JPH09203501A - 小型貫流ボイラ - Google Patents
小型貫流ボイラInfo
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- JPH09203501A JPH09203501A JP8011639A JP1163996A JPH09203501A JP H09203501 A JPH09203501 A JP H09203501A JP 8011639 A JP8011639 A JP 8011639A JP 1163996 A JP1163996 A JP 1163996A JP H09203501 A JPH09203501 A JP H09203501A
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- combustion chamber
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23L—SUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
- F23L15/00—Heating of air supplied for combustion
- F23L15/02—Arrangements of regenerators
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24H—FLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
- F24H7/00—Storage heaters, i.e. heaters in which the energy is stored as heat in masses for subsequent release
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B21/00—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically
- F22B21/02—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from substantially-straight water tubes
- F22B21/04—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from substantially-straight water tubes involving a single upper drum and a single lower drum, e.g. the drums being arranged transversely
- F22B21/06—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from substantially-straight water tubes involving a single upper drum and a single lower drum, e.g. the drums being arranged transversely the water tubes being arranged annularly in sets, e.g. in abutting connection with drums of annular shape
- F22B21/065—Water-tube boilers of vertical or steeply-inclined type, i.e. the water-tube sets being arranged vertically or substantially vertically built-up from substantially-straight water tubes involving a single upper drum and a single lower drum, e.g. the drums being arranged transversely the water tubes being arranged annularly in sets, e.g. in abutting connection with drums of annular shape involving an upper and lower drum of annular shape
