JPH1081876A - 液状硫黄系酸化防止剤 - Google Patents
液状硫黄系酸化防止剤Info
- Publication number
- JPH1081876A JPH1081876A JP23502896A JP23502896A JPH1081876A JP H1081876 A JPH1081876 A JP H1081876A JP 23502896 A JP23502896 A JP 23502896A JP 23502896 A JP23502896 A JP 23502896A JP H1081876 A JPH1081876 A JP H1081876A
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- JP
- Japan
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- tert
- antioxidant
- butyl
- liquid
- liquid sulfur
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 揮散性が低く、安定に液状を呈する硫黄系酸
化防止剤を提供すること。 【解決手段】 本発明の液状硫黄系酸化防止剤は、下記
〔化1〕の一般式(I)で表される化合物である。 【化1】
化防止剤を提供すること。 【解決手段】 本発明の液状硫黄系酸化防止剤は、下記
〔化1〕の一般式(I)で表される化合物である。 【化1】
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状の硫黄系酸化
防止剤、詳細にはペンタエリスリトールとアルキルチオ
プロピオン酸とのエステルからなる液状酸化防止剤に関
する。
防止剤、詳細にはペンタエリスリトールとアルキルチオ
プロピオン酸とのエステルからなる液状酸化防止剤に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】硫黄系
酸化防止剤は、フェノール系酸化防止剤との併用によ
り、有機化合物の安定化において顕著な相乗効果を示す
ことが知られている。
酸化防止剤は、フェノール系酸化防止剤との併用によ
り、有機化合物の安定化において顕著な相乗効果を示す
ことが知られている。
【0003】特に、ペンタエリスリトールとアルキルチ
オプロピオン酸とのエステルは、高度の安定化効果を示
し、ラウリルチオプロピオン酸のペンタエリスリトール
エステルが一般に市販されている。
オプロピオン酸とのエステルは、高度の安定化効果を示
し、ラウリルチオプロピオン酸のペンタエリスリトール
エステルが一般に市販されている。
【0004】しかし、通常のラウリルチオプロピオン酸
のペンタエリスリトールエステルは結晶性に優れ固体で
あり、エマルジョン化や他の液状酸化防止剤などとの混
合物を調製する際には液状化が望まれていた。
のペンタエリスリトールエステルは結晶性に優れ固体で
あり、エマルジョン化や他の液状酸化防止剤などとの混
合物を調製する際には液状化が望まれていた。
【0005】アルキルチオプロピオン酸のペンタエリス
リトールエステルを液状化する方法としては、アルキル
チオプロピオン酸のアルキル基として炭素原子数6以下
のものを用いることで容易に液状化可能である。しか
し、炭素原子数が6以下のものは、揮散性が高く、安定
化効果が短期間に失われるため実用的でなかった。
リトールエステルを液状化する方法としては、アルキル
チオプロピオン酸のアルキル基として炭素原子数6以下
のものを用いることで容易に液状化可能である。しか
し、炭素原子数が6以下のものは、揮散性が高く、安定
化効果が短期間に失われるため実用的でなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、揮散性が低く、
安定に液状を呈する硫黄系酸化防止剤を提供することに
ある。
安定に液状を呈する硫黄系酸化防止剤を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、特定の構造を有するアルキルチオプロピ
オン酸のペンタエリスリトールエステルが、上記目的を
達成し得ることを知見した。
を重ねた結果、特定の構造を有するアルキルチオプロピ
オン酸のペンタエリスリトールエステルが、上記目的を
達成し得ることを知見した。
【0008】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、下記〔化2〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式
(I)で表される液状硫黄系酸化防止剤を提供するもの
である。
で、下記〔化2〕(前記〔化1〕と同じ)の一般式
(I)で表される液状硫黄系酸化防止剤を提供するもの
である。
【0009】
【化2】
【0010】また、本発明は、上記液状硫黄系酸化防止
剤にフェノール系酸化防止剤を添加してなる液状複合酸
化防止剤組成物を提供するものである。
剤にフェノール系酸化防止剤を添加してなる液状複合酸
化防止剤組成物を提供するものである。
【0011】また、本発明は、上記液状硫黄系酸化防止
剤を添加された合成樹脂組成物を提供するものである。
剤を添加された合成樹脂組成物を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液状硫黄系酸化防
止剤について詳細に説明する。本発明の液状硫黄系酸化
防止剤は、上記一般式(I)で表される化合物であり、
該一般式(I)中のR1は炭素原子数4〜18のアルキル
基を示す。該アルキル基としては、ブチル、ペンチル、
ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウン
デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタ
デシル、ヘシサデシル、ヘプタデシル、オクタデシルな
どが挙げられる。
止剤について詳細に説明する。本発明の液状硫黄系酸化
防止剤は、上記一般式(I)で表される化合物であり、
該一般式(I)中のR1は炭素原子数4〜18のアルキル
基を示す。該アルキル基としては、ブチル、ペンチル、
ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウン
デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタ
デシル、ヘシサデシル、ヘプタデシル、オクタデシルな
どが挙げられる。
【0013】また、上記一般式(I)中のR2は炭素原子
数1〜12のアルキル基を示す。該アルキル基として
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデ
シル、ドデシルなどが挙げられる。
数1〜12のアルキル基を示す。該アルキル基として
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデ
シル、ドデシルなどが挙げられる。
