JPH1042346A - マルチ広域無線呼出方式 - Google Patents
マルチ広域無線呼出方式Info
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- JPH1042346A JPH1042346A JP8197382A JP19738296A JPH1042346A JP H1042346 A JPH1042346 A JP H1042346A JP 8197382 A JP8197382 A JP 8197382A JP 19738296 A JP19738296 A JP 19738296A JP H1042346 A JPH1042346 A JP H1042346A
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- call
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ページャが異る無線呼出事業者のサービスエリ
アに移動したときでも、位置登録操作が不要なマルチ広
域無線呼出方式を提供する。 【解決手段】トランク１１に着信した 一般電話機１０
０がダイヤルしたページャ４２の呼出番号のダイヤル情
報をＭＦ／ＰＢ受信器１２で翻訳し、中央制御装置１５
は、翻訳されたページャ４２の個別番号を基に、記憶装
置１６の位置登録情報テーブルおよびマルチ呼出エリア
管理テーブルを検索して、ページャ４２がホーム局１０
に位置登録しており、かつ、マルチ呼出エリアとしてビ
ジタＡ局２０とビジタＢ局３０が登録されていることを
検出し、ページャ４２の個別番号から呼出要求信号を生
成し、その呼出要求信号を地域制御装置１３を介してホ
ーム局サービスエリア４０の無線基地局へ送信すると共
にデータ送受信装置１４から公衆網７０を介して、ビジ
タＡ局及びビジタＢ局へ転送して呼出を行う。
アに移動したときでも、位置登録操作が不要なマルチ広
域無線呼出方式を提供する。 【解決手段】トランク１１に着信した 一般電話機１０
０がダイヤルしたページャ４２の呼出番号のダイヤル情
報をＭＦ／ＰＢ受信器１２で翻訳し、中央制御装置１５
は、翻訳されたページャ４２の個別番号を基に、記憶装
置１６の位置登録情報テーブルおよびマルチ呼出エリア
管理テーブルを検索して、ページャ４２がホーム局１０
に位置登録しており、かつ、マルチ呼出エリアとしてビ
ジタＡ局２０とビジタＢ局３０が登録されていることを
検出し、ページャ４２の個別番号から呼出要求信号を生
成し、その呼出要求信号を地域制御装置１３を介してホ
ーム局サービスエリア４０の無線基地局へ送信すると共
にデータ送受信装置１４から公衆網７０を介して、ビジ
タＡ局及びビジタＢ局へ転送して呼出を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は事前に登録されてい
る複数の移動先サービスエリアに対して呼出要求信号を
転送するマルチ広域無線呼出方式に関する。
る複数の移動先サービスエリアに対して呼出要求信号を
転送するマルチ広域無線呼出方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の無線呼出方式は、ページャを呼
び出す場合、通常、一般電話機からページャ呼出要求を
公衆網を介してそのページャが属するホーム局へ着信接
続し、ホーム局から、無線でホーム局のサービスエリア
内のページャを呼び出している。従ってページャがホー
ム局以外のサービスエリア（ビジタ局のサービスエリ
ア）へ移動した場合には、そのページャを呼び出すこと
ができない。
び出す場合、通常、一般電話機からページャ呼出要求を
公衆網を介してそのページャが属するホーム局へ着信接
続し、ホーム局から、無線でホーム局のサービスエリア
内のページャを呼び出している。従ってページャがホー
ム局以外のサービスエリア（ビジタ局のサービスエリ
ア）へ移動した場合には、そのページャを呼び出すこと
ができない。
【０００３】そのため、ビジタ局のサービスエリアへ移
動した場合には、その移動先から現在の位置情報（現在
の在圏するビジタ局）を一般電話機を使用してＰＢ信号
で入力してそのページャが登録されているホーム局へ公
衆網を介して通知し、ページャの在圏位置を管理するホ
ーム局の管理データを更新しておき、ホーム局は公衆網
を介してページャの呼出要求があったとき、その呼出要
求をホーム局から登録されているビジタ局へ転送し、そ
のビジタ局からそのサービスエリアに在圏するページャ
を呼び出すことが可能なシステムが、例えば特開平２−
０６７０２４号公報（無線呼出装置）に提案されてい
る。
動した場合には、その移動先から現在の位置情報（現在
の在圏するビジタ局）を一般電話機を使用してＰＢ信号
で入力してそのページャが登録されているホーム局へ公
衆網を介して通知し、ページャの在圏位置を管理するホ
ーム局の管理データを更新しておき、ホーム局は公衆網
を介してページャの呼出要求があったとき、その呼出要
求をホーム局から登録されているビジタ局へ転送し、そ
のビジタ局からそのサービスエリアに在圏するページャ
を呼び出すことが可能なシステムが、例えば特開平２−
０６７０２４号公報（無線呼出装置）に提案されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の、特開平２−０
６７０２４号公報の無線呼出装置は、ホーム局から無線
呼出事業者の異なる地域へ移動したページャは、在圏位
置を登録変更するために、一般電話機を使用して公衆電
話網を介してホーム局の無線呼出事業者へプッシュボタ
ンで在圏位置登録を入力し、無線呼出事業者はＰＢ信号
の情報によりホーム局の管理データを更新し、その後、
一般電話機からページャの呼出要求を受信したホーム局
の無線呼出交換機が、登録されている在圏位置を参照し
