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JPH111212A - 電子線による容器の滅菌装置 - Google Patents

電子線による容器の滅菌装置

Info

Publication number
JPH111212A
JPH111212A JP15347397A JP15347397A JPH111212A JP H111212 A JPH111212 A JP H111212A JP 15347397 A JP15347397 A JP 15347397A JP 15347397 A JP15347397 A JP 15347397A JP H111212 A JPH111212 A JP H111212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
electron beam
sterilization chamber
sterilizing
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15347397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takahashi
橋 豊 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Beverage Corp
Original Assignee
Kirin Beverage Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Beverage Corp filed Critical Kirin Beverage Corp
Priority to JP15347397A priority Critical patent/JPH111212A/ja
Publication of JPH111212A publication Critical patent/JPH111212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のコンパクト化を図りながら容器の滅菌
処理効果を高めることを課題とする。 【解決手段】 縦長状に配設される電子線発生部1と、
この電子線発生部の電子線照射窓2を含みその前後部所
要長さ範囲にわたり放射線不透過材により構成された滅
菌処理室3と、この滅菌処理室の一端の入口部4から他
端の出口部5にかけて処理対象の容器11を立位姿勢で
搬送する容器搬送手段10と、容器が電子線発生部の電
子線照射窓に至る直前位置から該窓を通過し終るまでの
間にその容器に自転を与える回転付与手段20とを具有
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子線を用いて容器
内外面の滅菌処理を行う技術に係り、特に容器を立位姿
勢で搬送しつつ滅菌処理を行う電子線による容器滅菌装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製ボトル、なかでも各種飲
料用PETボトル、PENボトルなどでは、殺菌済の内
容液を充填する前段階で洗浄またはこれと同等の処理を
施したボトルの内外面の滅菌処理を行い、無菌状態とさ
れたボトル内に内容液を充填し、キャッピングを行って
製品とされる。
【0003】上記充填前に行われる容器の滅菌処理は、
薬剤によるもの(特開平8−244729号、同244
730号公報)が一般的であったが、過酸化水素による
ものでは、浸漬後や噴霧後の洗浄が必要であり、そのた
め滅菌処理対象の容器がPETボトルである場合、大量
の無菌水を用意し、リンジング後に乾燥させる関係上、
その設備には十分な配慮が必要となり、しかも無菌水の
管理をも行う必要があることから実用面において種々の
問題点がある。そこで近年では電子線(以下EBと略称
する)を用いて容器の内外面の滅菌を図ることも考えら
れてはいるが、未だ実用には共されていない。
【0004】ところで上記のような容器(PETボト
ル)のEBによる滅菌処理には、従来図11に略示縦断
面図を示すように、EB発生部aを水平に配置し、その
EB発生部aのEB照射窓bを包含する鉛製の搬送室c
内に容器dを水平姿勢としてこれに回転を与えつつ搬送