【0014】ここで、上記R1と上記R2との炭素原子数の
和は8〜30であることを要し、8未満であると揮散性
が悪くなり、一方30を超えると合成樹脂組成物に添加
する場合の安定化効果が添加量に対して小さくなり、多
量に添加する必要が生じ、樹脂の物性を低下させる。
和は8〜30であることを要し、8未満であると揮散性
が悪くなり、一方30を超えると合成樹脂組成物に添加
する場合の安定化効果が添加量に対して小さくなり、多
量に添加する必要が生じ、樹脂の物性を低下させる。
【0015】また、上記一般式(I)中のR3は炭素原子
数7〜30のアルキル基を示す。ここで、該R3の炭素原
子数が7未満であると揮散性が悪くなり、一方30を超
えると合成樹脂組成物に添加する場合の安定化効果が添
加量に対して小さくなり、多量に添加する必要が生じ、
樹脂の物性を低下させる。上記R3が示す炭素原子数7〜
30のアルキル基としては、ヘプチル、オクチル、ノニ
ル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル、ヘシサデシル、ヘプタデシ
ル、オクタデシル、ノナデシル、エイコシル、ドコシ
ル、テトラコシル、トリアコンチルなどが挙げられる。
数7〜30のアルキル基を示す。ここで、該R3の炭素原
子数が7未満であると揮散性が悪くなり、一方30を超
えると合成樹脂組成物に添加する場合の安定化効果が添
加量に対して小さくなり、多量に添加する必要が生じ、
樹脂の物性を低下させる。上記R3が示す炭素原子数7〜
30のアルキル基としては、ヘプチル、オクチル、ノニ
ル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル、ヘシサデシル、ヘプタデシ
ル、オクタデシル、ノナデシル、エイコシル、ドコシ
ル、テトラコシル、トリアコンチルなどが挙げられる。
【0016】また、上記一般式(I)中のnは、本発明
に係る特定の分岐のアルキルチオプロピオン酸残基の平
均付加モル数を示し、該分岐のアルキルチオプロピオン
酸残基は同一でも異なってもよく、その範囲は2〜4の
数を示し、3〜4が特に好ましい。nが2より小さいと
液状に成らなかったり、経時で沈澱を生じるので好まし
くない。
に係る特定の分岐のアルキルチオプロピオン酸残基の平
均付加モル数を示し、該分岐のアルキルチオプロピオン
酸残基は同一でも異なってもよく、その範囲は2〜4の
数を示し、3〜4が特に好ましい。nが2より小さいと
液状に成らなかったり、経時で沈澱を生じるので好まし
くない。
【0017】本発明の液状硫黄系酸化防止剤である上記
一般式(I)で表される化合物としては、下記〔化3〕
〜〔化13〕に示す化合物No.1〜11等が挙げられ
る。
一般式(I)で表される化合物としては、下記〔化3〕
〜〔化13〕に示す化合物No.1〜11等が挙げられ
る。
【0018】
【化3】
【0019】
【化4】
【0020】
【化5】
【0021】
【化6】
【0022】
【化7】
【0023】
【化8】
【0024】
【化9】
【0025】
【化10】
【0026】
【化11】
【0027】
【化12】
【0028】
【化13】
【0029】本発明の液状硫黄系酸化防止剤である上記
一般式(I)で表される化合物の合成方法は、特に限定
されるものではなく、例えば、インナーオレフィンと3
−メルカプトプロピオン酸とをAIBNなどのラジカル
開始剤により加熱反応することにより容易に合成される
分岐のアルキルチオプロピオン酸と、ペンタエリスリト
ールとのエステル化により容易に合成する方法等が挙げ
られる。
一般式(I)で表される化合物の合成方法は、特に限定
されるものではなく、例えば、インナーオレフィンと3
−メルカプトプロピオン酸とをAIBNなどのラジカル
開始剤により加熱反応することにより容易に合成される
分岐のアルキルチオプロピオン酸と、ペンタエリスリト
ールとのエステル化により容易に合成する方法等が挙げ
られる。
【0030】本発明の液状硫黄系酸化防止剤は、有機化
合物とりわけ合成樹脂の酸化劣化防止剤として特にフェ
ノール系酸化防止剤との併用により顕著な効果を奏する
ものである。
合物とりわけ合成樹脂の酸化劣化防止剤として特にフェ
ノール系酸化防止剤との併用により顕著な効果を奏する
ものである。
【0031】また、本発明の液状硫黄系酸化防止剤は、
リン系酸化防止剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系
光安定剤などの他の樹脂用安定剤などとも併用できる。
特に、液状の他の安定化剤との併用は、液状酸化防止剤
およびエマルジョン型の酸化防止剤の提供を容易にする
ので好ましい。
リン系酸化防止剤、紫外線吸収剤、ヒンダードアミン系
光安定剤などの他の樹脂用安定剤などとも併用できる。
特に、液状の他の安定化剤との併用は、液状酸化防止剤
およびエマルジョン型の酸化防止剤の提供を容易にする
ので好ましい。
【0032】本発明の液状硫黄系酸化防止剤による安定
化の対象となる有機物は特に限定されるものではない
が、合成樹脂が好ましく、該合成樹脂としては、例え
ば、高密度、低密度または直鎖状低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ−3−メチルペ
ンテン等のα−オレフィン重合体またはエチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等のポ
リオレフィン及びこれらの共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリ
プロピレン、ポリフッ化ビニリデン、塩化ゴム、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重
合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、塩化ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−マレ
イン酸エステル共重合体、塩化ビニル−シクロヘキシル
マレイミド共重合体、塩化ビニル−シクロヘキシルマレ
イミド共重合体等の含ハロゲン樹脂、石油樹脂、クマロ
ン樹脂、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹
脂、スチレン及び/又はα−メチルスチレンと他の単量
体(例えば、無水マレイン酸、フェニルマレイミド、メ
タクリル酸メチル、ブタジエン、アクリロニトリル等)
との共重合体(例えば、AS樹脂、ABS樹脂、MBS
樹脂、耐熱ABS樹脂等)、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルブチラール、ポリエチレンテレフタレート及び
ポリテトラメチレンテレフタレート等の直鎖ポリエステ
ル、ポリフェニレンオキサイド、ポリカプロラクタム及
びポリヘキサメチレンアジパミド等のポリアミド、ポリ
カーボネート、分岐ポリカーボネート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレタン、繊維
