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JPH092969A - アレルギー疾患治療剤 - Google Patents

アレルギー疾患治療剤

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Publication number
JPH092969A
JPH092969A JP7176741A JP17674195A JPH092969A JP H092969 A JPH092969 A JP H092969A JP 7176741 A JP7176741 A JP 7176741A JP 17674195 A JP17674195 A JP 17674195A JP H092969 A JPH092969 A JP H092969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
therapeutic agent
allergic diseases
water
bathing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7176741A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Hamada
貞雄 濱田
Susumu Kitanaka
進 北中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
O S KOGYO KK
Original Assignee
O S KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by O S KOGYO KK filed Critical O S KOGYO KK
Priority to JP7176741A priority Critical patent/JPH092969A/ja
Priority to US08/664,920 priority patent/US5942231A/en
Priority to DE69606466T priority patent/DE69606466T2/de
Priority to EP96304569A priority patent/EP0749753B1/en
Publication of JPH092969A publication Critical patent/JPH092969A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K36/00Medicinal preparations of undetermined constitution containing material from algae, lichens, fungi or plants, or derivatives thereof, e.g. traditional herbal medicines
    • A61K36/18Magnoliophyta (angiosperms)
    • A61K36/185Magnoliopsida (dicotyledons)
    • A61K36/61Myrtaceae (Myrtle family), e.g. teatree or eucalyptus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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Abstract

(57)【要約】 【目的】副作用の少ない新規なアレルギー疾患治療剤を
提供する。 【構成】グアバの葉の乾燥粉末またはその乾燥粉末から
溶媒抽出されたエキスを含むアレルギー疾患治療剤。好
ましくは、液剤、ローション、懸濁剤、クリーム、軟
膏、噴霧液、入浴剤などの剤形とされる。 【効果】アトピー性皮膚炎を始め、ヒスタミンの関与す
る、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症などのいず
れのアレルギー疾患にも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グアバの葉の乾燥粉末
またはその乾燥粉末から溶媒抽出されたエキスを含むア
レルギー疾患治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、
アレルギー性鼻炎、花粉症などのアレルギー疾患が増え
続けている。これらのアレルギー疾患は、主にI型アレ
ルギー反応によるものであり、多量に生じた、アレルゲ
ンに対する免疫グロブリンE抗体が、肥満細胞の表面で
アレルゲンと結合することにより起こる化学伝達物質の
遊離によって引き起こされることが知られている。
