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JPH09211051A - 断線診断装置 - Google Patents

断線診断装置

Info

Publication number
JPH09211051A
JPH09211051A JP8014705A JP1470596A JPH09211051A JP H09211051 A JPH09211051 A JP H09211051A JP 8014705 A JP8014705 A JP 8014705A JP 1470596 A JP1470596 A JP 1470596A JP H09211051 A JPH09211051 A JP H09211051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disconnection
input
analog signal
output
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8014705A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuoka
弘 松岡
Kensuke Otake
賢輔 大竹
Hirotaka Kojima
浩孝 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8014705A priority Critical patent/JPH09211051A/ja
Publication of JPH09211051A publication Critical patent/JPH09211051A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から取り込まれるアナログ信号の分解能
に影響を与えずに断線診断ができるようにする。 【解決手段】 診断抵抗Rsをもって接続されたA/D
変換入力ポート12iとスリーステートバッファ出力ポ
ート12oを有するマイクロコンピュータ12が、アナ
ログ入力取り込みモードと断線診断モードを適時切り替
え選択し、アナログ入力取り込みモードにあってはスリ
ーステートバッファ出力ポート12oをハイインピーダ
ンス出力状態に切り替え、診断抵抗Rsの存在を実質的
に無化し、断線診断モードにあっては、スリーステート
バッファ出力ポート12oをハイ/ロウ出力状態に切り
替え、A/D変換入力ポート12iに入力されたアナロ
グ信号を閾値判別して断線の有無を判定する。これによ
り、アナログ信号の正確なA/D変換と断線の的確な検
出とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算装置に接続さ
れたアナログ入力回路の断線の有無を、信号検出精度を
劣化させずに診断できるようにした断線診断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車載制御ユニットの電子化とともに、ユ
ニットの中枢とも言えるマイクロコンピュータへの演算
負荷は増加の一途を辿っており、エンジン制御やアンチ
ロックブレーキ制御さらにはトラクション制御や4輪操
舵制御やエアバッグ制御など、様々な制御目的のための
プログラムを複合的に消化するマイクロコンピュータの
役割は、非常に重要であると言える。こうしたマイクロ
コンピュータには、車輪速パルスや舵角等を検出するた
めのセンサとして車輪速センサや舵角センサ等が接続さ
れるが、こうしたセンサ類はワイヤハーネスに束ねられ
た信号ラインを介して制御ユニットに接続されるため、
ワイヤハーネスが断線した場合には即座に制御不能状態
に陥ってしまう危険がある。
【0003】このため、断線検出とともに制御系を安全
側に回避させると同時に、間髪を入れず異常の発生を報
知するため、センサに通ずる信号ラインの断線の有無を
診断する断線診断装置を、車載制御ユニット自体に内蔵
させたものが増えつつある。一口に断線検出といって
も、アナログ信号ラインの断線診断に関しては、信号ラ
インに対する回路付加が信号レベルに与える影響を考慮
した上で適切に処置する必要があり、このため一般には
回路インビーダンスへの影響の少ない高入力インピーダ
ンス素子例えば演算増幅器等の使用が推奨されてきた。
しかしながら、こうした演算増幅器は元来が比較的高価
であり、しかも断線検出部位はサージノイズにさらされ
やすいために、サージノイズから回路を護る保護回路や
保護素子が不可欠であり、こうした付加部品が製造コス
トの切り上げ要因となる問題があった。
【0004】これに対し、断線診断を安価にかつ簡単に
実現するため、例えば図5に示す断線診断装置1が提案