てページャの在圏サービスエリアを特定し、特定した在
圏サービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機
へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機か
らページャを無線で呼び出す構成であるため、複数の異
る無線呼出事業者のサービスエリア間を移動する場合、
その都度移動先のサービスエリアから一般電話機を使用
して電話公衆網を介してホーム局の無線呼出交換機へ在
圏位置情報をプッシュボタンで登録しなければならない
ので、位置登録操作がわずらわしい。特に異る無線呼出
事業者のサービスエリアが隣接した地域を頻繁に往来す
る場合の位置登録操作のわずらわしさは顕著である。
６７０２４号公報の無線呼出装置は、ホーム局から無線
呼出事業者の異なる地域へ移動したページャは、在圏位
置を登録変更するために、一般電話機を使用して公衆電
話網を介してホーム局の無線呼出事業者へプッシュボタ
ンで在圏位置登録を入力し、無線呼出事業者はＰＢ信号
の情報によりホーム局の管理データを更新し、その後、
一般電話機からページャの呼出要求を受信したホーム局
の無線呼出交換機が、登録されている在圏位置を参照し
てページャの在圏サービスエリアを特定し、特定した在
圏サービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機
へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機か
らページャを無線で呼び出す構成であるため、複数の異
る無線呼出事業者のサービスエリア間を移動する場合、
その都度移動先のサービスエリアから一般電話機を使用
して電話公衆網を介してホーム局の無線呼出交換機へ在
圏位置情報をプッシュボタンで登録しなければならない
ので、位置登録操作がわずらわしい。特に異る無線呼出
事業者のサービスエリアが隣接した地域を頻繁に往来す
る場合の位置登録操作のわずらわしさは顕著である。
【０００５】また、位置登録操作時に、転送先の識別コ
ードの入力を必要とするが、移動先の位置情報である転
送先の識別コードを予め知っておく必要がある。
ードの入力を必要とするが、移動先の位置情報である転
送先の識別コードを予め知っておく必要がある。
【０００６】本発明の目的は、ページャが異る無線呼出
事業者のサービスエリアに移動したとき、位置登録操作
が不要なマルチ広域無線呼出方式を提供することにあ
る。
事業者のサービスエリアに移動したとき、位置登録操作
が不要なマルチ広域無線呼出方式を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチ広域無線
呼出方式は、ホーム局にページャの位置情報を登録する
と共に、前記ページャの予定移動先である複数の異る無
線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの呼出情報を予
め登録し、一般電話機から公衆網を介してページャの呼
出番号情報が前記ホーム局に着信したとき、前記位置情
報から前記ホーム局に属するページャに対する着信呼で
あることを識別し、ホーム局サービスエリアの無線基地
局へページャ呼出信号を送信すると共に、前記ページャ
の予定移動先である複数の異る無線呼出事業者のビジタ
局サービスエリアのすべての無線基地局へビジタ局サー
ビスエリア呼出要求信号を公衆網を介して転送し、前記
ホーム局または複数の前記ビジタ局サービスエリアのい
ずれかに圏在する前記ページャを呼び出しことを特徴と
する。
呼出方式は、ホーム局にページャの位置情報を登録する
と共に、前記ページャの予定移動先である複数の異る無
線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの呼出情報を予
め登録し、一般電話機から公衆網を介してページャの呼
出番号情報が前記ホーム局に着信したとき、前記位置情
報から前記ホーム局に属するページャに対する着信呼で
あることを識別し、ホーム局サービスエリアの無線基地
局へページャ呼出信号を送信すると共に、前記ページャ
の予定移動先である複数の異る無線呼出事業者のビジタ
局サービスエリアのすべての無線基地局へビジタ局サー
ビスエリア呼出要求信号を公衆網を介して転送し、前記
ホーム局または複数の前記ビジタ局サービスエリアのい
ずれかに圏在する前記ページャを呼び出しことを特徴と
する。
【０００８】また、前記ホーム局および前記複数のビジ
タ局はそれぞれ無線呼出交換機を備え、前記ホーム局と
前記複数のビジタ局とを第１の公衆網により接続すると
共に、前記ホーム局と前記一般電話機とを第２の公衆網
により接続し；前記無線呼出交換機は；前記一般電話機
を前記第２の公衆網を介して収容する入トランクと；前
記入トランクが前記第２の公衆網を介して受信した前記
一般電話機からの前記ページャ呼出番号情報を翻訳する
ＭＦ／ＰＢ受信機と；前記ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した
前記一般電話機からの前記ページャの呼出番号情報を基
に生成された前記ページャ呼出信号を前記ホーム局サー
ビスエリアの無線基地局へ送信する地域制御装置と；前
記ページャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業
者のビジタ局サービスエリアのすべての無線基地局へ前
記第１の公衆網を介して前記ビジタ局サービスエリア呼
出要求信号を転送するデータ送受信装置と；前記ページ
ャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業者のビジ
タ局サービスエリアをマルチ呼出エリアとして予め登録
しておくマルチ呼出エリア管理テーブルと前記ページャ