素系樹脂等の熱可塑性合成樹脂及びこれらのブレンド物
あるいはフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、
エポキシ樹脂、不飽和ポリカステル樹脂等の熱硬化性樹
脂をあげることができる。更に、イソプレンゴム、ブタ
ジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム等のエラストマー
であっても良い。
化の対象となる有機物は特に限定されるものではない
が、合成樹脂が好ましく、該合成樹脂としては、例え
ば、高密度、低密度または直鎖状低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ−3−メチルペ
ンテン等のα−オレフィン重合体またはエチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等のポ
リオレフィン及びこれらの共重合体、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリ
プロピレン、ポリフッ化ビニリデン、塩化ゴム、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重
合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン−酢酸ビニル三元共重合体、塩化ビ
ニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−マレ
イン酸エステル共重合体、塩化ビニル−シクロヘキシル
マレイミド共重合体、塩化ビニル−シクロヘキシルマレ
イミド共重合体等の含ハロゲン樹脂、石油樹脂、クマロ
ン樹脂、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、アクリル樹
脂、スチレン及び/又はα−メチルスチレンと他の単量
体(例えば、無水マレイン酸、フェニルマレイミド、メ
タクリル酸メチル、ブタジエン、アクリロニトリル等)
との共重合体(例えば、AS樹脂、ABS樹脂、MBS
樹脂、耐熱ABS樹脂等)、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルブチラール、ポリエチレンテレフタレート及び
ポリテトラメチレンテレフタレート等の直鎖ポリエステ
ル、ポリフェニレンオキサイド、ポリカプロラクタム及
びポリヘキサメチレンアジパミド等のポリアミド、ポリ
カーボネート、分岐ポリカーボネート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレタン、繊維
素系樹脂等の熱可塑性合成樹脂及びこれらのブレンド物
あるいはフェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、
エポキシ樹脂、不飽和ポリカステル樹脂等の熱硬化性樹
脂をあげることができる。更に、イソプレンゴム、ブタ
ジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴ
ム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム等のエラストマー
であっても良い。
【0033】本発明の液状硫黄系酸化防止剤とともに併
用される上記フェノール系酸化防止剤としては、例え
ば、2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾール、2,6−
ジフェニル−4−オクタデシロキシフェノール、ステア
リル(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロピオネート、ジステアリル(3,5−ジ第三
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ホスホネート、チオ
ジエチレングリコールビス〔(3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−
ヘキサメチレンビス〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサ
メチレンビス〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸アミド〕、4,4’−チオビ
ス(6−第三ブチル−m−クレゾール) 、2,2’−メ
チレンビス(4−メチル−6−第三ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−第三
ブチルフェノール)、ビス〔3,3−ビス(4−ヒドロ
キシ−3−第三ブチルフェニル)ブチリックアシッド〕
グリコールエステル、4,4’−ブチリデンビス(6−
第三ブチル−m−クレゾール)、2,2’−エチリデン
ビス(4,6−ジ第三ブチルフェノール)、2,2’−
エチリデンビス(4−第二ブチル−6−第三ブチルフェ
ノール) 、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−第三ブチルフェニル)ブタン、ビス〔2−
第三ブチル−4−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−
第三ブチル−5−メチルベンジル)フェニル〕テレフタ
レート、1,3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−
ヒドロキシ−4−第三ブチルベンジル)イソシアヌレー
ト、1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−
ヒドルキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−
トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、1,3,5−
トリス〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオニルオキシエチル〕イソシアヌレート、
テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、2
−第三ブチル−4−メチル−6−(2−アクリロイルオ
キシ−3−第三ブチル−5−メチルベンジル) フェノー
ル、3,9−ビス〔1,1−ジメチル−2−{(3−第
三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロ
ピオニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10−テトラ
オキサスピロ〔5. 5〕ウンデカン、トリエチレングリ
コールビス〔(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)プロピオネート〕等が挙げられる。
用される上記フェノール系酸化防止剤としては、例え
