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JPH09280813A - 光波干渉装置の被検体ポジショニング装置 - Google Patents

光波干渉装置の被検体ポジショニング装置

Info

Publication number
JPH09280813A
JPH09280813A JP8116933A JP11693396A JPH09280813A JP H09280813 A JPH09280813 A JP H09280813A JP 8116933 A JP8116933 A JP 8116933A JP 11693396 A JP11693396 A JP 11693396A JP H09280813 A JPH09280813 A JP H09280813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
interference
inspected
lens
condenser lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8116933A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonori Kanetani
元徳 金谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP8116933A priority Critical patent/JPH09280813A/ja
Priority to US08/775,193 priority patent/US5995222A/en
Priority to US08/942,638 priority patent/US5886786A/en
Publication of JPH09280813A publication Critical patent/JPH09280813A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可干渉距離の短い光を用いた光波干渉装置に
おいて、第1の集光レンズを被検光光束内で、その焦点
位置が被検面の干渉可能範囲内に、かつ第2の集光レン
ズを第1の集光レンズの光軸上で、合波後の観察光路内
に各々設定することにより被検面全体を干渉可能範囲に
容易に位置設定する。 【構成】 光路内に、上記干渉可能範囲6内に焦点位置
Fを有する3つの集光レンズ9a,9b,9cからなる
第1の集光レンズ、およびこの第1の集光レンズの各々
と共通な光軸を有する3つの集光レンズ39a,39
b,39cからなる第2の集光レンズを配設している。
被検面5aが干渉可能範囲6内に位置するときはスクリ
ーン38上に点状の光スポットが形成され、この透過型
スクリーン38の裏面側からこのスクリーン38の表面
上に形成された光スポットの径の大きさを観察すること
により、被検面5aが干渉可能範囲内にあるか否かを明
確に、しかも簡単に判断することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光波干渉装置の被検
体ポジショニング装置に関し、特に薄板状の被検体の被
検面の表面形状を可干渉距離の短い光を用いて測定する
場合において、該被検面を干渉可能範囲内に位置決めす
る際に用いられる光波干渉装置の被検体ポジショニング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、マイケルソン型の干渉計におい
ては、可干渉性を有する平行光を光分割手段で参照光と
被検光とに分割し、これら参照光および被検光を参照面
および被検面で各々反射させて上記光分割手段で再度合
成した後観察面上に干渉縞を形成させるように構成され
ており、この干渉縞を観察することにより被検面の凹凸
形状等の評価を行えるようになっている。
【0003】ところで、上記干渉計として、レーザ干渉
計を用いる場合には、レーザ光の干渉距離が長いことか
ら、参照面に対して被検面の位置を正確に設定する必要
はないものの、逆にガラス等の透明性薄板の場合、被検
体の裏面からの反射光も、被検面からの反射光や参照面
からの反射光と干渉を生じてしまい、本来の干渉縞上に
ノイズ成分の干渉縞を重畳させてしまう。
【0004】このため、従来は、レーザ干渉計を用いて
薄板ガラス等を測定する場合は、ゴーストを発生する裏
面に屈折率マッチングオイルを塗るなどの対策が必要で
あった。しかし、このような対策を施すことは多大な手
間を要し、被検体を汚染するなどの問題もあった。
【0005】また、特に被検体の厚さが極めて薄い場合
には、この裏面にマッチングオイル等を塗布するとその