の位置情報を予め登録しておく位置情報登録テーブルと
を備える記憶装置と；呼制御全体を司る中央制御装置
と；を有し；前記中央制御装置は；保守者が所定の端末
から入力する前記ページャの加入者番号と前記ページャ
が移動する可能性のある複数の異る無線呼出事業者のビ
ジタ局サービスエリアの呼出情報とを受信し、前記ペー
ジャの加入者番号を前記記憶装置の前記位置情報登録テ
ーブルに格納し、且つ前記複数の異る無線呼出事業者の
ビジタ局サービスエリアの呼出情報をマルチ呼出エリア
として前記マルチ呼出エリア管理テーブルに格納する手
段と；前記ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した前記一般電話機
から前記第２の公衆網を介して着信した前記ページャの
呼出番号情報を基に前記記憶装置の前記位置情報登録テ
ーブルおよび前記マルチ呼出エリア管理テーブルを検索
し、前記ページャの位置情報と前記異る無線呼出事業者
のビジタ局サービスエリアとを検出する手段と；前記位
置情報登録テーブルから検出した前記ページャの位置情
報により前記ホーム局への前記ページャ呼出信号を生成
し、前記地域制御装置に対し前記ページャ呼出信号の前
記ホーム局サービスエリアへの送信を指示すると共に、
前記マルチ呼出エリア管理テーブルから検出した前記複
数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアによ
り前記ビジダ局サービスエリア呼出要求信号を生成し、
前記データ送受信装置に対し前記マルチ呼出エリア管理
テーブルから検出した複数の前記ビジタ局サービスエリ
アへ前記ビジタ局サービスエリア呼出要求信号の転送を
指示する手段と；前記ホーム局から前記ビジタ局サービ
スエリア呼出要求信号を前記データ送受信装置を介して
受信したとき、前記地域制御装置に対し自己のサービス
エリアの無線基地局へ受信した前記ビジタ局サービスエ
リア呼出要求信号の送信を指示する手段と；を有するこ
とを特徴とする。
タ局はそれぞれ無線呼出交換機を備え、前記ホーム局と
前記複数のビジタ局とを第１の公衆網により接続すると
共に、前記ホーム局と前記一般電話機とを第２の公衆網
により接続し；前記無線呼出交換機は；前記一般電話機
を前記第２の公衆網を介して収容する入トランクと；前
記入トランクが前記第２の公衆網を介して受信した前記
一般電話機からの前記ページャ呼出番号情報を翻訳する
ＭＦ／ＰＢ受信機と；前記ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した
前記一般電話機からの前記ページャの呼出番号情報を基
に生成された前記ページャ呼出信号を前記ホーム局サー
ビスエリアの無線基地局へ送信する地域制御装置と；前
記ページャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業
者のビジタ局サービスエリアのすべての無線基地局へ前
記第１の公衆網を介して前記ビジタ局サービスエリア呼
出要求信号を転送するデータ送受信装置と；前記ページ
ャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業者のビジ
タ局サービスエリアをマルチ呼出エリアとして予め登録
しておくマルチ呼出エリア管理テーブルと前記ページャ
の位置情報を予め登録しておく位置情報登録テーブルと
を備える記憶装置と；呼制御全体を司る中央制御装置
と；を有し；前記中央制御装置は；保守者が所定の端末
から入力する前記ページャの加入者番号と前記ページャ
が移動する可能性のある複数の異る無線呼出事業者のビ
ジタ局サービスエリアの呼出情報とを受信し、前記ペー
ジャの加入者番号を前記記憶装置の前記位置情報登録テ
ーブルに格納し、且つ前記複数の異る無線呼出事業者の
ビジタ局サービスエリアの呼出情報をマルチ呼出エリア
として前記マルチ呼出エリア管理テーブルに格納する手
段と；前記ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した前記一般電話機
から前記第２の公衆網を介して着信した前記ページャの
呼出番号情報を基に前記記憶装置の前記位置情報登録テ
ーブルおよび前記マルチ呼出エリア管理テーブルを検索
し、前記ページャの位置情報と前記異る無線呼出事業者
のビジタ局サービスエリアとを検出する手段と；前記位
置情報登録テーブルから検出した前記ページャの位置情
報により前記ホーム局への前記ページャ呼出信号を生成
し、前記地域制御装置に対し前記ページャ呼出信号の前
記ホーム局サービスエリアへの送信を指示すると共に、
前記マルチ呼出エリア管理テーブルから検出した前記複
数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアによ
り前記ビジダ局サービスエリア呼出要求信号を生成し、
前記データ送受信装置に対し前記マルチ呼出エリア管理
テーブルから検出した複数の前記ビジタ局サービスエリ
アへ前記ビジタ局サービスエリア呼出要求信号の転送を
指示する手段と；前記ホーム局から前記ビジタ局サービ
スエリア呼出要求信号を前記データ送受信装置を介して
受信したとき、前記地域制御装置に対し自己のサービス
エリアの無線基地局へ受信した前記ビジタ局サービスエ
リア呼出要求信号の送信を指示する手段と；を有するこ
とを特徴とする。
【０００９】このように、事前にホーム局の無線呼出交
換機に同時に複数の移動先ビジタ局サービスエリアをマ
ルチ呼出エリアとして登録しておくことにより、ホーム
局の無線呼出交換機に登録されている位置登録情報に関
係無く、マルチ呼出エリアとして登録されている全ビジ
タ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、全ビジ