する搬送装置eを配設し、前記EB照射窓bの直下位置
を容器dが通過するとき容器dの内面の滅菌を行うよう
になされたもの(例えば特開平8−184700号公
報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の装
置では、容器dが円筒状の場合はEB照射位置で容器d
に回転を与えることは容易であるが、容器dの水平断面
が角形である場合には搬送装置e自体で高速回転を与え
ることが難しく、そのため特別な回転機構を付設しなけ
ればならず、装置全体が複雑化することが避けられな
い。
【0006】また容器dの洗浄や内容液の充填等の各工
程は容器dを起立させた状態で行われるのに対し、EB
照射工程では容器dを倒さなければならないので容器d
の搬送ライン中に容器の倒伏および起立機構を設けるこ
とが必要となり、装置が複雑になるという問題点があ
る。
【0007】さらに容器dを横倒しとしてEB照射工程
を搬送するので、その搬送装置(コンベア)の幅を広く
必要とし、そのため装置の設置スペースが大きくなるこ
とに加え、EB発生部aが水平に配置されるためそのフ
イラメントが垂れ下がりやすく、断線が発生しやすいと
いう問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の技術
が有する問題点を解決することを課題としてなされたも
ので、容器を立位姿勢で搬送しつつEB発生部のEB照
射窓を容器が立位姿勢で通過する際に容器が自転するよ
うにし、滅菌処理されるようにしたことにある。
【0009】すなわち本発明は、縦長状に配設される電
子線発生部と、この電子線発生部の電子線照射窓を含み
その前後部所要長さ範囲にわたり放射線不透過材により
構成された滅菌処理室と、この滅菌処理室の一端の入口
部から他端の出口部にかけて処理対象の容器を立位姿勢
で搬送する容器搬送手段と、容器が電子線発生部の電子
線照射窓に至る直前位置から該窓を通過し終るまでの間
にその容器に自転を与える回転付与手段とを具有せしめ
ることにある。
【0010】前記容器搬送手段は、容器口部のネック部
が摺動自在に懸吊支持される平行2条のレールにより構
成し、好ましくは前記滅菌処理室の入口部側から送風す
る無菌エアのエア圧により容器を送動するようにするこ
とにより、容器の形状や大きさに拘りなく送動するよう
にすることができる。
【0011】前記滅菌処理室は、前記電子線発生部の電
子線照射窓に対面して位置する所要領域と、前記入口側
および出口側からの所要領域とが前記入口側および出口
側での容器搬送方向に対し平面視所要の角度、好ましく
は30°以上の角度をもつ傾斜壁で連設し、前記容器搬
送手段を前記滅菌処理室の形状に倣って配設することに
より、入口部および出口部が開放されていても放射線の
漏洩をなくすることができる。この場合、上記所要領域
が直線であるときにその長さを1m以上とすることが望
ましい。
【0012】前記容器への回転付与手段は、前記電子線
発生部の上流側から電子線照射窓の直前位置にかけての
前記容器搬送手段の両側に配設され容器のネック部の側
面に圧接し得るよう互いに反対方向に回動される左右の
回転体、例えばローラ列や無端ベルトで構成し、これら
左右の回転体の回転速度を異ならせて容器に回転を付与
するようにし、左右の回転体の末端間から放出される容
器が電子線照射窓の前を自転しながら通過するようにす
ることが構造が簡単でありながら容器サイズに拘らず適
確に回転を付与することができる。
【0013】前記回転付与手段の左右の回転体の末端の
回転体を一方の回転体に対し他方より後流側に突出した
位置に配設すれば、容器を後流側へ確実に送り込めるの
で好ましい。
【0014】前記滅菌処理室の前記電子線発生部に正対
する側面を電子線が不透過で透光性を有する材料からな
る扉で構成し、該部を開閉可能とすることができ、電子
線発生部のメンテナンス性をよくすることができる。
【0015】さらに前記容器搬送手段のレールの上方位
置に容器のインナキャップをその両端を支持して1列で
送動し得るキャップシュータを配設し、このキャップシ
ュータを前記電子線発生部より上流側から同下流側にか
けての所要長さにわたり撚転してキャップシュータ上を
送動されるインナキャップが電子線発生部に正対して通
