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JPH1091477A - 制御用マイクロコンピュータ装置及び該装置の保守ツール - Google Patents

制御用マイクロコンピュータ装置及び該装置の保守ツール

Info

Publication number
JPH1091477A
JPH1091477A JP8265058A JP26505896A JPH1091477A JP H1091477 A JPH1091477 A JP H1091477A JP 8265058 A JP8265058 A JP 8265058A JP 26505896 A JP26505896 A JP 26505896A JP H1091477 A JPH1091477 A JP H1091477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trace
data
condition
memory
storage memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8265058A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Asano
昌志 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8265058A priority Critical patent/JPH1091477A/ja
Publication of JPH1091477A publication Critical patent/JPH1091477A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラムの動作確認が正確に迅速に行
える。 【解決手段】 トレース条件格納メモリ8は演算用メモ
リ5に対応して該メモリのデータを読み出して保存する
ための入力点のアドレス情報とトレースデータ収集周期
とを予めトレース条件データとして設定する。トレース
データ格納メモリ9は演算用メモリ5のデータを読み出
され書き込まれる。主制御部2はトレース条件データに
よるトレースデータ収集周期になると、設定された入力
点のアドレス情報に従って演算用メモリ5の該当するデ
ータを読み出しトレースデータ格納メモリ9へ順次書込
み、必要なデータが取りこぼすことなく書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御用マイクロコ
ンピュータ装置及び該装置の保守ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】図16に従来の制御用マイクロコンピュ
ータ装置のブロック構成図を示す。
【0003】図において、制御用マイクロコンピュータ
装置1は、主制御部2と外部入出力部3とプログラム格
納メモリ4と演算用メモリ5と、後述する保守ツール7
との伝送制御部6から構成されている。
【0004】主制御部2は、演算処理部としてのマイク
ロプロセッサを備え、プログラム格納メモリ4に格納さ
れた制御プログラムに従って、演算用メモリ5の演算用
データを用いて演算処理を実行し、その結果を演算用メ
モリ5へ格納する。外部入出力部3は、プラントのデー
タを取り込み演算用メモリ5へ格納する一方、演算用メ
モリ5へ格納されたデータをプラントへ出力するインタ
フェースである。プログラム格納メモリ4は、後述する
保守ツール7等により作成された制御プログラムを格納
する。演算用メモリ5は、演算用データおよび、プラン
トとの入出力データを保存する。保守ツール7との伝送
制御部6は、後述する保守ツール7との伝送制御を実施
する。
【0005】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図17に示す制御プログラムによる処理が実施
される。まず、外部入出力部3を介してプラントからデ
ータが取り込まれ、このデータが演算用メモリ5の指定
されたアドレスに順次格納される(S1)。
【0006】次に、プログラム格納メモリ4から制御プ
ログラムが順次取り出され(S2)、命令コードに従っ
て演算用メモリ5へ格納されたデータを用いて演算用処
理が順次実行され、演算処理された結果が演算用メモリ
5の指定されたアドレスへ格納される(S3,S4)。
全ての制御プログラムの命令の処理が終了すると、演
算用メモリ5の内容が、外部入出力部3からプラントへ
出力される(S5)。これによって、制御用マイクロコ
ンピュータ装置1によってプラント機器が制御される。
【0007】次に、保守ツール7との間で伝送制御部6
を介し、保守ツール7との間でデータ授受が行われ(S
6)、保守ツール7による制御用マイクロコンピュータ
装置1の内部状態モニタ等の保守を可能としている。上
記処理は、所定周期で高速に繰り返し実行される。
【0008】ところで、制御用マイクロコンピュータ装
置1が用いる制御プログラムは、保守ツール7または外
部の図示省略するプログラム作成装置によって作成さ
れ、保守ツール7との伝送制御部6等の伝送手段によっ
て制御用マイクロコンピュータ装置1のプログラム格納
メモリ4へ格納される。このとき、作成された制御プロ
グラムに誤りがないかどうかの確認、いわゆるデバッグ
や、制御用マイクロコンピュータ装置1が、プラントへ
想定しない出力を行った場合等の内部状態の確認は、従
来、以下のように実施されていた。
【0009】まず、制御用マイクロコンピュータ装置1
に保守ツール7を接続し、演算用メモリ5の内容を所定
周期で保守ツール7が入力し、保守ツール7の表示部に
表示する。これにより、オペレータが、制御用マイクロ
コンピュータ装置1の内部状態を目視で確認しながら、
制御プログラムのデバッグや、プラントへ想定しない出
力が行われた時の内部状態確認を実施していた。
【0010】一方、図18に従来の制御用マイクロコン
ピュータ装置の保守ツールのブロック構成図を示す。
【0011】図において、図16に示す制御用マイクロ
コンビュータ装置1に用いる保守ツール7は、制御部2
2と外部入出力部23とプログラム格納部24と前述の
制御用マイクロコンピュータ装置1との伝送部26から
構成されている。
【0012】制御部22はマイクロプロセッサを備え、
オペレータが外部入出力部23より指定した情報に従っ
て、プログラム格納部24に格納されたプログラム情報
等を表示部25に表示する。また、伝送部26を介し、
制御用マイクロコンピュータ装置1の演算用メモリ5の
データ等を内部に入力し、このデータ等を表示部25に
プログラム情報等と共に表示する。
【0013】上記処理は、オペレータが外部入出力部2
3を用いて次の指示を行うまで、所定周期で繰り返し実
施される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の制御用マイクロコンピュータ装置1と保守ツ
ール7では、制御プログラムのデバッグや、プラントへ
想定しない出力等が行われた時の制御用マイクロコンピ
ュータ装置1の内部状態の確認が十分にできなかった。
また、制御用マイクロコンピュータ装置1の内部状態の
確認のために、多大の時間を要し、非常に効率が悪いと
いう問題があった。
【0015】第1に、図16に示した制御用マイクロコ
ンピュータ装置1の内部の演算は、非常に高速に繰り返
し実施されており、その演算の都度、演算メモリのデー
タは更新されている。従って、制御プログラムのデバッ
グおよび、プラントへの想定しない出力が行われたデー
タの必要時に、確認等に必要なデータが更新されてお
り、演算用メモリに残っていない場合が多く、制御用マ
イクロコンピュータ装置1の内部状態を保守ツール7か
ら確認することが困難である場合があるという問題があ
った。
【0016】第2に、前述の通り、図16に示した制御
用マイクロコンピュータ装置1の内部の演算は非常に高
速に繰り返し実施されており、それに対し、保守ツール
7における表示部へのデータ表示の更新周期は、表示部
媒体への物理的なアクセススピードの限界により、制御
用マイクロコンピュータ装置1内部で行われている全て
の演算周期のデータをリアルタイムで表示部に表示する
ことはできなかった。
【0017】かかる場合に、仮に、表示可能であったと
しても、人間の目で高速に変化する表示データを確認す
ることは困難である。このため、従来保守ツール7で表
示可能なデータは、保守ツール7の表示部が表示可能で
ある周期毎の制御用マイクロコンピュータ装置1内部の
サンプリングデータしたデータとなり、制御用マイクロ
コンピュータ装置1内部で行われている全ての演算周期
のデータを漏れなく保守ツール7で確認することができ
ないという問題があった。
【0018】第3に、前述ように、保守ツール7を用い
て監視できる制御用マイクロコンピュータ装置1の内部
情報は、制御用マイクロコンピュータ装置1で高速に繰
り返し実行されている制御状態を所定の周期でサンプリ
ングしたデータとなるため、プラントへの想定しない出
力が行われたか否かを判断するためには、プラントへの
外部出力部3に、機械的または電気的な信号ラツチ回路
等を付加するか、制御プログラムに、プラントへの異常
信号出力が発生した旨をラツチし、必要な関連情報を演
算メモリ内に保存(ラツチ)する等のテストプログラム
を付加しなければならないという問題があった。
【0019】第4に、制御用マイクロコンピュータ装置
1が、期待する通りのプラント制御を実施しているか否
かは、プラントとの外部入出力部に、機械的または電気
的なな信号ラツチ回路等を付加することによって得られ
た情報、もしくは、保守ツール7を用いて表示される制
御用マイクロコンピュータ装置1内部の情報を、人間が
いちいち確認しながら判定する必要があった。
【0020】そこで、本発明は、必要なデータを漏れな
く収集保存し、簡単で、かつ、短時間にしかも効率的
に、制御プログラムのデバッグや制御用マイクロコンピ
ュータ装置の内部状態を監視可能とする制御用マイクロ
コンピュータ装置及び該装置の保守ツールを提供するこ
とを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントのデータを取込みプラントへデータを出力する外部
入出力部と、演算処理のため制御プログラムを格納する
プログラム格納メモリと、演算用データと得られた演算
結果データを含むプラントとの間で入出力するデータを
格納する演算用メモリと、保守ツールとの間でデータを
伝送制御する伝送制御部と、制御周期毎に制御プログラ
ムの実行によって演算用データを用い演算を行い得られ
た演算結果データを演算用メモリへ格納すると共に、外
部入出力部からプラントへ出力する主制御部とを備える
制御用マイクロコンピュータ装置において、演算用メモ
リに対応して該メモリのデータを読み出して保存するた
めの入力点のアドレス情報とトレースデータ収集周期と
を予めトレース条件データとして設定するトレース条件
格納メモリと、演算用メモリのデータを読み出し読み込
みのためのトレースデータ格納メモリと、トレース条件
データによるトレースデータ収集周期になると、設定さ
れた入力点のアドレス情報に従って演算用メモリの該当
するデータを読み出しトレースデータ格納メモリへ順次
書込む手段とを設けるようにしたものである。この手段
によれば、予め定めたトレース条件データに基づき、ト
レースデータ収集周期になると、入力点のアドレス情報
に該当するデータが順次トレースデータ格納メモリへ保
存される。これにより、演算用メモリと別のトレースデ
ータ格納メモリへ必要なデータが取りこぼすことなく書
き込まれる。従って、従来のように必要なデータが更新
されて消えることがなく、漏れなく保守ツールでマイク
ロコンピュータ装置の内部動作の確認ができる。
【0022】請求項2の発明は、プラントのデータを取
込みプラントへデータを出力する外部入出力部と、演算
処理のため制御プログラムを格納するプログラム格納メ
モリと、演算用データと得られた演算結果データを含む
プラントとの間で入出力するデータを格納する演算用メ
モリと、保守ツールの間でデータを伝送制御する伝送制
