JPH11106903A - スパッタリングターゲット - Google Patents
スパッタリングターゲットInfo
- Publication number
- JPH11106903A JPH11106903A JP27563597A JP27563597A JPH11106903A JP H11106903 A JPH11106903 A JP H11106903A JP 27563597 A JP27563597 A JP 27563597A JP 27563597 A JP27563597 A JP 27563597A JP H11106903 A JPH11106903 A JP H11106903A
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- JP
- Japan
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- target
- sputtering
- erosion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパッタリングターゲットの部分的な浸食に
対して浸食の平均化を図り、寿命を延ばして利用効率を
高めたスパッタリングターゲットを提供する。 【解決手段】 ターゲット材料がバッキングプレート2
1にボンディングされたスパッタリングターゲットにお
いて、ターゲット材料が浸食された部分に低融点金属2
8を充填した。
対して浸食の平均化を図り、寿命を延ばして利用効率を
高めたスパッタリングターゲットを提供する。 【解決手段】 ターゲット材料がバッキングプレート2
1にボンディングされたスパッタリングターゲットにお
いて、ターゲット材料が浸食された部分に低融点金属2
8を充填した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリングタ
ーゲットに関し、特に、ターゲット材料が浸食された部
分に低融点金属を充填しターゲット寿命を延ばしたスパ
ッタリングターゲットに関するものである。
ーゲットに関し、特に、ターゲット材料が浸食された部
分に低融点金属を充填しターゲット寿命を延ばしたスパ
ッタリングターゲットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング装置においてイオン衝撃
によりウェーハ表面に膜を形成するスパッタリングター
ゲットは、一般に、ターゲット材料をバッキングプレー
トにボンディングして形成される。このターゲットは、
スパッタにより浸食(エロージョン)されてバッキング
プレートが露出するまで使用することができる。
によりウェーハ表面に膜を形成するスパッタリングター
ゲットは、一般に、ターゲット材料をバッキングプレー
トにボンディングして形成される。このターゲットは、
スパッタにより浸食(エロージョン)されてバッキング
プレートが露出するまで使用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ターゲ
ットが、その表面に平行且つ均一な状態で浸食されれ
ば、ターゲットのほぼ全部が消費されてターゲット利用
率は高くなるが、マグネトロンスパッタ方式による場
合、磁場の関係から、図3に示すように、ターゲット1
の表面が部分的に浸食されて穴を穿ったような浸食部2
が発生してしまう。従って、この浸食部2の底がバッキ
ングプレート3に達した時点でターゲット1の寿命とな
り、その一部が消費されたのみでターゲット1として使
用できなくなる。
ットが、その表面に平行且つ均一な状態で浸食されれ
ば、ターゲットのほぼ全部が消費されてターゲット利用
率は高くなるが、マグネトロンスパッタ方式による場
合、磁場の関係から、図3に示すように、ターゲット1
の表面が部分的に浸食されて穴を穿ったような浸食部2
が発生してしまう。従って、この浸食部2の底がバッキ
ングプレート3に達した時点でターゲット1の寿命とな
り、その一部が消費されたのみでターゲット1として使
用できなくなる。
【0004】さらに、マグネトロンスパッタ方式で矩形
ターゲットを用いた場合、図4に示すように、矩形ター
ゲット4の平面がループ状に浸食される(レーストラッ
ク)ことになるが、このレーストラック5においても一
様に浸食されることは少なく、その一部に浸食が集中し
てしまいがちである。このため、レーストラック5の例
えばAとBの位置での浸食の進行がC位置よりも著しい
場合、矩形ターゲット4の寿命は、A又はBの位置で決
