JPH0272866A - ヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞 - Google Patents
ヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞Info
- Publication number
- JPH0272866A JPH0272866A JP63224215A JP22421588A JPH0272866A JP H0272866 A JPH0272866 A JP H0272866A JP 63224215 A JP63224215 A JP 63224215A JP 22421588 A JP22421588 A JP 22421588A JP H0272866 A JPH0272866 A JP H0272866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- vascular endothelial
- endothelial cells
- derived
- cells
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- Pending
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、永久増殖可能なヒト血管内皮細胞由来形質転
換細胞、その作成方法及びその用途に関するものである
。
換細胞、その作成方法及びその用途に関するものである
。
更に詳細には、本発明は、ヒト正常血管内皮細胞の特徴
を有し、血栓溶解剤組織由来プラスミノ−ゲン活性化因
子(以下しPAと略す)の工業的製造、血管収縮因子・
血管弛緩因子の試験、あるいは血管内皮細胞産生生理活
性物質の大量生産業上の利用分野にとってきわめて有効
なヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞、その作成方法及
びその用途に関するものである。
を有し、血栓溶解剤組織由来プラスミノ−ゲン活性化因
子(以下しPAと略す)の工業的製造、血管収縮因子・
血管弛緩因子の試験、あるいは血管内皮細胞産生生理活
性物質の大量生産業上の利用分野にとってきわめて有効
なヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞、その作成方法及
びその用途に関するものである。
(従来の技術)
虚血性心疾患や脳血管障害をはじめとする血管系の病気
が、とくに先進諸国で増加の一途をたどっている。これ
らの虚血性疾患は動脈硬化性病変に基づいており、長寿
社会をむがえて、血管病変の克服はますます重要な課題
となってきている。
が、とくに先進諸国で増加の一途をたどっている。これ
らの虚血性疾患は動脈硬化性病変に基づいており、長寿
社会をむがえて、血管病変の克服はますます重要な課題
となってきている。
血管には、内皮細胞、中膜平滑筋細胞及び線維芽綱胞な
どが存在するが、血液と直に接触しているのは血管内皮
細胞だけである。この血管内皮細胞は様々な特異機能を
有しており、それによって様々な血液成分及び血圧等の
変化に対応していると考えられている。血管内皮細胞は
、血液凝固・線溶系、血圧、物質透過、血管新生、脂質
代謝及び癌転移に深く関与しており、例えばt、PAを
はじめとして、プロスタサイクリン、アンチトロンビン
■、α、−マクログロブリン、ヘパラン硫酸、プロティ
ンS、スロンボモジュリン、ブラスミノーゲンアクチベ
ーターインヒビター、フォンビルブランドファクター、
ティシュ−ファクター、血小板活性因子(PAF)及び
血管弛緩物質(EDRF)などの生理活性物質を産生ず
ることが知られている。
どが存在するが、血液と直に接触しているのは血管内皮
細胞だけである。この血管内皮細胞は様々な特異機能を
有しており、それによって様々な血液成分及び血圧等の
変化に対応していると考えられている。血管内皮細胞は
、血液凝固・線溶系、血圧、物質透過、血管新生、脂質
代謝及び癌転移に深く関与しており、例えばt、PAを
はじめとして、プロスタサイクリン、アンチトロンビン
■、α、−マクログロブリン、ヘパラン硫酸、プロティ
ンS、スロンボモジュリン、ブラスミノーゲンアクチベ
ーターインヒビター、フォンビルブランドファクター、
ティシュ−ファクター、血小板活性因子(PAF)及び
血管弛緩物質(EDRF)などの生理活性物質を産生ず
ることが知られている。
近年、細胞培養技術の進歩により、ヒト血管内皮細胞の
培養方法が確立され、上記分野において広く基礎研究に
用いられている。しかしながら、ヒト正常血管内皮細胞
は増殖に生長因子を必要とし、20回程度分裂するとフ
ライシスをむがえ死んでしまうため、培養の比較的困難
な細胞である。
培養方法が確立され、上記分野において広く基礎研究に
用いられている。しかしながら、ヒト正常血管内皮細胞
は増殖に生長因子を必要とし、20回程度分裂するとフ
ライシスをむがえ死んでしまうため、培養の比較的困難
な細胞である。
従来より、該内皮細胞の増殖機能を獲得するために、S
V40により、形質転換を起こす試みがなされているが
、形質転換された細胞は、増殖機能を獲得するものの、
元来その細胞が保有する機能が、失われるのが常である
[実験医学、第4巻、7号、579頁−585頁(19
86)参照]。従って該内皮細胞の工業的な応用や生理
活性物質の大量生産への応用が難しかった。
V40により、形質転換を起こす試みがなされているが
、形質転換された細胞は、増殖機能を獲得するものの、
元来その細胞が保有する機能が、失われるのが常である
[実験医学、第4巻、7号、579頁−585頁(19
86)参照]。従って該内皮細胞の工業的な応用や生理
活性物質の大量生産への応用が難しかった。
(発明が解決しようとする課題)
前記のヒト血管内皮細胞を工業的に応用、あるいは生理
活性物質の大量生産へ応用する為には、ヒト正常血管内
皮細胞の性質を残したまま永久増殖性を付与し、即ちセ
ルライン化し、がっ、培養を安価で容易にする為に血管
内皮細胞生長因子の要求性を無くする技術を開発しなけ
ればならない。
活性物質の大量生産へ応用する為には、ヒト正常血管内
皮細胞の性質を残したまま永久増殖性を付与し、即ちセ
ルライン化し、がっ、培養を安価で容易にする為に血管
内皮細胞生長因子の要求性を無くする技術を開発しなけ
ればならない。
(課題を解決する為の手段)
本発明者らは、このような問題点を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果、ヒト血管より分離した正常な内皮細胞を
SV40 DNAでトランスホームさせた形質転換細
胞が、ヒト正常血管内皮細胞の特徴を残したまま内皮細
胞生長因子の要求性が無くなり、さらに、永久増殖性を
獲得したことを見い出し、本発明を完成した。すなわち
、本発明は、ヒト正常血管内皮細胞をSV40 DN
Aでトランスホームした形質転換細胞、その作成方法及
びその用途を要旨とするものである。
を重ねた結果、ヒト血管より分離した正常な内皮細胞を
SV40 DNAでトランスホームさせた形質転換細
胞が、ヒト正常血管内皮細胞の特徴を残したまま内皮細
胞生長因子の要求性が無くなり、さらに、永久増殖性を
獲得したことを見い出し、本発明を完成した。すなわち
、本発明は、ヒト正常血管内皮細胞をSV40 DN
Aでトランスホームした形質転換細胞、その作成方法及
びその用途を要旨とするものである。
次に、本発明の細胞株の細胞学的性質を示す。
■)細胞の形態:敷石状(ヒト正常血管内皮細胞とほぼ
同様の形状をしている。) 2)細胞の由来、ヒトより分離した血管内皮細胞 3)継代培養:永久増殖可能 4)生長因子要求性:血管内皮細胞生長因子やヘパリン
を含まない培地で増殖可能である。
同様の形状をしている。) 2)細胞の由来、ヒトより分離した血管内皮細胞 3)継代培養:永久増殖可能 4)生長因子要求性:血管内皮細胞生長因子やヘパリン
を含まない培地で増殖可能である。
5)機能:ヒト正常血管内皮細胞とほぼ同様の組織由来
プラスミノーゲン活性化因子産生能を示す。
プラスミノーゲン活性化因子産生能を示す。
6)血液凝固箱■因子産土能:血管内皮細胞の特徴であ
る血液凝固第VIII因子を産生する。
る血液凝固第VIII因子を産生する。
7)SV40 DNAの染色体における存在:SV4
0 DNAが細胞の染色体に挿入されている。
0 DNAが細胞の染色体に挿入されている。
8)SV40 DNAウィルスの遊離・本細胞株から
のSV40 DNAウィルスの遊離は認められていな
い。
のSV40 DNAウィルスの遊離は認められていな
い。
9)コロニーの形式:ペトリ皿上ではコロニを形成する
が、軟寒天中では形成しない。
が、軟寒天中では形成しない。
10)凍結保存・−70゛Cないし一196℃できわめ
て長期間保存可能である。
て長期間保存可能である。
本細胞株は全く未知のものであり、世界に類例を見ない
ものである。
ものである。
本発明の細胞株を得るには、例えば、次のごとき方法を
採用すればよい。
採用すればよい。
すなわち、まず、ヒト血管内皮細胞を取得するには、例
えば、ジャーナル・オブ・クリニカル・インヴエスティ
ゲーション(J、C11n、Invest、)第52巻
、2745頁−2756頁(1973年)に記載の方法
に従って行なえばよい。その概要は、血管(ヒト血管で
あればいずれの組織でもよいが、例えばサイ帯静脈は入
手が容易で好適である。)を出来るだけ無菌的に採取し
、洗浄後、トリプシン処理により細胞を結合組織より分
離して集めることによって得られる。得られたヒト正常
血管内皮細胞は、20%牛脂児血清、ヘパリン及び内皮
細胞生長因子を含む通常の細胞培養用培地で培養するこ
とができる。
えば、ジャーナル・オブ・クリニカル・インヴエスティ
ゲーション(J、C11n、Invest、)第52巻
、2745頁−2756頁(1973年)に記載の方法
に従って行なえばよい。その概要は、血管(ヒト血管で
あればいずれの組織でもよいが、例えばサイ帯静脈は入
手が容易で好適である。)を出来るだけ無菌的に採取し
、洗浄後、トリプシン処理により細胞を結合組織より分
離して集めることによって得られる。得られたヒト正常
血管内皮細胞は、20%牛脂児血清、ヘパリン及び内皮
細胞生長因子を含む通常の細胞培養用培地で培養するこ
とができる。
該細胞培養用培地としては、例えば、BME培地、ME
M培地(アール、アルファ、ダルベツコ、11igh−
GEM)、ハム培地(F−10,F−12)、イスコツ
培地、119培地、L−15培地、マツコイ5A培地、
NCTC135培地、ウィリアムスE培地、ウェイマウ
ス培地等の該細胞の培養可能な培地であれば、いずれの
培地でもよいが、特に119培地が好ましい。
M培地(アール、アルファ、ダルベツコ、11igh−
GEM)、ハム培地(F−10,F−12)、イスコツ
培地、119培地、L−15培地、マツコイ5A培地、
NCTC135培地、ウィリアムスE培地、ウェイマウ
ス培地等の該細胞の培養可能な培地であれば、いずれの
培地でもよいが、特に119培地が好ましい。
該細胞を培養するに当り、上記培地に数%、好ましくは
5%程度の炭酸ガスを含有せしめることを必要とする。
5%程度の炭酸ガスを含有せしめることを必要とする。
かかる培地のpHは、6ないし8であり。
特に中性付近が好都合である。培養は、30〜40℃で
可能であり、特に、37℃付近が好ましい。培養時間は
使用する培地、pH5温度条件等により一概にはいえな
いが、通常、4〜5日の培養により、該細胞は継代する
ことができる。
可能であり、特に、37℃付近が好ましい。培養時間は
使用する培地、pH5温度条件等により一概にはいえな
いが、通常、4〜5日の培養により、該細胞は継代する
ことができる。
一方、形質転換能を有するSV40 DNAを用意す
る。該SV40 DNAとして、さらに好ましくは、
SV40の複製原点が欠失してウィルスが増殖できない
変異株DNAが使用できる。この変異株DNAは、アメ
リカ・コールドスプリングハーバ−研究所のボルツマン
博士の報告した方法〔コールド・スプリング・ハーバ−
・シンボジア・オン・クオンティタティブ・バイオロジ
イー(ColdSpringllarbor Symp
osia on QuantitativeBiolo
gy) 、第44巻、293頁−300頁(1980年
)参照〕で調製される。このSV40 DNAは通常
の遺伝子工学的方法で、大量に生産、抽出及び精製して
調製できる。
る。該SV40 DNAとして、さらに好ましくは、
SV40の複製原点が欠失してウィルスが増殖できない
変異株DNAが使用できる。この変異株DNAは、アメ
リカ・コールドスプリングハーバ−研究所のボルツマン
博士の報告した方法〔コールド・スプリング・ハーバ−
・シンボジア・オン・クオンティタティブ・バイオロジ
イー(ColdSpringllarbor Symp
osia on QuantitativeBiolo
gy) 、第44巻、293頁−300頁(1980年
)参照〕で調製される。このSV40 DNAは通常
の遺伝子工学的方法で、大量に生産、抽出及び精製して
調製できる。
次に、培養しておいたヒト正常血管内皮細胞に対して、
上記トランスホーミング能を有するDNAを導入する。
上記トランスホーミング能を有するDNAを導入する。
DNAの該細胞への導入は、通常用いられている方法、
例えばリン酸カルシウム法、レーザー光線法、電気穿孔
法、マイクロインジェクション法、トランスフェクショ
ン法、リポソーム法、プロトプラスト融合法、赤血球ゴ
ースト法又はウィルスを利用した方法等で行なわれるが
、好ましくは、DEAE−デキストラン−DMSOショ
ック法〔コールド・スプリング・ハーバ−・シンボジア
・オン・クオンティタティブ・バイオロジイー(Col
d Spring Harbor Symposiao
n Quantitative Biology) 、
第44巻、293頁−300頁(1980年)参照〕が
用いられる。このようにして、外来DNAが導入された
細胞は、数回継代された後に、クローニングされる。継
代する培地は、通常用いられる培地でよいが、好ましく
は、1回目は血管内皮細胞生長因子とヘパリンを含む培
地で、2回目以降はそれらを含まない培地が望ましい。
例えばリン酸カルシウム法、レーザー光線法、電気穿孔
法、マイクロインジェクション法、トランスフェクショ
ン法、リポソーム法、プロトプラスト融合法、赤血球ゴ
ースト法又はウィルスを利用した方法等で行なわれるが
、好ましくは、DEAE−デキストラン−DMSOショ
ック法〔コールド・スプリング・ハーバ−・シンボジア
・オン・クオンティタティブ・バイオロジイー(Col
d Spring Harbor Symposiao
n Quantitative Biology) 、
第44巻、293頁−300頁(1980年)参照〕が
用いられる。このようにして、外来DNAが導入された
細胞は、数回継代された後に、クローニングされる。継
代する培地は、通常用いられる培地でよいが、好ましく
は、1回目は血管内皮細胞生長因子とヘパリンを含む培
地で、2回目以降はそれらを含まない培地が望ましい。
クローニングは、通常の希釈法その他で行なわれ、その
後に細胞の性質を調べることによって目的とする細胞株
を得ることができる。
後に細胞の性質を調べることによって目的とする細胞株
を得ることができる。
形質転換されたヒト血管内皮細胞は、前記のヒト血管内
皮細胞の培養条件に準じて培養することができる。培養
により得られる培養液からは、tPAを初めとする前記
の生理活性物質を分離、精製することができる。その代
表例としてtPAの精製方法を示すと、その概要は、例
えば、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(J、B
iol、Chem、 、 )第256巻、7035頁〜
7041頁(1981年)に記載の方法に準じて、培養
液をZn−キレートクロマトグラフィー、conAクロ
マトグラフィー、ゲル濾過等を用いて行うことができる
。
皮細胞の培養条件に準じて培養することができる。培養
により得られる培養液からは、tPAを初めとする前記
の生理活性物質を分離、精製することができる。その代
表例としてtPAの精製方法を示すと、その概要は、例
えば、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(J、B
iol、Chem、 、 )第256巻、7035頁〜
7041頁(1981年)に記載の方法に準じて、培養
液をZn−キレートクロマトグラフィー、conAクロ
マトグラフィー、ゲル濾過等を用いて行うことができる
。
本細胞株は、少なくとも100代以上継代できる永久増
殖性を獲得しており、内皮細胞生長因子の要求性も無く
なっている。一方、本細胞株は、後記の実施例2で見ら
れるように、ヒト正常血管内皮細胞に見られる特徴を有
している。
殖性を獲得しており、内皮細胞生長因子の要求性も無く
なっている。一方、本細胞株は、後記の実施例2で見ら
れるように、ヒト正常血管内皮細胞に見られる特徴を有
している。
従って、該形質転換細胞を用いることにより、例えば、
ガン細胞を用いることなく、血栓溶解剤↑、PAを工業
的に生産したり、あるいは血管内皮細胞がつくる各種生
理活性物質を大量産生させるなどの応用が可能となる。
ガン細胞を用いることなく、血栓溶解剤↑、PAを工業
的に生産したり、あるいは血管内皮細胞がつくる各種生
理活性物質を大量産生させるなどの応用が可能となる。
(実施例)
次に、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1
ヒトサイ帯静脈をMEM培地で洗浄後、0.1%トリプ
シンで静脈を満たし、37℃で15分間保温する。その
後、細胞懸濁液をとり出して、11000rp、3分間
の遠心により洗浄した後、20%牛脂児血清、血管内皮
細胞生長因子及びヘパリンを含有する199培地で37
℃で培養する。二の内皮細胞にDEAE−デキストラン
−DMSOショック法で、アメリカ・コールドスプリン
グハーバ−研究所のボルツマン博士の確立したSV40
の複製原点を欠損し、ウィルスが増殖できない変異株S
V40 DNAのリニアDNAを、細胞に導入した。
シンで静脈を満たし、37℃で15分間保温する。その
後、細胞懸濁液をとり出して、11000rp、3分間
の遠心により洗浄した後、20%牛脂児血清、血管内皮
細胞生長因子及びヘパリンを含有する199培地で37
℃で培養する。二の内皮細胞にDEAE−デキストラン
−DMSOショック法で、アメリカ・コールドスプリン
グハーバ−研究所のボルツマン博士の確立したSV40
の複製原点を欠損し、ウィルスが増殖できない変異株S
V40 DNAのリニアDNAを、細胞に導入した。
以下に、その詳細な方法を示す。無血清培地199培地
で培養したヒト血管内皮細胞に上記のSV40 DN
Al0μgを、DEAE−デキストランとともに添加す
る。
で培養したヒト血管内皮細胞に上記のSV40 DN
Al0μgを、DEAE−デキストランとともに添加す
る。
6時間後に、培養上清を除去し、10%DMSOで1分
間インキュベートして、細胞を199培地で洗浄する。
間インキュベートして、細胞を199培地で洗浄する。
20%牛脂児血清、内皮細胞生長因子及びヘパリンを含
有する199培地で37℃で培養後、培地を生長因子を
含まないものに変えてさらに6回継代する。その後、希
釈法によってクローニングを行ない、目的のヒト血管内
皮細胞由来形質転換細胞S V −1−#2を得た。な
お、本細胞は、永久増殖性を獲得し、内皮細胞生長因子
要求性が無くなっていた1本細胞株の顕微鏡写真を第1
図に示す。
有する199培地で37℃で培養後、培地を生長因子を
含まないものに変えてさらに6回継代する。その後、希
釈法によってクローニングを行ない、目的のヒト血管内
皮細胞由来形質転換細胞S V −1−#2を得た。な
お、本細胞は、永久増殖性を獲得し、内皮細胞生長因子
要求性が無くなっていた1本細胞株の顕微鏡写真を第1
図に示す。
この方法に従って得られた、ヒト血管内皮細胞由来形質
転換細胞の1株を、S V−1−#2と命名し。
転換細胞の1株を、S V−1−#2と命名し。
昭和63年8月3日に、工業技術院微生物工業技術研究
所に寄託の手続を行い、r微工研菌寄第10174号(
FERM P−10174)Jとして受は入れられた。
所に寄託の手続を行い、r微工研菌寄第10174号(
FERM P−10174)Jとして受は入れられた。
この5V−1−#2は、70℃ないし一196℃でほぼ
永久的に保存可能であって、たえず頒布可能な状態にお
かれている。
永久的に保存可能であって、たえず頒布可能な状態にお
かれている。
この形質転換細胞株5V−1−32は、通常用いられる
細胞培養用培地で増殖可能である。例えば、牛胎児血清
を10%含有する199培地を培地として用い、37℃
、炭酸ガス濃度5%含有空気下でよく増殖する。
細胞培養用培地で増殖可能である。例えば、牛胎児血清
を10%含有する199培地を培地として用い、37℃
、炭酸ガス濃度5%含有空気下でよく増殖する。
実施例2
実施例1のヒト血管内皮細胞由来の形質転換細胞につい
て、血液凝固第■因子の産生を検討した。
て、血液凝固第■因子の産生を検討した。
血液凝固第■因子は、血管内皮細胞が特異的に産生ずる
もので、血管内皮細胞の同定に使われる指標である。形
質転換細胞5V−1−#2を固定後、蛍光色素を結合し
た抗第■因子モノクローナル抗体で、蛍光染色したとこ
ろ、細胞表面に黄色の蛍光が観察され(第2図参照)、
本細胞株が第■因子を産生していることが確認された。
もので、血管内皮細胞の同定に使われる指標である。形
質転換細胞5V−1−#2を固定後、蛍光色素を結合し
た抗第■因子モノクローナル抗体で、蛍光染色したとこ
ろ、細胞表面に黄色の蛍光が観察され(第2図参照)、
本細胞株が第■因子を産生していることが確認された。
実施例3
形質転換細胞5V−1−#2のtPA産生能を調べた。
培地中のし°PA量の濶定は、120μQのサンプル−
60μQのプラスミノーゲン(2v/mu)−420μ
Qのフィブリンクロット液を酵素反応液として、濁度の
低下を指標とするフィブリン懸濁法で行なった。第3図
に示すように、5V−1−62株は、ヒト正常血管内皮
細胞と同じ程度のtPAを産生じていることが確認され
た。
60μQのプラスミノーゲン(2v/mu)−420μ
Qのフィブリンクロット液を酵素反応液として、濁度の
低下を指標とするフィブリン懸濁法で行なった。第3図
に示すように、5V−1−62株は、ヒト正常血管内皮
細胞と同じ程度のtPAを産生じていることが確認され
た。
実施例4
形質転換細胞S V−1−#2における5V40DNA
の存在様式を検討した。S V−1−#2株より、常法
によって染色体DNAを抽出し、制限酵素PvuIIで
切断後、SV40全ゲノムDNAをプローブとして、サ
ザンハイプリダイゼーションを行った。第4図に示すよ
うに、2007bpと1446bpの位置にSV40
DNAのバンドが観察され、確かにSV40 DN
AJ(SV−1−#2株の染色体DNAに挿入されてい
ることが確認され、本枕が自然変異株で無いことが示さ
れた。
の存在様式を検討した。S V−1−#2株より、常法
によって染色体DNAを抽出し、制限酵素PvuIIで
切断後、SV40全ゲノムDNAをプローブとして、サ
ザンハイプリダイゼーションを行った。第4図に示すよ
うに、2007bpと1446bpの位置にSV40
DNAのバンドが観察され、確かにSV40 DN
AJ(SV−1−#2株の染色体DNAに挿入されてい
ることが確認され、本枕が自然変異株で無いことが示さ
れた。
実施例5
形質転換細胞S V−1−62を、継代培養を繰り返し
て永久増殖性を検討した。継代は以下のように行なった
。まず培養上清を棄て、PBS(Nai18g/(1,
KCQ 0.2g/Q、 Na、HPO,1,15g
/12、Kll、PO40,2g / Q )で2度細
胞を洗浄後、トリプシン液(PBS液中に、0.1%ト
リプシン及び0.02%EDTAを含む)で、37℃、
3分間処理をする。lO%牛脂児血清を含有する199
培地で、反応をとめて、ピペッティングによって細胞を
はがす。1100Orp、3分間遠心して細胞を集め、
上清をすてる。PBSで、細胞を洗浄後、lO%牛脂児
血清を含有する199培地で細胞を懸濁して、培養フラ
スコ中37℃、炭酸ガス濃度5%含有空気下で培養する
。199培地(ギブコ社製)の組成は、以下のようであ
る。〔モーガン・ジエイ・エフ(Morgan J、F
、)ら。プロシーディング・オブ・ザ・ソサエティ・フ
ォア・エクスベリメンタル・バイオロジイー・アンド・
メデイシン(Proc、soc、Exp。
て永久増殖性を検討した。継代は以下のように行なった
。まず培養上清を棄て、PBS(Nai18g/(1,
KCQ 0.2g/Q、 Na、HPO,1,15g
/12、Kll、PO40,2g / Q )で2度細
胞を洗浄後、トリプシン液(PBS液中に、0.1%ト
リプシン及び0.02%EDTAを含む)で、37℃、
3分間処理をする。lO%牛脂児血清を含有する199
培地で、反応をとめて、ピペッティングによって細胞を
はがす。1100Orp、3分間遠心して細胞を集め、
上清をすてる。PBSで、細胞を洗浄後、lO%牛脂児
血清を含有する199培地で細胞を懸濁して、培養フラ
スコ中37℃、炭酸ガス濃度5%含有空気下で培養する
。199培地(ギブコ社製)の組成は、以下のようであ
る。〔モーガン・ジエイ・エフ(Morgan J、F
、)ら。プロシーディング・オブ・ザ・ソサエティ・フ
ォア・エクスベリメンタル・バイオロジイー・アンド・
メデイシン(Proc、soc、Exp。
Biol、Med、) 、第73巻、1頁(1950年
)参照〕培地199 成 分 無水塩化カルシウム 硝酸鉄(m)丸木和物 塩化カリウム 無水硫酸マグネシウム 塩化ナトリウム i!、di水素7トリウ1 硫酸アデニン てず〈dぢ云苗′酸 アデニル酸 コレステロール デオキシリボース D−グルコース グルタチオン(還元体) グアニン塩酸塩 ヒボキサンチンナトリウム塩 フェノール レッド リボース 酢酸ナトリウム チミン トウィーン80Q ウラシル キサンチンナトリウム塩 DL−アラニン L−アルギニン塩酸塩 DL−アスパラギン酸 頚ル 200.00 0.72 400.00 97.67 6800.00 140.00 10.00 1.00 0.20 0.20 0.50 1000.00 0.05 0.30 0.354 20.00 0.50 50.00 0.30 20.00 0.30 0.344 50.00 ?0.00 60.00 (続き) 成分 L−システィン塩酸塩−水和物 L−システィン塩酸塩 DL−グルタミン酸−水和物 L−グルタミン グリシン L−ヒスチジン塩酸塩−水和物 し−ヒドロキシプロリン DL−イソロイシン DL−ロイシン L−リジン塩酸塩 DL−メチオニン DL−フェニルアラニン L−プロリン DL−セリン DL−スレオニン DL−トリプトファン し−チロシンニナトリウム塩 DL−バリン アスコルビン酸 α−トコフェロールリン酸 二ナトリウム塩 d−ビオチン カルシフェロール D−パントテン酸カルシウム 塩化コリン 葉酸 i−イノシトール 鴫 0.11 26.00 150.00 too、o。
)参照〕培地199 成 分 無水塩化カルシウム 硝酸鉄(m)丸木和物 塩化カリウム 無水硫酸マグネシウム 塩化ナトリウム i!、di水素7トリウ1 硫酸アデニン てず〈dぢ云苗′酸 アデニル酸 コレステロール デオキシリボース D−グルコース グルタチオン(還元体) グアニン塩酸塩 ヒボキサンチンナトリウム塩 フェノール レッド リボース 酢酸ナトリウム チミン トウィーン80Q ウラシル キサンチンナトリウム塩 DL−アラニン L−アルギニン塩酸塩 DL−アスパラギン酸 頚ル 200.00 0.72 400.00 97.67 6800.00 140.00 10.00 1.00 0.20 0.20 0.50 1000.00 0.05 0.30 0.354 20.00 0.50 50.00 0.30 20.00 0.30 0.344 50.00 ?0.00 60.00 (続き) 成分 L−システィン塩酸塩−水和物 L−システィン塩酸塩 DL−グルタミン酸−水和物 L−グルタミン グリシン L−ヒスチジン塩酸塩−水和物 し−ヒドロキシプロリン DL−イソロイシン DL−ロイシン L−リジン塩酸塩 DL−メチオニン DL−フェニルアラニン L−プロリン DL−セリン DL−スレオニン DL−トリプトファン し−チロシンニナトリウム塩 DL−バリン アスコルビン酸 α−トコフェロールリン酸 二ナトリウム塩 d−ビオチン カルシフェロール D−パントテン酸カルシウム 塩化コリン 葉酸 i−イノシトール 鴫 0.11 26.00 150.00 too、o。
50.00
21.88
10.00
40.00
120 、00
70.00
30.00
50.00
40.00
50.00
60.00
20.00
57.88
50.00
0.05
0.01
0.01
Ollo
0.01
0.50
0.01
0.05
(続き)
戊」穿
メナジオン
ナイアシン
ナイアシンアミド
p−アミノ安息香酸
ビリドキサル塩酸塩
ピリドキシン塩酸塩
リボフラビン
チアミン塩酸塩
ビタミンA酢酸塩
5匹
0.0I
O,025
0,025
0,05
0,025
0,025
0,01
0,01
O114
本細胞株は、細胞の分離から逆算して、100回程度分
裂を繰り返してもまだ増殖をしているところから、永久
増殖性を獲得していると考えられる。
裂を繰り返してもまだ増殖をしているところから、永久
増殖性を獲得していると考えられる。
(発明の効果)
本発明のヒト血管内皮細胞来由形質転換細胞番よ、ヒト
正常血管内皮細胞の特徴を有しながら、かつ内皮細胞生
長因子要求性が無く、更に永久増殖性を獲得しているの
で、tPAをはじめとする生理活性物質の生産あるいは
それらの試験及び研究番こ応用することができる。従っ
て、これまでヒト血管内皮細胞の長期継代培養ができな
かった為に、少量しか得られなかった生理活性物質が大
量生産できるようになり、それら物質の医薬品への応用
あるいは試験及び研究l\の応用が可能となった。
正常血管内皮細胞の特徴を有しながら、かつ内皮細胞生
長因子要求性が無く、更に永久増殖性を獲得しているの
で、tPAをはじめとする生理活性物質の生産あるいは
それらの試験及び研究番こ応用することができる。従っ
て、これまでヒト血管内皮細胞の長期継代培養ができな
かった為に、少量しか得られなかった生理活性物質が大
量生産できるようになり、それら物質の医薬品への応用
あるいは試験及び研究l\の応用が可能となった。
第1図は、本発明の方法のよって得られたヒト内皮細胞
由来形質転換細胞株5V−1−1t2の顕微鏡写真を示
す。 第2図は、本発明の方法によって得られた形質転換細胞
5V−1−62を、蛍光色素を結合した抗第■因子モノ
クローナル抗体で、蛍光染色した顕微鏡写真を示す。 第3図は1本発明の方法によって得られた形質転換細胞
5V−1−#2の培養上清中のt、PA活性(・)及び
ヒト正常血管内皮細胞の培養上清中のtPA活性(○)
を測定した結果を示す。 第4図は、本発明の方法によって得られた形質転換細胞
5V−1−#2の染色体DNAを制限酵素Pvunで切
断後、SV40全ゲノムDNAをプローブとするサザン
ハイプリダイゼーションの結果を示す。
由来形質転換細胞株5V−1−1t2の顕微鏡写真を示
す。 第2図は、本発明の方法によって得られた形質転換細胞
5V−1−62を、蛍光色素を結合した抗第■因子モノ
クローナル抗体で、蛍光染色した顕微鏡写真を示す。 第3図は1本発明の方法によって得られた形質転換細胞
5V−1−#2の培養上清中のt、PA活性(・)及び
ヒト正常血管内皮細胞の培養上清中のtPA活性(○)
を測定した結果を示す。 第4図は、本発明の方法によって得られた形質転換細胞
5V−1−#2の染色体DNAを制限酵素Pvunで切
断後、SV40全ゲノムDNAをプローブとするサザン
ハイプリダイゼーションの結果を示す。
Claims (3)
- (1)次の細胞学的性質を有するヒト血管内皮細胞由来
形質転換細胞 1)細胞の形態:敷石状(ヒト正常血管内皮細胞とほぼ
同様の形状をしている。) 2)細胞の由来:ヒトより分離した血管内皮細胞 3)継代培養:永久増殖可能 4)生長因子要求性:血管内皮細胞生長因子やヘパリン
を含まない培地で増殖可能である。 5)機能:ヒト正常血管内皮細胞とほぼ同様の組織由来
プラスミノーゲン活性化因子産生能を示す。 6)血液凝固第VIII因子産生能:血管内皮細胞の特徴で
ある血液凝固第VIII因子を産生する。 7)SV40DNAの染色体における存在:SV40D
NAが細胞の染色体に挿入され ている。 8)SV40DNAウィルスの遊離:本細胞株からのS
V40DNAウィルスの遊離は認められていない。 9)コロニーの形式:ペトリ皿上ではコロニーを形成す
るが、軟寒天中では形成しない。10)凍結保存:−7
0℃ないし−196℃できわめて長期間保存可能である
。 - (2)ヒト血管内皮細胞をSV40由来DNAによりト
ランスホームすることを特徴とするヒト血管内皮細胞由
来形質転換細胞の作成方法。 - (3)第1請求項記載の形質転換細胞を細胞培養培地で
培養、採取することを特徴とする血栓溶解剤組織由来プ
ラスミノーゲン活性化因子の生産方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63224215A JPH0272866A (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | ヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63224215A JPH0272866A (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | ヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272866A true JPH0272866A (ja) | 1990-03-13 |
Family
ID=16810318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63224215A Pending JPH0272866A (ja) | 1988-09-07 | 1988-09-07 | ヒト血管内皮細胞由来形質転換細胞 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0272866A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992017569A1 (en) * | 1991-04-04 | 1992-10-15 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Immortalization of endothelial cells |
-
1988
- 1988-09-07 JP JP63224215A patent/JPH0272866A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| MICROBIOLOGY AND IMMUNOLOGY * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1992017569A1 (en) * | 1991-04-04 | 1992-10-15 | The United States Of America, As Represented By The Secretary, Department Of Health And Human Services | Immortalization of endothelial cells |
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