御部と、制御周期毎に制御プログラムの実行によって演
算用データを用い演算を行い得られた演算結果データを
演算用メモリへ格納すると共に、外部入出力部からプラ
ントへ出力する主制御部とを備えた制御用マイクロコン
ピュータ装置において、演算用メモリに対応し該メモリ
の指定された入力点のデータが所定条件となったときの
み読み出すときのトレース条件として格納するトレース
条件格納メモリと、演算用メモリのデータを読み出し読
み込みのためのトレースデータ格納メモリと、トレース
条件データによるトレース条件となったとき収集する入
力点のアドレス情報に従って演算用メモリのデータを読
み出しトレースデータ格納メモリへ順次書込む手段とを
設けるようにしたものである。この手段によれば、予め
定めたトレース条件データである演算用メモリの指定入
力点のデータが所定条件となったとき、収集する入力点
のアドレス情報に従って、データがトレースデータ格納
メモリへ書き込まれる。これによって、特定の事象が発
生したときの真に必要なデータのみ効率的にトレースデ
ータ格納メモリへ書き込まれる。従って、制御プログラ
ムのデバック作業が正確に迅速にでき、また、プラント
が特定事象となったとき装置に関する情報を容易に入手
でき、また、トレースデータ格納メモリも比較的小さな
容量とすることができる。
【0023】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の制御用マイクロコンピュータ装置において、ト
レース条件格納メモリはトレースデータ保存開始条件情
報とトレースデータ保存終了条件情報とを設定し、トレ
ースデータ保存開始条件情報がトレース許可で、かつ、
トレース条件となったとき演算用メモリのデータを読み
出してトレースデータ格納メモリへ順次書き込みを開始
する一方、トレースデータ保存終了条件情報がトレース
禁止となったとき書込みを終了させる手段を設けるよう
にしたものである。この手段によれば、プラントが特定
の条件となったときトレースデータの保存を開始すると
共に、プラントが別の特定条件になったときトレースデ
ータの保存を停止する。これにより、真に必要な特定の
場合だけのトレースデータが得られ、デバック等も効率
的にでき、装置自体の検証も短時間ででき、トレースデ
ータ格納メモリの容量の縮小が図れる。
【0024】請求項4の発明は、請求項3記載の制御用
マイクロコンピュータ装置において、トレース条件格納
メモリは、演算用メモリからトレース条件格納メモリへ
書き込む収集ポイントを特定する入力点のアドレス情報
を複数組設定した複数のトレース条件とこれらのトレー
ス条件を切替えるトリガ条件とを格納し、トリガ条件の
成立時に該当する収集ポイントのトレース条件の処理を
実行するように切替える手段を設けるようにしたもので
ある。この手段によれば、予め定めたトリガ条件が成立
すると複数組のトレースデータ収集ポイントの中から該
当するトレースデータ収集ポイントに切替える。これに
よって、プラントの事象に応じて真に必要なデータのみ
が選択され収集される。従って、収集されたデータから
必要なデータを選別する作業が不要となり、プラントの
詳細な挙動の解析や制御プログラムのデバックが効率的
にできる。
【0025】請求項5の発明は、請求項3記載の制御用
マイクロコンピュータ装置において、トレース条件格納
メモリは、演算用メモリからトレースデータ格納メモリ
へ書き込むデータのトレースデータ収集周期情報を複数
設定した複数のトレース条件と、これらトレース条件を
切替えるトリガ条件とを格納し、トリガ条件の成立時に
該当するトレースデータ収集周期条件の処理を実行する
ように切替える手段を設けるようにしたものである。こ
の手段によれば、予め定めたトリガ条件が成立すると複
数組のトレースデータ収集周期情報の中から該当するト
レースデータ収集周期に切替える。これによって、プラ
ントの事象に応じ必要なトレースデータ収集周期でデー
タが収集される。従って、トレースデータ格納メモリの
容量を増加することなく必要なデータが収集でき、プラ
ントの詳細な挙動の解析や制御プログラムのデバックが
効率的にできる。
【0026】請求項6の発明は、請求項3記載の制御用
マイクロコンピュータ装置において、トレース条件格納
メモリは、演算用メモリからトレースデータ格納メモリ
へ書き込むトレースデータ一致条件を複数設定したトレ
ースデータ一致条件と、これらトレースデータ一致条件
を切替えるトリガ条件とを格納し、トリガ条件の成立時
に該当するトレースデータ一致条件の処理を実行するよ
うに切替える手段を設けるようにしたものである。この
手段によれば、予め定めたトリガ条件が成立すると複数
組のトレースデータ一致条件の中から該当するトレース
データ一致条件に切替える。これによって、プラントの
事象に応じて真に必要なデータのみが選択され収集され
る。従って、収集されたデータから必要なデータを選別
する作業が不要となり、プラントの詳細な挙動の解析や
制御プログラムのデバックが効率的にできる。
【0027】請求項7の発明は、請求項3乃至請求項6
記載のいずれかの制御用マイクロコンピュータ装置にお
いて、トレースデータ格納メモリと別に補助のトレース
データ格納メモリを設け、トレース条件格納メモリに設
定されるデータ保存条件が検出されたときトレースデー
タ格納メモリの全データを補助のトレースデータ格納メ
モリへ複写する手段を付加するようにしたものである。
この手段によれば、プラントの事象が複数回重なって発
生したような場合でも補助のトレースデータ保存メモリ
へトレースデータを保存することができる。これによっ
て、一度に複数の事象分のトレースデータが抜けること
なく確実に採集される。従って、プラントの詳細な挙動
が解析でき、また、制御プログラムのデバック時間の短
縮が図れる。
【0028】請求項8の発明は、請求項3乃至請求項7
記載のいずれかの制御用マイクロコンピュータ装置にお
いて、トレース条件格納メモリに格納されたデータ送信
条件が検出されたときトレースデータ格納メモリあるい
は補助トレースデータ格納メモリのデータを保守ツール
へ伝送制御部を介して伝送する手段を付加するようにし
たものである。この手段によれば、予め設定された送信
条件が成立するとトレースデータ格納メモリあるいはト
レースデータ保存メモリのデータが保守ツールへ送信さ
れ、保守ツール側でデータが保存される。これにより、
保守ツール側のハードディスクに空きがある限り大量の
データが漏れなく保存できる。従って、過去の履歴を含
むプラントの事象の解析ができる。
【0029】請求項9の発明は、制御用マイクロコンピ
ュータ装置の制御プログラムあるいは演算用データを画
面に表示する表示部と、オペレータが要求を入力する入
力部と、制御プログラムを格納するプログラム格納部
と、制御用マイクロコンピュータ装置に設けられる演算
用メモリのデータをトレースデータ格納メモリへ書き込
むトレースデータ条件を設定するトレース条件設定部
と、制御用マイクロコンピュータ装置の伝送制御部との
間でデータの伝送を行う伝送部と、入力部からの表示要
求に従ってプログラム格納部から制御プログラムを取出
し表示部へ表示する一方、表示された制御プログラムに
基づいて制御用マイクロコンピュータのトレースデータ
格納メモリからトレースデータを取込み表示部へ目視可
能な周期で再生表示させ、入力部からトレース条件設定
要求に従ってトレース条件設定部によってトレース条件
を設定し、制御用マイクロコンピュータ装置に設けるト
レースデータ条件格納メモリへ伝送する制御部とを設け
るようにしたものである。この手段によれば、保守ツー
ルへ制御用マイクロコンピュータ装置からトレースデー
タが漏れなく取り込まれ目視可能なスピードで制御プロ
グラムとトレースデータとが再生表示される。これによ
り、高速に処理されたデータが取りこぼしなく表示され
るので、プラントの挙動の解析が容易に正確にでき、制
御プログラムのデバック作業も効率的にできる。
【0030】請求項10の発明は、請求項9記載の制御
用マイクロコンピュータ装置の保守ツールにおいて、ト
レースデータを1トレースデータづつ順次表示部へ表示
する手段を設けるようにしたものである。この手段によ
れば、保守ツール側で制御プログラム、演算データ、プ
ラントデータ等が対比され1トレースデータづつ漏れな
く順次再生または逆再生表示される。これによって、人
間の目を介してプラントの挙動の解析や制御プログラム
のデバックが確実にできる。
【0031】請求項11の発明は、請求項9または請求
項10記載の制御用マイクロコンピュータ装置の保守ツ
ールにおいて、入力部からの既知データを保存する既知
データ保存部と、制御用マイクロコンピュータ装置から
取込んだトレースデータを保存するトレースデータ保存
部と、既知データとトレースデータを照合する手段を設
けるようにしたものである。この手段によれば、トレー
スデータと既知データとが照合されて、その結果が出力
される。これによって、制御用マイクロコンピュータ装
置が正常に動作したか否かを人間が介在することなく、
診断することができ、効率的に処理される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0033】図1は、本発明にかかる第1実施の形態を
示す制御用マイクロコンピュータ装置のブロック構成図
であり、従来例を示す図16と同一符号は同一部分また
は相当部分を示し、図1において、図16と異なる点
は、トレース条件格納メモリ8と、トレースデータ格納
メモリ9を迫設している点である。
【0034】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内の、どのポイント(アドレス)のデータ
(トレースポイント情報)をいかなるトレースデータ収
集周期でトレースデータ格納メモリ9に保存するかの情
報を予め設定するものである。また、トレースデータ格
納メモリ9は、トレース条件格納メモリ8に設定された
トレースデータ条件を満足したとき、演算用データメモ
リ5内の指定ポイント(トレースポイント情報)のデー
タを順次保存するメモリである。なお、図においては、
説明を簡略化するため、トレース条件格納メモリ8およ
びトレースデータ格納メモリ9を1つづつ示したが、こ
れらメモリは、複数個有していても良い。
【0035】図2に、本発明にかかる第1実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処理
を示す。従来例を示す図17と同一符号は同一部分また
は相当部分の処理を示す。
【0036】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図2に示す制御プログラムによる処理が実行さ
れ、まず、外部入出力部3を介してプラントから取り込
まれたデータが演算用メモリ5の指定されたアドレスに
順次格納される(S1)。
【0037】次に、プログラム格納メモリ4から制御プ
ログラムが順次取り出され(S2)、命令コードに従っ
て演算用メモリ5へ格納されたデータを用いて演算用処
理が順次実行され、演算処理された結果が演算用メモリ
5の指定されたアドレスへ格納される(S3,S4)。
全ての制御プログラムの命令の処理が終了すると、演算
用メモリ5の内容が、外部入出力部3からプラントへ出
力される(S5)。これによって、制御用マイクロコン
ピュータ装置1によってプラント機器が制御される。
【0038】次に、トレース条件格納メモリ8に格納さ
れているトレースデータの収集周期条件を満足している
かをチェックし(S11)、データ収集周期でなければ
保守ツール7とのデータ伝送(S6)を実施する。デー
タ収集周期の条件チェック(S11)で、データ収集周
期が検出された場合、トレース条件格納メモリ8に格納
されているトレース条件データであるトレースポイント
情報を読み出し、該当する演算データメモリ5の該当ポ
イントのデータをトレースデータ格納メモリ9に保存す
る(S12)。この処理は、トレース条件格納メモリ8
に設定されているトレースポイント件数分繰り返し実施
される。
【0039】なお、トレースデータ格納メモリ9へのデ
