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JPH109095A - 燃料噴射ノズル - Google Patents

燃料噴射ノズル

Info

Publication number
JPH109095A
JPH109095A JP8181551A JP18155196A JPH109095A JP H109095 A JPH109095 A JP H109095A JP 8181551 A JP8181551 A JP 8181551A JP 18155196 A JP18155196 A JP 18155196A JP H109095 A JPH109095 A JP H109095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
hole
injection
injection hole
tapered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8181551A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitsugu Yoshizu
文嗣 吉津
Takeshi Ichinose
健史 一ノ瀬
Toshiki Sawaki
敏喜 沢木
Fumio Aoki
文男 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP8181551A priority Critical patent/JPH109095A/ja
Priority to DE19726099A priority patent/DE19726099A1/de
Priority to KR1019970026253A priority patent/KR980002802A/ko
Publication of JPH109095A publication Critical patent/JPH109095A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1806Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
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    • F02M61/042The valves being provided with fuel passages
    • F02M61/045The valves being provided with fuel discharge orifices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/04Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series
    • F02M61/08Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00 having valves, e.g. having a plurality of valves in series the valves opening in direction of fuel flow

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射孔の内径を大きくすることなく噴射量を
増大させることができ、しかも燃料の低圧時と高圧時と
で燃料の噴射方向を変化させることができるVCOタイ
プの燃料噴射ノズルを提供する。 【解決手段】 ノズルボディ1のテーパ孔部13の内周
面と噴射孔15の内周面との交差部に、噴射孔15の開
口部に沿って環状に延びる切欠き部17を形成する。切
欠き部17は、その下端縁が噴射孔15の下端縁とほぼ
接するよう、噴射孔15に対して上方へ偏心させる。ま
た、切欠き部15の大きさが上側で大きく、下側で小さ
くなるよう、テーパ孔部14の内周面より大きく傾斜さ
せる。切欠き部17を区画する面17aは、テーパ孔部
14の内周面と噴射孔15の内周面とにほぼ接する外側
に凸の円弧面にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディーゼルエン
ジン等に用いられる燃料噴射ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料噴射ノズルは、供給される
燃料の圧力が所定の開弁圧以上になると、弁体が弁座か
らリフトして開弁し、所定の閉弁圧以下になると弁体が
弁座に着座して閉弁する。そして、開弁してから閉弁す
