JPH11121600A - 処理装置 - Google Patents
処理装置Info
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- JPH11121600A JPH11121600A JP30666097A JP30666097A JPH11121600A JP H11121600 A JPH11121600 A JP H11121600A JP 30666097 A JP30666097 A JP 30666097A JP 30666097 A JP30666097 A JP 30666097A JP H11121600 A JPH11121600 A JP H11121600A
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- electrostatic chuck
- wafer
- chuck
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 付着物が吸着面上方に突出し難い静電チャッ
クを備えた処理装置を提供する。 【解決手段】 エッチング装置100の処理室102内
に配置された下部電極110上には,ウェハWを吸着保
持する静電チャック112が設けられる。静電チャック
112は,高圧直流電源114に接続された導電性の薄
膜130を,セラミックスから成る絶縁部材132によ
って挟持して成る。静電チャック112のチャック面1
12aの周縁部には,高さ(α)が30μm〜50μm
の下方に略凹状の段部134が形成される。段部134
の幅(β)は,2mm以下に設定される。静電チャック
112の半径は,ウェハWの半径よりも2mm以下の範
囲内で小径に構成される。段部134の底面134aの
周縁部に形成される角部は,面取りされ,傾斜面134
cが形成される。
クを備えた処理装置を提供する。 【解決手段】 エッチング装置100の処理室102内
に配置された下部電極110上には,ウェハWを吸着保
持する静電チャック112が設けられる。静電チャック
112は,高圧直流電源114に接続された導電性の薄
膜130を,セラミックスから成る絶縁部材132によ
って挟持して成る。静電チャック112のチャック面1
12aの周縁部には,高さ(α)が30μm〜50μm
の下方に略凹状の段部134が形成される。段部134
の幅(β)は,2mm以下に設定される。静電チャック
112の半径は,ウェハWの半径よりも2mm以下の範
囲内で小径に構成される。段部134の底面134aの
周縁部に形成される角部は,面取りされ,傾斜面134
cが形成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,処理装置にかか
り,特にプラズマ処理装置の静電チャックに関する。
り,特にプラズマ処理装置の静電チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,プラズマ処理装置などの処理装置
においては,被処理体,例えば半導体ウェハ(以下,
「ウェハ」と称する。)を,処理室内に配置された載置
台(電極)上に保持する手段として静電チャックを用い
ている。この静電チャックは,例えばタングステンから
成る導電性薄膜を,絶縁性のポリイミドフィルムにより
挟持することにより形成されている。そして,載置台の
載置面に形成された静電チャック上にウェハを載置した
後,導電性薄膜に対して高圧直流電力を印加すると,電
荷に基づいてクーロン力がポリイミドフィルムに生じ,
ウェハが静電チャックのチャック面(吸着面)に吸着保
持される構成となっている。
においては,被処理体,例えば半導体ウェハ(以下,
「ウェハ」と称する。)を,処理室内に配置された載置
台(電極)上に保持する手段として静電チャックを用い
ている。この静電チャックは,例えばタングステンから
成る導電性薄膜を,絶縁性のポリイミドフィルムにより
挟持することにより形成されている。そして,載置台の
載置面に形成された静電チャック上にウェハを載置した
後,導電性薄膜に対して高圧直流電力を印加すると,電
荷に基づいてクーロン力がポリイミドフィルムに生じ,
ウェハが静電チャックのチャック面(吸着面)に吸着保
持される構成となっている。
【0003】また,最近,載置台とウェハの伝熱効率や
加工の容易性などの観点から,絶縁部材に上記ポリイミ
ドフィルムに代えてセラミックスを使用する静電チャッ
クが提案されている。この静電チャックは,上記導電性
薄膜を絶縁性のセラミックスにより挟持することにより
形成されている。そして,該静電チャックは,上記ポリ
イミドフィルムを採用した静電チャックと同様に,導電
性薄膜に対して高圧直流電力を印加することにより,チ
ャック面上のウェハを吸着保持することができる。
加工の容易性などの観点から,絶縁部材に上記ポリイミ
ドフィルムに代えてセラミックスを使用する静電チャッ
クが提案されている。この静電チャックは,上記導電性
薄膜を絶縁性のセラミックスにより挟持することにより
形成されている。そして,該静電チャックは,上記ポリ
イミドフィルムを採用した静電チャックと同様に,導電
性薄膜に対して高圧直流電力を印加することにより,チ
ャック面上のウェハを吸着保持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,付着物
が多く生成するプロセス下でウェハに対して処理を施す
場合には,処理室内に露出する静電チャックの側面部に
も付着物,例えば反応性デポジットが付着してしまう。
この付着物は,時間と共に静電チャックの側面部に沿っ
てチャック面方向に堆積し,やがてチャック面よりも上
方にまで盛り上がってしまう。そして,この状態でウェ
ハを載置すれば,付着物によってチャック面とウェハと
の間に隙間が形成されてしまう。
が多く生成するプロセス下でウェハに対して処理を施す
場合には,処理室内に露出する静電チャックの側面部に
も付着物,例えば反応性デポジットが付着してしまう。
この付着物は,時間と共に静電チャックの側面部に沿っ
てチャック面方向に堆積し,やがてチャック面よりも上
方にまで盛り上がってしまう。そして,この状態でウェ