ータ保存は、当該メモリ空間の最低位アドレス側より行
われ、当該メモリの最高位アドレスに達した場合は、最
低位アドレスよりデータ保存を繰り返す循環リスト形式
であり、途切れることなく継続して保存が行われる。
【0040】また、トレース条件格納メモリ8およびト
レースデータ格納メモリ9が複数存在する場合は、トレ
ース条件格納メモリ8に格納されているトレースデータ
の収集周期条件を満足しているかをチェックする処理
(S11)およびこの処理でデータ収集周期を検出した
場合、トレース条件格納メモリ8に格納されているトレ
ースポイント情報を読み出し、該当する演算データメモ
リ5の該当ポイントのデータをトレースデータ格納メモ
リ9に保存する処理(S12)を実施する。そして、存
在しているトレース条件格納メモリ8およびトレースデ
ータ格納メモリ9の数だけ繰り返し実施する。以上の処
理が終了すると、次に保守ツール7との伝送(S6)を
実施する。制御用マイクロコンピュータ装置1は、以上
の処理を所定周期で高速に繰り返し実施する。
【0041】このように、本発明の第1実施の形態によ
れば、制御用マイクロコンピュータ装置内部で高速に変
化している演算用メモリ内の指定ポイントのデータが、
制御用マイクロコンピュータ装置のトレースデータ収集
周期毎に取りこぼしなくトレースデータ格納メモリに保
存される。従って、従来のように演算用メモリのデータ
の更新によって必要なデータが消えることが防止され
る。そして、上記トレースデータ格納メモリに保存され
たデータを利用することにより、制御用マイクロコンピ
ュータ装置内部の演算状態を正確に把握でき、制御プロ
グラムのデバッグ時間の短縮が図れる。また、トレース
データのみの利用により、制御プログラムの動作確認が
行え、確認時に制御用マイクロコンピュータ装置を占有
することなくオフラインでの動作確認(デバッグ)が可
能となると共に、試験データの整理等を含めたデバッグ
時間の短縮が図れる。さらに、トレース対象ポイント
に、プラントとの入出力データを指定することにより、
プラントの詳細な運転状態を把握することが可能とな
る。
【0042】図3に、本発明にかかる第2実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処理
を示す。
【0043】図3において、従来例を示す図17と同一
符号は、同一部分または相当部分であることを示す。ま
た、第1の実施の形態を示す図2と同一符号は、同一部
分または相当部分であることを示す。
【0044】また、本実施の形態の制御用マイクロコン
ピュータ装置のブロック構成図は、第1実施の形態で示
した図1と同様であり、第2実施の形態は、演算用メモ
リ5のあるポイントのデータがある状態となったとき等
に、設定されたポイントのデータをトレースデータ格納
メモリ9へ書き込むようにする点に特徴を有する。
【0045】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、さらに、演算用メモリ5内のどのポイントのデータ
をどのアドレスへ保存するかのトレース条件データを予
め設定するものである。また、トレースデータ格納メモ
リ9は、トレース条件格納メモリ8に設定されたトレー
ス条件データに基づいてその条件を満足したとき、演算
用データメモリ5内の指定ポイントのデータを順次保存
するメモリである。
【0046】尚、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9を1つづつ示したが、これらメモリは、複数
個有していても良い。
【0047】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図3に示す制御プログラムによる処理が実行さ
れ、まず、前半が第1実施の形態と同様に外部入出力部
3を介してプラントから取り込まれたデータが演算用メ
モリ5の指定されたアドレスに順次格納される(S
1)。
【0048】次に、プログラム格納メモリ4から制御プ
ログラムが順次取り出され(S2)、命令コードに従っ
て演算用メモリ5へ格納されたデータを用いて演算用処
理が順次実行され、演算処理された結果が演算用メモリ
5の指定されたアドレスへ格納される(S3,S4)。
全ての制御プログラムの命令の処理が終了すると、演算
用メモリ5の内容が、外部入出力部3からプラントへ出
力される(S5)。これによって、制御用マイクロコン
ピュータ装置1によってプラント機器が制御される。
【0049】次に、演算用メモリ5内の指定ポイントの
データが、トレース条件格納メモリ8に格納されている
指定データ(条件)と一致しているかをチェックし(S
21)、条件を満足していなければ保守ツール7とのデ
ータ伝送(S6)を実施する。例えば、演算用メモリ5
内のブレークポイントを示す入力点が「1」→「0」と
なったとき等の条件が成立したとき設定されたトレース
条件が成立したとする。
【0050】指定データとの条件チェック(S21)
で、条件一致を検出した場合は、トレース条件格納メモ
リ8に格納されているトレースポイント情報を読み出
し、該当する演算データメモリ5の該当ポイントのデー
タをトレースデータ格納メモリ9に保存する(S1
2)。この処理は、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れているトレースポイント件数分繰り返し実施される。
【0051】また、トレース条件格納メモリ8およびト
レースデータ格納メモリ9が複数存在した場合は、トレ
ース条件格納メモリ8に格納されている演算用メモリ5
の指定ポイントが指定条件となったかのチェックする処
理(S21)およびこの処理で条件成立を検出した場
合、トレース条件格納メモリ8に格納されているトレー
スポイント情報を読みだし、該当する演算データメモリ
5の該当ポイントのデータをトレースデータ格納メモリ
9に保存する処理(S12)を実施する。そして、存在
しているトレース条件格納メモリ8およびトレースデー
タ格納メモリ9の数だけ繰り返し実施する。
【0052】以上の処理が終了すると、次に保守ツール
7との伝送(S6)を実施する。制御用マイクロコンピ
ュータ装置1は、以上の処理を所定周期で高速に繰り返
し実施する。
【0053】このように第2実施の形態によれば、制御
用マイクロコンピュータ装置内部で高速に変化している
演算用メモリ内のトレース開始条件で指定されたポイン
トのデータが、特定の条件になったときのみ、演算用メ
モリの指定ポイントのデータがトレースデータ格納メモ
リに保存される。このため、特定の事象が発生した時の
みにトレースデータが保存されるため、真に必要なデー
タのみを採取でき、当該データを用いた制御プログラム
のデバッグ時間が短縮できると共に、制御用マイクロコ
ンピュータ装置内に準備するトレースデータ格納メモリ
の容量を小さくすることができる。また、プラントが特
定の事象に至った瞬間の制御用マイクロコンピュータ装
置内の関連する情報を容易に把握可能となる。
【0054】図4に、本発明にかかる第3実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処理
を示す。
【0055】図において、従来例を示す図17と同一符
号は、同一部分または相当部分であることを示す。ま
た、第1または第2の実施の形態を示す図2および図3
と同一符号は、同一部分または相当部分であることを示
す。また、本実施の形態の制御用マイクロコンピュータ
装置のブロック構成図は、第1実施の形態で示した図1
と同様であり、第3実施の形態は、演算用メモリ5から
トレースデータ格納メモリ9へ書き込みを開始する条件
と停止する条件を設けるようにする点に特徴を有する。
【0056】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、トレースデータ格納メモリ9へのトレースデータ保
存処理を開始/終了するか、および、トレースデータ格
納メモリ9に、演算用メモリ5内のどのポイントのデー
タを保存するかのトレース条件データを予め設定するも
のである。
【0057】尚、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9を1つづつ示したが、これらメモリは、複数
個有していても良い。
【0058】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図4に示す制御プログラムによる処理が実施さ
れる。まず、トレースデータ格納メモリ9へのトレース
処理(データ保存処理)を禁止状態とする(S30)。
【0059】次に、外部入出力部3を介してプラントか
ら取り込まれたデータが演算用メモリ5の指定されたア
ドレスに順次格納される(S1)。さらに、プログラム
格納メモリ4から制御プログラムが順次取り出され(S
2)、命令コードに従って演算用メモリ5へ格納された
データを用いて演算用処理が順次実行され、演算処理さ
れた結果が演算用メモリ5の指定されたアドレスへ格納
される(S3,S4)。全ての制御プログラムの命令の
処理が終了すると、演算用メモリ5の内容が、外部入出
力部3からプラントへ出力される(S5)。これによっ
て、制御用マイクロコンピュータ装置1によってプラン
ト機器が制御される。
【0060】次に、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)が禁止中であるか否かの
チェックが実施される(S31)。チェックにて、トレ
ース処理が禁止中であった場合は、トレース条件格納メ
モリ8に設定されているトレースデータ保存開始条件情
報を読出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5
の内容をチェックする(S32)。これにより、トレー
スデータ保存開始条件を検出した場合は、トレース処理
を許可とし(S33)、次の処理に移行する。また、ト
レースデータ保存開始条件を検出しなかった場合には、
保守ツール7との伝送(S6)に移行する。
【0061】一方、チェック(S31)でトレース処理
が禁止中でなかった場合は、トレース条件格納メモリ8
に設定されているトレースデータ保存終了条件情報を読
出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の内容
をチェックする(S34)。これにより、トレースデー
タ保存終了条件を検出した場合は、トレース処理を禁止
とし(S35)、保守ツールとの伝送(S6)移行す
る。また、トレースデータ保存終了条件を検出しなかっ
た場合には、次の処理に移行する。
【0062】チェック処理(S33,S34)を実施し
た結果、トレース処理が許可状態であった場合は、トレ
ース条件格納メモリ8に設定されたトレース条件に従っ
て(S36)、トレース条件格納メモリ8に格納されて
いるトレースポイント情報を読出し、該当する演算デー
タメモリ5の該当ポイントのデータをトレースデータ格
納メモリ9に保存する(S12)。この処理は、トレー
ス条件格納メモリ8に設定されているトレースポイント
件数分繰り返し実施される。
【0063】以上の処理が終了すると、次に保守ツール
7との伝送(S6)を実施する。なお、保守ツール7と
の伝送処理(S6)では、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存開始/終了条件によ
らず、保守ツール7からの要求に従ってトレース処理許
可/禁止状態を切り替えることも可能である。
【0064】このように第3実施の形態によれば、プラ
ントの制御状態が特定の条件になってから、別の特定条
件になるまでの間のトレースデータのみが容易に採取で
きるようになる。このため、追い求める事象が発生した
時点で、制御用マイクロコンピュータ装置にその保守ツ
ールを接続してトレースデータの情報を収集しなくて
も、当該トレースデータの情報がなくなることなく制御
用マイクロコンピュータ装置に保存されているため、必
要な情報を容易に得ることができる。また、真に必要な
データのみを採取でき、当該データを用いた制御プログ
ラムのデバッグ時間が短縮できると共に、制御用マイク
