JPH01165996A - 使用済燃料貯蔵装置 - Google Patents
使用済燃料貯蔵装置Info
- Publication number
- JPH01165996A JPH01165996A JP62323893A JP32389387A JPH01165996A JP H01165996 A JPH01165996 A JP H01165996A JP 62323893 A JP62323893 A JP 62323893A JP 32389387 A JP32389387 A JP 32389387A JP H01165996 A JPH01165996 A JP H01165996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- module
- spent fuel
- shielding
- cooling air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[fi業上の利用分野]
本発明は原子力発電所等の原子炉において使用された燃
料を被包し、放射線を遮蔽して貯蔵する装置に関するも
のである。
料を被包し、放射線を遮蔽して貯蔵する装置に関するも
のである。
[従来の技術]
第4〜5図は従来技術の例で、第4図は使用済燃料を封
入したキャニスタを収納するコンクリートによって形成
された遮蔽モジュールの斜視断面図、第5図は上記遮蔽
モジュールのキャニスタを含む部分の縦断面図である。
入したキャニスタを収納するコンクリートによって形成
された遮蔽モジュールの斜視断面図、第5図は上記遮蔽
モジュールのキャニスタを含む部分の縦断面図である。
第4〜5図において、51は遮蔽□モジュール、52は
遮蔽板、53はキャニスタ、55は冷却用の空気流入孔
、56は冷却用の空気流出孔である。原子炉において使
用された燃料を貯蔵する方法として、当初は水ブールに
よる方法が主流てあったが、初期投資費が大きいこと、
水冷関連の経常費か高くつくことから、その後初期投資
費が小さく、特別の通常時冷却系を必要としない、輸送
用のスヂールキャスクをそのまま貯蔵する方法が考えら
れて来た。然しながら輸送用のスチールキャスクを使用
した貯蔵方法は、貯蔵建屋に使用済燃料からの中性子遮
蔽のための補助遮蔽装置が必要であること、或いは貯蔵
施設を廃止する場合に大量の2次廃棄物が発生するなど
の不具合を生していた。第4〜5図はこれらの不具合に
対処して製作された従来の遮蔽モジュール51による貯
蔵方法である。原子炉から取り出された使用済みの燃料
は原子炉燃料プール施設において輸送用キャスクに内設
されたキャニスタ53内に収納され、放射線遮蔽用船を
冠着されて外部に搬出される。搬出されたキャニスタ5
3は盲板を装着したのち脱水、・乾燥され、更に内部に
不活性ガスを充填したのち溶接によって気密を保持され
る。上記手順によって貯蔵状態を完了したキャニスタ5
3は、輸送用キャスク内に収納された状態てキャスク蓋
を取着され、トレーラによって使用済燃料貯蔵所に搬入
される。燃料貯蔵所には予め第4〜5図の構造のコンク
リートによって形成された遮蔽モジュール51か構設さ
れている。搬入されたキャニスタ53は遮蔽モジュール
51の前に位置決めされたのち、挿入装置によって遮蔽
モジュール51内に挿入され、遮蔽板52か封着される
。原子炉から取り出された使用済燃料は長期間に亘って
発熱を行/♂うため、その除熱が不十分な場合温度上昇
によって放射能密封機構の破損或いは使用済燃料自体の
破損や放射線損傷の惹起等の事故拡大の可能性がある。
遮蔽板、53はキャニスタ、55は冷却用の空気流入孔
、56は冷却用の空気流出孔である。原子炉において使
用された燃料を貯蔵する方法として、当初は水ブールに
よる方法が主流てあったが、初期投資費が大きいこと、
水冷関連の経常費か高くつくことから、その後初期投資
費が小さく、特別の通常時冷却系を必要としない、輸送
用のスヂールキャスクをそのまま貯蔵する方法が考えら
れて来た。然しながら輸送用のスチールキャスクを使用
した貯蔵方法は、貯蔵建屋に使用済燃料からの中性子遮
蔽のための補助遮蔽装置が必要であること、或いは貯蔵
施設を廃止する場合に大量の2次廃棄物が発生するなど
の不具合を生していた。第4〜5図はこれらの不具合に
対処して製作された従来の遮蔽モジュール51による貯
蔵方法である。原子炉から取り出された使用済みの燃料
は原子炉燃料プール施設において輸送用キャスクに内設
