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JPH09267819A - アイスクリ−ム用包装材料、それを使用した包装袋および包装体 - Google Patents

アイスクリ−ム用包装材料、それを使用した包装袋および包装体

Info

Publication number
JPH09267819A
JPH09267819A JP8102066A JP10206696A JPH09267819A JP H09267819 A JPH09267819 A JP H09267819A JP 8102066 A JP8102066 A JP 8102066A JP 10206696 A JP10206696 A JP 10206696A JP H09267819 A JPH09267819 A JP H09267819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice cream
base material
packaging
packaging material
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8102066A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shimizu
孝二 清水
Masao Hirayama
正男 平山
Takehiko Bizen
毅彦 備前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP8102066A priority Critical patent/JPH09267819A/ja
Publication of JPH09267819A publication Critical patent/JPH09267819A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でもが、簡単かつ容易に包装材料を開封、
除去することができ、かつ包装適性を有し、更に耐久
性、耐候性、耐湿性、耐薬品性等の諸堅牢性に富み、内
容物の保護適性を有するアイスクリ−ム用包装材料、包
装袋等を提供することである。 【解決手段】 少なくとも、水蒸気バリア−性基材、中
間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次に積層した積層
体からなり、更に、少なくとも、該積層体を構成する中
間基材に易開封用切れ目を刻設してなることを特徴とす
るアイスクリ−ム用包装材料、それを使用してなるアイ
スクリ−ム用包装袋およびアイスクリ−ム包装体に関す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイスクリ−ム用
包装材料、それを使用した包装袋および包装体に関し、
更に詳しくは、包装材料を簡単に解体、除去することが
でき、アイスクリ−ム等の内容物を容易に摂取可能なア
イスクリ−ム用包装材料、それを使用した包装袋および
包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コ−ンアイスクリ−ム等を充填包
装する包装材料としては、種々のものが提案されている
が、通常、その包装には、薄紙、プラスチックフィル
ム、アルミニウム箔等を組み合わせて袋状にしたものを
使用して充填包装されている。これらの包装材料は、ア
ルミニウム箔等を使用することから吸湿性、防湿性等に
優れ、また、食するときにその取り扱いも比較的に簡便
であり、更に、その表面に美麗な装飾模様等を施すこと
ができてフアッション性に富みことから、広く使用され
ているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなアイスクリ−ム用包装体においては、包装材料の
開封、除去に際して種々の問題点がある。通常、開封、
除去に際しては、包装体をそのまま手にとって、端部を
引っ張ってそのまま開封して食するが、内容物の中頃ま
で食した後、更に残りの内容物を食するときに、包装材
料の開封、除去に戸惑うものである。例えば、子供等
は、包装材料を開封、除去するときに、手をよごした
り、あるいは衣服を汚す等の問題点がある。また、最初
から包装材料の総てを開封、除去すると、食している途
中にアイスクリ−ムが溶けだして、この場合において
も、手、衣服等を汚すという問題点があるものである。
このような問題点を解決するために、例えば、アイスク
リ−ム包装体を構成する包装材料として、一定の方向に