過するようになし、インナキャップも共に滅菌が行われ
るようにすることができる。
【0016】そして前記インナキャンプのキャップシュ
ータの末端位置に滅菌済のインナキャップを滅菌済の容
器の口部に打栓する打栓装置を設ければ、滅菌処理室か
ら出る容器内に雑菌が侵入することを確実に防ぐことが
できる。
【0017】また電子線発生部を縦型とするので、横型
の場合のように電子線発生部の支持構造が大掛りになら
ず、懸垂支持で十分であり、したがって電子線発生部を
コンパクトに構成することができる。
【0018】さらに前記滅菌処理室の適所に搬送中の容
器の通過を妨げない隔壁を設け、この隔壁と滅菌処理室
の開放部との間に排気装置を接続し、滅菌処理室内で発
生する有害ガスを吸引排除するようすれば有害ガスの漏
洩を確実に防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。図1は本発明による滅菌装置
の一実施形態の概念図を示すもので、中央に既存の電子
線発生部1(以下の説明においても電子線をEBと略称
する)が縦位置として配置され、そのEB照射窓2を含
む左右方向所要長さにわたり鉛等のEB不透過材により
滅菌処理室3が形成されている。
【0020】上記滅菌処理室3は、前記EB発生部1の
EB照射窓2が位置する所要領域Aと、一端に開口する
入口部4側および他端に開口する出口部5側からの所要
領域B,Cとが前記入口部4側および出口部5側での直
線部分に対し平面視において30°以上の角度を持つ傾
斜壁6,7により連設され、平面視において前記EB照
射窓2が位置する部分が突出した凸形状に形成されてい
る。この場合における入口部4側および出口部5側の領
域B,Cが直線状であるときその長さを1m以上とする
ことが放射線の漏洩をなくするうえで好ましい。
【0021】前記滅菌処理室3の前記EB照射窓2に正
対する領域Aの側面はEBが不透過で透光性を有する材
料、例えば鉛を含むガラスからなる扉8で構成され、該
部が開閉可能とされていてメンテナンスに対処し得るよ
うになされている。
【0022】前記滅菌処理室3の入口部4側から出口部
5にかけて容器搬送手段10が外部と連続して内設され
ている。
【0023】上記容器搬送手段10は、図2にその一例
の一部を拡大して示すように、容器11(PETボト
ル)の口部外周にあるフランジ部12の直下のネック部
13が摺動自在に懸吊支持される平行2条のレール1
4,14を有する。なお図示の実施形態ではCチャンネ
ル状のレール部材15を下向きとしてその開口縁をレー
ル14,14として用いられているが、2本の棒状レー
ルによるものであってもよい。
【0024】上記レール部材15は、前記滅菌処理室3
の平面視形状に倣って屈曲形成され、前記EB照射窓2
の横幅に相当する範囲がEB照射を妨げないよう切り欠
かれており、この切欠部16の部分は0.3mm厚程度
の薄い帯状のチタン膜17が張設されてEB照射に支障
なくレール14の途切れをなくしている。
【0025】前記滅菌処理室3の入口部4側からブロワ
18により無菌フィルタ19を通して送風される無菌エ
アを圧送自在とされ、このエア圧により前記レール1
4,14に懸吊される容器11,11…を押せ押せの状
態で送動するようになされている。
【0026】前記容器11を前記EB照射窓2の前面位
置で回転させる回転付与手段20は、前記EB発生部1
の上流側からEB照射窓2の直前位置にかけての前記レ
ール14,14の直下位置両側に容器11のネック部1
3の側面に図3、図4(A)に示されるように両側から
圧接し得るように配設された左右一対の丸ベルトからな
る無端ベルト21,22で構成され、これら無端ベルト
21,22はモータ23からプーリー24、ベルト2
5、プーリー26を通じて一方の無端ベルト22の軸2
7上のプーリー28に回転が伝達され、上記軸27上の
小径のプーリー29と他側の無端ベルト21の軸30上
の大径のプーリー31にベルト32が掛けられ、無端ベ
ルト21のプーリー33に回転が与えられて各無端ベル
ト21,22に矢印方向の回転(逆に逆回転)が与えら
れるようになっており、前記プーリー29,31の径差
から無端ベルト22の回転速度が他側の無端ベルト21
より高速とされていて、これら無端ベルト22,21の
