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JPH09303773A - セラミックグロープラグ - Google Patents

セラミックグロープラグ

Info

Publication number
JPH09303773A
JPH09303773A JP14812596A JP14812596A JPH09303773A JP H09303773 A JPH09303773 A JP H09303773A JP 14812596 A JP14812596 A JP 14812596A JP 14812596 A JP14812596 A JP 14812596A JP H09303773 A JPH09303773 A JP H09303773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
glow plug
ceramic glow
protective pipe
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14812596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Sato
保幸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP14812596A priority Critical patent/JPH09303773A/ja
Publication of JPH09303773A publication Critical patent/JPH09303773A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料としてアルコールや天然ガス等を用いる
ディーゼルエンジンにおいて過酷な条件で使用されて
も,優れた性能を発揮し,かつ長寿命のセラミックグロ
ープラグを提供すること。 【解決手段】 ハウジング41又はハウジング41内部
に設けた金属スリーブ42よりなる保持部4と,保持部
4内に挿入され保持部4によって直接保持されたヒータ
2と,ヒータ2の先端部を覆うように配設した金属製の
保護パイプ3とよりなる。保護パイプ3は,保持部4に
固定されている。保護パイプ3の外径をE,内径をDと
し,またヒータ2の外径をdとした場合,0.15mm
≦(E−D)/2,かつ,(E2 −d2 )/d2 ≦1.
5であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,アルコール,天然ガス等の燃料
を使用するディーゼルエンジンにも使用可能な,耐久性
に優れたセラミックグロープラグに関する。
【0002】
【従来技術】ディーゼルエンジンのグロープラグとして
は,図10に示すごとく,昇温性能,耐熱性,耐久性等
に優れたセラミックグロープラグ9がある。このセラミ
ックグロープラグ9は,窒化珪素質焼結体よりなるセラ
ミック表皮21の中に,高融点金属又は導電性セラミッ
ク等の無機導電材料よりなる発熱体(図示略)を埋設し
てなるヒータ2を主要部として構成されている。
【0003】そして,図10に示すごとく,ヒータ2
は,ハウジング41に内設された金属スリーブ42に保
持されていると共に,接続金具7を介して通電用の中軸
6に接続されている。中軸6は,ガラスシール84及び
絶縁ブッシュ83及びナット82によってハウジング4
1との絶縁状態を維持しながら保持されている。尚,符
号62は,中軸6の端子ネジ部である。
【0004】一方,環境問題の観点から,軽油に代わる
クリーンな燃料としてアルコール,天然ガス等を用いた
ディーゼルエンジンが開発されてきている。しかし,上
記従来のセラミックグロープラグ9は,通常の軽油を燃
料とするディーゼルエンジンに使用した場合には十分な
耐久性が認められているものの,上記アルコール又は天
然ガスを用いたディーゼルエンジンに使用した場合に
は,早期に劣化してしまうという問題がある。
【0005】即ち,燃料をアルコール又は天然ガスとし
た場合には,ヒータ2表面の窒化珪素焼結体よりなるセ
ラミック表皮21が短時間で細化し,その中の発熱体が
露出,酸化等をおこし,機能が停止してしまう。この原
因は,軽油の場合に比べてアルコール,天然ガスを用い
た場合の方が,グロープラグ9が高温に晒される割合が
高いため,窒化珪素の酸化,分解が促進されるからであ
ると考えられる。
【0006】これに対し,従来,図11に示すごとく,
別の構成のセラミックグロープラグ92がある(実開昭
55−171877号公報)。このセラミックグロープ
ラグ92は,図11に示すごとく,薄肉の金属製の保護
パイプ93内に上記と同様のヒータ2を封入し,保護パ
イプ93をハウジング41に接合してなる。この場合に
