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JPH09301958A - 新規ピリミジン化合物及び抗ロタウイルス剤 - Google Patents

新規ピリミジン化合物及び抗ロタウイルス剤

Info

Publication number
JPH09301958A
JPH09301958A JP8115147A JP11514796A JPH09301958A JP H09301958 A JPH09301958 A JP H09301958A JP 8115147 A JP8115147 A JP 8115147A JP 11514796 A JP11514796 A JP 11514796A JP H09301958 A JPH09301958 A JP H09301958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
amino
solvent
compound
pyrimidine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8115147A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Kuki
正勝 久木
Yoichiro Ota
洋一郎 大田
Kenji Kawanishi
健司 川西
Yasuko Bonshihara
康子 盆子原
Bungetsu Iwakura
文月 岩倉
Masanobu Azuma
匡伸 東
Tatsuo Suzutani
達夫 錫谷
Manabu Noide
學 野出
Kiyoji Nishide
喜代治 西出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shoji Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shoji Co Ltd filed Critical Nippon Shoji Co Ltd
Priority to JP8115147A priority Critical patent/JPH09301958A/ja
Priority to US08/852,118 priority patent/US6080750A/en
Priority to EP97107647A priority patent/EP0806418A3/en
Publication of JPH09301958A publication Critical patent/JPH09301958A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/48Two nitrogen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/50Three nitrogen atoms

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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 式[I]のピリミジン化合物[式I中、
R1はH、アルキル、ハロゲン、−OH、アルコキシ、ヒド
ロキシアルコキシ、−NH2;R2はH、−NH2等;R3は−NR
5(CH2)i−CH2OH;R4はH、ハロゲン、−NH2、−CN、−C
HO、−CH2OH、−CH=N−OH等;R5はH、アルキル;iは
1〜4の整数]。式[I]においてR3が式(a),(b),(c)
等である化合物[式a,b,cに於て、R6,R7:C1〜C4
アルキル;R8:H,−OH,C1〜C4アルキル等;R9:H,
−OH,C1〜C4アルキル,ベンジルオキシ等;R10:H,
−OH,C1〜C4アルコキシ;i:1〜4,m,n:0〜
4]を有効成分とする抗ロタウイルス剤。 【効果】 新規ピリミジン化合物及び関連誘導体は優れ
た抗ロタウイルス作用を有し、ロタウイルス疾患の予防
又は治療剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規ピリミジン化合
物及び抗ロタウイルス剤に関する。詳しくは抗ロタウイ
ルス作用を有し、ロタウイルス性疾患の予防又は治療剤
として有用な新規ピリミジン化合物及びその薬理学的に
許容可能な塩、並びに新規ピリミジン化合物又は関連誘
導体を有効成分とする抗ロタウイルス剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】現在多くのウイルス性疾患に対しては薬
効面及び安全性の面から、満足のいく薬剤はなく、優れ
た抗ウイルス剤の開発が望まれている。従来、シクロア
ルキル環を有するピリミジン関連誘導体は次のようなも
のが知られている。特開平2−304088号公報に
は、カルボビル(Carbovir)として周知の抗ウ
イルス剤の製造中間体として、ピリミジニルアミノ基で
置換されたシクロペンテンカルビノール化合物が開示さ
れている。特開平3−47169号公報には、炭素環式
ヌクレオシドアナログの合成中間体としてシクロブチル
アミノ基を有するピリミジン誘導体が開示されている。
特開昭60−130571号公報には、除草剤又は殺微
生物剤として有用な、シクロプロピルメチルアミノ基を
有するピリミジン誘導体が開示されている。しかしなが
ら、本発明に係わるピリミジン化合物のような構造を有
し、抗ロタウイルス作用を有する化合物の報告はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロタウイルスはレオウ
イルス科のRNAウイルスであり、乳幼児下痢症(白
痢)の病原体ウイルスとして知られている。ヒトでは乳
幼児の急性胃腸炎の糞便中などから発見されている。現
在ロタウイルス性疾患に対しては満足のいく治療薬はな
く、新たな抗ウイルス剤の開発が望まれ、種々の研究が
なされてきているのが現状である。本発明の目的は、抗
ロタウイルス剤として有用な新規化合物を提供すること
にある。本発明の他の目的は、該新規化合物又は関連誘
導体を含有する抗ロタウイルス剤を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の事
情を鑑み鋭意研究した結果、本発明に係わる新規ピリミ
ジン化合物及び関連誘導体が優れた抗ロタウイルス作用
を有することを見出し、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、次の一般式[I]
【0006】
【化4】
【0007】[式I中、R1 はH、炭素数C1 〜C4 の
低級アルキル基、ハロゲン原子、−OH、炭素数C1 〜
C4 の低級アルコキシ基、炭素数C1 〜C6 のヒドロキ
シ低級アルコキシ基又は−NH2 ;R2 はH、−NH2
又は−NHCOCH3 ;R3 は−NR5 (CH2 )i−
CH2 OH;R4 はH、ハロゲン原子、−NH2 、−C
N、−CHO、−CH2 OH、−COOH、−CH2 N
H2 、−CONH2 又は−CH=N−A(Aは−OH又
は炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基);R5 はH又は
炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基;iは1 〜4 の整数
を示す]で示されるピリミジン化合物又はその薬理学的
に許容可能な塩を提供する。又、本発明は、次の一般式
[I']:
【0008】
【化5】
【0009】[式I'中、R1 はH、炭素数C1 〜C4 の
低級アルキル基、ハロゲン原子、−OH、炭素数C1 〜
C4 の低級アルコキシ基、炭素数C1 〜C6 のヒドロキ
シ低級アルコキシ基又は−NH2 ;R2 はH、−NH2
又は−NHCOCH3 ;R3'は次の(a)〜(e)から
選ばれる基
【0010】
【化6】
【0011】(式中、R5 はH又は炭素数C1 〜C4 の
低級アルキル基;R6 及びR7 は同一又は異なって、そ
れぞれ炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基;R8 はH、
−OH、炭素数C1 〜C4 のヒドロキシ低級アルキル基
又は−CH2 OC(O)CH3 ;R9 はH、−OH、炭
素数C1 〜C4 の低級アルキル基、炭素数C1 〜C4 の
ヒドロキシ低級アルキル基、炭素数C1 〜C4 の低級ア
ルコキシ基、ビニル基、−O(CH2 )k−R(Rは芳
香環基であって、当該芳香環基は環上に炭素数C1 〜C
4 の低級アルキル基、ハロゲン原子及び炭素数C1 〜C
4 の低級アルコキシ基から選ばれる置換基を有していて
もよい。kは0 〜4 の整数)、又は−(CH2 )j−
R’(R’はベンゾイルオキシ基又は芳香環基であっ
て、当該芳香環基は環上に炭素数C1 〜C4 の低級アル
キル基、ハロゲン原子及び炭素数C1 〜C4 の低級アル
コキシ基から選ばれる置換基を有していてもよい。jは
0 〜4 の整数);R10はH、−OH又は炭素数C1 〜C
4 の低級アルコキシ基;あるいはR9 とR10とでメチレ
ン基(=CH2 )又はそれらが結合する炭素原子と共に
カルボニル基(C=O)を形成してもよい;式(c)及
び(e)において、シクロアルキル環は環内の任意の位
置に二重結合を有していてもよい;iは1 〜4 の整数、
nは0 〜4 の整数、mは0 〜4 の整数を示す);R4 は
H、ハロゲン原子、−NH2 、−CN、−CHO、−C
H2 OH、−COOH、−CH2 NH2 、−CONH2
又は−CH=N−A(Aは−OH又は炭素数C1 〜C4
の低級アルキル基);但し、n=0 でR8 =Hの場合を
除く]で示されるピリミジン化合物又はその薬理学的に
許容可能な塩を有効成分として含有する抗ロタウイルス
剤を提供する。
【0012】本発明の前記一般式[I]中、R1 で示さ
れる炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基は直鎖状又は分
枝鎖状のいずれでもよく、例えばメチル、エチル、n-プ
ロピル、iso-プロピル、n-ブチル又はiso-ブチル基であ
り、好ましくは、メチル又はエチル基であり、最も好ま
しくはメチル基であり:ハロゲン原子としては、塩素、
臭素、フッ素又はヨウ素原子が挙げられ、最も好ましく
は塩素又はフッ素である:炭素数C1 〜C4 の低級アル
コキシ基は直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、例え
ばメトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、iso-プロポキシ
又はn-ブトキシ基であり、好ましくはメトキシ又はエト
キシ基であり、最も好ましくはメトキシ基であり:炭素
数C1 〜C6 のヒドロキシ低級アルコキシ基は、アルコ
キシ部分が直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、また
シクロアルキル環を含んでいてもよい。例えば2−ヒド
ロキシエトキシ、3−ヒドロキシプロポキシ、4−ヒド
ロキシブトキシ又は1−ヒドロキシメチルシクロブチル
−1−メトキシ基が挙げられる。
【0013】R4 で示されるハロゲン原子としては、塩
素、臭素、フッ素又はヨウ素原子が挙げられる。
【0014】R5 で示される炭素数C1 〜C4 の低級ア
ルキル基は直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、例え
ばメチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチ
ル又はiso-ブチル基が挙げられる。
【0015】本発明の前記一般式[I']中、R1 、R4
、R5 で示される基の例としては、前記一般式[I]
におけるものと同様のものが挙げられる。R6 又はR7
で示される炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基は直鎖状
又は分枝鎖状のいずれでもよく、例えばメチル、エチ
ル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル又はiso-ブチ
ル基が挙げられ、好ましくはメチル、エチル又はプロピ
ル基であり、最も好ましくはメチル又はエチル基であ
る。
【0016】R8 で示される炭素数C1 〜C4 のヒドロ
キシ低級アルキル基は、アルキル部分が直鎖状又は分枝
鎖状のいずれでもよく、例えばヒドロキシメチル、1−
ヒドロキシエチル、1−メチル−2−ヒドロキシエチ
ル、1−ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシエチル、
3−ヒドロキシプロピル又は4−ヒドロキシブチル基が
挙げられ、好ましくはヒドロキシメチル、1−ヒドロキ
シエチル、1−メチル−2−ヒドロキシエチル又は2−
ヒドロキシエチル基であり、最も好ましくはヒドロキシ
メチル、1−ヒドロキシエチル又は2−ヒドロキシエチ
ル基である。
【0017】R9 で示される炭素数C1 〜C4 の低級ア
ルキル基は直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、例え
ばメチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチ
ル又はiso-ブチル基が挙げられ、好ましくはメチル、エ
チル、n-プロピル又はiso-プロピル基であり、最も好ま
しくはn-プロピル又はiso-プロピル基であり:炭素数C
1 〜C4 のヒドロキシ低級アルキル基は、アルキル部分
が直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、例えばヒドロ
キシメチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシエ
チル、3−ヒドロキシプロピル又は4−ヒドロキシブチ
ル基が挙げられ、好ましくはヒドロキシメチル、1−ヒ
ドロキシエチル、2−ヒドロキシエチル又は3−ヒドロ
キシプロピル基であり、最も好ましくはヒドロキシメチ
ル基であり:炭素数C1 〜C4 の低級アルコキシ基は直
鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、例えばメトキシ、
エトキシ、n-プロポキシ、iso-プロポキシ又はn-ブトキ
シ基が挙げられ、好ましくはメトキシ又はエトキシ基で
あり、最も好ましくはメトキシ基である。
【0018】R9 で示される−O(CH2 )k−R中の
Rは芳香環基であって、当該芳香環基は環上に置換基を
有していてもよい。該置換基としての炭素数C1 〜C4
低級アルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよ
く、例えばメチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピ
ル、n-ブチル又はiso-ブチル基が挙げられ、好ましくは
メチル、エチル、n-プロピル又はiso-プロピル基であ
り、最も好ましくはメチル基であり:ハロゲン原子とし
ては、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素原子が挙げられ、最
も好ましくは塩素又はフッ素である:炭素数C1 〜C4