速度差から容器11を搬送しながら容器11に自転が与
えられるようになっている。
【0027】上記回転付与手段20の左右の無端ベルト
21,22の末端のプーリー33,34は、前記EB照
射窓2側の無端ベルト21の末端プーリー33が他側の
無端ベルト22の末端プーリー34よりその直径分程度
後流側に突出した位置に設けられており、両ベルト2
1,22の末端間から放出される容器11が勢いよくE
B照射窓2の前面に自転しながら放り出されるようにな
されている。
【0028】上記回転付与手段20としては、上記実施
形態のように回転体を丸ベルトによるほか、図4(B)
に示すように水平に張られた平ベルト21a,22aに
よるもの、図4(C)のように上記平ベルト21a,2
2aを容器11側に下り傾斜として配設し、平ベルト2
1a,22aの上面に容器11のフランジ部12の外周
縁が接触して回転が与えられるようにするもの、また図
4(D)のようにそろばん玉のような回転体21b,2
2bを列設し、各回転体21b,22bの周縁でフラン
ジ部12の下面を支えるようにしたものがある。さらに
図4(E)のように左右を振動板21c,21cとし、
モータにより回転する回転体21d,22dにより各振
動板21c,22cに個有のサイクル振動を与えるよう
にして容器11を進行させながら回転を与えるようにす
ることもできる。
【0029】前記滅菌処理室3には、滅菌処理時に二次
的に発生する有害ガス、例えばオゾン(O3 )が滅菌処
理室3の常時開放の入口部4および出口部5から外部に
漏出することを防ぐための、図8に示すように滅菌処理
室3の入口部4側の領域Bの内部所要位置に容器11の
通過を妨げないための窓孔を有する隔壁50が設けら
れ、前記入口部4と隔壁50との中間位置に排気装置5
1(ブロワ)が接続され、当該室内を負圧として有害ガ
スを吸引排除するようになされている。なおこの排気装
置51の設置場所は上記以外の位置でもよい。
【0030】次に上記実施の形態の作用を説明する。容
器搬送手段10のレール14,14間にネック部13が
嵌合されて上流側から搬送される容器11は、滅菌処理
室3の入口部4からブロワ18により送風される無菌エ
アのエア圧を受けて滅菌処理室3内を進行する。
【0031】容器11が回転付与手段20の始端に至る
と、レール14,14の下部に位置するネック部13の
両側面に無端ベルト21,22が接触し、この無端ベル
ト21,22の矢印方向への回転により容器11が搬送
されるとともに、無端ベルト21と22との回転速度の
差により容器11に回転が与えられる。
【0032】上記のようにして回転しながら搬送される
容器11が無端ベルト21,22の末端に至ると、ネッ
ク部13が一方の無端ベルト22の末端プーリー34か
ら外れ、他方の無端ベルト21の末端にそって勢いよく
EB照射窓2の前面位置に放り出され、容器11はEB
照射窓2の前を自転しながら通過する。この際、容器1
1がEB照射窓2を通過する間に少くとも1回転、好ま
しくは約2回転するように前記無端ベルト21,22の
回転速度を設定しておくことが好ましい。
【0033】上記EB照射窓2を通過する際の容器11
のネック部13は、一方はレール14により、他方はチ
タン膜17によりガイドされ、切欠部16があっても支
障なく通過する。
【0034】こうして前記ブロワ18による無菌エアの
エア圧により順次搬送される容器11は次々と回転付与
手段20により自転を与えられてEB照射窓2の前を通
過し、EB照射を受けて内面の滅菌が行われ、その後滅
菌処理室3の出口部5から出て次工程へ送られる。
【0035】上記滅菌処理において、滅菌処理室3から
出たのちに雑菌の侵入阻止を図る必要がある場合には、
滅菌処理室3に至る前の工程で容器11の口部にEB透
過性を有する質材(例えばポリエチレン樹脂等)からな
る仮栓を施し、内容物充填工程の直前で仮栓を除去する
ようにすることができる。
【0036】前記滅菌処理室3の入口部4および出口部
5は常時開放されていても、EB発生部1が位置する領
域Aと入口部4、出口部5に続く直線状の領域B,Cと
の間に傾斜壁6,7が存在していることによりEBが入
口部4および出口部5から外部に漏洩することはない。
【0037】また容器搬送手段10は、容器11のネッ
ク部13を懸吊して滑動させるので、容器11の水平断