されたキャニスタ53内に収納され、放射線遮蔽用船を
冠着されて外部に搬出される。搬出されたキャニスタ5
3は盲板を装着したのち脱水、・乾燥され、更に内部に
不活性ガスを充填したのち溶接によって気密を保持され
る。上記手順によって貯蔵状態を完了したキャニスタ5
3は、輸送用キャスク内に収納された状態てキャスク蓋
を取着され、トレーラによって使用済燃料貯蔵所に搬入
される。燃料貯蔵所には予め第4〜5図の構造のコンク
リートによって形成された遮蔽モジュール51か構設さ
れている。搬入されたキャニスタ53は遮蔽モジュール
51の前に位置決めされたのち、挿入装置によって遮蔽
モジュール51内に挿入され、遮蔽板52か封着される
。原子炉から取り出された使用済燃料は長期間に亘って
発熱を行/♂うため、その除熱が不十分な場合温度上昇
によって放射能密封機構の破損或いは使用済燃料自体の
破損や放射線損傷の惹起等の事故拡大の可能性がある。
従フて除熱能力の維持は貯蔵装置の安全性の確保の上で
最も重要な事項である。第4〜5図はキャニスタの冷却
を空気の自然循環によって行なっている例である。キャ
ニスタ53を収納している遮蔽モジュールはコンクリー
トによって形成されており、前壁の下部に冷却用の空気
流人孔55か形設されている。空気流入孔55の遮蔽モ
ジュール51内の開口部にはコンクリートによる緩衝室
が形設されている。該緩衝室周壁には空気の流出孔か形
設されており、空気流入孔55から流入した冷却用空気
を使用済燃料貯蔵用空間の下部に形設した空間に流出自
在にするとともに、該空気の流出孔は使用済燃料貯蔵空
間における放射線が外部に漏洩するのを防止するために
迷路状に形成されている。空気流入孔55から流入した
冷却用空気は緩衝室に入り、緩衝室周壁に形設された流
入孔を経て燃料貯蔵用空間の下部に入り、燃料貯蔵用空
間上部に挿設された状態のキャニスタ53の周囲を通過
したのち、遮蔽モジュール51の上部に形設された空気
流出孔56から外部に流出する。原子炉から取り出され
て、搬入、挿入されたキャニスタ53内の使用済燃料は
長期間に亘って崩壊熱を発生するため、キャニスタ内部
の温度は約400℃、キャニスタ外壁の温度は約200
℃に上昇している。従って燃料貯蔵用空間に流入した冷
却用空気はキャニスタと接触することによって昇温し、
比重を減じて上昇し、上部の空気流出孔56から外部へ
流出する。このように従来のコンクリートによって形成
された遮蔽モジュールによる使用済燃料の貯蔵装置にお
いても、使用済燃料を封入したキャニスタを収納し、放
射線を遮蔽するとともに遮蔽モジュールの下部と上部に
それぞれ冷却空気の流入孔および流出孔を形設して空気
の流通路を形成することによりキャニスタに接触する空
気の温度上昇に伴なう上昇気流の発生によって、空気の
自然循環によるキャニスタおよびキャニスタ内に封入さ
れた使用済燃料の除熱を行なうことが可能てあった。
最も重要な事項である。第4〜5図はキャニスタの冷却
を空気の自然循環によって行なっている例である。キャ
ニスタ53を収納している遮蔽モジュールはコンクリー
トによって形成されており、前壁の下部に冷却用の空気
流人孔55か形設されている。空気流入孔55の遮蔽モ
ジュール51内の開口部にはコンクリートによる緩衝室
が形設されている。該緩衝室周壁には空気の流出孔か形
設されており、空気流入孔55から流入した冷却用空気
を使用済燃料貯蔵用空間の下部に形設した空間に流出自
在にするとともに、該空気の流出孔は使用済燃料貯蔵空
間における放射線が外部に漏洩するのを防止するために
迷路状に形成されている。空気流入孔55から流入した
冷却用空気は緩衝室に入り、緩衝室周壁に形設された流
入孔を経て燃料貯蔵用空間の下部に入り、燃料貯蔵用空
間上部に挿設された状態のキャニスタ53の周囲を通過
したのち、遮蔽モジュール51の上部に形設された空気
流出孔56から外部に流出する。原子炉から取り出され
て、搬入、挿入されたキャニスタ53内の使用済燃料は
長期間に亘って崩壊熱を発生するため、キャニスタ内部
の温度は約400℃、キャニスタ外壁の温度は約200
℃に上昇している。従って燃料貯蔵用空間に流入した冷
却用空気はキャニスタと接触することによって昇温し、
比重を減じて上昇し、上部の空気流出孔56から外部へ
流出する。このように従来のコンクリートによって形成
された遮蔽モジュールによる使用済燃料の貯蔵装置にお
いても、使用済燃料を封入したキャニスタを収納し、放
射線を遮蔽するとともに遮蔽モジュールの下部と上部に
それぞれ冷却空気の流入孔および流出孔を形設して空気