ば、2,6−ジ第三ブチル−p−クレゾール、2,6−
ジフェニル−4−オクタデシロキシフェノール、ステア
リル(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロピオネート、ジステアリル(3,5−ジ第三
ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ホスホネート、チオ
ジエチレングリコールビス〔(3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−
ヘキサメチレンビス〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート〕、1,6−ヘキサ
メチレンビス〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオン酸アミド〕、4,4’−チオビ
ス(6−第三ブチル−m−クレゾール) 、2,2’−メ
チレンビス(4−メチル−6−第三ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−第三
ブチルフェノール)、ビス〔3,3−ビス(4−ヒドロ
キシ−3−第三ブチルフェニル)ブチリックアシッド〕
グリコールエステル、4,4’−ブチリデンビス(6−
第三ブチル−m−クレゾール)、2,2’−エチリデン
ビス(4,6−ジ第三ブチルフェノール)、2,2’−
エチリデンビス(4−第二ブチル−6−第三ブチルフェ
ノール) 、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシ−5−第三ブチルフェニル)ブタン、ビス〔2−
第三ブチル−4−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−
第三ブチル−5−メチルベンジル)フェニル〕テレフタ
レート、1,3,5−トリス(2,6−ジメチル−3−
ヒドロキシ−4−第三ブチルベンジル)イソシアヌレー
ト、1,3,5−トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−
ヒドルキシベンジル)イソシアヌレート、1,3,5−
トリス(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジ
ル)−2,4,6−トリメチルベンゼン、1,3,5−
トリス〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオニルオキシエチル〕イソシアヌレート、
テトラキス〔メチレン−3−(3,5−ジ第三ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、2
−第三ブチル−4−メチル−6−(2−アクリロイルオ
キシ−3−第三ブチル−5−メチルベンジル) フェノー
ル、3,9−ビス〔1,1−ジメチル−2−{(3−第
三ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロ
ピオニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10−テトラ
オキサスピロ〔5. 5〕ウンデカン、トリエチレングリ
コールビス〔(3−第三ブチル−4−ヒドロキシ−5−
メチルフェニル)プロピオネート〕等が挙げられる。
【0034】また、上記ホスファイト系酸化防止剤とし
ては、例えば、トリスノニルフェニルホスファイト、ト
リス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ホスファイト、
トリス〔2−第三ブチル−4−(3−第三ブチル−4−
ヒドロキシ−5−メチルフェニルチオ)−5−メチルフ
ェニル〕ホスファイト、トリデシルホスファイト、オク
チルジフェニルホスファイト、ジ(デシル)モノフェニ
ルホスファイト、ジ(トリデシル)ペンタエリスリトー
ルジホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトール
ジホスファイト、ジ (ノニルフェニル)ペンタエリスリ
トールジホスファイト、ビス(2,4−ジ第三ブチルフ
ェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス
(2,6−ジ第三ブチル−4−メチルフェニル)ペンタ
エリスリトールジホスファイト、ビス(2,4,6−ト
リ第三ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、テトラ(トリデシル)イソプロピリデンジフェ
ノールジホスファイト、テトラ(トリデシル)−4,
4’−n−ブチリデンビス(2−第三ブチル−5−メチ
ルフェノール) ジホスファイト、ヘキサ(トリデシル)
−1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−第三ブチルフェニル)ブタントリホスファイト、
2,2’−メチレンビス(4,6−ジ第三ブチルフェニ
ル)−2−エチルヘキシルホスファイト、2,2’−メ
チレンビス(4,6−ジ第三ブチルフェニル)オクタデ
シルホスファイト、2,2’−エチリデンビス(4,6
−ジ第三ブチルフェニル)フルオロホスファイト、テト
ラキス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ビフェニレン
ジホスホナイト、9,10−ジハイドロ−9−オキサ−
10−ホスファフェナンスレン−10−オキサイド、ト
リス(2−〔(2,4,8,10−テトラキス第三ブチ
ルジベンゾ〔d,f〕〔1,3,2〕ジオキサホスフェ
ピン−6−イル)オキシ〕エチル)アミンなどが挙げら
れる。
ては、例えば、トリスノニルフェニルホスファイト、ト
リス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ホスファイト、
トリス〔2−第三ブチル−4−(3−第三ブチル−4−
ヒドロキシ−5−メチルフェニルチオ)−5−メチルフ
ェニル〕ホスファイト、トリデシルホスファイト、オク
チルジフェニルホスファイト、ジ(デシル)モノフェニ
ルホスファイト、ジ(トリデシル)ペンタエリスリトー
ルジホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトール
ジホスファイト、ジ (ノニルフェニル)ペンタエリスリ
トールジホスファイト、ビス(2,4−ジ第三ブチルフ
ェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス
(2,6−ジ第三ブチル−4−メチルフェニル)ペンタ
エリスリトールジホスファイト、ビス(2,4,6−ト
リ第三ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスフ
ァイト、テトラ(トリデシル)イソプロピリデンジフェ
ノールジホスファイト、テトラ(トリデシル)−4,
4’−n−ブチリデンビス(2−第三ブチル−5−メチ