るまでの開弁期間中に噴射孔から燃料が噴射されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料噴射ノズル
においては、燃料の圧力または開弁期間を変えることに
よって燃料の噴射量は変えることができるものの、燃料
の噴射方向は常に一定であり、開弁期間中に噴射方向を
変えることができなかった。このため、燃焼室内の空気
を効率的に利用することが困難であるという問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、請求項1に係る発明は、弁座を有するノズルボデ
ィと、このノズルボディの内部に移動可能に設けられ、
上記弁座に対して着座・リフトする弁体とを備え、上記
ノズルボディと上記弁体とのいずれか一方に、一端が当
該一方の外面に開口し、他端が当該一方の内部に形成さ
れた燃料通路の内面に開口する噴射孔が形成された燃料
噴射ノズルにおいて、上記噴射孔の内側の開口部に切欠
き部を形成し、上記噴射孔の長さがその一側部側で短
く、他側部側で長くなるよう、上記切欠き部を上記噴射
孔の一側部側で大きく、他側部側で小さくしたことを特
徴としている。この場合、上記燃料通路を上記ノズルボ
ディの内部に形成し、この燃料通路の中途部に上記弁座
を形成し、この弁座の下流側に先細りのテーパ孔部を形
成し、このテーパ孔部の内周面に上記噴射孔の内側の端
部を開口させ、上記弁体には着座時に上記テーパ孔部の
内周面にほぼ接するテーパ部を形成し、このテーパ部を
上記噴射孔の内側の開口部と常時対向するように配置す
るようにしてもよい。また、上記ノズルボディの一端面
に上記弁座を形成し、上記ノズルボディから外部に突出
した上記弁体の一端部に上記弁座に着座する弁部を形成
し、上記燃料通路を上記弁体の内部に形成し、上記燃料
噴射孔を上記弁部の他端側近傍に形成してもよい。ま
た、上記切欠き部を区画する面を、燃料通路の内面と上
記噴射孔の内面とにほぼ接する凸曲面に形成するのが望
ましい。さらに、上記噴射孔を上記燃料通路の内面に周
方向に互いに離し、かつ燃料通路の長手方向のほぼ同一
位置に位置させて複数配置形成し、上記切欠き部を上記
複数の噴射孔と交差するように環状に形成し、この環状
をなす切欠き部を、上記燃料通路の長手方向と平行に延
びる円筒部と、この円筒部に続く先細りのテーパ筒部と
を有するものとするのが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態について図1〜図8を参照して詳細に説明する。図1
および図2はこの発明をVCO(Valve Cove
red Orifice)タイプの燃料噴射ノズルに適
用した一実施の形態を示すものであり、この実施の形態
の燃料噴射ノズル1は、図2に示すように、ノズルボデ
ィ10と針弁20とを備えている。
【0006】上記ノズルボディ10は、ノズルホルダ3
1の下端面にノズルナット32によりスペーサ33を介
して押圧固定されている。このノズルボディ10には、
その上端面から下方へ向かって摺動孔11、燃料溜まり
12および通路孔13が順次形成されている。摺動孔1
1と通路孔13とは互いの軸線を一致させて形成されて
いる。図1(A)に示すように、通路孔13は、下端部
が閉じた止まり孔になっており、その下端部には下方へ
向かうにしたがって小径になるテーパ孔部14が形成さ
れている。このテーパ孔部14の内周面には、ノズルボ
ディ10の外周面に開口する噴射孔15が形成されてい
る。この場合、噴射孔15は、複数(この実施の形態で
は4個)形成されているが、1つだけ形成してもよい。
また、複数の噴射孔15は、テーパ孔部11の周方向に
等間隔に、かつ通路孔13の軸線(テーパ孔部14の軸
線と一致)方向において同一位置に配置されているが、
周方向に不等間隔に配置したり、あるいは通路孔13の
軸線方向において若干異なる位置に配置するようにして
もよい。さらに、ノズルボディ10の軸線と各噴射孔1
2とのなす角度を異なる角度にしてもよく、あるいは同
一角度にしてもよい。
【0007】図2に示すように、上記針弁20は、上端
側の大径部21と下端側の小径部22とを有している。
大径部21は、上記摺動孔11に摺動自在に挿入されて
いる。小径部22は上記通路孔13より小径に形成され
ており、その下端部には、下方へ向かうにしたがって小
径になる第1テーパ部23とこれに続く第2テーパ部
(テーパ部)24とが順次形成されている。第1テーパ
部23は、テーパ孔部14より若干小さいテーパ角を有
している。一方、第2テーパ部24は、テーパ孔部14
と等しいか微小角度(テーパ角度で1°程度)だけ大き
いテーパ角を有している。そして、第1および第2テー
パ部23,24の交差部が弁部25になっている。この
弁部25は、ノズルホルダ31内に設けられたノズルば
ね34によってテーパ孔部14の内周面に着座させられ