定されることになり、C位置では未だ使用できるのにも
拘わらずその寿命を迎えてしまう。従って、矩形ターゲ
ット4の利用率は低くなる。
ターゲットを用いた場合、図4に示すように、矩形ター
ゲット4の平面がループ状に浸食される(レーストラッ
ク)ことになるが、このレーストラック5においても一
様に浸食されることは少なく、その一部に浸食が集中し
てしまいがちである。このため、レーストラック5の例
えばAとBの位置での浸食の進行がC位置よりも著しい
場合、矩形ターゲット4の寿命は、A又はBの位置で決
定されることになり、C位置では未だ使用できるのにも
拘わらずその寿命を迎えてしまう。従って、矩形ターゲ
ット4の利用率は低くなる。
【0005】本発明は、上記従来技術を考慮してなされ
たものであって、スパッタリングターゲットの部分的な
浸食に対して浸食の平均化を図り、寿命を延ばして利用
効率を高めたスパッタリングターゲットの提供を目的と
する。
たものであって、スパッタリングターゲットの部分的な
浸食に対して浸食の平均化を図り、寿命を延ばして利用
効率を高めたスパッタリングターゲットの提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、ターゲット材料がバッキングプ
レートにボンディングされたスパッタリングターゲット
において、前記ターゲット材料が浸食された部分に低融
点金属を充填したことを特徴とするスパッタリングター
ゲットを提供する。
め、本発明においては、ターゲット材料がバッキングプ
レートにボンディングされたスパッタリングターゲット
において、前記ターゲット材料が浸食された部分に低融
点金属を充填したことを特徴とするスパッタリングター
ゲットを提供する。
【0007】上記構成によれば、スパッタリングターゲ
ットのターゲット材料が浸食された部分は、低融点金属
が充填されてスパッタリングが可能になる。これによ
り、スパッタリングターゲットの部分的な浸食に対して
浸食の平均化を図ることができ、ターゲット寿命を延ば
してスパッタリングターゲットの利用効率を高めること
ができる。
ットのターゲット材料が浸食された部分は、低融点金属
が充填されてスパッタリングが可能になる。これによ
り、スパッタリングターゲットの部分的な浸食に対して
浸食の平均化を図ることができ、ターゲット寿命を延ば
してスパッタリングターゲットの利用効率を高めること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
るスパッタリングターゲットが装着されるスパッタリン
グ装置の断面説明図である。図1に示すように、マグネ
トロンスパッタリング装置10は、真空容器11と、真
空容器11に取付けられたカソード12を有している。
この真空容器11には、図示しないガス供給部に連通す
るガス導入口13と真空排気口14が開けられており、
真空排気口14から図示しない真空排気系により真空排
気されている。また、真空容器11内には、後述するカ
ソード12のターゲット22に対向して、基板ホルダ1
5に保持された基板16が配置されている。
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
るスパッタリングターゲットが装着されるスパッタリン
グ装置の断面説明図である。図1に示すように、マグネ
トロンスパッタリング装置10は、真空容器11と、真
空容器11に取付けられたカソード12を有している。
この真空容器11には、図示しないガス供給部に連通す
るガス導入口13と真空排気口14が開けられており、
真空排気口14から図示しない真空排気系により真空排
気されている。また、真空容器11内には、後述するカ
ソード12のターゲット22に対向して、基板ホルダ1
5に保持された基板16が配置されている。
【0009】カソード12は、カソード取付けボルト1
7によりOリング18を介して真空容器11に固定され
たカソードハウジング19を有する。このカソードハウ
ジング19には、マグネットモジュール20と、真空容
器11内部側に位置するバッキングプレート21及びス
パッタリングターゲット(ターゲット)22が装着され
ている。マグネットモジュール20とバッキングプレー
ト21の間には、冷却水導入口23a及び冷却水排出口
23bに連通する冷却水通路23が設けられている。バ
ッキングプレート21は、ボルト24によりOリング2
5を介してカソードハウジング19に固定される。ター
ゲット材料をバッキングプレート21にボンディングし
て形成されたターゲット22は、基板16に対向してい