ルフェノール) ジホスファイト、ヘキサ(トリデシル)
−1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−
5−第三ブチルフェニル)ブタントリホスファイト、
2,2’−メチレンビス(4,6−ジ第三ブチルフェニ
ル)−2−エチルヘキシルホスファイト、2,2’−メ
チレンビス(4,6−ジ第三ブチルフェニル)オクタデ
シルホスファイト、2,2’−エチリデンビス(4,6
−ジ第三ブチルフェニル)フルオロホスファイト、テト
ラキス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ビフェニレン
ジホスホナイト、9,10−ジハイドロ−9−オキサ−
10−ホスファフェナンスレン−10−オキサイド、ト
リス(2−〔(2,4,8,10−テトラキス第三ブチ
ルジベンゾ〔d,f〕〔1,3,2〕ジオキサホスフェ
ピン−6−イル)オキシ〕エチル)アミンなどが挙げら
れる。
【0035】また、上記紫外線吸収剤としては、例え
ば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−オクトキシベンゾフェノン、5,5’−メチレンビ
ス(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン)な
どの2−ヒドロキシベンゾフェノン類;2−(2−ヒド
ロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2−ヒドロキシ−5−第三オクチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ第
三ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(2−ヒドロキシ−3−第三ブチル−5−メチルフ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−
ヒドロキシ−3,5−ジクミルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2,2’−メチレンビス(4−第三オクチル−
6−ベンゾトリアゾリル)フェノール、2−(2−ヒド
ロキシ−3−第三ブチル−5−カルボキシフェニル)ベ
ンゾトリアゾールのポリエチレングリコールエステルな
どの2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル類;フェニルサリシレート、レゾルシノールモノベン
ゾエート、2,4−ジ第三ブチルフェニル−3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシ
ル−3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエー
トなどのベンゾエート類;2−エチル−2’−エトキシ
オキザニリド、2−エトキシ−4’−ドデシルオキザニ
リドなどの置換オキザニリド類;エチル−α−シアノ−
β,β−ジフェニルアクリレート、メチル−2−シアノ
−3−メチル−3−(p−メトキシフェニル)アクリレ
ートなどのシアノアクリレート類などが挙げられる。
ば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−オクトキシベンゾフェノン、5,5’−メチレンビ
ス(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン)な
どの2−ヒドロキシベンゾフェノン類;2−(2−ヒド
ロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2−ヒドロキシ−5−第三オクチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−3,5−ジ第
三ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
2−(2−ヒドロキシ−3−第三ブチル−5−メチルフ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−
ヒドロキシ−3,5−ジクミルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2,2’−メチレンビス(4−第三オクチル−
6−ベンゾトリアゾリル)フェノール、2−(2−ヒド
ロキシ−3−第三ブチル−5−カルボキシフェニル)ベ
ンゾトリアゾールのポリエチレングリコールエステルな
どの2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル類;フェニルサリシレート、レゾルシノールモノベン
ゾエート、2,4−ジ第三ブチルフェニル−3,5−ジ
第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシ
ル−3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンゾエー
トなどのベンゾエート類;2−エチル−2’−エトキシ
オキザニリド、2−エトキシ−4’−ドデシルオキザニ
リドなどの置換オキザニリド類;エチル−α−シアノ−
β,β−ジフェニルアクリレート、メチル−2−シアノ
−3−メチル−3−(p−メトキシフェニル)アクリレ
ートなどのシアノアクリレート類などが挙げられる。
【0036】また、上記ヒンダードアミン系光安定剤と
しては、例えば、2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジルベンゾエート、N−(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)ドデシルコハク酸イミド、
1−〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオニルオキシエチル〕−2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル−(3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−ブチル−2
−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
マロネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン、テ
トラ(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ブタンテトラカルボキシレート、テトラ(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ブタンテ
トラカルボキシレート、ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)・ジ(トリデシル)ブタンテ
トラカルボキシレート、ビス(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジル)・ジ(トリデシル)ブタ
