JPH11111156A - 電界放出素子 - Google Patents
電界放出素子Info
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- JPH11111156A JPH11111156A JP26974197A JP26974197A JPH11111156A JP H11111156 A JPH11111156 A JP H11111156A JP 26974197 A JP26974197 A JP 26974197A JP 26974197 A JP26974197 A JP 26974197A JP H11111156 A JPH11111156 A JP H11111156A
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- Japan
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- electrode
- insulating layer
- electrode line
- layer
- cathode
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J3/00—Details of electron-optical or ion-optical arrangements or of ion traps common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J3/02—Electron guns
- H01J3/021—Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source
- H01J3/022—Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source with microengineered cathode, e.g. Spindt-type
Landscapes
- Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引出電極の周囲に集束電極などを制約なしに
設けることができる電界放出素子を提供する。 【解決手段】 カソード基板側の絶縁層12の上層に引
出電極6が形成され、絶縁層12および引出電極6に開
口部6aが形成され、この開口部6aの内にコーン状エ
ミッタ11が形成されている。絶縁層12の上層には引
出電極6の周囲に集束電極1が形成され、ゲート電極ラ
イン2も形成されている。絶縁層12の下層には結線
7、抵抗層3、カソード電極ライン4が形成されてい
る。引出電極6は、コンタクトホール5aを介して結線
7と電気的に接続され、ゲート電極ライン2はコンタク
トホール5bを介して結線7と電気的に接続される。
設けることができる電界放出素子を提供する。 【解決手段】 カソード基板側の絶縁層12の上層に引
出電極6が形成され、絶縁層12および引出電極6に開
口部6aが形成され、この開口部6aの内にコーン状エ
ミッタ11が形成されている。絶縁層12の上層には引
出電極6の周囲に集束電極1が形成され、ゲート電極ラ
イン2も形成されている。絶縁層12の下層には結線
7、抵抗層3、カソード電極ライン4が形成されてい
る。引出電極6は、コンタクトホール5aを介して結線
7と電気的に接続され、ゲート電極ライン2はコンタク
トホール5bを介して結線7と電気的に接続される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界放出ディスプ
レイ(FED)などに用いられる電界放出型素子に関す
るものである。
レイ(FED)などに用いられる電界放出型素子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電界放出ディスプレイ(FED)におい
ては、カソード基板側とアノード基板側とが所定間隔の
ギャップを隔てて封着され内部を真空状態とされる。そ
の電界放出カソード(FEC)としてスピント型の冷陰
極を用いるものでは、引出電極に引出電圧を印加する
と、この引出電極の開口部内に設けられたコーン状エミ
ッタから電界放出により電子が放出され、正電圧が印加
されたアノード電極の蛍光体が発光して表示動作が行わ
れる。
ては、カソード基板側とアノード基板側とが所定間隔の
ギャップを隔てて封着され内部を真空状態とされる。そ
の電界放出カソード(FEC)としてスピント型の冷陰
極を用いるものでは、引出電極に引出電圧を印加する
と、この引出電極の開口部内に設けられたコーン状エミ
ッタから電界放出により電子が放出され、正電圧が印加
されたアノード電極の蛍光体が発光して表示動作が行わ
れる。
【0003】高電圧型のFEDは、高電圧用の蛍光体の
発光効率が高いため、低電圧の電界放出ディスプレイに
比べて高輝度を得ることができる。しかし、高電圧型の
FEDにおいては、アノード,ゲート間に数kVの電圧
を印加するためにアノード,ゲート間のギャップを広く
取っている。そのため、放出された電子ビームを集束す
る必要がある。通常、FEDの電界放出カソード(FE
C)には2段ゲート型が用いられる。しかし、この2段
ゲート型のFECは、引出電極とは別の層に集束電極を
設けて2段重ねにしたものであるため、層構成が増えて
作成プロセスが困難である。そこで、作成プロセスを平
易にするため、集束電極と引出電極とを同じ層に形成す
る平面集束型のFECの構成が考えられている。
発光効率が高いため、低電圧の電界放出ディスプレイに
比べて高輝度を得ることができる。しかし、高電圧型の
FEDにおいては、アノード,ゲート間に数kVの電圧
を印加するためにアノード,ゲート間のギャップを広く
取っている。そのため、放出された電子ビームを集束す
る必要がある。通常、FEDの電界放出カソード(FE
C)には2段ゲート型が用いられる。しかし、この2段
ゲート型のFECは、引出電極とは別の層に集束電極を
設けて2段重ねにしたものであるため、層構成が増えて
作成プロセスが困難である。そこで、作成プロセスを平
易にするため、集束電極と引出電極とを同じ層に形成す
る平面集束型のFECの構成が考えられている。
【0004】図5は、平面集束型FECの平面図であ
る。図中、31は集束電極、32は引出電極、32aは
開口部である。図6は、平面集束型FECの断面図であ
る。図中、11はコーン状エミッタ、12は絶縁層、1
3はカソード基板、33は抵抗層、34はカソード電極
ラインである。平面集束型FECにおいては、引出電極
