JPH11147206A - 合板の製造方法 - Google Patents
合板の製造方法Info
- Publication number
- JPH11147206A JPH11147206A JP31830297A JP31830297A JPH11147206A JP H11147206 A JPH11147206 A JP H11147206A JP 31830297 A JP31830297 A JP 31830297A JP 31830297 A JP31830297 A JP 31830297A JP H11147206 A JPH11147206 A JP H11147206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- formaldehyde
- solution
- formaldehyde scavenger
- aqueous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011120 plywood Substances 0.000 title claims abstract description 56
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 17
- WSFSSNUMVMOOMR-UHFFFAOYSA-N Formaldehyde Chemical compound O=C WSFSSNUMVMOOMR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 199
- 239000002516 radical scavenger Substances 0.000 claims abstract description 34
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims abstract description 18
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims abstract description 18
- XSQUKJJJFZCRTK-UHFFFAOYSA-N Urea Chemical compound NC(N)=O XSQUKJJJFZCRTK-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 8
- NLXLAEXVIDQMFP-UHFFFAOYSA-N Ammonia chloride Chemical compound [NH4+].[Cl-] NLXLAEXVIDQMFP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- UMGDCJDMYOKAJW-UHFFFAOYSA-N thiourea Chemical compound NC(N)=S UMGDCJDMYOKAJW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims abstract description 5
- 239000004202 carbamide Substances 0.000 claims abstract description 4
- 235000019270 ammonium chloride Nutrition 0.000 claims abstract description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 15
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920001807 Urea-formaldehyde Polymers 0.000 description 2
- YRKCREAYFQTBPV-UHFFFAOYSA-N acetylacetone Chemical compound CC(=O)CC(C)=O YRKCREAYFQTBPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- WSFSSNUMVMOOMR-NJFSPNSNSA-N methanone Chemical compound O=[14CH2] WSFSSNUMVMOOMR-NJFSPNSNSA-N 0.000 description 2
- GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L sodium sulfite Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S([O-])=O GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229920000877 Melamine resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004640 Melamine resin Substances 0.000 description 1
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L Sulfate Chemical compound [O-]S([O-])(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- LSNNMFCWUKXFEE-UHFFFAOYSA-N Sulfurous acid Chemical compound OS(O)=O LSNNMFCWUKXFEE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000012466 permeate Substances 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 238000007761 roller coating Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 235000010265 sodium sulphite Nutrition 0.000 description 1
