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JPH1077770A - サッシ - Google Patents

サッシ

Info

Publication number
JPH1077770A
JPH1077770A JP8234284A JP23428496A JPH1077770A JP H1077770 A JPH1077770 A JP H1077770A JP 8234284 A JP8234284 A JP 8234284A JP 23428496 A JP23428496 A JP 23428496A JP H1077770 A JPH1077770 A JP H1077770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow portion
tight material
sash
shoji
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8234284A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kitakata
正喜 北方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Aluminium Industry Co Ltd filed Critical Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Priority to JP8234284A priority Critical patent/JPH1077770A/ja
Publication of JPH1077770A publication Critical patent/JPH1077770A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Special Wing (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 障子框と非圧接状態にあるタイト材の中空部
内を、障子框に圧接するまで加圧膨脹するか、反対に障
子框と圧接状態にあるタイト材の中空部内を減圧収縮
し、非圧接状態にするサッシを提供することにある。 【解決手段】 開閉可能な障子2と、中空部5bを有す
る膨脹式タイト材5と、障子框20の全閉を検出してタ
イト材5の中空部5b内を加圧する圧力制御装置6とを
備え、タイト材5の中空部5bは平常に非圧接状態にあ
り、障子全閉時に加圧膨脹されて圧接するか、開閉可能
な障子2と、中空部5bを有する収縮式タイト材15
と、該タイト材15の中空部5b内を減圧して非圧接状
態にする圧力制御装置6とを備え、タイト材15の中空
部5bは平常に圧接状態にあり、障子框20の全閉検出
により減圧が開放されて圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、窓枠に障子を開
閉可能に備えたサッシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】窓枠内に障子を開閉可能に備えるサッ
シ、特に引違いサッシや片引きサッシでは、窓枠に障子
框と接するタイト材を取付けるか、障子框に窓枠と接す
るタイト材を取付け、且つ障子の室内側にハンドルやク
レセント等のロック装置を取付けると共に、窓枠や障子
に引寄せ具等を取付け、障子の全閉後にロック装置を操
作してロックすると、障子が窓枠に引寄せられ、タイト
材との密接が更に向上し、気密を保ち得るようにされて
いた。また、タイト材に中空部を設け、ドアに箱錠を、
窓枠に錠ラッチの検知センサを備え、ラッチの係止時に
タイト材の中空部内を加圧膨脹し、障子と窓枠を気密に
するサッシも工夫されている。(例えば特開昭58−2
10294号公報、特開昭60−80677号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サッシの気密を向上す
るには、クレセントを備えたサッシでは、クレセントに
よる障子の引寄せを強くするか、障子の引寄せを強くす
ればよいが、障子の引寄せを強くするほど抵抗が増大す
るので、体力の弱い幼児や高齢者によるクレセント操作
が困難になる問題点があるし、障子の引寄せを強くする
と、タイト材が障子框に着接した如くなり、障子の開放
時に、障子框からタイト材が剥がれる笛鳴り現象が発生
する問題点があった。また中桟の無い背丈の高い障子で
