JPH0315307A - 草刈刃板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高速回転する刃板で雑草をなで切りに、する
草刈機の草刈刃板に係るものである。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕

従来草刈機の草刈刃板は、色々な形状のものが開発され
ている。

大別すると次の通りである。

Ａ．円盤の周縁にノコギリ歯を突設したタイプＢ，円盤
の周縁にラチェット歯状の突出歯を形状し、その立上が
り段状郎に刃を形成したタイプＣ．円盤の４個所若しく
は３個所に長方形の刃板を十字状或いはＹ字状に突設し
たタイプＡは刃こぼれし易い上摩耗も激しい。

Ｂは立ち上がり縁のところだけで切断作用を行う為切断
巾が小さくなる。また摩耗もし易いが、一番普及してい
る。

Ｃは切断巾を大きくしようとしたものであるが、刃板が
高速回転している為草の入り込みが悪くその成果が期待
できない。

本発明は、これらの考察に従って、切断中を大きくし雑
草の入り込みも良好にして、切断力にも秀れ、従来品に
比して摩耗せず数倍も長持ちする草刈刃板を完成するこ
とを課題とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

添付図面を参照して詳述すると次の通りである。

いくつかの角部１を有する角板ａの各角部１の同じ側の
角部１付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜
直線縁部２を形成し、この傾斜直線縁部２に草刈刃ｂを
形成したことを特徴とする草刈刃板に係るものである。

いくつかの角部１を有する角板ａの各角部ｌの同じ側の
角部１付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜
直線縁部２を形成し、この傾斜直線縁部２に草刈刃ｂを
形成し、傾斜直線縁部２の内側に研削基準線１３を傾斜
直線縁と平行に一定間隔を置いて複数本並設したことを
特徴とする草刈刃板に係るものである。

いくつかの角部１を有する角板ａの各角部１の同じ側の
角部１付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜
直線縁部２を形成し、この傾斜直線縁部２に刃縁が波状
に連続する草刈刃ｂを形成したことを特徴とする草刈刃
板に係るものである。

いくつかの角部１を有する角板ａの各角部１の同じ側の
角部１付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜
直線縁部２を形成し、この傾斜直線縁部２に傾斜直線縁
と交叉する方向に一面が凸状態で反対面が凹状態の突条
３を並設して傾斜直線縁と平行する方向の断面形状を凹
凸波型に変形せしめ、この凹凸波型に変形した傾斜直線
縁部２を上向き又は下向き斜面４に研削して刃縁が波状
に連続する草刈刃ｂを形成したことを特徴とする草刈刃
板に係るものである。

請求項４記載の草刈刃板において、突条３を並設せしめ
る範囲全体を板面より凸出せしめ、この凸出範囲ｌ４に
凹条巧を凹設して凹条巧の裏側を凸出範囲１４の裏面よ
りも裏側へ突出せしめて裏側突条３゜を形成し、表側の
凹条巧間に表側の突条３を形成せしめたことを特徴とす
る草刈刃板に係るものである。

請求項１　．２　，３　，４　．５記載の草刈刃板にお
いて、角板ａの角部１を角部２等分線を軸とする左右回
転対称形に形成し、双方の傾斜直線縁部２・２゛に草刈
刃ｂ　−　ｂ’を形成したことを特徴とする草刈刃板に
係るものである。

〔作用〕

請求項ｌにおいて、角板ａを例えば第１図のような方形
板とすれば角部２等分線に対して傾斜直線縁部２は４５
度となる。

この傾斜直線縁部２に草刈刃ｂを形成すると草刈刃ｂの
艮さａが長くなり、且つ第２図斜線イの部分の面積が大
きくなり、例え高速回転しても草の入り込みが良好とな
る。

その上母体角板の板取りが経済的に行なわれ、且つ軽量
な草刈刃板となる。

請求項２において、草刈刃ｂが切れなくなって研削する
場合には次の内側の研削基準線爲を目安としてそこまで
研削する。

請求項３において、また、傾斜直線縁部２に刃縁が波状
に連続する草刈刃ｂを形成すると、上記作用に加えて雑
草を確実に波状の谷内部に捕らえてなで切り切断するか
ら一層秀れた切断作用を発揮する草刈刃板となる。

請求項４において、傾斜直線縁部２に例えば角部２等分
線と斜めに交叉する方向に一面が凸状態で反対面が凹状
態の突条３を並設して傾斜直線縁部２と平行する方向の
断面形状を凹凸波型に変形せしめ、この凹凸波型変形し
た傾斜直線縁部２を上向き又は下向き斜面４に研削して
刃付すると、刃縁が波状に連続する草刈刃ｂが形成され
、回転方向に対して第３図の実施例の場合には直縁刃５
はなで切り作用を発揮し、また凹縁刃６はその谷内部で
雑草をとらえて切断する作用を発揮する。

以上、いずれの場合も草刈刃ｂの切断中はＱとなり、従
来品に比して非常に巾広くなる。

そして第２図の斜線部分の面積イが従未品に比して非常
に広くなるから高速回転しても雑草の入り込みがさまた
げられることながく、草刈刃ｂの全中で切断を司さどる
ことになる。

再刃付けに際しては上向き又は下向き斜面４を砥石で直
線的になでるだけの簡単な研ぎ動作で最初の切れ味に復
帰させることができ、次の内側の研削基準線１３まで研
削すれば常に最初の形状を保持することになる。

第４図のように、角板ａの角部１を２等分線を軸とする
左右回転対称形に形成し、双方の傾斜直線縁部２・２′
に草刈刃ｂ　−　ｂ’を形成すると、一方の傾斜直線縁
部２の草刈刃ｂが摩耗したら草刈刃ｂ゛が反対而に形成
されている場合には裏返しにして草刈刃ｂ゜を使用する
ことができるし、草刈刃ｂ゜か同じ面に形成されている
場合には反対回転せしめて草刈刃ｂ゜を使用することが
できる。

請求項５において、突条３を並設せしめる範囲全体を板
而より凸出せしめ、この凸出範囲１４に凹条１５を凹設
して凹条１５の裏側を凸出範囲１４の裏面よりも裏側へ
突出せしめて裏側突条３゛を形成し、表側の凹条巧間に
表側突条３を形成せしめると、第ｌ３図のように板面の
表裏に対する出入りの厚さ（刃厚）、すなわちｈが第１
４図に示すＨ　（第３図の断面図）より小さくなるから
それだけ切断抵抗が小さくなる。

請求項６において、角板ａの角部ｌを角部２等分線を軸
とする左右回転対称形に形成し、双方の傾斜直線縁部２
・２゜に草刈刃ｂ　−　ｂ’を形成したから草刈刃ｂが
摩耗したら裏返して新しい草刈刃ｂ′を使用することが
できる。

〔実施例〕 第１図は、略＊９ｃｘ角程度の四角板ａの傾斜直線縁部
２に草刈刃ｂを刃付けしたものである。

尚、傾斜直線縁部２は正確な直線でなくとも直線的な刃
縁であれば良い。

図中符号８は取付孔、９は区画凹部である。

第２図は、略１９ｃｍ角程度の四角板ａの傾斜直線縁部
２に斜めに８個の凹溝ロを研削して刃縁が波状に連続す
る草刈刃ｂを形成した場合を図示している。

第３図は、傾斜直線縁部２に、傾斜直線縁！４２に対し
て略４５度で交叉する方向に、一面が凸状態で反対面が
凹状態の突条３を数ＨＩＭ間隔で並設し、傾斜直線縁部
２を上向き傾斜で研削して直縁刃５と凹縁刃６とが交互
に配された刃縁が波状に連続する草刈刃ｂを設けた場合
を図示している。

第４図は、傾斜直線縁部２と対向する傾斜直線縁部２″
に草刈刃ｂ゜を草刈刃ｂと反対向きに、すなわち角板ａ
を裏返しにしたとき草刈刃ｂ゛か草刈刃ｂになる関係に
設けた場合を図示している。

第５図は、突条３の断面図を拡大し、突条３の付け方を
示したものである。

第６図は、角板ａの周辺を第７図のように上向きに折曲
せしめた場合を図示しているもので、角板ａを浅皿状に
形成して刃板周辺に上向き傾斜部７を形成し、この上向
き傾斜郎７の傾斜直線縁部２・２゛に草刈刃ｂ　−　ｂ
’を形成すると、刃板が薄くとも丈夫な草刈刃板となる
上、反対側の草刈刃ｂ゜側が常に研磨作用を受けて研削
されることになる。

そして裏返しにして使用すると研削された新しい草刈刃
ｂ゜を使用することができ、このことを繰返して行えば
常に研削された切れ味の良い状態で使用できる。

また、再研磨する場合には草刈機に取付けた状態のまま
で地面などに置いた砥石に草刈刃板を回転させた状態で
押し当てるだけで上き向傾斜部７の先端々面の全周が研
削され、容易に再刃付けができることになる。

更に上向き傾斜郎７を上向き状態で草刈りする場合と、
下向状態で草刈する場合とが生じ、草の切断高を２段に
使い分けることができる。

第８図は、略三角板ａを角部１を９０度に形成し、傾斜
直線縁部２に第２図と同様な草刈刃ｂを設けた場合を図
示している。

第９図は、角板ａと取替用刃板１１に構成し、取替用刃
板１１を角板ａの傾斜直線縁部２に例えばボルトナット
機構捻で固定し、この取替用刃板１ｌに第２図のような
草刈刃ｂを形成した場合を図示している。

第ｌＯ、１１，１２図は、略三角形、略四角形、略五角
形板ａを角部１を略９０度に形成し、傾斜直線縁部２に
第３図と同様な草刈刃ｂを設け、夫々の草刈刃ｂの傾斜
直線縁部２に平行な研削基準線ｌ３を並設し、角部１の
刃付しない部分を巾広くした場合を図示している。

〔発゜明の効果〕 本発明は上述のように構成したから従来品に比較して （１）　ｍ草を切断する刃縁の長さを非常に長くするこ
とかできる。

（２）角部先端の最大径の回転軌跡円から刃板を差し引
いた面積イが非常に大きくなるからそれだけ雑草の切断
縁への入り込み圧接が有効となる。

（３）刃縁か波状に連続する草刈刃を採用した場合には
、谷内部で雑草を的確にとらえてなで切りするから切断
能力が増大する。

（４）草刈刃の刃縁長が長いから摩耗しにくい耐久的な
草刈刃板となり、特に波状の草刈刃を採用した場合には
一層摩耗しにくい草刈刃板となる。

（５）いずれの−タイプも刃付される部分が角部２等分
線に対して斜傾しているため、地面、石等に接触しても
破損することが軽減され、且つ作業者側に対して石、土
等のはねかえりが少なく安全である。

（６）従来品の草刈刃板に比較して板取りが経済的で且
つ非常に軽い草刈刃板となり、それだけ作業がし易く作
業者の負担が小さくなる。

（７）従来品の再刃付けは非常に難しかったが、本発明
の草刈刃板は刃付斜面を砥石で直線的になでるだけで再
刃付けが可能となり、更に上向き傾斜部を設けた場合に
は取り付けたまま回転させて砥石に当てるだけで直ちに
再刃付けすることが可能となる。

（８）研削基準線を目安にして研削できるから研削か容
易となり、常に所定の形状に研削できる。

（９）第１３図のように形成すると刃板に対する刃付郎
の出入りの厚さｈが小さくなるから切断抵抗が小さくな
り、それだけ雑草の切断が良好に行なわれ、切味の良い
草刈刃板となる。

などの特長が発揮され、実用性秀れた草刈刃板となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は本発明
の請求項ｌの草刈刃板の平面図、第２図は請求項３の草
刈刃板の平面図、第３図は請求項４の草刈゜刃板の平面
図、第４図は角部を境として対向する傾斜直線縁部の双
方に草刈刃を設けた別例請求項４の草刈刃板の要部の裏
面図、第５図は第４図のＡ−Ａ線の断面図、第６図は別
例の草刈刃板の裏面図、第７図は第６図のＢ−Ｂ線の断
面図、第８図は別例請求項４の草刈刃板の平面図、第９
図（よ取替用刃板を採用した別例の要部の平面図、第ｌ
Ｏ、１１，１２図は夫々三角板、四角板五角板を母体と
し、請求項２を実施した別例の草刈刃板の平面図、第１
３図は請求項５の草刈刃板の刃厚を示す要部の断面図、
第１４図は請求項４の草刈刃板の刃厚を示す断面図、第
１５図は第ｌＯ図の草刈刃板の刃厚を示ず断面図である
。 ａ・・・角仮、ｂ，ｂ’・・・草刈刃、■・・・角部、
２．２゛・・・傾斜直線縁部、３・・突条、３゜・・・
裏側突条、４・・・斜面、７・・上向き傾斜部、１１・
・・取替用刃板、１３・・・研削基準線、ｌ４・・・凸
出範囲、１５・・・凹条。 ７３の しづ−」 プｑ層 ＊／＃ ／ ５１し知 ／〕 ブ６〃 − ７７／Ａ ？θ■■■ ７／０の 手続補正書（自発）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　いくつかの角部を有する角板の各角部の同じ側の角
   部付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜直線
   縁部を形成し、この傾斜直線縁部に草刈刃を形成したこ
   とを特徴とする草刈刃板。 ２　いくつかの角部を有する角板の各角部の同じ側の角
   部付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜直線
   縁部を形成し、この傾斜直線縁部に草刈刃を形成し、傾
   斜直線縁部の内側に研削基準線を傾斜直線縁と平行に一
   定間隔を置いて複数本並設したことを特徴とする草刈刃
   板。 ３　いくつかの角部を有する角板の各角部の同じ側の角
   部付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜直線
   縁部を形成し、この傾斜直線縁部に刃縁が波状に連続す
   る草刈刃を形成したことを特徴とする草刈刃板。 ４　いくつかの角部を有する角板の各角部の同じ側の角
   部付近に角部２等分線に対して傾斜角を有する傾斜直線
   縁部を形成し、この傾斜直線縁部に傾斜直線縁と交叉す
   る方向に一面が凸状態で反対面が凹状態の突条を並設し
   て傾斜直線縁と平行する方向の断面形状を凹凸波型に変
   形せしめ、この凹凸波型に変形した傾斜直線縁部を上向
   き又は下向き斜面に研削して刃縁が波状に連続する草刈
   刃を形成したことを特徴とする草刈刃板。 ５　請求項４記載の草刈刃板において、突条を並設せし
   める範囲全体を板面より凸出せしめ、この凸出範囲に凹
   条を凹設して凹条の裏側を凸出範囲の裏面よりも裏側へ
   突出せしめて裏側突条を形成し、表側の凹条間に表側突
   条を形成せしめたことを特徴とする草刈刃板。 ６　請求項１、２、３、４、５記載の草刈刃板において
   、角板の角部を角部２等分線を軸とする左右回転対称形
   に形成し、双方の傾斜直線縁部に草刈刃を形成したこと
   を特徴とする草刈刃板。