の低級アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、n-
プロポキシ、iso-プロポキシ又はn-ブトキシ基が挙げら
れ、好ましくはメトキシ又はエトキシ基であり、最も好
ましくはメトキシ基である。
【0019】R9 で示される−(CH2 )j−R’中の
R’が芳香環基である場合、当該芳香環基は環上に置換
基を有していてもよい。該置換基としての炭素数C1 〜
C4低級アルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状のいずれで
もよく、例えばメチル、エチル、n-プロピル、iso-プロ
ピル、n-ブチル又はiso-ブチル基が挙げられ、好ましく
はメチル、エチル、プロピル又はiso-プロピル基であ
り、最も好ましくはメチル基であり:ハロゲン原子とし
ては、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素原子が挙げられ、最
も好ましくは塩素又はフッ素である:炭素数C1 〜C4
の低級アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、n-
プロポキシ、iso-プロポキシ又はn-ブトキシ基が挙げら
れ、好ましくはメトキシ又はエトキシ基であり、最も好
ましくはメトキシ基である。R又はR’で示される芳香
環基としてはフェニル基等が挙げられる。
【0020】R10で示される炭素数C1 〜C4 の低級ア
ルコキシ基は、直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、
例えばメトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、iso-プロポ
キシ又はn-ブトキシ基が挙げられ、好ましくはメトキシ
又はエトキシ基である。
【0021】Aで示される炭素数C1 〜C4 の低級アル
キル基は直鎖状又は分枝鎖状のいずれでもよく、例えば
メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル
又はiso-ブチル基が挙げられる。
【0022】本発明の前記一般式[I]及び[I']で示
される化合物は更に適当な酸との反応により、所望に応
じて薬理学的に許容可能な塩に変換することも、又、生
成した塩から塩基を遊離させることも出来る。本発明の
前記一般式[I]及び[I']で示される化合物の薬理学
的に許容可能な酸付加塩を形成する酸としては、例え
ば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸等の鉱酸、メ
タンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、エタ
ンスルホン酸のような低級アルキルスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸のようなアリールスルホン酸、酢酸、マレ
イン酸、フマル酸、クエン酸、リンゴ酸、シュウ酸、乳
酸、酒石酸等の有機酸が挙げられ、造塩反応は常法によ
り容易に行うことが出来る。
【0023】一般式[I]における各置換基は次のもの
が好ましい。R1 はH、ハロゲン原子、−OH又は炭素
数C1 〜C4 の低級アルコキシ基;R2 はH又は−NH
2 ;R4 はH、ハロゲン原子、−NH2 、−CN、−C
HO、−CH2 OH又は−CH=N−OH;R5 はH;
iは1〜3の整数。
【0024】一般式[I']における各置換基は次のもの
が好ましい。R3'は次の式(a)、(b)及び(c)か
ら選ばれる基;
【0025】
【化7】
【0026】R4 はH、ハロゲン原子、−NH2 、−C
N、−CHO、−CH2 OH又は−CH=N−OH;R
5 はH;R6 及びR7 は同一又は異なって、それぞれ炭
素数C1 〜C4 の低級アルキル基;R8 は−OH、炭素
数C1 〜C4 のヒドロキシ低級アルキル基又は−CH2
OC(O)CH3 ;R9 はH、−OH、炭素数C1 〜C
4 の低級アルキル基、炭素数C1 〜C4 のヒドロキシ低
級アルキル基、炭素数C1 〜C4 の低級アルコキシ基、
−O(CH2 )k−R(Rは置換基を有していてもよい
フェニル基、kは0 〜4 の整数)、又は−(CH2 )j
−R’(R’は置換基を有していてもよいフェニル基、
jは0 〜4 の整数);R10はH又は炭素数C1 〜C4 の
低級アルコキシ基;iは1 〜3 の整数;nは1 〜4 の整
数(より好ましくは1又は2);mは0 〜4 の整数(よ
り好ましくは1又は2)。一般式[I']で示される化合
物の中でも特に、R3'が式(a)、R5 がH、iが1 〜
3 の整数である化合物、あるいはR3'が式(b)又は
(c)、R5 がH、R8 がヒドロキシメチル基、nが1
〜4 の整数、mが0 〜2 の整数である化合物は優れた抗
ロタウイルス作用を有し、好ましい化合物である。
【0027】本発明の前記一般式[I]で示される新規
ピリミジン化合物は種々の方法により製造することがで
きる。例えば以下の方法に従って製造することができ
る。
【0028】
【化8】
【0029】(式中、R1 、R2 、R4 、R5 及びiは
前記と同意義を示す)
【0030】製造法 本法は、一般式[II]の構造を有するピリミジン化合物
に一般式[III]で示されるアミン化合物を、無溶媒ある
いは溶媒中、脱酸剤としての塩基の存在下で反応させる
ことにより一般式[I]の化合物を製造することができ
る。
【0031】本製造法において縮合反応に使用される有
機溶媒としては、反応を阻害しない限りいかなるもので
もよく、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール、n−ブタノール等のアルコール系溶媒、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、アセトン、アセトニトリ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の極性溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロロホルム等の無極性溶媒が挙げられる。反応は冷却下
から溶媒の沸点までの範囲で行われる。反応時間は1〜
8時間、好ましくは3〜8時間の範囲である。
【0032】縮合剤としては、脱ハロゲン化水素剤(脱
酸剤)である塩基が使用され、例えば、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、ピリジン、トリエチルアミン、水素化ナトリウム等
が挙げられる。
【0033】本発明の前記一般式[I']で示されるピリ
ミジン化合物は種々の方法により製造することが出来
る。例えば、以下の方法に従って製造することができ
る。
【0034】
【化9】
【0035】式中R1 、R2 、R3'及びR4 は前記と同
意義を示し、式[III']の化合物は次の式[III-I] 〜[III
-IV ]
【0036】
【化10】
【0037】(式中R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R
10、n及びmは前記と同意義を表す)から選ばれる。
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】
【化13】
【0041】
【化14】
【0042】
【化15】
【0043】
【化16】
【0044】
【化17】
【0045】
【化18】
【0046】
【化19】
【0047】
【化20】
【0048】
【化21】
【0049】
【化22】
【0050】上記各式中、R1 、R2 、R3'及びR4 は
前記と同意義を示し、XはBr,Cl,I又はF原子の
ようなハロゲン原子を示し、R13はジアルキルアセター
ル又は環状アセタールのようなカルボニル基の保護基を
示す。
【0051】A法は、一般式[I']の化合物を製造する
方法である。A法は、一般式[II]を有するピリミジン
化合物に一般式[III -I] 、[III -II ] 又は[III
-III]のアミン化合物、または一般式[III -IV ]のア
ルコール化合物を、無溶媒あるいは溶媒中、縮合剤の存
在下で反応させることにより[I']を製造することがで
きる。
【0052】本製造方法において縮合反応に使用される
有機溶媒としては、反応を阻害しない限りいかなるもの
でもよく、例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール等のアルコール系溶媒、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、アセトン、アセトニトリ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の極性溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロロホルム等の無極性溶媒が挙げられる。反応は冷却下
から溶媒の沸点までの範囲で行われる。反応時間は1〜
7時間である。
【0053】縮合剤としては、脱ハロゲン化水素剤(脱
酸剤)である塩基が使用でき、例えば、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、ピリジン、トリエチルアミン、水素化ナトリウム等
が挙げられる。
【0054】B法は、前記一般式[I']で示される化合
物の内、R4 がアミノ基である化合物[Ic ]を製造す
る方法である。第一工程として、一般式[Ia ]を有す
るピリミジン化合物、p−クロロアニリン及び亜硝酸ナ
トリウムの混合物を塩酸等の酸性水溶液中、0℃付近で
ジアゾカップリング反応させることにより一般式[Ib
]で表されるピリミジン環の5位へp−クロロフェニ
ルアゾ基を導入した化合物を製造し、第二工程として、
一般式[Ib ]で示されるジアゾ化合物を亜鉛−酢酸を
用いる還元反応等の常法で[Ic ]を製造することがで
きる。
【0055】C法は、一般式[Ia]又は[Ie ]で示
されるピリミジン化合物にハロゲン化剤を反応させるこ
とにより、ピリミジン環の5位にハロゲンを有する化合
物[Id ]又は[If ]を製造する方法である。
【0056】反応方法としては、一般式[Ia ]又は
[Ie ]で示されるピリミジン化合物を溶媒中でハロゲ
ン化剤と反応させる。本製造方法において使用されるハ
ロゲン化剤としては、塩素、臭素、ヨウ素、N−クロロ
スクシンイミド、N−ブロモスクシンイミド,N−ヨー
ドスクシンイミド等を用いることが出来る。
【0057】本製造方法において使用される溶媒として
は、反応を阻害しない限りいかなるものでもよく、例え
ば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、酢
酸、N,N−ジメチルホルムアミド等の極性溶媒、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等のベンゼン系溶媒、クロロ
ホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、エチルエーテ
ル、iso-プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、及び
ジオキサン等の非プロトン性無極性溶媒等が挙げられ
る。反応は冷却下から溶媒の沸点までの範囲で行われ
る。
【0058】D法は、前記一般式[Ih ]、[Ii ]又
は[Ij ]で示される化合物を製造する方法である。D
法は、一般式[Ib ]又は[Ig ]を有するピリミジン
化合物を還元することにより、脱ハロゲン化反応とジア
ゾニウム塩の還元反応を同時又は別個に行い一般式[I
h ]、[Ii ]又は[Ij ]で示されるピリミジン化合
物を製造することができる。D法−1、D法−2におい
て使用される還元剤としては、水酸化パラジウムがよ
く、常法により処理することが出来る。D法−3におい
て使用される還元剤としては亜鉛−酢酸が好ましく、常
法により処理することが出来る。
【0059】E法は、前記一般式[Il ]で示される化
合物を製造する方法である。一般式[Ik ]で示される
2, 5, 6−置換−4−(1−ヒドロキシメチル−3,
3−ジアルキルアセタール(又は環状アルキルアセター
ル)シクロアルキルメチルアミノ)ピリミジン化合物
を、常法の酸処理することにより一般式[Il]で示さ
れるピリミジン化合物を製造することができる。本製造
方法において使用される酸は塩酸、硫酸、リン酸等の無
機酸、又はギ酸、シュウ酸、酢酸等の有機酸の単独また
は混合酸である。
【0060】F法は、前記一般式[In ]で示される化
合物を製造する方法である。一般式[Im ]を有するピ
リミジン化合物を還元することにより一般式[In]で
示されるピリミジン化合物を製造することができる。本
製造方法において使用される還元剤としては、カルボニ
ル基を還元できる還元剤であれば何れでも良く、常法に
より還元し、処理することが出来る。
【0061】G法は、前記一般式[Ip ]で示される化
合物を製造する方法である。一般式[Io ]を有するピ
リミジン化合物を酸化することにより一般式[Ip]で
示されるピリミジン化合物を製造することができる。本
製造方法において使用される酸化剤としては、四酸化オ
スミウム、又は四酸化オスミウムと共酸化剤の併用によ
っても酸化できるが、好ましくは四酸化オスミウム酸化
がよく、常法により処理することが出来る。
【0062】H法は、前記一般式[Ir ]で示される化
合物を製造する方法である。一般式[Iq ]を有するピ
リミジン化合物を還元することにより一般式[Ir]で
示されるピリミジン化合物を製造することができる。本
製造方法において使用される還元剤としては、ホルミル
基を還元できる還元剤であれば何れでも良く、常法によ
り還元し、処理することが出来る。
【0063】I法は、前記一般式[Is ]で示される化
合物を製造する方法である。一般式[Iq ]を有するピ
リミジン化合物を溶媒中、又は無溶媒でヒドロキシルア
ミンと反応させることにより一般式[Is ]で示される
ピリミジン化合物を製造することができる。
【0064】本製造方法において縮合反応に使用される
有機溶媒としては、反応を阻害しない限りいかなるもの
でもよく、例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール等のアルコール系溶媒、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン、アセトン、アセトニトリ
ル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド等の極性溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロロホルム等の無極性溶媒が挙げられる。反応は室温か
ら溶媒の沸点までの範囲で行われる。
【0065】J法は、一般式[It ]で示される化合物
の製造法である。一般式[I]中、R4 が−CH=NO
H基である化合物を脱水剤の存在下、脱水反応させ、一
般式[It ]で示されるピリミジン化合物を製造するこ
とができる。
【0066】本製造法において、使用される脱水剤とし
ては無水酢酸、無水酢酸−酢酸ナトリウム、塩化チオニ
ル、五酸化リン、五塩化リン及び塩化ベンゾイル等が挙
げられる。
【0067】中間体の合成 本製造法において中間体として用いられる前記一般式
