JPH01219349A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
- Publication number
- JPH01219349A JPH01219349A JP4438688A JP4438688A JPH01219349A JP H01219349 A JPH01219349 A JP H01219349A JP 4438688 A JP4438688 A JP 4438688A JP 4438688 A JP4438688 A JP 4438688A JP H01219349 A JPH01219349 A JP H01219349A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- orifice
- injection valve
- inner circumferential
- circumferential surface
- Prior art date
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- Pending
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、内燃機関用電磁式燃料噴射弁に係り、燃料の
微粒化に好適な燃料噴射弁の構造に関する。
微粒化に好適な燃料噴射弁の構造に関する。
従来の装置は、実開昭57−114163号公報に記載
のように、燃料噴射ノズル内に表面溝が螺旋状に設けら
れた嵌合部材が嵌合されている。
のように、燃料噴射ノズル内に表面溝が螺旋状に設けら
れた嵌合部材が嵌合されている。
また、特開昭59−54767号公報に記載の噴射弁で
は、旋回流発生流路は燃料膜形成孔の壁面に対して流れ
が衝突するように形成されている。
は、旋回流発生流路は燃料膜形成孔の壁面に対して流れ
が衝突するように形成されている。
前記従来技術は、燃料の微粒化の点について配慮されて
おらず、噴射される液滴のなかに粒径の大きなもので含
まれているという問題があった。
おらず、噴射される液滴のなかに粒径の大きなもので含
まれているという問題があった。
即ち、従来技術では細大は燃料噴射弁の中心軸から偏心
してノズル部の内筒面から離れた位置に傾斜して配置さ
れていた。細穴から流出する燃料の噴流は内筒面に衝突
し液滴となるが、各液滴はノズル部内の狭い空間内に飛
散し、その一部は互いに合体して液滴径が大きくなった
状態でノズル出口から噴射され、平均的に液滴径が大き
くなるという欠点を有していた。
してノズル部の内筒面から離れた位置に傾斜して配置さ
れていた。細穴から流出する燃料の噴流は内筒面に衝突
し液滴となるが、各液滴はノズル部内の狭い空間内に飛
散し、その一部は互いに合体して液滴径が大きくなった
状態でノズル出口から噴射され、平均的に液滴径が大き
くなるという欠点を有していた。
また、液膜を形成させるノズル部の軸方向長さが短いた
め、液膜の厚さが一様になる前に燃料が噴射され、液滴
の粒径の分布に不揃いが生じるという問題点があった。
め、液膜の厚さが一様になる前に燃料が噴射され、液滴
の粒径の分布に不揃いが生じるという問題点があった。
本発明の目的は、安価な構造で燃料の微粒化を促進し、
平均的に粒径が小さい液滴を噴射する電磁式燃料噴射弁
を提供することにある。
平均的に粒径が小さい液滴を噴射する電磁式燃料噴射弁
を提供することにある。
上記目的は、燃料計量・旋回素子に設けられている細穴
をノズル部の内筒面に近接して設け、細穴からの燃料の
流出方向がノズル部の内筒面に接するように構成し、さ
らに好ましくはノズル部の軸方向長さを大きくすること
により達成される。
をノズル部の内筒面に近接して設け、細穴からの燃料の
流出方向がノズル部の内筒面に接するように構成し、さ
らに好ましくはノズル部の軸方向長さを大きくすること
により達成される。
尚、細大の下流側に設けたノズル部の軸方向長さがノズ
ル部の直径より大きいことが好ましい。
ル部の直径より大きいことが好ましい。
本発明では、細穴から燃料をノズル部の内筒面に衝突し
ないように内筒面に沿って旋回速度を与えて流出させる
。このためノズル部の内部では微粒化は行なわれず、燃
料は旋回速度成分をもつため内筒面に液膜を形成してノ
ズル出口から高速の液膜流となって空気中に噴射されノ
ズル部の外部において液滴となる。また、ノズル部の軸
方向長さを大きくして内筒面に形成される液膜の厚さを
一様化できるので、液滴の粒径のばらつきを小さくする
ことができる。
ないように内筒面に沿って旋回速度を与えて流出させる
。このためノズル部の内部では微粒化は行なわれず、燃
料は旋回速度成分をもつため内筒面に液膜を形成してノ
ズル出口から高速の液膜流となって空気中に噴射されノ
ズル部の外部において液滴となる。また、ノズル部の軸
方向長さを大きくして内筒面に形成される液膜の厚さを
一様化できるので、液滴の粒径のばらつきを小さくする