るようになっており、弁部25が着座するテーパ孔部1
4の内周面が弁座16になっている。勿論、弁座16
は、噴射孔15よりリフト方向の前方側(上方側)に位
置している。
【0008】上記第2テーパ部24は、針弁20が弁座
16に着座しているときは勿論のこと、図1(A)にお
いて想像線で示すように、針弁20が最大にリフトした
ときにおいても噴射孔15の延長上の位置してその内側
の開口部と対向するようになっている。つまり、第2テ
ーパ部24は、噴射孔15の内側の開口部と常時対向す
るようになっている。
【0009】また、図2に示すように、ノズルホルダ3
1、スペーサ33およびノズルボディ10の内部には、
燃料溜まり12まで延びる孔35が形成されており、燃
料噴射ポンプ(図示せず)から高圧に加圧された燃料が
孔35に圧送されると、針弁20がノズルばね34に抗
して弁座16から上方へリフトする。そして、燃料溜ま
り12内の燃料が、通路孔13の内周面と針弁20の小
径部22の外周面との間、およびテーパ孔部14の内周
面と第1および第2のテーパ部23,24の外周面との
間を通り、各噴射孔15から噴射される。これから明ら
かなように、孔35、通路孔13およびテーパ孔部14
によって燃料通路が構成されている。なお、燃料の圧送
が中断すると、針弁20が弁座16に着座して燃料噴射
が終了する。
【0010】上記構成は、従来のVCOタイプの燃料噴
射ノズルと同様であるが、この燃料噴射ポンプ1は、さ
らに次の構成を有している。すなわち、図1に示すよう
に、噴射孔15の内側の開口部、つまり噴射孔15の内
周面とテーパ孔部14の内周面との交差部には、噴射孔
12の開口部に沿ってほぼ環状に延びる円形の切欠き部
17が形成されている。この切欠き部17は、図1
(C)から明らかなように、噴射孔15に対して上方に
偏心しており、その下端縁が噴射孔15の内側の開口部
の下端縁に接している。しかも、図1(B)に示すよう
に、切欠き部17は、テーパ孔部14の内周面より大き
な角度をもって傾斜している。この結果、切欠き部17
は、噴射孔15の下側部において大きさがほぼ零である
が、上側部へ向かうにしたがって漸次大きくなってい
る。換言すれば、切欠き部14の幅(噴射孔15の径方
向における寸法)および深さ(噴射孔15に沿う方向に
おける寸法)が噴射孔15の下側部から上側部へ向かう
にしたがって漸次大きくなっている。
【0011】上記切欠き部17を区画する面17aは、
外側へ膨出する滑らかな凸曲面とされており、特にこの
実施の形態では略四半円の円弧面に形成されている。し
かも、図1(B)から明らかなように、凸曲面17a
は、一端がテーパ孔部14の内周面に接し、他端が噴射
孔15の内周面に接している。この場合、切欠き部17
の大きさが上端部で最大になり、下端部で零になってい
ることに対応して、凸曲面17aの曲率半径Rは、上側
部で最大で、下方に向かうにしたがって小さくなり、下
側部で零になっている。
【0012】なお、上記のような切欠き部17は、歯科
用バーのような小径の砥石をノズルボディ10の摺動孔
11の上端開口部から挿入し、数値制御加工等によって
形成することができる。
【0013】上記構成の燃料噴射ノズル1においては、
噴射孔15の内側の開口部に切欠き部17が形成されて
おり、この切欠き部17の大きさは、噴射孔15の上側
部で最も大きく、下側部で零になっている。この結果、
噴射孔15の長さが、上側部で最も短く(長さL1)、
そこから下方へ向かうにしたがって漸次長くなり、下側
部で最も長く(長さL2)なっている。このように、噴
射孔15の長さが周方向の各部で互いに異なる長さにな
っていると、燃料の圧力が低圧である場合には、燃料が
噴射孔15の軸線と同方向に噴射されるが、燃料の圧力
が高圧である場合には、燃料が噴射孔15の軸線と異な
る方向に噴射されることになる。
【0014】すなわち、針弁20のリフト初期のように
燃料の圧力が低い場合には、燃料が噴射孔15内を低速
で流れる。燃料の流速が低速であると、燃料は噴射孔1
5の内面に沿って流れる。したがって、低圧時には燃料
が噴射孔15の軸線に沿って噴射される。
【0015】一方、圧送される燃料の圧力が高い場合に
は、燃料が噴射孔15内を高速で流れる。燃料の流速が
高速であると、燃料は、噴射孔15うちの長さが長い下
側部ではその内周面に沿って流れるが、長さが短い上側
の部分では、図1(B)において破線で示すように、燃
料が噴射孔15の内周面から一旦離れた後、噴射孔15
の外側の開口部において再び内周面に接する、いわゆる
剥離流となって流れる。この結果、燃料全体としては、
噴射孔15の軸線に沿って噴射されることなく、噴射孔
15の軸線に対して上方側へ向かって噴射される。特
に、この実施の形態では、切欠き部17を滑らかな凸曲
面17aによって形成し、しかも凸曲面17aをテーパ
