JPH0130183Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0130183Y2 JPH0130183Y2 JP8580485U JP8580485U JPH0130183Y2 JP H0130183 Y2 JPH0130183 Y2 JP H0130183Y2 JP 8580485 U JP8580485 U JP 8580485U JP 8580485 U JP8580485 U JP 8580485U JP H0130183 Y2 JPH0130183 Y2 JP H0130183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving member
- holder
- arm
- spring body
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 20
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 20
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 20
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は走行駆動されるマツサージローラに
よつて利用者を指圧する指圧装置に関する。
よつて利用者を指圧する指圧装置に関する。
一般に、上記指圧装置は基体にマツサージロー
ラが保持された保持体を走行自在に設け、この保
持体を往復駆動することによつて上記基体の上面
に横たわつた利用者を上記マツサージローラでマ
ツサージするようになつている。
ラが保持された保持体を走行自在に設け、この保
持体を往復駆動することによつて上記基体の上面
に横たわつた利用者を上記マツサージローラでマ
ツサージするようになつている。
従来、この種の指圧装置において、マツサージ
効果を高めるために実公昭59−46183号公報に示
されるものが提案されている。つまり、この先行
技術はマツサージローラを保持した保持体に振動
装置を設け、利用者を上記マツサージローラで押
圧するだけでなく、振動装置による振動作用によ
つてもマツサージし、マツサージ効果の向上を計
るようにしている。
効果を高めるために実公昭59−46183号公報に示
されるものが提案されている。つまり、この先行
技術はマツサージローラを保持した保持体に振動
装置を設け、利用者を上記マツサージローラで押
圧するだけでなく、振動装置による振動作用によ
つてもマツサージし、マツサージ効果の向上を計
るようにしている。
ところで、上記振動装置は、走行駆動される保
持体に固定的に設けられ、その振動する振動板に
設けた押し体で利用者をマツサージするようにな
つている。しかしながら、このように振動装置を
保持体に固定的に設けると、振動装置で発生する
振動が保持体に伝わりやすくなる。すると、保持
体が振動することになるから、この保持体が円滑
に走行しなくなるばかりか、利用者に伝わる振動
が低減し、マツサージ効果が低下するなどの問題
が生じる。
持体に固定的に設けられ、その振動する振動板に
設けた押し体で利用者をマツサージするようにな
つている。しかしながら、このように振動装置を
保持体に固定的に設けると、振動装置で発生する
振動が保持体に伝わりやすくなる。すると、保持
体が振動することになるから、この保持体が円滑
に走行しなくなるばかりか、利用者に伝わる振動
が低減し、マツサージ効果が低下するなどの問題
が生じる。
この考案は、保持体に設けられる振動装置の振
動が上記保持体に伝わりずらくなるようにして、
保持体の円滑な走行が妨げられたり、マツサージ
効果が低下するなどのことがないようにした指圧
装置を提供することにある。
動が上記保持体に伝わりずらくなるようにして、
保持体の円滑な走行が妨げられたり、マツサージ
効果が低下するなどのことがないようにした指圧
装置を提供することにある。
この考案は、保持体に設けられた軸にアームの
一端を枢着し、このアームの他端に断面がほぼ半
円弧状の受け部材を取着するとともに、上記アー
ムをばね体によつて所定の回動角度で弾性的に保
持する一方、振動装置の円筒状のケースを上記受
け部材に第1の弾性材を介して接合し、この受け
部材から上記ケース内へ連結具を突出させ、この
突出部分に第2の弾性材を取着することにより上
記受け部材に振動装置を保持し、上記ばね体と第
1、第2の弾性材とで振動装置の振動が保持に伝
わりずらくした指圧装置である。
一端を枢着し、このアームの他端に断面がほぼ半
円弧状の受け部材を取着するとともに、上記アー
ムをばね体によつて所定の回動角度で弾性的に保
持する一方、振動装置の円筒状のケースを上記受
け部材に第1の弾性材を介して接合し、この受け
部材から上記ケース内へ連結具を突出させ、この
突出部分に第2の弾性材を取着することにより上
記受け部材に振動装置を保持し、上記ばね体と第
1、第2の弾性材とで振動装置の振動が保持に伝
わりずらくした指圧装置である。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図と第2図に示す指圧装置1は矩形
板状の基板2を備えている。この基体2はナイロ
ン、ポリプロピレン、ポリビニールあるいはウレ
タンなどの合成樹脂によつて成形されている。ま
た、基体2には、その幅方向に貫通した断面矩形
状の多数の空洞4が長手方向に沿つて一定間隔で
形成されている。基体2の長手方向中央部に位置
する複数の空洞4には、第8図に示すように一端
が基体2の下面に開放したスリツト6の他端が連
通している。このスリツト6は基体2の幅方向全
長にわたつて設けられている。したがつて、基体
2は上記空洞4とスリツト6とによつて第23図
に示すようにその長手方向の中央部から2つに折
り曲げることができる。すなわち、基体2の長手
方向中央部には、この基体2を折り畳むことを可
能とする第1の柔軟部8が形成されている。
明する。第1図と第2図に示す指圧装置1は矩形
板状の基板2を備えている。この基体2はナイロ
ン、ポリプロピレン、ポリビニールあるいはウレ
タンなどの合成樹脂によつて成形されている。ま
た、基体2には、その幅方向に貫通した断面矩形
状の多数の空洞4が長手方向に沿つて一定間隔で
形成されている。基体2の長手方向中央部に位置
する複数の空洞4には、第8図に示すように一端
が基体2の下面に開放したスリツト6の他端が連
