンジスタのうち一方のトランジスタの出力側端子と他方
のトランジスタの入力側端子とが基板上の他方の側部側
に配置され、複数のトランジスタの入力側端子へ基板の
同じ側から電圧が供給されるとともに、複数のトランジ
スタの出力側端子へ基板の他の同じ側から電圧が供給さ
れ、かつ複数のトランジスタに接続される配線の交差の
数が最小となるように、各トランジスタに接続される回
路が配置されたものである。
ランジスタが形成されてなる半導体装置を備え、隣接す
る各2つのトランジスタのうち一方のトランジスタの入
力側端子と他方のトランジスタの出力側端子とが基板上
の一方の側部側に配置され、かつ隣接する各2つのトラ
ンジスタのうち一方のトランジスタの出力側端子と他方
のトランジスタの入力側端子とが基板上の他方の側部側
に配置され、複数のトランジスタの入力側端子へ基板の
同じ側から電圧が供給されるとともに、複数のトランジ
スタの出力側端子へ基板の他の同じ側から電圧が供給さ
れ、かつ複数のトランジスタに接続される配線の交差の
数が最小となるように、各トランジスタに接続される回
路が配置されたものである。
【0069】本発明に係る半導体装置においては、複数
のトランジスタの入力側端子へ基板の同じ側から電圧が
供給され、かつ複数のトランジスタの出力側端子へ基板
の他の同じ側から電圧が供給されるので、電圧の供給経
路が単純になる。
のトランジスタの入力側端子へ基板の同じ側から電圧が
供給され、かつ複数のトランジスタの出力側端子へ基板
の他の同じ側から電圧が供給されるので、電圧の供給経
路が単純になる。
【0070】また、複数のトランジスタに接続される配
線の交差の数が最小となるように各トランジスタに接続
される回路が配置されるので、半導体集積回路を多層基
板により構成した場合にプリント配線基板の枚数が少な
くなる。
線の交差の数が最小となるように各トランジスタに接続
される回路が配置されるので、半導体集積回路を多層基
板により構成した場合にプリント配線基板の枚数が少な
くなる。
【0071】(9)第9の発明 第9の発明に係る半導体集積回路は、第8の発明に係る
半導体集積回路の構成において、複数のトランジスタの
入力側端子にそれぞれ電圧を供給する複数の第1のバイ
アス回路が半導体装置の一方の端部側に配置され、複数
のトランジスタの出力側端子にそれぞれ電圧を供給する
複数の第2のバイアス回路が半導体装置の他方の端部側
に配置されたものである。
半導体集積回路の構成において、複数のトランジスタの
入力側端子にそれぞれ電圧を供給する複数の第1のバイ
アス回路が半導体装置の一方の端部側に配置され、複数
のトランジスタの出力側端子にそれぞれ電圧を供給する
複数の第2のバイアス回路が半導体装置の他方の端部側
に配置されたものである。
【0072】この場合、複数の第1のバイアス回路から
複数のトランジスタの入力側端子への電圧の供給経路お
よび複数の第2のバイアス回路から複数のトランジスタ
の出力側端子への電圧の供給経路が単純になる。
複数のトランジスタの入力側端子への電圧の供給経路お
よび複数の第2のバイアス回路から複数のトランジスタ
の出力側端子への電圧の供給経路が単純になる。
【0073】(10)第10の発明 第10の発明に係る半導体集積回路は、第8または第9
の発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第
1のバイアス回路が半導体装置の初段のトランジスタに
近い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半
導体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力
整合回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部
側で初段のトランジスタの入力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部
側で終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間
回路が半導体装置の隣接する各2つのトランジスタのそ
れぞれ出力側端子および入力側端子に近い側に配置され
たものである。
の発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第
1のバイアス回路が半導体装置の初段のトランジスタに
近い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半
導体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力
整合回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部
側で初段のトランジスタの入力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部
側で終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間
回路が半導体装置の隣接する各2つのトランジスタのそ
れぞれ出力側端子および入力側端子に近い側に配置され
たものである。
【0074】この場合、複数のトランジスタの入力側端
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
【0075】(11)第11の発明 第11の発明に係る半導体集積回路は、第8または第9
の発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第
1のバイアス回路が半導体装置の初段のトランジスタに
近い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半
導体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力
整合回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部
側で初段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部
側で終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間
回路が半導体装置の隣接する各2つのトランジスタのそ
れぞれ出力側端子および入力側端子に近い側に配置され
たものである。
の発明に係る半導体集積回路の構成において、複数の第
1のバイアス回路が半導体装置の初段のトランジスタに
近い端部側に配置され、複数の第2のバイアス回路が半
導体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、初段のトランジスタの入力側端子に接続される入力
整合回路が半導体装置の初段のトランジスタに近い端部
側で初段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が半導体装置の終段のトランジスタに近い端部
側で終段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、隣接する各2つのトランジスタ間に接続される段間
回路が半導体装置の隣接する各2つのトランジスタのそ
れぞれ出力側端子および入力側端子に近い側に配置され
たものである。
【0076】この場合、複数のトランジスタの入力側端
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
子への電圧の供給経路および複数のトランジスタの出力
側端子への電圧の供給経路が単純になるとともに、回路
の配線の最小交差回数が1となる。
【0077】特に、入力整合回路と出力整合回路とが点
対称に配置されるので、アイソレーションが良好とな
る。
対称に配置されるので、アイソレーションが良好とな
る。
【0078】(12)第12の発明 第12の発明に係る半導体装置は、基板上に複数のトラ
ンジスタが形成された半導体装置において、基板上の隣
接する各2つのトランジスタ間に所定の電位に保持され
る導電性パターンが形成されたものである。
ンジスタが形成された半導体装置において、基板上の隣
接する各2つのトランジスタ間に所定の電位に保持され
る導電性パターンが形成されたものである。
【0079】本発明に係る半導体装置においては、隣接
するトランジスタ間が所定の電位に保持された導電性パ
ターンにより分離されるので、複数のトランジスタ間の
アイソレーションが高くなる。
するトランジスタ間が所定の電位に保持された導電性パ
ターンにより分離されるので、複数のトランジスタ間の
アイソレーションが高くなる。
【0080】(13)第13の発明 第13の発明に係る半導体集積回路は、障壁高さが0.
6Vよりも高いショットキ接触を有するトランジスタ
と、トランジスタのゲート電極に0または正のバイアス
を印加するバイアス印加回路とを備えたものである。
6Vよりも高いショットキ接触を有するトランジスタ
と、トランジスタのゲート電極に0または正のバイアス
を印加するバイアス印加回路とを備えたものである。
【0081】本発明に係る半導体集積回路においては、
トランジスタのショットキ接触が高いので、ゲート電極
に高い正の電圧を印加することができる。それにより、
最大ドレイン電流が大きくなり、最大電力が大きくな
る。したがって、ゲート幅を大きくすることなく高出力
化を図ることが可能となり、素子の製造上の歩留りが向
上する。
トランジスタのショットキ接触が高いので、ゲート電極
に高い正の電圧を印加することができる。それにより、
最大ドレイン電流が大きくなり、最大電力が大きくな
る。したがって、ゲート幅を大きくすることなく高出力
化を図ることが可能となり、素子の製造上の歩留りが向
上する。
【0082】また、トランジスタが0または正のゲート
バイアスで動作するので、負の電源回路が不要となる。
したがって、半導体集積回路が小型化するとともに、部
品点数が削減される。
バイアスで動作するので、負の電源回路が不要となる。
したがって、半導体集積回路が小型化するとともに、部
品点数が削減される。
【0083】(14)第14の発明 第14の発明に係る半導体集積回路は、第13の発明に
係る半導体集積回路の構成において、トランジスタのピ
ンチオフ電圧が−1V以上であることを特徴とする。
係る半導体集積回路の構成において、トランジスタのピ
ンチオフ電圧が−1V以上であることを特徴とする。
【0084】この場合、トランジスタのピンチオフ電圧
が浅いので、ドレイン飽和電流が低くなり、小信号動作
時の消費電力が低くなる。
が浅いので、ドレイン飽和電流が低くなり、小信号動作
時の消費電力が低くなる。
【0085】(15)第15の発明 第15の発明に係る半導体集積回路は、第14の発明に
係る半導体集積回路の構成において、バイアス回路は、
トランジスタのゲート電極と接地電位との間に接続され
た第1の抵抗と、バイアスを受けるノードとトランジス
タのゲート電極との間に接続された第2の抵抗とを含む
ものである。
係る半導体集積回路の構成において、バイアス回路は、
トランジスタのゲート電極と接地電位との間に接続され
た第1の抵抗と、バイアスを受けるノードとトランジス
タのゲート電極との間に接続された第2の抵抗とを含む
ものである。
【0086】この場合、第1および第2の抵抗の値を調
整することにより、トランジスタのゲート電極に0また
は正のバイアスを印加することができる。また、トラン
ジスタに入力される信号の一部が第1の抵抗を介して接
地電位に流れるので、回路損失が生じ、トランジスタの
発振が防止される。したがって、少ない数の部品でバイ
アス回路および安定化回路が構成される。
整することにより、トランジスタのゲート電極に0また
は正のバイアスを印加することができる。また、トラン
ジスタに入力される信号の一部が第1の抵抗を介して接
地電位に流れるので、回路損失が生じ、トランジスタの
発振が防止される。したがって、少ない数の部品でバイ
アス回路および安定化回路が構成される。
【0087】(16)第16の発明 第16の発明に係る半導体集積回路は、第14の発明に
係る半導体集積回路の構成において、バイアス回路は、
トランジスタのゲート電極と接地電位との間に接続され
た抵抗を含むものである。
係る半導体集積回路の構成において、バイアス回路は、
トランジスタのゲート電極と接地電位との間に接続され
た抵抗を含むものである。
【0088】この場合、抵抗によりトランジスタのゲー
ト電極に0のバイアスが印加される。また、トランジス
タに入力される信号の一部が抵抗を介して接地電位に流
れるので、回路損失が生じ、トランジスタの発振が防止
される。したがって、さらに少ない数の部品でバイアス
回路および安定化回路が構成される。
ト電極に0のバイアスが印加される。また、トランジス
タに入力される信号の一部が抵抗を介して接地電位に流
れるので、回路損失が生じ、トランジスタの発振が防止
される。したがって、さらに少ない数の部品でバイアス
回路および安定化回路が構成される。
【0089】(17)第17の発明 第17の発明に係る半導体集積回路は、第13〜第17
のいずれかの発明に係る半導体集積回路の構成におい
て、トランジスタのドレイン電極とゲート電極との間に
直列に接続された抵抗およびコンデンサからなる帰還回
路をさらに備えたものである。
のいずれかの発明に係る半導体集積回路の構成におい
て、トランジスタのドレイン電極とゲート電極との間に
直列に接続された抵抗およびコンデンサからなる帰還回
路をさらに備えたものである。
【0090】この場合、基本波の周波数以外の特定の周
波数に対してトランジスタのドレイン電極から出力され
る信号がゲート電極に帰還されるので、トランジスタの
利得が低下する。それにより、トランジスタの発振の防
止の効果が高まる。
波数に対してトランジスタのドレイン電極から出力され
る信号がゲート電極に帰還されるので、トランジスタの
利得が低下する。それにより、トランジスタの発振の防
止の効果が高まる。
【0091】(18)第18の発明 第18の発明に係る高周波処理回路は、所定のノードに
与えられる高周波信号を処理する高周波処理回路であっ
て、一端が上記ノードに接続されかつ他端が交流的に基
準電位に接続された線路と、線路の両端間の箇所と基準
電位との間に接続された容量とを備えたものである。
与えられる高周波信号を処理する高周波処理回路であっ
て、一端が上記ノードに接続されかつ他端が交流的に基
準電位に接続された線路と、線路の両端間の箇所と基準
電位との間に接続された容量とを備えたものである。
【0092】本発明に係る高周波処理回路においては、
線路の長さ、線路への容量の接続位置および容量の値を
調整することにより、上記ノードを所望の基本波の周波
数で開放状態にするとともに任意の周波数で短絡状態に
することができる。この場合、1つの回路でλ/4線路
およびトラップ回路が構成される。したがって、少ない
部品点数で基本波を通過させかつ任意のスプリアスを抑
圧することが可能になるとともに、抑圧する周波数の調
整が容易になる。
線路の長さ、線路への容量の接続位置および容量の値を
調整することにより、上記ノードを所望の基本波の周波
数で開放状態にするとともに任意の周波数で短絡状態に
することができる。この場合、1つの回路でλ/4線路
およびトラップ回路が構成される。したがって、少ない
部品点数で基本波を通過させかつ任意のスプリアスを抑
圧することが可能になるとともに、抑圧する周波数の調
整が容易になる。
【0093】(19)第19の発明 第19の発明に係る高周波処理回路は、第18の発明に
係る高周波処理回路の構成において、線路が、高周波信