ロコンピュータ装置内に準備するトレースデータ格納メ
モリの容量を小さくすることができる。
【0065】図5に、本発明にかかる第4実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処理
を示す。
【0066】図において、従来例を示す図17と同一符
号は、同一部分または相当部分であることを示す。ま
た、第3の実施の形態を示す図4と同一符号は、同一部
分または相当部分であることを示す。また、本実施の形
態の制御用マイクロコンピュータ装置のブロック構成図
は、第1実施の形態で示した図1と同様であり、第4実
施の形態は、収集ポイント情報を複数設けてトリガ条件
の成立によって収集ポイント情報を切替えるようにする
点に特徴を有する。
【0067】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、トレースデータ格納メモリ9へのトレースデータ保
存処理を開始/終了するかを設定する一方、トレースデ
ータ格納メモリ9に、演算用メモリ5内のどのポイント
のデータを保存するかの収集ポイント情報を複数組設定
し、トレースデータ格納メモリ9へ保存する演算用メモ
リ5の複数の収集ポイント情報を切り替えるためのトリ
ガ条件(複数でもよい)を予め設定するものである。
【0068】また、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9を1つづつ示したが、これらメモリは、複数
個有していても良い。
【0069】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図5に示す制御プログラムによる処理が実施さ
れる。
【0070】まず、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れた第1のトレースデータ指定ポイント条件を使用する
とする(S40)。そして、トレースデータ格納メモリ
9へのトレース処理(データ保存処理)を禁止状態とす
る(S30)。続いて、外部入出力部3を介してプラン
トから取り込まれたデータが演算用メモリ5の指定され
たアドレスに順次格納される(S1)。
【0071】次に、プログラム格納メモリ4から制御プ
ログラムが順次取り出され(S2)、命令コードに従っ
て演算用メモリ5へ格納されたデータを用いて演算用処
理が順次実行され、演算処理された結果が演算用メモリ
5の指定されたアドレスへ格納される(S3,S4)。
全ての制御プログラムの命令の処理が終了すると、演算
用メモリ5の内容が、外部入出力部3からプラントへ出
力される(S5)。これによって、制御用マイクロコン
ピュータ装置1によってプラント機器が制御される。
【0072】次に、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)が禁止中であるか否かの
チェックを実施する(S31)。チェックにて、トレー
ス処理が禁止中であった場合は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースデータ保存開始条件情報
を読出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の
内容をチェックする(S32)。これにより、トレース
データ保存開始条件を検出した場合は、トレース処理を
許可とし(S33)、次の処理に移行する。
【0073】一方、トレースデータ保存開始条件を検出
しなかった場合には、保守ツールとの伝送(S6)に移
行する。また、チェック(S31)でトレース処理が禁
止中でなかった場合は、トレース条件格納メモリ8に設
定されているトレースデータ保存終了条件情報を読出
し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の内容を
チェックする(S34)。これにより、トレースデータ
保存終了条件を検出した場合は、トレース処理を禁止と
し(S35)、保守ツール7との伝送(S6)移行す
る。
【0074】また、トレースデータ保存終了条件を検出
しなかった場合には、次の処理に移行する。チェック処
理(S33,S34)を実施した結果、トレース処理が
許可状態であった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトリガ条件を検出したかのチェックを実
施し(S41)、トリガを検出した場合は、現在使用し
ている第n番目のトレースデータ指定ポイント条件か
ら、第n+1番目のトレースデータ指定ポイント条件に
切り替える処理を実施する(S42)。尚、トリガを検
出していなかった場合は、特別な処理を実施せず、次の
処理に進む。
【0075】次に、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れたトレース条件に従って(S36)、トレース条件格
納メモリ8に格納されている収集するためのトレースポ
イント情報を読出し、該当する演算データメモリ5の該
当ポイントのデータをトレースデータ格納メモリ9に保
存する(S12)。この処理は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースポイント件数分繰り返し
実施される。
【0076】以上の処理が終了すると、次に保守ツール
7との伝送(S6)を実施する。なお、保守ツール7と
の伝送処理(S6)では、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存開始/終了条件や、
制御用マイクロコンピュータ装置1内部の動作状態に関
わらず、保守ツール7からの要求に従ってトレース処理
許可/禁止状態を切り替えること、同番目のトレースデ
ータ指定ポイント条件を使用するかを切り替えることも
可能である。制御用マイクロコンピュータ装置1は、以
上の処理を所定周期で高速に繰り返し実施する。
【0077】このように第4実施の形態によれば、プラ
ントに特定の事象が発生した前後で、トレースデータ格
納メモリに保存される収集トレースポイントのデータを
切り替えられるため、事象発生前後で有効なデータのみ
を選択して収集することができ、トレースデータ格納メ
モリの容量を増やさなくても、真に必要なプラントの詳
細データが収集でき、そのトレースデータを解析するこ
とにより、プラントの詳細な挙動の解析や、制御プログ
ラムのデバッグ時間の短縮を図ることが可能となる。
【0078】図6に、本発明にかかる第5実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処理
を示す。
【0079】図において、従来例を示す図17と同一符
号は、同一部分または相当部分であることを示す。ま
た、第3の実施の形態を示す図4と同一符号は、同一部
分または相当部分であることを示す。また、本実施の形
態の制御用マイクロコンピュータ装置のブロック構成図
は、第1実施の形態で示した図1と同様であり、第5実
施の形態は、トリガ条件が成立すると予め設定された複
数のトレースデータ収集周期から予め定めた条件に応じ
たトレースデータ収集周期へ切替える点に特徴を有す
る。
【0080】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、トレースデータ格納メモリ9へのトレースデータ保
存処理を開始/終了するか設定する一方、トレースデー
タ格納メモリ9に、演算用メモリ5内のどのポイントの
データを保存するかの情報と、トレースデータ格納メモ
リ9へ保存する演算用メモリ5の複数のトレースデータ
収集周期を切り替えるためのトリガ条件(複数でもよ
い)を予め設定するものである。
【0081】また、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9を1つづつ示したが、これらメモリは、複数
個有していても良い。
【0082】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図6に示す制御プログラムによる処理が実施さ
れる。
【0083】まず、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れた第1のトレースデータ収集周期条件を使用するとす
る(S50)。そとて、トレースデータ格納メモリ9へ
のトレース処理(データ保存処理)を禁止状態とする
(S30)。続いて、外部入出力部3を介してプラント
から取り込まれたデータが演算用メモリ5の指定された
アドレスに順次格納される(S1)。
【0084】次に、プログラム格納メモリ4から制御プ
ログラムが順次取り出され(S2)、命令コードに従っ
て演算用メモリ5へ格納されたデータを用いて演算処理
が順次実行され、演算処理された結果が演算用メモリ5
の指定されたアドレスへ格納される(S3,S4)。全
ての制御プログラムの命令の処理が終了すると、演算用
メモリ5の内容が、外部入出力部3からプラントへ出力
される(S5)。これによって、制御用マイクロコンピ
ュータ装置1によってプラント機器が制御される。
【0085】次に、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)が禁止中であるか否かの
チェックを実施する(S31)。チェックにて、トレー
ス処理が禁止中であった場合は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースデータ保存開始条件情報
を読出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の
内容をチェックする(S32)。これにより、トレース
データ保存開始条件を検出した場合は、トレース処理を
許可とし(S33)、次の処理に移行する。
【0086】一方、トレースデータ保存開始条件を検出
しなかった場合には、保守ツール7との伝送(S6)に
移行する。また、チェック(S31)でトレース処理が
禁止中でなかった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存終了条件情報を読出
し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の内容を
チェックする(S34)。これにより、トレースデータ
保存終了条件を検出した場合は、トレース処理を禁止と
し(S35)、保守ツールとの伝送(S6)移行する。
【0087】また、トレースデータ保存終了条件を検出
しなかった場合には、次の処理に移行する。チェック処
理(S33,S34)を実施した結果、トレース処理が
許可状態であった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトリガ条件を検出したかのチェックを実
施し(S41)、トリガを検出した場合は、現在使用し
ている第n番目のトレースデータ収集周期条件から、第
n+1番目のトレースデータ収集周期条件に切り替える
処理を実施する(S52)。
【0088】尚、トリガを検出していなかった場合は、
特別な処理を実施せず、次の処理に進む。
【0089】次に、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れたトレース条件によるトレースデータ収集周期となる
と(S36)、トレース条件格納メモリ8に格納されて
いるトレースポイント情報を読出し、該当する演算デー
タメモリ5の該当ポイントのデータをトレースデータ格
納メモリ9に保存する(S12)。この処理は、トレー
ス条件格納メモリ8に設定されているトレースポイント
件数分繰り返し実施される。
【0090】以上の処理が終了すると、次に保守ツール
7との伝送(S6)を実施する。なお、保守ツール7と
の伝送処理(S6)では、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存開始/終了条件や、
制御用マイクロコンピュータ装置1内部の動作状態に関
わらず、保守ツール7からの要求に従ってトレース処理
許可/禁止状態を切り替えること、何番目のトレースデ
ータ収集周期条件を使用するかを切り替えることも可能
