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JPH0925590A - スプレー式金属表面処理装置 - Google Patents

スプレー式金属表面処理装置

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Publication number
JPH0925590A
JPH0925590A JP7195815A JP19581595A JPH0925590A JP H0925590 A JPH0925590 A JP H0925590A JP 7195815 A JP7195815 A JP 7195815A JP 19581595 A JP19581595 A JP 19581595A JP H0925590 A JPH0925590 A JP H0925590A
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JP
Japan
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shaped filter
filter material
spray
storage tank
band
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Application number
JP7195815A
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English (en)
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JP3688761B2 (ja
Inventor
Masahiro Uenoyama
雅啓 上野山
Atsushi Maruoka
淳 丸岡
Tetsuo Hosokawa
哲男 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIWA KOGYO KK
Nippon Paint Plant Engineering Co Ltd
Original Assignee
KIWA KOGYO KK
Nippon Paint Plant Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIWA KOGYO KK, Nippon Paint Plant Engineering Co Ltd filed Critical KIWA KOGYO KK
Priority to JP19581595A priority Critical patent/JP3688761B2/ja
Publication of JPH0925590A publication Critical patent/JPH0925590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3688761B2 publication Critical patent/JP3688761B2/ja
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプレーから噴出される処理液を直接的にろ
過することにより、金属表面処理効率の向上と装置の小
型化を図ることができるスプレー式金属表面処理装置を
提供する。 【解決手段】 ろ過装置2は、回収手段105と貯溜槽
104間に配置され、回収手段105から貯溜槽104
に流出する処理液の流れによる運動力を緩和して多方向
に分配する緩衝分配材4、多方向に分配される処理液を
受けてこの処理液から不純物を除去して貯溜槽104に
流出させる帯状フィルタ材5と、緩衝分配材の下部に帯
状フィルタ材5を連続的に移送する移送手段6とで構成
され、帯状フィルタ材5は、貯溜槽104を覆う底面部
5Aと緩衝分配材4に向かって相互間隔が拡大するよう
に延びる側面部5B、5Cとを有する断面凹形状に形成
され、傾斜側面部5D、5Eと断面凹形状とで皿状溜を
形成するとともに、断面凹形状が押え機構20で押え付
けることにより形状保持されているスプレー式金属表面
処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属加工製品等を
工場内で搬送しつつ加工する工程において、当該金属加
工製品の表面処理をする場合に発生するゴミ・鉄粉等を
除去するためのろ過装置を有するスプレー式金属表面処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスプレー式金属表面処理装置は、
金属表面処理処理液を噴射するスプレーと、処理過程に
おいて金属表面のゴミその他の不純物により汚染される
当該処理液のろ過装置と、これらを連結する手段等より
なるものであり、図3に示すようなものがある。以下、
図3に基づいて説明する。図3において、100はスプ
レー式表面処理装置であって、製造ラインのコンベア1
01により搬送される金属製の加工部品102(製品)
に処理液を噴射して加工部品102の表面を処理する複
数のスプレーノズル103、103、103、・・・
と、スプレーノズル103、103、103、・・・を
覆ってこのスプレーノズル103、103、103、・
・・で噴射された処理液を回収して貯溜槽104内に流
出させる断面矩形状の箱型スプレー室105と、処理液
から不純物を除去するろ過装置106と、貯溜槽104
から処理液を吸引する供給ポンプ107とを主要部とし
て構成されている。
【0003】各スプレーノズル103、103、10
3、・・・は、加工部品102を挟み込むように配置さ
れて、供給管路108を介して貯溜槽104に接続され
ており、この供給管路108中に設けられた供給ポンプ
107で吸引された処理液をコンベア101で搬送され
る加工部品102に噴射する。そして、各スプレーノズ
ル103、103、103、・・・を覆って配置された
スプレー室105で不純物と処理液を回収するととも
に、スプレー室105の底105Aに開口して貯溜槽1
04に連通する回収管路109を通して貯溜槽104に
流出させて、再び供給ポンプ107で処理液を吸引して
順次、再使用するものである。
【0004】また、処理液の再使用を継続すると、処理
液中に混在する不純物が多くなりその除去効率に低下を
きたし、加工部品102の不純物を効率的に除去できな
くなることから、通常、貯溜槽104の循環管路110
に処理液に混在する不純物を除去するろ過装置106が
配置されている。このろ過装置106は貯溜槽104か
ら不純物が混在する処理液を吸引して循環管路110中
を循環させる吸引ポンプ112と、この吸引ポンプ11
2及び貯溜槽104間の循環管路110中に配置された
ろ過器113とで構成されており、吸引ポンプ112で
吸引された処理液から不純物をろ過器113で除去した
後、循環管路110を通して貯溜槽104に戻すように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のスプレー式金属表面処理装置では、処理液に混在す
る不純物を除去するろ過装置が、貯溜槽から延びる循環
管路中に設けられているので、別途、循環管路を設ける
必要があることから、装置自体が大型化するとともに、
不純物が混在する処理液を循環経路を通してろ過装置で
除去するとその除去時間が長くなり、不純物の除去効率
が悪くなるという問題があった。
【0006】また、従来技術のスプレー式金属表面処理
装置では、ろ過装置で不純物を除去した処理液を再び貯
溜槽に戻すようにしているので、不純物が除去された処
理液とスプレーチャンバから流出される不純物が混在す
る処理液とが混ざり合って貯溜槽に存在することにな
り、その結果、不純物が混在する処理液がノズルから加
工部品に噴射されることになるので、表面処理効率が低
下するという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、スプレーから噴射される処理液を直
接的にろ過することにより、不純物の除去効率の向上と
装置の小型化を図ることができるスプレー式金属表面処
理装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のスプレー式金属表面処理装置では、請求項
1においては、搬送される金属製搬送物を表面処理する
ための処理液を噴射するスプレーと、前記スプレーで噴
射された処理液を回収して貯溜槽に流出させる回収手段
と、前記貯溜槽から処理液を前記スプレーに供給する供
給手段と、前記貯溜槽に接続される循環管路に配置され
前記処理液から不純物を取り除くろ過装置とを有して構
成されるスプレー式金属表面処理装置において、前記ろ
過装置は、前記回収手段と前記貯溜槽との間に配置さ
れ、前記回収手段から前記貯溜槽に流出される処理液の
流れによる運動力を緩和して当該処理液を多方向に分配
する緩衝分配材と、前記緩衝分配材で多方向に分配され
る処理液を受けて当該処理液から前記不純物を除去して
前記貯溜槽に流出させる帯状フィルタ材と、前記緩衝配
分材の下部に前記帯状フィルタ材を連続的に移送する移
送手段とで構成されており、前記帯状フィルタ材は、前
記貯溜槽を覆う底面部と当該底面部から前記緩衝分配材
に向かって相互間隔が拡大するように延びる側面部とを
有する断面凹形状に形成され、斜め上から前記緩衝分配
材の下部に入りかつ当該緩衝分配材の下部から斜め上に
出ていく傾斜側面部と前記断面凹形状とで皿状溜を形成
するとともに、前記断面凹形状が押え機構で押え付ける
ことにより形状保持されているものである。
【0009】請求項2においては、請求項1のものに、
前記押え機構が、少なくとも前記帯状フィルタの側面部
を押え付けて前記断面凹形状の皿状溜を形成するととも
に、前記移送手段による前記帯状フィルタ材の移送に際
して前記断面凹形状の皿状溜を保持しつつ当該帯状フィ
ルタ材を損傷するとなく案内する複数のローラを有して
いるものである。
【0010】請求項3においては、請求項1のものに、
前記帯状フィルタ材の皿状溜が受ける前記緩衝分配材か
らの前記処理液の液面水位を検出する検出手段が設けら
れており、前記検出手段が所定の液面水位を検知すると
前記移送手段を作動して、前記帯状フィルタ材を所定量
だけ前記緩衝分配材の下部に移送するものである。
【0011】このような本発明のスプレー式金属表面処
理装置によれば、請求項1では、 緩衝分配材で回収手段からの処理液を緩和し、かつ多
方向に分配しているので、帯状フィルタ材が処理液の流
れにより損傷されることなく、広い範囲で効率よく処理
液から不純物を除去することができる。 また、帯状フィルタ材が押え機構で断面凹形状に形状
保持されているので、この帯状フィルタ材に不純物を除
去する機能とともに、所定流量を貯溜する皿状溜を有す
る機能をも兼ね備え、回収手段からの処理液の流量が多
くなる場合であっても、不純物が混在する処理液の貯溜
槽側の流出を阻止して、処理液のみを貯溜槽に流出する
ことができる。 更に、帯状フィルタ材を移送する移送手段を設けてい
るので、帯状フィルタ材の不純物除去が低下した際には
容易に新たな帯状フィルタ材を緩衝分配材の下部に配置
することができる。 この結果、ろ過装置を回収手段と貯溜槽との間に配置
しても、回収手段から回収された不純物が混在する処理
液から不純物を除去して、処理液のみを貯溜槽に流出し
て、貯溜槽内に貯溜される処理液を不純物が混在しない
処理液にすることができ、金属製搬送物の処理効率の向
上が図れるとともに、ろ過装置を回収手段と貯溜槽間に
配置することで、装置自体を小型化することが可能とな
る。
【0012】請求項2では、押え機構が、少なくとも帯
状フィルタの側面部を押え付けて断面凹形状の皿状溜を
形成するとともに、移送手段による帯状フィルタ材の移
送に際して断面凹形状の皿状溜を保持しつつ当該帯状フ
ィルタ材を損傷するとなく案内する複数のローラを有し
ているので、帯状フィルタ材の移送に際してもこれを損
傷することがない。
【0013】請求項3においては、帯状フィルタ材の皿
状溜が受ける緩衝分配材からの処理液の液面水位を検出
する検出手段が設けられており、検出手段が所定の液面
水位を検知すると移送手段を作動して、帯状フィルタ材
を所定量だけ緩衝分配材の下部に移送するようにしたの
で、帯状フィルタ材で除去された不純物が当該帯状フィ
ルタ材の皿状溜に溜まることによる液面水位の上昇を検
知することで、帯状フィルタ材の機能低下の有無を判断
して、その判断に基づき自動的に、新しい帯状フィルタ
材を緩衝分配材の下部に位置させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例であるス
プレー式金属表面処理装置について、図面を参照して説
明する。図1は本実施例のスプレー式金属表面処理装置
の全体構成を示す縦断面図、図2(a)は本実施例のス
プレー式金属表面処理装置におけるろ過装置の構成を示
す縦断面図、図2(b)は本実施例のスプレー式金属表
面処理装置におけるろ過装置の構成を示す横断面図であ
る。なお、本実施例の図1及び図2おいて、従来技術の
図3と同一の符号は同一の構成を有するのでその説明は
省略する。
【0015】図1において、本実施例のスプレー式金属
表面処理装置1は、不純物を処理液から除去するろ過装
置2を、従来技術(図3に示す)のように、循環管路1
10中に配置するのでなく、回収手段となるスプレー室
105と貯溜槽104との間に配置したもので、以下、
図2(a)及び図2(b)に基づいて、本実施例におけ
るろ過装置2の構成を説明する。
【0016】図2(a)及び図2(b)において、ろ過
装置2は、内部空間Aを有する断面矩形状の収納箱体3
と、緩衝分配材4及び帯状フィルタ材5と、搬送手段と
なる巻取装置6とを主要部として構成されている。収納
箱体3は、この上面部3Aに内部空間Aに開口してスプ
レーチャンバ105の回収管路109に連結された流入
口7と、この下面部3Bに流入口7に対向するように内
部空間Aに開口して貯溜槽104内に突出する流出口8
とが形成されているとともに、内部空間A内に緩衝分配
材4と、例えば20〜200μ間隔の網目状の不織布及
びネットや、紙製で形成される帯状フィルタ材5が配置
されている。また、収納箱体3には、この相互に対する
両側面部3C、3Dにそれぞれ搬入口9と搬出口10と
が形成されており、この搬入口9と搬出口10には収納
箱体3から外方向に突出する支持部材11、12がそれ
ぞれ設けられている。
【0017】緩衝配分材4は、例えば、複数の網目を有
する金網材で形成されており、流入口7の下方に所定距
離を有してこの開口部7Aを横切るようにして収納箱体
3の長手方向X及び巾方向Yの2方向に延びている。ま
た、緩衝分配材4は、収納箱体3の巾方向Yにわたって
設けられた2本のブラケット13、14上にその両端部
が載置されて取り外し可能に固定されている。
【0018】帯状フィルタ材5は、収納箱体3の搬入口
9から収納箱体3の内部空間A内に斜め上から傾斜側面
部5Dから入り、緩衝分配材4と流出口8との間を通っ
て搬出口10から斜め上に傾斜側面部5Eが出ていくよ
うに配置されており、この傾斜側面部5Dが搬入口9側
の支持部材11に回転可能に軸支された巻回ドラム15
に巻回されており、傾斜側面部5Eが搬出口10側の支
持部材12に回転可能に軸支された巻取装置6の巻取ド
ラム16に取り付けられている。17は巻取装置6の駆
動モータであって、この回転軸に固定されたプーリ17
Aと巻取ドラム16に固定されたプーリ16Aとの間に
懸架された環状伝達ベルト18で連結されており、駆動
モータ17の駆動でこの回転運動をプーリ17A−伝達
ベルト18及びプーリ16Aを介して巻取ドラム16に
伝達して、帯状フィルタ材5を搬送口9から搬出口10
に順次、連続して移送するものである。また、帯状フィ
ルタ材5は、緩衝分配材4に近接し、かつ流出口8の上
方を横切るとうにして(貯溜槽3を覆うように)配置さ
れる底面部5Aと、この底面部5Aの巾方向Yの両端部
側からそれぞれ折れ曲がって緩衝分配材4側に延びる側
面部5B、5Cとで断面凹形状に形成されている。そし
て、この各側面部5B、5Cは相互間隔を拡大するよう
に緩衝分配材4側に延びているとともに、各側面部5
B、5Cの端部は緩衝分配材4の巾方向Yの両端部より
外側に位置している。
【0019】20は押え機構であって、帯状フィルタ5
の底面部5Aと各側面部5B、5Cを押え付けてその断
面凹形状を保持する機能と、帯状フィルタ材5の移送時
にこの帯状フィルタ材5を損傷することなく案内する機
能とを兼ね備える側面ローラ21、22と底面ローラ2
3とで構成されている。各ローラ21〜23は、収納箱
体2の搬入口9側と搬出口10側のそれぞれに設けられ
た梁材24、25から帯状フィルタ5側に延びるラケッ
ト26〜28にそれぞれ回転可能に軸支されている。そ
して、各梁材24、25の各側面ローラ21、21が帯
状フィルタ材5の側面部5Bを、各側面ローラ22、2
2が帯状フィルタ材5の側面部5Cを、かつ各底面ロー
ラ23、23が帯状フィルタ材5の底面部5Aをそれぞ
れ押え付ている。これにより、帯状フィルタ材5は、こ
の各面部5A〜5Fで所定流量の処理液を溜めることが
できる皿状溜Bが形成されている。30は収納箱体3の
上面3Aから内部空間A内に配置され帯状フィルタ材5
が受ける処理液の液面水位を検出する液面水位検出器
(検出手段)であって、制御器35に接続されている。
この制御器35は、液面水位検出器30が検出する液面
信号aを授受して巻取装置6の駆動モータ17の駆動/
停止を制御するものである。
【0020】本実施例におけるスプレー式金属表面処理
装置1は、以上のように構成されるが、次に、この表面
処理装置1の不純物の除去作動について説明する。供給
ポンプ107を作動して貯溜槽104から処理液を吸引
して、供給管路108を通して各スプレー103、10
3、103、・・・に処理液を供給する。そして、各ス
プレー103、103、103、・・・からコンベア1
01で搬送される加工部材102に処理液を噴射して、
この加工部品102を表面を処理し、この際、この加工
部品102の表面に付着等していた不純物は処理液に混
入し、各スプレー103、103、103、・・・から
噴射された処理液とともに不純物が、スプレー室105
で回収され、この回収管路109を通して流入口8から
ろ過装置2の内部空間A内に流入される。
【0021】不純物が混在する処理液がろ過装置2内に
流入すると、まず、この処理液は複数の網目を有する金
網材である緩衝分配材4に衝突して、その流速に起因す
る流れ運動力が緩和されるとともに、緩衝分配材4の網
目を伝わるように流れて多方向(収納箱体2の長手方向
X及び巾方向Y)に分配され、この緩衝分配材4の全域
から帯状フィルタ材5側に低流速で流れ、又は、水滴単
位で落下することで、不純物が混在する処理液を、帯状
フィルタ材5がこの処理液で損傷することなく皿状溜B
で受けることになる。そして、不純物が混在する処理液
がフィルタ材5を通過する際に、この帯状フィルタ材5
で不純物が除去され、処理液のみが貯溜槽104に流出
され、再び供給ポンプ107で吸引されて加工部材10
2に噴射される。このとき、押え機構20の各ローラ2
1〜23で帯状フィルタ材5の底面部5A、各側面部5
B、5Cが押え付けられてその断面凹形状を保持されて
おり、帯状フィルタ材5は所定流量の処理液を貯溜する
皿状溜Bを有しているので、たとえ、スプレー室105
の回収管路109からろ過装置2に流入される処理液の
流量が多くなっても、帯状フィルタ材5から溢れて不純
物が混在する処理液が貯溜槽104に流出することな
く、完全に不純物を処理液から除去して貯溜槽3に流出
させることができる。
【0022】また、スプレー室105の回収管路109
からろ過装置2に不純物が混在する処理液が流入される
と、液面検出器30が帯状フィルタ材5の皿状溜Bに貯
溜される処理液の液面水位を検出し続け、液面信号aを
制御器35に送出し、この液面信号aが所定値以上にな
る(帯状フィルタ材5の処理液の液面水位が上昇して所
定値になる)ことを条件として、制御器35は巻取装置
6の駆動モータ17を駆動させる。すなわち、帯状フィ
ルタ材5の不純物を除去する機能が低下して、不純物が
帯状フィルタ材5の皿状溜Bに溜められる(積層)状態
になると、この帯状フィルタ材5を通過する処理液の流
量も減少することから、帯状フィルタ材5に貯溜される
処理液が多くなりその液面が上昇していき、この液面水
位の上昇を液面水位検出器30が順次、検出して液面信
号aとして制御器35に送出する。
【0023】そして、液面水位検出器30から順次送出
される液面信号aが所定値になることを条件として帯状
フィルタ材5の除去機能低下と判断して、制御器35が
駆動モータ17に駆動信号bを送出する。駆動モータ1
7が駆動信号bを入力すると、その駆動信号bに基づい
て駆動してその回転軸を回転させ、この回転運動をプー
リ17A−伝達ベルト18及びプーリ16Aを介して巻
取ドラム16に伝達し、この巻取ドラム16を回転させ
て、緩衝分配材4の直下にある帯状フィルタ材5を搬出
口10から収納箱体3の外部に移送してこの巻取ドラム
16で巻き取るとともに、巻回ドラム15に巻回されて
いる新たな帯状フィルタ5を緩衝分配材4の直下まで移
送する。このとき、各ローラ21〜23が帯状フィルタ
材5の断面凹形状の皿状溜Bを保持しつつ回転するの
で、帯状フィルタ材5は損傷されることなく各ローラ2
1〜23で案内されつつ搬送される。その後、制御器3
5は、収納箱体3の内部空間A内の全域(緩衝分配材4
の全域)に新たな帯状フィルタ材5が配置されるまで所
定量だけ移送させて、駆動モータ17に停止信号cを送
出して駆動モータ17の駆動を停止する。
【0024】なお、本実施例におけるろ過装置2は、ス
プレー式金属表面処理装置1に適用した場合について説
明したが、これに限定されるものでなく、いかなる装
置、プラントに適用しても、処理液から不純物を除去す
ることができる。
【0025】また、本実施例における緩衝分配材4は、
複数の網目を有する金網材を用いたものを示したが、こ
れに限定されるものでなく、金属製の平状板材に複数の
通孔を形成して構成したものであってよく、また、帯状
フィルタ5も前述のものに限定されるものでなく、不純
物を有効に除去できるものであればよい。
【0026】更に、本実施例においては、帯状フィルタ
材5を巻取装置6で巻き取りすることにより順次、この
帯状フィルタ材5を移送するようにした場合について説
明したが、これに限定されるものでなく、有効に帯状フ
ィルタ5を移送できる構造であれば何であってもよく、
また、帯状フィルタ材5を押え付ける機構についても、
本実施例のように、複数のローラ21〜23に限定され
ない。
【0027】
【発明の効果】このように本発明の連続全量ろ過システ
ムを有するスプレー式金属表面処理装置1によれば、
緩衝分配材で回収手段からの処理液を緩和し、かつ多方
向に分配しているので、帯状フィルタ材が処理液の流れ
により損傷されることなく、広い範囲で効率よく処理液
から不純物を除去することができる。 また、帯状フィルタ材が押で機構で断面凹形状に形状
保持されているので、この帯状フィルタ材に不純物を除
去する機能とともに、所定流量を貯溜する皿状溜を有す
る機能をも兼ね備え、回収手段からの処理液の流量が多
くなる場合であっても、不純物が混在する処理液の貯溜
槽側の流出を阻止して、処理液のみを貯溜槽に流出する
ことができる。 更に、帯状フィルタ材を移送する移送手段を設けてい
るので、帯状フィルタ材の不純物除去が低下した際には
容易に新たな帯状フィルタ材を緩衝分配材の下部に配置
することができる。 この結果、ろ過装置を回収手段と貯溜槽との間に配置
しても、回収手段から回収された不純物が混在する処理
液から不純物を除去して、処理液のみを貯溜槽に流出し
て、貯溜槽内に貯溜される処理液を不純物が混在しない
純粋な処理液にすることができ、金属製搬送物の処理効
率の向上が図れるとともに、ろ過装置を回収手段と貯溜
槽間に配置することで、装置自体を小型化し工場内の設
置を極めて容易にすることが可能となる。
【0028】また、押え機構が、少なくとも帯状フィル
タの側面部を押え付けて断面凹形状の皿状溜を形成する
とともに、移送手段による帯状フィルタ材の移送に際し
て断面凹形状の皿状溜を保持しつつ当該帯状フィルタ材
を損傷するとなく案内する複数のローラを有しているの
で、帯状フィルタ材の移送に際してもこれを損傷するこ
がなくなるので、帯状フィルタ材による不純物を処理液
から除去する効率を向上させることができる。
【0029】更に、帯状フィルタ材の皿状溜が受ける緩
衝分配材からの処理液の液面水位を検出する検出手段が
設けられており、検出手段が所定の液面水位を検知する
と移送手段を作動して、帯状フィルタ材を所定量だけ緩
衝分配材の下部に移送するようにしたので、帯状フィル
タ材で除去された不純物が当該帯状フィルタ材の皿状溜
に溜まることによる液面水位の上昇を検知することで、
帯状フィルタ材の機能低下の有無を判断して、その判断
に基づき自動的に、新しい帯状フィルタ材を緩衝分配材
の下部に位置させることができ、帯状フィルタ材による
不純物を処理液から除去する効率を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるスプレー式金属表面
処理装置の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例のスプレー式金属表面処理装
置におけるろ過装置の構成を示す図であって、(a)は
ろ過装置の構成を示す縦断面図、(b)はろ過装置の構
成を示す横断面図である。
【図3】従来技術におけるスプレー式金属表面処理装置
の全体構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 ろ過装置 4 緩衝分配材 5 帯状フィルタ材 102 金属加工製品 104 貯溜槽 103 スプレー 105 スプレー室 107 供給ポンプ B 皿状溜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸岡 淳 大阪市淀川区西中島5丁目5−15 日本ペ イントプラント・エンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 細川 哲男 堺市築港新町2丁目6−27 紀和工業株式 会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される金属製搬送物を表面処理する
    ための処理液を噴射するスプレーと、前記スプレーで噴
    射された処理液を回収して貯溜槽に流出させる回収手段
    と、前記貯溜槽から処理液を前記スプレーに供給する供
    給手段と、前記貯溜槽に接続される循環管路に配置され
    前記処理液から不純物を取り除くろ過装置とを有して構
    成されるスプレー式金属表面処理装置において、前記ろ
    過装置は、前記回収手段と前記貯溜槽との間に配置さ
    れ、前記回収手段から前記貯溜槽に流出される処理液の
    流れによる運動力を緩和して当該処理液を多方向に分配
    する緩衝分配材と、前記緩衝分配材で多方向に分配され
    る処理液を受けて当該処理液から前記不純物を除去して
    前記貯溜槽に流出させる帯状フィルタ材と、前記緩衝配
    分材の下部に前記帯状フィルタ材を連続的に移送する移
    送手段とで構成されており、前記帯状フィルタ材は、前
    記貯溜槽を覆う底面部と当該底面部から前記緩衝分配材
    に向かって相互間隔が拡大するように延びる側面部とを
    有する断面凹形状に形成され、斜め上から前記緩衝分配
    材の下部に入りかつ当該緩衝分配材の下部から斜め上に
    出ていく傾斜側面部と前記断面凹形状とで皿状溜を形成
    するとともに、前記断面凹形状が押え機構で押え付ける
    ことにより形状保持されていることを特徴とするスプレ
    ー式金属表面処理装置。
  2. 【請求項2】 前記押え機構が、少なくとも前記帯状フ
    ィルタの側面部を押え付けて前記断面凹形状の前記皿状
    溜を形成するとともに、前記移送手段による前記帯状フ
    ィルタ材の移送に際して前記断面凹形状の皿状溜を保持
    しつつ当該帯状フィルタ材を損傷するとなく案内する複
    数のローラを有してなることを特徴とする請求項1記載
    のスプレー式金属表面処理装置。
  3. 【請求項3】 前記帯状フィルタ材の皿状溜が受ける前
    記緩衝分配材からの前記処理液の液面水位を検出する検
    出手段が設けられており、前記検出手段が所定の液面水
    位を検知すると前記移送手段を作動して、前記帯状フィ
    ルタ材を所定量だけ前記緩衝分配材の下部に移送するこ
    とを特徴とする請求項1記載のスプレー式金属表面処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010247011A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Shinwa Kogyo Kk 電着塗装用洗浄液循環装置
CN103357498A (zh) * 2013-06-28 2013-10-23 攀钢集团西昌钢钒有限公司 磁力转鼓过滤机
CN114768360A (zh) * 2022-03-28 2022-07-22 青岛西海岸市政工程有限公司 一种带有水质检测与多级过滤功能的污水处理泵站

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