JPH0930786A - 重量物運搬装置 - Google Patents
重量物運搬装置Info
- Publication number
- JPH0930786A JPH0930786A JP20538195A JP20538195A JPH0930786A JP H0930786 A JPH0930786 A JP H0930786A JP 20538195 A JP20538195 A JP 20538195A JP 20538195 A JP20538195 A JP 20538195A JP H0930786 A JPH0930786 A JP H0930786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- vehicle body
- heavy
- carrying device
- heavy object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 11
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄骨、梁材、機械装置、空調機器などの重量
物を移動させ、必要とする高さにまで持ち上げると共に
水平方向に旋回させることができる。 【構成】 移動できる車体11と、この車体11の上方
に位置して重量物を搭載できるテーブル13と、車体1
1とテーブル13の間に介在されてテーブル13を上下
に昇降できる持ち上げ手段56と、車体11とテーブル
13の間に介在されて持ち上げ手段56と共に伸縮して
テーブル13と共に回転する連動手段50と、車体11
に設けられて連動手段50を回転させることによりテー
ブル13を旋回させる回転手段34とから構成された。
物を移動させ、必要とする高さにまで持ち上げると共に
水平方向に旋回させることができる。 【構成】 移動できる車体11と、この車体11の上方
に位置して重量物を搭載できるテーブル13と、車体1
1とテーブル13の間に介在されてテーブル13を上下
に昇降できる持ち上げ手段56と、車体11とテーブル
13の間に介在されて持ち上げ手段56と共に伸縮して
テーブル13と共に回転する連動手段50と、車体11
に設けられて連動手段50を回転させることによりテー
ブル13を旋回させる回転手段34とから構成された。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨、梁材、機械
装置、空調機器などの重量物を移動させ、必要とする高
さにまで持ち上げると共に水平方向に旋回させることが
できる重量物運搬装置に関する。
装置、空調機器などの重量物を移動させ、必要とする高
さにまで持ち上げると共に水平方向に旋回させることが
できる重量物運搬装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場や工事現場では、数百キロから
数トンの重量の鉄骨、梁材を水平方向に移動させる作業
がしばしば発生していた。また、工場や施設では、一体
となって組み立てられている機械装置、空調機器を家屋
内に据えつけるために水平方向に移動させる必要性がし
ばしばあった。このような重量物を建築現場や工事現
場、或いは工場や施設で移動させるときに、移動させる
場所の上方に障害物が無い場合には通常はクレーンで吊
り下げて搬送してきたトラックの荷台から設置場所まで
移動させていた。この吊り下げの方法では、重量物に玉
掛けすることで作業を進めることができ、作業が簡易と
なり、迅速に行えるものであった。
数トンの重量の鉄骨、梁材を水平方向に移動させる作業
がしばしば発生していた。また、工場や施設では、一体
となって組み立てられている機械装置、空調機器を家屋
内に据えつけるために水平方向に移動させる必要性がし
ばしばあった。このような重量物を建築現場や工事現
場、或いは工場や施設で移動させるときに、移動させる
場所の上方に障害物が無い場合には通常はクレーンで吊
り下げて搬送してきたトラックの荷台から設置場所まで
移動させていた。この吊り下げの方法では、重量物に玉
掛けすることで作業を進めることができ、作業が簡易と
なり、迅速に行えるものであった。
【0003】しかしながら、作業現場によってはこのク
レーンによる吊り下げの移動作業を行えないこともしば
しば発生していた。例えば、作業現場の上方に電線が張
られていたり、既に建造物の一部が組み立てられてい
て、クレーンのワイヤーが電線が建造物と接触し、重量
物を吊り下げることが不可能な場合である。また、昨今
は建造物の上層の階を地表近くで組み立て、各階を順次
ジャッキで持ち上げるジャッキアップ工法なども開発さ
れてきている。このような工法では、上層階がすでに組
み上げられており、下層階の梁や柱をその組み立てられ
ている上層階の建造物の下部空間で移動させなければな
らないことになる。従って、このような新しい工法で
は、クレーンで梁や柱を吊り下げて移動することは不可
能になってきている。
レーンによる吊り下げの移動作業を行えないこともしば
しば発生していた。例えば、作業現場の上方に電線が張
られていたり、既に建造物の一部が組み立てられてい
て、クレーンのワイヤーが電線が建造物と接触し、重量
物を吊り下げることが不可能な場合である。また、昨今
は建造物の上層の階を地表近くで組み立て、各階を順次
ジャッキで持ち上げるジャッキアップ工法なども開発さ
れてきている。このような工法では、上層階がすでに組
み上げられており、下層階の梁や柱をその組み立てられ
ている上層階の建造物の下部空間で移動させなければな
らないことになる。従って、このような新しい工法で
は、クレーンで梁や柱を吊り下げて移動することは不可
能になってきている。
【0004】このように、クレーンによって吊り下げて
重量物を移動させることができない場合には、従来では
重量物の下面にコロを使って水平に移動させていた。こ
のようなコロによる移動手段では、比較的重量のある資
材であっても確実に目的とする場所まで移動させること
ができる特徴があった。しかし、多数のコロの設置に手
数がかかると共に、移送する作業時間が長時間となるた
め、作業効率が悪くなるものであった。
重量物を移動させることができない場合には、従来では
重量物の下面にコロを使って水平に移動させていた。こ
のようなコロによる移動手段では、比較的重量のある資
材であっても確実に目的とする場所まで移動させること
ができる特徴があった。しかし、多数のコロの設置に手
数がかかると共に、移送する作業時間が長時間となるた
め、作業効率が悪くなるものであった。
【0005】このため、重量物を台車に搭載して、この
台車ごと重量物を移動させる方法も提案されている。こ
の方法では、トラックの荷台からクレーンによって重量
物を台車上に積み替え、台車をその内蔵した駆動源によ
って自走させることができ、機動性を発揮できるもので
ある。この方法によれば、台車の高さが低いので、すで
に建設した建造物の梁や屋根の下を潜るようにして移動
でき、クレーンによる吊り下げの移動の欠点を解消する
ことができるものである。
台車ごと重量物を移動させる方法も提案されている。こ
の方法では、トラックの荷台からクレーンによって重量
物を台車上に積み替え、台車をその内蔵した駆動源によ
って自走させることができ、機動性を発揮できるもので
ある。この方法によれば、台車の高さが低いので、すで
に建設した建造物の梁や屋根の下を潜るようにして移動
でき、クレーンによる吊り下げの移動の欠点を解消する
ことができるものである。
【0006】しかし、この台車を用いた重量物の移動で
あっては、トラックの荷台や資材置場から目的とする場
所までの移動は迅速に行うことができても、その重量物
を位置決めしたり、必要とする高さにまで持ち上げるこ
とはできなかった。このため、目的地にまで重量物を運
搬したならば、その長さ方向と高さ方向の位置合わせで
はジャッキなどを用いて微調整しなければならないもの
であった。例えば、梁材を柱の間に取り付ける場合など
では、梁材の長さ方向を合わせるため、水平方向に旋回
させ、さらに、梁材を固定する高さ位置にまで上昇させ
なければならないものであった。このような作業はクレ
ーンで行えば容易に行えるものであるが、台車上であっ
ては困難なものであった。
あっては、トラックの荷台や資材置場から目的とする場
所までの移動は迅速に行うことができても、その重量物
を位置決めしたり、必要とする高さにまで持ち上げるこ
とはできなかった。このため、目的地にまで重量物を運
搬したならば、その長さ方向と高さ方向の位置合わせで
はジャッキなどを用いて微調整しなければならないもの
であった。例えば、梁材を柱の間に取り付ける場合など
では、梁材の長さ方向を合わせるため、水平方向に旋回
させ、さらに、梁材を固定する高さ位置にまで上昇させ
なければならないものであった。このような作業はクレ
ーンで行えば容易に行えるものであるが、台車上であっ
ては困難なものであった。
【0007】このため、上方に電線や建築物などの障害
物が存在し、クレーンによる吊り下げの作業が行えない
状態の場所であっても、建築現場や工事現場で梁材や柱
