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JPH1081631A - 癌転移または再発抑制剤 - Google Patents

癌転移または再発抑制剤

Info

Publication number
JPH1081631A
JPH1081631A JP19122097A JP19122097A JPH1081631A JP H1081631 A JPH1081631 A JP H1081631A JP 19122097 A JP19122097 A JP 19122097A JP 19122097 A JP19122097 A JP 19122097A JP H1081631 A JPH1081631 A JP H1081631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
pharmaceutical preparation
substituent
cancer
preparation according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19122097A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Sudo
勝一 須藤
Kouji Hougan
孝司 宝官
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP19122097A priority Critical patent/JPH1081631A/ja
Publication of JPH1081631A publication Critical patent/JPH1081631A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】癌転移または再発の抑制のための医薬製剤を提
供する。 【解決手段】血管新生阻害作用物質を含有する医薬製
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、癌の転移または再
発を抑制のための血管新生阻害作用物質を含有する医薬
製剤およびその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化学療法剤による癌の治療においては、
その毒性が強いために高用量や長期の反復投与に限界が
あり、化学療法剤による従来の治療では癌の転移、再発
の抑制や延命などの点で十分な効果が期待できないのが
現状である。したがって、癌の転移、再発抑制を達成す
るために、長期投与が可能で、かつ優れた治療効果を有
する薬剤や治療法の期待は大きい。癌が転移を形成する
ためには、腫瘍原発巣からの癌細胞の遊離、血管内への
侵入、血管内の移動、血管基底膜への接着、血管外への
脱出、転移臓器内での増殖などの過程を経過する。した
がって、癌転移抑制薬は、これらのいずれかの過程を阻
害する薬剤であり、癌細胞の増殖を直接阻害する、ある
いは癌細胞を殺すタイプの抗癌剤とは異なるものである
〔バイオサイエンス・シリーズ(BioscienceSeries)、
「癌の悪性化と転移」、清木元治 編、中外医学社、1
993年〕。一方、特開平3−7270号公報および特
開平3−7271号公報には血管新生阻害作用を有する
フマギロール誘導体が抗癌剤として有用であることが開
示されている。特開平4−297469号公報および特
開平6−228202号公報には、フマギロール誘導体
とシクロデキストリンとの複合体が開示されている。特
開平7−149634号公報には、フマギロール誘導体
と白金錯体とからなる抗腫瘍剤が開示されている。特開
平7−242544号公報には、フマギロール誘導体と
代謝拮抗剤とからなる抗腫瘍剤が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】癌患者に対する負担が
少なくて安全に長期投与できる、優れた癌転移、再発抑
制作用を有する医薬品の開発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題点に鑑み、種々鋭意検討した結果、既存の化学療法剤
とは異なるタイプの緩和で長期間使用可能な血管新生阻
害作用物質を用いることにより、癌の転移、再発の予
防、および延命効果が得られることを見出し、これらに
基づいて本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は(1)血管新生阻害作
用物質を含有する癌再発の抑制のための医薬製剤、
(2)血管新生阻害作用物質がフマギロール誘導体であ
る前記(1)記載の医薬製剤、(3)フマギロール誘導
体が一般式
【化2】 〔式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基、
2は置換基を有していてもよい炭化水素基またはアシ
ル基を示す。〕で表される化合物またはその塩である前
記(2)記載の医薬製剤、(4)R1が置換基を有してい
てもよい脂肪族炭化水素基である前記(3)記載の医薬
製剤、(5)R1が置換基を有していてもよいアルキル
基または置換基を有していてもよいアルケニル基である
前記(3)記載の医薬製剤、(6)R1が置換基を有して
いてもよい2−メチルプロピル基または置換基を有して
いてもよい2−メチル−1−プロペニル基である前記
(3)記載の医薬製剤、(7)R2がアシル基である前記
(3)記載の医薬製剤。(8)R2が置換基を有していて
もよいカルバモイル基である前記(3)記載の医薬製
剤、(9)R1が置換基を有していてもよいアルキル基
または置換基を有していてもよいアルケニル基、かつR
2がアシル基である前記(3)記載の医薬製剤、(10)
アシル基が置換基を有していてもよいアルカノイル基、
置換基を有していてもよいアロイル基、置換基を有して
いてもよい複素環カルボニル基、置換基を有していても
よいカルバモイル基または置換基を有していてもよいチ
オカルバモイル基である前記(9)記載の医薬製剤、
(11)R1が2−メチルプロピル基または2−メチル
−1−プロペニル基である前記(9)記載の医薬製剤、
(12)アシル基が置換基を有していてもよいカルバモ
イル基である前記(9)記載の医薬製剤、(13)アシ
ル基がモノクロロアセチルまたはジクロロアセチルで置
換されたカルバモイル基である前記(9)記載の医薬製
剤、(14)血管新生阻害作用物質が6−O−(N−ク
ロロアセチルカルバモイル)フマギロールまたはその塩
である前記(1)記載の医薬製剤、(15)血管新生阻
害作用物質とシクロフォスファミドとを併用することを
特徴とする医薬製剤。(16)癌転移または再発抑制剤
である前記(15)記載の医薬製剤、(17)さらにシス
プラチンおよび/またはフルオロウラシルを併用するこ
とを特徴とする前記(15)記載の医薬製剤、(18)血
管新生阻害作用物質とシスプラチンとを併用することを
特徴とする癌再発抑制剤、(19)他の癌化学療法剤投
与後に血管新生阻害作用物質を単独ないし反復投与する
ことを特徴とする医薬製剤、(20)癌転移または再発
抑制剤である前記(19)記載の医薬製剤、(21)他の
癌化学療法剤がシクロフォスファミドである前記(19)
記載の医薬製剤、(22)血管新生阻害作用物質を含有
する癌患者の生存期間を延長するための医薬製剤、(2
3)手術、放射線療法、温熱療法、凍結療法および/ま
たはレーザー焼灼療法を適用した後に血管新生阻害物質
を投与することを特徴とする癌治療用医薬製剤、(2
