JPH09296836A - ディスクブレーキキャリパ - Google Patents
ディスクブレーキキャリパInfo
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- JPH09296836A JPH09296836A JP9051275A JP5127597A JPH09296836A JP H09296836 A JPH09296836 A JP H09296836A JP 9051275 A JP9051275 A JP 9051275A JP 5127597 A JP5127597 A JP 5127597A JP H09296836 A JPH09296836 A JP H09296836A
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- JP
- Japan
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- pads
- brake caliper
- disc
- support pin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーキ引きずり現象およびパッド偏摩耗現
象を軽減する。 【解決手段】 パッド12,12の裏板12a,12a
の孔を摺動可能に貫通し両端をマウンティング用部材1
3の孔に嵌入した1本のパッド支持ピン16により各パ
ッド12,12を支持させる。パッド支持ピン16は、
パッド12、12のディスクロータ回転方向中央位置か
らディスクロータ回転方向一方向にオフセットした位置
に配設する。パッド支持ピン16の中央の環状溝16a
にばね部材18の基部18aの中間部を係合させ、基部
18aの一端はマウンティング用部材13に支持させ
る。基部18aの他端にはばね作用部18bを形成し、
裏板12aに係合させてパッド12,12をディスクロ
ータから離間させる方向およびディスクロータ半径方向
内方向へ付勢させる。
象を軽減する。 【解決手段】 パッド12,12の裏板12a,12a
の孔を摺動可能に貫通し両端をマウンティング用部材1
3の孔に嵌入した1本のパッド支持ピン16により各パ
ッド12,12を支持させる。パッド支持ピン16は、
パッド12、12のディスクロータ回転方向中央位置か
らディスクロータ回転方向一方向にオフセットした位置
に配設する。パッド支持ピン16の中央の環状溝16a
にばね部材18の基部18aの中間部を係合させ、基部
18aの一端はマウンティング用部材13に支持させ
る。基部18aの他端にはばね作用部18bを形成し、
裏板12aに係合させてパッド12,12をディスクロ
ータから離間させる方向およびディスクロータ半径方向
内方向へ付勢させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、車両の車
輪ブレーキとして使用されるディスクブレーキにおける
ディスクブレーキキャリパに関し、特に、非ブレーキ状
態でのブレーキ引きずり現象を軽減させるとともにパッ
ドの偏摩耗現象を軽減させた安価なディスクブレーキキ
ャリパに関するものである。
輪ブレーキとして使用されるディスクブレーキにおける
ディスクブレーキキャリパに関し、特に、非ブレーキ状
態でのブレーキ引きずり現象を軽減させるとともにパッ
ドの偏摩耗現象を軽減させた安価なディスクブレーキキ
ャリパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平5−45266号公報には、車両
の車輪と一体に回転するディスクロータと、このディス
クロータの側面と対向する一対のパッドと、前記車両の
非回転部分に固定されていて前記パッドに加わるブレー
キトルクを受けるマウンティング用部材と、前記一対の
パッドの裏板を摺動可能に貫通しかつ両端を前記マウン
ティング用部材に支持された1本のパッド支持ピンとを
備えたディスクブレーキキャリパであって、パッド支持
ピンをパッドのディスクロータ回転方向中央位置に配置
し、このパッド支持ピンのディスクロータ回入側および
ディスクロータ回出側にヘアピン状の一対のばね部材を
配設し、これらばね部材により一対のパッドをディスク
ロータから離間させる方向へ付勢させるとともにディス
クロータ回出方向へ付勢させ、非ブレーキ状態でのブレ
ーキ引きずり現象を軽減させるとともにブレーキ開始時
の打撃音を軽減させたディスクブレーキキャリパが開示
されている。
の車輪と一体に回転するディスクロータと、このディス