通している。このスリツト6は基体2の幅方向全
長にわたつて設けられている。したがつて、基体
2は上記空洞4とスリツト6とによつて第23図
に示すようにその長手方向の中央部から2つに折
り曲げることができる。すなわち、基体2の長手
方向中央部には、この基体2を折り畳むことを可
能とする第1の柔軟部8が形成されている。
このような構造の基体2の上面には、基体2の
長手方向に沿つて一対のガイドレール10が平行
に離間して設けられている。このガイドレール1
0は上記基体2と同様の合成樹脂により第3図に
示す断面形状に形成されている。すなわち、ガイ
ドレール10は帯状の基部12と、この基部12
の幅方向一端に設けられたほぼC字状の係止部1
4と、他端に設けられた帯状の支持部16と、上
記基部12の幅方向中途部上下面にそれぞれ一対
づつ突設されたL字状片18とが一体成形されて
なる。上記各一対のL字状片18によつて基部1
2の上面側には上部通路20が区画され、下面側
には下部通路22が区画されている。また、基部
12の上面側の上記係止部14と一方のL字状片
18との間の部分は、後述する車輪108が走行
するガイド面24となつている。
長手方向に沿つて一対のガイドレール10が平行
に離間して設けられている。このガイドレール1
0は上記基体2と同様の合成樹脂により第3図に
示す断面形状に形成されている。すなわち、ガイ
ドレール10は帯状の基部12と、この基部12
の幅方向一端に設けられたほぼC字状の係止部1
4と、他端に設けられた帯状の支持部16と、上
記基部12の幅方向中途部上下面にそれぞれ一対
づつ突設されたL字状片18とが一体成形されて
なる。上記各一対のL字状片18によつて基部1
2の上面側には上部通路20が区画され、下面側
には下部通路22が区画されている。また、基部
12の上面側の上記係止部14と一方のL字状片
18との間の部分は、後述する車輪108が走行
するガイド面24となつている。
上記ガイドレール10は詳細な図示しないが長
手方向の一端部だけが基体2にねじ止め固定さ
れ、他の部分は第3図に示す支持具28によつて
スライド自在に保持されている。したがつて、ガ
イドレール10の他端部は基体2に対して伸縮自
在となつている。また、ガイドレール10の上記
基体2の第1の柔軟部8と対応する部分、つまり
長手方向中央部は、第9図と第10図に示すよう
にこのガイドレール10の係止部14、支持部1
6およびL字状片18の幅方向全長にわたりかつ
長手方向に対して一定間隔で多数のスリツト38
が形成されている。したがつて、ガイドレール1
0の長手方向中央部は上記スリツト38によつて
上記第1の柔軟部8と一緒に折り曲げることので
きる第2の柔軟部40となつている。
手方向の一端部だけが基体2にねじ止め固定さ
れ、他の部分は第3図に示す支持具28によつて
スライド自在に保持されている。したがつて、ガ
イドレール10の他端部は基体2に対して伸縮自
在となつている。また、ガイドレール10の上記
基体2の第1の柔軟部8と対応する部分、つまり
長手方向中央部は、第9図と第10図に示すよう
にこのガイドレール10の係止部14、支持部1
6およびL字状片18の幅方向全長にわたりかつ
長手方向に対して一定間隔で多数のスリツト38
が形成されている。したがつて、ガイドレール1
0の長手方向中央部は上記スリツト38によつて
上記第1の柔軟部8と一緒に折り曲げることので
きる第2の柔軟部40となつている。
一方、上記ガイドレール10の他端部は基体2
の上面から離れる上方に曲成されていて、この部
分の下面には第4図と第5図とに示すようにガイ
ドレール10を曲成状態に保持する架台42が取
着されている。この架台42には中途部にピツチ
ングロール44が支軸46によつて回転自在に支
持され、ガイドレール10の他端から突出した端
部には支持用プーリ48が支軸50によつて回転
自在に支持されている。さらに、上記ガイドレー
ル10と架台42とには、上記ピツチングロール
44と対応する個所に開口部52が形成されてい
る。
の上面から離れる上方に曲成されていて、この部
分の下面には第4図と第5図とに示すようにガイ
ドレール10を曲成状態に保持する架台42が取
着されている。この架台42には中途部にピツチ
ングロール44が支軸46によつて回転自在に支
持され、ガイドレール10の他端から突出した端
部には支持用プーリ48が支軸50によつて回転
自在に支持されている。さらに、上記ガイドレー
ル10と架台42とには、上記ピツチングロール
44と対応する個所に開口部52が形成されてい
る。
上記基体2の長手方向一端側には、下面に剛性
を備えた板材54が接合され、上面に駆動装置5
6が設けられている。この駆動装置56は上記基
体2に固定されたケース58を有する。このケー
ス58内には第4図に示すように両端がL字状の
支持片60に折曲された取付板62が設けられて
いる。この取付板62には減速機とモータとが一
体化された駆動源64が取着されている。この駆
動源64の出力軸66は一方の支持片60の外面
側に突出している。この出力軸66には第1の歯
車68と第1の駆動用プーリ70とが嵌着されて
いる。また、上記取付板62には両端部を支持片
60に回転自在に支持された第1の取付軸72が
設けられている。この取付軸72の両端部は支持
片60の外面側に突出し、その一端部には第2の
歯車74と、上記第1の駆動用プーリ70と対を
なす第2の駆動用プーリ76とが嵌着されてい
る。上記第2の歯車74は上記第1の歯車68と
歯合している。上記第1の取付軸72の他端部に
は第3の歯車78と第3の駆動用プーリ80とが
嵌着されている。また、上記取付板62の他方の
支持片60には第2の取付軸81が回転自在に設
けられている。この第2の取付軸81には上記第
3の歯車78と歯合した第4の歯車82と、上記
第3の駆動用プーリ80と対をなす第4の駆動用
プーリ84とが嵌着されている。したがつて、上
記出力軸66が回動駆動されると、第1の歯車6
8と第2の歯車74とが逆方向に回転するととも
に、第3の歯車78と第4の歯車82とが逆方向
に回転する。なお、第1乃至第4の歯車は同じ回
転数で回転する。
を備えた板材54が接合され、上面に駆動装置5
6が設けられている。この駆動装置56は上記基
体2に固定されたケース58を有する。このケー
ス58内には第4図に示すように両端がL字状の
支持片60に折曲された取付板62が設けられて
いる。この取付板62には減速機とモータとが一
体化された駆動源64が取着されている。この駆
