JPH1020351A - レーザ光源装置および当該装置の制御方法 - Google Patents
レーザ光源装置および当該装置の制御方法Info
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- JPH1020351A JPH1020351A JP8190123A JP19012396A JPH1020351A JP H1020351 A JPH1020351 A JP H1020351A JP 8190123 A JP8190123 A JP 8190123A JP 19012396 A JP19012396 A JP 19012396A JP H1020351 A JPH1020351 A JP H1020351A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/13—Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude
- H01S3/136—Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude by controlling devices placed within the cavity
- H01S3/137—Stabilisation of laser output parameters, e.g. frequency or amplitude by controlling devices placed within the cavity for stabilising of frequency
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/10—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating
- H01S3/106—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity
- H01S3/108—Controlling the intensity, frequency, phase, polarisation or direction of the emitted radiation, e.g. switching, gating, modulating or demodulating by controlling devices placed within the cavity using non-linear optical devices, e.g. exhibiting Brillouin or Raman scattering
- H01S3/109—Frequency multiplication, e.g. harmonic generation
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- Lasers (AREA)
- Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 KTP結晶温度を自動的に設定できる上、最
適温度の変動にも追従でできるレーザ光源装置および当
該装置の制御方法を実現する。 【解決手段】 基準電位REFに対応する温度Taから
一定間隔毎に所定の温度ステップΔTを加算して行き、
UVレーザ光の出力が最大近傍となった温度Tcで温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算することで、最適なKTP結晶温度を自動的に設
定する。また、上記温度ステップΔTのステップ加算を
行う前後のUVレーザ光出力を減算比較し、その値が極
性反転したらステップ減算に移行して常にUVレーザ光
が出力ピークを保つように温度制御するため、KTP結
晶の温度特性の変質に応じた最適温度の変動にも追従で
きる。
適温度の変動にも追従でできるレーザ光源装置および当
該装置の制御方法を実現する。 【解決手段】 基準電位REFに対応する温度Taから
一定間隔毎に所定の温度ステップΔTを加算して行き、
UVレーザ光の出力が最大近傍となった温度Tcで温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算することで、最適なKTP結晶温度を自動的に設
定する。また、上記温度ステップΔTのステップ加算を
行う前後のUVレーザ光出力を減算比較し、その値が極
性反転したらステップ減算に移行して常にUVレーザ光
が出力ピークを保つように温度制御するため、KTP結
晶の温度特性の変質に応じた最適温度の変動にも追従で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、光磁気記
録などに用いて好適なレーザ光源装置および当該装置の
制御方法に関する。
録などに用いて好適なレーザ光源装置および当該装置の
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、長波長のレーザ光を非線形光
学結晶で構成された波長変換素子に入射し、この波長変
換素子にて波長変換して、例えばグリーンレーザ光であ
る第2高調波(SHG)、あるいは、例えば紫外レーザ
光(以下、UVレーザと称す)である第4高調波(FH
G)を発振するレーザ光源装置が知られている。
学結晶で構成された波長変換素子に入射し、この波長変
換素子にて波長変換して、例えばグリーンレーザ光であ
る第2高調波(SHG)、あるいは、例えば紫外レーザ
光(以下、UVレーザと称す)である第4高調波(FH
G)を発振するレーザ光源装置が知られている。
【0003】図10は、この種のレーザ光源装置の概略
構成を示すブロック図である。図において、符号1はグ
リーン共振部であり、長波長のレーザ光を非線形光学結
晶で構成された波長変換素子に入射し、この波長変換素
子の出力を共振させてグリーンレーザ光Gを出力する。
このグリーン共振部1は、構成要素1a〜1dからな
る。
構成を示すブロック図である。図において、符号1はグ
リーン共振部であり、長波長のレーザ光を非線形光学結
晶で構成された波長変換素子に入射し、この波長変換素
子の出力を共振させてグリーンレーザ光Gを出力する。
このグリーン共振部1は、構成要素1a〜1dからな
る。
【0004】符号1aは、励起レーザ光を発光する励起
レーザ素子である。符号1bは、この励起レーザ素子1
aの発光動作を制御する励起レーザ制御部である。符号
1cは、グリーン共振器であり、励起レーザ光に応じて
YAGレーザを発光する発光素子と、このYAGレーザ
を波長変換する非線形光学結晶素子KTP(以下、KT
P結晶と称す)と、共振光学系とからなる。符号1d、