は、クレセントを取付けた竪框が、クレセントの引寄せ
によって撓むため、気密に斑が生じる問題点があるし、
タイト材が経年変化すると、気密が損なわれやすい問題
点もあった。何れにしても、全閉した障子を気密保持す
るには、障子の全閉後にロック装置の操作が必要であ
る。
【0004】そこでこの発明は、従来技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、障子と非圧接状態にあるタイト材の中空
部内を、障子框に圧接するまで加圧膨脹するか、反対に
障子と圧接状態にあるタイト材の中空部内を減圧収縮
し、非圧接状態にするサッシを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のサッシは、請求項1として、開閉可能な障
子と、中空部を有するタイト材と、障子框の全閉を検出
してタイト材の中空部内を加圧する圧力制御装置とを備
え、タイト材の中空部は平常非圧接状態にあり、障子全
閉時に加圧膨脹されて圧接する構成とし、請求項2とし
て、開閉可能な障子と、中空部を有するタイト材と、タ
イト材の中空部内を減圧して非圧接状態にする圧力制御
装置とを備え、タイト材の中空部は平常圧接状態にあ
り、障子框の全閉検出により減圧が開放されて圧接する
構成としたものである。また本発明のサッシは、請求項
3として、圧力制御装置は障子框の全閉位置を検出する
センサと、タイト材の中空部に通じる圧力源とを備え、
センサは障子框の全閉を検出し得る位置に取付けられ、
圧力源はタイト材の中空部内の圧力を加減圧し、中空部
を平常より膨脹変化、又は収縮変化する構成とし、請求
項4として、圧力制御装置に操作スイッチを備え、操作
スイッチは圧力制御装置によりタイト材の中空部内の圧
力を減圧し、中空部を非圧接状態にする構成とし、請求
項5として、障子を摺動可能に嵌挿し、窓枠にタイト材
を備え、タイト材の中空部を障子框に向け、障子の全閉
時にタイト材の中空部を障子框に圧接する構成としたも
のである。更に本発明のサッシは、請求項6として、タ
イト材の中空部に、障子框に向けて突出する舌片を備
え、舌片は障子の全閉時に少なくとも障子框に圧接する
構成とし、請求項7として、タイト材を区分して備え、
各タイト材と圧力制御装置の間に開閉弁を備え、各タイ
ト材の中空部内を個別に加減圧する構成としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】先ず本発明によるサッシの第一実
施形態を図1に基づき説明する。請求項1のサッシは、
開閉可能となる障子2と、中空部5bを有するタイト材
5と、タイト材5の中空部5b内を加圧する圧力制御装
置6とを備え、タイト材5の中空部5bは平常で障子框
20と非圧接状態にあり、圧力制御装置6は障子框20
の全閉位置を検出してタイト材5の中空部5b内を加圧
し、中空部5bを膨脹して障子框20、又は窓枠1に圧
接する。以下、第一実施形態のサッシに用いるタイト材
5を、膨脹式タイト材5と称する。
【0007】次に本発明によるサッシの第二実施形態を
図2に基づき説明する。請求項2のサッシは、開閉可能
な障子2と、中空部5bを有するタイト材15と、タイ
ト材15の中空部5b内を減圧する圧力制御装置6とを
備え、タイト材15の中空部5bは平常で障子框20と
圧接状態にあり、圧力制御装置6はタイト材15の中空
部5b内を減圧し、障子框20に圧接する中空部5bを
収縮して非圧接状態にする。以下、第二実施形態のサッ
シに用いるタイト材15を、収縮式タイト材15と称す
る。
【0008】請求項3のサッシは、圧力制御装置6は障
子框20の全閉位置を検出するセンサ7と、膨脹式タイ
ト材5か収縮式タイト材15の中空部5bに通じる圧力
源8とを備え、センサ7は障子框20の全閉を検出し得
る位置に取付けられ、圧力源8は膨脹式タイト材5の中
空部5b内を加圧し、中空部5bを平常より膨脹変化し
て障子框20に圧接するか、収縮式タイト材15の中空
部5b内を減圧し、中空部5bを平常より収縮変化して
非圧接状態にする。請求項4のサッシは、圧力制御装置
6に操作スイッチ9を備え、操作スイッチ9は圧力源8
に接続され、且つ室内側から操作し得る位置に取付けら
れる。第一実施形態のサッシに用いる操作スイッチ9
は、圧力制御装置6により膨脹式タイト材5の中空部5
b内の加圧を開放し、或いは中空部5b内の加圧を減圧
し、障子框20と非圧接状態にする。第二実施形態のサ
ッシに用いる操作スイッチ9は、圧力制御装置6により
収縮式タイト材15の中空部5b内の減圧を開放し、中