【0003】従来、これらのアレルギー疾患に対する治
療剤として、ステロイド剤が一般に使用されている。し
かしながら、ステロイド剤は副作用が大きいことが多
く、慎重な適用が必要とされている。
【0004】一方、グアバ(学名:Psidium g
uajava L.)は、南米が原産地の、ふともも
科、バンジロウ属の植物である。この植物は古くから薬
用植物の一つとして知られており、その葉が、傷薬、胃
腸薬などとして用いられている。また、葉の溶媒抽出物
が化粧品に使用されている(特開平5−245837号
公報参照)。しかし、グアバの葉が抗アレルギー作用を
有することは知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、副作
用の少ない新規なアレルギー疾患治療剤を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、薬用植物
をスクリーニングした結果、グアバの葉の抽出物が抗ア
レルギー作用を有することを見い出し、本発明を完成し
た。
【0007】すなわち、本発明の要旨は、グアバの葉の
乾燥粉末またはその乾燥粉末から溶媒により抽出して得
られるエキスを含むことを特徴とするアレルギー疾患治
療剤に存する。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。グアバ
(学名:Psidium guajava L.)は広
く栽培されているので、その葉は容易に入手できる。
【0009】グアバの葉は、乾燥した後、粉砕して、乾
燥粉末とする。乾燥および粉砕は常法によって行えばよ
い。乾燥は、熱を加えない自然乾燥が好ましい。粉砕の
程度は、剤形に合わせて適宜選択される。例えば、クリ
ーム基剤に配合する場合には、通常、粒径0.03mm
以下の粉末が得られるように、また、乾燥粉末を透水性
袋に収容して入浴剤の形態で用いる場合には、通常、4
0〜80メッシュの粉末が得られるように粉砕する。
【0010】また、エキスは、上記の乾燥粉末を溶媒を
用いて抽出し、抽出液から溶媒を減圧濃縮などにより除
去して得ることが出来る。この溶媒としては、水、メタ
ノール、エタノールなどのアルコール、アセトン、およ
び、これらの混合物が使用できる。好ましくは、アルコ
ールまたはアセトンが使用される。エキスは、必要によ
り、さらに、カラムクロマトグラフィーなどの常用の手
段を用いて精製してもよい。
【0011】上記のエキスは、通常、(1)第2鉄塩と反
応して暗青ないし暗緑色を呈する、(2)クロム酸または
クロム酸塩と反応して沈殿する、(3)フェリシアン酸カ
リウムおよびアンモニアと反応して深赤色を呈するなど
の性質を有している。
【0012】上記のようにして得られたグアバの葉の乾
燥粉末はそのまま患部に塗布することもできるが、通
常、従来の方法にしたがって製剤化される。また、グア
バの葉の乾燥粉末から溶媒により抽出して得られるエキ
スも、通常、従来の方法にしたがって製剤化される。製
剤化の際には、医薬用に使用されている種々の補助剤、
すなわち、蒸留水、白色ワセリンなどの担体やその他の
助剤、例えば、安定剤、防腐剤、乳化剤などを必要に応
じて使用する。剤形の例としては、錠剤、散剤、顆粒
剤、液剤、ローション、懸濁剤、クリーム、軟膏、噴霧
液、入浴剤などがあり、これらの剤形は投与方法に合わ
せ適宜選択される。例えば、外用剤の場合、液剤、ロー
ション、懸濁剤、クリーム、軟膏、噴霧液、入浴剤など
の剤形が選択される。
【0013】製剤への配合量は、乾燥粉末の場合、通
常、2〜30重量%、好ましくは、5〜15重量%であ
り、エキスの場合は、通常、1〜20重量%、好ましく
は、2〜5重量%である。
【0014】本発明のアレルギー疾患治療剤は、通常、
経口、外用(局所)、吸入ないし通気、および、これら
の組み合わせにより投与され、好ましくは、外用により
投与される。投与量は、投与方法によって異なるが、例
えば、局所投与の場合、乾燥粉末を5〜15重量%また
はエキスを2〜5重量%含有する製剤を1日1回ないし
数回塗布する。また、経口投与の場合、通常、成人で、
乾燥粉末では0.3〜0.5g、エキスでは10〜25
mgを1日1回ないし数回投与する。
【0015】また、本発明のアレルギー疾患治療剤は、
入浴剤の形態で好適に使用される。特に、この入浴剤
は、上記のグアバの葉の乾燥粉末を透水性袋に収容して
製造することが出来る。透水性袋の材料としては、収容
する粉末の粒度などを考慮して適宜選択されるが、入浴
剤の使用時に揉むなどの物理的な力が加わることがある
ので、強度の高いものを使用することが好ましい。この
ような透水性材料の例としては、ナイロンシャなどの不
織布がある。一つの透水性袋に収容される粉末の量は、
入浴1回に適した量とすることが好ましい。入浴1回に
使用するのに適した粉末の量は、家庭用浴槽(180〜