タ局の無線呼出交換機からページャを無線で呼出すこと
ができる。このため、マルチ呼出エリアとして登録して
あるビジタ局サービスエリア間の移動であれば、その都
度わずらわしい位置登録操作を行う必要が無い。
換機に同時に複数の移動先ビジタ局サービスエリアをマ
ルチ呼出エリアとして登録しておくことにより、ホーム
局の無線呼出交換機に登録されている位置登録情報に関
係無く、マルチ呼出エリアとして登録されている全ビジ
タ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、全ビジ
タ局の無線呼出交換機からページャを無線で呼出すこと
ができる。このため、マルチ呼出エリアとして登録して
あるビジタ局サービスエリア間の移動であれば、その都
度わずらわしい位置登録操作を行う必要が無い。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施の形
態を示すマルチ広域無線呼出システムの主要ブロック図
である。
て図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施の形
態を示すマルチ広域無線呼出システムの主要ブロック図
である。
【００１１】図１に示すマルチ広域無線呼出システム
は、ホーム局の無線呼出交換機１０（以下ホーム局と称
す）と、ビジタＡ局の無線呼出交換機２０（以下ビジタ
局Ａと称す）と、ビジタＢ局の無線呼出交換機３０（以
下ビジタ局Ｂと称す）と、ホーム局１０が管轄するサー
ビスエリア４０と、ビジタＡ局２０が管轄するサービス
エリア５０と、ビジタＢ局３０が管轄するサービスエリ
ア６０と、ホーム局１０とビジタＡ局２０及びビジタＢ
局３０とを接続する公衆網７０と、ホーム局１０と一般
電話機１００とを接続する公衆網８０と、ホーム局１０
のサービスエリア４０に在圏するページャ４２と、ペー
ジャ４２がホーム局１０のサービスエリア４０からビジ
タＡ局２０のサービスエリア５０へ移動したページャ５
２と、ページャ４２がホーム局１０のサービスエリア４
０からビジタＢ局３０のサービスエリア６０へ移動した
ページャ６２とから構成されている。なお、ホーム局１
０，ビジタ局Ａ２０，ビジタ局Ｂ３０は、それぞれ無線
呼出事業者が異るものとする。
は、ホーム局の無線呼出交換機１０（以下ホーム局と称
す）と、ビジタＡ局の無線呼出交換機２０（以下ビジタ
局Ａと称す）と、ビジタＢ局の無線呼出交換機３０（以
下ビジタ局Ｂと称す）と、ホーム局１０が管轄するサー
ビスエリア４０と、ビジタＡ局２０が管轄するサービス
エリア５０と、ビジタＢ局３０が管轄するサービスエリ
ア６０と、ホーム局１０とビジタＡ局２０及びビジタＢ
局３０とを接続する公衆網７０と、ホーム局１０と一般
電話機１００とを接続する公衆網８０と、ホーム局１０
のサービスエリア４０に在圏するページャ４２と、ペー
ジャ４２がホーム局１０のサービスエリア４０からビジ
タＡ局２０のサービスエリア５０へ移動したページャ５
２と、ページャ４２がホーム局１０のサービスエリア４
０からビジタＢ局３０のサービスエリア６０へ移動した
ページャ６２とから構成されている。なお、ホーム局１
０，ビジタ局Ａ２０，ビジタ局Ｂ３０は、それぞれ無線
呼出事業者が異るものとする。
【００１２】ホーム局１０は、一般電話機１００を公衆
網８０を介して収容する入トランク１１と、入トランク
が公衆網８０を介して受信した一般電話機１００からの
少なくともダイヤル番号とメッセージとを含むページャ
の呼出番号情報を翻訳するＭＦ／ＰＢ受信機１２と、少
なくともページャアドレスとメッセージとを含むページ
ャ呼出信号をホーム局のサービスエリア４０の基地局４
１へ送出する地域制御装置１３と、ページャ４２の移動
先であるビジタＡ局のサービスエリア５０およびビジタ
Ｂ局のサービスエリア６０へそれぞれ少なくともページ
ャアドレスとメッセージとを含むビジタ局サービスエリ
ア呼出要求信号を転送するデータ送受信装置１４と、ホ
ーム局の各種制御を司る中央制御装置１５と、ページャ
４２の移動先であるビジタ局Ａおよびビジタ局Ｂのサー
ビスエリア５０および６０をマルチ呼出エリアとして予
め登録しておくマルチ呼出エリア管理テーブルと、ペー
ジャ４２の位置情報を登録する位置情報登録テーブルを
備える記憶装置１６と、スイッチ１７と、ページャ４２
の位置情報と移動先である複数の異る無線呼出事業者の
サービスエリアとを事前に入力して記憶装置へ登録する
入力端末１８とから構成されている。
網８０を介して収容する入トランク１１と、入トランク
が公衆網８０を介して受信した一般電話機１００からの
少なくともダイヤル番号とメッセージとを含むページャ
の呼出番号情報を翻訳するＭＦ／ＰＢ受信機１２と、少
なくともページャアドレスとメッセージとを含むページ
ャ呼出信号をホーム局のサービスエリア４０の基地局４
１へ送出する地域制御装置１３と、ページャ４２の移動
先であるビジタＡ局のサービスエリア５０およびビジタ
Ｂ局のサービスエリア６０へそれぞれ少なくともページ
ャアドレスとメッセージとを含むビジタ局サービスエリ
ア呼出要求信号を転送するデータ送受信装置１４と、ホ
ーム局の各種制御を司る中央制御装置１５と、ページャ
４２の移動先であるビジタ局Ａおよびビジタ局Ｂのサー
ビスエリア５０および６０をマルチ呼出エリアとして予
め登録しておくマルチ呼出エリア管理テーブルと、ペー
ジャ４２の位置情報を登録する位置情報登録テーブルを
備える記憶装置１６と、スイッチ１７と、ページャ４２
の位置情報と移動先である複数の異る無線呼出事業者の
サービスエリアとを事前に入力して記憶装置へ登録する
入力端末１８とから構成されている。
【００１３】ビジタＡ局２０も、ホーム局１０と同様、
入トランク２１と、ＭＦ／ＰＢ受信機２２と、地域制御
装置２３と、データ送受信装置２４と、中央制御装置２
５と、記憶装置２６と、スイッチ２７と、入力端末２８
