JPH03118196A - システム電子手帳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、システム電子手帳、特に、充電式電池を有す
るシステム電子手帳に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、システム手帳は、バインダーとファイリングノー
トの組合せとなっている。使用者は、使用者の業務内容
によって必要な資料・書類スケジュール表等のファイリ
ングノートを選択して仕事の目的に合ったシステム手帳
を作り出していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、一般にシステム手帳は、スケジュール表
、ノート、グラフ紙、集計表、インフォメーションマツ
プ、ダイアリ−等の用紙がほとんどのため、これを使い
こなすため、常にペンで細かく書き込んだり、チエツク
しなければならない。

また、１枚の用紙に詰め込まれる情報には、限度があり
、必要な情報を増やしていくとシステム手帳が非常に厚
くなり、取扱いにくくなるとの問題がある。

さらに、使用者にとってシステム手帳に必要と思われる
機能は、まだ数多くあり、現在のままでは機能が中途半
端で使いこなすのに不便であるとの問題がある。

本発明は、上記問題に鑑みなされたものでその目的とす
るところは、シート状体の１枚毎に薄型の機能をもった
電子ユニットを内蔵させ、各種のシート状体を自由に組
合わせてファイルすることにより使用に便利で多機能な
電子システム手帳を得ることを目的とすることである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を有する本発明は、各種機能を有する電子ユニ
ット及び前記電子ユニットに給電する充電式電池を備え
た複数のシート状体と、前記複数のシート状体をファイ
ルするバインダとを備えた。

〔作用〕

上記構成を有する本発明のシステム電子手帳は、ファイ
ル可能なシート状体に内装された平面状の充電式電池か
ら電源を得て、シート状体に積層して実装された電子ユ
ニットを駆動させる。

従って、１冊の手帳の１枚、１枚のシート状体に各種の
電子的機能を有するため、１枚ごとの機能を充実させる
ことで、コンパクトに数多くのビジネスツールを収納さ
せることができ、手軽に携帯し得るシステム電子手帳を
得ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図示の実施例に基づいて説明す
る。第１図は、本発明によるシステム電子手帳１の全体
の斜視図である。第１図は、本発明のシステム電子手帳
１である。システム電子手帳１は、表紙部２とシート状
体としてのファイリングシート部３と、バインダ部４と
からなる。

そして、ファイリングシート部３には、ポケットコンピ
ュータ部５、平面電話機６、平面ライト７、ボイスメモ
リ８、電子辞書９、電子地図１０、平面テレビ１０ａが
挙げられる。

次に、第３図乃至第６図において、ポケットコンピュー
タ５の構造を示す。ポケットコンピュータ５は、バイン
ド部１１を有する。バインド部１１は複数の孔部１２を
上部、下部に備えている。

そしてこの孔部１２にはバインダ装置４によって複数の
シート状体をファイルするようになっている。ポケット
コンピュータ５の表面には、第３図に示すように液晶デ
イスプレィ１３とタッチパネルによるキーボード１４が
設けられている。また、１０部１５及びリチウム２次電
子１６が内蔵されている（第４図参照）。この１０部１
５は、半導体薄膜上に回路パターンをエツチング印刷し
たものでその回路パターンにより低電圧回路、Ｃ−ＭＯ
Ｓ型のリードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ及
びコントローラとして作用する。

また、Ｃ−ＭＯＳ型の各回路部分に供給される電圧は、
定電圧回路により定電圧化されたものである。

次にファイリングシート部３に内蔵されたリチウム２次
電池の構成について説明する。第５図に示すようにリチ
ウム２次電池１５は、ポケットコンピュータ５の大きさ
より若干小さい幅と厚さを有する。そして、リチウム２
次電池は、図面上方から厚さが５０μｍのリチウムマイ
ナス電極１６を備える。次に高分子電解質１７が備えら
れており、高分子電解質１７は、厚さが５０μｍである
。

その下に厚さ５０μｍの酸化バナジウム複合電極１８、
厚さ２５μ山のニッケルプラス電極１９からなる積層体
２３を形成する。このような積層体２３を２枚重ねて、
全体の構成とし、この積層体２３−層当り、２．６ｖ程
度の電圧を励起する。

そして、この積層体２３を２枚重ねて、直列継続し、本
リチウム２次電池１６とし、Ｃ−ＭＯＳ形の各回路部分
の動作に必要な５ｖ以上の電源電圧を得るようになって
いる。

次に、第６図を参照して上記各部材の相互のブロック線
図を説明する。第６図において、１０部１５は、キーボ
ード１４及びデイスプレィ１３と電気的に接続されてい
る。すなわち、キーボード１４から入力信号が１０部１
５へ入力され、キーボード１４からの入力信号により１
０部１５で演算されその結果がデイスプレィ１３によっ
て表示されるようになっている。一方、リチウム電池１
６は１０部１５に接続されており、ＩＣ部１５に内蔵さ
れる定電圧回路を介して各部材に電力が供給される。