[III -I],[III -II ],[III -III] 及び[III -IV
で示される化合物の一部は、[III -I] は米国特許第
2,618,658号明細書に、[III -II ] はBull,soc,Chim,F
rance, 1965,204に、[III -III] は英国特許第1,169,0
27 号明細書に、[III -IV ]はZhur,Obshchei,Khim, 2
3,1994(1953) 等で公知な化合物であり文献記載の方法
により製造することができる。
【0068】又、中間体である前記一般式[III -II
で示される化合物のうち、一般式[III -II ']
【0069】
【化23】
【0070】[式中、m’は1〜4の整数を示し、R5
、R8 、R9 、R10及びnは前記と同意義を表す。式
中のシクロアルキル環は環内の任意の位置に二重結合を
有していてもよい。但し、R5 、R9 、R10の何れもが
水素原子、R8 がヒドロキシメチル、m’が1〜4の整
数、nが1 、シクロアルキル環が飽和環である場合、及
びn=0 でR8 =Hの場合を除く]で示されるアミン化
合物は、下記の方法により製造することができる。
【0071】中間体である式[III -II ]で示されるア
ミン化合物は以下の方法に従って製造することができ
る。
【0072】
【化24】
【0073】
【化25】
【0074】
【化26】
【0075】
【化27】
【0076】
【化28】
【0077】
【化29】
【0078】
【化30】
【0079】
【化31】
【0080】上記各式中、R5 、R8 、R9 、R10、X
及びmは前記と同意義を表し、R11はアルキル基、好ま
しくはメチル基、エチル基のような炭素数C1〜C4の
アルキル基を表し、R12はアルキル基、好ましくはメチ
ル基、エチル基のような炭素数C1〜C4のアルキル基
又はベンジル基を表し、R14はベンゾイル基のようなア
シル基を表し、R15はH又は炭素数C1〜C3のアルキ
ル基を表す。式[III -I I e]においてR5 は炭素数C1
〜C4のアルキル基を示す。
【0081】K法は、前記一般式[III -II a ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。 第一工程;ジアルキルマロネートをβ−置換−α, ω−
ジハロゲン化アルキルとアルコラートの存在下、閉環反
応に付し、3−置換−1, 1−ジカルボン酸ジアルキル
エステルシクロアルカンとし、 第二工程;3−置換−1, 1−ジカルボン酸ジアルキル
エステルシクロアルカンをアルカリ存在下、選択的加水
分解し、3−置換−1−カルボン酸−1−シクロアルキ
ルカルボン酸アルキルエステルとし、 第三工程;3−置換−1−カルボン酸−1−シクロアル
キルカルボン酸アルキルエステルを無極性溶媒中、塩基
の存在下、クロル炭酸エチルと反応させ、更に、アンモ
ニア又はアミン類と反応させ、3−置換−1−カルボキ
シアミド−1−シクロアルキルカルボン酸アルキルエス
テルとし、 第四工程;得られた3−置換−1−カルボキシアミド−
1−シクロアルキルカルボン酸アルキルエステルを常法
により還元し、一般式[III -II a ]で示される3−置
換−1−ヒドロキシメチル−1−シクロアルキルメチル
アミン化合物を製造することができる。
【0082】反応方法としては、第一工程で用いられる
アルコラートとしてはナトリウムメチラート、ナトリウ
ムエチラート、カリウム−tert−ブチラート等が挙げら
れ、反応温度は冷却下から溶媒の沸点までの範囲でよ
く、反応時間は1時間から5時間の範囲である。第二工
程で使用されるアルカリとしては水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸
ナトリウム等の水溶液又は水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムの含水アルコール溶液が挙げられる。反応温度は
冷却下から溶媒の沸点までの範囲でよく、好ましくは室
温であり、反応時間は1時間から72時間の範囲であ
る。第三工程で使用される無極性溶媒としてはベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム等の無極性溶媒
が挙げられ、塩基としてはトリエチルアミン、ジメチル
アニリン等が挙げられる。反応温度は−10℃から溶媒
の沸点までの範囲でよい。第四工程で使用される還元剤
としてはLiAlH4 が挙げられ、常法により還元し、
処理することができる。反応溶媒としては、テトラヒド
ロフラン、エチルエーテル、ジオキサン、ピリジン等が
挙げられる。反応温度は0℃から溶媒の沸点までの範囲
でよく、反応時間は1〜5時間の範囲である。
【0083】L法は、前記一般式[III -II a ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。 第一工程;3−置換−1−カルボン酸−1−シクロアル
キルカルボン酸アルキルエステルを無極性溶媒中又は無
溶媒で、ハロゲノアシル化剤と反応させ、これに、塩基
の存在下、アンモニア又はアミン類を反応させ、3−置
換−1−カルボキシアミド−1−シクロアルキルカルボ
ン酸アルキルエステルとし、 第二工程;得られた3−置換−1−カルボキシアミド−
1−シクロアルキルカルボン酸アルキルエステルを常法
により還元することにより一般式[III -II a]で示さ
れる3−置換−1−ヒドロキシメチル−1−シクロアル
キルメチルアミン化合物を製造することができる。
【0084】第一工程で使用される溶媒としてはベンゼ
ン、トルエン、キシレン、クロロホルム等の無極性溶媒
が挙げられ、ハロゲノアシル化剤としては、塩化チオニ
ル、オキシ塩化リン、五塩化リン等が挙げられ、塩基と
してはトリエチルアミン、ジメチルアニリン等が挙げら
れる。反応は−10℃から溶媒の沸点までの範囲で行わ
れる。第二工程で使用される還元剤としてはLiAlH
4 が挙げられ、常法により還元し、処理することができ
る。反応溶媒及び反応条件についてはK法の第四工程を
参照すればよい。
【0085】M法は、前記一般式[III -II b ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。 第一工程;シアノ酢酸アルキルをβ−置換−α, ω−ジ
ハロゲン化アルキルとアルコラートの存在下、閉環反応
に付し、3−置換−1−シアノ−1−シクロアルキルカ
ルボン酸アルキルエステルとし、 第二工程;得られた3−置換−1−シアノ−1−シクロ
アルキルカルボン酸アルキルエステルを常法により還元
し、一般式[III -II b ]で示される3−置換−1−ヒ
ドロキシメチル−1−メチルアミンシクロアルキル化合
物を製造することができる。
【0086】第一工程で用いられるアルコラートとして
はナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、カリ
ウム−tert−ブチラート等が挙げられ、反応温度は冷却
下から溶媒の沸点までの範囲でよく、反応時間は1時間
から5時間の範囲である。第二工程で使用される還元剤
としてはLiAlH4 、B2 H6 、NaBH4 等が挙げ
られ、触媒は、ルイス酸として塩化アルミニウム、又は
遷移金属塩として塩化コバルト等を用い、何れも常法に
より還元し、処理することができる。例えば、触媒は
0.1〜1.5当量の範囲で使用することができる。反
応溶媒としては、テトラヒドロフラン、エチルエーテ
ル、ジオキサン等が挙げられる。反応温度は冷却下から
溶媒の沸点までの範囲でよく、反応時間は1〜5時間の
範囲である。
【0087】N法は、前記一般式[III -II c ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。 第一工程;3−置換−1−シアノ−1−シクロアルキル
カルボン酸アルキルエステルに水素化アルカリ金属とジ
メチルスルホキシドを無水溶媒中で反応させ、3−置換
−1−シアノ−1−シクロアルキルメチルスルフィニル
メチルカルボニル化合物とし、 第二工程;得られた3−置換−1−シアノ−1−シクロ
アルキルメチルスルフィニルメチルカルボニル化合物を
溶媒中、金属アマルガムで還元し、3−置換−1−シア
ノ−1−シクロアルキルアセチル化合物とし、 第三工程;得られた3−置換−1−シアノ−1−シクロ
アルキルアセチル化合物を常法により還元し、一般式
[III -II c ]で示される3−置換−1−(α−アルキ
ル)ヒドロキシメチル−1−シクロアルキルメチルアミ
ノ化合物を製造することができる。
【0088】第一工程で用いられる水素化アルカリ金属
としては水素化ナトリウム、水素化カリウム等が挙げら
れ、無水溶媒としてはテトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン等が
挙げられる。反応温度は10〜50℃の範囲でよく、反
応時間は0.5〜3時間の範囲である。第二工程で使用
される無水溶媒としてはテトラヒドロフラン、エチルエ
ーテル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、
クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン等が挙げ
られる。使用される金属アマルガムとしては、アルミニ
ウムアマルガム等が挙げられる。反応温度は室温から8
0℃の範囲でよく、反応時間は1〜5時間の範囲であ
る。第三工程で使用される還元剤としては、LiAlH
4 等が挙げられ、常法により還元し、処理することがで
きる。反応溶媒及び反応条件についてはK法の第四工程
を参照すればよい。
【0089】P法は、前記一般式[III -II d ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。 第一工程;1−アシルオキシメチル−3−メチレンシク
ロアルキルを無水無極性溶媒中、過酸化物と反応させ、
1−アシルオキシメチル−3−シクロアルキルメチレン
オキサイドとし、 第二工程;得られた1−アシルオキシメチル−3−シク
ロアルキルメチレンオキサイドに飽和アルコール性アン
モニアを反応させ、一般式[III-II d ]で示される1
−ヒドロキシメチル−3−ヒドロキシ−3−シクロアル
キルメチルアミン化合物を製造することができる。
【0090】第一工程の出発物質である1−アシルオキ
シメチル−3−メチレンシクロアルキルは、次のように
して製造することができる。1−エトキシカルボニル−
3−メチレンシクロブタンを還元して1−ヒドロキシメ
チル−3−メチレンシクロブタンとし、これを塩基の存
在下、アシルハライドと反応させて水酸基を保護し、1
−アシルオキシメチル−3−メチレンシクロアルキルが
得られる。
【0091】第一工程で用いられる無水無極性溶媒とし
てはアセトニトリル、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン等が挙げら
れ、過酸化物としては過安息香酸、メタクロロ過安息香
酸等が挙げられる。反応温度は室温から溶媒の沸点まで
の範囲でよく、反応時間は0.5〜12時間の範囲であ
る。第二工程で用いられる飽和アルコール性アンモニア
としては、飽和アンモニア−メタノール溶液等が挙げら
れ、反応は当該溶液中で行うことができる。反応温度は
冷却下から溶媒の沸点の範囲でよく、反応時間は0.5
〜5時間の範囲である。
【0092】Q法は、前記一般式[III -II e ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。1,3−置換−1−
シクロアルキルメチルアミン化合物を溶媒中、NaBH
3CN、NaBH4 等の還元剤の存在下、ホルムアルデ
ヒド又はアルキルアルデヒドと反応させるアミノ基の還
元的アルキル化反応により、一般式[III -II e ]で示
される化合物を製造することができる。本製造方法にお
いて縮合反応に使用される有機溶媒としては、反応を阻
害しない限りいかなるものでもよく、例えば、メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール等
のアルコール系溶媒が挙げられる。反応温度は冷却下か
ら溶媒の沸点までの範囲でよく、反応時間は1〜20時
間の範囲である。
【0093】R法は、前記一般式[III -II e ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。1,3−置換−1−
シクロアルキルメチルアミン化合物に溶媒中、脱ハロゲ
ン化水素剤として塩基の存在下、ハロゲン化アルキルを
反応させることにより、一般式[III -II e ]で示され
る3−置換−シクロアルキル−1−(N−アルキル)メ
チルアミン化合物を製造することができる。
【0094】本製造方法において縮合反応に使用される
有機溶媒としては、反応を阻害しない限りいかなるもの
でもよく、例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、n−ブタノール等のアルコール系溶媒、アセ
トン、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶媒、
あるいはベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホル
ム、ジクロロメタン、四塩化炭素、エチルエーテル、is
o-プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、及びジオキ
サン等の非プロトン性無極性溶媒等が挙げられる。脱ハ
ロゲン化水素剤として使用される塩基としては、例え
ば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン
等が挙げられる。反応は冷却下から溶媒の沸点までの範
囲で行われる。反応時間は1〜24時間の範囲である。
【0095】S法は、前記一般式[III -II f ]で示さ
れる化合物を製造する方法である。 第一工程;3−置換−1−アルコキシカルボニル−1−
シクロアルキルカルボン酸を乾燥無極性溶媒に溶解し、
塩基の存在下、ジフェニルリン酸アジド(DPPA)と
加熱反応し(クルチウス転位)、次いで式: R12OH で示されるアルコール(アルキルアルコール又はベンジ
ルアルコール)と加熱反応し、3−置換−1−アルコキ
シカルボニル−1−シクロアルキルアルコキシ(又はベ
ンジルオキシ)カルバメートとし、 第二工程;3−置換−1−アルコキシカルボニル−1−
シクロアルキルアルコキシ(又はベンジルオキシ)カル
バメートのアルコキシカルボニル基を還元することによ
り3−置換−1−ヒドロキシメチル−1−シクロアルキ
ルアルコキシ(又はベンジルオキシ)カルバメートと
し、 第三工程;3−置換−1−ヒドロキシメチル−1−シク
ロアルキルアルコキシ(又はベンジルオキシ)カルバメ
ートを加水素分解又は酸分解により、一般式[III -II
f ]で示される3−置換−1−ヒドロキシメチル−1−
シクロアルキルアミン化合物を製造することができる。
【0096】第一工程で用いられる無極性溶媒としては
ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルエーテル、iso-
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、及びジオキサ
ン等が挙げられ、塩基としてはトリエチルアミン、ジメ