され、既に実用化されている。同図中、可変抵抗Rvと
固定抵抗Rfを直列接続してなる抵抗体は、物理量を抵
抗値に変えて検出するためのアナログ信号回路2を構成
しており、例えばモータの回転軸の角度値を抵抗値に変
換するポテンショメータ等が該当する。アナログ信号回
路2の両端は、制御ユニット3に設けられた電源出力端
子3vとグラウンド端子3gに接続され、モータ回転軸
の角度値に対応する抵抗値を出力する抵抗出力端子が、
制御ユニット3のアナログ入力端子3iに接続されてい
る。アナログ入力端子3iは、電流制限用の入力抵抗R
iを介してマイクロコンピュータ4のA/D変換入力ポ
ート4iに接続される。A/D変換入力ポート4iには
A/D変換器5が接続されており、入力電圧Vsが2進
のディジタル信号に変換されて取り込まれる。これによ
り、角度値を示す抵抗値出力がマイクロコンピュータ4
に入力される。
【0005】ところで、モータ回転軸の角度値が最小値
をとるのは、アナログ信号回路2の抵抗出力端子は図5
に示すP点の位置にあるときであり、このときの抵抗値
出力電圧Vtは最小値Vmin=Rf・Vcc/(Rv
+Rf)となる。一方、図5の×印で示した箇所でワイ
ヤハーネスが断線した場合、後述する診断抵抗Rsが存
在しないと仮定したときに、マイクロコンピュータ4の
A/D変換入力ポート4iが開放状態になってしまうた
め、A/D変換器5の入力電圧Vsは不定となる。しか
も、A/D変換入力ポート4iがハイインピーダンスと
なるため、マイクロコンピュータ8はラッチアップ状態
に陥ってしまう。そこで、こうしたラッチアップを回避
するため、入力抵抗RiとA/D変換入力ポート4iを
結ぶ信号線路の途中に診断抵抗Rsを分岐接続し、この
診断抵抗Rsの片端を接地させる手法が用いられてき
た。
【0006】この場合、診断抵抗Rsがプルダウン抵抗
の役割を果すため、前述の×印の箇所で断線が発生して
も、A/D変換入力ポート4iには入力電圧Vsとして
ほぼグラウンドレベル( 0V)の電圧が印加される。
その結果、A/D変換器5を介して正常時の前記最小電
圧Vminに満たないグラウンドレベルに近い電圧を検
出したマイクロコンピュータ4が、A/D変換入力ポー
ト4iに至る信号入力系の断線を判定することができ、
しかも断線状態とは言え、A/D変換入力ポート4iは
診断抵抗Rsを介してグラウンドレベルにプルダウンさ
れているため、マイクロコンピュータ8がラッチアップ
状態に陥ることはなく、警報信号をもって断線の発生を
報知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の断線診断装
置1は、例えば抵抗Ri,Rsを互いにほぼ同程度の抵
抗値(例えばRi=Rs=100KΩ)とし、可変抵抗
Rvの抵抗値を抵抗Ri,Rsに比して充分小さい値で
あるとしたときに、入力電圧Vsは、抵抗出力電圧Vt
の約半分、すなわちVs=Vt/2となる。この入力電
圧Vsの値は、診断抵抗Rsを設けなかった場合のVs
(=Vt)に比べ、分解能が1/2に低下したことを意
味する。こうした分解能の低下を回避するには、診断抵
抗Rsの抵抗値を入力抵抗Riよりも大きくするのが最
善策であり、例えばRs=1MΩとすることで、分解能
は相当に改善される。しかしながら、A/D変換器5に
は常に数μAの漏れ電流が存在するため、ワイヤハーネ
ス断線時に診断抵抗Rsに流れ込む漏れ電流が、通常の
信号入力と紛うほどの大きさに達する入力電圧Vsを発
生することがあった。こうした理由から、従来の断線診
断装置1は、A/D変換器5による分解能の低下を回避
しようとして診断抵抗Rsの抵抗値を大とするほど、断
線発生を看過する危険が増し、またその逆に断線検出精
度を高めようとして診断抵抗Rsの抵抗値を小とするほ
ど、A/D変換器5による分解能の低下が避けられず、
こうした相反する要求に応える回路設計が要求されるだ
けに、選択の自由度が極めて狭いものであるといった課
題を抱えるものであった。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決し、外部
から取り込まれるアナログ信号の分解能に影響を与えず
に断線診断ができるようにした断線診断装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成しかつ前
記課題を解決するため、本発明は、物理量をアナログ信
号に変えて出力するアナログ信号回路と、該アナログ信
号回路の出力を所定の上下限範囲内に振幅制限して取り
込む入力整合回路と、該入力整合回路により取り込まれ
たアナログ信号を入力するA/D変換入力ポートとハイ
/ロウ出力又はハイインピーダンス出力の3つの出力状
態をとるスリーステートバッファ出力ポートを有する演