ハを載置すれば,付着物によってチャック面とウェハと
の間に隙間が形成されてしまう。
【0005】その結果,ウェハの吸着力が不均一となっ
てウェハを均一に保持することが困難となり,温度調整
手段が内装された載置台上の静電チャックとウェハの密
着性が低下してウェハの温度分布が不均一となる。さら
に,チャック面とウェハ裏面との間に伝熱ガスを供給す
る場合には,ウェハと静電チャックとの間に生じた隙間
から伝熱ガスが漏れてしまい,伝熱効率が低下して,ウ
ェハに均一な処理を施すことが困難となる。また,ウェ
ハを載置台上に均一に保持するためには,静電チャック
のクリーニングなどのメンテナンスを頻繁に行わなけれ
ばならず,スループットの向上を阻害する要因の一つと
もなっている。
てウェハを均一に保持することが困難となり,温度調整
手段が内装された載置台上の静電チャックとウェハの密
着性が低下してウェハの温度分布が不均一となる。さら
に,チャック面とウェハ裏面との間に伝熱ガスを供給す
る場合には,ウェハと静電チャックとの間に生じた隙間
から伝熱ガスが漏れてしまい,伝熱効率が低下して,ウ
ェハに均一な処理を施すことが困難となる。また,ウェ
ハを載置台上に均一に保持するためには,静電チャック
のクリーニングなどのメンテナンスを頻繁に行わなけれ
ばならず,スループットの向上を阻害する要因の一つと
もなっている。
【0006】本発明は,従来の処理装置が有する上記の
ような問題点に鑑みて成されたものであり,付着物が静
電チャックの吸着面よりも被処理体方向に突出すること
を抑制し,被処理体と静電チャックをその全面に渡って
均一に密着させて,被処理体の温度特性を向上させるこ
とができるとと共に,静電チャックのメンテナンス時期
を延長することが可能な,新規かつ改良された処理装置
を提供することを目的としている。
ような問題点に鑑みて成されたものであり,付着物が静
電チャックの吸着面よりも被処理体方向に突出すること
を抑制し,被処理体と静電チャックをその全面に渡って
均一に密着させて,被処理体の温度特性を向上させるこ
とができるとと共に,静電チャックのメンテナンス時期
を延長することが可能な,新規かつ改良された処理装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,本発明は,処理室内において被処理体を吸着保持す
るセラミックス製の静電チャックを備えた処理装置を提
供するものである。そして,上記処理装置は,請求項1
に記載の発明のように,静電チャックの吸着面の周縁部
に,高さが30μm〜50μmの下方に凹状の段部を備
えている。
め,本発明は,処理室内において被処理体を吸着保持す
るセラミックス製の静電チャックを備えた処理装置を提
供するものである。そして,上記処理装置は,請求項1
に記載の発明のように,静電チャックの吸着面の周縁部
に,高さが30μm〜50μmの下方に凹状の段部を備
えている。
【0008】かかる構成によれば,静電チャックの吸着
面の周縁部に上述した段部が設けられるため,吸着面上
に被処理体を載置した際に,被処理体と段部底面との間
に30μm〜50μmの間隔領域を形成することができ
る。その結果,付着物が発生しやすいプロセス下で処理
行う場合でも,吸着面の周縁部に付着した付着物が被処
理体方向に向かって堆積し難くなるため,被処理体を吸
着面上に均一かつ確実に密着させることができ,被処理
体の温度をその全面に渡って均一に維持することができ
る。
面の周縁部に上述した段部が設けられるため,吸着面上
に被処理体を載置した際に,被処理体と段部底面との間
に30μm〜50μmの間隔領域を形成することができ
る。その結果,付着物が発生しやすいプロセス下で処理
行う場合でも,吸着面の周縁部に付着した付着物が被処
理体方向に向かって堆積し難くなるため,被処理体を吸
着面上に均一かつ確実に密着させることができ,被処理
体の温度をその全面に渡って均一に維持することができ
る。
【0009】また,被処理体の裏面に伝熱ガスを供給す
る場合には,被処理体と吸着面が確実に密着するため,
伝熱ガスの処理室内へのリークを抑制することができ,
被処理体の温度特性をより向上させることができる。さ
らに,段部の高さを30μm〜50μmの範囲内で適宜
設定すれば,静電チャック内の電極が露出することがな
い。
る場合には,被処理体と吸着面が確実に密着するため,
伝熱ガスの処理室内へのリークを抑制することができ,
被処理体の温度特性をより向上させることができる。さ
らに,段部の高さを30μm〜50μmの範囲内で適宜
設定すれば,静電チャック内の電極が露出することがな
い。
【0010】また,上記段部の幅を,例えば請求項2に
記載の発明のように,2mm以下に設定すれば,被処理
体に対する吸着性に影響を及ぼすことなく,付着物の過
度な堆積を防止することができる。
記載の発明のように,2mm以下に設定すれば,被処理
体に対する吸着性に影響を及ぼすことなく,付着物の過
度な堆積を防止することができる。
【0011】さらに,上記静電チャックを,例えば請求
項3に記載の発明のように,被処理体よりも相対的に径
が小さくなるように形成し,さらに好ましくは,その静
電チャックの半径を,例えば請求項4に記載の発明のよ
うに,被処理体の半径よりも2mm以下の範囲内で小径
に設定すれば,例えば被処理体にプラズマ処理を施す場
合,静電チャックの処理室側面がスパッタされることを
防止することができる。その結果,静電チャックの損傷
に伴う吸着力の低下を防止することができると共に,静
電チャックの寿命も延長することができる。また,かか
る構成により,被処理体が所定の載置位置よりもずれて
吸着面上に載置された場合でも吸着面が露出することが
なく,静電チャックが損傷することがない。
項3に記載の発明のように,被処理体よりも相対的に径
が小さくなるように形成し,さらに好ましくは,その静
電チャックの半径を,例えば請求項4に記載の発明のよ
うに,被処理体の半径よりも2mm以下の範囲内で小径
に設定すれば,例えば被処理体にプラズマ処理を施す場
合,静電チャックの処理室側面がスパッタされることを
防止することができる。その結果,静電チャックの損傷