220l)の場合、通常、10〜15gである。このよ
うにして得られる入浴剤は、通常、酸化などによる品質
低下を防ぐため、PETアルミ複合材料などの遮光・気
密性材料の袋に入れて保存する。この入浴剤は、入浴時
にお湯に入れて使用し、入浴の間、湯中に放置してさし
つかえない。また、適宜、揉みだして使用してもかまわ
ない。
【0016】なお、上記の用量および用法は、患者の年
齢、性別、症状および重傷度ならびに、他の薬剤の使用
などの条件により変化するものであり、上記の範囲にと
らわれることなく変更することが可能である。
【0017】
【作用】本発明のアレルギー疾患治療剤は、特に、アト
ピー性皮膚炎に対する治療効果が著しい。その効果は、
エキスについて肥満細胞を用いたヒスタミン遊離抑制試
験によってヒスタミン遊離抑制活性が確認されているこ
とから、ヒスタミン遊離抑制作用に基づいて発揮される
ものと考えられる。したがって、アトピー性皮膚炎に限
らず、ヒスタミンの関与する、気管支喘息、アレルギー
性鼻炎、花粉症などのいずれのアレルギー疾患にも適用
できると期待される。
【0018】なお、グアバの葉の煎じ液は、古くから飲
用されており、その安全性は確認されている。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【0020】試験例1 乾燥グアバ葉5.8kgを80%含水アセトン5Lで3
回、室温にて超音波抽出し、抽出液を減圧下濃縮し、抽
出物(エキス)306.4gを得た。
【0021】この抽出物306gに水1Lを加え、水で
調整した、Diaion HP−20(商品名)を充填
したカラム(11.5cm×25cm)に吸着させた。
下記の表1に示すように、水−メタノール混合溶媒を用
いてメタノール濃度を上げながら(0〜100%(v/
v))溶出し、最後に、アセトンを用いて溶出し、8画
分を得た。それぞれの画分の溶出には溶媒8Lを用い
た。各画分の収量を表1に示す。このように得られた各
画分について、下記の生物活性検定法によりヒスタミン
遊離抑制作用を測定した。この結果も表1に示す。
【0022】
【表1】 ──────────────────────────────────── 画分 溶媒 収量(g) ヒスタミン遊離抑制率(%) 1 水 39.200 23 2 メタノール−水(1:9) 30.434 105 3 メタノール−水(2:8) 28.150 105 4 メタノール−水(4:6) 28.777 97 5 メタノール−水(7:3) 9.795 95 6 メタノール−水(1:9) 8.542 59 7 メタノール 3.517 33 8 アセトン 1.234 25 ────────────────────────────────────
【0023】生物活性検定法 (1)ラット腹腔肥満細胞浮遊液の調製 7〜8週齡の雄ウィスター系ラットをエーテル麻酔下で
脱血致死させ、直ちに腹腔内にTyrode液20mLを注入
し、約3分間腹腔のマッサージを行った後、腹水を取り
出し、4℃、150×gで10分間遠心分離を行い、沈
殿する細胞を集めた。細胞は2mLのTyrode液に懸濁さ
せ、4mLの比重1.068の牛血清アルブミン(BS
A)溶液の上に重層し、4℃、100×gで15〜20
分間遠心分離を行って、肥満細胞を沈殿させ、精製し
た。この沈殿を4mLのTyrode液で2回洗い、最終的に
0.2%BSAを含むTyrode液1mLに懸濁させ、位相
差顕微鏡下の観察により、肥満細胞を計測し、細胞浮遊
液(細胞数:1×106 cells/ml、全細胞中約80〜9
0%が肥満細胞)を調製した。
【0024】(2)肥満細胞からのヒスタミン遊離阻害
活性の測定 試料を0.5%ジメチルスルホキシド−0.02Mリン
酸塩緩衝液(pH7.0)(PBS)に一定濃度で溶解
し、この溶液の100μLに細胞浮遊液を100μLを
加え、37℃で5分間加温した。この溶液40μLを、
予めcompound 48/80を5μg/mLの濃度で含むPBS
10μLまたはPBS10μLを入れたサンプリングチ
ューブ各2本にそれぞれ加え、37℃で10分間インキ
ュベートした後、氷水中に浸して反応を停止する。次い
で、4℃、1,500×gの条件で4分間遠心分離を行
い、上清30μLを分取し、0.1M塩酸30μLを加
えて撹拌した後、その10μLを、下記条件のHPLC
のカラムに注入し、分析を行った。0.5%ジメチルス
ルホキシド−0.02Mリン酸塩緩衝液(pH7.0)
(PBS)のみを用いたときを対照として抑制率を算出
した。
【0025】(3)HPLCによるヒスタミン分析 Saitoら(J. Chromatogr., 595, 163(1982))の方法に
従い、オンカラムHPLCによりヒスタミンの分析を行
った。HPLC条件は次の通りである。
【0026】
【表2】 カラム:アサヒパックODP−50(1.6mm I.
D.×250mm) カラム温度:40℃ 溶離液:アセトニトリル−50mM四ホウ酸ナトリウム
(18:82) (o−フタルアルデヒドおよびN−アセチルシステイン
の各1mMを含む。) 流速:0.5mL/min 検出:Ex.340nm、Em.450nm
【0027】実施例1 グアバの葉を日陰干しして乾燥し、粉砕機で粉末化(約
40〜80メッシュ)した。得られた粉末を15gずつ
ナイロンシャの袋(帝人社製、ユニセルBP−65W
(商品名)、100mm×120mm)に収容し、入浴
剤を得た。製造された入浴剤は、PETアルミ袋に入れ
密封し、使用時まで保存した。
【0028】上記の入浴剤を用いて行った入浴治療の結
果を下記に示す。この入浴治療は、実施例1で得られた
入浴剤を、家庭用浴槽(180〜220l)に対して1
〜2個の割合で使用して、毎日、入浴するという用法で
行った。なお、毎日新しい湯を使用した。
【0029】<23歳女性、アトピー性皮膚炎>患者
は、ステロイド剤の塗布により症状の緩和を行っていた
が、顔面および全身の広範囲に皮疹が生じており、これ
は大変な痒みを伴うものであった。この患者に、ステロ
イド剤の塗布を中止させ、入浴治療を行った。その結
果、2〜3日後に、ステロイド剤の塗布を中止したこと
によるリバウンド減少が起こり、一時、顔の腫れ、湿疹
の増加がみられたが、2週目より腫れが治まり、1ヵ月
経過後、全身の湿疹が大きく減り始め、3ヵ月後には、
湿疹部がカサカサになり、赤み、湿潤も無くなった。6
ヵ月後には、背中部に若干の湿疹がみられるものの、全
身にはほとんど無くなり、痒みもなく、良好な状態とな
った。
【0030】<1歳男性、乳幼児期アトピー性皮膚炎>
患者は、生後3ヵ月より、アゴ部より湿潤性湿疹を生
じ、6ヵ月目にアレルギーテストを行った結果、卵10
0%、牛乳100%、小麦55%の反応を示したので、
それらを摂取しないようにしたが、発育が悪くなるた
め、4ヵ月後より摂取を再開することにし、母乳を飲ま
せたところ、全身に湿潤性湿疹が生じ、痒み、湿潤が再
びひどくなった。この患者に、入浴治療を行ったとこ
ろ、2週目より頭部から湿疹が減り始め、顔、顎、体と
順番に良くなり、2ヵ月目頃には、オムツの当たる部分
を除いては、殆ど普通の肌と変わらない程度まで改善さ
れ、痒みも無くなった。その後も、良好な経過が持続し
ている。
【0031】<49歳女性、アトピー性皮膚炎>患者
は、幼少の頃より、アセモが出来やすいなど、皮膚が過
敏であったが、平成2年9月頃より、全身が異常に痒く
なり、足に浮腫がみられ、アレルギー値が異常に高くな
るを症状を示した。この症状は、以後、毎年、春先から
秋にかけて、体が異常に痒くなり、皮疹を生じる季節性
のものであった。この患者に、平成6年2月頃より、入
浴治療を行った。その結果、1ヵ月後には、体の痒みが
非常に少なくなり、顔の色も白くなりつやがでてきた。
また、顔の両頬にあった十円硬貨大のシミも、殆ど無く
なった。その後、再び痒みを生じることなく。良好な状
態が続いている。
【0032】実施例2 エタノールに、グアバの乾燥粉末を重量比で2%添加
し、室温にて12時間放置して抽出し、その後、濾過
し、蒸留水で5倍(v/v)に希釈して塗布液剤を得
た。この塗布液剤を用いて行った治療の結果を下記に示
す。
【0033】<15歳女性、アトピー性皮膚炎>患者
は、首、目の回りに炎症が生じ、首には通年、目の回り
には夏期に激しい痒みを伴う皮疹が生じていた。この患
者に、実施例2で得られた塗布液剤を患部に朝夕1日2
回塗布した。治療後、1週間程で痒みが無くなり、3週
目には、目の回りの炎症も無くなり、さらに、首部の皮
疹が殆ど無くなり、普通の皮膚の状態に回復した。
【0034】実施例3 グアバの葉を日陰干しして乾燥し、粉砕機で粉末化(粒
経0.01〜0.03mm)した。この粉末剤を用いて
行った治療の結果を下記に示す。
【0035】<38歳男性、アトピー性皮膚炎>患者
は、上腕部、膝部、首部に多数の痒みを伴う湿疹が生じ
ており、小水疱も多数形成されていた。特に、春から秋
にかけては、その症状はひどく、掻くことにより出血も
生じていた。また、ステロイド剤の塗布により、首部は
皮膚が黒色化し、多毛となる副作用が生じていた。この
患者にステロイド剤の塗布を中止させ、実施例1に示し
たような入浴治療に加え、粉末剤の直接塗布を朝夕2回
行った。その結果、3日目より、出血部分、小水疱部の
湿潤性は大きく改善され、皮膚がカサカサになってき
た。1ヵ月後には、首部に若干の痒みが残るものの、全
体的に、皮膚の状態は良好な状態を保ち、湿潤性小水疱
も無くなり、痒みも無く、普通の肌と変わらない程度ま
で改善された。
【0036】実施例4 白色ワセリンにグアバの乾燥粉末を重量比で20%添加
し、均一に混合してクリームを得た。このクリームを用
いて行った治療の結果を下記に示す。
【0037】<30歳女性、アトピー性皮膚炎>患者に
は、肩から首前部にかけて多数の皮疹を伴うアトピー性
皮膚炎が生じており、特に、夏、汗をかくことによって
その症状が重くなり、皮疹も増加し、激しい痒みも伴っ
ていた。また、入浴後の体が暖まった時も同様であっ
た。この患者に1日3回(内1回は入浴後)、クリーム
を患部に塗って治療を行った。その結果、特に、入浴後
の塗布において、湿疹の減少および痒みの軽減に大きな
効果を示し、治療開始後1週間程で湿疹部の赤みも減少
することが確認された。その後、1週間程で多少湿疹が
見られるものの痒みはほとんど無くなり、そして、2週
目には、皮疹もほとんど無くなり、普通の皮膚と変わら
ない程に回復した。このクリームの塗布による治療で
は、短時間でその効果を期待できる。
【0038】
【発明の効果】以上に説明した本発明によれば、副作用
の少ない、新規なアレルギー疾患治療剤が提供される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グアバの葉の乾燥粉末を含むことを特徴
    とするアレルギー疾患治療剤。
  2. 【請求項2】 グアバの葉の乾燥粉末から溶媒により抽
    出して得られるエキスを含むことを特徴とするアレルギ
    ー疾患治療剤。
  3. 【請求項3】 外用剤の形態である請求項1または2に
    記載のアレルギー疾患治療剤。
  4. 【請求項4】 浴剤の形態である請求項1または2に記
    載のアレルギー疾患治療剤。
  5. 【請求項5】 アトピー性皮膚炎治療用である請求項1
    〜4の何れか1項に記載のアレルギー疾患治療剤。
JP7176741A 1995-06-20 1995-06-20 アレルギー疾患治療剤 Pending JPH092969A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7176741A JPH092969A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 アレルギー疾患治療剤
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Applications Claiming Priority (1)

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JP7176741A JPH092969A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 アレルギー疾患治療剤

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JP7176741A Pending JPH092969A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 アレルギー疾患治療剤

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US (1) US5942231A (ja)
EP (1) EP0749753B1 (ja)
JP (1) JPH092969A (ja)
DE (1) DE69606466T2 (ja)

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