32を集束電極31で完全に囲うことができない。した
がって、図5に示すように、集束電極31と引出電極3
2とはいずれも櫛歯型であり、互いにかみ合う形状で絶
縁層の上の同一平面上に形成されている。引出電極32
には複数の開口部32aが縦に1ドットずつ1列に配列
されている。
る。図中、31は集束電極、32は引出電極、32aは
開口部である。図6は、平面集束型FECの断面図であ
る。図中、11はコーン状エミッタ、12は絶縁層、1
3はカソード基板、33は抵抗層、34はカソード電極
ラインである。平面集束型FECにおいては、引出電極
32を集束電極31で完全に囲うことができない。した
がって、図5に示すように、集束電極31と引出電極3
2とはいずれも櫛歯型であり、互いにかみ合う形状で絶
縁層の上の同一平面上に形成されている。引出電極32
には複数の開口部32aが縦に1ドットずつ1列に配列
されている。
【0005】図6に示すように、カソード基板13上に
カソード電極ライン34が形成されその上に抵抗層33
が形成され、さらにその上に絶縁層12が形成さてい
る。そして、絶縁層12の上には上述した集束電極31
および引出電極32が形成されている。引出電極32と
その下の絶縁層12に開口部32aが設けられ、この中
の抵抗層33の上にコーン状エミッタ11が形成されて
いる。引出電極32および集束電極31には、それぞれ
引出電極電圧、集束電極電圧が印加される。
カソード電極ライン34が形成されその上に抵抗層33
が形成され、さらにその上に絶縁層12が形成さてい
る。そして、絶縁層12の上には上述した集束電極31
および引出電極32が形成されている。引出電極32と
その下の絶縁層12に開口部32aが設けられ、この中
の抵抗層33の上にコーン状エミッタ11が形成されて
いる。引出電極32および集束電極31には、それぞれ
引出電極電圧、集束電極電圧が印加される。
【0006】上述したように、平面集束型FECにおい
ては、引出電極32を集束電極31で完全に囲うことが
できない。その結果、コーン状エミッタ11から放出さ
れた電子ビームは、集束電極31の開口側、図示の例で
は、下方から漏れ、所望のビームスポット径を得られな
いという問題があった。
ては、引出電極32を集束電極31で完全に囲うことが
できない。その結果、コーン状エミッタ11から放出さ
れた電子ビームは、集束電極31の開口側、図示の例で
は、下方から漏れ、所望のビームスポット径を得られな
いという問題があった。
【0007】上述した問題は、引出電極とこの引出電極
電圧を供給するラインとの間に、引出電極を囲むような
電極や構造物を設けることができないことに起因する。
したがって、集束電極に限った問題ではない。また、集
束電極あるいは構造物が引出電極を完全に囲まない場合
であっても、引出電極に引出電極電圧を供給するライン
とこれら集束電極や構造物との配置関係が制約されてし
まうという問題がある。
電圧を供給するラインとの間に、引出電極を囲むような
電極や構造物を設けることができないことに起因する。
したがって、集束電極に限った問題ではない。また、集
束電極あるいは構造物が引出電極を完全に囲まない場合
であっても、引出電極に引出電極電圧を供給するライン
とこれら集束電極や構造物との配置関係が制約されてし
まうという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、引出電極の周囲
に電極や構造物などを制約なしに設けることができる電
界放出素子を提供することを目的とするものである。特
に、引出電極の周囲に集束電極を形成することによっ
て、平易な作成プロセスで電子ビームのスポット径を十
分小さくすることができる電界放出素子を提供すること
を目的とするものである。
題点を解決するためになされたもので、引出電極の周囲
に電極や構造物などを制約なしに設けることができる電
界放出素子を提供することを目的とするものである。特
に、引出電極の周囲に集束電極を形成することによっ
て、平易な作成プロセスで電子ビームのスポット径を十
分小さくすることができる電界放出素子を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おいては、絶縁層、該絶縁層の上層に形成された引出電
極、前記絶縁層および前記引出電極に形成された開口
部、該開口部内に形成されたエミッタ、ゲート電極ライ
ン、および、カソード電極ラインを有する電界放出素子
において、前記絶縁層の上層に前記ゲート電極ラインが
形成され、前記絶縁層の下層に結線が形成され、前記引
出電極は第1の層間接続部を介して前記結線と電気的に
接続され、前記ゲート電極ラインは第2の層間接続部を
介して前記結線と電気的に接続されたものである。した
がって、電気的に相互に接続されるべき引出電極とゲー
ト電極ラインとを同じ絶縁層の上層に分離して形成する
ことができるため、引出電極の周囲に電極や構造物など
を制約なしに設けることができる。
おいては、絶縁層、該絶縁層の上層に形成された引出電
極、前記絶縁層および前記引出電極に形成された開口
部、該開口部内に形成されたエミッタ、ゲート電極ライ
ン、および、カソード電極ラインを有する電界放出素子
において、前記絶縁層の上層に前記ゲート電極ラインが
形成され、前記絶縁層の下層に結線が形成され、前記引
出電極は第1の層間接続部を介して前記結線と電気的に
接続され、前記ゲート電極ラインは第2の層間接続部を
介して前記結線と電気的に接続されたものである。した
がって、電気的に相互に接続されるべき引出電極とゲー
ト電極ラインとを同じ絶縁層の上層に分離して形成する
ことができるため、引出電極の周囲に電極や構造物など
を制約なしに設けることができる。
【0010】請求項2に記載の発明においては、絶縁
層、該絶縁層の上層に形成された引出電極、前記絶縁層
および前記引出電極に形成された開口部、該開口部内に
形成されたエミッタ、ゲート電極ライン、および、カソ
ード電極ラインを有する電界放出素子において、前記絶
縁層の上層に前記カソード電極ラインが形成され、前記
絶縁層の下層に前記ゲート電極ラインが形成され、前記
引出電極は第1の層間接続部を介して前記ゲート電極ラ
インと電気的に接続され、前記エミッタは第2の層間接
続部を介して前記カソード電極ラインと電気的に接続さ
れたものである。したがって、電気的に相互に接続され
るべき引出電極とゲート電極ラインとを絶縁層の上層と
下層に分離して形成することができるとともに、ゲート
電極ラインとカソード電極ラインとを絶縁層の下層と上
層に分離して形成することができる。その結果、引出電
