JPH09245166A - パターンマッチング装置 - Google Patents
パターンマッチング装置Info
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- JPH09245166A JPH09245166A JP8047846A JP4784696A JPH09245166A JP H09245166 A JPH09245166 A JP H09245166A JP 8047846 A JP8047846 A JP 8047846A JP 4784696 A JP4784696 A JP 4784696A JP H09245166 A JPH09245166 A JP H09245166A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】検査対象画像上の各走査位置ごとに基準パター
ンの各画素と検査対象画像の対応する画素を用いる相関
演算を行い、検査対象画像上の基準パターンと同一のパ
ターンの存在する位置を検出するパターンマッチングの
処理時間を短縮する。 【解決手段】基準パターンを持つ入力画像の基準パター
ン領域11の各画素につき、その8方向の隣接画素との
濃度の差分の最大値である方向性最大エッジ特徴量を検
出し、所定値以上の方向性最大エッジ特徴量を持つ画素
を抽出し、ノイズ成分4A,基準パターン成分1Aを持
つ画像401を得る。さらに成分1A,4A中の画素の
うち、方向性最大エッジ特徴量の方向が連続する連結画
素で、所定画素数以上の画素群に属するものを抽出して
ノイズ成分4Aを取除き、マッチング用の基準画素とす
る。
ンの各画素と検査対象画像の対応する画素を用いる相関
演算を行い、検査対象画像上の基準パターンと同一のパ
ターンの存在する位置を検出するパターンマッチングの
処理時間を短縮する。 【解決手段】基準パターンを持つ入力画像の基準パター
ン領域11の各画素につき、その8方向の隣接画素との
濃度の差分の最大値である方向性最大エッジ特徴量を検
出し、所定値以上の方向性最大エッジ特徴量を持つ画素
を抽出し、ノイズ成分4A,基準パターン成分1Aを持
つ画像401を得る。さらに成分1A,4A中の画素の
うち、方向性最大エッジ特徴量の方向が連続する連結画
素で、所定画素数以上の画素群に属するものを抽出して
ノイズ成分4Aを取除き、マッチング用の基準画素とす
る。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は予め登録されている
基準となる画像(基準パターンともいう)と、検査対象
物を撮像して得られた濃淡画像との合致の有無、合致の
位置などを、いわゆるパターンマッチングの手法によっ
て判別するパターンマッチング装置であって、特にその
演算量を削減し得るようにしたパターンマッチング装置
に関する。なお以下各図等において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
基準となる画像(基準パターンともいう)と、検査対象
物を撮像して得られた濃淡画像との合致の有無、合致の
位置などを、いわゆるパターンマッチングの手法によっ
て判別するパターンマッチング装置であって、特にその
演算量を削減し得るようにしたパターンマッチング装置
に関する。なお以下各図等において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【従来の技術】パターンマッチングを行う装置では、検
査対象物の濃淡画像(検査対象画像という)と基準画像
との一致度を計る尺度として、相関係数(正規化相関値
などとも呼ばれる)が一般的に用いられている。図9は
相関係数の演算によって画像の一致度合を調べ、検査対
象物の位置を判定する際のパターンマッチング法の説明
図である。同図において、11は基準パターンを含む予
め用意された矩形状の画像領域としての基準パターン領
域、1はこの基準パターン領域11内の真のマッチング
対象のパターンとしての基準パターン、2は対象物の撮
像に基づいて得られた濃淡の入力画像としての検査対象
画像である。この例では基準パターン1の位置(基準パ
ターン領域11の左上隅の座標で代表される)を、検査
対象画像2上の左上隅の座標から始まる各座標点(走査
位置という)Qjに順次1点ずつ移動(走査)させなが
ら、そのつど基準パターン領域11上の全画素を対象画
素として、この各対象画素の濃度と、この各対象画素に
夫々対応する位置にある検査対象画像2上の画素の濃度
とから、検査対象画像2上の基準パターン領域11と重
なる部分の画像との相関係数を求め、この相関係数が所
定のしきい値以上で、且つ最大となる走査位置Qjとし
て、検査対象画像2上の基準パターン1と同じ画像パタ
ーンが存在する位置を検出する。ここで基準パターン領
域11の検査対象画像2上のj番目の走査位置としての
Qjの座標を(Xj,Yj)、基準パターン領域11に
おけるi番目の画素の濃度をFi、検査対象画像2の対
応する画素をGi、基準パターン領域11の構成画素数
をNとすると、走査位置Qjにおける相関係数Rj=R
(Xj,Yj)は次の式(1)で与えられる。
査対象物の濃淡画像(検査対象画像という)と基準画像
との一致度を計る尺度として、相関係数(正規化相関値
などとも呼ばれる)が一般的に用いられている。図9は
相関係数の演算によって画像の一致度合を調べ、検査対
象物の位置を判定する際のパターンマッチング法の説明
図である。同図において、11は基準パターンを含む予
め用意された矩形状の画像領域としての基準パターン領
域、1はこの基準パターン領域11内の真のマッチング
対象のパターンとしての基準パターン、2は対象物の撮
像に基づいて得られた濃淡の入力画像としての検査対象
画像である。この例では基準パターン1の位置(基準パ
ターン領域11の左上隅の座標で代表される)を、検査
対象画像2上の左上隅の座標から始まる各座標点(走査
位置という)Qjに順次1点ずつ移動(走査)させなが
ら、そのつど基準パターン領域11上の全画素を対象画
素として、この各対象画素の濃度と、この各対象画素に
夫々対応する位置にある検査対象画像2上の画素の濃度
とから、検査対象画像2上の基準パターン領域11と重
なる部分の画像との相関係数を求め、この相関係数が所
定のしきい値以上で、且つ最大となる走査位置Qjとし
て、検査対象画像2上の基準パターン1と同じ画像パタ
ーンが存在する位置を検出する。ここで基準パターン領
域11の検査対象画像2上のj番目の走査位置としての
Qjの座標を(Xj,Yj)、基準パターン領域11に
おけるi番目の画素の濃度をFi、検査対象画像2の対
応する画素をGi、基準パターン領域11の構成画素数
をNとすると、走査位置Qjにおける相関係数Rj=R
(Xj,Yj)は次の式(1)で与えられる。
【数1】 Rj=R(Xj,Yj) =[N・ NΣi=0 (Fi・Gi)−( NΣi=0 Fi)・( NΣi=0 Gi)] /[{N・ NΣi=0 Fi2 −( NΣi=0 Fi)2 } ×{N・ NΣi=0 Gi2 −( NΣi=0 Gi)2 }]1/2 ・・・(1) この(1)式からも判るように、或る走査位置Qjの1
点での相関係数を求めるためにも、積算や累積加算を大
量に行う必要がある。そこで従来は、この演算量を削減
するために基準画像から細線化画像やエッジ画像などの
特徴部を抽出し、その特徴的な画素のみを基準画像とす
ることで演算量を削減する方法や、エッジ特徴を求めた
後に一定の間引きを施すことで、さらに演算量を削減す
る方法等が用いられている。
点での相関係数を求めるためにも、積算や累積加算を大
量に行う必要がある。そこで従来は、この演算量を削減
するために基準画像から細線化画像やエッジ画像などの
特徴部を抽出し、その特徴的な画素のみを基準画像とす
ることで演算量を削減する方法や、エッジ特徴を求めた
後に一定の間引きを施すことで、さらに演算量を削減す
る方法等が用いられている。
【発明が解決しようする課題】しかしながら上述した従
来のパターンマッチング方法には次のような問題があ
る。 (1)エッジ特徴による基準画像の作成では、背景など
に含まれるノイズ成分からもエッジ特徴が抽出され基準
画像に含まれてしまう。 (2)エッジ特徴により選別した画素をさらに間引く場
合、単純な間引きではパターンによっては特徴の高い画
素、即ち、より特徴を表している画素をも間引いてしま
う。 (3)検査対象画像上の基準パターンと同じパターンが
無い部分でのパターンマッチング処理でも基準画像の最
後の画素まで演算しなければならない。 そこで本発明はこのような問題を解消できるパターンマ
ッチング装置を提供することを課題とする。
来のパターンマッチング方法には次のような問題があ
る。 (1)エッジ特徴による基準画像の作成では、背景など
に含まれるノイズ成分からもエッジ特徴が抽出され基準
画像に含まれてしまう。 (2)エッジ特徴により選別した画素をさらに間引く場
合、単純な間引きではパターンによっては特徴の高い画
素、即ち、より特徴を表している画素をも間引いてしま
う。 (3)検査対象画像上の基準パターンと同じパターンが
無い部分でのパターンマッチング処理でも基準画像の最
後の画素まで演算しなければならない。 そこで本発明はこのような問題を解消できるパターンマ
ッチング装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに請求項1のパターンマッチング装置は、登録された
基準画像(基準パターン1)と検査対象の濃淡画像との
パターンマッチングを行う装置において、予め基準画像
を含む所定の画像領域(基準パターン領域11)を構成
する各画素について、当該画素と当該画素を中心とする
8方向の隣接画素との各方向別の濃度差の絶対値のうち
の最大の値(E(X,Y),以下方向性最大エッジ特徴
量という)を求め、この方向性最大エッジ特徴量が所定
のしきい値(TH1)以上であるような画素をパターン
マッチングの対象画素として抽出する手段(方向成分・
エッジ特徴量抽出部108)を備えたものとする。また
請求項2のパターンマッチング装置は、請求項1に記載
の装置において、前記抽出された対象画素からさらに、
所定の画素数(ノイズレベル画素数のしきい値TH2)
以上の連結画素からなり、隣接画素同士の方向性最大エ
ッジ特徴量の方向が一致もしくは隣接する関係にあるよ
うな連結画素群に属する画素のみを有効な対象画素とし
て抽出する手段(方向成分・エッジ特徴量抽出部10
8)を備えたものとする。また請求項3のパターンマッ
チング装置は、請求項1又は2に記載の装置において、
最終的に抽出された対象画素からさらに、この対象画素
の総個数に対する所定の割合(しきい値TH4)の個数
の画素を方向性最大エッジ特徴量の大きいものから順に
(基準画素データ601の形で)有効な対象画素として
選択する基準画素選択手段(ヒストグラム作成部11
8)を備えたものとする。また請求項4のパターンマッ
チング装置は、請求項3に記載の装置において、前記基
準画素選択手段を介して選択された対象画素から、この
対象画素の総個数に対する所定の割合(しきい値TH
5)の個数の、方向性最大エッジ特徴量の大きいものか
ら順に選択された対象画素を用いて得た相関係数(R
j)が所定値(しきい値TH6)以下のときは、その走
査位置でのパターンマッチングの処理を打切る手段(相
関演算部115)を備えたものとする。本発明の作用は
次の如くである。即ち基準となる画像を登録しておき、
検査対象の濃淡画像に対してパターンマッチングを行う
装置において、 1)請求項1に関わる発明においては、基準画像(基準
パターン1)を含む画像領域(基準パターン領域11)
からパターンマッチングに用いる対象画素を限定抽出し
演算量を削減するが、この画素の抽出方法として、基準
パターン領域11の各画素ごとに8方向のエッジ特徴量
(画素濃度の差分)を求め、この方向別のエッジ特徴量
の中での最大のエッジ特徴量(方向性最大エッジ特徴
量)が或るしきい値以上である画素のみを抽出し、パタ
ーンマッチングの対象画素の候補とする。 2)請求項2に関わる発明においては、さらにこの抽出
された画素からノイズ成分を排除するため、抽出された
画素で、方向性最大エッジ特徴量の方向が互いに同一も
しくは近い方向を持って隣接している画素同士をグルー
プ化し、この各グループ内の画素数が所定値以上である
もののみを抽出し、これらの抽出された画素をパターン
マッチング用の対象画素とする。 3)請求項3に関わる発明においては、前記1)または
2)項のように抽出された画素群の方向性最大エッジ特
徴量の大きさごとの画素数を求め、方向性最大エッジ特
徴量の大きさの順に画素数を配列したヒストグラムを作
ると共に、抽出された総画素数に対する所定のしきい値
を定め、このヒストグラム中の方向性最大エッジ特徴量
の大きい画素から順にしきい値までの画素を抽出し、こ
れらの抽出画素を新たな対象画素(基準画素ともいう)
としてパターンマッチングを行う。 4)請求項4に関わる発明においては、前記3)項のよ
うに抽出された画素群を新たな基準画素としてパターン
マッチングを行う際、新たな基準画素のエッジ特徴量の
最も高い画素から順に画素を1つずつ、この抽出全画素
数に対する所定割合の画素数まで追加して、この追加の
つど一致度(相関係数)を求める(従って相関係数を算
出する際の基準画素の個数は順次1つずつ増加する)。 この所定割合の画素数までの一致度が所定のしきい値よ
りも小さい時はパターンマッチングの処理をその時点で
打切り、次の走査位置Qjでのパターンマッチングを開
始する。
めに請求項1のパターンマッチング装置は、登録された
基準画像(基準パターン1)と検査対象の濃淡画像との
パターンマッチングを行う装置において、予め基準画像
を含む所定の画像領域(基準パターン領域11)を構成
する各画素について、当該画素と当該画素を中心とする
8方向の隣接画素との各方向別の濃度差の絶対値のうち
の最大の値(E(X,Y),以下方向性最大エッジ特徴
量という)を求め、この方向性最大エッジ特徴量が所定
のしきい値(TH1)以上であるような画素をパターン
マッチングの対象画素として抽出する手段(方向成分・
エッジ特徴量抽出部108)を備えたものとする。また
請求項2のパターンマッチング装置は、請求項1に記載
の装置において、前記抽出された対象画素からさらに、
所定の画素数(ノイズレベル画素数のしきい値TH2)
以上の連結画素からなり、隣接画素同士の方向性最大エ
ッジ特徴量の方向が一致もしくは隣接する関係にあるよ
うな連結画素群に属する画素のみを有効な対象画素とし
て抽出する手段(方向成分・エッジ特徴量抽出部10
8)を備えたものとする。また請求項3のパターンマッ
チング装置は、請求項1又は2に記載の装置において、
最終的に抽出された対象画素からさらに、この対象画素
の総個数に対する所定の割合(しきい値TH4)の個数
の画素を方向性最大エッジ特徴量の大きいものから順に
(基準画素データ601の形で)有効な対象画素として
選択する基準画素選択手段(ヒストグラム作成部11
8)を備えたものとする。また請求項4のパターンマッ
チング装置は、請求項3に記載の装置において、前記基
準画素選択手段を介して選択された対象画素から、この
対象画素の総個数に対する所定の割合(しきい値TH
5)の個数の、方向性最大エッジ特徴量の大きいものか
ら順に選択された対象画素を用いて得た相関係数(R
j)が所定値(しきい値TH6)以下のときは、その走
査位置でのパターンマッチングの処理を打切る手段(相
関演算部115)を備えたものとする。本発明の作用は
次の如くである。即ち基準となる画像を登録しておき、
検査対象の濃淡画像に対してパターンマッチングを行う
装置において、 1)請求項1に関わる発明においては、基準画像(基準
パターン1)を含む画像領域(基準パターン領域11)
からパターンマッチングに用いる対象画素を限定抽出し
演算量を削減するが、この画素の抽出方法として、基準
パターン領域11の各画素ごとに8方向のエッジ特徴量
(画素濃度の差分)を求め、この方向別のエッジ特徴量
の中での最大のエッジ特徴量(方向性最大エッジ特徴
量)が或るしきい値以上である画素のみを抽出し、パタ
ーンマッチングの対象画素の候補とする。 2)請求項2に関わる発明においては、さらにこの抽出
された画素からノイズ成分を排除するため、抽出された
画素で、方向性最大エッジ特徴量の方向が互いに同一も
しくは近い方向を持って隣接している画素同士をグルー
プ化し、この各グループ内の画素数が所定値以上である
もののみを抽出し、これらの抽出された画素をパターン
マッチング用の対象画素とする。 3)請求項3に関わる発明においては、前記1)または
2)項のように抽出された画素群の方向性最大エッジ特
徴量の大きさごとの画素数を求め、方向性最大エッジ特
徴量の大きさの順に画素数を配列したヒストグラムを作
ると共に、抽出された総画素数に対する所定のしきい値
を定め、このヒストグラム中の方向性最大エッジ特徴量
の大きい画素から順にしきい値までの画素を抽出し、こ
れらの抽出画素を新たな対象画素(基準画素ともいう)
としてパターンマッチングを行う。 4)請求項4に関わる発明においては、前記3)項のよ
うに抽出された画素群を新たな基準画素としてパターン
マッチングを行う際、新たな基準画素のエッジ特徴量の
最も高い画素から順に画素を1つずつ、この抽出全画素
数に対する所定割合の画素数まで追加して、この追加の
つど一致度(相関係数)を求める(従って相関係数を算
出する際の基準画素の個数は順次1つずつ増加する)。 この所定割合の画素数までの一致度が所定のしきい値よ
りも小さい時はパターンマッチングの処理をその時点で
打切り、次の走査位置Qjでのパターンマッチングを開
始する。
(実施例1)先ず請求項1及び2に関わる発明の実施例
を説明する。図1は全請求項に関わる発明の一実施例と
してのパターンマッチング装置の構成を示すブロック
図、図2は基準パターンを含む入力画像図である。次に
図1のこの実施例に関わる構成と動作を図2〜図7を参
照しつつ説明する。図2に示す基準パターン1を含む画
像201を画像入力部101で入力し、入力されたアナ
ログ画像信号をA/D変換部102によりディジタルの
濃淡画像に変換する。変換されたディジタル画像はワー
ク用フレームメモリ103及び表示専用の表示メモリ1
11に格納される。またこの画像は、D/A変換部10
4を介しモニタ105にも表示され、表示メモリ111
上の画像もモニタ105に表示可能である。モニタ10
5上には入力画像201が表示され、マウスなどの設定
手段106によって基準パターン1の領域11が指定さ
れる。これによりCPU107は、指定された基準パタ
ーン領域11と、予め指定されているエッジ特徴量(即
ち後述のように着目画素と、この着目画素を中心とする
8方向(図5(B)参照)の隣接画素との濃度値の差
分)のしきい値TH1とノイズレベル画素数TH2を、
方向成分・エッジ特徴量抽出部108に指示する。CP
U107はまた主記憶メモリ119を有する。方向成分
・エッジ特徴量抽出部108は指示された基準パターン
領域11内の各画素に関して、次式(2)で表されるオ
ペレータを施す。
を説明する。図1は全請求項に関わる発明の一実施例と
してのパターンマッチング装置の構成を示すブロック
図、図2は基準パターンを含む入力画像図である。次に
図1のこの実施例に関わる構成と動作を図2〜図7を参
照しつつ説明する。図2に示す基準パターン1を含む画
像201を画像入力部101で入力し、入力されたアナ
ログ画像信号をA/D変換部102によりディジタルの
濃淡画像に変換する。変換されたディジタル画像はワー
ク用フレームメモリ103及び表示専用の表示メモリ1
11に格納される。またこの画像は、D/A変換部10
4を介しモニタ105にも表示され、表示メモリ111
上の画像もモニタ105に表示可能である。モニタ10
5上には入力画像201が表示され、マウスなどの設定
手段106によって基準パターン1の領域11が指定さ
れる。これによりCPU107は、指定された基準パタ
ーン領域11と、予め指定されているエッジ特徴量(即
ち後述のように着目画素と、この着目画素を中心とする
8方向(図5(B)参照)の隣接画素との濃度値の差
分)のしきい値TH1とノイズレベル画素数TH2を、
方向成分・エッジ特徴量抽出部108に指示する。CP
U107はまた主記憶メモリ119を有する。方向成分
・エッジ特徴量抽出部108は指示された基準パターン
領域11内の各画素に関して、次式(2)で表されるオ
ペレータを施す。
【数2】 max(|P0−P1|,|P0−P2|,・・・,|P0−P8|) ・・・(2) ここで、図3に示すようにP0は着目画素の濃度値、P
1〜P8は着目画素を中心とする8つの各方向別の隣接
画素の濃度値である。従って式(2)の中の|P0−P
1|から|P0−P8|までの8つの絶対値は着目画素
P0に対する各方向別の濃度値の差分の絶対値(つまり
エッジ特徴量)であり、式(2)はこの8つの差分絶対
値のうちの最大のもの(方向性最大エッジ特徴量とい
う)を求めることを意味する。このようにして方向成分
・エッジ特徴量抽出部108は指示された基準パターン
領域11の各画素(座標を(X,Y)とする)毎の方向
性最大エッジ特徴量(E(X,Y)で表す)と、その方
向を示す値(方向成分といいθ(X,Y)で表す)を求
める。なお8つの各方向別の方向成分θの値は図5
(B)のように定義されるものとする。さらに方向成分
・エッジ特徴量抽出部108はこのように求めた各画素
毎の方向性最大エッジ特徴量E(X,Y)の中から、前
記の設定されたエッジ特徴量のしきい値TH1を用い、
次の式(3)を満たす画素のみを抽出し、ワークメモリ
109に格納する。
1〜P8は着目画素を中心とする8つの各方向別の隣接
画素の濃度値である。従って式(2)の中の|P0−P
1|から|P0−P8|までの8つの絶対値は着目画素
P0に対する各方向別の濃度値の差分の絶対値(つまり
エッジ特徴量)であり、式(2)はこの8つの差分絶対
値のうちの最大のもの(方向性最大エッジ特徴量とい
う)を求めることを意味する。このようにして方向成分
・エッジ特徴量抽出部108は指示された基準パターン
領域11の各画素(座標を(X,Y)とする)毎の方向
性最大エッジ特徴量(E(X,Y)で表す)と、その方
向を示す値(方向成分といいθ(X,Y)で表す)を求
める。なお8つの各方向別の方向成分θの値は図5
(B)のように定義されるものとする。さらに方向成分
・エッジ特徴量抽出部108はこのように求めた各画素
毎の方向性最大エッジ特徴量E(X,Y)の中から、前
記の設定されたエッジ特徴量のしきい値TH1を用い、
次の式(3)を満たす画素のみを抽出し、ワークメモリ
109に格納する。
【数3】 E(X,Y) ≧ TH1 ・・・(3) 図4の401は式(3)で抽出された画素のみからなる
(入力画像201に対応する)画像である。この画像4
01には同図のように基準パターン成分1Aとノイズ成
分4Aが含まれている。また方向成分・エッジ特徴量抽
出部108は図4の画像401に対し、抽出された各画
素別の方向成分θ(X,Y)を基にしたラベリング処理
を行う。図5(A)はこの抽出された画素別の方向成分
θ(X,Y)の例を示す。正方形で示す各画素内の数値
は、夫々当該画素についての(同図(B)のように8つ
の方向別に定義された)方向成分の値を示す。ラベリン
グを行うには図5(A)のように方向性最大エッジ特徴
量で抽出された画素群中の互いに隣接した3画素同士に
おいて、抽出画素群501のように方向成分が同一もし
くは近い(隣接の関係にある)方向であれば同一のグル
ープとしてラベリングする。但し画素群502のように
隣接していても方向が不一致であれば同一のグループに
はしない。このようにグループ化された画素群の内で、
ノイズレベル画素数のしきい値TH2以上のグループの
みを抽出する。これにより図4の画像401の(基準パ
タ−ン領域11の)ノイズ成分4Aは取除かれる。この
実施例では、方向成分の連続性の検出範囲を3画素とし
たが、設定により変更可能である。この画素数を増やせ
ば、より大きなノイズ成分を除去することが可能とな
る。方向成分・エッジ特徴量抽出部108は以上の処理
の結果として得られた各画素(基準画素という)につい
てのX,Yの座標値と、原入力画像201におけるその
画素の濃度値Dとの図6に示すようなリスト形式のデー
タ(基準画素データという)601をメモリ110内に
作成する。なお図6では基準画素の座標値を一般的に
(Xmi,Ymi)とし、同じく濃度値をDiとして示
す。但しiはn個の基準画素の番号を示す添字である。
この図6の基準画素データ601はCPU107により
補助記憶部112に保存される。この図6の基準画素デ
ータ601の各基準画素を用いる検査対象画像の検査・
計測の実行が、モニタ105及び設定手段106を用い
て指示されると、CPU107は補助記憶部112に保
存しておいた基準画素データ601を相関演算用の基準
画素メモリ113に転送し、一方、検査対象となる画像
を画像入力部101,A/D変換部102,ワーク用フ
レームメモリ103を経て相関演算用の検査画像メモリ
114に転送する。そこで相関演算部115は基準画素
メモリ113内の基準画素データ601の各基準画素を
対象画素として検査画像メモリ114の画像に対し、前
述のような相関演算を行い、検査対象画像の各走査位置
Qj(座標を(Xj,Yj)とする)毎に得られた相関
係数(一致度)Rj=R(Xj,Yj)を実数データの
格納が可能な相関係数メモリ116に格納する。なおj
は走査位置の番号を示す添字である。この相関係数メモ
リ116内で相関係数が最大で、且つしきい値TH3以
上の一致度を示す検査対象画像内の走査位置Qjが基準
パターン1と同一パターンが検出された位置となり、そ
のときの一致度が得られる。相関演算部115は、モニ
タ105および設定手段106を用いて指示された検査
対象画像の検査領域内(指定がなければ全領域)におい
て、指定された相関係数しきい値TH3以上の全ての走
査位置Qjに関して、その座標値(Xj,Yj)と相関
係数Rjとを図7の走査位置別相関係数701のように
出力する。CPU107は、この情報をもとに検査・計
測結果をモニタ105に表示、あるいはI/O入出力部
117から出力し、外部に通知することも可能である。
また前記で、方向性最大エッジ特徴量E(X,Y)とそ
の方向成分θ(X,Y)を検出演算したあとに、エッジ
特徴のかすれ等を補正するために、膨張・収縮などの処
理を施してもよい。 (実施例2)次に請求項3に関わる発明の実施例を説明
する。本発明では実施例1で述べた図1の装置にヒスト
グラム作成部118を設ける。このヒストグラム作成部
118は、方向成分・エッジ特徴量抽出部108により
作成されたメモリ110内の基準画素データ601に対
して、図8のように方向性最大エッジ特徴量E(Xm
i,Ymi)の大きさの順に、その大きさに該当する画
素数N1〜Nnを対比して並べてなるヒストグラム80
1を作成する。なおこのとき同時にヒストグラム801
の各大きさ順の方向性最大エッジ特徴量E(Xmi,Y
mi)に対応する各基準画素の座標(Xmi,Ymi)
及び濃度値Diも登録される。またCPU107がヒス
トグラム作成部118に対して方向性最大エッジ特徴量
のしきい値TH4を設定しておくと、ヒストグラム作成
部118は作成したヒストグラム801について、この
しきい値TH4以上の画素のみを抽出し、基準画素デー
タ601を方向性最大エッジ特徴量Eの高いものから順
に並べて更新する。このしきい値TH4は方向性最大エ
ッジ特徴量を指定するだけでなく、基準画素データ60
1全体の画素数の例えば10%の画素を有効な基準画素
とするというように、パーセンテージを指定するように
してもよい。この場合には、しきい値TH4を方向性最
大エッジ特徴量とするか、全画素数に対するパーセンテ
ージとするかを選択する選択フラグを設け、これをパー
センテージ指定の設定にしておくようにする。さらには
上記の方向性最大エッジ特徴量のしきい値及び上記のパ
ーセンテージのしきい値を同時に独立に設け、この2つ
のしきい値を共に満たす基準画素のみを選択して基準画
素データ601を方向性最大エッジ特徴量の大きいもの
から順に並べて更新するようにしてもよい。ヒストグラ
ム作成部118は内部にヒストグラム801を保持して
いるので、一度、ヒストグラム801を作成すれば、し
きい値TH4を変更すると自動的に基準画素データ60
1を瞬時に更新することができる。この機能は設定段階
でのテスト的な検査や計測を行う場合に用いられる。C
PU107によって基準画素データ601が補助記憶部
112へ保存されると同時にヒストグラム作成部118
の内部に保持されたヒストグラム801も補助記憶部1
12へ保存される。以降のパターンマッチング処理は実
施例1と同様である。 (実施例3)次に請求項4に関わる発明の実施例を説明
する。前記実施例1,2で述べた相関演算部115は、
検査対象画像の各走査位置Qj毎に基準画素データ60
1で指定された基準画素の全点を用いて得られた相関係
数Rjを相関係数メモリ116に格納するが、本実施例
ではこの相関演算部115に中断処理機能を持たせる。
即ち本実施例では相関演算部115は実施例2で述べた
ように方向性最大エッジ特徴量の高い順に基準画素を並
べて作成された基準画素データ601の画素をエッジ特
徴量の大きい方から数えて、その個数の基準画素データ
601の全画素数に対する割合が、しきい値TH5
〔%〕となるまでの基準画素群ごとに、この基準画素群
を用いて得た相関係数Rjを相関係数メモリ116に出
力し、その時点での相関係数Rjとしきい値TH6を比
較する。基準画素データ601は方向性最大エッジ特徴
量Eの高い順に並んでおり、この時点で相関係数Rjが
しきい値TH6に満たなければ、その位置には基準パタ
ーン1と同一のパターンは存在しないと判定できる。こ
こでさらに、保留状態を規定するしきい値TH7を用い
れば、相関係数Rj=R(Xj,Yj)が次式(4)を
満たす範囲にあれば、さらに基準画素データ601内の
全画素数に対する割合がしきい値TH5〔%〕(従って
この時点でパターンマッチングに用いる基準画素の画素
数としては全体の(TH5×2)〔%〕分となる)の数
の基準画素を用いるパターンマッチングを行って同様の
処理を行う。これにより検出漏れを防止することも可能
である。
(入力画像201に対応する)画像である。この画像4
01には同図のように基準パターン成分1Aとノイズ成
分4Aが含まれている。また方向成分・エッジ特徴量抽
出部108は図4の画像401に対し、抽出された各画
素別の方向成分θ(X,Y)を基にしたラベリング処理
を行う。図5(A)はこの抽出された画素別の方向成分
θ(X,Y)の例を示す。正方形で示す各画素内の数値
は、夫々当該画素についての(同図(B)のように8つ
の方向別に定義された)方向成分の値を示す。ラベリン
グを行うには図5(A)のように方向性最大エッジ特徴
量で抽出された画素群中の互いに隣接した3画素同士に
おいて、抽出画素群501のように方向成分が同一もし
くは近い(隣接の関係にある)方向であれば同一のグル
ープとしてラベリングする。但し画素群502のように
隣接していても方向が不一致であれば同一のグループに
はしない。このようにグループ化された画素群の内で、
ノイズレベル画素数のしきい値TH2以上のグループの
みを抽出する。これにより図4の画像401の(基準パ
タ−ン領域11の)ノイズ成分4Aは取除かれる。この
実施例では、方向成分の連続性の検出範囲を3画素とし
たが、設定により変更可能である。この画素数を増やせ
ば、より大きなノイズ成分を除去することが可能とな
る。方向成分・エッジ特徴量抽出部108は以上の処理
の結果として得られた各画素(基準画素という)につい
てのX,Yの座標値と、原入力画像201におけるその
画素の濃度値Dとの図6に示すようなリスト形式のデー
タ(基準画素データという)601をメモリ110内に
作成する。なお図6では基準画素の座標値を一般的に
(Xmi,Ymi)とし、同じく濃度値をDiとして示
す。但しiはn個の基準画素の番号を示す添字である。
この図6の基準画素データ601はCPU107により
補助記憶部112に保存される。この図6の基準画素デ
ータ601の各基準画素を用いる検査対象画像の検査・
計測の実行が、モニタ105及び設定手段106を用い
て指示されると、CPU107は補助記憶部112に保
存しておいた基準画素データ601を相関演算用の基準
画素メモリ113に転送し、一方、検査対象となる画像
を画像入力部101,A/D変換部102,ワーク用フ
レームメモリ103を経て相関演算用の検査画像メモリ
114に転送する。そこで相関演算部115は基準画素
メモリ113内の基準画素データ601の各基準画素を
対象画素として検査画像メモリ114の画像に対し、前
述のような相関演算を行い、検査対象画像の各走査位置
Qj(座標を(Xj,Yj)とする)毎に得られた相関
係数(一致度)Rj=R(Xj,Yj)を実数データの
格納が可能な相関係数メモリ116に格納する。なおj
は走査位置の番号を示す添字である。この相関係数メモ
リ116内で相関係数が最大で、且つしきい値TH3以
上の一致度を示す検査対象画像内の走査位置Qjが基準
パターン1と同一パターンが検出された位置となり、そ
のときの一致度が得られる。相関演算部115は、モニ
タ105および設定手段106を用いて指示された検査
対象画像の検査領域内(指定がなければ全領域)におい
て、指定された相関係数しきい値TH3以上の全ての走
査位置Qjに関して、その座標値(Xj,Yj)と相関
係数Rjとを図7の走査位置別相関係数701のように
出力する。CPU107は、この情報をもとに検査・計
測結果をモニタ105に表示、あるいはI/O入出力部
117から出力し、外部に通知することも可能である。
また前記で、方向性最大エッジ特徴量E(X,Y)とそ
の方向成分θ(X,Y)を検出演算したあとに、エッジ
特徴のかすれ等を補正するために、膨張・収縮などの処
理を施してもよい。 (実施例2)次に請求項3に関わる発明の実施例を説明
する。本発明では実施例1で述べた図1の装置にヒスト
グラム作成部118を設ける。このヒストグラム作成部
118は、方向成分・エッジ特徴量抽出部108により
作成されたメモリ110内の基準画素データ601に対
して、図8のように方向性最大エッジ特徴量E(Xm
i,Ymi)の大きさの順に、その大きさに該当する画
素数N1〜Nnを対比して並べてなるヒストグラム80
1を作成する。なおこのとき同時にヒストグラム801
の各大きさ順の方向性最大エッジ特徴量E(Xmi,Y
mi)に対応する各基準画素の座標(Xmi,Ymi)
及び濃度値Diも登録される。またCPU107がヒス
トグラム作成部118に対して方向性最大エッジ特徴量
のしきい値TH4を設定しておくと、ヒストグラム作成
部118は作成したヒストグラム801について、この
しきい値TH4以上の画素のみを抽出し、基準画素デー
タ601を方向性最大エッジ特徴量Eの高いものから順
に並べて更新する。このしきい値TH4は方向性最大エ
ッジ特徴量を指定するだけでなく、基準画素データ60
1全体の画素数の例えば10%の画素を有効な基準画素
とするというように、パーセンテージを指定するように
してもよい。この場合には、しきい値TH4を方向性最
大エッジ特徴量とするか、全画素数に対するパーセンテ
ージとするかを選択する選択フラグを設け、これをパー
センテージ指定の設定にしておくようにする。さらには
上記の方向性最大エッジ特徴量のしきい値及び上記のパ
ーセンテージのしきい値を同時に独立に設け、この2つ
のしきい値を共に満たす基準画素のみを選択して基準画
素データ601を方向性最大エッジ特徴量の大きいもの
から順に並べて更新するようにしてもよい。ヒストグラ
ム作成部118は内部にヒストグラム801を保持して
いるので、一度、ヒストグラム801を作成すれば、し
きい値TH4を変更すると自動的に基準画素データ60
1を瞬時に更新することができる。この機能は設定段階
でのテスト的な検査や計測を行う場合に用いられる。C
PU107によって基準画素データ601が補助記憶部
112へ保存されると同時にヒストグラム作成部118
の内部に保持されたヒストグラム801も補助記憶部1
12へ保存される。以降のパターンマッチング処理は実
施例1と同様である。 (実施例3)次に請求項4に関わる発明の実施例を説明
する。前記実施例1,2で述べた相関演算部115は、
検査対象画像の各走査位置Qj毎に基準画素データ60
1で指定された基準画素の全点を用いて得られた相関係
数Rjを相関係数メモリ116に格納するが、本実施例
ではこの相関演算部115に中断処理機能を持たせる。
即ち本実施例では相関演算部115は実施例2で述べた
ように方向性最大エッジ特徴量の高い順に基準画素を並
べて作成された基準画素データ601の画素をエッジ特
徴量の大きい方から数えて、その個数の基準画素データ
601の全画素数に対する割合が、しきい値TH5
〔%〕となるまでの基準画素群ごとに、この基準画素群
を用いて得た相関係数Rjを相関係数メモリ116に出
力し、その時点での相関係数Rjとしきい値TH6を比
較する。基準画素データ601は方向性最大エッジ特徴
量Eの高い順に並んでおり、この時点で相関係数Rjが
しきい値TH6に満たなければ、その位置には基準パタ
ーン1と同一のパターンは存在しないと判定できる。こ
こでさらに、保留状態を規定するしきい値TH7を用い
れば、相関係数Rj=R(Xj,Yj)が次式(4)を
満たす範囲にあれば、さらに基準画素データ601内の
全画素数に対する割合がしきい値TH5〔%〕(従って
この時点でパターンマッチングに用いる基準画素の画素
数としては全体の(TH5×2)〔%〕分となる)の数
の基準画素を用いるパターンマッチングを行って同様の
処理を行う。これにより検出漏れを防止することも可能
である。
【数4】 TH6 > R(Xj,Yj) ≧ TH7 ・・・(4) ここで相関係数Rjがしきい値TH6(しきい値TH7
が設定されている場合にはTH7)未満か、もしくは基
準画素の全画素数の50%を越えた基準画素を用いても
相関係数Rjがしきい値TH6未満であった場合には、
その走査位置Qjでのパターンマッチング処理を強制的
に打切り、指示された検査対象画像の検査領域内の次の
走査位置Qjへ移行し、同様のパターンマッチング処理
を実行する。この際、パターンマッチング処理を打切っ
た走査位置Qjにおける相関係数メモリ116の値とし
ては ”−1.0” が格納され、後にどの点で打切処
理が実施されたかを検索することが可能である。検査領
域内の全走査位置でパターンマッチング処理が終了する
と、実施例1と同様に得られた相関係数の大きさと相互
の比較によって基準パターンと同一のパターンの存在す
る位置を求める処理を行う。
が設定されている場合にはTH7)未満か、もしくは基
準画素の全画素数の50%を越えた基準画素を用いても
相関係数Rjがしきい値TH6未満であった場合には、
その走査位置Qjでのパターンマッチング処理を強制的
に打切り、指示された検査対象画像の検査領域内の次の
走査位置Qjへ移行し、同様のパターンマッチング処理
を実行する。この際、パターンマッチング処理を打切っ
た走査位置Qjにおける相関係数メモリ116の値とし
ては ”−1.0” が格納され、後にどの点で打切処
理が実施されたかを検索することが可能である。検査領
域内の全走査位置でパターンマッチング処理が終了する
と、実施例1と同様に得られた相関係数の大きさと相互
の比較によって基準パターンと同一のパターンの存在す
る位置を求める処理を行う。
1)請求項1,2に関わる発明によれば、基準パターン
領域の全画素についての8つの方向別の濃度差分の最大
値で、且つ所定値以上の方向性最大エッジ特徴量とその
方向成分を検出し、方向成分の連続する連結画素群のう
ちの所定画素数以上のものを取出すことにより、ノイズ
成分を取除いた基準パターンのエッジ部分に位置する基
準画素を抽出し、この基準画素を用いて検査対象画像と
のパターンマッチングを行うようにしたので、相関演算
の処理時間を短縮し、基準パターンの誤検出を防止する
ことができる。 2)請求項3に関わる発明によれば、前記1)項のよう
に抽出された各基準画素の方向性最大エッジ特徴量の大
きさ順に、夫々の大きさ別の画素数を配列したヒストグ
ラムを作り、方向性最大エッジ特徴量の大きさ又は全画
素数に占める割合等の所定のしきい値を用いて、このヒ
ストグラム上で方向性最大エッジ特徴量の大きい側にあ
る基準画素の群を有効な基準画素とし、この有効な基準
画素を対象画素としてパターンマッチング処理を行うよ
うにしたので、検出精度を劣化させずに基準画素の数を
削減し、処理時間を短縮することが可能となる。さらに
ヒストグラムを内部に保持しておくことで、しきい値
(設定値)の変更による基準画素の更新も瞬時に行うこ
とが可能となる。 3)請求項4に関わる発明によれば、前記2)項で有効
として抽出された基準画素の全個数に対する所定の割合
の個数の、方向性最大エッジ特徴量の大きい方から選択
された基準画素を用いたパターンマッチング処理に基づ
く相関係数が所定値以下であれば、その走査位置でのパ
ターンマッチング処理を打切るようにしたので、基準パ
ターンと同一のパターンが存在しない、圧倒的に多い走
査位置でのパターンマッチングに要する処理を大幅に省
略でき、処理時間を大幅に短縮することが可能となる。
領域の全画素についての8つの方向別の濃度差分の最大
値で、且つ所定値以上の方向性最大エッジ特徴量とその
方向成分を検出し、方向成分の連続する連結画素群のう
ちの所定画素数以上のものを取出すことにより、ノイズ
成分を取除いた基準パターンのエッジ部分に位置する基
準画素を抽出し、この基準画素を用いて検査対象画像と
のパターンマッチングを行うようにしたので、相関演算
の処理時間を短縮し、基準パターンの誤検出を防止する
ことができる。 2)請求項3に関わる発明によれば、前記1)項のよう
に抽出された各基準画素の方向性最大エッジ特徴量の大
きさ順に、夫々の大きさ別の画素数を配列したヒストグ
ラムを作り、方向性最大エッジ特徴量の大きさ又は全画
素数に占める割合等の所定のしきい値を用いて、このヒ
ストグラム上で方向性最大エッジ特徴量の大きい側にあ
る基準画素の群を有効な基準画素とし、この有効な基準
画素を対象画素としてパターンマッチング処理を行うよ
うにしたので、検出精度を劣化させずに基準画素の数を
削減し、処理時間を短縮することが可能となる。さらに
ヒストグラムを内部に保持しておくことで、しきい値
(設定値)の変更による基準画素の更新も瞬時に行うこ
とが可能となる。 3)請求項4に関わる発明によれば、前記2)項で有効
として抽出された基準画素の全個数に対する所定の割合
の個数の、方向性最大エッジ特徴量の大きい方から選択
された基準画素を用いたパターンマッチング処理に基づ
く相関係数が所定値以下であれば、その走査位置でのパ
ターンマッチング処理を打切るようにしたので、基準パ
ターンと同一のパターンが存在しない、圧倒的に多い走
査位置でのパターンマッチングに要する処理を大幅に省
略でき、処理時間を大幅に短縮することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例としてのパターンマッチング
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
【図2】基準パターンを含む入力画像の例を示す図
【図3】本発明に基づき着目画素の方向性最大エッジ特
徴量を求める際の対象画素領域の説明図
徴量を求める際の対象画素領域の説明図
【図4】本発明に基づき図2の入力画像に対し方向性最
大エッジ特徴量による画素抽出を行った後の画像を示す
図
大エッジ特徴量による画素抽出を行った後の画像を示す
図
【図5】本発明に基づく連結画素の方向データの連続性
の説明図
の説明図
【図6】本発明に基づく基準画素データを示す図
【図7】本発明に基づく走査位置別の相関演算の説明図
【図8】本発明に基づく方向性最大エッジ特徴量別のヒ
ストグラムの説明図
ストグラムの説明図
【図9】従来のパターンマッチングの説明図
1 基準パターン 1A 基準パターン成分 2 検査対象画像 4 ノイズ 4A ノイズ成分 11 基準パターン領域 101 画像入力部 102 A/D変換部 103 ワーク用フレームメモリ 104 D/A変換部 105 モニタ 106 設定手段 107 CPU 108 方向成分・エッジ特徴量抽出部 109 ワークメモリ 110 メモリ 111 表示メモリ 112 補助記憶部 113 基準画像メモリ 114 検査画像メモリ 115 相関演算部 116 相関係数メモリ 117 I/O入出力部 118 ヒストグラム作成部 119 主記憶メモリ 201 入力画像 P0 着目画素,その濃度値 P1〜P8 方向1〜8別の隣接画素,その濃度値 401 方向性最大エッジ特徴量による抽出画素から
なる画像 501,502 方向性最大エッジ特徴量による抽出画
素群 601 基準画素データ 701 走査位置別相関係数 Qj,Q(Xj,Yj) 走査位置 (Xj,Yj) 走査位置の座標値 Rj,R(Xj,Yj) 相関係数 (Xmi,Ymi) 基準画素の座標値 Di,D(X,Y) 濃度値 E(X,Y),E(Xmi,Ymi) 方向性最大エッ
ジ特徴量 TH1 エッジ特徴量のしきい値 TH2 ノイズレベル画素数のしきい値 TH3 相関係数のしきい値 TH4 方向性最大エッジ特徴量のしきい値,全基準
画素数に対する%のしきい値 TH5 全基準画素数に対する%のしきい値 TH6,TH7 相関係数のしきい値
なる画像 501,502 方向性最大エッジ特徴量による抽出画
素群 601 基準画素データ 701 走査位置別相関係数 Qj,Q(Xj,Yj) 走査位置 (Xj,Yj) 走査位置の座標値 Rj,R(Xj,Yj) 相関係数 (Xmi,Ymi) 基準画素の座標値 Di,D(X,Y) 濃度値 E(X,Y),E(Xmi,Ymi) 方向性最大エッ
ジ特徴量 TH1 エッジ特徴量のしきい値 TH2 ノイズレベル画素数のしきい値 TH3 相関係数のしきい値 TH4 方向性最大エッジ特徴量のしきい値,全基準
画素数に対する%のしきい値 TH5 全基準画素数に対する%のしきい値 TH6,TH7 相関係数のしきい値
Claims (4)
- 【請求項1】登録された基準画像と検査対象の濃淡画像
とのパターンマッチングを行う装置において、 予め基準画像を含む所定の画像領域を構成する各画素に
ついて、当該画素と当該画素を中心とする8方向の隣接
画素との各方向別の濃度差の絶対値のうちの最大の値
(以下方向性最大エッジ特徴量という)を求め、この方
向性最大エッジ特徴量が所定のしきい値以上であるよう
な画素をパターンマッチングの対象画素として抽出する
手段を備えたことを特徴とするパターンマッチング装
置。 - 【請求項2】請求項1に記載の装置において、 前記抽出された対象画素からさらに、所定の画素数以上
の連結画素からなり、隣接画素同士の方向性最大エッジ
特徴量の方向が一致もしくは隣接する関係にあるような
連結画素群に属する画素のみを有効な対象画素として抽
出する手段を備えたことを特徴とするパターンマッチン
グ装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の装置において、 最終的に抽出された対象画素からさらに、この対象画素
の総個数に対する所定の割合の個数の画素を方向性最大
エッジ特徴量の大きいものから順に有効な対象画素とし
て選択する基準画素選択手段を備えたことを特徴とする
パターンマッチング装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の装置において、 前記基準画素選択手段を介して選択された対象画素か
ら、この対象画素の総個数に対する所定の割合の個数
の、方向性最大エッジ特徴量の大きいものから順に選択
された対象画素を用いて得た相関係数が所定値以下のと
きは、その走査位置でのパターンマッチングの処理を打
切る手段を備えたことを特徴とするパターンマッチング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8047846A JPH09245166A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | パターンマッチング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8047846A JPH09245166A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | パターンマッチング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09245166A true JPH09245166A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12786741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8047846A Pending JPH09245166A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | パターンマッチング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09245166A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2328355A (en) * | 1997-08-05 | 1999-02-17 | Canon Kk | Edge detection in image processing |
| US6647146B1 (en) | 1997-08-05 | 2003-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
| KR100505377B1 (ko) * | 1996-12-25 | 2005-11-22 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 화상프로세서,화상처리장치및화상처리방법 |
| US9830530B2 (en) | 2014-07-31 | 2017-11-28 | International Business Machines Corporation | High speed searching method for large-scale image databases |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP8047846A patent/JPH09245166A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100505377B1 (ko) * | 1996-12-25 | 2005-11-22 | 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 | 화상프로세서,화상처리장치및화상처리방법 |
| GB2328355A (en) * | 1997-08-05 | 1999-02-17 | Canon Kk | Edge detection in image processing |
| GB2328355B (en) * | 1997-08-05 | 2002-04-17 | Canon Kk | Image processing apparatus |
| US6647146B1 (en) | 1997-08-05 | 2003-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus |
| US9830530B2 (en) | 2014-07-31 | 2017-11-28 | International Business Machines Corporation | High speed searching method for large-scale image databases |
| US9836666B2 (en) | 2014-07-31 | 2017-12-05 | International Business Machines Corporation | High speed searching for large-scale image databases |
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