JPH0990281A - 偏光無依存型光アイソレータ - Google Patents
偏光無依存型光アイソレータInfo
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- JPH0990281A JPH0990281A JP27345095A JP27345095A JPH0990281A JP H0990281 A JPH0990281 A JP H0990281A JP 27345095 A JP27345095 A JP 27345095A JP 27345095 A JP27345095 A JP 27345095A JP H0990281 A JPH0990281 A JP H0990281A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度や光波長等の変化、及びファラデー素子
の特性にばらつきがあっても、アイソレーション特性
が、ほとんど低下せず、更に、偏光モード分散が小さ
く、優れた特性を有する光アイソレータを供すること。 【解決手段】 光の透過方向への順に配置された第1の
複屈折素子B1、第1のファラデー素子F1、第2の複屈
折素子B2、第2のファラデー素子F2、第3の複屈折素
子B3、第3のファラデー素子F3、及び第4の複屈折素
子B4からなり、前記第1と第2の複屈折素子の偏光分
離方向が透過光に垂直な面内で互いに約45度傾いてお
り、前記第1と第2の複屈折素子の偏光分離の比が1/
21/2であり、前記第3と第4の複屈折素子の偏光分離
方向が透過光に垂直な面内で互いに約45度傾いてお
り、前記第3と、第4の複屈折素子の偏光分離距離の比
が1/21/2であり、かつ、前記第1と第2と第3のフ
ァラデー素子による透過光の偏光方向の回転角度が約4
5度であるように構成する。
の特性にばらつきがあっても、アイソレーション特性
が、ほとんど低下せず、更に、偏光モード分散が小さ
く、優れた特性を有する光アイソレータを供すること。 【解決手段】 光の透過方向への順に配置された第1の
複屈折素子B1、第1のファラデー素子F1、第2の複屈
折素子B2、第2のファラデー素子F2、第3の複屈折素
子B3、第3のファラデー素子F3、及び第4の複屈折素
子B4からなり、前記第1と第2の複屈折素子の偏光分
離方向が透過光に垂直な面内で互いに約45度傾いてお
り、前記第1と第2の複屈折素子の偏光分離の比が1/
21/2であり、前記第3と第4の複屈折素子の偏光分離
方向が透過光に垂直な面内で互いに約45度傾いてお
り、前記第3と、第4の複屈折素子の偏光分離距離の比
が1/21/2であり、かつ、前記第1と第2と第3のフ
ァラデー素子による透過光の偏光方向の回転角度が約4
5度であるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信や光を用い
た放送波伝送、及び光による計測等において、光源とな
るレーザから発射された光波が、種々の原因で光源に戻
ることを防ぐために用いる光アイソレータに関するもの
である。
た放送波伝送、及び光による計測等において、光源とな
るレーザから発射された光波が、種々の原因で光源に戻
ることを防ぐために用いる光アイソレータに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、このような目的に用いられる光ア
イソレータは、ファラデー素子として、1枚あるいは2
枚使用する場合が多く、更に、大きな偏光モード分散が
存在するものであった。
イソレータは、ファラデー素子として、1枚あるいは2
枚使用する場合が多く、更に、大きな偏光モード分散が
存在するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光アイソレータ
においては、温度変化によるファラデー素子の特性変
化、光源として用いるレーザの発振波長のばらつき、及
びファラデー素子の特性のばらつきによって、光アイソ
レータの特性であるアイソレーションが低下してしまう
問題がある。又、光アイソレータ中で分離する光の直交
する2偏光成分の光路長が異なることから、偏光モード
分散が大きいという問題がある。
においては、温度変化によるファラデー素子の特性変
化、光源として用いるレーザの発振波長のばらつき、及