表面張力の影響で被検体が歪み被検面の正確な測定が行
えないという問題も発生する。そこで、薄板ガラス等の
表面形状を測定する場合には可干渉距離の短い光(被検
体の厚みtの2倍よりも可干渉距離の短い光)を測定光
として用い、被検面のみを干渉可能範囲に設定すること
が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、光源からの光の可干渉距離をSCLとす
ると、被検面を配設すべき干渉可能な被検面範囲Lは、
L<SCL/2となる。例えば、光源として赤色発光ダイ
オード(LED)のように可干渉距離が30μm程度の
ものを用いると干渉可能範囲Lは15μmよりも短いも
のとなってしまう。
【0007】この狭い範囲の中に被検体の被検面をポジ
ショニングしなければ参照面との相対的形状を示す干渉
縞は発生しない。さらに、このポジショニングは、この
被検面の一点をこの範囲内にポジショニングした際に、
面内の他の部分も全てこの範囲内に入る程度にその傾き
が調整されていることが必要となる。
【0008】本発明は上記の事情に鑑み、可干渉距離の
短い光を用いた光波干渉装置において、簡易な構成で、
被検面を干渉可能範囲内に容易に位置設定し得る光波干
渉装置の被検体ポジショニング装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明の光波干渉装置の被検体ポジショニング
装置は、光源からの光を2系に分割し、一方を被検体の
被検面上に、他方を参照面上に照射し、該被検面からの
被検光と該参照面からの参照光を合波し、その干渉によ
り生じる干渉縞を観察し、該観察結果に基づき該被検面
の表面形状を測定する光波干渉装置において、前記光の
可干渉距離を、前記被検体の厚みの2倍に比べ短い距離
とし、前記光の分割位置と、前記被検面の干渉可能範囲
位置との間の光路内に、該干渉可能範囲内に焦点位置を
有する第1の集光レンズを配設するとともに、前記被検
光と参照光を合波した後の光路内に前記第1の集光レン
ズと共通の光軸を有する第2の集光レンズを配設し、該
第2の集光レンズの焦点位置における光像を観察するよ
うに構成されてなることを特徴とするものである。
【0010】また、前記第1の集光レンズが、同一直線
上にない少なくとも3つの集光レンズからなり、前記第
2の集光レンズが、該第1の集光レンズの各々の集光レ
ンズの光軸上に1つずつ配された3つの集光レンズから
なるように構成するのが望ましい。また、前記第1およ
び第2の集光レンズは、前記配設位置からの脱着あるい
は出し入れを可能とすることが望ましい。
【0011】また、前記第1および第2の集光レンズ
の、前記配設位置からの脱着あるいは出し入れが互いに
連動してなされるように構成してもよい。また、前記第
2の集光レンズの焦点位置に透過型スクリーンが着脱自
在あるいは出入自在に配設され、該透過型スクリーン上
に形成された光スポット像を該透過型スクリーンの裏面
側から観察するように構成されてなることが望ましい。
【0012】また、前記被検面をポジショニングする際
に、前記2系の光の分割位置と前記参照面との間の光路
中に挿入されるシャッタを設けることが望ましい。さら
に、前記第1および第2の集光レンズが互いに同程度の
明るさを有し、各々NA<0.6とすることが望まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に
係る被検体ポジショニング装置を示す概略図であり、マ
イケルソン型干渉計に適用されたものである。このう
ち、図1(a)は干渉縞測定時、図1(b)はポジショ
ニング時における装置構成を示すものである。図1
(a)に示すように、このマイケルソン型干渉計は、光
源1と、コリメータレンズ2と、ビームスプリッタ3
と、参照板4と、撮像レンズ7と、CCD素子8と、図
示されない被検体搬送機構とを備えてなっている。
【0014】上記光源1は可干渉距離の短い光を射出す
る光源であり、該光源1から射出された光1aは、コリ
メータレンズ2で平行光にされた後、ビームスプリッタ
3で参照光と被検光とに分割されるようになっている。
そして、これら参照光および被検光は、参照板4の参照
面4aおよび被検体搬送機構に支持された被検体5の被
検面5aで各々反射した後ビームスプリッタ3で再度合
成され、撮像レンズ7によりCCD8の結像面上に干渉
縞を形成するように構成されている。
【0015】ところで、この干渉装置においては被検体
5の被検面5aからの反射光と参照板4の参照面4aか
らの反射光とにより形成される干渉縞上に、被検体5の
裏面5bからの反射光に基づく干渉縞ノイズが重畳しな
いように光源1として干渉距離の極めて短い光1aが射
出される光源を選択している。このように干渉装置にお
いて可干渉距離の短い光を射出する光源を用いた場合に
は、参照光および被検光の光路長が互いに等しくなるよ
う被検面5aの光軸方向の位置を調整する被検面距離合
わせを行う必要がある。
【0016】図1(a)に示される、被検面5aの干渉
可能範囲Lは、光1aの可干渉距離をSCLとすると、
L<SCL/2となる。しかも、可干渉距離SCLは被検体
5の厚みtに比べて極めて小さくなるように設定されて
いる。例えば、光源1を可干渉距離SCL≒30μmの赤
色のLEDとした場合、上記干渉可能範囲Lは15μm
よりも小さい値となる。これにより、干渉縞測定時にお
いて被検体5の被検面5aに基づく干渉縞が観察されて
いるときは、被検体5の裏面5bに基づく干渉縞は観察
されない。
【0017】そして、被検体5は、被検体搬送機構によ
って矢印A方向に移動され、被検面5aがこの干渉可能
範囲内に位置決めされることになるが、このように極め
て短い範囲6内に被検体5の被検面5aをポジショニン
グするのは容易ではない。特にCCD8上に結像される
干渉縞をモニタ上で観察し、干渉縞が出現した瞬間に被
検体の移動を停止することで上記ポジショニングを行お
うとすると、干渉縞がモニタ上に出現した際には、被検
面5aの移動に応じて干渉縞も高速で移動することにな
るので干渉縞の出現を確認すること自体が極めて困難な
作業となる。
【0018】また、このポジショニングは被検面5全体
のポジショニングであることが必要となる。すなわち、
上述した被検体搬送機構によって被検体5を移動せし
め、被検面5a上の一部が干渉可能範囲内に位置する状
態で上記移動を停止するようにしても、被検体5が傾き
を有していれば被検面全体を干渉可能範囲内に位置せし
めることは困難となり、被検面5a全体の干渉縞を観察
することはできない。
【0019】そこで、上記装置においては、図1(b)
に示す如く、ポジショニング時において、光路内に、上
記干渉可能範囲6内に焦点位置Fを有する3つの集光レ
ンズ9a,9b,9cからなる第1の集光レンズ、この
第1の集光レンズの各々と共通な光軸を有する3つの集
光レンズ39a,39b,39cからなる第2の集光レ
ンズ、この第2の集光レンズの焦点位置に配される透過
型スクリーン38、および前記結像レンズ7と置換され
るアライメント用結像レンズ11とが光路内に配設され
る。
【0020】以下、この第1の集光レンズおよび第2の
集光レンズの作用を説明する。まず、図2および図3を
用いて第1の集光レンズ(9で代表させる)および第2
の集光レンズ(39で代表させる)によるポジショニン
グ操作の概念を説明し、次に、図4および図5を用い
て、実際の、3つの集光レンズ9a,9b,9cよりな
る第1の集光レンズ9、および3つの集光レンズ39
a,39b,39cよりなる第2の集光レンズ39を用
いた装置の作用効果を説明する。
【0021】図2は第1の集光レンズ9について説明す
るものであり、そのうち、図2(a)は、被検体5の被
検面5aが干渉可能範囲6内に到達せず、第1の集光レ
ンズ9からの光が発散状態で被検面5aに照射され、反
射される場合を示す。この第1の集光レンズ9は、図1
に示すビームスプリッタ3から射出された平行光束中に
配されており、この第1の集光レンズ9の焦点位置Fよ
り遠い位置に被検面5aが存在すると、この第1の集光
レンズ9を通過した光束は被検面5aに照射され、反射
されることになるが、この反射された光束は被検面5a
を挟んでFと対称な位置F′に発光点があたかも存在す
るように進む。
【0022】この光束が再び第1の集光レンズ9を通過
すると、図2(a)に示されるように、平行光にはなら
ず集束光として上記ビームスプリッタ3に戻ることにな
る。図2(b)は、被検面5aが第1の集光レンズ9の
焦点位置Fにちょうど到達した場合を示す。この場合は
被検面5aで反射された光束は焦点位置Fを発光点とす
る光束となり、この光束が再び第1の集光レンズ9にお
いて平行光束とされて上記ビームスプリッタ3に戻るこ
とになる。
【0023】図2(c)は、被検面5aが第1の集光レ
ンズ9の焦点位置Fを通り過ぎてしまった場合を示す。
この場合には、被検面5aを挟んで焦点位置Fと対称な
位置F′が実際の点光源となり、この点光源からの発散
光束が第1の集光レンズ9に再入射することになる。こ
の位置F′は第1の集光レンズ9の焦点位置Fの内側に
あたるためこの第1の集光レンズ9から射出され、逆行
する光束は発散光となって、上記ビームスプリッタ3に
戻る。
【0024】次に、第2の集光レンズ39について図3
により説明する。この第2の集光レンズ39は第1の集
光レンズ9と共通の光軸を有し、ビームスプリッタ3と
透過型スクリーン38の間の観察光路中に配されてい
る。また、この第2の集光レンズ39はその焦点位置が
この透過型スクリーン38の表面上に位置するように配
されている。
【0025】前述したように、第1の集光レンズ9から
射出され、ビームスプリッタに戻された光束は、このビ
ームスプリッタ3を透過し、第1の集光レンズ9の光軸
上に配された第2の集光レンズ39に入射する。しか
し、この第2の集光レンズ39に入射する光束が発散光
束であるか、平行光束であるか、集束光束であるかによ
って、この光束がスクリーン38上に形成する光スポッ
トの径が相違する。
【0026】すなわち、図2(a)に示すように第1の
集光レンズ9から射出された光束が集束光束である場合
には、光束は、第2の集光レンズ39に集束光束(図3
(c))の状態で入射し、スクリーン38の表面上に径
の大きい光スポット40a,40cを形成する。また、
図2(c)に示すように、第1の集光レンズ9から射出
された光束が発散光束である場合にも、光束は、第2の
集光レンズ39に発散光束(図3(a))の状態で入射
し、スクリーン38の表面上に径の大きい光スポット4
0aを形成する。
【0027】一方、図2(b)に示すように第1の集光
レンズ9から射出された光束が平行光束である場合に
は、光束は、第2の集光レンズ39に平行光束の状態で
入射し、スクリーン38の表面上に極めて明るい点状の
光スポット40bが形成される。
【0028】したがって、図2(b)に示す如く、被検
面5aが干渉可能範囲6内に位置するときはスクリーン
38上に点状の光スポット40bが形成され、図2
(a)および図2(c)に示す如く被検面5aが干渉可
能範囲6外に位置するときはスクリーン38上に径の大
きい光スポット40a,40cが形成されることとな
り、この透過型スクリーン38の裏面側からこのスクリ
ーン38の表面上に形成された光スポット40a,40
b,40cの径の大きさを観察することにより、被検面
5aが干渉可能範囲内にあるか否かを明確に、しかも簡
単に判断することが可能となる。
【0029】次に、上述した如き作用をなす第1の集光
レンズ9および第2の集光レンズ39として3つの集光
レンズ9a,9b,9cおよび3つの集光レンズ39
a,39b,39cを用いた実際の被検体ポジショニン
グ装置によりポジショニング調整された状態を図4に示
す。すなわち、被検面5aが、干渉可能範囲に位置す
る、各集光レンズ9a,9b,9cの焦点位置F1a,
F1b,F1cを含む平面上に到達した場合を示す。
【0030】この場合、被検面5aの各レンズ焦点位置
F1a,F1b,F1cで反射された光束は、この各レ
ンズ焦点位置F1a,F1b,F1cを発光点とする光
束となり、これらの光束が再び第1の集光レンズ9の各
集光レンズ9a,9b,9cにおいて平行光束とされて
上記ビームスプリッタ3を通過し、該各集光レンズ9
a,9b,9cと共通の光軸を有する第2の集光レンズ
39の3つの集光レンズ39a、39b、39cによ
り、スクリーン38の表面上における、3つの集光レン
ズ39a、39b、39cの各レンズ焦点位置F2a,
F2b,F2cに点状の明るい光スポットを形成する。
【0031】この場合におけるスクリーン38上に形成
された光スポットはアライメント用結像レンズ11でC
CD8上に結像されて光電変換され、モニタ上において
視野20内に図5の如く表示される。
【0032】なお、このポジショニングをより正確なも
のとするためには、上記明るさの変化あるいはスポット
の大きさの変化に対する感度を敏感にすればよい。その
ためには、図2からも明らかなように、ビームスプリッ
タ3から射出された光束の第1の集光レンズ9による集
光角が大きいほど望ましい。すなわち、第1の集光レン
ズ9の径のサイズに対して焦点位置Fまでの距離が小さ
いレンズ、換言すれば、第1の集光レンズ9の径のサイ
ズをDとし、焦点位置Fまでの距離(焦点距離)をfと
したとき、f/Dがなるべく小さい程感度がよく望まし
い。ここで、f/Dはレンズの開口数(Fナンバ)であ
り、Fナンバが小さい程明るいレンズである。具体的に
はNA<0.6とするのが望ましい。また、第2の集光
レンズ39の感度は第1の集光レンズ9と略同様の感度
とすることが、効率の点で望ましい。
【0033】このように、装置のポジショニング操作に
おいては、第2の集光レンズ39の各集光レンズ39
a,39b,39cにより形成された光スポットが図5
に示す如きパターンとなるように、前述した被検体搬送
機構および後述する傾き調整機構による調整操作を行う
ことになる。ところで、上記ポジショニング装置におけ
る被検体5の傾き調整機構は図6に示す如く構成されて
いる。なお、図6において、(A)は平面図、(B)は
側面図、(C)は正面図である。
【0034】図示されるように、第1の集光レンズ9の
3つの集光レンズ9a,9b,9cは被検面5aの直上
において、互いに直角3角形の各頂点に位置するように
配されている。すなわち、集光レンズ9aと集光レンズ
9bを結ぶ直線31aと、集光レンズ9bと集光レンズ
9cを結ぶ直線31bとは互いに直角に交わる。そし
て、集光レンズ9a,9cの各焦点位置F1a,F1c
の直下に、被検体5の傾き調整用のねじ34a,34c
の先端が位置せしめられる。また、集光レンズ9bの焦
点位置F1bと対応する位置には後述する基台32の底
部を支持する支持部材(上下動せず)が配されている。
【0035】すなわち、被検体保持部材33は、ボール
ねじ36とガイド37とに懸架されており、図示されな
い駆動モータによりボールねじ36が回転されると、そ
の回転方向および回転速度に応じて図示される矢印方向
に移動することになる。そして、集光レンズ9bからの
戻り光が光スポットをスクリーン38上に形成した時点
でこの移動を停止する。
【0036】また、前述した2つの傾き調整用のねじ3
4a,34cは上記被検体保持部材33に螺合されてお
り、その先端は被検体5を載設する基台32の底部の凹
部に係合するようになっている。なお、この基台32は
ねじ34a,34cの付近に配されたバネ35によって
被検体保持部材33方向に付勢されている。そして、こ
れらの2つのねじ34a,34cを被検体保持部材33
に対し任意の量だけ回動させ、基台32のその先端当接
部分を上下させることにより被検体5をいずれの方向に
も所望する量だけ傾けることが可能となる。
【0037】これにより、被検体搬送機構による被検体
5の搬送動作が停止した状態で、2つの集光レンズ9
a,9cからの戻り光のうちスクリーン38上に点状の
スポットを形成していないものについて、その集光レン
ズ9a,9cに対応するねじ34a,34cを回転さ
せ、図5に示す如く、全ての戻り光について点状のスポ
ットをスクリーン38上に形成するように調整する。
【0038】この状態で、3つの集光レンズ9a,9
b,9cを通過した光束の、被検面5a上の集光位置は
干渉可能範囲に設定されることとなり、したがって、こ
の3位置で規定される平面に近似する被検面5a全体を
この干渉可能範囲に位置せしめることができる。これに
より被検面5aのアラインメントを含む干渉可能範囲へ
のポジショニング操作が完了する。
【0039】ところで、上述したポジショニング装置で
は、各集光レンズ9a,9cの光軸上に各々傾き調整用
のねじ34a,34cが配されており、1つのねじ34
a、34cを回転させることで1つのスポット23a、
23cの大きさあるいは明るさのみを変化させることが
でき、傾き調整操作が極めて容易となるように構成され
ている。なお、上記光軸上にねじ23a、23cを各々
配しなくとも、3つの集光レンズ9a、9b、9cを結
んで得られる直角3角形の直角を挟む2辺の延びる方向
と、被検面5aの傾きを調整する直交2軸機構の回転2
軸の軸方向とが一致するように設定すれば1つの傾き調
整部材の移動量と1つのスポットの大きさあるいは明る
さの変化を1対1に対応させることができるので傾き調
整操作が容易となる。
【0040】また、上記集光レンズ9a、9b、9cは
平行光束の周辺光束位置に配設して、それにより生じる
光スポットが、アライメント中に透過型スクリーン38
上で干渉縞の観察をも行いたい場合に支障のない観察画
面の端部となるようにすることが望ましい。このポジシ
ョニング終了後の干渉縞測定時においては、集光レンズ
9a,9b,9cよりなる第1の集光レンズ9、集光レ
ンズ39a,39b,39cよりなる第2の集光レンズ
39および透過型スクリーン38を平行光束外に退避す
ると共に、アライメント用結像レンズ11を撮像レンズ
7と切替あるいは取り替えることができる構成としてお
けばよい。なお、この場合の動作において、第1の集光
レンズ9、第2の集光レンズ39、透過型スクリーン3
8の平行光束内外への出入を連動させ、かつその動作に
連動してアライメント用結像レンズ11と撮像レンズ7
との切替を連動させて構成すれば、一層操作的に好まし
いものである。
【0041】もちろん、ポジショニング時と干渉縞測定
時の別を認識し得る信号に基づき上記動作、すなわち第
1および第2の集光レンズ9および39、透過型スクリ
ーン38の平行光束内外への出入、並びにアライメント
用結像レンズ11と撮像レンズ7との切替を自動的に行
えるようにすることも可能である。また、CCD8上に
形成される光スポットの径のサイズに基づき、図示され
ないCPUにより現在の状態が所定位置にポジショニン
グされている状態であるか否かを自動的に判断し、この
判断結果に応じて前述した被検体搬送機構をコントロー
ルし、所定位置に被検体5を停止、位置決めするように
してもよい。
【0042】また、上記被検体5の傾きを自動調整する
場合には、上記各直線31a,31bについて、その直
線31a、31b上に位置する2つの集光レンズ9a、
9b(もしくは9b、9c)からの戻り光に応じた受光
素子からの出力値を互いに比較し、この比較結果に基づ
き、この直線に対向する被検面5a上の位置が所定の傾
きをなすように(通常は傾き量0とするように)他方の
直線31b、31aの延びる方向と一致する被検面5a
の回転軸を中心とした被検面5aの回動量を算出する回
動量算出手段と、この算出された回動量に応じた駆動信
号を、ねじ34a、34cを回転駆動する駆動部に送出
する駆動信号送出手段を設けるようにする。
【0043】なお、上記回動量算出手段は、図示されな
いCPUを用いソフト的に構成することが可能である。
さらに、図1に示すように、遮蔽板10を矢印B方向に
移動させ、参照光の光路中に挿入、退避可能とし、上記
ポジショニング時には参照光が参照板4に入射するのを
遮断するようにすれば、観察視野20内におけるスポッ
トパターンのS/Nが向上し、より正確なポジショニン
グ操作を行うことができる。上述した如き装置において
は、第2の集光レンズ39内に被検面5aからの戻り光
のみならず参照面4aからの戻り光も入射することとな
るので、ポジショニング操作時において参照光路中にシ
ャッタを挿入することは、被検面5aからの位置情報の
みを得ることを可能とすることができ、ポジショニング
操作を正確に行う上で重要である。
【0044】なお、本発明の光波干渉装置の被検体ポジ
ショニング装置としては上記実施形態のものに限られる
ものではなく、種々の態様に変更が可能である。例え
ば、上記実施形態の装置においては第1および第2の集
光レンズを各々3つの集光レンズにより構成している
が、被検面のアラインメント、すなわち傾き調整がその
他の方法によりなされる場合には、第1および第2の集
光レンズを各々1つもしくは各々2つの集光レンズによ
り構成することも可能である。
【0045】また、アラインメントを含めたポジショニ
ングを行う場合に第1および第2の集光レンズを各々4
つ以上の集光レンズにより構成することも可能である。
また、受光素子としては、上記CCD等の面センサのみ
ならず、ラインセンサや単一素子センサを用いることも
できる。単一素子センサを用いた場合には、各光スポッ
トの中央部分の光量の変化のみを測定できるように該セ
ンサを配設すればよい。
【0046】また、上記実施形態においては、光スポッ
トを形成する面としてスクリーンを用いているが、この
光スポットの光量がそれ程大きくない場合にはスクリー
ンを用いることなくスクリーン位置にCCDを移動でき
るようにすれば,CCD上に光スポットを直接形成する
ことが可能である。なお、本発明の装置はマイケルソン
型干渉装置にのみ適合されるものではなく、被検光と参
照光の光路長を略等しい距離とし得る干渉装置、例えば
マッハツェンダ干渉装置に適用することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明装置によれ
ば、可干渉距離が極めて短い光を射出する光源を有し、
ビームスプリッタからの光束の光路内に、被検面の干渉
可能範囲内に焦点位置を有する第1の集光レンズを配設
し、被検体と参照光を合波した後の観察光路中に第1の
集光レンズと共通の光軸を有する第2の集光レンズを配
設し、該第2の集光レンズの焦点位置を観察するように
している。したがって、被検面が干渉可能範囲内に位置
せしめられたときには、第1の集光レンズからの光束が
被検面上で略焦点を結ぶようにして反射され、該第1の
集光レンズによって再び略平行光束とされ、この後第2
の集光レンズによってその焦点位置に集光されるため、
この第2の集光レンズの焦点位置における光スポットが
最小となったタイミングで被検面がこの干渉可能範囲に
設定されたと判断することができる。これにより、被検
面のポジショニングを正確かつ容易に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光波干渉装置の被検
体ポジショニング装置を示す構成図
【図2】上記実施形態装置における第1の集光レンズの
作用を説明するための図
【図3】上記実施形態装置における第2の集光レンズの
作用を説明するための図
【図4】上記実施形態装置の集光レンズ配設位置を示す
【図5】上記実施形態装置により得られる光スポットを
示す図
【図6】上記実施形態装置の一部を示す3面図
【符号の説明】 1 光源 2 コリメータレンズ 3 ビームスプリッタ 4 参照板 4a 参照面 5 被検体 5a 被検面 6 干渉可能範囲 7 撮影レンズ 8 CCD 9,9a,9b,9c 第1の集光レンズ 10 遮光板 11 アライメント用結像レンズ 23,23a,23b,23c,40a,40b,40
c 光スポット 31a,31b 直線 32 基台 33 被検体保持部材 34a,34c ねじ 36 ボールねじ 37 ガイド 38 透過型スクリーン 39,39a,39b,39c 第2の集光レンズ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を2系に分割し、一方を被
    検体の被検面上に、他方を参照面上に照射し、該被検面
    からの被検光と該参照面からの参照光を合波し、その干
    渉により生じる干渉縞を観察し、該観察結果に基づき該
    被検面の表面形状を測定する光波干渉装置において、 前記光の可干渉距離を、前記被検体の厚みの2倍に比べ
    短い距離とし、 前記光の分割位置と、前記被検面の干渉可能範囲位置と
    の間の光路内に、該干渉可能範囲内に焦点位置を有する
    第1の集光レンズを配設するとともに、前記被検光と参
    照光を合波した後の光路内に前記第1の集光レンズと共
    通の光軸を有する第2の集光レンズを配設し、 該第2の集光レンズの焦点位置における光像を観察する
    ように構成されてなることを特徴とする光波干渉装置の
    被検体ポジショニング装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の集光レンズが、同一直線上に
    ない少なくとも3つの集光レンズからなり、前記第2の
    集光レンズが、該第1の集光レンズの各々の集光レンズ
    の光軸上に1つずつ配された3つの集光レンズからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の光波干渉装置の被検体
    ポジショニング装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の集光レンズは、前
    記配設位置からの脱着あるいは出し入れが可能であるこ
    とを特徴とする請求項1もしくは2記載の光波干渉装置
    の被検体ポジショニング装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の集光レンズの、前
    記配設位置からの脱着あるいは出し入れが互いに連動し
    てなされるように構成されてなることを特徴とする請求
    項3記載の光波干渉装置の被検体ポジショニング装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の集光レンズの焦点位置に透過
    型スクリーンが着脱自在あるいは出入自在に配設され、
    該透過型スクリーン上に形成された光スポット像を該透
    過型スクリーンの裏面側から観察するように構成されて
    なることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項
    記載の光波干渉装置の被検体ポジショニング装置。
  6. 【請求項6】 前記被検面をポジショニングする際に、
    前記2系の光の分割位置と前記参照面との間の光路中に
    挿入されるシャッタを備えてなることを特徴とする請求
    項1〜5のうちいずれか1項記載の光波干渉装置の被検
    体ポジショニング装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の集光レンズが互い
    に同程度の明るさを有し、各々NA<0.6とされてい
    ることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項記
    載の光波干渉装置の被検体ポジショニング装置。
JP8116933A 1995-12-28 1996-04-15 光波干渉装置の被検体ポジショニング装置 Withdrawn JPH09280813A (ja)

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US08/775,193 US5995222A (en) 1995-12-28 1996-12-30 Subject positioning device for optical interferometer
US08/942,638 US5886786A (en) 1995-12-28 1997-10-02 Subject positioning device for optical interferometer

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