に伴う吸着力の低下を防止することができると共に,静
電チャックの寿命も延長することができる。また,かか
る構成により,被処理体が所定の載置位置よりもずれて
吸着面上に載置された場合でも吸着面が露出することが
なく,静電チャックが損傷することがない。
【0012】また,上記静電チャックの角部は,例えば
請求項5に記載の発明のように,面取りすることが好ま
しく,かかる構成によれば,特に段部への付着物の付着
性を低下させることができる。その結果,被処理体を均
一に保持できる時間をより一層延長することができると
共に,クリーニング時期もさらに延長することができ
る。
請求項5に記載の発明のように,面取りすることが好ま
しく,かかる構成によれば,特に段部への付着物の付着
性を低下させることができる。その結果,被処理体を均
一に保持できる時間をより一層延長することができると
共に,クリーニング時期もさらに延長することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しなが
ら,本発明にかかる処理装置をエッチング装置に適用し
た実施の一形態について詳細に説明する。図1に示した
エッチング装置100の処理室102は,気密な導電性
の処理容器104内に形成されている。また,処理室1
02の周囲を囲うように磁石106が配置されており,
この磁石106によって処理室102内に形成されるプ
ラズマ領域に回転磁界を形成することができる。また,
処理室102内には,処理室102の天井部の一部を成
す上部電極108と,この上部電極108に対向し,載
置台を構成する導電性の下部電極110が形成されてい
る。
ら,本発明にかかる処理装置をエッチング装置に適用し
た実施の一形態について詳細に説明する。図1に示した
エッチング装置100の処理室102は,気密な導電性
の処理容器104内に形成されている。また,処理室1
02の周囲を囲うように磁石106が配置されており,
この磁石106によって処理室102内に形成されるプ
ラズマ領域に回転磁界を形成することができる。また,
処理室102内には,処理室102の天井部の一部を成
す上部電極108と,この上部電極108に対向し,載
置台を構成する導電性の下部電極110が形成されてい
る。
【0014】下部電極110上には,高圧直流電源11
4が接続された本実施の形態にかかる静電チャック11
2が設けられており,この静電チャック112の表面,
すなわち上部電極108と対向する面には,被処理体,
例えばウェハWを載置可能な載置面を構成するチャック
面112aが形成されている。なお,静電チャック11
2の詳細な構成については,後述する。さらに,静電チ
ャック112の周囲を覆う位置には,フォーカスリング
116が設けられている。
4が接続された本実施の形態にかかる静電チャック11
2が設けられており,この静電チャック112の表面,
すなわち上部電極108と対向する面には,被処理体,
例えばウェハWを載置可能な載置面を構成するチャック
面112aが形成されている。なお,静電チャック11
2の詳細な構成については,後述する。さらに,静電チ
ャック112の周囲を覆う位置には,フォーカスリング
116が設けられている。
【0015】また,下部電極110には,冷媒循環路1
17や不図示のヒータなどの温度調整機構(図示せ
ず。)が内装されている。かかる構成により,下部電極
110及び静電チャック112を介してウェハWを適宜
所望の温度に維持することができる。さらに,チャック
面112aには,不図示の伝熱ガス吐出孔が多数形成さ
れているため,ウェハWに対する伝熱効率を向上させる
ことができる。
17や不図示のヒータなどの温度調整機構(図示せ
ず。)が内装されている。かかる構成により,下部電極
110及び静電チャック112を介してウェハWを適宜
所望の温度に維持することができる。さらに,チャック
面112aには,不図示の伝熱ガス吐出孔が多数形成さ
れているため,ウェハWに対する伝熱効率を向上させる
ことができる。
【0016】また,下部電極110の底面部には,昇降
軸118を介して不図示の昇降機構が接続されているた
め,その昇降機構の作動により,下部電極110は上下
動自在なように構成されている。さらに,下部電極11
0の側面部には,複数の貫通孔120aが形成されたバ
ッフル板120が取り付けられている。さらにまた,下
部電極110には,整合器122を介してプラズマ生成
用高周波電力,例えば13.56MHzの高周波電力を
出力可能な高周波電源124が接続されている。
軸118を介して不図示の昇降機構が接続されているた
め,その昇降機構の作動により,下部電極110は上下
動自在なように構成されている。さらに,下部電極11
0の側面部には,複数の貫通孔120aが形成されたバ
ッフル板120が取り付けられている。さらにまた,下
部電極110には,整合器122を介してプラズマ生成
用高周波電力,例えば13.56MHzの高周波電力を
出力可能な高周波電源124が接続されている。
【0017】一方,上部電極108には,処理ガス,例
えばC4F8を供給可能なガス供給管126と,処理室1
02内を連通する多数の貫通孔108aが形成されてお
り,いわゆるシャワーヘッド構造を成している。また,
処理室102の下部側壁には,処理室102内を所定の
減圧雰囲気,例えば10mTorr〜100mTorr
に維持することが可能な排気管128が接続されてい
る。
えばC4F8を供給可能なガス供給管126と,処理室1
02内を連通する多数の貫通孔108aが形成されてお
り,いわゆるシャワーヘッド構造を成している。また,
処理室102の下部側壁には,処理室102内を所定の
減圧雰囲気,例えば10mTorr〜100mTorr
に維持することが可能な排気管128が接続されてい
る。
【0018】次に,本実施の形態にかかる静電チャック
112について,詳細に説明する。静電チャック112
は,図1及び図2(a)に示したように,導電性材料,
例えばタングステンから成り,電極を構成する略円形状
の薄膜130を,セラミックス,例えばアルミナセラミ
ックス(Al2O3)から成る略円盤状の絶縁部材132
で挟持する構成となっている。このように,本実施の形