の流通路を形成することによりキャニスタに接触する空
気の温度上昇に伴なう上昇気流の発生によって、空気の
自然循環によるキャニスタおよびキャニスタ内に封入さ
れた使用済燃料の除熱を行なうことが可能てあった。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら上記従来のコンクリートによって形成され
た、使用済燃料貯蔵のための遮蔽モジュールにおいては
、冷却用空気の流入孔および内部の緩衝室が遮蔽モジュ
ールの内部にあるために、遮蔽モジュールの構造が複雑
になり、製作工数の増加と安全性確保のための製品検査
が困難になるほか緩衝室から流出する冷却用空気が、上
部のキャニスタに−様な流速および流量で接触すること
が困難であり、キャニスタが均一に冷却されないと言う
不具合を有していた。
た、使用済燃料貯蔵のための遮蔽モジュールにおいては
、冷却用空気の流入孔および内部の緩衝室が遮蔽モジュ
ールの内部にあるために、遮蔽モジュールの構造が複雑
になり、製作工数の増加と安全性確保のための製品検査
が困難になるほか緩衝室から流出する冷却用空気が、上
部のキャニスタに−様な流速および流量で接触すること
が困難であり、キャニスタが均一に冷却されないと言う
不具合を有していた。
[問題点を解決するための手段コ
上記の問題点を解決するための手段は、前記特許請求の
範囲に記載のとおり、コンクリートによって形成され、
内部に使用済燃料を貯蔵するための内部空間を有する遮
蔽モジュールであって、該遮蔽モジュールの前部には遮
蔽プラグによって閉鎖可能な開口部を有し、該遮蔽モジ
ュールの上部には前記内部空間と外部とを連通ずる複数
の空気孔を有するとともに、該遮蔽モジュールの下部に
は冷却空気流入路に通ずる開放空間を有する使用済燃料
貯蔵装置である。
範囲に記載のとおり、コンクリートによって形成され、
内部に使用済燃料を貯蔵するための内部空間を有する遮
蔽モジュールであって、該遮蔽モジュールの前部には遮
蔽プラグによって閉鎖可能な開口部を有し、該遮蔽モジ
ュールの上部には前記内部空間と外部とを連通ずる複数
の空気孔を有するとともに、該遮蔽モジュールの下部に
は冷却空気流入路に通ずる開放空間を有する使用済燃料
貯蔵装置である。
[作 用]
原子炉使用済燃料をコンクリートによって形成された遮
蔽モ、ジュール(以下コンクリートモジュールと言う。
蔽モ、ジュール(以下コンクリートモジュールと言う。
)に貯蔵するに際し、コンクリートモジュールは内部に
使用済燃料を封入したキャニスタを収納するための空間
を有し、前部のキャニスタ搬入用間口部は遮蔽プラグに
よって閉鎖可能な構造とし、上部にはキャニスタ収納部
空間と外部とを連通ずる複数の空気流出孔を形設し、下
部には冷却空気流入孔に通ずる開放空間を形設する。該
コンクリートモジュールを配設するコンクリートによっ
て形成されたコンクリートモジュール用パッド(以下コ
ンクリートパッドと言う)には予め冷却空気流入孔およ
び上記のコンクリートモジュールの下部開放空間に通ず
る冷却空気流入路が形設されている。コンクリートパッ
ドの冷却空気流入部の内部にはコンクリートの障壁を形
設し、使用済燃料を封入したキャニスタからの放射線の
外部への漏洩を防止している。またコンクリートパッド
内の冷却空気流入路は開放状態に形設されている。従っ
て該コンクリートモジュールによる使用済燃料貯蔵装置
は、コンクリートパッドを開放状態で製作し、構造が単
純であるために経費の節減が可能である上、要部の点検
が容易かつ完全に実施し得ること、コンクリートパッド
内の冷却空気の流通路およびコンクリートモジュール下
部開放空間は何等障害物を有しない簡潔な構造であるた
めにキャニスタ冷却用空気を均一に供給し得ると言う利
点を有している。
使用済燃料を封入したキャニスタを収納するための空間
を有し、前部のキャニスタ搬入用間口部は遮蔽プラグに
よって閉鎖可能な構造とし、上部にはキャニスタ収納部
空間と外部とを連通ずる複数の空気流出孔を形設し、下
部には冷却空気流入孔に通ずる開放空間を形設する。該
コンクリートモジュールを配設するコンクリートによっ
て形成されたコンクリートモジュール用パッド(以下コ
ンクリートパッドと言う)には予め冷却空気流入孔およ
び上記のコンクリートモジュールの下部開放空間に通ず
る冷却空気流入路が形設されている。コンクリートパッ
ドの冷却空気流入部の内部にはコンクリートの障壁を形
設し、使用済燃料を封入したキャニスタからの放射線の
外部への漏洩を防止している。またコンクリートパッド