とから構成されている。ビジタＢ局３０も同様に、入ト
ランク３１と、ＭＦ／ＰＢ受信機３２と、地域制御装置
３３と、データ送受信装置３４と、中央制御装置３５
と、記憶装置３６と、スイッチ３７と、入力端末３８と
から構成されている。
入トランク２１と、ＭＦ／ＰＢ受信機２２と、地域制御
装置２３と、データ送受信装置２４と、中央制御装置２
５と、記憶装置２６と、スイッチ２７と、入力端末２８
とから構成されている。ビジタＢ局３０も同様に、入ト
ランク３１と、ＭＦ／ＰＢ受信機３２と、地域制御装置
３３と、データ送受信装置３４と、中央制御装置３５
と、記憶装置３６と、スイッチ３７と、入力端末３８と
から構成されている。
【００１４】ホーム局１０のサービスエリア４０は、無
線基地局４１と、ホーム局１０へ位置登録されているペ
ージャ４２とから構成され、ビジタＡ局２０のサービス
エリア５０は無線基地局５１と、ホーム局１０から移動
したページャ５２とから構成され、ビジタＢ局３０のサ
ービスエリア６０は無線基地局６１と、ホーム局１０か
ら移動したページャ６２とから構成されている。
線基地局４１と、ホーム局１０へ位置登録されているペ
ージャ４２とから構成され、ビジタＡ局２０のサービス
エリア５０は無線基地局５１と、ホーム局１０から移動
したページャ５２とから構成され、ビジタＢ局３０のサ
ービスエリア６０は無線基地局６１と、ホーム局１０か
ら移動したページャ６２とから構成されている。
【００１５】最初に、ページャ４２のマルチ呼出エリア
の登録について説明する。ホーム局１０にページャ４２
を位置登録するために、所定の係員が入力端末１８か
ら、ページャ４２に予め設定された個別番号（加入者番
号）と、ホーム局１０が管轄するサービスエリア４０の
アドレス情報，周波数指定情報とを含む呼出情報を入力
すると共に、ページャ４２の個別番号（加入者番号）
と、ページャ４２が移動する予定のある異る無線呼出事
業者が管轄するビジタ局Ａ２０，３０のサービスエリア
５０，６０のアドレス情報，周波数指定情報を含む呼出
情報とを入力し、記憶装置１６のマルチ呼出エリア管理
テーブルに登録する。
の登録について説明する。ホーム局１０にページャ４２
を位置登録するために、所定の係員が入力端末１８か
ら、ページャ４２に予め設定された個別番号（加入者番
号）と、ホーム局１０が管轄するサービスエリア４０の
アドレス情報，周波数指定情報とを含む呼出情報を入力
すると共に、ページャ４２の個別番号（加入者番号）
と、ページャ４２が移動する予定のある異る無線呼出事
業者が管轄するビジタ局Ａ２０，３０のサービスエリア
５０，６０のアドレス情報，周波数指定情報を含む呼出
情報とを入力し、記憶装置１６のマルチ呼出エリア管理
テーブルに登録する。
【００１６】次に、一般電話機１００からページャ４２
を呼び出す場合の動作について説明する。一般電話機１
００がページャ４２を呼び出すべく、ページャ４２固有
の個別番号（加入者番号）を含むダイヤル番号（市外局
番＋市内局番＋加入者番号）とメッセージとを含むペー
ジャの呼出番号情報をダイヤルする。このダイヤル情報
は、公衆網８０を介してホーム局１０の入トランク１１
に着信する。入トランク１１に着信したダイヤル情報
は、ＭＦ／ＰＢ受信器１２で受信しページャ４２の個別
番号が翻訳される。
を呼び出す場合の動作について説明する。一般電話機１
００がページャ４２を呼び出すべく、ページャ４２固有
の個別番号（加入者番号）を含むダイヤル番号（市外局
番＋市内局番＋加入者番号）とメッセージとを含むペー
ジャの呼出番号情報をダイヤルする。このダイヤル情報
は、公衆網８０を介してホーム局１０の入トランク１１
に着信する。入トランク１１に着信したダイヤル情報
は、ＭＦ／ＰＢ受信器１２で受信しページャ４２の個別
番号が翻訳される。
【００１７】中央制御装置１５は、翻訳されたページャ
４２の個別番号を基に、記憶装置１６の位置情報登録デ
ーブルに格納されている位置情報と予定移動先であるビ
ジタ局Ａ２０およびビジタ局Ｂ３０の呼出情報が格納さ
れているマルチ呼出エリア管理テーブルを検索して、ペ
ージャ４２がホーム局１０に位置登録しており、かつ、
マルチ呼出エリアとしてビジタＡ局２０のサービスエリ
ア５０とビジタＢ局３０のサービスエリア６０とが登録
されていることを認識する。
４２の個別番号を基に、記憶装置１６の位置情報登録デ
ーブルに格納されている位置情報と予定移動先であるビ
ジタ局Ａ２０およびビジタ局Ｂ３０の呼出情報が格納さ
れているマルチ呼出エリア管理テーブルを検索して、ペ
ージャ４２がホーム局１０に位置登録しており、かつ、
マルチ呼出エリアとしてビジタＡ局２０のサービスエリ
ア５０とビジタＢ局３０のサービスエリア６０とが登録
されていることを認識する。
【００１８】ホーム局１０の中央制御装置１５は、入ト
ランク１１を介して受信したページャの呼出番号情報を
基に所定の信号形式のページャ呼出信号を生成し、地域
制御装置１３を介してホーム局１０のサービスエリア４
０の無線基地局４１へ送信し、ページャ呼出信号を受信
した無線基地局４１は、所定の無線周波数によりページ
ャ４２を呼び出す。
ランク１１を介して受信したページャの呼出番号情報を
基に所定の信号形式のページャ呼出信号を生成し、地域
制御装置１３を介してホーム局１０のサービスエリア４
０の無線基地局４１へ送信し、ページャ呼出信号を受信
した無線基地局４１は、所定の無線周波数によりページ
ャ４２を呼び出す。
【００１９】中央制御装置１５は同時に、ビジタＡ局２
０およびビジタ局３０に対し、ページャ４２の個別番号
とマルチ呼出エリア管理テーブルから検出したビジタ局
Ａおよびビジタ局Ｂのサービスエリアを基にビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号を生成し、そのビジタ局サー