動源64の出力軸66は一方の支持片60の外面
側に突出している。この出力軸66には第1の歯
車68と第1の駆動用プーリ70とが嵌着されて
いる。また、上記取付板62には両端部を支持片
60に回転自在に支持された第1の取付軸72が
設けられている。この取付軸72の両端部は支持
片60の外面側に突出し、その一端部には第2の
歯車74と、上記第1の駆動用プーリ70と対を
なす第2の駆動用プーリ76とが嵌着されてい
る。上記第2の歯車74は上記第1の歯車68と
歯合している。上記第1の取付軸72の他端部に
は第3の歯車78と第3の駆動用プーリ80とが
嵌着されている。また、上記取付板62の他方の
支持片60には第2の取付軸81が回転自在に設
けられている。この第2の取付軸81には上記第
3の歯車78と歯合した第4の歯車82と、上記
第3の駆動用プーリ80と対をなす第4の駆動用
プーリ84とが嵌着されている。したがつて、上
記出力軸66が回動駆動されると、第1の歯車6
8と第2の歯車74とが逆方向に回転するととも
に、第3の歯車78と第4の歯車82とが逆方向
に回転する。なお、第1乃至第4の歯車は同じ回
転数で回転する。
上記第1の駆動用プーリ70と第4の駆動用プ
ーリ84とには動力伝達条体として鋼板などの導
電性の材料によつて帯状に形成された一対のベル
ト86の一端部がそれぞれ末端を固着して巻回さ
れている。このベルト86は、第5図に示すよう
に上記第1、第4の駆動用プーリ70,84から
上記ガイドレール10の上部通路20に通されて
いる。この上部通路20から導出された中途部は
上記架台42に設けられた支持用プーリ48に掛
けられている。ベルト86は上記支持用プーリ4
8によつて走行方向がほぼ180度変換され、つい
で上記ガイドレール10に形成された開口部52
から下部通路22に通されている。上記開口部5
2の個所において、ベルト86はピツチングロー
ル44によつて走行方向がわずかに変換されてい
る。上記下部通路22から導出されたベルト86
の他端部は、上記第2の駆動用プーリ76と第3
の駆動用プーリ80とにそれぞれ巻回されてい
る。したがつて、互いに対をなす第1の駆動用プ
ーリ70と第2の駆動用プーリ76あるいは第3
の駆動用プーリ80と第4の駆動用プーリ84が
それぞれ逆方向に回転させられると、ベルト86
は一方の駆動用プーリに巻き取られ、その巻き取
られた長さだけ他方のプーリから送り出される。
たとえば、第5図において第1の駆動用プーリ7
0が矢印X方向、第2の駆動用プーリ76が矢印
Y方向に回転させられると、ベルト86の上部通
路20に挿通された部分は矢印Z方向に走行す
る。
ーリ84とには動力伝達条体として鋼板などの導
電性の材料によつて帯状に形成された一対のベル
ト86の一端部がそれぞれ末端を固着して巻回さ
れている。このベルト86は、第5図に示すよう
に上記第1、第4の駆動用プーリ70,84から
上記ガイドレール10の上部通路20に通されて
いる。この上部通路20から導出された中途部は
上記架台42に設けられた支持用プーリ48に掛
けられている。ベルト86は上記支持用プーリ4
8によつて走行方向がほぼ180度変換され、つい
で上記ガイドレール10に形成された開口部52
から下部通路22に通されている。上記開口部5
2の個所において、ベルト86はピツチングロー
ル44によつて走行方向がわずかに変換されてい
る。上記下部通路22から導出されたベルト86
の他端部は、上記第2の駆動用プーリ76と第3
の駆動用プーリ80とにそれぞれ巻回されてい
る。したがつて、互いに対をなす第1の駆動用プ
ーリ70と第2の駆動用プーリ76あるいは第3
の駆動用プーリ80と第4の駆動用プーリ84が
それぞれ逆方向に回転させられると、ベルト86
は一方の駆動用プーリに巻き取られ、その巻き取
られた長さだけ他方のプーリから送り出される。
たとえば、第5図において第1の駆動用プーリ7
0が矢印X方向、第2の駆動用プーリ76が矢印
Y方向に回転させられると、ベルト86の上部通
路20に挿通された部分は矢印Z方向に走行す
る。
上記一対のガイドレール10間には、第1図に
示すようにガイドレール10の長手方向に沿つて
所定間隔で離間した一対の保持体90が設けられ
ている。この保持体90は第3図に示すように中
空軸92を備えている。この中空軸92の両端部
はサポート94に形成された取付孔96に着脱自
在に嵌合されている。上記中空軸92にはねじ軸
98が挿通されている。このねじ軸98のおねじ
100が形成された両端部は上記取付孔96の底
部壁102から突出し、上記おねじ100にはめ
ねじ104が螺着されている。上記サポート94
には第3図と第11図に示すように一対の車輪1
08が一対のサポート94間に架設された支軸1
10によつてそれぞれ回転自在に設けられてい
る。この車輪108は上記ガイドレール10のガ
イド面24を走行する。また、車輪108の外周
面には全周にわたつてゴム109が設けられてい
る。上記サポート94の下面下端部には第11図
と第15図に示すようにほぼT字状のガイド部材
112の水平な一辺が取付固定されている。この
ガイド部材112の垂直な他辺はサポート94の
下端から突出し、この突出部分には巻回部113
が折曲形成されている。この巻回部113には連
結部材である折曲自在なワイヤ115の中途部が
スライド自在に挿通されている。このワイヤ11
5の両端には第16図に示す取付金具117が取
着され、この取付金具117は上記サポート94
の外面上部にねじ止め固定されている。また、上
記ワイヤ115の上記巻回部113の両側に位置
する中途部は、各々ベルト86の上部通路14に
挿通された部分の上面に固着された一対の取付板
119に連結されている。つまり、取付板119
には第16図に示すように挿通部121が形成さ
れ、この挿通部121に上記ワイヤ115が挿通
されている。したがつて、ワイヤ115は上記一
対の取付板119間の部分を底辺とするほぼ三角
形状に折曲されていて、上記取付板119を介し
て保持体90をベルト86の走行に連動させるよ
うになつている。
示すようにガイドレール10の長手方向に沿つて
所定間隔で離間した一対の保持体90が設けられ
ている。この保持体90は第3図に示すように中
空軸92を備えている。この中空軸92の両端部
はサポート94に形成された取付孔96に着脱自
在に嵌合されている。上記中空軸92にはねじ軸
98が挿通されている。このねじ軸98のおねじ
100が形成された両端部は上記取付孔96の底