算装置と、前記A/D変換入力ポートと前記スリーステ
ートバッファ出力ポートとを接続する診断抵抗とを具備
し、前記演算装置は、アナログ入力取り込みモードと断
線診断モードを適時切り替え選択し、アナログ入力取り
込みモードにあっては前記スリーステートバッファ出力
ポートをハイインピーダンス出力状態に切り替え、前記
診断抵抗の存在を実質的に無化し、断線診断モードにあ
っては、前記スリーステートバッファ出力ポートをハイ
/ロウ出力状態に切り替え、前記A/D変換入力ポート
に入力されたアナログ信号を閾値判別して断線の有無を
判定することを特徴とするものである。
【0010】また、本発明は、前記アナログ信号回路
が、物理量に応じて抵抗値が変化するポテンショメータ
であること、或いは前記入力整合回路が、電源電圧を上
限電圧としグラウンドレベルを下限電圧として前記アナ
ログ信号をクランプする一対のダイオードを具備するこ
と等を特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明の
断線診断装置の一実施形態の基本構成を示すブロック
図、図2は、図1に示した断線診断装置の具体的な回路
構成を示す回路構成図、図3は、図2に示したマイクロ
コンピュータの動作プログラムを示すフローチャートで
ある。
【0012】図1,2に示す断線診断装置11は、演算
装置としてのマイクロコンピュータ12に、A/D変換
入力ポート12iの外に、ハイ/ロウ出力又はハイイン
ピーダンス出力の3つの出力状態をとるスリーステート
バッファ出力ポート12oが備わっており、それぞれの
ポート12i,12oにAD変換器13とスリーステー
トバッファ14が接続されている。また、診断抵抗Rs
は、両ポート12i,12o結んで接続してある。
【0013】マイクロコンピュータ12のAD変換入力
ポート12iは、入力整合回路15を介してアナログ信
号回路2に接続してある。この入力整合回路15は、入
力抵抗RiとコンデンサC及び一対のクランプ用ダイオ
ードD1,D2とから構成される。コンデンサCは、入
力抵抗Riととともにローパスフィルタを形成してお
り、抵抗出力電圧Vtの信号ラインに重畳する高周波ノ
イズを除去する働きをする。また、一対のダイオードD
1,D2は、抵抗出力電圧Vtの信号ラインに重畳する
高電圧のサージパルスを、それぞれ電源電圧Vccとグ
ラウンドレベルにクランプし、A/D変換器5の入力電
圧Vsを上下限電圧範囲0<Vs<Vccに振幅制限し
てマイクロコンピュータ12を保護する役割を果す。
【0014】この実施形態の場合、マイクロコンピュー
タ12と入力整合回路15は制御ユニット16内に収容
してあり、制御ユニット16の電源出力端子16vとグ
ラウンド端子16gにアナログ信号回路2の両端が接続
され、モータ回転軸の角度値に対応する抵抗値を出力す
る抵抗出力端子は、制御ユニット16のアナログ入力端
子16iに接続してある。また、制御ユニット16は、
従来の制御ユニット3同様、エンジン制御、アンチロッ
クプレーキ制御、トラクション制御、4輪操舵制御、エ
アバッグ制御など、車載用電子装置に要求されるあらゆ
る制御目的に寄与する。
【0015】ところで、マイクロコンピュータ12が内
蔵するスリーステートバッファ14は、制御端子付きの
非反転論理素子であり、その入力端子LVにデータ
“0”をセットするとスリーステートバッファ出力ポー
ト12oにロウレベル(0V)を出力し、データ“1”
をセットするとスリーステートバッファ出力ポート12
oにハイレベル(Vcc)を出力する。さらに、制御端
子OCに制御データ“0”をセットすると、スリーステ
ートバッファ出力ポート12oは、第3の状態であるハ
イインピーダンス出力状態をとり、実質的に診断抵抗R
sを断線状態に無化することができる。なお、制御端子
OCに制御データ“1”をセットした場合は、入力端子
LVのデータのハイ/ロウに応じた電圧が出力され、こ
れら一連の入力端子LV及び制御端子OCに対するデー
タのセットは、マイクロコンピュータ12に内蔵の動作
プログラムに従って行われる。
【0016】ここで、マイクロコンピュータ12は、図
3に示す動作プログラムに従い、アナログ入力取り込み
モードと断線診断モードを時分割で切り替え選択する。
なお、この動作プログラムは、マイクロコンピュータ8
が内蔵する制御プログラムの処理周期に同期して起動さ
れる。
【0017】まず、図3のステップ(101)におい
て、アナログ入力取り込みモードが選択されたことが判
ると、マイクロコンピュータ12は、続くステップ(1
02)において、スリーステートバッファ14の制御端
子OCに制御データ“0”をセットし、スリーステート
バッファ出力ポート12oをハイインピーダンス出力状
態に切り替える。これにより、診断抵抗Rsの存在は実
