JPH10200964A - 多重サービスユーザ端末 - Google Patents
多重サービスユーザ端末Info
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- JPH10200964A JPH10200964A JP9312424A JP31242497A JPH10200964A JP H10200964 A JPH10200964 A JP H10200964A JP 9312424 A JP9312424 A JP 9312424A JP 31242497 A JP31242497 A JP 31242497A JP H10200964 A JPH10200964 A JP H10200964A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 21
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/14—Relay systems
- H04B7/15—Active relay systems
- H04B7/185—Space-based or airborne stations; Stations for satellite systems
- H04B7/1853—Satellite systems for providing telephony service to a mobile station, i.e. mobile satellite service
- H04B7/18569—Arrangements for system physical machines management, i.e. for construction operations control, administration, maintenance
- H04B7/18571—Arrangements for system physical machines management, i.e. for construction operations control, administration, maintenance for satellites; for fixed or mobile stations
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが、異なるサービスを選択できるユー
ザ端末を提供する。 【解決手段】 複数の周波数において提供される複数の
サービスを含む通信システムにおいて使用されるユーザ
端末1であって、複数のサービスの内の少なくとも1つ
の周波数に整合される共通アンテナ3を具備するととも
に、複数のサービスのうちの選択可能なものにアクセス
するように選択的に作動可能であり、前記共通アンテナ
3が、 複数のサービスの内の少なくとも1つのものに
対して整合されたアンテナとして機能し、かつ、複数の
サービスのうちの前記共通アンテナ3が整合されていな
い周波数を有するものに対しては整合していないアンテ
ナとして機能するように作動可能なことを特徴とするユ
ーザ端末。
ザ端末を提供する。 【解決手段】 複数の周波数において提供される複数の
サービスを含む通信システムにおいて使用されるユーザ
端末1であって、複数のサービスの内の少なくとも1つ
の周波数に整合される共通アンテナ3を具備するととも
に、複数のサービスのうちの選択可能なものにアクセス
するように選択的に作動可能であり、前記共通アンテナ
3が、 複数のサービスの内の少なくとも1つのものに
対して整合されたアンテナとして機能し、かつ、複数の
サービスのうちの前記共通アンテナ3が整合されていな
い周波数を有するものに対しては整合していないアンテ
ナとして機能するように作動可能なことを特徴とするユ
ーザ端末。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信システムのた
めのユーザ端末に関する。特に、この発明は、1つ以上
の無線電話サービスが利用できる環境における使用のた
めの、無線電話機の形態をしたユーザ端末に関する。
めのユーザ端末に関する。特に、この発明は、1つ以上
の無線電話サービスが利用できる環境における使用のた
めの、無線電話機の形態をしたユーザ端末に関する。
【0002】
【従来の技術】無線電話機システムのためにユーザ端末
を提供することは従来より知られている。それは、船、
飛行機または車両において使用するための大きくて複雑
な、車で運ぶ装置から、セルラー電話のようなポケット
に入れることのできる受話器にまで及んでいる。
を提供することは従来より知られている。それは、船、
飛行機または車両において使用するための大きくて複雑
な、車で運ぶ装置から、セルラー電話のようなポケット
に入れることのできる受話器にまで及んでいる。
【0003】最近の進歩により、ユーザ端末が無線連絡
で衛星と連動し、衛星が地上局と通信する直接衛星通信
が可能となった。衛星通信では、ユーザ受話器のアンテ
ナから、地球上の無線電話システムにおいてこれまで必
要とされていた以上のより大きな効率を必要とする。と
ころが、送信電力は、地球上の無線電話システムにおい
ては、アンテナの品質が限界に関するものだけで十分で
あったのに対し、衛星通信では、ユーザ端末と衛星との
間の距離のために、アンテナが効率的であることが必要
である。専門用語では、アンテナは「整合した(matche
d)」ものであることが必要である。
で衛星と連動し、衛星が地上局と通信する直接衛星通信
が可能となった。衛星通信では、ユーザ受話器のアンテ
ナから、地球上の無線電話システムにおいてこれまで必
要とされていた以上のより大きな効率を必要とする。と
ころが、送信電力は、地球上の無線電話システムにおい
ては、アンテナの品質が限界に関するものだけで十分で
あったのに対し、衛星通信では、ユーザ端末と衛星との
間の距離のために、アンテナが効率的であることが必要
である。専門用語では、アンテナは「整合した(matche
d)」ものであることが必要である。
【0004】その入力インピーダンスにおけるリアクタ
ンス項がゼロに減り、純粋に抵抗項が残るときに、アン
テナは、特定の周波数において「共振する」と言われて
いる。このことは、残った抵抗項が送信機の出力抵抗お
よび受信機の入力抵抗とは大きく異なっているために、
「整合した」ことと同じではない。整合されるために
は、アンテナは、その入力インピーダンスに効果的にゼ
ロリアクタンスを有しなければならないのみならず、送
信機の出力抵抗と実質的に等しくかつ受信機の入力抵抗
と実質的に等しい抵抗項をも有しなければならない。こ
れらの条件下において、最適な動力伝送が可能であり、
送信機は、最大エネルギをアンテナに供給することがで
き、アンテナは付随的なエネルギを受信機に供給するこ
とができる。
ンス項がゼロに減り、純粋に抵抗項が残るときに、アン
テナは、特定の周波数において「共振する」と言われて
いる。このことは、残った抵抗項が送信機の出力抵抗お
よび受信機の入力抵抗とは大きく異なっているために、
「整合した」ことと同じではない。整合されるために
は、アンテナは、その入力インピーダンスに効果的にゼ
ロリアクタンスを有しなければならないのみならず、送
信機の出力抵抗と実質的に等しくかつ受信機の入力抵抗
と実質的に等しい抵抗項をも有しなければならない。こ
れらの条件下において、最適な動力伝送が可能であり、
送信機は、最大エネルギをアンテナに供給することがで
き、アンテナは付随的なエネルギを受信機に供給するこ
とができる。
【0005】アンテナは、1つまたはそれ以上のスポッ
ト周波数においてのみ、正確に整合される。アンテナ
は、1つまたはそれ以上の周波数帯において作動するこ
とが要求される。任意の周波数帯の端部においては、整
合は、スポット周波数におけるよりも有効ではなく、供
給可能な動力の総量の最適な伝送はもはや行われない。
それにもかかわらず、アンテナは、それが整合される周
波数において作動していると考えられる。混乱を避ける
ためには、「整合した」の語句が、概略の整合の範囲を
意味するときに、「整合した」により意味されることを
決定する必要がある。
ト周波数においてのみ、正確に整合される。アンテナ
は、1つまたはそれ以上の周波数帯において作動するこ
とが要求される。任意の周波数帯の端部においては、整
合は、スポット周波数におけるよりも有効ではなく、供
給可能な動力の総量の最適な伝送はもはや行われない。
それにもかかわらず、アンテナは、それが整合される周
波数において作動していると考えられる。混乱を避ける
ためには、「整合した」の語句が、概略の整合の範囲を
意味するときに、「整合した」により意味されることを
決定する必要がある。
【0006】これ以前および以後において、アンテナと
の関連において使用されるときには、「整合した」の語
句は、特定の周波数において使用されるときに、送信機
において生成される最大供給可能エネルギの50%また
はそれ以上がアンテナによる放射のために供給され、ア
ンテナにより受信される最大供給可能エネルギの50%
またはそれ以上が無線受信機に伝送される条件として定
義される。
の関連において使用されるときには、「整合した」の語
句は、特定の周波数において使用されるときに、送信機
において生成される最大供給可能エネルギの50%また
はそれ以上がアンテナによる放射のために供給され、ア
ンテナにより受信される最大供給可能エネルギの50%
またはそれ以上が無線受信機に伝送される条件として定
義される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】全ての車載無線通信に
は不確定性要素がある。GSMやアナログセル電話のよ
うな地上のサービスは、全く適用されない領域または適
用の乏しい領域を有している。同様に、特定の衛星通信
