[go: up one dir, main page]

JPH11111067A - 高周波用積層タイプ平角絶縁電線 - Google Patents

高周波用積層タイプ平角絶縁電線

Info

Publication number
JPH11111067A
JPH11111067A JP28265197A JP28265197A JPH11111067A JP H11111067 A JPH11111067 A JP H11111067A JP 28265197 A JP28265197 A JP 28265197A JP 28265197 A JP28265197 A JP 28265197A JP H11111067 A JPH11111067 A JP H11111067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulated wire
laminated
rectangular insulated
flat rectangular
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28265197A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yoda
直人 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP28265197A priority Critical patent/JPH11111067A/ja
Publication of JPH11111067A publication Critical patent/JPH11111067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平角絶縁電線を使用したコイルに、スイッチ
ング周波数500kHz〜1MHzの高周波を入力した
場合、表皮効果による高周波損失が高くなるという問題
を解決し、コイル巻線したときに占積率がよく、DC−
DCコンバータ小型チョークコイル等の高電流・高周波
用途の小型コイルに好適な高周波用積層タイプ平角絶縁
電線を提供する。 【解決手段】 奇数層に導体厚さ0.02〜0.1mm
の平角絶縁素線、偶数層に厚さ0.02〜0.1mmの
平角裸素線とを交互に縦方向にn層(n=3〜21、n
は奇数)積層し、その外側に絶縁皮膜又は/及び融着皮
膜を形成し高周波用積層タイプ平角絶縁電線とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平角絶縁電線に関し、更
に詳しくはDC−DCコンバータ小型チョークコイル等
の高電流・高周波用途の小型コイルに好適な高周波用積
層タイプ平角絶縁電線に関する。
【0002】
【従来の技術】DC−DCコンバータチョークコイル等
の高電流・高周波用途のコイルの巻線用絶縁電線として
は、平角絶縁電線を単線で、または丸絶縁電線の撚線、
集合線を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】平角絶縁電線の単線を
DC−DCコンバータ小型チョークコイル等の高電流・
高周波用途の小型コイルに用いた場合、スイッチング周
波数が約200kHz以上になると、表皮効果のため高
周波損失が大きくなり非常に大きな熱が生じるという問
題が発生していた。またこの問題点を解決するために従
来からある丸絶縁電線の撚線、集合線では、コイルに巻
線したときに占積率が悪いためにコイルの外径寸法が大
きくなり、小型チョークコイル等には使用できないとい
う問題が発生しており、その解決が必要とされていた。
【0004】本発明は、上記従来技術が有する問題点を
解決するためになされたもので、コイル巻線したときに
占積率がよく、DC−DCコンバータ小型チョークコイ
ル(以下、小型チョークコイルと略記する)等の高電流
・高周波用途の小型コイルに好適な高周波用積層タイプ
平角絶縁電線を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、平角絶縁素線と平角裸素線を交互に縦方向
に積層し、その外側に積層皮膜を一体に設けてなる積層
タイプ平角絶縁電線であって、奇数層に導体厚さ0.0
2〜0.1mmの平角絶縁素線、偶数層に厚さ0.02
〜0.1mmの平角裸素線とを交互にn層(n=3〜2
1、nは奇数)積層し、その外側に積層絶縁皮膜又は/
及び融着皮膜を形成した高周波用積層タイプ平角絶縁電
線にある。
【0006】前記平角絶縁素線および平角裸素線の導体
厚さを0.02〜0.1mmと限定した理由は、導体厚
さが0.02mm未満では限界薄さのために製造が困難
であるうえ,絶縁性が劣るので好ましくなく、また0.
1mmを超えるとコイルに巻線したときに寸法が大きく
なり、小型化に適さないためである。なお、導体幅につ
いては特に限定しないが、0.4〜3.0mm幅の導体
が好ましく用いられる。
【0007】また積層数を、n=3〜21、nは奇数と
限定した理由は、nが2または偶数では積層された平角
絶縁電線の一方端は平角裸素線となり、この平角裸素線
には素線絶縁皮膜がないために、絶縁特性に劣るためで
あり、またnが21を超えると製造が困難になるととも
に、コイルの巻線にも適さなくなるためである。また積
層したその外側には積層皮膜として、絶縁皮膜又は融着
皮膜を単独で設けても良いし、絶縁皮膜と融着皮膜を同
時に設けてもよい。
【0008】
【作用】平角絶縁電線を使用したコイルについて、スイ
ッチング周波数500kHz〜1MHzの範囲での高周
波特性について検討した結果、表皮効果による高周波損
失を考慮すると、同一断面積をもつ平角絶縁電線におい
ては、その導体表面積を周波数に比例して大きくする必
要がある。従って、本願発明の、奇数層に導体厚さ0.
02〜0.1mmの平角絶縁素線、偶数層に厚さ0.0