- 238000002798 spectrophotometry method Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000011232 storage material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 合板からのホルムアルデヒド放出量を十分に
低減させることができる上、合板の生産性の低下を生じ
させず、しかも製造コストを大きく上昇させることのな
い合板の製造方法を提供する。 【解決手段】 ホットプレス工程の直後にホルムアルデ
ヒド捕捉剤水溶液を30〜60℃に加温した状態で合板
表面に付着させる。この場合、ホットプレス工程終了後
3分以内にホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板表面に
付着させることが好ましい。また、ホルムアルデヒド捕
捉剤水溶液としては、例えば、尿素、チオ尿素及び塩化
アンモニウムから選ばれる1種以上の化合物を含む水溶
液を用いることができる。
低減させることができる上、合板の生産性の低下を生じ
させず、しかも製造コストを大きく上昇させることのな
い合板の製造方法を提供する。 【解決手段】 ホットプレス工程の直後にホルムアルデ
ヒド捕捉剤水溶液を30〜60℃に加温した状態で合板
表面に付着させる。この場合、ホットプレス工程終了後
3分以内にホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板表面に
付着させることが好ましい。また、ホルムアルデヒド捕
捉剤水溶液としては、例えば、尿素、チオ尿素及び塩化
アンモニウムから選ばれる1種以上の化合物を含む水溶
液を用いることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルムアルデヒド
の放出量を低減させた合板の製造方法に関する。
の放出量を低減させた合板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、木質系住宅内装材から室内に放出
されるホルムアルデヒドが化学物質過敏症の原因物質と
して問題視されている。すなわち、木質系住宅内装材は
合板、パーティクルボード、MDF、化粧用集成材とい
った木質系基板に化粧加工を施したものが多いが、上記
基板の製造に使用された接着剤からホルムアルデヒドが
揮発するものである。
されるホルムアルデヒドが化学物質過敏症の原因物質と
して問題視されている。すなわち、木質系住宅内装材は
合板、パーティクルボード、MDF、化粧用集成材とい
った木質系基板に化粧加工を施したものが多いが、上記
基板の製造に使用された接着剤からホルムアルデヒドが
揮発するものである。
【0003】例えば、合板は複数枚の単板を接着剤で張
り合わせることにより製造されるが、上記接着剤として
は原料中にホルムアルデヒドを含むユリア樹脂系接着
剤、メラミン樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤が
多用されている。したがって、合板を用いた木質系住宅
内装材(天井板、収納材、床材、腰板、巾木、回り縁、
パネル材等)からは、合板の製造に使用された接着剤中
に残留しているホルムアルデヒドや接着剤の分解により
生じたホルムアルデヒドが放出される。
り合わせることにより製造されるが、上記接着剤として
は原料中にホルムアルデヒドを含むユリア樹脂系接着
剤、メラミン樹脂系接着剤、フェノール樹脂系接着剤が
多用されている。したがって、合板を用いた木質系住宅
内装材(天井板、収納材、床材、腰板、巾木、回り縁、
パネル材等)からは、合板の製造に使用された接着剤中
に残留しているホルムアルデヒドや接着剤の分解により
生じたホルムアルデヒドが放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した理由から、近
年、ホルムアルデヒド放出量の少ない合板が強く要望さ
れており、JASでも合板のホルムアルデヒド放出量に
関する規格が制定されている。これに対し、合板からホ
ルムアルデヒドを放出させないためには、ホルムアルデ
ヒドを含まない接着剤を用いることが最も好ましいが、
この方法では合板の製造コストが高くなる。
年、ホルムアルデヒド放出量の少ない合板が強く要望さ
れており、JASでも合板のホルムアルデヒド放出量に
関する規格が制定されている。これに対し、合板からホ
ルムアルデヒドを放出させないためには、ホルムアルデ
ヒドを含まない接着剤を用いることが最も好ましいが、
この方法では合板の製造コストが高くなる。
【0005】また、合板からのホルムアルデヒド放出量
を低減させる手段として、合板にホルムアルデヒドキャ
ッチシートを貼付する手段がある。しかし、この手段で
は十分なホルムアルデヒド放出量の低減効果を得ること
ができない上、ホルムアルデヒドキャッチシートの貼付
ラインが別途必要となるため合板の生産性が低下し、し
かも製造コストがかなり上昇する。
を低減させる手段として、合板にホルムアルデヒドキャ
ッチシートを貼付する手段がある。しかし、この手段で
は十分なホルムアルデヒド放出量の低減効果を得ること
ができない上、ホルムアルデヒドキャッチシートの貼付
ラインが別途必要となるため合板の生産性が低下し、し
かも製造コストがかなり上昇する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、合板からのホルムアルデヒド放出量を十分に低減さ
せることができる上、合板の生産性を低下させず、しか
も製造コストを大きく上昇させることのない合板の製造
方法を提供することを目的とする。
で、合板からのホルムアルデヒド放出量を十分に低減さ
せることができる上、合板の生産性を低下させず、しか
も製造コストを大きく上昇させることのない合板の製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成するために鋭意検討を行った結果、ホルムアルデヒ