である。制御用マイクロコンピュータ装置1は、以上の
処理を所定周期で高速に繰り返し実施する。
【0091】これにより第5実施の形態によれば、プラ
ントに特定の事象が発生した前後で、トレースデータ格
納メモリにデータを保存するトレースデータ周期を変え
られるため、トレースデータ格納メモリの容量を増やさ
なくても、真に必要なプラントの詳細データが収集で
き、そのトレースデータを解析することにより、プラン
トの詳細な挙動の解析や、制御プログラムのデバッグ時
間の短縮を図ることが可能となる。
【0092】図7に、本発明にかかる第6実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処理
を示す。
【0093】図において、従来例を示す図17と同一符
号は、同一部分または相当部分であることを示す。ま
た、第3の実施の形態を示す図4と同一符号は、同一部
分または相当部分であることを示す。また、本実施の形
態の制御用マイクロコンピュータ装置のブロック構成図
は、第1実施の形態で示した図1と同様であり、第6実
施の形態は、第3実施の形態のトレース条件を複数組設
けて、トリガ条件成立時に対応するトレース条件へ切替
える点に特徴を有する。
【0094】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、トレースデータ格納メモリ9へのトレースデータ保
存処理を開始/終了するかを設定する一方、トレースデ
ータ格納メモリ9に、演算用メモリ5内のどのポイント
のデータを保存するかの情報と、トレースデータ格納メ
モリ9へ保存する複数のトレース条件から切替えるため
のトリガ条件(複数でもよい)を予め設定するものであ
る。
【0095】尚、演算用メモリ5内のどのポイント(ア
ドレス)のデータがいかなるデータとなった時または、
制御用マイクロコンピュータ装置1が管理している時刻
がどの値となった時、トレースデータ格納メモリ9への
データ保存を行うかのトレースデータ一致条件は、複数
設定されている。
【0096】また、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9を1つづつ示したが、これらメモリは、複数
個有していても良い。
【0097】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図7に示す制御プログラムによる処理が実施さ
れる。まず、トレース条件格納メモリ8に設定された第
1のトレースデータ一致条件を使用するとする(S6
0)。そして、トレースデータ格納メモリ9へのトレー
ス処理(データ保存処理)を禁止状態とする(S3
0)。続いて、外部入出力部3を介してプラントから取
り込まれたデータが演算用メモリ5の指定されたアドレ
スに順次格納される(S1)。
【0098】次に、プログラム格納メモリ4から制御プ
ログラムが順次取り出され(S2)、命令コードに従っ
て演算用メモリ5へ格納されたデータを用いて演算用処
理が順次実行され、演算処理された結果が演算用メモリ
5の指定されたアドレスへ格納される(S3,S4)。
全ての制御プログラムの命令の処理が終了すると、演算
用メモリ5の内容が、外部入出力部3からプラントへ出
力される(S5)。これによって、制御用マイクロコン
ピュータ装置1によってプラント機器が制御される。
【0099】次に、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)が禁止中であるか否かの
チェックを実施する(S31)。チェックにて、トレー
ス処理が禁止中であった場合は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースデータ保存開始条件情報
を読出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の
内容をチェックする(S32)。これにより、トレース
データ保存開始条件を検出した場合は、トレース処理を
許可とし(S33)、次の処理に移行する。
【0100】一方、トレースデータ保存開始条件を検出
しなかった場合には、保守ツール7との伝送(S6)に
移行する。また、チェック(S31)でトレース処理が
禁止中でなかった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存終了条件情報を読出
し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の内容を
チェックする(S34)。これにより、トレースデータ
保存終了条件を検出した場合は、トレース処理を禁止と
し(S35)、保守ツール7との伝送(S6)移行す
る。
【0101】また、トレースデータ保存終了条件を検出
しなかった場合には、次の処理に移行する。チェック処
理(S33,S34)を実施した結果、トレース処理が
許可状態であった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトリガ条件を検出したかのチェックを実
施し(S41)、トリガを検出した場合は、現在使用し
ている第n番目のトレースデータ一致条件から、第n+
1番目のトレースデータ一致条件に切り替える処理を実
施する(S62)。
【0102】尚、トリガを検出していなかった場合は、
特別な処理を実施せず、次の処理に進む。
【0103】次に、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れたトレース条件に従ってトレース条件が一致するかの
判定がされ、一致する場合(S36)、トレース条件格
納メモリ8に格納されているトレースポイント情報を読
出し、該当する演算データメモリ5の該当ポイントのデ
ータをトレースデータ格納メモリ9に保存する(S1
2)。この処理は、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れているトレースポイント件数分繰り返し実施される。
【0104】以上の処理が終了すると、次に保守ツール
7との伝送(S6)を実施する。なお、保守ツール7と
の伝送処理(S6)では、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存開始/終了条件や、
制御用マイクロコンピュータ装置1内部の動作状態に関
わらず、保守ツール7からの要求に従ってトレース処理
許可/禁止状態を切り替えること、何番目のトレースデ
ータ一致条件を使用するかを切り替えることも可能であ
る。制御用マイクロコンピュータ装置1は、以上の処理
を所定周期で高速に繰り返し実施する。
【0105】このように第6実施の形態によれば、プラ
ントに特定の事象が発生した前後で、トレースデータ格
納メモリに保存するためのトレースデータ一致条件を切
替えられるため、トレースデータ格納メモリの容量を増
やさなくても、真に必要なプラントの詳細データが収集
でき、そのトレースデータを解析することにより、プラ
ントの詳細な挙動の解析や、制御プログラムのデバッグ
時間の短縮を図ることが可能となる。
【0106】図8は、本発明にかかる第7実施の形態を
示す制御用マイクロコンビュータ装置のブロック構成図
であり、従来例を示す図16と同一符号は同一部分また
は相当部分を示し、図8において、図16と異なる点
は、トレース条件格納メモリ8と、トレースデータ格納
メモリ9と、トレースデータ保存メモリ10とを迫設し
ている点である。
【0107】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、トレースデータ格納メモリ9へのトレースデータ保
存処理を開始/終了するか設定する一方、トレースデー
タ格納メモリ9に、演算用メモリ5内のどのポイントの
データを保存するかの情報と、トレースデータ格納メモ
リ9のデータをトレースデータ保存メモリ10にコピー
処理するための保存条件を予め設定するものである。
【0108】また、トレースデータ格納メモリ9は、ト
レース条件格納メモリ8に設定された各種条件を満足し
たとき、演算用データメモリ5内の指定ポイントのデー
タを順次保存するメモリである。トレースデータ保存メ
モリ10は、トレースデータ格納メモリ9の内容を保存
するメモリである。
【0109】尚、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9およびトレースデータ保存メモリ10を1つ
づつ示したが、これらメモリは、複数個有していても良
い。
【0110】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図9に示す制御プログラムによる処理が実施さ
れる。
【0111】まず、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)を禁止状態とする(S3
0)。そして、外部入出力部3を介してプラントから取
り込まれたデータが演算用メモリ5の指定されたアドレ
スに順次格納される(S1)。次に、プログラム格納メ
モリ4から制御プログラムが順次取り出され(S2)、
命令コードに従って演算用メモリ5へ格納されたデータ
を用いて演算用処理が順次実行され、演算処理された結
果が演算用メモリ5の指定されたアドレスへ格納される
(S3,S4)。
【0112】全ての制御プログラムの命令の処理が終了
すると、演算用メモリ5の内容が、外部入出力部3から
プラントへ出力される(S5)。これによって、制御用
マイクロコンピュータ装置1によってプラント機器が制
御される。全ての制御プログラムの命令の処理が終了す
ると、演算用メモリ5の内容が、外部入出力部3からプ
ラントへ出力される(S5)。これによって、制御用マ
イクロコンピュータ装置1によってプラント機器が制御
される。
【0113】次に、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)が禁止中であるか否かの
チェックを実施する(S31)。チェックにて、トレー
ス処理が禁止中であった場合は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースデータ保存開始条件情報
を読出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の
内容をチェックする(S32)。これにより、トレース
データ保存開始条件を検出した場合は、トレース処理を
許可とし(S33)、次の処理に移行する。
【0114】一方、トレースデータ保存開始条件を検出
しなかった場合には、保守ツール7との伝送(S6)に
移行する。さらに、チェック(S31)でトレース処理
が禁止中でなかった場合は、トレース条件格納メモリ8
に設定されているトレースデータ保存終了条件情報を読
出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の内容
をチェックする(S34)。これにより、トレースデー
タ保存終了条件を検出した場合は、トレース処理を禁止
とし(S35)、次の処理に移行する。
【0115】また、トレースデータ保存終了条件を検出
しなかった場合には、次の処理に移行する。チェック処
理(S33,S34)を実施した結果、トレース処理が
許可状態であった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されたトレース条件に従って(S36)処理され、
トレース条件格納メモリ8に格納されているトレースポ
イント情報を読出し、該当する演算データメモリ5の該
当ポイントのデータをトレースデータ格納メモリ9に保
存する(S12)。この処理は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースポイント件数分繰り返し
実施される。
【0116】以上の処理が終了すると、次に、トレース
条件格納メモリ8に設定されたトレースデータ保存メモ
リ10へのデータ保存条件を満足したかをチェックする
(S71)。この結果が、保存条件を満足した場合、そ
の時点のトレースデータ格納メモリ9の全データをトレ