4)血管新生阻害作用物質を長期反復投与する前記(2
3)記載の医薬製剤、(25)他の癌化学療法剤の抗腫
瘍活性、癌転移抑制活性または癌再発抑制活性を増強す
るための血管新生阻害作用物質の使用、(26)癌転移
または再発を抑制する医薬製剤を製造するための血管新
生阻害作用物質の使用、(27)癌患者の生存期間を延
長する医薬製剤を製造するための血管新生阻害物質の使
用、(28)癌患者のクオリティ・オブ・ライフ(Qual
ity of Life)を向上させる医薬製剤を製造するための
血管新生阻害物質の使用、(29)6−O−(N−クロ
ロアセチルカルバモイル)フマギロールを含有すること
を特徴とする脳腫瘍治療剤、(30)6−O−(N−ク
ロロアセチルカルバモイル)フマギロールを含有するこ
とを特徴とする乳癌治療剤、(31)6−O−(N−ク
ロロアセチルカルバモイル)フマギロールを含有するこ
とを特徴とする子宮頸癌治療剤、(32)6−O−(N
−クロロアセチルカルバモイル)フマギロールを含有す
ることを特徴とする膵臓癌治療剤、(33)6−O−
(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロールを含
有することを特徴とする腎臓癌治療剤、(34)6−O
−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロールを
含有することを特徴とする白血病治療剤、(35)6−
O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロール
を含有することを特徴とする大腸癌治療剤、(36)6
−O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロー
ルを含有することを特徴とするカポジ肉腫治療剤、(3
7)6−O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマ
ギロールを含有することを特徴とする悪性黒色腫治療
剤、(38)6−O−(N−クロロアセチルカルバモイ
ル)フマギロールを含有することを特徴とする脳への腫
瘍転移抑制剤などに関する。
【0006】本発明において用いられる血管新生阻害作
用物質としては、例えば(1)フマギロール誘導体、(2)多
糖類、(3)エポネマイシン、(4)ペントサン・ポリサルフ
ェイト、(5)レプリスタチン、(6)DS−4152、(7)
ラミニンの断片、(8)DC101などのFLK−1/K
DRを含むVEGF受容体に対する抗体、(9)VEGF
に対する抗体、(10)マリマスタットなどのコラゲナーゼ
阻害薬、(11)アンギオスタチン、(12)エンドスタチン、
(13)PF−4およびその誘導体などが挙げられるが、例
えばフマギロール誘導体などが汎用される。該「フマギ
ロール誘導体」としては、例えば一般式〔I〕:
【化3】 〔式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基、
2は置換基を有していてもよい炭化水素基またはアシ
ル基を示す。〕で表される化合物またはその塩などが挙
げられる。
【0007】前記一般式〔I〕中、R1およびR2で表さ
れる「置換基を有していてもよい炭化水素基」の「炭化
水素基」としては、例えば脂肪族炭化水素基または環状
炭化水素基が用いられる。該「脂肪族炭化水素基」とし
ては、例えば炭素数1ないし20の脂肪族炭化水素基
(例えば、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基な
ど)などが挙げられる。該「環状炭化水素基」として
は、例えば炭素数3ないし20の環状炭化水素基(例え
ば、シクロアルキル基、シクロアルケニル基、アリール
基など)などが挙げられる。該「アルキル基」は、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、2−プロピル、1−エ
チルプロピル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチ
ルプロピル、1,1−ジメチルエチル、1,1−ジメチ
ルブチル、2,2−ジメチルブチル、ペンチル、3−メ
チルブチル、2,2−ジメチルプロピル、ヘキシルなど
のC1-10アルキル基などが好ましい。該「アルケニル
基」は、例えばエテニル、2−プロペニル、1−メチル
エテニル、ブテニル、2−メチル−1−プロペニル、2
−メチル−2−プロペニル、1−メチル−2−プロペニ
ル、2−ペンテニル、3−ペンテニル、4−ペンテニ
ル、2−ヘキセニル、3−ヘキセニル、5−ヘキセニル
などのC2-10アルケニル基などが好ましい。該「アルキ
ニル基」は、例えばエチニル、2−プロピニル、2−ブ
チン−1−イル、3−ブチン−2−イル、1−ペンチン
−3−イル、3−ペンチン−1−イル、4−ペンチン−
2−イル、3−ヘキシン−1−イルなどのC2-10アルキ
ニル基などが好ましい。該「シクロアルキル基」は、例
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシルなどのC3-10シクロアルキル基などが好
ましい。該「シクロアルケニル基」は、例えばシクロブ
テニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロ
ヘキサジエニルなどのC3-10シクロアルケニル基などが
好ましい。該「アリール基」は、例えばフェニル、1−
ナフチル、2−ナフチルなどのC6-14アリール基などが
好ましい。R1で表される「炭化水素基」としては、炭
素数1ないし20の脂肪族炭化水素基(例えば、アルキ
ル基、アルケニル基など)が好ましい。さらに好ましい
ものとしては、例えば2−メチルプロピル基、2−メチ
ル−1−プロペニル基などが挙げられる。R2で表され
る「炭化水素基」としては、例えば炭素数1ないし20
の脂肪族炭化水素基(例えば、アルキル基、アルケニル
基など)などが汎用される。
【0008】前記一般式〔I〕中、R2で表される「アシ
ル基」としては、例えば置換基を有していてもよいアル
カノイル基、置換基を有していてもよいアロイル基、置
換基を有していてもよい複素環カルボニル基、置換基を
有していてもよいカルバモイル基、置換基を有していて
もよいチオカルバモイル基、置換基を有していてもよい
アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいアリ
ールスルホニル基、置換基を有していてもよいスルファ
モイル基、置換基を有していてもよいアルコキシカルボ
ニル基、置換基を有していてもよいアリールオキシカル
ボニル基などが挙げられる。これらの中では、例えば置
換基を有していてもよいアルカノイル基、置換基を有し
ていてもよいアロイル基、置換基を有していてもよい複
素環カルボニル基、置換基を有していてもよいカルバモ
イル基、置換基を有していてもよいチオカルバモイル基
などが好ましく、特に置換基を有していてもよいカルバ
モイル基が汎用される。
【0009】該「置換基を有していてもよいアルカノイ
ル基」の「アルカノイル基」としては、例えばC1-20
ルカノイル基(例えば、ホルミル、アセチル、プロピオ
ニル、イソプロピオニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘ
キサノイル、ヘプタノイル、オクタノイル、ノナノイ
ル、ラウロイル、ウンデカノイル、ミリストイル、パル
ミトイル、ステアロイルなど)などが挙げられ、特にC
1-6アルカノイル基(例えば、ホルミル、アセチル、プ