システムは、任意の特定時間において、衛星へのまたは
衛星からの無線信号に対する障害物、衛星の瞬間的な利
用不能などによって、ユーザが利用できないこともあ
る。
は不確定性要素がある。GSMやアナログセル電話のよ
うな地上のサービスは、全く適用されない領域または適
用の乏しい領域を有している。同様に、特定の衛星通信
システムは、任意の特定時間において、衛星へのまたは
衛星からの無線信号に対する障害物、衛星の瞬間的な利
用不能などによって、ユーザが利用できないこともあ
る。
【0008】ユーザが利用することができる最大限の利
便性のために、ユーザは、呼び出すことのできる異なる
サービス範囲を有していなければならない。1つのサー
ビスが利用できないときには、他のサービスを利用する
ことができる。ユーザが、異なる地上サービス間および
異なる衛星サービスの中から選択することができること
が理想である。
便性のために、ユーザは、呼び出すことのできる異なる
サービス範囲を有していなければならない。1つのサー
ビスが利用できないときには、他のサービスを利用する
ことができる。ユーザが、異なる地上サービス間および
異なる衛星サービスの中から選択することができること
が理想である。
【0009】現在では、無線電話受話器の形態をした別
々のユーザ端末が、異なるサービスの各々に対して必要
である。これらのサービスは、異なる周波数で提供され
る。たとえ、小型化の改良によって、1つ以上のサービ
スに対して機能するユーザ無線電話受話器を提供するこ
とが可能であるとしても、サービス間の周波数の違いが
問題を提起する。大きさおよび可搬性に対する要求は、
ユーザ端末が多数の異なるアンテナを含むことができな
いということを意味する。同様に、交換可能なアンテナ
を設けることもできるが、このことは、なくしたり、必
要なときに差し込むことが不便な追加の要素をユーザ端
末に設けなければならないことを意味している。
々のユーザ端末が、異なるサービスの各々に対して必要
である。これらのサービスは、異なる周波数で提供され
る。たとえ、小型化の改良によって、1つ以上のサービ
スに対して機能するユーザ無線電話受話器を提供するこ
とが可能であるとしても、サービス間の周波数の違いが
問題を提起する。大きさおよび可搬性に対する要求は、
ユーザ端末が多数の異なるアンテナを含むことができな
いということを意味する。同様に、交換可能なアンテナ
を設けることもできるが、このことは、なくしたり、必
要なときに差し込むことが不便な追加の要素をユーザ端
末に設けなければならないことを意味している。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明はこれらの問題
点を解決すること、および、さもなければローミング(r
oaming)として知られる複数のサービスへの要求に応じ
たアクセスを現実のものとするユーザ端末を提供するこ
とを目的としている。
点を解決すること、および、さもなければローミング(r
oaming)として知られる複数のサービスへの要求に応じ
たアクセスを現実のものとするユーザ端末を提供するこ
とを目的としている。
【0011】この発明は、通信システムにおいて使用す
る無線電話として使用するためのユーザ端末にあり、前
記通信システムは複数のサービスを含み、該複数のサー
ビスは、複数の周波数で供給されており、前記ユーザ端
末は、共通のアンテナを有し、前記ユーザ端末はその複
数のサービスの内の1つへの選択的なアクセスのために
選択的に作動することができ、前記共通アンテナは、前
記複数のサービスの内の少なくとも1つの周波数におい
て整合され、前記ユーザ端末は、前記共通アンテナが前
記複数のサービスの内の少なくとも1つのための整合し
たアンテナとして機能するように作動可能であり、か
つ、前記共通アンテナが整合されない周波数の前記複数
のサービスのための整合しないアンテナとして機能する
ように作動可能であることを特徴としている。
る無線電話として使用するためのユーザ端末にあり、前
記通信システムは複数のサービスを含み、該複数のサー
ビスは、複数の周波数で供給されており、前記ユーザ端
末は、共通のアンテナを有し、前記ユーザ端末はその複
数のサービスの内の1つへの選択的なアクセスのために
選択的に作動することができ、前記共通アンテナは、前
記複数のサービスの内の少なくとも1つの周波数におい
て整合され、前記ユーザ端末は、前記共通アンテナが前
記複数のサービスの内の少なくとも1つのための整合し
たアンテナとして機能するように作動可能であり、か
つ、前記共通アンテナが整合されない周波数の前記複数
のサービスのための整合しないアンテナとして機能する
ように作動可能であることを特徴としている。
【0012】また、この発明は、前記複数のサービスの
内の少なくとも1つの他の選択に応じ、当該複数のサー
ビスの内の少なくとも1つの他の周波数に向けて共通ア
ンテナの整合を生じさせる周波数に変更するように機能
するアンテナをチューニングする手段を具備している。
内の少なくとも1つの他の選択に応じ、当該複数のサー
ビスの内の少なくとも1つの他の周波数に向けて共通ア
ンテナの整合を生じさせる周波数に変更するように機能
するアンテナをチューニングする手段を具備している。
【0013】この発明はさらに、前記少なくとも1つの
他のサービスの周波数に向けてアンテナの整合を生じさ
せる周波数へ変更するために、電気的に制御可能な素子
を有し、共通アンテナの信号の振幅を監視し、前記チュ
ーニング手段を制御するための制御装置を具備するユー
ザ端末を提供するものである。
他のサービスの周波数に向けてアンテナの整合を生じさ
せる周波数へ変更するために、電気的に制御可能な素子
を有し、共通アンテナの信号の振幅を監視し、前記チュ
ーニング手段を制御するための制御装置を具備するユー
ザ端末を提供するものである。
【0014】この発明はさらに、前記少なくとも1つの
他のサービスが無線受信のための第1の周波数および無
線送信のための第2の周波数を使用する場所で、ユーザ
端末が無線信号を受信するときに前記第1の周波数に向
けて、ユーザ端末が無線信号を送信するときに第2の周
波数に向けて共通アンテナの整合を生じさせる周波数を
移動するように機能する前記チューニング要素を提供し
ている。
他のサービスが無線受信のための第1の周波数および無
線送信のための第2の周波数を使用する場所で、ユーザ
端末が無線信号を受信するときに前記第1の周波数に向
けて、ユーザ端末が無線信号を送信するときに第2の周
波数に向けて共通アンテナの整合を生じさせる周波数を
移動するように機能する前記チューニング要素を提供し
ている。
【0015】この発明はさらに、共通の型上に複数の導
体を具備する共通アンテナおよび特定のサービスにおい
て使用するための前記複数の導体の1つまたはそれ以上
を選択するためのスイッチ手段を具備するユーザ端末を
提供している。
体を具備する共通アンテナおよび特定のサービスにおい
て使用するための前記複数の導体の1つまたはそれ以上
を選択するためのスイッチ手段を具備するユーザ端末を
提供している。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明は、さらに、添付図面に
関連した例を用いて、以下の記載により説明される。図
1は、この発明の使用に適した無線電話受話器(ユーザ
端末)の斜視図である。図2は、この発明とともに使用
するのに適した具体的なアンテナを示す断面図である。
図3は、この発明の使用に適した一般的なユーザ端末の
概略的なブロック図である。図4は、図3に示されたア
ンテナ整合器の概略的なブロック図である。図5は、図
4の整合システムの概略的なブロック図である。図6
は、この発明に関連した図3の制御装置の動作の流れ図
である。
関連した例を用いて、以下の記載により説明される。図
1は、この発明の使用に適した無線電話受話器(ユーザ
端末)の斜視図である。図2は、この発明とともに使用
するのに適した具体的なアンテナを示す断面図である。
図3は、この発明の使用に適した一般的なユーザ端末の
概略的なブロック図である。図4は、図3に示されたア
ンテナ整合器の概略的なブロック図である。図5は、図
4の整合システムの概略的なブロック図である。図6
は、この発明に関連した図3の制御装置の動作の流れ図
である。
【0017】まず、図1を参照する。無線電話受話器1
は、アンテナ3と、受話口5と、マイクロフォン7と、
キーボード9と、ディスプレイ11とを具備している。
キーボード9上に見られる通常のボタンに加えて、サー
ビス選択ボタン13も設けられている。与えられた例に
おいて、ボタン13は、衛星通信、GSM通信、DCS
通信またはPCS通信ように受話器1を選択的に作動さ
せ得る。これらの選択可能なサービスは、それ自身の個
別の周波数で作動する。例えば、衛星通信は、送信が1
985MHz〜2015MHzの間で起こり、受信が2
170MHz〜2200MHzの間で起こる周波数帯を
割り当てられている。GSM通信は、900MHzに近
い周波数帯で生ずる。DCS通信は、1800MHzに
近い周波数帯で生ずる。PCS通信は、1900MHz
に近い周波数帯で生ずる。受話器1は、これらおよび他
の選択可能なサービスに、全てのサービスに共通のアン
テナ34を用いて作用する。当業者であれば、この発明
を使用することができる、受話器1との関連において言
及しなかった他の多くの異なるサービスがあることに気
付くであろう。
は、アンテナ3と、受話口5と、マイクロフォン7と、
キーボード9と、ディスプレイ11とを具備している。
キーボード9上に見られる通常のボタンに加えて、サー
ビス選択ボタン13も設けられている。与えられた例に
おいて、ボタン13は、衛星通信、GSM通信、DCS
通信またはPCS通信ように受話器1を選択的に作動さ
せ得る。これらの選択可能なサービスは、それ自身の個