極の周囲に電極や構造物などを制約なしに設けることが
できるとともに、ゲート電極ラインとカソード電極ライ
ンとを互いの制約なしに配線することができる。
層、該絶縁層の上層に形成された引出電極、前記絶縁層
および前記引出電極に形成された開口部、該開口部内に
形成されたエミッタ、ゲート電極ライン、および、カソ
ード電極ラインを有する電界放出素子において、前記絶
縁層の上層に前記カソード電極ラインが形成され、前記
絶縁層の下層に前記ゲート電極ラインが形成され、前記
引出電極は第1の層間接続部を介して前記ゲート電極ラ
インと電気的に接続され、前記エミッタは第2の層間接
続部を介して前記カソード電極ラインと電気的に接続さ
れたものである。したがって、電気的に相互に接続され
るべき引出電極とゲート電極ラインとを絶縁層の上層と
下層に分離して形成することができるとともに、ゲート
電極ラインとカソード電極ラインとを絶縁層の下層と上
層に分離して形成することができる。その結果、引出電
極の周囲に電極や構造物などを制約なしに設けることが
できるとともに、ゲート電極ラインとカソード電極ライ
ンとを互いの制約なしに配線することができる。
【0011】請求項3に記載の発明においては、請求項
1または2に記載の電界放出素子において、前記絶縁層
の上層であって前記引出電極の周囲に集束電極が形成さ
れたものである。したがって、引出電極の周囲に形成さ
れた集束電極によって電子ビームの漏れがなくなり、プ
ロセスが平易で所望のビームスポット径を得ることがで
きる。特に、カソード側とアノード側のギャップを広く
とった高電圧型の電界放出素子に好適である。
1または2に記載の電界放出素子において、前記絶縁層
の上層であって前記引出電極の周囲に集束電極が形成さ
れたものである。したがって、引出電極の周囲に形成さ
れた集束電極によって電子ビームの漏れがなくなり、プ
ロセスが平易で所望のビームスポット径を得ることがで
きる。特に、カソード側とアノード側のギャップを広く
とった高電圧型の電界放出素子に好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態の電界放出素子におけるFECの第1の説明図であ
る。1は集束電極、2はゲート電極ライン、3は抵抗
層、4はカソード電極ライン、5a,5bはコンタクト
ホール、6は引出電極、6aは開口部、7は結線であ
る。アノード側から見たカソード基板側の積層構造の平
面図であるが、層構造がよくわかるように、絶縁層を通
して内部の層が見えるものとして図示している。引出電
極6の1ユニット分を模式的に示している。図2は、本
発明の第1の実施の形態の電界放出素子におけるFEC
の第2の説明図である。図1における矢示A,Aの切断
線に沿った電界放出カソードの部分的な断面図である。
図中、図5,図6,図1と同様な部分には同じ符号を付
して説明を省略する。
態の電界放出素子におけるFECの第1の説明図であ
る。1は集束電極、2はゲート電極ライン、3は抵抗
層、4はカソード電極ライン、5a,5bはコンタクト
ホール、6は引出電極、6aは開口部、7は結線であ
る。アノード側から見たカソード基板側の積層構造の平
面図であるが、層構造がよくわかるように、絶縁層を通
して内部の層が見えるものとして図示している。引出電
極6の1ユニット分を模式的に示している。図2は、本
発明の第1の実施の形態の電界放出素子におけるFEC
の第2の説明図である。図1における矢示A,Aの切断
線に沿った電界放出カソードの部分的な断面図である。
図中、図5,図6,図1と同様な部分には同じ符号を付
して説明を省略する。
【0013】この実施の形態の電界放出素子において
は、図2に示すように、カソード基板側の絶縁層12の
上層に引出電極6が形成され、絶縁層12および引出電
極6に開口部6aが形成され、この開口部6aの内にコ
ーン状エミッタ11が形成されている。絶縁層12の上
層(ゲート層)には上述した引出電極6に加え、引出電
極6の周囲に集束電極1が形成され、また、図1に示す
ようにゲート電極ライン2も形成されている。絶縁層1
2の下層(カソード層)には結線7、抵抗層3、図1に
示すカソード電極ライン4が形成されている。引出電極
6は、第1の層間接続部であるコンタクトホール5aを
介して結線7と電気的に接続され、図1に示すように、
ゲート電極ライン2は第2の層間接続部であるコンタク
トホール5bを介して結線7と電気的に接続される。こ
のような積層構造のカソード基板側はアノード基板側と
離隔され内部を真空にされた状態で封着されている。
は、図2に示すように、カソード基板側の絶縁層12の
上層に引出電極6が形成され、絶縁層12および引出電
極6に開口部6aが形成され、この開口部6aの内にコ
ーン状エミッタ11が形成されている。絶縁層12の上
層(ゲート層)には上述した引出電極6に加え、引出電
極6の周囲に集束電極1が形成され、また、図1に示す
ようにゲート電極ライン2も形成されている。絶縁層1
2の下層(カソード層)には結線7、抵抗層3、図1に
示すカソード電極ライン4が形成されている。引出電極
6は、第1の層間接続部であるコンタクトホール5aを
介して結線7と電気的に接続され、図1に示すように、
ゲート電極ライン2は第2の層間接続部であるコンタク
トホール5bを介して結線7と電気的に接続される。こ
のような積層構造のカソード基板側はアノード基板側と
離隔され内部を真空にされた状態で封着されている。
【0014】図1に示すように、カソード電極ライン4
の一部の領域では、抵抗層3がカソード電極ライン4の
上に形成され、その上に絶縁層12が形成されている。
カソード電極ライン4は表示装置の外部に位置する表示
制御装置に接続される。絶縁層12の上層において、引
出電極6は抵抗層3の上方の一部の領域に形成され、開
口部6aの内の抵抗層3の上にコーン状エミッタ11が
形成されている。コーン状エミッタ11が設けられた抵
抗層3の下にはカソード電極ライン4は存在しない。
の一部の領域では、抵抗層3がカソード電極ライン4の
上に形成され、その上に絶縁層12が形成されている。
カソード電極ライン4は表示装置の外部に位置する表示
制御装置に接続される。絶縁層12の上層において、引
出電極6は抵抗層3の上方の一部の領域に形成され、開
口部6aの内の抵抗層3の上にコーン状エミッタ11が
形成されている。コーン状エミッタ11が設けられた抵
抗層3の下にはカソード電極ライン4は存在しない。
【0015】絶縁層12の上層の同一平面において、引
出電極6および集束電極1が形成されているが、集束電
極1は矩形状にくり抜かれた額縁状の部分を有し、引出