態にかかる静電チャック112の絶縁部材132は,セ
ラミックスから構成されているため,上述した従来の静
電チャックの如くポリイミドを採用した場合と比較し
て,下部電極110とウェハWとの間の伝熱効率を向上
させることができると共に,静電チャック112の加工
性も向上させることができる。
112について,詳細に説明する。静電チャック112
は,図1及び図2(a)に示したように,導電性材料,
例えばタングステンから成り,電極を構成する略円形状
の薄膜130を,セラミックス,例えばアルミナセラミ
ックス(Al2O3)から成る略円盤状の絶縁部材132
で挟持する構成となっている。このように,本実施の形
態にかかる静電チャック112の絶縁部材132は,セ
ラミックスから構成されているため,上述した従来の静
電チャックの如くポリイミドを採用した場合と比較し
て,下部電極110とウェハWとの間の伝熱効率を向上
させることができると共に,静電チャック112の加工
性も向上させることができる。
【0019】また,薄膜130には,高圧直流電源11
4が接続されているため,この高圧直流電源114から
高圧直流電力,例えば2.5kVの直流電力を薄膜13
0に印加することにより,下部電極110上,すなわち
静電チャック112のチャック面112a上に載置され
たウェハWを吸着保持することができる。
4が接続されているため,この高圧直流電源114から
高圧直流電力,例えば2.5kVの直流電力を薄膜13
0に印加することにより,下部電極110上,すなわち
静電チャック112のチャック面112a上に載置され
たウェハWを吸着保持することができる。
【0020】また,図2(a)及び図2(b)に示した
ように,静電チャック112のチャック面112aの周
縁部には,下方に略凹状の本実施の形態にかかる段部1
34が形成されているおり,図示の例では,段部134
の断面形状は略L字状の形状となっている。また,段部
134の高さ(図2(b)中のα)は,処理プロセスや
本実施の形態を適用する装置構成などに応じて30μm
〜50μmの範囲内で任意の値に設定することができ
る。従って,ウェハWを静電チャック112上で吸着保
持した場合には,底面134aとウェハW裏面との間に
30μm〜50μmの間隔(空間)領域を形成すること
ができる。なお,段部の高さ(α)は,本実施の形態に
おいては,50μmに設定されている。
ように,静電チャック112のチャック面112aの周
縁部には,下方に略凹状の本実施の形態にかかる段部1
34が形成されているおり,図示の例では,段部134
の断面形状は略L字状の形状となっている。また,段部
134の高さ(図2(b)中のα)は,処理プロセスや
本実施の形態を適用する装置構成などに応じて30μm
〜50μmの範囲内で任意の値に設定することができ
る。従って,ウェハWを静電チャック112上で吸着保
持した場合には,底面134aとウェハW裏面との間に
30μm〜50μmの間隔(空間)領域を形成すること
ができる。なお,段部の高さ(α)は,本実施の形態に
おいては,50μmに設定されている。
【0021】かかる構成により,反応性デポジットなど
の付着物が多く生成されるプロセス,すなわち本実施の
形態の如くウェハWの被処理面に形成された酸化膜(S
iO2膜)に対してエッチング処理を施す際に,静電チ
ャック112の側面に付着物が付着した場合でも,その
付着物がウェハW方向ではなく,段部134の側面13
4b方向に堆積するため,静電チャック112の吸着力
の低下を抑制することができる。その結果,チャック面
112aにウェハWを均一に密着させることができるた
め,ウェハWの温度をその全面に渡って均一に維持する
ことができる。
の付着物が多く生成されるプロセス,すなわち本実施の
形態の如くウェハWの被処理面に形成された酸化膜(S
iO2膜)に対してエッチング処理を施す際に,静電チ
ャック112の側面に付着物が付着した場合でも,その
付着物がウェハW方向ではなく,段部134の側面13
4b方向に堆積するため,静電チャック112の吸着力
の低下を抑制することができる。その結果,チャック面
112aにウェハWを均一に密着させることができるた
め,ウェハWの温度をその全面に渡って均一に維持する
ことができる。
【0022】また,本実施の形態の如く,静電チャック
112とウェハWとの間に伝熱ガスを供給する場合に
は,上述の如くチャック面112aとウェハWとを確実
に密着させることができるため,伝熱ガスが処理室10
2内に漏れ出すことを実質的に防止することができる。
その結果,ウェハWに対する伝熱効率をさらに向上させ
ることができると共に,リークした伝熱ガスによってプ
ロセスに影響を与えること防ぐことができる。さらに,
付着物がウェハW方向に堆積し難くなるため,静電チャ
ック112のクリーニング時期を延長させることがで
き,スループットを向上させることができる。
112とウェハWとの間に伝熱ガスを供給する場合に
は,上述の如くチャック面112aとウェハWとを確実
に密着させることができるため,伝熱ガスが処理室10
2内に漏れ出すことを実質的に防止することができる。
その結果,ウェハWに対する伝熱効率をさらに向上させ
ることができると共に,リークした伝熱ガスによってプ
ロセスに影響を与えること防ぐことができる。さらに,
付着物がウェハW方向に堆積し難くなるため,静電チャ
ック112のクリーニング時期を延長させることがで
き,スループットを向上させることができる。
【0023】また,静電チャック112の段部134の
幅(図2(b)中のβ)は,上述した段部134の高さ
(α)と同様に,処理プロセスや本実施の形態を適用す
る装置構成などに応じて2mm以下の範囲内で任意の値
に設定することができるが,本実施の形態では,1.5
mmに設定されている。このように,かかる範囲内で段
部134の幅を設定することにより,静電チャック11
2の吸着性をあまり弱めることなく,付着物のウェハW
方向への突出を抑制し,静電チャック112とウェハW
の密着性を向上させることができる。
幅(図2(b)中のβ)は,上述した段部134の高さ
(α)と同様に,処理プロセスや本実施の形態を適用す