ンテトラカルボキシレート、3,9−ビス〔1,1−ジ
メチル−2−{トリス(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジルオキシカルボニルオキシ)ブチルカル
ボニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10−テトラオ
キサスピロ〔5.5〕ウンデカン、3,9−ビス〔1,
1−ジメチル−2−{トリス(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジルオキシカルボニルオキシ)
ブチルカルボニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10
−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、1,5,
8,12−テトラキス〔4,6−ビス{N−(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミ
ノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル〕−1,5,
8,12−テトラアザドデカン、1−(2−ヒドロキシ
エチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジノール/コハク酸ジメチル縮合物、2−第三オクチル
アミノ−4,6−ジクロロ−s−トリアジン/N,N’
−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミン縮合物、N,N’−ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘ
キサメチレンジアミン/ジブロモエタン縮合物等があげ
られる。
しては、例えば、2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジルベンゾエート、N−(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)ドデシルコハク酸イミド、
1−〔(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオニルオキシエチル〕−2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジル−(3,5−ジ第三ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−ブチル−2
−(3,5−ジ第三ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
マロネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン、テ
トラ(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ブタンテトラカルボキシレート、テトラ(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ブタンテ
トラカルボキシレート、ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)・ジ(トリデシル)ブタンテ
トラカルボキシレート、ビス(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジル)・ジ(トリデシル)ブタ
ンテトラカルボキシレート、3,9−ビス〔1,1−ジ
メチル−2−{トリス(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジルオキシカルボニルオキシ)ブチルカル
ボニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10−テトラオ
キサスピロ〔5.5〕ウンデカン、3,9−ビス〔1,
1−ジメチル−2−{トリス(1,2,2,6,6−ペ
ンタメチル−4−ピペリジルオキシカルボニルオキシ)
ブチルカルボニルオキシ}エチル〕−2,4,8,10
−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、1,5,
8,12−テトラキス〔4,6−ビス{N−(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミ
ノ}−1,3,5−トリアジン−2−イル〕−1,5,
8,12−テトラアザドデカン、1−(2−ヒドロキシ
エチル)−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジノール/コハク酸ジメチル縮合物、2−第三オクチル
アミノ−4,6−ジクロロ−s−トリアジン/N,N’
−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)ヘキサメチレンジアミン縮合物、N,N’−ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘ
キサメチレンジアミン/ジブロモエタン縮合物等があげ
られる。
【0037】その他必要に応じて、本発明の液状硫黄系
酸化防止剤は、重金属不活性化剤、p−t−ブチル安息
香酸アルミニウム・芳香族リン酸エステル金属塩・ロジ
ン酸金属塩・ベンジリデンソルビトール類などの造核
剤、アルカリ金属・アルカリ土類金属の脂肪族カルボン
酸塩、その他の金属石けん、有機錫化合物、可塑剤、エ
ポキシ化合物、発泡剤、アニオン系・ノニオン系帯電防
止剤、アルカリ金属によるカチオン成分の置換および過
塩素酸イオンなどによるアニオン成分の置換ならびに脱
水処理や脂肪酸などによる表面処理が行なわれていても
よいハイドロタルサイト類、ハロゲン系・リン系難燃
剤、難燃助剤、滑剤、加工助剤等と併用できる。これら
の併用し得る物が固体である場合には、粒径が小さいも
のが好ましい。
酸化防止剤は、重金属不活性化剤、p−t−ブチル安息
香酸アルミニウム・芳香族リン酸エステル金属塩・ロジ
ン酸金属塩・ベンジリデンソルビトール類などの造核
剤、アルカリ金属・アルカリ土類金属の脂肪族カルボン
酸塩、その他の金属石けん、有機錫化合物、可塑剤、エ
ポキシ化合物、発泡剤、アニオン系・ノニオン系帯電防
止剤、アルカリ金属によるカチオン成分の置換および過
塩素酸イオンなどによるアニオン成分の置換ならびに脱
水処理や脂肪酸などによる表面処理が行なわれていても
よいハイドロタルサイト類、ハロゲン系・リン系難燃
剤、難燃助剤、滑剤、加工助剤等と併用できる。これら
の併用し得る物が固体である場合には、粒径が小さいも
のが好ましい。
【0038】次に、本発明の液状複合酸化防止剤組成物
について説明すると、該液状複合酸化防止剤組成物は、
上述した本発明の液状硫黄系酸化防止剤に前記フェノー
ル系酸化防止剤を添加してなるものである。