チルアニリン等が挙げられる。加熱反応は溶媒の沸点ま
での範囲で実施でき、反応時間は1〜15時間の範囲で
ある。第二工程で用いられる還元剤としてはLiAlH
4 、LiBH4 等が挙げられ、常法により還元し、処理
することができる。例えば、反応溶媒としては、テトラ
ヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン等が挙げら
れる。反応温度は冷却下から溶媒の沸点までの範囲でよ
く、反応時間は0.5〜5時間の範囲である。第三工程
で用いられる加水素分解法としては、パラジウム触媒を
用い、常圧で水素添加する方法が挙げられる。反応溶媒
は、メタノール、エタノール、プロパノール等が挙げら
れ、反応温度は室温から溶媒の沸点までの範囲で行われ
る。パラジウム触媒としては水酸化パラジウム、塩化パ
ラジウム等が挙げられ、0.05〜1当量で使用するこ
とができる。反応時間は1〜5時間の範囲である。酸分
解法で用いられる酸としては、ヨウ化ホスホニウム、酢
酸、酢酸中臭化水素又は塩化水素の混酸等が挙げられ
る。反応溶媒は、水、アルコール等が挙げられ、反応温
度は室温から溶媒の沸点までの範囲で行われる。反応時
間は1〜5時間の範囲である。
【0097】
【発明の効果】本発明の前記一般式[I']で示されるピ
リミジン化合物及びその薬理学的に許容可能な塩は抗ウ
イルス活性、特に抗ロタウイルス活性を有し、抗ロタウ
イルス剤、ロタウイルス疾患の予防又は治療剤として有
用である。特に本発明の前記一般式[I]で示されるピ
リミジン化合物及びその薬理学的に許容される塩は新規
化合物であり、抗ロタウイルス剤、ロタウイルス疾患の
予防又は治療剤として有用な化合物である。
【0098】本発明の抗ロタウイルス剤、ロタウイルス
疾患の予防又は治療剤は、少なくとも1つの一般式
[I']で示されるピリミジン化合物又はその薬理学的に
許容可能な塩を有効成分として含有する。したがって、
2つ以上の一般式[I']で示されるピリミジン化合物又
はその薬理学的に許容可能な塩を含有していてもよい。
ロタウイルス疾患とはロタウイルス感染による疾患を指
し、例えばロタウイルス感染による下痢症、特に乳幼児
下痢症、嘔吐、脱水症などが挙げられる。
【0099】本発明化合物は、適当な製剤用担体と混合
して調製した医薬組成物として投与される。投与形態と
しては、経口、非経口のいずれにおいても投与できる。
経口投与剤の剤型としては、例えば、錠剤、カプセル
剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、液剤及びシロップ剤等が挙
げられ、非経口投与剤の剤型としては、例えば、注射剤
及び坐剤等が挙げられる。これらの製剤の調製には薬理
学的、製剤学的に許容可能な添加物を加えることがで
き、賦形剤、崩壊剤ないし崩壊補助剤、結合剤、滑沢
剤、コーティング剤及び色素等が用いられる。
【0100】経口剤においては、賦形剤としては、ブド
ウ糖、乳糖、D−マンニトール、デンプン、結晶セルロ
ース等が、崩壊剤、崩壊補助剤としては、カルボキシメ
チルセルロース、デンプン、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム等が、結合剤としては、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、ゼラチン等が、滑沢剤としては、ステア
リン酸マグネシウム、タルク等が、コーティング剤とし
ては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、白糖、酸
化チタン等が、又、注射剤においては、溶解剤ないし溶
解補助剤としては、注射用蒸留水、生理食塩水、プロピ
レングリコール等が、等張化剤としては、ブドウ糖、塩
化ナトリウム、D−マンニトール、グリセリン等が、p
H調整剤としては、無機酸、有機酸又は無機塩基、有機
塩基等の慣用の製剤用成分が使用される。
【0101】本発明化合物の治療患者への投与量は、投
与する患者の症状、年令、投与方法によって異なるが、
通常0. 1mg〜1000mg/kg/日である。
【0102】本発明の医薬組成物中における本発明の有
効成分の含有量は、製剤の形によって変動し、特に限定
されるものではないが、通常は、組成物全量に対し0.
01〜90重量%、好ましくは0. 01〜20重量%、
特に好ましくは0. 1〜10重量%である。
【0103】以下に実施例、製造例及び試験例を挙げて
本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの例
に限定されるものではない。
【0104】
【実施例・製造例】
実施例−1 2−アミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ]ピリミジン(化合物番号−105) 2−ヒドロキシエチルアミン2.6g(42.7mmo
l)に2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン7.0
g(42.7mmol)、エタノール150mlおよび
トリエチルアミン6.6mlを加え一昼夜還流した後、
溶媒を減圧留去し、残留物を水洗し、クロロホルムから
再結晶すると黄色プリズム状晶4.8g(59.6%)
を得た。mp143−146℃(クロロホルム)
【0105】実施例−2 2−アミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ]ピリミジン塩酸塩(化合物番号−106) 2−アミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ]ピリミジン0.5g(2.7mmol)を
20mlのメタノールに溶解し、氷冷下14%HCl−
メタノール溶液を3当量注意深く加え、室温に戻してか
ら溶媒を留去し、白色結晶0.64g(92.9%)を
得た。mp173−176℃(エーテル)
【0106】実施例−3 2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシプロ
ピル)アミノ]ピリミジン(化合物番号−107) 3−ヒドロキシプロピルアミン7.51g(0.1mo
l)に2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン16.
40g(0.1mol)、エタノール350mlおよび
トリエチルアミン11.13mlを加え一昼夜還流した
後、溶媒を減圧留去し、残留物を酢酸エチルに溶解し、
水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留
去すると白色結晶20.0g(98.7%)を得た。m
p160−163℃(エタノール)
【0107】実施例−4 2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシプロ
ピル)アミノ]ピリミジン塩酸塩(化合物番号−10
8) 2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシプロ
ピル)アミノ]ピリミジン2g(0.01mol)を2
0mlのメタノールに溶解し、氷冷下14%HCl−メ
タノール溶液を3当量注意深く加え、室温に戻してから
溶媒を留去し、残留物をクロロホルム−酢酸エチルから
再結晶し白色結晶1.9g(79.5%)を得た。mp
170−180℃(クロロホルム−酢酸エチル)
【0108】実施例−5 2−アミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキシブチ
ル)アミノ]ピリミジン(化合物番号−109) 4−ヒドロキシブチルアミン10.0g(0.112m
ol)に2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン1
6.73g(0.102mol)、エタノール400m
lおよびトリエチルアミン24.9mlを加え一昼夜還
流した後、溶媒を減圧留去し、残留物に酢酸エチルを加
え水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧
留去し、残留物をシリカゲルカラム精製(クロロホル
ム:メタノール=20:1、後10:1)すると無色プ
リズム状晶18.7g(84.7%)を得た。mp13
9−141℃(メタノール)
【0109】実施例−6 2−アミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキシブチ
ル)アミノ]ピリミジン塩酸塩(化合物番号−110) 2−アミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキシブチ
ル)アミノ]ピリミジン0.8g(3.69mmol)
を10mlのメタノールに溶解し、氷冷下14%HCl
−メタノール溶液を3当量注意深く加え、室温に戻して
から溶媒を留去し、白色結晶0.6g(64.1%)を
得た。mp143−146℃(エーテル)
【0110】実施例−7 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]ピリミジン(化合物番号−111) 第一工程;2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロ
ロフェニル)アゾ]−4−[(2−ヒドロキシエチル)
アミノ]ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノ]ピリミジン2.0g(10.64mmo
l)に酢酸ナトリウム12.84g、酢酸53.2ml
および水53mlを加えて溶解し、室温で、p−クロロ
アニリン1.76g(13.83mmol)を水11m
lおよび濃塩酸3.26mlに溶解し、2−3℃で水1
1mlに溶解した亜硝酸ナトリウム1.13g(16.
39mmol)を滴下し調製した冷p−クロロベンゼン
ジアゾニウムクロリド溶液を滴下し、一昼夜攪拌した
後、析出する結晶をろ取し、水洗すると橙黄色結晶3.
03g(87.2%)を得た。
【0111】第二工程;2,5−ジアミノ−6−クロロ
−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロロフェニ
ル)アゾ]−4−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]
ピリミジン3.0g(9.2mmol)にエタノール7
6.0ml、水76.0mlおよび酢酸8.0mlを加
え70℃に加温し攪拌下、窒素気流中、亜鉛末7.52
gを徐々に加え同温で1.5時間攪拌すると溶液とな
る。反応液をろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、残留物
に水を加えクロロホルムで抽出、水洗し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカ
ゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール=20:
1)すると淡褐色結晶0.34g(18.3%)を得
た。mp164−167℃
【0112】実施例−8 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]ピリミジン二塩酸塩(化合物番号−
112) 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(2−ヒドロキ
シエチル)アミノ]ピリミジン0.495g(2.44
mmol)を10mlのメタノールに溶解し、氷冷下1
4%HCl−メタノール溶液を3当量注意深く加え、室
温に戻してから溶媒を留去し、白色結晶0.48g(7
2.0%)を得た。mp158−161℃(エーテル)
【0113】実施例−9 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキ
シプロピル)アミノ]ピリミジン(化合物番号−11
3) 第一工程;2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロ
ロフェニル)アゾ]−4−[(3−ヒドロキシプロピ
ル)アミノ]ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシプロ
ピル)アミノ]ピリミジン10g(0.049mol)
に酢酸ナトリウム98.7g、酢酸246.7mlおよ
び水200mlを加えて溶解し、室温で、p−クロロア
ニリン6.94g(0.054mol)を水40mlお
よび濃塩酸15.1mlに溶解し、2−3℃で水40m
lに溶解した亜硝酸ナトリウム4.15g(0.059
mol)を滴下し調製した冷p−クロロベンゼンジアゾ
ニウムクロリド溶液を滴下し、一昼夜攪拌した後、析出
する結晶をろ取し、水洗すると橙黄色結晶9.29g
(58.9%)を得た。mp225−267℃(エタノ
ール)
【0114】第二工程;2,5−ジアミノ−6−クロロ
−4−[(3−ヒドロキシプロピル)アミノ]ピリミジ
ン 2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロロフェニ
ル)アゾ]−4−[(3−ヒドロキシプロピル)アミ
ノ]ピリミジン8.19g(0.024mol)にエタ
ノール208.7ml、水208.7mlおよび酢酸2
0.9mlを加え70℃に加温し攪拌下、窒素気流中、
亜鉛末19.65gを徐々に加え同温で1.5時間攪拌
すると溶液となる。反応液をろ過し、ろ液の溶媒を減圧
留去し、残留物に水を加えクロロホルムで抽出、水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
し、残留物をシリカゲルカラム精製(クロロホルム:メ
タノール=20:1)すると淡褐色結晶5.0g(9
5.7%)を得た。mp119−120℃(酢酸エチ
ル)
【0115】実施例−10 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキ
シプロピル)アミノ]ピリミジン二塩酸塩(化合物番号
−114) 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキ
シプロピル)アミノ]ピリミジン0.290g(1.0
mmol)を20mlのメタノールに溶解し、氷冷下1
4%HCl−メタノール溶液を3当量注意深く加え、室
温に戻してから溶媒を留去し、白色結晶0.26g(9
0.0%)を得た。mp120−131℃(エーテル)
【0116】実施例−11 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキ
シブチル)アミノ]ピリミジン(化合物番号−115) 第一工程;2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロ
ロフェニル)アゾ]−4−[(4−ヒドロキシブチル)
アミノ]ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキシブチ
ル)アミノ]ピリミジン10.7g(0.0493mo
l)に酢酸ナトリウム59.5g、酢酸246.7ml
および水246.7mlを加えて溶解し、室温で、p−
クロロアニリン6.94g(0.0544mol)を水
51.3mlおよび濃塩酸15.1mlに溶解し、2−
3℃で水51.3mlに溶解した亜硝酸ナトリウム4.
15g(0.0601mol)を滴下し調製した冷p−
クロロベンゼンジアゾニウムクロリド溶液を滴下し、一
昼夜攪拌した後、析出する結晶をろ取し、水洗すると橙
黄色結晶11.27g(64.4%)を得た。
【0117】第二工程;2,5−ジアミノ−6−クロロ
−4−[(4−ヒドロキシブチル)アミノ]ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロロフェニ
ル)アゾ]−4−[(4−ヒドロキシブチル)アミノ]
ピリミジン1.57g(4.42mmol)にエタノー
ル38.4ml、水38.4mlおよび酢酸3.84m
lを加え70℃に加温し攪拌下、窒素気流中、亜鉛末
3.61gを徐々に加え同温で1.5時間攪拌すると溶
液となる。反応液をろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、
残留物に水を加えクロロホルムで抽出、水洗し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残留物を
シリカゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール=2
0:1)すると赤褐色結晶0.93g(90.9%)を
得た。mp58−62℃(メタノール)
【0118】実施例−12 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキ
シブチル)アミノ]ピリミジン二塩酸塩(化合物番号−
116) 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−[(4−ヒドロキ
シブチル)アミノ]ピリミジン0.55g(2.37m
mol)を5mlのメタノールに溶解し、氷冷下14%
HCl−メタノール溶液を3当量注意深く加え、室温に
戻してから溶媒を留去し、黒赤色結晶0.54g(8
5.1%)を得た。mp159−161℃(エーテル)
【0119】一般式[I']の化合物の製造例A 法 製造例−1 A法−1 2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ−
2,2−ジメチルプロピル)アミノ]ピリミジン(化合
物番号−20) 3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピルアミン
2. 5g(0.0243mol)および2−アミノ−
4,6−ジクロロピリミジン 4. 0g(0.0243
mol)をエタノール100mlに溶解し、トリエチル
アミン 5mlを加え一昼夜還流した後、溶媒を減圧留
去し、残留物を水洗し、乾燥後、クロロホルム−メタノ
ールから再結晶すると無色プリズム状晶3. 96g(7
0. 7%)を得た。mp203−207℃(クロロホル
ム−メタノール)
【0120】製造例−2 A法−2 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン
(化合物番号−35) 1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルメチルアミン
5. 75g(0. 05mol)、2−アミノ−4,6
−ジクロロピリミジン 8. 20g(0. 05mo
l)、エタノール200mlおよびトリエチルアミン
20mlの混合物を一昼夜還流した後、溶媒を減圧留去
し、残留物を水洗し、乾燥後、アセトンから再結晶する
と無色プリズム状晶11. 2g(92. 3%)を得た。
mp192−194℃(アセトン)
【0121】製造例−3 A法−3 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(3−ヒドロキシメ
チル−3−オキセタニル)メチル]アミノ〕ピリミジン
(化合物番号−26) 3−アミノメチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン
1. 17g(0. 01mol)、2−アミノ−4,6−
ジクロロピリミジン 1. 64g(0. 01mol)、
エタノール40mlおよびトリエチルアミン 4mlの
混合物を一昼夜還流した後、溶媒を減圧留去し、残留物
に酢酸エチルを加え水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラム精
製(クロロホルム:メタノール=20:1、後10:
1)すると無色プリズム状晶0. 8g(32. 8%)を
得た。mp185−186℃(アセトン)
【0122】製造例−4 A法−4 2−アミノ−6−クロロ−4−[(1−ヒドロキシメチ
ル−1−シクロブチル)メトキシ]ピリミジン(化合物
番号−95) 60%水素化ナトリウム 0. 4g(0. 01mol)
を乾燥ジオキサン 40mlに懸濁し、これに乾燥ジオ
キサン 40mlに溶解したジヒドロキシメチルシクロ
ブタン 1. 16g(0. 01mol)を滴下し60−
70℃で30分間攪拌した後、2−アミノ−4,6−ジ
クロロピリミジン 1. 64g(0. 01mol)を加
え3時間還流後ろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、残留
物をシリカゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール
=50:1)すると白色結晶1.24g(50. 8%)
を得た。mp125−127℃(アセトン)
【0123】製造例−5 A法−5 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(3−(2−フェニ
ルエチル)−1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチ
ル)メチル]アミノ〕−5−ホルミルピリミジン(化合
物番号−71) 1−ヒドロキシメチル−3−(2−フェニルエチル)−
1−シクロブチルメチルアミン 3. 51g(0. 01
6mol)をエタノール60mlに溶解し、2−アミノ
−4,6−ジクロロ−5−ホルミルピリミジン3. 07
g(0. 016mol)およびトリエチルアミン6ml
を加え、2時間還流後、溶媒を減圧留去し、残留物にク
ロロホルムを加え水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラム精製
(クロロホルム、後クロロホルム:メタノール= 10
0:1)すると淡黄色結晶2. 4g(40. 0%)を得
た。mp130−137℃(エーテル)
【0124】製造例−6 A法−6 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[1−ヒドロキシメチ
ル−1−(2−シクロペンテニル)メチル]アミノ〕ピ
リミジン(化合物番号−50) マロン酸ジエチル121. 5ml(0. 8mol)とシ
ス−1,4−ジクロロ−2−ブテン44. 3ml(0.
4mol)をJanal. Org.Chem.,Vol. 27,2395(1962)
に記載の方法と同様に反応させ、ジエステル体の混合物
A−46. 0g(54. 1%)を得た。ジエステル体の
混合物A25. 5g(0. 12mol)に、90%エタ
ノールに溶解した水酸化カリウム7. 9g(0. 12m
ol)を加え室温で2日間加水分解し、溶媒を減圧留去
した後、塩酸酸性としエーテル抽出するとモノエステル
体B−17. 4g(78. 8%)を得た。モノエステル
体B17. 4g(0. 095mol)に氷冷下トリエチ
ルアミン13. 2ml(0. 095mol)、クロロ炭
酸エチル9. 1ml(0. 095mol)を加えアンモ
ニアガスと15分間反応させることによりアミドエステ
ル体C−14. 2g(81. 8%)を得た。アミドエス
テル体C−3. 66g(0. 02mol)を乾燥テトラ
ヒドロフランに溶解し、LiAlH4 2. 28g
(0. 06mol)で還元することによりアミノアルコ
ール体の混合物D−2. 43g(95. 5%)を得た。
アミノアルコール体D−1. 27g(0. 01mol)
に2−アミノ−4、6−ジクロロピリミジン 1. 64
g(0. 01mol)、エタノール40mlおよびトリ
エチルアミン 2. 1mlを加え一昼夜還流した後、溶
媒を減圧留去し残留物に酢酸エチルを加え熱時ろ過し、
ろ液の溶媒を減圧留去し残留物をシリカゲルカラム精製
(クロロホルム:メタノール=50:1)単離し、目的
物(化合物番号−50)の無色プリズム状晶0. 86g
(33. 8%)を得た。mp201−203℃(アセト
ン)
【0125】製造例−7 A法−7 2−アミノ−6−クロロ−4−{〔1−ヒドロキシメチ
ル−1−[2−(1−ヒドロキシエチル)シクロプロピ
ル]メチル〕アミノ}ピリミジン(化合物番号−34)
及び2−アミノ−6−クロロ−4−〔[1−ヒドロキシ
メチル−1−(3−ヒドロキシシクロペンチル)メチ
ル]アミノ〕ピリミジン(化合物番号−51) 製造例−6で得たアミドエステル体の混合物C−3. 6
6g(0. 02mol)をジクロロメタン15mlに溶
解しジクロロメタン40mlに溶解したメタクロロ過安
息香酸4. 31g(0. 02mol)を加え室温で3日
間撹拌し、常法により処理することによりエポキシ体E
を得た。これを精製することなしに乾燥テトラヒドロフ
ランを溶媒として用いLiAlH4 2. 28g(0. 0
6mol)で還元するとアミノジオール体の混合物F−
2. 1g(72. 4%)を得た。アミノジオール体F−
2. 03g(0. 014mol)に2−アミノ−4,6
−ジクロロピリミジン 2. 3g(0. 014mo
l)、エタノール55mlおよびトリエチルアミン
5. 5mlを加え一昼夜還流した後、溶媒を減圧留去し
残留物にクロロホルムを加え不溶物をろ過し、ろ液をシ
リカゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール=2
0:1)した。フラクション52〜71に目的物(化合
物番号−34)、mp169−171℃(アセトン)の
無色プリズム状晶0. 82g(21. 5%)を得た。ま
たフラクション90〜132に目的物(化合物番号−5
1)、mp188−190℃(アセトン)の無色プリズ
ム状晶、0.26g(6. 8%)を得た。
【0126】製造例−8 A法−8 2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ベンゾイルオキ
シメチル−1−ヒドロキシ−1−シクロブチル)メトキ
シ]ピリミジン(化合物番号−91)及び2−アミノ−
6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシメチル−1−ヒド
ロキシ−1−シクロブチル)メトキシ]ピリミジン(化
合物番号−92) 第一工程;60%水素化ナトリウム 0. 16g(0.
04mol)を乾燥ジオキサン 20mlに懸濁し、乾
燥ジオキサン 10mlに溶解した3−ベンゾイルオキ
シメチル−1−ヒドロキシ−1−シクロブチルメタノー
ル0. 95g(0. 04mol)を滴下し60−70℃
で30分間攪拌した後2−アミノ−4,6−ジクロロピ
リミジン 0. 66g(0. 04mol)を加え3時間
還流後ろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し残留物をシリカ
ゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール=100:
1)すると目的物、化合物番号−91である2−アミノ
−6−クロロ−4−[(3−ベンゾイルオキシメチル−
1−ヒドロキシ−1−シクロブチル)メトキシ]ピリミ
ジンの白色結晶0. 46g(31. 5%)を得た。 第二工程;第一工程と同様にして得られた2−アミノ−
6−クロロ−4−[(3−ベンゾイルオキシメチル−1
−ヒドロキシ−1−シクロブチル)メトキシ]ピリミジ
ンを飽和アンモニア−メタノール溶液の20mlに溶解
し、密栓し、室温で4日間反応し、溶媒を減圧留去し、
残留物をシリカゲルカラム精製(クロロホルム:メタノ
ール=100:3)すると目的物、化合物番号−92で
ある2−アミノ−6−クロロ−4−[(3−ヒドロキシ
メチル−1−ヒドロキシ−1−シクロブチル)メトキ
シ]ピリミジンの白色結晶0. 28g(77. 8%)を
得た。mp128−130℃(アセトン)
【0127】B 法 製造例−9 2,5−ジアミノ−6−クロロ−4−〔[(3−ベンジ
ルオキシ−1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチル)
メチル]アミノ〕ピリミジン(化合物番号−60) 第一工程;2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(3−ベ
ンジルオキシ−1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチ
ル)メチル]アミノ〕−5−[(p−クロロフェニル)
アゾ]ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(3−ベンジルオキ
シ−1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチル)メチ
ル]アミノ〕ピリミジン 9. 15g(0. 04mo
l)に酢酸ナトリウム48. 3g、酢酸200mlおよ
び水200mlを加えて溶解し、ここに、p−クロロア
ニリン5. 61g(0. 044mol)を水40mlお
よび濃塩酸12mlに溶解した溶液に2−3℃で水40
mlに溶解した亜硝酸ナトリウム3. 31g(0. 04
8mol)を滴下して調製した冷p−クロロベンゼンジ
アゾニウムクロリド溶液を室温で滴下し、一昼夜攪拌し
た。析出する結晶をろ取し、水洗すると橙黄色結晶1
0. 07g(72. 9%)を得た。mp267−269
℃(メタノール) 第二工程;6−クロロ−2,5−ジアミノ−4−
〔[(3−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシメチル−1
−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン 2−アミノ−6−クロロ−5−[(p−クロロフェニ
ル)アゾ]−4−〔[(3−ベンジルオキシ−1−ヒド
ロキシメチル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピ
リミジン7. 34g(0. 02mol)にエタノール1
70ml、水170mlおよび酢酸17mlを加え70
℃に加温し攪拌下窒素気流中亜鉛末 16. 5gを徐々
に加え同温で1. 5時間攪拌すると溶液となる。反応液
をろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、残留物に水を加え
クロロホルムで抽出、水洗し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去した。残留物をシリカゲルカラ
ム精製(クロロホルム:メタノール=100:3)する
と淡褐色結晶2. 6g(53. 4%)を得た。mp14
7−149℃(酢酸エチル)
【0128】C 法 製造例−10 C法−1 2−アミノ−5,6−ジクロロ−4−〔[(1−ヒドロ
キシメチル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリ
ミジン(化合物番号−33) 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン
0. 24g(2. 0mmol)にN−クロロスクシンイ
ミド0. 27g(2. 0mmol)およびジメチルホル
ムアミド1. 5mlを加え、室温で2日間攪拌した後、
酢酸エチルを加え水洗し無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラム精製
(クロロホルム:メタノール=100:1)すると無色
プリズム状晶0. 3g(54. 2%)を得た。mp17
9−181℃(アセトン)
【0129】製造例−11 C法−2 2−アミノ−5−ブロモ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン
(化合物番号−6) 2−アミノ−4−〔[(1−ヒドロキシメチル−1−シ
クロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン0. 21g
(1. 0mmol)に酢酸3mlを加え110゜に加温
し、酢酸ナトリウム三水和物0. 18gを加え、70℃
で酢酸0. 5mlに溶解した臭素60μlを滴下した。
冷後反応物に水を加え、氷冷下アンモニア水で中和し酢
酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧留去し残留物をアセトンから再結晶すると無色
プリズム状晶0. 21g(72. 4%)を得た。mp1
56−158℃(アセトン)
【0130】D 法 製造例−12 D法−1 2−アミノ−4−〔[(1−ヒドロキシメチル−1−シ
クロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン(化合物番号
−2) 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン
1. 46g(6. 0mmol)に窒素気流下エタノー
ル40ml、シクロヘキセン15ml、水酸化パラジウ
ム0. 2gを加え2時間還流した後、反応物をろ過し、
ろ液の溶媒を減圧留去すると白色アモルファス結晶1.
34g(定量的)を得た。
【0131】製造例−13 D法−2 2,5−ジアミノ−4−{〔[1−ヒドロキシメチル−
3−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチル]メチ
ル〕アミノ}ピリミジン(化合物番号−14) 2−アミノ−6−クロロ−5−(p−クロロフェニル)
アゾ−4−{〔[1−ヒドロキシメチル−3−(2−フ
ェニルエチル)−1−シクロブチル]メチル〕アミノ}
ピリミジン1. 21g(2. 5mmol)に窒素気流下
エタノール40ml、シクロヘキセン 15ml、水酸
化パラジウム0. 2gを加え一昼夜還流した後、反応物
をろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲ
ルカラム精製(クロロホルム:メタノール=5:1)す
ると淡褐色結晶0. 43g(52. 4%)を得た。塩酸
塩のmp214−217℃(メタノール)
【0132】製造例−14 D法−3 6−クロロ−2,5−ジアミノ−4−{〔[3−(2−
フェニルエチル)−1−ヒドロキシメチル−1−シクロ
ブチル]メチル〕アミノ}ピリミジン(化合物番号−6
4) 2−アミノ−6−クロロ−5−(p−クロロフェニル)
アゾ−4−{〔[3−(2−フェニルエチル)−1−ヒ
ドロキシメチル−1−シクロブチル]メチル〕アミノ}
ピリミジン1. 21g(0.0025mol)にエタノ
ール20ml、水20mlおよび酢酸2mlを加え70
℃に加温し、攪拌下窒素気流中、亜鉛末16.5gを徐
々に加え、同温で2時間攪拌すると溶液となる。反応液
をろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、残留物に水を加え
クロロホルムで抽出、水洗し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラム
精製(クロロホルム:メタノール=100:1)すると
淡褐色結晶0.74g(82.2%)を得た。mp14
9−151℃(酢酸エチル)
【0133】E 法 製造例−15 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−3−オキソ−1−シクロブチル)メチル]アミ
ノ〕ピリミジン(化合物番号−41) 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−3,3−ジメトキシ−1−シクロブチル)メチ
ル]アミノ〕ピリミジン0. 61g(2. 0mmol)
にアセトン50mlおよび20%塩酸0. 5mlを加
え、30分間還流した後、氷冷下10%アンモニア−メ
タノールで中和し、溶媒を減圧留去し、残留物をアセト
ンから再結晶すると無色プリズム状晶0. 36g(7
0. 1%)を得た。mp171−173℃(アセトン)
【0134】F 法 製造例−16 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−3−ヒドロキシ−1−シクロブチル)メチル]ア
ミノ〕ピリミジン(化合物番号−38) 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−3−オキソ−1−シクロブチル)メチル]アミ
ノ〕ピリミジン 2. 21g(8. 26mmol)をエ
タノール80mlに溶解し、氷冷下水素化ホウ素ナトリ
ウム 0. 31g(8. 26mmol)を少量ずつ加え
た後、室温で30分間撹拌し、塩酸−エタノールを加え
て中和し、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラ
ム精製(クロロホルム:メタノール=100:7)する
と白色結晶2. 14g(定量的)を得た。mp136−
139℃(酢酸エチル)
【0135】G 法 製造例−17 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(3−ヒドロキシ−
3−ヒドロキシメチル−1−シクロブチル)メチル]ア
ミノ〕ピリミジン(化合物番号−27) 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(3−メチレン−1
−シクロブチル)メチル]アミノ〕ピリミジン 1. 1
2g(0. 005mol)をアセトン15mlおよび水
10mlに溶解しN−メチルモルホリン N−オキサイ
ド 0. 64g(0. 0055mol)および四酸化オ
スミウム 3mgを加え窒素気流下5時間攪拌した後、
溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラム精製(ク
ロロホルム:メタノール=100:7、後10:1)す
ると無色プリズム状晶0. 96g(74. 4%)を得
た。mp158−160℃(エタノール)
【0136】H 法 製造例−18 2−アミノ−6−クロロ−5−ヒドロキシメチル−4−
〔[(1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチル)メチ
ル]アミノ〕ピリミジン(化合物番号−72) 2−アミノ−6−クロロ−4−〔[(1−ヒドロキシメ
チル−1−シクロブチル)メチル]アミノ〕−5−ホル
ミルピリミジン0. 75g(2. 0mmol)をエタノ
ール20mlに溶解し、水素化ホウ素ナトリウム40m
g(1. 0mmol)を加え室温で30分間撹拌した
後、酢酸0. 1mlを加え、溶媒を減圧留去し、残留物
を熱アセトンで抽出すると無色プリズム状晶0. 49g
(65. 3%)を得た。mp167−170℃(アセト
ン)
【0137】I 法 製造例−19 2−アミノ−6−クロロ−4−{〔[1−ヒドロキシメ
チル−3−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチ
ル]メチル〕アミノ}−5−カルボアルデヒドオキシム
ピリミジン(化合物番号−79) 2−アミノ−6−クロロ−4−{〔[1−ヒドロキシメ
チル−3−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチ
ル]メチル〕アミノ}−5−ホルミルピリミジン0. 7
5g(2. 0mmol)に塩酸ヒドロキシルアミン0.
14g(2. 2mmol)およびエタノール30mlを
加え、2時間還流した。氷冷下アンモニア−メタノール
溶液を加えて中和し、溶媒を減圧留去し、残留物を熱ア
セトンで抽出し、溶媒を減圧留去すると淡黄色結晶0.
75g(96. 2%)を得た。mp154−156℃
(エーテル)
【0138】J 法 製造例−20 2−アミノ−4−{〔[1−ヒドロキシメチル−3−
(2−フェニルエチル)−1−シクロブチル]メチル〕
アミノ}−5−シアノピリミジン(化合物番号−11) 第一工程;2−アミノ−4−[1−アセトキシメチル−
3−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチルメチル
アミノ]−5−シアノピリミジン(化合物番号−12) 2−アミノ−4−[1−ヒドロキシメチル−3−(2−
フェニルエチル)−1−シクロブチルメチルアミノ]−
5−ピリミジンカルボアルデヒドオキシム塩酸塩1. 1
8g(3. 0mmol)に酢酸25mlを加え、16時
間還流した後溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカ
ラム精製(クロロホルム:メタノール=100:1)す
ると淡黄色プリズム状晶0. 26g(22. 8%)を得
た。mp156−159℃(メタノール) 第二工程;2−アミノ−4−[1−ヒドロキシメチル−
3−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチルメチル
アミノ]−5−シアノピリミジン(化合物番号−11) 2−アミノ−4−[1−アセトキシメチル−3−(2−
フェニルエチル)−1−シクロブチルメチルアミノ]−
5−シアノピリミジン0. 95g(2. 5mmol)に
飽和アンモニア−メタノール溶液50mlを加え、室温
で一昼夜放置した後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリ
カゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール=50:
1)すると淡黄色プリズム状晶0. 61g(71. 4
%)を得た。mp184−189℃(メタノール)
【0139】前記実施例、製造例に記載の化合物、並び
に前記製造例と同様の方法により製造した一般式[I']
の化合物を次の表に示すが、本発明はこれらの化合物に
限定されるものではない。なお表中の略号は次の意味を
表す。 MeOH : メタノール EtOH : エタノール Et2 O : エチルエーテル iso-PrOH : イソプロパノール AcOEt : 酢酸エチル dec : 分解 表中でH1 NMR測定溶媒の記載のないものはDMSO
−d6 中で測定した。
【0140】
【表1】
【0141】
【表2】
【0142】
【表3】
【0143】
【表4】
【0144】
【表5】
【0145】
【表6】
【0146】
【表7】
【0147】
【表8】
【0148】
【表9】
【0149】
【表10】
【0150】
【表11】
【0151】
【表12】
【0152】
【表13】
【0153】
【表14】
【0154】
【表15】
【0155】
【表16】
【0156】
【表17】
【0157】
【表18】
【0158】
【表19】
【0159】
【表20】
【0160】
【表21】
【0161】
【表22】
【0162】
【表23】
【0163】
【表24】
【0164】中間体の製造例K 法 製造例−21 K法−1 3−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシメチル−1−シク
ロブチルメチルアミン(化合物番号−123) 第一工程;ジエチル 3−ベンジルオキシ−1,1−シ
クロブチルジカルボン酸 ナトリウム10. 1g(0. 44mol)をエタノール
220mlに溶解し、90mlを滴下ロートに移し残っ
たナトリウムエチラート溶液にマロン酸ジエチル42.
3g(0. 26mol)を滴下した後、還流下ナトリウ
ムエチラート90mlと2−ベンジルオキシ−1,3−
ジブロモプロパン67. 39g(0. 22mol)を同
時に滴下し2時間還流した。反応物をろ過し、ろ液の溶
媒を減圧留去し、残留物を減圧蒸留するとbp175−
182℃/3mmHgの無色油状物32. 16g(4
7. 7%)を得た。 第二工程;3−ベンジルオキシ−1−エトキシカルボニ
ル−1−シクロブチルカルボン酸 水酸化カリウム6. 5g(0. 099mol)を90%
エタノール500mlに溶解し、ジエチル 3−ベンジ
ルオキシ−1,1−シクロブチルジカルボン酸30. 3
g(0. 099mol)を加え室温で3日間放置した
後、溶媒を減圧留去した。残留物に水100mlを加え
エーテルで洗浄し、水層を10%塩酸で酸性とし、エー
テルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
減圧留去すると無色油状物24. 47g(88. 8%)
を得た。 第三工程;エチル 3−ベンジルオキシ−1−カルボキ
シアミド−1−シクロブチルカルボキシレート 3−ベンジルオキシ−1−エトキシカルボニルシクロブ
チルカルボン酸24.2g(0. 087mol)をクロ
ロホルム400mlに溶解し、氷冷下トリエチルアミン
8. 8g(0. 087mol)を加え、0℃でクロル炭
酸エチル9. 4g(0. 087mol)を加え15分間
攪拌した後、アンモニアガスを10分間導入し1時間室
温で攪拌した後、一昼夜放置した。反応物をろ過し、ろ
液を濃縮しヘキサンを加えると無色油状物25. 0g
(90. 1%)を得た。 第四工程;3−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシメチル
−1−シクロブチルメチルアミン LiAlH4 6. 57g(0. 173mol)を乾燥
テトラヒドロフラン200mlに懸濁し氷冷下乾燥テト
ラヒドロフラン200mlに溶解したエチル3−ベンジ
ルオキシ−1−カルボキシアミド−1−シクロブチルカ
ルボキシレート16. 0g(0. 0577mol)を滴
下し5時間還流した。氷冷下、水17ml、10%水酸
化カリウム30ml、水17mlを順次滴下し、次に反
応混合物をろ過し、ろ液にクロロホルムを加え飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去すると淡黄色油状物10. 5g(82. 2%)を
得た。
【0165】製造例−22 K法−2 3−イソプロピル−1−ヒドロキシメチル−1−シクロ
ブチルメチルアミン(化合物番号−121) 第一工程;ジエチル 3−イソプロピル−1,1−シク
ロブチルジカルボキシレート 2−イソプロピル−1,3−プロパンジオール ジ−p
−トルエンスルフォネート17. 1g(0. 04mo
l)、マロン酸ジエチル7. 05g(0. 044mo
l)を乾燥ジオキサン100mlに溶解し、95〜10
0℃で乾燥ジオキサン10mlに懸濁した水素化ナトリ
ウム1. 6g(0. 04mol)を滴下し、同温で1時
間攪拌した後、更に乾燥ジオキサン10mlに懸濁した
水素化ナトリウム1. 6g(0. 04mol)を滴下し
同温で20時間攪拌した。冷後ろ過し、ろ液の溶媒を減
圧留去し、残留物にエーテルを加え水洗し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリ
カゲルカラム精製(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)
すると無色油状物6. 14g(63. 3%)を得た。 第二工程;1−エトキシカルボニル−3−イソプロピル
−1−シクロブチルカルボン酸 ジエチル 3−イソプロピル−1,1−シクロブチルジ
カルボキシレート6.06g(0. 025mol)に9
0%エタノール125mlに溶解した水酸化ナトリウム
1. 65g(0. 025mol)を加え室温で3日間放
置した後、溶媒を減圧留去した。残留物に水を加えエー
テルで洗浄し、氷冷下10%塩酸で中和しエーテルで抽
出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
すると無色油状物4. 72g(88. 1%)を得た。 第三工程;1−エトキシカルボニル−3−イソプロピル
−1−シクロブチルカルボキシアミド 1−エトキシカルボニル−3−イソプロピル−1−シク
ロブチルカルボン酸4. 5g(0. 021mol)をク
ロロホルム100mlに溶解し、氷冷下トリエチルアミ
ン2. 12g(0. 021mol)、クロル炭酸エチル
2. 27g(0. 021mol)を加え10分間攪拌し
た後、アンモニアガスを5分間導入し、室温で一昼夜攪
拌した。反応物をろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去し、残
留物をヘキサンから再結晶すると無色結晶3. 83g
(85. 5%)を得た。 第四工程;3−イソプロピル−1−ヒドロキシメチル−
1−シクロブチルメチルアミン LiAlH4 1. 94g(0. 051mol)を乾燥
テトラヒドロフラン60mlに懸濁し、乾燥テトラヒド
ロフラン60mlに溶解した1−エトキシカルボニル−
3−イソプロピル−1−シクロブチルカルボキシアミド
3. 63g(0. 017mol)を滴下し、4時間還流
した。氷冷下、水5ml、10%水酸化カリウム9ml
を滴下した後ろ過し、残留物をクロロホルムで洗浄し
た。ろ液に合わせ無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を減圧留去すると無色油状物2. 67g(定量的)を得
た。
【0166】L 法 製造例−23 3−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシメチル−1−シク
ロブチルメチルアミン(化合物番号−123) 第一工程;エチル 3−ベンジルオキシ−1−カルボキ
シアミド−1−シクロブチルカルボキシレート 3−ベンジルオキシ−1−エトキシカルボニル−1−シ
クロブチルカルボン酸27. 55g(0. 1mol)を
100mlのクロロホルムに溶解し、0℃以下に冷却
後、塩化チオニル15. 5g(0. 13mol)を滴下
し、1. 5時間加熱還流する。反応混合物を減圧蒸留
し、目的物の微黄色油状物23. 7g(0.079mo
l)を得た。得られた3−ベンジルオキシ−1−エトキ
シカルボニル−1−シクロブチルカルボン酸クロライド
を100mlのクロロホルムに溶解し、−10゜C以下
に冷却後、アンモニアガスを導入し、室温で3時間反応
した。反応混合物を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去し、無色油状物21. 6g(78%)
を得た。 第二工程;3−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシメチル
−1−シクロブチルメチルアミン LiAlH4 9. 9g(0. 26mol)を乾燥テト
ラヒドロフラン250mlに懸濁し、氷冷下乾燥テトラ
ヒドロフラン200mlに溶解したエチル 3−ベンジ
ルオキシ−1−カルボキシアミド−1−シクロブチルカ
ルボキシレート24. 1g(0. 087mol)を滴下
し5時間還流した。氷冷下、水17ml、10%水酸化
カリウム45ml、水26mlを順次滴下し、次に反応
混合物をろ過し、ろ液にクロロホルムを加え飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧
留去すると淡黄色油状物17. 0g(88. 3%)を得
た。
【0167】M 法 製造例−24 3−(2−フェニルエチル)−1−ヒドロキシメチル−
1−シクロブチルメチルアミン(化合物番号−119) 第一工程;1−エトキシカルボニル−3−(2−フェニ
ルエチル)−1−シクロブチルカルボニトリル 2−(2−フェニルエチル)−1,3−ジブロモプロパ
ン21. 4g(0. 07mol)、シアノ酢酸エチル
8. 5g(0. 07mol)の混合物に70−75℃で
ナトリウム3. 2g(0. 14mol)をエタノール7
5mlに溶解した溶液を滴下し、3時間還流した後、ろ
過した。ろ液の溶媒を減圧留去し、残留物にエーテルを
加え水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減
圧留去し、残留物をシリカゲルカラム精製(ヘキサン:
酢酸エチル=100:7)すると無色油状物9. 3g
(51. 7%)を得た。 第二工程;3−(2−フェニルエチル)−1−ヒドロキ
シメチル−1−シクロブチルメチルアミン LiAlH4 3. 98g(0. 105mol)を無水
エーテル150mlに懸濁し無水エーテル40mlに溶
解した1−エトキシカルボニル−3−(2−フェニルエ
チル)−1−シクロブチルカルボニトリル9. 0g
(0. 035mol)を滴下し2時間還流した。氷冷下
水10ml、10%水酸化カリウム15mlを滴下した
後ろ過し、残留物をクロロホルムで洗浄し、ろ液に合わ
せ無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧留去すると
無色油状物7. 1g(92. 2%)を得た。
【0168】N 法 製造例−25 3−(2−フェニルエチル)−1−(1−ヒドロキシエ
チル)−1−シクロブチルメチルアミン(化合物番号−
127) 第一工程;1−(メチルスルフィニル)メチルカルボニ
ル−3−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチルカ
ルボニトリル 60%水素化ナトリウム0. 72g(0. 018mo
l)にジメチルスルホキシド8mlを加え70℃で45
分間攪拌した後、氷冷下、1−エトキシカルボニル−3
−(2−フェニルエチル)−1−シクロブチルカルボニ
トリル3. 86g(0. 015mol)のテトラヒドロ
フラン8ml溶液を加え室温で30分間攪拌した。反応
物を氷水25mlに注ぎ10%塩酸で酸性としクロロホ
ルムで抽出、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去し残留物をシリカゲルカラム精製(クロ
ロホルム)するとmp77−83℃の白色結晶3. 0g
(69. 1%)を得た。 第二工程;1−アセチル−3−(2−フェニルエチル)
−1−シクロブチルカルボニトリル 1−(メチルスルフィニル)メチルカルボニル−3−
(2−フェニルエチル)−1−シクロブチルカルボニト
リル2. 9g(0. 01mol)にテトラヒドロフラン
190mlおよび水21mlを加えて溶解し、アルミニ
ウムアマルガム(アルミニウム板を2%塩化第二水銀に
15秒間浸し、エタノール、エーテルで洗浄し1cm角
に切って使用した)2. 7gを加え1時間還流した後、
セライトろ過した。ろ液の溶媒を減圧濃縮し、残留物を
エーテルで抽出し水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去し残留物をシリカゲルカラム精製
(ヘキサン:クロロホルム=2:1、後クロロホルム)
すると無色油状物1. 8g(79. 3%)を得た。 第三工程;3−(2−フェニルエチル)−1−(1−ヒ
ドロキシエチル)−1−シクロブチルメチルアミン LiAlH4 0. 58g(15. 2mmol)を無水
エーテル20mlに懸濁し、無水エーテル10mlに溶
解した1−アセチル−3−(2−フェニルエチル)−1
−シクロブチルカルボニトリル1. 73g(7. 6mm
ol)を滴下し2時間還流した。氷冷下、水15ml、
10%水酸化カリウム20mlを滴下した後ろ過し、残
留物をクロロホルムで洗浄し、ろ液に合わせ無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去するとmp76−
81℃の白色結晶1. 78g(定量的)を得た。
【0169】P 法 製造例−26 3−ヒドロキシメチル−1−ヒドロキシ−1−シクロブ
チルメチルアミン(化合物番号−130) 第一工程;3−ベンゾイルオキシメチル−1−シクロブ
チルメチレンオキシド 3−ベンゾイルオキシメチル−1−メチレンシクロブタ
ン10. 1g(0. 05mol)の乾燥塩化メチレン4
0ml溶液に、m−クロロ過安息香酸の乾燥塩化メチレ
ン100ml溶液を滴下し、室温で一昼夜撹拌下反応し
た。反応混合物を10%酸性亜硫酸ソーダ、飽和重炭酸
ソーダ、飽和食塩水の順序で洗浄し、有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲルカラム精製(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)す
ると無色油状物3. 85g(35. 3%)を得た。 第二工程;3−ヒドロキシメチル−1−ヒドロキシ−1
−シクロブチルメチルアミン 第一工程で得られた3−ベンゾイルオキシメチル−1−
シクロブチルメチレンオキシド1. 83g(0. 008
4mol)を飽和アンモニア−メタノール溶液の30m
lに溶解し、撹拌下、室温で4日間反応した。反応混合
物を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラム精製(ヘキ
サン:酢酸エチル=20:1)すると無色油状物0. 9
3g(85%)を得た。
【0170】Q 法 製造例−27 Q法 1−ヒドロキシメチル−1−(N−メチル)シクロブチ
ルメチルアミン(化合物番号−132) 1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルメチルアミン
の1. 15g(0. 01mol)を1. 9mlのギ酸と
0. 2mlの水に溶解し、これに37%ホルマリン0.
89ml(0. 011mol)を加え、室温で2時間反
応した。その後、更に7時間加熱反応し、更に室温で、
8時間反応した。反応混合物を減圧濃縮乾固し、残留物
をシリカゲルカラム精製(クロロホルム:メタノール=
50:1)すると無色油状物1. 0g(77. 4%)を
得た。
【0171】R 法 製造例−28 1−ヒドロキシメチル−1−(N−イソブチル)シクロ
ブチルメチルアミン(化合物番号−133) 1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルメチルアミン
の11. 5g(0. 1mol)を50mlのベンゼンに
溶解し、これに1−ブロモイソブタンと等モルのトリエ
チルアミンを加え、5時間加熱還流する。反応液を冷却
し、水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮
する。残留物をシリカゲルカラム精製(クロロホルム:
メタノール=50:1)すると無色油状物14. 3g
(83. 5%)を得た。
【0172】S 法 製造例−29 1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルアミン(化合
物番号−135) 第一工程;1−エトキシカルボニル−1−シクロブチル
ベンジルオキシカルボニルアミン 1−エトキシカルボニル−1−シクロブチルカルボン酸
3. 44g(0. 02mol)を乾燥ベンゼンに溶解
し、ジフェニルホスホリルアジド5. 5g(0.02m
ol)およびトリエチルアミン2. 02g(0. 02m
ol)を加え1時間還流した後、ベンジルアルコール
2. 45g(0. 022mol)を加え13時間還流し
た。溶媒を減圧留去し、残留物を酢酸エチルに溶解し、
5%塩酸、飽和重層水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し残留物をシリ
カゲルカラム精製(クロロホルム:ヘキサン=1:1)
すると無色油状物4. 67g(84. 1%)を得た。 第二工程;1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルベ
ンジルオキシカルボニルアミン 1−エトキシカルボニル−1−シクロブチルベンジルオ
キシカルボニルアミン2. 77g(0. 01mol)を
乾燥テトラヒドロフラン5mlに溶解し、乾燥テトラヒ
ドロフランに溶解した水素化ホウ素リチウム0. 33g
(0. 015mol)を滴下し室温で1時間撹拌した。
氷冷下50%酢酸1mlを加えた後、水15mlを加え
エーテルで抽出し、飽和重炭酸ソーダ、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去
すると無色油状物2. 33g(99. 1%)を得た。 第三工程;1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルア
ミン 1−ヒドロキシメチル−1−シクロブチルベンジルオキ
シカルボニルアミン2. 35g(0. 01mol)をエ
タノール100mlに溶解し、水酸化パラジウム0. 5
gおよびシクロヘキセン20mlを加え1時間還流した
後ろ過し、ろ液の溶媒を減圧留去すると無色油状物1.
0g(定量的)を得た。
【0173】前記製造例に記載の中間体、並びに前記製
造例と同様の方法により製造した中間体を次の表に示
す。
【0174】
【表25】
【0175】
【表26】
【0176】
【表27】
【0177】
【表28】
【0178】
【試験例】
抗ロタウイルス活性の検定 本発明化合物についての抗ロタウイルス作用検定法、毒
性試験方法及びその結果を示す。
【0179】試験例−1:ロタウイルスに対する被験化
合物の検定試験及び評価 活性測定に用いたウイルス並びに細胞は次の様に調製し
た。 ロタウイルス:保存ロタウイルス(Rotavirus) SA−1
1株のウイルス液にトリプシン(Sigma acetylated tryp
sin type V-S) を10μg/mlに加え、37℃、30
分間処理して活性化した後、50 plaque forming unit
s(PFU)/0.1mlになるようにEagle's minimum esse
ntial medium(MEM)で希釈して測定に用いた。 細胞培養:ミドリザル腎細胞の株化細胞であるCV−1
細胞を10%仔牛血清を含むMEMで培養した。この培
養細胞を4×105 細胞/mlに調製し、24穴マイク
ロプレートに播き、2日間培養後、測定に用いた。
【0180】1.抗ウイルス活性測定法(50%プラー
ク減少法):24穴マイクロプレートに単層培養したC
V−1細胞に、50PFU/0. 1mlの活性化ロタウ
イルスSA−11株を接種した。1. 5時間、37℃で
ウイルスを細胞に吸着させ、細胞表層をMEMで3回洗
浄した後、段階希釈した各種濃度の被験化合物を含む重
層寒天培地(MEMに3μg/mlのacetylated tryps
in、及び最終濃度0. 8%寒天を45℃下で加えた混合
培地)を細胞層に重層した。37℃で4日間培養後、細
胞をホルマリンで固定し、クリスタル紫溶液で細胞を染
色し、プラーク数を計測した。抗ウイルス活性は、被験
化合物を含まない対照細胞培養中のプラーク数を50%
減少させる被験化合物濃度(50%プラーク抑制量、5
0% plaque inhibition dose : ID50=μg/ml)
で示した。
【0181】2.細胞毒性測定法(50%細胞増殖抑制
効果測定法):CV−1細胞を10%仔牛血清を含むM
EMで4×104 細胞/mlに調製し、24穴マイクロ
プレートに播き、2日間培養した。この細胞培養の培養
液を段階希釈した各種濃度の被験化合物を含む10%仔
牛血清加MEMで置き換え、2日間培養した。細胞を
0.1%粗トリプシン液で均一単細胞浮遊液とし、Coul
ter counter Model D, Coulter Electronics Ltd., Eng
land) で細胞数を計測した。50%細胞増殖抑制効果
(50% cell growth inhibition effect dose:ED 50
=μg/ml)は被験化合物を含まない対照細胞培養の
細胞数を50%減少させる被験化合物濃度で示した。
【0182】3.抗ウイルス指数(Antiviral index):
ED50をID50で除した値を抗ウイルス指数とし、抗ロ
タウイルス活性の正常細胞(宿主細胞)に対する感染細
胞への選択性を比較するために用いた。
【0183】結果を表29に示す。表29に示す如くい
ずれの被験化合物も優れた抗ロタウイルス活性を示し
た。
【0184】
【表29】
【0185】試験例−2: 毒性試験 一夜絶食させたICR系雄性マウス(体重25〜35
g)に試験化合物を経口投与し、14日間までの生死を
判定した。結果は最小致死量で示した。結果を表30に
示す。表30に示す如くいずれの化合物も低い毒性値を
示した。
【0186】
【表30】
【0187】次に製剤処方に付いて記述する。本発明に
よる化合物は、体重kg当たり0.1〜1000mgの
用量を与えることができる。これら化合物は錠剤又はカ
プセルの剤型で投与し得るし、溶解度が許せば水溶性シ
ロップ、油性溶液又は不溶性ならば懸濁液として投与さ
れ得る。代表的な医薬品処方を下記に示す。
【0188】カプセル処方 本発明化合物 0.1〜500mg アビセルPH−101 全量800mgとする (微晶質セルロース)
【0189】 錠剤処方 本発明化合物 0.1〜500mg アビセルPH−101 130mg でんぷん(変性) 20mg ステアリン酸マグネシウム 5.5mg ポリビニルピロリドン 22mg ステアリン酸 30mg
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/12 239 C07D 405/12 239 //(C07D 405/12 239:48 305:06) (72)発明者 岩倉 文月 大阪市東淀川区豊里2−13−7 グランド ハイツ大西406 (72)発明者 東 匡伸 北海道旭川市神楽丘3条6−2−11 (72)発明者 錫谷 達夫 北海道旭川市緑が丘2条3丁目 医大宿舎 502−23 (72)発明者 野出 學 大阪府枚方市楠葉並木1−10−19 (72)発明者 西出 喜代治 滋賀県甲賀郡甲西町柑子袋東浦963−7

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式[I]: 【化1】 [式I中、R1 はH、炭素数C1 〜C4 の低級アルキル
    基、ハロゲン原子、−OH、炭素数C1 〜C4 の低級ア
    ルコキシ基、炭素数C1 〜C6 のヒドロキシ低級アルコ
    キシ基又は−NH2 ;R2 はH、−NH2 又は−NHC
    OCH3 ;R3 は−NR5 (CH2 )i−CH2 OH;
    R4 はH、ハロゲン原子、−NH2 、−CN、−CH
    O、−CH2 OH、−COOH、−CH2 NH2 、−C
    ONH2 又は−CH=N−A(Aは−OH又は炭素数C
    1 〜C4 の低級アルキル基);R5 はH又は炭素数C1
    〜C4 の低級アルキル基;iは1 〜4 の整数を示す]で
    示されるピリミジン化合物又はその薬理学的に許容可能
    な塩。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のピリミジン化合物又はそ
    の薬理学的に許容可能な塩を有効成分として含有する抗
    ロタウイルス剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のピリミジン化合物又はそ
    の薬理学的に許容可能な塩を有効成分として含有するロ
    タウイルス疾患の予防又は治療剤。
  4. 【請求項4】 次の一般式[I']: 【化2】 [式I'中、R1 はH、炭素数C1 〜C4 の低級アルキル
    基、ハロゲン原子、−OH、炭素数C1 〜C4 の低級ア
    ルコキシ基、炭素数C1 〜C6 のヒドロキシ低級アルコ
    キシ基又は−NH2 ;R2 はH、−NH2 又は−NHC
    OCH3 ;R3'は次の(a)〜(e)から選ばれる基 【化3】 (式中、 R5 はH又は炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基;R6
    及びR7 は同一又は異なって、それぞれ炭素数C1 〜C
    4 の低級アルキル基;R8 はH、−OH、炭素数C1 〜
    C4 のヒドロキシ低級アルキル基又は−CH2 OC
    (O)CH3 ;R9 はH、−OH、炭素数C1 〜C4 の
    低級アルキル基、炭素数C1 〜C4 のヒドロキシ低級ア
    ルキル基、炭素数C1 〜C4 の低級アルコキシ基、ビニ
    ル基、−O(CH2 )k−R(Rは芳香環基であって、
    当該芳香環基は環上に炭素数C1 〜C4 の低級アルキル
    基、ハロゲン原子及び炭素数C1 〜C4 の低級アルコキ
    シ基から選ばれる置換基を有していてもよい。kは0 〜
    4 の整数)、又は−(CH2 )j−R’(R’はベンゾ
    イルオキシ基又は芳香環基であって、当該芳香環基は環
    上に炭素数C1 〜C4 の低級アルキル基、ハロゲン原子
    及び炭素数C1 〜C4 の低級アルコキシ基から選ばれる
    置換基を有していてもよい。jは0 〜4 の整数);R10
    はH、−OH又は炭素数C1 〜C4 の低級アルコキシ
    基;あるいはR9 とR10とでメチレン基(=CH2 )又
    はそれらが結合する炭素原子と共にカルボニル基(C=
    O)を形成してもよい;式(c)及び(e)において、
    シクロアルキル環は環内の任意の位置に二重結合を有し
    ていてもよい;iは1 〜4 の整数、nは0 〜4 の整数、
    mは0 〜4 の整数を示す);R4 はH、ハロゲン原子、
    −NH2 、−CN、−CHO、−CH2 OH、−COO
    H、−CH2 NH2 、−CONH2 又は−CH=N−A
    (Aは−OH又は炭素数C1 〜C4 の低級アルキル
    基);但し、n=0 でR8 =Hの場合を除く]で示され
    るピリミジン化合物又はその薬理学的に許容可能な塩を
    有効成分として含有する抗ロタウイルス剤。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の一般式[I']で示される
    ピリミジン化合物又はその薬理学的に許容可能な塩を有
    効成分として含有するロタウイルス疾患の予防又は治療
    剤。
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