JPH09291810A - オイル成分分離回収装置 - Google Patents
オイル成分分離回収装置Info
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- JPH09291810A JPH09291810A JP20676396A JP20676396A JPH09291810A JP H09291810 A JPH09291810 A JP H09291810A JP 20676396 A JP20676396 A JP 20676396A JP 20676396 A JP20676396 A JP 20676396A JP H09291810 A JPH09291810 A JP H09291810A
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Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 微小ミスト、オイル液滴及び液膜等のオイル
成分の混ったオイル分混合ガスからオイル液滴及び液膜
を確実に除去すると共に微小な粒径のオイルミストも長
期間にわたって効率よく分離回収する。 【解決手段】 オイル成分を含んだガスが、開口部12
から本体10の下側室部R2b内に流入し、ガス中に含ま
れる粒径の大きなオイル粒やオイル膜が周壁に吸着して
確実に除去される。開口部を大径にして、ガスの流入速
度を低くしたことにより、下側室部に溜ったオイル分の
液面からの飛散等が防止される。さらに、ガスは上側室
部R2aに移動し、ガス噴出孔13aからオイルミスト分
離室R1 内に高速度で流入してフィルタ16に衝突し、
ガス中の微小な粒径のオイルミストが多孔質材料に吸着
することにより効率よく除去される。オイル排出孔を上
側室部の仕切り板に設けることにより、容器の傾斜によ
るオイル成分のガス排出管からの流出を防止できる。
成分の混ったオイル分混合ガスからオイル液滴及び液膜
を確実に除去すると共に微小な粒径のオイルミストも長
期間にわたって効率よく分離回収する。 【解決手段】 オイル成分を含んだガスが、開口部12
から本体10の下側室部R2b内に流入し、ガス中に含ま
れる粒径の大きなオイル粒やオイル膜が周壁に吸着して
確実に除去される。開口部を大径にして、ガスの流入速
度を低くしたことにより、下側室部に溜ったオイル分の
液面からの飛散等が防止される。さらに、ガスは上側室
部R2aに移動し、ガス噴出孔13aからオイルミスト分
離室R1 内に高速度で流入してフィルタ16に衝突し、
ガス中の微小な粒径のオイルミストが多孔質材料に吸着
することにより効率よく除去される。オイル排出孔を上
側室部の仕切り板に設けることにより、容器の傾斜によ
るオイル成分のガス排出管からの流出を防止できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、オイル液滴及び液膜等や
微小オイルミスト等のオイル成分の混ったオイル混合ガ
ス流から各オイル成分を回収するオイル成分分離回収装
置に係り、特に自動車等の車両用エンジンのクランク室
から排出されるブローバイガスに含まれるオイル成分を
回収するのに適したオイル成分分離回収装置に関する。
微小オイルミスト等のオイル成分の混ったオイル混合ガ
ス流から各オイル成分を回収するオイル成分分離回収装
置に係り、特に自動車等の車両用エンジンのクランク室
から排出されるブローバイガスに含まれるオイル成分を
回収するのに適したオイル成分分離回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のオイル成分分離回収装置としては、例えば特開
平7ー243318号公報に示すように(図12参
照)、自動車用エンジンのロッカカバー1内に装着され
たオイルミストセパレータ2(オイル成分分離回収装
置)が知られている。このオイルセパレータ2は、ロッ
カカバー1内壁に、側壁2a1 と側壁下端につながり略
水平方向に延びる底壁2a2 とからなるケース部材2a
を固着して内部に分離室Pを設けている。ケース部材2
aの底壁2a2 には、一側に矩形の入口孔3aを穿設
し、他側に下端が縮径したドレンパイプ3bを設けてい
る。また、ロッカカバー1のドレンパイプ3b側端に
は、ガス流出管3cが設けられている。そして、分離室
P内には、底壁2a2 とロッカカバー1内壁とに固定さ
れて分離室P内を区画する孔あき板4aと多孔焼結金属
よりなるフィルタ部材4bを立設している。このオイル
セパレータ2は、図示しないクランクケース内に発生す
るブローバイガスをロッカカバー1内に導き、オイルセ
パレータ2の入口孔3aから分離室P内に導入し、分離
室P内に立設した孔あき板4aの各孔によって流れを急
激に増大させ、高速のブローバイガスをフィルタ4bに
衝突させて、油成分を付着凝縮させている。そして、フ
ィルタ4bを通過したガスは、ガス流出管3cからイン
テークマニホールド等に還流されて燃焼され、一方、凝
縮して底壁に流下したオイル分はドレンパイプ3bから
クランクケース内に戻すようにされていた。
この種のオイル成分分離回収装置としては、例えば特開
平7ー243318号公報に示すように(図12参
照)、自動車用エンジンのロッカカバー1内に装着され
たオイルミストセパレータ2(オイル成分分離回収装
置)が知られている。このオイルセパレータ2は、ロッ
カカバー1内壁に、側壁2a1 と側壁下端につながり略
水平方向に延びる底壁2a2 とからなるケース部材2a
を固着して内部に分離室Pを設けている。ケース部材2
aの底壁2a2 には、一側に矩形の入口孔3aを穿設
し、他側に下端が縮径したドレンパイプ3bを設けてい
る。また、ロッカカバー1のドレンパイプ3b側端に
は、ガス流出管3cが設けられている。そして、分離室
P内には、底壁2a2 とロッカカバー1内壁とに固定さ
れて分離室P内を区画する孔あき板4aと多孔焼結金属
よりなるフィルタ部材4bを立設している。このオイル
セパレータ2は、図示しないクランクケース内に発生す
るブローバイガスをロッカカバー1内に導き、オイルセ
パレータ2の入口孔3aから分離室P内に導入し、分離
室P内に立設した孔あき板4aの各孔によって流れを急
激に増大させ、高速のブローバイガスをフィルタ4bに
衝突させて、油成分を付着凝縮させている。そして、フ
ィルタ4bを通過したガスは、ガス流出管3cからイン
テークマニホールド等に還流されて燃焼され、一方、凝
縮して底壁に流下したオイル分はドレンパイプ3bから
クランクケース内に戻すようにされていた。
【0003】しかし、このオイルセパレータ2において
は、フイルタ4bがオイル分の吸着や寒冷時の水分の凍
結等により目詰まりを起こすことがある。特に、ブロー
バイガス中に油滴、油膜等が含まれているときは、これ
らが孔あき板4aを通して直接フィルタ4bに付着する
ため、フィルタ4bの目詰まりの発生が更に顕著にな
り、フィルタ機能が損なわれると共にガスの流通も妨げ
られるという問題がある。また、オイルセパレータ2の
場合、エンジンのロッカカバー1内に収容される形式の
ものであるため、ロッカカバー1の仕様に応じて多種類
の製品を用意することが必要になり、その結果として製
品の価格が高くなるという問題もある。
は、フイルタ4bがオイル分の吸着や寒冷時の水分の凍
結等により目詰まりを起こすことがある。特に、ブロー
バイガス中に油滴、油膜等が含まれているときは、これ
らが孔あき板4aを通して直接フィルタ4bに付着する
ため、フィルタ4bの目詰まりの発生が更に顕著にな
り、フィルタ機能が損なわれると共にガスの流通も妨げ
られるという問題がある。また、オイルセパレータ2の
場合、エンジンのロッカカバー1内に収容される形式の
ものであるため、ロッカカバー1の仕様に応じて多種類
の製品を用意することが必要になり、その結果として製
品の価格が高くなるという問題もある。
【0004】また、他のオイル成分分離回収装置として
は、図13に示すように、ガス供給部材5とサイクロン
本体6とを備えたいわゆるサイクロン形式のものがあ
る。ガス供給部材5は、縦長の箱体であり、内部がガス
流通空間Gになっており、上端近傍の開口部5aがサイ
クロン本体6の開口部7a1 に連結され、下端近傍に設
けた開口部5bにはクランクケースにつながるガス流入
管5cが接続されている。サイクロン本体6は、軸部上
端が封止された円筒部7aと、その下端に連結された逆
円錐筒部7bと、その下側に設けたオイル受け部7cと
を有する本体7と、円筒部7aの上端近傍のガス流入口
7a1と、円筒部7aの上端に固定された蓋体8の中心
を貫通して設けたガス排出管9とを備えている。このオ
イル成分分離回収装置は、クランクケース内に発生する
ブローバイガスをガス供給部材5内に導き、ガス流通空
間G内にてブローバイガス中の特に油滴、油膜等のオイ
ル分を除去する。さらに、ガス流がガス流入口7a1か
ら本体7内に流入し、円筒部7a内の円筒空間を旋回す
ることにより、管壁にオイル成分が当たって凝縮するサ
イクロン効果により、オイルミスト成分が分離回収され
る。ガスは、ガス排出管9からインテークマニホールド
等に還流されて燃焼され、一方、凝縮して底壁に流下し
たオイル分はオイル受け部7cを通してクランクケース
内に戻すようにされる。
は、図13に示すように、ガス供給部材5とサイクロン
本体6とを備えたいわゆるサイクロン形式のものがあ
る。ガス供給部材5は、縦長の箱体であり、内部がガス
流通空間Gになっており、上端近傍の開口部5aがサイ
クロン本体6の開口部7a1 に連結され、下端近傍に設
けた開口部5bにはクランクケースにつながるガス流入
管5cが接続されている。サイクロン本体6は、軸部上
端が封止された円筒部7aと、その下端に連結された逆
円錐筒部7bと、その下側に設けたオイル受け部7cと
を有する本体7と、円筒部7aの上端近傍のガス流入口
7a1と、円筒部7aの上端に固定された蓋体8の中心
を貫通して設けたガス排出管9とを備えている。このオ
イル成分分離回収装置は、クランクケース内に発生する
ブローバイガスをガス供給部材5内に導き、ガス流通空
間G内にてブローバイガス中の特に油滴、油膜等のオイ
ル分を除去する。さらに、ガス流がガス流入口7a1か
ら本体7内に流入し、円筒部7a内の円筒空間を旋回す
ることにより、管壁にオイル成分が当たって凝縮するサ
イクロン効果により、オイルミスト成分が分離回収され
る。ガスは、ガス排出管9からインテークマニホールド
等に還流されて燃焼され、一方、凝縮して底壁に流下し
たオイル分はオイル受け部7cを通してクランクケース
内に戻すようにされる。
【0005】しかし、上記オイル成分分離回収装置にお
いては、特に5μm程度以下の微小粒径のオイル成分の
回収効率を高めるために、円筒部7aの内径を小さくし
てオイル成分に加わる遠心力を大きくする必要がある
が、その結果として装置の圧力損失が大きくなる。ま
た、遠心力を大きくすることにより、オイル分がガス排
出管9の外壁に付着し、本体下方に落下することなくガ
ス排出管9の内壁を伝って外部に流出するという問題が
ある。また、このタイプのオイル成分分離回収装置は、
形状が縦長になるため、大きな搭載スペースが必要とな
り、使用範囲が限定される。さらに、このオイル成分分
離回収装置は、オイル受け部7cからオイルをクランク
ケース内に戻す必要があるため、別途、継手、長いホー
ス等の部品が必要になり、製品が高価になるという問題
もある。
いては、特に5μm程度以下の微小粒径のオイル成分の
回収効率を高めるために、円筒部7aの内径を小さくし
てオイル成分に加わる遠心力を大きくする必要がある
が、その結果として装置の圧力損失が大きくなる。ま
た、遠心力を大きくすることにより、オイル分がガス排
出管9の外壁に付着し、本体下方に落下することなくガ
ス排出管9の内壁を伝って外部に流出するという問題が
ある。また、このタイプのオイル成分分離回収装置は、
形状が縦長になるため、大きな搭載スペースが必要とな
り、使用範囲が限定される。さらに、このオイル成分分
離回収装置は、オイル受け部7cからオイルをクランク
ケース内に戻す必要があるため、別途、継手、長いホー
ス等の部品が必要になり、製品が高価になるという問題
もある。
【0006】そこで、上記各オイル成分分離回収装置の
問題点を回避するため、例えば図10に示すように、ロ
ッカーカバー等の外側に取り付けるのに適した横型のオ
イル成分分離回収装置が考えられる。オイル成分分離回
収装置は、横長の箱状本体100を有し、その内部が垂
直な仕切り壁101により、並列したガス流入室102
と、オイル分離室103とに分けられている。仕切り壁
101の所定高さ位置には、ガス通過小孔101aが設
けられている。ガス流入室102の一側壁には、ガス流
入口102aが設けられており、ガス流入口の径は、ガ
スの流入速度が大きくならないような大径にされてい
る。これにより、ガス流入室102にガスが急激に流入
しないようにされ、ガス流入室内でガスに含まれる油
滴、油膜等の固形成分が壁面に付着して確実に除去され
るようになっている。また、ガス流入室102内に堆積
したオイル成分が、流入ガスにより妨げられることなく
自重で円滑にガス流入口102aから逆にクランクケー
ス内に戻されるようになっている。
問題点を回避するため、例えば図10に示すように、ロ
ッカーカバー等の外側に取り付けるのに適した横型のオ
イル成分分離回収装置が考えられる。オイル成分分離回
収装置は、横長の箱状本体100を有し、その内部が垂
直な仕切り壁101により、並列したガス流入室102
と、オイル分離室103とに分けられている。仕切り壁
101の所定高さ位置には、ガス通過小孔101aが設
けられている。ガス流入室102の一側壁には、ガス流
入口102aが設けられており、ガス流入口の径は、ガ
スの流入速度が大きくならないような大径にされてい
る。これにより、ガス流入室102にガスが急激に流入
しないようにされ、ガス流入室内でガスに含まれる油
滴、油膜等の固形成分が壁面に付着して確実に除去され
るようになっている。また、ガス流入室102内に堆積
したオイル成分が、流入ガスにより妨げられることなく
自重で円滑にガス流入口102aから逆にクランクケー
ス内に戻されるようになっている。
【0007】オイル分離室103内には、仕切り壁10
1と平行に、周壁との間に隙間を設けた支持板104が
周壁に支持されており、支持板104の仕切り壁101
との対向面には、不織布、多孔焼結金属等を用いた多孔
質フィルタ105が貼り付けられている。そして、ガス
流入室102内に低速で流入したガスは、ガス通過小孔
101aの通過により20m/sec以上の高速流とな
ってフィルタ105に当り、微小オイルミストが凝縮
し、徐々に大きな粒子に成長してフィルタ105を伝っ
て流下するようになっている。また、残りのガスは、オ
イル分離室103の壁面に設けたガス排出口106から
排出される。
1と平行に、周壁との間に隙間を設けた支持板104が
周壁に支持されており、支持板104の仕切り壁101
との対向面には、不織布、多孔焼結金属等を用いた多孔
質フィルタ105が貼り付けられている。そして、ガス
流入室102内に低速で流入したガスは、ガス通過小孔
101aの通過により20m/sec以上の高速流とな
ってフィルタ105に当り、微小オイルミストが凝縮
し、徐々に大きな粒子に成長してフィルタ105を伝っ
て流下するようになっている。また、残りのガスは、オ
イル分離室103の壁面に設けたガス排出口106から
排出される。
【0008】しかし、上記横型のオイル成分分離回収装
置は、例えば自動車の走行時の揺れや、コーナー走行に
おける車体の傾きによって傾斜することにより、ガス流
入室102に溜ったオイル分がガス通過小孔101aを
通ってオイル分離室103内に流れ込んで溜るため、フ
ィルタ105を汚染したり、ガス排出口106からオイ
ルを排出してしまう等の不都合がある。また、オイル分
離室103内に溜ったオイル分をクランクケースに戻す
ために、別途継手やホースを用意する必要がある。
置は、例えば自動車の走行時の揺れや、コーナー走行に
おける車体の傾きによって傾斜することにより、ガス流
入室102に溜ったオイル分がガス通過小孔101aを
通ってオイル分離室103内に流れ込んで溜るため、フ
ィルタ105を汚染したり、ガス排出口106からオイ
ルを排出してしまう等の不都合がある。また、オイル分
離室103内に溜ったオイル分をクランクケースに戻す
ために、別途継手やホースを用意する必要がある。
【0009】また、横型のオイル成分分離回収装置の代
わりに、図11に示すように、ロッカーカバー等の外側
に取り付けるのに適した縦型のオイル成分分離回収装置
も考えられる。オイル成分分離回収装置は、縦長の箱状
本体110を有し、その内部が水平な仕切り壁111に
より、下側のガス流入室112と、上側のオイル分離室
113とに分けられている。仕切り壁111の中央位置
には、ガス通過小孔111aが設けられている。ガス流
入室112の一側壁には、ガス流入口112aが設けら
れており、その径は、上記横型オイル成分分離回収装置
のガス流入径と同様にされている。オイル分離室113
内には、仕切り壁111と平行に、周壁との間に隙間を
設けた支持板114が周壁に支持されており、支持板1
14の仕切り壁111との対向面には、多孔質フィルタ
115が貼りつけられている。そして、縦型のオイル成
分分離回収装置も上記横型の装置と同様に、ガス流入室
112内に低速で流入したガスは、その内の油滴や油膜
等の固形成分がガス流入室112内にて壁面に付着して
除去される。
わりに、図11に示すように、ロッカーカバー等の外側
に取り付けるのに適した縦型のオイル成分分離回収装置
も考えられる。オイル成分分離回収装置は、縦長の箱状
本体110を有し、その内部が水平な仕切り壁111に
より、下側のガス流入室112と、上側のオイル分離室
113とに分けられている。仕切り壁111の中央位置
には、ガス通過小孔111aが設けられている。ガス流
入室112の一側壁には、ガス流入口112aが設けら
れており、その径は、上記横型オイル成分分離回収装置
のガス流入径と同様にされている。オイル分離室113
内には、仕切り壁111と平行に、周壁との間に隙間を
設けた支持板114が周壁に支持されており、支持板1
14の仕切り壁111との対向面には、多孔質フィルタ
115が貼りつけられている。そして、縦型のオイル成
分分離回収装置も上記横型の装置と同様に、ガス流入室
112内に低速で流入したガスは、その内の油滴や油膜
等の固形成分がガス流入室112内にて壁面に付着して
除去される。
【0010】さらに、微小径のオイルミストを含むガス
は、ガス通過小孔111aの通過により高速流となって
フィルタ115に当り、微小オイルミストが凝縮し、徐
々に大きな粒子に成長する。このように、縦型のオイル
成分分離回収装置も、上記横型のオイル成分分離回収装
置のように、ガス流入室112に溜ったオイルがオイル
分離室113内に流れ込むことがなく、別途継手やホー
スを用意する必要はない。
は、ガス通過小孔111aの通過により高速流となって
フィルタ115に当り、微小オイルミストが凝縮し、徐
々に大きな粒子に成長する。このように、縦型のオイル
成分分離回収装置も、上記横型のオイル成分分離回収装
置のように、ガス流入室112に溜ったオイルがオイル
分離室113内に流れ込むことがなく、別途継手やホー
スを用意する必要はない。
【0011】しかし、上記縦型のオイル成分分離回収装
置は、フィルタ115に衝突し凝縮したオイルミスト
は、横方向には流れ難く徐々にフィルタ底面に溜る。そ
のため、フィルタ底面がオイルで濡れた状態になり、フ
ィルタ115のオイル捕集効率が低下するという問題が
ある。本発明は、上記した問題を解決しようとするもの
で、微小ミスト、オイル液滴及び液膜等のオイル成分の
混ったオイル分混合ガスからオイル液滴及び液膜を確実
に除去すると共に微小な粒径のオイルミストも長期間に
わたって効率よく分離回収するオイル成分分離回収装置
を提供することを目的とするものである。
置は、フィルタ115に衝突し凝縮したオイルミスト
は、横方向には流れ難く徐々にフィルタ底面に溜る。そ
のため、フィルタ底面がオイルで濡れた状態になり、フ
ィルタ115のオイル捕集効率が低下するという問題が
ある。本発明は、上記した問題を解決しようとするもの
で、微小ミスト、オイル液滴及び液膜等のオイル成分の
混ったオイル分混合ガスからオイル液滴及び液膜を確実
に除去すると共に微小な粒径のオイルミストも長期間に
わたって効率よく分離回収するオイル成分分離回収装置
を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、内部が仕切り壁により2つに仕切られた容器
と、仕切り壁の一方の側に設けられ互いに連通する上側
室部と下側室部とからなるガス流入室と、仕切り壁を挟
んで上側室部の反対側に設けられたオイルミスト分離室
と、下側室部の側壁に設けたガス流入口と、オイルミス
ト分離室の周壁に設けたガス排出口と、仕切り壁に設け
られて上側室部とオイルミスト分離室とを連通させるガ
ス噴出孔と、仕切り壁の下端部分に設けられオイルミス
ト分離室とガス流入室とを連通するオイル排出孔と、オ
イルミスト分離室内にてガス噴出孔の形成された仕切り
壁部分に対向しかつ周壁との間に隙間を設けた状態で周
壁に支持された支持板と、支持板のガス噴出孔との対向
面に取り付けられた多孔質フィルタ部材とを備えたこと
にある。
を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の
特徴は、内部が仕切り壁により2つに仕切られた容器
と、仕切り壁の一方の側に設けられ互いに連通する上側
室部と下側室部とからなるガス流入室と、仕切り壁を挟
んで上側室部の反対側に設けられたオイルミスト分離室
と、下側室部の側壁に設けたガス流入口と、オイルミス
ト分離室の周壁に設けたガス排出口と、仕切り壁に設け
られて上側室部とオイルミスト分離室とを連通させるガ
ス噴出孔と、仕切り壁の下端部分に設けられオイルミス
ト分離室とガス流入室とを連通するオイル排出孔と、オ
イルミスト分離室内にてガス噴出孔の形成された仕切り
壁部分に対向しかつ周壁との間に隙間を設けた状態で周
壁に支持された支持板と、支持板のガス噴出孔との対向
面に取り付けられた多孔質フィルタ部材とを備えたこと
にある。
【0013】上記のように構成した請求項1に係る発明
においては、エンジンのクランクケース等から排出され
た微小ミスト、液滴及び液膜等のオイル成分の混ったガ
スがガス流入口から下側室部に流入し、ここで大きな塊
である液滴や液膜等が周壁に付着することにより除去さ
れる。さらに、残りのガスが、上側室部にて仕切り壁に
設けたガス噴出孔から高速でオイルミスト分離室内に噴
出する。高速のガス流は、ガス噴出孔に対向して配設さ
れた多孔質フィルタに衝突して、ガスに含まれる微小な
オイル粒がフィルタ材質に吸着される。残りのガスは、
オイルミスト分離室壁面に設けたガス排出口から排出さ
れる。一方、多孔質フィルタに吸着されたオイル粒が徐
々に凝集して大きくなると、垂直に配設された多孔質フ
ィルタを伝って流下し、オイルミスト分離室の底壁に落
下する。さらに、オイルミスト分離室内に溜ったオイル
については、オイル排出孔を通してガス流入室内に戻す
ことができる。
においては、エンジンのクランクケース等から排出され
た微小ミスト、液滴及び液膜等のオイル成分の混ったガ
スがガス流入口から下側室部に流入し、ここで大きな塊
である液滴や液膜等が周壁に付着することにより除去さ
れる。さらに、残りのガスが、上側室部にて仕切り壁に
設けたガス噴出孔から高速でオイルミスト分離室内に噴
出する。高速のガス流は、ガス噴出孔に対向して配設さ
れた多孔質フィルタに衝突して、ガスに含まれる微小な
オイル粒がフィルタ材質に吸着される。残りのガスは、
オイルミスト分離室壁面に設けたガス排出口から排出さ
れる。一方、多孔質フィルタに吸着されたオイル粒が徐
々に凝集して大きくなると、垂直に配設された多孔質フ
ィルタを伝って流下し、オイルミスト分離室の底壁に落
下する。さらに、オイルミスト分離室内に溜ったオイル
については、オイル排出孔を通してガス流入室内に戻す
ことができる。
【0014】その結果、上記請求項1に記載の発明によ
れば、オイル分混合ガスから油滴及び油膜等の大きな塊
のオイル成分をガス流入室内にて確実に除去することが
でき、オイルミスト分離室内にまで流入させることがな
い。また、ガス中の微小な粒径のオイルミストも、ガス
を高速度で低密度の多孔質フィルタに衝突させる構成に
なっているため、オイルミスト分離室内にて効率よく除
去することができる。そして、フィルタが垂直に配設さ
れているため、吸着したオイル分が適宜下方に落下して
フィルタ内にいつまでも留まらないので、フィルタの性
能が長期間にわたって保証される。さらに、フィルタと
周壁との間に隙間が設けられているので、フィルタの目
詰まり等によってもガスの流通が妨げられることもな
い。また、このオイル成分分離回収装置では、オイルミ
スト分離室内に貯留したオイル分が、例えば、エンジン
停止中に、オイル排出孔から自重でガス流入室に戻り、
さらにガス流入口を通して元に戻されるので、そのため
の余分の部材を用いる必要がない。さらに、このオイル
成分分離回収装置は、エンジン等に外付けする場合に、
取り付ける相手部材の形状等にとらわれることがないの
で、汎用性がある。従って、量産が可能になり、製品価
格を安価にすることができる。
れば、オイル分混合ガスから油滴及び油膜等の大きな塊
のオイル成分をガス流入室内にて確実に除去することが
でき、オイルミスト分離室内にまで流入させることがな
い。また、ガス中の微小な粒径のオイルミストも、ガス
を高速度で低密度の多孔質フィルタに衝突させる構成に
なっているため、オイルミスト分離室内にて効率よく除
去することができる。そして、フィルタが垂直に配設さ
れているため、吸着したオイル分が適宜下方に落下して
フィルタ内にいつまでも留まらないので、フィルタの性
能が長期間にわたって保証される。さらに、フィルタと
周壁との間に隙間が設けられているので、フィルタの目
詰まり等によってもガスの流通が妨げられることもな
い。また、このオイル成分分離回収装置では、オイルミ
スト分離室内に貯留したオイル分が、例えば、エンジン
停止中に、オイル排出孔から自重でガス流入室に戻り、
さらにガス流入口を通して元に戻されるので、そのため
の余分の部材を用いる必要がない。さらに、このオイル
成分分離回収装置は、エンジン等に外付けする場合に、
取り付ける相手部材の形状等にとらわれることがないの
で、汎用性がある。従って、量産が可能になり、製品価
格を安価にすることができる。
【0015】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載のオイル成分分離回収装置
において、ガス流入口の面積を、流入ガスの速度が低く
なるような所定の大きさとしたことにある。
特徴は、前記請求項1に記載のオイル成分分離回収装置
において、ガス流入口の面積を、流入ガスの速度が低く
なるような所定の大きさとしたことにある。
【0016】上記のように構成した請求項2に係る発明
においては、液滴及び液膜等も混じったオイル分混合ガ
スがガス流入室内において低速にされるので、ガス流入
室内での停滞が長くなり、そのため液滴及び液膜等の重
い成分が確実にガス流入室内にて周壁に付着し除去され
る。また、ガス流入室内に溜ったオイルのガス流入口を
通しての戻りが、ガス流によって妨げられることもな
い。そのため、ガス流入室内に多量のオイルが溜められ
ることがないので、車の傾斜等により、ガス流入室内に
溜ったオイル分がガス噴出孔等からオイルミスト分離室
内に逆流するようなこともない。
においては、液滴及び液膜等も混じったオイル分混合ガ
スがガス流入室内において低速にされるので、ガス流入
室内での停滞が長くなり、そのため液滴及び液膜等の重
い成分が確実にガス流入室内にて周壁に付着し除去され
る。また、ガス流入室内に溜ったオイルのガス流入口を
通しての戻りが、ガス流によって妨げられることもな
い。そのため、ガス流入室内に多量のオイルが溜められ
ることがないので、車の傾斜等により、ガス流入室内に
溜ったオイル分がガス噴出孔等からオイルミスト分離室
内に逆流するようなこともない。
【0017】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1または請求項2に記載のオイル成
分分離回収装置において、オイル排出孔の近傍位置にて
容器の内壁または仕切り壁に固定されオイル排出孔への
ガスの通過および、これに伴うオイルの浸入を妨げる通
過阻止部材を設けたことにある。
特徴は、前記請求項1または請求項2に記載のオイル成
分分離回収装置において、オイル排出孔の近傍位置にて
容器の内壁または仕切り壁に固定されオイル排出孔への
ガスの通過および、これに伴うオイルの浸入を妨げる通
過阻止部材を設けたことにある。
【0018】上記のように構成した請求項3に係る発明
においては、例えばエンジン停止時にはオイル排出孔を
通してオイルミスト分離室内に滞留したオイルをガス流
入室内に戻すことができる。そして、エンジン運転中の
場合には、オイル排出孔を通してガス流入室からオイル
ミスト分離室へ流入しようとするガス及びオイル分の流
れに対しては、通過阻止部材により抑制することができ
る。
においては、例えばエンジン停止時にはオイル排出孔を
通してオイルミスト分離室内に滞留したオイルをガス流
入室内に戻すことができる。そして、エンジン運転中の
場合には、オイル排出孔を通してガス流入室からオイル
ミスト分離室へ流入しようとするガス及びオイル分の流
れに対しては、通過阻止部材により抑制することができ
る。
【0019】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、内部が仕切り壁により2つに仕切られた容器
と、仕切り壁の一方の側に設けられ互いに連通する上側
室部と下側室部とからなるガス流入室と、仕切り壁を挟
んで上側室部の反対側に設けられたオイルミスト分離室
と、下側室部の側壁に設けたガス流入口と、オイルミス
ト分離室の周壁に設けたガス排出口と、仕切り壁に設け
られて上側室部とオイルミスト分離室とを連通させるガ
ス噴出孔と、仕切り壁の下端近傍部分に設けられオイル
ミスト分離室と上側室部とを連通させるガス噴出兼用オ
イル排出孔と、オイルミスト分離室内にてガス噴出孔の
形成された仕切り壁部分に対向しかつ周壁との間に隙間
を設けた状態で周壁に支持された支持板と、支持板のガ
ス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔との対向面に取
り付けられた多孔質フィルタ部材とを備えたことにあ
る。
特徴は、内部が仕切り壁により2つに仕切られた容器
と、仕切り壁の一方の側に設けられ互いに連通する上側
室部と下側室部とからなるガス流入室と、仕切り壁を挟
んで上側室部の反対側に設けられたオイルミスト分離室
と、下側室部の側壁に設けたガス流入口と、オイルミス
ト分離室の周壁に設けたガス排出口と、仕切り壁に設け
られて上側室部とオイルミスト分離室とを連通させるガ
ス噴出孔と、仕切り壁の下端近傍部分に設けられオイル
ミスト分離室と上側室部とを連通させるガス噴出兼用オ
イル排出孔と、オイルミスト分離室内にてガス噴出孔の
形成された仕切り壁部分に対向しかつ周壁との間に隙間
を設けた状態で周壁に支持された支持板と、支持板のガ
ス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔との対向面に取
り付けられた多孔質フィルタ部材とを備えたことにあ
る。
【0020】上記のように構成した請求項4に係る発明
においては、エンジンのクランクケース等から排出され
た微小ミスト、液滴及び液膜等のオイル成分の混ったガ
スがガス流入口から下側室部に流入し、ここで大きな塊
である液滴や液膜等が周壁に付着することにより除去さ
れる。さらに、残りのガスが、上側室部にて仕切り壁に
設けたガス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔から高
速でオイルミスト分離室内に噴出する。高速のガス流
は、ガス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔に対向し
て配設された多孔質フィルタに衝突して、ガスに含まれ
る微小なオイル粒がフィルタ材質に吸着される。残りの
ガスは、オイルミスト分離室壁面に設けたガス排出口か
ら排出される。一方、多孔質フィルタに吸着されたオイ
ル粒が徐々に凝集して大きくなると、垂直に配設された
多孔質フィルタを伝って流下し、オイルミスト分離室の
底壁に落下する。さらに、オイルミスト分離室内に溜っ
たオイルについては、ガス噴出兼用オイル排出孔を通し
てガス流入室内に戻すことができる。
においては、エンジンのクランクケース等から排出され
た微小ミスト、液滴及び液膜等のオイル成分の混ったガ
スがガス流入口から下側室部に流入し、ここで大きな塊
である液滴や液膜等が周壁に付着することにより除去さ
れる。さらに、残りのガスが、上側室部にて仕切り壁に
設けたガス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔から高
速でオイルミスト分離室内に噴出する。高速のガス流
は、ガス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔に対向し
て配設された多孔質フィルタに衝突して、ガスに含まれ
る微小なオイル粒がフィルタ材質に吸着される。残りの
ガスは、オイルミスト分離室壁面に設けたガス排出口か
ら排出される。一方、多孔質フィルタに吸着されたオイ
ル粒が徐々に凝集して大きくなると、垂直に配設された
多孔質フィルタを伝って流下し、オイルミスト分離室の
底壁に落下する。さらに、オイルミスト分離室内に溜っ
たオイルについては、ガス噴出兼用オイル排出孔を通し
てガス流入室内に戻すことができる。
【0021】その結果、上記請求項4に記載の発明によ
れば、上記請求項1に記載の発明の効果と同様の効果が
得られる。さらに、請求項4の発明においては、ガス噴
出兼用オイル排出孔が、ガス流入室の下側室部に直接面
していないため、ガス噴出兼用オイル排出孔には、主に
ガス流入室の下側室部で大きな粒径のオイルの塊等が除
去され微小粒径のオイル分が含まれたガスが流れ込む。
そのため、オイルミスト分離室内の、オイル成分の塊等
による汚染を緩和することができる。また、ガス噴出兼
用オイル排出孔を仕切り壁の上側室部に面する位置に設
けたことにより、容器の傾きによってもガス流入室内に
溜ったオイル成分をオイルミスト分離室内に流れ込み難
くさせることができる。そのため、このオイルミスト分
離回収装置を搭載した車両の運転中の傾斜によっても、
オイルミスト分離室内に液状のオイル成分が流れ込み、
ガス排出口から流出するような不具合を抑制することが
できる。
れば、上記請求項1に記載の発明の効果と同様の効果が
得られる。さらに、請求項4の発明においては、ガス噴
出兼用オイル排出孔が、ガス流入室の下側室部に直接面
していないため、ガス噴出兼用オイル排出孔には、主に
ガス流入室の下側室部で大きな粒径のオイルの塊等が除
去され微小粒径のオイル分が含まれたガスが流れ込む。
そのため、オイルミスト分離室内の、オイル成分の塊等
による汚染を緩和することができる。また、ガス噴出兼
用オイル排出孔を仕切り壁の上側室部に面する位置に設
けたことにより、容器の傾きによってもガス流入室内に
溜ったオイル成分をオイルミスト分離室内に流れ込み難
くさせることができる。そのため、このオイルミスト分
離回収装置を搭載した車両の運転中の傾斜によっても、
オイルミスト分離室内に液状のオイル成分が流れ込み、
ガス排出口から流出するような不具合を抑制することが
できる。
【0022】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項4に記載のオイル成分分離回収装置
において、下側室部に貯えられたオイル成分の液面が開
口部の略上端に達した状態で、容器が45゜傾斜したと
きに、液面が仕切り壁下端に到達しないようにしたこと
にある。
特徴は、前記請求項4に記載のオイル成分分離回収装置
において、下側室部に貯えられたオイル成分の液面が開
口部の略上端に達した状態で、容器が45゜傾斜したと
きに、液面が仕切り壁下端に到達しないようにしたこと
にある。
【0023】上記のように構成した請求項5に係る発明
においては、車両の傾斜に応じて45゜オイルミスト分
離回収装置を傾斜させても、下側室に最大に貯えられた
オイル成分の液面が仕切り壁下端に到達しない。従っ
て、下側室部に貯えられたオイル成分のオイルミスト分
離室内への流入を防止でき、ガス排出口からオイル成分
が流出するような不具合の発生を確実に防止できる。
においては、車両の傾斜に応じて45゜オイルミスト分
離回収装置を傾斜させても、下側室に最大に貯えられた
オイル成分の液面が仕切り壁下端に到達しない。従っ
て、下側室部に貯えられたオイル成分のオイルミスト分
離室内への流入を防止でき、ガス排出口からオイル成分
が流出するような不具合の発生を確実に防止できる。
【0024】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項4または請求項5に記載のオイル成
分分離回収装置において、仕切り壁の上側室部に面する
部分の下端に、下側室部内に延出した延出壁を設けたこ
とにある。上記のように構成した請求項6に係る発明に
おいては、下側室部内に流入したガスの流れが、延出壁
に邪魔されることにより下側室部内に留まる時間が延長
される。その結果、ガス中に含まれる大きな粒径のオイ
ル成分の塊が効率よく下側室部内で分離され、これらオ
イル成分の上側室部への流出を抑制できる。
特徴は、前記請求項4または請求項5に記載のオイル成
分分離回収装置において、仕切り壁の上側室部に面する
部分の下端に、下側室部内に延出した延出壁を設けたこ
とにある。上記のように構成した請求項6に係る発明に
おいては、下側室部内に流入したガスの流れが、延出壁
に邪魔されることにより下側室部内に留まる時間が延長
される。その結果、ガス中に含まれる大きな粒径のオイ
ル成分の塊が効率よく下側室部内で分離され、これらオ
イル成分の上側室部への流出を抑制できる。
【0025】また、上記請求項7に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項4から請求項6のいずれか1つに記
載のオイル成分分離回収装置において、容器の上側室部
に面する内周壁部分を凹凸形状としたことにある。上記
のように構成した請求項7に係る発明においては、下側
室部で貯められたオイル成分が周壁を伝って上側室側に
上昇しようとするが、凹凸形状の内周壁においてこれら
オイル成分の移動が抑制される。その結果、オイル成分
がさらに仕切り壁に設けたガス噴出孔からオイルミスト
分離室内に流れ込むような不具合の発生を確実に防止で
きる。
特徴は、前記請求項4から請求項6のいずれか1つに記
載のオイル成分分離回収装置において、容器の上側室部
に面する内周壁部分を凹凸形状としたことにある。上記
のように構成した請求項7に係る発明においては、下側
室部で貯められたオイル成分が周壁を伝って上側室側に
上昇しようとするが、凹凸形状の内周壁においてこれら
オイル成分の移動が抑制される。その結果、オイル成分
がさらに仕切り壁に設けたガス噴出孔からオイルミスト
分離室内に流れ込むような不具合の発生を確実に防止で
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明すると、図1及び図2は、第1実施の形
態に係る自動車エンジン用のオイル成分分離回収装置を
一部破断正面図及び一部破断左側面図により概略的に示
したものである。このオイル成分分離回収装置は、プラ
スチック製の箱型の本体10を有している。本体10
は、前面板10a,右側面板10b,左側面板10c,
背面板10d,上面板10e及び底面板10fを組み合
わせたものである。本体10の内部には、上下方向の略
中間位置にて前面板10a、背面板10d及び左側面板
10cに水平状態で固定された水平板部11aと、水平
板部11aの右端から垂直に延出され上面板10eに固
定された垂直板部11bとからなる仕切り板11が設け
られている。仕切り板11により、本体10内部が、左
上部に配置されたオイルミスト分離室R1 と、オイルミ
スト分離室R1 の右側方の上側室部R2aと、オイルミス
ト分離室R1 及び上側室部R2aの下側に位置する下側室
部R2bとからなるガス流入室R2 に区分されている。
面を用いて説明すると、図1及び図2は、第1実施の形
態に係る自動車エンジン用のオイル成分分離回収装置を
一部破断正面図及び一部破断左側面図により概略的に示
したものである。このオイル成分分離回収装置は、プラ
スチック製の箱型の本体10を有している。本体10
は、前面板10a,右側面板10b,左側面板10c,
背面板10d,上面板10e及び底面板10fを組み合
わせたものである。本体10の内部には、上下方向の略
中間位置にて前面板10a、背面板10d及び左側面板
10cに水平状態で固定された水平板部11aと、水平
板部11aの右端から垂直に延出され上面板10eに固
定された垂直板部11bとからなる仕切り板11が設け
られている。仕切り板11により、本体10内部が、左
上部に配置されたオイルミスト分離室R1 と、オイルミ
スト分離室R1 の右側方の上側室部R2aと、オイルミス
ト分離室R1 及び上側室部R2aの下側に位置する下側室
部R2bとからなるガス流入室R2 に区分されている。
【0027】前面板10aの下側室部R2b側には、内部
にブローバイガスを流入させる開口部12が設けられて
おり、開口部12には外側に向けて鍔状の取付部12a
が設けられている。開口部12は、その内径がブローバ
イガスの流速を低くする例えば2m/sec以下の程度
にするように規定されている。これにより、ガス流入室
R2 内においてガスの拡散を遅くし、下側室R2b内にて
ガスに含まれる粒状や膜状の大きな塊のオイル分を周壁
に確実に吸着させようとするものである。また、ガス流
入室R2 内に溜ったオイルの開口部12を通してエンジ
ン側への戻りを、ガス流によって妨げないようにするも
のである。
にブローバイガスを流入させる開口部12が設けられて
おり、開口部12には外側に向けて鍔状の取付部12a
が設けられている。開口部12は、その内径がブローバ
イガスの流速を低くする例えば2m/sec以下の程度
にするように規定されている。これにより、ガス流入室
R2 内においてガスの拡散を遅くし、下側室R2b内にて
ガスに含まれる粒状や膜状の大きな塊のオイル分を周壁
に確実に吸着させようとするものである。また、ガス流
入室R2 内に溜ったオイルの開口部12を通してエンジ
ン側への戻りを、ガス流によって妨げないようにするも
のである。
【0028】仕切り板11の垂直板部11bの中央に
は、少なくとも1個のガス噴出孔13aが設けられてい
る。このガス噴出孔13aは、ガスの流速が20〜35
m/secになるように孔数と径が設定されている。仕
切り板11の水平板部11aの左側面板10cの近傍位
置にオイル落下孔13bが設けられており、オイルミス
ト分離室R1 内に溜ったオイルをガス流入室R2 内に戻
すようになっている。オイルミスト分離室R1 内のオイ
ル落下孔13bのわずか上部には、下側室部R2bからの
ガスの流入を抑制する通過阻止板14が、左側面板10
cに取り付けられている。なお、通過阻止板について
は、ガス流入室R2 側に設けるようにすることもでき
る。
は、少なくとも1個のガス噴出孔13aが設けられてい
る。このガス噴出孔13aは、ガスの流速が20〜35
m/secになるように孔数と径が設定されている。仕
切り板11の水平板部11aの左側面板10cの近傍位
置にオイル落下孔13bが設けられており、オイルミス
ト分離室R1 内に溜ったオイルをガス流入室R2 内に戻
すようになっている。オイルミスト分離室R1 内のオイ
ル落下孔13bのわずか上部には、下側室部R2bからの
ガスの流入を抑制する通過阻止板14が、左側面板10
cに取り付けられている。なお、通過阻止板について
は、ガス流入室R2 側に設けるようにすることもでき
る。
【0029】そして、オイルミスト分離室R1 内には、
垂直板部11bと対向してフィルタ支持板15が垂直に
配設されている。フィルタ支持板15は、略正方形でか
つ正方形の各辺に支持片15bを有している。フィルタ
支持板15は、前面板10a,背面板10d,上面板1
0e及び水平板部11aに支持片15bによって固定さ
れており、支持板の4辺と周壁との間に一定の隙間が設
けられている。フィルタ支持板15の垂直板部11bと
の対向面には、フィルタ16が貼り付けられている。
垂直板部11bと対向してフィルタ支持板15が垂直に
配設されている。フィルタ支持板15は、略正方形でか
つ正方形の各辺に支持片15bを有している。フィルタ
支持板15は、前面板10a,背面板10d,上面板1
0e及び水平板部11aに支持片15bによって固定さ
れており、支持板の4辺と周壁との間に一定の隙間が設
けられている。フィルタ支持板15の垂直板部11bと
の対向面には、フィルタ16が貼り付けられている。
【0030】フィルタ16は、多孔質材料例えば、天然
繊維や合成繊維等からなる繊維塊、不織布、編組物のよ
うな繊維集合体、金属またはセラミックスからなる網状
構造体、ラバーフォームやプラスチックフォーム等のプ
ラスチックまたはゴムからなるフォーム等が用いられ
る。フィルタ16の支持板15への取り付けについて
は、接着剤により貼り付ける他、枠部材等を用いて固定
することもできる。
繊維や合成繊維等からなる繊維塊、不織布、編組物のよ
うな繊維集合体、金属またはセラミックスからなる網状
構造体、ラバーフォームやプラスチックフォーム等のプ
ラスチックまたはゴムからなるフォーム等が用いられ
る。フィルタ16の支持板15への取り付けについて
は、接着剤により貼り付ける他、枠部材等を用いて固定
することもできる。
【0031】そして、支持板15の左側には、背面板1
0dを貫通して、ガス排出管17が設けられている。上
記オイル成分分離回収装置は、開口部12の周囲に設け
た取付部12aが、図3に示すように、エンジンのロッ
カカバーEのガス排出孔E0に取り付けられ、またガス
排出管17の出口側はホース(図示しない)に接続さ
れ、インテークマニホールドに連結される。
0dを貫通して、ガス排出管17が設けられている。上
記オイル成分分離回収装置は、開口部12の周囲に設け
た取付部12aが、図3に示すように、エンジンのロッ
カカバーEのガス排出孔E0に取り付けられ、またガス
排出管17の出口側はホース(図示しない)に接続さ
れ、インテークマニホールドに連結される。
【0032】以上のように構成したオイル成分分離回収
装置においては、エンジン運転中には、クランク室から
オイル成分を含んだガスが、開口部12から本体10の
下側室部R2b内に流入し、ガス中に含まれる粒径の大き
なオイルミストやオイル粒やオイル膜が周壁に吸着して
確実に除去され、周壁面を伝って流下し、下側室部R2b
の底壁に溜められる。このとき、開口部12が大径にな
っており、ガスの流入速度が低くされているので、下側
室部R2bに溜ったオイル分の液面からの飛散が防止され
ると共に、大きな塊のオイル分の、ガス噴出孔13aを
通したオイルミスト分離室R1 内への流入が防止され
る。また、下側室部R2bに溜められたオイル分の、開口
部12からロッカカバーE内への戻りが妨げられること
がない。そのため、下側室部R2bに多量のオイルが溜め
られることがないので、車の傾斜等により、下側室部R
2bに溜ったオイル分がオイル落下孔13bからオイルミ
スト分離室R1 内に逆流するようなこともない。
装置においては、エンジン運転中には、クランク室から
オイル成分を含んだガスが、開口部12から本体10の
下側室部R2b内に流入し、ガス中に含まれる粒径の大き
なオイルミストやオイル粒やオイル膜が周壁に吸着して
確実に除去され、周壁面を伝って流下し、下側室部R2b
の底壁に溜められる。このとき、開口部12が大径にな
っており、ガスの流入速度が低くされているので、下側
室部R2bに溜ったオイル分の液面からの飛散が防止され
ると共に、大きな塊のオイル分の、ガス噴出孔13aを
通したオイルミスト分離室R1 内への流入が防止され
る。また、下側室部R2bに溜められたオイル分の、開口
部12からロッカカバーE内への戻りが妨げられること
がない。そのため、下側室部R2bに多量のオイルが溜め
られることがないので、車の傾斜等により、下側室部R
2bに溜ったオイル分がオイル落下孔13bからオイルミ
スト分離室R1 内に逆流するようなこともない。
【0033】さらに、ガスは上側室部R2aに移動し、ガ
ス噴出孔13aからオイルミスト分離室R1 内に高速度
で流入してフィルタ16に衝突し、ガス中の微小な粒径
のオイルミストが多孔質材料に吸着することにより、効
率よく除去される。そして、フィルタ16に吸着した粒
子は、徐々に凝集して重量を増し、フィルタ16内を下
方に移動し、さらにはフィルタ16から落下し、オイル
ミスト分離室R1 の底壁に集められ、オイル落下孔13
bから下側室部R2b内に流下する。一方、オイルミスト
が効率よく除去された残りのガスは、ガス排出管17を
通って排出される。
ス噴出孔13aからオイルミスト分離室R1 内に高速度
で流入してフィルタ16に衝突し、ガス中の微小な粒径
のオイルミストが多孔質材料に吸着することにより、効
率よく除去される。そして、フィルタ16に吸着した粒
子は、徐々に凝集して重量を増し、フィルタ16内を下
方に移動し、さらにはフィルタ16から落下し、オイル
ミスト分離室R1 の底壁に集められ、オイル落下孔13
bから下側室部R2b内に流下する。一方、オイルミスト
が効率よく除去された残りのガスは、ガス排出管17を
通って排出される。
【0034】以上に示したように、上記第1実施形態に
よれば、オイル分混合ガスからオイル液滴、液膜等をガ
ス流入室R2 内にて確実に除去することができ、オイル
ミスト分離室R1 内に悪影響を及ぼすことがない。ま
た、ガス中の微小な粒径のオイルミストも、ガスを高速
度で多孔質製のフィルタ16に衝突させる構成になって
いるため、効率よく除去することができる。また、フィ
ルタ16は、低密度でかつ垂直に配設されているため、
吸着したオイル分が適宜下方に落下してフィルタ16内
にいつまでも留まらないので、フィルタ16の性能が長
期間にわたって保証される。さらに、フィルタ16と周
壁との間には隙間が設けられているので、フィルタ16
の目詰まり等によっても、ガスの流通が妨げられること
もない。また、このオイル成分分離回収装置では、ガス
流入室R2 内に貯留したオイル分が開口部12を通して
クランクケース内に戻されるので、そのための継手、チ
ューブ等の余分の部材を用意する必要がない。また、こ
のオイル成分分離回収装置は、エンジン等に外付けする
場合に、取り付ける相手部材の形状等にとらわれること
がないので、汎用性がある。従って、量産が可能にな
り、製品価格を安価にすることができる。
よれば、オイル分混合ガスからオイル液滴、液膜等をガ
ス流入室R2 内にて確実に除去することができ、オイル
ミスト分離室R1 内に悪影響を及ぼすことがない。ま
た、ガス中の微小な粒径のオイルミストも、ガスを高速
度で多孔質製のフィルタ16に衝突させる構成になって
いるため、効率よく除去することができる。また、フィ
ルタ16は、低密度でかつ垂直に配設されているため、
吸着したオイル分が適宜下方に落下してフィルタ16内
にいつまでも留まらないので、フィルタ16の性能が長
期間にわたって保証される。さらに、フィルタ16と周
壁との間には隙間が設けられているので、フィルタ16
の目詰まり等によっても、ガスの流通が妨げられること
もない。また、このオイル成分分離回収装置では、ガス
流入室R2 内に貯留したオイル分が開口部12を通して
クランクケース内に戻されるので、そのための継手、チ
ューブ等の余分の部材を用意する必要がない。また、こ
のオイル成分分離回収装置は、エンジン等に外付けする
場合に、取り付ける相手部材の形状等にとらわれること
がないので、汎用性がある。従って、量産が可能にな
り、製品価格を安価にすることができる。
【0035】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図4及び図5は、本実施形態のオイル成分分離
回収装置を一部破断正面図及び一部破断右側面図により
示したものである。このオイル成分分離回収装置は、プ
ラスチック製の本体20を有している。本体20は、前
側の縦長の箱体21と後側の縦方向長さが箱体21より
短い箱体22とが、上面を面一にして一体的に組み合わ
されたものである。箱体21は、前面板21a,右側面
板21b,左側面板21c,背面板21d,上面板21
e及び底面板21fを組み合わせたもので、内部がガス
流入室S1 になっている。背面板21dは、下側略半分
にのみ設けられている。ガス流入室S1 は、背面板21
dの上端位置を境として、上側の空間が上側室部S1aに
下側の空間が下側室部S1bに分けられている。箱体22
は、右側面板22b,左側面板22c,背面板22d,
上面板21e(箱体21の上面板と共通である)及び底
面板22fを組み合わせたもので、内部がオイルミスト
分離室S2 になっている。箱体21と箱体22の境界
は、仕切り板22aで区切られている。
明する。図4及び図5は、本実施形態のオイル成分分離
回収装置を一部破断正面図及び一部破断右側面図により
示したものである。このオイル成分分離回収装置は、プ
ラスチック製の本体20を有している。本体20は、前
側の縦長の箱体21と後側の縦方向長さが箱体21より
短い箱体22とが、上面を面一にして一体的に組み合わ
されたものである。箱体21は、前面板21a,右側面
板21b,左側面板21c,背面板21d,上面板21
e及び底面板21fを組み合わせたもので、内部がガス
流入室S1 になっている。背面板21dは、下側略半分
にのみ設けられている。ガス流入室S1 は、背面板21
dの上端位置を境として、上側の空間が上側室部S1aに
下側の空間が下側室部S1bに分けられている。箱体22
は、右側面板22b,左側面板22c,背面板22d,
上面板21e(箱体21の上面板と共通である)及び底
面板22fを組み合わせたもので、内部がオイルミスト
分離室S2 になっている。箱体21と箱体22の境界
は、仕切り板22aで区切られている。
【0036】前面板21aの下側室部S1b側には、内部
にブローバイガスを流入させる開口部23が設けられて
おり、開口部23には外側に向けて鍔状の取付部23a
が設けられている。開口部23は、上記第1の実施形態
の開口部12と同様に、その内径がブローバイガスの流
速を低くする例えば2m/sec以下の程度にするよう
に規定されている。これにより、上記第1の実施形態に
示した同様の効果を得ようとするものである。
にブローバイガスを流入させる開口部23が設けられて
おり、開口部23には外側に向けて鍔状の取付部23a
が設けられている。開口部23は、上記第1の実施形態
の開口部12と同様に、その内径がブローバイガスの流
速を低くする例えば2m/sec以下の程度にするよう
に規定されている。これにより、上記第1の実施形態に
示した同様の効果を得ようとするものである。
【0037】仕切り板22aの中央には貫通孔であるガ
ス噴出孔22a1 が設けられている。仕切り板22aの
板厚とガス噴出孔22a1 の径とは、ガス噴出速度を考
慮して定められる。仕切り板22aの右側下端近傍位置
には、オイル落下孔22a2が設けられており、オイル
ミスト分離室S2 内に溜ったオイルをガス流入室S1内
に戻すようになっている。いる。オイルミスト分離室S
2 内のオイル落下孔22a2 のわずか後方には、上側室
部S1aからのガスの流入を抑制する通過阻止板24が、
底面22fに取り付けられている。なお、通過阻止板に
ついては、ガス流入室S1 側に設けるようにすることも
できる。
ス噴出孔22a1 が設けられている。仕切り板22aの
板厚とガス噴出孔22a1 の径とは、ガス噴出速度を考
慮して定められる。仕切り板22aの右側下端近傍位置
には、オイル落下孔22a2が設けられており、オイル
ミスト分離室S2 内に溜ったオイルをガス流入室S1内
に戻すようになっている。いる。オイルミスト分離室S
2 内のオイル落下孔22a2 のわずか後方には、上側室
部S1aからのガスの流入を抑制する通過阻止板24が、
底面22fに取り付けられている。なお、通過阻止板に
ついては、ガス流入室S1 側に設けるようにすることも
できる。
【0038】そして、オイルミスト分離室S2 内には、
仕切り板22aと対向してフィルタ支持板25が垂直に
配設されている。フィルタ支持板25は、略正方形で右
側面板22b,左側面板22c,上面板21e及び底面
板22fに各辺に設けた支持片25bによって固定され
ており、支持板の4辺と周壁との間に一定の隙間が設け
られている。フィルタ支持板25の仕切り板22aとの
対向面には、フィルタ26が貼り付けられている。フィ
ルタ26は、上記第1の実施形態に示したフィルタ16
と同様の多孔質材料により形成される。
仕切り板22aと対向してフィルタ支持板25が垂直に
配設されている。フィルタ支持板25は、略正方形で右
側面板22b,左側面板22c,上面板21e及び底面
板22fに各辺に設けた支持片25bによって固定され
ており、支持板の4辺と周壁との間に一定の隙間が設け
られている。フィルタ支持板25の仕切り板22aとの
対向面には、フィルタ26が貼り付けられている。フィ
ルタ26は、上記第1の実施形態に示したフィルタ16
と同様の多孔質材料により形成される。
【0039】背面板22dには、壁面を貫通してガス排
出管27が設けられている。上記オイル成分分離回収装
置は、第1の実施形態のオイル成分分離回収装置と同様
に、開口部23の周囲に設けた取付部23aが、エンジ
ンのロッカカバーEのガス排出孔に取り付けられ、また
ガス排出管27がホース(図示しない)に接続され、イ
ンテークマニホールドに連結される。
出管27が設けられている。上記オイル成分分離回収装
置は、第1の実施形態のオイル成分分離回収装置と同様
に、開口部23の周囲に設けた取付部23aが、エンジ
ンのロッカカバーEのガス排出孔に取り付けられ、また
ガス排出管27がホース(図示しない)に接続され、イ
ンテークマニホールドに連結される。
【0040】以上のように構成したオイル成分分離回収
装置においても、上記第1の実施形態に示したオイル成
分分離回収装置と同様、エンジン運転中にクランク室か
らオイル成分を含んだガスが、開口部12から本体10
の下側室部S1b内に流入し、ガス中に含まれる粒径の大
きなオイルミストやオイル粒やオイル膜が周壁に吸着し
て確実に除去され、周壁面を伝って流下し、下側室部S
1bの底壁に溜められる。さらに、残りのガスは上側室部
S1aに移動し、ガス噴出孔22a1 からオイルミスト分
離室S2 内に高速度で流入し、フィルタ16に衝突し、
ガス中の微小な粒径のオイルミストが多孔質材料に吸着
することにより、効率よく除去される。その他、上記第
1の実施形態に示したオイル成分分離回収装置と同様の
効果が得られる。
装置においても、上記第1の実施形態に示したオイル成
分分離回収装置と同様、エンジン運転中にクランク室か
らオイル成分を含んだガスが、開口部12から本体10
の下側室部S1b内に流入し、ガス中に含まれる粒径の大
きなオイルミストやオイル粒やオイル膜が周壁に吸着し
て確実に除去され、周壁面を伝って流下し、下側室部S
1bの底壁に溜められる。さらに、残りのガスは上側室部
S1aに移動し、ガス噴出孔22a1 からオイルミスト分
離室S2 内に高速度で流入し、フィルタ16に衝突し、
ガス中の微小な粒径のオイルミストが多孔質材料に吸着
することにより、効率よく除去される。その他、上記第
1の実施形態に示したオイル成分分離回収装置と同様の
効果が得られる。
【0041】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図6〜図8は、本実施形態のオイル成分分離回
収装置を一部破断正面図、一部破断左側面図及び一部破
断右側面図により示したものである。このオイル成分分
離回収装置は、プラスチック製の箱型の本体30を有し
ている。本体30は、前面板30a、右側面板30b、
左側面板30c、背面板30d、上面板30e及び底面
板30fを組み合わせたものである。本体30の内部に
は、上下方向の略中間位置にて前面板30a、背面板3
0d及び左側面板30cに水平状態で固定された水平板
部31aと、水平板部31aの右端から垂直に延出され
上面板30eに固定された垂直板部31bとからなる仕
切り板31が設けられている。水平板部31aの垂直板
部31bとの連結部分の上面側には、わずかにへこんだ
凹部31a1 が設けられている。仕切り板31により、
本体30内部が、左上部に配置されたオイルミスト分離
室T1 と、オイルミスト分離室T1 の右側方の上側室部
T2aと、オイルミスト分離室T1 及び上側室部T2aの下
側に位置する下側室部T2bとからなるガス流入室T2
(T2 =T2a+T2b、T2 は図示しない))に区分され
ている。
明する。図6〜図8は、本実施形態のオイル成分分離回
収装置を一部破断正面図、一部破断左側面図及び一部破
断右側面図により示したものである。このオイル成分分
離回収装置は、プラスチック製の箱型の本体30を有し
ている。本体30は、前面板30a、右側面板30b、
左側面板30c、背面板30d、上面板30e及び底面
板30fを組み合わせたものである。本体30の内部に
は、上下方向の略中間位置にて前面板30a、背面板3
0d及び左側面板30cに水平状態で固定された水平板
部31aと、水平板部31aの右端から垂直に延出され
上面板30eに固定された垂直板部31bとからなる仕
切り板31が設けられている。水平板部31aの垂直板
部31bとの連結部分の上面側には、わずかにへこんだ
凹部31a1 が設けられている。仕切り板31により、
本体30内部が、左上部に配置されたオイルミスト分離
室T1 と、オイルミスト分離室T1 の右側方の上側室部
T2aと、オイルミスト分離室T1 及び上側室部T2aの下
側に位置する下側室部T2bとからなるガス流入室T2
(T2 =T2a+T2b、T2 は図示しない))に区分され
ている。
【0042】さらに、仕切り板31の垂直板部31bの
下端からガス流入室T2 内に、ガス流入室T2 の上下方
向の略中間位置にまで延びた延出板31cが設けられて
いる。上側室部T2a及び下側室部T2bの延出板31cに
囲まれた部分の前面板30a、右側面板30b,背面板
30dの内側面には、水平に一定間隔で複数の突出部3
0a1 ,30b1 ,30d1 が設けられている。
下端からガス流入室T2 内に、ガス流入室T2 の上下方
向の略中間位置にまで延びた延出板31cが設けられて
いる。上側室部T2a及び下側室部T2bの延出板31cに
囲まれた部分の前面板30a、右側面板30b,背面板
30dの内側面には、水平に一定間隔で複数の突出部3
0a1 ,30b1 ,30d1 が設けられている。
【0043】そして、このオイル成分分離回収装置で
は、底面板30fと水平板部31a間の距離が、上記第
1の実施形態に比べて大きくされている。また、前面板
30aと背面板30d間の距離については、上記第1の
実施形態に比べて小さくされている。また、垂直板部3
1bと右側面板30b間の距離も、上記第1の実施形態
に比べて大きくされている。
は、底面板30fと水平板部31a間の距離が、上記第
1の実施形態に比べて大きくされている。また、前面板
30aと背面板30d間の距離については、上記第1の
実施形態に比べて小さくされている。また、垂直板部3
1bと右側面板30b間の距離も、上記第1の実施形態
に比べて大きくされている。
【0044】前面板30aの下側室部T2b側には、内部
にブローバイガスを流入させる長方形の開口部32が設
けられており、開口部32には外側に向けて鍔状の取付
部32aが設けられている。開口部32は、その面積が
ブローバイガスの流速を低くする例えば2m/sec以
下の程度にするように規定されている。これにより、ガ
ス流入室T2 内においてガスの拡散を遅くし、下側室T
2b内にてガスに含まれる粒状や膜状の大きな塊のオイル
分を周壁に確実に吸着させようとするものである。ま
た、ガス流入室T2 内に溜ったオイルの開口部32を通
してエンジン側への戻りを、ガス流によって妨げないよ
うにするものである。ただし、開口部32の形状は、長
方形に限らない。
にブローバイガスを流入させる長方形の開口部32が設
けられており、開口部32には外側に向けて鍔状の取付
部32aが設けられている。開口部32は、その面積が
ブローバイガスの流速を低くする例えば2m/sec以
下の程度にするように規定されている。これにより、ガ
ス流入室T2 内においてガスの拡散を遅くし、下側室T
2b内にてガスに含まれる粒状や膜状の大きな塊のオイル
分を周壁に確実に吸着させようとするものである。ま
た、ガス流入室T2 内に溜ったオイルの開口部32を通
してエンジン側への戻りを、ガス流によって妨げないよ
うにするものである。ただし、開口部32の形状は、長
方形に限らない。
【0045】仕切り板31の垂直板部31bの中央下端
近傍位置には、図8に示すように、上下2段で横長のス
リット形状のガス噴出孔33aおよびガス噴出兼用オイ
ル排出孔33bが設けられている。ガス噴出孔33aお
よびガス噴出兼用オイル排出孔33bは、ガスの流速が
20〜35m/secになるような寸法に設定されてい
る。また、ガス噴出孔33aおよびガス噴出兼用オイル
排出孔33bの形状や数は上記したものに限らない。ガ
ス噴出兼用オイル排出孔33bは、上側室部T2aからオ
イルミスト分離室T1 内にガスを流入させると共に、オ
イルミスト分離室T1 内に溜った液体のオイル成分をガ
ス流入室T2 内に戻すようになっている。オイルミスト
分離室T1 内に溜った液体のオイル成分は、水平板部3
1aの凹部31a1 によってガス流入室T2 内に戻り易
くなっている。
近傍位置には、図8に示すように、上下2段で横長のス
リット形状のガス噴出孔33aおよびガス噴出兼用オイ
ル排出孔33bが設けられている。ガス噴出孔33aお
よびガス噴出兼用オイル排出孔33bは、ガスの流速が
20〜35m/secになるような寸法に設定されてい
る。また、ガス噴出孔33aおよびガス噴出兼用オイル
排出孔33bの形状や数は上記したものに限らない。ガ
ス噴出兼用オイル排出孔33bは、上側室部T2aからオ
イルミスト分離室T1 内にガスを流入させると共に、オ
イルミスト分離室T1 内に溜った液体のオイル成分をガ
ス流入室T2 内に戻すようになっている。オイルミスト
分離室T1 内に溜った液体のオイル成分は、水平板部3
1aの凹部31a1 によってガス流入室T2 内に戻り易
くなっている。
【0046】オイルミスト分離室T1 内には、垂直板部
31bと対向してフィルタ支持板35が垂直に配設され
ている。フィルタ支持板35は、略正方形で一隅が四角
形に切り欠かれた凹部35bになっている。フィルタ支
持板35は、背面板30d及び水平板部31aに固定さ
れており、支持板35と前面板30a、上面板30eと
の間に隙間が設けられている。フィルタ支持板35の垂
直板部31bとの対向面には、上記した多孔質材料製の
フィルタ36が貼り付けられている。そして、支持板3
5の左側には、背面板30dを貫通して、ガス排出管3
7が設けられている。上記オイル成分分離回収装置は、
上記第1の実施形態に示したと同様に接続される。
31bと対向してフィルタ支持板35が垂直に配設され
ている。フィルタ支持板35は、略正方形で一隅が四角
形に切り欠かれた凹部35bになっている。フィルタ支
持板35は、背面板30d及び水平板部31aに固定さ
れており、支持板35と前面板30a、上面板30eと
の間に隙間が設けられている。フィルタ支持板35の垂
直板部31bとの対向面には、上記した多孔質材料製の
フィルタ36が貼り付けられている。そして、支持板3
5の左側には、背面板30dを貫通して、ガス排出管3
7が設けられている。上記オイル成分分離回収装置は、
上記第1の実施形態に示したと同様に接続される。
【0047】以上のように構成したオイル成分分離回収
装置においても、上記第1の実施形態に示したオイル成
分分離回収装置と同様の作用効果が得られる。さらに、
第3の実施形態においては、垂直板部31bと右側面板
30b間の距離が、上記第1の実施形態に比べて大きく
されている。これにより、上側室部T2aの空間が広くな
り、ガス流入室T2 の下側室部T2bに流入したガスが、
高速で上側室部T2aに流入することがなく、それに伴っ
てオイル分混合ガスに含まれるオイル液滴、液膜等の液
体のオイル成分の上側室部T2aへの移動を抑制すること
ができる。また、突出部30a1 ,30b1 ,30d1
を設けたことにより、上側室部T2aに流入したガス中の
オイル成分は、突出部30a1 ,30b1 ,30d1 に
て移動が妨げられ、これらがさらに仕切り板31に設け
たガス噴出孔33a及びガス噴出兼用オイル排出孔33
bからオイルミスト分離室内T1 流れ込むような不具合
の発生を確実に防止できる。
装置においても、上記第1の実施形態に示したオイル成
分分離回収装置と同様の作用効果が得られる。さらに、
第3の実施形態においては、垂直板部31bと右側面板
30b間の距離が、上記第1の実施形態に比べて大きく
されている。これにより、上側室部T2aの空間が広くな
り、ガス流入室T2 の下側室部T2bに流入したガスが、
高速で上側室部T2aに流入することがなく、それに伴っ
てオイル分混合ガスに含まれるオイル液滴、液膜等の液
体のオイル成分の上側室部T2aへの移動を抑制すること
ができる。また、突出部30a1 ,30b1 ,30d1
を設けたことにより、上側室部T2aに流入したガス中の
オイル成分は、突出部30a1 ,30b1 ,30d1 に
て移動が妨げられ、これらがさらに仕切り板31に設け
たガス噴出孔33a及びガス噴出兼用オイル排出孔33
bからオイルミスト分離室内T1 流れ込むような不具合
の発生を確実に防止できる。
【0048】また、第3の実施形態においては、底面板
30fと水平板部31a間の距離が、上記第1の実施形
態に比べて大きくされて、前面板30aと背面板30d
間の距離については、上記第1の実施形態に比べて小さ
くされているため、オイル成分分離回収装置を、図9
(a)に示すように、前面板30aを前方に45゜程度
(図9では40゜)傾斜させたときに、下側室部T2bに
最大限にオイル成分が貯えられる位置である後述する開
口部32上端に達しているときでも、オイル面が仕切り
板31の下端に達しない。その結果、車両の傾斜により
オイル成分分離装置が傾斜しても、下側室部T2bに流入
した油滴や油膜等の液状のオイル成分のオイルミスト分
離室内への流入を防止でき、オイル成分がガス排出口3
7から流出するような不具合の発生を確実に防止でき
る。
30fと水平板部31a間の距離が、上記第1の実施形
態に比べて大きくされて、前面板30aと背面板30d
間の距離については、上記第1の実施形態に比べて小さ
くされているため、オイル成分分離回収装置を、図9
(a)に示すように、前面板30aを前方に45゜程度
(図9では40゜)傾斜させたときに、下側室部T2bに
最大限にオイル成分が貯えられる位置である後述する開
口部32上端に達しているときでも、オイル面が仕切り
板31の下端に達しない。その結果、車両の傾斜により
オイル成分分離装置が傾斜しても、下側室部T2bに流入
した油滴や油膜等の液状のオイル成分のオイルミスト分
離室内への流入を防止でき、オイル成分がガス排出口3
7から流出するような不具合の発生を確実に防止でき
る。
【0049】以下に、本発明の具体的実施例について説
明する。 実施例1.オイル成分分離回収装置としては、上記第2
の実施形態に示したものを用いた。このオイル成分分離
回収装置の試験品の形状は、前側の箱体21が縦85m
m×横60mm×幅25mmで、後側の箱体22が縦6
0mm×横60mm×幅30mmである。開口23の径
は26mmφである。ガス噴出孔の径は5.7mmφで
ある。フィルタの寸法は縦55mm×横55mm×厚さ
10mmである。また、比較品として従来のサイクロン
形式のオイル成分分離回収装置を用いた。ここで使用す
るサイクロンの仕様は、円筒部の内径40mmφ,円筒
部の高さ65mm,逆円錐筒部の高さ45mm、逆円錐
筒部下端内径5.5mmφ、ガス供給管内径8.5mm
φ、ガス排出管内径17mmφ、ガス排出管の挿入深さ
45mmである。
明する。 実施例1.オイル成分分離回収装置としては、上記第2
の実施形態に示したものを用いた。このオイル成分分離
回収装置の試験品の形状は、前側の箱体21が縦85m
m×横60mm×幅25mmで、後側の箱体22が縦6
0mm×横60mm×幅30mmである。開口23の径
は26mmφである。ガス噴出孔の径は5.7mmφで
ある。フィルタの寸法は縦55mm×横55mm×厚さ
10mmである。また、比較品として従来のサイクロン
形式のオイル成分分離回収装置を用いた。ここで使用す
るサイクロンの仕様は、円筒部の内径40mmφ,円筒
部の高さ65mm,逆円錐筒部の高さ45mm、逆円錐
筒部下端内径5.5mmφ、ガス供給管内径8.5mm
φ、ガス排出管内径17mmφ、ガス排出管の挿入深さ
45mmである。
【0050】測定項目及び試験条件は、以下に示す通り
である。 (1)測定項目 総捕集効率(%)、圧力損失(mmAq)、50%捕集
粒径Dc50 (μm)である。50%捕集粒径Dc50 と
は、捕集効率が50%の粒子の径を示すものである。 (2)試験条件 ガス流量:40l/min、ガス流量:20l/m
in 同圧力損失:80〜85mmAq 以上の条件で行った試験結果を下記表1に示す。
である。 (1)測定項目 総捕集効率(%)、圧力損失(mmAq)、50%捕集
粒径Dc50 (μm)である。50%捕集粒径Dc50 と
は、捕集効率が50%の粒子の径を示すものである。 (2)試験条件 ガス流量:40l/min、ガス流量:20l/m
in 同圧力損失:80〜85mmAq 以上の条件で行った試験結果を下記表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】以上の結果から、同一ガス流量の場合に
は、試験品の捕集効率は、比較品と比べて3倍以上と圧
倒的に優れた結果になっており、その違いはガス流量が
少なくなるにしたがって大きくなっている。それに伴っ
て、50%捕集粒径Dc50 についても、試験品は比較品
に比べて大幅に小さい値、すなわちより微小な粒子の捕
集が行われることが明らかになっている。圧力損失につ
いては、比較品の方が試験品に比べてフィルタを用いな
いという構造上の違いのために低くなっている。そし
て、同一圧損の場合の特性についても、捕集効率、50
%捕集粒径Dc50 共、試験品の方が比較品に比べて格段
に優れた結果になっている。
は、試験品の捕集効率は、比較品と比べて3倍以上と圧
倒的に優れた結果になっており、その違いはガス流量が
少なくなるにしたがって大きくなっている。それに伴っ
て、50%捕集粒径Dc50 についても、試験品は比較品
に比べて大幅に小さい値、すなわちより微小な粒子の捕
集が行われることが明らかになっている。圧力損失につ
いては、比較品の方が試験品に比べてフィルタを用いな
いという構造上の違いのために低くなっている。そし
て、同一圧損の場合の特性についても、捕集効率、50
%捕集粒径Dc50 共、試験品の方が比較品に比べて格段
に優れた結果になっている。
【0053】実施例2 オイル成分分離回収装置としては、上記第3の実施形態
に示したものを用いた。このオイル成分分離回収装置の
試験品の形状は、箱体30が、縦83mm×横66.5
mm×幅37mmで、オイルミスト分離室T1 が、縦2
5mm×横39.5mm×幅34mmである。従って、
垂直板部31bと右側面板30b間の距離は20mmで
あり、底面板30fと水平板部31a間の距離は51m
mであり、前面板30aと背面板30d間の距離は34
mmになっている。開口部32は、30mm×40mm
である。ガス噴出孔は、4mm×13mmであり、ガス
噴出兼用オイル排出孔は、4mm×8mmである。フィ
ルタの寸法は、縦21mm×横26mm×厚さ10mm
である。
に示したものを用いた。このオイル成分分離回収装置の
試験品の形状は、箱体30が、縦83mm×横66.5
mm×幅37mmで、オイルミスト分離室T1 が、縦2
5mm×横39.5mm×幅34mmである。従って、
垂直板部31bと右側面板30b間の距離は20mmで
あり、底面板30fと水平板部31a間の距離は51m
mであり、前面板30aと背面板30d間の距離は34
mmになっている。開口部32は、30mm×40mm
である。ガス噴出孔は、4mm×13mmであり、ガス
噴出兼用オイル排出孔は、4mm×8mmである。フィ
ルタの寸法は、縦21mm×横26mm×厚さ10mm
である。
【0054】測定項目及び試験条件は、以下に示す通り
である。 (1)測定項目 測定項目は、試験品を、図9(a)〜(d)に示すよう
に、前面板30a下辺を中心として40゜傾斜させた場
合(LH40゜傾斜)、背側板30d下辺を中心として
40゜傾斜させた場合(RH40゜傾斜)、右側面板3
0b下辺を中心として40゜傾斜させた場合(RR40
゜傾斜)、左側面板30c下辺を中心として40゜傾斜
させた場合(FR40゜傾斜)の、ガス排出管37から
のオイル持ち去り量(g/hr)である。 (2)試験条件 ガス流量:100l/min、油膜発生量:950
g/hr 以上の条件で行った試験結果を下記表2に示す。
である。 (1)測定項目 測定項目は、試験品を、図9(a)〜(d)に示すよう
に、前面板30a下辺を中心として40゜傾斜させた場
合(LH40゜傾斜)、背側板30d下辺を中心として
40゜傾斜させた場合(RH40゜傾斜)、右側面板3
0b下辺を中心として40゜傾斜させた場合(RR40
゜傾斜)、左側面板30c下辺を中心として40゜傾斜
させた場合(FR40゜傾斜)の、ガス排出管37から
のオイル持ち去り量(g/hr)である。 (2)試験条件 ガス流量:100l/min、油膜発生量:950
g/hr 以上の条件で行った試験結果を下記表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】以上の結果から、試験品を何れの方向に4
0゜傾斜させても、ガス排出管37からのオイル持ち去
り量は2.2g/hr以下であり、実用上、全く問題の
ない値になっており、このオイル成分分離回収装置が、
傾斜した地形を走行する自動車等の車両に搭載するのに
適していることが明らかにされた。
0゜傾斜させても、ガス排出管37からのオイル持ち去
り量は2.2g/hr以下であり、実用上、全く問題の
ない値になっており、このオイル成分分離回収装置が、
傾斜した地形を走行する自動車等の車両に搭載するのに
適していることが明らかにされた。
【0057】なお、上記各実施形態においては、オイル
成分分離回収装置は、ロッカーカバーに外付けで使用す
るのに適しているが、これに限らず、ロッカーカバー内
に取り付けて使用することもできる。また、オイル成分
分離回収装置の外形についても、上記実施形態に示した
ものに限るものではない。
成分分離回収装置は、ロッカーカバーに外付けで使用す
るのに適しているが、これに限らず、ロッカーカバー内
に取り付けて使用することもできる。また、オイル成分
分離回収装置の外形についても、上記実施形態に示した
ものに限るものではない。
【0058】また、上記実施形態においては、オイル成
分分離回収装置を自動車エンジン用として用いている
が、その他のエンジンやガスタービン等のオイル成分回
収用としても用いることができる。また、上記オイル成
分分離回収装置を、従来工業用として用いられていた電
気集塵装置の代わりに用いることができ、微小なオイル
成分を安全にかつ安価に除去することができる。
分分離回収装置を自動車エンジン用として用いている
が、その他のエンジンやガスタービン等のオイル成分回
収用としても用いることができる。また、上記オイル成
分分離回収装置を、従来工業用として用いられていた電
気集塵装置の代わりに用いることができ、微小なオイル
成分を安全にかつ安価に除去することができる。
【図1】本発明の一実施の形態であるオイル成分分離回
収装置を概略的に示す一部破断正面図である。
収装置を概略的に示す一部破断正面図である。
【図2】同オイル成分分離回収装置を示す一部破断左側
面図である。
面図である。
【図3】同オイル成分分離回収装置の使用状態を概略的
に示す説明図である。
に示す説明図である。
【図4】第2の実施形態であるオイル成分分離回収装置
を概略的に示す一部破断正面図である。
を概略的に示す一部破断正面図である。
【図5】同オイル成分分離回収装置を示す一部破断右側
面図である。
面図である。
【図6】第3の実施形態であるオイル成分分離回収装置
を概略的に示す一部破断正面図である。
を概略的に示す一部破断正面図である。
【図7】同オイル成分分離回収装置を示す一部破断左側
面図である。
面図である。
【図8】同オイル成分分離回収装置を示す一部破断右側
面図である。
面図である。
【図9】同オイル成分分離回収装置の傾斜状態を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図10】比較例であるオイル成分分離回収装置を概略
的に示す一部破断正面図である。
的に示す一部破断正面図である。
【図11】他の比較例であるオイル成分分離回収装置を
概略的に示す一部破断正面図である。
概略的に示す一部破断正面図である。
【図12】従来例であるオイル成分分離回収装置を概略
的に示す一部破断正面図である。
的に示す一部破断正面図である。
【図13】他の従来例であるオイル成分分離回収装置を
概略的に示す一部破断正面図である。
概略的に示す一部破断正面図である。
10…本体、11…仕切り板、12…開口部、12a…
取付部、13a…ガス噴出孔、13b…オイル落下孔、
14…通過阻止板、15…フィルタ支持板、15b…支
持片、16…フィルタ、17…ガス排出管、R1 …オイ
ルミスト分離室、R2 …ガス流入室、R2a…上側室部、
R2b…下側室部、20…本体、21…箱体、22…箱
体、22a…仕切り板、22a1 …ガス噴出孔、22a
2 …オイル落下孔、23…開口部、24…通過阻止板、
25…フィルタ支持板、25b…支持片、26…フィル
タ、27…ガス排出管、S1 …ガス流入室、S1a…上側
室部、S1b…下側室部、S2 …オイルミスト分離室、3
0…本体、31…仕切り板、31a…水平板部、31b
…垂直板部、31c…延出板、30a1 ,30b1 ,3
0d1 …突出部、32…開口部、33a…ガス噴出孔、
33b…ガス噴出兼用オイル排出孔、35…フィルタ支
持板、35b…凹部、36…フィルタ、37…ガス排出
管、T1 …オイルミスト分離室、T2 …ガス流入室、T
2a…上側室部、T2b…下側室部。
取付部、13a…ガス噴出孔、13b…オイル落下孔、
14…通過阻止板、15…フィルタ支持板、15b…支
持片、16…フィルタ、17…ガス排出管、R1 …オイ
ルミスト分離室、R2 …ガス流入室、R2a…上側室部、
R2b…下側室部、20…本体、21…箱体、22…箱
体、22a…仕切り板、22a1 …ガス噴出孔、22a
2 …オイル落下孔、23…開口部、24…通過阻止板、
25…フィルタ支持板、25b…支持片、26…フィル
タ、27…ガス排出管、S1 …ガス流入室、S1a…上側
室部、S1b…下側室部、S2 …オイルミスト分離室、3
0…本体、31…仕切り板、31a…水平板部、31b
…垂直板部、31c…延出板、30a1 ,30b1 ,3
0d1 …突出部、32…開口部、33a…ガス噴出孔、
33b…ガス噴出兼用オイル排出孔、35…フィルタ支
持板、35b…凹部、36…フィルタ、37…ガス排出
管、T1 …オイルミスト分離室、T2 …ガス流入室、T
2a…上側室部、T2b…下側室部。
Claims (7)
- 【請求項1】 内部が仕切り壁により2つに仕切られた
容器と、同仕切り壁の一方の側に設けられ互いに連通す
る上側室部と下側室部とからなるガス流入室と、前記仕
切り壁を挟んで前記上側室部の反対側に設けられたオイ
ルミスト分離室と、前記下側室部の側壁に設けたガス流
入口と、前記オイルミスト分離室の周壁に設けたガス排
出口と、前記仕切り壁に設けられて前記上側室部と前記
オイルミスト分離室とを連通させるガス噴出孔と、前記
仕切り壁の下端部分に設けられ前記オイルミスト分離室
とガス流入室とを連通するオイル排出孔と、前記オイル
ミスト分離室内にて前記ガス噴出孔の形成された仕切り
壁部分に対向しかつ周壁との間に隙間を設けた状態で同
周壁に支持された支持板と、同支持板の前記ガス噴出孔
との対向面に取り付けられた多孔質フィルタ部材とを備
えたことを特徴とするオイル成分分離回収装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載のオイル成分分離回
収装置において、前記ガス流入口の面積が、流入ガスの
速度が低くなるような大きさに規定されたことを特徴と
するオイル成分分離回収装置。 - 【請求項3】 前記請求項1または請求項2に記載のオ
イル成分分離回収装置において、前記オイル排出孔の近
傍位置にて前記容器の内壁または前記仕切り壁に固定さ
れ同オイル排出孔へのガスの通過および、これに伴うオ
イルの浸入を妨げる通過阻止部材を設けたことを特徴と
するオイル成分分離回収装置。 - 【請求項4】 内部が仕切り壁により2つに仕切られた
容器と、同仕切り壁の一方の側に設けられ互いに連通す
る上側室部と下側室部とからなるガス流入室と、前記仕
切り壁を挟んで前記上側室部の反対側に設けられたオイ
ルミスト分離室と、前記下側室部の側壁に設けたガス流
入口と、前記オイルミスト分離室の周壁に設けたガス排
出口と、前記仕切り壁に設けられて前記上側室部と前記
オイルミスト分離室とを連通させるガス噴出孔と、前記
仕切り壁の下端近傍部分に設けられ前記オイルミスト分
離室と前記上側室部とを連通させるガス噴出兼用オイル
排出孔と、前記オイルミスト分離室内にて前記ガス噴出
孔の形成された仕切り壁部分に対向しかつ周壁との間に
隙間を設けた状態で同周壁に支持された支持板と、同支
持板の前記ガス噴出孔及びガス噴出兼用オイル排出孔と
の対向面に取り付けられた多孔質フィルタ部材とを備え
たことを特徴とするオイル成分分離回収装置。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載のオイル成分分離回
収装置において、前記下側室部に貯えられたオイル成分
の液面が前記開口部の略上端に達した状態で、前記容器
が45゜傾斜したときに、同液面が前記仕切り壁下端に
到達しないようにしたことを特徴とするオイル成分分離
回収装置。 - 【請求項6】 前記請求項4または請求項5に記載のオ
イル成分分離回収装置において、前記仕切り壁の前記上
側室部に面する部分の下端に、前記下側室部内に延出し
た延出壁を設けたことを特徴とするオイル成分分離回収
装置。 - 【請求項7】 前記請求項4から請求項6のいずれか1
つに記載のオイル成分分離回収装置において、前記容器
の前記上側室部に面する内周壁部分を凹凸形状としたこ
とを特徴とするオイル成分分離回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20676396A JPH09291810A (ja) | 1996-02-29 | 1996-08-06 | オイル成分分離回収装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-42809 | 1996-02-29 | ||
| JP4280996 | 1996-02-29 | ||
| JP20676396A JPH09291810A (ja) | 1996-02-29 | 1996-08-06 | オイル成分分離回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09291810A true JPH09291810A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=26382550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20676396A Pending JPH09291810A (ja) | 1996-02-29 | 1996-08-06 | オイル成分分離回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09291810A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007137916A3 (de) * | 2006-05-29 | 2008-11-20 | Mahle Int Gmbh | Zylinderkopf eines verbrennungsmotors |
| JP2008286075A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Toyota Boshoku Corp | 気液分離装置 |
| WO2010017903A1 (de) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | Elringklinger Ag | Partikel-abscheidevorrichtung für eine aerosol-strömung |
| DE102009024701A1 (de) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | Mahle International Gmbh | Ölnebelabscheider |
| CN102182532A (zh) * | 2011-04-29 | 2011-09-14 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种油气分离机构 |
| DE102010034615A1 (de) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) | Ölabscheider |
| CN114278412A (zh) * | 2020-09-28 | 2022-04-05 | 北京汽车动力总成有限公司 | 一种油气分离器、发动机及汽车 |
-
1996
- 1996-08-06 JP JP20676396A patent/JPH09291810A/ja active Pending
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8573188B2 (en) | 2006-05-29 | 2013-11-05 | Mahle International Gmbh | Cylinder head of an internal combustion engine |
| JP2009539012A (ja) * | 2006-05-29 | 2009-11-12 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関のシリンダヘッド |
| WO2007137916A3 (de) * | 2006-05-29 | 2008-11-20 | Mahle Int Gmbh | Zylinderkopf eines verbrennungsmotors |
| JP2008286075A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Toyota Boshoku Corp | 気液分離装置 |
| WO2010017903A1 (de) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | Elringklinger Ag | Partikel-abscheidevorrichtung für eine aerosol-strömung |
| EP2447486A1 (de) * | 2008-08-11 | 2012-05-02 | ElringKlinger AG | Partikel-Abscheidevorrichtung für eine Aerosol-Strömung |
| US8252079B2 (en) | 2008-08-11 | 2012-08-28 | Elringklinger Ag | Particle separating device for an aerosol stream |
| DE102009024701A1 (de) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | Mahle International Gmbh | Ölnebelabscheider |
| US9080477B2 (en) | 2009-06-12 | 2015-07-14 | Mahle International Gmbh | Oil mist separator |
| DE102009024701B4 (de) * | 2009-06-12 | 2016-05-04 | Mahle International Gmbh | Ölnebelabscheider |
| US9885266B2 (en) | 2009-06-12 | 2018-02-06 | Mahle International Gmbh | Oil mist separator |
| DE102010034615A1 (de) * | 2010-08-18 | 2012-02-23 | Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) | Ölabscheider |
| CN102182532A (zh) * | 2011-04-29 | 2011-09-14 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种油气分离机构 |
| CN114278412A (zh) * | 2020-09-28 | 2022-04-05 | 北京汽车动力总成有限公司 | 一种油气分离器、发动机及汽车 |
| CN114278412B (zh) * | 2020-09-28 | 2022-11-22 | 北京汽车动力总成有限公司 | 一种油气分离器、发动机及汽车 |
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