ビスエリア呼出要求信号をデータ送受信装置１４を介し
て公衆網７０へ送信し、公衆網７０はビジタＡ局２０お
よびビジタ局３０のデータ送受信装置２４および３４へ
送信する。
０およびビジタ局３０に対し、ページャ４２の個別番号
とマルチ呼出エリア管理テーブルから検出したビジタ局
Ａおよびビジタ局Ｂのサービスエリアを基にビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号を生成し、そのビジタ局サー
ビスエリア呼出要求信号をデータ送受信装置１４を介し
て公衆網７０へ送信し、公衆網７０はビジタＡ局２０お
よびビジタ局３０のデータ送受信装置２４および３４へ
送信する。
【００２０】ビジタＡ局２０の中央制御装置２５は、デ
ータ送受信装置２４を介して受信したビジタ局サービス
エリア呼出要求信号を基に所定の信号形式のページャ呼
出信号を生成し、地域制御装置２３へ送出し、地域制御
装置２３は、受信したページャ呼出信号をサービスエリ
ア５０の無線基地局５１へ送信し、ページャ呼出信号を
受信した無線基地局５１は所定の無線周波数によりペー
ジャ５２を呼び出す。
ータ送受信装置２４を介して受信したビジタ局サービス
エリア呼出要求信号を基に所定の信号形式のページャ呼
出信号を生成し、地域制御装置２３へ送出し、地域制御
装置２３は、受信したページャ呼出信号をサービスエリ
ア５０の無線基地局５１へ送信し、ページャ呼出信号を
受信した無線基地局５１は所定の無線周波数によりペー
ジャ５２を呼び出す。
【００２１】また、ビジタＢ局３０の中央制御装置３５
も同様に、データ送受信装置３４を介して受信したビジ
タ局サービスエリア呼出要求信号を基に所定の信号形式
のページャ呼出信号を生成し、地域制御装置３３へ送出
し、地域制御装置３３は、受信したページャ呼出信号を
サービスエリア６０の無線基地局６１へ送信し、ページ
ャ呼出信号を受信した無線基地局６１は所定の無線周波
数によりページャ６２を呼び出す。
も同様に、データ送受信装置３４を介して受信したビジ
タ局サービスエリア呼出要求信号を基に所定の信号形式
のページャ呼出信号を生成し、地域制御装置３３へ送出
し、地域制御装置３３は、受信したページャ呼出信号を
サービスエリア６０の無線基地局６１へ送信し、ページ
ャ呼出信号を受信した無線基地局６１は所定の無線周波
数によりページャ６２を呼び出す。
【００２２】従って、ページャ４２（ビジタ局Ａ在圏時
は５２，ビジタ局Ｂ在圏時は６２）は、無線呼出事業者
が異るホーム局１０，ビジタ局２０，ビジタ局３０のい
ずれのサービスエリアに在圏していても無線呼出サービ
スを受けることができる。
は５２，ビジタ局Ｂ在圏時は６２）は、無線呼出事業者
が異るホーム局１０，ビジタ局２０，ビジタ局３０のい
ずれのサービスエリアに在圏していても無線呼出サービ
スを受けることができる。
【００２３】以上説明したように、ページャ４２が移動
する可能性のある異る無線呼出事業者ビジタ局のサービ
スエリアを、事前にホーム局１０の記憶装置１６のマル
チ呼出エリア管理テーブルにマルチ呼出エリアとし登録
しておくことにより、登録したサービスエリア間を移動
しても、わずらわしい位置登録をせずに、チャネル切替
操作だけで、無線呼出サービスを受けることができる。
する可能性のある異る無線呼出事業者ビジタ局のサービ
スエリアを、事前にホーム局１０の記憶装置１６のマル
チ呼出エリア管理テーブルにマルチ呼出エリアとし登録
しておくことにより、登録したサービスエリア間を移動
しても、わずらわしい位置登録をせずに、チャネル切替
操作だけで、無線呼出サービスを受けることができる。
【００２４】
【発明の効果】ホーム局および複数のビジタ局はそれぞ
れ無線呼出交換機を備え、ホーム局と複数のビジタ局と
を第１の公衆網により接続すると共に、ホーム局と一般
電話機とを第２の公衆網により接続し、無線呼出交換機
は、一般電話機を第２の公衆網を介して収容する入トラ
ンクと、入トランクが第２の公衆網を介して受信した一
般電話機からのページャの呼出番号情報を翻訳するＭＦ
／ＰＢ受信機と、ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した一般電話
機からのページャの呼出番号情報を基に生成されたペー
ジャ呼出信号をホーム局サービスエリアの無線基地局へ
送信する地域制御装置と、ページャの予定移動先である
複数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの
すべての無線基地局へ第１の公衆網を介してビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号を転送するデータ送受信装置
と、ページャの予定移動先である複数の異る無線呼出事
業者のビジタ局サービスエリアをマルチ呼出エリアとし
て予め登録しておくマルチ呼出エリア管理テーブルとペ
ージャの位置情報を予め登録しておく位置情報登録テー
ブルとを備える記憶装置と、呼制御全体を司る中央制御
装置とを有し、中央制御装置は、保守者が所定の端末か
ら入力するページャの加入者番号とページャが移動する
可能性のある複数の異る無線呼出事業者のビジタ局サー
ビスエリアの呼出情報とを受信し、ページャの加入者番
号を記憶装置の位置情報登録テーブルに格納し、且つ複
数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの呼
出情報をマルチ呼出エリアとしてマルチ呼出エリア管理
テーブルに格納する手段と、ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳し
た一般電話機から第２の公衆網を介して着信したページ
ャの呼出番号情報を基に記憶装置の位置情報登録テーブ
ルおよびマルチ呼出エリア管理テーブルを検索し、ペー