孔部14および噴射孔15の各内周面に接するようにし
ているので、噴射孔15の上側部には下側部より燃料が
円滑に流入する。この結果、噴射孔15の上側部におい
ては、燃料がより一層高速で流れることになり、上側部
における剥離流の状態が助長される。これにより、燃料
がより一層上方側へ噴射される。
【0016】図2には、上記構成の燃料噴射ノズル1に
よる燃料の噴射の状況が示されており、燃料の圧力が低
圧、中圧、高圧であるときの噴射状況が想像線、破線、
実線でそれぞれ示されている。これから明らかなよう
に、燃料の圧力が高くなるにしたがって、噴射方向が上
方へ変化している。このように、燃料噴射ノズル1で
は、燃料の噴射方向を変えることができるので、燃焼室
内の空気を効率よく利用することができ、これによって
燃焼効率を向上させることができ、黒煙等の発生を抑え
ることができるとともに、燃費を向上させることができ
る。
【0017】また、この実施の形態にように、針弁20
に噴射孔15と常時対向する第2テーパ部24を形成す
ると、いわゆるサックタイプの燃料噴射ノズルと比較し
た場合、噴射孔の内径を同一にしたとしても、燃料の噴
射量が減少してしまうが、切欠き部17を形成すること
によってそのような不具合を解消することができる。
【0018】すなわち、VCOタイプである燃料噴射ノ
ズル1において第2テーパ部24を形成したのは、燃料
の後だれ現象を防止するためにであるが、第2テーパ部
24が噴射孔15と常時対向しているため、燃料が噴射
孔15に流入するのを阻害する。このため、燃料の噴射
量がサックタイプの燃料噴射ノズルに比して減少してし
まう。
【0019】しかるに、この燃料噴射ノズル1において
は、噴射孔15の内側の開口部に切欠き部17を形成し
ているので、その分だけ噴射孔15の内側の開口部の断
面積が大きくなる。この結果、テーパ孔部14の内周面
と第2テーパ部24との間を流れる燃料が、噴射孔15
内に流入し易くなる。したがって、噴射孔12の内径を
一定にしたとしても、噴射量を増大させることができ
る。特に、この実施の形態のように、切欠き部17を区
画する面を滑らかな凸曲面17aにした場合には、燃料
が噴射孔12により一層円滑に流入する。したがって、
噴射量をより一層増大させることができる。
【0020】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。図3に示す実施の形態は、噴射孔15の内側
の開口部に、噴射孔15に対して下方に偏心した切欠き
部17Aを形成したものである。その他の構成は、上記
の実施の形態と同様である。このように、切欠き部17
Aを下方に偏心させた場合には、噴射孔15の各部の長
さが下側で短く、上側で長くなるので、燃料の圧力が高
圧になるのにしたがって噴射方向を下方へ変化させるこ
とができる。
【0021】また、図4に示す実施の形態は、噴射孔1
5の内側の開口部に、噴射孔15に対してテーパ孔部1
4の周方向に偏心した切欠き部17Bを形成したもので
ある。勿論、この実施の形態と逆方向へ偏心させるよう
にしてもよい。切欠き部17Bを周方向に偏心させる
と、燃料の圧力が高圧になるのにしたがって、噴射方向
をテーパ孔部14の周方向、つまり燃料噴射ノズル1の
周方向に変化させることができる。また、このように周
方向に変化させるようにすると、燃焼室内にスワールを
形成する場合において高速時にスワールが過剰であると
きには、高速時における燃料の噴射方向をスワールの方
向と逆方向へ変化させることにより、過剰スワールを解
消することができる。逆に、噴射方向をスワールの方向
と同一方向へ変化させることにより、スワールと同一方
向への燃料の分布を助長することができる。
【0022】さらに、図5に示す実施の形態は、テーパ
孔部14の内周面に環状に延びる切欠き部17Cを形成
したものであり、切欠き部17Cは各噴射孔15の内側
の開口部と交差するように配置されている。この切欠き
部17Cは、上側の円筒部17bとこれの下側に続く先
細りのテーパ筒部17cとから構成されている。円筒部
17bおよびテーパ筒部17cは、その中心線をテーパ
孔部11の軸線と一致させて形成されており、互いの交
差部が噴射孔15の上側部と交差するように配置されて
いる。しかも、テーパ筒部14cは、テーパ孔部14よ
り大きなテーパ角を有ており、その下端縁が噴射孔15
の内側の開口部の下端縁とほぼ接するように配置されて
いる。この結果、切欠き部17の大きさは、噴射孔15
の上側部で最も大きく、下側部で零になっている。これ
により、噴射孔15の長さが、上側部で最も短く、下側
部で最も長くなっている。したがって、この実施の形態
の燃料噴射ノズルにおいても、上記の燃料噴射ノズル1
と同様の効果が得られる。
【0023】なお、切欠き部17Cは、例えばドリルま