2〜0.1mmの平角裸素線とを交互にn層(n=3〜
21、nは奇数)積層し、その外側に絶縁皮膜又は/及
び融着皮膜を形成した積層タイプ平角絶縁電線をコイル
に巻線することにより、従来の同一断面積の平角絶縁電
線と比較して、導体表面積が大きくなるため高周波損失
を低減することができる。
【0009】また本発明の積層タイプ平角絶縁電線は、
従来の平角絶縁電線(素線)をn層積層し、その外側に
絶縁層を設けた積層タイプ平角絶縁電線と比較して仕上
厚さ寸法が薄くなるため、レコード状にコイル巻線を行
ったときに、コイル外径寸法が小さくなり、小型化に効
果があると同時に、コイルに使用する電線の全長が短く
なり、直流抵抗がその分小さくなることにより、直流損
失を低減できる効果を合わせ持っている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図を用い実施例により詳しく
説明する。なお本発明は本実施例に限定されるものでは
ない。図1は本発明の積層タイプ平角絶縁電線の一実施
例を示す断面図であり、n=3の場合を示す。この図1
において、1は平角裸素線、1’は平角導体、2は素線
絶縁皮膜、3は平角絶縁素線、4は積層皮膜(積層絶縁
皮膜又は/及び融着皮膜)、また5は高周波用積層タイ
プ平角絶縁電線である。
【0011】実施例1 (1) 平角絶縁素線の製造 平角導体1’として,厚さ0.07mm×幅1.0 mmの断面平角
の軟銅線を用い、この平角導体1’上にポリウレタン系
絶縁塗料WD4307−30%(日立化成工業社製 商
品名)をフェルトを用いて塗布し、絶縁皮膜2の厚さが
0.005 mmとなるように炉温360 ℃の電熱焼付炉を用い、
線速15m/min で焼付して平角絶縁素線3を製造し
た。
【0012】(2) 積層タイプ平角絶縁電線の製造 前記(1) で得られた平角絶縁素線3および前記平角導体
1’と同じ厚さ0.07mm×幅1.0 mmの断面平角の軟銅線を
平角裸素線1として用い、平角絶縁素線3、平角裸素線
1、平角絶縁素線3の順に縦方向に3層積層し、この外
側に前記WD4307−30%をフェルトを用いて塗布
し、積層絶縁皮膜4の厚さが0.003 mmとなるように炉温
360 ℃の電熱焼付炉を用い、線速9 m/min で焼付して
高周波用積層タイプ平角絶縁電線5を製造した。
【0013】比較例 比較例1 (1) 平角絶縁電線の製造 平角絶縁電線の構造は前記平角絶縁素線3と同じである
ので、特に図示はしない。平角導体として,厚さ0.21mm
×幅1.0 mmの断面平角の軟銅線を用い、この平角導体上
に前記WD4307−30%をフェルトを用いて塗布
し、絶縁皮膜の厚さが0.008 mmとなるように炉温360 ℃
の電熱焼付炉を用い、線速9m/min で焼付して平角絶
縁電線を製造した。
【0014】コイルの巻線 前記実施例1および比較例1で得られた積層タイプ平角
絶縁電線5および平角絶縁電線を用い、フラットワイズ
に18ターン巻線し、フラットワイズ巻きコイルを製造
した。
【0015】特性試験 前記コイルの巻線で得られた実施例1の積層タイプ平角
絶縁電線を用いたコイルおよび比較例1の平角絶縁電線
を用いたコイルについて、スイッチング周波数500k
Hzに於ける高周波損失を試験した。高周波損失の試験
は、まずコイルの導体抵抗を測定し、次いでコイルの発
熱量を測定して実効抵抗を算出し、下記数式1を用い高
周波損失係数を算出した。その試験結果を下記表1に示
す。
【0016】
【数1】高周波損失係数=実効抵抗/導体抵抗
【0017】
【表1】
【0018】上記表1より明らかなように、本発明によ
り得られた積層タイプ平角絶縁電線を用いたコイルは比
較例のコイルと比較して高いスイッチング周波数におい
て高周波損失係数が小さく(実効抵抗が低く)、高周波
特性に優れていることが分かる。
【0019】
【発明の効果】本発明の積層タイプ平角絶縁電線は、従
来の平角絶縁電線と比較して、同一断面積の場合、導体
表面積が大きくなるため高周波損失を低減することがで
きるようになった。また本発明の積層タイプ平角絶縁電
線は、従来の平角絶縁電線を素線としてn層積層し、そ
の外側に絶縁層を設けた積層タイプ平角絶縁電線と比較
して仕上厚さ寸法が薄くなるため、コイル巻線を行った
ときにコイル外径寸法が小さくなり、また巻線された小
型チョークコイル等の性能も大幅に向上した。従って、
産業に寄与する効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波用積層タイプ平角絶縁電線の一
実施例を示す断面図である(n=3の場合を示す)。
【符号の説明】
1 平角裸素線 1’ 平角導体 2 素線絶縁皮膜 3 平角絶縁素線 4 積層皮膜(積層絶縁皮膜又は/及び融着皮膜) 5 高周波用積層タイプ平角絶縁電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平角絶縁素線と平角裸素線を交互に縦方
    向に積層し、その外側に積層皮膜を一体に設けてなる積
    層タイプ平角絶縁電線であって、 奇数層に導体厚さ0.02〜0.1mmの平角絶縁素
    線、偶数層に厚さ0.02〜0.1mmの平角裸素線と
    を交互にn層(n=3〜21、nは奇数)積層し、その
    外側に積層絶縁皮膜又は/及び融着皮膜を形成したこと
    を特徴とする高周波用積層タイプ平角絶縁電線。
JP28265197A 1997-09-29 1997-09-29 高周波用積層タイプ平角絶縁電線 Pending JPH11111067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28265197A JPH11111067A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 高周波用積層タイプ平角絶縁電線