は,燃焼室内において燃焼ガスとヒータ2との接触を遮
断することができ,上記劣化の防止に効果的であると考
えられる。
【0007】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のセ
ラミックグロープラグにおいては,次の問題がある。即
ち,従来の保護パイプ93を有するタイプのセラミック
グロープラグ92は,上記のごとく,薄肉の保護パイプ
93内にヒータ2を封入すると共に保護パイプ93をハ
ウジング41に固定してある。つまり,ヒータ2は,保
護パイプ93によって直接保持されている。
【0008】この構成においては,実際の使用時に過酷
な熱履歴を受けることによって,熱膨張率等の影響から
ヒータ2が徐々に位置ずれする場合がある。この位置ず
れは,ヒータ2の上方に位置する中軸6を押し上げる
等,種々のトラブルを発生させ,寿命の低下につなが
る。
【0009】また,保護パイプ93とヒータ2との保持
力を向上させるための手段として,保護パイプ93とヒ
ータ2とをロウ付けする方法がある。しかしながら,こ
の場合には,次のような問題がある。即ち,まず,保護
パイプ93の先端側は閉止されている。そのため,ヒー
タ2と保護パイプ93とを加熱してこれらの間に溶融し
たロウ材を流し込む際には,保護パイプ93内の空気が
膨張して吹き出す。そのため,セラミックグロープラグ
の生産性が大きく低下する。
【0010】また,上記のごとく保護パイプ93は,薄
肉である。そのため,上記ロウ付けには,保護パイプ9
3の強度上の問題も影響する。即ち,ロウ付けによる接
合は,保護パイプ93とヒータ2との熱膨張率の差によ
って加熱により発生した隙間に,溶けたロウ材を流し込
み,その後冷却することにより,一種の焼き嵌め効果を
得ることにより接合力を確保するものである。そのた
め,保護パイプ93が薄肉であれば,容易に変形等を引
き起こすため,強い焼き嵌め力を確保することが困難で
ある。
【0011】これに対して,強い焼き嵌め力を確保する
ために,上記保護パイプ93を厚肉化することが考えら
れる。しかし,この場合には,ヒータ2の発熱が保護パ
イプ93表面に伝わりにくくなる。そのため,セラミッ
クグロープラグ自体の性能を低下させてしまう。
【0012】このように,従来の保護パイプ93を有す
るセラミックグロープラグ92においては,ヒータ2を
強固に保持する有効な手段がない。そのため,保護パイ
プ93によってヒータ2自体の寿命は向上させることが
できても,ヒータ2の保持力の問題から結果的に長寿命
化を図ることができない。
【0013】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,燃料としてアルコールや天然ガス等を用
いるディーゼルエンジンにおいて過酷な条件で使用され
ても,優れた性能を発揮し,かつ長寿命のセラミックグ
ロープラグを提供しようとするものである。
【0014】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,ハウジング又は
ハウジング内部に設けた金属スリーブよりなる保持部
と,該保持部内に挿入され該保持部によって直接保持さ
れたヒータと,該ヒータの先端部を覆うように配設した
金属製の保護パイプとよりなり,かつ,上記保護パイプ
は,上記保持部に固定されていることを特徴とするセラ
ミックグロープラグにある。
【0015】本発明において最も注目すべきことは,上
記ヒータは,該ヒータを覆う上記保護パイプにより直接
保持されているのではなく,上記保持部によって直接保
持されており,一方,上記保護パイプは上記保持部に固
定されていることである。尚,上記保持部としては,ハ
ウジングのみにより構成してもよいし,ハウジング内部
に設けた金属スリーブのみにより構成してもよい。さら
には,ハウジングと上記金属スリーブとによって構成し
てもよい。
【0016】次に,本発明における作用効果につき説明
する。本発明のセラミックグロープラグにおいては,上
記ヒータは上記保護パイプにより覆われている。そのた
め,実際の使用時においては,ヒータが燃焼ガスから遮
断される。それ故,ヒータが,酸化,分解等することが
なく,その劣化を確実に防止することができる。
【0017】また,上記ヒータは,上記保護パイプを介
さずに,上記保持部に直接保持されている。そのため,
例えば上記ヒータと保護パイプとの熱膨張率の差の違い
により両者の伸縮量に違いが発生しても,ヒータの位置
ずれが発生することはない。即ち,保護パイプの伸縮は
ヒータに影響を与えることはない。それ故,従来のよう
にヒータが位置ずれしてセラミックグロープラグの寿命
が縮まるということはない。
【0018】上記のごとく,本発明のセラミックグロー
プラグは,ヒータ自体の優れた耐久性と,ヒータの位置
ずれをおこさない優れた構造安定性を合わせ持ったもの