電極6の周囲を完全に取り囲んでいる。集束電極1は、
また、横方向に延びた電極ラインを有し、カソード基板
13の縁部において他の行ラインの集束電極とともに1
本化され端子を介して外部の表示制御装置に接続され
る。絶縁層12の上層には同じく横方向に延びたゲート
電極ライン2も形成され各行ライン毎に表示制御装置に
接続される。
出電極6および集束電極1が形成されているが、集束電
極1は矩形状にくり抜かれた額縁状の部分を有し、引出
電極6の周囲を完全に取り囲んでいる。集束電極1は、
また、横方向に延びた電極ラインを有し、カソード基板
13の縁部において他の行ラインの集束電極とともに1
本化され端子を介して外部の表示制御装置に接続され
る。絶縁層12の上層には同じく横方向に延びたゲート
電極ライン2も形成され各行ライン毎に表示制御装置に
接続される。
【0016】下層の結線7は逆L字状であり、一端部で
コンタクトホール5aを介して引出電極6の長手方向中
央部に接続される。この接続部分の近傍では、抵抗層3
がくびれており、抵抗層3は全体として凹形状(コの字
型形状)であり、結線7と接触しないようにしている。
下層の結線7は、上層の集束電極1の下をくぐり、他端
部でコンタクトホール5bによって上層のゲート電極ラ
イン2に接続される。一方、開口部6a内に設けられた
複数のコーン状エミッタ11は、抵抗層3を介してカソ
ード電極ライン2に電気的に接続される。
コンタクトホール5aを介して引出電極6の長手方向中
央部に接続される。この接続部分の近傍では、抵抗層3
がくびれており、抵抗層3は全体として凹形状(コの字
型形状)であり、結線7と接触しないようにしている。
下層の結線7は、上層の集束電極1の下をくぐり、他端
部でコンタクトホール5bによって上層のゲート電極ラ
イン2に接続される。一方、開口部6a内に設けられた
複数のコーン状エミッタ11は、抵抗層3を介してカソ
ード電極ライン2に電気的に接続される。
【0017】抵抗層3は縦長で矩形状の引出電極6の下
部から縦方向に直線的に延びたカソード電極ライン4の
上までの間の領域にわたって形成されている。抵抗層3
は、カソード電極ライン4に流れる過電流を制限するた
めに設けられる。この抵抗層3がない場合に引出電極6
と1つのコーン状エミッタ11の先端との間が何らかの
原因で放電または短絡したときに、ゲート電極ライン2
およびカソード電極ライン4に過電流が流れることを防
止する。また、多数のコーン状エミッタ11の中で、電
子の放出されやすいものが存在すると、画面上に異常に
明るいスポットが発生することがある。抵抗層3を設け
ることにより、コーン状エミッタ11中の1つが異常に
多い電流を放出し始めたときに、このコーン状エミッタ
11への印加電圧が下がり、安定した電子放出を行うよ
うになる。
部から縦方向に直線的に延びたカソード電極ライン4の
上までの間の領域にわたって形成されている。抵抗層3
は、カソード電極ライン4に流れる過電流を制限するた
めに設けられる。この抵抗層3がない場合に引出電極6
と1つのコーン状エミッタ11の先端との間が何らかの
原因で放電または短絡したときに、ゲート電極ライン2
およびカソード電極ライン4に過電流が流れることを防
止する。また、多数のコーン状エミッタ11の中で、電
子の放出されやすいものが存在すると、画面上に異常に
明るいスポットが発生することがある。抵抗層3を設け
ることにより、コーン状エミッタ11中の1つが異常に
多い電流を放出し始めたときに、このコーン状エミッタ
11への印加電圧が下がり、安定した電子放出を行うよ
うになる。
【0018】このように、コンタクトホール5a,5b
を用いた層間配線により、上層の引出電極6とゲート電
極ライン2を下層で結線している。上層では引出電極6
とゲート電極ライン2が分離されるため、集束電極1で
完全に引出電極6を囲うことができる。その結果、電子
ビームの漏れがなくなり、プロセスが平易で所望のビー
ムスポット径を得ることができる。
を用いた層間配線により、上層の引出電極6とゲート電
極ライン2を下層で結線している。上層では引出電極6
とゲート電極ライン2が分離されるため、集束電極1で
完全に引出電極6を囲うことができる。その結果、電子
ビームの漏れがなくなり、プロセスが平易で所望のビー
ムスポット径を得ることができる。
【0019】図3は、本発明の第1の実施の形態の電界
放出素子におけるFECの作成プロセスの説明図であ
る。図3(a)〜図3(d)は作成プロセスの順序を示
す。図中、図5,図6,図1と同様な部分には同じ符号
を付して説明を省略する。図3(a)に示すように、ガ
ラス等のカソード基板(背景部、図2の13)上に、ス
パッタリング等によりカソード材料であるNb(ニオ
ブ)等が成膜されて、カソード電極ライン4と結線7の
パターンとが形成される。
放出素子におけるFECの作成プロセスの説明図であ
る。図3(a)〜図3(d)は作成プロセスの順序を示
す。図中、図5,図6,図1と同様な部分には同じ符号
を付して説明を省略する。図3(a)に示すように、ガ
ラス等のカソード基板(背景部、図2の13)上に、ス
パッタリング等によりカソード材料であるNb(ニオ
ブ)等が成膜されて、カソード電極ライン4と結線7の
パターンとが形成される。
【0020】図3(b)に示すように、カソード電極ラ
イン4の一部を含み、結線7を避けた凹形状の部分に抵
抗層3のパターンが形成される。この抵抗層3は、不純
物をドープしたa−Si(アモルファスシリコン)等の
Si系の材料が、CVD(Chemical Vapo
r Deposition)法により成膜されて形成さ
れる。これらのカソード電極ライン4、結線7、抵抗層
3が下層となり、この層の上に、図示を省略するが、S
iO2 がCVD法により成膜されて絶縁層12(図2)
が形成される。この絶縁層12にフォトレジストとフッ
酸液を用いたパターンエッチングによりコンタクトホー
ル5a,5bを形成するための穴を形成する。この穴
は、傾斜した側面を有し、開口側が広くなるように形成
される。
イン4の一部を含み、結線7を避けた凹形状の部分に抵
抗層3のパターンが形成される。この抵抗層3は、不純
物をドープしたa−Si(アモルファスシリコン)等の
Si系の材料が、CVD(Chemical Vapo
r Deposition)法により成膜されて形成さ
れる。これらのカソード電極ライン4、結線7、抵抗層
3が下層となり、この層の上に、図示を省略するが、S
iO2 がCVD法により成膜されて絶縁層12(図2)
が形成される。この絶縁層12にフォトレジストとフッ
酸液を用いたパターンエッチングによりコンタクトホー