ースデータ保存メモリ10にコピー(保存)する(S7
2)。
【0117】以上の処理が終了すると、次に保守ツール
7との伝送(S6)を実施する。なお、保守ツール7と
の伝送処理(S6)では、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存開始/終了条件によ
らず、保守ツール7からの要求に従ってトレース処理許
可/禁止状態の切り替えや、トレースデータ保存メモリ
10へのデータコピー処理を実施させる条件を設定する
ことも可能である。制御用マイクロコンピュータ装置1
は、以上の処理を所定周期で高速に繰り返し実施する。
【0118】このように第7実施の形態によれば、デー
タ採取を行いたい事象が複数回発生した場合でも、各々
の事象発生時のトレースデータが抜けることがなく保存
可能となる。これにより、事象発生の度に保守ツールを
接続してトレースデータを吸い上げる処理が不要とな
り、1度に複数事象分のデータ採取が可能となり、その
トレースデータを解析することにより、プラントの詳細
な挙動の解析や、制御プログラムのデバッグ時間の短縮
を図ることが可能となる。
【0119】図10に、本発明にかかる第8実施の形態
の制御用マイクロコンピュータ装置の制御プログラム処
理を示す。
【0120】図において、従来例を示す図17と同一符
号は、同一部分または相当部分であることを示す。ま
た、第3の実施の形態を示す図4と同一符号は、同一部
分または相当部分であることを示す。また、本実施の形
態の制御用マイクロコンピュータ装置のブロック構成図
は、第1実施の形態で示した図1または、第7実施の形
態で示した図8と同様である。
【0121】ここで、トレース条件格納メモリ8は、演
算用メモリ5内のどのポイント(アドレス)のデータが
いかなるデータとなった時または、制御用マイクロコン
ピュータ装置1が管理している時刻がどの値となった
時、トレースデータ格納メモリ9へのトレースデータ保
存処理を開始/終了するか設定する一方、トレースデー
タ格納メモリ9に、演算用メモリ5内のどのポイントの
データを保存するかの情報と、トレースデータ格納メモ
リ9のデータをトレースデータ保存メモリ10にコピー
処理するための保存条件および、保守ツール7へトレー
スデータ格納メモリ9または、トレースデータ保存メモ
リ10のデータを自動送信するための送信条件を予め設
定するものである。
【0122】また、トレースデータ格納メモリ9は、ト
レース条件格納メモリ8に設定された各種条件を満足し
たとき、演算用データメモリ5内の指定ポイントのデー
タを順次保存するメモリである。トレースデータ保存メ
モリ10は、トレースデータ格納メモリ9の内容を保存
するメモリである。
【0123】なお、図においては、説明を簡略化するた
め、トレース条件格納メモリ8およびトレースデータ格
納メモリ9およびトレースデータ保存メモリ10を1つ
づつ示したが、これらメモリは、複数個有していても良
い。
【0124】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
1では、図10に示す制御プログラムによる処理が実施
される。
【0125】まず、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)を禁止状態とする(S3
0)。そして、外部入出力部3を介してプラントから取
り込まれたデータが演算用メモリ5の指定されたアドレ
スに順次格納される(S1)。続いて、プログラム格納
メモリ4から制御プログラムが順次取り出され(S
2)、命令コードに従って演算用メモリ5へ格納された
データを用いて演算用処理が順次実行され、演算処理さ
れた結果が演算用メモリ5の指定されたアドレスへ格納
される(S3,S4)。全ての制御プログラムの命令の
処理が終了すると、演算用メモリ5の内容が、外部入出
力部3からプラントへ出力される(S5)。これによっ
て、制御用マイクロコンピュータ装置1によってプラン
ト機器が制御される。
【0126】次に、トレースデータ格納メモリ9へのト
レース処理(データ保存処理)が禁止中であるか否かの
チェックを実施する(S31)。チェックにて、トレー
ス処理が禁止中であった場合は、トレース条件格納メモ
リ8に設定されているトレースデータ保存開始条件情報
を読出し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の
内容をチェックする(S32)。これにより、トレース
データ保存開始条件を検出した場合は、トレース処理を
許可とし(S33)、次の処理に移行する。
【0127】一方、トレースデータ保存開始条件を検出
しなかった場合には、保守ツール7との伝送(S6)に
移行する。また、チェック(S31)でトレース処理が
禁止中でなかった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されているトレースデータ保存終了条件情報を読出
し、当該条件で指定されている演算用メモリ5の内容を
チェックする(S34)。これにより、トレースデータ
保存終了条件を検出した場合は、トレース処理を禁止と
し(S35)、次の処理に移行する。
【0128】また、トレースデータ保存終了条件を検出
しなかった場合には、次の処理に移行する。チェック処
理(S33,S34)を実施した結果、トレース処理が
許可状態であった場合は、トレース条件格納メモリ8に
設定されたトレース条件に従って処理がされ(S3
6)、トレース条件格納メモリ8に格納されているトレ
ースポイント情報を読出し、該当する演算データメモリ
5の該当ポイントのデータをトレースデータ格納メモリ
9に保存する(S12)。この処理は、トレース条件格
納メモリ8に設定されているトレースポイント件数分繰
り返し実施される。
【0129】以上の処理が終了すると、次に、トレース
条件格納メモリ8に設定されたトレースデータ保存メモ
リ10へのデータ保存条件を満足したかをチェックする
(S71)。この結果が保存条件を満足した場合、その
時点のトレースデータ格納メモリ9の全データをトレー
スデータ保存メモリ10にコピー(保存)する(S7
2)。
【0130】次に、トレース条件格納メモリ8に設定さ
れた保守ツール7へのトレースデータ送信条件が満足し
たかをチェックする(S80)。この結果が送信条件を
満足した場合、その時点のトレースデータ格納メモリ9
またはトレースデータ保存メモリ10のデータを保守ツ
ール7へ送信要とする(S81)。以上の処理が終了す
ると、次に保守ツール7との伝送(S6)を実施する。
この保守ツール7との伝送(S6)では、保守ツール7
へのトレースデータ送信が必要であるか否かの判断が実
施され、送信処理が必要であった場合は、自動的に保守
ツール7に対しトレースデータを送信する。
【0131】なお、保守ツール7との伝送処理(S6)
では、トレース条件格納メモリ8に設定されているトレ
ースデータ保存開始/終了条件によらず、保守ツール7
からの要求に従ってトレース処理許可/禁止状態の切り
替えや、トレースデータ保存メモリ10へのデータのコ
ピー処理を実施させる条件を設定させることも可能であ
る。制御用マイクロコンピュータ装置1は、以上の処理
を所定周期で高速に繰り返し実施する。
【0132】このように第8実施の形態によれば、予め
設定しておいた事象発生時、制御用マイクロコンピュー
タ装置に保存されているトレースデータ情報が保守ツー
ルに自動送信されるため、保守ツール側にてそのトレー
スデータをハードディスク等に保存することにより、制
御用マイクロコンピュータ装置側のトレースデータ情報
保存メモリ容量に制限されることなく、ハードディスク
の容量に空きがある限り、採取したいトレースデータを
自動的に採取可能となる。
【0133】次に、本発明にかかる第9実施の形態の制
御用マイクロコンピュータ装置の保守ツールを図11を
参照して説明する。
【0134】図11は、本発明に適用する保守ツールの
ブロック構成図を示し、従来例を示す図18と同一符号
は同一部分または相当部分を示し、図11において、図
18と異なる点は、トレース条件設定部27を迫設して
いる点である。
【0135】図11において、保守ツール7Aは、入出
力部23とプログラム格納部24と表示部25と伝送部
26とトレース条件設定部27および制御部22からな
っている。
【0136】ここで、表示部25は、制御プログラム等
を表示するものであり、入出力部23は、キーボードや
マウス等を用いオペレータが表示部25に従って情報を
入力したり、フロッピーディスク等の記憶媒体へデータ
を入出力するものである。プログラム格納部24は、制
御用マイクロコンピュータ装置1内に格納されている制
御プログラムと同じプログラムを格納する。伝送部26
は、トレース条件設定部27によって設定されたトレー
ス条件を制御用マイクロコンピュータ装置1へ送信する
一方、制御用マイクロコンピュータ装置1内に蓄えられ
たトレースデータ格納メモリ9またはトレースデータ保
存メモリ10のデータを受信する。
【0137】制御部22は、入出力部23を介してオペ
レータより指示された情報に従い、トレース条件設定部
27へ条件を設定すると共に、設定された条件を伝送部
26に渡し、制御用マイクロコンピュータ装置1のトレ
ース条件格納メモリ8へ条件を設定する。また、オペレ
ータからの指示に従い、プログラム格納部24から制御
プログラムを取り出し表示部25へ表示すると共に、伝
送部26を介して制御用マイクロコンピュータ装置1か
ら受信したトレースデータ情報を表示部25に表示す
る。
【0138】以下、図12を用いて、上記する保守ツー
ル7Aの処理を示す。
【0139】まず、オペレータによる操作を入出力部2
5から入力する(T1)。操作指示がトレース条件設定
要求であるかをチェックし(T2)、トレース条件設定
要求であったなら、トレース条件を入出力部23を用い
て入力し、トレース条件設定部27へ格納する(T
3)。
【0140】次に、設定されたトレース条件を伝送部2
6に渡し、制御用マイクロコンピュータ装置1に送信し
(T4)、次のオペレータからの操作指示待ち状態(T
1)に戻る。
【0141】また、操作指示がトレース条件設定要求で
なかった場合は、トレースデータ表示要求であるかをチ
ェックし(T5)、要求であった場合、プログラム格納
部24よりプログラム情報を取り出し表示部25に表示
する(T6)。
【0142】次に、伝送部26を介して、制御用マイク
ロコンピュータ装置1内に保存されているトレースデー
タを受信する(T7)。そして、受信したトレースデー
タを、プログラム情報が表示されている表示部25に重
ね合わせ、順次表示する(T8)。なお、この際のトレ
ースデータの表示更新周期は、オペレータからの操作指
示入力時に(T1)、オペレータが指定した周期であ
る。以上の処理が完了すると、次のオペレータからの操
作指示待ち状態(T1)に戻る。
【0143】このように第9実施の形態によれば、保守
ツールの表示部で、制御用マイクロコンピュータ装置内
部で高速に制御されている演算データおよびプラントデ
ータを取りこぼしなく目視可能なスピードで再生表示可
能となるため、プラントの詳細な挙動の解析や、制御プ
ログラムのデバッグ時間の短縮を図ることが可能とな
る。
【0144】次に、本発明にかかる第10実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の保守ツールのプログ
ラム処理を図13を参照して説明する。
【0145】図において、第9の実施の形態を示す図1
2と同一符号は、同一部分または相当部分であることを
示す。また、本実施の形態の制御用マイクロコンピュー
タ装置の保守ツールのブロック構成図は、第9実施の形
態で示した図11と同様である。
【0146】上記した制御用マイクロコンピュータ装置
の保守ツール7Bでは、図13に示す制御プログラムに
よる処理が実施されている。
【0147】まず、オペレータの操作指示が入出力部2
5から入力する(T1)。操作指示がトレース条件設定
要求であるかをチェックし(T2)、トレース条件設定
要求であったなら、トレース条件を入出力部23を用い
て入力し、トレース条件設定部27へ格納する(T
