JPH0225864B2 - - Google Patents
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- JPH0225864B2 JPH0225864B2 JP61110864A JP11086486A JPH0225864B2 JP H0225864 B2 JPH0225864 B2 JP H0225864B2 JP 61110864 A JP61110864 A JP 61110864A JP 11086486 A JP11086486 A JP 11086486A JP H0225864 B2 JPH0225864 B2 JP H0225864B2
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は、透光性にすぐれたジルコニア焼結体
の製造法に関する。 [従来の技術] 従来、透光性ジルコニア焼結体として、ZrO2
−Y2O3系およびZrO2−CaO系の2成分系焼結体
がそれぞれジヤーナル・オブ・ジ・アメリカン・
セラミツク・ソサイアテイ(Journal of The
American Ceramic Society)第50巻第532頁
(1967)およびジヤーナル・オブ・レス−コモ
ン・メタルズ(Journal of Less−Common
Metals)第13巻第530頁(1967)に報告されてい
るが、これら焼結体の光透過率は、いずれも約10
%程度であり、真に透光性を有する材料とはいい
がたい。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、光学材料として供することができ
る、非常に高い透光性を有するジルコニア焼結体
の製造法を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 一般にセラミツクスに透光性を与えるために
は、焼結体の密度を上げて気孔による光の散乱を
減少させること、および焼結体粒子径を大きくし
て粒界による光の散乱を減少させることが有効で
あるとされている。本発明者は、ZrO2−Y2O3系
焼結体に関する研究を進めた結果、ZrO2−Y2O3
系にTiO2を添加することによつて、焼結体の粒
成長が著しく促進されることを見出した。しか
し、一般には著しい粒成長は、気孔の移動よりも
粒子の成長速度のほうが速くなるために、粒内に
気孔が残存する結果となり、緻密な焼結体が得難
いという欠点がある。本発明者は、この欠点を克
服するために、原料粉体の特性および焼結条件の
検討を行ない、ZrO2−Y2O3系にTiO2を添加した
系において著しい粒成長と完全な緻密化とが相反
する結果を与えることなく達成されることを見出
し、高い透光性を有するジルコニア焼結体をうる
に至つた。 本発明は、Y2O32モル%以上、TiO23〜20モル
%および残りZrO2からなる成形体を酸素含有雰
囲気中で焼成し、ホツトアイソスタテイツク処理
し、ついで空気または酸素中で酸化処理すること
による、透光性ジルコニア焼結体の製造法、を提
供するものである。このようにして製造された
TiO23〜20モル%の焼結体は、Y2O32モル%付近
で正方晶単相であり、Y2O36モル%以上では立方
晶単相となり、その間で正方晶と立方晶との混晶
となる。立方晶単相からなる焼結体は、光学的に
等方性であるため、粒界による散乱がなくなり、
もつとも高い透光性を示す。ただし、Y2O3は9
モル%をこえて含有させる必要は乏しい。TiO2
添加量の増大とともに焼結体の粒径は増大する。
たとえば、1700℃で2時間焼結を行なつた場合、
5モル%TiO2では50〜100μm、10モル%TiO2で
は100〜200μmの粒径となる。光透過性は、この
粒径が大きくなるほど高くなる傾向にある。ただ
し、TiO2含有量が20モル%をこえると、第2相
として別の化合物ZrTiO4が形成されるため、透
光性が著しく低下する。したがつて、透光性を十
分高いものとするために、TiO2含有量は、3〜
20モル%、このましくは5〜20モル%にしなけれ
ばならない。 本発明者は、Y2O36モル%以上、TiO2は、3
〜20モル%のほか、ランタン系希土類酸化物を微
量含有させたジルコニア焼結体が透光性のほか、
ケイ光放射性をも有することを見出した。そのラ
ンタン系希土類酸化物含有量としては0.1〜3モ
ル%が望ましく、ケイ光放射性をもつともよく発
揮させるには1モル%前後がよい。また、ランタ
ン系希土類酸化物としては、Nd2O3、Eu2O3、
Tb2O3等を例示することができる。 本発明の焼結体の製造法について、以下に詳し
く説明する。 出発原料は、高純度微粉末であることが望まし
い。たとえば、湿式法などで合成された平均粒子
径0.1μm以下のZrO2−Y2O3系微粉末と平均粒子
径0.5μm以下のTiO2微粉末とを充分よく混合し
た粉末でもよいが、ZrO2−Y2O3系粉末とTiO2粉
末とを充分よく混合したものを焼成し、平均粒子
径0.3μm以下に粉砕してえられる各成分が互いに
固溶化したもののほうがさらにこのましい。ある
いは共沈法によつて合成された平均粒子径0.3μm
以下のZrO2−Y2O3−TiO2系微粉末やZrO2−
Y2O3系粉末にチタンのアルコキシド溶液を混合
し、乾燥し、焼成し、粉砕してえられた平均粒子
径0.3μm以下のものも好適な原料である。ランタ
ン系希土類酸化物の添加は、シユウ酸塩などを仮
焼前のZrO2−Y2O3−TiO2系粉末前駆体に混合し
たのち、焼成することによつて行なえばよい。こ
のような粉末を、ラバープレス、スリツプキヤス
ト法などの成形法で所定の形状に成形したのち、
焼成する。焼成温度は、1400℃以上とすればよ
く、充分な粒成長を達成するには1600〜1800℃が
好ましい。また、昇温速度は、100℃/hr以下が
好ましい。焼成雰囲気は、空気でもよいが、一段
と高い透光性をうるためには、酸素を用いるのが
好ましい。このようにしてえられた焼結体は、す
でに高い透光性を有しているが、さらに透光性の
高いものとするため、次にホツトアイソスタテイ
ツクプレス装置に入れて処理する。処理条件とし
て、圧力媒体 アルゴン、圧力500気圧以上、温
度1400〜1700℃を選ぶのが好ましい。この処理に
よつて、焼結体は、還元状態となるため、黒色に
なる。したがつて、この黒色焼結体を空気または
酸素中で酸化してもとの色に戻す処理が必要であ
る。その処理温度は、800℃以上、好ましくは
1000℃以上であり、1200℃で充分である。 このようにしてえられた焼結体は、理論値の99
%以上の密度を有し、波長350〜7000nmの可視
光域から赤外光域の光に対して高い透過性を示
す。またランタン系希土酸化物を含有するもの
は、紫外線照射によつて、たとえばEu2O3を含む
ものは赤色の、Tb2O3を含むものは緑色のケイ光
を発する。 [発明の効果] 本発明によつて得られる焼結体は、すぐれた透
光性および高い屈折率を有し、また大型製品や複
雑な形状のものも簡単に製造することができると
いう利点を有する。さらに、ランタン系希土酸化
物を含有させてケイ光放射性を有する透明体とし
ても使用することができる。したがつて、炉体の
窓、発熱体の被覆管、ランプの保護管など耐熱性
および断熱性が要求される光透過材料;赤外レン
ズ、赤外受光素子の窓などの赤外透過材料;ケイ
光表示材料、固体発振材料、紫外線線量計用など
の工業的用途;時計、宝石などの装飾材料等々に
利用することができる。 [実施例] 本発明を実施例を用いて説明する。 粉末製造例 1〜3 オキシ塩化ジルコニウムと塩化イツトリウムと
の混合水溶液を煮沸することによつて加水分解
し、えられたゾルを乾燥したのち、900℃で焼成
し、粉砕して、Y2O3を含むジルコニア微粉末を
えた。この粉末とチタンイソプロポキシド溶液を
エタノール中に入れ、湿式混合したのち、減圧乾
燥し、950℃で焼成したのち、粉砕し、ZrO2−
Y2O3−TiO2系微粉末をえた。 粉末製造例 4〜6 粉末製造例1〜3と同様にしてえたY2O3を含
んでいるジルコニア微粉末とチタニア微粉末とを
エタノール中で湿式混合したのち、乾燥し、900
℃で焼成し、粉砕してZrO2−Y2O3−TiO2系微粉
末をえた。 粉末製造例 7 オキシ塩化ジルコニウムと塩化イツトリウムと
の混合水溶液にチタンイソプロポキシド溶液を添
加し、3日間加熱を続けることによつて加水分解
し、生成したゾルを乾燥したのち、920℃で焼成
し、粉砕することによつてZrO2−Y2O3−TiO2系
微粉末をえた。 粉末製造例 8〜13 粉末製造例1〜3と同様にしてジルコニア粉末
をえた。また、チタンイソプロポキシド溶液に水
を添加して水和チタニアの加水分解生成物をえ
た。上記ジルコニア粉末と水和チタニアの加水分
解生成物とを湿式混合し、乾燥したのち、1000℃
で2時間焼成し、粉砕してZrO2−Y2O3−TiO2系
微粉末をえた。 粉末製造例 14〜18 粉末製造例8〜13と同様にしてえたジルコニア
粉末と水和チタニアの加水分解生成物との混合物
にネオジウムのシユウ酸塩を添加し、湿式粉砕
し、乾燥したのち、1000℃で1時間焼成した。え
られた仮焼粉末を粉砕して、Nd2O3が固溶した
ZrO2−Y2O3−TiO2系微粉末をえた。 以上の微粉末の組成および1次粒子径は、表1
のとおりである。 焼結例 A 粉末製造例1〜7でえられた粉末を金型とラバ
ープレスによつて円板状に成形した。これら成形
体を管状炉に入れ、酸素を流通させながら、温度
を40℃/hrの速度で上げ1700℃で2時間保持した
のち、降温した。このようにしてえられた焼結体
をホツトアイソスタテイツクプレス装置に入れ、
アルゴンを圧力媒体として1000気圧、1500℃で30
分処理した。処理後の焼結体は、すべて黒色を呈
していたので、ふたたび管状炉に入れ、酸素を流
しながら1200℃で4時間保持した。冷却後、取出
した焼結体は、すべて非常に高い透光性を有して
いた。X線回折で結晶相を同定したところ、粉末
製造例4からえた焼結体は正方晶単相であつた
が、のこりはすべて立方晶単相であつた。 試験例 A 焼結例Aでえられた焼結体の中からいくつかを
選び、光透過率を測定した。測定試料として厚さ
0.5〜1.5mmの範囲にある両面鏡面研磨したものを
用いた。結果を第1図に示す。図中の符号1,2
および3は、それぞれ原料粉末が粉末製造例2、
5および3によるものであることを示す。 第1図から、本発明の焼結体は、可視光域での
透過率が厚さ1mmで40%以上あることがわかる。 試験例 A′ TiO2の効果を検討する目的でTiO2含有粉末
(製造例2)とTiO2を含まない粉末(8モル%
Y2O3含有ジルコニア)を用いて、焼結例Aと同
じ方法で厚さ1mmの円板状の焼結体をえた。 TiO2含有試料は、非常に高い透光性を有して
いたが、TiO2を含まない試料は、白色を呈して
いた。試験例1の方法で可視光域での透過率を測
定したところ、前者は40%程度であつたが、後者
は7%程度であつた。これら2試料の焼結体組織
を走査型電子顕微鏡によつて観察した。第2図が
その顕微鏡写真であり、AはTiO2の入つている
もの、Bはそれが入つていないものである。 第2図で明らかなように、TiO2が添加される
ことによつて粒子径は200μm程度になつており、
著しい粒成長が達成されるとともに、気孔率がき
わめて減少している。この結果は、TiO2添加が
透光性を高めるうえで重要な役割を果しているこ
とを立証している。 焼結例 B 粉末製造例8〜13でえられた粉末を金型とラバ
ープレスによつて板状に成形した。これら成形体
を管状炉に入れ、酸素を流通させながら、温度を
50℃/hrの速度で上げ1500〜1750℃で2時間保持
したのち、降温した。えられた焼結体は、いずれ
も高い透光性を有していた。つぎに、これらの焼
結体を半分に切断した切断片をホツトアイソスタ
テイツクプレス(HIP)装置に入れアルゴンを圧
力媒体として1000気圧、1500〜1700℃で30分処理
した。処理後の焼結体は、すべて黒色を呈してい
たので、ふたたび管状炉に入れ、酸素を流しなが
ら1200℃で2時間保持した。冷却後、取出した焼
結体は、すべて非常に高い透光性を有していた。
えられた焼結体の結晶相は、いずれも立方晶であ
つた。その粒径および密度を表2に示す。 試験例 B 焼結例Bでえられた焼結体を可視光および赤外
光の光透過率を測定した。測定試料として厚さ
0.8mmの両面鏡面研磨したものを用いた。どの試
料も0.35〜7μmの可視光から赤外光域にわたる波
長の光に対し透過性を示した。代表値として、
0.6μmの光に対する直線透過率を表2に示す。 焼結例 C 粉末製造例14〜18でえられたジルコニア粉末を
使用して、焼結例Bと同様にして焼結体をえた。
えられた焼結体の結晶相は、いずれも立方晶であ
つた。その粒径および密度を表3に示す。 試験例 C 焼結例Cでえられた焼結体を可視光および赤外
光の光透過率を測定した。測定試料として厚さ
0.8mmの両面鏡面研磨したものを用いた。どの試
料も0.35〜7μmの可視光から赤外光域にわたる波
長の光に対し透過性を示した。焼結体試料No.14の
可視光透過率を第3図に示す。また、0.26μmの
紫外線を照射したところ、焼結体試料No.13および
16は赤色の、また15は緑色のケイ光を発した。
の製造法に関する。 [従来の技術] 従来、透光性ジルコニア焼結体として、ZrO2
−Y2O3系およびZrO2−CaO系の2成分系焼結体
がそれぞれジヤーナル・オブ・ジ・アメリカン・
セラミツク・ソサイアテイ(Journal of The
American Ceramic Society)第50巻第532頁
(1967)およびジヤーナル・オブ・レス−コモ