ル5a,5bを形成するための穴を形成する。この穴
は、傾斜した側面を有し、開口側が広くなるように形成
される。
【0021】図3(c)に示すように、絶縁層12上に
Nb等がスパッタリング蒸着等により成膜され引出電極
6、集束電極1、ゲート電極ライン2がパターン形成さ
れる。その際、上述したコンタクトホール用の穴の傾斜
した側面および底面にもスパッタリング蒸着されてコン
タクトホール5a,5bが形成される。引出電極6、集
束電極1、ゲート電極ライン2が上層となり、カソード
基板側の積層基板が形成される。なお、結線7およびカ
ソード電極ライン4の全長にわたって抵抗層3を残して
おいてもよい。その際、コンタクトホール5a,5bに
おいては、抵抗層3にも開口をあけてスパッタリング蒸
着させるようにする。
Nb等がスパッタリング蒸着等により成膜され引出電極
6、集束電極1、ゲート電極ライン2がパターン形成さ
れる。その際、上述したコンタクトホール用の穴の傾斜
した側面および底面にもスパッタリング蒸着されてコン
タクトホール5a,5bが形成される。引出電極6、集
束電極1、ゲート電極ライン2が上層となり、カソード
基板側の積層基板が形成される。なお、結線7およびカ
ソード電極ライン4の全長にわたって抵抗層3を残して
おいてもよい。その際、コンタクトホール5a,5bに
おいては、抵抗層3にも開口をあけてスパッタリング蒸
着させるようにする。
【0022】その後は、従来のFECと同様であり、概
要のみを説明する。表層にフォトレジスト層を塗布して
開口パターンを形成し、反応性イオンエッチング(RI
E)にて異方性エッチングすることにより、図3(d)
に示す開口部6aを形成する。引出電極6の表面のみに
選択的に剥離層を斜め蒸着した上で、この中の底面の抵
抗層3(図2,図3(b))の表面、あるいはこの抵抗
層3の上にバッファ層を成膜した後の表面に、Mo(モ
リブデン)等の高融点金属材料、あるいはこれらの材料
の1つを含む窒化物または酸化物を電子ビーム蒸着また
はイオンプレーティング法等によって蒸着して、コーン
状エミッタ11(図2)を形成し、引出電極6の表面か
ら剥離層および剥離層上に積層されたエミッタ材料を同
時に除去する。
要のみを説明する。表層にフォトレジスト層を塗布して
開口パターンを形成し、反応性イオンエッチング(RI
E)にて異方性エッチングすることにより、図3(d)
に示す開口部6aを形成する。引出電極6の表面のみに
選択的に剥離層を斜め蒸着した上で、この中の底面の抵
抗層3(図2,図3(b))の表面、あるいはこの抵抗
層3の上にバッファ層を成膜した後の表面に、Mo(モ
リブデン)等の高融点金属材料、あるいはこれらの材料
の1つを含む窒化物または酸化物を電子ビーム蒸着また
はイオンプレーティング法等によって蒸着して、コーン
状エミッタ11(図2)を形成し、引出電極6の表面か
ら剥離層および剥離層上に積層されたエミッタ材料を同
時に除去する。
【0023】上述した構成は、引出電極6の1ブロック
分を模式的に示したものである。3色のカラー表示をす
る場合には、各カラー別の3ブロックを隣接させて1つ
の発光単位となる。隣接する引出電極6をそれぞれ取り
囲む集束電極1は、横方向に延びた集束電極1の電極ラ
インで相互に接続される。あるいは、隣接する額縁部分
同士が一体化されて全体が横方向に延びる電極ラインと
し、その中に、引出電極6を囲む矩形状の開口が並んだ
形状にしてもよい。
分を模式的に示したものである。3色のカラー表示をす
る場合には、各カラー別の3ブロックを隣接させて1つ
の発光単位となる。隣接する引出電極6をそれぞれ取り
囲む集束電極1は、横方向に延びた集束電極1の電極ラ
インで相互に接続される。あるいは、隣接する額縁部分
同士が一体化されて全体が横方向に延びる電極ラインと
し、その中に、引出電極6を囲む矩形状の開口が並んだ
形状にしてもよい。
【0024】上述した電界放出素子の具体例を例示す
る。開口部6aの径(ホール径)は約1μmであり、カ
ソード基板上に数μm単位で連続して形成される。表示
装置として電子を放出するためには、例えば数十個の開
口部6aおよびコーン状エミッタ11を引出電極6に形
成して1ブロックとして駆動する。アノード基板側とカ
ソード基板側との間のギャップは、1〜2mmとし、ア
ノードには、数kVの電圧を印加する。高電圧型の場合
には、カソード電流をさほど必要としないのでコーン状
エミッタ11の個数は少なくてよい。開口部6aは、1
ドットずつ1列に設けられているが、2列以上にして設
けてもよい。
る。開口部6aの径(ホール径)は約1μmであり、カ
ソード基板上に数μm単位で連続して形成される。表示
装置として電子を放出するためには、例えば数十個の開
口部6aおよびコーン状エミッタ11を引出電極6に形
成して1ブロックとして駆動する。アノード基板側とカ
ソード基板側との間のギャップは、1〜2mmとし、ア
ノードには、数kVの電圧を印加する。高電圧型の場合
には、カソード電流をさほど必要としないのでコーン状
エミッタ11の個数は少なくてよい。開口部6aは、1
ドットずつ1列に設けられているが、2列以上にして設
けてもよい。
【0025】ゲート電極ライン2は発光させる水平方向
ラインを決めるためにスキャニングされ、0Vまたは1
00V程度の電圧が印加される。カソード電極ライン4
は階調表示のためにパルス幅変調駆動され、0Vまたは
60V程度の電圧が印加される。集束電極1に印加する
電圧は集束の度合いに応じ、0〜−70V程度の範囲内
で固定される。引出電極6と集束電極1との間のギャッ
プは、収束の度合いに影響し、約10μmとした。集束
電極1に印加する電圧は一定にしたが、発光ドットに関
与しない位置の集束電極1については電源に対してオー
プン状態となるようにスイッチングすることにより、集
束電極1と、カソード電極ライン4間に形成される静電
容量の損失によって消費される電力を低減させることが
できる。
ラインを決めるためにスキャニングされ、0Vまたは1
00V程度の電圧が印加される。カソード電極ライン4
は階調表示のためにパルス幅変調駆動され、0Vまたは
60V程度の電圧が印加される。集束電極1に印加する
電圧は集束の度合いに応じ、0〜−70V程度の範囲内
で固定される。引出電極6と集束電極1との間のギャッ
プは、収束の度合いに影響し、約10μmとした。集束
電極1に印加する電圧は一定にしたが、発光ドットに関
与しない位置の集束電極1については電源に対してオー
プン状態となるようにスイッチングすることにより、集
束電極1と、カソード電極ライン4間に形成される静電