る。このバッキングプレート21の周縁部を覆って、ア
ーキングを防止するアースシールド26が設置されてい
る。
7によりOリング18を介して真空容器11に固定され
たカソードハウジング19を有する。このカソードハウ
ジング19には、マグネットモジュール20と、真空容
器11内部側に位置するバッキングプレート21及びス
パッタリングターゲット(ターゲット)22が装着され
ている。マグネットモジュール20とバッキングプレー
ト21の間には、冷却水導入口23a及び冷却水排出口
23bに連通する冷却水通路23が設けられている。バ
ッキングプレート21は、ボルト24によりOリング2
5を介してカソードハウジング19に固定される。ター
ゲット材料をバッキングプレート21にボンディングし
て形成されたターゲット22は、基板16に対向してい
る。このバッキングプレート21の周縁部を覆って、ア
ーキングを防止するアースシールド26が設置されてい
る。
【0010】上記構成を有するマグネトロンスパッタリ
ング装置10において、ガス供給部から供給されたスパ
ッタガスがガス導入口13を経て真空容器11内に導入
され、図示しない直流電源によりカソード12と基板ホ
ルダ15間に電圧が印加されて、真空容器11内でプラ
ズマ状態が発生し、スパッタガスの正イオンを生成す
る。プラズマを発生させる負電荷は、マグネットモジュ
ール20の作用によりプラズマ領域内に保持される。こ
のイオン化されたスパッタガスが、マイナス電圧が印加
されたカソード12に向かい、ターゲット22の表面に
衝突する。この結果、ターゲット22から粒子が飛び出
し、基板16のターゲット22と対向する面に膜が形成
される。
ング装置10において、ガス供給部から供給されたスパ
ッタガスがガス導入口13を経て真空容器11内に導入
され、図示しない直流電源によりカソード12と基板ホ
ルダ15間に電圧が印加されて、真空容器11内でプラ
ズマ状態が発生し、スパッタガスの正イオンを生成す
る。プラズマを発生させる負電荷は、マグネットモジュ
ール20の作用によりプラズマ領域内に保持される。こ
のイオン化されたスパッタガスが、マイナス電圧が印加
されたカソード12に向かい、ターゲット22の表面に
衝突する。この結果、ターゲット22から粒子が飛び出
し、基板16のターゲット22と対向する面に膜が形成
される。
【0011】スパッタリング中、ターゲット22の温度
が上昇すると、冷却水導入口23aから冷却水通路23
に冷却水を導入してバッキングプレート21を冷却し、
冷却熱の伝導によりターゲット22を冷却する。導入さ
れた冷却水は、冷却水排出口23bから排出される。
が上昇すると、冷却水導入口23aから冷却水通路23
に冷却水を導入してバッキングプレート21を冷却し、
冷却熱の伝導によりターゲット22を冷却する。導入さ
れた冷却水は、冷却水排出口23bから排出される。
【0012】図2は、図1のターゲットの浸食部分と、
その浸食部分に低融点金属を充填した状態を示す断面図
である。図2に示すように、ITO(インジウム−錫−
オキサイド)からなるターゲット材料により形成された
ターゲット22の浸食が進行すると、ターゲット22の
表面が部分的に浸食されて穴を穿ったような浸食部27
が発生し、この浸食部27の底がバッキングプレート2
1に達する。バッキングプレート21は銅等の異種金属
からなるため、この時点で、ターゲット22の寿命とな
り、ターゲット22として使用できなくなる。
その浸食部分に低融点金属を充填した状態を示す断面図
である。図2に示すように、ITO(インジウム−錫−
オキサイド)からなるターゲット材料により形成された
ターゲット22の浸食が進行すると、ターゲット22の
表面が部分的に浸食されて穴を穿ったような浸食部27
が発生し、この浸食部27の底がバッキングプレート2
1に達する。バッキングプレート21は銅等の異種金属
からなるため、この時点で、ターゲット22の寿命とな
り、ターゲット22として使用できなくなる。
【0013】そこで、ターゲット22に形成された浸食
部27に、例えばインジウム又は錫若しくはその合金等
の、ターゲット材料の組成成分の金属又はその合金から
なる低融点金属材料を溶かし込んで、低融点金属28を
充填する。
部27に、例えばインジウム又は錫若しくはその合金等
の、ターゲット材料の組成成分の金属又はその合金から
なる低融点金属材料を溶かし込んで、低融点金属28を
充填する。
【0014】このように、ターゲット22の特に浸食が
進行した部分に、ターゲット材料の組成成分の金属又は
その合金等のターゲット材料と組成が似ている金属材料
を鋳込むことで、その浸食部分でバッキングプレート2
1がスパッタされその形成材料が基板16に膜を形成す
るのを防ぐことができる。また、浸食部分に充填するの
がターゲット材料の組成と似た材料であれば、バッキン
グプレート形成材料に比べスパッタによる成膜に悪影響
を及ぼすことがなく、スパッタリングを継続することが
できる。また、矩形ターゲットを用いた場合、浸食の進
行が著しいレーストラックの端の部分(図4中、A,B
参照)に低融点金属28を充填するが、矩形ターゲット
の中心部分から離れた充填位置からのデポジションによ
る成膜に占める割合は少ないので、より影響は少なくな
る。
進行した部分に、ターゲット材料の組成成分の金属又は
その合金等のターゲット材料と組成が似ている金属材料
を鋳込むことで、その浸食部分でバッキングプレート2
1がスパッタされその形成材料が基板16に膜を形成す
るのを防ぐことができる。また、浸食部分に充填するの
がターゲット材料の組成と似た材料であれば、バッキン
グプレート形成材料に比べスパッタによる成膜に悪影響
を及ぼすことがなく、スパッタリングを継続することが
できる。また、矩形ターゲットを用いた場合、浸食の進
行が著しいレーストラックの端の部分(図4中、A,B
参照)に低融点金属28を充填するが、矩形ターゲット
の中心部分から離れた充填位置からのデポジションによ
る成膜に占める割合は少ないので、より影響は少なくな
る。
【0015】この低融点金属28の充填は、ターゲット
22に形成された浸食部27に、インジウム又は錫若し
くはその合金等の低融点金属材料を補充し、その低融点
金属材料を補充したターゲット22をバッキングプレー
ト21と共に、例えばホットプレート等の加熱機器を用
いてその全体を低融点金属材料の融点以上に加熱して融
着させることにより行われる。
22に形成された浸食部27に、インジウム又は錫若し
くはその合金等の低融点金属材料を補充し、その低融点
金属材料を補充したターゲット22をバッキングプレー
ト21と共に、例えばホットプレート等の加熱機器を用
いてその全体を低融点金属材料の融点以上に加熱して融
着させることにより行われる。
【0016】次に、低融点金属の充填によりターゲット
寿命を延ばしたスパッタリングターゲットを用いた例
を、以下に説明する。デュアルマグネトロン型のカソー
ドが備えられたマグネトロンスパッタリング装置によ
り、厚さ6mmの矩形状ITOセラミックターゲットで
スパッタリングしたところ、レーストラック(図4参
照)の端の部分がバッキングプレートまで消費されたに
も拘らず、中心付近の厚さがまだ2mmも残っていた。
寿命を延ばしたスパッタリングターゲットを用いた例
を、以下に説明する。デュアルマグネトロン型のカソー
ドが備えられたマグネトロンスパッタリング装置によ
り、厚さ6mmの矩形状ITOセラミックターゲットで
スパッタリングしたところ、レーストラック(図4参
照)の端の部分がバッキングプレートまで消費されたに
も拘らず、中心付近の厚さがまだ2mmも残っていた。
【0017】そこで、スパッタリング装置のカソードか
らバッキングプレートと共にターゲットを外し、バッキ
ングプレートの露出しているターゲットの浸食部分にI
Tメタル(インジウム90%、錫10%の合金)を補充
し、それをホットプレートに載せて全体を150℃位に
熱した。この加熱により、ITメタルが溶けてターゲッ
トに融着し浸食部分にITメタルが充填された。その
後、ITメタルが充填されたターゲットを、バッキング
プレートと共に室温まで冷やして再度カソードに取付
け、スパッタを行ったところ、低融点金属の充填以前と
ほぼ変りなく成膜することができた。
らバッキングプレートと共にターゲットを外し、バッキ
ングプレートの露出しているターゲットの浸食部分にI
Tメタル(インジウム90%、錫10%の合金)を補充
し、それをホットプレートに載せて全体を150℃位に
熱した。この加熱により、ITメタルが溶けてターゲッ
トに融着し浸食部分にITメタルが充填された。その
後、ITメタルが充填されたターゲットを、バッキング
プレートと共に室温まで冷やして再度カソードに取付
け、スパッタを行ったところ、低融点金属の充填以前と
ほぼ変りなく成膜することができた。
【0018】このデュアルマグネトロン型のスパッタリ
ング装置は、カソードが2つ並列に配置されており、酸
化物等をスパッタリングする場合にアーキングが発生し
難く安定しているという特徴を有しているが、並列に配
置された2個の矩形ターゲットの対角線上の部分で浸食
が発生し易かった。しかしながら、浸食が大きい部分に
低融点金属を充填することによりターゲット寿命を延ば
すことができる本発明のスパッタリングターゲット22
を用いることにより、デュアルマグネトロン型の特徴を
生かして効果的にデュアルマグネトロン型のスパッタリ
ング装置を使用することができる。
ング装置は、カソードが2つ並列に配置されており、酸
化物等をスパッタリングする場合にアーキングが発生し
難く安定しているという特徴を有しているが、並列に配
置された2個の矩形ターゲットの対角線上の部分で浸食
が発生し易かった。しかしながら、浸食が大きい部分に
低融点金属を充填することによりターゲット寿命を延ば
すことができる本発明のスパッタリングターゲット22
を用いることにより、デュアルマグネトロン型の特徴を
生かして効果的にデュアルマグネトロン型のスパッタリ
ング装置を使用することができる。
【0019】従って、本発明に係るスパッタリングター
ゲット22により、ターゲット22の部分的な浸食に対
して浸食の平均化を図ることができ、ターゲット寿命を
延ばしてターゲット22の利用効率を高めることができ
る。この結果、ターゲット22の一部がバッキングプレ
ート21の近くまで浸食され、従来のターゲット寿命に
達しても、その部分に低融点金属材料を溶かし込むこと
で浸食部分に低融点金属を充填し、そのターゲット22
を更に使い続けることができる。
ゲット22により、ターゲット22の部分的な浸食に対
して浸食の平均化を図ることができ、ターゲット寿命を
延ばしてターゲット22の利用効率を高めることができ
る。この結果、ターゲット22の一部がバッキングプレ
ート21の近くまで浸食され、従来のターゲット寿命に
達しても、その部分に低融点金属材料を溶かし込むこと
で浸食部分に低融点金属を充填し、そのターゲット22
を更に使い続けることができる。
【0020】また、ホットプレート等の加熱機器を用い
て、ターゲット22に低融点金属材料を鋳込む場合、ス
パッタリング現場で低融点金属の充填作業ができること
から、ターゲット22の搬送等を伴わないので時間の損
失が少なく効率的である。
て、ターゲット22に低融点金属材料を鋳込む場合、ス
パッタリング現場で低融点金属の充填作業ができること
から、ターゲット22の搬送等を伴わないので時間の損
失が少なく効率的である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスパ
ッタリングターゲットによれば、スパッタリングターゲ
ットのターゲット材料が浸食された部分は、低融点金属
が充填されてスパッタリングが可能になるので、スパッ
タリングターゲットの部分的な浸食に対して浸食の平均
化を図ることができ、スパッタリングターゲットの利用
効率を高めることができる。この結果、従来のターゲッ
ト寿命に達しても、そのスパッタリングターゲットを更
に使い続けてターゲット寿命を延ばすことができる。
ッタリングターゲットによれば、スパッタリングターゲ
ットのターゲット材料が浸食された部分は、低融点金属
が充填されてスパッタリングが可能になるので、スパッ
タリングターゲットの部分的な浸食に対して浸食の平均
化を図ることができ、スパッタリングターゲットの利用
効率を高めることができる。この結果、従来のターゲッ
ト寿命に達しても、そのスパッタリングターゲットを更
に使い続けてターゲット寿命を延ばすことができる。
【図1】 本発明の実施の形態に係るスパッタリングタ
ーゲットが装着されるスパッタリング装置の断面説明
図。
ーゲットが装着されるスパッタリング装置の断面説明
図。
【図2】 図1のターゲットの浸食部分と、その浸食部
分に低融点金属を充填した状態を示す断面図。
分に低融点金属を充填した状態を示す断面図。
【図3】 従来のターゲットの浸食状態を示す断面図。
【図4】 従来のターゲットのレーストラックを示す断
面図。
面図。
10:マグネトロンスパッタリング装置、11:真空容
器、12:カソード、13:ガス導入口、14:真空排
気口、15:基板ホルダ、16:基板、17:カソード
取付けボルト、18:Oリング、19:カソードハウジ
ング、20:マグネットモジュール、21:バッキング
プレート、22:スパッタリングターゲット、23:冷
却水通路、23a:冷却水導入口、23b:冷却水排出
口、24:ボルト、25:Oリング、26:アースシー
ルド、27:浸食部、28:低融点金属。
器、12:カソード、13:ガス導入口、14:真空排
気口、15:基板ホルダ、16:基板、17:カソード
取付けボルト、18:Oリング、19:カソードハウジ
ング、20:マグネットモジュール、21:バッキング