びファラデー素子の特性のばらつきによって、光アイソ
レータの特性であるアイソレーションが低下してしまう
問題がある。又、光アイソレータ中で分離する光の直交
する2偏光成分の光路長が異なることから、偏光モード
分散が大きいという問題がある。
【0004】本発明の課題は、温度や光波長等の変化、
及びファラデー素子の特性のばらつきによって、光アイ
ソレータのアイソレーションが、ほとんど低下せず、更
に、偏光モード分散性が小さい、優れた光アイソレータ
を提供することにある。
及びファラデー素子の特性のばらつきによって、光アイ
ソレータのアイソレーションが、ほとんど低下せず、更
に、偏光モード分散性が小さい、優れた光アイソレータ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光の透
過方向への順に配置された第1の複屈折素子、第1のフ
ァラデー素子、第2の複屈折素子、第2のファラデー素
子、第3の複屈折素子、第3のファラデー素子、及び第
4の複屈折素子からなり、前記第1と第2の複屈折素子
の偏光分離方向が透過光に垂直な面内で互いに約45度
傾いており、前記第1と第2の複屈折素子の偏光分離の
比が実質的に1/21/2であり、前記第3と第4の複屈
折素子の偏光分離方向が透過光に垂直な面内で互いに約
45度傾いており、前記第3と、第4の複屈折素子の偏
光分離距離の比が実質的に1/21/2であり、かつ、前
記第1と第2と第3のファラデー素子による透過光の偏
光方向の回転角度が約45度であることを特徴とする光
アイソレータが得られる。
過方向への順に配置された第1の複屈折素子、第1のフ
ァラデー素子、第2の複屈折素子、第2のファラデー素
子、第3の複屈折素子、第3のファラデー素子、及び第
4の複屈折素子からなり、前記第1と第2の複屈折素子
の偏光分離方向が透過光に垂直な面内で互いに約45度
傾いており、前記第1と第2の複屈折素子の偏光分離の
比が実質的に1/21/2であり、前記第3と第4の複屈
折素子の偏光分離方向が透過光に垂直な面内で互いに約
45度傾いており、前記第3と、第4の複屈折素子の偏
光分離距離の比が実質的に1/21/2であり、かつ、前
記第1と第2と第3のファラデー素子による透過光の偏
光方向の回転角度が約45度であることを特徴とする光
アイソレータが得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、従来の課題を解決する
手段として、3個のファラデー素子と4個の複屈折素子
を以下に述べる実施例のごとく組み合わせ、かつ、光ア
イソレータ中で分離する光の直交する2偏光成分の光路
長が同じになるように設計している。このようにして、
温度変化やレーザ発振波長の変化にかかわらず、光アイ
ソレータのアイソレーション特性の変化が認められず、
更に、順方向に透過する光に対して偏光モード分散が小
さい、優れた光アイソレータを提供するものである。
手段として、3個のファラデー素子と4個の複屈折素子
を以下に述べる実施例のごとく組み合わせ、かつ、光ア
イソレータ中で分離する光の直交する2偏光成分の光路
長が同じになるように設計している。このようにして、
温度変化やレーザ発振波長の変化にかかわらず、光アイ
ソレータのアイソレーション特性の変化が認められず、
更に、順方向に透過する光に対して偏光モード分散が小
さい、優れた光アイソレータを提供するものである。
【0007】以下に、本発明の具体的な実施の形態を実
施例により説明する。
施例により説明する。
【0008】(実施例)図1は、本発明の一実施例を示
す斜視図である。図1において、矢印A1で示される方
向は、光アイソレータの光透過方向(以下、順方向とい
う)であり、矢印A2で示す方向は、光アイソレータの
光透過阻止方向(以下、逆方向という)である。符号B
1,B2,B3,B4は、ルチル単結晶を素材とする複屈折
素子である。符号F1,F2,F3は、テルビウムビスマ
ス鉄ガーネット単結晶を素材とするファラデー素子であ
る。
す斜視図である。図1において、矢印A1で示される方
向は、光アイソレータの光透過方向(以下、順方向とい
う)であり、矢印A2で示す方向は、光アイソレータの
光透過阻止方向(以下、逆方向という)である。符号B
1,B2,B3,B4は、ルチル単結晶を素材とする複屈折
素子である。符号F1,F2,F3は、テルビウムビスマ