ロピオニル、イソプロピオニル、ブチリル、ペンタノイ
ル、ヘキサノイルなど)などが汎用される。
【0010】該「置換基を有していてもよいアロイル
基」の「アロイル基」としては、例えばC7-16アロイル
基(例えば、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフト
イルなど)などが挙げられる。該「置換基を有していて
もよい複素環カルボニル基」の「複素環カルボニル基」
としては、炭素原子以外にヘテロ原子(例えば、窒素、
酸素、硫黄など)を1ないし4個含む5または6員複素
環カルボニル基(例えば、3−ピロリルカルボニル、2
−イミダゾリルカルボニル、1−ピラゾリルカルボニ
ル、3−イソチアゾリルカルボニル、3−イソオキサゾ
リルカルボニル、ピラジニルカルボニル、2−ピリミジ
ニルカルボニル、3−ピラジニルカルボニル、2−イン
ドリジニルカルボニル、2−イソインドリルカルボニ
ル、1−インドリルカルボニル、2−フロイル、2−テ
ノイル、ニコチニル、イソニコチニル、モルホリノカル
ボニル、ピペリジノカルボニル、ピペラジノカルボニル
など)などが挙げられる。
【0011】該「置換基を有していてもよいアルキルス
ルホニル基」の「アルキルスルホニル基」としては、例
えばC1-20アルキルスルホニル基(例えば、メチルスル
ホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソ
プロピルスルホニルなど)などが挙げられ、特にC1-6
アルキルスルホニル基(例えば、メチルスルホニル、エ
チルスルホニル、プロピルスルホニルなど)などが汎用
される。該「置換基を有していてもよいカルバモイル
基」の「カルバモイル基」は、カルバモイル基、モノ置
換カルバモイル基、ジ置換カルバモイル基などを含み、
その置換基としては、例えばC1-6アルキル基(例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチルなど)、C6-14アリール基(例えば、フ
ェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなど)、C7-16
ラルキル基(例えば、ベンジルなど)、C1-6アルカノ
イル基(例えば、アセチル、プロピオニル、イソプロピ
オニル、ブチリルなど)、C7-16アロイル基(例えば、
ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイルなど)、
5または6員の複素環カルボニル基(例えば、3−ピロ
リルカルボニル、2−イミダゾリルカルボニル、1−ピ
ラゾリルカルボニル、3−イソチアゾリルカルボニル、
3−イソオキサゾリルカルボニル、ピラジニルカルボニ
ル、2−ピリミジニルカルボニル、3−ピラジニルカル
ボニル、2−インドリジニルカルボニル、2−イソイン
ドリルカルボニル、1−インドリルカルボニル、2−フ
ロイル、2−テノイル、ニコチニル、イソニコチニル、
モルホリノカルボニル、ピペリジノカルボニル、ピペラ
ジノカルボニルなど)などが挙げられる。該「置換基を
有していてもよいカルバモイル基」の好ましい例として
は、例えばモノ−またはジ−C1-6アルカノイル−カル
バモイル基(例えば、アセチルカルバモイルなど)など
が挙げられる。
【0012】該「置換基を有していてもよいチオカルバ
モイル基」の「チオカルバモイル基」は、チオカルバモ
イル基、モノ置換チオカルバモイル基、ジ置換チオカル
バモイル基などを含み、その置換基としては、例えばC
1-6アルキル基(例えば、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチルなど)、C6-14アリ
ール基(例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチ
ルなど)、C7-16アラルキル基(例えば、ベンジルな
ど)、C1-6アルカノイル基(例えば、アセチル、プロ
ピオニル、イソプロピオニル、ブチリルなど)、C7-16
アロイル基(例えば、ベンゾイル、1−ナフトイル、2
−ナフトイルなど)、5または6員の複素環カルボニル
基(例えば、3−ピロリルカルボニル、2−イミダゾリ
ルカルボニル、1−ピラゾリルカルボニル、3−イソチ
アゾリルカルボニル、3−イソオキサゾリルカルボニ
ル、ピラジニルカルボニル、2−ピリミジニルカルボニ
ル、3−ピラジニルカルボニル、2−インドリジニルカ
ルボニル、2−イソインドリルカルボニル、1−インド
リルカルボニル、2−フロイル、2−テノイル、ニコチ
ニル、イソニコチニル、モルホリノカルボニル、ピペリ
ジノカルボニル、ピペラジノカルボニルなど)などが挙
げられる。該「置換基を有していてもよいチオカルバモ
イル基」の好ましい例としては、例えばモノ−またはジ
−C1-6アルカノイル−チオカルバモイル基(例えば、
アセチルチオカルバモイルなど)などが挙げられる。
【0013】該「置換基を有していてもよいアリールス
ルホニル基」の「アリールスルホニル基」としては、例
えばC6-14アリールスルホニル基(例えば、ベンゼンス
ルホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルスル
ホニルなど)などが挙げられる。該「置換基を有してい
てもよいスルファモイル基」の「スルファモイル基」
は、スルファモイル基、モノ置換スルファモイル基、ジ
置換スルファモイル基などを含み、その置換基として
は、例えばC1-6アルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチルな
ど)、C6-14アリール基(例えば、フェニル、1−ナフ
チル、2−ナフチルなど)、C7-16アラルキル基(例え
ば、ベンジルなど)などが挙げられる。
【0014】該「置換基を有していてもよいアルコキシ
カルボニル基」の「アルコキシカルボニル基」として
は、例えばC1-20アルコキシ−カルボニル基(例えば、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキシカル
ボニル、イソブトキシカルボニルなど)などが挙げら
れ、例えばC1-6アルコキシ−カルボニル基(例えば、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニルなど)などが汎用される。該「置換基を有し
ていてもよいアリールオキシカルボニル基」の「アリー
ルオキシカルボニル基」とは、C6-14アリールオキシ−
カルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル、1−ナ
フチルオキシカルボニル、2−ナフチルオキシカルボニ
ルなど)などを示す。
【0015】前記一般式〔I〕中、R1およびR2で表さ
れる置換基を有していてもよい炭化水素基およびそれぞ
れ置換されていてもよいアルカノイル、アロイル、複素
環カルボニル、カルバモイル、チオカルバモイル、アル
キルスルホニル、アリールスルホニル、スルファモイ
ル、アルコキシカルボニルおよびアリールオキシカルボ
ニルにおける置換基としては、特に限定されないが、例
えばアミノ基、モノ−またはジ−C1-6アルキルアミノ
基(例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルア
ミノ、イソプロピルアミノ、ジメチルアミノ、ジエチル
アミノなど)、モノ−またはジ−C6-10アリールアミノ
基(例えば、フェニルアミノ、ジフェニルアミノな
ど)、モノ−またはジ−C7-11アラルキルアミノ基(例