について説明すると、該液状複合酸化防止剤組成物は、
上述した本発明の液状硫黄系酸化防止剤に前記フェノー
ル系酸化防止剤を添加してなるものである。
【0039】本発明の液状複合酸化防止剤組成物におけ
る液状硫黄系酸化防止剤とフェノール系酸化防止剤との
配合重量比(前者/後者)は、好ましくは1/10〜1
0/1、更に好ましくは1/5〜5/1である。この好
ましい範囲を外れると、併用による相乗効果が認められ
なくなる場合がある。
る液状硫黄系酸化防止剤とフェノール系酸化防止剤との
配合重量比(前者/後者)は、好ましくは1/10〜1
0/1、更に好ましくは1/5〜5/1である。この好
ましい範囲を外れると、併用による相乗効果が認められ
なくなる場合がある。
【0040】次に、本発明の合成樹脂組成物について説
明すると、該合成樹脂組成物は、前記合成樹脂に上述し
た本発明の液状硫黄系酸化防止剤を添加したものであ
る。
明すると、該合成樹脂組成物は、前記合成樹脂に上述し
た本発明の液状硫黄系酸化防止剤を添加したものであ
る。
【0041】本発明の合成樹脂組成物における液状硫黄
系酸化防止剤の添加量は、合成樹脂100重量部に対し
て、好ましくは0.001〜10重量部、更に好ましく
は0.005〜5重量部である。該添加量が0.001
重量部未満であると安定化効果が得られない場合があ
り、10重量部を超えても安定化効果は向上せず、経済
的に不利になる場合がある。
系酸化防止剤の添加量は、合成樹脂100重量部に対し
て、好ましくは0.001〜10重量部、更に好ましく
は0.005〜5重量部である。該添加量が0.001
重量部未満であると安定化効果が得られない場合があ
り、10重量部を超えても安定化効果は向上せず、経済
的に不利になる場合がある。
【0042】
【実施例】以下、本発明の液状硫黄系酸化防止剤が特異
的に液状となることを実施例(合成例)により示す。具
体的には、前記一般式(I)におけるnの異なるアルキ
ルチオプロピオン酸のペンタエリスリトールエステルに
おいて、本発明に係る前記一般式(I)におけるnの範
囲内に該当するものの合成例を実施例とし、該当しない
ものの合成例を比較例として示す。ただし、本発明は、
以下の実施例によって制限を受けるものではない。
的に液状となることを実施例(合成例)により示す。具
体的には、前記一般式(I)におけるnの異なるアルキ
ルチオプロピオン酸のペンタエリスリトールエステルに
おいて、本発明に係る前記一般式(I)におけるnの範
囲内に該当するものの合成例を実施例とし、該当しない
ものの合成例を比較例として示す。ただし、本発明は、
以下の実施例によって制限を受けるものではない。
【0043】アルキルチオプロピオン酸のペンタエリス
リトールエステルを合成する際に使用したアルキルチオ
プロピオン酸は、以下のようにして合成したものを用い
たが、本発明は以下の合成例により何ら制限を受けるも
のではない。
リトールエステルを合成する際に使用したアルキルチオ
プロピオン酸は、以下のようにして合成したものを用い
たが、本発明は以下の合成例により何ら制限を受けるも
のではない。
【0044】インナーオレフィン(ウンデセン/ドデセ
ン=1/1(モル/モル):NEODESEN INTERNAL OLEFIN
S C-11/12:シェル化学(株)製)644g(4モル)、
3−メルカプトプロピオン酸318g(3モル)および
アゾビスイソブチロニトリル2gを、フラスコ中で窒素
雰囲気下70℃から6時間かけて100℃まで昇温し
た。未反応物と過剰のオレフィンを減圧留去して、淡黄
色液体753g(収率94%)を得た。得られた液体は
酸価211(計算値210)であった。得られたアルキ
ルチオプロピオン酸はi-1112TPAとして以下の合
成に用いた。
ン=1/1(モル/モル):NEODESEN INTERNAL OLEFIN
S C-11/12:シェル化学(株)製)644g(4モル)、
3−メルカプトプロピオン酸318g(3モル)および
アゾビスイソブチロニトリル2gを、フラスコ中で窒素
雰囲気下70℃から6時間かけて100℃まで昇温し
た。未反応物と過剰のオレフィンを減圧留去して、淡黄
色液体753g(収率94%)を得た。得られた液体は
酸価211(計算値210)であった。得られたアルキ
ルチオプロピオン酸はi-1112TPAとして以下の合
成に用いた。
【0045】インナーオレフィン(ウンデセン/ドデセ
ン=1/1(モル/モル):NEODESEN INTERNAL OLEFIN
S C-11/12:シェル化学(株)製)を195〜205℃で
精留してインナーオレフィンのドデセンを精製し、得ら
れたドデセン672g(4モル)に3−メルカプトプロ
ピオン酸318g(3モル)およびアゾビスイソブチロ
ニトリル2gを加え、フラスコ中で窒素雰囲気下70℃
から6時間かけて100℃まで昇温した。未反応物と過
剰のオレフィンを減圧留去して、淡黄色液体781g
(収率95%)を得た。得られた液体は酸価205(計
算値204)であった。得られたアルキルチオプロピオ
ン酸はi-12TPAとして以下の合成に用いた。
ン=1/1(モル/モル):NEODESEN INTERNAL OLEFIN
S C-11/12:シェル化学(株)製)を195〜205℃で
精留してインナーオレフィンのドデセンを精製し、得ら
れたドデセン672g(4モル)に3−メルカプトプロ
ピオン酸318g(3モル)およびアゾビスイソブチロ
ニトリル2gを加え、フラスコ中で窒素雰囲気下70℃
から6時間かけて100℃まで昇温した。未反応物と過
剰のオレフィンを減圧留去して、淡黄色液体781g
(収率95%)を得た。得られた液体は酸価205(計
算値204)であった。得られたアルキルチオプロピオ
ン酸はi-12TPAとして以下の合成に用いた。
【0046】1−ドデセン672g(4モル)、3−メ
ルカプトプロピオン酸318g(3モル)、アゾビスイ
ソブチロニトリル2gをフラスコ中で窒素雰囲気下60
℃から4時間かけて80℃まで昇温した。未反応物と過
剰のオレフィンを減圧留去して、融点64℃の白色固体
806g(収率98%)を得た。得られた固体は酸価2
05(計算値204)であった。得られたアルキルチオ
プロピオン酸はn-12TPAとして以下の合成に用い
た。
ルカプトプロピオン酸318g(3モル)、アゾビスイ
ソブチロニトリル2gをフラスコ中で窒素雰囲気下60
℃から4時間かけて80℃まで昇温した。未反応物と過
剰のオレフィンを減圧留去して、融点64℃の白色固体
806g(収率98%)を得た。得られた固体は酸価2
05(計算値204)であった。得られたアルキルチオ
プロピオン酸はn-12TPAとして以下の合成に用い
た。
【0047】合成例 下記〔表1〕に示す種類のアルキルチオプロピオン酸;
下記〔表1〕に示す添加量(0.2モル)、ペンタエリ
スリトール8.61g(0.05モル)およびp−トル
エンスルホン酸0.3gをトルエン30g中で6時間還
流脱水した。冷却後、水洗して減圧脱溶媒して淡黄色液
体を得た。ただし、比較例1−1は固化したのでイソプ
ロパノールより再結晶して白色固体を得た。得られた液