質的に無化され、アナログ信号ラインに接続されていな
いのと同じ状態とされる。その結果、抵抗出力電圧Vt
は、抵抗Ri,Rsにより分圧されず、Vs=Vtとし
てA/D変換入力ポート12iに入力される。このた
め、診断抵抗Rsの抵抗値を徒に大きな値に設定しなく
とも、分解能の低下を招く懸念は無用であり、ステップ
(103)においてA/D変換器13に対しA/D変換
を実行させることで、高精度のアナログ/ディジタル変
換が可能である。
【0018】一方、断線診断モードにあっては、判断ス
テップ(101)に続くステップ(104)において、
スリーステートバッファ14の入力端子LVにデータ
“0”がセットされる。次に、ステップ(105)にお
いて、スリーステートバッファ14の制御端子OCに制
御データ“1”がセットされ、スリーステートバッファ
出力ポート12oはロウ出力状態に切り替えられる。そ
の結果、A/D変換入力ポート12iに入力されたアナ
ログ信号は、ほぼ分圧比Rs/(Ri+Rs)でもって
分圧されてAD変換器13に供給される。ここで、一例
としてRi=Rs=100KΩなる抵抗値を用いた場
合、分圧比kは1/2であり、Vs Vt/2なる入力
電圧がステップ(106)においてA/D変換器13に
よりA/D変換される。
【0019】アナログ信号回路2に関する抵抗出力電圧
Vtの最小電圧Vminは既知であるから、続く判断ス
テップ(107)では、入力電圧VsをkVmin(=
Vmin/2)を基準にした閾値判定によって断線の有
無が判別される。すなわち、Vs≧kVminであれ
ば、ワイヤハーネスに断線は生じておらず、またその逆
にVs<kVminであれば、ワイヤハーネスに断線が
生じていることになる。断線が発生していた場合、アナ
ログ信号ラインが診断抵抗Rsを介してプルダウンされ
た状態となるため、入力電圧Vsはほぼ0Vとなる。こ
のほぼ0Vには、A/D変換器13から漏洩する漏れ電
流に診断抵抗Rsの抵抗値を乗じて得られる電圧値も包
含されており、当該電圧値がkVminよりも十分に低
い値をとるよう設計してあることは言うまでもない。か
くしてステップ(108)において断線判定が下され、
制御系の安全側(フェールセーフモード)への復帰或い
は警報による報知等の処置が施される。こうしたアナロ
グ入力取り込みと断線診断は、1制御周期ごとに繰り返
し行われ、従って断線状態が長期に亙って看過されるこ
とはない。
【0020】このように、上記断線診断装置11によれ
ば、診断抵抗Rsをもって接続されたA/D変換入力ポ
ート12iとスリーステートバッファ出力ポート12o
を有するマイクロコンピュータ12が、アナログ入力取
り込みモードと断線診断モードを適時切り替え選択し、
アナログ入力取り込みモードにあってはスリーステート
バッファ出力ポート12oをハイインピーダンス出力状
態に切り替え、診断抵抗Rsの存在を実質的に無化し、
断線診断モードにあっては、スリーステートバッファ出
力ポート12oをハイ/ロウ出力状態に切り替え、A/
D変換入力ポート12iに入力されたアナログ信号を閾
値判別して断線の有無を判定する構成としたから、診断
抵抗Rsの抵抗値を入力整合回路15の抵抗値Riと同
程度に設定しても、信号検出精度維持に必要な十分な電
圧値を確保することができ、従って従来のように分解能
向上を果たすため診断抵抗Rsの抵抗値を大きく設定し
過ぎてしまい、断線発生時にA/D変換入力ポート12
iから漏洩する漏れ電流が断線検出を邪魔するといった
ことはなく、また診断抵抗Rsの抵抗値を無闇に大きく
せずに済むため、断線診断モードにおけるA/D変換入
力ポート12iの入力電圧Vsも、断線が発生しない場
合は、アナログ入力取り込みモードにおける抵抗検出電
圧Vtを入力整合回路15の抵抗値Riと診断抵抗Rs
とでほぼ決まる分圧比k=Rs/(Ri+Rs)により
圧縮した程度の非断線時診断電圧として明確に閾値判別
することができ、断線が発生した場合は、A/D変換入
力ポート12iから漏洩する漏れ電流に診断抵抗Rsの
抵抗値を乗じた値の断線時診断電圧として明確に閾値判
別することができ、従来のようにアナログ信号の分解能
確保と誤診断排除の二律背反的な選択を迫られないた
め、回路設計の自由度は高く、広範囲の断線診断に適用
することができる。
【0021】さらにまた、入力整合回路15が、電源電
圧Vccを上限電圧としグラウンドレベルを下限電圧と
してアナログ信号をクランプする一対のダイオードD
1,D2を具備するため、アナログ信号回路2の出力電
圧にサージ電圧等が重畳しても、一対のダイオードD
1,D2により入力電圧に対し振幅制限がなされ、A/
D変換入力ポート12iに接続されたA/D変換器13
等を介する過大入力又は過小入力によりマイクロコンピ
ュータ12が誤動作しないようにでき、また断線診断モ
ード時においてもサージ電圧に起因する誤診断を確実に
排除することができる。
【0022】なお、上記実施形態では、アナログ信号回
路2内の可変抵抗Rvに対し、固定抵抗Rfがグラウン
ド端子16g側に接続されている場合について説明した
が、図4に示した断線診断装置21のごとく、固定抵抗
Rfが電源出力端子16v側に接続されている場合に
は、断線診断モード時にスリーステートバッファバッフ
ァ14の入力端子LVにデータ“1”をセットし、さら
に制御端子OCに制御データ“1”をセットすることに
より、スリーステートバッファ14からハイレベル出力
(Vcc)を供給するようにするとよい。すなわち、ア
ナログ信号回路2が物理量に応じて抵抗値が変化するポ
テンショメータで構成されているため、ポテンショメー
タの抵抗変化に伴う電圧出力の常用範囲に応じて、例え
ば電源電圧Vccとその数分の一までの電圧範囲であれ
ば、スリーステートバッファ出力ポート12oを断線診
断モード時にロウレベルに切り替えればよく、また常用
範囲が電源電圧Vccの数分の一とグランドレベルまで
の電圧範囲であれば、スリーステートバッファ出力ポー
ト12oを断線診断モード時にハイレベルに切り替える
といった措置をとることで、個々のポテンショメータの
仕様に応じた適切な対応が可能である。
【0023】また、上記の説明では、ワイヤハーネスの
断線検出について説明したが、図3のフローチャートに
おいて断線と判断した条件と等価な事象、例えば、入力
抵抗Riのような制御ユニット16内部の断線等も同様
に的確に検出できることは明らかである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
診断抵抗をもって接続されたA/D変換入力ポートとス
リーステートバッファ出力ポートを有する演算装置が、
アナログ入力取り込みモードと断線診断モードを適時切
り替え選択し、アナログ入力取り込みモードにあっては
スリーステートバッファ出力ポートをハイインピーダン
ス出力状態に切り替え、診断抵抗の存在を実質的に無化
し、断線診断モードにあっては、スリーステートバッフ
ァ出力ポートをハイ/ロウ出力状態に切り替え、A/D
変換入力ポートに入力されたアナログ信号を閾値判別し
て断線の有無を判定する構成としたから、診断抵抗の抵
抗値を入力整合回路の抵抗値と同程度に設定しても、信
号検出精度維持に必要な十分な電圧値を確保することが
でき、従って従来のように分解能向上を果たすため診断
抵抗の抵抗値を大きく設定し過ぎてしまい、断線発生時
にA/D変換入力ポートから漏洩する漏れ電流が断線検
出を邪魔するといったことはなく、また診断抵抗の抵抗
値を無闇に大きくせずに済むため、断線診断モードにお
けるA/D変換入力ポートの入力電圧も、断線が発生し
ない場合は、アナログ入力取り込みモードにおけるアナ
ログ信号回路の出力電圧を入力整合回路の抵抗値と診断
抵抗とでほぼ決まる分圧比により圧縮した程度の非断線
時診断電圧として明確に閾値判別することができ、断線
が発生した場合は、A/D変換入力ポートから漏洩する
漏れ電流に診断抵抗の抵抗値を乗じた値の断線時診断電
圧として明確に閾値判別することができ、従来のように
アナログ信号の分解能確保と誤診断排除の二律背反的な
選択を迫られないため、回路設計の自由度は高く、広範
囲の断線診断に適用することができる等の優れた効果を
奏する。
【0025】また、本発明は、アナログ信号回路を、物
理量に応じて抵抗値が変化するポテンショメータで構成
したので、ポテンショメータの抵抗変化に伴う電圧出力
の常用範囲に応じて、例えば電源電圧とその数分の一ま
での電圧範囲であれば、前記スリーステートバッファ出
力ポートを断線診断モード時にロウレベルに切り替えれ
ばよく、また前記常用範囲が電源電圧の数分の一とグラ
ンドレベルまでの電圧範囲であれば、前記スリーステー
トバッファ出力ポートを断線診断モード時にハイレベル
に切り替えるといった措置をとることで、個々のポテン
ショメータの仕様に応じた適切な対応が可能である等の
効果を奏する。
【0026】さらにまた、本発明は、入力整合回路が、
電源電圧を上限電圧としグラウンドレベルを下限電圧と
して前記アナログ信号をクランプする一対のダイオード
を具備するため、アナログ信号回路の出力電圧にサージ
電圧等が重畳しても、一対のダイオードにより入力電圧
に対し振幅制限がなされ、A/D変換入力ポートに接続
されたA/D変換器等を介する過大入力又は過小入力に
より演算装置が誤動作しないようにでき、また断線診断
モード時においてもサージ電圧に起因する誤診断を確実
に排除することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断線診断装置の一実施形態の基本構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示した断線診断装置の具体的な回路構成
を示す回路構成図である。
【図3】図2に示したマイクロコンピュータの動作プロ
グラムを示すフローチャートである。
【図4】図2に示した断線診断装置の他の実施形態を示
す回路構成図である。
【図5】従来の断線診断装置の一例を示す回路構成図で
ある。
【符号の説明】
2 アナログ信号回路 3 制御ユニット 11,21 断線診断装置 12 マイクロコンピュータ(演算装置) 12i A/D変換入力ポート 12o スリーステートバッファ出力ポート 13 A/D変換器 14 スリーステートバッファ 15 入力整合回路 16 制御ユニット 16v 電源出力端子 16g グラウンド端子 16i アナログ入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 賢輔 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内 (72)発明者 小島 浩孝 大阪府大阪市中央区城見一丁目4番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理量をアナログ信号に変えて出力する
    アナログ信号回路と、該アナログ信号回路の出力を所定
    の上下限範囲内に振幅制限して取り込む入力整合回路
    と、該入力整合回路により取り込まれたアナログ信号を
    入力するA/D変換入力ポートとハイ/ロウ出力又はハ
    イインピーダンス出力の3つの出力状態をとるスリース
    テートバッファ出力ポートを有する演算装置と、前記A
    /D変換入力ポートと前記スリーステートバッファ出力
    ポートとを接続する診断抵抗とを具備し、前記演算装置
    は、アナログ入力取り込みモードと断線診断モードを適
    時切り替え選択し、アナログ入力取り込みモードにあっ
    ては前記スリーステートバッファ出力ポートをハイイン
    ピーダンス出力状態に切り替え、前記診断抵抗の存在を
    実質的に無化し、断線診断モードにあっては、前記スリ
    ーステートバッファ出力ポートをハイ/ロウ出力状態に
    切り替え、前記A/D変換入力ポートに入力されたアナ
    ログ信号を閾値判別して断線の有無を判定することを特
    徴とする断線診断装置。
  2. 【請求項2】 前記アナログ信号回路は、物理量に応じ
    て抵抗値が変化するポテンショメータであることを特徴
    とする請求項1記載の断線診断装置。
  3. 【請求項3】 前記入力整合回路は、電源電圧を上限電
    圧としグラウンドレベルを下限電圧として前記アナログ
    信号をクランプする一対のダイオードを具備することを
    特徴とする請求項1記載の断線診断装置。
JP8014705A 1996-01-30 1996-01-30 断線診断装置 Pending JPH09211051A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8014705A JPH09211051A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 断線診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006126053A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Jidosha Denki Kogyo Co Ltd 故障検出装置
JP2012014009A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Ricoh Co Ltd 電磁アクチュエータ検査装置及び画像形成装置
JP2015118068A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社ノーリツ アナログ信号入力回路
JP2015206650A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 リンナイ株式会社 可変抵抗器の抵抗検知信号生成回路
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JP2023039737A (ja) * 2021-09-09 2023-03-22 株式会社ミツバ 制御システム、断線検出方法、断線検出プログラム

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