別の周波数で作動する。例えば、衛星通信は、送信が1
985MHz〜2015MHzの間で起こり、受信が2
170MHz〜2200MHzの間で起こる周波数帯を
割り当てられている。GSM通信は、900MHzに近
い周波数帯で生ずる。DCS通信は、1800MHzに
近い周波数帯で生ずる。PCS通信は、1900MHz
に近い周波数帯で生ずる。受話器1は、これらおよび他
の選択可能なサービスに、全てのサービスに共通のアン
テナ34を用いて作用する。当業者であれば、この発明
を使用することができる、受話器1との関連において言
及しなかった他の多くの異なるサービスがあることに気
付くであろう。
【0018】図2は、この発明の使用に適した具体的な
アンテナ3の断面図である。この図示された例は、限定
的なものではなく、単に、好適なアンテナの一例を表そ
うとするものに過ぎない。
アンテナ3の断面図である。この図示された例は、限定
的なものではなく、単に、好適なアンテナの一例を表そ
うとするものに過ぎない。
【0019】図2に示されたアンテナは、欧州特許出願
第0715369A1号、「多帯域アンテナシステム」
と題され、参照によりこの明細書に組み込まれた公開さ
れた欧州特許出願の主題である。
第0715369A1号、「多帯域アンテナシステム」
と題され、参照によりこの明細書に組み込まれた公開さ
れた欧州特許出願の主題である。
【0020】図3に示されたアンテナ3は、L帯域、S
帯域およびUHF帯域において作動するように設計され
ている。アンテナ3は、中空の円筒状絶縁体19の表面
上において相互に離間したクオドリフィリアー(quadrif
iliar)の螺旋の形態で設けられたL帯域アンテナ素子1
5およびS帯域アンテナ素子17を具備している。UH
F帯域アンテナ素子21は、前記中空の円筒状絶縁体1
9の表面上にかごに入れた双極子の形態で設けられてい
る。L帯域アンテナ15は、その入力を第1の導体23
にL帯域供給ネットワークカード25を通して接続され
ている。S帯域アンテナ素子17は、S帯域供給ネット
ワークカード29を介して第2の導体27に接続されて
いる。UHF帯域アンテナ素子は、前記中空円筒状絶縁
体(19)の軸に沿って設けられた分割被覆バラン(spl
it sheath balun)33を介して第3の導体31に接続さ
れている。
帯域およびUHF帯域において作動するように設計され
ている。アンテナ3は、中空の円筒状絶縁体19の表面
上において相互に離間したクオドリフィリアー(quadrif
iliar)の螺旋の形態で設けられたL帯域アンテナ素子1
5およびS帯域アンテナ素子17を具備している。UH
F帯域アンテナ素子21は、前記中空の円筒状絶縁体1
9の表面上にかごに入れた双極子の形態で設けられてい
る。L帯域アンテナ15は、その入力を第1の導体23
にL帯域供給ネットワークカード25を通して接続され
ている。S帯域アンテナ素子17は、S帯域供給ネット
ワークカード29を介して第2の導体27に接続されて
いる。UHF帯域アンテナ素子は、前記中空円筒状絶縁
体(19)の軸に沿って設けられた分割被覆バラン(spl
it sheath balun)33を介して第3の導体31に接続さ
れている。
【0021】アンテナ3は、特定の狭い周波数帯域、前
記S帯域、L帯域およびUHF帯域の各々の整合した周
波数の内の1つの帯域においてのみ共振および整合され
る。アンテナ3は、整合したときには、送信のためのエ
ネルギを受け取り、受け取った無線エネルギを、適切な
効率で受信機に伝送するように仕向けられる。この適切
な効率は、S帯域、L帯域およびUHF帯域の各々にお
いて見いだされる非常に狭い周波数の帯域を横切って生
じるのみである。これらの周波数帯域を超えた、他のサ
ービスが供給される位置で、アンテナ3は、伝送のため
にそこに供給されたエネルギのほんの一部のみが正確に
伝送されかつ付随する無線波によりそこに供給されたエ
ネルギのほんの一部のみが受信機の入力に伝送されるよ
うに、共振からはずれかつ不十分に整合される。特に、
UHFアンテナ素子21は、無視され得るとともに、そ
の基準は、以降に説明される、UHF帯域における有用
性を可能にするために使用され得る。好適な実施形態の
以下の説明のために、UHFアンテナ素子が、単に例と
して存在すると仮定される。
記S帯域、L帯域およびUHF帯域の各々の整合した周
波数の内の1つの帯域においてのみ共振および整合され
る。アンテナ3は、整合したときには、送信のためのエ
ネルギを受け取り、受け取った無線エネルギを、適切な
効率で受信機に伝送するように仕向けられる。この適切
な効率は、S帯域、L帯域およびUHF帯域の各々にお
いて見いだされる非常に狭い周波数の帯域を横切って生
じるのみである。これらの周波数帯域を超えた、他のサ
ービスが供給される位置で、アンテナ3は、伝送のため
にそこに供給されたエネルギのほんの一部のみが正確に
伝送されかつ付随する無線波によりそこに供給されたエ
ネルギのほんの一部のみが受信機の入力に伝送されるよ
うに、共振からはずれかつ不十分に整合される。特に、
UHFアンテナ素子21は、無視され得るとともに、そ
の基準は、以降に説明される、UHF帯域における有用
性を可能にするために使用され得る。好適な実施形態の
以下の説明のために、UHFアンテナ素子が、単に例と
して存在すると仮定される。
【0022】この発明の運用においては、アンテナが3
つの周波数帯域において共振および整合されることは必
要でなく、アンテナ3は、単に、少なくとも1つの周波
数帯域において共振しかつ整合されるべきである。この
ことは、以下の説明において明らかになる。
つの周波数帯域において共振および整合されることは必
要でなく、アンテナ3は、単に、少なくとも1つの周波
数帯域において共振しかつ整合されるべきである。この
ことは、以下の説明において明らかになる。
【0023】図3は、図1に示されたようなユーザ端末
の概略的なブロック図である。制御プロセッサ35は、
受話器1内の種々の要素の各々にデータバス37および
アドレスバス39を提供する。当業者であれば、標準的
なフォンノイマン型プロセッサとして、制御プロセッサ
35が実行され得ることを理解することができ、かつ、
データバス37およびアドレスバス39を介してそのよ
うなプロセッサ35により課される外部制御を熟知して
いるであろう。アンテナ3はアンテナ整合器41を介し
て受信部43または送信部45のいずれかに選択的に連
結される。シンセサイザ47は、前記受信部43に所望
の周波数で受け取らせ、前記送信部に所望の周波数で送
信させることができる無線周波数信号を、前記受信部4
3および前記送信部45に供給するために、制御プロセ
ッサ35の制御下に配される。ただ1つのシンセサイザ
47が示されているけれども、受信部43はそれ自身の
専用のシンセサイザを具備し、送信部もそれ自身の専用
のシンセサイザを具備してもよいことは理解できる。
の概略的なブロック図である。制御プロセッサ35は、
受話器1内の種々の要素の各々にデータバス37および
アドレスバス39を提供する。当業者であれば、標準的
なフォンノイマン型プロセッサとして、制御プロセッサ
35が実行され得ることを理解することができ、かつ、
データバス37およびアドレスバス39を介してそのよ
うなプロセッサ35により課される外部制御を熟知して
いるであろう。アンテナ3はアンテナ整合器41を介し
て受信部43または送信部45のいずれかに選択的に連
結される。シンセサイザ47は、前記受信部43に所望
の周波数で受け取らせ、前記送信部に所望の周波数で送
信させることができる無線周波数信号を、前記受信部4
3および前記送信部45に供給するために、制御プロセ
ッサ35の制御下に配される。ただ1つのシンセサイザ
47が示されているけれども、受信部43はそれ自身の
専用のシンセサイザを具備し、送信部もそれ自身の専用
のシンセサイザを具備してもよいことは理解できる。
【0024】受信部43は、アンテナ3から入ってくる
無線波の周波数を、その後濾波されかつ増幅される中間
周波数に変更する。増幅され濾波された受信部43から
の中間周波数信号は、受信アナログ・デジタル(A/
D)変換器49への入力として供給される。受信部43
の出力の瞬間的な振幅を表す2進数字の連続である該A
/D変換器49の出力は、アドレスバス39からの制御
下においてデータバス37を介して、制御プロセッサ3
5への入力として接続される。制御プロセッサ35は、
前記受信A/D変換器49の出力を、復号および復調ア
ルゴリズムを実行することにより理解できる信号に変換
する。前記受信A/D変換器49からの信号が音を表し
ている場合には、制御プロセッサは、受話口5を駆動す
るのに十分なアナログ信号を供給する受話口デジタル・
アナログ(D/A)変換器51へ、連続した2進数字を
送る。マイクロフォン7は、マイクロフォンA/D変換
器53へのアナログ入力を供給し、該マイクロフォン7
から入るアナログ信号の瞬間的な振幅を表す2進数字列
であるその出力は、前記アドレスバス39からの制御下
において前記データバス37を介して制御プロセッサ3
5に伝送される。
無線波の周波数を、その後濾波されかつ増幅される中間
周波数に変更する。増幅され濾波された受信部43から
の中間周波数信号は、受信アナログ・デジタル(A/
D)変換器49への入力として供給される。受信部43
の出力の瞬間的な振幅を表す2進数字の連続である該A
/D変換器49の出力は、アドレスバス39からの制御
下においてデータバス37を介して、制御プロセッサ3
5への入力として接続される。制御プロセッサ35は、
前記受信A/D変換器49の出力を、復号および復調ア
ルゴリズムを実行することにより理解できる信号に変換
する。前記受信A/D変換器49からの信号が音を表し
ている場合には、制御プロセッサは、受話口5を駆動す
るのに十分なアナログ信号を供給する受話口デジタル・
アナログ(D/A)変換器51へ、連続した2進数字を
送る。マイクロフォン7は、マイクロフォンA/D変換
器53へのアナログ入力を供給し、該マイクロフォン7
から入るアナログ信号の瞬間的な振幅を表す2進数字列
であるその出力は、前記アドレスバス39からの制御下
において前記データバス37を介して制御プロセッサ3
5に伝送される。
【0025】送信時には、制御プロセッサ35は、送信
部45を選択するためにアンテナ整合器41を作動さ
せ、その後、送信D/A変換器55への2進数字列を通
過させる。入力としてデータバス37に提供された2進
数の瞬間的な値を表すアナログ信号であるD/A変換器
の出力は、調整された制御信号を、アドレスバス39の
制御下において前記データバス37を介して、送信部4
5へ直接送る。
部45を選択するためにアンテナ整合器41を作動さ
せ、その後、送信D/A変換器55への2進数字列を通
過させる。入力としてデータバス37に提供された2進
数の瞬間的な値を表すアナログ信号であるD/A変換器
の出力は、調整された制御信号を、アドレスバス39の
制御下において前記データバス37を介して、送信部4
5へ直接送る。
【0026】制御プロセッサ35の厳密な動作モード
は、キーボード9により選択され、再度、前記データバ
ス37および前記アドレスバス39を介して制御プロセ
ッサ35に接続される。ディスプレイ11も、制御プロ
セッサ35によって、データバス37およびアドレスバ
ス39を介して駆動される。
は、キーボード9により選択され、再度、前記データバ
ス37および前記アドレスバス39を介して制御プロセ
ッサ35に接続される。ディスプレイ11も、制御プロ
セッサ35によって、データバス37およびアドレスバ
ス39を介して駆動される。
【0027】制御プロセッサ35は、前記データバス3
7およびアドレスバス39によって種々の素子41,4
3,45,47,49,51,53,55の全てを制御
するように示されている。前記データバス37および前
記アドレスバス39の機能は、ディスクリートバス3
7,39を設けることによるよりもむしろ、制御プロセ
ッサ35内から始まる別々の制御ラインによって置き換
えられ得るものと理解される。そのような構造は、単
に、制御プロセッサ35が受話器1内の種々の素子4
1,43,45,47,49,51,53,55の全て
を制御するために用いられ得る1つの例示された方法を
説明するために示されている。
7およびアドレスバス39によって種々の素子41,4
3,45,47,49,51,53,55の全てを制御
するように示されている。前記データバス37および前
記アドレスバス39の機能は、ディスクリートバス3
7,39を設けることによるよりもむしろ、制御プロセ
ッサ35内から始まる別々の制御ラインによって置き換
えられ得るものと理解される。そのような構造は、単
に、制御プロセッサ35が受話器1内の種々の素子4
1,43,45,47,49,51,53,55の全て
を制御するために用いられ得る1つの例示された方法を
説明するために示されている。
【0028】図4は、図3のアンテナ整合器41のブロ
ック図である。前記受信部43への入力は第4の導体5
7に供給され、前記送信部45からの出力は、第5の導
体59に受け取られる。破線で外形を示された送受信ス
イッチ61は、図5に関連してさらに説明される整合シ
ステム65への共通入力として第4の導体または第5の
導体のいずれかを選択する。整合システム55の出力6
7は、整合システム65の出力に接続されるべき第1,
第2および第3の導体23,27,31の1つまたはい
くつかを選択するように機能するアンテナスイッチ69
に、入力として接続されている。ある状況下において
は、第1の導体23、第2の導体27および第3の導体
31のうちのただ1つだけが、そのように接続されるこ
とになる。他の状況下においては、制御プロセッサ35
が、整合システム65の出力67に、第1,第2および
第3の導体23,27,31のうちの一対を接続するよ
うに選択してもよく、さらに他の状況下では、制御プロ
セッサ35が第1,第2および第3の3つの導体23,
27,31の全てを整合システム65の出力に接続する
ように選択してもよい。
ック図である。前記受信部43への入力は第4の導体5
7に供給され、前記送信部45からの出力は、第5の導
体59に受け取られる。破線で外形を示された送受信ス
イッチ61は、図5に関連してさらに説明される整合シ
ステム65への共通入力として第4の導体または第5の
導体のいずれかを選択する。整合システム55の出力6
7は、整合システム65の出力に接続されるべき第1,
第2および第3の導体23,27,31の1つまたはい
くつかを選択するように機能するアンテナスイッチ69
に、入力として接続されている。ある状況下において
は、第1の導体23、第2の導体27および第3の導体
31のうちのただ1つだけが、そのように接続されるこ
とになる。他の状況下においては、制御プロセッサ35
が、整合システム65の出力67に、第1,第2および
第3の導体23,27,31のうちの一対を接続するよ
うに選択してもよく、さらに他の状況下では、制御プロ
セッサ35が第1,第2および第3の3つの導体23,
27,31の全てを整合システム65の出力に接続する
ように選択してもよい。
【0029】前記送受信スイッチ61、整合システム6
5およびアンテナスイッチ69の動作は、直接制御ライ
ン、または、図5に関連して例示されたように、データ
バス37およびアドレスバス39を介してのいずれかに
より、全て中央プロセッサの制御下に配されるというこ
とが理解される。
5およびアンテナスイッチ69の動作は、直接制御ライ
ン、または、図5に関連して例示されたように、データ
バス37およびアドレスバス39を介してのいずれかに
より、全て中央プロセッサの制御下に配されるというこ
とが理解される。
【0030】図5は、図4の整合システム65のブロッ
ク図であり、データバス37およびアドレスバス39
が、前記受話器1の全ての素子の作動を制御するために
用いられ得る一つの方法を詳細に図示している。
ク図であり、データバス37およびアドレスバス39
が、前記受話器1の全ての素子の作動を制御するために
用いられ得る一つの方法を詳細に図示している。
【0031】整合システム65の共通入力63は、主整
合ネットワーク71に入力として接続され、該主整合ネ
ットワーク71の出力は整合システム65の出力として
接続されている。
合ネットワーク71に入力として接続され、該主整合ネ
ットワーク71の出力は整合システム65の出力として
接続されている。
【0032】アドレスバス39は、制御プロセッサ35
からの書き込みライン75により作動されるときに、ア
ドレスバス39上に与えられたアドレスと、あらかじめ
設定されたアドレスとを比較するアドレス復号器73へ
の入力として接続される。アドレスバス39上のアドレ
スが、あらかじめ設定されたアドレスと一致する場合に
は、信号はストローブライン77を介して、データバス
37に供給されたデータを受け取りかつ格納するために
レジスタ79を作動させ、制御プロセッサ35が、整合
システム65に新たな指示を送ろうとする次の機会まで
維持される出力81としてそれを供給するように、通過
させられる。
からの書き込みライン75により作動されるときに、ア
ドレスバス39上に与えられたアドレスと、あらかじめ
設定されたアドレスとを比較するアドレス復号器73へ
の入力として接続される。アドレスバス39上のアドレ
スが、あらかじめ設定されたアドレスと一致する場合に
は、信号はストローブライン77を介して、データバス
37に供給されたデータを受け取りかつ格納するために
レジスタ79を作動させ、制御プロセッサ35が、整合
システム65に新たな指示を送ろうとする次の機会まで
維持される出力81としてそれを供給するように、通過
させられる。
【0033】レジスタ79の出力の第1の部分83は、
指令復号器85への入力として接続されている。レジス
タ79の出力の第2の部分87は、チューニングD/A
変換器89への入力として接続されている。チューニン
グD/A変換器89の出力は、前記レジスタ79の出力
81の前記第2の部分87に供給される2進数字の瞬間
的な値を表すアナログ電圧である。
指令復号器85への入力として接続されている。レジス
タ79の出力の第2の部分87は、チューニングD/A
変換器89への入力として接続されている。チューニン
グD/A変換器89の出力は、前記レジスタ79の出力
81の前記第2の部分87に供給される2進数字の瞬間
的な値を表すアナログ電圧である。
【0034】指令復号器85は、前記レジスタ79の出
力81の前記第1の部分83上の2進数字を受け取り、
それを、スイッチ制御装置95へのスイッチ制御93、
チューニングD/A変換器89への出力許可ライン9
7、またはピークサンプラ99、アンテナA/D変換器
101およびバスドライバ103への一連の許可ライン
97として供給される個別に選択可能な出力として復号
する。作動されたときには、バスドライバ103は、デ
ータバス37に入力を供給する。ピークサンプラ99へ
の入力105は、整合システム65の出力67に接続さ
れている。
力81の前記第1の部分83上の2進数字を受け取り、
それを、スイッチ制御装置95へのスイッチ制御93、
チューニングD/A変換器89への出力許可ライン9
7、またはピークサンプラ99、アンテナA/D変換器
101およびバスドライバ103への一連の許可ライン
97として供給される個別に選択可能な出力として復号
する。作動されたときには、バスドライバ103は、デ
ータバス37に入力を供給する。ピークサンプラ99へ
の入力105は、整合システム65の出力67に接続さ
れている。
【0035】スイッチ制御装置95は、指令復号器85
の出力に応じる、複数の個別に作動可能なスイッチ10
7を具備している。これらのスイッチ107は、主整合
ネットワーク71に作用するようにそれぞれ作動可能な
多くの固定素子および変動素子の中からそれぞれ1つを
選択するように、各々作動可能である。
の出力に応じる、複数の個別に作動可能なスイッチ10
7を具備している。これらのスイッチ107は、主整合
ネットワーク71に作用するようにそれぞれ作動可能な
多くの固定素子および変動素子の中からそれぞれ1つを
選択するように、各々作動可能である。
【0036】主整合ネットワークの実行方法は、設計者
の考え次第である。主整合ネットワークがどのように設
計されるべきかは必ずしもこの発明の一部ではない。ア
ンテナ3が整合される周波数において、共通入力63お
よび出力67が、ひとまとめにして、アンテナ3とユー
ザ端末1との間の適正な整合を提供することができれば
十分である。
の考え次第である。主整合ネットワークがどのように設
計されるべきかは必ずしもこの発明の一部ではない。ア
ンテナ3が整合される周波数において、共通入力63お
よび出力67が、ひとまとめにして、アンテナ3とユー
ザ端末1との間の適正な整合を提供することができれば
十分である。
【0037】前に述べたように、スイッチ制御装置95
は、複数のチューニング調節スイッチ107を具備し、
その各々が、適正な整合が得られるところに周波数を調
節するために、個別の素子を主整合ネットワーク71に
接続するように、選択的に作動可能である。
は、複数のチューニング調節スイッチ107を具備し、
その各々が、適正な整合が得られるところに周波数を調
節するために、個別の素子を主整合ネットワーク71に
接続するように、選択的に作動可能である。
【0038】例えば、スイッチ制御装置95は、必要に
応じて主整合ネットワーク71の整合周波数を変更する
ように機能する1つまたはそれ以上の固定されたコンデ
ンサ109を、主整合ネットワーク71における選択さ
れたポイント間に追加してもよい。これに代えて、固定
誘導子111または複合整合ネットワーク113を追加
してもよい。
応じて主整合ネットワーク71の整合周波数を変更する
ように機能する1つまたはそれ以上の固定されたコンデ
ンサ109を、主整合ネットワーク71における選択さ
れたポイント間に追加してもよい。これに代えて、固定
誘導子111または複合整合ネットワーク113を追加
してもよい。
【0039】主整合ネットワーク71は、簡単な導体と
同様に簡易なものでよく、また、遅延ライン、伝送ライ
ンまたは誘導子およびコンデンサの複合配列を具備して
いてもよい。
同様に簡易なものでよく、また、遅延ライン、伝送ライ
ンまたは誘導子およびコンデンサの複合配列を具備して
いてもよい。
【0040】固定コンデンサ109、固定誘導子111
および複合ネットワーク113は、同時に、伝送ライン
または必要に応じてユーザ端末1とアンテナ3との間の
整合を調整することができるマイクロ回路ストリップラ
インの一部であってもよい。
および複合ネットワーク113は、同時に、伝送ライン
または必要に応じてユーザ端末1とアンテナ3との間の
整合を調整することができるマイクロ回路ストリップラ
インの一部であってもよい。
【0041】ピークサンプラ99は、アンテナ3への入
力である整合システム65の出力における電圧を監視す
る。制御プロセッサ35は、ピークサンプラ99、アン
テナA/D変換器101およびバスドライバ103を作
動可能にするために指令復号器85を用いることによ
り、整合システム65の出力によりアンテナ3に供給さ
れるピーク電圧を採取するように機能する。
力である整合システム65の出力における電圧を監視す
る。制御プロセッサ35は、ピークサンプラ99、アン
テナA/D変換器101およびバスドライバ103を作
動可能にするために指令復号器85を用いることによ
り、整合システム65の出力によりアンテナ3に供給さ
れるピーク電圧を採取するように機能する。
【0042】同様に、受信部43により受け取られた無
線信号の振幅を採取することが望まれる場合には、制御
プロセッサ35は、瞬間的に受信された信号の振幅が何
であるかを決定するために受信A/D変換器の出力を試
験することが必要である。
線信号の振幅を採取することが望まれる場合には、制御
プロセッサ35は、瞬間的に受信された信号の振幅が何
であるかを決定するために受信A/D変換器の出力を試
験することが必要である。
【0043】固定したチューニング素子、固定コンデン
サ109、固定誘導子111および複合ネットワーク1
13に加えて、スイッチ制御装置95も主整合ネットワ
ーク71に、可変容量ダイオードの形態の1つまたはそ
れ以上の可変チューニング素子115を接続するように
機能する。当業者であれば、比透磁率をDC印加磁束密
度(DC imposed flux density)によって可変の誘導子等
を含む他の可変チューニング素子をこの位置に配するこ
とができることも理解できる。チューニングD/A変換
器89の出力91は、可変チューニング素子115への
入力を変更するコンデンサとして接続されている。チュ
ーニングD/A変換器に、可変容量ダイオードの形態を
した可変チューニング素子115を制御させることを許
容するために、指令復号器85からの許可ライン97を
使用することによって、スイッチ制御装置95は、前記
チューニング調節スイッチ107に可変チューニング素
子115を主整合ネットワーク71に接続させ、適当な
単語をレジスタ79の出力の第2の部分87に指示する
ことにより、制御プロセッサ35は、必要に応じてアン
テナ3の整合を調節するように機能する。
サ109、固定誘導子111および複合ネットワーク1
13に加えて、スイッチ制御装置95も主整合ネットワ
ーク71に、可変容量ダイオードの形態の1つまたはそ
れ以上の可変チューニング素子115を接続するように
機能する。当業者であれば、比透磁率をDC印加磁束密
度(DC imposed flux density)によって可変の誘導子等
を含む他の可変チューニング素子をこの位置に配するこ
とができることも理解できる。チューニングD/A変換
器89の出力91は、可変チューニング素子115への
入力を変更するコンデンサとして接続されている。チュ
ーニングD/A変換器に、可変容量ダイオードの形態を
した可変チューニング素子115を制御させることを許
容するために、指令復号器85からの許可ライン97を
使用することによって、スイッチ制御装置95は、前記
チューニング調節スイッチ107に可変チューニング素
子115を主整合ネットワーク71に接続させ、適当な
単語をレジスタ79の出力の第2の部分87に指示する
ことにより、制御プロセッサ35は、必要に応じてアン
テナ3の整合を調節するように機能する。
【0044】スイッチ制御装置95は、素子109,1
11,113,115のうちの1つのみに切り替えても
よく、または、必要により2つまたはそれ以上に切り替
えてもよい。
11,113,115のうちの1つのみに切り替えても
よく、または、必要により2つまたはそれ以上に切り替
えてもよい。
【0045】同様に、制御プロセッサ35は、固定コン
デンサ109,111,113の段階的な選択によりま
たは可変チューニング素子の選択およびそれらの値のチ
ューニングD/A変換器89の出力91による調節によ
って、アンテナ3の整合を調節してもよい。
デンサ109,111,113の段階的な選択によりま
たは可変チューニング素子の選択およびそれらの値のチ
ューニングD/A変換器89の出力91による調節によ
って、アンテナ3の整合を調節してもよい。
【0046】図6は、制御プロセッサ35の動作の流れ
図である。第1の動作117は、どのサービスが必要で
あるかを記す。これを行うときには、制御プロセッサ3
5は、キーボード9上のサービス選択キー13によって
どのサービスが要求されているのかを指図する。
図である。第1の動作117は、どのサービスが必要で
あるかを記す。これを行うときには、制御プロセッサ3
5は、キーボード9上のサービス選択キー13によって
どのサービスが要求されているのかを指図する。
【0047】制御は、その後、第2の動作119に移行
し、そこでは、整合システム65の出力に接続されるよ
うに、アンテナ3の第1、第2および第3の導体23,
27,31の1つ、いくつかまたは全てを選択するため
に、アンテナスイッチ69を作動する。
し、そこでは、整合システム65の出力に接続されるよ
うに、アンテナ3の第1、第2および第3の導体23,
27,31の1つ、いくつかまたは全てを選択するため
に、アンテナスイッチ69を作動する。
【0048】制御は、その後、第3の動作に移行し、そ
こで、制御プロセッサ35が選択されたサービスに適し
た1つの周波数または複数の周波数を生成するようにシ
ンセサイザ47に指令する。
こで、制御プロセッサ35が選択されたサービスに適し
た1つの周波数または複数の周波数を生成するようにシ
ンセサイザ47に指令する。
【0049】制御は、その後、第1のテスト123に移
行し、そこで、アンテナ3がその整合を調節される必要
があるかどうかの判定がなされる。アンテナ3は該アン
テナ3が選択されたサービスの周波数に整合されかつ共
振する場合には、その整合が調節されることは必要でな
い。選択された特定の例においては、アンテナ3は、チ
ューニングなしに衛星通信用に機能する。選択された例
においては、整合されていないけれども、さらなる整合
なしに、アンテナ3が地球の表面上の短い範囲にわたる
効果において、任意の通常のGSMアンテナと等価であ
ることが判明した。この例のために、他の選択されたサ
ービスは、アンテナ3が、その整合を調節されることを
必要とするということが仮定される。
行し、そこで、アンテナ3がその整合を調節される必要
があるかどうかの判定がなされる。アンテナ3は該アン
テナ3が選択されたサービスの周波数に整合されかつ共
振する場合には、その整合が調節されることは必要でな
い。選択された特定の例においては、アンテナ3は、チ
ューニングなしに衛星通信用に機能する。選択された例
においては、整合されていないけれども、さらなる整合
なしに、アンテナ3が地球の表面上の短い範囲にわたる
効果において、任意の通常のGSMアンテナと等価であ
ることが判明した。この例のために、他の選択されたサ
ービスは、アンテナ3が、その整合を調節されることを
必要とするということが仮定される。
【0050】最初のテスト123が、アンテナ3の整合
に、何の調節も必要ではないと判定する場合には、制御
は第4の動作125に移行し、そこで、サービスが実行
され、音声およびデータメッセージが、第2のテスト1
27がそのサービスの実行のための要求が終了したこと
を検知するまで伝送される。制御はその後、第3のテス
ト129に移行され、そこで、将来の動作が同じサービ
スのためのものであるかどうかが決定される。例えば、
制御プロセッサ35はデフォルトサービスについて選択
してもよい。この場合には、デフォルトサービスは衛星
通信のためのものであることが好ましい。同時に、制御
プロセッサ35は、次に作動されるときに同じサービス
のままであるように選択してもよい。
に、何の調節も必要ではないと判定する場合には、制御
は第4の動作125に移行し、そこで、サービスが実行
され、音声およびデータメッセージが、第2のテスト1
27がそのサービスの実行のための要求が終了したこと
を検知するまで伝送される。制御はその後、第3のテス
ト129に移行され、そこで、将来の動作が同じサービ
スのためのものであるかどうかが決定される。例えば、
制御プロセッサ35はデフォルトサービスについて選択
してもよい。この場合には、デフォルトサービスは衛星
通信のためのものであることが好ましい。同時に、制御
プロセッサ35は、次に作動されるときに同じサービス
のままであるように選択してもよい。
【0051】第3のテスト129が、制御プロセッサ3
5が同じサービスに維持されることを望んでいると判定
する場合には、ルーチンから出て、任意の整合調節が、
アンテナ32を所定の位置に留まらせるために実施され
る。しかしながら、第3のテスト129が、デフォルト
のサービスが次に使用されることを判定する場合には、
第5の動作131が全ての整合調節を、このルーチンか
ら出る前にアンテナ3にリセットする。
5が同じサービスに維持されることを望んでいると判定
する場合には、ルーチンから出て、任意の整合調節が、
アンテナ32を所定の位置に留まらせるために実施され
る。しかしながら、第3のテスト129が、デフォルト
のサービスが次に使用されることを判定する場合には、
第5の動作131が全ての整合調節を、このルーチンか
ら出る前にアンテナ3にリセットする。
【0052】最初のテスト123が、選択されたサービ
スがアンテナ3に対するいくらかの整合調節を必要とし
ていると判定した場合には、制御は第4のテスト133
に移行され、そこで、整合調整が既知であるか否かが判
定される。
スがアンテナ3に対するいくらかの整合調節を必要とし
ていると判定した場合には、制御は第4のテスト133
に移行され、そこで、整合調整が既知であるか否かが判
定される。
【0053】例えば、選択されたサービスに依存して、
あらかじめ設定された固定素子が主整合ネットワーク7
1に加えられるように、スイッチ制御装置95によって
選択可能でもよい。したがって、特定のサービスについ
て、制御プロセッサ35は、固定コンデンサ109、固
定誘導子111または固定複合ネットワーク113の内
の1つを選択するようにスイッチ制御装置95を指示し
てもよい。固定素子の厳密な値は、受話器1に取り付け
られる特定のアンテナを適合させるように該受話器の組
立中に調節され得る。その後、アンテナ整合が、固定素
子109,111,113を選択することにより、簡易
に達成される。これに代えて、制御プロセッサ35は、
選択した可変チューニング素子115に対し調節が必要
とされるものを早期に決定してもよく、どのチューニン
グ素子115が選択されたか、および、チューニングD
/A変換器89から何の出力91が要求されたかを、そ
の設定に戻すために、即座に呼び出すことができる。
あらかじめ設定された固定素子が主整合ネットワーク7
1に加えられるように、スイッチ制御装置95によって
選択可能でもよい。したがって、特定のサービスについ
て、制御プロセッサ35は、固定コンデンサ109、固
定誘導子111または固定複合ネットワーク113の内
の1つを選択するようにスイッチ制御装置95を指示し
てもよい。固定素子の厳密な値は、受話器1に取り付け
られる特定のアンテナを適合させるように該受話器の組
立中に調節され得る。その後、アンテナ整合が、固定素
子109,111,113を選択することにより、簡易
に達成される。これに代えて、制御プロセッサ35は、
選択した可変チューニング素子115に対し調節が必要
とされるものを早期に決定してもよく、どのチューニン
グ素子115が選択されたか、および、チューニングD
/A変換器89から何の出力91が要求されたかを、そ
の設定に戻すために、即座に呼び出すことができる。
【0054】第4のテスト133は、整合調節が既に知
られていることを判断し、制御は第6の動作135に移
行し、そこで、制御プロセッサ35は、要求された整合
調節を選択する。制御はその後、第4の動作125に移
行し、そこで、前に述べたように、サービスが実行され
る。
られていることを判断し、制御は第6の動作135に移
行し、そこで、制御プロセッサ35は、要求された整合
調節を選択する。制御はその後、第4の動作125に移
行し、そこで、前に述べたように、サービスが実行され
る。
【0055】第4のテスト133がアンテナ3の整合調
節が未知であると判断する場合、制御は、第5のテスト
137に移行し、そこで、アンテナ3が送信または受信
モードのために整合されるべきか否かが決定される。例
えば、いくつかのサービスにおいては、送信および受信
周波数が非常に近接しているので、単一のチューニング
だけで十分である。他のサービスでは、送信および受信
周波数が離れているので、別々のチューニングが各々に
対して必要である。
節が未知であると判断する場合、制御は、第5のテスト
137に移行し、そこで、アンテナ3が送信または受信
モードのために整合されるべきか否かが決定される。例
えば、いくつかのサービスにおいては、送信および受信
周波数が非常に近接しているので、単一のチューニング
だけで十分である。他のサービスでは、送信および受信
周波数が離れているので、別々のチューニングが各々に
対して必要である。
【0056】第5のテスト137は、アンテナ3が送信
モードについて整合されるべきであると判断する場合に
は、制御は第7の動作139に移行し、そこでは、制御
プロセッサが、整合システム65の出力に提供される電
圧の振幅を決定するように、ピークサンプラ99、アン
テナD/A変換器101およびバスドライバ103を作
動させる。制御は、その後、第6のテスト141に移行
する。第5のテスト137が、アンテナ3は受信モード
について整合されるべきであると判断する場合には、制
御は第8の動作143に移行し、そこで、制御プロセッ
サ35が、受信部43により供給される中間周波数信号
の振幅を決定するように、受信A/D変換器49の出力
を監視する。
モードについて整合されるべきであると判断する場合に
は、制御は第7の動作139に移行し、そこでは、制御
プロセッサが、整合システム65の出力に提供される電
圧の振幅を決定するように、ピークサンプラ99、アン
テナD/A変換器101およびバスドライバ103を作
動させる。制御は、その後、第6のテスト141に移行
する。第5のテスト137が、アンテナ3は受信モード
について整合されるべきであると判断する場合には、制
御は第8の動作143に移行し、そこで、制御プロセッ
サ35が、受信部43により供給される中間周波数信号
の振幅を決定するように、受信A/D変換器49の出力
を監視する。
【0057】第6のテスト141は、アンテナ3が連続
した正確な整合または単に概略の整合を必要としている
のか否かを判断する。第6のテスト141がアンテナが
単に概略の整合を必要としていると判断する場合には、
制御は、第9の動作145に移行し、そこで、制御プロ
セッサ35が、固定素子109,111,113の単一
のものおよび、それらの組合せを、受信A/D変換器4
9またはアンテナD/A変換器101により適切な振幅
が検知されるか、または、最良の(最も大きな)振幅が
達成されるかのいずれかまで、選択するようにスイッチ
制御装置95を制御する。制御プロセッサ35は、その
後、最良のまたは受容し得る信号を与える固定素子10
9,111,113またはそれらの組合せを選択する。
した正確な整合または単に概略の整合を必要としている
のか否かを判断する。第6のテスト141がアンテナが
単に概略の整合を必要としていると判断する場合には、
制御は、第9の動作145に移行し、そこで、制御プロ
セッサ35が、固定素子109,111,113の単一
のものおよび、それらの組合せを、受信A/D変換器4
9またはアンテナD/A変換器101により適切な振幅
が検知されるか、または、最良の(最も大きな)振幅が
達成されるかのいずれかまで、選択するようにスイッチ
制御装置95を制御する。制御プロセッサ35は、その
後、最良のまたは受容し得る信号を与える固定素子10
9,111,113またはそれらの組合せを選択する。
【0058】受信A/D変換器を通して受信部43の出
力を監視するときには、(アンテナ3により何の信号も
受信されないと仮定して)不規則雑音の最大振幅の整合
を調節し、または、その瞬間に偶然にアンテナ3によっ
て受信された最大または適切な振幅または何らかの信号
の整合を調節することができる。
力を監視するときには、(アンテナ3により何の信号も
受信されないと仮定して)不規則雑音の最大振幅の整合
を調節し、または、その瞬間に偶然にアンテナ3によっ
て受信された最大または適切な振幅または何らかの信号
の整合を調節することができる。
【0059】第6のテスト141が、連続かつ正確な整
合調節が必要であると判定する場合には、制御は、第1
0の動作147に移行し、そこでは、制御プロセッサ3
5が、可変チューニング素子115を選択し、チューニ
ングD/A変換器89の出力91が、制御電圧として、
当業者に公知の種々の方法の内の任意のものにおいて、
接続される。
合調節が必要であると判定する場合には、制御は、第1
0の動作147に移行し、そこでは、制御プロセッサ3
5が、可変チューニング素子115を選択し、チューニ
ングD/A変換器89の出力91が、制御電圧として、
当業者に公知の種々の方法の内の任意のものにおいて、
接続される。
【0060】制御はその後、第11の動作149に移行
し、そこで、制御プロセッサ35が、チューニングD/
A変換器89の出力91を調節し、かつ、チューニング
が受信または送信のいずれについてのものであるかによ
って、受信A/D変換器49の出力またはアンテナD/
A変換器101の出力のいずれかを監視する。
し、そこで、制御プロセッサ35が、チューニングD/
A変換器89の出力91を調節し、かつ、チューニング
が受信または送信のいずれについてのものであるかによ
って、受信A/D変換器49の出力またはアンテナD/
A変換器101の出力のいずれかを監視する。
【0061】調節は、ピーク出力に対して行われる。ピ
ーク出力を得ることができない場合には、他の可変素子
115が選択され、調節がやり直される。ピークが見つ
からない場合には、適切な選択が記される。制御はその
後、第12の動作151に移行し、そこで、アンテナに
ついての最良のまたは適切な設定が記されかつ選択され
る。
ーク出力を得ることができない場合には、他の可変素子
115が選択され、調節がやり直される。ピークが見つ
からない場合には、適切な選択が記される。制御はその
後、第12の動作151に移行し、そこで、アンテナに
ついての最良のまたは適切な設定が記されかつ選択され
る。
【0062】第9の動作145および第12の動作15
1の両方が、制御を第7のテスト153に移行させ、そ
こで、さらなる整合調節が必要かどうかが判断される。
例えば、選択されたサービスは、非常に近接しているた
めに単一の整合調節動作のみが必要な送信および受信周
波数を有してもよい。この場合において、第7のテスト
は、制御を第4の動作125に移行させ、そこで、通信
動作が実行されかつ上述したようにルーチンから出る。
同様に、選択されたサービスが、別々の整合調節を必要
とするそのような多様な送信および受信周波数を有して
もよく、整合調節の両方の設定が完了する。この場合
も、制御は、第4の動作125に移行される。これに代
えて、一方がまだ実行されていない整合調節の2つの動
作が必要とされてもよい。この場合には、制御は、さら
なる整合調節が完了されるように、第2の動作119に
移行される。
1の両方が、制御を第7のテスト153に移行させ、そ
こで、さらなる整合調節が必要かどうかが判断される。
例えば、選択されたサービスは、非常に近接しているた
めに単一の整合調節動作のみが必要な送信および受信周
波数を有してもよい。この場合において、第7のテスト
は、制御を第4の動作125に移行させ、そこで、通信
動作が実行されかつ上述したようにルーチンから出る。
同様に、選択されたサービスが、別々の整合調節を必要
とするそのような多様な送信および受信周波数を有して
もよく、整合調節の両方の設定が完了する。この場合
も、制御は、第4の動作125に移行される。これに代
えて、一方がまだ実行されていない整合調節の2つの動
作が必要とされてもよい。この場合には、制御は、さら
なる整合調節が完了されるように、第2の動作119に
移行される。
【0063】第4の動作125の実行において、制御プ
ロセッサ35は、非常に離れた送信および受信周波数が
必要とされる場合には、アンテナ3の整合を、送信時に
は(所望により)送信周波数に調節し、受信時には(所
望により)受信周波数に調節する。
ロセッサ35は、非常に離れた送信および受信周波数が
必要とされる場合には、アンテナ3の整合を、送信時に
は(所望により)送信周波数に調節し、受信時には(所
望により)受信周波数に調節する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の使用に適した無線電話受話器(ユ
ーザ端末)の斜視図である。
ーザ端末)の斜視図である。
【図2】 この発明とともに使用するのに適した具体的
なアンテナを示す断面図である。
なアンテナを示す断面図である。
【図3】 この発明の使用に適した一般的なユーザ端末
の概略的なブロック図である。
の概略的なブロック図である。
【図4】 図3に示されたアンテナ整合器の概略的なブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】 図4の整合システムの概略的なブロック図で
ある。
ある。
【図6】 この発明に関連した図3の制御装置の動作の
流れ図である。
流れ図である。
1 受話器(ユーザ端末) 3 共通アンテナ 23,27,31,57,59 導体 69 アンテナスイッチ(スイッチ手段) 115 可変チューニング素子(チューニング手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の周波数において供給される複数の
サービスを含む通信システムにおける使用のための無線
電話として使用するユーザ端末であって、 共通アンテナを具備するとともに、前記複数のサービス
のうちの選択可能なものにアクセスするように選択的に
作動可能であり、 前記共通アンテナが、前記複数のサービスの内の少なく
とも1つの周波数に整合され、 前記ユーザ端末が、前記共通アンテナにより、前記複数
のサービスの内の前記少なくとも1つのものに対して整
合されたアンテナとして機能し、かつ、前記複数のサー
ビスのうちの前記共通アンテナが整合されていない周波
数を有するものに対しては、整合していないアンテナと
して機能するように作動可能であることを特徴とするユ
ーザ端末。 - 【請求項2】 前記複数のサービスの内の少なくとも1
つの他のサービスの選択に応じて、該複数のサービスの
内の前記少なくとも1つの他のサービスの周波数に向け
て、前記共通アンテナが整合される周波数を変更するチ
ューニング手段を具備することを特徴とする請求項1記
載のユーザ端末。 - 【請求項3】 前記共通アンテナ上における信号の振幅
を監視するように機能する制御装置を具備し、前記チュ
ーニング手段が、前記アンテナが整合される周波数を変
更するように機能する電気的に制御可能な素子を具備
し、前記制御装置が、前記アンテナの信号の振幅に応じ
て制御信号を発生するように機能し、前記制御信号が前
記電気的に制御可能な素子への制御入力として接続さ
れ、前記制御可能な素子が、前記制御信号に応じて、前
記共通アンテナが整合される周波数を前記複数のサービ
スの内の少なくとも1つの他のサービスの周波数に向け
て移動させることを特徴とする請求項2記載のユーザ端
末。 - 【請求項4】 前記少なくとも1つの他のサービスが、
無線受信のための第1の周波数の使用および無線送信の
ための第2の周波数の使用を含み、前記チューニング手
段が、前記共通アンテナが整合される周波数を、前記ユ
ーザ端末が受信モードにあるときには前記第1の周波数
に向け、前記ユーザ端末が送信モードにあるときには前
記第2の周波数に向けて移動するように機能することを
特徴とする請求項2または請求項3記載のユーザ端末。 - 【請求項5】 前記共通アンテナが、共通の型上に複数
の導体を具備し、特定のサービスにおける使用のために
前記複数の導体の1つ以上を選択するためのスイッチ手
段を具備することを特徴とする請求項1から請求項4の
いずれかに記載のユーザ端末。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9623654A GB2319437B (en) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | Multiple service user terminal |
| GB9623654.2 | 1996-11-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10200964A true JPH10200964A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=10802902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9312424A Pending JPH10200964A (ja) | 1996-11-13 | 1997-11-13 | 多重サービスユーザ端末 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6122524A (ja) |
| EP (1) | EP0845870A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10200964A (ja) |
| GB (1) | GB2319437B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7200365B2 (en) | 1998-10-27 | 2007-04-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Composite high frequency component and mobile communication device including the same |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI974350L (fi) * | 1997-11-27 | 1999-05-28 | Nokia Mobile Phones Ltd | Monilankaiset helix-antennit matkaviestinlaitteita varten |
| CN1123146C (zh) * | 1998-04-22 | 2003-10-01 | 三菱电机株式会社 | 移动通信系统 |
| US6320549B1 (en) * | 1999-03-31 | 2001-11-20 | Qualcomm Inc. | Compact dual mode integrated antenna system for terrestrial cellular and satellite telecommunications |
| RU2255397C2 (ru) * | 1999-09-22 | 2005-06-27 | Квэлкомм Инкорпорейтед | Компактная двухрежимная интегрированная система антенн для наземных сотовых и спутниковых телекоммуникаций |
| JP3430119B2 (ja) * | 2000-04-17 | 2003-07-28 | 埼玉日本電気株式会社 | 携帯電話装置 |
| US20020024940A1 (en) * | 2000-06-08 | 2002-02-28 | Smith Scott R. | Method and apparatus for a communication system having multiple service functionality |
| US20030078037A1 (en) * | 2001-08-17 | 2003-04-24 | Auckland David T. | Methodology for portable wireless devices allowing autonomous roaming across multiple cellular air interface standards and frequencies |
| US20050096081A1 (en) * | 2003-10-31 | 2005-05-05 | Black Gregory R. | Tunable ground return impedance for a wireless communication device |
| US20080102760A1 (en) * | 2006-10-02 | 2008-05-01 | Sierra Wireless, Inc. | Centralized wireless communication system |
| US9793596B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-10-17 | Elwha Llc | Facilitating wireless communication in conjunction with orientation position |
| US9608862B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-03-28 | Elwha Llc | Frequency accommodation |
| US9681311B2 (en) * | 2013-03-15 | 2017-06-13 | Elwha Llc | Portable wireless node local cooperation |
| RU2661850C1 (ru) * | 2017-10-05 | 2018-07-19 | Акционерное общество "Российская корпорация ракетно-космического приборостроения и информационных систем" (АО "Российские космические системы") | Архитектура абонентского терминала сети персональной спутниковой связи |
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|---|---|---|---|---|
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| US4145693A (en) * | 1977-03-17 | 1979-03-20 | Electrospace Systems, Inc. | Three band monopole antenna |
| GB8615947D0 (en) * | 1986-06-30 | 1986-10-29 | Philips Electronic Associated | Pocket radio |
| US5089829A (en) * | 1989-12-22 | 1992-02-18 | Yokowo Mfg. Co., Ltd | Antenna device shared by three kinds of waves |
| JP2728547B2 (ja) * | 1990-06-13 | 1998-03-18 | 株式会社日立製作所 | ダイバシティ受信装置 |
| US5170490A (en) * | 1990-09-28 | 1992-12-08 | Motorola, Inc. | Radio functions due to voice compression |
| DE4222190A1 (de) * | 1992-07-07 | 1994-01-13 | Philips Patentverwaltung | Funkgerät mit einer Antennenumschaltvorrichtung |
| JPH06188622A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-08 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ共用器 |
| KR960010858B1 (ko) * | 1993-05-21 | 1996-08-10 | 삼성전자 주식회사 | 휴대용 무선기기 안테나 |
| US5732359A (en) * | 1994-05-13 | 1998-03-24 | Westinghouse Electric Corporation | Mobile terminal apparatus and method having network inter-operability |
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| EP0715369B1 (en) * | 1994-12-01 | 1999-07-28 | Indian Space Research Organisation | A multiband antenna system |
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| JPH1066156A (ja) * | 1996-08-23 | 1998-03-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モード対応型電話機 |
-
1996
- 1996-11-13 GB GB9623654A patent/GB2319437B/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-11-12 EP EP97309088A patent/EP0845870A3/en not_active Withdrawn
- 1997-11-13 US US08/970,156 patent/US6122524A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-11-13 JP JP9312424A patent/JPH10200964A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7200365B2 (en) | 1998-10-27 | 2007-04-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Composite high frequency component and mobile communication device including the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2319437A (en) | 1998-05-20 |
| US6122524A (en) | 2000-09-19 |
| EP0845870A2 (en) | 1998-06-03 |
| EP0845870A3 (en) | 1999-10-20 |
| GB9623654D0 (en) | 1997-01-08 |
| GB2319437B (en) | 2001-05-09 |
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