る装置構成などに応じて2mm以下の範囲内で任意の値
に設定することができるが,本実施の形態では,1.5
mmに設定されている。このように,かかる範囲内で段
部134の幅を設定することにより,静電チャック11
2の吸着性をあまり弱めることなく,付着物のウェハW
方向への突出を抑制し,静電チャック112とウェハW
の密着性を向上させることができる。
【0024】また,段部134の幅を本実施の形態の如
く1.5mmに設定した場合には,図2(a)及び図2
(b)に示したように,段部134の側面134bが薄
膜130の外周よりも相対的に内側に配置されるが,本
実施の形態では段部134の高さが上述の如く30μm
〜50μmの範囲内で設定されるため,図示の如く薄膜
130が静電チャック112の外部に露出することがな
い。また,このように,薄膜130を段部134の下方
にまで配置することにより,チャック面112aの全面
に渡って均一な吸着力を生じさせることができる。
く1.5mmに設定した場合には,図2(a)及び図2
(b)に示したように,段部134の側面134bが薄
膜130の外周よりも相対的に内側に配置されるが,本
実施の形態では段部134の高さが上述の如く30μm
〜50μmの範囲内で設定されるため,図示の如く薄膜
130が静電チャック112の外部に露出することがな
い。また,このように,薄膜130を段部134の下方
にまで配置することにより,チャック面112aの全面
に渡って均一な吸着力を生じさせることができる。
【0025】また,静電チャック112の外径は,図1
と図2(a)と図2(b)に示したように,ウェハWの
外径よりも小さく構成され,例えば,図示の例では,静
電チャック112は,ウェハWよりも半径あたり2mm
小径に形成されている。ただし,静電チャック112の
外径は,処理プロセスや本実施の形態を適用する装置構
成などに応じて,ウェハWよりも半径あたり2mm以下
の範囲内で小径に形成することができる。
と図2(a)と図2(b)に示したように,ウェハWの
外径よりも小さく構成され,例えば,図示の例では,静
電チャック112は,ウェハWよりも半径あたり2mm
小径に形成されている。ただし,静電チャック112の
外径は,処理プロセスや本実施の形態を適用する装置構
成などに応じて,ウェハWよりも半径あたり2mm以下
の範囲内で小径に形成することができる。
【0026】かかる構成により,ウェハWを静電チャッ
ク112上に保持した場合には,チャック面112aが
ウェハWによって完全に覆われると共に,ウェハWは静
電チャック112よりも相対的に外側にまで突出して保
持される。その結果,処理室102内のプラズマが静電
チャック112にまで回り込み難くなるため,静電チャ
ック112がスパッタされることを抑制することがで
き,静電チャック112の寿命を延長することができ
る。
ク112上に保持した場合には,チャック面112aが
ウェハWによって完全に覆われると共に,ウェハWは静
電チャック112よりも相対的に外側にまで突出して保
持される。その結果,処理室102内のプラズマが静電
チャック112にまで回り込み難くなるため,静電チャ
ック112がスパッタされることを抑制することがで
き,静電チャック112の寿命を延長することができ
る。
【0027】また,ウェハWを搬送する搬送手段の搬送
精度により,ウェハWがチャック面112a上の所定の
位置に載置されずにずれたまま保持され,そのまま処理
が行われしまう場合がある。しかし,本実施の形態で
は,上述の如く静電チャック112の外径がウェハWの
外径よりも相対的に小さく構成されているため,かかる
場合でも位置決め許容値を大きくすることができるの
で,チャック面112aがプラズマによってスパッタさ
れることがない。
精度により,ウェハWがチャック面112a上の所定の
位置に載置されずにずれたまま保持され,そのまま処理
が行われしまう場合がある。しかし,本実施の形態で
は,上述の如く静電チャック112の外径がウェハWの
外径よりも相対的に小さく構成されているため,かかる
場合でも位置決め許容値を大きくすることができるの
で,チャック面112aがプラズマによってスパッタさ
れることがない。
【0028】また,本実施の形態では,図2(a)及び
図2(b)に示したように,底面134aの外周周縁部
に形成される角部が面取りされ,所定の傾斜面134c
が形成されている。なお,図示の例では,上記角部はC
面取り,すなわち水平方向に対して45゜の方向に面取
りされている。かかる構成により,上述した角部に対す
る付着物の付着性を抑制することができると共に,付着
した付着物の堆積方向を変化させることができる。その
結果,段部134に付着した付着物がウェハW方向に堆
積することを抑制できるため,ウェハWを均一に吸着保
持できる時間をさらに延長することができる。
図2(b)に示したように,底面134aの外周周縁部
に形成される角部が面取りされ,所定の傾斜面134c
が形成されている。なお,図示の例では,上記角部はC
面取り,すなわち水平方向に対して45゜の方向に面取
りされている。かかる構成により,上述した角部に対す
る付着物の付着性を抑制することができると共に,付着
した付着物の堆積方向を変化させることができる。その
結果,段部134に付着した付着物がウェハW方向に堆
積することを抑制できるため,ウェハWを均一に吸着保
持できる時間をさらに延長することができる。
【0029】次に,本実施の形態にかかる静電チャック
112と,従来の静電チャック10を上述したエッチン
グ装置100に適用した場合について,図3及び図4を
参照しながら説明する。なお,図3及び図4は,静電チ
ャックに付着する付着物について比較説明するための図
であるため,ウェハや薄膜(電極)などの構成要素は省
略されている。また,静電チャック10は,段部以外の
基本的な構成については,本実施の形態にかかる静電チ
ャック112と略同一に構成されている。
112と,従来の静電チャック10を上述したエッチン
グ装置100に適用した場合について,図3及び図4を
参照しながら説明する。なお,図3及び図4は,静電チ
ャックに付着する付着物について比較説明するための図
であるため,ウェハや薄膜(電極)などの構成要素は省
略されている。また,静電チャック10は,段部以外の
基本的な構成については,本実施の形態にかかる静電チ
ャック112と略同一に構成されている。
【0030】まず,図3を参照しながら従来の静電チャ
ック10について説明と,静電チャック10のチャック
面10aの周縁部に形成される角部は,面取りのみされ
ており,上記周縁部には本実施の形態の如く段部は形成
されていない。従って,ウェハWに対して処理を施すご
とに静電チャック10の側面12に付着物14が付着し
て堆積し,チャック面10aよりも上方,すなわちウェ
ハW方向に突出してしまう。そして,そのままウェハW
を吸着保持した際には,ウェハWとチャック面10との
間に付着物14が介在して隙間が形成されてしまい,ウ
ェハWとチャック面10を均一に密着させることができ
なくなる。
ック10について説明と,静電チャック10のチャック
面10aの周縁部に形成される角部は,面取りのみされ
ており,上記周縁部には本実施の形態の如く段部は形成
されていない。従って,ウェハWに対して処理を施すご
とに静電チャック10の側面12に付着物14が付着し
て堆積し,チャック面10aよりも上方,すなわちウェ
ハW方向に突出してしまう。そして,そのままウェハW
を吸着保持した際には,ウェハWとチャック面10との
間に付着物14が介在して隙間が形成されてしまい,ウ
ェハWとチャック面10を均一に密着させることができ
なくなる。
【0031】その結果,ウェハWと下部電極110の伝
熱効率が低下するため,ウェハWの温度が不均一とな
り,ウェハWに対して均一な処理を施すことが困難とな
る。また,ウェハWの裏面に供給されている伝熱ガスが
上記空間部から処理室102内に漏れ出した場合には,
さらに伝熱効率が低下してしまう。さらに,プラズマが
上記隙間からウェハWとチャック面10aとの間に進入
した場合には,チャック面10aがスパッタされたり,
チャック面10aに形成されている伝熱ガス供給孔で異
常放電が生じたりすることがある。そして,これらの問
題を解決するためには,静電チャック10を頻繁にクリ
ーニングしなければならず,スループットの低下を招く
要因の一つとなる。
熱効率が低下するため,ウェハWの温度が不均一とな
り,ウェハWに対して均一な処理を施すことが困難とな
る。また,ウェハWの裏面に供給されている伝熱ガスが
上記空間部から処理室102内に漏れ出した場合には,
さらに伝熱効率が低下してしまう。さらに,プラズマが
上記隙間からウェハWとチャック面10aとの間に進入
した場合には,チャック面10aがスパッタされたり,
チャック面10aに形成されている伝熱ガス供給孔で異
常放電が生じたりすることがある。そして,これらの問
題を解決するためには,静電チャック10を頻繁にクリ
ーニングしなければならず,スループットの低下を招く
要因の一つとなる。
【0032】これに対して,本実施の形態にかかる静電
チャック112には,上述した段部134が形成されて
いるため,図4に示したように,静電チャック112に
付着物14が付着した場合でも,その付着物14は側面
134b方向に堆積していき,チャック面112aの上
方に向かって堆積し難くい構成となっている。その結
果,本実施の形態にかかる静電チャック112は,従来
の静電チャック10と比較して相対的に長時間,ウェハ
Wを均一に吸着保持することができるため,静電チャッ
ク112のクリーニング時期を延長して,スループット
を向上させることができる。
チャック112には,上述した段部134が形成されて
いるため,図4に示したように,静電チャック112に
付着物14が付着した場合でも,その付着物14は側面
134b方向に堆積していき,チャック面112aの上
方に向かって堆積し難くい構成となっている。その結
果,本実施の形態にかかる静電チャック112は,従来
の静電チャック10と比較して相対的に長時間,ウェハ
Wを均一に吸着保持することができるため,静電チャッ
ク112のクリーニング時期を延長して,スループット
を向上させることができる。
【0033】以上,本発明の好適な実施の一形態につい
て,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかか
る構成に限定されるものではない。特許請求の範囲に記
載された技術的思想の範疇において,当業者であれば,
各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり,それ
ら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属
するものと了解される。
て,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかか
る構成に限定されるものではない。特許請求の範囲に記
載された技術的思想の範疇において,当業者であれば,
各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり,それ
ら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属
するものと了解される。
【0034】例えば,上記実施の形態において,段部の
底面の周縁部に形成される角部を面取りした構成を例に
挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるも
のではなく,特に面取りしなくとも本発明を実施するこ
とができる。また,本発明は,静電チャックの吸着面の
周縁部に形成される角部を面取りする場合にも適用する
ことができる。
底面の周縁部に形成される角部を面取りした構成を例に
挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるも
のではなく,特に面取りしなくとも本発明を実施するこ
とができる。また,本発明は,静電チャックの吸着面の
周縁部に形成される角部を面取りする場合にも適用する
ことができる。
【0035】また,上記実施の形態において,薄膜(電
極)を段部の下方にまで配置した構成を例に挙げて説明