体は屈折率を測定し、固体は融点を測定した。また、液
体は室温1週間後の沈澱の有無により保存安定性を評価
した。それらの結果を下記〔表1〕に示す。
下記〔表1〕に示す添加量(0.2モル)、ペンタエリ
スリトール8.61g(0.05モル)およびp−トル
エンスルホン酸0.3gをトルエン30g中で6時間還
流脱水した。冷却後、水洗して減圧脱溶媒して淡黄色液
体を得た。ただし、比較例1−1は固化したのでイソプ
ロパノールより再結晶して白色固体を得た。得られた液
体は屈折率を測定し、固体は融点を測定した。また、液
体は室温1週間後の沈澱の有無により保存安定性を評価
した。それらの結果を下記〔表1〕に示す。
【0048】
【表1】
【0049】また、エマルジョンとしての保存安定性
を、実施例および比較例により得られた硫黄系酸化防止
剤100重量部、水100重量部、ノニオン系界面活性
剤0.1重量部をミキサーでエマルジョン化して室温で
一週間および一ヵ月後の沈澱の有無により評価した。沈
澱が生じたものを×とした。それらの結果を下記〔表
2〕に示す。
を、実施例および比較例により得られた硫黄系酸化防止
剤100重量部、水100重量部、ノニオン系界面活性
剤0.1重量部をミキサーでエマルジョン化して室温で
一週間および一ヵ月後の沈澱の有無により評価した。沈
澱が生じたものを×とした。それらの結果を下記〔表
2〕に示す。
【0050】
【表2】
【0051】また、合成樹脂組成物における酸化防止剤
としての性能を以下の配合において評価した。ポリプロ
ピレン100重量部に、カルシウムステアレート0.1
重量部、テトラキス〔3−(3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕メタン0.1重
量部、トリス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフ
ァイト0.1重量部および硫黄系酸化防止剤(下記〔表
3〕参照)を添加して、230℃で押し出し加工してペ
レットを得た。得られたペレットを230℃で射出成形
して1mm厚の試験片を作製した。160℃ギヤオーブ
ン中での黒化時間により耐熱性を評価した。その結果を
下記〔表3〕に示す。
としての性能を以下の配合において評価した。ポリプロ
ピレン100重量部に、カルシウムステアレート0.1
重量部、テトラキス〔3−(3,5−ジ第三ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕メタン0.1重
量部、トリス(2,4−ジ第三ブチルフェニル)ホスフ
ァイト0.1重量部および硫黄系酸化防止剤(下記〔表
3〕参照)を添加して、230℃で押し出し加工してペ
レットを得た。得られたペレットを230℃で射出成形
して1mm厚の試験片を作製した。160℃ギヤオーブ
ン中での黒化時間により耐熱性を評価した。その結果を
下記〔表3〕に示す。
【0052】
【表3】
【0053】
【発明の効果】本発明の液状硫黄系酸化防止剤は、アル
キルチオプロピオン酸とペンタエリスリトールとのエス
テル化合物において、アルキル基の構造が特定の分岐構
造を有する化合物であって、液状で揮散性が小さい性質
を有するものである。
キルチオプロピオン酸とペンタエリスリトールとのエス
テル化合物において、アルキル基の構造が特定の分岐構
造を有する化合物であって、液状で揮散性が小さい性質
を有するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記〔化1〕の一般式(I)で表される
液状硫黄系酸化防止剤。 【化1】 - 【請求項2】 請求項1記載の液状硫黄系酸化防止剤に
フェノール系酸化防止剤を添加してなる液状複合酸化防
止剤組成物。 - 【請求項3】 請求項1記載の液状硫黄系酸化防止剤を
添加された合成樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23502896A JPH1081876A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 液状硫黄系酸化防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23502896A JPH1081876A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 液状硫黄系酸化防止剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1081876A true JPH1081876A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=16980018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23502896A Pending JPH1081876A (ja) | 1996-09-05 | 1996-09-05 | 液状硫黄系酸化防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1081876A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007177224A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-07-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 顆粒の製造方法 |
| JP2011105847A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリカーボネート樹脂組成物及びポリカーボネート樹脂成形品 |
| JP4820865B2 (ja) * | 2006-04-21 | 2011-11-24 | 三井化学株式会社 | ペンタエリスリトールメルカプトカルボン酸エステルの製造方法 |
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1996
- 1996-09-05 JP JP23502896A patent/JPH1081876A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007177224A (ja) * | 2005-12-02 | 2007-07-12 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 顆粒の製造方法 |
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| JP2011105847A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリカーボネート樹脂組成物及びポリカーボネート樹脂成形品 |
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