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F22—STEAM GENERATION
- F22B—METHODS OF STEAM GENERATION; STEAM BOILERS
- F22B31/00—Modifications of boiler construction, or of tube systems, dependent on installation of combustion apparatus; Arrangements or dispositions of combustion apparatus
- F22B31/08—Installation of heat-exchange apparatus or of means in boilers for heating air supplied for combustion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水管の過熱による焼損特にバーナの焚き口周
辺での焼損を防止し、尚かつ従来のボイラよりも燃焼室
熱負荷を大きくしてコンパクト化を可能とする。 【解決手段】 蓄熱体22を通して燃焼用空気Aの供給
及び燃焼ガスEの排出を行いかつ蓄熱体22に対する燃
焼ガスE及び燃焼用空気Aの流れを相対的に切替えて燃
焼ガスの熱で加熱された蓄熱体22を通して燃焼用空気
Aを供給するようにした蓄熱型バーナシステム20を燃
焼室1に少なくとも1システム以上配置し、水管4,
…,4群を燃焼室壁面3から離して設置し水管4,…,
4群の背面と燃焼室壁面3との間に流路12を形成する
一方、水管4,…,4群の上端と下端部分に隣り合う水
管4の間に燃焼ガスCが通過する連通口10,11をそ
れぞれ形成して燃焼ガスCの一部が水管4,…,4群の
裏側の流路12を通過するように設け、燃焼ガスCの一
部が下方の連通口11より流路12に流入して上昇し上
方の連通口10より再度燃焼室1内に流入するようにし
ている。
辺での焼損を防止し、尚かつ従来のボイラよりも燃焼室
熱負荷を大きくしてコンパクト化を可能とする。 【解決手段】 蓄熱体22を通して燃焼用空気Aの供給
及び燃焼ガスEの排出を行いかつ蓄熱体22に対する燃
焼ガスE及び燃焼用空気Aの流れを相対的に切替えて燃
焼ガスの熱で加熱された蓄熱体22を通して燃焼用空気
Aを供給するようにした蓄熱型バーナシステム20を燃
焼室1に少なくとも1システム以上配置し、水管4,
…,4群を燃焼室壁面3から離して設置し水管4,…,
4群の背面と燃焼室壁面3との間に流路12を形成する
一方、水管4,…,4群の上端と下端部分に隣り合う水
管4の間に燃焼ガスCが通過する連通口10,11をそ
れぞれ形成して燃焼ガスCの一部が水管4,…,4群の
裏側の流路12を通過するように設け、燃焼ガスCの一
部が下方の連通口11より流路12に流入して上昇し上
方の連通口10より再度燃焼室1内に流入するようにし
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型貫流ボイラに関
する。更に詳述すると、本発明は、小型貫流ボイラの燃
焼室の改良に関する。
する。更に詳述すると、本発明は、小型貫流ボイラの燃
焼室の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の小型貫流ボイラの燃焼室は、例え
ば図6に示すように、縦長の円筒形の炉体101の炉壁
(内周壁)102の内側に水管103,104を二重に
環状に配置することによって伝熱面を構成すると共に炉
壁102の冷却を図るようにしている。外側に配置され
る水管103は、図示のようにフィン109で連結され
て炉壁102に半分埋め込まれるか、あるいは図示して
いないがフィンを使わずに隙間なく配置されて半分埋め
込むようにして若しくは炉壁102と接するように設置
されている。また、内側に配置される水管104は外側
の水管103との間に排ガスが流れる程度の隙間をあけ
て設置されている。内側の水管104と外側の水管10
3とはそれぞれ環状に配置されてフィン109で相互に
連結されるか密に配置されているため、内側の水管10
4と外側の水管103との間の隙間は排ガスが流れる流
路105として構成される。そこで、このボイラの燃焼
室構造は、内側の水管104の内側の面がふく射伝熱面