内の冷却空気流入路は開放状態に形設されている。従っ
て該コンクリートモジュールによる使用済燃料貯蔵装置
は、コンクリートパッドを開放状態で製作し、構造が単
純であるために経費の節減が可能である上、要部の点検
が容易かつ完全に実施し得ること、コンクリートパッド
内の冷却空気の流通路およびコンクリートモジュール下
部開放空間は何等障害物を有しない簡潔な構造であるた
めにキャニスタ冷却用空気を均一に供給し得ると言う利
点を有している。
[実施例]
以下に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明に基く、使用済燃料を貯蔵するための内
部空間と、該空間と外部とを連通する冷却用空気流出孔
を上部に有し、冷却空気流入路に通ずる開放空間を下部
に有した使用済燃料貯蔵用のコンクリートモジュールと
、該コンクリートモジュールを定着させるコンクリート
パッドの縦断面図、第2図は第1図におけるa’a線断
面図、第3図はコンクリートモジュールおよびコンクリ
ートパッド各部の温度分布を示すための構造概念図であ
る。第1〜3図において、1はコンクリートモジュール
、2は遮蔽プラグ、3はキャニスタ、4は収納容器、5
は空気流入孔、6は空気流出孔、7は使用済みの燃料集
合体、8はセパレータ、9はコンクリートパッドである
。原子炉から取り出された使用済みの燃料は原子炉燃料
プール施設において輸送用キャスクに内設されたキャニ
スタ3内に収納され、放射線遮蔽用船を冠着されて外部
に搬出される。搬出されたキャニスタ3は盲板を装着し
たのち脱水、乾燥され、更に内部に不活性ガスを充填し
たのち溶接によって気密を保持される。上記手順によっ
て貯蔵状態を完了したキャニスタ3は、輸送用キャスク
内に収納された状態てキャスク蓋を取着され、トレーラ
によって使用済燃料貯蔵所に搬入される。燃料貯蔵所に
は予め第1〜3図の構造のコンクリートモジュール1が
構設されている。搬入されたキャニスタ3はコンクリー
トモジュール1の前に位置決めされたのち、予めコンク
リートモジュール内にコンクリートモジュールの内壁か
ら一定間隔を保って取設しである金属板製のキャニスタ
収納容器4内に挿入される。キャニスタ挿入終了後、収
納客器4には密封蓋を溶接によって取り付け、収納容器
4内を真空引きし、真空部分に不活性ガスを注入し密閉
する。然るのちに入口に遮蔽プラグ2を取設して貯蔵作
業を終了する。原子炉から取り出された使用済燃料は長
期間に亘って発熱を行なうため、その除熱が不十分な場
合温度上昇によって放射能密封機構の破損或いは使用済
燃料自体の破損の惹起等の事故拡大の可能性がある。
部空間と、該空間と外部とを連通する冷却用空気流出孔
を上部に有し、冷却空気流入路に通ずる開放空間を下部
に有した使用済燃料貯蔵用のコンクリートモジュールと
、該コンクリートモジュールを定着させるコンクリート
パッドの縦断面図、第2図は第1図におけるa’a線断
面図、第3図はコンクリートモジュールおよびコンクリ
ートパッド各部の温度分布を示すための構造概念図であ
る。第1〜3図において、1はコンクリートモジュール
、2は遮蔽プラグ、3はキャニスタ、4は収納容器、5
は空気流入孔、6は空気流出孔、7は使用済みの燃料集
合体、8はセパレータ、9はコンクリートパッドである
。原子炉から取り出された使用済みの燃料は原子炉燃料
プール施設において輸送用キャスクに内設されたキャニ
スタ3内に収納され、放射線遮蔽用船を冠着されて外部
に搬出される。搬出されたキャニスタ3は盲板を装着し
たのち脱水、乾燥され、更に内部に不活性ガスを充填し
たのち溶接によって気密を保持される。上記手順によっ
て貯蔵状態を完了したキャニスタ3は、輸送用キャスク
内に収納された状態てキャスク蓋を取着され、トレーラ
によって使用済燃料貯蔵所に搬入される。燃料貯蔵所に
は予め第1〜3図の構造のコンクリートモジュール1が
構設されている。搬入されたキャニスタ3はコンクリー
トモジュール1の前に位置決めされたのち、予めコンク
リートモジュール内にコンクリートモジュールの内壁か
ら一定間隔を保って取設しである金属板製のキャニスタ
収納容器4内に挿入される。キャニスタ挿入終了後、収
納客器4には密封蓋を溶接によって取り付け、収納容器
4内を真空引きし、真空部分に不活性ガスを注入し密閉
する。然るのちに入口に遮蔽プラグ2を取設して貯蔵作
業を終了する。原子炉から取り出された使用済燃料は長
期間に亘って発熱を行なうため、その除熱が不十分な場
合温度上昇によって放射能密封機構の破損或いは使用済