ン・メタルズ(Journal of Less−Common
Metals)第13巻第530頁(1967)に報告されてい
るが、これら焼結体の光透過率は、いずれも約10
%程度であり、真に透光性を有する材料とはいい
がたい。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、光学材料として供することができ
る、非常に高い透光性を有するジルコニア焼結体
の製造法を提供するものである。 [問題点を解決するための手段] 一般にセラミツクスに透光性を与えるために
は、焼結体の密度を上げて気孔による光の散乱を
減少させること、および焼結体粒子径を大きくし
て粒界による光の散乱を減少させることが有効で
あるとされている。本発明者は、ZrO2−Y2O3系
焼結体に関する研究を進めた結果、ZrO2−Y2O3
系にTiO2を添加することによつて、焼結体の粒
成長が著しく促進されることを見出した。しか
し、一般には著しい粒成長は、気孔の移動よりも
粒子の成長速度のほうが速くなるために、粒内に
気孔が残存する結果となり、緻密な焼結体が得難
いという欠点がある。本発明者は、この欠点を克
服するために、原料粉体の特性および焼結条件の
検討を行ない、ZrO2−Y2O3系にTiO2を添加した
系において著しい粒成長と完全な緻密化とが相反
する結果を与えることなく達成されることを見出
し、高い透光性を有するジルコニア焼結体をうる
に至つた。 本発明は、Y2O32モル%以上、TiO23〜20モル
%および残りZrO2からなる成形体を酸素含有雰
囲気中で焼成し、ホツトアイソスタテイツク処理
し、ついで空気または酸素中で酸化処理すること
による、透光性ジルコニア焼結体の製造法、を提
供するものである。このようにして製造された
TiO23〜20モル%の焼結体は、Y2O32モル%付近
で正方晶単相であり、Y2O36モル%以上では立方
晶単相となり、その間で正方晶と立方晶との混晶
となる。立方晶単相からなる焼結体は、光学的に
等方性であるため、粒界による散乱がなくなり、
もつとも高い透光性を示す。ただし、Y2O3は9
モル%をこえて含有させる必要は乏しい。TiO2
添加量の増大とともに焼結体の粒径は増大する。
たとえば、1700℃で2時間焼結を行なつた場合、
5モル%TiO2では50〜100μm、10モル%TiO2で
は100〜200μmの粒径となる。光透過性は、この
粒径が大きくなるほど高くなる傾向にある。ただ
し、TiO2含有量が20モル%をこえると、第2相
として別の化合物ZrTiO4が形成されるため、透
光性が著しく低下する。したがつて、透光性を十
分高いものとするために、TiO2含有量は、3〜
20モル%、このましくは5〜20モル%にしなけれ
ばならない。 本発明者は、Y2O36モル%以上、TiO2は、3
〜20モル%のほか、ランタン系希土類酸化物を微
量含有させたジルコニア焼結体が透光性のほか、
ケイ光放射性をも有することを見出した。そのラ
ンタン系希土類酸化物含有量としては0.1〜3モ
ル%が望ましく、ケイ光放射性をもつともよく発
揮させるには1モル%前後がよい。また、ランタ
ン系希土類酸化物としては、Nd2O3、Eu2O3、
Tb2O3等を例示することができる。 本発明の焼結体の製造法について、以下に詳し
く説明する。 出発原料は、高純度微粉末であることが望まし
い。たとえば、湿式法などで合成された平均粒子
径0.1μm以下のZrO2−Y2O3系微粉末と平均粒子
径0.5μm以下のTiO2微粉末とを充分よく混合し
た粉末でもよいが、ZrO2−Y2O3系粉末とTiO2粉
末とを充分よく混合したものを焼成し、平均粒子
径0.3μm以下に粉砕してえられる各成分が互いに
固溶化したもののほうがさらにこのましい。ある
いは共沈法によつて合成された平均粒子径0.3μm
以下のZrO2−Y2O3−TiO2系微粉末やZrO2−
Y2O3系粉末にチタンのアルコキシド溶液を混合
し、乾燥し、焼成し、粉砕してえられた平均粒子
径0.3μm以下のものも好適な原料である。ランタ
ン系希土類酸化物の添加は、シユウ酸塩などを仮
焼前のZrO2−Y2O3−TiO2系粉末前駆体に混合し
たのち、焼成することによつて行なえばよい。こ
のような粉末を、ラバープレス、スリツプキヤス
ト法などの成形法で所定の形状に成形したのち、
焼成する。焼成温度は、1400℃以上とすればよ
く、充分な粒成長を達成するには1600〜1800℃が
好ましい。また、昇温速度は、100℃/hr以下が
好ましい。焼成雰囲気は、空気でもよいが、一段
と高い透光性をうるためには、酸素を用いるのが
好ましい。このようにしてえられた焼結体は、す
でに高い透光性を有しているが、さらに透光性の
高いものとするため、次にホツトアイソスタテイ
ツクプレス装置に入れて処理する。処理条件とし
て、圧力媒体 アルゴン、圧力500気圧以上、温
度1400〜1700℃を選ぶのが好ましい。この処理に
よつて、焼結体は、還元状態となるため、黒色に
なる。したがつて、この黒色焼結体を空気または
酸素中で酸化してもとの色に戻す処理が必要であ
る。その処理温度は、800℃以上、好ましくは
1000℃以上であり、1200℃で充分である。 このようにしてえられた焼結体は、理論値の99
%以上の密度を有し、波長350〜7000nmの可視
光域から赤外光域の光に対して高い透過性を示
す。またランタン系希土酸化物を含有するもの
は、紫外線照射によつて、たとえばEu2O3を含む
ものは赤色の、Tb2O3を含むものは緑色のケイ光
を発する。 [発明の効果] 本発明によつて得られる焼結体は、すぐれた透
光性および高い屈折率を有し、また大型製品や複
雑な形状のものも簡単に製造することができると
いう利点を有する。さらに、ランタン系希土酸化
物を含有させてケイ光放射性を有する透明体とし
ても使用することができる。したがつて、炉体の
窓、発熱体の被覆管、ランプの保護管など耐熱性
および断熱性が要求される光透過材料;赤外レン
ズ、赤外受光素子の窓などの赤外透過材料;ケイ
光表示材料、固体発振材料、紫外線線量計用など
の工業的用途;時計、宝石などの装飾材料等々に
利用することができる。 [実施例] 本発明を実施例を用いて説明する。 粉末製造例 1〜3 オキシ塩化ジルコニウムと塩化イツトリウムと
の混合水溶液を煮沸することによつて加水分解
し、えられたゾルを乾燥したのち、900℃で焼成
し、粉砕して、Y2O3を含むジルコニア微粉末を
えた。この粉末とチタンイソプロポキシド溶液を
エタノール中に入れ、湿式混合したのち、減圧乾
燥し、950℃で焼成したのち、粉砕し、ZrO2−
Y2O3−TiO2系微粉末をえた。 粉末製造例 4〜6 粉末製造例1〜3と同様にしてえたY2O3を含
んでいるジルコニア微粉末とチタニア微粉末とを
エタノール中で湿式混合したのち、乾燥し、900
℃で焼成し、粉砕してZrO2−Y2O3−TiO2系微粉
末をえた。 粉末製造例 7 オキシ塩化ジルコニウムと塩化イツトリウムと
の混合水溶液にチタンイソプロポキシド溶液を添
加し、3日間加熱を続けることによつて加水分解
し、生成したゾルを乾燥したのち、920℃で焼成
し、粉砕することによつてZrO2−Y2O3−TiO2系
微粉末をえた。 粉末製造例 8〜13 粉末製造例1〜3と同様にしてジルコニア粉末
をえた。また、チタンイソプロポキシド溶液に水
を添加して水和チタニアの加水分解生成物をえ
た。上記ジルコニア粉末と水和チタニアの加水分
解生成物とを湿式混合し、乾燥したのち、1000℃
で2時間焼成し、粉砕してZrO2−Y2O3−TiO2系
微粉末をえた。 粉末製造例 14〜18 粉末製造例8〜13と同様にしてえたジルコニア
粉末と水和チタニアの加水分解生成物との混合物
にネオジウムのシユウ酸塩を添加し、湿式粉砕
し、乾燥したのち、1000℃で1時間焼成した。え
られた仮焼粉末を粉砕して、Nd2O3が固溶した
ZrO2−Y2O3−TiO2系微粉末をえた。 以上の微粉末の組成および1次粒子径は、表1
のとおりである。 焼結例 A 粉末製造例1〜7でえられた粉末を金型とラバ
ープレスによつて円板状に成形した。これら成形
体を管状炉に入れ、酸素を流通させながら、温度
を40℃/hrの速度で上げ1700℃で2時間保持した
のち、降温した。このようにしてえられた焼結体
をホツトアイソスタテイツクプレス装置に入れ、
アルゴンを圧力媒体として1000気圧、1500℃で30
分処理した。処理後の焼結体は、すべて黒色を呈
していたので、ふたたび管状炉に入れ、酸素を流
しながら1200℃で4時間保持した。冷却後、取出
した焼結体は、すべて非常に高い透光性を有して
いた。X線回折で結晶相を同定したところ、粉末
製造例4からえた焼結体は正方晶単相であつた
が、のこりはすべて立方晶単相であつた。 試験例 A 焼結例Aでえられた焼結体の中からいくつかを
選び、光透過率を測定した。測定試料として厚さ
0.5〜1.5mmの範囲にある両面鏡面研磨したものを
用いた。結果を第1図に示す。図中の符号1,2
および3は、それぞれ原料粉末が粉末製造例2、
5および3によるものであることを示す。 第1図から、本発明の焼結体は、可視光域での
透過率が厚さ1mmで40%以上あることがわかる。 試験例 A′ TiO2の効果を検討する目的でTiO2含有粉末
(製造例2)とTiO2を含まない粉末(8モル%
Y2O3含有ジルコニア)を用いて、焼結例Aと同
じ方法で厚さ1mmの円板状の焼結体をえた。 TiO2含有試料は、非常に高い透光性を有して
いたが、TiO2を含まない試料は、白色を呈して
いた。試験例1の方法で可視光域での透過率を測
定したところ、前者は40%程度であつたが、後者
は7%程度であつた。これら2試料の焼結体組織
を走査型電子顕微鏡によつて観察した。第2図が
その顕微鏡写真であり、AはTiO2の入つている
もの、Bはそれが入つていないものである。 第2図で明らかなように、TiO2が添加される
ことによつて粒子径は200μm程度になつており、
著しい粒成長が達成されるとともに、気孔率がき
わめて減少している。この結果は、TiO2添加が
透光性を高めるうえで重要な役割を果しているこ
とを立証している。 焼結例 B 粉末製造例8〜13でえられた粉末を金型とラバ
ープレスによつて板状に成形した。これら成形体
を管状炉に入れ、酸素を流通させながら、温度を
50℃/hrの速度で上げ1500〜1750℃で2時間保持
したのち、降温した。えられた焼結体は、いずれ
も高い透光性を有していた。つぎに、これらの焼
結体を半分に切断した切断片をホツトアイソスタ
テイツクプレス(HIP)装置に入れアルゴンを圧
力媒体として1000気圧、1500〜1700℃で30分処理
した。処理後の焼結体は、すべて黒色を呈してい
たので、ふたたび管状炉に入れ、酸素を流しなが
ら1200℃で2時間保持した。冷却後、取出した焼
結体は、すべて非常に高い透光性を有していた。
えられた焼結体の結晶相は、いずれも立方晶であ
つた。その粒径および密度を表2に示す。 試験例 B 焼結例Bでえられた焼結体を可視光および赤外
光の光透過率を測定した。測定試料として厚さ
0.8mmの両面鏡面研磨したものを用いた。どの試
料も0.35〜7μmの可視光から赤外光域にわたる波
長の光に対し透過性を示した。代表値として、
0.6μmの光に対する直線透過率を表2に示す。 焼結例 C 粉末製造例14〜18でえられたジルコニア粉末を
使用して、焼結例Bと同様にして焼結体をえた。
えられた焼結体の結晶相は、いずれも立方晶であ
つた。その粒径および密度を表3に示す。 試験例 C 焼結例Cでえられた焼結体を可視光および赤外
光の光透過率を測定した。測定試料として厚さ
0.8mmの両面鏡面研磨したものを用いた。どの試
料も0.35〜7μmの可視光から赤外光域にわたる波
長の光に対し透過性を示した。焼結体試料No.14の
可視光透過率を第3図に示す。また、0.26μmの
紫外線を照射したところ、焼結体試料No.13および
16は赤色の、また15は緑色のケイ光を発した。
【表】
【表】
第1図は、試験例Aにおける、光透過率を示す
グラフである。第2図は、試験例A′における、
焼結体の粒子構造を示す顕微鏡写真である。第3
図は、試験例Cにおける焼結体試料No.14の可視光
透過率を示すグラフである。図中の符号の意味
は、つぎのとおりである。 1:原料粉末 粉末製造例2、2:原料粉末
粉末製造例5、3:原料粉末 粉末製造例3、
A:TiO2を含む焼結体、B:TiO2を含まない焼
結体。
グラフである。第2図は、試験例A′における、
焼結体の粒子構造を示す顕微鏡写真である。第3
図は、試験例Cにおける焼結体試料No.14の可視光
透過率を示すグラフである。図中の符号の意味
は、つぎのとおりである。 1:原料粉末 粉末製造例2、2:原料粉末
粉末製造例5、3:原料粉末 粉末製造例3、
A:TiO2を含む焼結体、B:TiO2を含まない焼
結体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Y2O32モル%以上、TiO23〜20モル%および
残りZrO2からなる成形体を酸素含有雰囲気中で
焼成し、ホツトアイソスタテイツク処理し、つい
で酸化処理することを特徴とする、透光性ジルコ
ニア焼結体の製造法。 2 成形体中のY2O3の含有量が6モル%以上で
ある、特許請求の範囲1記載の方法。 3 成形体中のY2O3の含有量が6〜9モル%で
あり、TiO2の含有量が5〜20モル%である、特
許請求の範囲1記載の方法。 4 成形体を1400℃以上で焼成する、特許請求の
範囲1、2または3記載の方法。 5 成形体を1600〜1800℃で焼成する、特許請求
の範囲4記載の方法。 6 ホツトアイソスタテイツク処理をアルゴン雰
囲気中で500気圧以上の圧力で1400〜1700℃で行
ない、酸化処理を800℃以上で行なう、特許請求
の範囲1〜5のいずれかの項記載の方法。 7 Y2O32モル%以上、TiO23〜20モル%、ラン
タン系希土類酸化物0.1〜3モル%および残り
ZrO2からなる成形体を酸素含有雰囲気中で焼成
し、ホツトアイソスタテイツク処理し、ついで酸
化処理することを特徴とする、透光性・ケイ光放
射性ジルコニア焼結体の製造法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/876,410 US4758541A (en) | 1985-06-20 | 1986-06-20 | Zirconia sintered body of improved light transmittance |
| DE8686304759T DE3683959D1 (de) | 1985-06-20 | 1986-06-20 | Zirkoniumdioxidsinterkoerper mit verbesserter lichtdurchlaessigkeit. |
| EP86304759A EP0206780B1 (en) | 1985-06-20 | 1986-06-20 | Zirconia sintered body of improved light transmittance |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13297185 | 1985-06-20 | ||
| JP60-132971 | 1985-06-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6291467A JPS6291467A (ja) | 1987-04-25 |
| JPH0225864B2 true JPH0225864B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=15093774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61110864A Granted JPS6291467A (ja) | 1985-06-20 | 1986-05-16 | 透光性ジルコニア焼結体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6291467A (ja) |
Families Citing this family (27)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2616773B2 (ja) * | 1987-05-22 | 1997-06-04 | 株式会社デンソー | ジルコニアセラミックスの製造方法 |
| JP2607519B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1997-05-07 | 株式会社デンソー | 光学セラミックスの製造方法 |
| JP2608558B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1997-05-07 | 株式会社デンソー | 光学セラミックスの製造方法 |
| JP2607520B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1997-05-07 | 株式会社デンソー | 光学セラミックスの製造方法 |
| JP2607518B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1997-05-07 | 株式会社デンソー | 光学セラミックスの製造方法 |
| GB2402936B (en) | 2000-12-20 | 2005-07-13 | Murata Manufacturing Co | Translucent ceramic,method of producing the same and optical devices |
| JP2007108734A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-26 | Schott Ag | 光学素子及び同光学素子から成る撮像光学素子 |
| JP5125065B2 (ja) | 2006-02-17 | 2013-01-23 | 東ソー株式会社 | 透明ジルコニア焼結体 |
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| CN104086174A (zh) | 2008-04-09 | 2014-10-08 | 东曹株式会社 | 透光性氧化锆烧结体、其生产方法及其用途 |
| JP5325518B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2013-10-23 | ショット アクチエンゲゼルシャフト | 透明セラミック及びその製造方法ならびにその透明セラミックスを用いた光学素子 |
| JP5505063B2 (ja) * | 2009-06-04 | 2014-05-28 | 東ソー株式会社 | 高透明ジルコニア焼結体 |
| CN102803180A (zh) | 2009-06-04 | 2012-11-28 | 东曹株式会社 | 高强度透明氧化锆烧结体、其制造方法及其用途 |
| KR101742762B1 (ko) * | 2009-08-07 | 2017-06-01 | 토소가부시키가이샤 | 투명 지르코니아 소결체, 그리고 그의 제조방법 |
| JP5770431B2 (ja) * | 2009-10-16 | 2015-08-26 | 東ソー株式会社 | 高強度透明ジルコニア焼結体 |
| EP2546214B1 (en) | 2010-03-09 | 2017-06-21 | Tosoh Corporation | Red light transmitting zirconia sintered body, method for producing the same, material formed from that sintered body and jewelry and exterior component using that material |
| JP5655512B2 (ja) * | 2010-11-05 | 2015-01-21 | 東ソー株式会社 | 着色透光性ジルコニア焼結体及びその製造方法並びにその用途 |
| EP2639210B1 (en) | 2010-11-11 | 2016-02-03 | Tosoh Corporation | Colored light-transmitting zirconia sintered compact, method for producing same, and use thereof |
| CN104968633B (zh) * | 2013-02-08 | 2018-04-20 | 信越化学工业株式会社 | 透光性金属氧化物烧结体的制造方法及透光性金属氧化物烧结体 |
| JP6340879B2 (ja) * | 2013-04-10 | 2018-06-13 | 東ソー株式会社 | ジルコニア焼結体及びその製造方法 |
| JP6340880B2 (ja) * | 2014-04-01 | 2018-06-13 | 東ソー株式会社 | ジルコニア焼結体及びその製造法 |
| JP6326363B2 (ja) * | 2014-12-22 | 2018-05-16 | クラレノリタケデンタル株式会社 | ジルコニア組成物、ジルコニア仮焼体、ジルコニア焼結体及びジルコニア焼結体の製造方法、並びに歯科用製品 |
| CN107108374B (zh) * | 2015-01-15 | 2021-02-02 | 东曹株式会社 | 透光性氧化锆烧结体和其制造方法以及其用途 |
| JP6698417B2 (ja) * | 2016-04-27 | 2020-05-27 | 京セラ株式会社 | ビーム検出用の蛍光性ジルコニア材の製造方法 |
| US20250091957A1 (en) * | 2022-01-18 | 2025-03-20 | Tosoh Corporation | Sintered body and method for producing same |
| JP7670222B2 (ja) * | 2023-08-31 | 2025-04-30 | 東ソー株式会社 | チタン及びイットリウム固溶ジルコニア焼結体 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP61110864A patent/JPS6291467A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6291467A (ja) | 1987-04-25 |
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