号の基本波の波長の4分の1以下の長さを有するもので
ある。
係る高周波処理回路の構成において、線路が、高周波信
号の基本波の波長の4分の1以下の長さを有するもので
ある。
【0094】この場合、線路への容量の接続位置および
容量の値を調整することにより、上記ノードを基本波の
周波数よりも高い任意の周波数で短絡状態にすることが
できる。したがって、基本波を通過させかつ任意の高調
波を抑圧することが可能となる。
容量の値を調整することにより、上記ノードを基本波の
周波数よりも高い任意の周波数で短絡状態にすることが
できる。したがって、基本波を通過させかつ任意の高調
波を抑圧することが可能となる。
【0095】(20)第20の発明 第20の発明に係る高周波処理回路は、第18または第
19の発明に係る高周波処理回路の構成において、容量
が、線路の一端と他端との中点または中点と他端との間
に接続されたものである。
19の発明に係る高周波処理回路の構成において、容量
が、線路の一端と他端との中点または中点と他端との間
に接続されたものである。
【0096】この場合、基本波の周波数での特性に影響
を与えることなく、任意の周波数での利得を低下させる
ことができる。したがって、基本波を十分に通過させか
つ任意のスプリアスを抑圧することが可能となる。
を与えることなく、任意の周波数での利得を低下させる
ことができる。したがって、基本波を十分に通過させか
つ任意のスプリアスを抑圧することが可能となる。
【0097】(21)第21の発明 第21の発明に係る高周波処理回路は、第18の発明に
係る高周波処理回路の構成において、λを基本波の波長
とした場合に、容量は、線路の中央から基準電位の方向
に0以上λ/10以下の長さの位置に一端が接続され、
かつインピーダンスが11Ω以上であることを特徴とす
る。
係る高周波処理回路の構成において、λを基本波の波長
とした場合に、容量は、線路の中央から基準電位の方向
に0以上λ/10以下の長さの位置に一端が接続され、
かつインピーダンスが11Ω以上であることを特徴とす
る。
【0098】それにより、トラップ周波数が基本波の周
波数よりも高い場合に、基本波の周波数での損失が小さ
く抑えられるとともに、トラップ周波数を設定するため
の容量の値の調整が容易になる。
波数よりも高い場合に、基本波の周波数での損失が小さ
く抑えられるとともに、トラップ周波数を設定するため
の容量の値の調整が容易になる。
【0099】(22)第22の発明 第22の発明に係る高周波処理回路は、第18の発明に
係る高周波処理回路の構成において、λを基本波の波長
とした場合に、容量は、線路の中央から基準電位の方向
に3λ/40以上19λ/160以下の長さの位置に一
端が接続され、かつインピーダンスが5Ω以下であるこ
とを特徴とする。
係る高周波処理回路の構成において、λを基本波の波長
とした場合に、容量は、線路の中央から基準電位の方向
に3λ/40以上19λ/160以下の長さの位置に一
端が接続され、かつインピーダンスが5Ω以下であるこ
とを特徴とする。
【0100】それにより、トラップ周波数が基本波の周
波数よりも低い場合に、基本波の周波数での損失が小さ
く抑えられるとともに、トラップ周波数を設定するため
の容量の値の調整が容易になる。
波数よりも低い場合に、基本波の周波数での損失が小さ
く抑えられるとともに、トラップ周波数を設定するため
の容量の値の調整が容易になる。
【0101】(23)第23の発明 第23の発明に係る半導体集積回路は、トランジスタの
ドレイン電極が所定のノードに接続されるとともに、上
記ノードに第18、第19、第20、第21または第2
2の発明に係る高周波処理回路が接続されたものであ
る。
ドレイン電極が所定のノードに接続されるとともに、上
記ノードに第18、第19、第20、第21または第2
2の発明に係る高周波処理回路が接続されたものであ
る。
【0102】本発明に係る半導体集積回路においては、
トランジスタのドレイン電極に第18、第19、第2
0、第21または第22の発明に係る高周波処理回路が
接続されているので、少ない部品点数で基本波を通過さ
せかつスプリアスを抑圧することが可能になるととも
に、抑圧する周波数の調整が容易になる。また、高周波
処理回路を介してトランジスタのドレイン電極にバイア
スを印加することも可能となる。
トランジスタのドレイン電極に第18、第19、第2
0、第21または第22の発明に係る高周波処理回路が
接続されているので、少ない部品点数で基本波を通過さ
せかつスプリアスを抑圧することが可能になるととも
に、抑圧する周波数の調整が容易になる。また、高周波
処理回路を介してトランジスタのドレイン電極にバイア
スを印加することも可能となる。
【0103】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
半導体装置の概略平面図である。
半導体装置の概略平面図である。
【0104】図1の半導体装置10においては、GaA
s等からなる共通の半導体基板100上に小さなサイズ
の初段のFET1および大きなサイズの終段のFET2
が形成されている。FET1は、ゲート端子G1、ドレ
イン端子D1およびソース端子S1を有する。また、F
ET2は、ゲート端子G2、ドレイン端子D2およびソ
ース端子S2を有する。
s等からなる共通の半導体基板100上に小さなサイズ
の初段のFET1および大きなサイズの終段のFET2
が形成されている。FET1は、ゲート端子G1、ドレ
イン端子D1およびソース端子S1を有する。また、F
ET2は、ゲート端子G2、ドレイン端子D2およびソ
ース端子S2を有する。
【0105】初段のFET1のゲート端子G1と終段の
FET2のゲート端子G2とが半導体基板100上の一
方の側部側に配置され、初段のFET1のドレイン端子
D1と終段のFET2のドレイン端子D2とが半導体基
板100上の他方の側部側に配置されている。また、半
導体基板100上のFET1とFET2との間には、金
属等からなる導電性パターン3が形成されている。
FET2のゲート端子G2とが半導体基板100上の一
方の側部側に配置され、初段のFET1のドレイン端子
D1と終段のFET2のドレイン端子D2とが半導体基
板100上の他方の側部側に配置されている。また、半
導体基板100上のFET1とFET2との間には、金
属等からなる導電性パターン3が形成されている。
【0106】図2は図1の半導体装置10のソースワイ
ヤボンディング方法を示す概略平面図である。
ヤボンディング方法を示す概略平面図である。
【0107】まず、半導体装置10を、プリント配線基
板30の表面に形成されたダイパターン31上にAuS
n等の導電性材料を用いてダイボンディングする。ダイ
パターン31は接地導体となる。
板30の表面に形成されたダイパターン31上にAuS
n等の導電性材料を用いてダイボンディングする。ダイ
パターン31は接地導体となる。
【0108】その後、FET1のゲート端子G1および
FET2のゲート端子G2をそれぞれボンディングワイ
ヤWG1,WG2によりプリント配線基板30上の所定
箇所にワイヤボンディングし、FET1のドレイン端子
D1およびFET2のドレイン端子D2をそれぞれボン
ディングワイヤWD1,WD2によりプリント配線基板
30の所定箇所にワイヤボンディングする。
FET2のゲート端子G2をそれぞれボンディングワイ
ヤWG1,WG2によりプリント配線基板30上の所定
箇所にワイヤボンディングし、FET1のドレイン端子
D1およびFET2のドレイン端子D2をそれぞれボン
ディングワイヤWD1,WD2によりプリント配線基板
30の所定箇所にワイヤボンディングする。
【0109】また、FET1のソース端子S1およびF
ET2のソース端子S2をそれぞれボンディングワイヤ
WS1,WS2によりダイパターン31上にワイヤボン
ディングし、FET1とFET2との間の導電性パター
ン3をボンディングワイヤWA,WBによりダイパター
ン31上にワイヤボンディングする。
ET2のソース端子S2をそれぞれボンディングワイヤ
WS1,WS2によりダイパターン31上にワイヤボン
ディングし、FET1とFET2との間の導電性パター
ン3をボンディングワイヤWA,WBによりダイパター
ン31上にワイヤボンディングする。
【0110】導電性パターン3は、ダイパターン31と
同様に接地電位に保持される。その結果、初段のFET
1と終段のFET2とのアイソレーションが良好とな
る。
同様に接地電位に保持される。その結果、初段のFET
1と終段のFET2とのアイソレーションが良好とな
る。
【0111】図3は2段増幅器のパターン配置の第1の
実施例を示す図である。図3の例では、図1の半導体装
置10を用いている。なお、図3の2段増幅器の回路構
成は、図30に示した回路構成と同様である。
実施例を示す図である。図3の例では、図1の半導体装
置10を用いている。なお、図3の2段増幅器の回路構
成は、図30に示した回路構成と同様である。
【0112】図3において、半導体装置10のFET1
とFET2との境界部を中心として、FET1の側に、
入力整合回路M1、入力ノードNI、初段のゲートバイ
アス回路B1、ゲートバイアスノードg1、終段のゲー
トバイアス回路B2およびゲートバイアスノードg2が
配置され、FET2の側に、出力整合回路M3、出力ノ
ードNO、終段のドレインバイアス回路B4、ドレイン
バイアスノードd2、初段のドレインバイアス回路B3
およびドレインバイアスノードd1が配置されている。
入力ノードNIと出力ノードNOとは、互いに線対称に
配置されている。
とFET2との境界部を中心として、FET1の側に、
入力整合回路M1、入力ノードNI、初段のゲートバイ
アス回路B1、ゲートバイアスノードg1、終段のゲー
トバイアス回路B2およびゲートバイアスノードg2が
配置され、FET2の側に、出力整合回路M3、出力ノ
ードNO、終段のドレインバイアス回路B4、ドレイン
バイアスノードd2、初段のドレインバイアス回路B3
およびドレインバイアスノードd1が配置されている。
入力ノードNIと出力ノードNOとは、互いに線対称に
配置されている。
【0113】図3のパターン配置では、FET1の側に
ゲートバイアスノードg1,g2が配置され、FET2
の側にドレインバイアスノードd1,d2が配置されて
いるので、FET1,2のゲート端子G1,G2に同じ
側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給することが
でき、かつFET1,2のドレイン端子d1,d2に同
じ側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給するこ
とができる。
ゲートバイアスノードg1,g2が配置され、FET2
の側にドレインバイアスノードd1,d2が配置されて
いるので、FET1,2のゲート端子G1,G2に同じ
側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給することが
でき、かつFET1,2のドレイン端子d1,d2に同
じ側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給するこ
とができる。
【0114】また、FET1のドレイン端子D1の配線
とFET2のドレイン端子D2の配線とが交差するのみ
である。したがって、2段増幅器を多層基板により構成
した場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
とFET2のドレイン端子D2の配線とが交差するのみ
である。したがって、2段増幅器を多層基板により構成
した場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
【0115】さらに、図1に示したように、初段のFE
T1と終段のFET2との境界部に接地電位に保持され
た導電性パターン3が設けられているので、初段のFE
T1と終段のFET2とのアイソレーションが良好とな
る。
T1と終段のFET2との境界部に接地電位に保持され
た導電性パターン3が設けられているので、初段のFE
T1と終段のFET2とのアイソレーションが良好とな
る。
【0116】図4は2段増幅器のパターン配置の第2の
実施例を示す図である。図4の例でも、図1の半導体装
置10を用いている。また、図4の2段増幅器の回路構
成も、図30に示した回路構成と同様である。
実施例を示す図である。図4の例でも、図1の半導体装
置10を用いている。また、図4の2段増幅器の回路構
成も、図30に示した回路構成と同様である。
【0117】図4において、半導体装置10のFET1
とFET2との境界部を中心として、FET1の側に、
終段のドレインバイアス回路B4、ドレインバイアスノ
ードd2、初段のドレインバイアス回路B3、ドレイン
バイアスノードd1、入力整合回路M1および入力ノー
ドNIが配置され、FET2の側に、出力整合回路M
3、出力ノードNO、段間回路M2、終段のゲートバイ
アス回路B2、ゲートバイアスノードg2、初段のゲー
トバイアス回路B1およびゲートバイアスノードg1が
配置されている。入力ノードNIと出力ノードNOと
は、互いに点対称に配置されている。
とFET2との境界部を中心として、FET1の側に、
終段のドレインバイアス回路B4、ドレインバイアスノ
ードd2、初段のドレインバイアス回路B3、ドレイン
バイアスノードd1、入力整合回路M1および入力ノー
ドNIが配置され、FET2の側に、出力整合回路M
3、出力ノードNO、段間回路M2、終段のゲートバイ
アス回路B2、ゲートバイアスノードg2、初段のゲー
トバイアス回路B1およびゲートバイアスノードg1が
配置されている。入力ノードNIと出力ノードNOと
は、互いに点対称に配置されている。
【0118】図4のパターン配置では、FET1の側に
ドレインバイアスノードd1,g2が配置され、FET
2の側にゲートバイアスノードg1,g2が配置されて
いるので、FET1,2のドレイン端子d1,d2に同
じ側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給するこ
とができ、FET1,2のゲート端子G1,G2に同じ
側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給することが
できる。
ドレインバイアスノードd1,g2が配置され、FET
2の側にゲートバイアスノードg1,g2が配置されて
いるので、FET1,2のドレイン端子d1,d2に同
じ側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給するこ
とができ、FET1,2のゲート端子G1,G2に同じ
側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給することが
できる。
【0119】また、FET1のドレイン端子D1の配線
とFET2のドレイン端子D2の配線とが交差するのみ
である。したがって、2段増幅器を多層基板により構成
した場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
とFET2のドレイン端子D2の配線とが交差するのみ
である。したがって、2段増幅器を多層基板により構成
した場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
【0120】さらに、図1に示したように、初段のFE
T1と終段のFET2との境界部に接地電位に保持され
た導電性パターン3が設けられているので、初段のFE
T1と終段のFET2とのアイソレーションが良好とな
る。
T1と終段のFET2との境界部に接地電位に保持され
