JPH02111693A - 半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構造 - Google Patents
半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構造Info
- Publication number
- JPH02111693A JPH02111693A JP26493388A JP26493388A JPH02111693A JP H02111693 A JPH02111693 A JP H02111693A JP 26493388 A JP26493388 A JP 26493388A JP 26493388 A JP26493388 A JP 26493388A JP H02111693 A JPH02111693 A JP H02111693A
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- JP
- Japan
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- gas
- ring
- opening
- bell jar
- growth
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、半導体ウェハにエピタキシャル層を成長させ
る半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構
造に関する。
る半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構
造に関する。
〈従来の技術〉
まず、従来の半導体エピタキシャル成長装置の概要につ
いて、第4図を参照しつつ説明する。ただし、インジェ
クト構造は第5図を参照しつつ説明する。
いて、第4図を参照しつつ説明する。ただし、インジェ
クト構造は第5図を参照しつつ説明する。
エピタキシャル成長装置は、横型、縦型及び第4図に示
rようなシリンダ型に大別することができる。
rようなシリンダ型に大別することができる。
横型のエピタキシャル成長装置は、横向きのベルジャと
、このベルジャの内部にセットされたサセプタとからな
っており、ベルジャ内部にエピタキシャル層を成長させ
る成長ガスを供給し、サセプタを成長ガスが反応する温
度にまで高周波コイルで加熱して、エピタキシャル層を
半導体ウェハに成長させるようになっている。また、縦
型の工ビタキシャル成長装置は、縦向きのベルジャと、
このベルジャ内部にセットされたサセプタとを有してお
り、サセプタの上に半導体ウェハを載置するように構成
されている。
、このベルジャの内部にセットされたサセプタとからな
っており、ベルジャ内部にエピタキシャル層を成長させ
る成長ガスを供給し、サセプタを成長ガスが反応する温
度にまで高周波コイルで加熱して、エピタキシャル層を
半導体ウェハに成長させるようになっている。また、縦
型の工ビタキシャル成長装置は、縦向きのベルジャと、
このベルジャ内部にセットされたサセプタとを有してお
り、サセプタの上に半導体ウェハを載置するように構成
されている。
これらの横型及び縦型のエピタキシャル成長装置にはロ
フト内の均一性や半導体ウェハの配置等に難点があるの
で、現在ではシリンダ形のエピタキシャル成長装置がそ
の大半を占めるようになっている。
フト内の均一性や半導体ウェハの配置等に難点があるの
で、現在ではシリンダ形のエピタキシャル成長装置がそ
の大半を占めるようになっている。
現在の主流となっているシリンダ形のエピタキシャル成
長装置は、石英ガラスからなる略コツプ状のベルジャl
Oの内部に断面略台形状のサセプタ20が回転自在にセ
ットされており、ベルジャlOの内部にはインジェクト
ノズル60を介して、例えばジクロルシラン(SiHz
Cl 2)等のシランガスである成長ガスGが供給され
るようになっている。サセプタ20は赤外線ランプ30
によって加熱されて、これにより成長ガスGが活性化さ
れ、サセプタ20にセットされた半導体ウェハ80にエ
ピタキシャル層が成長する。
長装置は、石英ガラスからなる略コツプ状のベルジャl
Oの内部に断面略台形状のサセプタ20が回転自在にセ
ットされており、ベルジャlOの内部にはインジェクト
ノズル60を介して、例えばジクロルシラン(SiHz
Cl 2)等のシランガスである成長ガスGが供給され
るようになっている。サセプタ20は赤外線ランプ30
によって加熱されて、これにより成長ガスGが活性化さ