1fは、それぞれ上記共振光学系およびKPT結晶の温
度を制御する温度制御部である。
レーザ素子である。符号1bは、この励起レーザ素子1
aの発光動作を制御する励起レーザ制御部である。符号
1cは、グリーン共振器であり、励起レーザ光に応じて
YAGレーザを発光する発光素子と、このYAGレーザ
を波長変換する非線形光学結晶素子KTP(以下、KT
P結晶と称す)と、共振光学系とからなる。符号1d、
1fは、それぞれ上記共振光学系およびKPT結晶の温
度を制御する温度制御部である。
【0005】符号2は、上記グリーン共振部1から導光
されるグリーンレーザ光を共振させ、第2高調波(SH
G)あるいは第4高調波(FHG)のUVレーザ光を発
振するUV共振器であり、位相変調器2a,GREEN
検出器2b,ロッキング制御部2c,BBO2d,AO
M2e,AOM制御部2fおよびハーフミラー等の光学
素子から構成されている。
されるグリーンレーザ光を共振させ、第2高調波(SH
G)あるいは第4高調波(FHG)のUVレーザ光を発
振するUV共振器であり、位相変調器2a,GREEN
検出器2b,ロッキング制御部2c,BBO2d,AO
M2e,AOM制御部2fおよびハーフミラー等の光学
素子から構成されている。
【0006】上記構成によるレーザ光源装置において高
出力で安定したUVレーザ光を得るには、上述したKT
P結晶(KTiPO4)を最適な動作温度に保つことが
要求される。KTP結晶は、例えば図11に示すよう
に、結晶温度が42.6゜C〜43.1゜Cまで変化す
ると、この温度変化に応じてUVレーザ光の出力が変化
する温度特性を備えており、この一例の場合、42.8
゜Cで最大出力となる最適温度が存在する。
出力で安定したUVレーザ光を得るには、上述したKT
P結晶(KTiPO4)を最適な動作温度に保つことが
要求される。KTP結晶は、例えば図11に示すよう
に、結晶温度が42.6゜C〜43.1゜Cまで変化す
ると、この温度変化に応じてUVレーザ光の出力が変化
する温度特性を備えており、この一例の場合、42.8
゜Cで最大出力となる最適温度が存在する。
【0007】そこで、従来では、KTP温度制御部1f
がこの最適温度を維持するようフィードバック温度制御
を行っている。すなわち、図12に図示する通り、オペ
アンプ等で構成される誤差アンプ10の非反転入力端に
基準電位REFを与える一方、反転入力端に後述するサ
ーミスタ13の出力を入力し、この誤差アンプ10から
基準電位REFとサーミスタ13の出力との電位差に応
じた出力信号を発生させる。
がこの最適温度を維持するようフィードバック温度制御
を行っている。すなわち、図12に図示する通り、オペ
アンプ等で構成される誤差アンプ10の非反転入力端に
基準電位REFを与える一方、反転入力端に後述するサ
ーミスタ13の出力を入力し、この誤差アンプ10から
基準電位REFとサーミスタ13の出力との電位差に応
じた出力信号を発生させる。
【0008】出力ドライバ11は、この誤差アンプ10
の出力に応じてペルチエ素子を冷却駆動あるいは加熱駆
動する駆動信号を発生する。ペルチエ素子は、出力ドラ
イバ11が発生する駆動信号に応じてKTP結晶を電子
冷却/加熱する。サーミスタ13はKTP結晶の温度に
応じて抵抗値が変化するもので、測定したKTP結晶の
温度に応じた出力電圧を上記誤差アンプ10の反転入力
端に供給する。したがって、KTP温度制御部1fで
は、目的の温度に対応する基準電位REFを設定してお
けば、KTP結晶をその温度に保つべくペルチエ素子1
2が電子冷却/加熱するようフィードバック制御する。
の出力に応じてペルチエ素子を冷却駆動あるいは加熱駆
動する駆動信号を発生する。ペルチエ素子は、出力ドラ
イバ11が発生する駆動信号に応じてKTP結晶を電子
冷却/加熱する。サーミスタ13はKTP結晶の温度に
応じて抵抗値が変化するもので、測定したKTP結晶の
温度に応じた出力電圧を上記誤差アンプ10の反転入力
端に供給する。したがって、KTP温度制御部1fで
は、目的の温度に対応する基準電位REFを設定してお
けば、KTP結晶をその温度に保つべくペルチエ素子1
2が電子冷却/加熱するようフィードバック制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
レーザ光源装置では、次のような問題がある。 KTP温度制御部1fでは、KTP結晶を一定温度に
保つべくフィードバック温度制御するが、KTP結晶の
最適温度は固定的なものではなく、室温や湿度などの周
囲環境条件や、KTP結晶の温度特性の変質によっても
変動することが知られている。したがって、従来のKT
P温度制御部1fでは、こうした最適温度の変動に追従
することができず、UVレーザ光の出力が不安定になる
という問題がある。
レーザ光源装置では、次のような問題がある。 KTP温度制御部1fでは、KTP結晶を一定温度に
保つべくフィードバック温度制御するが、KTP結晶の
最適温度は固定的なものではなく、室温や湿度などの周
囲環境条件や、KTP結晶の温度特性の変質によっても
変動することが知られている。したがって、従来のKT
P温度制御部1fでは、こうした最適温度の変動に追従
することができず、UVレーザ光の出力が不安定になる
という問題がある。
【0010】また、図11に例示したKTP結晶の温
度特性から明らかなように、最適温度は0.1゜単位で
変化し、しかも従来、この最適温度を手動で探し当てて
いた為、極めて困難な作業が要求されていた。
度特性から明らかなように、最適温度は0.1゜単位で
変化し、しかも従来、この最適温度を手動で探し当てて
いた為、極めて困難な作業が要求されていた。
【0011】さらに、従来のレーザ光源装置では、図
10に図示したように、KTP温度制御部1fのみなら
ず、励起レーザ制御部1b、共振器温度制御部1d、ロ
ッキング制御部2cおよびAOM制御部2fをそれぞれ
個々に動作制御させなければならず、装置システム全体
を効率良く最適制御することが望まれている現状にあ
る。
10に図示したように、KTP温度制御部1fのみなら
ず、励起レーザ制御部1b、共振器温度制御部1d、ロ
ッキング制御部2cおよびAOM制御部2fをそれぞれ
個々に動作制御させなければならず、装置システム全体
を効率良く最適制御することが望まれている現状にあ
る。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、UVレーザ光出力が最大となるKTP結晶温
度を自動的に設定できる上、最適温度の変動にも追従で
き、しかも装置システム全体を効率良く最適制御するこ
とができるレーザ光源装置および当該装置の制御方法を
提供することを目的としている。
たもので、UVレーザ光出力が最大となるKTP結晶温