クロータの側面と対向する一対のパッドと、前記車両の
非回転部分に固定されていて前記パッドに加わるブレー
キトルクを受けるマウンティング用部材と、前記一対の
パッドの裏板を摺動可能に貫通しかつ両端を前記マウン
ティング用部材に支持された1本のパッド支持ピンとを
備えたディスクブレーキキャリパであって、パッド支持
ピンをパッドのディスクロータ回転方向中央位置に配置
し、このパッド支持ピンのディスクロータ回入側および
ディスクロータ回出側にヘアピン状の一対のばね部材を
配設し、これらばね部材により一対のパッドをディスク
ロータから離間させる方向へ付勢させるとともにディス
クロータ回出方向へ付勢させ、非ブレーキ状態でのブレ
ーキ引きずり現象を軽減させるとともにブレーキ開始時
の打撃音を軽減させたディスクブレーキキャリパが開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ディスクブレーキキャリパにおいては、一対のパッドを
ディスクロータから離間させる方向へ付勢させるばね部
材を2つ使用するため、コストが高くなる。コスト低減
のために1つのばね部材を省略した場合には、一対のパ
ッドのディスクロータ回転方向に偏った位置をばね部材
により付勢することになるため、ブレーキ解除の際に一
対のパッドを全体的にディスクロータから離間させるこ
とができず、ブレーキ引きずり現象とパッドの偏摩耗現
象が顕著になってしまう。
ディスクブレーキキャリパにおいては、一対のパッドを
ディスクロータから離間させる方向へ付勢させるばね部
材を2つ使用するため、コストが高くなる。コスト低減
のために1つのばね部材を省略した場合には、一対のパ
ッドのディスクロータ回転方向に偏った位置をばね部材
により付勢することになるため、ブレーキ解除の際に一
対のパッドを全体的にディスクロータから離間させるこ
とができず、ブレーキ引きずり現象とパッドの偏摩耗現
象が顕著になってしまう。
【0004】この出願の発明は、車両の車輪と一体に回
転するディスクロータのディスクロータの側面と対向す
る一対のパッドと、前記車両の非回転部分に固定されて
いて前記パッドに加わるブレーキトルクを受けるマウン
ティング用部材と、前記一対のパッドの裏板を摺動可能
に貫通しかつ両端を前記マウンティング用部材に支持さ
れた1本のパッド支持ピンとを備えたディスクブレーキ
キャリパであって、1つのばね部材によりブレーキ解除
の際に一対のパッドを全体的にディスクロータから離間
させることができるディスクブレーキキャリパを提供す
ることを目的とする。
転するディスクロータのディスクロータの側面と対向す
る一対のパッドと、前記車両の非回転部分に固定されて
いて前記パッドに加わるブレーキトルクを受けるマウン
ティング用部材と、前記一対のパッドの裏板を摺動可能
に貫通しかつ両端を前記マウンティング用部材に支持さ
れた1本のパッド支持ピンとを備えたディスクブレーキ
キャリパであって、1つのばね部材によりブレーキ解除
の際に一対のパッドを全体的にディスクロータから離間
させることができるディスクブレーキキャリパを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的に従うこの出
願の発明にかかるディスクブレーキキャリパは、請求項
1に記載したように、車両の車輪と一体に回転するディ
スクロータのディスクロータの側面と対向する一対のパ
ッドと、前記車両の非回転部分に固定されていて前記パ
ッドに加わるブレーキトルクを受けるマウンティング用
部材と、前記一対のパッドの裏板を摺動可能に貫通しか
つ両端を前記マウンティング用部材に支持された1本の
パッド支持ピンとを備えたディスクブレーキキャリパで
あって、前記パッド支持ピンを前記パッドのディスクロ
ータ回転方向中央位置からディスクロータ回転方向一方
向にオフセットした位置に配設し、前記パッド支持ピン
の両端間中央に中間部を連結させてディスクロータ軸方
向への移動を規制させかつ一端を前記マウンティング用
部材に受け止めさせた基部と該基部の他端に一体に形成
し前記一対のパッドの前記裏板のディスクロータ回転方
向中央部に圧接させて前記一対のパッドを前記ディクス
ロータから離間させる方向に付勢させるばね作用部とを
有したばね部材を設置したものである。
願の発明にかかるディスクブレーキキャリパは、請求項
1に記載したように、車両の車輪と一体に回転するディ
スクロータのディスクロータの側面と対向する一対のパ
ッドと、前記車両の非回転部分に固定されていて前記パ
ッドに加わるブレーキトルクを受けるマウンティング用
部材と、前記一対のパッドの裏板を摺動可能に貫通しか