の搬入と組み立てを行うために重量物の移送が可能な運
搬手段の開発が望まれていた。また、この重量物の搬入
において、その重量物の位置合わせを容易に行うことが
できるように、水平方向の旋回と上方への持ち上げの機
能も持つ運搬手段であれば組み立て、据え付けの作業が
効率化となるものであり、このような手段の開発が待た
れていた。
物が存在し、クレーンによる吊り下げの作業が行えない
状態の場所であっても、建築現場や工事現場で梁材や柱
の搬入と組み立てを行うために重量物の移送が可能な運
搬手段の開発が望まれていた。また、この重量物の搬入
において、その重量物の位置合わせを容易に行うことが
できるように、水平方向の旋回と上方への持ち上げの機
能も持つ運搬手段であれば組み立て、据え付けの作業が
効率化となるものであり、このような手段の開発が待た
れていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
要求に鑑みてなされたものであり、建物の屋内やトンネ
ルなどの上方が閉鎖されている狭い場所で重量物を載置
して移動することができ、さらに、重量物の高さと方向
を微調整することができる重量物運搬装置を提供するも
のである。
要求に鑑みてなされたものであり、建物の屋内やトンネ
ルなどの上方が閉鎖されている狭い場所で重量物を載置
して移動することができ、さらに、重量物の高さと方向
を微調整することができる重量物運搬装置を提供するも
のである。
【0009】本発明は、移動できる車体と、この車体の
上方に位置して重量物を搭載できるテーブルと、車体と
テーブルの間に介在されてテーブルを上下に昇降できる
持ち上げ手段と、車体とテーブルの間に介在されて持ち
上げ手段と共に伸縮してテーブルと共に回転する連動手
段と、車体に設けられて連動手段を回転させることによ
りテーブルを旋回させる回転手段とから構成されたこと
を特徴とする重量物運搬装置を提供するものである。
上方に位置して重量物を搭載できるテーブルと、車体と
テーブルの間に介在されてテーブルを上下に昇降できる
持ち上げ手段と、車体とテーブルの間に介在されて持ち
上げ手段と共に伸縮してテーブルと共に回転する連動手
段と、車体に設けられて連動手段を回転させることによ
りテーブルを旋回させる回転手段とから構成されたこと
を特徴とする重量物運搬装置を提供するものである。
【0010】また、本発明における持ち上げ手段は、車
体にその下部を固定され、シリンダーロッドを垂直に立
ち上げた油圧シリンダーであることを特徴とする重量物
運搬装置を提供するものである。(請求項2)
体にその下部を固定され、シリンダーロッドを垂直に立
ち上げた油圧シリンダーであることを特徴とする重量物
運搬装置を提供するものである。(請求項2)
【0011】また、本発明における連動手段は、円筒形
をした複数のマストをその長さ方向に挿通してテレスコ
ピック状に構成したテレスコ機構であることを特徴とす
る重量物運搬装置を提供するものである。(請求項3)
をした複数のマストをその長さ方向に挿通してテレスコ
ピック状に構成したテレスコ機構であることを特徴とす
る重量物運搬装置を提供するものである。(請求項3)
【0012】また、本発明における回転手段は、車体に
固定された油圧モーターと、油圧モーターによって回転
される小歯車と、小歯車により従動される連動手段の下
部のマストの外周に固定された外周に歯面を形成した外
リング体とから構成されたことを特徴とする重量物運搬
装置を提供するものである。(請求項4)
固定された油圧モーターと、油圧モーターによって回転
される小歯車と、小歯車により従動される連動手段の下
部のマストの外周に固定された外周に歯面を形成した外
リング体とから構成されたことを特徴とする重量物運搬
装置を提供するものである。(請求項4)
【0013】さらに、本発明は、移動できる車体と、こ
の車体の上方に位置して重量物を搭載できるテーブル
と、車体とテーブルの間に介在されてテーブルを上下に
昇降できる油圧シリンダーと、車体に設けられ、その軸
線を油圧シリンダーの軸線と一致するように位置させた
水平方向に旋回できる旋回ベアリングと、複数のマスト
によりテレスコピック状に伸縮できるように構成され、
その最大径のマストを旋回ベアリングに載置させ、最小
径のマストをテーブルの下面に固着したテレスコ機構
と、旋回ベアリングをテレスコ機構ごと旋回させる車体
に固定された油圧モーターより構成された回転駆動機構
とから構成されたことを特徴とする重量物運搬装置を提
供するものである。(請求項5)
の車体の上方に位置して重量物を搭載できるテーブル
と、車体とテーブルの間に介在されてテーブルを上下に
昇降できる油圧シリンダーと、車体に設けられ、その軸
線を油圧シリンダーの軸線と一致するように位置させた
水平方向に旋回できる旋回ベアリングと、複数のマスト
によりテレスコピック状に伸縮できるように構成され、
その最大径のマストを旋回ベアリングに載置させ、最小
径のマストをテーブルの下面に固着したテレスコ機構
と、旋回ベアリングをテレスコ機構ごと旋回させる車体
に固定された油圧モーターより構成された回転駆動機構
とから構成されたことを特徴とする重量物運搬装置を提
供するものである。(請求項5)
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
より説明する。この図1、図2は本実施例における重量
物運搬装置の外観を示すものであり、図1はテーブルを
最下位置に下ろした状態を示すものであり、図2はテー
ブルを持ち上げると共に、水平方向に旋回させた状態を
示す斜視図である。
より説明する。この図1、図2は本実施例における重量
物運搬装置の外観を示すものであり、図1はテーブルを
最下位置に下ろした状態を示すものであり、図2はテー
ブルを持ち上げると共に、水平方向に旋回させた状態を
示す斜視図である。
【0015】エンジン、油圧発生源等を収納した車体1
1は上下の厚さが薄い長方体形状をしており、この車体
11の左右と前後にはホイール18、18が軸支してあ
り、両ホイール18、18の間にはそれぞれクローラー
12、12が巻き廻してある。このため、車体11の左
右には一対のクローラー12、12が平行になるように
配置してあることになり、これらのクローラー12、1
2が作動することにより車体11が地面や床面上を水平
に移動することができる。そして、両ホイール18、1
8の外側には、各ホイール18、18の車軸を外側から
軸支するための車軸体14を設けてある。この車軸体1
4はホイール18、18の外側に位置しており、車体1
1に固定されるものであり、水平に細長い形状をしてい
る。この車軸体14の側面であって、その前後の2か所
にはそれぞれ上方に向けてL字形をしたバタ角支え1
5、15が固着してあり、両バタ角支え15、15の間
には断面四角をした細長い木材のバタ角16が着脱自在
に掛け渡してある。このバタ角支え15、15は、重量
物を搭載しないときには、バタ角16を保管させておく
ものである。
1は上下の厚さが薄い長方体形状をしており、この車体
11の左右と前後にはホイール18、18が軸支してあ
り、両ホイール18、18の間にはそれぞれクローラー
12、12が巻き廻してある。このため、車体11の左
右には一対のクローラー12、12が平行になるように
配置してあることになり、これらのクローラー12、1
2が作動することにより車体11が地面や床面上を水平
に移動することができる。そして、両ホイール18、1
8の外側には、各ホイール18、18の車軸を外側から
軸支するための車軸体14を設けてある。この車軸体1
4はホイール18、18の外側に位置しており、車体1
1に固定されるものであり、水平に細長い形状をしてい
る。この車軸体14の側面であって、その前後の2か所
にはそれぞれ上方に向けてL字形をしたバタ角支え1
5、15が固着してあり、両バタ角支え15、15の間
には断面四角をした細長い木材のバタ角16が着脱自在
に掛け渡してある。このバタ角支え15、15は、重量
物を搭載しないときには、バタ角16を保管させておく
ものである。
【0016】そして、この車体11の上方には、重量物
を搭載するための平坦なテーブル13が載置してある。
このテーブル13は、その平面形状が長方形であり、薄
肉の厚さであり、テーブル13の長辺側の前後にはそれ
ぞれ固定具17がピンで回動自在に連結してある(固定
具17はテーブル13の左右で合計4個を設けてあ
る)。各固定具17はピンで水平から垂直となるように
回動自在にテーブル13の側面に連結されており、テー
ブル13上で対向する一対の固定具17を結ぶ直線はテ
ーブル13の短辺と平行となるように配置してある。対
向する一対の固定具17の間には、図1、図2の鎖線で
示すようにバタ角16の両端を支えることができるもの
である。つまり、各固定具17は断面がコの字形となっ
ており、それぞれの開口したコの字形の空間を対向させ
てあり、このコの字形の空間にバタ角16のそれぞれの
端部を挿入して固定させることができる。
を搭載するための平坦なテーブル13が載置してある。
このテーブル13は、その平面形状が長方形であり、薄