度を自動的に設定できる上、最適温度の変動にも追従で
き、しかも装置システム全体を効率良く最適制御するこ
とができるレーザ光源装置および当該装置の制御方法を
提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、励起レーザ光を非線形
光学結晶で波長変換してなる第2高調波光を出力する第
1の共振部と、この第1の共振部から導光される第2高
調波光を波長変換して第4高調波光を発振する第2の共
振部とから構成されるレーザ光源装置において、前記第
1の共振部は、前記非線形光学結晶を測定した温度と温
度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度を制御す
るフィードバック制御手段と、前記非線形光学結晶の最
適温度を検出する検出手段と、この検出手段により得ら
れる最適温度の変動に追従するよう前記フィードバック
制御手段に温度指令値を与える変動追従手段とを具備す
ることを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明では、励起レーザ光を非線形
光学結晶で波長変換してなる第2高調波光を出力する第
1の共振部と、この第1の共振部から導光される第2高
調波光を波長変換して第4高調波光を発振する第2の共
振部とから構成されるレーザ光源装置において、前記第
1の共振部は、前記非線形光学結晶を測定した温度と温
度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度を制御す
るフィードバック制御手段と、前記非線形光学結晶の最
適温度を検出する検出手段と、この検出手段により得ら
れる最適温度の変動に追従するよう前記フィードバック
制御手段に温度指令値を与える変動追従手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0014】上記請求項1に従属する請求項2に記載の
発明によれば、前記検出手段は、温度Taから一定期間
毎に所定の温度ステップΔTを加算し、第4高調波光の
出力が最大近傍となった温度Tc(Ta<Tc)で温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算し、第4高調波光の出力が最大となる最適温度を
検出することを特徴としている。
発明によれば、前記検出手段は、温度Taから一定期間
毎に所定の温度ステップΔTを加算し、第4高調波光の
出力が最大近傍となった温度Tc(Ta<Tc)で温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算し、第4高調波光の出力が最大となる最適温度を
検出することを特徴としている。
【0015】また、上記請求項1に従属する請求項3に
記載の発明によれば、前記変動追従手段は、温度ステッ
プΔTのステップ加算を行う前後の第4高調波光の出力
を減算比較し、その値が極性反転したらステップ減算に
移行して第4高調波光の出力ピークを維持する温度指令
値を発生することを特徴とする。
記載の発明によれば、前記変動追従手段は、温度ステッ
プΔTのステップ加算を行う前後の第4高調波光の出力
を減算比較し、その値が極性反転したらステップ減算に
移行して第4高調波光の出力ピークを維持する温度指令
値を発生することを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明では、励起レーザ光
を非線形光学結晶で波長変換して第2高調波光を出力す
る第1の過程と、この第1の過程で得られる第2高調波
光を波長変換して第4高調波光を発振する第2の過程と
を備えるレーザ光源装置の制御方法において、前記第1
の過程は、前記非線形光学結晶を測定した温度と温度指
令値とに応じて前記非線形光学結晶の温度を制御するフ
ィードバック制御処理と、前記非線形光学結晶の最適温
度を検出する検出処理と、この検出ステップで得られた
最適温度の変動に追従するよう前記フィードバック制御
ステップに対して温度指令値を与える変動追従処理とか
らなることを特徴としている。
を非線形光学結晶で波長変換して第2高調波光を出力す
る第1の過程と、この第1の過程で得られる第2高調波
光を波長変換して第4高調波光を発振する第2の過程と
を備えるレーザ光源装置の制御方法において、前記第1
の過程は、前記非線形光学結晶を測定した温度と温度指
令値とに応じて前記非線形光学結晶の温度を制御するフ
ィードバック制御処理と、前記非線形光学結晶の最適温
度を検出する検出処理と、この検出ステップで得られた
最適温度の変動に追従するよう前記フィードバック制御
ステップに対して温度指令値を与える変動追従処理とか
らなることを特徴としている。
【0017】上記請求項4に従属する請求項5に記載の
発明によれば、前記検出処理は、温度Taから一定期間
毎に所定の温度ステップΔTを加算し、第4高調波光の
出力が最大近傍となった温度Tc(Ta<Tc)で温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算し、第4高調波光の出力が最大となる最適温度を
検出することを特徴とする。
発明によれば、前記検出処理は、温度Taから一定期間
毎に所定の温度ステップΔTを加算し、第4高調波光の
出力が最大近傍となった温度Tc(Ta<Tc)で温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算し、第4高調波光の出力が最大となる最適温度を
検出することを特徴とする。
【0018】さらに、上記請求項4に従属する請求項6
に記載の発明によれば、前記変動追従処理は、温度ステ
ップΔTのステップ加算を行う前後の第4高調波光の出
力を減算比較し、その値が極性反転したらステップ減算
に移行して第4高調波光の出力ピークを保つ温度指令値
を発生することを特徴とする。
に記載の発明によれば、前記変動追従処理は、温度ステ
ップΔTのステップ加算を行う前後の第4高調波光の出
力を減算比較し、その値が極性反転したらステップ減算
に移行して第4高調波光の出力ピークを保つ温度指令値
を発生することを特徴とする。
【0019】本発明では、検出手段によって非線形光学
結晶の最適温度が検出されると、変動追従手段がこの検
出手段により得られる最適温度の変動に追従するよう前
記フィードバック制御手段に温度指令値を与え、フィー
ドバック制御手段では非線形光学結晶を測定した温度と
温度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度を制御
する。この結果、UVレーザ光出力が最大となるKTP
結晶温度を自動的に設定できる上、最適温度の変動にも
追従でき、しかも装置システム全体を効率良く最適制御