れ、サセプタ20にセットされた半導体ウェハ80にエ
ピタキシャル層が成長する。
成長ガスGをベルジャ10の内部に供給するインジェク
トノズル60は、ベルジャ10の上方開口端部に取り付
けられたガスリング40の開口41にセットされている
。このガスリング40は、ステンレスから形成されてい
る。そして、石英からなるカバーリング50が、ガスリ
ング40の内側に密着するようにしてセントされる。カ
バーリング50を石英で形成する理由は、ステンレス類
のガスリング40には、未反応の成長ガスGが残留する
傾向があり、蓋13を開けた場合に残留した成長ガスG
と空気中の酸素とが反応してSiO□の粉末(以下、パ
ーティクルという)に変化し、このパーティクルがエピ
タキシャル層に悪影響を与えるおそれがあるためである
。
トノズル60は、ベルジャ10の上方開口端部に取り付
けられたガスリング40の開口41にセットされている
。このガスリング40は、ステンレスから形成されてい
る。そして、石英からなるカバーリング50が、ガスリ
ング40の内側に密着するようにしてセントされる。カ
バーリング50を石英で形成する理由は、ステンレス類
のガスリング40には、未反応の成長ガスGが残留する
傾向があり、蓋13を開けた場合に残留した成長ガスG
と空気中の酸素とが反応してSiO□の粉末(以下、パ
ーティクルという)に変化し、このパーティクルがエピ
タキシャル層に悪影響を与えるおそれがあるためである
。
なお、カバーリング50等の石英には成長ガスGが残留
せず、ガスリング40等のステンレスには成長ガスGが
残留する明確な理由は解明されていないが、以下のよう
な可能性が考えられる。すなわち、ガスリング40は冷
却のためにその内部に冷却水が循環するようになってい
るので、ガスリング40は成長ガスGが反応しない温度
に常に維持されている。それに対して、ベルジャIOは
赤外線ランプ30によって加熱されているので、成長ガ
スGはすべて反応して残留することがないのである。
せず、ガスリング40等のステンレスには成長ガスGが
残留する明確な理由は解明されていないが、以下のよう
な可能性が考えられる。すなわち、ガスリング40は冷
却のためにその内部に冷却水が循環するようになってい
るので、ガスリング40は成長ガスGが反応しない温度
に常に維持されている。それに対して、ベルジャIOは
赤外線ランプ30によって加熱されているので、成長ガ
スGはすべて反応して残留することがないのである。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、上述した従来の半導体エピタキシャル成
長装置のガスインジェクト構造には、以下のような問題
点がある。
長装置のガスインジェクト構造には、以下のような問題
点がある。
すなわち、カバーリング50には、成長ガスGがベルジ
ャ10内部に供給されるように切込み51が設けられて
いる。この切込み51が開口41より若干大きめに設定
されているがために、カバーリング50によってガスリ
ング40の内側すべてがカバーされているわけではない
。このため、成長ガスGが未反応のまま、ガスリング4
0の開口41近辺に残留し、lt3を開けるとこの未反
応の成長ガスGがパーティクルとなって、エピタキシャ
ル層の成長に悪影響を及ぼす。また、ガスリング40の
開口41の内面は、ステンレスが剥き出しになっている
ので、同様にパーティクル発生の原因となる。
ャ10内部に供給されるように切込み51が設けられて
いる。この切込み51が開口41より若干大きめに設定
されているがために、カバーリング50によってガスリ
ング40の内側すべてがカバーされているわけではない
。このため、成長ガスGが未反応のまま、ガスリング4
0の開口41近辺に残留し、lt3を開けるとこの未反
応の成長ガスGがパーティクルとなって、エピタキシャ
ル層の成長に悪影響を及ぼす。また、ガスリング40の
開口41の内面は、ステンレスが剥き出しになっている
ので、同様にパーティクル発生の原因となる。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたもので、パーティ
クル発生の原因となるステンレスの露出部分をすべて石
英からなる部材でカバーすることによって、パーティク
ルが発生しない半導体エピタキシャル成長装置のガスイ
ンジェクト構造を提供することを目的としている。
クル発生の原因となるステンレスの露出部分をすべて石
英からなる部材でカバーすることによって、パーティク
ルが発生しない半導体エピタキシャル成長装置のガスイ
ンジェクト構造を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉
本発明に係る半導体エピタキシャル成長装置のガスイン
ジェクト構造は、エピタキシャル層を成長させるべき半
導体ウェハをセットするサセプタと、このサセプタを囲
むベルジャと、このベルジャの周囲に設置された熱源と
を備えた半導体エピタキシャル成長装置において、前記
ベルジャ内部に成長ガスを供給するインジェクトノズル
をセントする開口が開設されたガスリングと、このガス
リングの内側をカバーする石英からなるカバーリングと
、前記開口に着脱自在にセットされる石英からなるイン
ジェクトカバーとを具備しており、前記カバーリングに
はガスリングの開口と対応する腔所に開口が開設されて
いる。
ジェクト構造は、エピタキシャル層を成長させるべき半
導体ウェハをセットするサセプタと、このサセプタを囲
むベルジャと、このベルジャの周囲に設置された熱源と
を備えた半導体エピタキシャル成長装置において、前記
ベルジャ内部に成長ガスを供給するインジェクトノズル
をセントする開口が開設されたガスリングと、このガス
リングの内側をカバーする石英からなるカバーリングと
、前記開口に着脱自在にセットされる石英からなるイン
ジェクトカバーとを具備しており、前記カバーリングに
はガスリングの開口と対応する腔所に開口が開設されて
いる。
く作用〉
成長ガスがインジェクトノズルを介してベルジャの内部
に供給される。この成長ガスは、赤外線ランプ等の熱源
で加熱されたサセプタによって活性化され、半導体ウェ
ハにエピタキシャル層を成長させる。
に供給される。この成長ガスは、赤外線ランプ等の熱源
で加熱されたサセプタによって活性化され、半導体ウェ
ハにエピタキシャル層を成長させる。
エピタキシャル層が所定の厚さにまで成長したならば、
半導体エピタキシャル成長装置から半導体ウェハを取り
出す。この時、空気がベルジャの内部に進入するが、未
反応の成長ガスが残留していないので、エピタキシャル
層に悪影舌を及ぼすパーティクルは発生しない。
半導体エピタキシャル成長装置から半導体ウェハを取り
出す。この時、空気がベルジャの内部に進入するが、未
反応の成長ガスが残留していないので、エピタキシャル
層に悪影舌を及ぼすパーティクルは発生しない。
〈実施例〉
以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を説明する
。 なお、半導体エピタキシャル成長装置全体の説明は
第4図を参照しつつ行い、本発明に係る半導体エピタキ
シャル成長装置のガスインジェクト構造は第1図〜第3
図を参照しつつ説明する。
。 なお、半導体エピタキシャル成長装置全体の説明は
第4図を参照しつつ行い、本発明に係る半導体エピタキ
シャル成長装置のガスインジェクト構造は第1図〜第3
図を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る半導体エピタキシャル成長装置の
ガスインジェクト構造の概略を示す断面図、第2図はカ
バーリングの斜視図、第3図はインジェクトカバーの斜
視図、第4図は半導体エピタキシャル成長装置の概略図
である。なお、従来のものと路間−の部品等には同一の
符号を付して説明を行う。
ガスインジェクト構造の概略を示す断面図、第2図はカ
バーリングの斜視図、第3図はインジェクトカバーの斜
視図、第4図は半導体エピタキシャル成長装置の概略図
である。なお、従来のものと路間−の部品等には同一の
符号を付して説明を行う。
本発明に係る半導体エピタキシャル成長装置のガスイン
ジェクト構造は、エピタキシャル層を成長させるべき半
導体ウェハ80をセットするサセプタ20と、このサセ
プタ20を囲むベルジャ10と、このベルジャ10の周
囲に設置された熱源とを備えた半導体エピタキシャル成
長装置において、前記ベルジャ10内部に成長ガスGを
供給するインジェクトノズル60をセットする開口41
が開設されたガスリング40と、このガスリング40の
内側をカバーする石英からなるカバーリング50と、前
記間口41に着脱自在にセットされる石英からなるイン
ジェクトカバー70とを具備しており、前記カバーリン
グ50にはガスリング40の開口41と対応する箇所に
開口51が開設されている。
ジェクト構造は、エピタキシャル層を成長させるべき半
導体ウェハ80をセットするサセプタ20と、このサセ
プタ20を囲むベルジャ10と、このベルジャ10の周
囲に設置された熱源とを備えた半導体エピタキシャル成
長装置において、前記ベルジャ10内部に成長ガスGを
供給するインジェクトノズル60をセットする開口41
が開設されたガスリング40と、このガスリング40の
内側をカバーする石英からなるカバーリング50と、前
記間口41に着脱自在にセットされる石英からなるイン
ジェクトカバー70とを具備しており、前記カバーリン
グ50にはガスリング40の開口41と対応する箇所に
開口51が開設されている。
エピタキシャル成長装置とは、形成させようとする薄膜
材料を構成する元素を含む一種以上の成長ガスGを半導
体ウェハ80上に供給し、気相又は半導体ウェハ80表
面での化学反応により所望の薄膜(この場合はエピタキ
シャル層)を形成させるC V D (Chemica
l Vapor Deposition)装置の一種で
あって、ベルジャ10と、エピタキシャル層を成長させ
るべき半導体ウェハ80をセットするサセプタ20と、
ベルジャ10の内部に供給された成長ガスGが活性化す
る温度にまでサセプタ20を加熱する熱源としての赤外
線ランプ30と、成長ガスGをベルジャ10の内部に供
給するインジェクトノズル60とを備えている。
材料を構成する元素を含む一種以上の成長ガスGを半導
体ウェハ80上に供給し、気相又は半導体ウェハ80表
面での化学反応により所望の薄膜(この場合はエピタキ
シャル層)を形成させるC V D (Chemica
l Vapor Deposition)装置の一種で
あって、ベルジャ10と、エピタキシャル層を成長させ
るべき半導体ウェハ80をセットするサセプタ20と、
ベルジャ10の内部に供給された成長ガスGが活性化す
る温度にまでサセプタ20を加熱する熱源としての赤外
線ランプ30と、成長ガスGをベルジャ10の内部に供
給するインジェクトノズル60とを備えている。
ベルジャ10は石英ガラスからなる槽であって、上方が
開口した略コツプ状に形成されている。このベルジャI
Oの底部には、供給された成長ガスGを排気するための
排気口12が設けられており、この排気口12は図示し
ない排気装置につながっている。また、上方の開口の縁
部は、後述するガスリング40を装着するためのフラン
ジ11として形成されている。なお、図面中13はベル
ジャ10を閉塞する蓋を示している。
開口した略コツプ状に形成されている。このベルジャI
Oの底部には、供給された成長ガスGを排気するための
排気口12が設けられており、この排気口12は図示し
ない排気装置につながっている。また、上方の開口の縁
部は、後述するガスリング40を装着するためのフラン
ジ11として形成されている。なお、図面中13はベル
ジャ10を閉塞する蓋を示している。
このようなベルジャ10の周囲には、熱源としての赤外
線ランプ30が複数個設けられている。この赤外線ラン
プ30は、サセプタ20を約1000〜1200”Cに
加熱することによってベルジャ10の内部温度を成長ガ
スGが活性化する温度にまで加熱するものである。なお
、この赤外線ランプ3oの周囲には、発光時に赤外線ラ
ンプ30を冷却する冷却機構31が設けられている。
線ランプ30が複数個設けられている。この赤外線ラン
プ30は、サセプタ20を約1000〜1200”Cに
加熱することによってベルジャ10の内部温度を成長ガ
スGが活性化する温度にまで加熱するものである。なお
、この赤外線ランプ3oの周囲には、発光時に赤外線ラ
ンプ30を冷却する冷却機構31が設けられている。
ガスリング40は、ステンレスから形成されており、所
定個(図面では2個)の開口41が開設されている。こ
の開口41には、インジェクトノズル6゜がOリング6
1を介してセットされる。そして、開口41の内面41
1のうちインジェクトノズル6oにょうてカバーされて
いない部分には、石英からなるインジェクトカバー70
が着脱自在にセットされている。すなわち、開口41の
内面411は、インジェクトカバー70及びインジェク
トノズル6oによって完全にカバーされているのである
。このインジェクト力バー70には、少なくとも1つの
孔71が開設されており、この孔71の個数或いは形状
は成長させるべきエピタキシャル層の特性、例えばエピ
タキシャル層の膜厚、比抵抗分布等の特性に応じて適宜
変更されるものとする(第3図(a)及びら)参照)。
定個(図面では2個)の開口41が開設されている。こ
の開口41には、インジェクトノズル6゜がOリング6
1を介してセットされる。そして、開口41の内面41
1のうちインジェクトノズル6oにょうてカバーされて
いない部分には、石英からなるインジェクトカバー70
が着脱自在にセットされている。すなわち、開口41の
内面411は、インジェクトカバー70及びインジェク
トノズル6oによって完全にカバーされているのである
。このインジェクト力バー70には、少なくとも1つの
孔71が開設されており、この孔71の個数或いは形状
は成長させるべきエピタキシャル層の特性、例えばエピ
タキシャル層の膜厚、比抵抗分布等の特性に応じて適宜
変更されるものとする(第3図(a)及びら)参照)。
カバーリング50は前記ガスリング40の内側に取り付
けられて、ガスリング40の内側をカバーするものであ
って、ガスリング40の開口41に対応した箇所にのみ
開口51が開設されている。このカバーリング50は、
未反応の成長ガスGが残留しないように石英からなって
いる。すなわち、ガスリング40の内側は、未反応の成
長ガスGが残留しない石英製のカバーリング50によっ
て完全にカバーされていることになる。
けられて、ガスリング40の内側をカバーするものであ
って、ガスリング40の開口41に対応した箇所にのみ
開口51が開設されている。このカバーリング50は、
未反応の成長ガスGが残留しないように石英からなって
いる。すなわち、ガスリング40の内側は、未反応の成
長ガスGが残留しない石英製のカバーリング50によっ
て完全にカバーされていることになる。
従って、この半導体エピタキシャル成長装置のインジェ
クトノズル60の周辺(ガスリング40の内側及び開口
41の内面411)は、すべて石英によってカバーされ
ていることになるので、パーティクル発生の原因となる
未反応の成長ガスGの残留が発生しない。
クトノズル60の周辺(ガスリング40の内側及び開口
41の内面411)は、すべて石英によってカバーされ
ていることになるので、パーティクル発生の原因となる
未反応の成長ガスGの残留が発生しない。
〈発明の効果〉
本発明に係る半導体エピタキシャル成長装置のガスイン
ジェクト構造は、エピタキシャル層を成長させるべき半
導体ウェハをセットするサセプタと、このサセプタを囲
むベルジャと、このベルジャの周囲に設置された熱源と
を備えた半導体エピタキシャル成長装置において、前記
ベルジャ内部に成長ガスを供給するインジェクトノズル
をセットする開口が開設されたガスリングと、このガス
リングの内側をカバーする石英からなるカバーリングと
、前記開口に着脱自在にセットされる石英からなるイン
ジェクトカバーとを具備しており、前記カバーリングに
はガスリングの開口と対応する箇所に開口が開設されて
いるので、以下のような効果を奏する。
ジェクト構造は、エピタキシャル層を成長させるべき半
導体ウェハをセットするサセプタと、このサセプタを囲
むベルジャと、このベルジャの周囲に設置された熱源と
を備えた半導体エピタキシャル成長装置において、前記
ベルジャ内部に成長ガスを供給するインジェクトノズル
をセットする開口が開設されたガスリングと、このガス
リングの内側をカバーする石英からなるカバーリングと
、前記開口に着脱自在にセットされる石英からなるイン
ジェクトカバーとを具備しており、前記カバーリングに
はガスリングの開口と対応する箇所に開口が開設されて
いるので、以下のような効果を奏する。
すなわち、未反応の成長ガスが残留するステンレス製の
ガスリングが、未反応の成長ガスが残留しない石英製の
カバーリングで覆われ、しかもインジェクトノズルがセ
ットされるガスリングの開口が石英製のインジェクトカ
バーで覆われているので、残留した未反応の成長ガスを
原因とするパーティクルが発生することがない。従って
、パーティクルによるエピタキシャル層への悪影響がな
い。また、パーティクルが発生しないので、半導体エピ
タキシャル成長装置のメンテナンスが容易になり、稼働
率を向上させることができる。さらに、成長せさるべき
エピタキシャル層の特性に応じてインジェクトカバーを
交換することができるので、インジェクトノズル全体を
交換しなくとも各種の特性のエピタキシャル層を成長さ
せることができる。
ガスリングが、未反応の成長ガスが残留しない石英製の
カバーリングで覆われ、しかもインジェクトノズルがセ
ットされるガスリングの開口が石英製のインジェクトカ
バーで覆われているので、残留した未反応の成長ガスを
原因とするパーティクルが発生することがない。従って
、パーティクルによるエピタキシャル層への悪影響がな
い。また、パーティクルが発生しないので、半導体エピ
タキシャル成長装置のメンテナンスが容易になり、稼働
率を向上させることができる。さらに、成長せさるべき
エピタキシャル層の特性に応じてインジェクトカバーを
交換することができるので、インジェクトノズル全体を
交換しなくとも各種の特性のエピタキシャル層を成長さ
せることができる。
第1図は本発明に係る半導体エピタキシャル成長装置の
ガスインジェクト構造の概略を示す断面図、第2図はカ
バーリングの斜視図、第3図はインジェクトカバーの斜
視図、第4図は半導体エピタキシャル成長装置の概略図
、第5図は従来のガスリング及びカバーリングの斜視図
である。 lO・・・ベルジャ、20・・・サセプタ、30・・・
赤外線ランプ(熱源)、40・・・ガスリング、41・
・・ (ガスリングの)開口、411 ・・・ (ガ
スリングの開口の)内面、50・・・カバーリング、5
1・・・ (カバーリングの)開口、60・・・インジ
ェクトノズル、70・・・インジェクトカバー80・・
・半導体ウェハ、G・・・成長ガス。
ガスインジェクト構造の概略を示す断面図、第2図はカ
バーリングの斜視図、第3図はインジェクトカバーの斜
視図、第4図は半導体エピタキシャル成長装置の概略図
、第5図は従来のガスリング及びカバーリングの斜視図
である。 lO・・・ベルジャ、20・・・サセプタ、30・・・
赤外線ランプ(熱源)、40・・・ガスリング、41・
・・ (ガスリングの)開口、411 ・・・ (ガ
スリングの開口の)内面、50・・・カバーリング、5
1・・・ (カバーリングの)開口、60・・・インジ
ェクトノズル、70・・・インジェクトカバー80・・
・半導体ウェハ、G・・・成長ガス。
Claims (1)
- (1)エピタキシャル層を成長させるべき半導体ウェハ
をセットするサセプタと、このサセプタを囲むベルジャ
と、このベルジャの周囲に設置された熱源とを備えた半
導体エピタキシャル成長装置のガスィンジェクト構造に
おいて、前記ベルジャ内部に成長ガスを供給するインジ
ェクトノズルをセットする開口が開設されたガスリング
と、このガスリングの内側をカバーする石英からなるカ
バーリングと、前記開口に着脱自在にセットされる石英
からなるインジェクトカバーとを具備しており、前記カ
バーリングにはガスリングの開口と対応する箇所に開口
が開設されていることを特徴とする半導体エピタキシャ
ル成長装置のガスインジェクト構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26493388A JPH02111693A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26493388A JPH02111693A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02111693A true JPH02111693A (ja) | 1990-04-24 |
Family
ID=17410206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26493388A Pending JPH02111693A (ja) | 1988-10-19 | 1988-10-19 | 半導体エピタキシャル成長装置のガスインジェクト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02111693A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641358A (en) * | 1995-10-10 | 1997-06-24 | Stewart; Jeffrey | Modular parylene deposition apparatus having vapor deposition chamber extension |
| JP2000514136A (ja) * | 1996-06-28 | 2000-10-24 | ラム リサーチ コーポレイション | 高密度プラズマ化学蒸着装置および方法 |
-
1988
- 1988-10-19 JP JP26493388A patent/JPH02111693A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5641358A (en) * | 1995-10-10 | 1997-06-24 | Stewart; Jeffrey | Modular parylene deposition apparatus having vapor deposition chamber extension |
| JP2000514136A (ja) * | 1996-06-28 | 2000-10-24 | ラム リサーチ コーポレイション | 高密度プラズマ化学蒸着装置および方法 |
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