面が円形のものに限らず角形、多角形状のもの、あるい
は高さの如何にかかわらず搬送することが可能であり、
EB照射窓2の前面での回転もネック部13により行う
ので、容器11の形状や大きさに関係なく所定の回転を
与えることが可能である。
【0038】図5は容器11のインナキャップ34も同
時に滅菌するようにした場合の一実施形態を示すもの
で、前記レール14,14の上部位置にインナキャップ
34を1列で送動し得るキャップシュータ35を配設
し、このキャップシュータ35をEB照射窓2の直前か
ら直後にかけて略90°撚転して形成し、インナキャッ
プ34がこの撚転部36を通過する際にEB照射窓2側
に向いてEBの照射を受けるようになされたものであ
る。
【0039】インナキャップ34は、滅菌処理後に滅菌
処理室3から出る容器11内に雑菌が侵入することを防
ぐため内容物充填工程までの間、容器11の口部を封止
しておくためのもので、図6にみられるように容器11
の口部に嵌入する嵌合部34aの一面側に該口部より大
径のフランジ部34bを有し、内容物充填工程前にこの
フランジ34bを下から突き上げるかバキュームヘッド
で吸引して外すことができるようになっている。
【0040】上記のインナキャップ34を搬送するため
のキャップシュータ35は断面Cチャンネル状のもの
で、その左右のフランジ部35a、35aにインナキャ
ップ34のフランジ部34bの両端が係合して脱落する
ことなく摺動自在に支持するようになされており、この
キャップシュータ35が滅菌処理室3へ入る前にはイン
ナキャップ34をキャップシュータ35へ供給するため
の供給部37が設けられている。
【0041】この供給部37は、図5ではホッパ方式を
実線図示しており、他のカートリッジ方式を鎖線で略示
している。ホッパ方式は既知のように回転円盤38上に
インナキャップ34を供給し、円盤38の矢印方向の回
転により嵌合部34aが上向きとなるよう姿勢が揃えら
れてキャップシュータ35へ送り込むようになされてお
り、キャップシュータ35の下り傾斜するスロープ部3
9から滅菌処理室3へ入り、EB照射窓2の部分では前
述のように90°撚転された撚転部36とされていてイ
ンナキャップ34がEB発生部1の上方に正対するよう
になり、EB照射窓2を通過した部分ではフランジ部3
5a,35aが下側となるように反転して打栓装置40
へ向かうようになっている。
【0042】なおインナキャップ34の供給部37は、
図5に鎖線で示すカートリッジ方式であってもよく、こ
の方式は円筒体41内にインナキャップ34を重積状に
収納したカートリッジを用い、その円筒体41の下部か
らインナキャップ34を1個ずつキャップシュート35
へ送り込むようになされる。このほかインナキャップ3
4の供給については任意の手段を採用することができ
る。
【0043】前記打栓装置40は、図6にその一列を示
すように、キャップシュータ35の末端から出るインナ
キャップ34のフランジ部34bを支える補助レール4
2,42を通じスターホーイル43による搬送位置へ送
り込み、スターホイル43の矢印方向への回動によりイ
ンナキャップ34がこれを正対する位置で停止する容器
11の口部に打栓機44のカム45により上下動するプ
ッシャ46によりインナキャップ34の嵌合部34aを
容器11の口部に押込むようになされている。
【0044】したがって容器11の滅菌処理と併行して
インナキャップ34の滅菌が行われ、滅菌処理室2を出
る前にインナキャップ34が容器11の口部に嵌着され
るので、内容物充填工程へ至るまでの間、容器11内が
密封され、雑菌類の侵入が防がれる。
【0045】上記各実施の形態において、EB発生部1
と容器11との対向位置関係を、図9に示すように容器
11の口部側が接近し底部側が離間するようにEB発生
部1を角度θ(θ≧30°)をもって傾斜させて配置す
ることが望ましい。こうすることにより容器11の肉厚
の大きい口部がEB発生部1に近ずいておかれることに
なり、該部の滅菌作用を良化し、容器全体の確実な滅菌
を図ることができる。
【0046】このほかの例として、図10に示すように
EB発生部1の形態を考慮することができる。すなわち
図10(A)はEB発生部1を逆L字状とし、容器11
の側面および上面からEB発生部を照射する形態、図1