することが可能になる。
結晶の最適温度が検出されると、変動追従手段がこの検
出手段により得られる最適温度の変動に追従するよう前
記フィードバック制御手段に温度指令値を与え、フィー
ドバック制御手段では非線形光学結晶を測定した温度と
温度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度を制御
する。この結果、UVレーザ光出力が最大となるKTP
結晶温度を自動的に設定できる上、最適温度の変動にも
追従でき、しかも装置システム全体を効率良く最適制御
することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明によるレーザ光源装置は、
光記録あるいは光磁気記録する装置の他、レーザプリン
タ、レーザ計測および光通信などに適用され得る。以下
では、本発明の実施の形態であるレーザ光源装置を実施
例として図面を参照して説明する。
光記録あるいは光磁気記録する装置の他、レーザプリン
タ、レーザ計測および光通信などに適用され得る。以下
では、本発明の実施の形態であるレーザ光源装置を実施
例として図面を参照して説明する。
【0021】A.実施例の構成 図1は、本発明の一実施例によるKTP温度制御部1f
の構成を示すブロック図である。なお、この図におい
て、図12に図示した従来例と共通する要素には同一の
番号を付し、その説明を省略する。
の構成を示すブロック図である。なお、この図におい
て、図12に図示した従来例と共通する要素には同一の
番号を付し、その説明を省略する。
【0022】本実施例によるKTP温度制御部1fは、
KTP結晶の最適温度を自動的に設定し、かつ、KTP
結晶の温度特性の変質に応じた最適温度の変動にも追従
し得るようにしたものであり、図12に図示した従来例
と異なる点は、構成要素14〜16を設けると共に、後
述する比較回路20(図4参照)によってKTP温度最
適点を検出することにある。以下、こうした点について
説明して行く。
KTP結晶の最適温度を自動的に設定し、かつ、KTP
結晶の温度特性の変質に応じた最適温度の変動にも追従
し得るようにしたものであり、図12に図示した従来例
と異なる点は、構成要素14〜16を設けると共に、後
述する比較回路20(図4参照)によってKTP温度最
適点を検出することにある。以下、こうした点について
説明して行く。
【0023】まず、図1において、符号14は設定温度
制御ブロックであり、一定間隔でインクリメントあるい
はデクリメントされる所定温度幅の温度ステップ信号Δ
Tを発生する。符号15は加算器であり、上記設定温度
制御ブロック14から出力される温度ステップ信号ΔT
と前述した基準電位REFとを加算して出力する。符号
16はサーボ追従検出部であり、誤差アンプ10の出力
が設定温度に追従する毎にKTP温度追従検出フラグF
LAGを発生する。
制御ブロックであり、一定間隔でインクリメントあるい
はデクリメントされる所定温度幅の温度ステップ信号Δ
Tを発生する。符号15は加算器であり、上記設定温度
制御ブロック14から出力される温度ステップ信号ΔT
と前述した基準電位REFとを加算して出力する。符号
16はサーボ追従検出部であり、誤差アンプ10の出力
が設定温度に追従する毎にKTP温度追従検出フラグF
LAGを発生する。
【0024】B.KTP結晶最適温度自動設定法 次に、上記構成においてKTP結晶の最適温度を自動的
に設定する手法について述べる。上述した基準電位RE
Fと設定温度制御ブロック14との関係は、図2に示す
ように、基準電位REFに対応する温度TaからKTP
最適温度Tbまでの差分を設定温度制御ブロック14が
補正する。つまり、設定温度制御ブロック14は、図3
に示す通り、一定間隔毎に設定温度をΔTステップづつ
増加させる。
に設定する手法について述べる。上述した基準電位RE
Fと設定温度制御ブロック14との関係は、図2に示す
ように、基準電位REFに対応する温度TaからKTP
最適温度Tbまでの差分を設定温度制御ブロック14が
補正する。つまり、設定温度制御ブロック14は、図3
に示す通り、一定間隔毎に設定温度をΔTステップづつ
増加させる。
【0025】この時、図4に示す比較回路20によって
KTP結晶が最適温度Tbとなる時点を検出する。比較
回路20は、非反転入力端に所定の固定比較レベルが供
給され、反転入力端にGreen検出器2b(図10参
照)の出力が供給される比較器20aから構成されてお
り、UVレーザ光の出力が最大となる時にこの比較器2
0aが「H(ハイ)」レベルの出力を発生し、その時点
で最適温度Tbとなる。
KTP結晶が最適温度Tbとなる時点を検出する。比較
回路20は、非反転入力端に所定の固定比較レベルが供
給され、反転入力端にGreen検出器2b(図10参
照)の出力が供給される比較器20aから構成されてお
り、UVレーザ光の出力が最大となる時にこの比較器2
0aが「H(ハイ)」レベルの出力を発生し、その時点
で最適温度Tbとなる。
【0026】つまり、UVレーザ光の出力が最大の時、
グリーンレーザ光の出力パワーは前述したUV共振部2
(図10参照)内部に溜められる為、Green検出器
2bの出力レベルは「0」に近づく。したがって、比較
器20aの非反転入力端に与える固定比較レベルをゼロ
レベル近傍値に設定しておけば、UVレーザ光の出力が
最大となる時点で比較器20aが「H(ハイ)」レベル
の出力を発生する訳である。
グリーンレーザ光の出力パワーは前述したUV共振部2
(図10参照)内部に溜められる為、Green検出器
2bの出力レベルは「0」に近づく。したがって、比較
器20aの非反転入力端に与える固定比較レベルをゼロ
レベル近傍値に設定しておけば、UVレーザ光の出力が
最大となる時点で比較器20aが「H(ハイ)」レベル
の出力を発生する訳である。
【0027】さて、このようにして比較器20aの出力
をモニタして最適温度Tbとなる時点を検出したなら
ば、温度ステップ信号ΔTの加算をストップする。この
時、KTP結晶の設定温度はKTP温度制御部1fの応
答遅延の為、設定すべき最適温度Tb以上となってしま
う。ステップ加算の時間間隔を応答遅延より十分に長く
とれば、最適温度Tbは(Tc−ΔT)〜Tcの範囲に
収まる。ここで、温度Tcとはステップ加算を止めた時
点の温度を指す。
をモニタして最適温度Tbとなる時点を検出したなら
ば、温度ステップ信号ΔTの加算をストップする。この
時、KTP結晶の設定温度はKTP温度制御部1fの応
答遅延の為、設定すべき最適温度Tb以上となってしま
う。ステップ加算の時間間隔を応答遅延より十分に長く
とれば、最適温度Tbは(Tc−ΔT)〜Tcの範囲に
収まる。ここで、温度Tcとはステップ加算を止めた時
点の温度を指す。