となる。したがって,本発明によれば,燃料としてアル
コールや天然ガス等を用いるディーゼルエンジンにおい
て過酷な条件で使用されても,優れた性能を発揮し,か
つ長寿命のセラミックグロープラグを得ることができ
る。
【0019】次に,請求項2の発明のように,上記保護
パイプの外径をE,内径をDとし,また上記ヒータの外
径をdとした場合,0.15mm≦(E−D)/2,か
つ,(E2 −d2 )/d2 ≦1.5であることが好まし
い。ここで,上記(E−D)/2の値は,保護パイプの
厚みに相当する。また上記(E2 −d2 )/d2 の値
は,(発熱部全体の断面積−ヒータの断面積)で表され
る断面積と,ヒータの断面積との比を表している。
【0020】上記(E−D)/2,即ち,上記保護パイ
プの厚みが0.15mm未満の場合には,燃焼室内にお
ける加熱冷却の繰り返しによって,保護パイプの腐食が
促進されるおそれがあるという問題があり,好ましくは
0.2mm以上がよい。なお,この厚みの上限は,ヒー
タの発熱の熱伝導の問題等から,1mmとすることが好
ましい。
【0021】また,上記(E2 −d2 )/d2 の値が
1.5を越える場合には,通電耐久性が悪くなるという
問題がある。ここで,上記通電耐久性は,保護パイプの
表面が一定の高温(例えば1000℃)に保持されるよ
うに上記ヒータに通電し続け,ヒータが断線に至るまで
の時間によって評価される。
【0022】また,請求項3の発明のように,上記保護
パイプは,上記保持部に対して溶接により固定されてい
ることが好ましい。これにより,保護パイプと保持部と
の固定状態を非常に強固にすることができる。尚,上記
溶接方法としては,例えばレーザ溶接,ろう接,抵抗溶
接等がある。また,その溶接は,保護パイプの全周に行
ってもよいし,また部分的に行ってもよい。
【0023】また,請求項4の発明のように,上記保護
パイプは,上記ヒータ及び上記金属スリーブを被覆する
ようにして上記ハウジングに固定されていることが好ま
しい。これにより,固定部を燃焼室外に配置することが
でき,使用時に固定部が加熱されることを防止すること
ができる。
【0024】また,請求項5の発明のように,上記保護
パイプと上記ヒータとの間には,無機材料粉末を充填さ
せてもよい。これにより,ヒータと保護パイプとの熱伝
導を向上させることができる。
【0025】また,請求項6の発明のように,上記無機
材料粉末としては窒化珪素を用いることができる。その
他,例えばアルミナ,酸化マグネシウム等のセラミック
粉末を用いることもできる。さらには,粉末でなく,例
えば耐熱性の金属パイプ等を充填させることもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるセラミックグロープラグに
つき,図1を用いて説明する。本例のセラミックグロー
プラグ1は,図1に示すごとく,ハウジング41内部に
設けた金属スリーブ42よりなる保持部4と,保持部4
内に挿入され保持部4によって直接保持されたヒータ2
と,ヒータ2の先端部を覆うように配設したステンレス
鋼(SUS310S)製の保護パイプ3とよりなる。
【0027】保護パイプ3は,図1に示すごとく,ヒー
タ2の先端を覆うキャップ部32と,保持部4を挿入す
る固定部34とからなり,両者の間には,段部33を設
けてある。段部33は,保持部4の金属スリーブ42の
先端に当接し,保護パイプ3の位置決めの役割を果たし
ている。
【0028】また,保護パイプ3は,固定部34の溶接
部35を溶接することにより保持部4に固定されてい
る。溶接方法は,全周にわたるレーザ溶接により行って
いる。また,保護パイプ3とヒータ2との間には,組付
け性等の関係から,僅かな隙間23を設けてある。
【0029】ヒータ2は,窒化珪素質焼結体よりなるセ
ラミック表皮21内に発熱抵抗体を埋設したものであ
る。そして,ヒータ2は,保持部4の金属スリーブ42
に対して,ロウ付けにより強固に直接保持されている。
また金属スリーブ42とハウジング41とも,ロウ付け
により強固に接合されている。
【0030】また,図1に示すごとく,ヒータ2は,そ
の上端を接続金具7を介して通電用の中軸6に接続して
ある。また,中軸6は,ガラスシール84及び絶縁ブッ
シュ83を介してハウジング41との絶縁状態を維持し
ながら,ナット82により固定されている。また,中軸
6はそ上端に端子ネジ部62を有している。
【0031】次に,本例における作用効果につき説明す
る。本例のセラミックグロープラグ1においては,ヒー
タ2は保護パイプ3により覆われている。そのため,実
際の使用時においては,ヒータ2が燃焼ガスから遮断さ
れる。それ故,ヒータ2が,酸化,分解等することがほ
とんどなく,その劣化を確実に防止することができる。
【0032】また,ヒータ2は,保護パイプ3を介さず
に,保持部に直接保持されている。即ち,ヒータ2は,
保持部4に強固にロウ付け接合されている。一方,保護
パイプ3は,保持部4に直接溶接固定されている。その
ため,例えばヒータ2と保護パイプ3との熱膨張率の差
の違いにより両者の伸縮量に違いが発生しても,ヒータ
2の位置ずれが発生することはない。即ち,保護パイプ
3の伸縮はヒータ2に影響を与えることはない。
【0033】それ故,従来のようにヒータ2が位置ずれ
してセラミックグロープラグの寿命が縮まるということ
はない。上記のごとく,本例のセラミックグロープラグ
1は,ヒータ2自体の優れた耐久性と,ヒータ2の位置
ずれ等の発生がない優れた構造安定性を合わせ持ったも
のとなる。
【0034】したがって,本例によれば,燃料としてア
ルコールや天然ガス等を用いるディーゼルエンジンにお
いて過酷な条件で使用されても,優れた性能を発揮し,
かつ長寿命のセラミックグロープラグを得ることができ
る。
【0035】実施形態例2 本例においては,実施形態例1のセラミックグロープラ
グ1を用い,その寸法形状と耐久性等との関係について
試験を行った。即ち,保護パイプ3の外径をE,内径を
Dとし,またヒータ2の外径をdとした場合の,(E−
D)/2の値及び(E2 −d2 )/d2 の値と,耐久性
等との関係について試験した。
【0036】まず,上記(E−D)/2の値,即ち保護
パイプ3の厚みとセラミックグロープラグ1の耐久性に
ついて試験した。試験用のセラミックグロープラグとし
ては,表1に示すごとく,上記E,D,dの値を種々変
化させた複数の寸法形状のものを準備した(試料No.
1〜11)。尚,ヒータ2と保護パイプ3との間の隙間
23には,特に何も充填させなかった。
【0037】試験は,上記複数のセラミックグロープラ
グをそれぞれ実際にディーゼルエンジンに装着して行っ
た。そして,保護パイプ3の表面温度が1000℃にな
る条件で,2000時間運転した後の保護パイプ3の腐
食状態等を観察した。尚,経験的に,上記条件において
2000時間使用した結果特に実用上問題なければ,そ
のセラミックグロープラグは十分な耐久性があると判断
できる。
【0038】評価結果を表1に示す。表1により知られ
るごとく,(E−D)/2の値が0.15mm以上の場
合は,実用上問題のない良好な結果となった。特に0.
2mm以上の場合には,保護パイプ3の酸化は非常に軽
微であって,全く問題なかった。一方,0.15mm未
満の場合には,腐食による孔が発生した。
【0039】この結果から,保護パイプ3の厚みを0.
15mm以上,さらには0.2mm以上とすることによ
って,優れた耐久性が得られることがわかる。
【0040】
【表1】
【0041】次に,ヒータ2の周囲に比較的熱容量の大
きい保護パイプ3を装着したことによる,通電耐久性へ
の影響を試験した。試験用のセラミックグロープラグと
しては,表2に示すごとく,上記E,D,dを種々変更
した複数のものを準備した(試料No.12〜31)。
また,ヒータ2と保護パイプ3との間の隙間23には,
特に何も充填しなかった。
【0042】試験は,ヒータに通電を続けることによっ
て保護パイプの表面温度が常時1000℃になるように
保持し,ヒータが断線に至った時間を調べた。尚,経験
的に,上記条件において断線に至るまでの時間が200
0時間以上であれば,実際上問題ないと判断できる。
【0043】その結果を表2に示す。表2により知られ
るごとく,各寸法に関わらず,上記(E2 −d2 )/d
2 の値が1.5以下の場合には,全て2100時間を越
える良好な結果が得られた。一方,1.5を超える場合
には,全て1900時間以下であり,通電耐久性に劣っ
た。
【0044】この結果から,上記(E2 −d2 )/d2
の値を1.5以下とすることによって,優れた耐久性が
得られることがわかる。
【0045】
【表2】
【0046】実施形態例3 本例のセラミックグロープラグ102は,図2に示すご
とく,実施形態例1における保護パイプ3とヒータ2と
の間の隙間23に,窒化珪素よりなる無機材料粉末5を
充填させた。その他は実施形態例1と同様とした。そし
て,このセラミックグロープラグ102に対して,実施
形態例2に示した通電耐久試験を行った。
【0047】通電耐久試験に用いるセラミックグロープ
ラグとしては,上記表2に示すごとく,上記(E2 −d
2 )/d2 が全1.12と一定であり,上記D寸法のみ
を変化させた3種類のものを準備した(試料No.32
〜34)。尚,これらの3種のセラミックグロープラグ
は,実施形態例2における試料No.29〜31にそれ
ぞれ対応させたものであって,その差は,上記隙間23
に無機材料粉末5を充填しているか否かのみである。
【0048】通電耐久試験の方法は,実施形態例2と同
様とした。結果を表2に示す。表2より知られるごと
く,3種類全てのセラミックグロープラグの耐久時間が
2000時間を十分に超え,非常に良好な結果となっ
た。また,本例においては,実施形態例2における試料
No.29〜31に比べ,若干耐久寿命がのびた。これ
は充填物による伝熱の向上の効果であると考えられる。
【0049】実施形態例4 本例のセラミックグロープラグ103は,図3に示すご
とく,実施形態例1における保護パイプ3に代えて,ヒ
ータ2覆うキャップ部323を,ヒータ2の外面に密着
するように内径を小さくした保護パイプ303を用い
た。そして,保護パイプ303の中にヒータ2を圧入し
てある。その他は,実施形態例1と同様である。
【0050】本例においては,充填物を入れることな
く,ヒータ2と保護パイプ3の伝熱を向上させることが
でき,これにより,耐久性の向上を図ることができる。
その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0051】実施形態例5 本例のセラミックグロープラグ104は,図4に示すご
とく,実施形態例1における保護パイプ3に代えて,キ
ャップ部324と固定部344との径を同じに設定して
段部を無くした保護パイプ304を用いた。また,保護
パイプ304の内径は,保持部4の金属スリーブ42の
外径に合わせた。
【0052】そして,保護パイプ304をヒータ2の先
端に当接するまで装着すると共に,固定部344におけ
る溶接部35を全周レーザ溶接した。また,保護パイプ
304とヒータ2との間の隙間234には,窒化珪素粉
末5を充填した。その他は,実施形態例1と同様であ
る。
【0053】本例においては,保護パイプの製造が容易
であるため,低コストで本発明品を提供することができ
る。その他,実施形態例1と同様の効果が得られる。
【0054】実施形態例6 本例のセラミックグロープラグ105は,図5に示すご
とく,実施形態例1における保護パイプ3に代えて,キ
ャップ部325と固定部345との径を同じに設定して
段部を無くした保護パイプ305を用いた。また,保護
パイプ305の外径は,保持部4の金属スリーブ42の
外径に合わせた。
【0055】一方,保持部4の金属スリーブ42の先端
は,保護パイプ305の厚み分の段部423を設けると
共に,その先を薄肉化した。そして,保護パイプ305
を金属スリーブ42の段部423に当接するまで装着す
ると共に,その当接部36の全周をレーザ溶接により突
き合わせ溶接した。その他は,実施形態例1と同様であ
る。
【0056】本例においては,金属スリーブ部分の外径
が保護パイプ分大きくなることはなく,エンジン側の寸
法制約が厳しい場合に特に有効となる。その他,実施形
態例1と同様の効果が得られる。
【0057】実施形態例7 本例のセラミックグロープラグ106は,図6に示すご
とく,実施形態例6における保護パイプ305に代え
て,その固定部345を取り除いた保護パイプ306を
用いた。また,保護パイプ306の外径は,実施形態例
6と同様に保持部4の金属スリーブ42の外径に合わせ
てある。
【0058】一方,保持部4の金属スリーブ42の先端
は,実施形態例6のような段部を設けずに,一定厚みと
してある。そして,保護パイプ306を金属スリーブ4
2の先端に当接するまで装着すると共に,その当接部3
6の全周をレーザ溶接により突き合わせ溶接した。その
他は,実施形態例6と同様である。
【0059】本例においては,実施形態例6と同様の効
果が得られると共に,実施形態例6におけるスリーブの
段加工が不要となり,低コスト化を図ることができる。
【0060】実施形態例8 本例のセラミックグロープラグ107は,図7に示すご
とく,実施形態例1における保護パイプ3に代えて,ヒ
ータ2及び金属スリーブ42を被覆するようにしてハウ
ジング41に固定する保護パイプ307を用いた。
【0061】即ち,保護パイプ307は,ヒータ2を覆
うキャップ部32を有すると共に,段部33を介して中
間部347有し,さらに段部37を介して固定部38を
有する。中間部347の内径は,金属スリーブ42の外
径に合わせてあり,また固定部38の外径は,ハウジン
グ41の下部の外径に合わせてある。
【0062】一方,ハウジング41の下部は,保護パイ
プ307の固定部38の厚み分の段部413を設けその
先を薄肉化してある。そして,保護パイプ307をハウ
ジング41の段部413に当接するまで装着すると共
に,その当接部36の全周をレーザ溶接により突き合わ
せ溶接した。その他は,実施形態例1と同様である。
【0063】本例においては,溶接部を燃焼室外に配置
することができ,使用時に溶接部が加熱されることを防
止することができる。それ故,さらに信頼性を高めるこ
とができる。その他,実施形態例1と同様の効果が得ら
れる。
【0064】実施形態例9 本例のセラミックグロープラグ108は,図8に示すご
とく,実施形態例7における保護パイプ307の固定部
38を取り除いた保護パイプ308を用いた。一方,保
持部4のハウジング41の先端は,実施形態例8のよう
な段部を設けずに,一定厚みとしてある。そして,保護
パイプ308の段部358がハウジング41の先端に当
接するまで装着すると共に,保護パイプ308の上端の
溶接部36の全周をレーザ溶接した。その他は,実施形
態例8と同様である。本例においても,実施形態例8と
同じ効果が得られる。
【0065】実施形態例10 本例のセラミックグロープラグ109は,図9に示すご
とく,実施形態例1における保護パイプ3に代えて,キ
ャップ部329と固定部349との径を同じに設定して
段部を無くした保護パイプ309を用いた。また,保護
パイプ309の内径は,保持部4の外径に合わせた。
【0066】一方,保持部4は,ハウジング410のみ
により構成してあり,その下端側を細径化し,保護パイ
プ309の内径に合わせてある。そして,保護パイプ3
09をヒータ2の先端に当接するまで装着すると共に,
保護パイプ309の上端の溶接部36をレーザ溶接によ
り全周溶接してある。その他は,実施形態例1と同様で
ある。
【0067】本例においては,溶接部が燃焼室内に配置
されるが,その配置位置は温度の低い部分である。その
ため,この場合も信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のセラミックグロープラグの,一
部切欠き断面図。
【図2】実施形態例3のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図3】実施形態例4のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図4】実施形態例5のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図5】実施形態例6のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図6】実施形態例7のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図7】実施形態例8のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図8】実施形態例9のセラミックグロープラグ先端部
の,一部切欠き断面図。
【図9】実施形態例10のセラミックグロープラグ先端
部の,一部切欠き断面図。
【図10】従来例のセラミックグロープラグの,一部切
欠き断面図。
【図11】別の従来例のセラミックグロープラグの,一
部切欠き断面図。
【符号の説明】
1,102〜109...セラミックグロープラグ, 2...ヒータ, 21...セラミック表皮, 3...保護パイプ, 4...保持部, 41...ハウジング, 42...金属スリーブ, 5...窒化珪素粉末, 6...中軸,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング又はハウジング内部に設けた
    金属スリーブよりなる保持部と,該保持部内に挿入され
    該保持部によって直接保持されたヒータと,該ヒータの
    先端部を覆うように配設した金属製の保護パイプとより
    なり,かつ,上記保護パイプは,上記保持部に固定され
    ていることを特徴とするセラミックグロープラグ。
  2. 【請求項2】において,上記保護パイプの外径をE,内
    径をDとし,また上記ヒータの外径をdとした場合, 0.15mm≦(E−D)/2,かつ,(E2 −d2
    /d2 ≦1.5 であることを特徴とするセラミックグロープラグ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記保護パイ
    プは,上記保持部に対して溶接により固定されているこ
    とを特徴とするセラミックグロープラグ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において,
    上記保護パイプは,上記ヒータ及び上記金属スリーブを
    被覆するようにして上記ハウジングに固定されているこ
    とを特徴とするセラミックグロープラグ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において,
    上記保護パイプと上記ヒータとの間には,無機材料粉末
    を充填させていることを特徴とするセラミックグロープ
    ラグ。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記無機材料粉末は
    窒化珪素であることを特徴とするセラミックグロープラ
    グ。
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