燃料自体の破損の惹起等の事故拡大の可能性がある。
従って除熱能力の維持は貯蔵装置の安全性の確保の上で
最も重要な事項である。第1〜3図は上記のコンクリー
トモジュール内に収納された使用済燃料封入キャニスタ
3の空気の自然循環による冷却例である。コンクリート
パッド9に形設された冷却用の空気流入孔5から流入し
た空気は、コンクリートパッド9の人口部で放射線漏洩
防止用障壁部を通り、開放状態の冷却空気流入路に入る
。
最も重要な事項である。第1〜3図は上記のコンクリー
トモジュール内に収納された使用済燃料封入キャニスタ
3の空気の自然循環による冷却例である。コンクリート
パッド9に形設された冷却用の空気流入孔5から流入し
た空気は、コンクリートパッド9の人口部で放射線漏洩
防止用障壁部を通り、開放状態の冷却空気流入路に入る
。
コンクリートバットの上部にはキャニスタ3を収納した
コンクリートモジュール1が配設されている。該コンク
リ、−トモジュール1は内部に使用済燃料の集合体7を
封入したキャニスタ3を収納するための空間を有し、前
部のキャニスタ3搬入用開口部は遮蔽プラグ2によって
閉鎖可能な構造とし、上部にはキャニスタ3収納部空間
と外部とを連通する複数の空気流出孔を形設し、下部に
は冷却空気流入孔に通ずる開放空間を形設しである。
コンクリートモジュール1が配設されている。該コンク
リ、−トモジュール1は内部に使用済燃料の集合体7を
封入したキャニスタ3を収納するための空間を有し、前
部のキャニスタ3搬入用開口部は遮蔽プラグ2によって
閉鎖可能な構造とし、上部にはキャニスタ3収納部空間
と外部とを連通する複数の空気流出孔を形設し、下部に
は冷却空気流入孔に通ずる開放空間を形設しである。
コンクリートパッド9の開放状態の冷却空気流入路に流
入した冷却用空気は、上部の開放空間で拡散し、均一な
速度でキャニスタ3を被包している収納容器4の外壁に
接触し、熱交換を行なって収納容器4の外壁温度を低下
させ、冷却空気自体は昇温しで比重を減じることによっ
て自然上昇し、上部の空気流出孔6から外部に流出する
。その際昇温した空気が直接周壁のコンクリートと接触
した場合、コンクリートが乾燥し劣化を生じるため、本
実施例においては第2〜3図に示すように、コンクリー
トモジュール1のキャニスタ3収納部周壁およびその上
部の空気流出孔6の周壁部は、周壁から一定の距離を有
してセパレータ8を固設してあり、コンクリートモジュ
ール1の内壁とセパレータ8の間隙にはコンクリートパ
ッド9から流入し、収納容器4に接触して昇温する以前
の低温空気を導入している。第3図は上記のセパレータ
8を固設した場合のコンクリートモジュール1およびコ
ンクリートバット9の各部の温度分布を示すための構造
概念図である。第3図において、tlは燃料集合体中心
部最高温度、t2はキヤニスタ3の胴部最高温度、t3
は収納容器4の胴部最高温度、t4はコンクリートパッ
ド流入部の冷却空気温度、t5はコンクリートモジュー
ルの冷却空気流出部の冷却空気温度、t6はコンクリー
トモジュール1の内壁とセパレータ8との間隙から流出
する冷却空気温度、t7はコンクリートモジュール1の
最高部温度である。本実施例において1.=400℃、
t4=35℃とした場合、t2=190℃、t3=14
0℃、t5=70℃、ja<70℃、 t、<70℃
となり、コンクリートモジュール1は常に安全な温度を
維持することが可能となる。
入した冷却用空気は、上部の開放空間で拡散し、均一な
速度でキャニスタ3を被包している収納容器4の外壁に
接触し、熱交換を行なって収納容器4の外壁温度を低下
させ、冷却空気自体は昇温しで比重を減じることによっ
て自然上昇し、上部の空気流出孔6から外部に流出する
。その際昇温した空気が直接周壁のコンクリートと接触
した場合、コンクリートが乾燥し劣化を生じるため、本
実施例においては第2〜3図に示すように、コンクリー
トモジュール1のキャニスタ3収納部周壁およびその上
部の空気流出孔6の周壁部は、周壁から一定の距離を有
してセパレータ8を固設してあり、コンクリートモジュ
ール1の内壁とセパレータ8の間隙にはコンクリートパ
ッド9から流入し、収納容器4に接触して昇温する以前
の低温空気を導入している。第3図は上記のセパレータ
8を固設した場合のコンクリートモジュール1およびコ
ンクリートバット9の各部の温度分布を示すための構造
概念図である。第3図において、tlは燃料集合体中心
部最高温度、t2はキヤニスタ3の胴部最高温度、t3