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28265197A JPH11111067A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 高周波用積層タイプ平角絶縁電線

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11111067A true JPH11111067A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17655296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28265197A Pending JPH11111067A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 高周波用積層タイプ平角絶縁電線

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11111067A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044437A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Fujikura Ltd 集合電線、コイルアンテナ、及び携帯型無線機器
JP2009267074A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Toyota Industries Corp リアクトル装置
WO2012157770A1 (ja) * 2011-05-19 2012-11-22 矢崎総業株式会社 高圧電線、及び高圧電線の製造方法
JP2015153472A (ja) * 2014-02-10 2015-08-24 古河電気工業株式会社 積層超電導体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044437A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Fujikura Ltd 集合電線、コイルアンテナ、及び携帯型無線機器
JP2009267074A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Toyota Industries Corp リアクトル装置
WO2012157770A1 (ja) * 2011-05-19 2012-11-22 矢崎総業株式会社 高圧電線、及び高圧電線の製造方法
JP2012243550A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Yazaki Corp 高圧電線、及び高圧電線の製造方法
CN103548098A (zh) * 2011-05-19 2014-01-29 矢崎总业株式会社 高压电线和用于生产高压电线的方法
JP2015153472A (ja) * 2014-02-10 2015-08-24 古河電気工業株式会社 積層超電導体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003092218A (ja) 電気・電子機器用コイル及びその製造方法
RU2535838C2 (ru) Катушка индуктивности и способ её изготовления
JP7146449B2 (ja) 高周波コイル用電線及びコイル
JP2010093145A (ja) アルファ巻きコイル
JPH033322B2 (ja)
US20160042833A1 (en) Element wire assembly and method for manufacturing the same
JPH11111067A (ja) 高周波用積層タイプ平角絶縁電線
JP3923112B2 (ja) 多層絶縁電線およびこれを用いた変圧器
JP2002358840A (ja) 高周波コイル用平編みリッツ線
JPH06119825A (ja) リッツ線及びその製造方法
JPS63195913A (ja) マグネツトワイヤおよびその製造方法
JPH0629117U (ja) コイル
JPH0442907A (ja) 平面トランス用平面複合コイルおよびその製造方法
JP2003073883A (ja) 高周波用鉄電析膜、高周波コイル用絶縁電線およびこれらの製造方法
WO2021210668A1 (ja) 耐熱絶縁電線
CN114255909B (zh) 一种植物油变压器用耐热等级140换位导线的制作方法
US3315199A (en) Electrical terminal or tap for a strip wound coil and method of making the same
JPH1079319A (ja) コイルの製造方法
JP2014071970A (ja) 磁性材被覆導体及びその製造方法、並びに磁性材被覆電線
JPH05152139A (ja) 高周波変圧器用絶縁電線及びそれを用いた高周波用変成器
JPH084652Y2 (ja) コイル用帯状絶縁導体
CN112216481A (zh) 磁感线圈
JP2008066024A (ja) 極細同軸ケーブル
JP4885907B2 (ja) リッツ線コイル
JP2005019511A (ja) マイクロインダクタ及びその製造方法