空部5bの弾性復帰にて障子框20に圧接し得るように
するか、中空部5b内を加圧して、中空部5bの弾性復
帰を助ける。請求項5のサッシは、窓枠1に障子2を摺
動可能に嵌挿し、窓枠1に膨脹式タイト材5、又は収縮
式タイト材15を備えるもので、例えば窓枠1を構成す
る枠材10より内周向きに内向壁1aを突設し、該内向
壁1aに室外向きに開口する袋溝11を形成するか、室
内向きに開口する袋溝11を形成し、或いは側壁1bに
内周向きに開口する袋溝11を形成する。膨脹式タイト
材5と収縮式タイト材15は、共に枠材10の袋溝11
に嵌挿する基部5aと、袋溝11より障子框20に向け
て突出する中空部5bを有するもので、異なる点は、膨
脹式タイト材5の中空部5bを窓枠1と全閉した障子框
20との建付け間隔Hより小さく形成し、障子框20と
隙間Sを保つか、或いは障子框20に一部が軽く接する
非圧接状態にし、収縮式タイト材15の中空部5bを反
対に窓枠1と全閉した障子框20との建付け間隔Hより
大きく形成し、障子框20に圧接して気密を保つ状態に
する。
【0009】請求項6のサッシは、膨脹式タイト材5の
中空部5b、又は収縮式タイト材15の中空部5bの外
側に、図5の如く障子框20に向けて突出する舌片5c
を備え、舌片5cは障子2の全閉時に少なくとも障子框
20に圧接する。請求項7のサッシは、膨脹式タイト材
5、又は収縮式タイト材15を区分して備え、例えばサ
ッシの左半分と右半分にタイト材5A,5Bを区分する
か、サッシの上半分と下半分にタイト材5A,5Bを区
分して備え、各タイト材5A,5Bと圧力制御装置6の
間に開閉弁16を備え、各タイト材5A,5Bの中空部
5b内を個別に加圧したり、減圧し得るようにしたもの
である。引違いサッシでは、内障子2と外障子3の全閉
位置にタイト材5A,5Bを区分して備えることも可能
であるし、図6乃至図8の如く上枠材1Aと下枠材1B
にタイト材5A,5Bを区分して取付けると共に、左右
縦枠材1C,1Dにタイト材5C,5Dを区分して取付
けることも可能である。
【0010】
【実施例】本発明のサッシは、障子2を開閉可能に備え
る各種のサッシを含むものであるし、障子2はドアと
扉、及び引戸を含むものである。また本発明において、
障子2の全閉とは、障子2を閉めた状態にあるが、箱錠
やクレセント等のロック装置Rを操作しない状態、即
ち、直ちに開放可能となる状態を示す。膨脹式タイト材
5の中空部5bを、窓枠1と全閉した障子框20との建
付け間隔Hより小さく形成し、平常、障子框20と隙間
Sを保つ非圧接状態となり、中空部5b内の加圧により
建付け間隔Hより大きく膨脹し、障子框20に圧接する
ようにし、収縮式タイト材15の中空部5bを、窓枠1
と全閉した障子框20との建付け間隔Hより大きく形成
し、平常、障子框20に圧接して気密を保つタイト状態
となり、減圧により収縮して障子框20と隙間Sを保つ
ようにすることも可能である。膨脹式タイト材5の加圧
膨脹、或いは収縮式タイト材15の減圧に用いる媒体と
して、空気やガス等の気体と、水や油等の液体が適当で
あるが、取扱いの簡便さを考慮すれば、空気圧を用いる
ことが好ましい。枠材10と障子框20は、軽金属材よ
り押し出し成形し、膨脹式タイト材5、又は収縮式タイ
ト材15に、伸縮性を有するゴムや合成ゴム、アクティ
ブ・タイト材等を用いる。
【0011】引違いサッシや片引きサッシの上下枠材1
A,1Bでは、レールに袋溝11を形成することも可能
である。障子2は障子框20の内部に板体Gを嵌挿し、
障子框20、又は窓枠1と障子框20にロック装置Rを
備えるもので、障子框20に膨脹式タイト材5、又は収
縮式タイト材15を備えることも可能である。その際、
障子框20の室内壁2aに室内向きに開口する袋溝を、
又は室外壁2bに室外向きに開口する袋溝を形成する
か、或いは外周壁2cに袋溝を形成し、袋溝にタイト材
基部5aを嵌挿し、袋溝より外側に中空部5bを露出す
る。内障子2と外障子3を引違いに開閉走行する引違い
サッシでは、全閉した障子2,3の上框2A,3Aに圧
接するタイト材5Aと、下框2B,3Bに圧接するタイ
ト材5B、及び竪框2C,3Cに圧接するタイト材5
C,5Dを備え、相対する召合框2D,3Dの相対向面
の少なくとも一方に、他方に密接する気密材Tを備え
る。この気密材Tは加圧したり減圧することはない。圧
力制御装置6の開閉弁16として、例えば電磁式方向切
替弁を用い、センサ7として、非接触型の近接スイッチ
や反射型光電スイッチ等を用い、圧力源8としてポンプ
やコンプレッサー等を用いる。開閉弁16は圧力源8に