は収納容器4の胴部最高温度、t4はコンクリートパッ
ド流入部の冷却空気温度、t5はコンクリートモジュー
ルの冷却空気流出部の冷却空気温度、t6はコンクリー
トモジュール1の内壁とセパレータ8との間隙から流出
する冷却空気温度、t7はコンクリートモジュール1の
最高部温度である。本実施例において1.=400℃、
t4=35℃とした場合、t2=190℃、t3=14
0℃、t5=70℃、ja<70℃、 t、<70℃
となり、コンクリートモジュール1は常に安全な温度を
維持することが可能となる。
[発明の効果]
本発明は上記実施例から明らかなように、原子炉使用済
燃料貯蔵所において、遮蔽モジュールおよび遮蔽モジュ
ールを定着させるパッドをコンクリートによって形成し
、使用済燃料冷却用空気の流入孔および使用済燃料から
の放射線の冷却空気流入孔からの漏洩を防止する遮蔽障
壁を上記コンクリートパッド内に形設することによって
、上記の遮蔽用のコンクリートモジュールには、中央部
に使用済燃料貯蔵のための内部空間を有し、上部には前
記内部空間と外部とを連通ずる冷却空気流出孔を設け、
下部にはコンクリートパッドに形設した冷却用空気流入
路に通じる開放空間を形設せしめ、それによってコンク
リートモジュールの構造を単純化して製作コストを低減
し、製作時の要部の点検を容易かつ完全なものにし得る
とともに、コンクリートモジュールの下部が開放空間で
あることによる冷却用空気の使用済燃料収納部への流入
を均一化し、効率良く冷却を行ない得ると言う効果を有
する。また、前記のとおりモジュール化した単純な構造
であるので大量の遮蔽モジュールを一挙に設りることも
、逐次増設することも任意で、その設置作業も容易であ
る利点がある。 ゛
燃料貯蔵所において、遮蔽モジュールおよび遮蔽モジュ
ールを定着させるパッドをコンクリートによって形成し
、使用済燃料冷却用空気の流入孔および使用済燃料から
の放射線の冷却空気流入孔からの漏洩を防止する遮蔽障
壁を上記コンクリートパッド内に形設することによって
、上記の遮蔽用のコンクリートモジュールには、中央部
に使用済燃料貯蔵のための内部空間を有し、上部には前
記内部空間と外部とを連通ずる冷却空気流出孔を設け、
下部にはコンクリートパッドに形設した冷却用空気流入
路に通じる開放空間を形設せしめ、それによってコンク
リートモジュールの構造を単純化して製作コストを低減
し、製作時の要部の点検を容易かつ完全なものにし得る
とともに、コンクリートモジュールの下部が開放空間で
あることによる冷却用空気の使用済燃料収納部への流入
を均一化し、効率良く冷却を行ない得ると言う効果を有
する。また、前記のとおりモジュール化した単純な構造
であるので大量の遮蔽モジュールを一挙に設りることも
、逐次増設することも任意で、その設置作業も容易であ
る利点がある。 ゛
第1〜3図は本発明の一実施例であり、第1図は原子炉
使用済燃料を封入したキャニスタを収納した状態の収納
容器、コンクリートモジュールおよびコンクリートパッ
ドの縦断面図、第2図は第1図おけるa’a線断面図、
第3図はコンクリートモジュールおよびコンクリートパ
ッド各部の温度分布を示すための構造概念図である。第
4〜5図は従来技術の例である。 1・・・コンクリートモジュール、 2・・・遮蔽プラグ、 3・・・キャニスタ、4
・・・収納容器、 5・・・空気流入孔、6・
・・空気流出孔、 7・・・燃料集合体、8・・
・セパレータ、 9・・・コンクリートパッド、 51・・・遮蔽モジュール、 52・・・遮蔽板、53
・・・キャニスタ、 55・・・空気流入孔、56
・・・空気流出孔。
使用済燃料を封入したキャニスタを収納した状態の収納
容器、コンクリートモジュールおよびコンクリートパッ
ドの縦断面図、第2図は第1図おけるa’a線断面図、
第3図はコンクリートモジュールおよびコンクリートパ
ッド各部の温度分布を示すための構造概念図である。第
4〜5図は従来技術の例である。 1・・・コンクリートモジュール、 2・・・遮蔽プラグ、 3・・・キャニスタ、4
・・・収納容器、 5・・・空気流入孔、6・
・・空気流出孔、 7・・・燃料集合体、8・・
・セパレータ、 9・・・コンクリートパッド、 51・・・遮蔽モジュール、 52・・・遮蔽板、53
・・・キャニスタ、 55・・・空気流入孔、56
・・・空気流出孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)コンクリートによって形成され、内部に使用済燃料
を貯蔵するための内部空間を有する遮蔽モジュールであ