開封用の切り溝を設けたり、あるいは開封に方向性を有
するプラスチックフィルム等を使用したり、更には、袋
体の端部にノッチ等の切り込みを設ける等の種々の工夫
がなされているが、アイスクリ−ム等の内容物を食する
ときの包装材料の開封、除去については、充分に満足し
得るものではない。例えば、上記の開封用の切り溝を設
ける場合においては、包装材料に切り溝を設けること自
体が非常に困難であり、その深度等の制御等が極めて困
難であり、例えば、包装材料の貫通する切り溝を形成し
たときには、包装材料としての吸湿性、防湿性等に劣
り、更に内容物が滲みだすという問題点があって好まし
くないものものである。また、上記の開封に方向性を有
するプラスチックフィルムを使用する場合においては、
その方向性に沿って包装材料を開封させることが極めて
困難であり、途中から曲がってしまい、所望どおりに開
封させることができずに、しばしば、手、衣服等を汚す
ことを経験するところである。更に、上記の袋体の端部
にノッチ等の切り込みを設ける場合においても、包装材
料の開封、除去に際して、真っ直ぐに、正確に開封する
ことが困難であり、開封途中から開封切り口が斜め方向
に曲がったりして、内容物を食するときに不便を感じる
ものである。上記のようにアイスクリ−ム等の包装体に
おいては、食するときの包装材料の開封、除去に相変わ
らず不便を感じているというのが実状である。そこで本
発明は、誰でもが、簡単かつ容易に包装材料を開封、除
去することができ、かつ包装適性を有し、更に耐久性、
耐候性、耐湿性、耐薬品性等の諸堅牢性に富み、内容物
の保護適性を有するアイスクリ−ム用包装材料、包装袋
等を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究の結果、少なくとも、水
蒸気バリア−性基材、中間基材およびヒ−トシ−ル性基
材を順次に積層した積層体からなり、更に、少なくと
も、該積層体を構成する中間基材に易開封用切れ目を刻
設してなるアイスクリ−ム用包装材料を製造し、該包装
材料から扇形のブランク板を形成し、更に該扇形のブラ
ンク板の両端縁部をヒ−トシ−ルしてなる円錐状の袋体
を形成し、該袋体内にアイスクリ−ムを充填包装したと
ころ、上記の包装材料は、耐久性、耐候性、耐水性、耐
湿性、耐薬品性等の諸堅牢性に優れてアイスクリ−ムを
充填包装する包装材料としての包装適性、内容物の保護
適性等をを有し、かつ、食するときに、誰でもが、簡単
かつ容易に包装材料を開封、除去することができるアイ
スクリ−ム包装体を製造し得ることを見出して本発明を
完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、少なくとも、水蒸気
バリア−性基材、中間基材およびヒ−トシ−ル性基材を
順次に積層した積層体からなり、更に、少なくとも、該
積層体を構成する中間基材に易開封用切れ目を刻設して
なることを特徴とするアイスクリ−ム用包装材料に関す
るものである。
【0006】また、本発明は、少なくとも、水蒸気バリ
ア−性基材、中間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次
に積層した積層体からなり、更に、少なくとも、該積層
体を構成する中間基材に易開封用切れ目を刻設してなる
包装材料から扇形のブランク板を形成し、該扇形のブラ
ンク板の両端縁部をヒ−トシ−ルしてなる円錐状の袋体
からなることを特徴とするアイスクリ−ム用包装袋に関
するものである。
【0007】更に、本発明は、少なくとも、水蒸気バリ
ア−性基材、中間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次
に積層した積層体からなり、更に、少なくとも、該積層
体を構成する中間基材に易開封用切れ目を刻設してなる
包装材料から扇形のブランク板を形成し、更に該扇形の
ブランク板の両端縁部をヒ−トシ−ルして円錐状の袋体
を形成し、該袋体内にアイスクリ−ムを充填包装しなる
ことを特徴とするアイスクリ−ム包装体に関するもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。本発明にかかるアイスクリ−ム用包装
材料、それを使用した包装袋および包装体についてその
二三の例を例示して図面を用いて説明すると、図1は、
本発明にかかるアイスクリ−ム用包装材料の一例を示す
断面図であり、図2は、図1に示すアイスクリ−ム用包
装材料から形成した扇形のブランク板の構成を示す平面
図であり、図3は、図2に示す扇形のブランク板から形
成したアイスクリ−ム用包装袋の一例を示す平面図であ
り、図4は、図3に示すアイスクリ−ム用包装袋にアイ
スクリ−ムを充填包装した包装体の一例を示す斜視図で
ある。
【0009】まず、本発明にかかるアイスクリ−ム用包
装材料Aは、図1に示すように、少なくとも、水蒸気バ
リア−性基材1、中間基材2およびヒ−トシ−ル性基材
3を順次に積層した積層体4からなり、更に、少なくと
も、該積層体4を構成する中間基材2に易開封用切れ目
5、5′を刻設した構成からなるものである。
【0010】而して、本発明においては、図2に示すよ
うに、上記で製造したアイスクリ−ム用包装材料Aを使
用し、円錐体状の包装袋を製造することができる扇形の
ブランク板Bを形成する。図中、5、5′は、前述と同
じ易開封用切れ目を表す。本発明において、上記の易開
封用切れ目5、5′は、少なくとも一本以上を設けるも
のであり、例えば、アイスクリ−ムお大きさ等によっ
て、所望の間隔で2ないしそれ以上を設けることは任意
である。なお、図中6、6′は、V字状のノッチを表
し、また、図中7は、後述するように、アイスクリ−ム
用包装材料Aを開封、除去する際に、該アイスクリ−ム
用包装材料Aを把持するつまみ端部を表し、また、図中
8は、貼着部を表し、後述するように、他方の端部8′
と重ね合わせて、その重合部分をヒ−トシ−ルする部分
である。
【0011】次に、本発明においては、上記の図2に示
す扇形のブランク板Bを使用し、そ貼着部8と他方の端
部8′とを重ね合わせ、しかる後その重合部分をヒ−ト
シ−ルしてシ−ル部9を形成して、アイスクリ−ムを充
填包装することができるアイスクリ−ム用包装袋Cを製
造するものである。なお、図中5、5′、6、6′、7
は、前述と同じ意味である。
【0012】次に、本発明においては、上記で製造した
図3に示すアイスクリ−ム用包装袋Cを使用し、まず、
コ−ン10の中にアイスクリ−ム11を充填し、これを
上記のアイスクリ−ム用包装袋Cの中に、その上部の開
口部から充填し、しかる後その開口部を、そのヒ−トシ
−ル性基材3面を対向させてその部分をヒ−トシ−ルし
て上端部にシ−ル部12を形成して、本発明にかかるア
イスクリ−ム包装体Dを製造するものである。
【0013】而して、本発明において、上記のようにし
て製造したアイスクリ−ム包装体Dを開封する方法につ
いて説明すると、図5は、本発明にかかるアイスクリ−
ム包装体Dの開封状態を示す斜視図である。本発明にお
いては、図5に示すように、まず、アイスクリ−ム包装
体Dを構成するアイスクリ−ム用包装材料Aの上部のシ
−ル部12を手でもって引き剥がし、次いで更にアイス
クリ−ム用包装材料Aのつまみ端部7を手に持って易開
封用切れ目5、5′に沿って胴回りの方向に引き裂く
と、該易開封用切れ目5、5′に沿ってアイスクリ−ム
用包装材料Aが引き剥がされて開封、除去され、アイス
クリ−ム11、コ−ン10が露出する。而して、本発明
においては、上記のようにして露出したアイスクリ−ム
11を食し、更に残余のアイスクリ−ム用包装袋Cを構
成するアイスクリ−ム用包装材料Aの残余部分13から
コ−ン10を抜き取り、残りのアイスクリ−ム11を食
するものである。
【0014】上記の例示は、本発明にかかるアイスクリ
−ム用包装材料、それを使用した包装袋および包装体に
ついての一例であり、本発明はこれによって限定される
ものではない。例えば、本発明においては、図6に示す
ように、上記の扇形のブランク板Bに代えて、上記と同
様のアイスクリ−ム用包装材料Aを使用し、これを扇形
にしたときにおいて、易開封用切れ目5、5′が平行に
刻設されている扇形のブランク板B′を使用し、以下
は、上記と同様にしてアイスクリ−ム包装体を製造する
ことができる。なお、前述と同様に、図中6、6′は、
V字状のノッチを表し、また、7は、アイスクリ−ム用
包装材料Aを把持するつまみ端部を表し、8は、貼着部
を表し、8′は、端部を表わす。
【0015】更に、本発明において、別の形態にかかる
アイスクリ−ム用包装材料、包装袋、および包装体を例
示すると、第7図は、図1に示すアイスクリ−ム用包装
材料Aから形成した別の形態のブランク板の構成を示す
平面図であり、図8は、図7に示すブランク板から形成
したアイスクリ−ム用包装体の構成を示す斜視図であ
り、図9は、図8に示すアイスクリ−ム用包装体の構成
を示す縦断面図である。
【0016】まず、本発明においては、図7に示すよう
に、上記の図1に示すアイスクリ−ム用包装材料Aを使
用し、円柱状の棒付きアイスクリ−ム包装体を製造する
ことができる台形のブランク板Eを形成する。図中、
5、5′、6、6′、7、8、8′は、前述と同じ意味
を表す。なお、図中20は、トップカ−ル部の巻代部分
を表し、また、20′は、底折り返しの巻代部分を表
す。更に、図中21、21′、22は、台形のブランク
板Eを胴貼りしたとき重なり合う箇所の1部または全部
を切除してなる切欠部分を表す。
【0017】次に、本発明においては、図8、図9に示
すように、上記の図7に示す台形のブランク板Eを使用
し、その貼着部8と他方の端部8′とを重ね合わせ、し
かる後その部分をヒ−トシ−ルして、胴貼りしたシ−ル
部9を形成し、更にそのトップカ−ル部の巻代部分20
を外側にト−プカ−ルさせてトップカ−ル部23と、底
折り返しの巻代部分20′を内側に底折り返しして底折
り返し部24を形成し、しかる後アイスクリ−ムを保持
する底部付き棒25を、上記の底折り返し部24の部分
に嵌着させて、アイスクリ−ムを充填包装することがで
きるアイスクリ−ム用包装袋を製造する。次に、本発明
においては、上記で製造したアイスクリ−ム用包装袋を
使用し、その上部の開口部からアイスクリ−ム11を充
填し、しかる後その開口部に、蓋26を嵌着して本発明
にかかるアイスクリ−ム包装体Fを製造するものであ
る。なお、図中27は、蓋26を嵌着する溝を表し、ま
た、図中28は、底部付き棒25を嵌着する溝を表す。
【0018】而して、本発明において、上記のようにし
て製造したアイスクリ−ム包装体Fを開封する方法につ
いて説明すると、図示しないが、前述と同様に、まず、
アイスクリ−ム包装体Fを構成するアイスクリ−ム用包
装材料Aのつまみ端部7を手に持って易開封用切れ目
5、5′に沿って胴部の方向に引き裂くと、該易開封用
切れ目5、5′に沿ってアイスクリ−ム用包装材料Aが
引き剥がされて開封、除去され、アイスクリ−ム11が
露出し、而して、本発明においては、上記のようにして
露出したアイスクリ−ム11を食し、更に残余のアイス
クリ−ム用包装袋を除去して残りのアイスクリ−ム11
を食するものである。
【0019】上記の例示は、本発明にかかるアイスクリ
−ム用包装材料、それを使用した包装袋および包装体に
ついての一二の例であり、本発明はこれによって限定さ
れるものではないことは、前述のとおりである。
【0020】次に、本発明において、上記のような本発
明にかかるアイスクリ−ム用包装材料、それを使用した
包装袋および包装体等を構成する材料について説明する
と、本発明において、内層として使用するヒ−トシ−ル
性基材としては、熱によって溶融し相互に融着し得るも
のであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−
メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合
体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、酸
変性ポリオレフィン樹脂、その他等の樹脂のフィルムな
いしシ−ト、あるいは各種のワックス類等を使用するこ
とができる。上記の樹脂のフィルムの厚さとしては、1
0μmないし300μm位、好ましくは、20μmない
し100μm位が望ましい。
【0021】次にまた、上記の本発明において、中間基
材としては、包装袋を構成する基本素材となることか
ら、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた
性質を有する樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいは各
種の紙基材等を使用することができ、具体的には、例え
ば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラ
ミド系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト
系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他
等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいはカッ
プ原紙、合成紙、模造紙、薄葉紙、クレイコ−ト紙、ク
ラフト紙、その他、各種の板紙、加工紙等の紙基材を使
用することができる。而して、上記の樹脂のフィルムな
いしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方
向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれの
ものでも使用することができる。また、本発明におい
て、その樹脂のフィルムの厚さとしては、強度、剛性等
について必要最低限に保持され得る厚さであればよく、
約10μmないし50μm位、好ましくは、約12μm
ないし25μm位が最も望ましい。また、本発明におい
て、紙基材としては、70〜200g/m2 位のものを
使用することができる。
【0022】次に、本発明において、水蒸気バリア−性
基材としては、太陽光等の光を遮光する性質、あるいは
水蒸気、水、ガス等を透過しない性質等を有する材料を
使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あ
るいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等で
あってもよい。具体的には、例えば、遮光性とバリア−
性を有するアルミニュウム箔またはその蒸着膜を有する
樹脂のフィルム、バリア−性を有する酸化珪素、酸化ア
ルミニュウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフ
ィルム、水蒸気、水等のバリア−性を有する低密度ポリ
エチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−
ト、ガスバリア−性を有するポリ塩化ビニリデン、ポリ
ビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に顔料等の
着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練してフィ
ルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィル
ムないしシ−ト等を使用することができる。これらの材
料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用すること
ができる。上記のフィルムないしシ−トの厚さとして
は、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、
更には、10μmないし100μm位が望ましい。更
に、上記において、アルミニュウム箔としては、5μm
ないし30μm位の厚さのもの、また、アルミニュウム
または無機酸化物の蒸着膜としては、厚さ100Åない
し2000Å位のものを使用することができる。また、
上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例え
ば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
オレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ
−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポ
リビニルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することがで
きる。
【0023】次に、本発明において、上記のような材料
の他に、例えば、耐薬品性、耐溶剤性、耐衛生性、その
他等の性質を充足するその他の材料を任意に使用するこ
とができ、具体的には、上記に挙げた樹脂のフィルム、
あるいはそれ以外の樹脂のフィルム、セロハン等のフィ
ルム、各種の紙基材、その他等をその包装目的に応じて
任意に選択して使用することができる。
【0024】次に、上記の本発明において、上記のよう
な材料を使用して、少なくとも、水蒸気バリア−性基
材、中間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次に積層し
た積層体を製造する方法について説明すると、かかる方
法としては、通常の包装材料をラミネ−トする方法、例
えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ショ
ン法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、押し出しラミ
ネ−ション法、Tダイ共押し出し成形法、共押し出しラ
ミネ−ション法、その他等で行うことができる。而し
て、本発明においては、上記の積層を行う際に、必要な
らば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理をフ
ィルムに施すことができ、また、例えば、イソシアネ−
ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタ
ジェン系、有機チタン系等のアンカ−コ−ティング剤、
あるいはポリウレタン系、ポリアク他等のラミネ−ト用
接着剤等の公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用す
ることができる。
【0025】次にまた、本発明において、少なくとも、
上記のように製造した積層体を構成する中間基材に、そ
れを使用して包装体になったときの最適開封位置に相当
する箇所に易開封用切れ目を刻設する方法等について説
明すると、かかる方法としては、例えば、加熱した針を
押し付けるニ−ドルパンチ法、エンボスロ−ル、研磨ロ
−ル、砥石、研磨テ−プ等を使用してフィルムを溶融
し、穿孔する熱溶融穿孔法、ナイフ、カッタ−等を使用
する物理的穿孔法、レ−ザ−ビ−ム加工、コロナ放電、
プラズマ放電等の加工法、その他等の方法によって行う
ことができる。而して、本発明において、少なくとも中
間基材に易開封用切れ目を刻設するに当たっては、該中
間基材の単体の状態、あるいは上記のように積層した積
層体の状態、更には積層体を使用して製袋してなる包装
袋の状態、また包装袋を使用して内容物を充填包装して
なる包装体の状態等のいずれの状態において刻設しても
よく、これによって、少なくとも該中間基材に易開封用
切れ目を設けることができる。本発明において、易開封
用切れ目の形状としては、直線状、曲線状、ミシン目線
状、破線状、その他等の任意の形状でよく、その本数
は、一本ないしそれ以上でよく、また連続状あるいは不
連続状等のいずれでもよい。また、その切れ目の構造
は、貫通孔ないし透過孔の状態、あるいはハ−フカット
の状態、あるいはそれらが混在するような状態のいずれ
の状態でもよく、本発明においては、少なくとも中間基
材に易開封用切れ目が刻設されていることが重要であ
り、更に積層体を構成する他の層に易開封用切れ目が刻
設されていてもよい。しかし、本発明において、易開封
用切れ目は、内容物の保護適性の点から、積層体の層全
部を貫通する貫通孔等は望ましいものではなく、例え
ば、水蒸気バリア−基材の層に易開封用切れ目を刻設す
ることは好ましくない。本発明においては、易開封用切
れ目は、包装袋あるいは包装体になったときの最適開封
位置に相当する箇所の部分が弱体化して袋の開封用の切
れ目として作用すればよいものである。従って、その刻
設位置としては、包装袋を構成する包装材料の片面また
は両面、また、その中央部、上もしくは下端部等のいず
れの位置に刻設してもよい。
【0026】ところで、本発明においては、少なくとも
中間基材に開封用切れ目を設ける方法としては、パルス
発振タイプのレ−ザの照射を用いて連続状あるいは不連
続状の易開封用切れ目を刻設してなるレ−ザ照射による
破壊傷痕からなることが最も好ましいものである。上記
において、レ−ザの種類としては、炭酸ガスレ−ザ、Y
AGレ−ザ、半導体レ−ザ、アルゴンイオンレ−ザ等を
利用することができ、特に限定されるものではない。し
かしながら、本発明においては、レ−ザ加工で、少なく
とも中間基材に易開封用切れ目を刻設する場合、該中間
基材にレ−ザ発振波長の吸収があることが必要となるこ
とから、炭酸ガスレ−ザを用いて易開封用切れ目を刻設
してなる破壊傷痕からなることが最適である。本発明に
おいて、その他のレ−ザでも、レ−ザ光吸収層を印刷ま
たはコ−ティングにより設けることにより、上記と同様
な効果を奏することも可能である。更に、本発明におい
ては、炭酸ガスレ−ザ光の10.6ミクロンの波長は、
ナイロンフィルムまたはポリエステルフィルムに選択的
に吸収されやすく、また低密度ポリエチレン、線状低密
度ポリエチレン、ポリプロピレン、またはエチレン−酢
酸ビニル共重合体を主体とするフィルムではそのほとん
どが透過されることから、本発明において、内層として
のヒ−トシ−ル性基材として、低密度ポリエチレン、線
状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、またはエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体を主体とするフィルムを使用
し、中間基材として、二軸延伸ナイロンフィルムまたは
二軸延伸ポリエステルフィルムを使用し、その両者を組
み合わせて積層してなる積層体を使用し、これに炭酸ガ
スレ−ザを照射してレ−ザ加工を行うと、上記の二軸延
伸ナイロンフィルムまたは二軸延伸ポリエステルフィル
ムのみに易開封用切れ目を刻設することができ、かつ該
易開封用切れ目は、線状低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、またはエチレン−酢酸ビニル共重合体を主体と
するフィルムが溶融してその孔を閉塞することがなく、
開封に際しては、極めて良好に袋を引き裂いて開封する
ことができるという利点があって好ましいものである。
なお、本発明において、積層体の状態で炭酸ガスレ−ザ
を照射してレ−ザ加工を行う代わりに、該積層体を使用
してなる包装袋または包装体の状態で上記と同様に炭酸
ガスレ−ザを照射してレ−ザ加工を行ってもよい。本発
明においては、上記のようにレ−ザ加工によって、その
波長を選択することにより、中間基材に易開封用切れ目
を刻設することができるものである。また、本発明にお
いては、レ−ザ加工であれば、前述のように、包装袋あ
るいは包装体を構成した状態においても易開封用切れ目
を刻設することができる。
【0027】次にまた、本発明において、アイスクリ−
ム用包装袋を構成する扇形、あるいは台形等のブランク
板を形成する方法、また、該ブランク板を使用し、その
貼着部等を貼り合わせてアイスクリ−ム用包装袋を製造
する方法、更には該包装袋にアイスクリ−ムを充填包装
する方法等は、従来の通常の方法で行なうことができ
る。
【0028】次に、上記の本発明について以下に実施例
を挙げて本発明を更に具体的に説明する。 実施例1 クレイコ−ト紙(秤量81.5g/m2 )の片面に、厚
さ15μの押し出しポリエチレン層を介して厚さ7μの
アルミニウム箔を押し出しラミネ−トし、他方、上記の
クレイコ−ト紙のもう一方の面に、厚さ20μのポリエ
チレン層を押し出して、下記の仕様からなる積層体を製
造した。 アルミニウム箔/ポリエチレン層/クレイコ−ト紙/ポ
リエチレン層 次に、上記出製造した積層体を使用し、これから扇形の
ブランク板を製造し、次いで該ブランク板に、そのポリ
エチレン層側から、発振波長10.6ミクロンの炭酸ガ
スレ−ザ機の2機を使用して出力を8Wとし搬送速度3
0m/分でレ−ザ照射し、紙およびポリエチレン層に平
行な2本の直線状の連続状の破壊傷痕からなる易開封用
切れ目を刻設した。次に、上記でレ−ザ加工したブラン
ク板に、その所定位置にV型のノッチを入れ、更にその
端部の貼着部を重ね合わせてその部分を貼り合わせて包
装袋を製造し、しかる後該包装袋内に、常法によってア
イスクリ−ムを充填包装してアイスクリ−ム包装体を製
造した。上記で製造したアイスクリ−ム包装体を、その
包装材料の端部を手に持って易開封用切れ目に沿って引
き剥がしたところ、包装材料の開封、除去を極めて簡単
に行なうことができ、手、衣服等を汚すことなく、容易
にアイスクリ−ムを食することができた。なお、上記の
アイスクリ−ム包装体は、最外層のアルミニウム箔には
レ−ザ照射による破壊傷痕がなく、冷凍保存中も内容物
が吸湿することもなかった。
【0029】実施例2 上記の実施例1において、レ−ザ照射によって、 平行
な2本の直線状の連続状の破壊傷痕からなる易開封用切
れ目を刻設する代わりに、加工間隔0.2mmで平行な
2本のミシンめ状の破壊傷痕からなる易開封用切れ目を
刻設し、それ以外は上記の実施例1と同様に行なって同
様なアイスクリ−ム包装体を製造した。このものは、上
記の実施例1で製造したアイスクリ−ム包装体と同様
に、その包装材料の端部を手に持って易開封用切れ目に
沿って引き剥がしたところ、包装材料の開封、除去を極
めて簡単に行なうことができ、手、衣服等を汚すことな
く、容易にアイスクリ−ムを食することができた。な
お、上記のアイスクリ−ム包装体は、最外層のアルミニ
ウム箔にはレ−ザ照射による破壊傷痕がなく、冷凍保存
中も内容物が吸湿することもなかった。
【0030】比較例1 上記の実施例1で製造した積層体をレ−ザ加工処理を施
すことなくそのまま使用して扇形のブランク板を製造
し、以下は、実施例1と同様に行なってアイスクリ−ム
包装体を製造した。上記で製造したアイスクリ−ム包装
体を、その包装材料の端部を手に持って引き剥がしたと
ころ、包装体を構成する包装材料は、引き裂き開始点近
傍で破れて開封、除去を容易に行なうことができず、ア
イスクリ−ムが、手、衣服等を汚し、好ましくなかっ
た。
【0031】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、少なくとも、水蒸気バリア−性基材、中間基材およ
びヒ−トシ−ル性基材を順次に積層した積層体からな
り、更に、少なくとも、該積層体を構成する中間基材に
易開封用切れ目を刻設してなるアイスクリ−ム用包装材
料を製造し、該包装材料から扇形のブランク板を形成
し、更に該扇形のブランク板の両端縁部をヒ−トシ−ル
してなる円錐状の袋体を形成し、該袋体内にアイスクリ
−ムを充填包装することによって、上記の包装材料が、
耐久性、耐候性、耐水性、耐湿性、耐薬品性等の諸堅牢
性に優れてアイスクリ−ムを充填包装する包装材料とし
ての包装適性、内容物の保護適性等をを有し、かつ、食
するときに、誰でもが、簡単かつ容易に包装材料を開
封、除去することができるアイスクリ−ム包装体を製造
し得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアイスクリ−ム用包装材料の一
例を示す断面図である。
【図2】図1に示すアイスクリ−ム用包装材料から形成
した扇形のブランク板の構成を示す平面図である。
【図3】図2に示す扇形のブランク板から形成したアイ
スクリ−ム用包装袋の一例を示す平面図である。
【図4】図3に示すアイスクリ−ム用包装袋にアイスク
リ−ムを充填包装した包装体の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明にかかるアイスクリ−ム包装体Dの開封
状態を示す斜視図である。
【図6】図1に示すアイスクリ−ム用包装材料から形成
した扇形のブランク板の構成を示す平面図である。
【図7】図1に示すアイスクリ−ム用包装材料Aから形
成した別の形態のブランク板の構成を示す平面図であ
る。
【図8】図7に示すブランク板から形成したアイスクリ
−ム用包装体の構成を示す斜視図である。
【図9】図8に示すアイスクリ−ム用包装体の構成を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1 水蒸気バリア−性基材 2 中間基材 3 ヒ−トシ−ル性基材 4 積層体 5 易開封用切れ目 5′ 易開封用切れ目 6 V字状のノッチ 6′ V字状のノッチ 7 つまみ端部 8 貼着部 8′端部 9 シ−ル部 10 コ−ン 11 アイスクリ−ム 12 上端部にシ−ル部 13 アイスクリ−ム用包装材料の残余部分 A アイスクリ−ム用包装材料 B 扇形のブランク板 C アイスクリ−ム用包装袋 D アイスクリ−ム用包装体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 85/78 B65D 85/78 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、水蒸気バリア−性基材、中
    間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次に積層した積層
    体からなり、更に、少なくとも、該積層体を構成する中
    間基材に易開封用切れ目を刻設してなることを特徴とす
    るアイスクリ−ム用包装材料。
  2. 【請求項2】 易開封用切れ目が、炭酸ガスレ−ザの照
    射による破壊傷痕からなることを特徴とする上記の請求
    項1に記載するアイスクリ−ム用包装材料。
  3. 【請求項3】 炭酸ガスレ−ザの照射による破壊傷痕
    が、少なくとも一本以上の連続または不連続のミシン目
    状の線からなることを特徴とする上記の請求項2に記載
    するアイスクリ−ム用包装材料。
  4. 【請求項4】 水蒸気バリア−性基材が、アルミニュウ
    ム箔からなることを特徴とする上記の請求項1に記載す
    るアイスクリ−ム用包装材料。
  5. 【請求項5】 中間基材が、紙からなることを特徴とす
    る上記の請求項1に記載するアイスクリ−ム用包装材
    料。
  6. 【請求項6】 ヒ−トシ−ル性基材が、ポリエチレン系
    樹脂層からなることを特徴とする上記の請求項1に記載
    するアイスクリ−ム用包装材料。
  7. 【請求項7】 少なくとも、水蒸気バリア−性基材、中
    間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次に積層した積層
    体からなり、更に、少なくとも、該積層体を構成する中
    間基材に易開封用切れ目を刻設してなる包装材料から扇
    形のブランク板を形成し、該扇形のブランク板の両端縁
    部をヒ−トシ−ルしてなる円錐状の袋体からなることを
    特徴とするアイスクリ−ム用包装袋。
  8. 【請求項8】 少なくとも、水蒸気バリア−性基材、中
    間基材およびヒ−トシ−ル性基材を順次に積層した積層
    体からなり、更に、少なくとも、該積層体を構成する中
    間基材に易開封用切れ目を刻設してなる包装材料から扇
    形のブランク板を形成し、更に該扇形のブランク板の両
    端縁部をヒ−トシ−ルして円錐状の袋体を形成し、該袋
    体内にアイスクリ−ムを充填包装しなることを特徴とす
    るアイスクリ−ム包装体。
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