部壁102から突出し、上記おねじ100にはめ
ねじ104が螺着されている。上記サポート94
には第3図と第11図に示すように一対の車輪1
08が一対のサポート94間に架設された支軸1
10によつてそれぞれ回転自在に設けられてい
る。この車輪108は上記ガイドレール10のガ
イド面24を走行する。また、車輪108の外周
面には全周にわたつてゴム109が設けられてい
る。上記サポート94の下面下端部には第11図
と第15図に示すようにほぼT字状のガイド部材
112の水平な一辺が取付固定されている。この
ガイド部材112の垂直な他辺はサポート94の
下端から突出し、この突出部分には巻回部113
が折曲形成されている。この巻回部113には連
結部材である折曲自在なワイヤ115の中途部が
スライド自在に挿通されている。このワイヤ11
5の両端には第16図に示す取付金具117が取
着され、この取付金具117は上記サポート94
の外面上部にねじ止め固定されている。また、上
記ワイヤ115の上記巻回部113の両側に位置
する中途部は、各々ベルト86の上部通路14に
挿通された部分の上面に固着された一対の取付板
119に連結されている。つまり、取付板119
には第16図に示すように挿通部121が形成さ
れ、この挿通部121に上記ワイヤ115が挿通
されている。したがつて、ワイヤ115は上記一
対の取付板119間の部分を底辺とするほぼ三角
形状に折曲されていて、上記取付板119を介し
て保持体90をベルト86の走行に連動させるよ
うになつている。
また、上記保持体90の中空軸92には4つの
カラー116が回転自在かつ軸方向にずれ動くこ
とのない状態で設けられている。各カラー116
にはマツサージローラ118が取付けられてい
る。このマツサージローラ118はゴムや合成樹
脂などの比較的硬質な弾性材料によつて成形され
ていて、その外周面にはほぼ半球形状の多数の突
起120が周方向に所定間隔で突設されている。
なお、各カラー116の外周面にはマツサージロ
ーラ118がカラー116の軸方向にずれ動くの
を防止するストツパ122が設けられている。ま
た、各突起120と対応する部分には軸方向に沿
つて中空部121が穿設され、突起120が径方
向内方へ弾性変形しやすくなつている。
カラー116が回転自在かつ軸方向にずれ動くこ
とのない状態で設けられている。各カラー116
にはマツサージローラ118が取付けられてい
る。このマツサージローラ118はゴムや合成樹
脂などの比較的硬質な弾性材料によつて成形され
ていて、その外周面にはほぼ半球形状の多数の突
起120が周方向に所定間隔で突設されている。
なお、各カラー116の外周面にはマツサージロ
ーラ118がカラー116の軸方向にずれ動くの
を防止するストツパ122が設けられている。ま
た、各突起120と対応する部分には軸方向に沿
つて中空部121が穿設され、突起120が径方
向内方へ弾性変形しやすくなつている。
また、上記中空軸92に設けられた4つのカラ
ー116がなす3つの接合面間のうちの中央を除
く2つの接合面間には第3図と第13図とに示す
ように比較的硬質なゴムなどの弾性材からなる第
1のブツシング126がそれぞれ回転自在に外嵌
されている。各ブツシング126には一対の板状
材128からなるアーム129の一端部が外嵌さ
れ、このアーム129は上記第1のブツシング1
26とともに回動できるようになつている。さら
に、アーム129の一端部には弾性材料からなる
第2のブツシング127が取着されている。上記
アーム129の他端には、一対のアーム129の
離間寸法よりもやや長尺で断面が半円弧状に形成
された受け部材130が固着されている。この受
け部材130の内面にはゴムなどの第1の弾性材
132が貼着され、この上には振動装置134が
取着されている。この振動装置134は上記受け
部材130よりも小さな半径の円筒状のケース1
36を備えている。このケース136は、第19
図に示すようにゴムなどの第2の弾性材138を
介して連結具としてのねじ140により上記受け
部材130に保持されている。つまり、上記ねじ
140は受け部材130からケース136内へ突
出され、その突出部に筒状の上記第2の弾性材1
38が嵌め込まれ、ナツト142によつて抜出す
るのが防止されている。つまり、ケース136は
第1、第2の弾性材132,138によつて受け
部材130上で径方向に弾性変位自在に保持され
ている。
ー116がなす3つの接合面間のうちの中央を除
く2つの接合面間には第3図と第13図とに示す
ように比較的硬質なゴムなどの弾性材からなる第
1のブツシング126がそれぞれ回転自在に外嵌
されている。各ブツシング126には一対の板状
材128からなるアーム129の一端部が外嵌さ
れ、このアーム129は上記第1のブツシング1
26とともに回動できるようになつている。さら
に、アーム129の一端部には弾性材料からなる
第2のブツシング127が取着されている。上記
アーム129の他端には、一対のアーム129の
離間寸法よりもやや長尺で断面が半円弧状に形成
された受け部材130が固着されている。この受
け部材130の内面にはゴムなどの第1の弾性材
132が貼着され、この上には振動装置134が
取着されている。この振動装置134は上記受け
部材130よりも小さな半径の円筒状のケース1
36を備えている。このケース136は、第19
図に示すようにゴムなどの第2の弾性材138を
介して連結具としてのねじ140により上記受け
部材130に保持されている。つまり、上記ねじ
140は受け部材130からケース136内へ突
出され、その突出部に筒状の上記第2の弾性材1
38が嵌め込まれ、ナツト142によつて抜出す
るのが防止されている。つまり、ケース136は
第1、第2の弾性材132,138によつて受け
部材130上で径方向に弾性変位自在に保持され
ている。
上記ケース136内には直流2軸モータ144
が保持固定されている。この2軸モータ144の
軸には第18図に示すようにそれぞれおもり14
6が偏心して取着されている。したがつて、2軸
モータ144が作動すれば上記おもり146が偏
心回転することによつてケース136が振動する
ようになつている。なお、ケース136には開口
部148が形成され、この開口部148は蓋板1
50により閉塞されている。この蓋板150の内
面と上記2軸モータ144との間には弾性材15
2が介装され、2軸モータ144を保持してい
る。
が保持固定されている。この2軸モータ144の
軸には第18図に示すようにそれぞれおもり14
6が偏心して取着されている。したがつて、2軸
モータ144が作動すれば上記おもり146が偏
心回転することによつてケース136が振動する
ようになつている。なお、ケース136には開口
部148が形成され、この開口部148は蓋板1
50により閉塞されている。この蓋板150の内
面と上記2軸モータ144との間には弾性材15
2が介装され、2軸モータ144を保持してい
る。
一方、上記アーム129の他端には第13図に
示すように板ばねからなる第1のばね体154の
一端部が結合されている。この第1のばね体15
4は上記保持体90の中空軸92を囲む状態に曲
成され、その他端部は上記保持体90の支軸11
0に連結されている。さらに、アーム129の他
端と上記支軸110とには板ばねからなる第1の
補助ばね体156が設けられている。したがつ
て、上記アーム129は第1のばね体154が直
線状になろうとする付勢力で第13図に矢印で示
す方向に回動させられているとともに、その回動
角度は第1の補助ばね体156が一直線となつた
位置でそれ以上矢示方向に回動することがないよ
う保持されている。この状態において、上記振動
装置134は第13図に示すようにマツサージロ
ーラ118よりも上方に位置している。さらに、
上記アーム129の他端には板ばねからなる第2
のばね体158の一端が固着されている。この第
2のばね体158の他端側は振動装置134と離
反する斜上方向に延出され、上記振動装置134
よりも上方に位置するその他端上面には受け体1
60が取着されている。したがつて、基体2の上
面側を被覆した外装地162上に利用者が横たわ
ると、上記第1のばね体154、第1の補助ばね
体156および第2のばね体158が第14図に
示するように弾性変形し、振動装置134と受け
体160とがマツサージローラ118よりも低い
位置へ変位する。つまり、第1のばね体154は
その中途部が第2のブツシング127の外周面に
接合する状態に屈曲し、第1の補助ばね体156
は座屈するごとく屈曲する。さらに、第2のばね
体158は中途部が第2のブツシング127の部
分に当つてほぼへの字状に屈曲する。すると、上
記振動装置134は第1のばね体154と第1の
補助ばね体156との復元力によつて外装地16
2を介して利用者の体に押し付けられるととも
に、第2のばね体158の復元力によつてもその
方向へ付勢される。したがつて、振動装置134
は利用者の体へ強く押圧されるから、その振動が
利用者の体へ良好に伝わることになる。
示すように板ばねからなる第1のばね体154の
一端部が結合されている。この第1のばね体15
4は上記保持体90の中空軸92を囲む状態に曲
成され、その他端部は上記保持体90の支軸11
0に連結されている。さらに、アーム129の他
端と上記支軸110とには板ばねからなる第1の
補助ばね体156が設けられている。したがつ
て、上記アーム129は第1のばね体154が直
線状になろうとする付勢力で第13図に矢印で示
す方向に回動させられているとともに、その回動
角度は第1の補助ばね体156が一直線となつた
位置でそれ以上矢示方向に回動することがないよ
う保持されている。この状態において、上記振動
装置134は第13図に示すようにマツサージロ
ーラ118よりも上方に位置している。さらに、
上記アーム129の他端には板ばねからなる第2
のばね体158の一端が固着されている。この第
2のばね体158の他端側は振動装置134と離
反する斜上方向に延出され、上記振動装置134
よりも上方に位置するその他端上面には受け体1
60が取着されている。したがつて、基体2の上
面側を被覆した外装地162上に利用者が横たわ
ると、上記第1のばね体154、第1の補助ばね
体156および第2のばね体158が第14図に
示するように弾性変形し、振動装置134と受け
体160とがマツサージローラ118よりも低い
位置へ変位する。つまり、第1のばね体154は
その中途部が第2のブツシング127の外周面に
接合する状態に屈曲し、第1の補助ばね体156
は座屈するごとく屈曲する。さらに、第2のばね
体158は中途部が第2のブツシング127の部
分に当つてほぼへの字状に屈曲する。すると、上
記振動装置134は第1のばね体154と第1の
補助ばね体156との復元力によつて外装地16
2を介して利用者の体に押し付けられるととも
に、第2のばね体158の復元力によつてもその
方向へ付勢される。したがつて、振動装置134
は利用者の体へ強く押圧されるから、その振動が
利用者の体へ良好に伝わることになる。
上記直流2軸モータ144には第18図に示す
ように一対の第1のリード線164の一端がそれ
ぞれ電気的に接続されている。これらリード線1
64の他端はそれぞれ保持体90の一対のサーポ
ート94の外面側に導出されて上記導電性のベル
ト86に固着されたガイド部材112に電気的に
接続されている。上記一対のベルト86の第1の
駆動用プーリ70と第4の駆動用プーリ84とに
巻取された部分にはそれぞれ第5図と第20図に
示すブラシ166が接触している。各ブラシ16
6には第4図に示すように第2のリード線168
の一端が接続されている。これら第2のリード線
168の他端は上記駆動装置56のケース58内
に配置されたコンバータ170に接続されてい
る。このコンバータ170は100Vの交流電圧を
約10Vの直流電圧に変換する。よつて、コンバー
タ170から出力される直流電圧は、一方の第2
のリード線168から一方のベルト86および一
方の第1のリード線164を通つて2軸モータ1
44に入力し、この2軸モータ144から他方の
第1のリード線164、他方のベルト86および
他方の第2のリード線168を通つて上記コンバ
ータ170に流れる。つまり、振動装置134の
2軸モータ144には、上記保持体90へ駆動装
置56の動力を伝える一対のベルト86を利用し
て給電できるようになつている。
ように一対の第1のリード線164の一端がそれ
ぞれ電気的に接続されている。これらリード線1
64の他端はそれぞれ保持体90の一対のサーポ
ート94の外面側に導出されて上記導電性のベル
ト86に固着されたガイド部材112に電気的に
接続されている。上記一対のベルト86の第1の
駆動用プーリ70と第4の駆動用プーリ84とに
巻取された部分にはそれぞれ第5図と第20図に
示すブラシ166が接触している。各ブラシ16
6には第4図に示すように第2のリード線168
の一端が接続されている。これら第2のリード線
168の他端は上記駆動装置56のケース58内
に配置されたコンバータ170に接続されてい
る。このコンバータ170は100Vの交流電圧を
約10Vの直流電圧に変換する。よつて、コンバー
タ170から出力される直流電圧は、一方の第2
のリード線168から一方のベルト86および一
方の第1のリード線164を通つて2軸モータ1
44に入力し、この2軸モータ144から他方の
第1のリード線164、他方のベルト86および
他方の第2のリード線168を通つて上記コンバ
ータ170に流れる。つまり、振動装置134の
2軸モータ144には、上記保持体90へ駆動装
置56の動力を伝える一対のベルト86を利用し
て給電できるようになつている。
一方、上記駆動装置134の駆動源64への給
電は、ケース58内に設けられたスイツチ172
を作動させることによつて遮断できるようになつ
ている。上記スイツチ172には第21図に示す
ように取付板62の一方の支持片60の内面に一
端が枢着されたレバー174が対向している。こ
のレバー174の他端にはワイヤ176の一端が
連結されている。このワイヤ176は一方のガイ
ドレール10にこの長手方向に沿つて保持具17
8で保持された可撓性のチユーブ180にスライ
ド自在に挿通されている。上記チユーブ180か
ら突出したワイヤ176の他端はコイルばね18
2を介して上記ガイドレール10に連結されてい
る。なお、ワイヤ176の他端は基体2の長手方
向中央部に形成された第1の柔軟部8を越した位
置で上記ガイドレール10に連結されている。し
たがつて、基体2をガイドレール10とともに第
1の柔軟部8の個所で折り畳むと、上記基体2に
対してガイドレール10がスライドするから、こ
れによつて上記ワイヤ176が第21図に矢印で
示す方向へ引張られる。すると、このワイヤ17
6の一端に連結されたレバー174が回動し、こ
のレバー174がスイツチ172を作動させるの
で、上記駆動源64への給電が遮断される。
電は、ケース58内に設けられたスイツチ172
を作動させることによつて遮断できるようになつ
ている。上記スイツチ172には第21図に示す
ように取付板62の一方の支持片60の内面に一
端が枢着されたレバー174が対向している。こ
のレバー174の他端にはワイヤ176の一端が
連結されている。このワイヤ176は一方のガイ
ドレール10にこの長手方向に沿つて保持具17
8で保持された可撓性のチユーブ180にスライ
ド自在に挿通されている。上記チユーブ180か
ら突出したワイヤ176の他端はコイルばね18
2を介して上記ガイドレール10に連結されてい
る。なお、ワイヤ176の他端は基体2の長手方
向中央部に形成された第1の柔軟部8を越した位
置で上記ガイドレール10に連結されている。し
たがつて、基体2をガイドレール10とともに第
1の柔軟部8の個所で折り畳むと、上記基体2に
対してガイドレール10がスライドするから、こ
れによつて上記ワイヤ176が第21図に矢印で
示す方向へ引張られる。すると、このワイヤ17
6の一端に連結されたレバー174が回動し、こ
のレバー174がスイツチ172を作動させるの
で、上記駆動源64への給電が遮断される。
なお、第4図においてケース58内には制御装
置184が設けられている。この制御装置184
によつて一対の保持体90のガイドレール10に
沿う走行範囲を制御することができるようになつ
ている。また、基体2の上面には第1図に示すよ
うに一対のガイドレール10の外側に壁部材18
6が設けられている。この壁部材186は折曲す
ることができる弾性材料、たとえば発泡ウレタン
などで形成されている。
置184が設けられている。この制御装置184
によつて一対の保持体90のガイドレール10に
沿う走行範囲を制御することができるようになつ
ている。また、基体2の上面には第1図に示すよ
うに一対のガイドレール10の外側に壁部材18
6が設けられている。この壁部材186は折曲す
ることができる弾性材料、たとえば発泡ウレタン
などで形成されている。
なお、上記駆動装置56と振動装置134とは
図示しないスイツチボツクスによつて遠隔的に操
作できるようになつている。
図示しないスイツチボツクスによつて遠隔的に操
作できるようになつている。
このような構造の指圧装置1によれば、この指
圧装置1上に利用者が上向きに横たわつたなら
ば、図示せぬスイツチボツクスを繰作し、駆動装
置56の駆動源64を作動させる。この駆動源6
4が作動して出力軸66が第5図に矢印Xで示す
時計方向に回転すると、第1の駆動用プーリ70
と第4の駆動用プーリ84とが同方向に回転し、
第2の駆動用プーリ76と第3の駆動用プーリ8
0とが逆方向に回転する。したがつて、一対のベ
ルト86はそれぞれ第1の駆動用プーリ70と第
4の駆動用プーリ84とに巻取られるとともに、
その巻取り量に応じて第2の駆動用プーリ76と
第3の駆動用プーリ80とから送り出されるか
ら、上記ベルト86のガイドレール10の上部通
路20に挿通された部分が第5図に矢印zで示す
方向に走行する。すると、このベルト86によつ
て取付板119を介してワイヤ115が引張ら
れ、上記ベルト86の走行に一対の保持体90が
連動するから、これら保持体90に設けられたマ
ツサージローラ118によつて利用者はマツサー
ジを受けることができる。また、このときスイツ
チボツクスを操作して振動装置134を作動させ
れば、この振動装置134が第1のばね体154
と第1の補助ばね体156とを弾性変形させなが
ら振動するので、この振動によつても利用者はマ
ツサージを受けることができる。
圧装置1上に利用者が上向きに横たわつたなら
ば、図示せぬスイツチボツクスを繰作し、駆動装
置56の駆動源64を作動させる。この駆動源6
4が作動して出力軸66が第5図に矢印Xで示す
時計方向に回転すると、第1の駆動用プーリ70
と第4の駆動用プーリ84とが同方向に回転し、
第2の駆動用プーリ76と第3の駆動用プーリ8
0とが逆方向に回転する。したがつて、一対のベ
ルト86はそれぞれ第1の駆動用プーリ70と第
4の駆動用プーリ84とに巻取られるとともに、
その巻取り量に応じて第2の駆動用プーリ76と
第3の駆動用プーリ80とから送り出されるか
ら、上記ベルト86のガイドレール10の上部通
路20に挿通された部分が第5図に矢印zで示す
方向に走行する。すると、このベルト86によつ
て取付板119を介してワイヤ115が引張ら
れ、上記ベルト86の走行に一対の保持体90が
連動するから、これら保持体90に設けられたマ
ツサージローラ118によつて利用者はマツサー
ジを受けることができる。また、このときスイツ
チボツクスを操作して振動装置134を作動させ
れば、この振動装置134が第1のばね体154
と第1の補助ばね体156とを弾性変形させなが
ら振動するので、この振動によつても利用者はマ
ツサージを受けることができる。
ところで、上記構造の指圧装置1においては、
振動装置134が保持体90の中空軸92に一端
を枢着したアーム129の他端に取付けられてい
る。そして、このアーム129は第1のばね体1
54によつてその回動方向に弾性的に保持されて
いる。したがつて、上記振動装置134を作動さ
せたときに発生する上下方向の振動は上記アーム
129が第1のばね体154を弾性変形させて回
動することにより吸収される。
振動装置134が保持体90の中空軸92に一端
を枢着したアーム129の他端に取付けられてい
る。そして、このアーム129は第1のばね体1
54によつてその回動方向に弾性的に保持されて
いる。したがつて、上記振動装置134を作動さ
せたときに発生する上下方向の振動は上記アーム
129が第1のばね体154を弾性変形させて回
動することにより吸収される。
また、振動装置134は上記アーム129の他
端に設けられた上記振動装置134のケース13
6よりも大きな半径の受け部材130上に第1の
弾性材132を介して設けられているとともに、
上記ケース136はねじ140を介して第2の弾
性材138により上記受け部材130に保持され
ている。したがつて、振動装置134を作動させ
たときに発生する水平方向の振動は、上記ケース
136が第1、第2の弾性材132,138を弾
性変形させながら受け部材130上で径方向に変
位することによつて吸収される。また、ケース1
36が径方向に変位して受け部材130に第1の
弾性材132を介して当ると、上記ケース136
の径方向の力は受け部材130の接線方向に向い
て弱まるから、このことによつても水平方向の力
が減衰される。
端に設けられた上記振動装置134のケース13
6よりも大きな半径の受け部材130上に第1の
弾性材132を介して設けられているとともに、
上記ケース136はねじ140を介して第2の弾
性材138により上記受け部材130に保持され
ている。したがつて、振動装置134を作動させ
たときに発生する水平方向の振動は、上記ケース
136が第1、第2の弾性材132,138を弾
性変形させながら受け部材130上で径方向に変
位することによつて吸収される。また、ケース1
36が径方向に変位して受け部材130に第1の
弾性材132を介して当ると、上記ケース136
の径方向の力は受け部材130の接線方向に向い
て弱まるから、このことによつても水平方向の力
が減衰される。
つまり、振動装置134が作動することによつ
て発生する振動は、アーム129が第1のばね体
154により弾性的に保持されていることと、振
動装置134が断面円弧状の受け部材130に第
1、第2の弾性材132,138を介して弾性的
に保持されていることによつて保持体90へ伝わ
りずらい。したがつて、保持体90が振動して走
行の円滑性が損なわれたり、利用者へ伝わる振動
が弱まるなどのことが防止される。
て発生する振動は、アーム129が第1のばね体
154により弾性的に保持されていることと、振
動装置134が断面円弧状の受け部材130に第
1、第2の弾性材132,138を介して弾性的
に保持されていることによつて保持体90へ伝わ
りずらい。したがつて、保持体90が振動して走
行の円滑性が損なわれたり、利用者へ伝わる振動
が弱まるなどのことが防止される。
以上述べたようにこの考案は、保持体の軸に一
端が回動自在に設けられたアームをばね体によつ
て弾性的に保持するとともに、上記アームの他端
に断面円弧状の受け部材を取付け、この受け部材
に第1の弾性材を介して振動装置を載置し、この
振動装置のケースと上記受け部材とを第2の弾性
材を介して連結具で結合した。したがつて、振動
装置の振動は、アームが第1のばね体を変形させ
て弾性的に変位することと、第1、第2の弾性材
によつて弾性的に吸収されること、さらに受け部
材がケースよりも大きな半径の円弧状であること
によつて上記保持体に伝わりずらい。そのため、
保持体が振動してその走行の円滑性が損なわれた
り、利用者に伝わる振動が弱くなつて良好なマツ
サージ効果が得られなくなるなどのことがなくな
る。
端が回動自在に設けられたアームをばね体によつ
て弾性的に保持するとともに、上記アームの他端
に断面円弧状の受け部材を取付け、この受け部材
に第1の弾性材を介して振動装置を載置し、この
振動装置のケースと上記受け部材とを第2の弾性
材を介して連結具で結合した。したがつて、振動
装置の振動は、アームが第1のばね体を変形させ
て弾性的に変位することと、第1、第2の弾性材
によつて弾性的に吸収されること、さらに受け部
材がケースよりも大きな半径の円弧状であること
によつて上記保持体に伝わりずらい。そのため、
保持体が振動してその走行の円滑性が損なわれた
り、利用者に伝わる振動が弱くなつて良好なマツ
サージ効果が得られなくなるなどのことがなくな
る。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は外
装地の一部を除去した基体の平面図、第2図は同
じく側面図、第3図は第2図−線に沿う拡大
断面図、第4図はガイドレールと駆動装置の構造
を示す平面図、第5図は第4図V−V線に沿う断
面図、第6図と第7図はガイドレールのそれぞれ
異なる部分の断面図、第8図は基体の第1の柔軟
部が形成された部分の側面図、第9図はガイドレ
ールの第2の柔軟部が形成された部分の平面図、
第10図は第9図X−X線に沿う断面図、第11
図は保持体の側面図、第12図は同じく利用者の
荷重を受けたときの側面図、第13図はアームの
取付構造を示す保持体の断面図、第14図は上記
アームが利用者の荷重で回動した状態の断面図、
第15図はガイド部材の斜視図、第16図は取付
板とワイヤの連結構造の斜視図、第17図は保持
体の平面図、第18図は同じく一部断面した正面
図、第19図は振動装置の取付構造の断面図、第
20図は駆動装置の一部分の断面図、第21図は
上記駆動装置の駆動源への給電を遮断するための
スイツチの取付構造の断面図、第22図は上記ス
イツチを作動させるワイヤの配置状態の斜視図、
第23図は基体を折り曲げた状態の断面図であ
る。 2……基体、64……駆動源、90……保持
体、92……中空軸、129……アーム、130
……受け部材、132……第1の弾性材、134
……振動装置、136……ケース、138……第
2の弾性材、140……ねじ(連結具)、154
……第1のばね体。
装地の一部を除去した基体の平面図、第2図は同
じく側面図、第3図は第2図−線に沿う拡大
断面図、第4図はガイドレールと駆動装置の構造
を示す平面図、第5図は第4図V−V線に沿う断
面図、第6図と第7図はガイドレールのそれぞれ
異なる部分の断面図、第8図は基体の第1の柔軟
部が形成された部分の側面図、第9図はガイドレ
ールの第2の柔軟部が形成された部分の平面図、
第10図は第9図X−X線に沿う断面図、第11
図は保持体の側面図、第12図は同じく利用者の
荷重を受けたときの側面図、第13図はアームの
取付構造を示す保持体の断面図、第14図は上記
アームが利用者の荷重で回動した状態の断面図、
第15図はガイド部材の斜視図、第16図は取付
板とワイヤの連結構造の斜視図、第17図は保持
体の平面図、第18図は同じく一部断面した正面
図、第19図は振動装置の取付構造の断面図、第
20図は駆動装置の一部分の断面図、第21図は
上記駆動装置の駆動源への給電を遮断するための
スイツチの取付構造の断面図、第22図は上記ス
イツチを作動させるワイヤの配置状態の斜視図、
第23図は基体を折り曲げた状態の断面図であ
る。 2……基体、64……駆動源、90……保持
体、92……中空軸、129……アーム、130
……受け部材、132……第1の弾性材、134
……振動装置、136……ケース、138……第
2の弾性材、140……ねじ(連結具)、154
……第1のばね体。
Claims (1)
- 基体と、この基体上に走行自在に設けられ駆動
源によつて往復駆動される保持体と、この保持体
に設けられた軸に一端が枢着され他端に断面がほ
ぼ半円弧状の受け部材が取着されたアームと、こ
のアームを所定の回動角度で弾性的に保持したば
ね体と、上記受け部材に第1の弾性材を介して接
合された上記受け部材よりも小さな半径の円筒状
の振動装置のケースと、上記受け部材からケース
内へ突出しその突出部分に取着された第2の弾性
材を介して上記ケースを上記受け部材に保持した
連結具とを具備したことを特徴とする指圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8580485U JPH0130183Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8580485U JPH0130183Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61203033U JPS61203033U (ja) | 1986-12-20 |
| JPH0130183Y2 true JPH0130183Y2 (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=30636529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8580485U Expired JPH0130183Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0130183Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003038601A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | France Bed Co Ltd | マッサージ装置 |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP8580485U patent/JPH0130183Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003038601A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-12 | France Bed Co Ltd | マッサージ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61203033U (ja) | 1986-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| WO2001008627A1 (en) | Electrically powered roller massaging implement | |
| WO2001003636A1 (en) | Massage device | |
| KR101520447B1 (ko) | 휠체어의 착탈식 구동장치 | |
| JPH0130183Y2 (ja) | ||
| JPH0133069Y2 (ja) | ||
| JPH0133068Y2 (ja) | ||
| JPH0130179Y2 (ja) | ||
| CA1286937C (en) | Massage apparatus | |
| EP0898265A2 (en) | Sound-absorbing material and a calbe reel uncluding the same | |
| JPH0420438Y2 (ja) | ||
| JPH0431702B2 (ja) | ||
| CN100369596C (zh) | 按摩装置 | |
| JP2011136787A (ja) | ロールの巻足し装置 | |
| JPS6337951Y2 (ja) | ||
| JPS6337952Y2 (ja) | ||
| JPH1189903A (ja) | マッサ−ジ装置 | |
| CN2436145Y (zh) | 行走揉捏机 | |
| JPS6033963Y2 (ja) | マツサ−ジ機におけるバイブレ−シヨン装置の取付け部の構造 | |
| KR0137445Y1 (ko) | 진동침대 | |
| JP2003038601A (ja) | マッサージ装置 | |
| JP2000037432A (ja) | マッサージ装置 | |
| JPS6240589Y2 (ja) | ||
| JP2003038598A (ja) | マッサージ装置 | |
| JPS59189851A (ja) | マツサ−ジ装置 | |
| JPH044750Y2 (ja) |