として機能し、外側の水管103の内側の面と内側の水
管104の外側の面とが対流伝熱面として機能する。
ば図6に示すように、縦長の円筒形の炉体101の炉壁
(内周壁)102の内側に水管103,104を二重に
環状に配置することによって伝熱面を構成すると共に炉
壁102の冷却を図るようにしている。外側に配置され
る水管103は、図示のようにフィン109で連結され
て炉壁102に半分埋め込まれるか、あるいは図示して
いないがフィンを使わずに隙間なく配置されて半分埋め
込むようにして若しくは炉壁102と接するように設置
されている。また、内側に配置される水管104は外側
の水管103との間に排ガスが流れる程度の隙間をあけ
て設置されている。内側の水管104と外側の水管10
3とはそれぞれ環状に配置されてフィン109で相互に
連結されるか密に配置されているため、内側の水管10
4と外側の水管103との間の隙間は排ガスが流れる流
路105として構成される。そこで、このボイラの燃焼
室構造は、内側の水管104の内側の面がふく射伝熱面
として機能し、外側の水管103の内側の面と内側の水
管104の外側の面とが対流伝熱面として機能する。
【0003】そして、従来の一般的なボイラは、燃焼室
底部付近の水管104,104の間に流路105と繋が
る連通口106が設けられると共に燃焼室頂部付近の水
管103,103の間に排気手段107と繋がる排気口
108がそれぞれ設けられ、燃焼室110内で発生した
燃焼ガスを燃焼室底部の連通口106から内側の水管1
04と外側の水管103との間の流路105に導入して
ボイラ上部の排気口108から排出するように設けられ
ている。即ち、バーナ111の燃焼によって燃焼室11
0内に発生した燃焼ガスを燃焼室底部の連通口106か
ら内側の水管104と外側の水管103とを通して排出
する間にふく射伝熱と対流伝熱とによってボイラ水と熱
交換させて蒸気を得るようにしている。ふく射伝熱部で
は火炎温度も高く火炉熱負荷も高いが、この部分だけで
は燃焼ガスの熱を十分利用し切れない。そこで、従来の
ボイラはふく射伝熱部だけでは内側の水管群と外側の水
管群との対流伝熱部によって燃焼ガスの熱を回収しなけ
れば排ガス温度が極めて高くなり周辺環境へ与える熱に
因る影響も大きくなると共にボイラの熱経済も悪化する
ことから、大きな対流伝熱部が通常併設されている。例
えば、ボイラの頂部でバーナ111を焚いて得られる燃
焼ガスは燃焼室110内でのふく射伝熱によってボイラ
底部で1200℃程度にまで下がり、さらに内側の水管
104群と外側の水管103群との対流伝熱部を通過す
る間に300℃程度にまで下がってから排気される。
底部付近の水管104,104の間に流路105と繋が
る連通口106が設けられると共に燃焼室頂部付近の水
管103,103の間に排気手段107と繋がる排気口
108がそれぞれ設けられ、燃焼室110内で発生した
燃焼ガスを燃焼室底部の連通口106から内側の水管1
04と外側の水管103との間の流路105に導入して
ボイラ上部の排気口108から排出するように設けられ
ている。即ち、バーナ111の燃焼によって燃焼室11
0内に発生した燃焼ガスを燃焼室底部の連通口106か
ら内側の水管104と外側の水管103とを通して排出
する間にふく射伝熱と対流伝熱とによってボイラ水と熱
交換させて蒸気を得るようにしている。ふく射伝熱部で
は火炎温度も高く火炉熱負荷も高いが、この部分だけで
は燃焼ガスの熱を十分利用し切れない。そこで、従来の
ボイラはふく射伝熱部だけでは内側の水管群と外側の水
管群との対流伝熱部によって燃焼ガスの熱を回収しなけ
れば排ガス温度が極めて高くなり周辺環境へ与える熱に
因る影響も大きくなると共にボイラの熱経済も悪化する
ことから、大きな対流伝熱部が通常併設されている。例
えば、ボイラの頂部でバーナ111を焚いて得られる燃
焼ガスは燃焼室110内でのふく射伝熱によってボイラ
底部で1200℃程度にまで下がり、さらに内側の水管
104群と外側の水管103群との対流伝熱部を通過す
る間に300℃程度にまで下がってから排気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃焼室構造では、バーナ111の焚き口付近が最も燃焼
ガスの温度が高くなるため、燃焼室熱負荷を大きくでき
ないという問題を有している。即ち、貫流ボイラの場
合、水が水管内を下から上へ通過する間に加熱されて蒸
気となるため、水管内103,104には水・湯の状態