3)。
【0148】次に、設定されたトレース条件を伝送部2
6に渡し、制御用マイクロコンピュータ装置1に送信し
(T4)、次のオペレータからの操作指示待ち状態に戻
る。操作指示がトレース条件設定要求でなかった場合
は、トレースデータ表示要求であるかをチェックし(T
5)、要求であった場合、プログラム格納部24よりプ
ログラム情報を取り出し表示部25に表示する(T
6)。
【0149】次に、伝送部26を介して、制御用マイク
ロコンピュータ装置1内に保存されているトレースデー
タを受信する(T7)。そして、入出力部23を用いオ
ペレータからトレースデータの表示方法を入力し(T
9)、入力された指示が表示終了要求かをチェックし
(T10)、表示終了要求でない場合は、指示された表
示方法に従って、先に受信したトレースデータをプログ
ラム情報が表示されている表示部25に重ね合わせて表
示し(T11)、次のオペレータからの表示方法指示待
ち状態(T9)へ移行する。
【0150】なお、(T9)の処理でオペレータが指示
できるトレースデータの表示方法は、指定した時刻のト
レースデータ,指定したデータパターンを示したトレー
スデータ等の表示と現在表示中の1事象前および1事象
後のトレースデータ等である。以上の処理が完了する
と、次のオペレータからの操作指示待ち状態(T1)に
戻る。
【0151】このように第10実施の形態によれば、保
守ツールの表示部で、制御用マイクロコンピュータ装置
内部で高速に制御されている演算データおよびプラント
データを、1トレースデータづつ取りこぼしなく順次再
生または逆再生表示可能となるため、プラントの詳細な
挙動の解析や、制御プログラムのデバッグ時間の短縮を
図ることが可能となる。
【0152】次に、本発明にかかる第11実施の形態の
制御用マイクロコンピュータ装置の保守ツールを図14
を参照して説明する。
【0153】図14は、本発明に適用する保守ツールの
ブロック構成図を示し、保守ツール7Bは、入出力部2
3とプログラム格納部24と表示部25と伝送部26と
トレース条件設定部27とトレースデータ保存部28と
既知データ保存部29および制御部22からなってい
る。
【0154】図14は、本発明に適用する保守ツール7
Bのブロック構成図を示し、従来例を示す図18と同一
符号は同一部分または相当部分を示し、図14におい
て、図18と異なる点は、トレース条件設定部27とト
レースデータ保存部28と既知データ保存部29を迫設
している点である。
【0155】図14において、保守ツール21は、入出
力部23とプログラム格納部24と表示部25と伝送部
26とトレース条件設定部27とトレースデータ保存部
28と既知データ保存部29および制御部22からなっ
ている。
【0156】ここで、表示部25は、制御プログラム等
を表示するものであり、入出力部23は、キーボードや
マウス等を用いオペレータが表示部25に従って情報を
入力したり、フロッピーディスク等の記憶媒体とデータ
を入出力するものである。
【0157】プログラム格納部24は、制御用マイクロ
コンピュータ装置1内に格納されている制御プログラム
と同じプログラムを格納する。伝送部26は、トレース
条件設定部27によって設定されたトレース条件を制御
用マイクロコンピュータ装置1へ送信する一方、制御用
マイクロコンピュータ装置1内に蓄えられたトレースデ
ータ格納メモリ9またはトレースデータ保存メモリ10
のデータを受信する。
【0158】制御部22は、入出力部23を介してオペ
レータより指示された情報に従い、トレース条件設定部
27へ条件を設定すると共に、設定された条件を伝送部
26に渡し、制御用マイクロコンピュータ装置1にトレ
ース条件を設定する。また、入出力部23を介してオペ
レータより指示された情報に従い、既知データ保存部2
9に既知データを保存する。また、オペレータからの指
示に従い、プログラム格納部24から制御プログラムを
取り出し表示部25へ表示すると共に、伝送部26を介
して制御用マイクロコンピュータ装置1から受信したト
レースデータ情報をトレースデータ保存部28に保存す
ると共に、表示部25に表示する。
【0159】以下、図15を用いて、上記する保守ツー
ル7Bの処理を示す。
【0160】まず、オペレータから操作要求があったか
否かをチェックする(T20)。オペレータからの操作
要求がなかった場合、次に、制御用マイクロコンピュー
タ装置1からトレースデータを受信したか否かをチェッ
クする(T21)。トレースデータを受信していた場合
は、受信したトレースデータをトレースデータ保存部2
8に保存する(T22)。そして、受信したトレースデ
ータと既知データ保存部29に保存されたデータを照合
し(T23)、その結果を表示部25に表示する。以上
の処理が終了すると、再びオペレータからの操作指示有
無チェック(T20)の処理に戻る。
【0161】オペレータからの操作要求有無のチェック
(T20)で、操作要求有りを検出した場合は、以下に
示すオペレータからの操作指示に従った処理を行う。オ
ペレータからの操作指示が既知データ設定要求であるか
をチェックし(T25)、既知データ設定要求の場合
は、入出力部23を用いて既知データを入力し、既知デ
ータ保存部29に保存する(T26)。この処理は、オ
ペレータから既知データ入力の終了が指示される迄繰り
返し実施される。既知データ入力処理が終了すると、再
びオペレータからの操作指示有無チェック(T20)の
処理に戻る。
【0162】次に、オペレータからの操作指示が既知デ
ータとトレースデータの照合要求であるかをチェックし
(T27)、その場合は、入出力部23を用いて保存さ
れたどのトレースデータと既知データを照合すべきなの
かをオペレータに選択させる(T28)。そして、指示
されたトレースデータをトレースデータ保存部28より
読出し、既知データ保存部29に設定されているデータ
との照合を行い(T29)、その結果を表示部25に表
示する。以上の処理が完了すると、再びオペレータから
の操作指示の有無チェック(T20)の処理に戻る。
【0163】次に、オペレータからの操作指示がトレー
ス条件設定要求であるかをチェックし(T2)、トレー
ス条件設定要求であったなら、トレース条件を入出力部
23を用いて入力し、トレースデータ条件設定部27へ
格納する(T3)。そして、設定されたトレース条件を
伝送部26に渡し、制御用マイクロコンピュータ装置1
に送信し(T4)、既知データ入力処理が終了すると、
再びオペレータからの操作指示有無チェック(T20)
の処理に戻る。
【0164】操作指示がトレース条件設定要求でなかっ
た場合は、トレースデータ表示要求であるかをチェック
し(T5)、表示要求であった場合、プログラム格納部
24よりプログラム情報を取り出し表示部25に表示す
る(T6)。そして、伝送部26を介して、制御用マイ
クロコンピュータ装置1内に保存されているトレースデ
ータを受信する(T7)。さらに、受信したトレースデ
ータをプログラム情報が表示されている表示部25に重
ね合わせ、順次表示する(T9〜T11)。
【0165】なお、この際のトレースデータの表示更新
周期は、オペレータからの操作指示入力時に(T1)、
オペレータが指定した周期である。以上の処理が完了す
ると、再びオペレータからの操作指示の有無チェック
(T20)の処理に戻る。
【0166】このように第11実施の形態によれば、制
御用マイクロコンピュータ装置が予め設定された通りに
プラントの制御を実施しているか否かを人間系のチェッ
クを介在させることなく自動診断することが可能とな
る。
【0167】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、予め定めたトレース条件データに基づき、トレー
スデータ収集周期になると、入力点のアドレス情報に該
当するデータを順次トレースデータ格納メモリへ保存す
るようにしたので、演算用メモリと別のトレースデータ
格納メモリへ必要なデータが取りこぼすことなく書き込
むことができる。従って、従来のように必要なデータが
更新され消えることがなく、トレースデータ格納メモリ
へ書き込まれたデータを保守ツールで利用することによ
って制御プログラムの動作確認やマイクロコンピュータ
装置の内部動作の確認ができる。
【0168】また、請求項2の発明によれば、予め定め
たトレース条件データである演算用メモリの指定入力点
のデータが所定条件となったとき、収集する入力点のア
ドレス情報に従って、データをトレースデータ格納メモ
リへ書き込むようにしたので、特定の事象が発生したと
きの真に必要なデータのみ効率的にトレースデータ格納
メモリへ書き込むことができる。従って、制御プログラ
ムのデバック作業が正確に迅速にでき、また、プラント
が特定事象となったとき装置に関する情報を容易に入手
でき、また、トレースデータ格納メモリも比較的小さな
容量とすることができる。
【0169】また、請求項3の発明によれば、プラント
が特定の条件となったときトレースデータの保存を開始
すると共に、プラントが別の特定条件になったときトレ
ースデータの保存を停止するようにしたので、真に必要
な特定の場合だけのトレースデータが得られ、デバック
等も効率的にでき、装置自体の検証も短時間ででき、ト
レースデータ格納メモリの容量の縮小を図ることができ
る。
【0170】また、請求項4の発明によれば、予め定め
たトリガ条件が成立すると複数組のトレースデータ収集
ポイントの中から該当するトレースデータ収集ポイント
に切替えるようにしたので、プラントの事象に応じて真
に必要なデータのみが選択され収集できる。従って、収
集されたデータから必要なデータを選別する作業が不要
となり、プラントの詳細な挙動の解析や制御プログラム
のデバックが効率的にできる。
【0171】また、請求項5の発明によれば、予め定め
たトリガ条件が成立すると複数組のトレースデータ収集
周期情報の中から該当するトレースデータ収集周期に切
替えるようにしたので、プラントの事象に応じ必要なト
レースデータ収集周期でデータが収集することができ
る。従って、トレースデータ格納メモリの容量を増加す
ることなく必要なデータが収集でき、プラントの詳細な
挙動の解析や制御プログラムのデバックが効率的にでき
る。
【0172】また、請求項6の発明によれば、予め定め
たトリガ条件が成立すると複数組のトレースデータ一致
条件の中から該当するトレースデータ一致条件に切替え
るようにしたので、プラントの事象に応じて真に必要な
データのみが選択され収集することができる。従って、
収集されたデータから必要なデータを選別する作業が不
要となり、プラントの詳細な挙動の解析や制御プログラ
ムのデバックが効率的にできる。
【0173】また、請求項7の発明によれば、プラント
の事象が複数回重なって発生したような場合でも補助の
トレースデータ保存メモリへトレースデータを保存する
ようにしたので、一度に複数の事象分のトレースデータ
が抜けることなく確実に採集される。従って、プラント
の詳細な挙動が解析でき、また、制御プログラムのデバ
ック時間の短縮が図れる。
【0174】また、請求項8の発明によれば、予め設定
された送信条件が成立するとトレースデータ格納メモリ
あるいはトレースデータ保存メモリのデータが保守ツー
ルへ送信され、保守ツール側でデータを保存するように
したので、保守ツール側のハードディスクに空きがある
限り大量のデータが漏れなく保存できる。従って、過去
の履歴を含むプラントの事象の解析ができる。
【0175】また、請求項9の発明によれば、保守ツー
ルへ制御用マイクロコンピュータ装置からトレースデー
タが漏れなく取り込まれ目視可能なスピードで制御プロ
グラムとトレースデータとが再生表示するようにしたの
で、高速に処理されたデータが取りこぼしなく表示で
き、プラントの挙動の解析が容易に正確にでき、制御プ
ログラムのデバック作業も効率的にできる。
【0176】また、請求項10の発明によれば、保守ツ
ール側で制御プログラムとトレースデータとが対比され
1トレースデータづつ漏れなく順次再生または逆再生表
示するようにしたので、人間の目を介してプラントの挙
動の解析や制御プログラムのデバックが確実にできる。