ドと反応してホルムアルデヒドを捕捉する化合物である
ホルムアルデヒド捕捉剤の水溶液を30〜60℃に加温
し、この加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液をホッ
トプレス工程直後のまだ熱い状態の合板に付着させた場
合、下記〜の作用効果が得られ、前記目的が効果的
に達成されることを見出した。
達成するために鋭意検討を行った結果、ホルムアルデヒ
ドと反応してホルムアルデヒドを捕捉する化合物である
ホルムアルデヒド捕捉剤の水溶液を30〜60℃に加温
し、この加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液をホッ
トプレス工程直後のまだ熱い状態の合板に付着させた場
合、下記〜の作用効果が得られ、前記目的が効果的
に達成されることを見出した。
【0008】加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液
をホットプレス工程直後の合板に付着させると、ホルム
アルデヒド捕捉剤水溶液が合板中に良好に浸透するとと
もに、ホルムアルデヒド捕捉剤と接着剤中のホルムアル
デヒドとが効率的に反応してホルムアルデヒドが効果的
に捕捉される。その結果、合板のホルムアルデヒド放出
量に関するJAS規格のF1(平均ホルマリン濃度(水
中濃度)0.5mg/l以下)を達成することができ
る。 ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板に付着させる装
置は、既存の合板製造ラインに付設できるため、生産性
の低下を招かない。 ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板に付着させるだ
けであるため、大きなコストアップ要因とならない。 ホルムアルデヒド捕捉剤は無害であり、しかも揮発性
物質ではないため、安全面、健康面で問題がない。 合板の板厚、構成、樹種によらず優れたホルムアルデ
ヒド放出量低減効果を得ることができる。 加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液をホットプレ
ス工程直後の合板に付着させた場合、その後にホルムア
ルデヒド捕捉剤水溶液の水分が蒸発し易い。
をホットプレス工程直後の合板に付着させると、ホルム
アルデヒド捕捉剤水溶液が合板中に良好に浸透するとと
もに、ホルムアルデヒド捕捉剤と接着剤中のホルムアル
デヒドとが効率的に反応してホルムアルデヒドが効果的
に捕捉される。その結果、合板のホルムアルデヒド放出
量に関するJAS規格のF1(平均ホルマリン濃度(水
中濃度)0.5mg/l以下)を達成することができ
る。 ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板に付着させる装
置は、既存の合板製造ラインに付設できるため、生産性
の低下を招かない。 ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板に付着させるだ
けであるため、大きなコストアップ要因とならない。 ホルムアルデヒド捕捉剤は無害であり、しかも揮発性
物質ではないため、安全面、健康面で問題がない。 合板の板厚、構成、樹種によらず優れたホルムアルデ
ヒド放出量低減効果を得ることができる。 加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液をホットプレ
ス工程直後の合板に付着させた場合、その後にホルムア
ルデヒド捕捉剤水溶液の水分が蒸発し易い。
【0009】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
ので、硬化後にホルムアルデヒドを放出する接着剤によ
り単板を張り合わせて合板を製造するに当たり、ホット
プレス工程の直後にホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を3
0〜60℃に加温した状態で合板表面に付着させること
を特徴とする合板の製造方法を提供する。
ので、硬化後にホルムアルデヒドを放出する接着剤によ
り単板を張り合わせて合板を製造するに当たり、ホット
プレス工程の直後にホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を3
0〜60℃に加温した状態で合板表面に付着させること
を特徴とする合板の製造方法を提供する。
【0010】以下、本発明につきさらに詳しく説明す
る。本発明において、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液と
しては、ホルムアルデヒドと反応してホルムアルデヒド
を捕捉する化合物の水溶液を用いる。上記化合物として
は、例えば、尿素、チオ尿素及び塩化アンモニウムから
選ばれる1種以上を好適に用いることができる。また、
ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液には亜流酸ナトリウム等
の硫酸塩又は亜硫酸塩を添加することができ、これによ
って一層優れたホルムアルデヒド放出量低減効果を得る
ことができる。
る。本発明において、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液と
しては、ホルムアルデヒドと反応してホルムアルデヒド
を捕捉する化合物の水溶液を用いる。上記化合物として
は、例えば、尿素、チオ尿素及び塩化アンモニウムから
選ばれる1種以上を好適に用いることができる。また、
ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液には亜流酸ナトリウム等
の硫酸塩又は亜硫酸塩を添加することができ、これによ
って一層優れたホルムアルデヒド放出量低減効果を得る
ことができる。
【0011】本発明では、上記ホルムアルデヒド捕捉剤
水溶液をホットプレス工程直後の合板の表面に付着させ
る。ホットプレス工程とは、単板に接着剤を塗布して重
ね合わせた後、通常110〜140℃程度で重ね合わせ
た単板を加熱加圧して接着剤を硬化させる工程である。
