JPH095712A - 液晶駆動方法 - Google Patents
液晶駆動方法Info
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- JPH095712A JPH095712A JP7174046A JP17404695A JPH095712A JP H095712 A JPH095712 A JP H095712A JP 7174046 A JP7174046 A JP 7174046A JP 17404695 A JP17404695 A JP 17404695A JP H095712 A JPH095712 A JP H095712A
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- liquid crystal
- temperature
- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は応答性良く液晶温度に適切な液晶駆
動電圧を供給することができる液晶駆動方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 液晶表示パネル2内にR,G,Bのカラーフ
ィルタを所定の間隔を隔てて配列し、そのカラーフィル
タの間にブラックマトリクス3を配設する。抵抗変化検
出回路10は、ブラックマトリクス3の任意の2点に接
続して、基準電源11からの基準電圧を供給することに
よって、降下した電圧値をコンパレータ12に出力す
る。コンパレータ12では、その降下電圧値と基準電圧
とを比較することにより、液晶の温度を表す電位差デー
タが取り出され、その電位差データを電源回路13に出
力する。電源回路13では、その電位差データに応じて
セグメントドライバ5に供給する液晶駆動電圧を制御す
ることにより、液晶温度に適した駆動電圧を供給するこ
とができる。
動電圧を供給することができる液晶駆動方法を提供する
ことを目的とする。 【構成】 液晶表示パネル2内にR,G,Bのカラーフ
ィルタを所定の間隔を隔てて配列し、そのカラーフィル
タの間にブラックマトリクス3を配設する。抵抗変化検
出回路10は、ブラックマトリクス3の任意の2点に接
続して、基準電源11からの基準電圧を供給することに
よって、降下した電圧値をコンパレータ12に出力す
る。コンパレータ12では、その降下電圧値と基準電圧
とを比較することにより、液晶の温度を表す電位差デー
タが取り出され、その電位差データを電源回路13に出
力する。電源回路13では、その電位差データに応じて
セグメントドライバ5に供給する液晶駆動電圧を制御す
ることにより、液晶温度に適した駆動電圧を供給するこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶駆動方法に関し、
詳細には、液晶表示パネル内の液晶の温度を検出して液
晶駆動電圧を制御する液晶駆動方法に関する。
詳細には、液晶表示パネル内の液晶の温度を検出して液
晶駆動電圧を制御する液晶駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶に所定の電圧を印
加して液晶分子の配向を制御し、光学特性を変化させて
表示制御を行っている。この液晶分子の配向制御による
輝度と印加電圧との関係を示す特性曲線は、液晶の温度
条件に伴って変化する。これは、液晶に印加される駆動
電圧が同じであっても、温度条件によってコントラスト
が変化することを意味し、非常に見えにくい画像とな
る。このため、液晶表示装置は、液晶の温度に応じて液
晶駆動電圧を制御することにより、常に適正なコントラ
ストからなる画像表示を行う必要がある。
加して液晶分子の配向を制御し、光学特性を変化させて
表示制御を行っている。この液晶分子の配向制御による
輝度と印加電圧との関係を示す特性曲線は、液晶の温度
条件に伴って変化する。これは、液晶に印加される駆動
電圧が同じであっても、温度条件によってコントラスト
が変化することを意味し、非常に見えにくい画像とな
る。このため、液晶表示装置は、液晶の温度に応じて液
晶駆動電圧を制御することにより、常に適正なコントラ
ストからなる画像表示を行う必要がある。
【0003】そこで、従来の液晶駆動方法では、例え
ば、液晶表示パネルのプリント配線基板(PCB:Prin
ted Circuit Board )上に温度検出素子(サーミスタ)
を配置し、そのサーミスタで検出した温度に基づいて液
晶駆動電圧を制御することにより、液晶表示装置の温度
補償を行っていた。
ば、液晶表示パネルのプリント配線基板(PCB:Prin
ted Circuit Board )上に温度検出素子(サーミスタ)
を配置し、そのサーミスタで検出した温度に基づいて液
晶駆動電圧を制御することにより、液晶表示装置の温度
補償を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液晶駆動方法にあっては、液晶表示パネルの
温度を検出する温度検出素子としてサーミスタが使用さ
れ、このサーミスタが液晶から離れた液晶表示パネルの
プリント配線基板(PCB)上に取り付けられており、
液晶表示パネルの周囲温度しか検出できなかった。
うな従来の液晶駆動方法にあっては、液晶表示パネルの
温度を検出する温度検出素子としてサーミスタが使用さ
れ、このサーミスタが液晶から離れた液晶表示パネルの
プリント配線基板(PCB)上に取り付けられており、
液晶表示パネルの周囲温度しか検出できなかった。
【0005】このため、液晶駆動装置を含む液晶モジュ
ール全体が熱的に飽和している状態、すなわち、熱平衡
が保たれている状態では、液晶表示装置(LCD:Liqu
id Crystal Display)の視野角やコントラストを一定に
保つことができる。しかし、周辺温度が急激に変化した
場合や液晶モジュールの電源をオンしてから熱平衡が保
たれるまでの間は、液晶表示パネルの周囲と液晶表示パ
ネル内の液晶との温度変化率が異なることから、サーミ
スタの検出温度と液晶温度とに差が生じ、視野角やコン
トラストが変化するという問題がある。
ール全体が熱的に飽和している状態、すなわち、熱平衡
が保たれている状態では、液晶表示装置(LCD:Liqu
id Crystal Display)の視野角やコントラストを一定に
保つことができる。しかし、周辺温度が急激に変化した
場合や液晶モジュールの電源をオンしてから熱平衡が保
たれるまでの間は、液晶表示パネルの周囲と液晶表示パ
ネル内の液晶との温度変化率が異なることから、サーミ
スタの検出温度と液晶温度とに差が生じ、視野角やコン
トラストが変化するという問題がある。
【0006】そこで、従来の液晶表示装置において、サ
ーミスタの取り付け位置をプリント配線基板から液晶に
より近い液晶表示パネルの端面に移した場合は、温度変
化率の差を縮めることができる。しかし、この場合の液
晶表示装置は、液晶表示パネルの端面にサーミスタを取
り付けても、液晶との間にガラス基板やシール材が介在
しているため、やはり外部温度しか検出できず、液晶自
体の温度を正確に検出できないことから、液晶駆動電圧
を最適値に制御することができないという問題がある。
特に、大きな温度変化が生じた場合は、やはり、サーミ
スタの検出温度と液晶温度との間に差が生じるため、視
野角やコントラストが変化するという問題がある。
ーミスタの取り付け位置をプリント配線基板から液晶に
より近い液晶表示パネルの端面に移した場合は、温度変
化率の差を縮めることができる。しかし、この場合の液
晶表示装置は、液晶表示パネルの端面にサーミスタを取
り付けても、液晶との間にガラス基板やシール材が介在
しているため、やはり外部温度しか検出できず、液晶自
体の温度を正確に検出できないことから、液晶駆動電圧
を最適値に制御することができないという問題がある。
特に、大きな温度変化が生じた場合は、やはり、サーミ
スタの検出温度と液晶温度との間に差が生じるため、視
野角やコントラストが変化するという問題がある。
【0007】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、応答性良く液晶温度に適切な駆動電圧
を供給して、適切なコントラストや視野角を得ることの
できる液晶駆動方法を提供することを目的としている。
れたものであり、応答性良く液晶温度に適切な駆動電圧
を供給して、適切なコントラストや視野角を得ることの
できる液晶駆動方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の液晶駆動
方法は、液晶表示パネル内に複数の画素を配置し、前記
液晶表示パネルの画素間領域に遮光性と導電性とを有す
る遮光マスクが設けられ、前記遮光マスクの任意の2点
間の電気抵抗を検出し、該検出された遮光マスクの抵抗
値に応じて前記液晶表示パネルの各画素に印加される液
晶駆動電圧を可変制御することにより、上記目的を達成
する。
方法は、液晶表示パネル内に複数の画素を配置し、前記
液晶表示パネルの画素間領域に遮光性と導電性とを有す
る遮光マスクが設けられ、前記遮光マスクの任意の2点
間の電気抵抗を検出し、該検出された遮光マスクの抵抗
値に応じて前記液晶表示パネルの各画素に印加される液
晶駆動電圧を可変制御することにより、上記目的を達成
する。
【0009】また、請求項2記載の液晶駆動方法は、前
記液晶表示パネルの画素間領域の遮光マスクに金属クロ
ム膜が用いられ、該金属クロム膜の表面を酸化してクロ
ム酸化物を形成するようにしてもよい。
記液晶表示パネルの画素間領域の遮光マスクに金属クロ
ム膜が用いられ、該金属クロム膜の表面を酸化してクロ
ム酸化物を形成するようにしてもよい。
【0010】また、請求項3記載の液晶駆動方法は、前
記遮光マスクの任意の2点間に基準電圧を印加した際の
降下電圧値を検出し、前記降下電圧値と前記基準電圧値
とを比較して基準電圧に対する電圧降下量を検出し、前
記検出された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分の
変化量を求めて液晶温度を検出するようにしてもよい。
記遮光マスクの任意の2点間に基準電圧を印加した際の
降下電圧値を検出し、前記降下電圧値と前記基準電圧値
とを比較して基準電圧に対する電圧降下量を検出し、前
記検出された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分の
変化量を求めて液晶温度を検出するようにしてもよい。
【0011】
【作用】請求項1記載の液晶駆動方法では、液晶表示パ
ネル内に複数の画素が配置され、その液晶表示パネルの
画素間領域に遮光性と導電性とを有する遮光マスクが設
けられ、遮光マスクの任意の2点間の電気抵抗を検出し
て、検出された遮光マスクの抵抗値に応じて前記液晶表
示パネルの各画素に印加される液晶駆動電圧を可変制御
する。従って、液晶表示パネル内に配設されている遮光
マスクの温度と抵抗値との関係を利用して液晶温度を検
出するようにしたため、新たな構成を付加することな
く、液晶の温度を直接、かつ正確に検出することが可能
となり、その検出した液晶温度に基づいて液晶駆動電圧
を制御することにより、適切なコントラストや視野角が
得られる。
ネル内に複数の画素が配置され、その液晶表示パネルの
画素間領域に遮光性と導電性とを有する遮光マスクが設
けられ、遮光マスクの任意の2点間の電気抵抗を検出し
て、検出された遮光マスクの抵抗値に応じて前記液晶表
示パネルの各画素に印加される液晶駆動電圧を可変制御
する。従って、液晶表示パネル内に配設されている遮光
マスクの温度と抵抗値との関係を利用して液晶温度を検
出するようにしたため、新たな構成を付加することな
く、液晶の温度を直接、かつ正確に検出することが可能
となり、その検出した液晶温度に基づいて液晶駆動電圧
を制御することにより、適切なコントラストや視野角が
得られる。
【0012】請求項2記載の液晶駆動方法では、液晶表
示パネルの画素間領域の遮光マスクに金属クロム膜が用
いられ、その金属クロム膜の表面を酸化してクロム酸化
物が形成される。従って、遮光マスクに金属クロム膜を
用いることにより、不要な透過光が確実に遮光されると
ともに、抵抗分として用いることができるため、抵抗値
を検出して液晶表示パネル内の液晶温度を直接、かつ正
確に検出することが可能である。また、金属クロム膜
は、表面を酸化してクロム酸化物とすることにより、表
面反射の低減化を図ることができる。
示パネルの画素間領域の遮光マスクに金属クロム膜が用
いられ、その金属クロム膜の表面を酸化してクロム酸化
物が形成される。従って、遮光マスクに金属クロム膜を
用いることにより、不要な透過光が確実に遮光されると
ともに、抵抗分として用いることができるため、抵抗値
を検出して液晶表示パネル内の液晶温度を直接、かつ正
確に検出することが可能である。また、金属クロム膜
は、表面を酸化してクロム酸化物とすることにより、表
面反射の低減化を図ることができる。
【0013】請求項3記載の液晶駆動方法では、遮光マ
スクの任意の2点間に基準電圧を印加した際の降下電圧
値が検出され、その降下電圧値と前記基準電圧値とを比
較して基準電圧に対する電圧降下量を検出し、その検出
された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分の変化量
を求めて液晶温度を検出する。従って、遮光マスクの任
意の2点間の抵抗値を検出する場合は、予め分かってい
る基準電圧を印加した際の電圧降下量から遮光マスクの
抵抗分の変化量を求めることにより、既存の遮光マスク
を使って正確に液晶温度を検出することができる。
スクの任意の2点間に基準電圧を印加した際の降下電圧
値が検出され、その降下電圧値と前記基準電圧値とを比
較して基準電圧に対する電圧降下量を検出し、その検出
された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分の変化量
を求めて液晶温度を検出する。従って、遮光マスクの任
意の2点間の抵抗値を検出する場合は、予め分かってい
る基準電圧を印加した際の電圧降下量から遮光マスクの
抵抗分の変化量を求めることにより、既存の遮光マスク
を使って正確に液晶温度を検出することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図を参照して
説明する。図1〜図7は、本発明に係る液晶駆動方法の
一実施例を示す図である。まず、本実施例の構成を説明
する。図1は、本実施例の温度補償回路を備えた液晶表
示装置1の構成を説明するブロック図である。図1にお
いて、液晶表示装置1は、液晶表示パネル2、ブラック
マトリクス3、コモンドライバ4、セグメントドライバ
5、リニア回路6、同期分離回路7、制御回路8、A/
D変換回路9、抵抗変化検出回路10、基準電源11、
コンパレータ12、および電源回路13などから構成さ
れている。
説明する。図1〜図7は、本発明に係る液晶駆動方法の
一実施例を示す図である。まず、本実施例の構成を説明
する。図1は、本実施例の温度補償回路を備えた液晶表
示装置1の構成を説明するブロック図である。図1にお
いて、液晶表示装置1は、液晶表示パネル2、ブラック
マトリクス3、コモンドライバ4、セグメントドライバ
5、リニア回路6、同期分離回路7、制御回路8、A/
D変換回路9、抵抗変化検出回路10、基準電源11、
コンパレータ12、および電源回路13などから構成さ
れている。
【0015】液晶表示パネル2は、ここでは単純マトリ
クス型の液晶表示パネルであって、一対の透明ガラス基
板の対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号電極とがI
TOによってマトリクス状に形成され、双方の電極が交
差した領域に画素が形成されて、両ガラス基板の間には
液晶が封入されている。なお、液晶表示パネル2は、上
記以外に、TFT(Thin Film Transistor)などのスイ
ッチング素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶表
示パネル、あるいは、それ以外のタイプの液晶表示パネ
ルを採用してもよい。
クス型の液晶表示パネルであって、一対の透明ガラス基
板の対向面にそれぞれ複数の走査電極と信号電極とがI
TOによってマトリクス状に形成され、双方の電極が交
差した領域に画素が形成されて、両ガラス基板の間には
液晶が封入されている。なお、液晶表示パネル2は、上
記以外に、TFT(Thin Film Transistor)などのスイ
ッチング素子を用いたアクティブマトリクス型の液晶表
示パネル、あるいは、それ以外のタイプの液晶表示パネ
ルを採用してもよい。
【0016】ブラックマトリクス3は、上記の液晶表示
パネル2の個々の画素と画素との境目に形成された遮光
膜であって、不要な光のもれを防いで画質を向上させる
ものである。ブラックマトリクス3は、ここでは材質と
して金属クロム膜(Cr)を使用しているため、優れた
遮光性を有するとともに、金属で構成されていることか
ら抵抗分として用いることが可能である。さらに、金属
クロム膜は、その表面を酸化することでクロム酸化物
(CrOx)を形成して、表面反射を低減することがで
きる。本実施例の金属クロム膜からなるブラックマトリ
クスは、任意の2点間の抵抗を温度を変えて検出する
と、温度が上昇するに連れて抵抗値が下がる反比例の関
係にある(図7参照)。このため、ブラックマトリクス
3自体の温度は、その抵抗値を検出することによって容
易に求めることができる。本実施例では、液晶表示パネ
ル2内でブラックマトリクス3と液晶とが隣接している
ことから、ブラックマトリクスの抵抗値から求められる
温度を液晶自体の温度と同一視して検出するようにした
ものである。
パネル2の個々の画素と画素との境目に形成された遮光
膜であって、不要な光のもれを防いで画質を向上させる
ものである。ブラックマトリクス3は、ここでは材質と
して金属クロム膜(Cr)を使用しているため、優れた
遮光性を有するとともに、金属で構成されていることか
ら抵抗分として用いることが可能である。さらに、金属
クロム膜は、その表面を酸化することでクロム酸化物
(CrOx)を形成して、表面反射を低減することがで
きる。本実施例の金属クロム膜からなるブラックマトリ
クスは、任意の2点間の抵抗を温度を変えて検出する
と、温度が上昇するに連れて抵抗値が下がる反比例の関
係にある(図7参照)。このため、ブラックマトリクス
3自体の温度は、その抵抗値を検出することによって容
易に求めることができる。本実施例では、液晶表示パネ
ル2内でブラックマトリクス3と液晶とが隣接している
ことから、ブラックマトリクスの抵抗値から求められる
温度を液晶自体の温度と同一視して検出するようにした
ものである。
【0017】コモンドライバ4は、液晶表示パネル2の
水平方向に複数設けられた走査電極を選択状態にする走
査信号を生成し、後述する制御回路8からの垂直同期信
号に基づいて、走査信号を走査する順序で走査電極に供
給する。
水平方向に複数設けられた走査電極を選択状態にする走
査信号を生成し、後述する制御回路8からの垂直同期信
号に基づいて、走査信号を走査する順序で走査電極に供
給する。
【0018】セグメントドライバ5は、後述するA/D
変換回路9から入力される各水平走査ライン毎のディジ
タルデータを、後述する制御回路8から入力される水平
同期信号を用いてシフトレジスタでデータを順次シフト
させて各信号電極毎の表示データに分離し、後述する電
源回路13から供給される複数の基準電圧に基づいて交
流化された液晶駆動電圧を作成して各信号電極に供給す
る。そして、各信号電極に上記液晶駆動電圧が印加され
ると、コモンドライバ4で選択状態とした走査電極上の
画素の液晶が駆動されて表示制御が行われる。
変換回路9から入力される各水平走査ライン毎のディジ
タルデータを、後述する制御回路8から入力される水平
同期信号を用いてシフトレジスタでデータを順次シフト
させて各信号電極毎の表示データに分離し、後述する電
源回路13から供給される複数の基準電圧に基づいて交
流化された液晶駆動電圧を作成して各信号電極に供給す
る。そして、各信号電極に上記液晶駆動電圧が印加され
ると、コモンドライバ4で選択状態とした走査電極上の
画素の液晶が駆動されて表示制御が行われる。
【0019】リニア回路6は、映像検波回路、映像増幅
回路、クロマ回路、等により構成されていて、入力され
るビデオ信号を映像検波回路により映像検波を行って、
カラー映像信号を取り出し、このカラー映像信号の中か
ら音声信号を取り出して図示しない音声回路に出力し、
映像増幅回路によりカラー映像信号を増幅してクロマ回
路に出力する。クロマ回路では、カラー映像信号から
R,G,Bの各色映像信号を分離してA/D変換回路9
に出力する。同期分離回路7は、入力されるカラー映像
信号の中から水平同期信号Hsyncと垂直同期信号V
syncを取り出して制御回路8に出力する。
回路、クロマ回路、等により構成されていて、入力され
るビデオ信号を映像検波回路により映像検波を行って、
カラー映像信号を取り出し、このカラー映像信号の中か
ら音声信号を取り出して図示しない音声回路に出力し、
映像増幅回路によりカラー映像信号を増幅してクロマ回
路に出力する。クロマ回路では、カラー映像信号から
R,G,Bの各色映像信号を分離してA/D変換回路9
に出力する。同期分離回路7は、入力されるカラー映像
信号の中から水平同期信号Hsyncと垂直同期信号V
syncを取り出して制御回路8に出力する。
【0020】制御回路8は、液晶表示装置1の全体の動
作を制御するするもので、例えば、同期分離回路7から
入力される水平同期信号(Hsync)と垂直同期信号
(Vsync)とをコモンドライバ4やセグメントドラ
イバ5に供給して、液晶表示パネル2で表示制御を行っ
たり、A/D変換回路9でアナログデータをディジタル
化するためのサンプリングクロックを生成して供給した
りする。上記した垂直同期信号には、走査電極走査開始
タイミングと走査電極の選択幅を決定するCDB信号
と、液晶をフレーム毎に交流駆動するための走査反転信
号であるCFB信号と、前記CDB信号をコモンドライ
バ4内で順次シフトするCNB信号などがある。また、
上記した水平同期信号には、信号電極に表示信号をラッ
チしてセグメントドライバ5に蓄えた表示信号を液晶表
示パネル2に出力するCKN信号と、表示信号をサンプ
リング開始するSTI信号と、液晶をフレーム毎に交流
駆動するためのCKF信号と、セグメントドライバ5の
基本クロック信号であるCK1,CK2信号などがあ
る。
作を制御するするもので、例えば、同期分離回路7から
入力される水平同期信号(Hsync)と垂直同期信号
(Vsync)とをコモンドライバ4やセグメントドラ
イバ5に供給して、液晶表示パネル2で表示制御を行っ
たり、A/D変換回路9でアナログデータをディジタル
化するためのサンプリングクロックを生成して供給した
りする。上記した垂直同期信号には、走査電極走査開始
タイミングと走査電極の選択幅を決定するCDB信号
と、液晶をフレーム毎に交流駆動するための走査反転信
号であるCFB信号と、前記CDB信号をコモンドライ
バ4内で順次シフトするCNB信号などがある。また、
上記した水平同期信号には、信号電極に表示信号をラッ
チしてセグメントドライバ5に蓄えた表示信号を液晶表
示パネル2に出力するCKN信号と、表示信号をサンプ
リング開始するSTI信号と、液晶をフレーム毎に交流
駆動するためのCKF信号と、セグメントドライバ5の
基本クロック信号であるCK1,CK2信号などがあ
る。
【0021】A/D変換回路9は、図示していないがサ
ンプリング回路とコンパレータ回路とエンコーダ回路か
ら構成されている。機能的にはR,G,Bのアナログ信
号をサンプリングしてコンパレータによってA/D変換
(アナログ/ディジタル変換)した後、エンコーダ回路
によりここでは3ビットのデジタル表示データに変換す
る。
ンプリング回路とコンパレータ回路とエンコーダ回路か
ら構成されている。機能的にはR,G,Bのアナログ信
号をサンプリングしてコンパレータによってA/D変換
(アナログ/ディジタル変換)した後、エンコーダ回路
によりここでは3ビットのデジタル表示データに変換す
る。
【0022】抵抗変化検出回路10は、ブラックマトリ
クス3の電気抵抗の変化を検出する回路である。基準電
源11は、上記抵抗変化検出回路10でブラックマトリ
クス3の抵抗値を検出する際の基準電圧を供給するとと
もに、次段のコンパレータ12に対して抵抗変化検出回
路10から出力される電圧値と比較するための基準電圧
を供給する。コンパレータ12は、抵抗変化検出回路1
0から出力される電圧値と、基準電源11からの基準電
圧値とを比較して、両者の電位差を取り出す。
クス3の電気抵抗の変化を検出する回路である。基準電
源11は、上記抵抗変化検出回路10でブラックマトリ
クス3の抵抗値を検出する際の基準電圧を供給するとと
もに、次段のコンパレータ12に対して抵抗変化検出回
路10から出力される電圧値と比較するための基準電圧
を供給する。コンパレータ12は、抵抗変化検出回路1
0から出力される電圧値と、基準電源11からの基準電
圧値とを比較して、両者の電位差を取り出す。
【0023】電源回路13は、セグメントドライバ5か
ら液晶表示パネル2の信号電極に供給する表示信号に応
じた駆動電圧を作成するための電圧源であり、上記コン
パレータ12から出力される電位差データに基づいて、
セグメントドライバ5への供給電圧を調整するものであ
る。具体的には、上記の電位差データは、ブラックマト
リクス3の抵抗分の変化に基づいて検出される液晶の温
度を示すもので、液晶の駆動電圧と輝度との特性曲線が
液晶の温度に応じてシフトすることから(図6参照)、
電源回路13からの供給電圧を液晶の温度に応じて制御
するようにしたものである。
ら液晶表示パネル2の信号電極に供給する表示信号に応
じた駆動電圧を作成するための電圧源であり、上記コン
パレータ12から出力される電位差データに基づいて、
セグメントドライバ5への供給電圧を調整するものであ
る。具体的には、上記の電位差データは、ブラックマト
リクス3の抵抗分の変化に基づいて検出される液晶の温
度を示すもので、液晶の駆動電圧と輝度との特性曲線が
液晶の温度に応じてシフトすることから(図6参照)、
電源回路13からの供給電圧を液晶の温度に応じて制御
するようにしたものである。
【0024】図2は、図1の液晶表示パネル2内のブラ
ックマトリクス3の配置構成例を示す断面図であり、信
号電極(セグメント電極)が配置された基板側の一部断
面を示している。図2に示すように、ガラス基板21上
には、各画素に対応した位置にR,G,Bの着色層であ
るカラーフィルタ22が所定の間隔を隔ててマトリクス
状に配列されており、そのカラーフィルタ22同士の間
にブラックマトリクス3が配設されている。そして、カ
ラーフィルタ22とブラックマトリクス3上には、表面
を平坦化するためのオーバーコート層23が形成され、
さらにその上には、ITO(酸化インジウム膜:Indium
Tin Oxide)などからなる透明電極24が形成され、さ
らにその上に液晶25が封入されている。したがって、
液晶25とブラックマトリクス3との間には、非常に薄
いオーバーコート層23と透明電極24とが介在してい
るにすぎないため、外気温が急激に変化したとしても液
晶とブラックマトリクスの温度の変化率はほぼ一致して
いることから、両者の温度を同一視することができる。
特に、ブラックマトリクス3は、液晶表示パネル2全体
に広がっているため、液晶と同様に温度変化する。
ックマトリクス3の配置構成例を示す断面図であり、信
号電極(セグメント電極)が配置された基板側の一部断
面を示している。図2に示すように、ガラス基板21上
には、各画素に対応した位置にR,G,Bの着色層であ
るカラーフィルタ22が所定の間隔を隔ててマトリクス
状に配列されており、そのカラーフィルタ22同士の間
にブラックマトリクス3が配設されている。そして、カ
ラーフィルタ22とブラックマトリクス3上には、表面
を平坦化するためのオーバーコート層23が形成され、
さらにその上には、ITO(酸化インジウム膜:Indium
Tin Oxide)などからなる透明電極24が形成され、さ
らにその上に液晶25が封入されている。したがって、
液晶25とブラックマトリクス3との間には、非常に薄
いオーバーコート層23と透明電極24とが介在してい
るにすぎないため、外気温が急激に変化したとしても液
晶とブラックマトリクスの温度の変化率はほぼ一致して
いることから、両者の温度を同一視することができる。
特に、ブラックマトリクス3は、液晶表示パネル2全体
に広がっているため、液晶と同様に温度変化する。
【0025】図3は、液晶表示パネル2にコモンドライ
バ4とセグメントドライバ5が設けられた液晶モジュー
ル30の裏面側から見たブラックマトリクスの配置構成
図である。液晶表示パネルは、上下2枚のガラス基板3
1,32の間に液晶が封入されていて、下側のガラス基
板31上には、表示信号を信号電極に出力するセグメン
トドライバ5a,5bの駆動回路チップがCOG(Chip
On Glass)方式により実装されている。そして、ガラ
ス基板31の画像表示領域35には、図2に示すよう
に、ガラス基板21上にR、G、Bの各カラーフィルタ
22が形成されるとともに、各カラーフィルタ22の間
にストライプ状にブラックマトリクス3が形成されてい
る。
バ4とセグメントドライバ5が設けられた液晶モジュー
ル30の裏面側から見たブラックマトリクスの配置構成
図である。液晶表示パネルは、上下2枚のガラス基板3
1,32の間に液晶が封入されていて、下側のガラス基
板31上には、表示信号を信号電極に出力するセグメン
トドライバ5a,5bの駆動回路チップがCOG(Chip
On Glass)方式により実装されている。そして、ガラ
ス基板31の画像表示領域35には、図2に示すよう
に、ガラス基板21上にR、G、Bの各カラーフィルタ
22が形成されるとともに、各カラーフィルタ22の間
にストライプ状にブラックマトリクス3が形成されてい
る。
【0026】また、上側のガラス基板32上には、走査
信号を走査電極に出力するコモンドライバ4の駆動回路
チップがCOG(Chip On Glass)方式により実装され
ている。そして、ガラス基板32の画像表示領域35に
は、走査電極が上記信号電極と直交方向に配設され、各
走査電極の間にストライプ状にブラックマトリクス3が
形成されている。
信号を走査電極に出力するコモンドライバ4の駆動回路
チップがCOG(Chip On Glass)方式により実装され
ている。そして、ガラス基板32の画像表示領域35に
は、走査電極が上記信号電極と直交方向に配設され、各
走査電極の間にストライプ状にブラックマトリクス3が
形成されている。
【0027】このように、カラー表示を行う液晶表示パ
ネルは、R、G、B毎に各画素33,34……が割り振
られ、ブラックマトリクス3で仕切られている。本実施
例では、図3に示す液晶表示パネルの左端と右端の任意
のブラックマトリクス3の2点に抵抗接続線36、37
が接続されて、セグメントドライバ5aと5bにそれぞ
れ引き込まれている。
ネルは、R、G、B毎に各画素33,34……が割り振
られ、ブラックマトリクス3で仕切られている。本実施
例では、図3に示す液晶表示パネルの左端と右端の任意
のブラックマトリクス3の2点に抵抗接続線36、37
が接続されて、セグメントドライバ5aと5bにそれぞ
れ引き込まれている。
【0028】図4は、図1のブラックマトリクス3の抵
抗を検出する抵抗変化検出回路10と基準電源11との
接続状態を示す等価回路図であり、図5は、図4の回路
をさらに簡略化した等価回路図である。図4に示すよう
に、抵抗変化検出回路10は、液晶表示パネル2に形成
されたブラックマトリクス(Zo)を抵抗分として、任
意の2点に接続した抵抗接続線36、37により取り出
され、その抵抗接続線37と基準電源11の正側とが接
続されるとともに、基準電源11の負側とグラウンドと
が接続されている。また、抵抗接続線36は、コンパレ
ータ12に接続されるとともに、基準抵抗Rを介して上
記した基準電源11の負側に接続されている。
抗を検出する抵抗変化検出回路10と基準電源11との
接続状態を示す等価回路図であり、図5は、図4の回路
をさらに簡略化した等価回路図である。図4に示すよう
に、抵抗変化検出回路10は、液晶表示パネル2に形成
されたブラックマトリクス(Zo)を抵抗分として、任
意の2点に接続した抵抗接続線36、37により取り出
され、その抵抗接続線37と基準電源11の正側とが接
続されるとともに、基準電源11の負側とグラウンドと
が接続されている。また、抵抗接続線36は、コンパレ
ータ12に接続されるとともに、基準抵抗Rを介して上
記した基準電源11の負側に接続されている。
【0029】図4の回路構成をさらに簡略化した図5
は、温度によって抵抗値が変化する金属クロム膜からな
るブラックマトリクス3を可変抵抗器として表示し、基
準電源11と基準抵抗Rとでループを形成して、基準電
源からの基準電圧Eを可変抵抗Zoのブラックマトリク
ス3に印加し、降下した電圧値がコンパレータ12に出
力される。そして、コンパレータ12では、基準電圧E
と降下電圧とを比較することにより、電位差を求めるこ
とができる。
は、温度によって抵抗値が変化する金属クロム膜からな
るブラックマトリクス3を可変抵抗器として表示し、基
準電源11と基準抵抗Rとでループを形成して、基準電
源からの基準電圧Eを可変抵抗Zoのブラックマトリク
ス3に印加し、降下した電圧値がコンパレータ12に出
力される。そして、コンパレータ12では、基準電圧E
と降下電圧とを比較することにより、電位差を求めるこ
とができる。
【0030】図6は、液晶を駆動する駆動電圧Vopと
輝度との関係を示す特性線図であって、液晶の温度がt
1 、t2 、t3 の場合の線図を示しており、図7は、ブ
ラックマトリクスの抵抗分(R)と液晶の温度(T)と
の関係を示す線図である。
輝度との関係を示す特性線図であって、液晶の温度がt
1 、t2 、t3 の場合の線図を示しており、図7は、ブ
ラックマトリクスの抵抗分(R)と液晶の温度(T)と
の関係を示す線図である。
【0031】図6に示すように、液晶の温度t1 、t2
、t3 の温度の高低は、t3 >t2>t1 の関係にあっ
て、温度が上昇するほど、所定の輝度Pを表示するのに
必要な実効電圧Vn(n=1,2,3)が低下するとい
う特性を有している。これは、温度が上昇するのに伴っ
て液晶の特性曲線が左方向にシフトすることを意味して
おり、液晶の温度が上昇する場合は、駆動電圧Vopを
V1 →V2 →V3 と低下させるように駆動電圧を制御す
る必要がある。
、t3 の温度の高低は、t3 >t2>t1 の関係にあっ
て、温度が上昇するほど、所定の輝度Pを表示するのに
必要な実効電圧Vn(n=1,2,3)が低下するとい
う特性を有している。これは、温度が上昇するのに伴っ
て液晶の特性曲線が左方向にシフトすることを意味して
おり、液晶の温度が上昇する場合は、駆動電圧Vopを
V1 →V2 →V3 と低下させるように駆動電圧を制御す
る必要がある。
【0032】また、図7に示すように、ブラックマトリ
クス3を抵抗分として見たときは、そのブラックマトリ
クス3の抵抗値と液晶温度とが反比例する関係にあり、
上記したように、液晶とブラックマトリクスとの温度を
同一視できることから、図7の特性線図を用いてブラッ
クマトリクス3の抵抗値を検出することにより、液晶温
度を求めることができる。
クス3を抵抗分として見たときは、そのブラックマトリ
クス3の抵抗値と液晶温度とが反比例する関係にあり、
上記したように、液晶とブラックマトリクスとの温度を
同一視できることから、図7の特性線図を用いてブラッ
クマトリクス3の抵抗値を検出することにより、液晶温
度を求めることができる。
【0033】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例の液晶表示装置1は、その液晶表示パネル2を構成す
る一対のガラス基板31,32のうち、下側のガラス基
板31上にセグメントドライバ5a,5bの駆動回路チ
ップが実装されており、この駆動回路チップ内にブラッ
クマトリクス3の抵抗変化を検出する抵抗変化検出回路
10やコンパレータ12、および電源回路13などが組
み込まれている。そして、上記の駆動回路チップに組込
まれた抵抗変化検出回路10は、図3に示すように、抵
抗接続線36,37を介してブラックマトリクス3の任
意の2点に接続されている。
例の液晶表示装置1は、その液晶表示パネル2を構成す
る一対のガラス基板31,32のうち、下側のガラス基
板31上にセグメントドライバ5a,5bの駆動回路チ
ップが実装されており、この駆動回路チップ内にブラッ
クマトリクス3の抵抗変化を検出する抵抗変化検出回路
10やコンパレータ12、および電源回路13などが組
み込まれている。そして、上記の駆動回路チップに組込
まれた抵抗変化検出回路10は、図3に示すように、抵
抗接続線36,37を介してブラックマトリクス3の任
意の2点に接続されている。
【0034】これを図4及び図5で見ると、液晶表示パ
ネル2内に配設されたブラックマトリクス3は、抵抗体
Zoとして作用し、このブラックマトリクス3の一端に
基準電源11による基準電圧Eが印加されると、抵抗体
Zoによって降下した電圧が抵抗接続線36を経て、コ
ンパレータ12へ出力される。
ネル2内に配設されたブラックマトリクス3は、抵抗体
Zoとして作用し、このブラックマトリクス3の一端に
基準電源11による基準電圧Eが印加されると、抵抗体
Zoによって降下した電圧が抵抗接続線36を経て、コ
ンパレータ12へ出力される。
【0035】このコンパレータ12への出力電圧値は、
ブラックマトリクス3の抵抗値が下がると出力電圧値が
高くなり、逆に、ブラックマトリクス3の抵抗値が上が
ると出力電圧値が低くなる関係にある。そして、図7に
示すように、前記したブラックマトリクス3の抵抗値が
低下する場合は、液晶温度が高く、逆に、ブラックマト
リクス3の抵抗値が上がる場合は、液晶温度が低い場合
である。これを図5で見ると、ブラックマトリクス3の
抵抗体Zoが温度によって抵抗値が変化し、抵抗値の変
化に応じてコンパレータ12への出力される電圧値が変
化することになる。したがって、コンパレータ12へ出
力される電圧値は、液晶の温度を表している。
ブラックマトリクス3の抵抗値が下がると出力電圧値が
高くなり、逆に、ブラックマトリクス3の抵抗値が上が
ると出力電圧値が低くなる関係にある。そして、図7に
示すように、前記したブラックマトリクス3の抵抗値が
低下する場合は、液晶温度が高く、逆に、ブラックマト
リクス3の抵抗値が上がる場合は、液晶温度が低い場合
である。これを図5で見ると、ブラックマトリクス3の
抵抗体Zoが温度によって抵抗値が変化し、抵抗値の変
化に応じてコンパレータ12への出力される電圧値が変
化することになる。したがって、コンパレータ12へ出
力される電圧値は、液晶の温度を表している。
【0036】本実施例では、図1に示すように、図4の
抵抗変化検出回路10からの出力電圧値と基準電源11
からの基準電圧Eとをコンパレータ12で比較し、基準
電圧Eとの電位差から液晶温度(T)を正確に求めるこ
とができる。そして、図1のオペアンプからなる電源回
路13は、コンパレータ12からの電位差データ(=液
晶温度)に基づいて、図6に示す液晶温度、例えば、t
3 に応じた特性曲線を選択し、表示信号が輝度Pを表示
する場合は、駆動電圧をV3とするように、コモンドラ
イバ4とセグメントドライバ5に対して電圧制御が行わ
れる。
抵抗変化検出回路10からの出力電圧値と基準電源11
からの基準電圧Eとをコンパレータ12で比較し、基準
電圧Eとの電位差から液晶温度(T)を正確に求めるこ
とができる。そして、図1のオペアンプからなる電源回
路13は、コンパレータ12からの電位差データ(=液
晶温度)に基づいて、図6に示す液晶温度、例えば、t
3 に応じた特性曲線を選択し、表示信号が輝度Pを表示
する場合は、駆動電圧をV3とするように、コモンドラ
イバ4とセグメントドライバ5に対して電圧制御が行わ
れる。
【0037】また、上記液晶の温度がt3 からt1 に急
激に低下した場合は、電源回路13において、図6に示
すように、輝度Pを表示する表示信号であれば、駆動電
圧をV3 からV1 に上昇するように、コモンドライバ4
とセグメントドライバ5に対して電圧制御が行われる。
このように、本実施例の液晶駆動方法は、液晶温度を正
確に検出することができるとともに、その液晶の温度変
化に追従して適切な輝度からなる画像表示を行うことが
できる。
激に低下した場合は、電源回路13において、図6に示
すように、輝度Pを表示する表示信号であれば、駆動電
圧をV3 からV1 に上昇するように、コモンドライバ4
とセグメントドライバ5に対して電圧制御が行われる。
このように、本実施例の液晶駆動方法は、液晶温度を正
確に検出することができるとともに、その液晶の温度変
化に追従して適切な輝度からなる画像表示を行うことが
できる。
【0038】特に、本実施例では、液晶表示パネル2内
の液晶近傍に設けられた既存のブラックマトリクス3を
利用して、液晶温度を検出するようにしたため、新たに
温度検出器を設置する必要がなく、低コスト化できると
ともに、急激に外気温が変化したとしてもブラックマト
リクスと液晶の温度変化率がほぼ同じであるため、ブラ
ックマトリクスの抵抗値を検出するだけで、液晶の温度
を正確に検出することができる。このように、本実施例
では、液晶の温度を正確に検出することができるため、
その検出温度に基づいて液晶駆動電圧を制御する温度補
償動作を行うことにより、温度変化によるコントラスト
や視野角の変化に追従して、安定した液晶表示を行うこ
とができる。
の液晶近傍に設けられた既存のブラックマトリクス3を
利用して、液晶温度を検出するようにしたため、新たに
温度検出器を設置する必要がなく、低コスト化できると
ともに、急激に外気温が変化したとしてもブラックマト
リクスと液晶の温度変化率がほぼ同じであるため、ブラ
ックマトリクスの抵抗値を検出するだけで、液晶の温度
を正確に検出することができる。このように、本実施例
では、液晶の温度を正確に検出することができるため、
その検出温度に基づいて液晶駆動電圧を制御する温度補
償動作を行うことにより、温度変化によるコントラスト
や視野角の変化に追従して、安定した液晶表示を行うこ
とができる。
【0039】すなわち、本実施例の液晶駆動方法は、液
晶温度に適合した液晶駆動電圧を速やかに供給すること
によって、コントラストを適切な状態に速やかに調整す
ることができるとともに、適切な視野角を得ることがで
きる。以上、本発明者によってなされた発明を好適な実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
晶温度に適合した液晶駆動電圧を速やかに供給すること
によって、コントラストを適切な状態に速やかに調整す
ることができるとともに、適切な視野角を得ることがで
きる。以上、本発明者によってなされた発明を好適な実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0040】例えば、本実施例において、液晶の温度を
測定するためのブラックマトリクスの材質としては、金
属クロム膜を用いたが、これに限定されるものではな
く、遮光性があって導電性のある抵抗体として利用可能
なものであれば種々の材質を使用することができる。
測定するためのブラックマトリクスの材質としては、金
属クロム膜を用いたが、これに限定されるものではな
く、遮光性があって導電性のある抵抗体として利用可能
なものであれば種々の材質を使用することができる。
【0041】また、上記実施例では、表面反射を低減す
るために金属クロム膜の表面を酸化してクロム酸化物
(CrOx)を形成したが、必ずしも酸化処理を行わな
くてもよい。さらに、上記実施例では、ブラックマトリ
クス3を使って検出した液晶温度に基づいて電源回路1
3の行う液晶駆動電圧の調整は、液晶に印加される実効
電圧を変化させればよいため、駆動電圧の電圧値自体の
大きさを変化させて行う他、液晶駆動電圧の印加時間を
変化させて行ってもよい(例えば、PWM:パルス幅制
御方式)。
るために金属クロム膜の表面を酸化してクロム酸化物
(CrOx)を形成したが、必ずしも酸化処理を行わな
くてもよい。さらに、上記実施例では、ブラックマトリ
クス3を使って検出した液晶温度に基づいて電源回路1
3の行う液晶駆動電圧の調整は、液晶に印加される実効
電圧を変化させればよいため、駆動電圧の電圧値自体の
大きさを変化させて行う他、液晶駆動電圧の印加時間を
変化させて行ってもよい(例えば、PWM:パルス幅制
御方式)。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の液晶駆動方法によれば、
液晶表示パネル内に複数の画素が配置され、その液晶表
示パネルの画素間領域に遮光性と導電性とを有する遮光
マスクが設けられ、遮光マスクの任意の2点間の電気抵
抗を検出して、検出された遮光マスクの抵抗値に応じて
前記液晶表示パネルの各画素に印加される液晶駆動電圧
を可変制御する。従って、液晶表示パネル内に配設され
ている遮光マスクの温度と抵抗値との関係を利用して液
晶温度を検出するようにしたので、新たな構成を付加す
ることなく、液晶の温度を直接、かつ正確に検出するこ
とが可能となり、その検出した液晶温度に基づいて液晶
駆動電圧を制御することにより、適切なコントラストや
視野角が得られる。
液晶表示パネル内に複数の画素が配置され、その液晶表
示パネルの画素間領域に遮光性と導電性とを有する遮光
マスクが設けられ、遮光マスクの任意の2点間の電気抵
抗を検出して、検出された遮光マスクの抵抗値に応じて
前記液晶表示パネルの各画素に印加される液晶駆動電圧
を可変制御する。従って、液晶表示パネル内に配設され
ている遮光マスクの温度と抵抗値との関係を利用して液
晶温度を検出するようにしたので、新たな構成を付加す
ることなく、液晶の温度を直接、かつ正確に検出するこ
とが可能となり、その検出した液晶温度に基づいて液晶
駆動電圧を制御することにより、適切なコントラストや
視野角が得られる。
【0043】請求項2記載の液晶駆動方法によれば、液
晶表示パネルの画素間領域の遮光マスクに金属クロム膜
が用いられ、その金属クロム膜の表面を酸化してクロム
酸化物が形成される。従って、遮光マスクに金属クロム
膜を用いることにより、不要な透過光が確実に遮光され
るとともに、抵抗分として用いることができるので、抵
抗値を検出して液晶表示パネル内の液晶温度を直接、か
つ正確に検出することが可能である。また、金属クロム
膜は、表面を酸化してクロム酸化物とすることにより、
表面反射の低減化を図ることができる。
晶表示パネルの画素間領域の遮光マスクに金属クロム膜
が用いられ、その金属クロム膜の表面を酸化してクロム
酸化物が形成される。従って、遮光マスクに金属クロム
膜を用いることにより、不要な透過光が確実に遮光され
るとともに、抵抗分として用いることができるので、抵
抗値を検出して液晶表示パネル内の液晶温度を直接、か
つ正確に検出することが可能である。また、金属クロム
膜は、表面を酸化してクロム酸化物とすることにより、
表面反射の低減化を図ることができる。
【0044】請求項3記載の液晶駆動方法によれば、遮
光マスクの任意の2点間に基準電圧を印加した際の降下
電圧値が検出され、その降下電圧値と前記基準電圧値と
を比較して基準電圧に対する電圧降下量を検出し、その
検出された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分の変
化量を求めて液晶温度を検出する。従って、遮光マスク
の任意の2点間の抵抗値を検出する場合は、予め分かっ
ている基準電圧を印加した際の電圧降下量から遮光マス
クの抵抗分の変化量を求めることにより、既存の遮光マ
スクを使って正確に液晶温度を検出することができる。
光マスクの任意の2点間に基準電圧を印加した際の降下
電圧値が検出され、その降下電圧値と前記基準電圧値と
を比較して基準電圧に対する電圧降下量を検出し、その
検出された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分の変
化量を求めて液晶温度を検出する。従って、遮光マスク
の任意の2点間の抵抗値を検出する場合は、予め分かっ
ている基準電圧を印加した際の電圧降下量から遮光マス
クの抵抗分の変化量を求めることにより、既存の遮光マ
スクを使って正確に液晶温度を検出することができる。
【図1】本実施例の温度補償回路を備えた液晶表示装置
の構成を説明するブロック図。
の構成を説明するブロック図。
【図2】図1の液晶表示パネル内のブラックマトリクス
の配置構成例を示す断面図。
の配置構成例を示す断面図。
【図3】液晶表示パネルにコモンドライバとセグメント
ドライバが設けられた液晶モジュールの裏面側から見た
ブラックマトリクスの配置構成図。
ドライバが設けられた液晶モジュールの裏面側から見た
ブラックマトリクスの配置構成図。
【図4】図1のブラックマトリクスの抵抗を検出する抵
抗変化検出回路と基準電源との接続状態を示す等価回路
図。
抗変化検出回路と基準電源との接続状態を示す等価回路
図。
【図5】図4の回路をさらに簡略化した等価回路図。
【図6】液晶を駆動する駆動電圧と輝度との関係を示す
特性線図。
特性線図。
【図7】ブラックマトリクスの抵抗分と液晶の温度との
関係を示す線図。
関係を示す線図。
1 液晶表示装置 2 液晶表示パネル 3 ブラックマトリクス 4 コモンドライバ 5 セグメントドライバ 6 リニア回路 7 同期分離回路 8 制御回路 9 A/D変換回路 10 抵抗変化検出回路 11 基準電源 12 コンパレータ 13 電源回路 21 ガラス基板 22 カラーフィルタ 23 オーバーコート層 24 透明電極 25 液晶 30 液晶モジュール 31,32 ガラス基板 33,34 画素 35 画像表示領域 36,37 抵抗接続線
Claims (3)
- 【請求項1】液晶表示パネル内に複数の画素を配置し、 前記液晶表示パネルの画素間領域に遮光性と導電性とを
有する遮光マスクが設けられ、 前記遮光マスクの任意の2点間の電気抵抗を検出し、 該検出された遮光マスクの抵抗値に応じて前記液晶表示
パネルの各画素に印加される液晶駆動電圧を可変制御す
ることを特徴とする液晶駆動方法。 - 【請求項2】前記液晶表示パネルの画素間領域の遮光マ
スクに金属クロム膜が用いられ、 該金属クロム膜の表面を酸化してクロム酸化物を形成す
ることを特徴とする請求項1記載の液晶駆動方法。 - 【請求項3】前記遮光マスクの任意の2点間に基準電圧
を印加した際の降下電圧値を検出し、 前記降下電圧値と前記基準電圧値とを比較して基準電圧
に対する電圧降下量を検出し、 前記検出された電圧降下量から前記遮光マスクの抵抗分
の変化量を求めて液晶温度を検出することを特徴とする
請求項1または請求項2記載の液晶駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7174046A JPH095712A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 液晶駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7174046A JPH095712A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 液晶駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH095712A true JPH095712A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15971680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7174046A Pending JPH095712A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 液晶駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH095712A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012081899A3 (en) * | 2010-12-15 | 2012-10-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving method thereof |
| JP2013037209A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置および電子機器、電気光学装置の駆動方法 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7174046A patent/JPH095712A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012081899A3 (en) * | 2010-12-15 | 2012-10-04 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving method thereof |
| US8866996B2 (en) | 2010-12-15 | 2014-10-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Liquid crystal display and driving method thereof |
| JP2013037209A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置および電子機器、電気光学装置の駆動方法 |
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