肉の厚さであり、テーブル13の長辺側の前後にはそれ
ぞれ固定具17がピンで回動自在に連結してある(固定
具17はテーブル13の左右で合計4個を設けてあ
る)。各固定具17はピンで水平から垂直となるように
回動自在にテーブル13の側面に連結されており、テー
ブル13上で対向する一対の固定具17を結ぶ直線はテ
ーブル13の短辺と平行となるように配置してある。対
向する一対の固定具17の間には、図1、図2の鎖線で
示すようにバタ角16の両端を支えることができるもの
である。つまり、各固定具17は断面がコの字形となっ
ており、それぞれの開口したコの字形の空間を対向させ
てあり、このコの字形の空間にバタ角16のそれぞれの
端部を挿入して固定させることができる。
【0017】次に、図2はこの実施例における重量物運
搬装置のテーブル13を動作させた状態を示したもので
ある。このテーブル13は車体11の内部に収納してあ
る昇降手段により上下方向に昇降させることができ、図
2ではA方向に上昇させている。また、テーブル13は
車体11の内部に収納した旋回手段により、水平方向に
自由に旋回させることができ、図2ではB方向に旋回さ
せている。このため、テーブル13の上面に重量物を搭
載したままで、A方向とB方向の三次元の方向に移動と
旋回が可能となり、重量物の長さ方向と高さ方向を調整
することができる。さらに、車体11は長辺の側面には
ピンにより固定具17を連結してあり、各固定具17は
図2中でC方向に倒すことができ、バタ角16を使用す
る必要が無いときには各固定具17をテーブル13の面
と平行となるように倒しておくことができる。この対向
する固定具17を垂直に起立させたときには、それぞれ
の固定具17のコの字形の空間にバタ角16のそれぞれ
の端部を嵌め合わせて固定することができる。このバタ
角16はテーブル13の上面の前後で平行にかつ間隔を
置いて配置させることができ、重量物の下面をこれらの
バタ角16上に搭載させることで重量物とテーブル13
に傷をつけない枕木の作用をさせることができる。ま
た、テーブル13の寸法より大きな重量物や柔らかい重
量物を搭載する場合には、固定具17を倒し、重量物を
そのままテーブル13上に搭載させることができる。
搬装置のテーブル13を動作させた状態を示したもので
ある。このテーブル13は車体11の内部に収納してあ
る昇降手段により上下方向に昇降させることができ、図
2ではA方向に上昇させている。また、テーブル13は
車体11の内部に収納した旋回手段により、水平方向に
自由に旋回させることができ、図2ではB方向に旋回さ
せている。このため、テーブル13の上面に重量物を搭
載したままで、A方向とB方向の三次元の方向に移動と
旋回が可能となり、重量物の長さ方向と高さ方向を調整
することができる。さらに、車体11は長辺の側面には
ピンにより固定具17を連結してあり、各固定具17は
図2中でC方向に倒すことができ、バタ角16を使用す
る必要が無いときには各固定具17をテーブル13の面
と平行となるように倒しておくことができる。この対向
する固定具17を垂直に起立させたときには、それぞれ
の固定具17のコの字形の空間にバタ角16のそれぞれ
の端部を嵌め合わせて固定することができる。このバタ
角16はテーブル13の上面の前後で平行にかつ間隔を
置いて配置させることができ、重量物の下面をこれらの
バタ角16上に搭載させることで重量物とテーブル13
に傷をつけない枕木の作用をさせることができる。ま
た、テーブル13の寸法より大きな重量物や柔らかい重
量物を搭載する場合には、固定具17を倒し、重量物を
そのままテーブル13上に搭載させることができる。
【0018】次に、図3は前述の重量物運搬装置の縦中
心軸に沿って長手方向に切断した状態を示す側断面図で
ある。また、図4は前述の重量物運搬装置の横中心軸に
沿って切断した状態を示す横断面図である。この図4で
は、テーブル13を上昇、下降させるためのテレスコ機
構50の内部構造が詳しく示されている。
心軸に沿って長手方向に切断した状態を示す側断面図で
ある。また、図4は前述の重量物運搬装置の横中心軸に
沿って切断した状態を示す横断面図である。この図4で
は、テーブル13を上昇、下降させるためのテレスコ機
構50の内部構造が詳しく示されている。
【0019】前述した車体11は、その両側面が縦フレ
ーム21で形成され、左右の縦フレーム21の上部を連
結するように上横フレーム22が固着してあり、左右の
縦フレーム21の下部を連結するように下横フレーム2
3が固着してある。これらの縦フレーム21、上横フレ
ーム22、下横フレーム23によって、車体11はモノ
コック構造で形成されている。車体11の骨格となる各
縦フレーム21、上横フレーム22、下横フレーム23
は、それぞれ断面形状が四角い角パイプを材料としてお
り、角パイプを溶接することにより形成されている。
ーム21で形成され、左右の縦フレーム21の上部を連
結するように上横フレーム22が固着してあり、左右の
縦フレーム21の下部を連結するように下横フレーム2
3が固着してある。これらの縦フレーム21、上横フレ
ーム22、下横フレーム23によって、車体11はモノ
コック構造で形成されている。車体11の骨格となる各
縦フレーム21、上横フレーム22、下横フレーム23
は、それぞれ断面形状が四角い角パイプを材料としてお
り、角パイプを溶接することにより形成されている。
【0020】この縦フレーム21と上横フレーム22の
上面、すなわち車体11の上面には、車体11の長さ、
幅に一致させた平板状をした上板24が固着してあり、
この上板24によって車体11の上面は閉鎖させてあ
る。そして、この上板24の中央には、やや径大な作動
穴27を上下に貫通開口させてある。また、縦フレーム
21と下横フレーム23の下面には鋼板によって形成し
た底板25が溶接によって固着してある。さらに、図4
で示されるように、左右にある縦フレーム21のそれぞ
れの側面には薄肉の鋼板で形成された側板26を溶接な
どにより固着してある。この側板26の長さと幅は縦フ
レーム21の形状とほぼ同じに設定してあり、左右に位
置する縦フレーム21のそれぞれの外側は側板26によ
り閉鎖されている。このようにして、上板24、底板2
5、側板26により、車体11を構成する縦フレーム2
1、上横フレーム22、下横フレーム23の上下周囲は
上板24、底板25、側板26により閉鎖されており、
車体11の内部には外部から埃やゴミ等が内部に侵入し
ないように保護している。
上面、すなわち車体11の上面には、車体11の長さ、
幅に一致させた平板状をした上板24が固着してあり、
この上板24によって車体11の上面は閉鎖させてあ
る。そして、この上板24の中央には、やや径大な作動
穴27を上下に貫通開口させてある。また、縦フレーム
21と下横フレーム23の下面には鋼板によって形成し
た底板25が溶接によって固着してある。さらに、図4
で示されるように、左右にある縦フレーム21のそれぞ
れの側面には薄肉の鋼板で形成された側板26を溶接な
どにより固着してある。この側板26の長さと幅は縦フ
レーム21の形状とほぼ同じに設定してあり、左右に位
置する縦フレーム21のそれぞれの外側は側板26によ
り閉鎖されている。このようにして、上板24、底板2
5、側板26により、車体11を構成する縦フレーム2
1、上横フレーム22、下横フレーム23の上下周囲は
上板24、底板25、側板26により閉鎖されており、
車体11の内部には外部から埃やゴミ等が内部に侵入し
ないように保護している。
【0021】この底板25の中央には油圧シリンダー5
6の下面を固着してあり、油圧シリンダー56の軸線は
垂直となるように固定してある。この油圧シリンダー5
6の上端開口より第1ロッド57と第2ロッド58が二
段に伸長することができ、これらの第1ロッド57と第
2ロッド58は前述の作動穴27の開口中心に位置させ
てある。そして、この車体11の中央に開口した作動穴
27には、上下方向に伸縮できるテレスコ機構50が収
納してあり、このテレスコ機構50はその外側を第1マ
スト51とし、第1マスト51の内部空間には第2マス
ト52を収納してあり、第2マスト52の内部空間には
第3マスト53を収納してある。これら第1マスト5
1、第2マスト52、第3マスト53はそれぞれが薄肉
の円筒形をしており、軸方向に摺動できるように三段の
テレスコピック状の円筒形をした構造体で組み立てられ
ている。この第1マスト51の上端外周には、図3で示
すように外リング体32が固着してあり、外リング体3
2は車体11に対して水平方向に旋回できるように保持
されている。この外リング体32および第1マスト51
を旋回できるように保持する機構に付いては、図5によ
って説明する。
6の下面を固着してあり、油圧シリンダー56の軸線は
垂直となるように固定してある。この油圧シリンダー5
6の上端開口より第1ロッド57と第2ロッド58が二
段に伸長することができ、これらの第1ロッド57と第
2ロッド58は前述の作動穴27の開口中心に位置させ
てある。そして、この車体11の中央に開口した作動穴
27には、上下方向に伸縮できるテレスコ機構50が収
納してあり、このテレスコ機構50はその外側を第1マ
スト51とし、第1マスト51の内部空間には第2マス
ト52を収納してあり、第2マスト52の内部空間には
第3マスト53を収納してある。これら第1マスト5
1、第2マスト52、第3マスト53はそれぞれが薄肉
の円筒形をしており、軸方向に摺動できるように三段の
テレスコピック状の円筒形をした構造体で組み立てられ
ている。この第1マスト51の上端外周には、図3で示
すように外リング体32が固着してあり、外リング体3
2は車体11に対して水平方向に旋回できるように保持
されている。この外リング体32および第1マスト51
を旋回できるように保持する機構に付いては、図5によ
って説明する。
【0022】次に、テレスコ機構50の内部構成と旋回
ベアリング34の構成を図4と共に説明する。前述した
車体11の表面は平坦な上板24で被われており、この
上板24の中央には作動穴27を開口してあり、この作
動穴27の中心軸と軸線を一致させてリング状をした内
リング体31が固定してある。この内リング体31の内
周面は作動穴27の内周面と一致させてあり、その外周
には水平に一巡するようにベアリング溝が切削形成して
ある。また、この内リング体31の外周にはリング状を
した外リング体32を嵌め合わせてあり、外リング体3
2の内径は内リング体31の外径よりやや径大に形成
し、外リング体32の内周面には水平に一巡するように
ベアリング溝が切削形成してある。そして、内リング体
31と外リング体32の間には、各ベアリング溝に嵌ま
り込むようにして複数のベアリング33を挿入してあ
る。このベアリング33を介在して外リング体32は内
リング体31に保持されているため、外リング体32は
内リング体31の周囲を水平方向に円滑に回転すること
ができる。
ベアリング34の構成を図4と共に説明する。前述した
車体11の表面は平坦な上板24で被われており、この
上板24の中央には作動穴27を開口してあり、この作
動穴27の中心軸と軸線を一致させてリング状をした内
リング体31が固定してある。この内リング体31の内
周面は作動穴27の内周面と一致させてあり、その外周
には水平に一巡するようにベアリング溝が切削形成して
ある。また、この内リング体31の外周にはリング状を
した外リング体32を嵌め合わせてあり、外リング体3
2の内径は内リング体31の外径よりやや径大に形成
し、外リング体32の内周面には水平に一巡するように
ベアリング溝が切削形成してある。そして、内リング体
31と外リング体32の間には、各ベアリング溝に嵌ま
り込むようにして複数のベアリング33を挿入してあ
る。このベアリング33を介在して外リング体32は内
リング体31に保持されているため、外リング体32は
内リング体31の周囲を水平方向に円滑に回転すること
ができる。
【0023】また、外リング体32の上面には中央に開
口を形成した円盤形の支え板35を載置して固定してあ
り、この支え板35の下面には円筒形をした第1マスト
51の上端を固着してあり、外リング体32の中心軸と
第1マスト51の中心軸を一致させてある。この第1マ
スト51は薄肉鋼板を円筒形に形成してあり、第1マス
ト51の内部には円筒形をした第2マスト52が挿入し
てある。この第2マスト52は薄肉鋼板を円筒形に形成
したもので、第2マスト52の外径は第1マスト51の
内径より少し径小となるように設定してあり、第2マス
ト52は第1マスト51の内部で上下方向に摺動自在と
なるように挿通してある。さらに、第2マスト52の内
部には円筒形をした第3マスト53が挿入してある。こ
の第3マスト53は薄肉鋼板を円筒形に形成したもの
で、第3マスト53の外径は第2マスト52の内径より
少し径小となるように設定してあり、第3マスト53は
第2マスト52の内部で上下方向に摺動自在となるよう
に挿通してある。このような第1マスト51、第2マス
ト52、第3マスト53の構成により、三段階に上下に
伸縮することができるテレスコ機構50が形成されてい
る。なお、底板25の上面の固定した油圧シリンダー5
6の軸線は前述した第3マスト53の軸線に一致させて
ある。
口を形成した円盤形の支え板35を載置して固定してあ
り、この支え板35の下面には円筒形をした第1マスト
51の上端を固着してあり、外リング体32の中心軸と
第1マスト51の中心軸を一致させてある。この第1マ
スト51は薄肉鋼板を円筒形に形成してあり、第1マス
ト51の内部には円筒形をした第2マスト52が挿入し
てある。この第2マスト52は薄肉鋼板を円筒形に形成
したもので、第2マスト52の外径は第1マスト51の
内径より少し径小となるように設定してあり、第2マス
ト52は第1マスト51の内部で上下方向に摺動自在と
なるように挿通してある。さらに、第2マスト52の内
部には円筒形をした第3マスト53が挿入してある。こ
の第3マスト53は薄肉鋼板を円筒形に形成したもの
で、第3マスト53の外径は第2マスト52の内径より
少し径小となるように設定してあり、第3マスト53は
第2マスト52の内部で上下方向に摺動自在となるよう
に挿通してある。このような第1マスト51、第2マス
ト52、第3マスト53の構成により、三段階に上下に
伸縮することができるテレスコ機構50が形成されてい
る。なお、底板25の上面の固定した油圧シリンダー5
6の軸線は前述した第3マスト53の軸線に一致させて
ある。
【0024】次に、前述したテーブル13は水平に縦方
向に配置した縦フレーム41と水平に横方向に配置した
横フレーム42を梯子状に組み合わせた骨格で構成され
ている。各縦フレーム41、横フレーム42は、それぞ
れ断面形状が四角い角パイプを材料としており、角パイ
プを溶接することにより形成されている。これらの縦フ
レーム41、横フレーム42で形成された梯子状の骨格
の上面には、その全域を覆うように薄肉鋼板による表面
板43が固着してあり、表面板43によってテーブル1
3の上面は平坦に形成してある。この骨格となる縦フレ
ーム41と横フレーム42の内で、中央にある一対の縦
フレーム41、41の間と(図4を参照のこと)、中央
にある一対の横フレーム42の間(図3を参照のこと9
には、長方体形をした力板44が挿入してあり、力板4
4の周囲は隣接する縦フレーム41と横フレーム42に
溶接などで固定してある。この力板44の上面は表面板
43の下面と密着しており、この力板44でテーブル1
3の全体の荷重を支えることができるようになってい
る。
向に配置した縦フレーム41と水平に横方向に配置した
横フレーム42を梯子状に組み合わせた骨格で構成され
ている。各縦フレーム41、横フレーム42は、それぞ
れ断面形状が四角い角パイプを材料としており、角パイ
プを溶接することにより形成されている。これらの縦フ
レーム41、横フレーム42で形成された梯子状の骨格
の上面には、その全域を覆うように薄肉鋼板による表面
板43が固着してあり、表面板43によってテーブル1
3の上面は平坦に形成してある。この骨格となる縦フレ
ーム41と横フレーム42の内で、中央にある一対の縦
フレーム41、41の間と(図4を参照のこと)、中央
にある一対の横フレーム42の間(図3を参照のこと9
には、長方体形をした力板44が挿入してあり、力板4
4の周囲は隣接する縦フレーム41と横フレーム42に
溶接などで固定してある。この力板44の上面は表面板
43の下面と密着しており、この力板44でテーブル1
3の全体の荷重を支えることができるようになってい
る。
【0025】そして、この力板44の下面の中央には、
前述の油圧シリンダー56の上端開口より伸縮する第2
ロッド58の上端が連結してある。また、力板44の下
面には、テレスコ機構50の第3マスト53の上端を連
結してあり、第3マスト53の中心軸は第2ロッド58
の中心軸と一致させてある。
前述の油圧シリンダー56の上端開口より伸縮する第2
ロッド58の上端が連結してある。また、力板44の下
面には、テレスコ機構50の第3マスト53の上端を連
結してあり、第3マスト53の中心軸は第2ロッド58
の中心軸と一致させてある。
【0026】なお、図4で示すように、テーブル13を
構成する縦フレーム41の側面には固定具17がピン4
5によって回転自在に連結してある。
構成する縦フレーム41の側面には固定具17がピン4
5によって回転自在に連結してある。
【0027】次に、図5は前述したテレスコ機構50お
よび油圧シリンダー56の構成を示すため、それぞれの
部材を上下に分離して示した斜視図である。
よび油圧シリンダー56の構成を示すため、それぞれの
部材を上下に分離して示した斜視図である。
【0028】車体11の上面を被う上板24の中央には
やや径大な作動穴27が上下に貫通して開口してあり、
この上板24の上面にリング状をした内リング体31を
載置して固定してあり、作動穴27の内周と内リング体
31の内周とが一致するように配置させてある。この内
リング体31はその外周に一巡する帯状のベアリング溝
を切削形成してあり、このベアリング溝に複数個のベア
リング33を嵌め合わすことができる。さらに、上板2
4の内リング体31の側面に接近した位置には、その下
面に油圧モーター61が固定してあり、油圧モーター6
1の出力軸62は上板24の下面から上面に向かうよう
に垂直に突出させてあり、この出力軸62の上部にはや
や径小でその外周に歯面を形成した小歯車63が嵌め込
んである。この内リング体31の外周には、リング状を
した外リング体32が水平方向に回転自在に組み合わせ
てあり、この外リング体32の外周には前記小歯車63
と噛み合う歯面を形成してある。
やや径大な作動穴27が上下に貫通して開口してあり、
この上板24の上面にリング状をした内リング体31を
載置して固定してあり、作動穴27の内周と内リング体
31の内周とが一致するように配置させてある。この内
リング体31はその外周に一巡する帯状のベアリング溝
を切削形成してあり、このベアリング溝に複数個のベア
リング33を嵌め合わすことができる。さらに、上板2
4の内リング体31の側面に接近した位置には、その下
面に油圧モーター61が固定してあり、油圧モーター6
1の出力軸62は上板24の下面から上面に向かうよう
に垂直に突出させてあり、この出力軸62の上部にはや
や径小でその外周に歯面を形成した小歯車63が嵌め込
んである。この内リング体31の外周には、リング状を
した外リング体32が水平方向に回転自在に組み合わせ
てあり、この外リング体32の外周には前記小歯車63
と噛み合う歯面を形成してある。
【0029】この外リング体32の上面には、その中央
に径大な開口を形成して円盤形をした支え板35が密着
してあり、外リング体32の中心軸と支え板35の開口
の中心軸とが一致するように固着してある。この図5で
は支え板35によって隠れているが(図4で示されてい
る)、円筒形をした第1マスト51の上部を外リング体
32の開口の下方より挿入し、支え板35の下面にその
第1マスト51の上端を密着して固定してある。この構
成により、外リング体32、支え板35、第1マスト5
1は一体となって組み立てられている。そして、支え板
35の中央開口と第1マスト51の内部空間には円筒形
をした第2マスト52が上下に摺動自在に挿通してあ
り、第2マスト52の内部空間には円筒形をした第3マ
スト53が上下に摺動自在に挿通してある。この第1マ
スト51、第2マスト52、第3マスト53によってテ
レスコ機構50が形成されている。
に径大な開口を形成して円盤形をした支え板35が密着
してあり、外リング体32の中心軸と支え板35の開口
の中心軸とが一致するように固着してある。この図5で
は支え板35によって隠れているが(図4で示されてい
る)、円筒形をした第1マスト51の上部を外リング体
32の開口の下方より挿入し、支え板35の下面にその
第1マスト51の上端を密着して固定してある。この構
成により、外リング体32、支え板35、第1マスト5
1は一体となって組み立てられている。そして、支え板
35の中央開口と第1マスト51の内部空間には円筒形
をした第2マスト52が上下に摺動自在に挿通してあ
り、第2マスト52の内部空間には円筒形をした第3マ
スト53が上下に摺動自在に挿通してある。この第1マ
スト51、第2マスト52、第3マスト53によってテ
レスコ機構50が形成されている。
【0030】このようにして、外リング体32はベアリ
ング33を介在して内リング体31により水平方向に旋
回自在に保持され、外リング体32により支え板35、
第1マスト51、第2マスト52、第3マスト53が保
持されていることから、外リング体32と共に支え板3
5、第1マスト51、第2マスト52、第3マスト53
も同時に同じ方向に回転することができる。そして、外
リング体32を内リング体31に嵌め合わせて保持させ
た状態では、外リング体32の外周に形成した歯面は小
歯車63の歯面に噛み合うことになり、小歯車63の回
転で外リング体32が従動されることになる。そして、
底板25上に載置した油圧シリンダー56は垂直方向に
立てられており、この油圧シリンダー56の上端開口よ
り伸縮される第1ロッド57、第2ロッド58は前述し
た第3マスト53の内部空間に挿通されており、第1ロ
ッド57の軸線と第3マスト53の軸線とは一致させて
ある。
ング33を介在して内リング体31により水平方向に旋
回自在に保持され、外リング体32により支え板35、
第1マスト51、第2マスト52、第3マスト53が保
持されていることから、外リング体32と共に支え板3
5、第1マスト51、第2マスト52、第3マスト53
も同時に同じ方向に回転することができる。そして、外
リング体32を内リング体31に嵌め合わせて保持させ
た状態では、外リング体32の外周に形成した歯面は小
歯車63の歯面に噛み合うことになり、小歯車63の回
転で外リング体32が従動されることになる。そして、
底板25上に載置した油圧シリンダー56は垂直方向に
立てられており、この油圧シリンダー56の上端開口よ
り伸縮される第1ロッド57、第2ロッド58は前述し
た第3マスト53の内部空間に挿通されており、第1ロ
ッド57の軸線と第3マスト53の軸線とは一致させて
ある。
【0031】さらに、図6は前述したテレスコ機構50
を構成する第1マスト51、第2マスト52、第3マス
ト53を水平に切断した状態を示す断面図であり、各第
1マスト51、第2マスト52、第3マスト53の形状
を示すものである。
を構成する第1マスト51、第2マスト52、第3マス
ト53を水平に切断した状態を示す断面図であり、各第
1マスト51、第2マスト52、第3マスト53の形状
を示すものである。
【0032】前述した第1マスト51は全体が円筒形状
をしており、その外周は滑らかな円周形をしているが、
その内周面には薄肉となった凹溝66と、内側に向けて
突出した突条67が交互に配置した形成してある。この
凹溝66と突条67は、第1マスト51の内周に等間隔
になるように配置してあり、第1マスト51の長さ方向
(図6で紙面に垂直な方向)に直線状となるように形成
してある。また、第2マスト52は全体が円筒形状をし
ており、その外側には薄肉となった凹溝68と、外側に
向けて突出した突条69が交互に配置して形成してあ
る。これらの凹溝68と突条69の数は、前述した第1
マスト51の凹溝66と突条67の数と一致させてあ
り、各凹溝68と突条69は第2マスト52の長さ方向
(図6で紙面に垂直な方向)に直線状となるように形成
してある。そして、第2マスト52の内側には薄肉とな
った凹溝70と、外側に向けて突出した突条71が交互
に配置して形成してあり、各凹溝70と突条71は第2
マスト52の長さ方向(図6で紙面に垂直な方向)に直
線状となるように形成してある。そして、第3マスト5
3は全体が円筒形状をしており、その内周は滑らかな円
周形であるが、その外周面には薄肉となった凹溝72
と、外方に向けて突出した突条73とが交互に形成して
ある。これらの凹溝72と突条73の数は、前述した第
2マスト52の凹溝70と突条71の数と一致させてあ
り、各凹溝72と突条73は第3マスト53の長さ方向
(図6で紙面に垂直な方向)に直線状となるように形成
してある。
をしており、その外周は滑らかな円周形をしているが、
その内周面には薄肉となった凹溝66と、内側に向けて
突出した突条67が交互に配置した形成してある。この
凹溝66と突条67は、第1マスト51の内周に等間隔
になるように配置してあり、第1マスト51の長さ方向
(図6で紙面に垂直な方向)に直線状となるように形成
してある。また、第2マスト52は全体が円筒形状をし
ており、その外側には薄肉となった凹溝68と、外側に
向けて突出した突条69が交互に配置して形成してあ
る。これらの凹溝68と突条69の数は、前述した第1
マスト51の凹溝66と突条67の数と一致させてあ
り、各凹溝68と突条69は第2マスト52の長さ方向
(図6で紙面に垂直な方向)に直線状となるように形成
してある。そして、第2マスト52の内側には薄肉とな
った凹溝70と、外側に向けて突出した突条71が交互
に配置して形成してあり、各凹溝70と突条71は第2
マスト52の長さ方向(図6で紙面に垂直な方向)に直
線状となるように形成してある。そして、第3マスト5
3は全体が円筒形状をしており、その内周は滑らかな円
周形であるが、その外周面には薄肉となった凹溝72
と、外方に向けて突出した突条73とが交互に形成して
ある。これらの凹溝72と突条73の数は、前述した第
2マスト52の凹溝70と突条71の数と一致させてあ
り、各凹溝72と突条73は第3マスト53の長さ方向
(図6で紙面に垂直な方向)に直線状となるように形成
してある。
【0033】各第1マスト51、第2マスト52、第3
マスト53をこのような形状に形成してあるため、第1
マスト51に第2マスト52を挿通し、第2マスト52
に第3マスト53を挿通すると、凹溝66に突条69が
嵌まり込み、凹溝68に突条67が嵌まり込み、凹溝7
0に突条73が嵌まり込み、凹溝72に突条71が嵌ま
り込むことになる。このように、凹溝66、68、7
0、72と突条67、69、71、73が交互に嵌まり
合い、しかも各凹溝66、68、70、72と突条6
7、69、71、73は各第1マスト51、第2マスト
52、第3マスト53で直線状に形成してあるため、ス
プラインと似たような構造となる。このため、第2マス
ト52は第1マスト51に対して長さ方向に摺動するこ
とができ、第3マスト53は第2マスト52に対して長
さ方向に摺動することができるが、各第1マスト51、
第2マスト52、第3マスト53はその円周方向には自
由に回転することが規制され、第1マスト51、第2マ
スト52、第3マスト53が一体となって回転すること
ができる構成となっている。
マスト53をこのような形状に形成してあるため、第1
マスト51に第2マスト52を挿通し、第2マスト52
に第3マスト53を挿通すると、凹溝66に突条69が
嵌まり込み、凹溝68に突条67が嵌まり込み、凹溝7
0に突条73が嵌まり込み、凹溝72に突条71が嵌ま
り込むことになる。このように、凹溝66、68、7
0、72と突条67、69、71、73が交互に嵌まり
合い、しかも各凹溝66、68、70、72と突条6
7、69、71、73は各第1マスト51、第2マスト
52、第3マスト53で直線状に形成してあるため、ス
プラインと似たような構造となる。このため、第2マス
ト52は第1マスト51に対して長さ方向に摺動するこ
とができ、第3マスト53は第2マスト52に対して長
さ方向に摺動することができるが、各第1マスト51、
第2マスト52、第3マスト53はその円周方向には自
由に回転することが規制され、第1マスト51、第2マ
スト52、第3マスト53が一体となって回転すること
ができる構成となっている。
【0034】そして、このように第1マスト51、第2
マスト52、第3マスト53を組み合わせて構成したテ
レスコ機構50の中央の空間であって、テレスコ機構5
0の軸線と同一の軸線の位置には油圧シリンダー56を
位置させてある。
マスト52、第3マスト53を組み合わせて構成したテ
レスコ機構50の中央の空間であって、テレスコ機構5
0の軸線と同一の軸線の位置には油圧シリンダー56を
位置させてある。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。
【0036】図1では重量物運搬装置のテーブル13を
最下位置に下降させ、しかも、車体11の長さ方向とテ
ーブル13の長さ方向を一致させた状態を示すものであ
る。この状態が重量物運搬装置による重量物を運搬する
通常の姿勢となる。そして、テーブル13の左右前後に
設けた各固定具17をそれぞれ垂直に立て、それぞれ一
対の対向する固定具17のコの字形をした空間にバタ角
16の両端をそれぞれ嵌め合わせ、固定具17によって
バタ角16をテーブル13上に設置する。こうして、テ
ーブル13の上面の前後には、間隔を置いた平行になる
ように2本のバタ角16が載置されたことになる。この
バタ角16は堅い木材で形成されており、このバタ角1
6の上面に例えば、梁材や鋼板等を載置することがで
き、梁材や鋼板が直接テーブル13に接触するのを防
ぎ、梁材や鋼板及びテーブル13に傷をつけることを防
止している。なお、バタ角16を使用していないとき
や、テーブル13の上面に重量物をそのまま載置する場
合には、バタ角16をバタ角支え15の間に掛け渡して
収納することができる。
最下位置に下降させ、しかも、車体11の長さ方向とテ
ーブル13の長さ方向を一致させた状態を示すものであ
る。この状態が重量物運搬装置による重量物を運搬する
通常の姿勢となる。そして、テーブル13の左右前後に
設けた各固定具17をそれぞれ垂直に立て、それぞれ一
対の対向する固定具17のコの字形をした空間にバタ角
16の両端をそれぞれ嵌め合わせ、固定具17によって
バタ角16をテーブル13上に設置する。こうして、テ
ーブル13の上面の前後には、間隔を置いた平行になる
ように2本のバタ角16が載置されたことになる。この
バタ角16は堅い木材で形成されており、このバタ角1
6の上面に例えば、梁材や鋼板等を載置することがで
き、梁材や鋼板が直接テーブル13に接触するのを防
ぎ、梁材や鋼板及びテーブル13に傷をつけることを防
止している。なお、バタ角16を使用していないとき
や、テーブル13の上面に重量物をそのまま載置する場
合には、バタ角16をバタ角支え15の間に掛け渡して
収納することができる。
【0037】図1で示した状態でバタ角16の上面に重
量物を載置し、次いで、車体11内にあるエンジンを作
動することにより圧力油を発生させ、車体11の左右に
あるクローラー12を駆動することによって、重量物運
搬装置全体を地面に沿って移動させることができる。左
右に設けたクローラー12、12により車体11を移動
させたり、方向転換させる操作は従来から周知の操縦に
より行うことができる。なお、このクローラー12の操
作は図示しない操縦装置によって制御されている。
量物を載置し、次いで、車体11内にあるエンジンを作
動することにより圧力油を発生させ、車体11の左右に
あるクローラー12を駆動することによって、重量物運
搬装置全体を地面に沿って移動させることができる。左
右に設けたクローラー12、12により車体11を移動
させたり、方向転換させる操作は従来から周知の操縦に
より行うことができる。なお、このクローラー12の操
作は図示しない操縦装置によって制御されている。
【0038】このようにクローラー12を駆動すること
により、車体11を所定の位置にまで移動することがで
き、バタ角16を介してテーブル13の上面に搭載した
重量物の必要とする場所にまで移動させることができ
る。次に、必要とする場所にまで移動させた重量物を所
定の位置に据えつけるために、高さ位置を調整したり、
長さ方向の位置を合わせる必要性がある。この場合に
は、車体11の内部に収納した図示しない油圧発生源に
より、油圧シリンダー56に圧力油を供給し、油圧シリ
ンダー56の上部開口より第1ロッド57、第2ロッド
58を上方に向けて押し出させる。これらの第1ロッド
57、第2ロッド58が押し出されると、第2ロッド5
8の上端に連結してある力板44は上方に持ち上げら
れ、力板44の持ち上げによってテーブル13全体は上
方に持ち上げられることとなり、重量物は必要とする高
さ位置にまで持ち上げるられる。このテーブル13の上
昇に従って、テーブル13の下面に固着した第3マスト
53は上方に引き上げられ、第3マスト53は第2マス
ト52と摺動しながら引き出される。また、第2マスト
52が上方に引き上げられると、第2マスト52は第1
マスト51と摺動しながら引き上げられる。こうして、
テレスコピック状に組み立てられたテレスコ機構50を
構成する第2マスト52と第3マスト53は、その長さ
方向に従って第1マスト51より引き出され、テーブル
13の下面で円筒形をした構造物を形成することにな
る。
により、車体11を所定の位置にまで移動することがで
き、バタ角16を介してテーブル13の上面に搭載した
重量物の必要とする場所にまで移動させることができ
る。次に、必要とする場所にまで移動させた重量物を所
定の位置に据えつけるために、高さ位置を調整したり、
長さ方向の位置を合わせる必要性がある。この場合に
は、車体11の内部に収納した図示しない油圧発生源に
より、油圧シリンダー56に圧力油を供給し、油圧シリ
ンダー56の上部開口より第1ロッド57、第2ロッド
58を上方に向けて押し出させる。これらの第1ロッド
57、第2ロッド58が押し出されると、第2ロッド5
8の上端に連結してある力板44は上方に持ち上げら
れ、力板44の持ち上げによってテーブル13全体は上
方に持ち上げられることとなり、重量物は必要とする高
さ位置にまで持ち上げるられる。このテーブル13の上
昇に従って、テーブル13の下面に固着した第3マスト
53は上方に引き上げられ、第3マスト53は第2マス
ト52と摺動しながら引き出される。また、第2マスト
52が上方に引き上げられると、第2マスト52は第1
マスト51と摺動しながら引き上げられる。こうして、
テレスコピック状に組み立てられたテレスコ機構50を
構成する第2マスト52と第3マスト53は、その長さ
方向に従って第1マスト51より引き出され、テーブル
13の下面で円筒形をした構造物を形成することにな
る。
【0039】このように、第1ロッド57、第2ロッド
58の引出しの力に追従して、テレスコ機構50の全体
が上下に拡大すると、第3マスト53から第2マスト5
2と第1マスト51が同時に引き上げられることにな
る。このとき、凹溝66と突条69、凹溝68と突条6
7、凹溝70と突条73、凹溝72と突条71が長さ方
向に沿って組み合わされているため、スプライン溝と同
じ作用により、第2マスト52、第3マスト53が第1
マスト51より引き出される動作には何ら抵抗が発生し
ない。このように油圧シリンダー56に圧力油を供給す
ることにより、第1ロッド57、第2ロッド58が伸長
してテーブル13が持ち上げられた状態は、図3および
図4で鎖線により示される。
58の引出しの力に追従して、テレスコ機構50の全体
が上下に拡大すると、第3マスト53から第2マスト5
2と第1マスト51が同時に引き上げられることにな
る。このとき、凹溝66と突条69、凹溝68と突条6
7、凹溝70と突条73、凹溝72と突条71が長さ方
向に沿って組み合わされているため、スプライン溝と同
じ作用により、第2マスト52、第3マスト53が第1
マスト51より引き出される動作には何ら抵抗が発生し
ない。このように油圧シリンダー56に圧力油を供給す
ることにより、第1ロッド57、第2ロッド58が伸長
してテーブル13が持ち上げられた状態は、図3および
図4で鎖線により示される。
【0040】さらに、このバタ角16を介してテーブル
13に搭載した重量物を持ち上げた状態で、その重量物
の長さ方向を調整しなければならないことがある。この
場合には、テーブル13全体を水平方向に旋回させ、重
量物を図1中でBで示すように水平に旋回させることが
できる。図2中でBで示すように、テーブル13を水平
に旋回させることにより、重量物の軸線方向を据え付け
る方向に一致させることができる。
13に搭載した重量物を持ち上げた状態で、その重量物
の長さ方向を調整しなければならないことがある。この
場合には、テーブル13全体を水平方向に旋回させ、重
量物を図1中でBで示すように水平に旋回させることが
できる。図2中でBで示すように、テーブル13を水平
に旋回させることにより、重量物の軸線方向を据え付け
る方向に一致させることができる。
【0041】この旋回動作のためには、車体11の内部
に収納した圧力発生源より油圧モーター61に圧力油を
供給し、出力軸62を回転させる。この出力軸62の回
転は小歯車63に伝えられ、小歯車63が回転するとそ
の外周に噛み合わせてある外リング体32が従動され、
外リング体32は内リング体31の外周で水平方向に回
転することになる。この外リング体32が内リング体3
1の周囲で回転する際には、中間にベアリング33が介
在されているため外リング体32は円滑に回転させられ
る。この外リング体32の回転に伴い、支え板35およ
び第1マスト51も同時に一体となって回転することに
なる。すると、第1マスト51の内周に形成してある凹
溝66と突条67には第2マスト52の外周に形成して
ある凹溝68と突条69が嵌め合わせてあるため、凹溝
66の側面が突条69の側面と接触し、第1マスト51
の回転は第2マスト52に伝えられ、第2マスト52は
同じ方向に従動して回転させられる。さらに、第2マス
ト52が従動して回転すると、第2マスト52の内周に
形成してある凹溝70と突条71には第3マスト53の
外周に形成してある凹溝72と突条73が嵌め合わせて
あるため、突条71の側面が突条73の側面と接触し、
第2マスト52の回転は第3マスト53に伝えられ、第
3マスト53は同じ方向に従動して回転させられる。
に収納した圧力発生源より油圧モーター61に圧力油を
供給し、出力軸62を回転させる。この出力軸62の回
転は小歯車63に伝えられ、小歯車63が回転するとそ
の外周に噛み合わせてある外リング体32が従動され、
外リング体32は内リング体31の外周で水平方向に回
転することになる。この外リング体32が内リング体3
1の周囲で回転する際には、中間にベアリング33が介
在されているため外リング体32は円滑に回転させられ
る。この外リング体32の回転に伴い、支え板35およ
び第1マスト51も同時に一体となって回転することに
なる。すると、第1マスト51の内周に形成してある凹
溝66と突条67には第2マスト52の外周に形成して
ある凹溝68と突条69が嵌め合わせてあるため、凹溝
66の側面が突条69の側面と接触し、第1マスト51
の回転は第2マスト52に伝えられ、第2マスト52は
同じ方向に従動して回転させられる。さらに、第2マス
ト52が従動して回転すると、第2マスト52の内周に
形成してある凹溝70と突条71には第3マスト53の
外周に形成してある凹溝72と突条73が嵌め合わせて
あるため、突条71の側面が突条73の側面と接触し、
第2マスト52の回転は第3マスト53に伝えられ、第
3マスト53は同じ方向に従動して回転させられる。
【0042】このようにしてスプライン状に形成された
凹溝66、68、70、72と突条67、69、71、
73が噛み合うことによって、第1マスト51、第2マ
スト52、第3マスト53はそれぞれ同時に同じ方向に
回転させられる。この結果、第3マスト53の上端に固
着してある力板44は、外リング体32の回転に従って
同時に回転させられることになり、力板44を固定して
いるテーブル13全体も水平方向に同じ角度で回転させ
られることになる。なお、第2ロッド58の上端は力板
44に固着してあるが、第2ロッド58と第1ロッド5
7、および、第1ロッド57と油圧シリンダー56の組
み合わせにおいて、それぞれが円筒形の組み合わせのた
め、それらの周方向の回転は自由にできる。このため、
第3マスト53が力板44の回転に従って回転しても、
第1ロッド57、第2ロッド58はそれぞれ周方向に自
由に回転することができ、テーブル13が回転すること
を何ら妨げない。
凹溝66、68、70、72と突条67、69、71、
73が噛み合うことによって、第1マスト51、第2マ
スト52、第3マスト53はそれぞれ同時に同じ方向に
回転させられる。この結果、第3マスト53の上端に固
着してある力板44は、外リング体32の回転に従って
同時に回転させられることになり、力板44を固定して
いるテーブル13全体も水平方向に同じ角度で回転させ
られることになる。なお、第2ロッド58の上端は力板
44に固着してあるが、第2ロッド58と第1ロッド5
7、および、第1ロッド57と油圧シリンダー56の組
み合わせにおいて、それぞれが円筒形の組み合わせのた
め、それらの周方向の回転は自由にできる。このため、
第3マスト53が力板44の回転に従って回転しても、
第1ロッド57、第2ロッド58はそれぞれ周方向に自
由に回転することができ、テーブル13が回転すること
を何ら妨げない。
【0043】このようにして、車体11を所定の場所に
移動し、テーブル13を図2中でA方向に持ち上げ、さ
らにテーブル13を図2中でB方向に旋回させることに
より、テーブル13の上面に載置した重量物の高さおよ
び水平方向の角度を自由に調整することができる。この
重量物を三次元に制御して微調整することができると、
工事現場において重量物を据え付ける際、例えば梁を垂
直な柱に固定する場合、空調機等を天井に固定する場合
等では、重量物の運搬と据え付けの作業が同時の行うこ
とができる。
移動し、テーブル13を図2中でA方向に持ち上げ、さ
らにテーブル13を図2中でB方向に旋回させることに
より、テーブル13の上面に載置した重量物の高さおよ
び水平方向の角度を自由に調整することができる。この
重量物を三次元に制御して微調整することができると、
工事現場において重量物を据え付ける際、例えば梁を垂
直な柱に固定する場合、空調機等を天井に固定する場合
等では、重量物の運搬と据え付けの作業が同時の行うこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、上
方に電線や建造物がすでに設置されていてクレーンによ
っては運搬することができない条件であっても重量物を
水平な地面や床面を自由に運搬することができる。ま
た、この運搬においては、コロなどを用いず、トラック
の荷台や資材置場などからそのまま移動させることがで
き、人力に頼ることなく運搬を機械化することができる
ので、作業を迅速に行うことができる。このため、トン
ネルや既に屋根や梁が出来上げっている建造物の内部に
重量物を運搬する場合であっても、なんら支障が生ずる
ことがない。
方に電線や建造物がすでに設置されていてクレーンによ
っては運搬することができない条件であっても重量物を
水平な地面や床面を自由に運搬することができる。ま
た、この運搬においては、コロなどを用いず、トラック
の荷台や資材置場などからそのまま移動させることがで
き、人力に頼ることなく運搬を機械化することができる
ので、作業を迅速に行うことができる。このため、トン
ネルや既に屋根や梁が出来上げっている建造物の内部に
重量物を運搬する場合であっても、なんら支障が生ずる
ことがない。
【0045】さらに、重量物を載置するテーブルは上下
方向に持ち上げることができ、持ち上げた状態において
水平方向に旋回させることができるので、重量物を据え
付ける際の位置合わせや高さ調整を同時に行うことがで
き、重量物の運搬と同時に据え付けを行うことができ、
作業の迅速性を図ることができる。
方向に持ち上げることができ、持ち上げた状態において
水平方向に旋回させることができるので、重量物を据え
付ける際の位置合わせや高さ調整を同時に行うことがで
き、重量物の運搬と同時に据え付けを行うことができ、
作業の迅速性を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例である重量物運搬装置のテー
ブルを最下位置にした状態を示す斜視図である。
ブルを最下位置にした状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である重量物運搬装置のテー
ブルを作動させた状態を示す斜視図である。
ブルを作動させた状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例である重量物運搬装置を縦方
向の中央で切断した状態を示す側断面図である。
向の中央で切断した状態を示す側断面図である。
【図4】本発明の一実施例である重量物運搬装置を横方
向の中央で切断した状態を示す横断面図である。
向の中央で切断した状態を示す横断面図である。
【図5】本発明の一実施例である重量物運搬装置の上昇
と回転のための機構を示す分解斜視図である。
と回転のための機構を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の一実施例である重量物運搬装置におけ
るテレスコ機構の構成を示す横断面図である。 11 車体 12 クローラー 13 テーブル 25 底板 31 内リング体 32 外リング体 34 旋回ベアリング 44 力板 50 テレスコ機構 51 第1マスト 52 第2マスト 53 第3マスト 56 油圧シリンダー 57 第1ロッド 58 第2ロッド 61 油圧モーター 63 小歯車
るテレスコ機構の構成を示す横断面図である。 11 車体 12 クローラー 13 テーブル 25 底板 31 内リング体 32 外リング体 34 旋回ベアリング 44 力板 50 テレスコ機構 51 第1マスト 52 第2マスト 53 第3マスト 56 油圧シリンダー 57 第1ロッド 58 第2ロッド 61 油圧モーター 63 小歯車
Claims (5)
- 【請求項1】 移動できる車体と、この車体の上方に位
置して重量物を搭載できるテーブルと、車体とテーブル
の間に介在されてテーブルを上下に昇降できる持ち上げ
手段と、車体とテーブルの間に介在されて持ち上げ手段
と共に伸縮してテーブルと共に回転する連動手段と、車
体に設けられて連動手段を回転させることによりテーブ
ルを旋回させる回転手段とから構成されたことを特徴と
する重量物運搬装置。 - 【請求項2】 前記持ち上げ手段は、車体にその下部を
固定され、シリンダーロッドを垂直に立ち上げた油圧シ
リンダーであることを特徴とする請求項1記載の重量物
運搬装置。 - 【請求項3】 前記連動手段は、円筒形をした複数のマ
ストをその長さ方向に挿通してテレスコピック状に構成
したテレスコ機構であることを特徴とする請求項1記載
の重量物運搬装置。 - 【請求項4】 前記回転手段は、車体に固定された油圧
モーターと、油圧モーターによって回転される小歯車
と、小歯車により従動される連動手段の下部のマストの
外周に固定された外周に歯面を形成した外リング体とか
ら構成されたことを特徴とする請求項1記載の重量物運
搬装置。 - 【請求項5】 移動できる車体と、この車体の上方に位
置して重量物を搭載できるテーブルと、車体とテーブル
の間に介在されてテーブルを上下に昇降できる油圧シリ
ンダーと、車体に設けられ、その軸線を油圧シリンダー
の軸線と一致するように位置させた水平方向に旋回でき
る旋回ベアリングと、複数のマストによりテレスコピッ
ク状に伸縮できるように構成され、その最大径のマスト
を旋回ベアリングに載置させ、最小径のマストをテーブ
ルの下面に固着したテレスコ機構と、旋回ベアリングを
テレスコ機構ごと旋回させる車体に固定された油圧モー
ターより構成された回転駆動機構とから構成されたこと
を特徴とする重量物運搬装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20538195A JPH0930786A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 重量物運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20538195A JPH0930786A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 重量物運搬装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930786A true JPH0930786A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16505890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20538195A Pending JPH0930786A (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 重量物運搬装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930786A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011055947A3 (ko) * | 2009-11-06 | 2011-09-22 | Kim Seokil | 이동식 다기능 테이블 리프트 |
| KR101305297B1 (ko) * | 2013-05-29 | 2013-09-06 | 주식회사 현대유압 | 선박 하역 지시를 위한 캐빈 리프트 |
| CN105966291A (zh) * | 2016-06-21 | 2016-09-28 | 沈阳霹雳科技有限公司 | 一种运输车的货物方位调节装置 |
| CN111547433A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-08-18 | 深圳市鲸仓科技有限公司 | 一种搬运机器人及仓库对接系统 |
| KR20220159799A (ko) * | 2021-05-26 | 2022-12-05 | 신종민 | 중량물 인상기 |
-
1995
- 1995-07-19 JP JP20538195A patent/JPH0930786A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011055947A3 (ko) * | 2009-11-06 | 2011-09-22 | Kim Seokil | 이동식 다기능 테이블 리프트 |
| KR101305297B1 (ko) * | 2013-05-29 | 2013-09-06 | 주식회사 현대유압 | 선박 하역 지시를 위한 캐빈 리프트 |
| CN105966291A (zh) * | 2016-06-21 | 2016-09-28 | 沈阳霹雳科技有限公司 | 一种运输车的货物方位调节装置 |
| CN111547433A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-08-18 | 深圳市鲸仓科技有限公司 | 一种搬运机器人及仓库对接系统 |
| KR20220159799A (ko) * | 2021-05-26 | 2022-12-05 | 신종민 | 중량물 인상기 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111365562B (zh) | 适应多管径的管道检测机器人 | |
| JPH0930786A (ja) | 重量物運搬装置 | |
| JP2971042B2 (ja) | 桁運搬機及び桁運搬方法 | |
| JP2001146387A (ja) | 構造物施工装置および施工方法 | |
| CN114872813B (zh) | 适于狭窄空间的轮足越障机器人 | |
| JP2022536226A (ja) | 横方向に変位可能な複数の保管ラックを有する保管システム | |
| JPH08338127A (ja) | 内組足場構造 | |
| KR101932596B1 (ko) | 실내용 전동식 저상 작업 고소차 | |
| JPH0633518A (ja) | 組立家屋 | |
| JP2572910B2 (ja) | 住宅ユニットの供給方法および積替装置 | |
| JPH01252492A (ja) | 橋形クレーンの脚部構造 | |
| JPH06322992A (ja) | 壁の建て起こし装置 | |
| CN113585771B (zh) | 砌砖机器人 | |
| JP2624014B2 (ja) | 建物の建設方法 | |
| JPH079885Y2 (ja) | 円筒形構築物内部に仮設する旋回クレーン | |
| JP2505083B2 (ja) | ユニット建物内蔵式ガレ―ジ | |
| JP3269754B2 (ja) | 高所作業車 | |
| JPS6317798A (ja) | 高所作業車 | |
| JPH09235902A (ja) | カーポート | |
| JP2568956B2 (ja) | クローラ式車両の横行装置 | |
| JP3269756B2 (ja) | 高所作業車 | |
| JPH0797866A (ja) | ユニット式建物の構築方法および建物ユニッ トの支持具 | |
| JPH0740612Y2 (ja) | 移動可能な折畳み式車両展示場兼用駐車設備 | |
| JPS62101755A (ja) | 建物構築用の多次元移動型足場 | |
| JPH0967090A (ja) | 高所作業車 |