したがって、ホットプレス工程の直後における合板(単
板を重ね合わせたもの)の温度は、通常50〜100℃
程度になっている。本発明では、ホットプレス工程終了
後3分以内、特に2分以内にホルムアルデヒド捕捉剤水
溶液を合板表面に付着させることが望ましい。
水溶液をホットプレス工程直後の合板の表面に付着させ
る。ホットプレス工程とは、単板に接着剤を塗布して重
ね合わせた後、通常110〜140℃程度で重ね合わせ
た単板を加熱加圧して接着剤を硬化させる工程である。
したがって、ホットプレス工程の直後における合板(単
板を重ね合わせたもの)の温度は、通常50〜100℃
程度になっている。本発明では、ホットプレス工程終了
後3分以内、特に2分以内にホルムアルデヒド捕捉剤水
溶液を合板表面に付着させることが望ましい。
【0012】この場合、本発明では、ホルムアルデヒド
捕捉剤水溶液を30〜60℃に加温した状態で合板の表
面に付着させる。ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の温度
が30℃未満であると、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液
が合板中に浸透しにくくなるとともに、ホルムアルデヒ
ド捕捉剤とホルムアルデヒドとの反応効率が低下する。
また、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の温度が60℃を
超えると、ホルムアルデヒド捕捉剤の効果が低下する場
合が生じる。ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液のより好ま
しい温度は、35〜55℃である。
捕捉剤水溶液を30〜60℃に加温した状態で合板の表
面に付着させる。ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の温度
が30℃未満であると、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液
が合板中に浸透しにくくなるとともに、ホルムアルデヒ
ド捕捉剤とホルムアルデヒドとの反応効率が低下する。
また、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の温度が60℃を
超えると、ホルムアルデヒド捕捉剤の効果が低下する場
合が生じる。ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液のより好ま
しい温度は、35〜55℃である。
【0013】ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板の表
面に付着させる方法としては、スプレー塗布、ローラー
塗布、はけ塗り等の任意の方法を採用することができ
る。また、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液は合板の片面
のみに付着させてもよく、両面に付着させてもよいが、
より高いホルムアルデヒド放出量低減効果が得られる点
で両面に付着させることが適当である。
面に付着させる方法としては、スプレー塗布、ローラー
塗布、はけ塗り等の任意の方法を採用することができ
る。また、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液は合板の片面
のみに付着させてもよく、両面に付着させてもよいが、
より高いホルムアルデヒド放出量低減効果が得られる点
で両面に付着させることが適当である。
【0014】ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の合板の表
面への付着量は、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の濃度
等に応じて適宜設定できるが、通常、2〜6g/m2、
特に3〜5g/m2程度とする。ホルムアルデヒド捕捉
剤水溶液の付着量が多すぎると、合板表面のべたつき、
合板の含水率増加などが生じて後の加工工程で問題が起
こることがある。
面への付着量は、ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液の濃度
等に応じて適宜設定できるが、通常、2〜6g/m2、
特に3〜5g/m2程度とする。ホルムアルデヒド捕捉
剤水溶液の付着量が多すぎると、合板表面のべたつき、
合板の含水率増加などが生じて後の加工工程で問題が起
こることがある。
【0015】
【発明の実施の形態】単板にユリア樹脂系接着剤を塗布
して重ね合わせた後、ホットプレス工程を行った。さら
に、50℃に加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液
(尿素水溶液)をホットプレス工程終了後2分以内に合
板の両面にスプレー塗布した。塗布量は4g/m2とし
た。得られた合板を乾燥させた後、その片面に化粧紙を
貼って化粧板を作製した。化粧紙を貼らない合板及び上
記化粧板を別々の測定室に放置し、それぞれのホルムア
ルデヒド放出量を1ヶ月間にわたって測定した。ホルム
アルデヒド濃度の測定は、アセチルアセトンによる吸光
光度法で行った。その結果、上記合板及び化粧板のいず
れもが、1ヶ月間にわたって合板のホルムアルデヒド放
出量に関するJAS規格のF1を満足することがわかっ
た。すなわち、検出されたホルマリン濃度(水中濃度)
は最大値でも0.5mg/l以下であった。
して重ね合わせた後、ホットプレス工程を行った。さら
に、50℃に加温したホルムアルデヒド捕捉剤水溶液
(尿素水溶液)をホットプレス工程終了後2分以内に合
板の両面にスプレー塗布した。塗布量は4g/m2とし
た。得られた合板を乾燥させた後、その片面に化粧紙を
貼って化粧板を作製した。化粧紙を貼らない合板及び上
記化粧板を別々の測定室に放置し、それぞれのホルムア
ルデヒド放出量を1ヶ月間にわたって測定した。ホルム
アルデヒド濃度の測定は、アセチルアセトンによる吸光
光度法で行った。その結果、上記合板及び化粧板のいず
れもが、1ヶ月間にわたって合板のホルムアルデヒド放