容量の損失によって消費される電力を低減させることが
できる。
【0026】図4は、本発明の第2の実施の形態の電界
放出素子におけるFECの説明図である。図1と同様
に、アノード側から見たカソード基板側の積層構造の平
面図であるが、層構造がよくわかるように絶縁層を通し
て内部の層が見えるものとして図示している。図中、他
の図と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。21は集束電極、22はゲート電極ライン、23は
カソード電極ライン、24はコンタクトホールである。
放出素子におけるFECの説明図である。図1と同様
に、アノード側から見たカソード基板側の積層構造の平
面図であるが、層構造がよくわかるように絶縁層を通し
て内部の層が見えるものとして図示している。図中、他
の図と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。21は集束電極、22はゲート電極ライン、23は
カソード電極ライン、24はコンタクトホールである。
【0027】図1ないし図3を参照して説明した第1の
実施の形態のFECにおいては、ゲート電極ライン2を
絶縁層12(図2)の上層に形成し、カソード電極ライ
ン4を絶縁層12の下層に形成した。これに対し、この
実施の形態のFECにおいては、カソード電極ライン2
3を上層に、ゲート電極ライン22を下層に形成し、カ
ソード電極ライン23およびゲート電極ライン22を形
成する層を逆にした。そのため、ゲート電極ライン22
は、平面図上では図1に示した結線7とゲート電極ライ
ン22を合わせたような形状であり、第1の層間接続部
であるコンタクトホール5aによって引出電極6に接続
される。また、コーン状エミッタ11は、抵抗層3およ
び第2の層間接続部であり比較的広い領域にわたるコン
タクトホール24を介して上層に設けられたカソード電
極ライン23に電気的に接続される。
実施の形態のFECにおいては、ゲート電極ライン2を
絶縁層12(図2)の上層に形成し、カソード電極ライ
ン4を絶縁層12の下層に形成した。これに対し、この
実施の形態のFECにおいては、カソード電極ライン2
3を上層に、ゲート電極ライン22を下層に形成し、カ
ソード電極ライン23およびゲート電極ライン22を形
成する層を逆にした。そのため、ゲート電極ライン22
は、平面図上では図1に示した結線7とゲート電極ライ
ン22を合わせたような形状であり、第1の層間接続部
であるコンタクトホール5aによって引出電極6に接続
される。また、コーン状エミッタ11は、抵抗層3およ
び第2の層間接続部であり比較的広い領域にわたるコン
タクトホール24を介して上層に設けられたカソード電
極ライン23に電気的に接続される。
【0028】このように、引出電極6の周囲を完全に囲
む集束電極21および縦方向に延びるカソード電極ライ
ン23は、上層に設けられ、ゲート電極ライン22は下
層に設けられる。したがって、ゲート電極ライン22は
集束電極21を回避してその引出電極6に結線すること
ができるとともに、カソード電極ライン23と交差して
横方向に延びて配線されることができる。その結果、こ
の第2の実施の形態においても、電子ビームの漏れがな
くなり、プロセスが平易で所望のビームスポット径を得
ることができる。作成プロセスは、図3を参照して説明
した第1の実施の形態と比べ、ゲート電極ライン2の製
造とカソード電極ライン4の製造の順序を入れ替えた
り、コンタクトホールを変えるだけで、全体としてはほ
ぼ同様である。なお、抵抗層3をゲート電極ライン22
の上にその全長にわたって残しておいてもよい。
む集束電極21および縦方向に延びるカソード電極ライ
ン23は、上層に設けられ、ゲート電極ライン22は下
層に設けられる。したがって、ゲート電極ライン22は
集束電極21を回避してその引出電極6に結線すること
ができるとともに、カソード電極ライン23と交差して
横方向に延びて配線されることができる。その結果、こ
の第2の実施の形態においても、電子ビームの漏れがな
くなり、プロセスが平易で所望のビームスポット径を得
ることができる。作成プロセスは、図3を参照して説明
した第1の実施の形態と比べ、ゲート電極ライン2の製
造とカソード電極ライン4の製造の順序を入れ替えた
り、コンタクトホールを変えるだけで、全体としてはほ
ぼ同様である。なお、抵抗層3をゲート電極ライン22
の上にその全長にわたって残しておいてもよい。
【0029】図4に示した構成は、図1と同様、引出電
極6の1ブロック分を模式的に示したもので、3色のカ
ラー表示をする場合には、各カラー別の3ブロックを横
方向に隣接させて1つの発光単位となる。隣接する引出
電極6をそれぞれ取り囲む集束電極1は、縦方向に延び
た集束電極1の電極ラインで相互に接続される。あるい
は、隣接する額縁部分の上下が一体化されて全体が縦方
向に延びる電極ラインとし、その中に、引出電極6を囲
む矩形状の開口が並んた形状にしてもよい。
極6の1ブロック分を模式的に示したもので、3色のカ
ラー表示をする場合には、各カラー別の3ブロックを横
方向に隣接させて1つの発光単位となる。隣接する引出
電極6をそれぞれ取り囲む集束電極1は、縦方向に延び
た集束電極1の電極ラインで相互に接続される。あるい
は、隣接する額縁部分の上下が一体化されて全体が縦方
向に延びる電極ラインとし、その中に、引出電極6を囲
む矩形状の開口が並んた形状にしてもよい。
【0030】上述した説明では、図1,図2において、
コーン状エミッタ11は、抵抗層3を介してカソード電
極ライン4と電気的に接続した。しかし、コーン状エミ
ッタ11をカソード電極ライン4と電気的に接続するた
めには、抵抗層3を介さずに両者を直接接続する構造に
したり、抵抗層3の他に金属層なども介して電気的に接
続するようにしてもよい。また、図4においても、コー
ン状エミッタをカソード電極ライン24と電気的に接続
するために、抵抗層3を介さずにコンタクトホール24
のみを介して両者を電気的に接続するようにしたり、抵
抗層3の他に金属層なども介して電気的に接続するよう
にしてもよい。
コーン状エミッタ11は、抵抗層3を介してカソード電
極ライン4と電気的に接続した。しかし、コーン状エミ
ッタ11をカソード電極ライン4と電気的に接続するた
めには、抵抗層3を介さずに両者を直接接続する構造に
したり、抵抗層3の他に金属層なども介して電気的に接
続するようにしてもよい。また、図4においても、コー
ン状エミッタをカソード電極ライン24と電気的に接続
するために、抵抗層3を介さずにコンタクトホール24