プレート、22:スパッタリングターゲット、23:冷
却水通路、23a:冷却水導入口、23b:冷却水排出
口、24:ボルト、25:Oリング、26:アースシー
ルド、27:浸食部、28:低融点金属。
Claims (4)
- 【請求項1】ターゲット材料がバッキングプレートにボ
ンディングされたスパッタリングターゲットにおいて、 前記ターゲット材料が浸食された部分に低融点金属を充
填したことを特徴とするスパッタリングターゲット。 - 【請求項2】前記低融点金属は、浸食部分に低融点金属
材料を補充し前記バッキングプレートとともに前記低融
点金属材料の融点以上に加熱して融着させたものである
ことを特徴とする請求項1に記載のスパッタリングター
ゲット。 - 【請求項3】前記低融点金属は、前記ターゲット材料の
組成成分の金属又はその合金であることを特徴とする請
求項1または2に記載のスパッタリングターゲット。 - 【請求項4】前記ターゲット材料はITOからなり、前
記低融点金属は、インジウム又は錫若しくはその合金で
あることを特徴とする請求項3に記載のスパッタリング
ターゲット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27563597A JPH11106903A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | スパッタリングターゲット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27563597A JPH11106903A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | スパッタリングターゲット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11106903A true JPH11106903A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17558215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27563597A Pending JPH11106903A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | スパッタリングターゲット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11106903A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104131255A (zh) * | 2013-04-30 | 2014-11-05 | 三星显示有限公司 | 用于等离子体涂布系统的料片、制造方法及制造薄膜的方法 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27563597A patent/JPH11106903A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104131255A (zh) * | 2013-04-30 | 2014-11-05 | 三星显示有限公司 | 用于等离子体涂布系统的料片、制造方法及制造薄膜的方法 |
| US9196464B2 (en) | 2013-04-30 | 2015-11-24 | Samsung Display Co., Ltd. | Tablet for plasma coating system, method of manufacturing the same, and method of manufacturing a thin film using the method of manufacturing the tablet |
| US10186403B2 (en) | 2013-04-30 | 2019-01-22 | Samsung Display Co., Ltd. | Tablet for plasma coating system, method of manufacturing the same, and method of manufacturing a thin film using the method of manufacturing the tablet |
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