たはエンドミルを用いて形成することができる。すなわ
ち、図5において想像線で示すように、円筒部14bと
同一の直径、およびテーパ筒部14cのテーパ角と同一
の先端角を有するドリルDまたはエンドミルをノズルボ
ディ1の摺動孔11の上端開口部から挿入することによ
って切欠き部17c加工することができる。このように
して加工すれば、全ての噴射孔15に対して切欠き部1
7Cを1回の加工で形成することができる。したがっ
て、加工の能率を向上させることができるとともに、加
工費を低減することができる。
【0024】また、図6および図7に示すに実施の形態
は、この発明をポペットタイプの燃料噴射ノズル2に適
用したものであり、この燃料噴射ノズル2においては、
ノズルボディ40がノズルホルダ61の下端部に螺合固
定されている。このノズルボディ40の内部には、上端
面から下端面まで貫通する摺動孔41が形成され、下端
面には下方へ向かうにしたがって大径になるテーパ孔状
の弁座42が形成されている。
【0025】上記ノズルボディ40の摺動孔41には、
針弁50が摺動自在に挿入されている。この針弁50の
下端部は摺動孔41から下方に突出しており、その突出
した下端部には弁部51が形成されている。この弁部5
1の弁座42と対向する面51aは弁座42と同一ない
しは若干大きなテーパ角を有しており、少なくとも面5
1aの外周縁が弁座42の外周縁に着座するようになっ
ている。一方、針弁50の上端部は、摺動孔41から上
方へ突出してノズルホルダ61の内部に入り込んでお
り、その上端部がノズルばね62によって上方へ付勢さ
れている。これによって、針弁50の弁部51が弁座4
2に着座するようになっている。
【0026】また、針弁50の内部には、その上端面か
ら弁部51のほぼ中間部まで延びる燃料孔(燃料通路)
52が形成されている。この燃料孔52の下端部内周面
には、複数の噴射孔53の一端部が開口している。各噴
射孔53は、面51aとほぼ同一の傾斜角度を有してお
り、それぞれの他端部は弁部51近傍の外周面に開口し
ている。したがって、ノズルホルダ61に形成された孔
63に燃料噴射ポンプから燃料が圧送されて、針弁50
がノズルばね62に抗して下方へリフトすると、噴射孔
53が摺動孔52から下方に抜け出て露出し、通路孔5
2を通って噴射孔53に流入した燃料が噴射孔53から
弁座42と面51aとの間を通って燃焼室内に噴射され
る。
【0027】上記の構成は従来のポペットタイプの燃料
噴射ノズルと同様であるが、この燃料噴射ノズル2にお
いては、燃料噴射ノズル1と同様に、噴射孔53の内側
の開口部、つまり噴射孔53の内周面と燃料孔52の内
周面との交差部に切欠き部54が形成されている。この
切欠き部54は、上記の実施の形態の燃料噴射ノズル1
の切欠き部17と同様に構成され、噴射孔53に対して
上方に偏心させられている。したがって、この燃料噴射
ノズル2においても、燃料の圧力が高圧になるのにした
がって燃料の噴射方向を上側へ変化させることができ
る。勿論、切欠き17を図3または図4に示す実施の形
態のように、噴射孔53に対して下方または周方向へ偏
心させてもよい。
【0028】図8は図6および図7に示す実施の形態の
変形例を示すものであり、この実施の形態においては、
燃料孔52の上端から噴射孔53までの間の部分を大径
にすることによって切欠き部54Aを形成したものであ
り、切欠き部54Aは、燃料孔52と同心の円筒部54
bと、円筒部54bの下端部に続く先細りのテーパ筒部
54cとから構成されている。円筒部54bとテーパ筒
部54cとの交差部は、噴射孔53の上下方向における
ほぼ中央部に位置しており、テーパ筒部54cの下端縁
は噴射孔53の下側部に接している。したがって、切欠
き部54の大きさは、噴射孔53の上下方向のほぼ中央
部から上側の部分では一定であるが、そこから下方へ向
かうにしたがって漸次小さくなり、噴射孔53の下側部
で零になっている。よって、噴射孔53の長さは、中央
部から上側の部分でほぼ一定で短く、中央部から下側へ
向かうにしたがって漸次長くなっている。なお、切欠き
部54Bは、図5に示す実施の形態における切欠き部1
7Cと同様にドリルまたはエンドミルによって形成する
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2また
は3に係る発明によれば、燃料の低圧時と高圧時とで燃
料の噴射方向を変化させることができ、しかも噴射孔の
大きさを変えることなく噴射量を増大させることができ
るという効果が得られる。請求項4に係る発明によれ
ば、燃料噴射量の増大と噴射方向の変化とをより一層大
きくすることができるという効果が得られる。請求項5
に係る発明によれば、複数の噴射孔に対する切欠き部を
ドリル、エンドミル等の工具で同時に加工することがで
きるので、加工の能率を向上させることができるととも