えば、ベンジルアミノ、ジベンジルアミノなど)、アジ
ド基、ニトロ基、ハロゲン(例えば、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素など)、ヒドロキシル基、C1-6アルコキシ
基(例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシなど)、C6-10アリールオキシ基
(例えば、フェノキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフ
チルオキシなど)、C7-11アラルキルオキシ基(例え
ば、ベンジルオキシなど)、ホルミルオキシ基、C1-6
アルキル−カルボニルオキシ基(例えば、アセトキシ、
プロピオニルオキシなど)、C6-10アリール−カルボニ
ルオキシ基(例えば、ベンゾイルオキシなど)、C7-11
アラルキル−カルボニルオキシ基(例えば、ベンジルカ
ルボニルオキシなど)、スルホニルオキシ基、C1-6
ルキルスルホニルオキシ基(例えば、メチルスルホニル
オキシなど)、メルカプト基、C1-6アルキルチオ基
(例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イ
ソプロピルチオなど)、C6-10アリールチオ基(例え
ば、フェニルチオ、1−ナフチルチオ、2−ナフチルチ
オなど)、C7-11アラルキルチオ基(例えば、ベンジル
チオなど)、ホスホノオキシ基、シアノ基、カルバモイ
ル基、モノ−またはジ−C1-6アルキルカルバモイル基
(例えば、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、
ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイルなど)、
モノ−またはジ−C6-10アリールカルバモイル基(例え
ば、フェニルカルバモイル、ジフェニルカルバモイルな
ど)、モノ−またはジ−C7-11アラルキルカルバモイル
基(例えば、ベンジルカルバモイル、ジベンジルカルバ
モイルなど)、カルボキシル基、C1-6アルコキシ−カ
ルボニル基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニルなど)、C6-10アリールオキシ−カルボニル基
(例えば、フェノキシカルボニル、1−ナフチルオキシ
カルボニル、2−ナフチルオキシカルボニルなど)、C
7-11アラルキルオキシ−カルボニル基(例えば、ベンジ
ルオキシカルボニルなど)、ホルミル基、C1-6アルキ
ル−カルボニル基(例えば、アセチル、プロピオニル、
イソプロピオニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘキサノ
イルなど)、C6-10アリール−カルボニル基(例えば、
ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフトイルなど)、
7-11アラルキル−カルボニル基(例えば、ベンジルカ
ルボニルなど)、スルホ基、C1-6アルキルスルフィニ
ル基(例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニ
ルなど)、C6-10アリールスルフィニル基(例えば、ベ
ンゼンスルフィニル、1−ナフチルスルフィニル、2−
ナフチルスルフィニルなど)、C1-6アルキルスルホニ
ル基(例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)、C6-10アリールスルホニル基(例えば、ベンゼン
スルホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナフチルス
ルホニルなど)、C1-6アルキル基(例えば、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
sec−ブチルなど)、C2-6アルケニル基(例えば、ビニ
ル、アリル、2−ブテニルなど)、C2-6アルキニル基
(例えば、エチニル、プロパルギルなど)、C3-6シク
ロアルキル基(例えば、シクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、C3-6
クロアルケニル基(例えば、シクロブテニル、シクロペ
ンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルな
ど)、C6-10アリール基(例えば、フェニル、1−ナフ
チル、2−ナフチルなど)、1ないし3環式複素環基
(例えば、窒素、酸素、硫黄から選ばれたヘテロ原子を
1ないし4個含む5または6員環1ないし3個から形成
される複素環基:ピリジル、ピラジル、ピリミジル、キ
ノリル、イソキノリル、インドリル、イソインドリル、
インダゾーリル、ピリダジニル、イミダゾリル、ピラゾ
リル、ピロリル、フリル、ベンゾフラニル、チエニル、
ベンゾチエニル、ベンズイミダゾリル、キナゾリル、ピ
ロリジニル、ピロリニル、イミダゾリジニル、イミダゾ
リニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、ピペリジル、
ピペラジニル、インドリジル、イソインドリジル、モル
ホリニルなど)、1ないし3環式複素環チオ基(例え
ば、前記の複素環基にチオ基が結合した基、具体的に
は、4−ピリジルチオ、2−ピリミジルチオ、1,3,4
−チアジアゾール−2−イルチオ、5−テトラゾリルチ
オ、2−ベンゾチアゾリルチオ、8−キノリルチオな
ど)などが用いられる。これらの置換基は、「炭化水素
基」および「アシル基」上に化学的に許容される範囲に
おいて置換され、この置換基の置換基数は1ないし5、
好ましくは1ないし3個である。ただし、置換基の数が
2個以上の場合は同一または異なっていてもよい。これ
らの置換基は、化学的に許されるならば、さらに、アミ
ノ基、モノ−またはジ−C1-6アルキルアミノ基、ニト
ロ基、ハロゲン、ヒドロキシル基、C1-6アルコキシ
基、C1-6アルキル−カルボニルオキシ基、スルホニル
オキシ基、C1-6アルキルスルホニルオキシ基、メルカ
プト基、C1-6アルキルチオ基、ホスホノオキシ基、シ
アノ基、カルバモイル基、モノ−またはジ−C1-6アル
キルカルバモイル基、カルボキシル基、C1-6アルコキ
シ−カルボニル基、ホルミル基、C1-6アルキル−カル
ボニル基、スルホ基、C1-6アルキルスルフィニル基な
どから選ばれる1ないし3個の置換基を有していてもよ
い。
【0016】前記一般式〔I〕中、R1は、置換基を有し
ていてもよい炭化水素基を示すが、中でも、置換基を有
していてもよいアルキル基または置換基を有していても
よいアルケニル基が好ましく、特に置換基を有していて
もよい2−メチル−1−プロペニル基または置換基を有
していてもよい2−メチルプロピル基である場合が汎用
される。R1としては、例えばヒドロキシル基、ジ−C
1-6アルキルアミノ基(例えば、ジメチルアミノなど)
などで置換されていてもよい2−メチル−1−プロペニ
ルまたは2−メチルプロピル基などが好ましい。R1
して最も汎用されるものは、無置換の2−メチル−1−
プロペニル基、2−メチルプロピル基である。前記一般
式〔I〕中、R2は置換基を有していてもよい炭化水素基
またはアシル基を示すが、中でもアシル基が好ましく、
特に置換基を有していてもよいアルカノイル基、置換基
を有していてもよいアロイル基、置換基を有していても
よい複素環カルボニル基、置換基を有していてもよいカ