0(B)はEB発生部1をコ字状とし、容器11の側
面、上面、下面よりEBを照射する形態、図10(C)
はEB発生部1を半円形状としたもの、図10(D)は
円形状としたものである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子線発生部を縦位置として配設し、その電子線発生部の
電子線照射窓の前を容器が立位姿勢で自転しながら通過
するようにしたので、容器の洗浄工程や内容物充填工程
におけると同様な姿勢のまま滅菌処理を行うことがで
き、容器の搬送系に容器を倒立させる特別な機構を組入
れる必要がなく、装置全体の構成を著しく簡潔にするこ
とができるとともに、容器を立位姿勢で搬送して滅菌処
理するので、平面における投影面積が少くてすみ、装置
の設置スペースを大幅に削減することができる。
【0048】また電子線発生部が縦位置として設定され
るので、フイラメントの垂れ下がりによる断線が減少す
るほか、フイラメントを支持する支持部材(支柱)への
ストレスが少く、電子線が安定する利点がある。
【0049】さらに容器を立位姿勢で滅菌処理するの
で、容器を無キャップとしておけば電子線照射により容
器内で洗浄残留水分が蒸発して上昇気流が発生し、口部
から排出されることにより水分除去(換気)が良好にな
されることに加え、エアよりもO3 の方が比重が大きい
ため、水平姿勢による従来のものに較べ立位姿勢での滅
菌の方が滅菌効果を高めることができる。
【0050】一方、請求項2、3のように、容器のネッ
ク部を左右のレールにより懸吊支持し、エア圧により搬
送するようにすれば、容器の形状や太さ、高さの如何に
かかわらず搬送することができながら、電子線発生部の
前での自転も特別な回転支持手段に付託することなくそ
の懸吊支持状態のままで所定の回転を与えることがで
き、特に容器が角壜状の場合、従来横位置搬送での回転
には容器の軸方向両端をピボット支持等により回転的に
支持しなければ不可であったものが、角壜状のものであ
っても何ら支障なく回転させることができる効果があ
る。
【0051】請求項4によれば、滅菌処理室の入口部お
よび出口部を常時開放としても放射線の漏洩を防ぐこと
ができ、特別な漏洩防止手段を設置する必要がなく、装
置の構成を著しく簡素化することができる。
【0052】また請求項5、6によれば、容器を搬送し
ながら回転を与えることができるので、回転のための特
別なステージ等を設ける必要がなく、容器を立位姿勢で
搬送する利点を一層生かすことができる。
【0053】さらに請求項7によれば、回転付与手段の
末端から放出される容器に方向性を与えることができる
ので、電子線発生部の前へ適確に送り出すことができ、
良好な滅菌処理を行うことができる。
【0054】また請求項8によれば、電子線発生部およ
びその周辺のメンテナンスを外部から容易に行える利点
を与えることができる。
【0055】さらに請求項9、10によれば、滅菌処理
後の容器の口部を仮封しておくためのインナキャップの
滅菌も同じ工程で行うことができるので効率よく処理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器の滅菌装置の一実施形態を示
す概念図。
【図2】同、一部の拡大斜視図。
【図3】図1、図2における回転付与手段を示す一部省
略斜視図。
【図4】(A)〜(E)は回転付与手段の他の例を示す
説明図。
【図5】インナキャップを同時に滅菌する場合の一実施
形態を示す概念図。
【図6】図5の打栓装置部分の拡大図。
【図7】同、正面図。
【図8】滅菌処理室に有害ガス排除手段を付設する場合
の一例を示す平面図。
【図9】電子線発生部と容器との位置関係の他例を示す
説明図。
【図10】(A)〜(D)は電子線発生部の他の形状例
を示す説明図。
【図11】従来の技術を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 電子線発生部 2 電子線照射窓 3 滅菌処理室 4 入口部 5 出口部 6,7 傾斜壁 8 扉 10 容器搬送手段 11 容器 13 ネック部 14 レール 15 レール部材 16 切欠部 17 チタン膜 18 ブロワ 19 無菌フィルタ 20 回転付与手段 21,22 無端ベルト 23 モータ 34 インナキャップ 35 キャップシュータ 36 撚転部 37 インナキャップ供給部 40 打栓装置 43 スターホイル 44 打栓機 46 プッシャ 50 隔壁 51 排気装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦長状に配設される電子線発生部と、この