つ両端を前記マウンティング用部材に支持された1本の
パッド支持ピンとを備えたディスクブレーキキャリパで
あって、前記パッド支持ピンを前記パッドのディスクロ
ータ回転方向中央位置からディスクロータ回転方向一方
向にオフセットした位置に配設し、前記パッド支持ピン
の両端間中央に中間部を連結させてディスクロータ軸方
向への移動を規制させかつ一端を前記マウンティング用
部材に受け止めさせた基部と該基部の他端に一体に形成
し前記一対のパッドの前記裏板のディスクロータ回転方
向中央部に圧接させて前記一対のパッドを前記ディクス
ロータから離間させる方向に付勢させるばね作用部とを
有したばね部材を設置したものである。
【0006】かかる構成のディスクブレーキキャリパに
おいては、ばね部材を1つしか使用しないのにも拘ら
ず、1つのばね部材が一対のパッドのディスクロータ回
転方向中央部をディスクロータから離間させるように付
勢するため、ブレーキ解除の際には一対のパッドが全体
的にディスクロータから離間し、ブレーキ引きずり現象
が軽減できると共にパッドの偏摩耗現象も軽減される。
しかも安価である。
おいては、ばね部材を1つしか使用しないのにも拘ら
ず、1つのばね部材が一対のパッドのディスクロータ回
転方向中央部をディスクロータから離間させるように付
勢するため、ブレーキ解除の際には一対のパッドが全体
的にディスクロータから離間し、ブレーキ引きずり現象
が軽減できると共にパッドの偏摩耗現象も軽減される。
しかも安価である。
【0007】尚、請求項2に記載したように、前記ばね
部材の前記ばね作用部により前記一対のパッドをディス
クロータ半径方向内方向にも付勢させた構成とすること
により、車両走行中の車輪振動によるパッドのディスク
ロータ半径方向のガタ付きで発生する騒音を軽減するこ
とができる。
部材の前記ばね作用部により前記一対のパッドをディス
クロータ半径方向内方向にも付勢させた構成とすること
により、車両走行中の車輪振動によるパッドのディスク
ロータ半径方向のガタ付きで発生する騒音を軽減するこ
とができる。
【0008】また、請求項3に記載したように、前記パ
ッド支持ピンの両端間中央に溝を形成し、前記ばね部材
の前記基部の前記中間部を前記溝内に係合する湾曲状に
形成し、これら溝と湾曲状中間部との係合によりパッド
支持ピンとばね部材基部とを連結した構成とすることに
より、パッド支持ピンとばね部材の基部とを係合構造を
組付け作業が容易なものとすることができる。そして、
パッド支持ピンの抜け止めがばね部材により行われるの
で、パッド支持ピンの抜け止め専用の部材が不必要とな
る。
ッド支持ピンの両端間中央に溝を形成し、前記ばね部材
の前記基部の前記中間部を前記溝内に係合する湾曲状に
形成し、これら溝と湾曲状中間部との係合によりパッド
支持ピンとばね部材基部とを連結した構成とすることに
より、パッド支持ピンとばね部材の基部とを係合構造を
組付け作業が容易なものとすることができる。そして、
パッド支持ピンの抜け止めがばね部材により行われるの
で、パッド支持ピンの抜け止め専用の部材が不必要とな
る。
【0009】更に、請求項4に記載したように、前記ば
ね部材の前記ばね作用部を、前記基部の前記他端からデ
ィスクロータ軸方向に延在する一対の軸方向延在部分
と、これら延在部分の先端からディスクロータ半径方向
内方向へ延在する径方向延在部分と、これら径方向延在
部分の先端から前記軸方向延在部分とは反対方向に延在
する傾斜部分とで構成することにより、ばね作用部に無
理な応力が発生せず、その破損を抑制することができ
る。
ね部材の前記ばね作用部を、前記基部の前記他端からデ
ィスクロータ軸方向に延在する一対の軸方向延在部分
と、これら延在部分の先端からディスクロータ半径方向
内方向へ延在する径方向延在部分と、これら径方向延在
部分の先端から前記軸方向延在部分とは反対方向に延在
する傾斜部分とで構成することにより、ばね作用部に無
理な応力が発生せず、その破損を抑制することができ
る。
【0010】そして、請求項5に記載したように、前記
ばね部材の前記傾斜部分を係合させる溝部を前記一対の
パッドの前記裏板の前記ディスクロータ回転方向中央部
に形成した構成とすることにより、傾斜部分と裏板との
係合位置関係を安定させることができる。
ばね部材の前記傾斜部分を係合させる溝部を前記一対の
パッドの前記裏板の前記ディスクロータ回転方向中央部
に形成した構成とすることにより、傾斜部分と裏板との
係合位置関係を安定させることができる。
【0011】更に、請求項6に記載したように、パッド
支持ピンとばね部材基部とを一体に形成することによ
り、構成部材の数が低減し、より安価になる。
支持ピンとばね部材基部とを一体に形成することによ
り、構成部材の数が低減し、より安価になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この出願に係るディスクブ
レーキキャリパの実施形態について図を参照して説明す
る。
レーキキャリパの実施形態について図を参照して説明す
る。
【0013】図1〜図4は一実施形態を示す。図1およ
び図2において、ディスクブレーキキャリパ10は、対
向固定シリンダ型のディスクブレーキキャリパであり、
車輪(図示省略)と一体回転するディスクロータ11の
ディスクロータ11の両側に配置されていてディスクロ
ータ11の側面と対向する一対のパッド12,12と、
ディスクロータ11の一側において車両の非回転部分
(図示省略)にボルトで固定されており各パッド12を
ディスクロータ軸線に沿って移動可能に案内し各パッド
12に加わるブレーキトルクを受けるマウンティング用
部材(キャリパボデーとも呼称される)13と、マウン
ティング用部材13に一体形成されたシリンダ13a,
13a内に摺動可能に嵌入されてブレーキ液圧室14,
14を形成し、ブレーキ液圧室14にブレーキ液圧が付
与されることで各パッド12をその背後からディスクロ
ータ11に向けて押圧してディスクロータ11に摩擦係
合させるピストン15,15とを備えている。
び図2において、ディスクブレーキキャリパ10は、対
向固定シリンダ型のディスクブレーキキャリパであり、
車輪(図示省略)と一体回転するディスクロータ11の
ディスクロータ11の両側に配置されていてディスクロ
ータ11の側面と対向する一対のパッド12,12と、
ディスクロータ11の一側において車両の非回転部分
(図示省略)にボルトで固定されており各パッド12を
ディスクロータ軸線に沿って移動可能に案内し各パッド
12に加わるブレーキトルクを受けるマウンティング用
部材(キャリパボデーとも呼称される)13と、マウン
ティング用部材13に一体形成されたシリンダ13a,
13a内に摺動可能に嵌入されてブレーキ液圧室14,
14を形成し、ブレーキ液圧室14にブレーキ液圧が付
与されることで各パッド12をその背後からディスクロ
ータ11に向けて押圧してディスクロータ11に摩擦係
合させるピストン15,15とを備えている。
【0014】各パッド12は、1本のパッド支持ピン1
6とマウンティング用部材13に形成された受け部13
b,13bとによりマウンティング用部材13に支持さ
れている。パッド支持ピン16は、ディスクロータの通
常回転方向(図2で右方向であり矢印で示す)において
各パッド12の中心位置に対しディスクロータ回出側に
オフセットして配置されており、各パッド12の裏板1
2aの孔を摺動可能に貫通しておりかつ両端をマウンテ
ィング用部材13の孔に嵌入されている。受け部13
b,13bは、ブレーキ作用時において各パッド12に
加わるブレーキトルクがマウンティング用部材13によ
って受けられることで各パッド12に働くディスクロー
タ半径方向内方向への回転力を受ける移動を規制する。
パッド12からマウンティング用部材13へのブレーキ
トルク伝達部が上記回転力を発生しないように構成され
ている場合には受け部13b,13bを省略することが
できる。
6とマウンティング用部材13に形成された受け部13
b,13bとによりマウンティング用部材13に支持さ
れている。パッド支持ピン16は、ディスクロータの通
常回転方向(図2で右方向であり矢印で示す)において
各パッド12の中心位置に対しディスクロータ回出側に
オフセットして配置されており、各パッド12の裏板1
2aの孔を摺動可能に貫通しておりかつ両端をマウンテ
ィング用部材13の孔に嵌入されている。受け部13
b,13bは、ブレーキ作用時において各パッド12に
加わるブレーキトルクがマウンティング用部材13によ
って受けられることで各パッド12に働くディスクロー
タ半径方向内方向への回転力を受ける移動を規制する。
パッド12からマウンティング用部材13へのブレーキ
トルク伝達部が上記回転力を発生しないように構成され
ている場合には受け部13b,13bを省略することが
できる。
【0015】各パッド12の裏板12a,12aとピス
トン15,15との間にはブレーキ鳴き防止用のシム1
7,17が介在されている。シム17,17にはパッド
支持ピン16が摺動可能に貫通する孔が形成されてい
る。
トン15,15との間にはブレーキ鳴き防止用のシム1
7,17が介在されている。シム17,17にはパッド
支持ピン16が摺動可能に貫通する孔が形成されてい
る。
【0016】各パッド12,12のディスクロータ半径
方向外側にはばね部材18が設置されている。ばね部材
18は、基部18aとばね作用部18bとから成る。基
部18aの中間部18a1は湾曲されており、パッド支
持ピン16の中間に形成された環状溝16aにディスク
ロータ半径方向内側から係合しており、また基部18a
の一端部18a2はマウンティング用部材13にディス
クロータ半径方向外側から当接されている。パッド支持
ピン16の溝16aとばね部材18の基部18aとの係
合により、マウンティング用部材13に対するパッド支
持ピン16の抜け止めがなされる。
方向外側にはばね部材18が設置されている。ばね部材
18は、基部18aとばね作用部18bとから成る。基
部18aの中間部18a1は湾曲されており、パッド支
持ピン16の中間に形成された環状溝16aにディスク
ロータ半径方向内側から係合しており、また基部18a
の一端部18a2はマウンティング用部材13にディス
クロータ半径方向外側から当接されている。パッド支持
ピン16の溝16aとばね部材18の基部18aとの係
合により、マウンティング用部材13に対するパッド支
持ピン16の抜け止めがなされる。
【0017】ばね部材18のばね作用部18bは、基部
18aの他端からディスクロータ軸方向に延在する一対
の軸方向延在部18b1,18b1と、各軸方向延在部
18b1の先端からディスクロータ径方向内方へ延在す
る一対の径方向延在部18b2,18b2と、各径方向
延在部18b2の先端からディスクロータ軸方向にかつ
軸方向延在部18b1とは逆方向へ延在する一対の傾斜
部18b3,18b3とからなる。各傾斜部18b3
は、パッド12の裏板12aの中央位置に形成された溝
12bの底に係合する。図4に示したように、各パッド
12はばね部材18のばね作用部18bにより力F1に
てディスクロータ11から離間する方向へ付勢され、ま
た力F2にてディスクロータ半径方向内方向へ付勢され
る。これにより、非ブレーキ作用時における各パッド1
2のディスクロータ半径方向へのガタ付きが抑制されて
騒音が軽減され、ブレーキ解除時には各パッド12がデ
ィスクロータ11から積極的に離間させられてブレーキ
引きずり現象が軽減され、パッドの偏摩耗現象が軽減さ
れる。
18aの他端からディスクロータ軸方向に延在する一対
の軸方向延在部18b1,18b1と、各軸方向延在部
18b1の先端からディスクロータ径方向内方へ延在す
る一対の径方向延在部18b2,18b2と、各径方向
延在部18b2の先端からディスクロータ軸方向にかつ
軸方向延在部18b1とは逆方向へ延在する一対の傾斜
部18b3,18b3とからなる。各傾斜部18b3
は、パッド12の裏板12aの中央位置に形成された溝
12bの底に係合する。図4に示したように、各パッド
12はばね部材18のばね作用部18bにより力F1に
てディスクロータ11から離間する方向へ付勢され、ま
た力F2にてディスクロータ半径方向内方向へ付勢され
る。これにより、非ブレーキ作用時における各パッド1
2のディスクロータ半径方向へのガタ付きが抑制されて
騒音が軽減され、ブレーキ解除時には各パッド12がデ
ィスクロータ11から積極的に離間させられてブレーキ
引きずり現象が軽減され、パッドの偏摩耗現象が軽減さ
れる。
【0018】尚、パッド支持ピン16はパッド12のデ
ィスクロータ回転方向における中央位置に対してディス
クロータ回入側に配置し、ばね部材18はその基部がパ
ッド12のディスクロータ回転方向における中央位置に
対してディスクロータ回入側に位置するように変更して
実施することができる。
ィスクロータ回転方向における中央位置に対してディス
クロータ回入側に配置し、ばね部材18はその基部がパ
ッド12のディスクロータ回転方向における中央位置に
対してディスクロータ回入側に位置するように変更して
実施することができる。
【0019】また、パッド支持ピン16の環状溝16a
は、切欠溝に変更して実施することができる。
は、切欠溝に変更して実施することができる。
【0020】更に、図5に示したように、板材からパッ
ド支持ピン16’とばね部材18’とを一体に形成する
ことができる。
ド支持ピン16’とばね部材18’とを一体に形成する
ことができる。
【0021】
【発明の効果】この出願の発明にかかるディスクブレー
キキャリパにおいては、ばね部材を1つしか使用しない
のにも拘らず、1つのばね部材が一対のパッドのディス
クロータ回転方向中央部をディスクロータから離間させ
るように付勢するため、ブレーキ解除の際には一対のパ
ッドが全体的にディスクロータから離間し、従ってブレ
ーキ引きずり現象が軽減できると共にパッドの偏摩耗現
象も軽減される。しかも安価である。
キキャリパにおいては、ばね部材を1つしか使用しない
のにも拘らず、1つのばね部材が一対のパッドのディス
クロータ回転方向中央部をディスクロータから離間させ
るように付勢するため、ブレーキ解除の際には一対のパ
ッドが全体的にディスクロータから離間し、従ってブレ
ーキ引きずり現象が軽減できると共にパッドの偏摩耗現
象も軽減される。しかも安価である。
【図1】この出願の発明の一実施形態の縦断面図であ
る。
る。
【図2】この出願の発明の一実施形態の平面図である。
【図3】パッドとパッド支持ピンとばね部材の相対関係
を示す図である。
を示す図である。
【図4】ばね部材とパッドとの関係を示す図である。
【図5】パッド支持ピンとばね部材とを一体に形成した
例を示す図である。
例を示す図である。
10・・・ディスクブレーキキャリパ 11・・・ディスクロータ 12・・・パッド 12a・・・裏板 12b・・・溝 13・・・マウンティング用部材 13a・・・シリンダ 15・・・ピストン 16・・・パッド支持ピン 16a・・・環状溝 16’・・・パッド支持ピン 17・・・シム 18・・・ばね部材 18a・・・基部 18b・・・ばね作用部 18’・・・ばね部材
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の車輪と一体に回転するディスクロ
ータのディスクロータの側面と対向する一対のパッド
と、前記車両の非回転部分に固定されていて前記パッド
に加わるブレーキトルクを受けるマウンティング用部材
と、前記一対のパッドの裏板を摺動可能に貫通しかつ両
端を前記マウンティング用部材に支持された1本のパッ
ド支持ピンとを備えたディスクブレーキキャリパにおい
て、 前記パッド支持ピンを前記パッドのディスクロータ回転
方向中央位置からディスクロータ回転方向一方向にオフ
セットした位置に配設し、前記パッド支持ピンの両端間
中央に中間部を連結させてディスクロータ軸方向への移
動を規制させかつ一端を前記マウンティング用部材に受
け止めさせた基部と該基部の他端に一体に形成し前記一
対のパッドの前記裏板のディスクロータ回転方向中央部
に圧接させて前記一対のパッドを前記ディクスロータか
ら離間させる方向に付勢させるばね作用部とを有したば
ね部材を設置したことを特徴とするディスクブレーキキ
ャリパ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディスクブレーキキャ
リパであって、前記ばね部材の前記ばね作用部により前
記一対のパッドをディスクロータ半径方向内方向にも付
勢させたことを特徴とするディスクブレーキキャリパ。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のディス
クブレーキキャリパであって、前記パッド支持ピンの両
端間中央に溝を形成し、前記ばね部材の前記基部の前記
中間部を前記溝内に係合する湾曲状に形成し、これら溝
と湾曲状中間部との係合によってパッド支持ピンと基部
とを連結したことを特徴とするディスクブレーキキャリ
パ。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1つに記載のディ
スクブレーキキャリパであって、前記ばね部材の前記ば
ね作用部を、前記基部の前記他端からディスクロータ軸
方向に延在する一対の軸方向延在部分と、これら延在部
分の先端からディスクロータ半径方向内方向へ延在する
径方向延在部分と、これら径方向延在部分の先端から前
記軸方向延在部分とは反対方向に延在する傾斜部分とで
構成したことを特徴とするディスクブレーキキャリパ。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1つに記載のディ
スクブレーキキャリパであって、前記ばね部材の前記傾
斜部分を係合させる溝部を前記一対のパッドの前記裏板
の前記ディスクロータ回転方向中央部に形成したことを
特徴とするディスクブレーキキャリパ。 - 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のディス
クブレーキキャリパであって、前記パッド支持ピンと前
記ばね部材とを一体に形成したことを特徴とするディス
クブレーキキャリパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051275A JPH09296836A (ja) | 1996-03-06 | 1997-03-06 | ディスクブレーキキャリパ |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-49105 | 1996-03-06 | ||
| JP4910596 | 1996-03-06 | ||
| JP9051275A JPH09296836A (ja) | 1996-03-06 | 1997-03-06 | ディスクブレーキキャリパ |
| US08/810,818 US5829555A (en) | 1996-03-06 | 1997-03-06 | Disc brake caliper assembly |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09296836A true JPH09296836A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=27293523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9051275A Pending JPH09296836A (ja) | 1996-03-06 | 1997-03-06 | ディスクブレーキキャリパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09296836A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002644A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ディスクブレーキ用パッドクリップ |
| JP2009156432A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Hitachi Ltd | ディスクブレーキ |
| JP2010180934A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ディスクブレーキ |
| JP2012021635A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Advics Co Ltd | ディスクブレーキ |
| JP2016505786A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-02-25 | フレニ・ブレンボ エス・ピー・エー | ディスクブレーキのためのキャリパー |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP9051275A patent/JPH09296836A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008002644A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ディスクブレーキ用パッドクリップ |
| US7958976B2 (en) | 2006-06-26 | 2011-06-14 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Pad clip for disc brake |
| JP2009156432A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Hitachi Ltd | ディスクブレーキ |
| JP2010180934A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Nissin Kogyo Co Ltd | 車両用ディスクブレーキ |
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| JP2016505786A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-02-25 | フレニ・ブレンボ エス・ピー・エー | ディスクブレーキのためのキャリパー |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050705 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051206 |