の領域112と沸騰領域113及びドライアウトした蒸
気領域114とが下から上へ順に形成される。このた
め、バーナ111の焚き口付近には蒸気領域114が位
置してしまう。ところが、水や蒸気は伝熱係数が小さく
大きな熱を与えても水や蒸気が受け入れず、火炎にさら
される水管を過熱することとなる。このため、水管の焼
損を防ぐためにはバーナ111の焚き口付近での燃焼ガ
ス温度を下げるしかなく、従来は燃焼室熱負荷を小さく
し、ボイラの大型化によって必要な蒸気量を確保してい
た。
燃焼室構造では、バーナ111の焚き口付近が最も燃焼
ガスの温度が高くなるため、燃焼室熱負荷を大きくでき
ないという問題を有している。即ち、貫流ボイラの場
合、水が水管内を下から上へ通過する間に加熱されて蒸
気となるため、水管内103,104には水・湯の状態
の領域112と沸騰領域113及びドライアウトした蒸
気領域114とが下から上へ順に形成される。このた
め、バーナ111の焚き口付近には蒸気領域114が位
置してしまう。ところが、水や蒸気は伝熱係数が小さく
大きな熱を与えても水や蒸気が受け入れず、火炎にさら
される水管を過熱することとなる。このため、水管の焼
損を防ぐためにはバーナ111の焚き口付近での燃焼ガ
ス温度を下げるしかなく、従来は燃焼室熱負荷を小さく
し、ボイラの大型化によって必要な蒸気量を確保してい
た。
【0005】本発明は、水管の過熱による焼損特にバー
ナの焚き口周辺での焼損を防止し、尚かつ従来のボイラ
よりも燃焼室熱負荷を大きくしてコンパクト化が可能と
なる小型貫流ボイラを提供することを目的とする。
ナの焚き口周辺での焼損を防止し、尚かつ従来のボイラ
よりも燃焼室熱負荷を大きくしてコンパクト化が可能と
なる小型貫流ボイラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の小型貫流ボイラは、蓄熱体を通して燃焼用
空気の供給及び燃焼ガスの排出を行いかつ蓄熱体に対す
る燃焼ガス及び燃焼用空気の流れを相対的に切替えて燃
焼ガスの熱で加熱された蓄熱体を通して燃焼用空気を供
給するようにした蓄熱型バーナシステムを燃焼室に少な
くとも1システム以上配置し、水管群を燃焼室壁面から
離して設置し水管群の背面と燃焼室壁面との間に流路を
形成する一方、水管群の上端と下端部分に隣り合う水管
の間に燃焼ガスが通過する連通口をそれぞれ形成して燃
焼ガスの一部が水管群の裏側の前記流路を通過するよう
に設け、燃焼ガスの一部が下方の連通口より流路に流入
して上昇し上方の連通口より再度燃焼室内に流入するよ
うにしている。
め、本発明の小型貫流ボイラは、蓄熱体を通して燃焼用
空気の供給及び燃焼ガスの排出を行いかつ蓄熱体に対す
る燃焼ガス及び燃焼用空気の流れを相対的に切替えて燃
焼ガスの熱で加熱された蓄熱体を通して燃焼用空気を供
給するようにした蓄熱型バーナシステムを燃焼室に少な
くとも1システム以上配置し、水管群を燃焼室壁面から
離して設置し水管群の背面と燃焼室壁面との間に流路を
形成する一方、水管群の上端と下端部分に隣り合う水管
の間に燃焼ガスが通過する連通口をそれぞれ形成して燃
焼ガスの一部が水管群の裏側の前記流路を通過するよう
に設け、燃焼ガスの一部が下方の連通口より流路に流入
して上昇し上方の連通口より再度燃焼室内に流入するよ
うにしている。
【0007】したがって、燃焼室内に噴射された燃焼ガ
スのふく射熱によって燃焼室内に面した水管の内側の面
が加熱される。そして、燃焼ガスの一部は炉底部で反転
上昇してそのまま蓄熱型バーナシステムの蓄熱体を経て
排気される。また残りの燃焼ガスは燃焼室底部の連通口
から水管の背部の流路側へ流入し、上方の連通口より再
び燃焼室内に流入する。そして一部が燃焼用空気に随伴
されて再循環されると共に一部が蓄熱型バーナシステム
の蓄熱体を経て排気される。これによって、水管内を流
れるボイラ水は内側の伝熱面で火炎および燃焼ガスから
の輻射伝熱によって加熱されると同時に、外側の伝熱面
で水管群と燃焼室炉壁との間の流路を流れる燃焼ガスか
らの対流熱伝達によって加熱される。しかも、上方の連
通口から再び燃焼室内へ流入する燃焼ガスの一部が燃焼
室内に噴射される燃焼用空気に随伴されて燃焼ガスの容
量を増大させ、燃焼室が深くても、火炎の浮き上がりを
防いで燃焼室の底部まで燃焼ガスを到達させて燃焼室底
部までふく射伝熱による加熱を可能とする。同時に、こ
のとき燃焼ガスの再循環によって低NOx化が図られ
る。また、ふく射伝熱と対流伝熱とに使われて温度が下