備えることも、窓枠1やサッシより離れた位置に取付け
ることも可能であるし、圧力源8はサッシを多数設ける
場合に共有することも可能である。ロック装置Rは、障
子2を全閉した後に操作し、障子2を開放不能にロック
するもので、ロック装置Rに該当するものとして、例え
ば引違いサッシの内障子2の召合框2Dに取付けるクレ
セントと、外障子3の召合框3Dに取付けるクレセント
受け、横軸回転サッシや縦軸回転サッシの障子2に取付
けるハンドル、開き窓に取付けるカムラッチ等である。
またフランス落しやガードチェーン、両袖開きタイプの
開閉ハンドル、引戸における戸当り錠や召し合わせ錠等
もロック装置Rに該当する。
【0012】
【発明の効果】本発明のサッシは上記構成のとおりであ
るから、次に記載する効果を奏する。請求項1のサッシ
は、タイト材の中空部が平時に非圧接状態にあるので、
障子の開閉は自由である。障子の全閉時に障子框の全閉
位置が検出され、タイト材の中空部内が加圧され、中空
部が膨脹して障子框に圧接するか、窓枠に圧接する。そ
の結果、タイト材の中空部内が加圧され、膨脹して障子
框に圧接する状態において、例え全閉障子のロックを忘
れても、ロック状態に近い効果が得られる。またクレセ
ントで得られる障子引き分け力、或いはハンドルで得ら
れる障子引き寄せ力に頼なくてもタイト性が得られるの
で、体力の弱い幼児や高齢者等でも軽く成し得るばかり
か、遮音、気密、水密等の性能低下も少なく障子建て付
けの狂いにも追従できる。
【0013】請求項2のサッシは、タイト材の中空部を
窓枠と障子の建付け間隔より大きく形成し、平時に中空
部を障子框か窓枠に圧接させ、障子の開閉時に中空部内
を減圧する収縮式タイト材を用いるものであるから、即
ち、中空部は平時に圧接するので、加圧する必要がな
い。また平時に圧接するタイト材の中空部を減圧して非
圧接状態にすれば、障子の開閉は自在になる。その結
果、例え全閉障子のロックを忘れても、ロック状態に近
い効果が得られるし、従来の高気密引き違いサッシにあ
りがちな重いハンドル操作力も要らない。特に、障子は
開放状態にしておく時間より、閉鎖状態にしておく時間
が長いので、収縮式タイト材の中空部を障子の開閉時に
のみ減圧すれば、圧力制御装置の維持費用が少なくてす
む。
【0014】請求項3のサッシは、圧力制御装置に障子
框の全閉位置を検出するセンサと、タイト材の中空部に
通じる圧力源とを備えているので、センサによって障子
框の全閉位置を検出した後、圧力源によって膨脹式タイ
ト材の中空部内を加圧し、中空部を平常より膨脹変化し
たり、反対に収縮式タイト材の中空部内を減圧から開放
し、中空部が平常に弾性復帰、又は膨出復帰して障子框
に圧接し得るようにし得る。更にセンサは障子の開閉に
支障のない所であれば、取付け位置に制限がないので、
体裁の良い位置に取付け得る利点もある。請求項4のサ
ッシは、圧力制御装置に操作スイッチを備えているの
で、操作スイッチをONにすると、膨脹式タイト材では
中空部内の加圧状態が開放され、或いは加圧状態より減
圧され、中空部が平常に弾性復帰、又は収縮復帰して非
圧接状態になるし、収縮式タイト材では中空部内が積極
的に減圧され、中空部が非圧接状態まで収縮される。即
ち、膨脹式タイト材と収縮式タイト材の中空部が非圧接
状態になるので、障子の開閉が自在となる。またタイト
材の中空部が非圧接状態になる結果、全閉状態より障子
を開放しても、タイト材が笛鳴り現象を発生しにくい。
請求項5のサッシは、窓枠に障子を摺動可能に嵌挿し、
その窓枠にタイト材を備えるものであるから、障子が摺
動自在であっても、障子の全閉時にタイト材の中空部を
確実に圧接し得る。しかもタイト材の取付けと、タイト
材に対する圧力制御装置の連通も容易となる。
【0015】請求項6のサッシは、タイト材の中空部
に、障子框に向けて突出する舌片を備えているので、例
えタイト材の中空部と全閉障子の隙間が不均一であって
も、障子の全閉時に少なくとも舌片が障子框に圧接す
る。請求項7のサッシは、タイト材を区分して備え、各
タイト材と圧力制御装置の間に開閉弁を備えているの
で、タイト材毎に中空部内を加圧膨脹したり、減圧し得
る。その結果、障子の開閉方向が上下で異なる横軸回転
サッシ、又は左右で異なる縦軸回転サッシ、或いは複数
の障子を開閉走行する引違いサッシ、上げ下げサッシ等
に有益である。特に障子を摺動自在に嵌挿する引違いサ
ッシや片引きサッシでは、全閉障子の上下框を上下タイ
ト材にて圧接し、該障子の移動を阻止した後、障子の竪
框を縦タイト材にて圧接し得る利点がある。また複数の
障子を開閉可能に設ける場合、各障子の全閉範囲にタイ