ジャの位置情報と異る無線呼出事業者のビジタ局サービ
スエリアとを検出する手段と、位置情報登録テーブルか
ら検出したページャの位置情報によりホーム局へのペー
ジャ呼出信号を生成し、地域制御装置に対しページャ呼
出信号のホーム局サービスエリアへの送信を指示すると
共に、マルチ呼出エリア管理テーブルから検出した複数
の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアにより
ビジダ局サービスエリア呼出要求信号を生成し、データ
送受信装置に対しマルチ呼出エリア管理テーブルから検
出した複数のビジタ局サービスエリアへビジタ局サービ
スエリア呼出要求信号の転送を指示する手段と、ホーム
局からビジタ局サービスエリア呼出要求信号をデータ送
受信装置を介して受信したとき、地域制御装置に対し自
己のサービスエリアの無線基地局へ受信したビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号の送信を指示する手段とから
構成したので、従来、移動先のサービスエリアから一般
電話機を使用して行っていた位置登録操作が不要とな
る。
れ無線呼出交換機を備え、ホーム局と複数のビジタ局と
を第１の公衆網により接続すると共に、ホーム局と一般
電話機とを第２の公衆網により接続し、無線呼出交換機
は、一般電話機を第２の公衆網を介して収容する入トラ
ンクと、入トランクが第２の公衆網を介して受信した一
般電話機からのページャの呼出番号情報を翻訳するＭＦ
／ＰＢ受信機と、ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した一般電話
機からのページャの呼出番号情報を基に生成されたペー
ジャ呼出信号をホーム局サービスエリアの無線基地局へ
送信する地域制御装置と、ページャの予定移動先である
複数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの
すべての無線基地局へ第１の公衆網を介してビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号を転送するデータ送受信装置
と、ページャの予定移動先である複数の異る無線呼出事
業者のビジタ局サービスエリアをマルチ呼出エリアとし
て予め登録しておくマルチ呼出エリア管理テーブルとペ
ージャの位置情報を予め登録しておく位置情報登録テー
ブルとを備える記憶装置と、呼制御全体を司る中央制御
装置とを有し、中央制御装置は、保守者が所定の端末か
ら入力するページャの加入者番号とページャが移動する
可能性のある複数の異る無線呼出事業者のビジタ局サー
ビスエリアの呼出情報とを受信し、ページャの加入者番
号を記憶装置の位置情報登録テーブルに格納し、且つ複
数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの呼
出情報をマルチ呼出エリアとしてマルチ呼出エリア管理
テーブルに格納する手段と、ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳し
た一般電話機から第２の公衆網を介して着信したページ
ャの呼出番号情報を基に記憶装置の位置情報登録テーブ
ルおよびマルチ呼出エリア管理テーブルを検索し、ペー
ジャの位置情報と異る無線呼出事業者のビジタ局サービ
スエリアとを検出する手段と、位置情報登録テーブルか
ら検出したページャの位置情報によりホーム局へのペー
ジャ呼出信号を生成し、地域制御装置に対しページャ呼
出信号のホーム局サービスエリアへの送信を指示すると
共に、マルチ呼出エリア管理テーブルから検出した複数
の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアにより
ビジダ局サービスエリア呼出要求信号を生成し、データ
送受信装置に対しマルチ呼出エリア管理テーブルから検
出した複数のビジタ局サービスエリアへビジタ局サービ
スエリア呼出要求信号の転送を指示する手段と、ホーム
局からビジタ局サービスエリア呼出要求信号をデータ送
受信装置を介して受信したとき、地域制御装置に対し自
己のサービスエリアの無線基地局へ受信したビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号の送信を指示する手段とから
構成したので、従来、移動先のサービスエリアから一般
電話機を使用して行っていた位置登録操作が不要とな
る。
【００２５】また、位置登録の際入力する、移動先の位
置情報である識別コードを予め知っておく必要もない。
置情報である識別コードを予め知っておく必要もない。
【００２６】従って、異る無線呼出事業者のサービスエ
リア間をその都度位置登録することなく移動することが
できる。特に異る無線呼出事業者のサービスエリアが隣
接した地域を頻繁に行来する場合にその効果は顕著であ
る。
リア間をその都度位置登録することなく移動することが
できる。特に異る無線呼出事業者のサービスエリアが隣
接した地域を頻繁に行来する場合にその効果は顕著であ
る。
【図１】本発明の一実施の形態のブロック図。
１０ ホーム局の無線呼出交換機 １１，２１，３１ 入トランク １２，２２，３２ ＭＦ／ＰＢ受信機 １３，２３，３３ 地域制御装置 １４，２４，３４ データ送受信装置 １５，２５，３５ 中央制御装置 １６，２６，３６ 記憶装置 １７，２７，３７ スイッチ １８，２８，３８ 入力端末 ２０ ビジタＡ局の無線呼出交換機 ３０ ビジタＢ局の無線呼出交換機 ４０ ホーム局のサービスエリア ４１，５１，６１ 無線基地局 ４２，５２，６２ ページャ ５０ ビジタＡ局のサービスエリア ６０ ビジタＢ局のサービスエリア ７０，８０ 公衆網 １００ 一般電話機
Claims (2)
- 【請求項１】 ホーム局にページャの位置情報を登録す