【0177】また、請求項11の発明によれば、トレー
スデータと既知データとを照合して、その結果を出力す
るようにしたので、制御用マイクロコンピュータ装置が
正常に動作したか否かを人間が介在することなく、診断
することができ、効率的に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第2実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第3実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第4実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第5実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第6実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第7実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の構成図である。
【図9】本発明の第7実施の形態を示す制御用マイクロ
コンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第8実施の形態を示す制御用マイク
ロコンピュータ装置の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明の第9実施の形態を示す制御用マイク
ロコンピュータ装置の保守ツールの構成図である。
【図12】本発明の第9実施の形態を示す制御用マイク
ロコンピュータ装置の保守ツールの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図13】本発明の第10実施の形態を示す制御用マイ
クロコンピュータ装置の保守ツールの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図14】本発明の第11実施の形態を示す制御用マイ
クロコンピュータ装置の保守ツールの構成図である。
【図15】本発明の第11実施の形態を示す制御用マイ
クロコンピュータ装置の保守ツールの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図16】従来例を示す制御用マイクロコンピュータ装
置の構成図である。
【図17】従来の制御用マイクロコンピュータ装置の処
理手順を示すフローチャートである。
【図18】従来の制御用マイクロコンピュータ装置の保
守ツールを示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 制御用マイクロコンピュータ装置 2 主制御部 3 外部入出力部 4 プログラム格納メモリ 5 演算用メモリ 6 伝送部 7,7A,7B 保守ツール 8 トレース条件格納メモリ 9 トレースデータ格納メモリ 10 トレースデータ保存メモリ 22 制御部 23 入出力部 24 プログラム格納部 25 表示部 26 伝送部 27 トレース条件設定部 28 トレースデータ保存部 29 既知データ保存部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントのデータを取込みプラントへデ
    ータを出力する外部入出力部と、演算処理のため制御プ
    ログラムを格納するプログラム格納メモリと、演算用デ
    ータと得られた演算結果データを含むプラントとの間で
    入出力するデータを格納する演算用メモリと、保守ツー
    ルとの間でデータを伝送制御する伝送制御部と、制御周
    期毎に前記制御プログラムの実行によって前記演算用デ
    ータを用い演算を行い得られた演算結果データを前記演
    算用メモリへ格納すると共に、前記外部入出力部からプ
    ラントへ出力する主制御部とを備えた制御用マイクロコ
    ンピュータ装置において、 前記演算用メモリに対応して該メモリのデータを読み出
    して保存するための入力点のアドレス情報とトレースデ
    ータ収集周期とを予めトレース条件データとして設定す
    るトレース条件格納メモリと、 前記演算用メモリのデータを読み出し読み込みのための
    トレースデータ格納メモリと、 前記トレース条件データによるトレースデータ収集周期
    になると、設定された入力点のアドレス情報に従って前
    記演算用メモリの該当するデータを読み出し前記トレー
    スデータ格納メモリへ順次書込む手段とを備えることを
    特徴とする制御用マイクロコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 プラントのデータを取込みプラントへデ
    ータを出力する外部入出力部と、演算処理のため制御プ
    ログラムを格納するプログラム格納メモリと、演算用デ
    ータと得られた演算結果データを含むプラントとの間で
    入出力するデータを格納する演算用メモリと、保守ツー
    ルの間でデータを伝送制御する伝送制御部と、制御周期
    毎に前記制御プログラムの実行によって前記演算用デー
    タを用い演算を行い得られた演算結果データを前記演算
    用メモリへ格納すると共に、前記外部入出力部からプラ
    ントへ出力する主制御部とを備えた制御用マイクロコン
    ピュータ装置において、 前記演算用メモリに対応し該メモリの指定された入力点
    のデータが所定条件となったときのみ読み出すときのト
    レース条件として格納するトレース条件格納メモリと、 前記演算用メモリのデータを読み出し読み込みのための
    トレースデータ格納メモリと、 前記トレース条件データによるトレース条件となったと
    き収集する入力点のアドレス情報に従って前記演算用メ
    モリのデータを読み出し前記トレースデータ格納メモリ
    へ順次書込む手段とを備えることを特徴とする制御用マ
    イクロコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 前記トレース条件格納メモリはトレース
    データ保存開始条件情報とトレースデータ保存終了条件
    情報とを設定し、前記トレースデータ保存開始条件情報
    がトレース許可で、かつ、トレース条件となったとき前
    記演算用メモリのデータを読み出して前記トレースデー
    タ格納メモリへ順次書き込みを開始する一方、前記トレ
    ースデータ保存終了条件情報がトレース禁止となったと
    き前記書込みを終了させる手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の制御用マイクロコンピ
    ュータ装置。
  4. 【請求項4】 前記トレース条件格納メモリは、前記演
    算用メモリから前記トレース条件格納メモリへ書き込む
    収集ポイントを特定する入力点のアドレス情報を複数組
    設定した複数のトレース条件とこれらのトレース条件を
    切替えるトリガ条件とを格納し、トリガ条件の成立時に
    該当する収集ポイントのトレース条件の処理を実行する
    ように切替える手段を設けたことを特徴とする請求項3
    記載の制御用マイクロコンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 前記トレース条件格納メモリは、前記演
    算用メモリから前記トレースデータ格納メモリへ書き込
    むデータのトレースデータ収集周期情報を複数設定した
    複数のトレース条件と、これらトレース条件を切替える
    トリガ条件とを格納し、トリガ条件の成立時に該当する
    トレースデータ収集周期条件の処理を実行するように切
    替える手段を設けることを特徴とする請求項3記載の制
    御用マイクロコンピュータ装置。
  6. 【請求項6】 前記トレース条件格納メモリは、前記演
    算用メモリから前記トレースデータ格納メモリへ書き込
    むトレースデータ一致条件を複数設定したトレースデー
    タ一致条件と、これらトレースデータ一致条件を切替え
    るトリガ条件とを格納し、トリガ条件の成立時に該当す
    るトレースデータ一致条件の処理を実行するように切替
    える手段を設けることを特徴とする請求項3記載の制御
    用マイクロコンピュータ装置。
  7. 【請求項7】 前記トレースデータ格納メモリと別に補
    助のトレースデータ格納メモリを設け、前記トレース条
    件格納メモリに設定されるデータ保存条件が検出された
    とき前記トレースデータ格納メモリの全データを前記補
    助のトレースデータ格納メモリへ複写する手段を付加す
    ることを特徴とする請求項3乃至請求項6記載のいずれ
    かの制御用マイクロコンピュータ装置。
  8. 【請求項8】 前記トレース条件格納メモリに格納され
    たデータ送信条件が検出されたとき前記トレースデータ
    格納メモリあるいは前記補助トレースデータ格納メモリ
    のデータを前記保守ツールへ伝送制御部を介して伝送す
    る手段を付加することを特徴とする請求項3乃至請求項
    7記載のいずれかの制御用マイクロコンピュータ装置。
  9. 【請求項9】 制御用マイクロコンピュータ装置の制御
    プログラムあるいは演算用データを画面に表示する表示
    部と、 オペレータが要求を入力する入力部と、 前記制御プログラムを格納するプログラム格納部と、 制御用マイクロコンピュータ装置に設けられる演算用メ
    モリのデータをトレースデータ格納メモリへ書き込むト
    レースデータ条件を設定するトレース条件設定部と、 制御用マイクロコンピュータ装置の伝送制御部との間で
    データの伝送を行う伝送部と、 前記入力部からの表示要求に従って前記プログラム格納
    部から制御プログラムを取出し前記表示部へ表示する一
    方、表示された制御プログラムに基づいて制御用マイク
    ロコンピュータのトレースデータ格納メモリからトレー
    スデータを取込み前記表示部へ目視可能な周期で再生表
    示させ、前記入力部からトレース条件設定要求に従って
    前記トレース条件設定部によってトレース条件を設定
    し、前記制御用マイクロコンピュータ装置に設けるトレ
    ースデータ条件格納メモリへ伝送する制御部とを備える
    ことを特徴とする制御用マイクロコンピュータ装置の保
    守ツール。
  10. 【請求項10】 前記トレースデータを1トレースデー
    タづつ順次表示部へ表示する手段を備えることを特徴と
    する請求項9記載の制御用マイクロコンピュータ装置の
    保守ツール。
  11. 【請求項11】 前記入力部からの既知データを保存す
    る既知データ保存部と、 前記制御用マイクロコンピュータ装置から取込んだトレ
    ースデータを保存するトレースデータ保存部と、 前記既知データと前記トレースデータを照合する手段を
    備えることを特徴とする請求項9または請求項10記載
    の制御用マイクロコンピュータ装置の保守ツール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500401A (ja) * 2003-07-25 2007-01-11 ジンガー,アーサー,アール. ソフトウェアデバッギング用装置とその方法
WO2015136959A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 オムロン株式会社 制御システム、方法、プログラムおよび情報処理装置
JP2016085559A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 ファナック株式会社 Sfcの活性状態ステップの信号アドレスをサンプリングするプログラマブルコントローラ

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