    電子線発生部の電子線照射窓を含みその前後部所要長さ
    範囲にわたり放射線不透過材により構成された滅菌処理
    室と、この滅菌処理室の一端の入口部から他端の出口部
    にかけて処理対象の容器を立位姿勢で搬送する容器搬送
    手段と、容器が電子線発生部の電子線照射窓に至る直前
    位置から該窓を通過し終るまでの間にその容器に自転を
    与える回転付与手段とを具有することを特徴とする電子
    線による容器の滅菌装置。
  2. 【請求項2】前記容器搬送手段は、容器口部のネック部
    が摺動自在に懸吊支持される平行2条のレールにより構
    成されている請求項1記載の電子線による容器の滅菌装
    置。
  3. 【請求項3】前記レールにより懸吊支持される容器を、
    前記滅菌処理室の入口部側から送風する無菌エアのエア
    圧により滅菌処理室内を送動するようになされている請
    求項2記載の電子線による容器の滅菌装置。
  4. 【請求項4】前記滅菌処理室は、前記電子線発生部の電
    子線照射窓に対面して位置する所要領域と、前記入口側
    および出口側からの所要領域とが前記入口側および出口
    側での容器搬送方向に対し平面視所要の角度をもつ傾斜
    壁で連設され、前記容器搬送手段が前記滅菌処理室の形
    状に倣って配設されている請求項1または2記載の電子
    線による容器の滅菌装置。
  5. 【請求項5】前記容器への回転付与手段は、前記電子線
    発生部の上流側から電子線照射窓の直前位置にかけての
    前記容器搬送手段の両側に配設され容器の口部乃至はネ
    ック部の側面に圧接し得るよう互いに反対方向に回動さ
    れる左右の回転体で構成され、これら左右の回転体の回
    転速度を異ならせて容器に回転を付与するようにし、左
    右の回転体の末端間から放出される容器が電子線照射窓
    の前を自転しながら通過するようにされている請求項1
    〜3のいずれか1項記載の電子線による容器の滅菌装
    置。
  6. 【請求項6】前記回転付与手段の回転体が無端ベルトで
    構成されている請求項5記載の電子線による容器の滅菌
    装置。
  7. 【請求項7】前記回転付与手段の左右の無端ベルトの末
    端のプーリーが一方の無端ベルトに対し他方の無端ベル
    トより後流側に突出した位置に配設されている請求項6
    記載の電子線による容器の滅菌装置。
  8. 【請求項8】前記滅菌処理室の前記電子線発生部に正対
    する側面を電子線が不透過で透光性を有する材料からな
    る扉で構成し、該部が開閉可能とされている請求項4記
    載の電子線による容器の滅菌装置。
  9. 【請求項9】前記容器搬送手段のレールの上方位置に容
    器のインナキャップをその両端を支持して1列で送動し
    得るキャップシュータを配設し、このキャップシュータ
    を前記電子線発生部より上流側から同下流側にかけての
    所要長さにわたり撚転してキャップシュータ上を送動さ
    れるインナキャップが電子線発生部に正対して通過する
    ようになされている請求項1記載の電子線による容器の
    滅菌装置。
  10. 【請求項10】前記インナキャンプのキャップシュータ
    の末端位置に滅菌済のインナキャップを滅菌済の容器の
    口部に打栓する打栓装置を備えている請求項9記載の電
    子線による容器の滅菌装置。
  11. 【請求項11】前記滅菌処理室の適所に搬送中の容器の
    通過を妨げない隔壁を設け、この隔壁と滅菌処理室の開
    放部との間に排気装置を接続し、滅菌処理室内で発生す
    る有害ガスを吸引排除するようにされている請求項1〜
    10のいずれか1項記載の電子線による容器の滅菌装
    置。
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