ことができる。
以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び第3図に
より説明する。
より説明する。
第1図を用いて電磁式燃料噴射弁(以下、噴射弁)1の
構造・動作について説明する。噴射弁1は、コントロー
ルユニット(図示せず)により演算されたデユーティの
0N−OFF信号によりシート部7の開閉を行うことに
より燃料の噴射を行うものであり、該0N−OFF信号
は、コネクタ17を通り、励磁コイル3に印加される。
構造・動作について説明する。噴射弁1は、コントロー
ルユニット(図示せず)により演算されたデユーティの
0N−OFF信号によりシート部7の開閉を行うことに
より燃料の噴射を行うものであり、該0N−OFF信号
は、コネクタ17を通り、励磁コイル3に印加される。
該励磁コイル3に電流が印加されるとコア5.ヨーク4
及び該コア内部及び弁本体(以下、バルブガイド)10
に摺動自在に具備されたプランジャ2で磁気回路が形成
され、該プランジャ2が図中上方へ移動する。該プラン
ジャ2は、リング6及びロッド8と一体化され、さらに
該ロッド8は、ボール9と溶接にて一体化されている。
及び該コア内部及び弁本体(以下、バルブガイド)10
に摺動自在に具備されたプランジャ2で磁気回路が形成
され、該プランジャ2が図中上方へ移動する。該プラン
ジャ2は、リング6及びロッド8と一体化され、さらに
該ロッド8は、ボール9と溶接にて一体化されている。
これら結合体をプランジャロッド18と称する。該プラ
ンジャ2に図中上方へ吸引力が作用すると、該リング6
は。
ンジャ2に図中上方へ吸引力が作用すると、該リング6
は。
該コア5の内周を摺動し、かつ、該ボール9は、バルブ
ガイド10のボア部11を摺動し該プランジャロッド1
8が図中上方へ移動する。該プランジャロッド18が図
中上方へ移動すると該シート部7との間に微少隙間が形
成され、該ヨーク4外周からフィルタ12を介して供給
された燃料が該励磁コイル3と該ヨーク4によって形成
される燃料通路13、さらに該プランジャ2の外周と該
ヨーク4の内周によって形成される燃料通路14及びバ
ルブガイド10のボア部11、該シート部7を通り燃料
計量・旋回素子(以下、スワールオリフィス)15によ
って計量・旋回力を与えられ、規定の粒子径となって内
燃機関(図示せず)に噴射される。該噴射弁1の燃料計
量方式は、前述のごとく該スワールオリフィス15に具
備する複数個の細穴(以下、オリフィス)16により行
うものである。該オリフィス16は該スワールオリフィ
ス15の燃料出口より奥まった位置に具備され、内燃機
関に該噴射弁1が装着された時に生じる燃焼ガス中のカ
ーボン等に付着に対し有利な構造を有し、且つ、複数個
で形成されるため、該オリフィス16の1ヶ当りの付着
物による計量精度の悪化が、1ケのオリフィスにより計
量する噴射弁に比較し軽微であ。る。
ガイド10のボア部11を摺動し該プランジャロッド1
8が図中上方へ移動する。該プランジャロッド18が図
中上方へ移動すると該シート部7との間に微少隙間が形
成され、該ヨーク4外周からフィルタ12を介して供給
された燃料が該励磁コイル3と該ヨーク4によって形成
される燃料通路13、さらに該プランジャ2の外周と該
ヨーク4の内周によって形成される燃料通路14及びバ
ルブガイド10のボア部11、該シート部7を通り燃料
計量・旋回素子(以下、スワールオリフィス)15によ
って計量・旋回力を与えられ、規定の粒子径となって内
燃機関(図示せず)に噴射される。該噴射弁1の燃料計
量方式は、前述のごとく該スワールオリフィス15に具
備する複数個の細穴(以下、オリフィス)16により行
うものである。該オリフィス16は該スワールオリフィ
ス15の燃料出口より奥まった位置に具備され、内燃機
関に該噴射弁1が装着された時に生じる燃焼ガス中のカ
ーボン等に付着に対し有利な構造を有し、且つ、複数個
で形成されるため、該オリフィス16の1ヶ当りの付着
物による計量精度の悪化が、1ケのオリフィスにより計
量する噴射弁に比較し軽微であ。る。
第2図は本実施例のホワールオリフィス15の詳細な断
面を示し、第3図はホワールオリフィス15の正面図(
第2図の右方から見る)である。
面を示し、第3図はホワールオリフィス15の正面図(
第2図の右方から見る)である。
ホワールオリフィス15の端部21には複数個のオリフ
ィス16がその出口がノズル部22の内筒面19に近接
して設けられている。さらにオリフィス16の中心軸線
は噴射弁1の中心軸線に対して傾斜し、オリフィス16
からの流れは内筒面19に沿うように構成されている。
ィス16がその出口がノズル部22の内筒面19に近接
して設けられている。さらにオリフィス16の中心軸線
は噴射弁1の中心軸線に対して傾斜し、オリフィス16
からの流れは内筒面19に沿うように構成されている。
シート部7を通過した燃料はオリフィス16を通って噴
流状に内筒面19に沿って流出し、オリフィス16の傾
斜によって旋回速度を与えられるから燃料は遠心力によ
って内筒面19上を液膜状に流れ、ノズル出口20から
液膜流となって空気中に噴射される。
流状に内筒面19に沿って流出し、オリフィス16の傾
斜によって旋回速度を与えられるから燃料は遠心力によ
って内筒面19上を液膜状に流れ、ノズル出口20から
液膜流となって空気中に噴射される。
空気中に放出された液膜流はそれ自体の乱れと不安定性
によって液滴に分離し、微粒化が実現される。オリフィ
ス16からの流れは円筒面19に衝突しないからノズル
部22では微粒化は行なわれず、ノズル部22における
液滴の合体による粒径の大きな液滴の発生を防止するこ
とができる。
によって液滴に分離し、微粒化が実現される。オリフィ
ス16からの流れは円筒面19に衝突しないからノズル
部22では微粒化は行なわれず、ノズル部22における
液滴の合体による粒径の大きな液滴の発生を防止するこ
とができる。
また、ノズル部22の軸方向長さは少なくともノズル部
22の直径より大きくなるよう構成し、流れがノズル出
口20に達するまで−様な厚さの液膜流が形成されるよ
うにする。
22の直径より大きくなるよう構成し、流れがノズル出
口20に達するまで−様な厚さの液膜流が形成されるよ
うにする。
本実施例は従来技術に比較してオリフィス16の加工位
置を変更するだけで実現できるから安価な手段で微粒化
性能を向上することができる。
置を変更するだけで実現できるから安価な手段で微粒化
性能を向上することができる。
本発明によれば、燃料流量・旋回素子のオリフィスをノ
ズル部の内筒面に近接して設けることによって、液滴の
合体による粒径の大きな液滴の発生を防止できるので、
安価な手段によって微粒化性能が向上する効果がある。
ズル部の内筒面に近接して設けることによって、液滴の
合体による粒径の大きな液滴の発生を防止できるので、
安価な手段によって微粒化性能が向上する効果がある。
第1図は本発明の一実施例の燃料噴射弁の断面図、第2
図は第1図のスワールオリフィスの断面図、第3図は第
2図のスワールオリフィスの正面図である。 1・・・噴射弁、2・・・プランジャ、3・・・励磁コ
イル、4・・・ヨーク、5・・・コア、10・・・バル
ブガイド、15・・・スワールオリフィス、16・・・
オリフィス、19・・・内筒面、22・・・ノズル部。 鴇 2 凹 璃3 記
図は第1図のスワールオリフィスの断面図、第3図は第
2図のスワールオリフィスの正面図である。 1・・・噴射弁、2・・・プランジャ、3・・・励磁コ
イル、4・・・ヨーク、5・・・コア、10・・・バル
ブガイド、15・・・スワールオリフィス、16・・・
オリフィス、19・・・内筒面、22・・・ノズル部。 鴇 2 凹 璃3 記
Claims (1)
- 1.励磁コイルを取り囲む磁性体のヨーク、励磁コイル
の中心に位置し一端が上記ヨークと接触したコアと、上
記ヨーク及び上記コアと不動の弁座に対し、上記弁座を
有する弁本体の軸方向に摺動自在に配置し、且つ上記コ
ア内部を摺動するように配置された可動子で磁気回路を
形成し、上記可動子は、励磁コイルが励磁されると上記
弁本体の軸方向に移動し、上記弁本体に配置された弁座
と上記可動子間に形成された微少隙間より燃料を上記弁
座下流に配置した燃料計量・旋回素子に供給し、燃料計
量・旋回素子には弁座部と外部との間を連通する複数個
の細穴が設けられ、燃料を微粒化して内燃機関に噴射す
る構造の電磁式燃料噴射弁において、上記燃料計量・旋
回素子に設けた上記細穴を燃料計量・旋回素子のノズル
部の内筒面に近接して配置したことを特徴とする電磁式
燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4438688A JPH01219349A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4438688A JPH01219349A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01219349A true JPH01219349A (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=12690069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4438688A Pending JPH01219349A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01219349A (ja) |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4438688A patent/JPH01219349A/ja active Pending
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