ス鉄ガーネット単結晶を素材とするファラデー素子であ
る。
【0009】複屈折素子B1,B2,B3,B4は、すべて
結晶軸と素子の面とが、ほぼ48度の角度をなしてお
り、複屈折素子B1,B3の板の厚さは1mmであり、か
つ、複屈折素子B2,B4の厚さは1.41mmである。
結晶軸と素子の面とが、ほぼ48度の角度をなしてお
り、複屈折素子B1,B3の板の厚さは1mmであり、か
つ、複屈折素子B2,B4の厚さは1.41mmである。
【0010】前記複屈折素子B1,B2,B3,B4の偏光
分離方向と距離は、図2に示す矢印方向である。図2
(a)は、順方向の透過光の場合で、複屈折素子B1で
は、時計の短針の3時の方向で、距離は100μmであ
り、複屈折素子B2では、時計の短針の10時30分の
方向で、距離は141μmであり、複屈折素子B3で
は、時計の短針の9時の方向で、距離は100μmであ
り、複屈折素子B4では、時計の短針の10時30分の
方向で、距離は141μmである。
分離方向と距離は、図2に示す矢印方向である。図2
(a)は、順方向の透過光の場合で、複屈折素子B1で
は、時計の短針の3時の方向で、距離は100μmであ
り、複屈折素子B2では、時計の短針の10時30分の
方向で、距離は141μmであり、複屈折素子B3で
は、時計の短針の9時の方向で、距離は100μmであ
り、複屈折素子B4では、時計の短針の10時30分の
方向で、距離は141μmである。
【0011】図2(b)は、逆方向の透過光の場合で、
偏光分離距離は順方向と同じで、分離方向は逆となる。
偏光分離距離は順方向と同じで、分離方向は逆となる。
【0012】ファラデー素子F1,F2,F3は、波長1.
55μmの光に対して、その偏光方向が45度回転する
ように、ファラデー素子F1,F2,F3の周囲に配置さ
れた永久磁石によって飽和磁化されている。その回転方
向は、順方向から見て、図2において矢印で示す方向で
あって、ファラデー素子F1,F2は、時計回りの方向、
ファラデー素子F3では、反時計回りに回転する方向を
とる。
55μmの光に対して、その偏光方向が45度回転する
ように、ファラデー素子F1,F2,F3の周囲に配置さ
れた永久磁石によって飽和磁化されている。その回転方
向は、順方向から見て、図2において矢印で示す方向で
あって、ファラデー素子F1,F2は、時計回りの方向、
ファラデー素子F3では、反時計回りに回転する方向を
とる。
【0013】図3及び図4に、順方向及び逆方向への透
過する光の偏光分離状況を示す。
過する光の偏光分離状況を示す。
【0014】図3に示すように、複屈折素子B1に関し
て、順方向入射側の位置を1とし、複屈折素子B1とフ
ァラデー素子F1の間の位置を2とし、ファラデー素子
F1と複屈折素子B2の間の位置を3として、複屈折素子
B2とファラデー素子F2の間の位置を4とし、ファラデ
ー素子F2と複屈折素子B3の間の位置を5とし、複屈折
素子B3とファラデー素子F3の間の位置を6とし、ファ
ラデー素子F3と複屈折素子B4の間の位置を7とし、か
つ、複屈折素子B4に関して、順方向出射側の位置を8
として示す。
て、順方向入射側の位置を1とし、複屈折素子B1とフ
ァラデー素子F1の間の位置を2とし、ファラデー素子
F1と複屈折素子B2の間の位置を3として、複屈折素子
B2とファラデー素子F2の間の位置を4とし、ファラデ
ー素子F2と複屈折素子B3の間の位置を5とし、複屈折
素子B3とファラデー素子F3の間の位置を6とし、ファ
ラデー素子F3と複屈折素子B4の間の位置を7とし、か
つ、複屈折素子B4に関して、順方向出射側の位置を8
として示す。
【0015】次に、順方向を透過する光の各位置1〜8
における順方向から見た偏光状況を図4(a)に示す。
における順方向から見た偏光状況を図4(a)に示す。
【0016】まず、1の位置では、順方向の一点から入
射する光は、無偏光であって、2方向に直交した偏光成
分として表される。2の位置では、複屈折素子B1によ
って、水平方向の偏光成分(ルチル結晶の異常光成分)
は、水平方向に100μm移動し、垂直方向の偏光成分
(ルチル結晶の常光成分)は、元の位置に留まってい
る。3の位置では、ファラデー素子F1によって、偏光
成分は、いずれも時計回りに45度回転している。4の
位置では、複屈折素子B2によって、水平方向より時計
回りに45度傾いた偏光成分のみ時計の短針の10時3