【0028】次に、設定温度制御ブロック14は、図5
に示すように、ステップ幅をΔtに狭めて温度Tcから
順次減算して行く。これにより、KTP設定温度は、T
c,Tc−Δt,Tc−2Δt,…と変化する。そし
て、このような温度変化の際に、上述した比較回路20
(図4参照)の出力をモニタすれば、KTP最適温度T
bにおけるタイミングを検出することが可能になる。と
ころで、以上の手法で求めたKTP最適温度Tcは、厳
密には最大Δtの誤差を生じ得るが、この時点で次に述
べるモードSERV_MODEに移行すれば、KTP最
適温度Tcに収束させ得るので問題はない。
に示すように、ステップ幅をΔtに狭めて温度Tcから
順次減算して行く。これにより、KTP設定温度は、T
c,Tc−Δt,Tc−2Δt,…と変化する。そし
て、このような温度変化の際に、上述した比較回路20
(図4参照)の出力をモニタすれば、KTP最適温度T
bにおけるタイミングを検出することが可能になる。と
ころで、以上の手法で求めたKTP最適温度Tcは、厳
密には最大Δtの誤差を生じ得るが、この時点で次に述
べるモードSERV_MODEに移行すれば、KTP最
適温度Tcに収束させ得るので問題はない。
【0029】以上に説明したKTP結晶最適温度自動設
定法をCPU処理で実現する場合には、図6に示すフロ
ーチャートで表わすことができる。ここで、図6を参照
して最適温度自動設定処理について説明する。まず、シ
ステムに電源が投入されると、ステップSA1に進み、
装置各部をイニシャライズする。このイニシャライズに
よって基準電位REFがセットされる。次いで、ステッ
プSA2では、KTP結晶を基準電位REFに対応する
設定温度Taになるまで温度制御するモードSET_M
ODEを実行する。モードSET_MODEの間は、設
定温度制御部ブロック14(図1参照)は、ゼロを出力
する。
定法をCPU処理で実現する場合には、図6に示すフロ
ーチャートで表わすことができる。ここで、図6を参照
して最適温度自動設定処理について説明する。まず、シ
ステムに電源が投入されると、ステップSA1に進み、
装置各部をイニシャライズする。このイニシャライズに
よって基準電位REFがセットされる。次いで、ステッ
プSA2では、KTP結晶を基準電位REFに対応する
設定温度Taになるまで温度制御するモードSET_M
ODEを実行する。モードSET_MODEの間は、設
定温度制御部ブロック14(図1参照)は、ゼロを出力
する。
【0030】次に、KTP結晶の温度が設定温度Taに
達すると、サーボ追従検出部16が検出フラグFALG
を”FLAG_ON”とすると、この”FLAG_O
N”をトリガとして設定温度制御部ブロック14(図1
参照)はステップSA3に処理を進めてモードΔT_M
ODEに入る。
達すると、サーボ追従検出部16が検出フラグFALG
を”FLAG_ON”とすると、この”FLAG_O
N”をトリガとして設定温度制御部ブロック14(図1
参照)はステップSA3に処理を進めてモードΔT_M
ODEに入る。
【0031】このモードΔT_MODEとは、上述した
ように、一定間隔毎に設定温度をΔTステップづつ増加
させる処理である。このモード中には、比較回路20の
出力をモニタしておき、比較器20aが「H(ハイ)」
レベルの出力を発生した時点、つまり、設定温度Tcに
達した時にサーボ追従検出部16が検出フラグFALG
を”FLAG_ON”として次のステップSA4に処理
を進める。
ように、一定間隔毎に設定温度をΔTステップづつ増加
させる処理である。このモード中には、比較回路20の
出力をモニタしておき、比較器20aが「H(ハイ)」
レベルの出力を発生した時点、つまり、設定温度Tcに
達した時にサーボ追従検出部16が検出フラグFALG
を”FLAG_ON”として次のステップSA4に処理
を進める。
【0032】ステップSA4では、ステップ幅をΔtに
狭めて温度Tcから順次減算して行モードΔt_MOD
Eとなる。このモードにおいても、比較回路20の出力
をモニタしておき、比較器20aが「H(ハイ)」レベ
ルの出力を発生した時点、つまり、KTP最適温度Tb
近傍に達した時にサーボ追従検出部16が検出フラグF
ALGを”FLAG_ON”として次のステップSA5
に処理を進め、後述のモードSERV_MODEに遷移
する。
狭めて温度Tcから順次減算して行モードΔt_MOD
Eとなる。このモードにおいても、比較回路20の出力
をモニタしておき、比較器20aが「H(ハイ)」レベ
ルの出力を発生した時点、つまり、KTP最適温度Tb
近傍に達した時にサーボ追従検出部16が検出フラグF
ALGを”FLAG_ON”として次のステップSA5
に処理を進め、後述のモードSERV_MODEに遷移
する。
【0033】モードSERV_MODEでは、KTP結
晶の温度を最適温度Tbに追従させて室温や湿度などの
周囲環境条件や、KTP結晶の温度特性の変質による温
度変動を相殺するようにしている。
晶の温度を最適温度Tbに追従させて室温や湿度などの
周囲環境条件や、KTP結晶の温度特性の変質による温
度変動を相殺するようにしている。
【0034】以上のように、本実施例による最適温度設
定法によれば、UVレーザ光出力が最大となるKTP結
晶温度を自動的に設定でき、温度制御ステップ幅ΔTお
よびΔtを制御系の特性に合わせて所定の値に設定すれ
ば、最適温度Tb近傍に収束するまでの時間や、温度設
定精度を自由に調整することが可能になる。
定法によれば、UVレーザ光出力が最大となるKTP結
晶温度を自動的に設定でき、温度制御ステップ幅ΔTお
よびΔtを制御系の特性に合わせて所定の値に設定すれ
ば、最適温度Tb近傍に収束するまでの時間や、温度設
定精度を自由に調整することが可能になる。
【0035】C.KTP結晶最適温度追従法 次に、上述したモードSERV_MODEにおいてなさ
れる最適温度追従法について図7を参照して説明する。
いま、前述したモードΔT_MODEにおいて図7
(a)の状態下にあるとする。すなわち、ある設定温度
T1でのUV出力がP(T1)で、次のステップ加算に
て設定温度(T1+ΔT)となると、UV出力はP(T
1+ΔT)となる。ここで、P(T1+ΔT)−P(T
1)≧0なので、ステップΔTの間は極性変化せず単調
増加であることが判る。
れる最適温度追従法について図7を参照して説明する。
いま、前述したモードΔT_MODEにおいて図7
(a)の状態下にあるとする。すなわち、ある設定温度
T1でのUV出力がP(T1)で、次のステップ加算に
て設定温度(T1+ΔT)となると、UV出力はP(T
1+ΔT)となる。ここで、P(T1+ΔT)−P(T
1)≧0なので、ステップΔTの間は極性変化せず単調
増加であることが判る。
【0036】そして、図7(b)に示すように、次のス
テップ加算にて設定温度T2でのUV出力がP(T2)
で、続くステップ加算にて設定温度(T2+ΔT)とな
ると、UV出力はP(T2+ΔT)となる。この場合、
P(T2+ΔT)−P(T2)<0なので、ステップΔ
Tの間で極性変化し、このステップΔTの範囲にピーク
が存在することが判り、ΔTの極性を反転してステップ
減算する。
テップ加算にて設定温度T2でのUV出力がP(T2)
で、続くステップ加算にて設定温度(T2+ΔT)とな
ると、UV出力はP(T2+ΔT)となる。この場合、
P(T2+ΔT)−P(T2)<0なので、ステップΔ
Tの間で極性変化し、このステップΔTの範囲にピーク
が存在することが判り、ΔTの極性を反転してステップ
減算する。
【0037】つまり、図7(c)に示すように、設定温
度(T2+ΔT)をT3とし、この時のUV出力をP
(T3)、ステップ減算にて設定温度(T3−ΔT)と
なると、UV出力はP(T3−ΔT)となる。この場
合、P(T3−ΔT)−P(T3)≧0なので、ステッ
プΔTの間は極性変化せず単調増加であることが判る。
以下、これを繰り返してUV出力のピーク近傍に常に設
定温度を追従させることが可能になる。
度(T2+ΔT)をT3とし、この時のUV出力をP
(T3)、ステップ減算にて設定温度(T3−ΔT)と
なると、UV出力はP(T3−ΔT)となる。この場
合、P(T3−ΔT)−P(T3)≧0なので、ステッ
プΔTの間は極性変化せず単調増加であることが判る。
以下、これを繰り返してUV出力のピーク近傍に常に設
定温度を追従させることが可能になる。
【0038】この際、図10に示すGreen検出器2
bは等価的にUV出力に相当するため、この出力値をモ
ニタすることによりUVレーザ光の出力パワーを測定す
ることが可能になる。こうしたことのメリットは、Gr
een検出器をUVパワーモニタに兼用できることの
他、ロッキング制御部2c(図10参照)においてロッ
キングがかかっていなくUV出力が得られない状態でも
等価的にUV出力値を検出し得ることにある。
bは等価的にUV出力に相当するため、この出力値をモ
ニタすることによりUVレーザ光の出力パワーを測定す
ることが可能になる。こうしたことのメリットは、Gr
een検出器をUVパワーモニタに兼用できることの
他、ロッキング制御部2c(図10参照)においてロッ
キングがかかっていなくUV出力が得られない状態でも
等価的にUV出力値を検出し得ることにある。
【0039】D.レーザ光源装置の制御法 次に、図10に図示したレーザ光源装置システム全体を
効率良く最適制御する制御法について図8を参照して説
明する。この図に示すコントローラ100は、CPU,
ROMおよびRAM等から構成され、励起レーザ制御部
1b,共振温度制御部1d,KTP温度制御部1fおよ
びロッキング制御部2cを図9に示す処理フローに従っ
て制御する。
効率良く最適制御する制御法について図8を参照して説
明する。この図に示すコントローラ100は、CPU,
ROMおよびRAM等から構成され、励起レーザ制御部
1b,共振温度制御部1d,KTP温度制御部1fおよ
びロッキング制御部2cを図9に示す処理フローに従っ
て制御する。
【0040】すなわち、図9に示すように、先ず電源が
投入されてステップSB1に進むと、システムイニシャ
ライズがなされ、共振温度制御部1dおよび励起レーザ
制御部1bからそれぞれ温度設定完了を表わす共振器温
度OK−FLAG信号とレーザ温度OK−FLAG信号
が供給されると、コントローラ100は次のステップS
B2に処理を進め、励起レーザ制御部1bに対してレー
ザ発振を指示するレーザON信号を供給する。
投入されてステップSB1に進むと、システムイニシャ
ライズがなされ、共振温度制御部1dおよび励起レーザ
制御部1bからそれぞれ温度設定完了を表わす共振器温
度OK−FLAG信号とレーザ温度OK−FLAG信号
が供給されると、コントローラ100は次のステップS
B2に処理を進め、励起レーザ制御部1bに対してレー
ザ発振を指示するレーザON信号を供給する。
【0041】そして、励起レーザ光の発振に応じて励起
レーザ光制御部1bからレーザON−FLAG信号が供
給される一方、KTP温度制御部1fよりKTP結晶が
基準電位REFに対応する温度Taに達したことを表わ
すKTP温度OK−FLAG信号が供給されると、コン
トローラ100はステップSB3に処理を進める。
レーザ光制御部1bからレーザON−FLAG信号が供
給される一方、KTP温度制御部1fよりKTP結晶が
基準電位REFに対応する温度Taに達したことを表わ
すKTP温度OK−FLAG信号が供給されると、コン
トローラ100はステップSB3に処理を進める。
【0042】ステップSB3では、前述したKTP結晶
最適温度自動設定法に従って最適温度をサーチすると共
に、上述のモードSET_MODE(ステップSA
2),モードΔT_MODE(ステップSA3),モー
ドΔt_MODE(ステップSA4)およびモードSE
RV_MODE(ステップSA5)を実行してKTP最
適温度制御を行う。この段階で外部からのUVレーザ発
振信号(UV−LOCK)が与えられると、ステップS
B4に進み、UVレーザ光を出力する。
最適温度自動設定法に従って最適温度をサーチすると共
に、上述のモードSET_MODE(ステップSA
2),モードΔT_MODE(ステップSA3),モー
ドΔt_MODE(ステップSA4)およびモードSE
RV_MODE(ステップSA5)を実行してKTP最
適温度制御を行う。この段階で外部からのUVレーザ発
振信号(UV−LOCK)が与えられると、ステップS
B4に進み、UVレーザ光を出力する。
【0043】このように、本実施例では、基準電位RE
Fに対応する温度Taから一定間隔毎に所定の温度ステ
ップΔTを加算して行き、UVレーザ光の出力が最大近
傍となった温度Tcで温度ステップΔTの加算を止め、
この温度ステップΔTよりステップ幅を狭めた温度ステ
ップΔtで温度Tcから順次減算することで、最適なK
TP結晶温度を自動的に設定できる。
Fに対応する温度Taから一定間隔毎に所定の温度ステ
ップΔTを加算して行き、UVレーザ光の出力が最大近
傍となった温度Tcで温度ステップΔTの加算を止め、
この温度ステップΔTよりステップ幅を狭めた温度ステ
ップΔtで温度Tcから順次減算することで、最適なK
TP結晶温度を自動的に設定できる。
【0044】また、上記温度ステップΔTのステップ加
算を行う前後のUVレーザ光出力を減算比較し、その値
が極性反転したらステップ減算に移行して常にUVレー
ザ光が出力ピークを保つように温度制御するため、KT
P結晶の温度特性の変質に応じた最適温度の変動にも追
従することができる。
算を行う前後のUVレーザ光出力を減算比較し、その値
が極性反転したらステップ減算に移行して常にUVレー
ザ光が出力ピークを保つように温度制御するため、KT
P結晶の温度特性の変質に応じた最適温度の変動にも追
従することができる。
【0045】さらに、以上のKTP結晶最適温度自動設
定法およびKTP結晶最適温度追従法を用いてレーザ光
源装置システム全体を制御するので、装置システム全体
を効率良く最適制御することができる。この結果、高出
力のUVレーザ光を安定性良く発振させることが可能に
なる。
定法およびKTP結晶最適温度追従法を用いてレーザ光
源装置システム全体を制御するので、装置システム全体
を効率良く最適制御することができる。この結果、高出
力のUVレーザ光を安定性良く発振させることが可能に
なる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、検出手段によって非線
形光学結晶の最適温度が検出されると、変動追従手段が
この検出手段により得られる最適温度の変動に追従する
よう前記フィードバック制御手段に温度指令値を与え、
フィードバック制御手段では非線形光学結晶を測定した
温度と温度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度
を制御するので、UVレーザ光出力が最大となるKTP
結晶温度を自動的に設定できる上、最適温度の変動にも
追従でき、しかも装置システム全体を効率良く最適制御
することができる。
形光学結晶の最適温度が検出されると、変動追従手段が
この検出手段により得られる最適温度の変動に追従する
よう前記フィードバック制御手段に温度指令値を与え、
フィードバック制御手段では非線形光学結晶を測定した
温度と温度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度
を制御するので、UVレーザ光出力が最大となるKTP
結晶温度を自動的に設定できる上、最適温度の変動にも
追従でき、しかも装置システム全体を効率良く最適制御
することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるKTP温度制御部1
fの構成を示すブロック図である。
fの構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるKTP結晶最適温度自動設定
法を説明するための図である。
法を説明するための図である。
【図3】KTP結晶最適温度自動設定法における温度ス
テップΔTの加算を説明するための図である。
テップΔTの加算を説明するための図である。
【図4】KTP結晶最適温度自動設定法に用いられる比
較回路20の構成を示すブロック図である。
較回路20の構成を示すブロック図である。
【図5】KTP結晶最適温度自動設定法における温度ス
テップΔtの減算を説明するための図である。
テップΔtの減算を説明するための図である。
【図6】KTP結晶最適温度自動設定法を適用した最適
温度自動設定処理を説明するフローチャートである。
温度自動設定処理を説明するフローチャートである。
【図7】本実施例におけるKTP結晶最適温度追従法を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図8】KTP結晶最適温度自動設定法およびKTP結
晶最適温度追従法を用いたUV光源システムコントロー
ラ100の構成を示すブロック図である。
晶最適温度追従法を用いたUV光源システムコントロー
ラ100の構成を示すブロック図である。
【図9】UV光源システムコントローラ100の処理動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図10】従来例によるレーザ光源装置の全体構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図11】KTP結晶の温度特性の一例を示す図であ
る。
る。
【図12】従来例によるKTP温度制御部1fの構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1……グリーン共振部(第1の共振部)、2……UV共
振部(第2の共振部)、1f……KTP温度制御部、1
0……誤差アンプ(フィードバック制御手段)、11…
…出力ドライバ(フィードバック制御手段)、12……
ペルチエ素子(フィードバック制御手段)、KTP……
KTP結晶(非線形光学結晶)、13……サーミスタ
(フィードバック制御手段)、14……設定温度制御ブ
ロック(検出手段、変動追従手段)、15……加算器
(検出手段、変動追従手段)、16……サーボ追従検出
部(検出手段、変動追従手段)、20……比較回路(検
出手段)
振部(第2の共振部)、1f……KTP温度制御部、1
0……誤差アンプ(フィードバック制御手段)、11…
…出力ドライバ(フィードバック制御手段)、12……
ペルチエ素子(フィードバック制御手段)、KTP……
KTP結晶(非線形光学結晶)、13……サーミスタ
(フィードバック制御手段)、14……設定温度制御ブ
ロック(検出手段、変動追従手段)、15……加算器
(検出手段、変動追従手段)、16……サーボ追従検出
部(検出手段、変動追従手段)、20……比較回路(検
出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01S 3/16 H01S 3/08
Claims (6)
- 【請求項1】 励起レーザ光を非線形光学結晶で波長変
換してなる第2高調波光を出力する第1の共振部と、こ
の第1の共振部から導光される第2高調波光を波長変換
して第4高調波光を発振する第2の共振部とから構成さ
れるレーザ光源装置において、 前記第1の共振部は、前記非線形光学結晶を測定した温
度と温度指令値とに応じて当該非線形光学結晶の温度を
制御するフィードバック制御手段と、 前記非線形光学結晶の最適温度を検出する検出手段と、 この検出手段により得られる最適温度の変動に追従する
よう前記フィードバック制御手段に温度指令値を与える
変動追従手段とを具備することを特徴とするレーザ光源
装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、温度Taから一定期間
毎に所定の温度ステップΔTを加算し、第4高調波光の
出力が最大近傍となった温度Tc(Ta<Tc)で温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算し、第4高調波光の出力が最大となる最適温度を
検出することを特徴とする請求項1記載のレーザ光源装
置。 - 【請求項3】 前記変動追従手段は、温度ステップΔT
のステップ加算を行う前後の第4高調波光の出力を減算
比較し、その値が極性反転したらステップ減算に移行し
て第4高調波光の出力ピークを維持する温度指令値を発
生することを特徴とする請求項1記載のレーザ光源装
置。 - 【請求項4】 励起レーザ光を非線形光学結晶で波長変
換して第2高調波光を出力する第1の過程と、この第1
の過程で得られる第2高調波光を波長変換して第4高調
波光を発振する第2の過程とを備えるレーザ光源装置の
制御方法において、 前記第1の過程は、前記非線形光学結晶を測定した温度
と温度指令値とに応じて前記非線形光学結晶の温度を制
御するフィードバック制御処理と、 前記非線形光学結晶の最適温度を検出する検出処理と、 この検出ステップで得られた最適温度の変動に追従する
よう前記フィードバック制御ステップに対して温度指令
値を与える変動追従処理とからなることを特徴とするレ
ーザ光源装置の制御方法。 - 【請求項5】 前記検出処理は、温度Taから一定期間
毎に所定の温度ステップΔTを加算し、第4高調波光の
出力が最大近傍となった温度Tc(Ta<Tc)で温度
ステップΔTの加算を止め、この温度ステップΔTより
ステップ幅を狭めた温度ステップΔtで温度Tcから順
次減算し、第4高調波光の出力が最大となる最適温度を
検出することを特徴とする請求項4記載のレーザ光源装
置。 - 【請求項6】 前記変動追従処理は、温度ステップΔT
のステップ加算を行う前後の第4高調波光の出力を減算
比較し、その値が極性反転したらステップ減算に移行し
て第4高調波光の出力ピークを保つ温度指令値を発生す
ることを特徴とする請求項4記載のレーザ光源装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8190123A JPH1020351A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | レーザ光源装置および当該装置の制御方法 |
| US08/880,785 US5943353A (en) | 1996-07-01 | 1997-06-23 | Laser light source apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8190123A JPH1020351A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | レーザ光源装置および当該装置の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020351A true JPH1020351A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16252784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8190123A Pending JPH1020351A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | レーザ光源装置および当該装置の制御方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5943353A (ja) |
| JP (1) | JPH1020351A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001004698A1 (fr) * | 1999-07-09 | 2001-01-18 | Ushio Research Institute Of Technology Inc. | Laser destine a l'usinage laser |
| WO2008114492A1 (ja) * | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Panasonic Corporation | 光出力制御装置及びその制御方法 |
| JP2009142864A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Keyence Corp | レーザ加工装置、レーザ加工装置の設定方法及びレーザ加工装置の設定プログラム並びにコンピュータで読取可能な記録媒体 |
| JP2009282184A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Panasonic Corp | レーザ駆動装置 |
| JP2010256784A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Lasertec Corp | 波長変換装置及び波長変換方法並びに半導体装置の製造方法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11312832A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 半導体レーザ励起固体レーザ |
| JP3508611B2 (ja) * | 1999-03-30 | 2004-03-22 | ウシオ電機株式会社 | 結晶保持装置 |
| US7103075B2 (en) * | 2003-06-18 | 2006-09-05 | Shimadzu Corporation | Solid laser apparatus |
| US20090296756A1 (en) * | 2008-06-02 | 2009-12-03 | David Cullumber | Laser Frequency Multiplier with Temperature Control |
| US9509112B2 (en) | 2013-06-11 | 2016-11-29 | Kla-Tencor Corporation | CW DUV laser with improved stability |
| US9293882B2 (en) * | 2013-09-10 | 2016-03-22 | Kla-Tencor Corporation | Low noise, high stability, deep ultra-violet, continuous wave laser |
| US10175555B2 (en) | 2017-01-03 | 2019-01-08 | KLA—Tencor Corporation | 183 nm CW laser and inspection system |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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