って、該遮蔽モジュールの前部には遮蔽プラグによって
閉鎖可能な開口部を有し、該遮蔽モジュールの上部には
前記内部空間と外部とを連通する複数の空気孔を有する
とともに、該遮蔽モジュールの下部には冷却空気流入路
に通ずる開放空間を有することを特徴とする使用済燃料
貯蔵装置。 2)遮蔽モジュールと使用済燃料封入キャニスタの収納
容器との間に熱遮蔽用のセパレータを固設した特許請求
の範囲1)項記載の使用済燃料貯蔵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62323893A JP2590164B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 使用済燃料貯蔵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62323893A JP2590164B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 使用済燃料貯蔵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01165996A true JPH01165996A (ja) | 1989-06-29 |
| JP2590164B2 JP2590164B2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=18159786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62323893A Expired - Fee Related JP2590164B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 使用済燃料貯蔵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2590164B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005010070A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 原子炉使用済燃料の水平装荷用詰替設備 |
| CN108335767A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-27 | 中广核工程有限公司 | 乏燃料干式贮存用卧式装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5863895A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | 三菱マテリアル株式会社 | 放射性物質等の乾式貯蔵法 |
| JPS6117996A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-25 | 株式会社日立製作所 | 発熱性放射性物質の貯蔵方法 |
| JPS6135136A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-19 | Mabuchi Motor Co Ltd | 小型モ−タの板状ブラシ |
| JPS62147000U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-17 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62323893A patent/JP2590164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5863895A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | 三菱マテリアル株式会社 | 放射性物質等の乾式貯蔵法 |
| JPS6117996A (ja) * | 1984-07-04 | 1986-01-25 | 株式会社日立製作所 | 発熱性放射性物質の貯蔵方法 |
| JPS6135136A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-19 | Mabuchi Motor Co Ltd | 小型モ−タの板状ブラシ |
| JPS62147000U (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-17 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005010070A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 原子炉使用済燃料の水平装荷用詰替設備 |
| CN108335767A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-07-27 | 中广核工程有限公司 | 乏燃料干式贮存用卧式装置 |
| CN108335767B (zh) * | 2018-01-31 | 2020-09-25 | 中广核工程有限公司 | 乏燃料干式贮存用卧式装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2590164B2 (ja) | 1997-03-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3845315A (en) | Packaging for the transportation of radioactive materials | |
| CN112313756B (zh) | 用于存储和运输乏核燃料的多部件桶 | |
| US4781883A (en) | Spent fuel storage cask having continuous grid basket assembly | |
| US20150206610A1 (en) | Systems and methods for passive cooling during nuclear fuel transfer | |
| US4299659A (en) | Apparatus for storing self-heating radioactive materials | |
| US4680159A (en) | Storage container assembly for accommodating individual fuel rods of irradiated nuclear reactor fuel elements | |
| JPS6166194A (ja) | 使用済み燃料の貯蔵キヤスク | |
| KR20010066821A (ko) | 원자로 | |
| US4366114A (en) | Dry storage for spent fuel assemblies | |
| US4832903A (en) | Dry storage arrangements for nuclear fuel | |
| US7781752B2 (en) | Device and method for conditioning nuclear fuel assemblies with double confinement barrier | |
| JPH01165996A (ja) | 使用済燃料貯蔵装置 | |
| US4318492A (en) | Fuel assembly storage capsule for storing spent fuel assemblies | |
| JPH06294891A (ja) | 使用済燃料の貯蔵施設 | |
| JP3405018B2 (ja) | 放射性物質乾式貯蔵設備及び放射性物質乾式貯蔵方法 | |
| JP3206405B2 (ja) | 放射性物質乾式貯蔵設備 | |
| JP2000002796A (ja) | 放射性物質の貯蔵容器 | |
| GB1018618A (en) | Improvements relating to nuclear reactors | |
| KR930011450B1 (ko) | Ksc-4 사용후핵연료 수송용기 | |
| JP2599151Y2 (ja) | 放射性物質の貯蔵装置 | |
| JP3886574B2 (ja) | 放射性廃棄物のコンクリートピット貯蔵設備 | |
| JPH10153685A (ja) | 使用済燃料集合体等の輸送・貯蔵用キャニスタ | |
| JPH02186297A (ja) | 使用済核燃料貯蔵装置 | |
| JPS6344800Y2 (ja) | ||
| JP2500054Y2 (ja) | 放射性物質の貯蔵庫 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |