JPH0954317A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents
反射型液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH0954317A JPH0954317A JP7208121A JP20812195A JPH0954317A JP H0954317 A JPH0954317 A JP H0954317A JP 7208121 A JP7208121 A JP 7208121A JP 20812195 A JP20812195 A JP 20812195A JP H0954317 A JPH0954317 A JP H0954317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal cell
- light
- polarizing plate
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】セグメント表示方式の反射型液晶表示装置とし
て、背景色を複数の色に変えて変化に富んだ表示を行な
うことができるものを提供する。 【解決手段】液晶セル10と表側偏光板21との間に位相差
板23,24を配置し、表裏の偏光板21,22と位相差板23,
24の光学軸の方向と液晶セル10の基板近傍における液晶
分子配向方向とを、表側偏光板21を透過して入射した直
線偏光が位相差板23,24および液晶層18を透過する間に
位相差板と液晶層の複屈折効果によって各波長光がそれ
ぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となり、その
光が裏側偏光板22を透過して、その各波長光の光強度の
比が所望の比率になるように設定するとともに、液晶セ
ル10に、セグメント電極13とその形成部分を除いて表示
領域ほぼ全体に対応する背景部電極14と、前記セグメン
ト電極13および背景部電極14と対向するコモン電極15を
設けた。
て、背景色を複数の色に変えて変化に富んだ表示を行な
うことができるものを提供する。 【解決手段】液晶セル10と表側偏光板21との間に位相差
板23,24を配置し、表裏の偏光板21,22と位相差板23,
24の光学軸の方向と液晶セル10の基板近傍における液晶
分子配向方向とを、表側偏光板21を透過して入射した直
線偏光が位相差板23,24および液晶層18を透過する間に
位相差板と液晶層の複屈折効果によって各波長光がそれ
ぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となり、その
光が裏側偏光板22を透過して、その各波長光の光強度の
比が所望の比率になるように設定するとともに、液晶セ
ル10に、セグメント電極13とその形成部分を除いて表示
領域ほぼ全体に対応する背景部電極14と、前記セグメン
ト電極13および背景部電極14と対向するコモン電極15を
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセグメント表示方
式の反射型液晶表示装置に関するものである。
式の反射型液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セグメント表示方式の液晶表示装置とし
ては、一般に、自然光や室内照明光等の外光を利用して
表示する反射型のものが利用されている。この液晶表示
装置は、一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液
晶層を設けるとともに、一方の基板の内面に複数のセグ
メント電極を設け、他方の基板の内面に前記セグメント
電極と対向するコモン電極を設けた液晶セルと、この液
晶セルをはさんで配置された表側および裏側偏光板と、
前記裏側偏光板の背後に配置された反射板とからなって
いる。
ては、一般に、自然光や室内照明光等の外光を利用して
表示する反射型のものが利用されている。この液晶表示
装置は、一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液
晶層を設けるとともに、一方の基板の内面に複数のセグ
メント電極を設け、他方の基板の内面に前記セグメント
電極と対向するコモン電極を設けた液晶セルと、この液
晶セルをはさんで配置された表側および裏側偏光板と、
前記裏側偏光板の背後に配置された反射板とからなって
いる。
【0003】この種のセグメント表示方式の反射型液晶
表示装置としては、液晶セルの液晶分子のツイスト角を
ほぼ90°とし、表側および裏側偏光板を、それぞれの
光学軸(透過軸または吸収軸)を互いにほぼ直交させて
配置したポジ表示タイプのものが広く利用されている。
表示装置としては、液晶セルの液晶分子のツイスト角を
ほぼ90°とし、表側および裏側偏光板を、それぞれの
光学軸(透過軸または吸収軸)を互いにほぼ直交させて
配置したポジ表示タイプのものが広く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のセグメント表示
方式の反射型液晶表示装置は、ほぼ白の背景中にほぼ黒
で表示情報を表示するだけの単調な表示しか行なえない
ものであった。この発明は、セグメント表示方式の反射
型液晶表示装置として、背景色を複数の色に変えて変化
に富んだ表示を行なうことができるものを提供すること
を目的としたものである。
方式の反射型液晶表示装置は、ほぼ白の背景中にほぼ黒
で表示情報を表示するだけの単調な表示しか行なえない
ものであった。この発明は、セグメント表示方式の反射
型液晶表示装置として、背景色を複数の色に変えて変化
に富んだ表示を行なうことができるものを提供すること
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、セグメント
表示方式の反射型液晶表示装置において、その表示領域
の背景部分に入射した光を複数の色に選択的に着色する
光着色手段を備えたことを特徴とするものである。
表示方式の反射型液晶表示装置において、その表示領域
の背景部分に入射した光を複数の色に選択的に着色する
光着色手段を備えたことを特徴とするものである。
【0006】この発明において、前記光着色手段は、内
面に電極が形成された一対の基板間に設けられた液晶分
子がツイスト配向した液晶層と、前記液晶層をはさんで
配置された一対の偏光板と、その一方の偏光板と前記液
晶層との間に配置された少なくとも1枚の位相差板とか
らなっており、前記一対の偏光板と前記位相差板のそれ
ぞれの光学軸の方向と前記液晶層の前記一対の基板の近
傍における液晶分子の配向方向とを、一方の偏光板を透
過して入射した直線偏光が、前記位相差板および液晶層
を透過する間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶
層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態
の異なる楕円偏光となった光となり、その光がさらに他
方の偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比が所
望の比率になるように設定されている。
面に電極が形成された一対の基板間に設けられた液晶分
子がツイスト配向した液晶層と、前記液晶層をはさんで
配置された一対の偏光板と、その一方の偏光板と前記液
晶層との間に配置された少なくとも1枚の位相差板とか
らなっており、前記一対の偏光板と前記位相差板のそれ
ぞれの光学軸の方向と前記液晶層の前記一対の基板の近
傍における液晶分子の配向方向とを、一方の偏光板を透
過して入射した直線偏光が、前記位相差板および液晶層
を透過する間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶
層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態
の異なる楕円偏光となった光となり、その光がさらに他
方の偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比が所
望の比率になるように設定されている。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、一
対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設け
てなる液晶セルと、この液晶セルをはさんで配置された
表側および裏側偏光板と、その一方の偏光板と前記液晶
セルとの間に設けられた少なくとも1枚の位相差板と、
前記裏側偏光板の背後に配置された反射板とを備え、か
つ、前記表側および裏側偏光板と前記位相差板のそれぞ
れの光学軸の方向と前記液晶セルの両基板の近傍におけ
る液晶分子の配向方向とを、表側偏光板を透過して入射
した直線偏光が、前記位相差板および液晶セルの液晶層
を透過する間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶
層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態
の異なる楕円偏光となった光となり、その楕円偏光とな
った光がさらに裏側偏光板を透過して、その各波長光の
光強度の比が所望の比率になるように設定するととも
に、前記液晶セルの一方の基板の内面に、複数のセグメ
ント電極と、前記セグメント電極の形成部分を除いて表
示領域ほぼ全体に対応する背景部電極とを設け、他方の
基板の内面に、前記セグメント電極および背景部電極と
対向するコモン電極を設けた構成がある。
対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設け
てなる液晶セルと、この液晶セルをはさんで配置された
表側および裏側偏光板と、その一方の偏光板と前記液晶
セルとの間に設けられた少なくとも1枚の位相差板と、
前記裏側偏光板の背後に配置された反射板とを備え、か
つ、前記表側および裏側偏光板と前記位相差板のそれぞ
れの光学軸の方向と前記液晶セルの両基板の近傍におけ
る液晶分子の配向方向とを、表側偏光板を透過して入射
した直線偏光が、前記位相差板および液晶セルの液晶層
を透過する間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶
層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態
の異なる楕円偏光となった光となり、その楕円偏光とな
った光がさらに裏側偏光板を透過して、その各波長光の
光強度の比が所望の比率になるように設定するととも
に、前記液晶セルの一方の基板の内面に、複数のセグメ
ント電極と、前記セグメント電極の形成部分を除いて表
示領域ほぼ全体に対応する背景部電極とを設け、他方の
基板の内面に、前記セグメント電極および背景部電極と
対向するコモン電極を設けた構成がある。
【0008】このような構成の液晶表示装置によれば、
表側偏光板を透過して入射した直線偏光が、位相差板と
液晶セルの液晶層とを通る過程で、位相差板および液晶
層の複屈折作用により偏光状態を変えられ、各波長光が
それぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となって
裏側偏光板に入射して、この裏側偏光板を透過した光
が、その光を構成する各波長光の光強度の比に応じた色
の光になり、その光が反射板で反射されて液晶表示装置
の表面側に出射する。
表側偏光板を透過して入射した直線偏光が、位相差板と
液晶セルの液晶層とを通る過程で、位相差板および液晶
層の複屈折作用により偏光状態を変えられ、各波長光が
それぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となって
裏側偏光板に入射して、この裏側偏光板を透過した光
が、その光を構成する各波長光の光強度の比に応じた色
の光になり、その光が反射板で反射されて液晶表示装置
の表面側に出射する。
【0009】また、液晶セルの液晶層に印加する電界の
強さを変化させると、その電界による液晶分子の配向状
態の変化によって液晶層の複屈折作用が変化し、それに
ともなって前記裏側偏光板に入射する光の偏光状態が変
化するため、この裏側偏光板を透過する光の各波長光の
光強度比が変化し、出射光の色が変化する。
強さを変化させると、その電界による液晶分子の配向状
態の変化によって液晶層の複屈折作用が変化し、それに
ともなって前記裏側偏光板に入射する光の偏光状態が変
化するため、この裏側偏光板を透過する光の各波長光の
光強度比が変化し、出射光の色が変化する。
【0010】そして、この液晶表示装置においては、液
晶セルの一方の基板の内面にセグメント電極とその形成
部分を除いて表示領域ほぼ全体に対応する背景部電極と
を設け、他方の基板の内面に前記セグメント電極および
背景部電極と対向するコモン電極を設けているため、前
記背景部電極および非選択のセグメント電極とコモン電
極との間に印加する電圧を制御して液晶層に加わる電界
の強さを変化させてやれば、表示領域の背景部分に入射
した光を複数の色に選択的に着色して、背景色を複数の
色に変えることができる。
晶セルの一方の基板の内面にセグメント電極とその形成
部分を除いて表示領域ほぼ全体に対応する背景部電極と
を設け、他方の基板の内面に前記セグメント電極および
背景部電極と対向するコモン電極を設けているため、前
記背景部電極および非選択のセグメント電極とコモン電
極との間に印加する電圧を制御して液晶層に加わる電界
の強さを変化させてやれば、表示領域の背景部分に入射
した光を複数の色に選択的に着色して、背景色を複数の
色に変えることができる。
【0011】この発明の他の実施形態としては、一対の
基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設けると
ともに、一方の基板の内面に複数のセグメント電極を設
け、他方の基板の内面に前記セグメント電極と対向する
コモン電極を設けた表示用液晶セルと、一対の基板間に
液晶分子がツイスト配向した液晶層を設けるとともに前
記一対の基板の内面にそれぞれ表示領域ほぼ全体に対応
する電極を設けてなり、前記表示用液晶セルの背面に対
向させて配置された着色用液晶セルと、前記表示用液晶
セルと前記着色用液晶セルとの間に配置された少なくと
も1枚の中間偏光板と、前記表示用液晶セルの表面側に
配置された表側偏光板と、前記着色用液晶セルの裏面側
に配置された裏側偏光板と、前記中間偏光板と前記裏側
偏光板とのいずれか一方と前記液晶セルとの間に設けら
れた少なくとも1枚の位相差板と、前記裏側偏光板の背
後に配置された反射板とを備え、かつ、前記着色用液晶
セルをはさんで配置された前記中間偏光板および前記裏
側偏光板と前記位相差板のそれぞれの光学軸の方向と前
記着色用液晶セルの両基板の近傍における液晶分子の配
向方向とを、前記中間偏光板を透過して入射した直線偏
光が、前記位相差板および液晶セルの液晶層を透過する
間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶層の複屈折
効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕
円偏光となった光となり、その楕円偏光となった光がさ
らに裏側偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比
が所望の比率になるように設定した構成がある。
基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設けると
ともに、一方の基板の内面に複数のセグメント電極を設
け、他方の基板の内面に前記セグメント電極と対向する
コモン電極を設けた表示用液晶セルと、一対の基板間に
液晶分子がツイスト配向した液晶層を設けるとともに前
記一対の基板の内面にそれぞれ表示領域ほぼ全体に対応
する電極を設けてなり、前記表示用液晶セルの背面に対
向させて配置された着色用液晶セルと、前記表示用液晶
セルと前記着色用液晶セルとの間に配置された少なくと
も1枚の中間偏光板と、前記表示用液晶セルの表面側に
配置された表側偏光板と、前記着色用液晶セルの裏面側
に配置された裏側偏光板と、前記中間偏光板と前記裏側
偏光板とのいずれか一方と前記液晶セルとの間に設けら
れた少なくとも1枚の位相差板と、前記裏側偏光板の背
後に配置された反射板とを備え、かつ、前記着色用液晶
セルをはさんで配置された前記中間偏光板および前記裏
側偏光板と前記位相差板のそれぞれの光学軸の方向と前
記着色用液晶セルの両基板の近傍における液晶分子の配
向方向とを、前記中間偏光板を透過して入射した直線偏
光が、前記位相差板および液晶セルの液晶層を透過する
間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液晶層の複屈折
効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕
円偏光となった光となり、その楕円偏光となった光がさ
らに裏側偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比
が所望の比率になるように設定した構成がある。
【0012】この構成の液晶表示装置は、表示用液晶セ
ルとこの表示用液晶セルをはさんで配置された表側偏光
板および中間偏光板とによって表示情報の表示を行な
い、その表示領域の背景部分に入射した光を、着色用液
晶セルとこの着色用液晶セルをはさんで配置された中間
偏光板および裏側偏光板と前記位相差板とによって着色
するようにしたものである。
ルとこの表示用液晶セルをはさんで配置された表側偏光
板および中間偏光板とによって表示情報の表示を行な
い、その表示領域の背景部分に入射した光を、着色用液
晶セルとこの着色用液晶セルをはさんで配置された中間
偏光板および裏側偏光板と前記位相差板とによって着色
するようにしたものである。
【0013】この液晶表示装置においては、表示領域の
背景部分に入射した光、つまり、表側偏光板と表示用液
晶セルとを順次透過し、さらに中間偏光板を透過して入
射した直線偏光が、位相差板と着色用液晶セルの液晶層
とを通る過程で、位相差板および液晶層の複屈折作用に
より偏光状態を変えられ、各波長光がそれぞれ偏光状態
の異なる楕円偏光となった光となって裏側偏光板に入射
して、この裏側偏光板を透過した光が、その光を構成す
る各波長光の光強度の比に応じた色の光になり、その光
が反射板で反射されて液晶表示装置の表面側に出射す
る。
背景部分に入射した光、つまり、表側偏光板と表示用液
晶セルとを順次透過し、さらに中間偏光板を透過して入
射した直線偏光が、位相差板と着色用液晶セルの液晶層
とを通る過程で、位相差板および液晶層の複屈折作用に
より偏光状態を変えられ、各波長光がそれぞれ偏光状態
の異なる楕円偏光となった光となって裏側偏光板に入射
して、この裏側偏光板を透過した光が、その光を構成す
る各波長光の光強度の比に応じた色の光になり、その光
が反射板で反射されて液晶表示装置の表面側に出射す
る。
【0014】また、前記着色用液晶セルの液晶層に印加
する電界の強さを変化させると、その電界による液晶分
子の配向状態の変化によって液晶層の複屈折作用が変化
し、それにともなって前記裏側偏光板に入射する光の偏
光状態が変化するため、この裏側偏光板を透過する光の
各波長光の光強度比が変化して、出射光の色が変化す
る。
する電界の強さを変化させると、その電界による液晶分
子の配向状態の変化によって液晶層の複屈折作用が変化
し、それにともなって前記裏側偏光板に入射する光の偏
光状態が変化するため、この裏側偏光板を透過する光の
各波長光の光強度比が変化して、出射光の色が変化す
る。
【0015】そして、この液晶表示装置においては、前
記着色用液晶セルの一対の基板の内面にそれぞれ表示領
域ほぼ全体に対応する電極を設けているため、これらの
電極間に印加する電圧を制御して着色用液晶セルの液晶
層に加わる電界の強さを変化させてやれば、表示領域の
背景部分に入射した光を複数の色に選択的に着色して、
背景色を複数の色に変えることができる。
記着色用液晶セルの一対の基板の内面にそれぞれ表示領
域ほぼ全体に対応する電極を設けているため、これらの
電極間に印加する電圧を制御して着色用液晶セルの液晶
層に加わる電界の強さを変化させてやれば、表示領域の
背景部分に入射した光を複数の色に選択的に着色して、
背景色を複数の色に変えることができる。
【0016】
【実施例】この発明の具体的な実施例を説明すると、図
1〜図5はこの発明の第1の実施例を示しており、図1
は液晶表示装置の一部分の断面図、図2はその液晶セル
の一方の基板に形成されたセグメント電極と背景部電極
の平面図である。
1〜図5はこの発明の第1の実施例を示しており、図1
は液晶表示装置の一部分の断面図、図2はその液晶セル
の一方の基板に形成されたセグメント電極と背景部電極
の平面図である。
【0017】図1に示すように、この実施例の液晶表示
装置は、液晶セル10と、この液晶セル10をはさんで
その表面側と裏面側とに配置された表側偏光板21およ
び裏側偏光板22と、前記表側偏光板21と液晶セル1
0との間に互いに積層して配置された2枚の位相差板2
3,24と、前記裏側偏光板22の背後に配置された反
射板25とからなっている。なお、前記反射板25は、
樹脂フィルム等からなるベースシートの表面に銀または
アルミニウム等の金属膜を蒸着した無指向性反射板であ
る。
装置は、液晶セル10と、この液晶セル10をはさんで
その表面側と裏面側とに配置された表側偏光板21およ
び裏側偏光板22と、前記表側偏光板21と液晶セル1
0との間に互いに積層して配置された2枚の位相差板2
3,24と、前記裏側偏光板22の背後に配置された反
射板25とからなっている。なお、前記反射板25は、
樹脂フィルム等からなるベースシートの表面に銀または
アルミニウム等の金属膜を蒸着した無指向性反射板であ
る。
【0018】上記液晶セル10は、一対の透明基板(例
えばガラス基板)11,12を図示しない枠状のシール
材を介して接合し、これら両基板11,12間の前記シ
ール材で囲まれた表示領域に、液晶分子がツイスト配向
した液晶層18を設けたものであり、その一方の基板、
例えば裏側基板11の内面には、表示のパターンに対応
する形状の複数のセグメント電極13と、このセグメン
ト電極13の形成部分を除いて表示領域ほぼ全体に対応
する背景部電極14とが設けられ、他方の基板である表
側基板12の内面には、前記セグメント電極13および
背景部電極14と対向するコモン電極15が設けられて
いる。
えばガラス基板)11,12を図示しない枠状のシール
材を介して接合し、これら両基板11,12間の前記シ
ール材で囲まれた表示領域に、液晶分子がツイスト配向
した液晶層18を設けたものであり、その一方の基板、
例えば裏側基板11の内面には、表示のパターンに対応
する形状の複数のセグメント電極13と、このセグメン
ト電極13の形成部分を除いて表示領域ほぼ全体に対応
する背景部電極14とが設けられ、他方の基板である表
側基板12の内面には、前記セグメント電極13および
背景部電極14と対向するコモン電極15が設けられて
いる。
【0019】これらセグメント電極13および背景部電
極14とコモン電極15は、いずれもITO膜等からな
る透明電極であり、各セグメント電極13は各表示パタ
ーンの表示箇所にそれぞれ対応させて形成され、背景部
電極14はセグメント電極形成部分を除いて表示領域ほ
ぼ全体に形成され、コモン電極15は表示領域ほぼ全体
にわたって形成されている。
極14とコモン電極15は、いずれもITO膜等からな
る透明電極であり、各セグメント電極13は各表示パタ
ーンの表示箇所にそれぞれ対応させて形成され、背景部
電極14はセグメント電極形成部分を除いて表示領域ほ
ぼ全体に形成され、コモン電極15は表示領域ほぼ全体
にわたって形成されている。
【0020】なお、この実施例の液晶表示装置は、カセ
ットテープレコーダに用いられる表示装置であって、図
1および図2はテープ送り方向を表示する部分を示して
おり、この部分には、テープの順送りと逆送りとを表わ
すパターンの一対のセグメント電極13が設けられてい
る。そして、上記背景部電極14は、図2のように、各
セグメント電極13およびそのリード線部13aを除い
て表示領域ほぼ全体に形成されている。
ットテープレコーダに用いられる表示装置であって、図
1および図2はテープ送り方向を表示する部分を示して
おり、この部分には、テープの順送りと逆送りとを表わ
すパターンの一対のセグメント電極13が設けられてい
る。そして、上記背景部電極14は、図2のように、各
セグメント電極13およびそのリード線部13aを除い
て表示領域ほぼ全体に形成されている。
【0021】また、上記裏側基板11の内面には前記セ
グメント電極13および背景部電極14を覆って配向膜
16が設けられ、表側基板12の内面には前記コモン電
極15を覆って配向膜17が設けられている。
グメント電極13および背景部電極14を覆って配向膜
16が設けられ、表側基板12の内面には前記コモン電
極15を覆って配向膜17が設けられている。
【0022】これら配向膜16,17はそれぞれ、ラビ
ングによる配向処理が施された水平配向膜(例えばポリ
イミド膜)であり、液晶層18の液晶の分子は、両基板
11,12の近傍における配向方向を上記配向膜16,
17で規制され、これら配向膜16,17面に対し僅か
なプレチルト角で傾斜した状態で、両基板11,12間
において所定のツイスト角でツイスト配向している。
ングによる配向処理が施された水平配向膜(例えばポリ
イミド膜)であり、液晶層18の液晶の分子は、両基板
11,12の近傍における配向方向を上記配向膜16,
17で規制され、これら配向膜16,17面に対し僅か
なプレチルト角で傾斜した状態で、両基板11,12間
において所定のツイスト角でツイスト配向している。
【0023】そして、この液晶表示装置においては、上
記表側偏光板21および裏側偏光板22と2枚の位相差
板23,24のそれぞれの光学軸(偏光板では透過軸ま
たは吸収軸、位相差板では遅相軸または進相軸)の方向
と液晶セル10の両基板11,12の近傍における液晶
分子の配向方向とを、表側偏光板21を透過して入射し
た直線偏光が、位相差板23,24および液晶セル10
を透過する間に、位相差板23,24の複屈折効果と液
晶セル10の液晶層18の複屈折効果とによって各波長
光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光とな
り、その光のうちの裏側偏光板22を透過した各波長光
の光強度の比が所望の比率になるように設定している。
記表側偏光板21および裏側偏光板22と2枚の位相差
板23,24のそれぞれの光学軸(偏光板では透過軸ま
たは吸収軸、位相差板では遅相軸または進相軸)の方向
と液晶セル10の両基板11,12の近傍における液晶
分子の配向方向とを、表側偏光板21を透過して入射し
た直線偏光が、位相差板23,24および液晶セル10
を透過する間に、位相差板23,24の複屈折効果と液
晶セル10の液晶層18の複屈折効果とによって各波長
光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となった光とな
り、その光のうちの裏側偏光板22を透過した各波長光
の光強度の比が所望の比率になるように設定している。
【0024】図3は、上記液晶セル10の両基板11,
12の近傍における液晶分子配向方向と各偏光板21,
22および位相差板23,24の光学軸の向きを液晶表
示装置の表面側から見た図であり、この実施例では、液
晶セル10の液晶分子ツイスト角を250°±20°と
し、表側および裏側偏光板21,22をその透過軸21
a,22aを次のような向きにして配置し、位相差板2
3,24をその遅相軸23a,24aを次のような向き
にして配置している。
12の近傍における液晶分子配向方向と各偏光板21,
22および位相差板23,24の光学軸の向きを液晶表
示装置の表面側から見た図であり、この実施例では、液
晶セル10の液晶分子ツイスト角を250°±20°と
し、表側および裏側偏光板21,22をその透過軸21
a,22aを次のような向きにして配置し、位相差板2
3,24をその遅相軸23a,24aを次のような向き
にして配置している。
【0025】この図3のように、液晶セル10の裏側基
板11の近傍における液晶分子の配向方向(配向膜16
の配向処理方向)11aは、液晶セル10の横軸Sに対
し表面側から見て左回り(図上左回り)に35°±10
°の方向、表面側基板12の近傍における液晶分子の配
向方向(配向膜16の配向処理方向)12aは、前記裏
側基板11の近傍における液晶分子配向方向11aに対
し表面側から見て右回りに70°±10°の方向にあ
り、液晶分子は、そのツイスト方向を図に破線矢印で示
したように、裏側基板11から表側基板12に向かい、
表面側から見て右回りに250°±20°のツイスト角
でツイスト配向している。
板11の近傍における液晶分子の配向方向(配向膜16
の配向処理方向)11aは、液晶セル10の横軸Sに対
し表面側から見て左回り(図上左回り)に35°±10
°の方向、表面側基板12の近傍における液晶分子の配
向方向(配向膜16の配向処理方向)12aは、前記裏
側基板11の近傍における液晶分子配向方向11aに対
し表面側から見て右回りに70°±10°の方向にあ
り、液晶分子は、そのツイスト方向を図に破線矢印で示
したように、裏側基板11から表側基板12に向かい、
表面側から見て右回りに250°±20°のツイスト角
でツイスト配向している。
【0026】そして、液晶セル10の裏側基板11の近
傍における液晶分子配向方向11aを0°の方向とする
と、表側偏光板21の透過軸21aは、表面側から見て
前記液晶セル10の液晶分子ツイスト方向(表面側から
見たツイスト方向)とは逆方向に50°±10°の方
向、裏側偏光板22の透過軸22aは、表面側から見て
前記液晶分子ツイスト方向と同方向に45°±10°の
方向にある。
傍における液晶分子配向方向11aを0°の方向とする
と、表側偏光板21の透過軸21aは、表面側から見て
前記液晶セル10の液晶分子ツイスト方向(表面側から
見たツイスト方向)とは逆方向に50°±10°の方
向、裏側偏光板22の透過軸22aは、表面側から見て
前記液晶分子ツイスト方向と同方向に45°±10°の
方向にある。
【0027】さらに、2枚の位相差板23,24のう
ち、表側偏光板21に隣接する第1の位相差板23の遅
相軸23aは、上記0°の方向に対し、表面側から見て
前記液晶分子ツイスト方向と同方向に25°±10°の
方向にあり、液晶セル10に隣接する第2の位相差板2
4の遅相軸24aは、上記0°の方向に対し、表面側か
ら見て前記液晶分子ツイスト方向とは逆方向に15°±
10°の方向にある。
ち、表側偏光板21に隣接する第1の位相差板23の遅
相軸23aは、上記0°の方向に対し、表面側から見て
前記液晶分子ツイスト方向と同方向に25°±10°の
方向にあり、液晶セル10に隣接する第2の位相差板2
4の遅相軸24aは、上記0°の方向に対し、表面側か
ら見て前記液晶分子ツイスト方向とは逆方向に15°±
10°の方向にある。
【0028】また、この実施例では、上記液晶セル10
として、液晶18の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの
積Δndの値が1350nm±100nmのものを用い
るとともに、第1の位相差板23として、そのリタデー
ションの値が1600nm±30nmのものを用い、第
2の位相差板24として、そのリタデーションの値が1
550nm±30nmのものを用いている。
として、液晶18の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの
積Δndの値が1350nm±100nmのものを用い
るとともに、第1の位相差板23として、そのリタデー
ションの値が1600nm±30nmのものを用い、第
2の位相差板24として、そのリタデーションの値が1
550nm±30nmのものを用いている。
【0029】なお、この実施例で用いた第1および第2
の位相差板23,24は、いずれも、その平面上におけ
る延伸方向(遅相軸方向)の屈折率nx と、前記平面上
における前記延伸方向に直交する方向の屈折率ny と、
厚さ方向の屈折率nz とがnx >nz >ny の関係にあ
る二軸性位相差板である。
の位相差板23,24は、いずれも、その平面上におけ
る延伸方向(遅相軸方向)の屈折率nx と、前記平面上
における前記延伸方向に直交する方向の屈折率ny と、
厚さ方向の屈折率nz とがnx >nz >ny の関係にあ
る二軸性位相差板である。
【0030】この液晶表示装置は、上記液晶セル10の
液晶層18と、この液晶層18をはさんで配置された表
裏一対の偏光板21,22と、その一方の偏光板21と
前記液晶層18との間に配置された2枚の位相差板2
3,24とからなる光着色手段によって、表示領域の背
景部分に入射した光を複数の色に選択的に着色するもの
であり、背景部の色は、前記背景部電極14および非選
択のセグメント電極13とコモン電極15との間に印加
する電圧に応じて変化し、その背景中の表示の色は、選
択したセグメント電極13とコモン電極15との間への
印加電圧に応じて変化する。
液晶層18と、この液晶層18をはさんで配置された表
裏一対の偏光板21,22と、その一方の偏光板21と
前記液晶層18との間に配置された2枚の位相差板2
3,24とからなる光着色手段によって、表示領域の背
景部分に入射した光を複数の色に選択的に着色するもの
であり、背景部の色は、前記背景部電極14および非選
択のセグメント電極13とコモン電極15との間に印加
する電圧に応じて変化し、その背景中の表示の色は、選
択したセグメント電極13とコモン電極15との間への
印加電圧に応じて変化する。
【0031】すなわち、この液晶表示装置においては、
その表面側からの入射光(自然光や室内照明光等の外
光)が、表側偏光板21を透過して直線偏光となり、そ
の光が2枚の位相差板23,24および液晶セル10の
液晶層18を順に透過して裏側偏光板22に入射すると
ともに、この裏側偏光板22を透過した光が反射板25
で反射され、前記裏側偏光板22と液晶セル10および
位相差板24,23と表側偏光板21とを順に透過して
表面側に出射する。
その表面側からの入射光(自然光や室内照明光等の外
光)が、表側偏光板21を透過して直線偏光となり、そ
の光が2枚の位相差板23,24および液晶セル10の
液晶層18を順に透過して裏側偏光板22に入射すると
ともに、この裏側偏光板22を透過した光が反射板25
で反射され、前記裏側偏光板22と液晶セル10および
位相差板24,23と表側偏光板21とを順に透過して
表面側に出射する。
【0032】そして、液晶セル10の液晶層18の液晶
分子は、印加電界の強さに応じてツイスト配向状態を保
ちつつ立上がり配向するが、液晶分子の配向状態がツイ
スト配向状態にあるときは、表側偏光板21を透過して
入射した直線偏光が、位相差板23,24と液晶セル1
0の液晶層18とを通る過程で、位相差板23,24お
よび液晶層18の複屈折効果により偏光状態を変えら
れ、各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光とな
った光となって裏側偏光板22に入射して、この裏側偏
光板22を透過した光が、その光を構成する各波長光の
光強度の比に応じた色の光になり、その光が反射板25
で反射されて液晶表示装置の表面側に出射する。
分子は、印加電界の強さに応じてツイスト配向状態を保
ちつつ立上がり配向するが、液晶分子の配向状態がツイ
スト配向状態にあるときは、表側偏光板21を透過して
入射した直線偏光が、位相差板23,24と液晶セル1
0の液晶層18とを通る過程で、位相差板23,24お
よび液晶層18の複屈折効果により偏光状態を変えら
れ、各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光とな
った光となって裏側偏光板22に入射して、この裏側偏
光板22を透過した光が、その光を構成する各波長光の
光強度の比に応じた色の光になり、その光が反射板25
で反射されて液晶表示装置の表面側に出射する。
【0033】また、液晶セル10の液晶層18に印加す
る電界の強さを変化させると、その電界による液晶分子
の配向状態の変化によって液晶層18の複屈折作用が変
化する。この液晶層18の複屈折性は、液晶分子の立上
がり角が大きくなるのにともなって小さくなる。
る電界の強さを変化させると、その電界による液晶分子
の配向状態の変化によって液晶層18の複屈折作用が変
化する。この液晶層18の複屈折性は、液晶分子の立上
がり角が大きくなるのにともなって小さくなる。
【0034】このように液晶セル10の液晶層18の複
屈折性が変化すると、それにともなって、位相差板2
3,24および液晶セル10の液晶層18を透過して裏
側偏光板22に入射する光の偏光状態が変化するため、
この裏側偏光板22を透過する光の各波長光の光強度比
が変化してその光の色が変化し、したがって、反射板2
5で反射されて液晶表示装置の表面側に出射する光の色
が変化する。
屈折性が変化すると、それにともなって、位相差板2
3,24および液晶セル10の液晶層18を透過して裏
側偏光板22に入射する光の偏光状態が変化するため、
この裏側偏光板22を透過する光の各波長光の光強度比
が変化してその光の色が変化し、したがって、反射板2
5で反射されて液晶表示装置の表面側に出射する光の色
が変化する。
【0035】そして、この液晶表示装置においては、液
晶セル10の一方の基板11の内面にセグメント電極1
3とその形成部分を除いて表示領域ほぼ全体に対応する
背景部電極14とを設け、他方の基板12の内面に前記
セグメント電極13および背景部電極14と対向するコ
モン電極15を設けているため、前記背景部電極14お
よび非選択のセグメント電極13とコモン電極15との
間に印加する電圧を制御して液晶層18に加わる電界の
強さを変化させてやれば、表示領域の背景部分に入射し
た光を複数の色に選択的に着色して、背景色を複数の色
に変えることができる。
晶セル10の一方の基板11の内面にセグメント電極1
3とその形成部分を除いて表示領域ほぼ全体に対応する
背景部電極14とを設け、他方の基板12の内面に前記
セグメント電極13および背景部電極14と対向するコ
モン電極15を設けているため、前記背景部電極14お
よび非選択のセグメント電極13とコモン電極15との
間に印加する電圧を制御して液晶層18に加わる電界の
強さを変化させてやれば、表示領域の背景部分に入射し
た光を複数の色に選択的に着色して、背景色を複数の色
に変えることができる。
【0036】また、背景中の表示は、表示情報に応じて
選択したセグメント電極13とコモン電極15との間に
印加する電圧を制御することによって表示されるが、そ
の印加電圧を変化させれば、背景中の表示の色も複数の
色に変えることができる。
選択したセグメント電極13とコモン電極15との間に
印加する電圧を制御することによって表示されるが、そ
の印加電圧を変化させれば、背景中の表示の色も複数の
色に変えることができる。
【0037】上記液晶表示装置において表示できる色
は、液晶セル10の液晶分子のツイスト角と、この液晶
セル10のΔndおよび位相差板23,24のリタデー
ションの値と、表側偏光板21および裏側偏光板22と
位相差板23,24のそれぞれの光学軸の向きとによっ
て決まり、この実施例のように、液晶セル10の液晶分
子のツイスト角を250°±20°、液晶セル10のΔ
ndの値を1350nm±100nm、第1の位相差板
23のリタデーションの値を1600nm±30nm、
第2の位相差板24のリタデーションの値を1550n
m±30nmとし、表側および裏側偏光板21,22の
透過軸21a,22aの向きと、位相差板23,24の
遅相軸23a,24aの向きを図3の方向にしたときの
表示色は、入射光が白色光である場合で、無彩色である
白と、光の三原色である赤、緑、青である。
は、液晶セル10の液晶分子のツイスト角と、この液晶
セル10のΔndおよび位相差板23,24のリタデー
ションの値と、表側偏光板21および裏側偏光板22と
位相差板23,24のそれぞれの光学軸の向きとによっ
て決まり、この実施例のように、液晶セル10の液晶分
子のツイスト角を250°±20°、液晶セル10のΔ
ndの値を1350nm±100nm、第1の位相差板
23のリタデーションの値を1600nm±30nm、
第2の位相差板24のリタデーションの値を1550n
m±30nmとし、表側および裏側偏光板21,22の
透過軸21a,22aの向きと、位相差板23,24の
遅相軸23a,24aの向きを図3の方向にしたときの
表示色は、入射光が白色光である場合で、無彩色である
白と、光の三原色である赤、緑、青である。
【0038】図4は上記液晶表示装置の表示色の変化を
示すCIE色度図であり、このカラー液晶表示装置の表
示色は、液晶セル10の液晶層18に液晶分子を立上が
り配向させる電界を印加していない非選択状態、つま
り、液晶分子が基板11,12面に対して最も倒伏した
初期のプレチルト角でツイスト配向している状態では白
であり、液晶層18に電界を印加すると、その電界を強
くしてゆくのにともなって、表示色が、初期の表示色で
ある白から、赤→青→緑の順に変化する。
示すCIE色度図であり、このカラー液晶表示装置の表
示色は、液晶セル10の液晶層18に液晶分子を立上が
り配向させる電界を印加していない非選択状態、つま
り、液晶分子が基板11,12面に対して最も倒伏した
初期のプレチルト角でツイスト配向している状態では白
であり、液晶層18に電界を印加すると、その電界を強
くしてゆくのにともなって、表示色が、初期の表示色で
ある白から、赤→青→緑の順に変化する。
【0039】なお、液晶層18への印加電界(実効値)
と表示色との関係は、例えば、 2.04V以下 …白 2.15V〜2.17V…赤 2.18V〜2.22V…緑 2.26V以上 …青 である。
と表示色との関係は、例えば、 2.04V以下 …白 2.15V〜2.17V…赤 2.18V〜2.22V…緑 2.26V以上 …青 である。
【0040】このように、上記液晶表示装置は、背景色
を複数の色に変えることができるものであり、したがっ
て、変化に富んだ表示を行なうことができるとともに、
背景の色で何らかの情報を表わすこともできる。
を複数の色に変えることができるものであり、したがっ
て、変化に富んだ表示を行なうことができるとともに、
背景の色で何らかの情報を表わすこともできる。
【0041】図5はその表示例を示しており、ここで
は、テープ送り方向の表示部分にテープの順送りが表示
されている状態を示している。この表示例は、テープ送
り方向等の表示Aを白で表示し、カセットテープレコー
ダの電池残量を背景Bの色を変えて表示する例であり、
電池残量が充分であるときは、図5の(a)のように背
景Bの色を青にしておく。
は、テープ送り方向の表示部分にテープの順送りが表示
されている状態を示している。この表示例は、テープ送
り方向等の表示Aを白で表示し、カセットテープレコー
ダの電池残量を背景Bの色を変えて表示する例であり、
電池残量が充分であるときは、図5の(a)のように背
景Bの色を青にしておく。
【0042】また、電池残量が半分程度になったとき
は、図5の(b)のように背景Bの色を緑にし、さらに
電池残量が電池交換を必要とする程度に少なくなったと
きは、図5の(c)のように背景Bの色を赤にして、カ
セットテープレコーダの使用者に、電池交換時期にきた
ことを知らせる。
は、図5の(b)のように背景Bの色を緑にし、さらに
電池残量が電池交換を必要とする程度に少なくなったと
きは、図5の(c)のように背景Bの色を赤にして、カ
セットテープレコーダの使用者に、電池交換時期にきた
ことを知らせる。
【0043】このような背景Bの色による電池残量の表
示は、カセットテープレコーダに、電池残量の測定手段
を設け、その測定値に基づいて背景部電極14および非
選択のセグメント電極13に供給する電圧を制御するこ
とによって実現することができる。
示は、カセットテープレコーダに、電池残量の測定手段
を設け、その測定値に基づいて背景部電極14および非
選択のセグメント電極13に供給する電圧を制御するこ
とによって実現することができる。
【0044】なお、図5の表示例は、テープ送り方向等
の表示Aを常に白で表示する例であるが、上記液晶表示
装置は、背景中の表示の色も複数の色に変えられるもの
であるため、背景色と表示色との両方を変えて、より変
化に富んだ表示を行なことができるとともに、背景色と
表示色との組合わせにより、電池残量のほかに、録音、
再生、早送り、一時停止、巻き戻し等の各モードへの切
換え操作の確認情報などの多くの情報を表わすことがで
きる。
の表示Aを常に白で表示する例であるが、上記液晶表示
装置は、背景中の表示の色も複数の色に変えられるもの
であるため、背景色と表示色との両方を変えて、より変
化に富んだ表示を行なことができるとともに、背景色と
表示色との組合わせにより、電池残量のほかに、録音、
再生、早送り、一時停止、巻き戻し等の各モードへの切
換え操作の確認情報などの多くの情報を表わすことがで
きる。
【0045】その場合の背景色と表示色との組合わせに
は、 の多数の組合わせがある。
は、 の多数の組合わせがある。
【0046】また、上記液晶表示装置は、液晶セル10
とその表面側に配置した表側偏光板21との間に位相差
板23,24を配置したものであるため、光が液晶セル
10の液晶層18を垂直に透過したときと斜めに透過し
たときとの位相差が位相差板23,24によって補償さ
れるから、表示を見る方向によって表示色が変化してし
まうという視角依存性を軽減して、視野角を広くするこ
とができる。
とその表面側に配置した表側偏光板21との間に位相差
板23,24を配置したものであるため、光が液晶セル
10の液晶層18を垂直に透過したときと斜めに透過し
たときとの位相差が位相差板23,24によって補償さ
れるから、表示を見る方向によって表示色が変化してし
まうという視角依存性を軽減して、視野角を広くするこ
とができる。
【0047】さらに、上記位相差板23,24は、温度
の変化による複屈折性の変化が、液晶セル10の液晶層
18の複屈折性の変化に比べてかなり小さいため、液晶
セル10の液晶層18と位相差板22とのトータルの複
屈折性の温度依存性が小さくなり、したがって、上記液
晶表示装置によれば、温度による表示色の変化も小さく
することができる。
の変化による複屈折性の変化が、液晶セル10の液晶層
18の複屈折性の変化に比べてかなり小さいため、液晶
セル10の液晶層18と位相差板22とのトータルの複
屈折性の温度依存性が小さくなり、したがって、上記液
晶表示装置によれば、温度による表示色の変化も小さく
することができる。
【0048】なお、上記液晶表示装置は、液晶セル10
の大きさおよびその一方の基板11に設けるセグメント
電極13の形状や数を変更することにより種々の電子機
器の表示装置に適用することができる。
の大きさおよびその一方の基板11に設けるセグメント
電極13の形状や数を変更することにより種々の電子機
器の表示装置に適用することができる。
【0049】図6は上記液晶表示装置を電子血圧計の表
示装置に適用した場合の表示例を示している。なお、図
6において、「最高血圧」と「最低血圧」の文字は、表
示面の印刷文字である。
示装置に適用した場合の表示例を示している。なお、図
6において、「最高血圧」と「最低血圧」の文字は、表
示面の印刷文字である。
【0050】この表示例は、測定された最高血圧値と最
低血圧値の表示A′を白で表示し、その血圧値に基づく
診断結果を背景B′の色を変えて表示する例であり、例
えば図6の(a)のように、最高血圧値が120、最低
血圧値が80であって診断結果が正常である場合は、背
景B′の色を緑にする。
低血圧値の表示A′を白で表示し、その血圧値に基づく
診断結果を背景B′の色を変えて表示する例であり、例
えば図6の(a)のように、最高血圧値が120、最低
血圧値が80であって診断結果が正常である場合は、背
景B′の色を緑にする。
【0051】また、図6の(b)のように、最高血圧値
が150、最低血圧値が100であって診断結果が高血
圧である場合は、背景Bの色を赤にし、図6の(c)の
ように、最高血圧値が80、最低血圧値が50であって
診断結果が低血圧である場合は、背景Bの色を青にす
る。
が150、最低血圧値が100であって診断結果が高血
圧である場合は、背景Bの色を赤にし、図6の(c)の
ように、最高血圧値が80、最低血圧値が50であって
診断結果が低血圧である場合は、背景Bの色を青にす
る。
【0052】このような背景B′の色による血圧診断結
果の表示は、電子血圧計に、測定した最高血圧値と最低
血圧値に基づいて血圧の高低を判定する演算部を設け、
その測定値に基づいて背景部電極14および非選択のセ
グメント電極13に供給する電圧を制御することによっ
て実現することができる。
果の表示は、電子血圧計に、測定した最高血圧値と最低
血圧値に基づいて血圧の高低を判定する演算部を設け、
その測定値に基づいて背景部電極14および非選択のセ
グメント電極13に供給する電圧を制御することによっ
て実現することができる。
【0053】また、上記実施例では、位相差板23,2
4として二軸性のものを用いたが、この位相差板23,
24は、その平面上における延伸方向の屈折率nx と、
前記平面上における前記延伸方向に直交する方向の屈折
率ny とがnx >ny の関係にある一軸性位相差板であ
ってもよい。
4として二軸性のものを用いたが、この位相差板23,
24は、その平面上における延伸方向の屈折率nx と、
前記平面上における前記延伸方向に直交する方向の屈折
率ny とがnx >ny の関係にある一軸性位相差板であ
ってもよい。
【0054】さらに、上記実施例では、位相差板23,
24を表側偏光板21と液晶セル10との間に設けてい
るが、この位相差板23,24は、裏側偏光板22と液
晶セル10との間に配置してもよい。
24を表側偏光板21と液晶セル10との間に設けてい
るが、この位相差板23,24は、裏側偏光板22と液
晶セル10との間に配置してもよい。
【0055】また位相差板は、2枚に限らず、少なくと
も1枚以上設ければよく、例えば位相差板を1枚とする
場合でも、比較的リタデーションの値が大きい位相差板
を用いれば、複数の色を充分に高い色純度で表示するこ
とができる。
も1枚以上設ければよく、例えば位相差板を1枚とする
場合でも、比較的リタデーションの値が大きい位相差板
を用いれば、複数の色を充分に高い色純度で表示するこ
とができる。
【0056】図7はこの発明の第2の実施例を示す液晶
表示装置の一部分の断面図であり、この液晶表示装置
は、表示用液晶セル31と、この表示用液晶セル31の
背面に対向させた配置された着色用液晶セル41と、前
記表示用液晶セル31と着色用液晶セル41との間に配
置された中間偏光板52と、前記表示用液晶セル30の
表面側に配置された表側偏光板51と、前記着色用液晶
セル41の裏面側に配置された裏側偏光板53と、前記
中間偏光板52と着色用液晶セル41との間に設けられ
た1枚の位相差板54と、前記裏側偏光板53の背後に
配置された反射板55とからなっている。なお、前記反
射板55は、上述した第1の実施例で用いた反射板25
と同じ構成のものである。
表示装置の一部分の断面図であり、この液晶表示装置
は、表示用液晶セル31と、この表示用液晶セル31の
背面に対向させた配置された着色用液晶セル41と、前
記表示用液晶セル31と着色用液晶セル41との間に配
置された中間偏光板52と、前記表示用液晶セル30の
表面側に配置された表側偏光板51と、前記着色用液晶
セル41の裏面側に配置された裏側偏光板53と、前記
中間偏光板52と着色用液晶セル41との間に設けられ
た1枚の位相差板54と、前記裏側偏光板53の背後に
配置された反射板55とからなっている。なお、前記反
射板55は、上述した第1の実施例で用いた反射板25
と同じ構成のものである。
【0057】上記表示用液晶セル31は、一対の透明基
板(例えばガラス基板)32,33を図示しない枠状の
シール材を介して接合し、これら両基板32,33間の
前記シール材で囲まれた表示領域に、液晶分子がツイス
ト配向した液晶層38を設けたものであり、その一方の
基板、例えば裏側基板32の内面には、表示のパターン
に対応する形状の複数のセグメント電極(透明電極)3
4が設けられ、他方の基板である表側基板33の内面に
は、前記セグメント電極34と対向するコモン電極(透
明電極)35が設けられている。
板(例えばガラス基板)32,33を図示しない枠状の
シール材を介して接合し、これら両基板32,33間の
前記シール材で囲まれた表示領域に、液晶分子がツイス
ト配向した液晶層38を設けたものであり、その一方の
基板、例えば裏側基板32の内面には、表示のパターン
に対応する形状の複数のセグメント電極(透明電極)3
4が設けられ、他方の基板である表側基板33の内面に
は、前記セグメント電極34と対向するコモン電極(透
明電極)35が設けられている。
【0058】また、上記両基板32,33の内面にはそ
れぞれ、前記電極34,35を覆って、互いにほぼ直交
する方向に配向処理が施された配向膜36,37が設け
られており、液晶層38の液晶の分子は、両基板32,
33の近傍における配向方向を上記配向膜36,37で
規制され、これら配向膜36,37面に対し僅かなプレ
チルト角で傾斜した状態で、両基板32,33間におい
てほぼ90°のツイスト角でツイスト配向している。
れぞれ、前記電極34,35を覆って、互いにほぼ直交
する方向に配向処理が施された配向膜36,37が設け
られており、液晶層38の液晶の分子は、両基板32,
33の近傍における配向方向を上記配向膜36,37で
規制され、これら配向膜36,37面に対し僅かなプレ
チルト角で傾斜した状態で、両基板32,33間におい
てほぼ90°のツイスト角でツイスト配向している。
【0059】そして、この表示用液晶セル31をはさん
で配置された表側偏光板51と中間偏光板52は、その
光学軸(透過軸または吸収軸)を互いにほぼ直交させる
とともに、前記光学軸を表示用液晶セル31の両基板3
1,32の近傍における液晶分子配向方向とほぼ平行に
するかまたはほぼ直交させて設けられており、これら偏
光板51,52と表示用液晶セル31とによって、ポジ
表示を行なうTN(ツイステッド・ネマティック)型液
晶表示装置と同様な構成の情報表示手段30が構成され
ている。
で配置された表側偏光板51と中間偏光板52は、その
光学軸(透過軸または吸収軸)を互いにほぼ直交させる
とともに、前記光学軸を表示用液晶セル31の両基板3
1,32の近傍における液晶分子配向方向とほぼ平行に
するかまたはほぼ直交させて設けられており、これら偏
光板51,52と表示用液晶セル31とによって、ポジ
表示を行なうTN(ツイステッド・ネマティック)型液
晶表示装置と同様な構成の情報表示手段30が構成され
ている。
【0060】また、上記着色用液晶セル41は、一対の
透明基板(例えばガラス基板)42,43を図示しない
枠状のシール材を介して接合し、これら両基板42,4
3間の前記シール材で囲まれた表示領域に、液晶分子が
ツイスト配向した液晶層48を設けたものであり、この
着色用液晶セル41の両基板42,43の内面にはそれ
ぞれ、表示領域ほぼ全体に対応する1枚膜状の透明電極
44,45が設けられている。
透明基板(例えばガラス基板)42,43を図示しない
枠状のシール材を介して接合し、これら両基板42,4
3間の前記シール材で囲まれた表示領域に、液晶分子が
ツイスト配向した液晶層48を設けたものであり、この
着色用液晶セル41の両基板42,43の内面にはそれ
ぞれ、表示領域ほぼ全体に対応する1枚膜状の透明電極
44,45が設けられている。
【0061】また、上記両基板42,43の内面にはそ
れぞれ、前記電極44,45を覆って、所定の方向に配
向処理が施された配向膜46,47が設けられており、
液晶層48の液晶の分子は、両基板42,43の近傍に
おける配向方向を上記配向膜46,47で規制され、こ
れら配向膜46,47面に対し僅かなプレチルト角で傾
斜した状態で、両基板42,43間において所定のツイ
スト角、例えば250°±20°のツイスト角でツイス
ト配向している。
れぞれ、前記電極44,45を覆って、所定の方向に配
向処理が施された配向膜46,47が設けられており、
液晶層48の液晶の分子は、両基板42,43の近傍に
おける配向方向を上記配向膜46,47で規制され、こ
れら配向膜46,47面に対し僅かなプレチルト角で傾
斜した状態で、両基板42,43間において所定のツイ
スト角、例えば250°±20°のツイスト角でツイス
ト配向している。
【0062】また、前記着色用液晶セル41をはさんで
配置された中間偏光板52および裏側偏光板53と、前
記中間偏光板52と着色用液晶セル41との間に配置さ
れた位相差板54とのそれぞれの光学軸(偏光板では透
過軸または吸収軸、位相差板では遅相軸または進相軸)
の方向と、着色用液晶セル41の両基板42,43の近
傍における液晶分子の配向方向とは、中間偏光板52を
透過して入射した直線偏光が、位相差板54および着色
用液晶セル41を透過する間に、位相差板54の複屈折
効果と着色用液晶セル41の液晶層48の複屈折効果と
によって各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光
となった光となり、その光のうちの裏側偏光板53を透
過した各波長光の光強度の比が所望の比率になるように
設定されており、これら着色用液晶セル41と中間偏光
板52および裏側偏光板53と位相差板54とによっ
て、表示領域の背景部分に入射した光を着色する光着色
手段40が構成されている。
配置された中間偏光板52および裏側偏光板53と、前
記中間偏光板52と着色用液晶セル41との間に配置さ
れた位相差板54とのそれぞれの光学軸(偏光板では透
過軸または吸収軸、位相差板では遅相軸または進相軸)
の方向と、着色用液晶セル41の両基板42,43の近
傍における液晶分子の配向方向とは、中間偏光板52を
透過して入射した直線偏光が、位相差板54および着色
用液晶セル41を透過する間に、位相差板54の複屈折
効果と着色用液晶セル41の液晶層48の複屈折効果と
によって各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光
となった光となり、その光のうちの裏側偏光板53を透
過した各波長光の光強度の比が所望の比率になるように
設定されており、これら着色用液晶セル41と中間偏光
板52および裏側偏光板53と位相差板54とによっ
て、表示領域の背景部分に入射した光を着色する光着色
手段40が構成されている。
【0063】なお、前記着色用液晶セル41は、表示用
液晶セル31とほぼ同じ大きさのものであり、この着色
用液晶セル41と中間偏光板52および裏側偏光板53
と位相差板54とで構成された光着色手段40は、上記
情報表示手段30の表示領域全体に対向している。
液晶セル31とほぼ同じ大きさのものであり、この着色
用液晶セル41と中間偏光板52および裏側偏光板53
と位相差板54とで構成された光着色手段40は、上記
情報表示手段30の表示領域全体に対向している。
【0064】この実施例の液晶表示装置は、表示用液晶
セル31とこの表示用液晶セル31をはさんで配置され
た表側偏光板51および中間偏光板52とによって表示
情報の表示を行ない、その表示領域の背景部分に入射し
た光を、着色用液晶セル41とこの着色用液晶セル41
をはさんで配置された中間偏光板52および裏側偏光板
53と位相差板54とによって着色するようにしたもの
である。
セル31とこの表示用液晶セル31をはさんで配置され
た表側偏光板51および中間偏光板52とによって表示
情報の表示を行ない、その表示領域の背景部分に入射し
た光を、着色用液晶セル41とこの着色用液晶セル41
をはさんで配置された中間偏光板52および裏側偏光板
53と位相差板54とによって着色するようにしたもの
である。
【0065】この液晶表示装置においては、表示領域の
背景部分に入射した光、つまり、表側偏光板51と表示
用液晶セル31とを順次透過し、さらに中間偏光板52
を透過して入射した直線偏光が、位相差板54と着色用
液晶セル41の液晶層48とを通る過程で、位相差板5
4および液晶層48の複屈折作用により偏光状態を変え
られ、各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光と
なった光となって裏側偏光板53に入射して、この裏側
偏光板53を透過した光が、その光を構成する各波長光
の光強度の比に応じた色の光になり、その光が反射板5
5で反射されて液晶表示装置の表面側に出射する。
背景部分に入射した光、つまり、表側偏光板51と表示
用液晶セル31とを順次透過し、さらに中間偏光板52
を透過して入射した直線偏光が、位相差板54と着色用
液晶セル41の液晶層48とを通る過程で、位相差板5
4および液晶層48の複屈折作用により偏光状態を変え
られ、各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光と
なった光となって裏側偏光板53に入射して、この裏側
偏光板53を透過した光が、その光を構成する各波長光
の光強度の比に応じた色の光になり、その光が反射板5
5で反射されて液晶表示装置の表面側に出射する。
【0066】また、前記着色用液晶セル41の液晶層4
8に印加する電界の強さを変化させると、その電界によ
る液晶分子の配向状態の変化によって液晶層48の複屈
折作用が変化し、それにともなって裏側偏光板53に入
射する光の偏光状態が変化するため、この裏側偏光板5
3を透過する光の各波長光の光強度比が変化して、出射
光の色が変化する。
8に印加する電界の強さを変化させると、その電界によ
る液晶分子の配向状態の変化によって液晶層48の複屈
折作用が変化し、それにともなって裏側偏光板53に入
射する光の偏光状態が変化するため、この裏側偏光板5
3を透過する光の各波長光の光強度比が変化して、出射
光の色が変化する。
【0067】そして、この液晶表示装置においては、前
記着色用液晶セル41の一対の基板42,43の内面に
それぞれ表示領域ほぼ全体に対応する電極44,45を
設けているため、これらの電極44,45間に印加する
電圧を制御して着色用液晶セル41の液晶層48に加わ
る電界の強さを変化させてやれば、表示領域の背景部分
に入射した光を複数の色に選択的に着色して、背景色を
複数の色に変えることができる。
記着色用液晶セル41の一対の基板42,43の内面に
それぞれ表示領域ほぼ全体に対応する電極44,45を
設けているため、これらの電極44,45間に印加する
電圧を制御して着色用液晶セル41の液晶層48に加わ
る電界の強さを変化させてやれば、表示領域の背景部分
に入射した光を複数の色に選択的に着色して、背景色を
複数の色に変えることができる。
【0068】なお、上記表示用液晶セル31と表側偏光
板51および中間偏光板52とによって構成された情報
表示手段30は、ポジ表示を行なうものであるため、背
景中の表示の色はほぼ黒である。
板51および中間偏光板52とによって構成された情報
表示手段30は、ポジ表示を行なうものであるため、背
景中の表示の色はほぼ黒である。
【0069】また、この実施例の液晶表示装置において
表示できる背景色は、着色用液晶セル41の液晶分子の
ツイスト角と、この液晶セル41のΔndおよび位相差
板54のリタデーションの値と、中間偏光板52および
裏側偏光板53と位相差板54の光学軸の向きとによっ
て決まり、それらを選択することにより、背景色を所望
の色(例えば、無彩色である白と、光の三原色である
赤、緑、青)に変化させることができる。
表示できる背景色は、着色用液晶セル41の液晶分子の
ツイスト角と、この液晶セル41のΔndおよび位相差
板54のリタデーションの値と、中間偏光板52および
裏側偏光板53と位相差板54の光学軸の向きとによっ
て決まり、それらを選択することにより、背景色を所望
の色(例えば、無彩色である白と、光の三原色である
赤、緑、青)に変化させることができる。
【0070】なお、上記実施例では、光着色手段40の
構成要素である位相差板54を、着色用液晶セル41と
中間偏光板52との間に設けているが、この位相差板5
4は着色用液晶セル41と裏側偏光板53との間に配置
してもよい。また、前記位相差板54は、二軸性位相差
板でも二軸性位相差板でもよく、その数も、1枚に限ら
ず、複数枚互いに重ねて配置してもよい。
構成要素である位相差板54を、着色用液晶セル41と
中間偏光板52との間に設けているが、この位相差板5
4は着色用液晶セル41と裏側偏光板53との間に配置
してもよい。また、前記位相差板54は、二軸性位相差
板でも二軸性位相差板でもよく、その数も、1枚に限ら
ず、複数枚互いに重ねて配置してもよい。
【0071】さらに、上記実施例では、表示用液晶セル
31と着色用液晶セル41との間に配置する中間偏光板
52を1枚とし、この中間偏光板52を、情報表示手段
30と光着色手段40とに共用しているが、表示用液晶
セル31と着色用液晶セル41との間に2枚の中間偏光
板を配置して、表示用液晶セル31側の中間偏光板を情
報表示手段30用とし、着色用液晶セル41側の中間偏
光板を光着色手段40用としてもよい。またさらに、反
射板を半透過型としてその背後にバックライトを設けて
おくことにより、透過型も兼ねた反射型液晶表示装置と
することができる。
31と着色用液晶セル41との間に配置する中間偏光板
52を1枚とし、この中間偏光板52を、情報表示手段
30と光着色手段40とに共用しているが、表示用液晶
セル31と着色用液晶セル41との間に2枚の中間偏光
板を配置して、表示用液晶セル31側の中間偏光板を情
報表示手段30用とし、着色用液晶セル41側の中間偏
光板を光着色手段40用としてもよい。またさらに、反
射板を半透過型としてその背後にバックライトを設けて
おくことにより、透過型も兼ねた反射型液晶表示装置と
することができる。
【0072】
【発明の効果】この発明は、セグメント表示方式の反射
型液晶表示装置において、その表示領域の背景部分に入
射した光を複数の色に選択的に着色する光着色手段を備
えたことを特徴とするものであるから、背景色を複数の
色に変えて変化に富んだ表示を行なうことができる。
型液晶表示装置において、その表示領域の背景部分に入
射した光を複数の色に選択的に着色する光着色手段を備
えたことを特徴とするものであるから、背景色を複数の
色に変えて変化に富んだ表示を行なうことができる。
【図1】この発明の第1の実施例を示す液晶表示装置の
一部分の断面図。
一部分の断面図。
【図2】液晶セルの一方の基板に形成されたセグメント
電極と背景部電極の平面図。
電極と背景部電極の平面図。
【図3】液晶セルの両基板の近傍における液晶分子配向
方向と各偏光板および位相差板の光学軸の向きを液晶表
示装置の表面側から見た図。
方向と各偏光板および位相差板の光学軸の向きを液晶表
示装置の表面側から見た図。
【図4】液晶表示装置の表示色の変化を示すCIE色度
図。
図。
【図5】液晶表示装置の表示例を示す図。
【図6】液晶表示装置の他の表示例を示す図。
【図7】この発明の第2の実施例を示す液晶表示装置の
一部分の断面図。
一部分の断面図。
10…液晶セル 13…セグメント電極 14…背景部電極 15…コモン電極 21…表側偏光板 22…裏側偏光板 23,24…位相差板 25…反射板 30…情報表示手段 31…表示用液晶セル 34…セグメント電極 35…コモン電極 40…光着色手段 41…着色用液晶セル 44,45…電極 51…表側偏光板 52…中間偏光板 53…裏側偏光板 54…位相差板 55…反射板
Claims (4)
- 【請求項1】セグメント表示方式の反射型液晶表示装置
であって、その表示領域の背景部分に入射した光を複数
の色に選択的に着色する光着色手段を備えたことを特徴
とする反射型液晶表示装置。 - 【請求項2】光着色手段は、内面に電極が形成された一
対の基板間に設けられた液晶分子がツイスト配向した液
晶層と、前記液晶層をはさんで配置された一対の偏光板
と、その一方の偏光板と前記液晶層との間に配置された
少なくとも1枚の位相差板とからなっており、前記一対
の偏光板と前記位相差板のそれぞれの光学軸の方向と前
記液晶層の前記一対の基板の近傍における液晶分子の配
向方向とを、一方の偏光板を透過して入射した直線偏光
が、前記位相差板および液晶層を透過する間に、前記位
相差板の複屈折効果と前記液晶層の複屈折効果とによっ
て各波長光がそれぞれ偏光状態の異なる楕円偏光となっ
た光となり、その光がさらに他方の偏光板を透過して、
その各波長光の光強度の比が所望の比率になるように設
定されていることを特徴とする請求項1に記載の反射型
液晶表示装置。 - 【請求項3】セグメント表示方式の反射型液晶表示装置
であって、 一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設
けてなる液晶セルと、この液晶セルをはさんで配置され
た表側および裏側偏光板と、その一方の偏光板と前記液
晶セルとの間に設けられた少なくとも1枚の位相差板
と、前記裏側偏光板の背後に配置された反射板とを備
え、 かつ、前記表側および裏側偏光板と前記位相差板のそれ
ぞれの光学軸の方向と前記液晶セルの両基板の近傍にお
ける液晶分子の配向方向とを、表側偏光板を透過して入
射した直線偏光が、前記位相差板および液晶セルの液晶
層を透過する間に、前記位相差板の複屈折効果と前記液
晶層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞれ偏光状
態の異なる楕円偏光となった光となり、その光がさらに
裏側偏光板を透過して、その各波長光の光強度の比が所
望の比率になるように設定するとともに、 前記液晶セルの一方の基板の内面に、複数のセグメント
電極と、前記セグメント電極の形成部分を除いて表示領
域ほぼ全体に対応する背景部電極とを設け、他方の基板
の内面に、前記セグメント電極および背景部電極と対向
するコモン電極を設けたことを特徴とする反射型液晶表
示装置。 - 【請求項4】セグメント表示方式の反射型液晶表示装置
であって、 一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設
けるとともに、一方の基板の内面に複数のセグメント電
極を設け、他方の基板の内面に前記セグメント電極と対
向するコモン電極を設けた表示用液晶セルと、 一対の基板間に液晶分子がツイスト配向した液晶層を設
けるとともに前記一対の基板の内面にそれぞれ表示領域
ほぼ全体に対応する電極を設けてなり、前記表示用液晶
セルの背面に対向させた配置された着色用液晶セルと、 前記表示用液晶セルと前記着色用液晶セルとの間に配置
された少なくとも1枚の中間偏光板と、 前記表示用液晶セルの表面側に配置された表側偏光板
と、 前記着色用液晶セルの裏面側に配置された裏側偏光板
と、 前記中間偏光板と前記裏側偏光板とのいずれか一方と前
記着色用液晶セルとの間に設けられた少なくとも1枚の
位相差板と、 前記裏側偏光板の背後に配置された反射板とを備え、 かつ、前記着色用液晶セルをはさんで配置された前記中
間偏光板および前記裏側偏光板と前記位相差板のそれぞ
れの光学軸の方向と前記着色用液晶セルの両基板の近傍
における液晶分子の配向方向とを、前記中間偏光板を透
過して入射した直線偏光が、前記位相差板および液晶セ
ルの液晶層を透過する間に、前記位相差板の複屈折効果
と前記液晶層の複屈折効果とによって各波長光がそれぞ
れ偏光状態の異なる楕円偏光となった光となり、その光
がさらに裏側偏光板を透過して、その各波長光の光強度
の比が所望の比率になるように設定したことを特徴とす
る反射型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208121A JPH0954317A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 反射型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7208121A JPH0954317A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 反射型液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0954317A true JPH0954317A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16550989
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7208121A Pending JPH0954317A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 反射型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0954317A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999028781A1 (en) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal display device and its driving method |
| KR100725196B1 (ko) * | 2003-09-09 | 2007-06-07 | 도시바 마쯔시따 디스플레이 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 | 액정 표시 장치 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP7208121A patent/JPH0954317A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999028781A1 (en) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal display device and its driving method |
| US6525707B1 (en) | 1997-11-28 | 2003-02-25 | Citizen Watch Co., Ltd. | Liquid crystal display device and its driving method |
| KR100725196B1 (ko) * | 2003-09-09 | 2007-06-07 | 도시바 마쯔시따 디스플레이 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 | 액정 표시 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3236304B2 (ja) | 反射型液晶表示装置 | |
| JP3289386B2 (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH0815691A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH0954317A (ja) | 反射型液晶表示装置 | |
| JP2002107725A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP3289385B2 (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JP3022477B2 (ja) | 反射型液晶表示装置 | |
| JPH09258214A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JP2001290148A (ja) | 半透過型液晶表示パネル | |
| JPH095702A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JP3648572B2 (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH10177168A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JP3289370B2 (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH1010566A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH08262434A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH08262399A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH0219830A (ja) | 液晶表示素子 | |
| JPH0973105A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JP2004093716A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0933915A (ja) | カラー液晶表示素子 | |
| JP3289368B2 (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH08328001A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH08262398A (ja) | カラー液晶表示装置 | |
| JPH08179382A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2002031799A (ja) | 液晶表示素子 |