JPH0923624A - 鉄道車両用車軸発電機 - Google Patents
鉄道車両用車軸発電機Info
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- JPH0923624A JPH0923624A JP19580095A JP19580095A JPH0923624A JP H0923624 A JPH0923624 A JP H0923624A JP 19580095 A JP19580095 A JP 19580095A JP 19580095 A JP19580095 A JP 19580095A JP H0923624 A JPH0923624 A JP H0923624A
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Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロータ部側にステータ部を支持する嵩張らな
い構成でコスト低減。 【構成】 車軸20に取り付けられており複数の永久磁石
31を配設したロータ部21と、ロータ部を同軸的に包囲し
永久磁石に対向したコイル41を有し台車側に回転を係止
されたステータ部22と、ロータ部側とステータ部側との
夫々に互いに間隙を隔てて対向して形成されたローラ転
動面と、夫々のローラ転動面の間に挟まれて夫々の外周
が当接するように配置された複数のローラと、各ローラ
を所定の間隔に支持したローラ支持体55とを具備してい
る。ロータ部側とステータ部側とのローラ転動面が、ラ
ジアルローラ転動面38、50と、スラストローラ転動面3
9、51とで構成され、ローラが、ラジアルローラ23と、
スラストローラ24とで構成されている。ラジアルとスラ
ストローラの転動面間の間隙が、互いに空間を共有する
環状で、ラジアルローラとスラストローラとが周方向に
交互配列である。
い構成でコスト低減。 【構成】 車軸20に取り付けられており複数の永久磁石
31を配設したロータ部21と、ロータ部を同軸的に包囲し
永久磁石に対向したコイル41を有し台車側に回転を係止
されたステータ部22と、ロータ部側とステータ部側との
夫々に互いに間隙を隔てて対向して形成されたローラ転
動面と、夫々のローラ転動面の間に挟まれて夫々の外周
が当接するように配置された複数のローラと、各ローラ
を所定の間隔に支持したローラ支持体55とを具備してい
る。ロータ部側とステータ部側とのローラ転動面が、ラ
ジアルローラ転動面38、50と、スラストローラ転動面3
9、51とで構成され、ローラが、ラジアルローラ23と、
スラストローラ24とで構成されている。ラジアルとスラ
ストローラの転動面間の間隙が、互いに空間を共有する
環状で、ラジアルローラとスラストローラとが周方向に
交互配列である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両の車軸回
転力を利用して発電する車軸発電機に関する。
転力を利用して発電する車軸発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両には、車両の走行に必要な制御
電源等を得るために車軸発電機を設けてある。従来の車
軸発電機は、車両枠に支持具を介して車軸発電機を支持
し、車軸に取り付けたプーリと車軸発電機に取り付けた
プーリとにベルトを掛け、車軸の回転により発電機を駆
動して発電するようになっていた。このような車軸発電
機は、車両走行中にプーリとベルトのあいだに異物が挟
まることがあり、結果的に、ベルトが緩んで車軸の回転
力が発電機に十分に伝達されなくなり、頻繁に点検整備
を行う必要があるという欠点があった。このような欠点
を改良するために、本願出願人は、特開平4−6774
8号公報に見られるような鉄道車両用車軸発電機を提案
した。
電源等を得るために車軸発電機を設けてある。従来の車
軸発電機は、車両枠に支持具を介して車軸発電機を支持
し、車軸に取り付けたプーリと車軸発電機に取り付けた
プーリとにベルトを掛け、車軸の回転により発電機を駆
動して発電するようになっていた。このような車軸発電
機は、車両走行中にプーリとベルトのあいだに異物が挟
まることがあり、結果的に、ベルトが緩んで車軸の回転
力が発電機に十分に伝達されなくなり、頻繁に点検整備
を行う必要があるという欠点があった。このような欠点
を改良するために、本願出願人は、特開平4−6774
8号公報に見られるような鉄道車両用車軸発電機を提案
した。
【0003】その概略の構成は、図5に示すように、鉄
道車両の車軸1に、周方向位置で分割可能であると共に
外周面に等間隔に永久磁石2を配置したロータ部材3を
取付け、このロータ部材3の外側に周方向に分割可能で
あると共に内周面に前記永久磁石2に対向するコイル部
材4を配置したステータ部材5を設け、そのステータ部
材5には車軸1に対してステータ部材5を同心的に位置
決めする支承部材6を取り付け、且つ、ステータ部材5
を弾性体を介して車両に連結してある。図中、7は異物
の侵入を防止する防護部材である。前記支承部材6の1
例は、ステータ部材5の軸心方向両側端に支持部材8を
取付けていくつかのガイドローラ9を夫々ボールベアリ
ングを介して軸10により支持させたものであり、ガイ
ドローラ9の各々は車軸1の周面に外周の一部を接して
いる。この車軸発電機はステータ部材5に半径方向に突
設した腕桿が台車に設けたブラケットにリンク状のロッ
ドを介して連結され、車軸1と共廻りしないようにステ
ータ部材5を係止されている。腕桿とロッドの連結部に
は弾性部材を介在させてあって捩じれや振動を吸収する
ようになっている。
道車両の車軸1に、周方向位置で分割可能であると共に
外周面に等間隔に永久磁石2を配置したロータ部材3を
取付け、このロータ部材3の外側に周方向に分割可能で
あると共に内周面に前記永久磁石2に対向するコイル部
材4を配置したステータ部材5を設け、そのステータ部
材5には車軸1に対してステータ部材5を同心的に位置
決めする支承部材6を取り付け、且つ、ステータ部材5
を弾性体を介して車両に連結してある。図中、7は異物
の侵入を防止する防護部材である。前記支承部材6の1
例は、ステータ部材5の軸心方向両側端に支持部材8を
取付けていくつかのガイドローラ9を夫々ボールベアリ
ングを介して軸10により支持させたものであり、ガイ
ドローラ9の各々は車軸1の周面に外周の一部を接して
いる。この車軸発電機はステータ部材5に半径方向に突
設した腕桿が台車に設けたブラケットにリンク状のロッ
ドを介して連結され、車軸1と共廻りしないようにステ
ータ部材5を係止されている。腕桿とロッドの連結部に
は弾性部材を介在させてあって捩じれや振動を吸収する
ようになっている。
【0004】ロータ部材3及びステータ部材5を周方向
位置で分割可能に形成したので、車輪を両端に取り付け
た車軸であっても、車軸を囲むようにこれらを組み立て
ることによって車軸1に直接取り付けることができる。
そして、ロータ部材3は伝達機構を介さずに、車軸と共
に回転するので、伝達機構の調整が不要でメンテナンス
が容易となる。ステータ部材5は支承部材6のガイドロ
ーラ9によって車軸1に対して同心的に位置決めされ、
ロータ部材3との間に所定の間隙が確保されるので車両
の振動等の影響を受けることなく発電を行うことができ
るというものである。
位置で分割可能に形成したので、車輪を両端に取り付け
た車軸であっても、車軸を囲むようにこれらを組み立て
ることによって車軸1に直接取り付けることができる。
そして、ロータ部材3は伝達機構を介さずに、車軸と共
に回転するので、伝達機構の調整が不要でメンテナンス
が容易となる。ステータ部材5は支承部材6のガイドロ
ーラ9によって車軸1に対して同心的に位置決めされ、
ロータ部材3との間に所定の間隙が確保されるので車両
の振動等の影響を受けることなく発電を行うことができ
るというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5を用いて説明した
車軸発電機は、台車と車軸1との軸直角方向の相対移動
に対してステータ部材5が車軸1と共に移動する構成で
あるから、台車側からの影響を受けることは少ないが、
車軸1の振動がガイドローラ9、軸10、支持部材8を
介してステータ部材5に伝わる。車軸1の振動は、20
〜30G程度の加速度が作用するから、車軸1の側とス
テータ部材5側との間に作用する力は相当に大きい。す
なわち、ステータ部材5側からの反力はステータ部材5
側の質量に前記加速度を乗算した値となるから、軸10
及び支持部材8の強度がステータ部材5側からの反力に
対して十分強力であることが必要となる。この場合ガイ
ドローラ9がステータ部材5側に軸10によって片持ち
支持されている構成であるため強度的に不利であり、ガ
イドローラ9を支持する部分が強度確保の必要上大きく
なり嵩張る点に問題がある。
車軸発電機は、台車と車軸1との軸直角方向の相対移動
に対してステータ部材5が車軸1と共に移動する構成で
あるから、台車側からの影響を受けることは少ないが、
車軸1の振動がガイドローラ9、軸10、支持部材8を
介してステータ部材5に伝わる。車軸1の振動は、20
〜30G程度の加速度が作用するから、車軸1の側とス
テータ部材5側との間に作用する力は相当に大きい。す
なわち、ステータ部材5側からの反力はステータ部材5
側の質量に前記加速度を乗算した値となるから、軸10
及び支持部材8の強度がステータ部材5側からの反力に
対して十分強力であることが必要となる。この場合ガイ
ドローラ9がステータ部材5側に軸10によって片持ち
支持されている構成であるため強度的に不利であり、ガ
イドローラ9を支持する部分が強度確保の必要上大きく
なり嵩張る点に問題がある。
【0006】また別に、一般的に台車は車軸1に対して
軸方向に5mm程度変位する。ステータ部材5とロータ
部材3の間でスラスト荷重を受ける構造が必要となる。
前記車軸発電機では、図から判断すると、ガイドローラ
9の端面とロータ部材3の端面とが当接してスラスト荷
重を受けるようになっている。この構成では摺動抵抗が
大きい。これを転がりスラスト軸受で受けるようにする
と、更に嵩張ることが予想される。また、発電機ではロ
ータとステータの軸芯を一致させることが必要である
が、前記車軸発電機ではステータ部材5が車軸1にガイ
ドローラ9、軸10、支持部材8を介して支持され、支
持部材8が2分割された構成であるから、幾つかのガイ
ドローラ9の全部が車軸1に確実に外接するようにする
必要があり、このためにガイドローラ9の取付け精度等
を非常に高くしなければならず、コストに悪影響を及ぼ
す問題もある。本発明は、ロータ部材側に対してステー
タ部材を支持する支持構造を、嵩張らない構成で、コス
ト的に有利なものとすることを目的とする。
軸方向に5mm程度変位する。ステータ部材5とロータ
部材3の間でスラスト荷重を受ける構造が必要となる。
前記車軸発電機では、図から判断すると、ガイドローラ
9の端面とロータ部材3の端面とが当接してスラスト荷
重を受けるようになっている。この構成では摺動抵抗が
大きい。これを転がりスラスト軸受で受けるようにする
と、更に嵩張ることが予想される。また、発電機ではロ
ータとステータの軸芯を一致させることが必要である
が、前記車軸発電機ではステータ部材5が車軸1にガイ
ドローラ9、軸10、支持部材8を介して支持され、支
持部材8が2分割された構成であるから、幾つかのガイ
ドローラ9の全部が車軸1に確実に外接するようにする
必要があり、このためにガイドローラ9の取付け精度等
を非常に高くしなければならず、コストに悪影響を及ぼ
す問題もある。本発明は、ロータ部材側に対してステー
タ部材を支持する支持構造を、嵩張らない構成で、コス
ト的に有利なものとすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は、車軸に
取り付けられており外周に複数の永久磁石を配設したロ
ータ部と、このロータ部を同軸的に包囲し前記永久磁石
に対向したコイルを有し台車側に回転を係止されたステ
ータ部と、前記ロータ部側とステータ部側との夫々に互
いに間隙を隔てて対向して形成された夫々のローラ転動
面と、前記夫々のローラ転動面の間に挟まれて夫々の外
周が当接するように配置された複数のローラと、その各
ローラを所定の間隔に支持したローラ支持体とを具備し
ていることを特徴とする。
取り付けられており外周に複数の永久磁石を配設したロ
ータ部と、このロータ部を同軸的に包囲し前記永久磁石
に対向したコイルを有し台車側に回転を係止されたステ
ータ部と、前記ロータ部側とステータ部側との夫々に互
いに間隙を隔てて対向して形成された夫々のローラ転動
面と、前記夫々のローラ転動面の間に挟まれて夫々の外
周が当接するように配置された複数のローラと、その各
ローラを所定の間隔に支持したローラ支持体とを具備し
ていることを特徴とする。
【0008】前記手段において、前記ロータ部側とステ
ータ部側との夫々のローラ転動面が、前記車軸の外周面
に沿ったラジアルローラ転動面と、前記車軸に直角なス
ラストローラ転動面とで構成され、前記ローラが、前記
ロータ部側のラジアルローラ転動面と前記ステータ部側
のラジアルローラ転動面との間に配置したラジアル荷重
を支えるラジアルローラと、前記ロータ部側のスラスト
ローラ転動面と前記ステータ部側のスラストローラ転動
面との間に配置したスラスト荷重を支えるスラストロー
ラとで構成されているものとするのがよい。また、前記
ラジアルローラ転動面間の間隙と前記スラストローラの
転動面間の間隙とが、互いに空間を共有するような環状
に形成され、前記ラジアルローラとスラストローラと
が、前記環状空間内に周方向に交互に配列してあるもの
とするのがよい。
ータ部側との夫々のローラ転動面が、前記車軸の外周面
に沿ったラジアルローラ転動面と、前記車軸に直角なス
ラストローラ転動面とで構成され、前記ローラが、前記
ロータ部側のラジアルローラ転動面と前記ステータ部側
のラジアルローラ転動面との間に配置したラジアル荷重
を支えるラジアルローラと、前記ロータ部側のスラスト
ローラ転動面と前記ステータ部側のスラストローラ転動
面との間に配置したスラスト荷重を支えるスラストロー
ラとで構成されているものとするのがよい。また、前記
ラジアルローラ転動面間の間隙と前記スラストローラの
転動面間の間隙とが、互いに空間を共有するような環状
に形成され、前記ラジアルローラとスラストローラと
が、前記環状空間内に周方向に交互に配列してあるもの
とするのがよい。
【0009】前記ローラ支持体が、周方向の所定位置で
分断して2等分され、前記車軸と平行且つ着脱可能な軸
部材で連結して一体としてあるものとするのがよい。前
記ロータ部及びステータ部が、周方向所定位置で分断し
て2分割されており、夫々の分割位置を結合することに
より車軸に取り外し可能に装着されているものとするの
がよい。
分断して2等分され、前記車軸と平行且つ着脱可能な軸
部材で連結して一体としてあるものとするのがよい。前
記ロータ部及びステータ部が、周方向所定位置で分断し
て2分割されており、夫々の分割位置を結合することに
より車軸に取り外し可能に装着されているものとするの
がよい。
【0010】前記手段によれば、ローラはロータ部側の
ローラ転動面とステータ部側のローラ転動面との間にあ
って双方に直接当接しているから、ロータ部側とステー
タ部側との間に作用する大きい荷重も支障なく支えるこ
とができる。ローラ支持体は単にローラを所定の間隔で
支持しているのみで、ラジアル荷重もスラスト荷重も伝
達するものではないから、特に強固にするために大きく
形成する必要はなく、また、高精度を必要とするもので
もない。
ローラ転動面とステータ部側のローラ転動面との間にあ
って双方に直接当接しているから、ロータ部側とステー
タ部側との間に作用する大きい荷重も支障なく支えるこ
とができる。ローラ支持体は単にローラを所定の間隔で
支持しているのみで、ラジアル荷重もスラスト荷重も伝
達するものではないから、特に強固にするために大きく
形成する必要はなく、また、高精度を必要とするもので
もない。
【0011】ラジアルローラ及びスラストローラの双方
を設けた構成は、ロータ部とステータ部との間の単にラ
ジアル荷重を支えるのみでなく、車軸の台車に対する軸
方向移動に対して、車軸と共に軸方向へ移動する際にロ
ータ部からのスラスト荷重をステータ部がスラストロー
ラを介して受け、ステータ部が無理なく追従するから、
無駄な回転抵抗がなく、永久磁石とコイルの軸方向位置
関係も変化しない。共通の環状空間内にラジアルローラ
とスラストローラを交互に配置した構成は、ローラ配置
用の所要空間が減少する。一般的に鉄道車両の車輪は車
軸に焼き嵌めされており、殆どの場合寿命終了まで取り
外されることはなく、このような車軸に対して設けられ
る軸発電機においては、車軸を包囲している部材を組み
立てる際に、あるいは取り外して点検する際に、軸端か
ら着脱することはできない。これに対し分断形成されて
いるローラ支持体は、軸部材を用いて組み立てることに
より環状となるので、所定のローラ配列位置に対して容
易に着脱できる。また、ロータ部及びステータ部が、2
分割されているものも同様に車軸に対して容易に着脱で
きる。
を設けた構成は、ロータ部とステータ部との間の単にラ
ジアル荷重を支えるのみでなく、車軸の台車に対する軸
方向移動に対して、車軸と共に軸方向へ移動する際にロ
ータ部からのスラスト荷重をステータ部がスラストロー
ラを介して受け、ステータ部が無理なく追従するから、
無駄な回転抵抗がなく、永久磁石とコイルの軸方向位置
関係も変化しない。共通の環状空間内にラジアルローラ
とスラストローラを交互に配置した構成は、ローラ配置
用の所要空間が減少する。一般的に鉄道車両の車輪は車
軸に焼き嵌めされており、殆どの場合寿命終了まで取り
外されることはなく、このような車軸に対して設けられ
る軸発電機においては、車軸を包囲している部材を組み
立てる際に、あるいは取り外して点検する際に、軸端か
ら着脱することはできない。これに対し分断形成されて
いるローラ支持体は、軸部材を用いて組み立てることに
より環状となるので、所定のローラ配列位置に対して容
易に着脱できる。また、ロータ部及びステータ部が、2
分割されているものも同様に車軸に対して容易に着脱で
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1〜図4
を用いて説明する。この鉄道車両用軸発電機は車軸20
に固定されるロータ部21、ロータ部21に保持された
ステータ部22、ロータ部21とステータ部22との間
に設けられた複数のローラ23、24等からなる。ロー
タ部21は、ロータ本体30と、8個の永久磁石31と
からなる。ロータ本体30は、外周に必要な環状の凹凸
を形成され内孔が車軸20に嵌合する筒状体を軸線に沿
う方向に2分割された本体部30a、30bとからな
り、その双方は図1(a)に見られるように、車軸20
に対して略接線方向の8本の六角穴付きボルト32、3
3で締めつけることにより互いに結合されると共に車軸
20の所定位置に同軸的に固定される。図1(a)及び
図3に示すように、ロータ本体30の軸線方向の中間部
外周に等間隔で8個の棒状の永久磁石31を夫々車軸方
向に平行な状態で配列してあり、その配列は順次極性が
交互に逆になるようにしてある。図中、34は磁石押さ
え部材、35は部材固定ねじである。
を用いて説明する。この鉄道車両用軸発電機は車軸20
に固定されるロータ部21、ロータ部21に保持された
ステータ部22、ロータ部21とステータ部22との間
に設けられた複数のローラ23、24等からなる。ロー
タ部21は、ロータ本体30と、8個の永久磁石31と
からなる。ロータ本体30は、外周に必要な環状の凹凸
を形成され内孔が車軸20に嵌合する筒状体を軸線に沿
う方向に2分割された本体部30a、30bとからな
り、その双方は図1(a)に見られるように、車軸20
に対して略接線方向の8本の六角穴付きボルト32、3
3で締めつけることにより互いに結合されると共に車軸
20の所定位置に同軸的に固定される。図1(a)及び
図3に示すように、ロータ本体30の軸線方向の中間部
外周に等間隔で8個の棒状の永久磁石31を夫々車軸方
向に平行な状態で配列してあり、その配列は順次極性が
交互に逆になるようにしてある。図中、34は磁石押さ
え部材、35は部材固定ねじである。
【0013】ロータ本体30の磁石31の配列位置の車
軸20方向両外側の外周には、図1(a)に示すよう
に、夫々鍔状の第1凸部36を形成してあり、更にその
両外側に間隔を隔てて外径の大きい鍔状の第2凸部37
を形成してある。第1凸部36と第2凸部37との間は
環状の外向き凹溝になっており、その溝底面がローラ転
動面38に形成され、溝側面の第2凸部37側がローラ
転動面39に形成されている。第1、第2凸部36、3
7に前記六角穴付きボルト32、33による結合用のボ
ルト挿通穴及びねじ穴を設けてある。
軸20方向両外側の外周には、図1(a)に示すよう
に、夫々鍔状の第1凸部36を形成してあり、更にその
両外側に間隔を隔てて外径の大きい鍔状の第2凸部37
を形成してある。第1凸部36と第2凸部37との間は
環状の外向き凹溝になっており、その溝底面がローラ転
動面38に形成され、溝側面の第2凸部37側がローラ
転動面39に形成されている。第1、第2凸部36、3
7に前記六角穴付きボルト32、33による結合用のボ
ルト挿通穴及びねじ穴を設けてある。
【0014】ステータ部22は、ステータ本体40と、
8個のコイル部41とからなる。ステータ本体40は、
前記ロータ部21を包囲するような大略筒状をなし、そ
の内周面及び外周面に必要な凹凸を形成され、その筒状
体を軸線に沿う方向に2分割されたステータ本体部40
a、40bとからなり、その双方は、図1(b)、図
2、図3に見られるように、分割縁部から半径方向外方
へ突出した結合縁部42、43を有し、双方の結合縁4
2、43を互いにボルト44及びナット45で結合して
一体とされる。ステータ本体40の軸線方向中間位置の
内周面に等間隔でコイル部41を配列してある。図中、
46は鉄心、47は鉄心固定ねじである。ステータ本体
40の内周面には、コイル部41の配列固定された位置
の軸線方向両外側位置に環状の第1内面凸部48を設け
てあり、更にその両外側に間隔を隔てて突出量の小さい
環状の第2内面凸部49を形成してある。第1内面凸部
48と第2内面凸部49との間は環状の内向き凹溝とな
っており、前記ロータ本体40の外向き凹溝と対向する
位置にあり、その溝底がローラ転動面50に形成され、
溝側面の第1内面凸部48側がローラ転動面51に形成
さている。ステータ本体部40a、40bの結合された
状態における外面には、夫々コイル用端子箱52を固定
するための座部53を形成してあり、状況に応じてその
一方が使用される。図中、54はステータ部22の回転
を拘束するために台車側へ連結するための結合用凸部で
ある。
8個のコイル部41とからなる。ステータ本体40は、
前記ロータ部21を包囲するような大略筒状をなし、そ
の内周面及び外周面に必要な凹凸を形成され、その筒状
体を軸線に沿う方向に2分割されたステータ本体部40
a、40bとからなり、その双方は、図1(b)、図
2、図3に見られるように、分割縁部から半径方向外方
へ突出した結合縁部42、43を有し、双方の結合縁4
2、43を互いにボルト44及びナット45で結合して
一体とされる。ステータ本体40の軸線方向中間位置の
内周面に等間隔でコイル部41を配列してある。図中、
46は鉄心、47は鉄心固定ねじである。ステータ本体
40の内周面には、コイル部41の配列固定された位置
の軸線方向両外側位置に環状の第1内面凸部48を設け
てあり、更にその両外側に間隔を隔てて突出量の小さい
環状の第2内面凸部49を形成してある。第1内面凸部
48と第2内面凸部49との間は環状の内向き凹溝とな
っており、前記ロータ本体40の外向き凹溝と対向する
位置にあり、その溝底がローラ転動面50に形成され、
溝側面の第1内面凸部48側がローラ転動面51に形成
さている。ステータ本体部40a、40bの結合された
状態における外面には、夫々コイル用端子箱52を固定
するための座部53を形成してあり、状況に応じてその
一方が使用される。図中、54はステータ部22の回転
を拘束するために台車側へ連結するための結合用凸部で
ある。
【0015】ローラ23、24は、ローラ支持体55に
支持されてローラ構体56をなしており、前記ローラ転
動面38、39、50、51によって囲まれた、前記永
久磁石31及びコイル部41の車軸20軸線方向両側に
位置する環状空間57内に夫々収容されている。その一
方の環状空間57内に設置されたローラ構体56につい
て説明する。ローラ構体56は、環状のローラ支持体5
5が、その周方向に沿って8個のローラ23と8個のロ
ーラ24とを交互に等間隔で軸支持するようになってい
る。ローラ支持状態は図1(a)、図2に見られるよう
になっており、ローラ23は、前記ローラ転動面38及
び50に外接してラジアル荷重を支えるラジアル荷重用
ローラであり、車軸20の軸線に平行なローラ軸58に
よって支持体55に支持されている。ローラ24は、前
記ローラ転動面39及び51に外接してスラスト荷重を
支えるスラスト荷重用ローラであり、車軸20の半径方
向のローラ軸59によってローラ支持体55に支持され
ている。
支持されてローラ構体56をなしており、前記ローラ転
動面38、39、50、51によって囲まれた、前記永
久磁石31及びコイル部41の車軸20軸線方向両側に
位置する環状空間57内に夫々収容されている。その一
方の環状空間57内に設置されたローラ構体56につい
て説明する。ローラ構体56は、環状のローラ支持体5
5が、その周方向に沿って8個のローラ23と8個のロ
ーラ24とを交互に等間隔で軸支持するようになってい
る。ローラ支持状態は図1(a)、図2に見られるよう
になっており、ローラ23は、前記ローラ転動面38及
び50に外接してラジアル荷重を支えるラジアル荷重用
ローラであり、車軸20の軸線に平行なローラ軸58に
よって支持体55に支持されている。ローラ24は、前
記ローラ転動面39及び51に外接してスラスト荷重を
支えるスラスト荷重用ローラであり、車軸20の半径方
向のローラ軸59によってローラ支持体55に支持され
ている。
【0016】ローラ支持体55は、中心軸線方向に間隔
を隔てて重ねた略環状の2枚の金属板を、周方向の2箇
所で分断した同じ形状に形成され、その一方を図4に示
ように、周方向に角θで示す30°間隔で前記ローラ軸
58と59を交互に支持するようになっている。ローラ
23の支持状態は、図1(a)、図2に示すように、ロ
ーラ支持体55の2枚の金属板66a、66bの間にロ
ーラ23が配置され、頭付きピンからなるローラ軸58
がローラ23の中心と2枚の金属板を貫通してスナップ
ピン60で抜け止めを施されている。ローラ24の支持
状態は、金属板の間にブロック61、62を介在させて
これをリベット63で固定し、そのブロック61、62
に車軸20半径方向の軸穴64を穿設し、その軸穴64
に半径方向外方からローラ24を外方端に支持したロー
ラ軸59の内方端を嵌入させてスプリングピン65で抜
け止めを施してある。
を隔てて重ねた略環状の2枚の金属板を、周方向の2箇
所で分断した同じ形状に形成され、その一方を図4に示
ように、周方向に角θで示す30°間隔で前記ローラ軸
58と59を交互に支持するようになっている。ローラ
23の支持状態は、図1(a)、図2に示すように、ロ
ーラ支持体55の2枚の金属板66a、66bの間にロ
ーラ23が配置され、頭付きピンからなるローラ軸58
がローラ23の中心と2枚の金属板を貫通してスナップ
ピン60で抜け止めを施されている。ローラ24の支持
状態は、金属板の間にブロック61、62を介在させて
これをリベット63で固定し、そのブロック61、62
に車軸20半径方向の軸穴64を穿設し、その軸穴64
に半径方向外方からローラ24を外方端に支持したロー
ラ軸59の内方端を嵌入させてスプリングピン65で抜
け止めを施してある。
【0017】前記分断箇所は、2枚の金属板でその位置
が異なっており、図4(a)に見られるように、180
°離れた位置にあるラジアル荷重用のローラ23の両側
位置である。図4(a)の上側の金属板66aは図の左
側端がブロック62の位置のリベット63を越えた位置
(図4(c)参照)で分断され、図の右側端がローラ2
3を越えた位置で分断されており、下側の金属板66b
は図の右側端がブロック62の位置のリベット63を越
えた位置(図4(b)、(d)参照)で分断され、図の
右側端がローラ23を越えた位置で分断されている。図
中、69はローラ軸58の挿通孔である。ブロック62
には連結用の補助ピン67を突設してあり、分断した金
属板66a、66bのローラ23を越えた位置にはピン
67の嵌入するピン穴68を穿設してある。この図4に
示す半円弧状の部材2個を、ピン67とピン穴68を嵌
合させて組み合わせると環状のローラ支持体55とな
る。このローラ支持体55に前述のローラ23、24を
組付けると、ローラ構体56となり、図4(a)に仮想
線で示すローラ23、23を組付け、ローラ軸58が抜
け止めを施されると、確実に一体化される。
が異なっており、図4(a)に見られるように、180
°離れた位置にあるラジアル荷重用のローラ23の両側
位置である。図4(a)の上側の金属板66aは図の左
側端がブロック62の位置のリベット63を越えた位置
(図4(c)参照)で分断され、図の右側端がローラ2
3を越えた位置で分断されており、下側の金属板66b
は図の右側端がブロック62の位置のリベット63を越
えた位置(図4(b)、(d)参照)で分断され、図の
右側端がローラ23を越えた位置で分断されている。図
中、69はローラ軸58の挿通孔である。ブロック62
には連結用の補助ピン67を突設してあり、分断した金
属板66a、66bのローラ23を越えた位置にはピン
67の嵌入するピン穴68を穿設してある。この図4に
示す半円弧状の部材2個を、ピン67とピン穴68を嵌
合させて組み合わせると環状のローラ支持体55とな
る。このローラ支持体55に前述のローラ23、24を
組付けると、ローラ構体56となり、図4(a)に仮想
線で示すローラ23、23を組付け、ローラ軸58が抜
け止めを施されると、確実に一体化される。
【0018】この車軸用発電機は、車軸20に組付けら
れるものであり、その組付け順序の概略は次の通りであ
る。すなわち、最初に、ロータ部21を車軸20の所定
位置に対して組付ける。これは分割形成されているロー
タ本体30a、30bを一体のロータ本体30となるよ
うにボルト32、33で結合すると共に組付けることで
ある。次にローラ構体56を組付ける。これは2個に分
割形成されているローラ支持体55をロータ部21のロ
ーラ転動面38、39にローラ23、24が接した状態
で一体となるように組付けることである。そしてステー
タ部22をロータ部21の外周に組付ける。これは分割
形成されているステータ本体40a、40bを一体のス
テータ本体40となるように、またローラ転動面50、
51にローラ23、24が接した状態となるように、ボ
ルト44、ナット55で結合すると共に組付けることで
ある。最後に結合用凸部54に弾性体を介して台車側に
連結し、ステータ部22がロータ部21に対して回転し
ないように係止する。
れるものであり、その組付け順序の概略は次の通りであ
る。すなわち、最初に、ロータ部21を車軸20の所定
位置に対して組付ける。これは分割形成されているロー
タ本体30a、30bを一体のロータ本体30となるよ
うにボルト32、33で結合すると共に組付けることで
ある。次にローラ構体56を組付ける。これは2個に分
割形成されているローラ支持体55をロータ部21のロ
ーラ転動面38、39にローラ23、24が接した状態
で一体となるように組付けることである。そしてステー
タ部22をロータ部21の外周に組付ける。これは分割
形成されているステータ本体40a、40bを一体のス
テータ本体40となるように、またローラ転動面50、
51にローラ23、24が接した状態となるように、ボ
ルト44、ナット55で結合すると共に組付けることで
ある。最後に結合用凸部54に弾性体を介して台車側に
連結し、ステータ部22がロータ部21に対して回転し
ないように係止する。
【0019】この状態で車両の走行によりステータ部2
2に対してロータ部21が回転し、発電が行われる。こ
の際に台車側と車軸20との間には相対な変位が生じる
が、この変位はステータ部22の結合用凸部54と台車
の間で吸収され、ステータ部22はロータ部21にロー
ラ23、24で支持されているから、相対的な回転以外
の変位はない。すなわち、ローラ23はローラ転動面3
8と50に接してロータ部21とステータ部22との間
のラジアル荷重を直接支え、ローラ24はローラ転動面
39と51とに接してロータ部21とステータ部22と
の間のスラスト荷重を直接支え、ローラ支持体55はラ
ジアル荷重やスラスト荷重を中継しない構成であるから
である。従って、台車と車軸20との相対的な軸方向及
び軸直角方向の移動に対して、ロータ部21とステータ
部22との間の位置関係が常に一定に保持されるから、
常に良好に発電が行われる。また、ローラ23、24は
小さく形成しても必要な強度が得られ、ローラ支持体5
5はローラの位置関係を保持できる程度の強度があれば
良いから、ローラ構体56を小さく形成でき、車軸発電
機全体を小型化できる。また、ローラ支持体55の分割
構造は、これを一体とするときに、ピン67とピン穴6
8とを嵌合させ、2個のローラ23を組付けるだけの操
作であり、ねじ部品等を別に用いないでよいから、作業
性の向上、部品点数の減少に有利である。
2に対してロータ部21が回転し、発電が行われる。こ
の際に台車側と車軸20との間には相対な変位が生じる
が、この変位はステータ部22の結合用凸部54と台車
の間で吸収され、ステータ部22はロータ部21にロー
ラ23、24で支持されているから、相対的な回転以外
の変位はない。すなわち、ローラ23はローラ転動面3
8と50に接してロータ部21とステータ部22との間
のラジアル荷重を直接支え、ローラ24はローラ転動面
39と51とに接してロータ部21とステータ部22と
の間のスラスト荷重を直接支え、ローラ支持体55はラ
ジアル荷重やスラスト荷重を中継しない構成であるから
である。従って、台車と車軸20との相対的な軸方向及
び軸直角方向の移動に対して、ロータ部21とステータ
部22との間の位置関係が常に一定に保持されるから、
常に良好に発電が行われる。また、ローラ23、24は
小さく形成しても必要な強度が得られ、ローラ支持体5
5はローラの位置関係を保持できる程度の強度があれば
良いから、ローラ構体56を小さく形成でき、車軸発電
機全体を小型化できる。また、ローラ支持体55の分割
構造は、これを一体とするときに、ピン67とピン穴6
8とを嵌合させ、2個のローラ23を組付けるだけの操
作であり、ねじ部品等を別に用いないでよいから、作業
性の向上、部品点数の減少に有利である。
【0020】上記実施形態において、ローラ支持体55
は、半円弧状の部材2個を、ピン67とピン穴68を嵌
合させて組み合わせて環状とし、ローラ23をローラ軸
58で組付けて確実に一体化する構成のローラ支持構体
56を説明したが、この構成に限定されるものではな
い。例えば、図4(b)、(c)における金属板66
a、66bの異なる位置で分断されている端部を揃うよ
うに分断して、すなわち、同図の一方の端部ではブロッ
ク62の端から突出していない金属板66bの端に揃
え、他方の端部ではブロック62の端から突出している
金属板66aの端に揃え、ピン67の植立位置の植立穴
に代えて貫通したピン穴を設け、ピン67に代えて貫通
ピンとし、このピン穴と貫通ピンとピン穴68とで2等
分されたローラ支持構体を連結するようにしてもよい。
この場合は貫通ピンに抜け止めを施す必要がある。
は、半円弧状の部材2個を、ピン67とピン穴68を嵌
合させて組み合わせて環状とし、ローラ23をローラ軸
58で組付けて確実に一体化する構成のローラ支持構体
56を説明したが、この構成に限定されるものではな
い。例えば、図4(b)、(c)における金属板66
a、66bの異なる位置で分断されている端部を揃うよ
うに分断して、すなわち、同図の一方の端部ではブロッ
ク62の端から突出していない金属板66bの端に揃
え、他方の端部ではブロック62の端から突出している
金属板66aの端に揃え、ピン67の植立位置の植立穴
に代えて貫通したピン穴を設け、ピン67に代えて貫通
ピンとし、このピン穴と貫通ピンとピン穴68とで2等
分されたローラ支持構体を連結するようにしてもよい。
この場合は貫通ピンに抜け止めを施す必要がある。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、ローラがロー
タ部側のローラ転動面とステータ側のローラ転動面との
間にあって双方に直接当接しているから、大きい荷重も
支障なく伝達でき、ローラ支持体がラジアル荷重もスラ
スト荷重も伝達するものではないから、特に強固にする
ために大きく形成する必要はなく、ローラ構体を小型化
でき、従って車軸発電機全体を小型化できる効果を奏す
る。請求項2に記載の発明は、ラジアル荷重用ローラ及
びスラスト荷重用ローラの双方を設けた構成が、車軸と
共に軸方向へ移動するロータ部からスラスト荷重用ロー
ラを介して軸方向作用力を受けてステータ部が無理なく
追従するから、無駄な回転抵抗がなく、永久磁石とコイ
ルの軸方向位置関係が変化しないから、常に良好な発電
が行われる効果を奏する。請求項3に記載の発明は、共
通の環状空間内にラジアル荷重用ローラとスラスト荷重
用ローラを配置した構成により、別々の空間内にローラ
を配置するよりはローラ配置用の所要空間が減少するか
ら、その分小型化できる効果を奏する。請求項4に記載
の発明は、ローラ支持体が分断形成されているから、所
定のローラ配列位置に対し容易に着脱することができ、
車軸発電機の保守点検が容易となり、作業性が向上する
効果を奏する。請求項5、請求項6に記載の発明は、ロ
ータ部及びステータ部が分割形成されているから、車軸
発電機の保守点検が容易となり、作業性が向上する効果
を奏する。
タ部側のローラ転動面とステータ側のローラ転動面との
間にあって双方に直接当接しているから、大きい荷重も
支障なく伝達でき、ローラ支持体がラジアル荷重もスラ
スト荷重も伝達するものではないから、特に強固にする
ために大きく形成する必要はなく、ローラ構体を小型化
でき、従って車軸発電機全体を小型化できる効果を奏す
る。請求項2に記載の発明は、ラジアル荷重用ローラ及
びスラスト荷重用ローラの双方を設けた構成が、車軸と
共に軸方向へ移動するロータ部からスラスト荷重用ロー
ラを介して軸方向作用力を受けてステータ部が無理なく
追従するから、無駄な回転抵抗がなく、永久磁石とコイ
ルの軸方向位置関係が変化しないから、常に良好な発電
が行われる効果を奏する。請求項3に記載の発明は、共
通の環状空間内にラジアル荷重用ローラとスラスト荷重
用ローラを配置した構成により、別々の空間内にローラ
を配置するよりはローラ配置用の所要空間が減少するか
ら、その分小型化できる効果を奏する。請求項4に記載
の発明は、ローラ支持体が分断形成されているから、所
定のローラ配列位置に対し容易に着脱することができ、
車軸発電機の保守点検が容易となり、作業性が向上する
効果を奏する。請求項5、請求項6に記載の発明は、ロ
ータ部及びステータ部が分割形成されているから、車軸
発電機の保守点検が容易となり、作業性が向上する効果
を奏する。
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は主要部縦
断正面図(図3のA−A断面図)、(b)は図2のB矢
視部分図である。
断正面図(図3のA−A断面図)、(b)は図2のB矢
視部分図である。
【図2】図1(a)のC−C断面図である。
【図3】図1(a)のD−D断面図である。
【図4】同実施形態の分割されたローラ支持体の一方を
示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面
図、(d)は(a)のD−D断面拡大図である。
示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面
図、(d)は(a)のD−D断面拡大図である。
【図5】従来の車軸発電機の構成の概略を示す縦断正面
図である。
図である。
20 車軸 21 ロータ部 22 ステータ部 23 ローラ(ラジアル荷重用) 24 ローラ(スラスト荷重用) 30 ロータ本体 30a ロータ本体部 30b ロータ本体部 31 永久磁石 38 ローラ転動面 39 ローラ転動面 40 ステータ本体 40a ステータ本体部 40b ステータ本体部 41 コイル 46 鉄心 50 ローラ転動面 51 ローラ転動面 55 ローラ支持体 56 ローラ構体 57 環状空間 58 ローラ軸 59 ローラ軸 61 ブロック 62 ブロック 63 リベット 66a 金属板 66b 金属板
Claims (5)
- 【請求項1】 車軸に取り付けられており外周に複数の
永久磁石を配設したロータ部と、このロータ部を同軸的
に包囲し前記永久磁石に対向したコイルを有し台車側に
回転を係止されたステータ部と、前記ロータ部側とステ
ータ部側との夫々に互いに間隙を隔てて対向して形成さ
れた夫々のローラ転動面と、前記夫々のローラ転動面の
間に挟まれて夫々の外周が当接するように配置された複
数のローラと、その各ローラを所定の間隔に支持したロ
ーラ支持体とを具備していることを特徴とする鉄道車両
用車軸発電機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の鉄道車両用車軸発電機
において、前記ロータ部側とステータ部側との夫々のロ
ーラ転動面が、前記車軸の外周面に沿ったラジアルロー
ラ転動面と、前記車軸に直角なスラストローラ転動面と
で構成され、前記ローラが、前記ロータ部側のラジアル
ローラ転動面と前記ステータ部側のラジアルローラ転動
面との間に配置したラジアル荷重を支えるラジアルロー
ラと、前記ロータ部側のスラストローラ転動面と前記ス
テータ部側のスラストローラ転動面との間に配置したス
ラスト荷重を支えるスラストローラとで構成されている
ことを特徴とする鉄道車両用車軸発電機。 - 【請求項3】 請求項2に記載の鉄道車両用車軸発電機
において、前記ラジアルローラ転動面間の間隙と前記ス
ラストローラの転動面間の間隙とが、互いに空間を共有
するような環状に形成され、前記ラジアルローラとスラ
ストローラとが、前記環状空間内に周方向に交互に配列
してあることを特徴とする鉄道車両用車軸発電機。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
の鉄道車両用車軸発電機において、前記ローラ支持体
が、周方向の所定位置で分断して2等分され、前記車軸
と平行且つ着脱可能な軸部材で連結して一体としてある
ことを特徴とする鉄道車両用車軸発電機。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3又は請求
項4に記載の鉄道車両用車軸発電機において、前記ロー
タ部及びステータ部が、周方向所定位置で分断して2分
割されており、夫々の分割位置を結合することにより車
軸に取り外し可能に装着されていることを特徴とする鉄
道車両用車軸発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19580095A JPH0923624A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 鉄道車両用車軸発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19580095A JPH0923624A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 鉄道車両用車軸発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923624A true JPH0923624A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16347196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19580095A Withdrawn JPH0923624A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | 鉄道車両用車軸発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923624A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1804363A1 (de) * | 2005-12-30 | 2007-07-04 | Landert-Motoren-AG | Achsgenerator für Eisenbahnwagen und dergleichen |
| ITMI20091831A1 (it) * | 2009-10-22 | 2011-04-23 | Gabriele Losa | Dispositivo di recupero energetico per alberi rotativi |
| WO2011051996A1 (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-05 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式回転電機及び車両用永久磁石式回転電機システム |
| JP2016503282A (ja) * | 2012-12-31 | 2016-02-01 | アイエムオー ホールディング ジーエムビーエイチ | 系構成部品または機械部品を回転可能に連結する駆動機構 |
| WO2017184366A1 (en) | 2016-04-21 | 2017-10-26 | Carrier Corporation | Railway car fitted with an induction generator |
| WO2019106760A1 (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-06 | 須山弘次 | 発電機、モーター、リニアモーターカーなどに関わる磁力システム及び部品 |
| WO2020120809A1 (es) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | Asociacion Centro Tecnologico Ceit Ik-4 | Generador de energía eléctrica acoplable a un eje de ruedas de un vehículo ferroviario |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP19580095A patent/JPH0923624A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2011051996A1 (ja) * | 2009-10-26 | 2011-05-05 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式回転電機及び車両用永久磁石式回転電機システム |
| JP5383817B2 (ja) * | 2009-10-26 | 2014-01-08 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式回転電機及び車両用永久磁石式回転電機システム |
| US8994245B2 (en) | 2009-10-26 | 2015-03-31 | Hitachi, Ltd. | Permanent magnet type electrical rotating machine and permanent magnet type electrical rotating machine system for vehicle |
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| WO2017184366A1 (en) | 2016-04-21 | 2017-10-26 | Carrier Corporation | Railway car fitted with an induction generator |
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