た導電性パターン3が設けられているので、初段のFE
T1と終段のFET2とのアイソレーションが良好とな
る。
【0121】図5は図4のパターン配置に従う2段増幅
器の具体例を示す回路図である。図5において、入力整
合回路M1は、コンデンサC1,C2,C3および線路
L1,L2,L3からなる。ゲートバイアス回路B1,
B2は、抵抗R1,R3,R4およびコンデンサC16
からなる。ゲートバイアスノードg0には共通のゲート
バイアスVgが印加される。
器の具体例を示す回路図である。図5において、入力整
合回路M1は、コンデンサC1,C2,C3および線路
L1,L2,L3からなる。ゲートバイアス回路B1,
B2は、抵抗R1,R3,R4およびコンデンサC16
からなる。ゲートバイアスノードg0には共通のゲート
バイアスVgが印加される。
【0122】FET1のゲートとドレインとの間にはコ
ンデンサC4および抵抗R2が直列に接続されている。
ドレインバイアス回路B3は、線路L4,L5,L6,
L7およびコンデンサC5A,C5B,C6,C7から
なる。ドレインバイアスノードd1にはドレインバイア
スVd1が印加される。
ンデンサC4および抵抗R2が直列に接続されている。
ドレインバイアス回路B3は、線路L4,L5,L6,
L7およびコンデンサC5A,C5B,C6,C7から
なる。ドレインバイアスノードd1にはドレインバイア
スVd1が印加される。
【0123】段間回路M2は、コンデンサC8,C9お
よび線路L8,L9からなる。ドレインバイアス回路B
4は、線路L10,L11およびコンデンサC10,C
11,C12からなる。ドレインバイアスノードd2に
はドレインバイアスVd2が印加される。出力整合回路
M3は、線路L12,L13およびコンデンサC13,
C14,C15からなる。
よび線路L8,L9からなる。ドレインバイアス回路B
4は、線路L10,L11およびコンデンサC10,C
11,C12からなる。ドレインバイアスノードd2に
はドレインバイアスVd2が印加される。出力整合回路
M3は、線路L12,L13およびコンデンサC13,
C14,C15からなる。
【0124】図6は図5の2段増幅器を多層基板により
構成した場合の模式的断面図、図7は図6の多層基板の
平面図である。また、図8は図6の多層基板の1層目の
レイアウトパターン図、図9は図6の多層基板の2層目
のレイアウトパターン図である。図10は図6の多層基
板の3層目のレイアウトパターン図、図11は図6の多
層基板の4層目のレイアウトパターン図である。
構成した場合の模式的断面図、図7は図6の多層基板の
平面図である。また、図8は図6の多層基板の1層目の
レイアウトパターン図、図9は図6の多層基板の2層目
のレイアウトパターン図である。図10は図6の多層基
板の3層目のレイアウトパターン図、図11は図6の多
層基板の4層目のレイアウトパターン図である。
【0125】図6に示すように、多層基板50は、3枚
のプリント配線基板51,52,53の積層構造からな
る。プリント配線基板51の中央部には貫通孔54が形
成され、その貫通孔54内にヒートシンク55が配置さ
れている。ヒートシンク55上に図1の半導体装置10
が配置される。
のプリント配線基板51,52,53の積層構造からな
る。プリント配線基板51の中央部には貫通孔54が形
成され、その貫通孔54内にヒートシンク55が配置さ
れている。ヒートシンク55上に図1の半導体装置10
が配置される。
【0126】図7に示すように、プリント配線基板51
の表面に形成された線路上に複数のコンデンサC1〜C
16および複数の抵抗R1〜R5が取り付けられてい
る。
の表面に形成された線路上に複数のコンデンサC1〜C
16および複数の抵抗R1〜R5が取り付けられてい
る。
【0127】図8に示す1層目の線路のパターンは、プ
リント配線基板51の上面に形成されている。また、図
9に示す2層目の線路および接地導体のパターンは、プ
リント配線基板52の上面に形成されている。図10に
示す3層目の線路および接地導体のパターンは、プリン
ト配線基板53の上面に形成されている。図11に示す
4層目の接地導体のパターンは、プリント配線基板53
の下面に形成されている。
リント配線基板51の上面に形成されている。また、図
9に示す2層目の線路および接地導体のパターンは、プ
リント配線基板52の上面に形成されている。図10に
示す3層目の線路および接地導体のパターンは、プリン
ト配線基板53の上面に形成されている。図11に示す
4層目の接地導体のパターンは、プリント配線基板53
の下面に形成されている。
【0128】このように、図4のパターン配置を用いた
場合、3枚のプリント配線基板51,52,53により
2段増幅器を構成することができる。
場合、3枚のプリント配線基板51,52,53により
2段増幅器を構成することができる。
【0129】図12は2段増幅器のパターン配置の第3
の実施例を示す概略図である。図12の例では、図31
に示した半導体装置20を用いている。また、図12の
2段増幅器の回路構成は、図30に示した回路構成と同
様である。
の実施例を示す概略図である。図12の例では、図31
に示した半導体装置20を用いている。また、図12の
2段増幅器の回路構成は、図30に示した回路構成と同
様である。
【0130】図12において、半導体装置20のFET
1とFET2との境界部および段間回路M2を中心とし
て、FET1の側に入力整合回路M1、入力ノードN
I、初段のゲートバイアス回路B1、ゲートバイアスノ
ードg1、終段のゲートバイアス回路B2およびゲート
バイアスノードg2が配置され、FET2の側に、出力
整合回路M3、出力ノードNO、終段のドレインバイア
ス回路B4、ドレインバイアスノードd2、初段のドレ
インバイアス回路B3およびドレインバイアスノードd
1が配置されている。入力ノードNIと出力ノードNO
とは、互いに線対称に配置されている。
1とFET2との境界部および段間回路M2を中心とし
て、FET1の側に入力整合回路M1、入力ノードN
I、初段のゲートバイアス回路B1、ゲートバイアスノ
ードg1、終段のゲートバイアス回路B2およびゲート
バイアスノードg2が配置され、FET2の側に、出力
整合回路M3、出力ノードNO、終段のドレインバイア
ス回路B4、ドレインバイアスノードd2、初段のドレ
インバイアス回路B3およびドレインバイアスノードd
1が配置されている。入力ノードNIと出力ノードNO
とは、互いに線対称に配置されている。
【0131】図12のパターン配置では、FET1の側
にゲートバイアスノードg1,g2が配置され、FET
2の側にドレインバイアスノードd1,d2が配置され
ているので、FET1,2のゲート端子G1,G2に同
じ側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給すること
ができ、FET1,2のドレイン端子D1,D2に同じ
側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給すること
ができる。
にゲートバイアスノードg1,g2が配置され、FET
2の側にドレインバイアスノードd1,d2が配置され
ているので、FET1,2のゲート端子G1,G2に同
じ側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給すること
ができ、FET1,2のドレイン端子D1,D2に同じ
側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給すること
ができる。
【0132】また、FET1のドレイン端子D1の配線
とFET2のゲート端子G2の配線とが交差するのみで
ある。したがって、2段増幅器を多層基板により構成し
た場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
とFET2のゲート端子G2の配線とが交差するのみで
ある。したがって、2段増幅器を多層基板により構成し
た場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
【0133】さらに、半導体装置20においても図1に
示したように初段のFET1と終段のFET2との間に
接地電位に保持された導電性パターン3を設けることに
より、初段のFET1と終段のFET2とのアイソレー
ションをさらに良好にすることができる。
示したように初段のFET1と終段のFET2との間に
接地電位に保持された導電性パターン3を設けることに
より、初段のFET1と終段のFET2とのアイソレー
ションをさらに良好にすることができる。
【0134】図13は2段増幅器のパターン配置の第4
の実施例を示す概略図である。図13の例でも、図31
に示した半導体装置20を用いている。また、図13の
2段増幅器の回路構成も、図30に示した回路構成と同
様である。
の実施例を示す概略図である。図13の例でも、図31
に示した半導体装置20を用いている。また、図13の
2段増幅器の回路構成も、図30に示した回路構成と同
様である。
【0135】図13において、半導体装置20のFET
1とFET2との間の境界部および段間回路M2を中心
として、FET1の側に、終段のゲートバイアス回路B
2、ゲートバイアスノードg2、初段のゲートバイアス
回路B1、ゲートバイアスノードg1、入力整合回路M
1および入力ノードNIが配置され、FET2の側に、
出力整合回路M3、出力ノードNO、終段のドレインバ
イアス回路B4、ドレインバイアスノードd2、初段の
ドレインバイアス回路B3およびドレインバイアスノー
ドd1が配置されている。入力ノードNIと出力ノード
NOとは、互いに線対称に配置されている。
1とFET2との間の境界部および段間回路M2を中心
として、FET1の側に、終段のゲートバイアス回路B
2、ゲートバイアスノードg2、初段のゲートバイアス
回路B1、ゲートバイアスノードg1、入力整合回路M
1および入力ノードNIが配置され、FET2の側に、
出力整合回路M3、出力ノードNO、終段のドレインバ
イアス回路B4、ドレインバイアスノードd2、初段の
ドレインバイアス回路B3およびドレインバイアスノー
ドd1が配置されている。入力ノードNIと出力ノード
NOとは、互いに線対称に配置されている。
【0136】図13のパターン配置では、FET1の側
にゲートバイアスノードg1,g2が配置され、FET
2の側にドレインバイアスノードd1,d2が配置され
ているので、FET1,2のゲート端子G1,G2に同
じ側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給すること
ができ、FET1,2のドレイン端子D1,D2に同じ
側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給すること
ができる。
にゲートバイアスノードg1,g2が配置され、FET
2の側にドレインバイアスノードd1,d2が配置され
ているので、FET1,2のゲート端子G1,G2に同
じ側からゲートバイアスVg1,Vg2を供給すること
ができ、FET1,2のドレイン端子D1,D2に同じ
側からドレインバイアスVd1,Vd2を供給すること
ができる。
【0137】また、FET2のドレイン端子D2の配線
とFET2のゲート端子G2の配線とが交差するのみで
ある。したがって、2段増幅器を多層基板により構成し
た場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
とFET2のゲート端子G2の配線とが交差するのみで
ある。したがって、2段増幅器を多層基板により構成し
た場合、プリント配線基板の枚数が少なくなる。
【0138】さらに、半導体装置20においても図1に
示したように初段のFET1と終段のFET2との間に
接地電位に保持された導電性パターン3を設けることに
より、初段のFET1と終段のFET2とのアイソレー
ションをさらに良好にすることができる。
示したように初段のFET1と終段のFET2との間に
接地電位に保持された導電性パターン3を設けることに
より、初段のFET1と終段のFET2とのアイソレー
ションをさらに良好にすることができる。
【0139】ここで、図3の第1の実施例、図4の第2
の実施例、図12の第3の実施例および図13の第4の
実施例のパターン配置の特徴を図32の第1の従来例お
よび図33の第2の従来例のパターン配置と比較しなが
ら説明する。これらのパターン配置の特徴を表1に示
す。
の実施例、図12の第3の実施例および図13の第4の
実施例のパターン配置の特徴を図32の第1の従来例お
よび図33の第2の従来例のパターン配置と比較しなが
ら説明する。これらのパターン配置の特徴を表1に示
す。
【0140】
【表1】
【0141】表1に示すように、第1の従来例では、初
段のゲートバイアスノードg1と終段のゲートバイアス
ノードg2とが互いに反対側に配置され、かつ初段のド
レインバイアスノードd1と終段のドレインバイアスノ
ードd2とが互いに反対側に配置されている。そのた
め、初段のゲートバイアスVg1と終段のゲートバイア
スVg2とを異なる経路を通して供給する必要があり、
初段のドレインバイアスVd1と終段のドレインバイア
スVd2とを異なる経路を通して供給する必要がある。
段のゲートバイアスノードg1と終段のゲートバイアス
ノードg2とが互いに反対側に配置され、かつ初段のド
レインバイアスノードd1と終段のドレインバイアスノ
ードd2とが互いに反対側に配置されている。そのた
め、初段のゲートバイアスVg1と終段のゲートバイア
スVg2とを異なる経路を通して供給する必要があり、
初段のドレインバイアスVd1と終段のドレインバイア
スVd2とを異なる経路を通して供給する必要がある。
【0142】また、第1の従来例では、入力ノードNI
と出力ノードNOとが線対称に配置され、かつ図31の
半導体装置20を用いているので、アイソレーションが
劣化するおそれがある。
と出力ノードNOとが線対称に配置され、かつ図31の
半導体装置20を用いているので、アイソレーションが
劣化するおそれがある。
【0143】これらの結果、第1の従来例は、回路の配
線の最小交差回数が0となるが、実用的でない。
線の最小交差回数が0となるが、実用的でない。
【0144】一方、第1、第2、第3および第4の実施
例および第2の従来例では、初段のゲートバイアスノー
ドg1と終段のゲートバイアスノードg2とが同じ側に
配置され、かつ初段のドレインバイアスノードd1と終
段のドレインバイアスノードd2とが同じ側に配置され
ている。そのため、初段のゲートバイアスVg1と終段
のゲートバイアスVg2とを同じ側から短い配線で供給
することができ、初段のドレインバイアスVd1と終段
のドレインバイアスVd2とを同じ側から短い配線で供
給することができる。
例および第2の従来例では、初段のゲートバイアスノー
ドg1と終段のゲートバイアスノードg2とが同じ側に
配置され、かつ初段のドレインバイアスノードd1と終
段のドレインバイアスノードd2とが同じ側に配置され
ている。そのため、初段のゲートバイアスVg1と終段
のゲートバイアスVg2とを同じ側から短い配線で供給
することができ、初段のドレインバイアスVd1と終段
のドレインバイアスVd2とを同じ側から短い配線で供
給することができる。
【0145】しかし、第2の従来例では、回路の配線の
最小交差回数が2となるので、2段増幅器を多層基板で
構成した場合に、プリント配線基板の枚数が多くなる。
この場合、プリント配線基板は5枚必要となる。これに
より、小型化が困難となる。また、配線の交差回数が多
いので、多層基板の設計が難しくなる。
最小交差回数が2となるので、2段増幅器を多層基板で