のみを介して両者を電気的に接続するようにしたり、抵
抗層3の他に金属層なども介して電気的に接続するよう
にしてもよい。
【0031】上述した説明では、細幅の矩形形状の引出
電極としたが、必ずしもこれに限定されず、円形状に配
置されその周囲を集束電極で囲んだものとしてもよい。
集束電極は引出電極の周囲を完全に囲む必要は必ずしも
なく、一部分で囲みが途切れていても電子ビームが漏れ
ない程度に周囲を囲んでいればよい。上述した説明では
高電圧型の電界放出素子について例示したが、低電圧型
の電界放出素子においても適用可能であり、集束電極を
設けて、電子ビームの集束度を向上させたり集束電圧を
制御して集束度を制御することが可能である。上述した
説明では、集束電極を有する電界放出素子について説明
したが、引出電極の周囲に他の電極や構造物などを設け
るような場合にも本発明を適用可能である。
電極としたが、必ずしもこれに限定されず、円形状に配
置されその周囲を集束電極で囲んだものとしてもよい。
集束電極は引出電極の周囲を完全に囲む必要は必ずしも
なく、一部分で囲みが途切れていても電子ビームが漏れ
ない程度に周囲を囲んでいればよい。上述した説明では
高電圧型の電界放出素子について例示したが、低電圧型
の電界放出素子においても適用可能であり、集束電極を
設けて、電子ビームの集束度を向上させたり集束電圧を
制御して集束度を制御することが可能である。上述した
説明では、集束電極を有する電界放出素子について説明
したが、引出電極の周囲に他の電極や構造物などを設け
るような場合にも本発明を適用可能である。
【0032】
【発明の効果】上述した説明から明らかなように、本発
明によれば、引出電極の周囲に電極や構造物などを制約
なしに設けることができるという効果がある。引出電極
の周囲に集束電極を形成することにより、電子ビームの
漏れがなくなり所望のビームスポット径を得ることが可
能となる。従来の2段ゲート型に比べて、層構成が少な
いため、作成プロセスが平易であるという効果がある。
明によれば、引出電極の周囲に電極や構造物などを制約
なしに設けることができるという効果がある。引出電極
の周囲に集束電極を形成することにより、電子ビームの
漏れがなくなり所望のビームスポット径を得ることが可
能となる。従来の2段ゲート型に比べて、層構成が少な
いため、作成プロセスが平易であるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態の電界放出素子にお
けるFECの第1の説明図である。
けるFECの第1の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の電界放出素子にお
けるFECの第2の説明図である。
けるFECの第2の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の電界放出素子にお
けるFECの作成プロセスの説明図である。
けるFECの作成プロセスの説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電界放出素子にお
けるFECの説明図である。
けるFECの説明図である。
【図5】平面集束型FECの平面図である。
【図6】平面集束型FECの断面図である。
1,21,31 集束電極、2,22 ゲート電極ライ
ン、3,33 抵抗層、4,23,34 カソード電極
ライン、5a,5b,24 コンタクトホール、6,3
2 引出電極、6a,32a 開口部、7 結線、11
コーン状エミッタ、12 絶縁層、13 カソード基
板
ン、3,33 抵抗層、4,23,34 カソード電極
ライン、5a,5b,24 コンタクトホール、6,3
2 引出電極、6a,32a 開口部、7 結線、11
コーン状エミッタ、12 絶縁層、13 カソード基
板
フロントページの続き (72)発明者 矢野 和行 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁層、該絶縁層の上層に形成された引
出電極、前記絶縁層および前記引出電極に形成された開
口部、該開口部内に形成されたエミッタ、ゲート電極ラ
イン、および、カソード電極ラインを有する電界放出素
子において、前記絶縁層の上層に前記ゲート電極ライン
が形成され、前記絶縁層の下層に結線が形成され、前記
引出電極は第1の層間接続部を介して前記結線と電気的
に接続され、前記ゲート電極ラインは第2の層間接続部
を介して前記結線と電気的に接続されたことを特徴とす
る電界放出素子。 - 【請求項2】 絶縁層、該絶縁層の上層に形成された引
出電極、前記絶縁層および前記引出電極に形成された開
口部、該開口部内に形成されたエミッタ、ゲート電極ラ
イン、および、カソード電極ラインを有する電界放出素
子において、前記絶縁層の上層に前記カソード電極ライ
ンが形成され、前記絶縁層の下層に前記ゲート電極ライ
ンが形成され、前記引出電極は第1の層間接続部を介し
て前記ゲート電極ラインと電気的に接続され、前記エミ
ッタは第2の層間接続部を介して前記カソード電極ライ
ンと電気的に接続されたことを特徴とする電界放出素
子。 - 【請求項3】 前記絶縁層の上層であって前記引出電極
の周囲に集束電極が形成されたことを特徴とする請求項
1または2に記載の電界放出素子。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26974197A JPH11111156A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 電界放出素子 |
| US09/164,373 US6218778B1 (en) | 1997-10-02 | 1998-10-01 | Field emission device having interlayer connections |
| KR1019980041686A KR100329438B1 (ko) | 1997-10-02 | 1998-10-02 | 전계방출소자 |
| TW087116397A TW385468B (en) | 1997-10-02 | 1998-10-02 | Field emission device |