出量に関するJAS規格のF1を満足することがわかっ
た。すなわち、検出されたホルマリン濃度(水中濃度)
は最大値でも0.5mg/l以下であった。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の合板の製
造方法は、合板からのホルムアルデヒド放出量を十分に
低減させることができる上、合板の生産性の低下を生じ
させず、しかも製造コストを大きく上昇させることがな
い。
造方法は、合板からのホルムアルデヒド放出量を十分に
低減させることができる上、合板の生産性の低下を生じ
させず、しかも製造コストを大きく上昇させることがな
い。
Claims (3)
- 【請求項1】 硬化後にホルムアルデヒドを放出する接
着剤により単板を張り合わせて合板を製造するに当た
り、ホットプレス工程の直後にホルムアルデヒド捕捉剤
水溶液を30〜60℃に加温した状態で合板表面に付着
させることを特徴とする合板の製造方法。 - 【請求項2】 ホットプレス工程終了後3分以内にホル
ムアルデヒド捕捉剤水溶液を合板表面に付着させる請求
項1に記載の合板の製造方法。 - 【請求項3】 ホルムアルデヒド捕捉剤水溶液が、尿
素、チオ尿素及び塩化アンモニウムから選ばれる1種以
上の化合物を含む水溶液である請求項1又は2に記載の
合板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318302A JP3029597B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 合板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318302A JP3029597B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 合板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11147206A true JPH11147206A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3029597B2 JP3029597B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=18097693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9318302A Expired - Fee Related JP3029597B2 (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 合板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029597B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP9318302A patent/JP3029597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3029597B2 (ja) | 2000-04-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110341009A (zh) | 一种无甲醛释放的浸渍胶膜纸饰面细木工板及其生产工艺 | |
| CN1320989C (zh) | 降低从带有甲醛的层状产品中甲醛排放量的方法及由该方法得到的产品 | |
| CN1320988C (zh) | 降低从带有甲醛的层状产品中甲醛排放量的方法及由该方法得到的产品 | |
| JPH08207012A (ja) | 表面化粧木質板 | |
| JP3029597B2 (ja) | 合板の製造方法 | |
| US6749949B2 (en) | Method of producing formaldehyde laden layered products having reduced emission of formaldehyde | |
| JP3017150B2 (ja) | 木質系住宅内装材の製造方法 | |
| JPH09193103A (ja) | 木質系材料のアルデヒド類放散抑制方法 | |
| JPH10278003A (ja) | 突板化粧板 | |
| JPH01229085A (ja) | 木質板用接着剤 | |
| CN117730001A (zh) | 生产饰面元件的方法、饰面元件及生产带饰面的镶板的方法 | |
| JP2905461B2 (ja) | 無臭特殊化粧板の製造方法 | |
| EP1488938B1 (en) | Method of producing decorative sheets | |
| JPH1142741A (ja) | ホルムアルデヒドを捕捉する化粧シートおよびその製造方法 | |
| US20250262793A1 (en) | Method of manufacturing a fire-retardant treated wood composite panel | |
| JP2005179474A (ja) | 熱硬化性接着剤とそれを用いた木質系建材の製造方法 | |
| JP5769111B2 (ja) | 突板貼り化粧板 | |
| JP3778660B2 (ja) | ホルムアルデヒド吸着建材用紙 | |
| JPH10286807A (ja) | 木質ボ−ドの製造方法 | |
| JPS5841162B2 (ja) | 無臭木質板の製造法 | |
| JPH081865A (ja) | 耐熱性化粧板 | |
| GB1558964A (en) | Process for preparation of non-combustible decorative panels | |
| CN115256582A (zh) | 一种水性聚氰胺树脂木板 | |
| JP2929379B2 (ja) | 建具部材 | |
| JPH11300712A (ja) | 寸法安定した木質繊維板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |