JPH02172951A - 植物病害防除剤 - Google Patents
植物病害防除剤Info
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- JPH02172951A JPH02172951A JP32619788A JP32619788A JPH02172951A JP H02172951 A JPH02172951 A JP H02172951A JP 32619788 A JP32619788 A JP 32619788A JP 32619788 A JP32619788 A JP 32619788A JP H02172951 A JPH02172951 A JP H02172951A
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- Japan
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- compound
- methyl ester
- acid methyl
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- ynecarboxylic
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
本発明は新規な不飽和脂肪族カルボン酸誘導体及びそれ
を含有する農業用植物病害防除剤に関する。更に詳しく
は、稲いもち病防除剤に関する。 r従来技術] 従来より不飽和脂肪族カルボン酸誘導体の殺菌活性は知
られており、例えば特開昭59−14J1706にはオ
クタデカトリエンカルボン酸オキサイド、類が開示され
ている。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の不飽和脂肪族カルボン酸誘導体は
殺菌活性が必ずしも十分でないという問題があった。 [課題を解決するための手段] 本発明の目的は、殺菌剤として用いた場合に殺菌活性が
高くかつ作物に対する安全性の高い新規化合物、その製
造方法及びそれを有効成分とする殺菌剤を提倶すること
にある。 本発明者らは、鋭意研究の結果、特定の不飽和脂肪族カ
ルボン酸がきわめて優れた殺菌活性を有することを見い
だし本発明を完成した。 すなわち、本発明は −紋穴[1] O[!] (ただし、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わし、I
llは5から9の整数を示し、nは2から6の整数を示
す。)で表わされる不飽和脂肪族カルボン酸誘導体、及
び 一般式[11で表わされる不飽和脂肪族カルボン酸誘導
体を有効成分として含有する農業用植物病害防除剤を提
供するものである。
を含有する農業用植物病害防除剤に関する。更に詳しく
は、稲いもち病防除剤に関する。 r従来技術] 従来より不飽和脂肪族カルボン酸誘導体の殺菌活性は知
られており、例えば特開昭59−14J1706にはオ
クタデカトリエンカルボン酸オキサイド、類が開示され
ている。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の不飽和脂肪族カルボン酸誘導体は
殺菌活性が必ずしも十分でないという問題があった。 [課題を解決するための手段] 本発明の目的は、殺菌剤として用いた場合に殺菌活性が
高くかつ作物に対する安全性の高い新規化合物、その製
造方法及びそれを有効成分とする殺菌剤を提倶すること
にある。 本発明者らは、鋭意研究の結果、特定の不飽和脂肪族カ
ルボン酸がきわめて優れた殺菌活性を有することを見い
だし本発明を完成した。 すなわち、本発明は −紋穴[1] O[!] (ただし、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わし、I
llは5から9の整数を示し、nは2から6の整数を示
す。)で表わされる不飽和脂肪族カルボン酸誘導体、及
び 一般式[11で表わされる不飽和脂肪族カルボン酸誘導
体を有効成分として含有する農業用植物病害防除剤を提
供するものである。
【作用]
に述したように、本発明の不飽和脂肪族カルボン酸誘導
体は、1:、記−紋穴[1]で示される。−紋穴[1]
中、Rはメチル基、エチル基、プロピル基等の炭素数1
〜3のアルキル基を示し、m1nは2から12の整数か
ら選ばれる。mの好ましい例としては、5〜9の整数で
あり、nの好ましい例としては2〜Bの整数である。 その様な具体的な例として以下のものを挙げることがで
きる。 (1)7−オキソテトラデカ−8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (2)7−オキソベン−デカー8−二ンー10−インカ
ルボン酸メチルエステル (3)7−オキソヘキサデカ−8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (4)7−オキツヘブタデカー8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (5)7−オキソオクタデカ−8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (6)8−オキソベンタデカー9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (7)8−オキソヘキサデカ−9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (8)8−オキソヘプタデカ−9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (9)8−オキソオクタデカ−9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (10)8−オキソノナデカ−9−エン−11=インカ
ルボン酸メチルエステル (11)9−オキソヘキサデカ−10−エン−12−イ
ンカルボン酸メチルエステル [2)9−オキソヘプタデカ−10−エン−12−イン
カルボン酸メチルエステル (13)9−オキソオクタデカ−10−エン−12−イ
ンカルボン酸メチルエステル (14)9−オキソノナデカ−10−エン−12−イン
カルボン酸メチルエステル (15)9−オキソエイコサ−10−エン−12−イン
カルボン酸メチルエステル (16)10−オキソヘプタデカ−11−エン−13−
インカルボン酸メチルエステル (17)10−オキソオクタデカ−11−エン−13−
インカルボン酸メチルエステル (1g)10−オキソノナデカ−11−エン−13−イ
ンカルボン酸メチルエステル (19)10−オキソエイコサ−エニーエン−13−イ
ンカルボン酸メチルエステル (20)10−オキソヘンエイコサ−11−エン−13
−インカルボン酸メチルエステル(2ヱ) 11−オキ
ソオクタデカ−12−エン−14−インカルボン酸メチ
ルエステル (22)11−オキソノナデカ−12−エン−14−イ
ンカルボン酸メチルエステル (23)11−オキソエイコサ−12−エン−14−イ
ンカルボン酸メチルエステル (24)11−オキソヘンエイコサ−12−エン−14
−インカルボン酸メチルエステル(25)11−オキソ
ドコサ−12−エン−14−インカルボン酸メチルエス
テル 本発明の不飽和脂肪族カルボン酸誘導体は例えば以下の
式により製造することができる。 [11 [m] すなわち、−紋穴[■]で表わされるホスホネート体と
一般式[I[I]で表わされるアルダ41体を溶媒存在
下あるいは無溶媒中、塩μ存在下反応させることにより
製造できる。 溶媒としては、アセトニトリル、グライム、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルムアミド
等の極性溶媒を挙げることができる。塩基としては、1
.8−ジアザビシクロ[5゜4.01−7−ウンデセン
、1.8−ジアザビシクロ[2,2,21オクタン、ト
リエチルアミン等の第三級アミン;水素化ナトリウム、
水素化カリウム等の水素化金属化合物;ブチルリチウム
等のアルキル金属等を挙げることができる。 この反応は、θ℃〜100℃で、5分〜24時間反応さ
せることにより製造できる。好ましい温度範囲は、0℃
〜50℃で、反応時間は、30分〜10時間である。 本発明化合物は、水田で発生するいもち病ことにはいも
ち防除にGmな予防薬であり、一方稲に対する薬害は実
質4−認められなかった。 本発明化合物を補いもち防除剤として用いる場合には、
他成分を加えずそのまま用いてもよいが、通常固体担体
、液体11体、界面活性剤その他の製剤補助剤と混合し
て、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に製剤する。 これらの製剤には有効成分として、本発明化合物を重量
比で0.1〜99.9%、好ましくは1〜99%含有す
る。 固体tt−を体には、カオリンクレー、アッタバルジャ
イトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライ
ト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸扮、ク
ルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素
等の微粉末あるいは粒状物がある。 液体担体には、キシレン、イソプロパツール、エチレン
グリコール、セルソルブ等のアルコール;ア七トン、シ
キロヘキサノン、イソホロン等のケトン;ジメチルスル
オキシド、アセトニトリル、水等が挙げられる。 乳化、分散、温域等のために用いられる界面活性剤には
、アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスル
ホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル燐酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、ナフ
タレンスルホン酸ホルマリン縮合体等の陰イオン界面活
性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン、ポリオキシプロピレンブロツクコポリマー
ソルビクン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等が
挙げられる。製剤hli助剤としは、リグニンスルホン
酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビア
ゴム、CMC(カルボキシメチルセルロース) 、PA
P (酸性燐酸イソプロピル)等が挙げられる。 本発明化合物は?;1独で使用できるが、たとえばチウ
ラム、ジチアノンバリダマイジンA5ポリオキシン、セ
ロサイジン等の殺菌剤やマラソン、スミチオン、NAC
,BPMC等の殺虫剤、除草剤、肥料成分等と混合して
農作物に対する殺菌剤としての適用範囲の拡大を図りあ
るいは、殺虫、除草または肥料の効果を合わせて発揮さ
せることもできる。 [実施例] 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 7−オキソテン−デカ−8−二ンー10−インカルボン
酸メチルエステル(化合物番号1)の製造 窒素気流中、無水塩化リチウム0.14gのアセトニト
リル30m1懸濁液に、ジメチル 2−オキソ−7−メ
ドキシカルポニルへブチルホスホナート0.62gを室
温上滴下した。その後、1゜8−ジアザビシクロ[5,
4,01−7−ウンデセン0.46gのアセトニトリル
溶液、2−オクテン−4−イナール0.50gのアセト
ニトリル溶液を順次滴下し、45分間撹拌した。反応液
にエーテル100m1を加えて濾過し、エーテル相を3
%塩酸、飽和重酋水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去し、残
さをカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的物0
.52g (oi 1)を得た。 ’H−NMR(溶媒: CDCI 単位:δppm
)0.70−2.00(嘗、ILJり、2.00−2
.70(m、011)、3.[1l(s、311)6.
30−G、(io(s、211) I R2220,1740,1690,1870c+l
!−’元素分(11(%);C15H2203としての
実測値 C;71゜61.H,8,74計算値 C;7
1.96.H,8,85同様なh°法により得た本発明
化合物の代表例とその物性を表1に示す。 実施例2(製剤) シクロへキサノン5部とトキサノンP−8L(三洋化成
株式会社製乳化剤の商品名))1部よりなる溶液95部
と本発明化合物(1)5部をはかりとり均一に混合し、
主剤含有量5%の乳剤を得た。 実施例3 稲いもち病に対する予防効果試験 ビニールカップ(直径10cm 粒状培土:畑土−1
=1)に栽培した4、0−4.5葉期の稲(品師:コシ
ヒカリ)をターンテーブル上に3カップ置き、実施例2
で製剤した乳剤の100倍希釈溶液50m1をハンドス
プレーで散布した。薬液風乾後25℃に設定した温室に
置き、約20c1−1ユに稲いもち病罹病藁(Pyri
culariaoryzae)を設置して、4日間静置
した。 各カップごとに、第3.4本葉上の本病斑が各葉面積に
占める割合について下記要領で1カップ当り10茎(2
0茎)を調査し、式(1)、式(2)に従い発病度及び
防除価を求めた。 発病指数 発病面積率 注) 01φ 0% 1 ・・・10%未満 2 ・・・10%以上25%未満 3 ・・・25%以上50%未満 4 ・・壷50%以上 注)調査葉面積に占める本病斑面積 防除価− 式(2) 防除G11iはA、B、C%Dの記号で表した。 A・・・防除価 90〜100% B・・・防除価 70〜90% C・ ・防除価 50〜70% D・ ・防除価 0〜50% その結果を表2に示す。なお、稲に対する薬害は認めら
れなかった。 表2 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発明の長鎖不飽和カ
ルボン酸誘導体は、稲いもち病に対し高いp防効果を示
し、稲いもち病から稲を保護する農業用殺菌剤として有
用なものである。また、イネには、極めて安全に使用で
きる安全性の高いものである。 特5′【出願人 東ソー株式会社
体は、1:、記−紋穴[1]で示される。−紋穴[1]
中、Rはメチル基、エチル基、プロピル基等の炭素数1
〜3のアルキル基を示し、m1nは2から12の整数か
ら選ばれる。mの好ましい例としては、5〜9の整数で
あり、nの好ましい例としては2〜Bの整数である。 その様な具体的な例として以下のものを挙げることがで
きる。 (1)7−オキソテトラデカ−8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (2)7−オキソベン−デカー8−二ンー10−インカ
ルボン酸メチルエステル (3)7−オキソヘキサデカ−8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (4)7−オキツヘブタデカー8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (5)7−オキソオクタデカ−8−エン−10−インカ
ルボン酸メチルエステル (6)8−オキソベンタデカー9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (7)8−オキソヘキサデカ−9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (8)8−オキソヘプタデカ−9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (9)8−オキソオクタデカ−9−エン−11−インカ
ルボン酸メチルエステル (10)8−オキソノナデカ−9−エン−11=インカ
ルボン酸メチルエステル (11)9−オキソヘキサデカ−10−エン−12−イ
ンカルボン酸メチルエステル [2)9−オキソヘプタデカ−10−エン−12−イン
カルボン酸メチルエステル (13)9−オキソオクタデカ−10−エン−12−イ
ンカルボン酸メチルエステル (14)9−オキソノナデカ−10−エン−12−イン
カルボン酸メチルエステル (15)9−オキソエイコサ−10−エン−12−イン
カルボン酸メチルエステル (16)10−オキソヘプタデカ−11−エン−13−
インカルボン酸メチルエステル (17)10−オキソオクタデカ−11−エン−13−
インカルボン酸メチルエステル (1g)10−オキソノナデカ−11−エン−13−イ
ンカルボン酸メチルエステル (19)10−オキソエイコサ−エニーエン−13−イ
ンカルボン酸メチルエステル (20)10−オキソヘンエイコサ−11−エン−13
−インカルボン酸メチルエステル(2ヱ) 11−オキ
ソオクタデカ−12−エン−14−インカルボン酸メチ
ルエステル (22)11−オキソノナデカ−12−エン−14−イ
ンカルボン酸メチルエステル (23)11−オキソエイコサ−12−エン−14−イ
ンカルボン酸メチルエステル (24)11−オキソヘンエイコサ−12−エン−14
−インカルボン酸メチルエステル(25)11−オキソ
ドコサ−12−エン−14−インカルボン酸メチルエス
テル 本発明の不飽和脂肪族カルボン酸誘導体は例えば以下の
式により製造することができる。 [11 [m] すなわち、−紋穴[■]で表わされるホスホネート体と
一般式[I[I]で表わされるアルダ41体を溶媒存在
下あるいは無溶媒中、塩μ存在下反応させることにより
製造できる。 溶媒としては、アセトニトリル、グライム、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルムアミド
等の極性溶媒を挙げることができる。塩基としては、1
.8−ジアザビシクロ[5゜4.01−7−ウンデセン
、1.8−ジアザビシクロ[2,2,21オクタン、ト
リエチルアミン等の第三級アミン;水素化ナトリウム、
水素化カリウム等の水素化金属化合物;ブチルリチウム
等のアルキル金属等を挙げることができる。 この反応は、θ℃〜100℃で、5分〜24時間反応さ
せることにより製造できる。好ましい温度範囲は、0℃
〜50℃で、反応時間は、30分〜10時間である。 本発明化合物は、水田で発生するいもち病ことにはいも
ち防除にGmな予防薬であり、一方稲に対する薬害は実
質4−認められなかった。 本発明化合物を補いもち防除剤として用いる場合には、
他成分を加えずそのまま用いてもよいが、通常固体担体
、液体11体、界面活性剤その他の製剤補助剤と混合し
て、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に製剤する。 これらの製剤には有効成分として、本発明化合物を重量
比で0.1〜99.9%、好ましくは1〜99%含有す
る。 固体tt−を体には、カオリンクレー、アッタバルジャ
イトクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライ
ト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸扮、ク
ルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素
等の微粉末あるいは粒状物がある。 液体担体には、キシレン、イソプロパツール、エチレン
グリコール、セルソルブ等のアルコール;ア七トン、シ
キロヘキサノン、イソホロン等のケトン;ジメチルスル
オキシド、アセトニトリル、水等が挙げられる。 乳化、分散、温域等のために用いられる界面活性剤には
、アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルスル
ホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル燐酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、ナフ
タレンスルホン酸ホルマリン縮合体等の陰イオン界面活
性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン、ポリオキシプロピレンブロツクコポリマー
ソルビクン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等が
挙げられる。製剤hli助剤としは、リグニンスルホン
酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビア
ゴム、CMC(カルボキシメチルセルロース) 、PA
P (酸性燐酸イソプロピル)等が挙げられる。 本発明化合物は?;1独で使用できるが、たとえばチウ
ラム、ジチアノンバリダマイジンA5ポリオキシン、セ
ロサイジン等の殺菌剤やマラソン、スミチオン、NAC
,BPMC等の殺虫剤、除草剤、肥料成分等と混合して
農作物に対する殺菌剤としての適用範囲の拡大を図りあ
るいは、殺虫、除草または肥料の効果を合わせて発揮さ
せることもできる。 [実施例] 以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 7−オキソテン−デカ−8−二ンー10−インカルボン
酸メチルエステル(化合物番号1)の製造 窒素気流中、無水塩化リチウム0.14gのアセトニト
リル30m1懸濁液に、ジメチル 2−オキソ−7−メ
ドキシカルポニルへブチルホスホナート0.62gを室
温上滴下した。その後、1゜8−ジアザビシクロ[5,
4,01−7−ウンデセン0.46gのアセトニトリル
溶液、2−オクテン−4−イナール0.50gのアセト
ニトリル溶液を順次滴下し、45分間撹拌した。反応液
にエーテル100m1を加えて濾過し、エーテル相を3
%塩酸、飽和重酋水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。エーテルを減圧留去し、残
さをカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的物0
.52g (oi 1)を得た。 ’H−NMR(溶媒: CDCI 単位:δppm
)0.70−2.00(嘗、ILJり、2.00−2
.70(m、011)、3.[1l(s、311)6.
30−G、(io(s、211) I R2220,1740,1690,1870c+l
!−’元素分(11(%);C15H2203としての
実測値 C;71゜61.H,8,74計算値 C;7
1.96.H,8,85同様なh°法により得た本発明
化合物の代表例とその物性を表1に示す。 実施例2(製剤) シクロへキサノン5部とトキサノンP−8L(三洋化成
株式会社製乳化剤の商品名))1部よりなる溶液95部
と本発明化合物(1)5部をはかりとり均一に混合し、
主剤含有量5%の乳剤を得た。 実施例3 稲いもち病に対する予防効果試験 ビニールカップ(直径10cm 粒状培土:畑土−1
=1)に栽培した4、0−4.5葉期の稲(品師:コシ
ヒカリ)をターンテーブル上に3カップ置き、実施例2
で製剤した乳剤の100倍希釈溶液50m1をハンドス
プレーで散布した。薬液風乾後25℃に設定した温室に
置き、約20c1−1ユに稲いもち病罹病藁(Pyri
culariaoryzae)を設置して、4日間静置
した。 各カップごとに、第3.4本葉上の本病斑が各葉面積に
占める割合について下記要領で1カップ当り10茎(2
0茎)を調査し、式(1)、式(2)に従い発病度及び
防除価を求めた。 発病指数 発病面積率 注) 01φ 0% 1 ・・・10%未満 2 ・・・10%以上25%未満 3 ・・・25%以上50%未満 4 ・・壷50%以上 注)調査葉面積に占める本病斑面積 防除価− 式(2) 防除G11iはA、B、C%Dの記号で表した。 A・・・防除価 90〜100% B・・・防除価 70〜90% C・ ・防除価 50〜70% D・ ・防除価 0〜50% その結果を表2に示す。なお、稲に対する薬害は認めら
れなかった。 表2 【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発明の長鎖不飽和カ
ルボン酸誘導体は、稲いもち病に対し高いp防効果を示
し、稲いもち病から稲を保護する農業用殺菌剤として有
用なものである。また、イネには、極めて安全に使用で
きる安全性の高いものである。 特5′【出願人 東ソー株式会社
Claims (2)
- (1)一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (ただし、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わし、m
は5から9の整数を示し、nは2から6の整数を示す。 )で表わされる不飽和脂肪族カルボン酸誘導体。 - (2)特許請求の範囲第(1)項記載の一般式[ I ]
で表わされる不飽和脂肪族カルボン酸誘導体を有効成分
として含有する殺菌剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32619788A JPH02172951A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 植物病害防除剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32619788A JPH02172951A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 植物病害防除剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02172951A true JPH02172951A (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=18185100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32619788A Pending JPH02172951A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 植物病害防除剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02172951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6093681A (en) * | 1996-10-25 | 2000-07-25 | Monsanto Company | Composition and method for treating plants with exogenous chemicals |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32619788A patent/JPH02172951A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6093681A (en) * | 1996-10-25 | 2000-07-25 | Monsanto Company | Composition and method for treating plants with exogenous chemicals |
| US6093680A (en) * | 1996-10-25 | 2000-07-25 | Monsanto Company | Composition and method for treating plants with exogenous chemicals |
| US6184182B1 (en) | 1996-10-25 | 2001-02-06 | Monsanto Company | Composition and method for treating plants with exogenous chemicals |
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