| FR9812347A FR2769405B1 (fr) | 1997-10-02 | 1998-10-02 | Dispositif a emission de champ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26974197A JPH11111156A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 電界放出素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11111156A true JPH11111156A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17476519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26974197A Withdrawn JPH11111156A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 電界放出素子 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6218778B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11111156A (ja) |
| KR (1) | KR100329438B1 (ja) |
| FR (1) | FR2769405B1 (ja) |
| TW (1) | TW385468B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006286605A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Samsung Sdi Co Ltd | 電子放出ディバイスおよび電子放出表示ディバイス |
| WO2008108453A1 (en) * | 2007-03-05 | 2008-09-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Electron source, image display apparatus, and information display reproducing apparatus |
| JP2010118169A (ja) * | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Sony Corp | 冷陰極電界電子放出表示装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100326218B1 (ko) * | 1999-12-10 | 2002-03-08 | 구자홍 | 전계방출 표시소자 및 그 제조방법 |
| TW486709B (en) * | 2001-02-06 | 2002-05-11 | Au Optronics Corp | Field emission display cathode panel with inner via and its manufacturing method |
| KR20060001456A (ko) * | 2004-06-30 | 2006-01-06 | 삼성에스디아이 주식회사 | 전자 방출 소자와 이의 제조 방법 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5075595A (en) * | 1991-01-24 | 1991-12-24 | Motorola, Inc. | Field emission device with vertically integrated active control |
| JP3526462B2 (ja) * | 1991-03-20 | 2004-05-17 | ソニー株式会社 | 電界放出型陰極装置 |
| US5903243A (en) * | 1993-03-11 | 1999-05-11 | Fed Corporation | Compact, body-mountable field emission display device, and display panel having utility for use therewith |
| JP2737618B2 (ja) * | 1993-11-29 | 1998-04-08 | 双葉電子工業株式会社 | 電界放出形電子源 |
| JP2766174B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1998-06-18 | 日本電気株式会社 | 電界放出冷陰極とこれを用いた電子管 |
| US5528103A (en) * | 1994-01-31 | 1996-06-18 | Silicon Video Corporation | Field emitter with focusing ridges situated to sides of gate |
| JPH08185817A (ja) * | 1995-01-05 | 1996-07-16 | Fujitsu Ltd | 電界放出陰極アレイ及びその作製方法 |
| US5760810A (en) * | 1995-06-09 | 1998-06-02 | Futaba Denshi Kogyo K.K. | Field emission print head |
| JPH0997558A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Yamaha Corp | 電界放出型素子およびその製造方法 |
| JPH09134665A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電子ビーム装置 |
| JP3186578B2 (ja) * | 1996-04-09 | 2001-07-11 | 双葉電子工業株式会社 | 電界放出素子及びその製造方法 |
| JPH10308162A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Futaba Corp | 電界放出素子 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26974197A patent/JPH11111156A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-10-01 US US09/164,373 patent/US6218778B1/en not_active Expired - Fee Related
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