したが,本発明はかかる構成に限定されるものではな
く,静電チャックの吸着面の下方にのみに電極を配置す
る場合にも,本発明は実施することができる。
極)を段部の下方にまで配置した構成を例に挙げて説明
したが,本発明はかかる構成に限定されるものではな
く,静電チャックの吸着面の下方にのみに電極を配置す
る場合にも,本発明は実施することができる。
【0036】さらに,上記実施の形態において,静電チ
ャックを構成する絶縁部材をアルミナセラミックスから
形成した構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる
構成に限定されるものではなく,絶縁性材料,例えばポ
リマーや,AlNや,SiCや,SiO2や,Si3N4
などセラミックスから形成した場合でも,本発明を適用
することができる。さらに,上記ポリマーは,ポリイミ
ドや,ポリケトンや,ポリエーテルケトンや,ポリサル
フォンや,ポリカーボネートや,ポリスチレンや,ナイ
ロンや,ポリ塩化ビニルや,ポリプロピレンや,ポリエ
ーテルケトン類や,ポリエーテルサルフォンや,ポリエ
チレンテレフタレートや,フロオロエチレンプロピレン
コポリマーや,セルロースや,トリアセテート類や,シ
リコンや,ラバーなどを採用することができる。
ャックを構成する絶縁部材をアルミナセラミックスから
形成した構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる
構成に限定されるものではなく,絶縁性材料,例えばポ
リマーや,AlNや,SiCや,SiO2や,Si3N4
などセラミックスから形成した場合でも,本発明を適用
することができる。さらに,上記ポリマーは,ポリイミ
ドや,ポリケトンや,ポリエーテルケトンや,ポリサル
フォンや,ポリカーボネートや,ポリスチレンや,ナイ
ロンや,ポリ塩化ビニルや,ポリプロピレンや,ポリエ
ーテルケトン類や,ポリエーテルサルフォンや,ポリエ
チレンテレフタレートや,フロオロエチレンプロピレン
コポリマーや,セルロースや,トリアセテート類や,シ
リコンや,ラバーなどを採用することができる。
【0037】また,上記実施の形態において,処理室を
囲うようにして磁石を配置した構成を例に挙げて説明し
たが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,
磁界形成手段備えていない処理装置であっても,本発明
を適用することができる。
囲うようにして磁石を配置した構成を例に挙げて説明し
たが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,
磁界形成手段備えていない処理装置であっても,本発明
を適用することができる。
【0038】さらに,上記実施の形態において,下部電
極のみに高周波電力を印加した構成を例に挙げて説明し
たが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,
本発明は,上部電極と下部電極の双方,または上部電極
のみに所定の高周波電力を印加する処理装置に対しても
適用することができる。
極のみに高周波電力を印加した構成を例に挙げて説明し
たが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,
本発明は,上部電極と下部電極の双方,または上部電極
のみに所定の高周波電力を印加する処理装置に対しても
適用することができる。
【0039】また,上記実施の形態において,エッチン
グ装置を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に
限定されるものではなく,処理室内に配置された被処理
体を静電チャックにより吸着保持し,その被処理体に対
して所定の処理を施す如く構成された装置であれば,い
かなる処理装置にも本発明を適用することができる。
グ装置を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に
限定されるものではなく,処理室内に配置された被処理
体を静電チャックにより吸着保持し,その被処理体に対
して所定の処理を施す如く構成された装置であれば,い
かなる処理装置にも本発明を適用することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば,静電チャックの吸着面
の周縁部に所定の段部を設けたため,静電チャックに付
着物が付着した場合でも,吸着面の上方,すなわち被処
理体方向に付着物が堆積することを抑制でき,被処理体
を均一に吸着保持できる時間を相対的に延長することが
できる。その結果,被処理体の温度分布が不均一になる
までの時間を延長することができ,相対的に多くの被処
理体に対して均一な処理を施すことができる。さらに,
静電チャックのメンテナンス時期を延長することもでき
るため,スループットを向上させることができる。
の周縁部に所定の段部を設けたため,静電チャックに付
着物が付着した場合でも,吸着面の上方,すなわち被処
理体方向に付着物が堆積することを抑制でき,被処理体
を均一に吸着保持できる時間を相対的に延長することが
できる。その結果,被処理体の温度分布が不均一になる
までの時間を延長することができ,相対的に多くの被処
理体に対して均一な処理を施すことができる。さらに,
静電チャックのメンテナンス時期を延長することもでき
るため,スループットを向上させることができる。
【図1】本発明を適用可能なエッチング装置を示した概
略的な断面図である。
略的な断面図である。
【図2】図1に示したエッチング装置に適用される静電
チャックを説明するための概略的な説明図である。
チャックを説明するための概略的な説明図である。
【図3】従来の静電チャックを図1に示したエッチング
装置に適用した場合の付着物の付着状態を説明するため
の概略的な説明図である。
装置に適用した場合の付着物の付着状態を説明するため
の概略的な説明図である。
【図4】図1に示したエッチング装置に適用される静電
チャックの付着物の付着状態を説明するための概略的な
説明図である。
チャックの付着物の付着状態を説明するための概略的な
説明図である。