0分の方向に141μm移動する。5の位置では、ファ
ラデー素子F2によって、偏光成分は、いずれも時計回
りに45度回転している。6の位置では、複屈折素子B
3によって、水平方向成分のみ、時計の短針9時の方向
に100μm移動する。7の位置では、ファラデー素子
F3によって、いずれの偏光成分も、反時計回りに45
度回転している。8の位置では、複屈折素子B4によっ
て、水平方向より反時計回りに45度傾いた偏光成分の
みが、時計の短針1時30分の方向に141μm移動
し、直交するもう一方の偏光成分の光と一致する。以上
の結果、順方向を透過する光は、偏光成分に分離するこ
となく、光アイソレータの素子中を通過する。
射する光は、無偏光であって、2方向に直交した偏光成
分として表される。2の位置では、複屈折素子B1によ
って、水平方向の偏光成分(ルチル結晶の異常光成分)
は、水平方向に100μm移動し、垂直方向の偏光成分
(ルチル結晶の常光成分)は、元の位置に留まってい
る。3の位置では、ファラデー素子F1によって、偏光
成分は、いずれも時計回りに45度回転している。4の
位置では、複屈折素子B2によって、水平方向より時計
回りに45度傾いた偏光成分のみ時計の短針の10時3
0分の方向に141μm移動する。5の位置では、ファ
ラデー素子F2によって、偏光成分は、いずれも時計回
りに45度回転している。6の位置では、複屈折素子B
3によって、水平方向成分のみ、時計の短針9時の方向
に100μm移動する。7の位置では、ファラデー素子
F3によって、いずれの偏光成分も、反時計回りに45
度回転している。8の位置では、複屈折素子B4によっ
て、水平方向より反時計回りに45度傾いた偏光成分の
みが、時計の短針1時30分の方向に141μm移動
し、直交するもう一方の偏光成分の光と一致する。以上
の結果、順方向を透過する光は、偏光成分に分離するこ
となく、光アイソレータの素子中を通過する。
【0017】次に、逆方向を透過する光の各位置1〜8
における順方向から見た偏光状況を図4(b)に示す。
における順方向から見た偏光状況を図4(b)に示す。
【0018】まず、8の位置では、逆方向の一点から入
射する光は、無偏光であって、2方向に直交した偏光成
分として表される。7の位置では、複屈折素子B4によ
って、水平方向より反時計回りに45度傾いた偏光成分
のみが、時計の短針の7時30分の方向に141μm移
動している。6の位置では、ファラデー素子F3によっ
て、いずれの偏光成分も反時計回りに45度回転してい
る。5の位置では、複屈折素子B3によって、水平方向
偏光成分のみ、時計の短針の3時の方向に100μm移
動している。4の位置では、ファラデー素子F2によっ
て、いずれの偏光成分も時計回りに45度回転してい
る。3の位置では、複屈折素子B2によって、水平方向
より時計回りに45度傾いた偏光成分のみが、時計の短
針の4時30分の方向に141μm移動する。2の位置
では、ファラデー素子F1によって、偏光成分は、いず
れも時計回りに45度回転している。1の位置では、複
屈折素子B1によって、水平方向成分のみ、時計の短針
の9時の方向に100μm移動している。以上の結果、
逆方向を透過する光は、光アイソレータの素子を通過す
ると、偏光成分に分離し、図4(a)の1の位置に戻る
ことはない。
射する光は、無偏光であって、2方向に直交した偏光成
分として表される。7の位置では、複屈折素子B4によ
って、水平方向より反時計回りに45度傾いた偏光成分
のみが、時計の短針の7時30分の方向に141μm移
動している。6の位置では、ファラデー素子F3によっ
て、いずれの偏光成分も反時計回りに45度回転してい
る。5の位置では、複屈折素子B3によって、水平方向
偏光成分のみ、時計の短針の3時の方向に100μm移
動している。4の位置では、ファラデー素子F2によっ
て、いずれの偏光成分も時計回りに45度回転してい
る。3の位置では、複屈折素子B2によって、水平方向
より時計回りに45度傾いた偏光成分のみが、時計の短
針の4時30分の方向に141μm移動する。2の位置
では、ファラデー素子F1によって、偏光成分は、いず
れも時計回りに45度回転している。1の位置では、複
屈折素子B1によって、水平方向成分のみ、時計の短針
の9時の方向に100μm移動している。以上の結果、
