JPH0292624A - 長繊維強化樹脂製補強用線・棒体の製造方法 - Google Patents
長繊維強化樹脂製補強用線・棒体の製造方法Info
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- JPH0292624A JPH0292624A JP63247655A JP24765588A JPH0292624A JP H0292624 A JPH0292624 A JP H0292624A JP 63247655 A JP63247655 A JP 63247655A JP 24765588 A JP24765588 A JP 24765588A JP H0292624 A JPH0292624 A JP H0292624A
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Landscapes
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、土木、建築分野で使用される鉄筋、pc鋼線
、pc鋼線等の代用品として、或はその他各種マトリッ
クス中に補強材として埋設される長繊維強化樹脂製補強
用線・棒体の製法に関し、特にマトリックスとの一体性
を高めるため表面に多数の係止用突起が形成された線・
棒体を製造する新規な方法に関するものモある。
、pc鋼線等の代用品として、或はその他各種マトリッ
クス中に補強材として埋設される長繊維強化樹脂製補強
用線・棒体の製法に関し、特にマトリックスとの一体性
を高めるため表面に多数の係止用突起が形成された線・
棒体を製造する新規な方法に関するものモある。
[従来の技術]
最近、炭素繊維やガラス繊維等の繊維を強化材として含
有する繊維強化樹脂複合材料が注目を集め、例えば鉄筋
、pc鋼線、pc鋼線の代用品として利用しようとする
研究が盛んに進められている(特開昭83−551、同
63−552、同63−4158等)。即ちこれらの複
合材料は、鉄筋等に見られる欠点(例えば高比重で錆が
発生し易いといった欠点)を克服するものであり、特に
厳しい腐食環境が形成される海浜地域における土木建築
構造物や海洋構造物等の補強材等として徐々にその用途
を拡大してきている。
有する繊維強化樹脂複合材料が注目を集め、例えば鉄筋
、pc鋼線、pc鋼線の代用品として利用しようとする
研究が盛んに進められている(特開昭83−551、同
63−552、同63−4158等)。即ちこれらの複
合材料は、鉄筋等に見られる欠点(例えば高比重で錆が
発生し易いといった欠点)を克服するものであり、特に
厳しい腐食環境が形成される海浜地域における土木建築
構造物や海洋構造物等の補強材等として徐々にその用途
を拡大してきている。
ところでこれらの複合材料は、長繊維を強化材として使
用し、これを様々の樹脂に含浸して線状あるいは棒状に
成形したものであり、強化繊維としては炭素1All維
(グラファイト1a維を含む二以下同じ)やガラス繊維
等の無機ia維あるいはアラミド繊に、IL等の各種有
機繊維が使用され、樹脂としては不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、エリア樹脂、メラ
ミン樹脂等の熱硬化性樹脂や、ポリアミド樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン樹脂等の熱可塑性樹脂が
例示される。
用し、これを様々の樹脂に含浸して線状あるいは棒状に
成形したものであり、強化繊維としては炭素1All維
(グラファイト1a維を含む二以下同じ)やガラス繊維
等の無機ia維あるいはアラミド繊に、IL等の各種有
機繊維が使用され、樹脂としては不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、エリア樹脂、メラ
ミン樹脂等の熱硬化性樹脂や、ポリアミド樹脂、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン樹脂等の熱可塑性樹脂が
例示される。
[発明が解決しようとする課題]
ところで通常の長繊維強化樹脂製補強用線・棒体は、多
数の長繊維を長手方向に引き揃えて収束しこれに樹脂を
含浸して硬化もしくは固化させたものであり、引張り方
向の外力に対しては強化繊維の作用によって優れた強度
を発揮する。ところがこれらの線・棒体はこれを長手方
向に見た場合平滑性が非常に高く、これをコンクリート
等の補強材として使用しても満足のいく強化効果は得ら
れない。即ち上記の様な線・棒体は、その長手方向に見
てマトリックス材との間で噛合効果を期待することがで
きないので、線・棒体とマトリックス材の境界面に前記
長手方向への剪断力が作用したとぎに簡単に滑り現象を
起こし、マトリックス材と強化材の複合効果が十分に発
揮されないからである。
数の長繊維を長手方向に引き揃えて収束しこれに樹脂を
含浸して硬化もしくは固化させたものであり、引張り方
向の外力に対しては強化繊維の作用によって優れた強度
を発揮する。ところがこれらの線・棒体はこれを長手方
向に見た場合平滑性が非常に高く、これをコンクリート
等の補強材として使用しても満足のいく強化効果は得ら
れない。即ち上記の様な線・棒体は、その長手方向に見
てマトリックス材との間で噛合効果を期待することがで
きないので、線・棒体とマトリックス材の境界面に前記
長手方向への剪断力が作用したとぎに簡単に滑り現象を
起こし、マトリックス材と強化材の複合効果が十分に発
揮されないからである。
本発明者らはこうした欠点を解消するため、たとえば第
4図に示す様な方法で長繊維強化樹脂製補強用線・棒体
の外周に係止用突起を形成する方法を考えた。即ち線・
棒状に予備成形された未硬化乃至非未固化状態の長繊維
含浸複合樹脂材料1を軸心方向へ走行させながら、これ
を溝付き抑圧ロール2.2間に挟圧し、該ロール2.2
に形成された溝3内に樹脂Rを充填し、しかもそのとき
の樹脂の移動に伴なわせて長繊維Fをたわませる様に溝
内3に充填させることによって(第3図のA状態)、係
止用突起5の形成された線・棒体6を得るものである。
4図に示す様な方法で長繊維強化樹脂製補強用線・棒体
の外周に係止用突起を形成する方法を考えた。即ち線・
棒状に予備成形された未硬化乃至非未固化状態の長繊維
含浸複合樹脂材料1を軸心方向へ走行させながら、これ
を溝付き抑圧ロール2.2間に挟圧し、該ロール2.2
に形成された溝3内に樹脂Rを充填し、しかもそのとき
の樹脂の移動に伴なわせて長繊維Fをたわませる様に溝
内3に充填させることによって(第3図のA状態)、係
止用突起5の形成された線・棒体6を得るものである。
ところがこの様にして製造される突起部ぎ線・棒体6に
は次の様な問題があることが分かった。即ち係止用突起
5の形成に当たって、複合樹脂材料1が溝付き押圧ロー
ル2゜2間に挟圧された時点をとらえると、前述の如く
長繊維Fは樹脂Rの流動に伴なわれて溝3内に入る。と
ころが押圧ロール2.2から解放された後の線・棒体6
には長手方向の張力がかなり強く作用しているので、B
状態、さらにはC,D状態に示す如く長fa維Fは張力
により突起5から抜は出して再び胴部側へ引き揃えられ
、最終的に突起5は樹脂Rだけで構成されることととな
ってしまう。
は次の様な問題があることが分かった。即ち係止用突起
5の形成に当たって、複合樹脂材料1が溝付き押圧ロー
ル2゜2間に挟圧された時点をとらえると、前述の如く
長繊維Fは樹脂Rの流動に伴なわれて溝3内に入る。と
ころが押圧ロール2.2から解放された後の線・棒体6
には長手方向の張力がかなり強く作用しているので、B
状態、さらにはC,D状態に示す如く長fa維Fは張力
により突起5から抜は出して再び胴部側へ引き揃えられ
、最終的に突起5は樹脂Rだけで構成されることととな
ってしまう。
そうなると長繊維Fによる補強効果は突起5に及ばなく
なり、マトリックスに例えば矢印方向への引張り力が作
用したとき、第5図に示す如く突起5がその付根から剪
断破壊を起こし、突起5形成の目的が果たせなくなる。
なり、マトリックスに例えば矢印方向への引張り力が作
用したとき、第5図に示す如く突起5がその付根から剪
断破壊を起こし、突起5形成の目的が果たせなくなる。
本発明はこの様な問題点に着目してなされたものであっ
て、その目的は、前記係止用突起内に強化用長ia維を
確実に存在せしめることのできる様な製造技術を確立し
ようとするものである。
て、その目的は、前記係止用突起内に強化用長ia維を
確実に存在せしめることのできる様な製造技術を確立し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決することのできた本発明に係る方法の
構成は、長繊維強化樹脂によって構成され、且つ任意ピ
ッチで係止用突起が形成された補強用線・棒体を製造す
るにお当たり、下記[I]式の関係を満たす粘度に調整
された未硬化乃至非固化状態の長繊維含浸複合樹脂材料
を軸心方向へ走行させながら溝付押圧部材間に挟圧し、
前記溝の内部に前記樹脂及び長繊維を充填させることに
よって突起部を形成し、次いで樹脂を硬化もしくは固化
させるところに要旨を有するものである。
構成は、長繊維強化樹脂によって構成され、且つ任意ピ
ッチで係止用突起が形成された補強用線・棒体を製造す
るにお当たり、下記[I]式の関係を満たす粘度に調整
された未硬化乃至非固化状態の長繊維含浸複合樹脂材料
を軸心方向へ走行させながら溝付押圧部材間に挟圧し、
前記溝の内部に前記樹脂及び長繊維を充填させることに
よって突起部を形成し、次いで樹脂を硬化もしくは固化
させるところに要旨を有するものである。
但しd :長繊維の径(mm)
L :溝付押圧部材による挟圧部全長
δ、:長繊維の破断強度(にgf 7mm2)γ :溝
付押圧部材による剪断速度 (1/5ec) [作用] 本発明では、たとえば第1図(要部縦断面説明図)及び
第2図(第1図のII −II線線断面相面図に示す様
な方法で、未硬化乃至非固化状態の長繊維含浸複合樹脂
材料1を軸心方向へ走行させながら、溝付は抑圧ロール
2.2間に挟圧し、溝3の内部に複合樹脂材料を構成す
る樹脂Rと長繊維Fを充填させることによって突起5を
形成する際に、挟圧を受ける時点における複合樹脂材料
1の粘度(η)を、前記[I]式の関係が満たされる様
に調整する。この場合、複合樹脂材料1中に含まれる樹
脂Rが熱硬化性樹脂である場合は、予備硬化条件をコン
トロールすることにより挟圧加工時の粘度(η)が前記
[II式を満たす様に調整すればよく、また樹脂Rが熱
硬化性樹脂である場合は、挟圧加工時の温度を低めに抑
え、粘度(η)が前記[I]式の右辺の値を下回ること
のない様に調整する。
付押圧部材による剪断速度 (1/5ec) [作用] 本発明では、たとえば第1図(要部縦断面説明図)及び
第2図(第1図のII −II線線断面相面図に示す様
な方法で、未硬化乃至非固化状態の長繊維含浸複合樹脂
材料1を軸心方向へ走行させながら、溝付は抑圧ロール
2.2間に挟圧し、溝3の内部に複合樹脂材料を構成す
る樹脂Rと長繊維Fを充填させることによって突起5を
形成する際に、挟圧を受ける時点における複合樹脂材料
1の粘度(η)を、前記[I]式の関係が満たされる様
に調整する。この場合、複合樹脂材料1中に含まれる樹
脂Rが熱硬化性樹脂である場合は、予備硬化条件をコン
トロールすることにより挟圧加工時の粘度(η)が前記
[II式を満たす様に調整すればよく、また樹脂Rが熱
硬化性樹脂である場合は、挟圧加工時の温度を低めに抑
え、粘度(η)が前記[I]式の右辺の値を下回ること
のない様に調整する。
そうすると長繊維Fは高粘性樹脂Rの挟圧加工時の流動
に伴なって横3内へ充填されると共に第4図で述べた張
力に抗して溝3内にとどまろうとする。この時の力は線
・棒体を挟圧保持している長さ(L)に比例し、このと
ぎの保持力(f)は下記式で与えられる。が発生する。
に伴なって横3内へ充填されると共に第4図で述べた張
力に抗して溝3内にとどまろうとする。この時の力は線
・棒体を挟圧保持している長さ(L)に比例し、このと
ぎの保持力(f)は下記式で与えられる。が発生する。
f=τ・π・d−L ・・・[II ]こ
こでては樹脂Rにかかる剪断応力を示し、これは複合樹
脂材料の粘度(η)と挟圧加工時の剪断速度(:f)の
積で表わすことができる(τ=η・γ)ので、これらの
関係を上記[I]1式にとり人れると下記[+11]式
が導かれ、 f=η ・γ・π・ d−L ・・・ [I
ll ]これに前記[II式のηを代入すると、下記[
!V]式が求められる。
こでては樹脂Rにかかる剪断応力を示し、これは複合樹
脂材料の粘度(η)と挟圧加工時の剪断速度(:f)の
積で表わすことができる(τ=η・γ)ので、これらの
関係を上記[I]1式にとり人れると下記[+11]式
が導かれ、 f=η ・γ・π・ d−L ・・・ [I
ll ]これに前記[II式のηを代入すると、下記[
!V]式が求められる。
4 ・ L ・ γ
即ち前記[II式の関係を満たす高粘性複合樹脂材料に
より生ずる長繊維Fの保持力(f)は、い値となり、長
繊維Fは溝3内で破断する。その結果、長繊維Fの長平
方向にかかる張力は当該破断部で解放されることになり
、従来例の様にその後長繊維Fが突起5から抜は出すと
いったことはなくなる。従って、たとえば第3図に示す
如く、長繊維Fの破断伸び(j2c)を上回る伸び長さ
(A1)が与えられる様に溝3の深さ(h)及び長さ(
J23)を設定してやれば、長繊維Fは突起5内で破断
してその中に確実にとり残されることになり、突起5は
線・棒体の胴体部分との一体性が高められるので、第5
図で説明した様な突起5のみの剪断破壊はなくなる。
より生ずる長繊維Fの保持力(f)は、い値となり、長
繊維Fは溝3内で破断する。その結果、長繊維Fの長平
方向にかかる張力は当該破断部で解放されることになり
、従来例の様にその後長繊維Fが突起5から抜は出すと
いったことはなくなる。従って、たとえば第3図に示す
如く、長繊維Fの破断伸び(j2c)を上回る伸び長さ
(A1)が与えられる様に溝3の深さ(h)及び長さ(
J23)を設定してやれば、長繊維Fは突起5内で破断
してその中に確実にとり残されることになり、突起5は
線・棒体の胴体部分との一体性が高められるので、第5
図で説明した様な突起5のみの剪断破壊はなくなる。
尚上記の例では、いずれも複合樹脂材料の粘性を利用し
た保持力(f)により長繊維Fを破断して突起5内に残
存させる場合について説明したが、このほか前記C11
式の要件を満たす条件下で挟圧加工を行なって溝3内に
長繊維Fを充填した直後に、複合樹脂材料を加熱硬化も
しくは冷却固化させれば、長繊維Fを連続繊維のままで
突起5内に残留させることもできる。尚複合樹脂材料の
粘度や挟圧加工条件等によっては、突起5内に存在する
長1a維Fの一部のみが破断し残部は連続繊維のままで
存在するといった場合も生じるが、この様な態様が本発
明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。また
挟圧加工によって突起5を形成する際に、抑圧ロール2
.2へ送り込まれる複合樹脂材料をオーバーフィード気
味にしてやれば、長!1a m Fに作用する引張り力
が緩和されるので、溝3内への樹脂R及び長繊維Fの充
填をより円滑に進めることができる。
た保持力(f)により長繊維Fを破断して突起5内に残
存させる場合について説明したが、このほか前記C11
式の要件を満たす条件下で挟圧加工を行なって溝3内に
長繊維Fを充填した直後に、複合樹脂材料を加熱硬化も
しくは冷却固化させれば、長繊維Fを連続繊維のままで
突起5内に残留させることもできる。尚複合樹脂材料の
粘度や挟圧加工条件等によっては、突起5内に存在する
長1a維Fの一部のみが破断し残部は連続繊維のままで
存在するといった場合も生じるが、この様な態様が本発
明の技術的範囲に含まれることは言うまでもない。また
挟圧加工によって突起5を形成する際に、抑圧ロール2
.2へ送り込まれる複合樹脂材料をオーバーフィード気
味にしてやれば、長!1a m Fに作用する引張り力
が緩和されるので、溝3内への樹脂R及び長繊維Fの充
填をより円滑に進めることができる。
本発明はたとえば上記の様にして実施されるが、その特
徴は、挟圧加工により樹脂Rと長繊f、ItFを溝3内
へ充填して突起5を形成する際の条件として、挟圧加工
時における複合樹脂材料の粘度を特定し、その保持力を
利用して長繊維Fを突起5内へ確実に残留させる様にし
たところにある。
徴は、挟圧加工により樹脂Rと長繊f、ItFを溝3内
へ充填して突起5を形成する際の条件として、挟圧加工
時における複合樹脂材料の粘度を特定し、その保持力を
利用して長繊維Fを突起5内へ確実に残留させる様にし
たところにある。
従ってこうした特徴が有効に発揮される限り線・棒体を
構成する長繊維や樹脂の種類、線・棒体の寸法、断面形
状、突起の形状や数等には一切制限がなく、用途、目的
に応じて自由に変更することができ、また突起形成のた
めの溝付押圧部材もロール状のものが最も一般的である
が、線・棒体の形状や突起の形状あるいは樹脂の種類等
によっては往復駆動式の挟圧成形装置等を使用すること
も可能である。
構成する長繊維や樹脂の種類、線・棒体の寸法、断面形
状、突起の形状や数等には一切制限がなく、用途、目的
に応じて自由に変更することができ、また突起形成のた
めの溝付押圧部材もロール状のものが最も一般的である
が、線・棒体の形状や突起の形状あるいは樹脂の種類等
によっては往復駆動式の挟圧成形装置等を使用すること
も可能である。
[実施例]
比較例1
硬化剤を含むエポキシ樹脂をレジンバースに入れ、この
中に、直径d=7μm、 δ、=300kgf/mm
’のカーボン繊維よりなる束(3600本)を浸漬して
含浸し、3mmφのノズルを通すことによって、カーボ
ン長ia維が平行に並んだ繊維強化樹脂棒状体(3mI
IIφ)を得た。
中に、直径d=7μm、 δ、=300kgf/mm
’のカーボン繊維よりなる束(3600本)を浸漬して
含浸し、3mmφのノズルを通すことによって、カーボ
ン長ia維が平行に並んだ繊維強化樹脂棒状体(3mI
IIφ)を得た。
この棒状体を約5IImの長さにカットし、キャピラリ
式の粘度計により粘度を測定したところ、約103ボイ
ズ(= 1 x 10−5kgf−see/mm’ )
であった。
式の粘度計により粘度を測定したところ、約103ボイ
ズ(= 1 x 10−5kgf−see/mm’ )
であった。
得られた長尺棒状体を使用し、第1図の方式に準拠して
表面に係止用突起を形成した。このとき、棒状体は賦形
性がある(即ち未硬化である)ので、予熱器を通さずに
抑圧ロールへ供給した。
表面に係止用突起を形成した。このとき、棒状体は賦形
性がある(即ち未硬化である)ので、予熱器を通さずに
抑圧ロールへ供給した。
押圧ロールは最外径が60ma+で、係止用突起形成用
の溝は深さ0.2mm 、長さ2+nmとし、挟圧加工
時における挟圧部全長(L)は5mm、ロール回転数(
N)は60 rpmとした。棒状体の直径(do)は3
mmである。
の溝は深さ0.2mm 、長さ2+nmとし、挟圧加工
時における挟圧部全長(L)は5mm、ロール回転数(
N)は60 rpmとした。棒状体の直径(do)は3
mmである。
これらの挟圧加工条件を、下記[Vl式で示されるロー
ル圧延時の歪速度算出式に当てはめて抑圧ロール表面の
剪断歪速度(γA)を求めると、γ、 =21+、45
ec−’となる。
ル圧延時の歪速度算出式に当てはめて抑圧ロール表面の
剪断歪速度(γA)を求めると、γ、 =21+、45
ec−’となる。
方、前記[I]式に上記のdl δP、L及びγ^を代
入することによって求められる、繊維の保持に必要な粘
度ηは となるが、この実験で用いた棒状体の挟圧加工時の粘度
は前述の如< r 1 x 10−’ kgf−sec
/mm’」であり、この粘度は上記計算に求められる必
要粘度(η)を下回っているため、得られる係止用突起
加工棒状体の突起内にはカーボン繊維は殆んど残ってお
らず、fa維は羽部のみに集中していることが確認され
た。
入することによって求められる、繊維の保持に必要な粘
度ηは となるが、この実験で用いた棒状体の挟圧加工時の粘度
は前述の如< r 1 x 10−’ kgf−sec
/mm’」であり、この粘度は上記計算に求められる必
要粘度(η)を下回っているため、得られる係止用突起
加工棒状体の突起内にはカーボン繊維は殆んど残ってお
らず、fa維は羽部のみに集中していることが確認され
た。
夫A■ユ
加熱手段を備えたレジンバースに、熱可塑性樹脂である
ナイロン(融点:265℃)を入れて加熱溶融し、比較
例1で用いたのと同じカーボン繊維束を含浸して3mm
φの繊維強化樹脂棒状体を得た。
ナイロン(融点:265℃)を入れて加熱溶融し、比較
例1で用いたのと同じカーボン繊維束を含浸して3mm
φの繊維強化樹脂棒状体を得た。
得られた棒状体の半溶融時(250℃)の粘度を下記の
方法により求めたところ、下記の値が得られた。
方法により求めたところ、下記の値が得られた。
η(at250℃) =1.5 X 10’ボイズ’=
0.Q15 kgf−sec/m+n2[粘度の測
定法] 棒状体を適当な長さにカットして数十本を一方向に並べ
、加熱プレス(270℃)によって平板状に成形した後
、直径a=30mm、厚さり。=2mmの円板を切り出
す。この円板を、250℃に加熱された平板間に挟み、
これを万能試験機にかけて荷重(f)を加え、下記[V