次に、第７図、第８図及び第９図を参照して、平面電話
６の構成を説明する。まず、第７図を参照すると平面電
話６の正面図が示されている。平面電話６の表側には、
平面スピーカー２４とタッチパネルによるキイボード２
５と平面マイク２６とバインド部２７が設けられている
。そして、バインド部２７には、孔１２が複数個設けら
れており、その位置は、他のシート状体３の孔１２と整
合するようになっている。また、この平面電話６には第
８図に示すようにアンテナ２７と薄形モデム２８とリチ
ウム２次電池２９が内蔵されている。

次に、第９図を参照して上記各部材の相互の電気的接続
を説明する。第９図に示すようにモデム部２８はアンテ
ナ２７、マイク２６、スピーカー２４、キーボード２５
と電気的に接続されている。

これらの各接続線によってモデム部２８により処理され
る情報が伝達される。キーボード２５からの信号はモデ
ム２８とアンテナ２７を介して相手側と接続し、マイク
２６とスピーカー２４とで相手側と通話する。尚、図中
に示される接続線の矢印は情報の伝達方向を示している
。またリチウム２次電池２９は、モデム２８に接続され
モデム２８に内蔵される回路を介して各部材に電力を供
給している。

次に、第１０図乃至第１２図において、平面ライト７を
説明する。

平面ライト７の表側には、発光部３０と発光部３０と本
体をつなぐ平面コード３１とスイッチ３２とバインド部
３３が設けられている。この平面ライト本体にはリチウ
ム２次電池２９が内蔵されている。

次に、第１２図を参照して上記各部材の相互の電気的接
続を説明する。図に示すようにスイッチ３２と発光部３
０は電気的に接続されており、接続線の矢印の方向は電
流の伝達方向を示している。

これによれば、リチウム２次電池２９から供給される電
流をスイッチ３２で０Ｎ−ＯＦＦさせ、発光部３０を点
灯・消灯する。

次に、第１３図乃至第１５図は、ボイスメモ８の構造を
示したものである。第１３図は、ボイスメモ８の正面図
である。ボイスメモ８の正面には、平面マイク３４と平
面スピーカー３５とタッチパネルによるキーボード３６
とバインド部３７が設けられている。このボイスメモ８
には第１４図に示されるように、ＲＡＭ３８とリチウム
２次電池３９が内蔵されている。

次に第１５図を参照して上記各部材の相互の電気的接続
を説明する。第１５図に示すようにＲＡＭ３８は平面マ
イク３４と平面スピーカー３５とキーボード３６と夫々
電気的に接続されている。この各接続線はＲＡＭ３８に
より処理される情報が図中に示される接続線の矢印によ
って情報の伝達方向を示している。また、リチウム２次
電池３９は、ＲＡＭ３８に接続され、ＲＡＭ３８に内蔵
される回路を介して各部材に電力を供給している。

このように構成されたボイスメモ８によれば、マイク３
４に音声を入力し公知の装置でＡ／Ｄ変換しＲＡＭ３８
に記憶する。そして、キーボード３６によって、ＲＡＭ
３８に記憶されたボイスを公知の方法でＤ／Ａ変換しス
ピーカ３５を介して出力する。

次に電子辞書９について第１６図乃至第１８図を参照し
て説明する。

第１６図は、電子辞書９の正面図である。電子辞書９の
表側には、液晶またはプラズマの平面デイスプレィ４０
とタッチパネルによるキーボード４１とバインド部４２
が設けられている。この電子辞書９には、辞書記憶ＲＯ
Ｍ４３とリチウム２次電池４４が内蔵されている。

次に第１８図を参照して各部材の相互の電気的接続を説
明する。第１８図に示されるように辞書記憶ＲＯＭ４３
は、デイスプレィ４０．キーボード４１と電気的に接続
されている。キーボード４１からの信号により辞書記憶
ＲＯＭ４３の情報がデイスプレィ４０上に表示されてい
る。接続線の矢印は、情報の伝達方向を示しておりリチ
ウム２次電池４４は、辞書記憶ＲＯＭ４３に接続され、
辞書記憶ＲＯＭ４３に内蔵される回路を介して各部材に
電力を供給するようになっている。

このように構成された電子辞書９は、辞書記憶ＲＯＭ４
３に記憶された英語又は日本語をデイスプレィ４０に表
示する。そして、リチウム２次電池４４によって辞書記
憶ＲＯＭ４３キーボード４１及びデイスプレィ４０に電
力を供給するようになっている。

第１９図は、電子地図１０の正面図である。電子地図１
０の表側には液晶またはプラズマの平面デイスプレィ４
５とタッチパネルによるキーボード４６とバインド部４
７が設けられている。この電子地図１０には、第２３図
に示すように、地図記憶ＲＯＭ４８とリチウム２次電池
４９が内蔵されている。

次に第２１図を参照して各部材の相互の電気的接続を説
明する。第２１図中に示すように地図記憶ＲＯＭ４８は
、デイスプレィ４５、キーボード４６と電気的に接続さ
れている。尚、接続線の矢印は情報の伝達方向を示し、
リチウム２次電池４９は、地図記憶ＲＯＭ４８に接続さ
れ、地図記憶ＲＯＭ４８に内蔵される回路を介して各部
材に電力を供給している。

このような構成を有する電子地図１０は、キーボード４
６からの信号により地図記憶ＲＯＭ４８の情報がデイス
プレィ４５上の写し出される。

第２２図乃至第２４図は、平面ＴＶ１１ａの構造を示し
たものである。第２２図は平面ＴＶ１０ａの平面図であ
る。平面ＴＶ１０ａの表側には、液晶又はＥＬ又はプラ
ズマの平面デイスプレィ５０と平面スピーカー５１とタ
ッチパネルによるキーボード５２とバインド部５３が設
けられている。この平面ＴＶ１０ａには、薄形チューナ
ー５４及びフィルムアンテナ５５及びリチウム２次電池
５６が内蔵されている。薄形チューナ５４としては、現
在小型液晶ＴＶに使用されているものを使用する。この
ような技術は、カーラジオ等の製品により公知である。

また、このチューナ一部には、半導体薄膜上に回路パタ
ーンを印刷したコントローラ回路も付属している。アン
テナ５５としては、フィルムに導電インクを印刷し、お
りたたんだものを広げて用いる。また、ロッドアンテナ
を用いてもよい。リチウム２次電池５６は、前記の説明
と同じなので省略する。

次に第２４図を参照して上記各部材の造語の電気的接続
を説明する。チューナ一部５４はデイスプレィ５０、キ
ーボード５２、アンテナ５５、スピーカー５１と電気的
に接続されている。この各接線は、チューナ一部５４に
より処理される情報が伝達される。尚、図中に示される
接続線の矢印は情報の伝達方向を示している。またリチ
ウム２次電池５６はチューナー５４に接続され、チュー
ナー５４に内蔵される回路を介して各部材に電力を供給
している。

このように構成された平面ＴＶ１０ａは、キーボード５
２によりチューナー５４を操作し、デイスプレィ５０に
映像を写し出す。

なお、これまで述べてきた機能を有する電子ユニットに
限定されず他の機能を有する電子ユニットも使用し得る
ことはもちろんである。

〔発明の効果〕

本発明は、コンパクトな手帳に数多くの有効な電子機能
を備えることができるため、これまで以上の情報量やビ
ジネスに必要な機能を非常に手軽に携帯することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はシステム電子手帳の斜視図、第２図はシステム
手帳のファイリングシートを示し、第２図（イ）はポケ
ットコンピュータの正面図、第２図（ロ）は平面電話の
正面図、第２図（ハ）はライトの正面図、第２図（ニ）
は、ボイスメモの正面図、第２図（ホ）は電子手帳の正
面図、第２図（へ）は電子地図の正面図、第３図はポケ
ットコンピュータ部の拡大正面図、第４図はポケットコ
ンピュータ部の内部構成図、第５図はペーパー電池の断
面図、第６図はポケットコンピュータ部のブロック線図
、第７図は平面電話の正面図、第８図は平面電話の内部
構成図、第９図は、平面電話のブロック線図、第１０図
は平面ライトの正面図、第１１図は平面ライトの内部構
成図、第１２図は平面ライトのブロック線図、第１３図
はボイスメモの正面図、第１４図はボイスメモ部の内部
構成図、第１５図はボイスメモのブロック線図、第１６
図は電子辞書の平面図、第１７図は電子辞書の内部構成
図、第１８図は電子辞書のブロック線図、第１９図は電
子地図の正面図、第２０図は電子地図の内部構成図、第
２１図は電子地図のブロック線図、第２２図は平面テレ
ビの正面図、第２３図は平面テレビの内部構成図、第２
４図は平面テレビのブロック線図である。 １・・・システム電子手帳 ２・・・表紙部 ３・・・フフイリングシト ４・・・バインダ部 ５・・・ポケットコンピュータ部 ６・・・平面電話 ７・・・ライト ８・・・ボイスメモ ９・・・電子辞書 ０・・・電子地図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各種の機能を有する電子ユニット及び前記電子ユニ
   ットに給電する充電式電池を備えた複数のシート状体と
   、前記複数のシート状体をファイルするバインダとを備
   えたシステム電子手帳。 ２、前記バインダは、前記充電式電池を充電する装置を
   内包することを特徴とする請求項１記載のシステム電子
   手帳。 ３、前記シート状体は、ポケットコンピュータ、平面電
   話、平面ライト、ボイスメモリ、電子辞書、電子地図及
   び平面テレビである請求項１記載のシステム電子手帳。