逆方向を透過する光は、光アイソレータの素子を通過す
ると、偏光成分に分離し、図4(a)の1の位置に戻る
ことはない。
【0019】図5に、本発明のアイソレータの構成を示
す。光アイソレータ14の素子の両側に、PCコネクタ
ー付シングルモードファイバ11、GRINレンズ12
を配置し、GRINレンズによって、シングルモードフ
ァイバ11より出射した波長1.55μmのレーザ光
は、直径約60μmに絞られており、この絞られた位置
13と光アイソレータ14の中央とが、ほぼ一致するよ
うに配列する。シングルモードファイバ11のレンズ側
端面、及びGRINレンズ12、光アイソレータ14を
構成する各複屈折素子、各ファラデー素子には、波長
1.55μmの光に対する無反射コート膜が施されてい
る。
す。光アイソレータ14の素子の両側に、PCコネクタ
ー付シングルモードファイバ11、GRINレンズ12
を配置し、GRINレンズによって、シングルモードフ
ァイバ11より出射した波長1.55μmのレーザ光
は、直径約60μmに絞られており、この絞られた位置
13と光アイソレータ14の中央とが、ほぼ一致するよ
うに配列する。シングルモードファイバ11のレンズ側
端面、及びGRINレンズ12、光アイソレータ14を
構成する各複屈折素子、各ファラデー素子には、波長
1.55μmの光に対する無反射コート膜が施されてい
る。
【0020】以上のようにして構成された光アイソレー
タに対して、発振波長1.55μmの半導体レーザの光
をシングルモードファイバ11より光アイソレータの素
子の順方向に透過させた。光アイソレータの温度を0℃
〜60℃と変化させた場合、ファラデー素子を1枚使用
した場合、アイソレーションが50dBより20dBに
劣化し、2枚使用した場合、50dBより40dB程度
に劣化するのに比較して、3枚のファラデー素子を使用
した場合は、アイソレーションは50dBの値の変化は
認められていない。又、3枚のファラデー素子を使用し
た光アイソレータの場合、発振レーザ波長を1.51〜
1.59μmの範囲で変化させても、アイソレーション
の値に変化は認められなかった。更に、順方向に透過す
る光に対して、偏光モード分散(PMD)を応用光電
(株)製PMD測定器で測定した結果、本発明による場
合、0.05ピコ秒以下であった。これは、光アイソレ
ータ中を透過する光の直交する偏光成分の水平方向成分
と垂直方向成分が、光アイソレータ中での光路長が同じ
になるように設計されているためである。これに比較し
て、市販の直交する2偏光成分の光アイソレータ中での
光路長が異なる光アイソレータでは、偏光モード分散が
3ピコ秒であった。
タに対して、発振波長1.55μmの半導体レーザの光
をシングルモードファイバ11より光アイソレータの素
子の順方向に透過させた。光アイソレータの温度を0℃
〜60℃と変化させた場合、ファラデー素子を1枚使用
した場合、アイソレーションが50dBより20dBに
劣化し、2枚使用した場合、50dBより40dB程度
に劣化するのに比較して、3枚のファラデー素子を使用
した場合は、アイソレーションは50dBの値の変化は
認められていない。又、3枚のファラデー素子を使用し
た光アイソレータの場合、発振レーザ波長を1.51〜
1.59μmの範囲で変化させても、アイソレーション
の値に変化は認められなかった。更に、順方向に透過す
る光に対して、偏光モード分散(PMD)を応用光電
(株)製PMD測定器で測定した結果、本発明による場
合、0.05ピコ秒以下であった。これは、光アイソレ
ータ中を透過する光の直交する偏光成分の水平方向成分
と垂直方向成分が、光アイソレータ中での光路長が同じ
になるように設計されているためである。これに比較し
て、市販の直交する2偏光成分の光アイソレータ中での
光路長が異なる光アイソレータでは、偏光モード分散が
3ピコ秒であった。
【0021】
【発明の効果】本発明の光アイソレータは、温度や光波
長等の変化、及びファラデー素子の特性のばらつきによ
っても、アイソレーション特性が、ほとんど低下せず、
更に、光アイソレータ中で分離する光の直交する2偏光
成分の光路長が同じであることから、偏光モード分散が
小さく、優れた特性を持つことを特徴とする光アイソレ
ータを提供することができる。
長等の変化、及びファラデー素子の特性のばらつきによ
っても、アイソレーション特性が、ほとんど低下せず、
更に、光アイソレータ中で分離する光の直交する2偏光
成分の光路長が同じであることから、偏光モード分散が
小さく、優れた特性を持つことを特徴とする光アイソレ
ータを提供することができる。
【図1】本発明の光アイソレータにおける複屈折素子と
ファラデー素子の配列の説明図。
ファラデー素子の配列の説明図。
【図2】本発明の光アイソレータにおける複屈折素子と
ファラデー素子の偏光分離及び偏光回転の説明図。
ファラデー素子の偏光分離及び偏光回転の説明図。
【図3】本発明の光アイソレータを構成する複屈折素子
及びファラデー素子の各々の機能を説明するための位置
の番号づけの説明図。
及びファラデー素子の各々の機能を説明するための位置
の番号づけの説明図。
【図4】図3で記した各番号位置における順方向、及び
逆方向透過光の偏光分離及び偏光回転の説明図。
逆方向透過光の偏光分離及び偏光回転の説明図。
【図5】本発明の光アイソレータの構成の説明図。
11 シングルモードファイバ 12 GRINレンズ 14 光アイソレータ A1 光透過方向(順方向)を示す矢印 A2 光透過阻止方向(逆方向)を示す矢印 B1,B2,B3,B4 複屈折素子 F1,F2,F3 ファラデー素子
Claims (1)
- 【請求項1】 光の透過方向への順に配置された第1の
複屈折素子、第1のファラデー素子、第2の複屈折素
子、第2のファラデー素子、第3の複屈折素子、第3の
ファラデー素子、及び第4の複屈折素子からなり、前記
第1と第2の複屈折素子の偏光分離方向が透過光に垂直
な面内で互いに約45度傾いており、前記第1と第2の
複屈折素子の偏光分離の比が実質的に1/21/2であ
り、前記第3と第4の複屈折素子の偏光分離方向が透過
光に垂直な面内で互いに約45度傾いており、前記第3
と、第4の複屈折素子の偏光分離距離の比が実質的に1
/21/2であり、かつ、前記第1と第2と第3のファラ
デー素子による透過光の偏光方向の回転角度が約45度
であることを特徴とする光アイソレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27345095A JPH0990281A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 偏光無依存型光アイソレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27345095A JPH0990281A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 偏光無依存型光アイソレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0990281A true JPH0990281A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17528090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27345095A Pending JPH0990281A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 偏光無依存型光アイソレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0990281A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105319740A (zh) * | 2014-07-29 | 2016-02-10 | 河南省鑫宇光实业有限公司 | 制作长波长光隔离器的原理及采用该原理的长波长隔离器 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP27345095A patent/JPH0990281A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105319740A (zh) * | 2014-07-29 | 2016-02-10 | 河南省鑫宇光实业有限公司 | 制作长波长光隔离器的原理及采用该原理的长波长隔离器 |
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