ると共に、前記ページャの予定移動先である複数の異る
無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアの呼出情報を
予め登録し、一般電話機から公衆網を介してページャの
呼出番号情報が前記ホーム局に着信したとき、前記位置
情報から前記ホーム局に属するページャに対する着信呼
であることを識別し、ホーム局サービスエリアの無線基
地局へページャ呼出信号を送信すると共に、前記ページ
ャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業者のビジ
タ局サービスエリアのすべての無線基地局へビジタ局サ
ービスエリア呼出要求信号を公衆網を介して転送し、前
記ホーム局または複数の前記ビジタ局サービスエリアの
いずれかに圏在する前記ページャを呼び出しことを特徴
とするマルチ広域無線呼出方式。 - 【請求項２】 前記ホーム局および前記複数のビジタ局
はそれぞれ無線呼出交換機を備え、前記ホーム局と前記
複数のビジタ局とを第１の公衆網により接続すると共
に、前記ホーム局と前記一般電話機とを第２の公衆網に
より接続し；前記無線呼出交換機は；前記一般電話機を
前記第２の公衆網を介して収容する入トランクと；前記
入トランクが前記第２の公衆網を介して受信した前記一
般電話機からの前記ページャの呼出番号情報を翻訳する
ＭＦ／ＰＢ受信機と；前記ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した
前記一般電話機からの前記ページャの呼出番号情報を基
に生成された前記ページャ呼出信号を前記ホーム局サー
ビスエリアの無線基地局へ送信する地域制御装置と；前
記ページャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業
者のビジタ局サービスエリアのすべての無線基地局へ前
記第１の公衆網を介して前記ビジタ局サービスエリア呼
出要求信号を転送するデータ送受信装置と；前記ページ
ャの予定移動先である複数の異る無線呼出事業者のビジ
タ局サービスエリアをマルチ呼出エリアとして予め登録
しておくマルチ呼出エリア管理テーブルと前記ページャ
の位置情報を予め登録しておく位置情報登録テーブルと
を備える記憶装置と；呼制御全体を司る中央制御装置
と；を有し；前記中央制御装置は；保守者が所定の端末
から入力する前記ページャの加入者番号と前記ページャ
が移動する可能性のある複数の異る無線呼出事業者のビ
ジタ局サービスエリアの呼出情報とを受信し、前記ペー
ジャの加入者番号を前記記憶装置の前記位置情報登録テ
ーブルに格納し、且つ前記複数の異る無線呼出事業者の
ビジタ局サービスエリアの呼出情報をマルチ呼出エリア
として前記マルチ呼出エリア管理テーブルに格納する手
段と；前記ＭＦ／ＰＢ受信機が翻訳した前記一般電話機
から前記第２の公衆網を介して着信した前記ページャの
呼出番号情報を基に前記記憶装置の前記位置情報登録テ
ーブルおよび前記マルチ呼出エリア管理テーブルを検索
し、前記ページャの位置情報と前記異る無線呼出事業者
のビジタ局サービスエリアとを検出する手段と；前記位
置情報登録テーブルから検出した前記ページャの位置情
報により前記ホーム局への前記ページャ呼出信号を生成
し、前記地域制御装置に対し前記ページャ呼出信号の前
記ホーム局サービスエリアへの送信を指示すると共に、
前記マルチ呼出エリア管理テーブルから検出した前記複
数の異る無線呼出事業者のビジタ局サービスエリアによ
り前記ビジダ局サービスエリア呼出要求信号を生成し、
前記データ送受信装置に対し前記マルチ呼出エリア管理
テーブルから検出した複数の前記ビジタ局サービスエリ
アへ前記ビジタ局サービスエリア呼出要求信号の転送を
指示する手段と；前記ホーム局から前記ビジタ局サービ
スエリア呼出要求信号を前記データ送受信装置を介して
受信したとき、前記地域制御装置に対し自己のサービス
エリアの無線基地局へ受信した前記ビジタ局サービスエ
リア呼出要求信号の送信を指示する手段と；を有するこ
とを特徴とする請求項１記載のマルチ広域無線呼出方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197382A JPH1042346A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | マルチ広域無線呼出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8197382A JPH1042346A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | マルチ広域無線呼出方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1042346A true JPH1042346A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16373592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8197382A Pending JPH1042346A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | マルチ広域無線呼出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1042346A (ja) |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8197382A patent/JPH1042346A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981117 |