に、加工費を軽減することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す図であって、図
1(A)は図2においてXで示す部分の拡大図、図1
(B)は図1(A)においてBで示す部分の拡大図、図
1(C)は図1(B)のC矢視図である。
【図2】同実施の形態の全体構成を示す縦断面図であ
る。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、図3(A)は図1(B)と同様の断面図、図3
(B)は図3(A)のB矢視拡大図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態を示す図であっ
て、図4(A)はその要部をノズルボディの軸線と直交
する断面で示す拡大断面図、図4(B)は図4(A)の
B矢視拡大図である。
【図5】この発明の第4の実施の形態を図1(A)と同
様の断面で示す拡大断面図である。
【図6】この発明の第5の実施の形態を示す図2と同様
の断面図である。
【図7】図6のYで示す部分の拡大図である。
【図8】この発明の第6の実施の形態を示す図7と同様
の図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射ノズル 2 燃料噴射ノズル 10 ノズルボディ 13 通路孔(燃料通路) 14 テーパ孔部 15 噴射孔 16 弁座 17 切欠き部 17A 切欠き部 17B 切欠き部 17C 切欠き部 17a 凸曲面 17b 円筒部 17c テーパ筒部 20 針弁(弁体) 24 第2テーパ部(テーパ部) 25 弁部 40 ノズルボディ 42 弁座 50 針弁(弁体) 52 燃料孔(燃料通路) 53 噴射孔 54 切欠き部 54A 切欠き部 54b 円筒部 54c テーパ筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 文男 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座を有するノズルボディと、このノズ
    ルボディの内部に移動可能に設けられ、上記弁座に対し
    て着座・リフトする弁体とを備え、上記ノズルボディと
    上記弁体とのいずれか一方に、一端が当該一方の外面に
    開口し、他端が当該一方の内部に形成された燃料通路の
    内面に開口する噴射孔が形成された燃料噴射ノズルにお
    いて、上記噴射孔の内側の開口部に切欠き部を形成し、
    上記噴射孔の長さがその一側部側で短く、他側部側で長
    くなるよう、上記切欠き部を上記噴射孔の一側部側で大
    きく、他側部側で小さくしたことを特徴とする燃料噴射
    ノズル。
  2. 【請求項2】 上記燃料通路が上記ノズルボディの内部
    に形成され、この燃料通路の中途部に上記弁座が形成さ
    れるとともに、この弁座の下流側に先細りのテーパ孔部
    が形成され、このテーパ孔部の内周面に上記噴射孔の内
    側の端部が開口させられ、上記弁体には着座時に上記テ
    ーパ孔部の内周面にほぼ接するテーパ部が形成され、こ
    のテーパ部が上記噴射孔の内側の開口部と常時対向する
    ように配置されていることを特徴とする請求項1に記載
    の燃料噴射ノズル。
  3. 【請求項3】 上記ノズルボディの一端面に上記弁座が
    形成され、上記ノズルボディから外部に突出した上記弁
    体の一端部に上記弁座に着座する弁部が形成されてお
    り、上記燃料通路が上記弁体の内部に形成され、上記燃
    料噴射孔が上記弁部の他端側近傍に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の燃料噴射ノズル。
  4. 【請求項4】 上記切欠き部を区画する面が、上記燃料
    通路の内面と上記噴射孔の内面とにほぼ接する凸曲面に
    形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の燃料噴射ノズル。
  5. 【請求項5】 上記噴射孔が上記燃料通路の内面に周方
    向に互いに離れ、かつ燃料通路の長手方向のほぼ同一位
    置に位置して複数配置形成されており、上記切欠き部が
    上記複数の噴射孔と交差するように環状に形成され、こ
    の環状をなす切欠き部が、上記燃料通路の長手方向と平
    行に延びる円筒部と、この円筒部に続く先細りのテーパ
    筒部とを有していることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の燃料噴射ノズル。
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