ルバモイル基、置換基を有していてもよいチオカルバモ
イル基などが好ましく、置換基を有してもよいカルバモ
イル基などが最も好ましい。
【0017】前記一般式〔I〕におけるR1およびR2
好ましい例としては、例えば、以下の(A)から(N)
である。 (A)R1が置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素
基である。 (B)R1が置換基を有していてもよいアルキル基また
は置換基を有していてもよいアルケニル基である。 (C)R1が置換基を有していてもよい2−メチルプロ
ピル基または置換基を有していてもよい2−メチル−1
−プロペニル基である。 (D)R1が2−メチルプロピル基または2−メチル−
1−プロペニル基である。 (E)R2がアシル基である。 (F)R2が置換基を有していてもよいアルカノイル
基、置換基を有していてもよいアロイル基、置換基を有
していてもよい複素環カルボニル基、置換基を有してい
てもよいカルバモイル基または置換基を有していてもよ
いチオカルバモイル基である。 (G)R2が置換基を有していてもよいカルバモイル基
である。 (H)R2が置換基を有していてもよいモノ−C1-6アル
カノイル−カルバモイル基である。 (I)R2が1ないし3個のハロゲンを有していてもよ
いモノ−C1-6アルカノイル−カルバモイル基である。 (J)R2がモノクロロアセチルまたはジクロロアセチ
ルで置換されたカルバモイル基である。 (K)R2がC1-6アルキル基で置換されたカルバモイル
基である。 (L)R2がモノ−C1-6アルキル−カルバモイル基であ
る。 (M)一般式〔I〕が6−O−(N−クロロアセチルカ
ルバモイル)フマギロールまたはその塩である。 (N)一般式〔I〕が6−O−(N−メチルカルバモイ
ル)フマギロールまたはその塩である。
【0018】血管新生阻害作用物質の中で、例えば前記
一般式〔I〕で表されるフマギロール誘導体またはその
塩は、例えば特開平3−7270および特開平3−72
71に記載される方法あるいはこれらに準じた方法など
を用いて製造することができる。
【0019】前記一般式〔I〕で表されるフマギロール
誘導体が、塩基性基を含む場合は、自体公知またはそれ
に準じた方法により医薬的に許容される酸付加塩として
得ることができる。このような酸としては、例えば無機
酸(例えば、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸など)、
有機酸(例えば、酢酸、トリフルオロ酢酸、コハク酸、
マレイン酸、フマール酸、プロピオン酸、クエン酸、酒
石酸、りんご酸、乳酸、蓚酸、メタンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸など)およびアミノ酸(例えば、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸など)などが挙げられる。
またフマギロール誘導体が、酸性基を含む場合は、自体
公知またはそれに準じた方法により医薬的に許容される
塩基との塩とすることができる。このような塩基として
は、例えばアルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウ
ムなど)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウム、マ
グネシウムなど)、有機塩基(例えば、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、ピリジン、ピペリジン、エタノ
ールアミンなど)、アルミニウム、アンモニウムなどが
挙げられる。
【0020】血管新生阻害作用物質は、水和物質であっ
ても非水和物であってもよい。本発明の医薬製剤は、毒
性が低く副作用も少ないので、哺乳動物(例えば、ヒ
ト、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、サル、マウス、ラットな
ど、特にヒト)における種々の疾患(例えば、癌の再発
および他の臓器への転移など)の予防および/または治
療に有効で、かつ長期投与が可能である。
【0021】前記「血管新生阻害作用物質」は、原末の
ままで用いてもよいが、通常、下記の医薬製剤用担体を
適宜、適量用いて、常法に従って製剤化される。該「医
薬製剤用担体」としては、例えば賦形剤(例えば、炭酸
カルシウム、カオリン、炭酸水素ナトリウム、乳糖、D
−マンニトール、澱粉類、結晶セルロース、タルク、グ
ラニュー糖、多孔性物質など)、結合剤(例えば、ゴム
類、アルファ化澱粉、ゼラチン、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、プル
ランなど)、増粘剤(例えば、天然ガム類、セルロース
誘導体、アクリル酸誘導体など)、崩壊剤(例えば、カ
ルボキシメチルセルロースカルシウム、クロスカルメロ
ースナトリウム、クロスポビドン、低置換度ヒドロキシ
プロピルセルロース、部分アルファ化澱粉など)、溶剤
(例えば、注射用水、アルコール、プロピレングリコー
ル、マクロゴール、ゴマ油、トウモロコシ油など)、分
散剤(例えば、ツイーン80、HCO60、ポリエチレ
ングリコール、カルボキシメチルセルロース、アルギン
酸ナトリウムなど)、溶解補助剤(例えば、ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、D−マンニトー
ル、安息香酸ベンジル、エタノール、トリスアミノメタ
ン、トリエタノールアミン、炭酸ナトリウム、クエン酸
ナトリウムなど)、懸濁化剤(例えば、ステアリルトリ
エタノールアミン、ラウリル硫酸ナトリウム、塩化ベン
ザルコニウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ヒドロキシメチルセルロースなど)、無痛化剤
(例えば、ベンジルアルコールなど)、等張化剤(例え
ば、塩化ナトリウム、グリセリンなど)、緩衝剤(例え
ば、リン酸塩、酢酸塩、炭酸塩、クエン酸塩など)、滑
沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸カルシウム、タルク、澱粉類、安息香酸ナトリウムな
ど)、着色剤(例えば、タール色素、カラメル、三二酸
化鉄、酸化チタン、リボフラビン類など)、矯味剤(例
えば、甘味類、香料など)、安定剤(例えば、亜硫酸ナ
トリウム、アスコルビン酸など)、保存剤(例えば、パ
ラベン類、ソルビン酸など)、生体内分解性高分子重合
物(例えば、乳酸−グリコール酸共重合体、乳酸−酪酸
共重合体など)、シクロデキストリン(例えば、マルト
シル−β−シクロデキストリン、マルトシル−β−シク
ロデキストリンカルボン酸など)、水酸化ナトリウムお
よびミグリオール類などが挙げられる。また、副作用軽
減のために、例えば還元剤(例えば、ビタミンCな
ど)、ステロイド性抗炎症薬、非ステロイド性抗炎症薬
などを用いてもよい。
【0022】本発明の医薬製剤に含有される血管新生阻
害作用物質は下記の疾病を治療および予防するのに有効
な量を含有し、通常、製剤全体の約0.1ないし約10
0重量%である。また、本発明で用いられる医薬製剤
は、前記「血管新生阻害作用物質」またはその医薬的に
許容される塩以外の医薬活性成分(例えば、以下に示さ
れる抗腫瘍剤など)を含有していてもよく、これらの成
分は本発明の目的が達成される限り特に限定されず、適
宜適当な配合割合で含有させて合剤とすることが可能で
ある。剤型の具体例としては、例えば錠剤(糖衣錠、フ