l ]式より粘度(η)を求める。
0.Q15 kgf−sec/m+n2[粘度の測
定法] 棒状体を適当な長さにカットして数十本を一方向に並べ
、加熱プレス(270℃)によって平板状に成形した後
、直径a=30mm、厚さり。=2mmの円板を切り出
す。この円板を、250℃に加熱された平板間に挟み、
これを万能試験機にかけて荷重(f)を加え、下記[V
l ]式より粘度(η)を求める。
・・・ [Vl ]
ho :試料の最初の厚さ(m+n)
h :荷重付加後の厚さ(mm)
t :時間 (sec )
f :荷重 (kgf )
a コ円板直径(m+n)
上記で得た棒状体を、比較例1と同様にして突起形成加
工を行なった。但し棒状体は挟圧加工に先立って250
℃に加熱し、押圧ロールは水冷構造とすることにより、
突起形成後直ちに冷却する方法を採用した。抑圧ロール
の形状や運転条件は比較例1と同じであり、この加工条
件から求められる必要粘度(η)は比較例1の場合と同
様4×10−3kgLsec/+n+++’であるが、
本例で用いた棒状体の粘度は前述の如< 0.015
kglsec/mm2であって上記必要粘度を超えてい
る。そして得られた突起加工棒状体表面に形成された係
止用突起内には、カーボンta維が湾曲した状態で多数
存在していることが確認された。
工を行なった。但し棒状体は挟圧加工に先立って250
℃に加熱し、押圧ロールは水冷構造とすることにより、
突起形成後直ちに冷却する方法を採用した。抑圧ロール
の形状や運転条件は比較例1と同じであり、この加工条
件から求められる必要粘度(η)は比較例1の場合と同
様4×10−3kgLsec/+n+++’であるが、
本例で用いた棒状体の粘度は前述の如< 0.015
kglsec/mm2であって上記必要粘度を超えてい
る。そして得られた突起加工棒状体表面に形成された係
止用突起内には、カーボンta維が湾曲した状態で多数
存在していることが確認された。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されており、突起部も長繊維に
よって強化された補強用線・棒体を、簡単な操作で連続
的に製造し得ることになフた。その結果書られる線・棒
体は、突起部のみが剪断破壊を起こすといった問題を生
じることがなく、コンクリートをはじめとするマトリッ
クス材との一体性を高めることができ、繊1.(を強化
樹脂製補強材としての特徴を極めて有効に発揮させるこ
とができる。
よって強化された補強用線・棒体を、簡単な操作で連続
的に製造し得ることになフた。その結果書られる線・棒
体は、突起部のみが剪断破壊を起こすといった問題を生
じることがなく、コンクリートをはじめとするマトリッ
クス材との一体性を高めることができ、繊1.(を強化
樹脂製補強材としての特徴を極めて有効に発揮させるこ
とができる。
第1図は本発明の実施例を示す要部断面説明図、第2図
は第1図におけるII −11断面相当図、第3図は挟
圧加工時における長繊維Fの破断状況を示す説明図、第
4図は本発明の基本となった突起形成法を示す縦断面説
明図、第5図は第4図の方法によって得た突起付き線・
棒体の破断状況を示す説明図である。 1:長繊維強化樹脂製複合材料 2:挟圧加工用押圧ロール 3:溝 5:突起 6:長繊維強化樹脂製補強用線・棒体
は第1図におけるII −11断面相当図、第3図は挟
圧加工時における長繊維Fの破断状況を示す説明図、第
4図は本発明の基本となった突起形成法を示す縦断面説
明図、第5図は第4図の方法によって得た突起付き線・
棒体の破断状況を示す説明図である。 1:長繊維強化樹脂製複合材料 2:挟圧加工用押圧ロール 3:溝 5:突起 6:長繊維強化樹脂製補強用線・棒体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 長繊維強化樹脂によって構成され、且つ任意ピッチで係
止用突起が形成された補強用線・棒体を製造する方法で
あって、下記[ I ]式の関係を満たす粘度に調整され
た未硬化乃至非固化状態の長繊維含浸複合樹脂材料を軸
心方向へ走行させながら溝付押圧部材間に挟圧し、前記
溝の内部に前記樹脂及び長繊維を充填させることによっ
て突起部を形成し、次いで樹脂を硬化もしくは固化させ
ることを特徴とする長繊維強化樹脂製補強用線・棒体の
製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・[ I ] 但しd:長繊維の径(mm) L:溝付押圧部材による挟圧部全長 δ_F:長繊維の破断強度(Kgf/mm^2) ■:溝付押圧部材による剪断速度(l/sec)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63247655A JPH0292624A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 長繊維強化樹脂製補強用線・棒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63247655A JPH0292624A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 長繊維強化樹脂製補強用線・棒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0292624A true JPH0292624A (ja) | 1990-04-03 |
Family
ID=17166710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63247655A Pending JPH0292624A (ja) | 1988-09-30 | 1988-09-30 | 長繊維強化樹脂製補強用線・棒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0292624A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5362542A (en) * | 1992-03-13 | 1994-11-08 | Komatsu Plastics Industry Co., Ltd. | Fiber reinforced plastic reinforcement for concrete |
| US5749211A (en) * | 1992-11-06 | 1998-05-12 | Nippon Steel Corporation | Fiber-reinforced plastic bar and production method thereof |
| DE102014102861A1 (de) * | 2014-03-04 | 2015-09-10 | Technische Universität Dresden | Bewehrungsgitter für den Betonbau, Hochleistungsfilamentgarn für den Betonbau und Verfahren zu deren Herstellung |
-
1988
- 1988-09-30 JP JP63247655A patent/JPH0292624A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5362542A (en) * | 1992-03-13 | 1994-11-08 | Komatsu Plastics Industry Co., Ltd. | Fiber reinforced plastic reinforcement for concrete |
| US5749211A (en) * | 1992-11-06 | 1998-05-12 | Nippon Steel Corporation | Fiber-reinforced plastic bar and production method thereof |
| DE102014102861A1 (de) * | 2014-03-04 | 2015-09-10 | Technische Universität Dresden | Bewehrungsgitter für den Betonbau, Hochleistungsfilamentgarn für den Betonbau und Verfahren zu deren Herstellung |
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