JPH0222050A - 冷媒輸送用ホース - Google Patents
冷媒輸送用ホースInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、冷媒輸送用ホースに関し、特に自動車のカ
ークーラーやエアコン等の配管用として用いられるホー
スに関するものである。
ークーラーやエアコン等の配管用として用いられるホー
スに関するものである。
フレオンガス等の冷媒を輸送するホースとしては、例え
ば第5図に示すものが知られている。このホースは、内
管ゴム層1と繊維補強層2と外管ゴム層3の3層構造に
なっており、上記内管ゴム層1は通常アクリロニトリル
−ブタジェン共重合体(NBR)、クロロスルホン化ポ
リエチレン(C3M)等によって形成され、繊維補強層
2はポリエステル繊維等によって形成され、外管ゴム層
3はエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等
によって形成されている。15はスパイキング孔で、外
管ゴム層3の表面から繊維補強層2まで延び、内管ゴム
層1からの透過フレオンガス等を外部に逃し各層間に滞
留(ガスが滞留するとその部分が膨れ層間剥離の原因と
なる)しないよう機能する。このように、全体が繊維補
強層2を除いてゴム層で形成されているホースは、■柔
軟で配管が容易である、■ニップル等の継手とのシール
性がよく、気密性が保たれる、等の利点を有する。しか
し、ゴム材は一般にガス透過性を有しており、上記ホー
スにおいても、冷媒としてフレオンガス等の低分子量ガ
ス用いる場合にはガス漏れが生じるという欠点を有して
いる。
ば第5図に示すものが知られている。このホースは、内
管ゴム層1と繊維補強層2と外管ゴム層3の3層構造に
なっており、上記内管ゴム層1は通常アクリロニトリル
−ブタジェン共重合体(NBR)、クロロスルホン化ポ
リエチレン(C3M)等によって形成され、繊維補強層
2はポリエステル繊維等によって形成され、外管ゴム層
3はエチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)等
によって形成されている。15はスパイキング孔で、外
管ゴム層3の表面から繊維補強層2まで延び、内管ゴム
層1からの透過フレオンガス等を外部に逃し各層間に滞
留(ガスが滞留するとその部分が膨れ層間剥離の原因と
なる)しないよう機能する。このように、全体が繊維補
強層2を除いてゴム層で形成されているホースは、■柔
軟で配管が容易である、■ニップル等の継手とのシール
性がよく、気密性が保たれる、等の利点を有する。しか
し、ゴム材は一般にガス透過性を有しており、上記ホー
スにおいても、冷媒としてフレオンガス等の低分子量ガ
ス用いる場合にはガス漏れが生じるという欠点を有して
いる。
これに対し、ガス不透過性に優れたナイロン6等のポリ
アミド樹脂によって最内層を形成したホースも知られて
いる。このホースは、第6図に示すように、第5図に示
す内管ゴム層1に相当する部分が2層に分かれていて内
側がポリアミド樹脂からなる樹脂層4、その外側がNB
R等のゴム材からなるゴム層5になっている。そして、
その外周に繊維補強層2と外管ゴム層3がこの順で形成
されている。このホースは、ガス不透過性に優れたナイ
ロン6等のポリアミドによって最内層が形成されている
ため、低分子量ガスであってもガスを透過させることが
ない。しかしながら、上記ポリアミドはきわめて剛性が
高いためそれによってホース全体の柔軟性が失われると
いう難点がある。柔軟性を確保しようとして上記ポリア
ミド層の肉厚を薄くすると、ガス不透過性が損なわれる
という問題を生じる。
アミド樹脂によって最内層を形成したホースも知られて
いる。このホースは、第6図に示すように、第5図に示
す内管ゴム層1に相当する部分が2層に分かれていて内
側がポリアミド樹脂からなる樹脂層4、その外側がNB
R等のゴム材からなるゴム層5になっている。そして、
その外周に繊維補強層2と外管ゴム層3がこの順で形成
されている。このホースは、ガス不透過性に優れたナイ
ロン6等のポリアミドによって最内層が形成されている
ため、低分子量ガスであってもガスを透過させることが
ない。しかしながら、上記ポリアミドはきわめて剛性が
高いためそれによってホース全体の柔軟性が失われると
いう難点がある。柔軟性を確保しようとして上記ポリア
ミド層の肉厚を薄くすると、ガス不透過性が損なわれる
という問題を生じる。
このように、従来のホースは、いずれも冷媒輸送用とし
ては一長一短があり、充分な品質のものが得られていな
いのが実情である。
ては一長一短があり、充分な品質のものが得られていな
いのが実情である。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、柔
軟性に富み、しかも、ガス不透過性にも富んでいる冷媒
輸送用ホースの提供をその目的とする。
軟性に富み、しかも、ガス不透過性にも富んでいる冷媒
輸送用ホースの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の冷媒輸送用ホー
スは、内管ゴム層と、その外側の外管ゴム層と、両層間
に介在する繊維補強層を備え、上記内管ゴム層が多層ま
たは単層で構成され、内管ゴム層を構成する多層のうち
の任意の層または内管ゴム層を構成する単層が、下記の
(A)成分で構成されているという構成をとる。
スは、内管ゴム層と、その外側の外管ゴム層と、両層間
に介在する繊維補強層を備え、上記内管ゴム層が多層ま
たは単層で構成され、内管ゴム層を構成する多層のうち
の任意の層または内管ゴム層を構成する単層が、下記の
(A)成分で構成されているという構成をとる。
(A) 分子鎖の両末端に官能基を有するポリオレフ
ィンとポリアミドとをその官 能基を利用してブロック共重合もしく はグラフト共重合させて得られたポリ オレフィン−ポリアミド共重合体。
ィンとポリアミドとをその官 能基を利用してブロック共重合もしく はグラフト共重合させて得られたポリ オレフィン−ポリアミド共重合体。
本発明者らは、上記ポリアミドに柔軟性を付与すること
を目的として研究を重ねた結果、上記ポリオレフィンの
分子差の両末端に水酸基、カルボキシル基、イソシアネ
ート基等の官能基を結合させこの官能基を利用してポリ
アミドとブロック共重合もしくはグラフト共重合させて
ポリオレフィン−ポリアミド共重合体を作り、これを使
用すると、充分なガス不透過性が得られ、しかも柔軟性
も保持しうろことを見出し、この発明に到達した。
を目的として研究を重ねた結果、上記ポリオレフィンの
分子差の両末端に水酸基、カルボキシル基、イソシアネ
ート基等の官能基を結合させこの官能基を利用してポリ
アミドとブロック共重合もしくはグラフト共重合させて
ポリオレフィン−ポリアミド共重合体を作り、これを使
用すると、充分なガス不透過性が得られ、しかも柔軟性
も保持しうろことを見出し、この発明に到達した。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
この発明の冷媒輸送用ホースは、第1図に示すような構
成をとる。図において、10は内側ゴム層、11は中間
樹脂層で分子差の両末端に官能基ヲ有するポリオレフィ
ン(エチレン、プロピレンまたはこれらの共重合体が好
適に用いられる。)とポリアミド(ナイロン6、ナイロ
ン66またはこれらの共重合体が好適に用いられる。)
とをその官能基を利用してブロック共重合もしくはグラ
フト共重合させて得られたポリオレフィン−ポリアミド
共重合体から構成されている。12は外側ゴム層、13
は繊維補強層、14は外管ゴム層、15はスパイキング
孔で外管ゴム層14から繊維補強層13迄延びている。
成をとる。図において、10は内側ゴム層、11は中間
樹脂層で分子差の両末端に官能基ヲ有するポリオレフィ
ン(エチレン、プロピレンまたはこれらの共重合体が好
適に用いられる。)とポリアミド(ナイロン6、ナイロ
ン66またはこれらの共重合体が好適に用いられる。)
とをその官能基を利用してブロック共重合もしくはグラ
フト共重合させて得られたポリオレフィン−ポリアミド
共重合体から構成されている。12は外側ゴム層、13
は繊維補強層、14は外管ゴム層、15はスパイキング
孔で外管ゴム層14から繊維補強層13迄延びている。
上記内側ゴム層10.中間樹脂N11.外側ゴム層12
は、第5図に示す内管ゴム層1に相当する。上記内側ゴ
ム層10はゴム弾性に冨んでいて、ニップル等の継手に
対するシール性を保持するとともにその外周の中間樹脂
層11を金属劣化から守る役割を有する。
は、第5図に示す内管ゴム層1に相当する。上記内側ゴ
ム層10はゴム弾性に冨んでいて、ニップル等の継手に
対するシール性を保持するとともにその外周の中間樹脂
層11を金属劣化から守る役割を有する。
上記内側ゴム層10および上記外側ゴム層12は、通常
冷媒輸送用ホースの内側に用いられるようなゴム材によ
って形成されている。上記ゴム材としては、例えばアク
リロニトリルーブタジエン共重合体(NBR)、塩素化
スルホン化ポリエチレン(C3M)、クロロポリエチレ
ン(CPE)エピクロルヒドリンゴム(CHC)、
クロロプレンゴム(CR)、塩素化ブチルゴム((1−
IIR)等があげられる。
冷媒輸送用ホースの内側に用いられるようなゴム材によ
って形成されている。上記ゴム材としては、例えばアク
リロニトリルーブタジエン共重合体(NBR)、塩素化
スルホン化ポリエチレン(C3M)、クロロポリエチレ
ン(CPE)エピクロルヒドリンゴム(CHC)、
クロロプレンゴム(CR)、塩素化ブチルゴム((1−
IIR)等があげられる。
上記外側ゴム層12はゴム弾性を有していて、上記中間
樹脂層11を弾力的に支持する役割を発揮する。
樹脂層11を弾力的に支持する役割を発揮する。
上記中間樹脂層11は先に述べたように、ポリオレフィ
ン−ポリアミド共重合体から構成されており、従来のポ
リアミドよりもかなりの柔軟性を有し、しかもガス不透
過性を備えている。ただ、ガス不透過性のみに関しては
ポリアミドより劣る。しかしながら、上記共重合体は、
柔軟性に冨んでいるため、上記中間樹脂層11の肉厚を
その分だけ厚くすることにより柔軟性を損なうことなく
充分対応できる。上記ポリオレフィン−ポリアミド共重
合体は例えばつぎのようにして製造される。両末端に水
酸基、カルボキシル基、イソシアネト基が結合した変性
ポリエチレン等の変性ポリオレフィンと、ナイロン6、
ナイロン66またはナイロン6/66共重合体のような
ポリアミドとを従来公知の方法でブロック共重合体ない
しはグラフト共重合することによって製造される。この
ようなポリオレフィン−ポリアミド共重合体においては
上記変性ポリオレフィンとポリアミドとの割合が得られ
るポリオレフィン−ポリアミド共重合体の特性に大きな
影響を与える。すなわち、ポリオレフィンの割合を増加
させると柔軟性が良くなるがガス不透過性は悪化し、一
方、ポリオレフィンの割合が少なすぎるとガス不透過性
は良くなるものの柔軟性が悪化する。したがって変性ポ
リオレフィンとポリアミドとの割合は原料基準で(変性
ポリオレフィン)/(ポリアミド)−(30)/(70
)〜(70)/(30)の割合に設定することが好まし
い。
ン−ポリアミド共重合体から構成されており、従来のポ
リアミドよりもかなりの柔軟性を有し、しかもガス不透
過性を備えている。ただ、ガス不透過性のみに関しては
ポリアミドより劣る。しかしながら、上記共重合体は、
柔軟性に冨んでいるため、上記中間樹脂層11の肉厚を
その分だけ厚くすることにより柔軟性を損なうことなく
充分対応できる。上記ポリオレフィン−ポリアミド共重
合体は例えばつぎのようにして製造される。両末端に水
酸基、カルボキシル基、イソシアネト基が結合した変性
ポリエチレン等の変性ポリオレフィンと、ナイロン6、
ナイロン66またはナイロン6/66共重合体のような
ポリアミドとを従来公知の方法でブロック共重合体ない
しはグラフト共重合することによって製造される。この
ようなポリオレフィン−ポリアミド共重合体においては
上記変性ポリオレフィンとポリアミドとの割合が得られ
るポリオレフィン−ポリアミド共重合体の特性に大きな
影響を与える。すなわち、ポリオレフィンの割合を増加
させると柔軟性が良くなるがガス不透過性は悪化し、一
方、ポリオレフィンの割合が少なすぎるとガス不透過性
は良くなるものの柔軟性が悪化する。したがって変性ポ
リオレフィンとポリアミドとの割合は原料基準で(変性
ポリオレフィン)/(ポリアミド)−(30)/(70
)〜(70)/(30)の割合に設定することが好まし
い。
上記繊維補強層13(第1図参照)は、通常のホースに
用いられているものでよく、ポリエステル繊維、アラミ
ド繊維等の合成繊維を主体とする糸のブレード編み等で
形成される。
用いられているものでよく、ポリエステル繊維、アラミ
ド繊維等の合成繊維を主体とする糸のブレード編み等で
形成される。
また、外管ゴム層14は、外側に露出している層であり
、耐候性、耐熱性および透水性の観点から、EPDMを
用いるのが好適である。ただし、これ以外のゴム材を用
いても差し支えはない。
、耐候性、耐熱性および透水性の観点から、EPDMを
用いるのが好適である。ただし、これ以外のゴム材を用
いても差し支えはない。
この発明の冷媒輸送用ホースは、上記各層を例えばつぎ
のようにして積層形成することにより製造することがで
きる。
のようにして積層形成することにより製造することがで
きる。
(1)内側ゴム層10形成用の未加硫のゴム組成物をゴ
ム製マンドレル上に押出成形機から押し出して管状体を
得る。
ム製マンドレル上に押出成形機から押し出して管状体を
得る。
(2)つぎに、上記管の外周面に、溶剤で溶かした樹脂
系接着剤を塗布したのちその上に中間樹脂層11形成用
の加熱溶融樹脂を押し出して冷却する。
系接着剤を塗布したのちその上に中間樹脂層11形成用
の加熱溶融樹脂を押し出して冷却する。
(3)上記中間樹脂層11の外周面に溶剤で溶かした樹
脂系接着剤を塗布したのちその上に外側ゴム層12形成
用のゴム組成物を押し出して3層構造管を得る。
脂系接着剤を塗布したのちその上に外側ゴム層12形成
用のゴム組成物を押し出して3層構造管を得る。
(4)上記外側ゴム層12(未加硫)の外周面にゴム糊
を塗布したのち繊維補強層13用の糸をブレード編み等
して繊維補強層13を形成する。
を塗布したのち繊維補強層13用の糸をブレード編み等
して繊維補強層13を形成する。
(5)上記繊維補強層13の外周面にゴム糊を塗布した
のちその上に外管ゴム層14形成用のゴム組成物を押し
出す。
のちその上に外管ゴム層14形成用のゴム組成物を押し
出す。
(6)上記積層管を加硫接着させて一体化させたのちマ
ンドレルを抜き取る。なお、加硫条件は、通常、温度1
45〜170°C2時間30〜90分に設定される。
ンドレルを抜き取る。なお、加硫条件は、通常、温度1
45〜170°C2時間30〜90分に設定される。
上記製法において、内側ゴム層10の厚みは0゜05〜
1mm、好適には0.5 mm程度に設定される。
1mm、好適には0.5 mm程度に設定される。
すなわち、厚みが薄すぎるとシール性が悪くなる。逆に
厚すぎると、内側ゴム層10の直径が大きくなるためそ
の外周に形成される中間樹脂層11の直径も大きくなり
、中間樹脂層11の樹脂自身が有する剛性が大きくなる
ことから樹脂層11が曲げ抵抗として作用し、この発明
の冷媒輸送用ホースの屈曲性を損なうようになるからで
ある。
厚すぎると、内側ゴム層10の直径が大きくなるためそ
の外周に形成される中間樹脂層11の直径も大きくなり
、中間樹脂層11の樹脂自身が有する剛性が大きくなる
ことから樹脂層11が曲げ抵抗として作用し、この発明
の冷媒輸送用ホースの屈曲性を損なうようになるからで
ある。
上記中間樹脂層11自体の厚みは0.1〜2.5 mm
、特に0.4〜0.8 mm程度に設定することが好適
である。すなわち、薄すぎるとガスを透過しやすくなり
、厚すぎると剛性が大きくなりホース自体の屈曲性が悪
くなるからである。
、特に0.4〜0.8 mm程度に設定することが好適
である。すなわち、薄すぎるとガスを透過しやすくなり
、厚すぎると剛性が大きくなりホース自体の屈曲性が悪
くなるからである。
さらに外側ゴム層の厚みは、上記中間樹脂層を弾性的に
保持するという観点から1〜3mm、好適には2mm程
度にすることが望ましい。
保持するという観点から1〜3mm、好適には2mm程
度にすることが望ましい。
また、最外層の外管ゴム層14の厚みは、1〜2.5m
m、好適には1.4mm程度が望ましい。すなわち、耐
透水性を向上させるためには肉厚を厚くする方が好まし
いのであるが、余り肉厚を厚くすると使い勝手が悪くな
る。したがって、外管ゴム層14の厚みは上記の範囲内
に収めることが好ましい。
m、好適には1.4mm程度が望ましい。すなわち、耐
透水性を向上させるためには肉厚を厚くする方が好まし
いのであるが、余り肉厚を厚くすると使い勝手が悪くな
る。したがって、外管ゴム層14の厚みは上記の範囲内
に収めることが好ましい。
なお、この発明の冷媒輸送用ホースは、第1図のような
層構造だけのものにかぎるものではなく、第2図〜第4
図に示すような層構造にしてもよい。すなわち、第2図
のものは第1図における内側ゴム層10および外側ゴム
層12を除去し、ポリオレフィン−ポリアミド共重合体
からなる中間樹脂層11のみで内管ゴム層1を構成した
ものである。第3図のものは、第1図の内側ゴム10を
除去し、中間樹脂層11を内管ゴム層1の最内層に位置
させるようにしたものである。第4図のものは、第1図
における外側ゴム層12を除き、中間樹脂層11の外周
に直接繊維補強層13を位置させるようにしたものであ
る。第2図ないし第4図のものは、第1図のものに比べ
て、簡単な構造になっていてその分だけコストが安くな
っている。したがって、これらを用途に応して使い分け
することができ、それによって所定の効果を得ることが
できる。
層構造だけのものにかぎるものではなく、第2図〜第4
図に示すような層構造にしてもよい。すなわち、第2図
のものは第1図における内側ゴム層10および外側ゴム
層12を除去し、ポリオレフィン−ポリアミド共重合体
からなる中間樹脂層11のみで内管ゴム層1を構成した
ものである。第3図のものは、第1図の内側ゴム10を
除去し、中間樹脂層11を内管ゴム層1の最内層に位置
させるようにしたものである。第4図のものは、第1図
における外側ゴム層12を除き、中間樹脂層11の外周
に直接繊維補強層13を位置させるようにしたものであ
る。第2図ないし第4図のものは、第1図のものに比べ
て、簡単な構造になっていてその分だけコストが安くな
っている。したがって、これらを用途に応して使い分け
することができ、それによって所定の効果を得ることが
できる。
このようにして得られた冷媒輸送用ホースは、内管ゴム
層の中間樹脂層が上記特殊なポリオレフィン−ポリアミ
ド共重合体で構成されており、その共重合体自身の有す
る柔軟性およびガス不透過性により、優れた柔軟性およ
びガス不透過性を備えている。
層の中間樹脂層が上記特殊なポリオレフィン−ポリアミ
ド共重合体で構成されており、その共重合体自身の有す
る柔軟性およびガス不透過性により、優れた柔軟性およ
びガス不透過性を備えている。
以上のように、この発明の冷媒輸送用ホースは、柔軟性
に冨みしかもガス不透過性にも冨んでいるため、長期間
にわたってシール性とガス不透過性とが要求されるカー
クーラーやエアコン用ホースとして最適な特性を備えて
いる。
に冨みしかもガス不透過性にも冨んでいるため、長期間
にわたってシール性とガス不透過性とが要求されるカー
クーラーやエアコン用ホースとして最適な特性を備えて
いる。
つぎに実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例1〜3、比較例1,2〕
両末端カルボキシル変性ポリプロピレンとナイロン6と
を後記の第1表に示す割合で配合し従来公知の方法で共
重合させポリエチレン−ポリアミド共重合体を得た。つ
ぎにこのポリオレフィンポリアミド共重合体を用い第1
表に示す材料を用い前記の製法に従って実施別品および
比較別品のホースを作成した。
を後記の第1表に示す割合で配合し従来公知の方法で共
重合させポリエチレン−ポリアミド共重合体を得た。つ
ぎにこのポリオレフィンポリアミド共重合体を用い第1
表に示す材料を用い前記の製法に従って実施別品および
比較別品のホースを作成した。
(以下余白)
このようにして得られた各ボースについて、ホースの柔
軟性とガス不透過性を評価した。その結果を下記の第2
表に示す。
軟性とガス不透過性を評価した。その結果を下記の第2
表に示す。
なお、各評価は次のようにして行った。
〈ホース充填性〉
ホースを300mmまたは400mmに切断し、端を平
板上に固定し、他端を曲げてその平板に到達させるため
に要する曲げ応力を測定して評価した。値の小さい方が
柔軟性の高いことを示している。
板上に固定し、他端を曲げてその平板に到達させるため
に要する曲げ応力を測定して評価した。値の小さい方が
柔軟性の高いことを示している。
〈ガス不透過性〉
ホースを500mmに切断して40gのフレオン12(
R12)を封入したのち両端を密封し、これを72時間
放置したのち、全体の重量を測定し初期重量と対比して
フレオンの透過グラム数を求め評価した。値の小さい方
がガス不透過性に優れていることを示している。
R12)を封入したのち両端を密封し、これを72時間
放置したのち、全体の重量を測定し初期重量と対比して
フレオンの透過グラム数を求め評価した。値の小さい方
がガス不透過性に優れていることを示している。
(以下余白)
上記の結果から実施別品は、ホース柔軟性およびガス不
透過性の双方に優れていることがわかる。これに対して
、ポリアミド樹脂を使用した比較例1では、樹脂の厚み
が0.2mmでは問題がないが、その厚みを0.5mm
にするとホース全体の柔軟性に欠けるようになるため、
これを屈曲させると、キンク(電属)が発生してその部
分から折れ曲がり、もとに復元しないという現象を生じ
ている。
透過性の双方に優れていることがわかる。これに対して
、ポリアミド樹脂を使用した比較例1では、樹脂の厚み
が0.2mmでは問題がないが、その厚みを0.5mm
にするとホース全体の柔軟性に欠けるようになるため、
これを屈曲させると、キンク(電属)が発生してその部
分から折れ曲がり、もとに復元しないという現象を生じ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の縦断面図、第2図、第3
図、第4図はそれぞれ他の実施例の縦断面図、第5図は
従来品の縦断面図、第6図は他の従来品の縦断面図であ
る。 1・・・内管ゴム層 10・・・内側ゴム層 11・・
・中間樹脂層 12・・・外側ゴム層 13・・・繊維
補強層14・・・外管ゴム層 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦 ■ 第 図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
図、第4図はそれぞれ他の実施例の縦断面図、第5図は
従来品の縦断面図、第6図は他の従来品の縦断面図であ
る。 1・・・内管ゴム層 10・・・内側ゴム層 11・・
・中間樹脂層 12・・・外側ゴム層 13・・・繊維
補強層14・・・外管ゴム層 特許出願人 東海ゴム工業株式会社 代理人 弁理士 西 藤 征 彦 ■ 第 図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (2)
- (1)内管ゴム層と、その外側の外管ゴム層と、両層間
に介在する繊維補強層を備え、上記内管ゴム層が多層ま
たは単層で構成され、内管ゴム層を構成する多層のうち
の任意の層または内管ゴム層を構成する単層が、下記の
(A)成分で構成されていることを特徴とする冷媒輸送
用ホース。 (A)分子鎖の両末端に官能基を有するポ リオレフィンとポリアミドとをその官 能基を利用してブロック共重合もしく はグラフト共重合させて得られたポリ オレフィン−ポリアミド共重合体。 - (2)ポリオレフィンとポリアミドの共重合比が、重量
基準で、(ポリオレフィン)/(ポリアミド)=(30
)/(70)〜(70)/(30)に設置されている特
許請求の範囲第1項記載の冷媒輸送用ホース。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33360187A JPH0222050A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 冷媒輸送用ホース |
| US07/287,150 US4907625A (en) | 1987-12-28 | 1988-12-21 | Refregerant transporting hose |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33360187A JPH0222050A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 冷媒輸送用ホース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0222050A true JPH0222050A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=18267868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33360187A Pending JPH0222050A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 冷媒輸送用ホース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0222050A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0693367A1 (fr) * | 1994-07-19 | 1996-01-24 | Elf Atochem S.A. | Materiau comprenant un polymere a base de polyamide adherent sur un caoutchouc EPDM. |
| EP0754898A1 (de) * | 1995-07-18 | 1997-01-22 | Ems-Inventa Ag | Kühlflüssigkeitsleitung |
| US5850855A (en) * | 1990-01-09 | 1998-12-22 | Ems-Inventa Ag | Flexible coolant conduit and method of making same |
| JP2006239415A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用ゴム組成物及びゴルフボール |
| JP2009509802A (ja) * | 2005-09-30 | 2009-03-12 | アルケマ フランス | ゴムとポリアミドブロックグラフトコポリマーとをベースにした多層構造物と、その空調回路および冷却回路用パイプでの使用 |
| JPWO2015029571A1 (ja) * | 2013-08-29 | 2017-03-02 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 多層構造体 |
| JP2019023487A (ja) * | 2017-07-24 | 2019-02-14 | 株式会社ブリヂストン | 冷媒輸送ホース |
| JP2022129994A (ja) * | 2021-02-25 | 2022-09-06 | 横浜ゴム株式会社 | ポリアミドグラフトポリオレフィン含有熱可塑性樹脂組成物 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6143632A (ja) * | 1978-08-01 | 1986-03-03 | イ−・アイ・デユポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニ− | 中和された酸共重合体基幹部とポリアミドオリゴマ−分岐とのグラフト共重合体 |
| JPS6229242U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-21 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33360187A patent/JPH0222050A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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| FR2722793A1 (fr) * | 1994-07-19 | 1996-01-26 | Atochem Elf Sa | Materiau comprenant un polymere a base de polyamide adherant sur un caoutchouc epdm |
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