100 エッチング装置 102 処理室 110 下部電極 112 静電チャック 130 薄膜(電極) 132 絶縁部材 134 段部 W ウェハ
Claims (5)
- 【請求項1】 処理室内において被処理体を吸着保持す
るセラミックス製の静電チャックを備えた処理装置であ
って,前記静電チャックの吸着面の周縁部に,高さが3
0μm〜50μmの下方に凹状の段部を設けること特徴
とする,処理装置。 - 【請求項2】 前記段部の幅は,2mm以下であること
を特徴とする,請求項1に記載の処理装置。 - 【請求項3】 前記静電チャックは,前記被処理体より
も相対的に径が小さいことを特徴とする,請求項1又は
2に記載の処理装置。 - 【請求項4】 前記静電チャックの半径は,前記被処理
体の半径よりも2mm以下の範囲内で小径であることを
特徴とする,請求項3に記載の処理装置。 - 【請求項5】 前記静電チャックの角部は,面取りされ
ることを特徴とする,請求項1,2,3又は4のいずれ
かに記載の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30666097A JPH11121600A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30666097A JPH11121600A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11121600A true JPH11121600A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17959797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30666097A Pending JPH11121600A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11121600A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001041508A1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-06-07 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic heater |
| KR20010063395A (ko) * | 1999-12-22 | 2001-07-09 | 고석태 | 내식성을 향상시킬 수 있는 정전척의 제조방법 및 그에따른 정전척 |
| WO2007043528A1 (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プラズマ処理装置、プラズマ処理方法、及びトレイ |
| JP2007109770A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 |
| US7718007B2 (en) * | 2005-03-17 | 2010-05-18 | Tokyo Electron Limited | Substrate supporting member and substrate processing apparatus |
| JP2013512564A (ja) * | 2009-11-30 | 2013-04-11 | ラム リサーチ コーポレーション | 傾斜側壁を備える静電チャック |
| JP2014027159A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Panasonic Corp | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 |
| JP2019087637A (ja) * | 2017-11-07 | 2019-06-06 | 日本特殊陶業株式会社 | セラミックス基材の保護方法 |
| JP2020088195A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板保持機構および成膜装置 |
| JP2024090652A (ja) * | 2022-12-23 | 2024-07-04 | 住友大阪セメント株式会社 | 静電チャック部材及び静電チャック装置 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP30666097A patent/JPH11121600A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2007043528A1 (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | プラズマ処理装置、プラズマ処理方法、及びトレイ |
| US8231798B2 (en) | 2005-10-12 | 2012-07-31 | Panasonic Corporation | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
| US8591754B2 (en) | 2005-10-12 | 2013-11-26 | Panasonic Corporation | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
| JP2013512564A (ja) * | 2009-11-30 | 2013-04-11 | ラム リサーチ コーポレーション | 傾斜側壁を備える静電チャック |
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| JP2024090652A (ja) * | 2022-12-23 | 2024-07-04 | 住友大阪セメント株式会社 | 静電チャック部材及び静電チャック装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050906 |