構成した場合に、プリント配線基板の枚数が多くなる。
この場合、プリント配線基板は5枚必要となる。これに
より、小型化が困難となる。また、配線の交差回数が多
いので、多層基板の設計が難しくなる。
【0146】これに対して、第1、第2、第3および第
4の実施例では、回路の配線の最小交差回数が1となる
ので、2段増幅器を多層基板で構成した場合に、プリン
ト配線基板の枚数は、上記のように3枚と少なくなる。
したがって、小型化を図ることができる。また、配線の
交差回数が少ないので、多層基板の設計が容易になる。
4の実施例では、回路の配線の最小交差回数が1となる
ので、2段増幅器を多層基板で構成した場合に、プリン
ト配線基板の枚数は、上記のように3枚と少なくなる。
したがって、小型化を図ることができる。また、配線の
交差回数が少ないので、多層基板の設計が容易になる。
【0147】特に、第1および第2の実施例では、図1
の半導体装置10のFET1,2間に接地電位に保持さ
れた導電性パターン3が設けられているので、FET1
とFET2とのアイソレーションが高くなる。
の半導体装置10のFET1,2間に接地電位に保持さ
れた導電性パターン3が設けられているので、FET1
とFET2とのアイソレーションが高くなる。
【0148】また、第1の実施例では、FET1,2の
ドレイン端子D1,D2どうしが交差するので、図14
に示すように、FET1のドレイン端子D1とFET2
のドレイン端子D2との間にインダクタLAを接続する
ことにより、FET1のドレイン端子D1とFET2の
ドレイン端子D2とを高周波的に分離することが可能と
なる。
ドレイン端子D1,D2どうしが交差するので、図14
に示すように、FET1のドレイン端子D1とFET2
のドレイン端子D2との間にインダクタLAを接続する
ことにより、FET1のドレイン端子D1とFET2の
ドレイン端子D2とを高周波的に分離することが可能と
なる。
【0149】同様に、第2の実施例においても、FET
1,2のドレイン端子D1,D2どうしが交差するの
で、図15に示すように、FET1のドレイン端子D1
とFET2のドレイン端子D2との間にインダクタLA
を接続することにより、FET1のドレイン端子D1と
FET2のドレイン端子D2とを高周波的に分離するこ
とが可能となる。
1,2のドレイン端子D1,D2どうしが交差するの
で、図15に示すように、FET1のドレイン端子D1
とFET2のドレイン端子D2との間にインダクタLA
を接続することにより、FET1のドレイン端子D1と
FET2のドレイン端子D2とを高周波的に分離するこ
とが可能となる。
【0150】これらの場合、配線の交差回数が0となる
ので、多層基板におけるプリント配線基板の枚数をさら
に削減することができる。
ので、多層基板におけるプリント配線基板の枚数をさら
に削減することができる。
【0151】特に、第2の実施例では、入力ノードNI
と出力ノードNOとが点対称に配置されているので、入
力ノードNIと出力ノードNOとの間の距離が長くな
る。したがって、2段増幅器のアイソレーションがより
高くなる。
と出力ノードNOとが点対称に配置されているので、入
力ノードNIと出力ノードNOとの間の距離が長くな
る。したがって、2段増幅器のアイソレーションがより
高くなる。
【0152】なお、上記実施例では、2つのFET1,
2を有する半導体装置およびそれを用いた2段増幅器に
ついて説明したが、本発明は、3つ以上のFETを有す
る半導体装置およびそれを用いた多段増幅器にも同様に
適用することができる。
2を有する半導体装置およびそれを用いた2段増幅器に
ついて説明したが、本発明は、3つ以上のFETを有す
る半導体装置およびそれを用いた多段増幅器にも同様に
適用することができる。
【0153】また、本発明は、複数のバイポーラトラン
ジスタを有する半導体装置およびそれを用いた多段増幅
器にも適用することができる。
ジスタを有する半導体装置およびそれを用いた多段増幅
器にも適用することができる。
【0154】図16は本発明の他の実施例における2段
増幅器の回路図である。この2段増幅器の出力は1.2
Wである。
増幅器の回路図である。この2段増幅器の出力は1.2
Wである。
【0155】図16の2段増幅器は、初段のFET1
a、終段のFET2a、入力整合回路M1,ゲートバイ
アス回路B1,B2、ドレインバイアス回路B3,B
4、帰還回路FB、段間回路M2および出力整合回路M
3を含む。
a、終段のFET2a、入力整合回路M1,ゲートバイ
アス回路B1,B2、ドレインバイアス回路B3,B
4、帰還回路FB、段間回路M2および出力整合回路M
3を含む。
【0156】入力ノードNIには入力信号が与えられ
る。入力整合回路M1は、コンデンサC21,C22,
C23および線路L21,L22,L23,L24から
なる。ゲートバイアス回路B1は抵抗R21,R24か
らなり、ゲートバイアス回路B2は抵抗R23,R25
からなる。ゲートバイアスノードg0には共通のゲート
バイアスVgが印加される。本実施例では、ゲートバイ
アスVgは0または正である。なお、ゲートバイアスV
gが0Vの場合には、抵抗R21,R23は不要である
が、FET1a,2aの直流特性を測定するために設け
られている。
る。入力整合回路M1は、コンデンサC21,C22,
C23および線路L21,L22,L23,L24から
なる。ゲートバイアス回路B1は抵抗R21,R24か
らなり、ゲートバイアス回路B2は抵抗R23,R25
からなる。ゲートバイアスノードg0には共通のゲート
バイアスVgが印加される。本実施例では、ゲートバイ
アスVgは0または正である。なお、ゲートバイアスV
gが0Vの場合には、抵抗R21,R23は不要である
が、FET1a,2aの直流特性を測定するために設け
られている。
【0157】これらのゲートバイアス回路B1,B2
は、後述するように、FET1a,2aの発振を防止す
る安定化回路としても働く。
は、後述するように、FET1a,2aの発振を防止す
る安定化回路としても働く。
【0158】帰還回路FBは、FET1aのゲートとド
レインとの間に直列に接続されたコンデンサC24およ
び抵抗R22からなる。この帰還回路FBも、FET1
aの発振を防止する安定化回路として働く。
レインとの間に直列に接続されたコンデンサC24およ
び抵抗R22からなる。この帰還回路FBも、FET1
aの発振を防止する安定化回路として働く。
【0159】ドレインバイアス回路B3は、線路L25
およびコンデンサC25からなる。ドレインバイアスノ
ードd1にはドレインバイアスVd1が印加される。段
間回路M2は、線路L26,L27およびコンデンサC
26,C27からなる。
およびコンデンサC25からなる。ドレインバイアスノ
ードd1にはドレインバイアスVd1が印加される。段
間回路M2は、線路L26,L27およびコンデンサC
26,C27からなる。
【0160】ドレインバイアス回路B4は、線路L2
8,L29およびコンデンサC28,C32からなる。
ドレインバイアスノードd2にはドレインバイアスVd
2が印加される。線路L28,L29およびコンデンサ
C32は高周波処理回路30を構成する。この高周波処
理回路30は、後述するように、λ/4線路として働く
とともに、所定の周波数成分を減衰させるトラップ回路
としても働く。なお、λは基本波の周波数であり、λ/
4線路は、基本波の周波数λで開放状態となりかつ偶数
次の高調波で短絡状態となる。
8,L29およびコンデンサC28,C32からなる。
ドレインバイアスノードd2にはドレインバイアスVd
2が印加される。線路L28,L29およびコンデンサ
C32は高周波処理回路30を構成する。この高周波処
理回路30は、後述するように、λ/4線路として働く
とともに、所定の周波数成分を減衰させるトラップ回路
としても働く。なお、λは基本波の周波数であり、λ/
4線路は、基本波の周波数λで開放状態となりかつ偶数
次の高調波で短絡状態となる。
【0161】出力整合回路M3は、線路L30,L31
およびコンデンサC29,C30,C31からなる。出
力ノードNOから出力信号が取り出される。
およびコンデンサC29,C30,C31からなる。出
力ノードNOから出力信号が取り出される。
【0162】図17は図16の2段増幅器が構成された
半導体集積回路の模式的断面図である。
半導体集積回路の模式的断面図である。
【0163】図17において、多層基板18は、セラミ
ックス系材料からなる6枚のプリント配線基板11〜1
6の積層構造を有する。各プリント配線基板11〜16
は、窒化アルミニウム(AlN)、アルミナ(Al2 O
3 )、またはガラスエポキシ樹脂とアルミナとの混合物
等により形成され、表面または裏面に配線層を有する。
この多層基板18の第1層(最上層)から第4層までの
プリント配線基板11〜14には開口部17が形成さ
れ、開口部17内に第5層のプリント配線基板15の表
面が露出している。
ックス系材料からなる6枚のプリント配線基板11〜1
6の積層構造を有する。各プリント配線基板11〜16
は、窒化アルミニウム(AlN)、アルミナ(Al2 O
3 )、またはガラスエポキシ樹脂とアルミナとの混合物
等により形成され、表面または裏面に配線層を有する。
この多層基板18の第1層(最上層)から第4層までの
プリント配線基板11〜14には開口部17が形成さ
れ、開口部17内に第5層のプリント配線基板15の表
面が露出している。
【0164】多層基板18の開口部17の第5層のプリ
ント配線基板15上に、金属板22が配置されている。
金属板22は、Cu(銅)、Al(アルミニウム)、C
u(銅)−W(タングステン)合金等からなる。
ント配線基板15上に、金属板22が配置されている。
金属板22は、Cu(銅)、Al(アルミニウム)、C
u(銅)−W(タングステン)合金等からなる。
【0165】多層基板18の開口部17の金属板22上
には、GaAsからなるFETが形成された半導体チッ
プ(以下、FETチップと呼ぶ)23が配置されてい
る。FETチップ23上の電極はボンディングワイヤ2
4により最上層のプリント配線基板11の配線層に接続
されている。
には、GaAsからなるFETが形成された半導体チッ
プ(以下、FETチップと呼ぶ)23が配置されてい
る。FETチップ23上の電極はボンディングワイヤ2
4により最上層のプリント配線基板11の配線層に接続
されている。
【0166】多層基板18の開口部17内の金属板2
2、FETチップ23およびボンディングワイヤ24
は、シリコンを含む樹脂(以下、シリコン系樹脂と呼
ぶ)25でモールドされている。このシリコン系樹脂2
5としては、電気的保護および機械的保護を目的として
使用されるシリコン樹脂を用いる。
2、FETチップ23およびボンディングワイヤ24
は、シリコンを含む樹脂(以下、シリコン系樹脂と呼
ぶ)25でモールドされている。このシリコン系樹脂2
5としては、電気的保護および機械的保護を目的として
使用されるシリコン樹脂を用いる。
【0167】各プリント配線基板11〜16の厚みはた
とえば150μmであり、多層基板1の全体の厚みは9
00μmである。また、金属板22の厚みは450μm
であり、幅および長さはたとえば3.5mmおよび2m
mである。FETチップ23の厚みはたとえば150μ
mであり、幅および長さはたとえば0.7mmおよび
1.2mmである。なお、金属板22の厚みがFETチ
ップ23の厚みと同じまたはそれ以下であってもよい。
とえば150μmであり、多層基板1の全体の厚みは9
00μmである。また、金属板22の厚みは450μm
であり、幅および長さはたとえば3.5mmおよび2m
mである。FETチップ23の厚みはたとえば150μ
mであり、幅および長さはたとえば0.7mmおよび
1.2mmである。なお、金属板22の厚みがFETチ
ップ23の厚みと同じまたはそれ以下であってもよい。
【0168】図16の入力整合回路M1、ゲートバイア
ス回路B1,B2、ドレインバイアス回路B3,B4、
段間回路M2および出力整合回路M3は、図17の多層
基板18に構成される。また、図16のFET1a,2
aは図17のFETチップ23に含まれる。
ス回路B1,B2、ドレインバイアス回路B3,B4、
段間回路M2および出力整合回路M3は、図17の多層
基板18に構成される。また、図16のFET1a,2
aは図17のFETチップ23に含まれる。
【0169】図18は図17の半導体集積回路の第2層
のプリント配線基板12の平面図である。図18の例で
は、図16のコンデンサC23,C27の容量値を0と
している。すなわち、コンデンサC23,C27は設け
られていない。ドレインバイアス回路B4を構成するコ
ンデンサC28の容量値は1000pHであり、コンデ
ンサC32の容量値は1pFである。抵抗R21,R2
2,R23,R24,R25の抵抗値はそれぞれ470
Ω、330Ω、1500Ω、56Ωおよび220Ωであ
る。λ/4線路の長さは約20mmである。
のプリント配線基板12の平面図である。図18の例で
は、図16のコンデンサC23,C27の容量値を0と
している。すなわち、コンデンサC23,C27は設け
られていない。ドレインバイアス回路B4を構成するコ
ンデンサC28の容量値は1000pHであり、コンデ
ンサC32の容量値は1pFである。抵抗R21,R2
2,R23,R24,R25の抵抗値はそれぞれ470
Ω、330Ω、1500Ω、56Ωおよび220Ωであ
る。λ/4線路の長さは約20mmである。
【0170】図16の増幅器に用いられるFET1a,
2aのゲート電極は、GaAs基板に対して大きな障壁
高さφB のショットキ接触が得られる材料により形成さ
れる。ゲート電極をPt(白金)により形成した場合に
は、障壁高さφB は0.8V程度となる。
2aのゲート電極は、GaAs基板に対して大きな障壁
高さφB のショットキ接触が得られる材料により形成さ
れる。ゲート電極をPt(白金)により形成した場合に
は、障壁高さφB は0.8V程度となる。
【0171】本実施例では、大きな障壁高さφB を有す
るFET1a,2aを用い、FET1a,2aのゲート
バイアスVgを0V(接地電位)または正の電圧に設定
する。それにより、負の電源回路を使用する必要がなく
なる。
るFET1a,2aを用い、FET1a,2aのゲート
バイアスVgを0V(接地電位)または正の電圧に設定
する。それにより、負の電源回路を使用する必要がなく
なる。
【0172】以下、増幅器が1.45GHzで動作する
場合(基本波の周波数が1.45Hz)を説明する。ま
た、ゲートバイアスVgを0Vとする。
場合(基本波の周波数が1.45Hz)を説明する。ま
た、ゲートバイアスVgを0Vとする。
【0173】図19は障壁高さφB の大きなFETおよ
び障壁高さφB の小さなFETにおけるドレイン電流I
ds−ソース・ドレイン間電圧Vds特性(静特性)を示す
図である。ここでは、FETのゲート幅が同じであり、
かつドレイン飽和電流Idss(ゲート電圧Vg =0
[V]のときのドレイン電流Ids)が同じである仮定す
る。
び障壁高さφB の小さなFETにおけるドレイン電流I
ds−ソース・ドレイン間電圧Vds特性(静特性)を示す
図である。ここでは、FETのゲート幅が同じであり、
かつドレイン飽和電流Idss(ゲート電圧Vg =0
[V]のときのドレイン電流Ids)が同じである仮定す
る。
【0174】図19には、障壁高さφB の大きなFET
および障壁高さφB の小さなFETの最大ドレイン電流
I1,I2を示す。最大ドレイン電流とは、ゲート電圧
Vgを正にしたときにゲート電極に電流が流れない最大
のドレイン電流Idsである。図19のLDは負荷線であ
る。
および障壁高さφB の小さなFETの最大ドレイン電流