ト材を区分し、タイト材毎に中空部内を加減圧すれば、
サッシ全体のタイト圧を略均一にし得る。しかも窓枠や
障子に製造上、又は施工上の誤差等があっても、障子を
気密に保持することができるばかりか、各サッシのタイ
ト材に開閉弁を備え、それらの開閉弁を共通の圧力源に
接続すれば、多数のサッシを集中管理し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)(C) 本発明サッシの概略構成例を示す正面図と、膨脹式タイ
ト材のタイト例を示す要部拡大断面図である。
【図2】(A)(B)(C) 本発明サッシの概略構成例を示す正面図と、収縮式タイ
ト材のタイト例を示す要部拡大断面図である。
【図3】(A)(B) 引き違いサッシにおけるタイト例を示す要部断面図であ
る。
【図4】(A)(B) 引き違いサッシにおける他のタイト例を示す要部断面図
である。
【図5】(A)(B) 舌片付きタイト材のタイト例を示す要部拡大断面図であ
る。
【図6】引き違いサッシにおけるタイトの区分例を示す
概略正面図である。
【図7】引き違いサッシにおけるタイト例を示す縦断面
図である。
【図8】その横断面図である。
【符号の説明】
1 窓枠、1A 上枠材、1B 下枠材、1C,1D
縦枠材 2,3 障子、20,30 障子框 2A,3A 上框、2B,3B 下框 2C,3C 竪框、2D,3D 召合框 5,15,5A,5B,5C,5D タイト材 5a 基部、5b 中空部、5c 舌片 6 圧力制御装置 7,7A,7B センサ 8 圧力源 9 操作スイッチ 11 袋溝、16 開閉弁 G 板体、T 気密材、R ロック装置 H 窓枠と全閉障子框との建付け間隔 S タイト材の中空部と障子框との隙間

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な障子と、中空部を有するタイ
    ト材と、障子框の全閉を検出してタイト材の中空部内を
    加圧する圧力制御装置とを備え、タイト材の中空部は平
    常非圧接状態にあり、障子全閉時に加圧膨脹されて圧接
    することを特徴とするサッシ。
  2. 【請求項2】 開閉可能な障子と、中空部を有するタイ
    ト材と、タイト材の中空部内を減圧して非圧接状態にす
    る圧力制御装置とを備え、タイト材の中空部は平常圧接
    状態にあり、障子框の全閉検出により減圧が開放されて
    圧接することを特徴とするサッシ。
  3. 【請求項3】 圧力制御装置は障子框の全閉位置を検出
    するセンサと、タイト材の中空部に通じる圧力源とを備
    え、センサは障子框の全閉を検出し得る位置に取付けら
    れ、圧力源はタイト材の中空部内の圧力を加減圧し、中
    空部を平常より変化することを特徴とする請求項1又は
    2記載のサッシ。
  4. 【請求項4】 圧力制御装置に操作スイッチを備え、操
    作スイッチは圧力制御装置によりタイト材の中空部内の
    圧力を減圧し、中空部を非圧接状態にすることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載のサッシ。
  5. 【請求項5】 障子を摺動可能に嵌挿し、窓枠にタイト
    材を備え、タイト材の中空部を障子框に向け、障子の全
    閉時にタイト材の中空部を障子框に圧接することを特徴
    とする請求項1、2、3又は4記載のサッシ。
  6. 【請求項6】 タイト材の中空部に、障子框に向けて突
    出する舌片を備え、舌片は障子の全閉時に少なくとも障
    子框に圧接することを特徴とする請求項1、2、3、4
    又は5記載のサッシ。
  7. 【請求項7】 タイト材を区分して備え、各タイト材と
    圧力制御装置の間に開閉弁を備え、各タイト材の中空部
    内を個別に加減圧することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6記載のサッシ。
JP8234284A 1996-09-04 1996-09-04 サッシ Pending JPH1077770A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308929A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Nikken Sekkei Ltd 大型引戸装置
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