ィルムコーティング錠を含む)、丸剤、カプセル剤(マ
イクロカプセル、腸溶性カプセルを含む)、顆粒剤、細
粒剤、散剤、点眼剤、点滴剤、シロップ剤、乳剤、懸濁
剤、注射剤、吸入剤、軟膏剤、座剤、トローチ剤、パッ
プ剤、徐放剤などが用いられる。これらの製剤は常法
(例えば、日本薬局方第12改正に記載の方法など)に
従って調製される。
【0023】本発明中の主な製剤の製造法を以下に示す
が、もちろんこれらに限定されるものではない。 (1)錠剤 血管新生阻害作用物質またはその塩をそのまま、または
賦形剤、結合剤、崩壊剤もしくはそのほかの適当な添加
剤を加えて均等に混和したものを、適当な方法で顆粒状
とした後、滑沢剤などを加え、圧縮成型する。次いで、
必要により、味のマスキング、腸溶性あるいは持続性な
どの目的のために、適当なコーティング剤で剤皮を施さ
れていてもよい。 (2)注射剤 血管新生阻害作用物質またはその塩の一定量を、必要に
より安定剤、溶解補助剤、懸濁化剤、乳化剤、緩衝剤、
保存剤、シクロデキストリン、水酸化ナトリウムなどを
加えて、注射用水などに溶解、懸濁もしくは乳化して一
定用量とする。 (3)座剤 油脂性基剤、水溶性基剤またはそのほかの適当な物質を
基剤とし、必要ならば乳化剤、懸濁剤などを加え、これ
に血管新生阻害作用物質またはその塩を加え、混和して
均等にした後、適当な形状とする。 (4)カプセル剤 血管新生阻害作用物質またはその塩および適当な賦形剤
などの添加剤を均等に混和したもの、または適当な方法
で粒状としたもの、もしくは粒状としたものに適当なコ
ーティング剤で剤皮を施したものを、そのまままたは軽
くカプセルに充填する。 (5)点眼剤 溶剤に血管新生阻害作用物質またはその塩を加えて完全
に溶解させる。
【0024】本発明の医薬製剤は、低毒性で安全性が高
く、例えば(1)良性および悪性腫瘍(例えば、胃癌、
食道癌、十二指腸癌、舌癌、咽頭癌、脳腫瘍、神経鞘
腫、直腸癌、結腸癌、非小細胞肺癌、肺小細胞癌、肝臓
癌、腎臓癌、乳癌、胆管癌、膵臓癌、前立腺癌、子宮体
癌、子宮頸癌、卵巣癌、膀胱癌、皮膚癌、肺癌、大腸
癌、血管腫、悪性リンパ腫、悪性黒色腫、甲状腺癌、骨
腫瘍、血管腫、血管線維腫、網膜肉腫、陰茎癌、小児固
形癌、カポジ肉腫、AIDSに起因するカポジ肉腫、上
顎洞腫瘍、線維性組織球腫、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、
白血病など)およびこれらの再発あるいは他臓器への転
移、(2)糖尿病性網膜症、新生血管緑内症、虹彩ルベ
オーシス、トラコーマ、網膜中心静脈閉塞症、網膜中心
動脈閉塞症、未熟児網膜症、老人性円板状黄班変性病、
鎌状赤血球網膜症、角膜混濁、その他虚血をきたす病
態、(3)慢性関節炎、リウマチ、(4)乾癬、肥厚性
瘢痕、(5)粥状動脈硬化巣外膜の異常毛細血管網、
(6)アレルギー性炎症、気道性炎症、腎炎、その他の
慢性炎症などのような各種疾病の治療および予防薬とし
て有用である。特に、脳腫瘍、乳癌、子宮頸癌、膵臓
癌、腎臓癌、大腸癌、白血病、カポジ肉腫、悪性黒色腫
などの治療及び予防薬として有用である。
【0025】本発明の医薬製剤は、本発明の目的が達成
されるかぎり、他の医薬製剤と併用して用いることがで
きる。例えば、本発明の医薬製剤が抗腫瘍剤として用い
られる場合、単剤で使用しても優れた抗腫瘍効果を示す
が、さらに他の抗腫瘍活性作用または抗腫瘍活性増強作
用を有する薬剤と併用(多剤併用)することによって、
その効果をより一層増強させることができる。その他、
併用による利点として、互いの薬剤の使用量を削減する
ことが可能となり、これによって副作用が軽減し、癌患
者のクオリティー・オブ・ライフ:Quality of Life
(例えば、Performance Stasisや疼痛の軽減、浮腫の抑
制、食欲増進、体重増加など)を改善することにも大き
く貢献することが挙げられる。
【0026】合剤あるいは併用治療において用いられる
抗腫瘍剤の例として、以下のものが挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。アルキル化剤として、例
えばナイトロジェンマスタード、塩酸ナイトロジェンマ
スタード−N−オキシド、クロラムブチル、シクロホス
ファミド、イホスファミド、チオテパ、カルボコン、ト
シル酸インプロスルファン、ブスルファン、塩酸ニムス
チン、ミトブロニトール、メルファラン、ダカルバジ
ン、ラニムスチン、リン酸エストラムスチンナトリウ
ム、トリエチレンメラミン、カルムスチン、ロムスチ
ン、ストレプトゾシン、ピポブロマン、エトグルシド、
カルボプラチン、シスプラチン、ミボプラチン、ネダプ
ラチン、オキサリプラチン、アルトレタミン、アンバム
スチン、塩酸ジブロスピジウム、フォテムスチン、プレ
ドニムスチン、プミテパ、リボムスチン、テモゾロミ
ド、トレオスルファン、トロフォスファミド、ジノスタ
チンスチラマーなどが挙げられる。
【0027】代謝拮抗剤として、例えばメルカプトプリ
ン、チオイノシン、メトトレキサート、エノシタビン、
シタラビン、シタラビンオクホスファート、塩酸アンシ
タビン、5−FU系薬剤(例えば、フルオロウラシル、
テガフール、UFT、ドキシフルリジン、カルモフー
ル、フルツロン、ネオフルツロンなど)、アミノプテリ
ン、ロイコボリンカルシウム、タブロイド、ブトシン、
フォリネイトカルシウム、レボフォリネイトカルシウ
ム、クラドリビン、エミテフール、フルダラビン、ゲム
シタビン、ヒドロキシカルバミド、ペントスタチンなど
が挙げられる。
【0028】植物アルカロイドとして、例えばエトポシ
ド、リン酸エトポシド、硫酸ビンブラスチン、硫酸ビン
クリスチン、硫酸ビンデシン、テニポシド、パクリタキ
セル、タキソテール、ビノレルビンなどが挙げられる。
【0029】抗癌性抗生物質として、例えばアクチノマ
イシンD、アクチノマイシンC、マイトマイシンC、ク
ロモマイシンA3、塩酸ブレオマイシン、硫酸ブレオマ
イシン、硫酸ペプロマイシン、塩酸ダウノルビシン、塩
酸ドキソルビシン、塩酸アクラルビシン、塩酸ピラルビ
シン、塩酸エピルビンシン、ネオカルチノスタチン、ミ
スラマイシン、ザルコマイシン、カルチノフィリン、ミ
トタン、塩酸ゾルビシン、塩酸ミトキサントロンなどが
挙げられる。
【0030】性ホルモン剤として、例えばホスフェスト
ロール、ジエチルスチルベストロール、クロロトリアニ
セン、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロ
ール、酢酸クロルマジノン、酢酸シプロテロン、抗エス
トロゲン(例えば、クエン酸タモキシフェン、クエン酸
トレミフェンなど)、メピチオスタン、テストロラクト
ン、アミノグルテチミド、LH−RHアゴニスト(例え
ば、リュウプロレリン、酢酸ゴセレリン、ブセレリンな
ど)、ドロロキシフェン、エピチオスタノール、スルホ
ン酸エチニルエストラジオール、LH−RHアンタゴニ
スト(例えば、セトロレリックス、ガニレリックス、ア
ザリンBなど)、アロマターゼ阻害薬(例えば、塩酸フ
ァドロゾール、アナストロゾール、レトロゾール、エキ
セメスタン、ボロゾール、フォルメスタンなど)、抗ア
ンドロゲン薬(例えば、フルタミド、ビカルタミドな
ど)、レチノイドおよびレチノイドの代謝を遅らせる薬
剤(例えば、リアロゾールなど)などが挙げられる。
【0031】免疫療法剤(BRM)として、例えばピシ
バニール、クレスチン、シゾフィラン、レンチナン、ウ
ベニメクス、インターフェロン、インターロイキン、マ
クロファージコロニー刺激因子、顆粒球コロニー刺激因
子、エリスロポエチン、リンホトキシン、BCGワクチ
ン、コリネバクテリウムパルブム、レバミソール、ポリ
サッカライドK、プロコダゾールなどが挙げられる。
【0032】その他、L−アスパラギナーゼ、アセグラ
トン、塩酸プロカルバジン、ドキソルビシン、プロトポ
ルフィリン・コバルト錯塩、水銀ヘマトポルフィリン・
ナトリウム、トポイソメラーゼI阻害薬(例えば、カン
プトテシン、トプテカン、イリノテカンなど)、トポイ
ソメラーゼII阻害薬、分化誘導薬(例えば、レチノイ
ド、ビタミンD類など)、増殖因子阻害薬(例えば、ス
ラミンなど)、タキリール、タキソテールなども用いる
ことができる。
【0033】これらの中から、1ないし5種類(好まし
くは1ないし3種類)を選択して、本発明の医薬製剤と
併用して用いることができる。また、これらの組み合わ
せ、組合わされる量、投与期間、投与方法は、癌の治療
過程において、任意に変更することができる。さらに、
本発明の医薬製剤を、例えば(1)手術、(2)アンジ
オテンシンIIなどを用いる昇圧化学療法、(3)温熱療
法、(4)凍結療法、(5)レーザー焼灼法、(6)放
射線療法などの後、あるいはこれら2、3種を組み合わ
せた治療後に使用することによって、無病期(Disease-
Free Survival)の延長、癌転移あるいは再発の抑制、
延命効果などが得られる。また、本発明の医薬製剤によ
る治療と、支持療法〔(i)各種感染病の併発に対する抗
生物質(例えば、パンスポリンなどのβ−ラクタム系、
クラリスロマイシンなどのマクロライド系など)の投
与、(ii)栄養障害改善のための高カロリー輸液、アミノ
酸製剤、総合ビタミン剤の投与、(iii)疼痛緩和のため
のモルヒネ投与、(iv)悪心、嘔吐、食欲不振、下痢、白
血球減少、血小板減少、ヘモグロビン濃度低下、脱毛、
肝障害、腎障害、DIC、発熱などのような副作用を改
善する薬剤の投与および(v)癌の多剤耐性を抑制するた
めの薬剤の投与など〕を組み合わせることもできる。前
記の処置を施した後に、本願の医薬製剤を経口投与(徐
放性を含む)、静脈内投与(bolus、infusion、包接体
を含む)、皮下および筋注(bolus、infusion、徐放性
を含む)、経皮、腫瘍内および近位投与によって投与さ
れるのが好ましい。
【0034】前記医薬製剤の用量は、選択される化合
物、投与対象に選ばれる動物種、その投与回数などによ
り変化するが、広範囲にわたって有効性を発揮する。例
えば、成人の悪性腫瘍患者(例えば、乳癌患者)に対し
て、本発明の医薬製剤を経口投与する場合の一日当たり
の投与量は、血管新生阻害作用物質または化合物〔I〕
あるいはその塩の有効量として、通常、約0.001な
いし約500mg/kg体重、好ましくは、約0.1な
いし約40mg/kg体重、さらに好ましくは、約0.
5ないし約20mg/kg体重であるが、非経口投与の
場合あるいは他の抗癌剤や治療法と組合わされる場合
は、一般にこれらの投与量より少ない値になる。しか
し、実際に投与される有効成分の量は、有効成分の選
択、各種製剤形態、患者の年齢、体重、性別、疾患の程
度、投与経路、その投与を実施する期間および間隔など
の状況によって適宜決定されるものであり、医者の判断
によって随時変更が可能である。
【0035】前記医薬製剤の投与経路は、種々の状況に
より特に制限されないが、例えば経口あるいは非経口経
路で投与することができる。ここで使用される「非経
口」には、静脈内、筋肉内、皮下、鼻腔内、皮内、点
眼、脳内、直腸内、膣内および腹腔内、腫瘍内部、腫瘍
の近位などへの投与を含む。前記医薬製剤の投与期間お
よび間隔は、種々の状況に応じて変更されるものであ
り、医師の判断により随時判断されるものであるが、分
割投与、連日投与、間歇投与、短期大量投与、反復投与
などの方法がある。例えば、経口投与の場合は、1日1
ないし数回(特に1日1ないし3回)に分割して投与す
ることが望ましい。また、徐放性経口剤として用いるこ
とも可能である。
【0036】
【発明の実施形態】本発明は、さらに下記の実施例、実
験例などによって詳しく説明されるが、これらは単なる
実施であって本発明を限定するものではなく、また本発
明の範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。
【実施例】
実施例 1 6−O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロール 100mg マルトシル−β−シクロデキストリン 726mg 水酸化ナトリウム 33.3μg 注射用蒸留水 全量 5.0ml マルトシル−β−シクロデキストリン726mgを溶解さ
せた注射用蒸留水に6−O−(N−クロロアセチルカル
バモイル)フマギロール100mgを加えた。そこに水酸
化ナトリウム(33.3μg)の水溶液を加えて全量を
5mlになるように調製した後、濾過した。これをバイア
ルに充填した後、凍結乾燥して注射剤を得た。
【0037】実施例 2 6−O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロール 100mg ミグリオール812 全量 100ml 6−O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロ
ールの濃度がミグリオール812に対して100mg/ml
となるように溶解させ、均一な溶液を調製した。
【0038】実験例 1 6−O−(N−クロロアセチルカルバモイル)フマギロ
ール(以下、化合物Aと称す)のマルトシル−β−シク
ロデキストリン包接体の5%グルコース溶液を調製し
た。また、化合物Aの油状溶液としてミグリオールの溶
液を0.2ml/マウスになるように溶解し、希釈し
た。シクロフォスファミドは150mg/kgを生理食
塩水に溶解した。5X10-5個のM5076マウス細網
細胞肉腫を各群5匹(対照群は10匹)から成るC57
BL/6系雌性マウス(日本クレア)に皮内移植した5
日後に、シクロフォスファミドの150mg/kgを単
回経口投与した。化合物Aのミグリオール油溶液あるい
はβ−シクロデキストリン包接体を、シクロフォスファ
ミド投与5日後及びその後は6日毎に1回、それぞれ皮
下投与した。腫瘍サイズは腫瘍の長径と短径との平均で
表した。結果を以下に示す。
【図1】
【図2】 〔図1〕で示されるように、シクロフォスファミド単独
投与群では投与開始後から20日までは腫瘍は測定でき
ないレベルまで縮小したが、その後腫瘍は再増殖した。
一方、化合物Aを投与した群では、用量依存的に腫瘍縮
小期間の延長が観察された。β−シクロデキストリン包
接体として100mg/kgを投与した群では移植70
日後の時点でなお、5匹中2匹の腫瘍が測定できないレ
ベルの縮小を維持した。本成績は、化合物Aが寛解期間
を延長し、腫瘍の再発を抑制することを示すものであ
る。動物の生存期間に関しては、対照群のマウスは移植
36日までに全例死亡したが、シクロフォスファミド投
与により延命が認められ、シクロフォスファミド投与後
に化合物Aを投与した群では、さらに生存期間の延長が
認められた(図2)。化合物A投与群においては、腫瘍
増殖60日以後にはじめて死亡例が認められ、移植70
日後の時点でもなお、最高用量を投与した群では全例生
存した。この成績は化合物Aがシクロフォスファミド投
与による効果を増強し、寛解期間を延長し、さらに生存
期間を延長する作用があることを示すものである。
【0039】実験例 2 化合物Aのマルトシル−β−シクロデキストリン包接体
の5%グルコース溶液を調製した。シスプラチンは7.
5mg/kgになるように生理食塩水に溶解して投与し
た。5×10-5個のM5076マウス細網細胞肉腫を各
群5匹(対照群は10匹)から成るC57BL/6系雌
性マウス(日本クレア)に皮内移植した5日後に、シス
プラチンの7.5mg/kgを単回静脈内投与した。化
合物Aのマルトシル−β−シクロデキストリン包接体
を、25、50あるいは100mg/kg、腫瘍移植5
日後及びその後は7日毎に1回ずつ皮下投与した。腫瘍
サイズは腫瘍の長径と短径との平均で表した。結果を以
下に示す。
【図3】 〔図3〕で示されるように、シスプラチン単独投与群で
は投与開始直後に腫瘍の増殖は停止していたが、その後
対照群と同様に再増殖し、対照と比較した増殖の遅延は
数日程度であった。一方、シスプラチン投与とともに化
合物Aを毎週連続投与した群では、とくに50あるいは
100mg/kgを投与した群では、腫瘍の退縮が認め
られ、投与開始後10日目では約半数で腫瘍サイズが計
測できないレベルにまで縮小した。その後いずれも群で
は増殖は認めたが、対照群と比較すると再増殖の遅延は
明確に認められた。また、シスプラチン単独では肝臓に
転移を認めたが、化合物Aを併用投与した群では肝臓の
移転を認めず、転移抑制作用を確認した。本成績は、化
合物Aが他の治療による効果を増強し、寛解期間を延長
し、腫瘍の再発を抑制することを示す。
【0040】
【発明の効果】本発明の医薬製剤は、単独あるいは他の
抗腫瘍剤や治療法と組み合わせることによって、癌治療
全般にわたって用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/70 A61K 31/70 // C07D 303/16 C07D 303/16 303/18 303/18

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血管新生阻害作用物質を含有する癌再発の
    抑制のための医薬製剤。
  2. 【請求項2】血管新生阻害作用物質がフマギロール誘導
    体である請求項1記載の医薬製剤。
  3. 【請求項3】フマギロール誘導体が一般式 【化1】 〔式中、R1は置換基を有していてもよい炭化水素基、
    2は置換基を有していてもよい炭化水素基またはアシ
    ル基を示す。〕で表される化合物またはその塩である請
    求項2記載の医薬製剤。
  4. 【請求項4】R1が置換基を有していてもよい脂肪族炭
    化水素基である請求項3記載の医薬製剤。
  5. 【請求項5】R1が置換基を有していてもよいアルキル
    基または置換基を有していてもよいアルケニル基である
    請求項3記載の医薬製剤。
  6. 【請求項6】R1が置換基を有していてもよい2−メチ
    ルプロピル基または置換基を有していてもよい2−メチ
    ル−1−プロペニル基である請求項3記載の医薬製剤。
  7. 【請求項7】R2がアシル基である請求項3記載の医薬
    製剤。
  8. 【請求項8】R2が置換基を有していてもよいカルバモ
    イル基である請求項3記載の医薬製剤。
  9. 【請求項9】R1が置換基を有していてもよいアルキル
    基または置換基を有していてもよいアルケニル基、かつ
    2がアシル基である請求項3記載の医薬製剤。
  10. 【請求項10】アシル基が置換基を有していてもよいア
    ルカノイル基、置換基を有していてもよいアロイル基、
    置換基を有していてもよい複素環カルボニル基、置換基
    を有していてもよいカルバモイル基または置換基を有し
    ていてもよいチオカルバモイル基である請求項9記載の
    医薬製剤。
  11. 【請求項11】R1が2−メチルプロピル基または2−
    メチル−1−プロペニル基である請求項9記載の医薬製
    剤。
  12. 【請求項12】アシル基が置換基を有していてもよいカ
    ルバモイル基である請求項9記載の医薬製剤。
  13. 【請求項13】アシル基がモノクロロアセチルまたはジ
    クロロアセチルで置換されたカルバモイル基である請求
    項9記載の医薬製剤。
  14. 【請求項14】血管新生阻害作用物質が6−O−(N−
    クロロアセチルカルバモイル)フマギロールまたはその
    塩である請求項1記載の医薬製剤。
  15. 【請求項15】血管新生阻害作用物質とシクロフォスフ
    ァミドとを併用することを特徴とする医薬製剤。
  16. 【請求項16】癌転移または再発抑制剤である請求項1
    5記載の医薬製剤。
  17. 【請求項17】さらにシスプラチンおよび/またはフル
    オロウラシルを併用することを特徴とする請求項15記
    載の医薬製剤。
  18. 【請求項18】血管新生阻害作用物質とシスプラチンと
    を併用することを特徴とする癌再発抑制剤。
  19. 【請求項19】他の癌化学療法剤投与後に血管新生阻害
    作用物質を単独ないし反復投与することを特徴とする医
    薬製剤。
  20. 【請求項20】癌転移または再発抑制剤である請求項1
    9記載の医薬製剤。
  21. 【請求項21】他の癌化学療法剤がシクロフォスファミ
    ドである請求項19記載の医薬製剤。
  22. 【請求項22】血管新生阻害作用物質を含有する癌患者
    の生存期間を延長するための医薬製剤。
  23. 【請求項23】手術、放射線療法、温熱療法、凍結療法
    および/またはレーザー焼灼療法を適用した後に血管新
    生阻害物質を投与することを特徴とする癌治療用医薬製
    剤。
  24. 【請求項24】血管新生阻害作用物質を長期反復投与す
    る請求項23記載の医薬製剤。
  25. 【請求項25】他の癌化学療法剤の抗腫瘍活性、癌転移
    抑制活性または癌再発抑制活性を増強するための血管新
    生阻害作用物質の使用。
  26. 【請求項26】癌転移または再発を抑制する医薬製剤を
    製造するための血管新生阻害作用物質の使用。
  27. 【請求項27】癌患者の生存期間を延長する医薬製剤を
    製造するための血管新生阻害物質の使用。
  28. 【請求項28】癌患者のクオリティ・オブ・ライフ(Qu
    ality of Life)を向上させる医薬製剤を製造するため
    の血管新生阻害物質の使用。
  29. 【請求項29】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする脳腫瘍
    治療剤。
  30. 【請求項30】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする乳癌治
    療剤。
  31. 【請求項31】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする子宮頸
    癌治療剤。
  32. 【請求項32】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする膵臓癌
    治療剤。
  33. 【請求項33】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする腎臓癌
    治療剤。
  34. 【請求項34】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする白血病
    治療剤。
  35. 【請求項35】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする大腸癌
    治療剤。
  36. 【請求項36】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とするカポジ
    肉腫治療剤。
  37. 【請求項37】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする悪性黒
    色腫治療剤。
  38. 【請求項38】6−O−(N−クロロアセチルカルバモ
    イル)フマギロールを含有することを特徴とする脳への
    腫瘍転移抑制剤。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524526A (ja) * 1998-09-16 2002-08-06 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング シクロペプチドおよび化学治療剤または血管新生阻害剤を含有する医薬製剤
JP2010111687A (ja) * 2000-08-30 2010-05-20 Morisuke Yokoyama 健康食品等の飲食物・医薬品
JP2018500329A (ja) * 2014-12-19 2018-01-11 武田薬品工業株式会社 フマギロール誘導体

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