I1,I2を示す。最大ドレイン電流とは、ゲート電圧
Vgを正にしたときにゲート電極に電流が流れない最大
のドレイン電流Idsである。図19のLDは負荷線であ
る。
【0175】図19から、ドレイン飽和電流Idss (ゲ
ート電圧Vg =0[V]のときのドレイン電流Ids)が
同じでも、障壁高さφB が大きいFETでは、障壁高さ
φBが小さいFETに比べて最大ドレイン電流がかなり
大きいことがわかる。したがって、ゲート電圧Vg =0
[V]に動作点を設定して増幅器を構成した場合に、以
下に説明するように、取り出せる電力は障壁高さφB が
大きいほど大きくなる。
ート電圧Vg =0[V]のときのドレイン電流Ids)が
同じでも、障壁高さφB が大きいFETでは、障壁高さ
φBが小さいFETに比べて最大ドレイン電流がかなり
大きいことがわかる。したがって、ゲート電圧Vg =0
[V]に動作点を設定して増幅器を構成した場合に、以
下に説明するように、取り出せる電力は障壁高さφB が
大きいほど大きくなる。
【0176】ここで、FETのゲート幅を2mm、ゲー
ト長を0.5μmとする。ドレイン飽和電流Idss を1
00mAとすると、障壁高さφB が0.6VのFETで
は、最大ドレイン電流I2は300mAとなる。一方、
障壁高さφB が0.8VのFETでは、最大ドレイン電
流I1は400mAとなる。
ト長を0.5μmとする。ドレイン飽和電流Idss を1
00mAとすると、障壁高さφB が0.6VのFETで
は、最大ドレイン電流I2は300mAとなる。一方、
障壁高さφB が0.8VのFETでは、最大ドレイン電
流I1は400mAとなる。
【0177】動作点をドレインバイアス=3.5
[V]、ゲートバイアス=0[V]に設定した場合、増
幅器の大信号動作として取り出せる電力は、負荷線と静
特性の曲線とで囲まれる三角形の面積にほぼ等しい。そ
のため、障壁高さφB が0.6VのFETでは、最大電
力Pmax2は次式のようになる。
[V]、ゲートバイアス=0[V]に設定した場合、増
幅器の大信号動作として取り出せる電力は、負荷線と静
特性の曲線とで囲まれる三角形の面積にほぼ等しい。そ
のため、障壁高さφB が0.6VのFETでは、最大電
力Pmax2は次式のようになる。
【0178】Pmax2=(V3−V2)・I2/2 一方、障壁高さφB が0.8VのFETでは、最大電力
Pmax1は次式のようになる。
Pmax1は次式のようになる。
【0179】Pmax1=(V3−V1)・I1/2 負荷線の抵抗値を10Ωとすると、V3=4.5
[V]、V2=1.5[V]、V1=0.5[V]とな
る。したがって、Pmax2=0.45[W]、Pmax1=
0.8[W]となり、障壁高さφB が0.8VのFET
では、障壁高さφB が0.6VのFETに比べて約2倍
の最大電力が得られる。
[V]、V2=1.5[V]、V1=0.5[V]とな
る。したがって、Pmax2=0.45[W]、Pmax1=
0.8[W]となり、障壁高さφB が0.8VのFET
では、障壁高さφB が0.6VのFETに比べて約2倍
の最大電力が得られる。
【0180】すなわち、最大電力を1.2Wにする場
合、従来の増幅器では5.3mmのゲート幅を有するF
ETが必要となるのに対し、本実施例の増幅器では3m
mのゲート幅を有するFETを用いればよい。
合、従来の増幅器では5.3mmのゲート幅を有するF
ETが必要となるのに対し、本実施例の増幅器では3m
mのゲート幅を有するFETを用いればよい。
【0181】実際に増幅器を設計する場合には、周波数
により整合条件が異なるため、必ずしも負荷線は10Ω
にならない。たとえば、1.45GHzで動作する増幅
器の場合、負荷インピーダンスが3Ω程度のため、本実
施例の増幅器において1.2Wの電力を得るために必要
なゲート幅は8mm程度となる。この場合でも、従来の
増幅器では、実施例の増幅器の2倍近いゲート幅を有す
るFETが必要である。
により整合条件が異なるため、必ずしも負荷線は10Ω
にならない。たとえば、1.45GHzで動作する増幅
器の場合、負荷インピーダンスが3Ω程度のため、本実
施例の増幅器において1.2Wの電力を得るために必要
なゲート幅は8mm程度となる。この場合でも、従来の
増幅器では、実施例の増幅器の2倍近いゲート幅を有す
るFETが必要である。
【0182】このように、本実施例の増幅器では、障壁
高さφB の大きなFET1a,2aを用いているので、
FET1a,2aのゲート幅が小さくても大きな出力電
力を得ることができる。
高さφB の大きなFET1a,2aを用いているので、
FET1a,2aのゲート幅が小さくても大きな出力電
力を得ることができる。
【0183】図20は実施例の増幅器に用いられるFE
Tおよび従来の増幅器に用いられるFETにおけるドレ
イン電流Ids−ゲート電圧Vg 特性を示す図である。
Tおよび従来の増幅器に用いられるFETにおけるドレ
イン電流Ids−ゲート電圧Vg 特性を示す図である。
【0184】従来の増幅器に用いられるFETでは、高
出力化を図るためにピンチオフ電圧Vp2が−2Vより
も深く設定されている。これに対して、本実施例の増幅
器に用いられるFETでは、FETのゲートに0または
正のバイアスが印加されるので、ドレイン飽和電流I
dss (ゲート電圧Vg が0Vのときのドレイン電流
Ids)が大きくなり過ぎないようにピンチオフ電圧Vp
1が−1V以上に設定される。これにより、小信号動作
時の消費電流を低減することができる。
出力化を図るためにピンチオフ電圧Vp2が−2Vより
も深く設定されている。これに対して、本実施例の増幅
器に用いられるFETでは、FETのゲートに0または
正のバイアスが印加されるので、ドレイン飽和電流I
dss (ゲート電圧Vg が0Vのときのドレイン電流
Ids)が大きくなり過ぎないようにピンチオフ電圧Vp
1が−1V以上に設定される。これにより、小信号動作
時の消費電流を低減することができる。
【0185】図21は図16の2段増幅器のFET1a
に接続されるゲートバイアス回路B1および帰還回路F
Bを示す回路図である。
に接続されるゲートバイアス回路B1および帰還回路F
Bを示す回路図である。
【0186】図21に示すように、ゲートバイアス回路
B1は、2つの抵抗R21,R24からなる。抵抗R2
1は、ゲートバイアスVgを受けるゲートバイアスノー
ドg0とFET1aのゲートとの間に接続され、抵抗R
24は、FET1aのゲートと接地端子との間に接続さ
れている。
B1は、2つの抵抗R21,R24からなる。抵抗R2
1は、ゲートバイアスVgを受けるゲートバイアスノー
ドg0とFET1aのゲートとの間に接続され、抵抗R
24は、FET1aのゲートと接地端子との間に接続さ
れている。
【0187】図21のゲートバイアス回路B1は、FE
T1aの発振を防止する安定化回路としても働く。すな
わち、抵抗R24によりFET1aのゲート電圧が接地
電位になるとともに、入力信号の一部が抵抗R24に流
れることにより回路損失が生じ、FET1aの発振が防
止される。
T1aの発振を防止する安定化回路としても働く。すな
わち、抵抗R24によりFET1aのゲート電圧が接地
電位になるとともに、入力信号の一部が抵抗R24に流
れることにより回路損失が生じ、FET1aの発振が防
止される。
【0188】なお、抵抗R21の抵抗値を抵抗R24の
10倍程度に設定した場合、FET1aのピンチオフ電
圧Vp1を−0.6Vとすると、ゲートバイアスVgと
して−2.5Vを印加した場合、FET1aには−0.
25Vのゲート電圧が印加され、ドレイン飽和電流I
dss の調整も可能となる。
10倍程度に設定した場合、FET1aのピンチオフ電
圧Vp1を−0.6Vとすると、ゲートバイアスVgと
して−2.5Vを印加した場合、FET1aには−0.
25Vのゲート電圧が印加され、ドレイン飽和電流I
dss の調整も可能となる。
【0189】さらに、FET1aとしてピンチオフ電圧
Vp1が0.0VのエンハンスメントモードのFETを
用いた場合でも、抵抗R21の抵抗値を抵抗R24の抵
抗値の30倍程度に設定すると、ゲートバイアスVgを
3.5VとしてドレインバイアスVd1と共通にするこ
とができる。このとき、FET1aのゲートには0.1
2Vのゲート電圧が印加され、動作に適したバイアス条
件となる。
Vp1が0.0VのエンハンスメントモードのFETを
用いた場合でも、抵抗R21の抵抗値を抵抗R24の抵
抗値の30倍程度に設定すると、ゲートバイアスVgを
3.5VとしてドレインバイアスVd1と共通にするこ
とができる。このとき、FET1aのゲートには0.1
2Vのゲート電圧が印加され、動作に適したバイアス条
件となる。
【0190】図16のFET2aに接続されるゲートバ
イアス回路B2の構成および動作も、FET1aに接続
されるゲートバイアス回路B1と同様である。
イアス回路B2の構成および動作も、FET1aに接続
されるゲートバイアス回路B1と同様である。
【0191】このように、ゲートバイアス回路B1で
は、kΩ級の抵抗R21および100Ω級のR24のみ
でFET1aの発振を防止することができる。同様に、
ゲートバイアス回路B2でも、kΩ級の抵抗R23およ
び100Ω級のR25のみでFET2aの発振を防止す
ることができる。
は、kΩ級の抵抗R21および100Ω級のR24のみ
でFET1aの発振を防止することができる。同様に、
ゲートバイアス回路B2でも、kΩ級の抵抗R23およ
び100Ω級のR25のみでFET2aの発振を防止す
ることができる。
【0192】特に、FET1a,2aのゲートバイアス
Vgを0Vに設定した場合、抵抗R21は不要となる。
したがって、1個の抵抗R21でFET1aの発振を防
止することができ、1個の抵抗R23でFET2aの発
振を防止することができる。
Vgを0Vに設定した場合、抵抗R21は不要となる。
したがって、1個の抵抗R21でFET1aの発振を防
止することができ、1個の抵抗R23でFET2aの発
振を防止することができる。
【0193】図21に示すように、帰還回路FBは、F
ET1aのゲートとドレインとの間に直列に接続された
コンデンサC24および抵抗R22からなる。この帰還
回路FBを設けることにより、特定の周波数領域で帰還
が行われ、安定化の効果がさらに高まる。
ET1aのゲートとドレインとの間に直列に接続された
コンデンサC24および抵抗R22からなる。この帰還
回路FBを設けることにより、特定の周波数領域で帰還
が行われ、安定化の効果がさらに高まる。
【0194】コンデンサC24を含むインダクタ成分が
ある場合は、共振周波数での帰還は無く、利得は低下し
ない。そして、この共振周波数を基本波の周波数1.4
5GHzにするには、コンデンサC24を22pFにす
ればよい。なお、前述の特定の周波数とは、上記共振周
波数以外の周波数のことである。
ある場合は、共振周波数での帰還は無く、利得は低下し
ない。そして、この共振周波数を基本波の周波数1.4
5GHzにするには、コンデンサC24を22pFにす
ればよい。なお、前述の特定の周波数とは、上記共振周
波数以外の周波数のことである。
【0195】図22は図16の2段増幅器における高周
波処理回路30の主要部を示す回路図である。
波処理回路30の主要部を示す回路図である。
【0196】図22に示される高周波処理回路30は、
図16のドレインバイアス回路B4のうちコンデンサC
28を削除したものである。コンデンサC28の役割
は、ドレインバイアスVd2に含まれるノイズを除去す
ることであり、高周波特性にはほとんど関係しない。し
たがって、ここではコンデンサC28を考慮しない。
図16のドレインバイアス回路B4のうちコンデンサC
28を削除したものである。コンデンサC28の役割
は、ドレインバイアスVd2に含まれるノイズを除去す
ることであり、高周波特性にはほとんど関係しない。し
たがって、ここではコンデンサC28を考慮しない。
【0197】この高周波処理回路30では、ノードnd
が直列に接続された線路L28,L29を介して接地さ
れるとともに、線路L28,L29間の接続点がコンデ
ンサC32を介して接地されている。線路L28,L2
9がλ/4線路を構成する。また、線路L28およびコ
ンデンサC32がトラップ回路を構成する。このよう
に、λ/4線路中にコンデンサC32を設けることによ
り、1つの回路でλ/4線路およびトラップ回路の両方
の効果が得られる。
が直列に接続された線路L28,L29を介して接地さ
れるとともに、線路L28,L29間の接続点がコンデ
ンサC32を介して接地されている。線路L28,L2
9がλ/4線路を構成する。また、線路L28およびコ
ンデンサC32がトラップ回路を構成する。このよう
に、λ/4線路中にコンデンサC32を設けることによ
り、1つの回路でλ/4線路およびトラップ回路の両方
の効果が得られる。
【0198】表2は高周波処理回路30のトラップ回路
(コンデンサC32)の有無による図16の2段増幅器
のスプリアス特性の測定結果を示す。
(コンデンサC32)の有無による図16の2段増幅器
のスプリアス特性の測定結果を示す。
【0199】
【表2】
【0200】ここで、Pinは入力電力、f0は基本波
(1.45GHz)、f2は2次高調波(2.9GH
z)、f3は3次高調波(4.35GHz)、f4は4
次高調波(5.8GHz)であり、基本波f0について
は出力電力を示し、2次高調波f2、3次高調波f3お
よび4次高調波f4については基本波f0に対する相対
電力比を示す。この相対電力比は、高調波の電力が基本
波の電力から離れている程度を示し、その値が大きいほ
ど高調波が抑圧されていることを意味する。
(1.45GHz)、f2は2次高調波(2.9GH
z)、f3は3次高調波(4.35GHz)、f4は4
次高調波(5.8GHz)であり、基本波f0について
は出力電力を示し、2次高調波f2、3次高調波f3お
よび4次高調波f4については基本波f0に対する相対
電力比を示す。この相対電力比は、高調波の電力が基本
波の電力から離れている程度を示し、その値が大きいほ
ど高調波が抑圧されていることを意味する。
【0201】表2から、コンデンサC32を設けること
により2次高調波f2および3次高調波f3が抑圧され
ていることがわかる。
により2次高調波f2および3次高調波f3が抑圧され
ていることがわかる。
【0202】次に、図22の高周波処理回路30のシミ
ュレーション結果を説明する。図23〜図26は高周波
処理回路30のS21の周波数依存性のシミュレーション
結果を示す図である。なお、S21は、利得を表すSパラ
メータである。コンデンサC32は、線路L28,L2
9からなるλ/4線路を長さL1 :L2 に分割する位置
に接続される。長さL1 ,L2 は次式により表される。
ュレーション結果を説明する。図23〜図26は高周波
処理回路30のS21の周波数依存性のシミュレーション
結果を示す図である。なお、S21は、利得を表すSパラ
メータである。コンデンサC32は、線路L28,L2
9からなるλ/4線路を長さL1 :L2 に分割する位置
に接続される。長さL1 ,L2 は次式により表される。
【0203】L1 =λ/8+a L2 =λ/8−a なお、aは線路L28,L29からなるλ/4線路の中
央から基準電位(接地電位)の方向への長さである。
央から基準電位(接地電位)の方向への長さである。
【0204】図23はコンデンサC32が線路L28,
L29からなるλ/4線路の中点に接続された場合(a
=0)にコンデンサC32の値を変化させたときの周波
数特性を示す図である。
L29からなるλ/4線路の中点に接続された場合(a
=0)にコンデンサC32の値を変化させたときの周波
数特性を示す図である。
【0205】コンデンサC32の容量値が0pF、0.
5pFおよび1.5pFと増加するにしたがって、トラ
ップ周波数ftrapは低周波数側にシフトすることが
わかる。つまり、コンデンサC32を挿入することによ
りトラップ周波数ftrapを低減することができる。
したがって、コンデンサC32の容量値Cを変化させる
ことにより、線路L28,L29の全線路長(=λ/
4)を変えることなく、トラップ周波数ftrapを任
意の周波数に調整させることができる。
5pFおよび1.5pFと増加するにしたがって、トラ
ップ周波数ftrapは低周波数側にシフトすることが
わかる。つまり、コンデンサC32を挿入することによ
りトラップ周波数ftrapを低減することができる。
したがって、コンデンサC32の容量値Cを変化させる
ことにより、線路L28,L29の全線路長(=λ/
4)を変えることなく、トラップ周波数ftrapを任
意の周波数に調整させることができる。
【0206】図24および図25はコンデンサC32の
容量値Cが0.5pFのときにコンデンサC32が線路
L28,L29からなるλ/4線路の中点から離れた位
置に接続された場合の周波数特性を示す図である。図2
4はコンデンサC32を接地端子側に移動させた場合
(a>0)、図25はコンデンサC32を接地端子と反
対側に移動させた場合(a<0)を示す。
容量値Cが0.5pFのときにコンデンサC32が線路
L28,L29からなるλ/4線路の中点から離れた位
置に接続された場合の周波数特性を示す図である。図2
4はコンデンサC32を接地端子側に移動させた場合
(a>0)、図25はコンデンサC32を接地端子と反
対側に移動させた場合(a<0)を示す。
【0207】図24および図25から、aの符号に関わ
らず、トラップ周波数ftrapはaの絶対値とともに
高周波側にシフトすることがわかる。このとき、基本波
の周波数1.45[GHz]での利得S21はaが正の場
合の方が高い。したがって、コンデンサC32を接地端
子側に配置することにより、全線路長(=λ/4)を変
えることなく、かつ基本波の周波数での利得S21を低下
させることなく、トラップ周波数ftrapを任意の周
波数に変化させることができる。
らず、トラップ周波数ftrapはaの絶対値とともに
高周波側にシフトすることがわかる。このとき、基本波
の周波数1.45[GHz]での利得S21はaが正の場
合の方が高い。したがって、コンデンサC32を接地端
子側に配置することにより、全線路長(=λ/4)を変
えることなく、かつ基本波の周波数での利得S21を低下
させることなく、トラップ周波数ftrapを任意の周
波数に変化させることができる。
【0208】図26は上記2つの現象を組み合わせた場
合の周波数特性を示す。ここでは、基本波の周波数1.
45[GHz]での特性はそのまま保持しつつ、周波数
1.7GHzでの利得S21を抑制する場合を考える。こ
の場合、基本波の周波数とトラップ周波数ftrapと
が250MHzしか離れていないので、これらの周波数
での特性は互いに影響を受けやすい。実際のシミュレー
ションでも、これらの周波数付近で不安定になり、発振
しやすくなった。
合の周波数特性を示す。ここでは、基本波の周波数1.
45[GHz]での特性はそのまま保持しつつ、周波数
1.7GHzでの利得S21を抑制する場合を考える。こ
の場合、基本波の周波数とトラップ周波数ftrapと
が250MHzしか離れていないので、これらの周波数
での特性は互いに影響を受けやすい。実際のシミュレー
ションでも、これらの周波数付近で不安定になり、発振
しやすくなった。
【0209】周波数1.7GHzを抑制するコンデンサ
C32の容量値Cおよび上記のaの値の組み合わせは複
数通り存在する。図26では、コンデンサC32の容量
値Cが3pFでa=0の場合、コンデンサC32の容量
値Cが4pFでa=4.5[mm]の場合、およびコン
デンサC32の容量値Cが4pFでa=−5[mm]の
場合を示す。
C32の容量値Cおよび上記のaの値の組み合わせは複
数通り存在する。図26では、コンデンサC32の容量
値Cが3pFでa=0の場合、コンデンサC32の容量
値Cが4pFでa=4.5[mm]の場合、およびコン
デンサC32の容量値Cが4pFでa=−5[mm]の
場合を示す。
【0210】図26から、コンデンサC32の容量値C
が4pFでa=4.5[mm]の場合が基本波の周波数
1.45[GHz]での特性に影響を与えないことがわ
かる。すなわち、トラップ回路としてはコンデンサC3
2の容量値Cが大きく、aの値が大きいことが好まし
い。しかし、a=λ/8、すなわちL2 =0となると、
コンデンサC32の両端とも接地電位となり、トラップ
の効果がなくなる。これらの条件は、増幅器の局部発振
を防止するために用いることができる。
が4pFでa=4.5[mm]の場合が基本波の周波数
1.45[GHz]での特性に影響を与えないことがわ
かる。すなわち、トラップ回路としてはコンデンサC3
2の容量値Cが大きく、aの値が大きいことが好まし
い。しかし、a=λ/8、すなわちL2 =0となると、
コンデンサC32の両端とも接地電位となり、トラップ
の効果がなくなる。これらの条件は、増幅器の局部発振
を防止するために用いることができる。
【0211】上述では、L1 +L2 =λ/4の場合を示
したが、L1 +L2 がλ/4以下の場合でも、コンデン
サC32の容量値およびaの値を調整することにより同
様の効果が得られる。しかし、L1 +L2 がλ/4以上
の場合には、2次高調波を抑圧することができないた
め、高周波処理回路30を高調波トラップとして用いる
ことができない。
したが、L1 +L2 がλ/4以下の場合でも、コンデン
サC32の容量値およびaの値を調整することにより同
様の効果が得られる。しかし、L1 +L2 がλ/4以上
の場合には、2次高調波を抑圧することができないた
め、高周波処理回路30を高調波トラップとして用いる
ことができない。
【0212】以上より、L1 +L2 ≦λ/4であり、a
≧0の位置にコンデンサC32を接続し(L1 ≧
L2 )、C×aの値をできるだけ大きくすることが望ま
しい。
≧0の位置にコンデンサC32を接続し(L1 ≧
L2 )、C×aの値をできるだけ大きくすることが望ま
しい。
【0213】さらに、図22の高周波処理回路30を用
いて詳細なシミュレーションを行った結果、周波数特性
がトラップ周波数ftrapで急峻に変化するために
は、具体的には以下の数値が好ましいことがわかった。
いて詳細なシミュレーションを行った結果、周波数特性
がトラップ周波数ftrapで急峻に変化するために
は、具体的には以下の数値が好ましいことがわかった。
【0214】このシミュレーションでは、基板の誘電率
εは10であり、基板の厚みは0.635mmであり、
マイクロストリップ線路(MSL)のパターン幅は0.
592mmである。コンデンサC32が無い場合、すな
わち容量値C=0[pF]のときには、L1 +L2 =2
0.0[mm]となる。この長さがλ/4に相当する。
εは10であり、基板の厚みは0.635mmであり、
マイクロストリップ線路(MSL)のパターン幅は0.
592mmである。コンデンサC32が無い場合、すな
わち容量値C=0[pF]のときには、L1 +L2 =2
0.0[mm]となる。この長さがλ/4に相当する。
【0215】次に、線路L28,L29からなるλ/4
線路の中心点(接地電位側の端部から10mm離れた位
置)を基準として、その中心点からaだけ接地電位の側
に離れた位置と接地電位との間に容量値Cのコンデンサ
C32を接続する。コンデンサC32の容量値Cおよび
aの値と基本波の周波数1.45GHzにおける損失
(S21)および共振周波数(S21が最も小さくなる周波
数)との間の関係を調べた。
線路の中心点(接地電位側の端部から10mm離れた位
置)を基準として、その中心点からaだけ接地電位の側
に離れた位置と接地電位との間に容量値Cのコンデンサ
C32を接続する。コンデンサC32の容量値Cおよび
aの値と基本波の周波数1.45GHzにおける損失
(S21)および共振周波数(S21が最も小さくなる周波
数)との間の関係を調べた。
【0216】図27はaの値を固定した場合におけるコ
ンデンサC32のインピーダンスZ(=1/2πfC)
と1.45GHzでの損失および損失が最大となる周波
数(=トラップ周波数)との関係を示す図である。fは
波長λに対応する周波数である。また、図28は図27
においてコンデンサC32のインピーダンスZが0〜2
0Ωである部分を拡大した図である。図29はコンデン
サC32のインピーダンスZを固定した場合におけるa
の値と1.45GHzでの損失および損失が最大となる
周波数(=トラップ周波数)との関係を示す図である。
ンデンサC32のインピーダンスZ(=1/2πfC)
と1.45GHzでの損失および損失が最大となる周波
数(=トラップ周波数)との関係を示す図である。fは
波長λに対応する周波数である。また、図28は図27
においてコンデンサC32のインピーダンスZが0〜2
0Ωである部分を拡大した図である。図29はコンデン
サC32のインピーダンスZを固定した場合におけるa
の値と1.45GHzでの損失および損失が最大となる
周波数(=トラップ周波数)との関係を示す図である。
【0217】表3、表4、表5および表6にそれぞれa
=0、6、8および9.5[mm]の場合のコンデンサ
C32の容量値CおよびインピーダンスZ、1.45G
Hzでの損失ならびに損失が最大となる周波数の関係を
示す。
=0、6、8および9.5[mm]の場合のコンデンサ
C32の容量値CおよびインピーダンスZ、1.45G
Hzでの損失ならびに損失が最大となる周波数の関係を
示す。
【0218】
【表3】
【0219】
【表4】
【0220】
【表5】
【0221】
【表6】
【0222】表7、表8、表9および表10および表1
1にそれぞれコンデンサC32の容量値Cが1、4、1
0、20および40pFの場合のaの値、波長比、1.
45GHzでの損失および損失が最大となる周波数の関
係を示す。ここで、波長比とは、a/λであり、λは基
本周波数における実効波長である。
1にそれぞれコンデンサC32の容量値Cが1、4、1
0、20および40pFの場合のaの値、波長比、1.
45GHzでの損失および損失が最大となる周波数の関
係を示す。ここで、波長比とは、a/λであり、λは基
本周波数における実効波長である。
【0223】
【表7】
【0224】
【表8】
【0225】
【表9】
【0226】
【表10】
【0227】
【表11】
【0228】図27および図28は表3、表4、表5お
よび表6の関係をグラフに表したものであり、図29は
表7、表8、表9、表10および表11の関係をグラフ
に表したものである。
よび表6の関係をグラフに表したものであり、図29は
表7、表8、表9、表10および表11の関係をグラフ
に表したものである。
【0229】図27〜図29および表3〜表11のシミ
ュレーション結果から次のことがわかる。ここでは、
1.45GHzでの損失が0.2dB以下となる場合に
基本波の周波数でほぼ無損失と定めることとする。
ュレーション結果から次のことがわかる。ここでは、
1.45GHzでの損失が0.2dB以下となる場合に
基本波の周波数でほぼ無損失と定めることとする。
【0230】トラップ周波数>基本波の周波数(1.
45GHz)の場合 図27から、aの値が大きい程1.45GHzでの損失
が小さいことがわかる。また、図27において損失最大
の周波数が1.45GHzよりも高い領域を見ると、a
の値が小さい程コンデンサC32のインピーダンスZの
変化に対する損失最大の周波数の変化の割合が小さくな
ることがわかる。それにより、トラップ周波数を所定の
周波数に設定する際にコンデンサC32のインピーダン
スZの調整範囲を広くとることができ、トラップ周波数
の調整が容易になる。
45GHz)の場合 図27から、aの値が大きい程1.45GHzでの損失
が小さいことがわかる。また、図27において損失最大
の周波数が1.45GHzよりも高い領域を見ると、a
の値が小さい程コンデンサC32のインピーダンスZの
変化に対する損失最大の周波数の変化の割合が小さくな
ることがわかる。それにより、トラップ周波数を所定の
周波数に設定する際にコンデンサC32のインピーダン
スZの調整範囲を広くとることができ、トラップ周波数
の調整が容易になる。
【0231】さらに、図28において損失最大の周波数
が1.45GHzよりも高い領域を見ると、コンデンサ
C32のインピーダンスZが大きい(容量値Cが小さ
い)程1.45GHzでの損失が小さいことがわかる。
が1.45GHzよりも高い領域を見ると、コンデンサ
C32のインピーダンスZが大きい(容量値Cが小さ
い)程1.45GHzでの損失が小さいことがわかる。
【0232】aを9.5mmにすると、コンデンサC3
2のインピーダンスZを変化させてもトラップ周波数
(損失最大の周波数)が変化しなくなり、コンデンサC
32を接続する効果がほとんど見られない。したがっ
て、コンデンサC32のインピーダンスZを調整するこ
とによりトラップ周波数を調整するためにはaを8mm
以下にする必要がある。また、コンデンサC32のイン
ピーダンスZを11Ωよりも小さくすると、基本波の周
波数1.45GHzでの損失が0.2dBよりも大きく
なる。したがって、コンデンサC32のインピーダンス
Zは11Ω以上にすることが望ましい。
2のインピーダンスZを変化させてもトラップ周波数
(損失最大の周波数)が変化しなくなり、コンデンサC
32を接続する効果がほとんど見られない。したがっ
て、コンデンサC32のインピーダンスZを調整するこ
とによりトラップ周波数を調整するためにはaを8mm
以下にする必要がある。また、コンデンサC32のイン
ピーダンスZを11Ωよりも小さくすると、基本波の周
波数1.45GHzでの損失が0.2dBよりも大きく
なる。したがって、コンデンサC32のインピーダンス
Zは11Ω以上にすることが望ましい。
【0233】これらの結果、高周波処理回路30を基本
波の周波数よりも高周波側のスプリアスの抑圧に用いる
場合、aは0以上8.0mm以下、すなわち0≦a≦
0.1λの関係を満足し、コンデンサC32のインピー
ダンスZ(=1/2πfC)が11Ω以上であることが
好ましい。ここで、fは波長λに対応する周波数であ
る。
波の周波数よりも高周波側のスプリアスの抑圧に用いる
場合、aは0以上8.0mm以下、すなわち0≦a≦
0.1λの関係を満足し、コンデンサC32のインピー
ダンスZ(=1/2πfC)が11Ω以上であることが
好ましい。ここで、fは波長λに対応する周波数であ
る。
【0234】トラップ周波数<基本波の周波数(1.
45GHz)の場合 図28において損失最大の周波数が1.45GHzより
も低い領域を見ると、aの値が大きい程1.45GHz
での損失が小さいことがわかる。また、aの値が小さい
程コンデンサC32のインピーダンスZの変化に対する
損失最大の周波数の変化の割合が小さくなることがわか
る。それにより、トラップ周波数を所定の周波数に設定
する際にコンデンサC32のインピーダンスZの調整範
囲を広くとることができる。しかし、aを6mmよりも
小さくすると、1.45GHzでの損失を小さくするこ
とが困難となる。また、図29から、aを0.12λ
(=9.5mm)よりも大きく(たとえばaが9.8m
m)すると、トラップ周波数を変化させることができな
くなる。
45GHz)の場合 図28において損失最大の周波数が1.45GHzより
も低い領域を見ると、aの値が大きい程1.45GHz
での損失が小さいことがわかる。また、aの値が小さい
程コンデンサC32のインピーダンスZの変化に対する
損失最大の周波数の変化の割合が小さくなることがわか
る。それにより、トラップ周波数を所定の周波数に設定
する際にコンデンサC32のインピーダンスZの調整範
囲を広くとることができる。しかし、aを6mmよりも
小さくすると、1.45GHzでの損失を小さくするこ
とが困難となる。また、図29から、aを0.12λ
(=9.5mm)よりも大きく(たとえばaが9.8m
m)すると、トラップ周波数を変化させることができな
くなる。
【0235】さらに、図28において損失最大の周波数
が1.45GHzよりも低い領域を見ると、コンデンサ
C32のインピーダンスZが大きい(容量値Cが小さ
い)程1.45GHzでの損失が大きくなることがわか
る。コンデンサC32のインピーダンスZを5Ωよりも
大きくすると、基本波の周波数1.45GHzでの損失
が0.2dBよりも大きくなる。したがって、コンデン
サC32のインピーダンスZは5Ω以下にすることが望
ましい。
が1.45GHzよりも低い領域を見ると、コンデンサ
C32のインピーダンスZが大きい(容量値Cが小さ
い)程1.45GHzでの損失が大きくなることがわか
る。コンデンサC32のインピーダンスZを5Ωよりも
大きくすると、基本波の周波数1.45GHzでの損失
が0.2dBよりも大きくなる。したがって、コンデン
サC32のインピーダンスZは5Ω以下にすることが望
ましい。
【0236】これらの結果、高周波処理回路30を基本
波の周波数よりも低周波側のスプリアスの抑圧に用いる
場合、aは6mm以上9.5mm以下、すなわち0.7
5λ≦a≦0.12λの関係を満足し、かつコンデンサ
C32のインピーダンスZ(=1/2πfC)が5Ω以
下であることが好ましい。
波の周波数よりも低周波側のスプリアスの抑圧に用いる
場合、aは6mm以上9.5mm以下、すなわち0.7
5λ≦a≦0.12λの関係を満足し、かつコンデンサ
C32のインピーダンスZ(=1/2πfC)が5Ω以
下であることが好ましい。
【0237】これらの条件を満足すると、基本波の周波
数での特性を保持しつつ、スプリアスを十分に抑圧する
ことができる。
数での特性を保持しつつ、スプリアスを十分に抑圧する
ことができる。
【0238】上記のように、本実施例の2段増幅器で
は、FET1a,2aのゲートおよびドレインに正のバ
イアスが印加されるので、負の電源回路が不要となる。
したがって、モジュールのサイズを小型化することが可
能となり、部品点数を削減することも可能となる。
は、FET1a,2aのゲートおよびドレインに正のバ
イアスが印加されるので、負の電源回路が不要となる。
したがって、モジュールのサイズを小型化することが可
能となり、部品点数を削減することも可能となる。
【0239】また、FET1a,2aのゲート幅が短く
ても高出力化を図ることができるので、素子の製造上の
歩留りが向上する。
ても高出力化を図ることができるので、素子の製造上の
歩留りが向上する。
【0240】また、FET1a,2aのゲートバイアス
回路B1,B2をそれぞれ少なくとも1個の抵抗で構成
することができるので、少ない数の受動素子でFET1
a,2aの安定化が図られるとともに、回路規模が小型
化する。
回路B1,B2をそれぞれ少なくとも1個の抵抗で構成
することができるので、少ない数の受動素子でFET1
a,2aの安定化が図られるとともに、回路規模が小型
化する。
【0241】さらに、λ/4線路およびトラップ回路を
1つの高周波処理回路30で構成することができるの
で、小さな回路規模で増幅器の高効率化を図ることがで
きるとともに、モジュールのサイズを小型化することが
可能となる。また、抑圧するスプリアスの周波数の調整
が容易になる。
1つの高周波処理回路30で構成することができるの
で、小さな回路規模で増幅器の高効率化を図ることがで
きるとともに、モジュールのサイズを小型化することが
可能となる。また、抑圧するスプリアスの周波数の調整
が容易になる。
【0242】なお、図5に示したゲートバイアス回路B
1,B2においても、図16に示したゲートバイアス回
路B1,B2と同様の効果が得られる。また、図5に示
した帰還回路FBにおいても、図16に示した帰還回路
FBと同様の効果が得られる。さらに、図5に示したド
レインバイアス回路B4においても、図16に示したド
レインバイアス回路B4と同様の効果が得られる。図5
のドレインバイアス回路B4では、線路L10,L11
がλ/4線路を構成し、線路L10およびコンデンサC
10がトラップ回路を構成する。
1,B2においても、図16に示したゲートバイアス回
路B1,B2と同様の効果が得られる。また、図5に示
した帰還回路FBにおいても、図16に示した帰還回路
FBと同様の効果が得られる。さらに、図5に示したド
レインバイアス回路B4においても、図16に示したド
レインバイアス回路B4と同様の効果が得られる。図5
のドレインバイアス回路B4では、線路L10,L11
がλ/4線路を構成し、線路L10およびコンデンサC
10がトラップ回路を構成する。
【図1】本発明の一実施例における半導体装置の概略平
面図である。
面図である。
【図2】図1の半導体装置のソースワイヤボンディング
方法を示す概略図である。
方法を示す概略図である。
【図3】2段増幅器のパターン配置の第1の実施例を示
す図である。
す図である。
【図4】2段増幅器のパターン配置の第2の実施例を示
す図である。
す図である。
【図5】2段増幅器の具体例を示す回路図である。
【図6】図4のパターン配置を多層基板を用いて実現し
た場合の断面図である。
た場合の断面図である。
【図7】図6の多層基板の平面図である。
【図8】図6の多層基板の1層目のレイアウトパターン
を示す図である。
を示す図である。
【図9】図6の多層基板の2層目のレイアウトパターン
を示す図である。
を示す図である。
【図10】図6の多層基板の3層目のレイアウトパター
ンを示す図である。
ンを示す図である。
【図11】図6の多層基板の4層目のレイアウトパター
ンを示す図である。
ンを示す図である。
【図12】2段増幅器のパターン配置の第3の実施例を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図13】2段増幅器のパターン配置の第4の実施例を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図14】図3のパターン配置の変形例を示す図であ
る。
る。
【図15】図4のパターン配置の変形例を示す図であ
る。
る。
【図16】本発明の他の実施例における2段増幅器の回
路図である。
路図である。
【図17】図16の2段増幅器が構成された半導体集積
回路の模式的断面図である。
回路の模式的断面図である。
【図18】図17の半導体集積回路の第2層のプリント
配線基板の平面図である。
配線基板の平面図である。
【図19】障壁高さの大きなFETおよび障壁高さの小
さなFETにおけるドレイン電流−ソース・ドレイン間
電圧特性を示す図である。
さなFETにおけるドレイン電流−ソース・ドレイン間
電圧特性を示す図である。
【図20】実施例の増幅器に用いられるFETおよび従
来の増幅器に用いられるFETにおけるドレイン電流−
ゲート電圧特性を示す図である。
来の増幅器に用いられるFETにおけるドレイン電流−
ゲート電圧特性を示す図である。
【図21】図16の2段増幅器のFETに接続されるゲ
ートバイアス回路および帰還回路を示す回路図である。
ートバイアス回路および帰還回路を示す回路図である。
【図22】図16の2段増幅器における高周波処理回路
の主要部を示す回路図である。
の主要部を示す回路図である。
【図23】高周波処理回路の利得S21の周波数依存性の
シミュレーション結果を示す図である。
シミュレーション結果を示す図である。
【図24】高周波処理回路の利得S21の周波数依存性の
シミュレーション結果を示す図である。
シミュレーション結果を示す図である。
【図25】高周波処理回路の利得S21の周波数依存性の
シミュレーション結果を示す図である。
シミュレーション結果を示す図である。
【図26】高周波処理回路の利得S21の周波数依存性の
シミュレーション結果を示す図である。
シミュレーション結果を示す図である。
【図27】コンデンサのインピーダンスと1.45GH
zでの損失および損失が最大となる周波数との関係を示
す図である。
zでの損失および損失が最大となる周波数との関係を示
す図である。
【図28】図27のコンデンサのインピーダンスが0〜
20Ωの部分の拡大図である。
20Ωの部分の拡大図である。
【図29】線路中央からコンデンサまでの距離と1.4
5GHzでの損失および損失が最大となる周波数との関
係を示す図である。
5GHzでの損失および損失が最大となる周波数との関
係を示す図である。
【図30】2段増幅器の回路構成を示す回路図である。
【図31】従来の半導体装置の概略平面図である。
【図32】2段増幅器のパターン配置の第1の従来例を
示す図である。
示す図である。
【図33】2段増幅器のパターン配置の第2の従来例を
示す図である。
示す図である。
【図34】従来の高出力電力増幅器の主要部の回路図で
ある。
ある。
【図35】FETのドレイン電流−ゲート電圧特性を示
す図である。
す図である。
1,2,1a,2a FET 3 導電性パターン 10,20 半導体装置 18,50 多層基板 51,52,53 プリント配線基板 100 半導体基板 M1 入力整合回路 M2 段間回路 M3 出力整合回路 B1,B2 ゲートバイアス回路 B3,B4 ドレインバイアス回路 30 高周波処理回路 FB 帰還回路 B1,B2 ゲートバイアス回路 B3,B4 ドレインバイアス回路 23 FETチップ C1〜C16,C21〜C32 コンデンサ L1〜L13,L21〜L31 線路 R1〜R5,R21〜R25 抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0169
【補正方法】変更
【補正内容】
【0169】図18は図17の半導体集積回路の第1層
のプリント配線基板11の平面図である。図18の例で
は、図16のコンデンサC23,C27の容量値を0と
している。すなわち、コンデンサC23,C27は設け
られていない。ドレインバイアス回路B4を構成するコ
ンデンサC28の容量値は1000pHであり、コンデ
ンサC32の容量値は1pFである。抵抗R21,R2
2,R23,R24,R25の抵抗値はそれぞれ470
Ω、330Ω、1500Ω、56Ωおよび220Ωであ
る。λ/4線路の長さは約20mmである。
のプリント配線基板11の平面図である。図18の例で
は、図16のコンデンサC23,C27の容量値を0と
している。すなわち、コンデンサC23,C27は設け
られていない。ドレインバイアス回路B4を構成するコ
ンデンサC28の容量値は1000pHであり、コンデ
ンサC32の容量値は1pFである。抵抗R21,R2
2,R23,R24,R25の抵抗値はそれぞれ470
Ω、330Ω、1500Ω、56Ωおよび220Ωであ
る。λ/4線路の長さは約20mmである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】図17の半導体集積回路の第1層のプリント
配線基板の平面図である。
配線基板の平面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
Claims (23)
- 【請求項1】 基板上に複数のトランジスタが形成され
た半導体装置において、前記複数のトランジスタの入力
側端子が前記基板上の同じ側に配置され、かつ前記複数
のトランジスタの出力側端子が前記基板上の他の同じ側
に配置されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 基板上に複数のトランジスタが形成され
た半導体装置において、前記複数のトランジスタの入力
側端子が前記基板上の一方の側部側に配置され、かつ前
記複数のトランジスタの出力側端子が前記基板上の他方
の側部側に配置されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 前記基板上の隣接する各2つのトランジ
スタ間に所定の電位に保持される導電性パターンが形成
されたことを特徴とする請求項1または2記載の半導体
装置。 - 【請求項4】 基板上に複数のトランジスタが形成され
てなる半導体装置を備え、前記複数のトランジスタの入
力側端子が前記基板上の一方の側部側に配置され、かつ
前記複数のトランジスタの出力側端子が前記基板上の他
方の側部側に配置され、前記複数のトランジスタの入力
側端子へ前記基板の同じ側から電圧が供給されるととも
に、前記複数のトランジスタの出力側端子へ前記基板の
他の同じ側から電圧が供給され、かつ前記複数のトラン
ジスタに接続される配線の交差の数が最小となるよう
に、各トランジスタに接続される回路が配置されたこと
を特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項5】 前記複数のトランジスタの入力側端子に
それぞれ電圧を供給する複数の第1のバイアス回路が前
記半導体装置の一方の端部側に配置され、前記複数のト
ランジスタの出力側端子にそれぞれ電圧を供給する複数
の第2のバイアス回路が前記半導体装置の他方の端部側
に配置されたことを特徴とする請求項4記載の半導体集
積回路。 - 【請求項6】 前記複数の第1のバイアス回路が前記半
導体装置の初段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、前記複数の第2のバイアス回路が前記半導体装置の
終段のトランジスタに近い端部側に配置され、初段のト
ランジスタの入力側端子に接続される入力整合回路が前
記半導体装置の前記初段のトランジスタに近い端部側で
前記初段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が前記半導体装置の前記終段のトランジスタに
近い端部側で前記終段のトランジスタの出力側端子に近
い側に配置され、隣接する各2つのトランジスタ間に接
続される段間回路が前記半導体装置の前記複数のトラン
ジスタの入力側端子に近い側に配置されたことを特徴と
する請求項4または5記載の半導体集積回路。 - 【請求項7】 前記複数の第1のバイアス回路が前記半
導体装置の終段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、前記複数の第2のバイアス回路が前記半導体装置の
初段のトランジスタに近い端部側に配置され、初段のト
ランジスタの入力側端子に接続される入力整合回路が前
記半導体装置の前記初段のトランジスタに近い端部側で
前記初段のトランジスタの入力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が前記半導体装置の前記終段のトランジスタに
近い端部側で前記終段のトランジスタの出力側端子に近
い側に配置され、隣接する各2つのトランジスタ間に接
続される段間回路が前記半導体装置の前記複数のトラン
ジスタの出力側端子に近い側に配置されたことを特徴と
する請求項4または5記載の半導体集積回路。 - 【請求項8】 基板上に複数のトランジスタが形成され
てなる半導体装置を備え、隣接する各2つのトランジス
タのうち一方のトランジスタの入力側端子と他方のトラ
ンジスタの出力側端子とが前記基板上の一方の側部側に
配置され、かつ前記隣接する各2つのトランジスタのう
ち一方のトランジスタの出力側端子と他方のトランジス
タの入力側端子とが前記基板上の他方の側部側に配置さ
れ、前記複数のトランジスタの入力側端子へ前記基板の
同じ側から電圧が供給されるとともに、前記複数のトラ
ンジスタの出力側端子へ前記基板の他の同じ側から電圧
が供給され、かつ前記複数のトランジスタに接続される
配線の交差の数が最小となるように、各トランジスタに
接続される回路が配置されたことを特徴とする半導体集
積回路。 - 【請求項9】 前記複数のトランジスタの入力側端子に
それぞれ電圧を供給する複数の第1のバイアス回路が前
記半導体装置の一方の端部側に配置され、前記複数のト
ランジスタの出力側端子にそれぞれ電圧を供給する複数
の第2のバイアス回路が前記半導体装置の他方の端部側
に配置されたことを特徴とする請求項8記載の半導体集
積回路。 - 【請求項10】 前記複数の第1のバイアス回路が前記
半導体装置の初段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、前記複数の第2のバイアス回路が前記半導体装置の
終段のトランジスタに近い端部側に配置され、初段のト
ランジスタの入力側端子に接続される入力整合回路が前
記半導体装置の前記初段のトランジスタに近い端部側で
前記初段のトランジスタの入力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が前記半導体装置の前記終段のトランジスタに
近い端部側で前記終段のトランジスタの出力側端子に近
い側に配置され、隣接する各2つのトランジスタ間に接
続される段間回路が前記半導体装置の前記隣接する各2
つのトランジスタのそれぞれ出力側端子および入力側端
子に近い側に配置されたことを特徴とする請求項8また
は9記載の半導体集積回路。 - 【請求項11】 前記複数の第1のバイアス回路が前記
半導体装置の初段のトランジスタに近い端部側に配置さ
れ、前記複数の第2のバイアス回路が前記半導体装置の
終段のトランジスタに近い端部側に配置され、初段のト
ランジスタの入力側端子に接続される入力整合回路が前
記半導体装置の前記初段のトランジスタに近い端部側で
前記初段のトランジスタの出力側端子に近い側に配置さ
れ、終段のトランジスタの出力側端子に接続される出力
整合回路が前記半導体装置の前記終段のトランジスタに
近い端部側で前記終段のトランジスタの出力側端子に近
い側に配置され、隣接する各2つのトランジスタ間に接
続される段間回路が前記半導体装置の前記隣接する各2
つのトランジスタのそれぞれ出力側端子および入力側端
子に近い側に配置されたことを特徴とする請求項8また
は9記載の半導体集積回路。 - 【請求項12】 基板上に複数のトランジスタが形成さ
れた半導体装置において、前記基板上の隣接する各2つ
のトランジスタ間に所定の電位に保持される導電性パタ
ーンが形成されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】 障壁高さが0.6Vよりも高いショッ
トキ接触を有するトランジスタと、前記トランジスタの
ゲート電極に0または正のバイアスを印加するバイアス
回路とを備えたことを特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項14】 前記トランジスタのピンチオフ電圧が
−1V以上であることを特徴とする請求項13記載の半
導体集積回路。 - 【請求項15】 前記バイアス回路は、前記トランジス
タのゲート電極と接地電位との間に接続された第1の抵
抗と、前記バイアスを受けるノードと前記トランジスタ
のゲート電極との間に接続された第2の抵抗とを含むこ
とを特徴とする請求項14記載の半導体集積回路。 - 【請求項16】 前記バイアス回路は、前記トランジス
タのゲート電極と接地電位との間に接続された抵抗を含
むことを特徴とする請求項14記載の半導体集積回路。 - 【請求項17】 前記トランジスタのドレイン電極とゲ
ート電極との間に直列に接続された抵抗およびコンデン
サからなる帰還回路をさらに備えたことを特徴とする請
求項13〜16のいずれかに記載の半導体集積回路。 - 【請求項18】 所定のノードに与えられる高周波信号
を処理する高周波処理回路であって、一端が前記ノード
に接続されかつ他端が交流的に基準電位に接続された線
路と、前記線路の両端間の箇所と前記基準電位との間に
接続された容量とを備えたことを特徴とする高周波処理
回路。 - 【請求項19】 前記線路は、前記高周波信号の基本波
の波長の4分の1以下の長さを有することを特徴とする
請求項18記載の高周波処理回路。 - 【請求項20】 前記容量は、前記線路の前記一端と前
記他端との中点または前記中点と前記他端との間に接続
されたことを特徴とする請求項18または19記載の高
周波処理回路。 - 【請求項21】 λを基本波の波長とした場合に、前記
容量は、前記線路の中央から基準電位の方向に0以上λ
/10以下の長さの位置に一端が接続され、かつインピ
ーダンスが11Ω以上であることを特徴とする請求項1
8記載の高周波処理回路。 - 【請求項22】 λを基本波の波長とした場合に、前記
容量は、前記線路の中央から基準電位の方向に3λ/4
0以上19λ/160以下の長さの位置に一端が接続さ
れ、かつインピーダンスが5Ω以下であることを特徴と
する請求項18記載の高周波処理回路。 - 【請求項23】 トランジスタのドレイン電極が所定の
ノードに接続されるとともに、前記ノードに請求項1
8、19、20、21または22記載の高周波処理回路
が接続されたことを特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054829A JPH11154837A (ja) | 1997-09-18 | 1998-03-06 | 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25388697 | 1997-09-18 | ||
| JP9-253886 | 1997-09-18 | ||
| JP10054829A JPH11154837A (ja) | 1997-09-18 | 1998-03-06 | 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11154837A true JPH11154837A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=26395641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10054829A Pending JPH11154837A (ja) | 1997-09-18 | 1998-03-06 | 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11154837A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016019068A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 株式会社東芝 | 高周波増幅器 |
| WO2020012922A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 住友電気工業株式会社 | 給電回路及び増幅回路 |
Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0219008A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロ波トランジスタ |
| JPH03277005A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高周波増幅器 |
| JPH0410804A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 集積回路装置 |
| JPH04177903A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-25 | Nec Corp | マイクロ波電子増幅用モノリシックic |
| JPH04261206A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 増幅器 |
| JPH0547801A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-26 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
| JPH0585101U (ja) * | 1992-04-22 | 1993-11-16 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波半導体装置用バイアス回路 |
| JPH08321519A (ja) * | 1995-03-22 | 1996-12-03 | Toshiba Corp | 半導体増幅器 |
| JPH0927507A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JPH0964601A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-07 | Fujitsu Ltd | 高周波回路 |
| JPH09238033A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Nec Corp | 多段増幅器 |
| JPH11127045A (ja) * | 1997-10-22 | 1999-05-11 | Kyocera Corp | 高周波用電力増幅器 |
-
1998
- 1998-03-06 JP JP10054829A patent/JPH11154837A/ja active Pending
Patent Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0219008A (ja) * | 1988-07-07 | 1990-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロ波トランジスタ |
| JPH03277005A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高周波増幅器 |
| JPH0410804A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-16 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 集積回路装置 |
| JPH04177903A (ja) * | 1990-11-09 | 1992-06-25 | Nec Corp | マイクロ波電子増幅用モノリシックic |
| JPH04261206A (ja) * | 1991-01-18 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 増幅器 |
| JPH0547801A (ja) * | 1991-08-14 | 1993-02-26 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
| JPH0585101U (ja) * | 1992-04-22 | 1993-11-16 | 三菱電機株式会社 | マイクロ波半導体装置用バイアス回路 |
| JPH08321519A (ja) * | 1995-03-22 | 1996-12-03 | Toshiba Corp | 半導体増幅器 |
| JPH0927507A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Hitachi Ltd | 半導体装置 |
| JPH0964601A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-07 | Fujitsu Ltd | 高周波回路 |
| JPH09238033A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Nec Corp | 多段増幅器 |
| JPH11127045A (ja) * | 1997-10-22 | 1999-05-11 | Kyocera Corp | 高周波用電力増幅器 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016019068A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 株式会社東芝 | 高周波増幅器 |
| WO2020012922A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | 住友電気工業株式会社 | 給電回路及び増幅回路 |
| CN112368941A (zh) * | 2018-07-09 | 2021-02-12 | 住友电气工业株式会社 | 供电电路和放大电路 |
| JPWO2020012922A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2021-07-08 | 住友電気工業株式会社 | 給電回路及び増幅回路 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100459121C (zh) | 具内部偏馈射频功率晶体管 | |
| US10879168B2 (en) | Transistor with non-circular via connections in two orientations | |
| JP3542116B2 (ja) | 高周波回路 | |
| JP3208844B2 (ja) | 高周波線形増幅器アセンブリ | |
| WO2010113779A1 (ja) | 半導体装置 | |
| JP2018085613A (ja) | 半導体装置 | |
| KR100335681B1 (ko) | 반도체장치 | |
| JP2643662B2 (ja) | 高出力電界効果トランジスタ増幅器 | |
| US4864250A (en) | Distributed amplifier having improved D.C. biasing and voltage standing wave ratio performance | |
| US6239670B1 (en) | Short-stub matching circuit | |
| JP2001274639A (ja) | 半導体電力増幅器および多段モノリシック集積回路 | |
| US8421537B2 (en) | Electronic circuit | |
| JP2003142952A (ja) | 半導体集積回路の設計方法および半導体装置 | |
| JPH11154837A (ja) | 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路 | |
| JP2719067B2 (ja) | 電力用モジュール | |
| US11842996B2 (en) | Transistor with odd-mode oscillation stabilization circuit | |
| JP2002111392A (ja) | 高周波低雑音増幅器 | |
| EP1227578A2 (en) | RF amplifier | |
| JPH11204728A (ja) | 高周波半導体装置 | |
| JPH02288409A (ja) | 抵抗帰還型増幅器 | |
| CN1515071A (zh) | 调谐集成多级放大器级间匹配网络的装置和方法 | |
| JP4153898B2 (ja) | 高周波電力増幅器モジュール | |
| JP2002171144A (ja) | 高周波増幅器 | |
| JPH09162658A (ja) | 分布増幅器 | |
| JPH05291309A (ja) | マイクロ波半導体装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |