JPH09211402A - 広帯域光変調素子 - Google Patents
広帯域光変調素子Info
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- JPH09211402A JPH09211402A JP8013672A JP1367296A JPH09211402A JP H09211402 A JPH09211402 A JP H09211402A JP 8013672 A JP8013672 A JP 8013672A JP 1367296 A JP1367296 A JP 1367296A JP H09211402 A JPH09211402 A JP H09211402A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/03—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect
- G02F1/035—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect in an optical waveguide structure
- G02F1/0356—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on ceramics or electro-optical crystals, e.g. exhibiting Pockels effect or Kerr effect in an optical waveguide structure controlled by a high-frequency electromagnetic wave component in an electric waveguide structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気光学効果を利用した広帯域光変調素子に
関し、SiO2バッファ層の存在による変調効率の悪化
を改善する。 【解決手段】 光導波路2を備えたLiNbO3基板1
上に、中心導体4とアース電極5からなるCPW電極を
形成する。これを空気層6を形成するように凹部を設け
た支持基板8で支持する。このためLiNbO3基板1
を薄くでき、基板1両側の空気層によってマイクロ波の
実効屈折率を低下させる。これにより電界を減少させる
SiO2バッファ層が必要なくなり、駆動電圧を低くで
きる。
関し、SiO2バッファ層の存在による変調効率の悪化
を改善する。 【解決手段】 光導波路2を備えたLiNbO3基板1
上に、中心導体4とアース電極5からなるCPW電極を
形成する。これを空気層6を形成するように凹部を設け
た支持基板8で支持する。このためLiNbO3基板1
を薄くでき、基板1両側の空気層によってマイクロ波の
実効屈折率を低下させる。これにより電界を減少させる
SiO2バッファ層が必要なくなり、駆動電圧を低くで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学効果を利
用した広帯域光変調素子に関するものである。
用した広帯域光変調素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気光学効果を利用した光変調素子を広
帯域化するには、進行波電極線路を伝搬するマイクロ波
と、光導波路を伝搬する光との位相速度整合や、前記マ
イクロ波と外部回路とのインピーダンス整合を図ること
が重要となる。このため従来より、SiO2バッファ層
と、厚膜電極とを組み合わせて構成することが有効であ
ると考えられている。
帯域化するには、進行波電極線路を伝搬するマイクロ波
と、光導波路を伝搬する光との位相速度整合や、前記マ
イクロ波と外部回路とのインピーダンス整合を図ること
が重要となる。このため従来より、SiO2バッファ層
と、厚膜電極とを組み合わせて構成することが有効であ
ると考えられている。
【0003】このような光変調素子として、例えば特開
平4−269706号公報に記載されたものを図6及び
図7に示す。図6はその平面図であり、図7は図6に示
すB−B線での断面図である。
平4−269706号公報に記載されたものを図6及び
図7に示す。図6はその平面図であり、図7は図6に示
すB−B線での断面図である。
【0004】図において、マッハツェンダー干渉形の光
導波路2をその表面近傍に埋設したzカットのLiNb
O3基板1は、少なくとも100μmの厚さを有してい
る。このLiNbO3基板1の表面には、SiO2バッフ
ァ層3を介して、中心導体4とアース導体5からなるC
PW(コプレーナウェーブガイド)進行波電極が形成さ
れている。これらCPW電極上には、空気層6を形成す
るようにシールド電極7が設けられ、アース導体5と接
続している。
導波路2をその表面近傍に埋設したzカットのLiNb
O3基板1は、少なくとも100μmの厚さを有してい
る。このLiNbO3基板1の表面には、SiO2バッフ
ァ層3を介して、中心導体4とアース導体5からなるC
PW(コプレーナウェーブガイド)進行波電極が形成さ
れている。これらCPW電極上には、空気層6を形成す
るようにシールド電極7が設けられ、アース導体5と接
続している。
【0005】以上のように構成された広帯域光変調素子
の動作を説明する。外部のマイクロ波発信源から、Li
NbO3基板1上のCPW電極に駆動電力を供給する
と、中心導体4とアース導体5の間に電界が発生し、L
iNbO3基板1は、電気光学効果によってその屈折率
が変化する。これにより2本に分岐した光導波路2の伝
搬光に位相差が発生するため、合波部でこらの光が干渉
し、ここでの位相差量の変化に応じて光強度を変調する
ことができる。
の動作を説明する。外部のマイクロ波発信源から、Li
NbO3基板1上のCPW電極に駆動電力を供給する
と、中心導体4とアース導体5の間に電界が発生し、L
iNbO3基板1は、電気光学効果によってその屈折率
が変化する。これにより2本に分岐した光導波路2の伝
搬光に位相差が発生するため、合波部でこらの光が干渉
し、ここでの位相差量の変化に応じて光強度を変調する
ことができる。
【0006】この光変調素子を広帯域化するためには、
進行波電極線路を伝搬するマイクロ波と、光導波路を伝
搬する光との位相速度整合が必要である。このためには
伝搬するマイクロ波の実効屈折率と、伝搬する光の実効
屈折率とを等しくすれば良い。そこで上記従来の構成に
おいては、低誘電率のSiO2バッファ層3と、シール
ド電極7,中心導体4,アース導体5で挟まれた空気層
6とによって、マイクロ波の実効屈折率を低下させて位
相速度を向上させ、光導波路を伝搬する光との位相速度
整合を図っている。
進行波電極線路を伝搬するマイクロ波と、光導波路を伝
搬する光との位相速度整合が必要である。このためには
伝搬するマイクロ波の実効屈折率と、伝搬する光の実効
屈折率とを等しくすれば良い。そこで上記従来の構成に
おいては、低誘電率のSiO2バッファ層3と、シール
ド電極7,中心導体4,アース導体5で挟まれた空気層
6とによって、マイクロ波の実効屈折率を低下させて位
相速度を向上させ、光導波路を伝搬する光との位相速度
整合を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光変調素子
は、その強度すなわち剛性を保つために、LiNbO3
基板を厚くして、その基板の上部にCPW電極を形成し
た構成となっている。このようにLiNbO3基板が厚
い構成において、マイクロ波の実効屈折率を低下させる
ためには、LiNbO3基板とCPW電極との間に、1
μ余りの膜厚のSiO2バッファ層を形成することが必
要不可欠であった。
は、その強度すなわち剛性を保つために、LiNbO3
基板を厚くして、その基板の上部にCPW電極を形成し
た構成となっている。このようにLiNbO3基板が厚
い構成において、マイクロ波の実効屈折率を低下させる
ためには、LiNbO3基板とCPW電極との間に、1
μ余りの膜厚のSiO2バッファ層を形成することが必
要不可欠であった。
【0008】しかしながらSiO2バッファ層は、その
内部で電界を減少させるため、CPW電極に加える電力
を大きくしてやらなければならず、変調効率が低下する
という問題があった。
内部で電界を減少させるため、CPW電極に加える電力
を大きくしてやらなければならず、変調効率が低下する
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、光導波路と進行波電極線路とを形成した電
気光学材料基板を、凹部を形成した支持基板により支持
することにより、前記電気光学材料基板と支持基板との
間に、前記凹部による空気層を形成するとともに、前記
電気光学材料基板の他表面は、空気中に開放されるよう
構成したことを特徴としている。
に本発明は、光導波路と進行波電極線路とを形成した電
気光学材料基板を、凹部を形成した支持基板により支持
することにより、前記電気光学材料基板と支持基板との
間に、前記凹部による空気層を形成するとともに、前記
電気光学材料基板の他表面は、空気中に開放されるよう
構成したことを特徴としている。
【0010】これにより電気光学材料基板を薄く構成し
て、SiO2バッファ層による電界の減少という問題を
改善し、動作電圧の低い効率的な広帯域光変調素子を実
現することを目的とする。
て、SiO2バッファ層による電界の減少という問題を
改善し、動作電圧の低い効率的な広帯域光変調素子を実
現することを目的とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光導波路とマイクロ波を伝搬する進行波電極線路と
を形成した電気光学材料基板と、前記光導波路及び進行
波電極線路に対向する位置に凹部を形成した支持基板と
を有し、前記電気光学材料基板は、前記支持基板との間
に前記凹部による空気層が形成されるよう支持され、前
記電気光学材料基板の他表面は空気中に開放されるよう
構成したことを特徴とするものである。
は、光導波路とマイクロ波を伝搬する進行波電極線路と
を形成した電気光学材料基板と、前記光導波路及び進行
波電極線路に対向する位置に凹部を形成した支持基板と
を有し、前記電気光学材料基板は、前記支持基板との間
に前記凹部による空気層が形成されるよう支持され、前
記電気光学材料基板の他表面は空気中に開放されるよう
構成したことを特徴とするものである。
【0012】この構成により、光変調素子の強度すなわ
ち剛性を支持基板により保つ様にしているので、電気光
学材料基板を薄く構成することができる。このため電気
光学材料基板の両側に存在する空気層により、マイクロ
波の実効屈折率を低下させることができる。よってSi
O2バッファ層を設けなくとも、あるいはバッファ層を
設けたとしても従来に比べ非常に薄くすることができ、
このバッファ層による電界の減少の問題を改善すること
ができる。
ち剛性を支持基板により保つ様にしているので、電気光
学材料基板を薄く構成することができる。このため電気
光学材料基板の両側に存在する空気層により、マイクロ
波の実効屈折率を低下させることができる。よってSi
O2バッファ層を設けなくとも、あるいはバッファ層を
設けたとしても従来に比べ非常に薄くすることができ、
このバッファ層による電界の減少の問題を改善すること
ができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、電気光
学材料基板を単結晶成長による単結晶薄膜とし、支持基
板を、その基板上で前記単結晶成長による単結晶薄膜の
形成が可能となるように格子整合を行った単結晶支持基
板で構成したことを特徴とする請求項1記載の広帯域光
変調素子にある。この構成によれば、上記請求項1のも
のに比べ、電気光学効果を持つ単結晶基板の厚さを上述
のものよりさらに薄くできることから、動作電圧をさら
に低くできるという作用を有する。
学材料基板を単結晶成長による単結晶薄膜とし、支持基
板を、その基板上で前記単結晶成長による単結晶薄膜の
形成が可能となるように格子整合を行った単結晶支持基
板で構成したことを特徴とする請求項1記載の広帯域光
変調素子にある。この構成によれば、上記請求項1のも
のに比べ、電気光学効果を持つ単結晶基板の厚さを上述
のものよりさらに薄くできることから、動作電圧をさら
に低くできるという作用を有する。
【0014】以下に、本発明の請求項1に記載された本
発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図
1は、本発明の一実施の形態における広帯域光変調素子
の断面図を示しており、図2(a),(b)はこの広帯
域光変調素子を構成する2枚の基板の平面図をそれぞれ
示しており、図2のA−A線及びA’−A’線の位置が
図1の断面図に対応している。
発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。図
1は、本発明の一実施の形態における広帯域光変調素子
の断面図を示しており、図2(a),(b)はこの広帯
域光変調素子を構成する2枚の基板の平面図をそれぞれ
示しており、図2のA−A線及びA’−A’線の位置が
図1の断面図に対応している。
【0015】図において、xカットのLiNbO3基板
1の表面近傍には、光導波路2を埋設してあり、またそ
の表面には、CPW電極を構成する中心導体4と、アー
ス導体5とを形成している。このLiNbO3基板1の
平面図は、図2(a)に示す通りとなる。
1の表面近傍には、光導波路2を埋設してあり、またそ
の表面には、CPW電極を構成する中心導体4と、アー
ス導体5とを形成している。このLiNbO3基板1の
平面図は、図2(a)に示す通りとなる。
【0016】8は例えばガラスからなる支持基板であ
り、その中央部には、LiNbO3基板1との間に空気
層6を形成するための凹部12を設けている。この凹部
12の表面にはシールド電極7を形成している。この支
持基板8表面の一側方には、図2(b)の平面図にも示
すように、LiNbO3基板1を対向して貼り合わせた
ときに、その中心導体4及びアース導体5にそれぞれ接
続される中心導体9及びアース導体10を形成してい
る。また他側方には、LiNbO3基板1と貼り合わせ
たときのスペーサとなる金属膜11を形成している。な
お13は、LiNbO3基板1と支持基板8のそれぞれ
の電極間の接続を保ちながら、両基板を接着するための
接着剤である。
り、その中央部には、LiNbO3基板1との間に空気
層6を形成するための凹部12を設けている。この凹部
12の表面にはシールド電極7を形成している。この支
持基板8表面の一側方には、図2(b)の平面図にも示
すように、LiNbO3基板1を対向して貼り合わせた
ときに、その中心導体4及びアース導体5にそれぞれ接
続される中心導体9及びアース導体10を形成してい
る。また他側方には、LiNbO3基板1と貼り合わせ
たときのスペーサとなる金属膜11を形成している。な
お13は、LiNbO3基板1と支持基板8のそれぞれ
の電極間の接続を保ちながら、両基板を接着するための
接着剤である。
【0017】上記構成においては、支持基板8により光
変調素子の強度すなわち剛性を保っており、LiNbO
3基板1は、支持基板8に貼り合わせた後に、研磨する
などして薄く構成している。このため進行波電極線路を
伝搬するマイクロ波は、支持基板8との間の空気層6
と、LiNbO3基板1上方の空気とにより、実効屈折
率を低下させて、光導波路を伝搬する光との位相速度の
整合を達成することができる。
変調素子の強度すなわち剛性を保っており、LiNbO
3基板1は、支持基板8に貼り合わせた後に、研磨する
などして薄く構成している。このため進行波電極線路を
伝搬するマイクロ波は、支持基板8との間の空気層6
と、LiNbO3基板1上方の空気とにより、実効屈折
率を低下させて、光導波路を伝搬する光との位相速度の
整合を達成することができる。
【0018】このように本実施の形態によれば、従来の
ようにSiO2バッファ層を用いず、空気層によりマイ
クロ波の実効屈折率を低下させているため、上記バッフ
ァ層により電界が減少するという問題は生じない。この
ためCPW電極に加える電力も小さくてよく、変調効率
が向上する。
ようにSiO2バッファ層を用いず、空気層によりマイ
クロ波の実効屈折率を低下させているため、上記バッフ
ァ層により電界が減少するという問題は生じない。この
ためCPW電極に加える電力も小さくてよく、変調効率
が向上する。
【0019】参考のため、図3にLiNbO3基板1の
厚さに対する、CPW進行波電極を伝搬するマイクロ波
の実効屈折率と、特性インピーダンスの理論計算結果の
一例を示す。上側の実線が実効屈折率nmを、下側の破
線が特性インピーダンスZcを示している。ここではC
PW電極の中心導体幅wを14μm、導体間隔sを25
μm、支持基板8の凹部の深さdを12μm、各電極の
厚さを全て1μmとして計算している。
厚さに対する、CPW進行波電極を伝搬するマイクロ波
の実効屈折率と、特性インピーダンスの理論計算結果の
一例を示す。上側の実線が実効屈折率nmを、下側の破
線が特性インピーダンスZcを示している。ここではC
PW電極の中心導体幅wを14μm、導体間隔sを25
μm、支持基板8の凹部の深さdを12μm、各電極の
厚さを全て1μmとして計算している。
【0020】図から判るように、LiNbO3基板1の
厚さtが7μmのときに、マイクロ波の実効屈折率nm
が光導波路を伝搬する光の実効屈折率n0と一致し、特
性インピーダンスも50Ωとなることが判る。つまりこ
の時マイクロ波と光の速度整合が達成でき、SiO2バ
ッファ層の無い広帯域光変調器を実現できる。
厚さtが7μmのときに、マイクロ波の実効屈折率nm
が光導波路を伝搬する光の実効屈折率n0と一致し、特
性インピーダンスも50Ωとなることが判る。つまりこ
の時マイクロ波と光の速度整合が達成でき、SiO2バ
ッファ層の無い広帯域光変調器を実現できる。
【0021】図4は、LiNbO3基板1の厚さを0か
ら500μmまで変化させた場合のマイクロ波の実効屈
折率nmと特性インピーダンスZcの理論計算結果であ
る。LiNbO3基板1の厚さが100〜500μmの
間では、マイクロ波の実効屈折率nm及び特性インピー
ダンスZcは共に殆ど変化しないが、100μm以下で
は急激に変化している。つまり、基板1の厚さが100
μm以下において、本発明の構成の効果が現れることが
判る。
ら500μmまで変化させた場合のマイクロ波の実効屈
折率nmと特性インピーダンスZcの理論計算結果であ
る。LiNbO3基板1の厚さが100〜500μmの
間では、マイクロ波の実効屈折率nm及び特性インピー
ダンスZcは共に殆ど変化しないが、100μm以下で
は急激に変化している。つまり、基板1の厚さが100
μm以下において、本発明の構成の効果が現れることが
判る。
【0022】なお上述の構成ではシールド電極7を備え
た構成を示しているが、これは必ずしも必要ではなく、
CPW電極の中心導体幅wや導体間隔s、LiNbO3
基板1の厚さt、支持基板8の凹部の深さdを調整する
ことによって、マイクロ波と光の速度整合を達成するこ
とができる。
た構成を示しているが、これは必ずしも必要ではなく、
CPW電極の中心導体幅wや導体間隔s、LiNbO3
基板1の厚さt、支持基板8の凹部の深さdを調整する
ことによって、マイクロ波と光の速度整合を達成するこ
とができる。
【0023】また、zカットLiNbO3基板であって
も同様に構成することができる。この場合は、光導波路
を伝搬する光が電極によって減衰することを抑制するた
め、基板と電極間に少なくとも0.15μm程度のSi
O2バッファ層を介在させることが必要となる。しかし
ながらこのバッファ層の厚さは、従来のものに比べ1/
10程度と大幅に薄いので、動作電圧を大きく低下させ
ることができ、変調効率を改善することができる。
も同様に構成することができる。この場合は、光導波路
を伝搬する光が電極によって減衰することを抑制するた
め、基板と電極間に少なくとも0.15μm程度のSi
O2バッファ層を介在させることが必要となる。しかし
ながらこのバッファ層の厚さは、従来のものに比べ1/
10程度と大幅に薄いので、動作電圧を大きく低下させ
ることができ、変調効率を改善することができる。
【0024】次に本発明の他の実施の形態を図5に示
す。14は電気光学材料により、単結晶成長を行って形
成したLiNbO3単結晶薄膜であり、15はLiNb
O3単結晶成長が可能となるように格子整合を行ったL
iTaO3単結晶支持基板である。
す。14は電気光学材料により、単結晶成長を行って形
成したLiNbO3単結晶薄膜であり、15はLiNb
O3単結晶成長が可能となるように格子整合を行ったL
iTaO3単結晶支持基板である。
【0025】この光変調素子の作成手順は、単結晶支持
基板15上にLiNbO3単結晶薄膜14の単結晶成長
を行い、さらにリッジ加工等の手法で光導波路2を作成
する。そしてCPW電極4,5をスパッタリングや蒸着
によって形成した後、光導波路2下方のLiTaO3単
結晶支持基板15をエッチングすることにより空気層6
を形成している。
基板15上にLiNbO3単結晶薄膜14の単結晶成長
を行い、さらにリッジ加工等の手法で光導波路2を作成
する。そしてCPW電極4,5をスパッタリングや蒸着
によって形成した後、光導波路2下方のLiTaO3単
結晶支持基板15をエッチングすることにより空気層6
を形成している。
【0026】この構成によれば、電気光学効果を持つ単
結晶基板の厚さを上述のものよりさらに薄くできること
から、CPW電極の導体間隔を小さくすることができ、
動作電圧をさらに低くすることができる。
結晶基板の厚さを上述のものよりさらに薄くできること
から、CPW電極の導体間隔を小さくすることができ、
動作電圧をさらに低くすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、SiO2バ
ッファ層を無くすことができ、あるいは介在させるとし
ても従来のものに比べて非常に薄くてよいため、電界の
減少という問題を改善でき、動作電圧の低い効率的な光
変調素子を実現できる。またSiO2バッファ層を介在
させないことにより、これに起因するDCドリフトの問
題も無くなる。さらに従来のように電極を厚膜に構成し
なくても、光とマイクロ波の位相整合を行えるので、電
極形成がより簡単になる。
ッファ層を無くすことができ、あるいは介在させるとし
ても従来のものに比べて非常に薄くてよいため、電界の
減少という問題を改善でき、動作電圧の低い効率的な光
変調素子を実現できる。またSiO2バッファ層を介在
させないことにより、これに起因するDCドリフトの問
題も無くなる。さらに従来のように電極を厚膜に構成し
なくても、光とマイクロ波の位相整合を行えるので、電
極形成がより簡単になる。
【図1】本発明の実施の形態を示す広帯域光変調素子の
断面図
断面図
【図2】同素子を構成する各基板の平面図
【図3】マイクロ波の実効屈折率及び特性インピーダン
スを示すグラフ
スを示すグラフ
【図4】マイクロ波の実効屈折率及び特性インピーダン
スを示すグラフ
スを示すグラフ
【図5】本発明の他の実施の形態を示す広帯域光変調素
子の断面図
子の断面図
【図6】従来の広帯域光変調素子を示す平面図
【図7】同素子の断面図
1 LiNbO3基板 2 光導波路 3 SiO2バッファ層 4,9 中心導体 5,10 アース導体 6 空気層 7 シールド電極 8 支持基板 12 凹部 14 LiNbO3単結晶薄膜 15 LiTaO3単結晶支持基板
Claims (2)
- 【請求項1】光導波路とマイクロ波を伝搬する進行波電
極線路とを形成した電気光学材料基板と、前記光導波路
及び進行波電極線路に対向する位置に凹部を形成した支
持基板とを有し、前記電気光学材料基板は、前記支持基
板との間に前記凹部による空気層が形成されるよう支持
され、前記電気光学材料基板の他表面は空気中に開放さ
れるよう構成したことを特徴とする広帯域光変調素子。 - 【請求項2】電気光学材料基板を単結晶成長による単結
晶薄膜とし、支持基板を、その基板上で前記単結晶成長
による単結晶薄膜の形成が可能となるように格子整合を
行った単結晶支持基板で構成したことを特徴とする請求
項1記載の広帯域光変調素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8013672A JPH09211402A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 広帯域光変調素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8013672A JPH09211402A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 広帯域光変調素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09211402A true JPH09211402A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=11839693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8013672A Pending JPH09211402A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | 広帯域光変調素子 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JPH09211402A (ja) |
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-
1996
- 1996-01-30 JP JP8013672A patent/JPH09211402A/ja active Pending
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