がったガスでバーナ焚き口付近の火炎及び燃焼ガスが希
釈され、火炎及び燃焼ガス温度が平均化される。
スのふく射熱によって燃焼室内に面した水管の内側の面
が加熱される。そして、燃焼ガスの一部は炉底部で反転
上昇してそのまま蓄熱型バーナシステムの蓄熱体を経て
排気される。また残りの燃焼ガスは燃焼室底部の連通口
から水管の背部の流路側へ流入し、上方の連通口より再
び燃焼室内に流入する。そして一部が燃焼用空気に随伴
されて再循環されると共に一部が蓄熱型バーナシステム
の蓄熱体を経て排気される。これによって、水管内を流
れるボイラ水は内側の伝熱面で火炎および燃焼ガスから
の輻射伝熱によって加熱されると同時に、外側の伝熱面
で水管群と燃焼室炉壁との間の流路を流れる燃焼ガスか
らの対流熱伝達によって加熱される。しかも、上方の連
通口から再び燃焼室内へ流入する燃焼ガスの一部が燃焼
室内に噴射される燃焼用空気に随伴されて燃焼ガスの容
量を増大させ、燃焼室が深くても、火炎の浮き上がりを
防いで燃焼室の底部まで燃焼ガスを到達させて燃焼室底
部までふく射伝熱による加熱を可能とする。同時に、こ
のとき燃焼ガスの再循環によって低NOx化が図られ
る。また、ふく射伝熱と対流伝熱とに使われて温度が下
がったガスでバーナ焚き口付近の火炎及び燃焼ガスが希
釈され、火炎及び燃焼ガス温度が平均化される。
【0008】更に、高温の燃焼排ガスを蓄熱体を通過さ
せて排気する際に、その顕熱が直接熱交換によって蓄熱
体に回収される。そして、蓄熱体に回収された熱は直接
熱交換によって極めて高い効率で燃焼用空気の予熱に使
われて再び燃焼室内へ戻される。燃焼用空気の温度は蓄
熱体へ流出する燃焼排ガスの温度に近い高温とできるの
で、この高温の燃焼用空気を使って少ない燃料で燃焼を
維持できかつ燃焼室内温度を急速に昇温させ得る。
せて排気する際に、その顕熱が直接熱交換によって蓄熱
体に回収される。そして、蓄熱体に回収された熱は直接
熱交換によって極めて高い効率で燃焼用空気の予熱に使
われて再び燃焼室内へ戻される。燃焼用空気の温度は蓄
熱体へ流出する燃焼排ガスの温度に近い高温とできるの
で、この高温の燃焼用空気を使って少ない燃料で燃焼を
維持できかつ燃焼室内温度を急速に昇温させ得る。
【0009】ここで、本発明の小型貫流ボイラは、燃料
を切り替えずに連続的に同じ燃料ノズルから噴射し、蓄
熱体に対する燃焼排ガス及び燃焼用空気の流れを相対的
に切り替えるようにした蓄熱型バーナシステムを使用す
ることが好ましい。この場合、燃料を切り替えずに燃焼
排ガスと燃焼用空気の流れを切り替えるだけで燃焼を途
切らせることがない。そして、燃焼室内に直接別々に噴
射される燃焼用空気と燃料とは、燃焼室内へ噴射された
後に混合されるが、燃焼用空気が極めて高温(例えば1
000℃近いあるいはそれ以上)であることから、安定
した燃焼を起こす。
を切り替えずに連続的に同じ燃料ノズルから噴射し、蓄
熱体に対する燃焼排ガス及び燃焼用空気の流れを相対的
に切り替えるようにした蓄熱型バーナシステムを使用す
ることが好ましい。この場合、燃料を切り替えずに燃焼
排ガスと燃焼用空気の流れを切り替えるだけで燃焼を途
切らせることがない。そして、燃焼室内に直接別々に噴
射される燃焼用空気と燃料とは、燃焼室内へ噴射された
後に混合されるが、燃焼用空気が極めて高温(例えば1
000℃近いあるいはそれ以上)であることから、安定
した燃焼を起こす。
【0010】更には、蓄熱型バーナシステムは、周方向
に3室以上に均等に区画され各室内を軸方向に流体が通
過可能とした蓄熱体と、この蓄熱体の中心を貫通して燃
焼室内に燃料を直接噴射する燃料ノズルと、燃焼用空気
供給系に接続される給気室と燃焼ガス排気系に接続され
る排気室とを有する出入口手段と、この出入口手段と蓄
熱体との間に介在されて蓄熱体と出入口手段との間を遮
断する一方、連続的あるいは間欠的に回転して出入口手
段の排気室と給気室とを3室以上に区画された蓄熱体の
いずれかの区画に重複させずに順次連通させる切替手段
とから構成され、燃焼室内に燃料を連続的に噴射すると
共にその周りに高温の燃焼用空気を蓄熱体から燃焼室内
に噴射箇所を周方向に移しながら直接噴射することが好
ましい。
に3室以上に均等に区画され各室内を軸方向に流体が通
過可能とした蓄熱体と、この蓄熱体の中心を貫通して燃
焼室内に燃料を直接噴射する燃料ノズルと、燃焼用空気
供給系に接続される給気室と燃焼ガス排気系に接続され
る排気室とを有する出入口手段と、この出入口手段と蓄
熱体との間に介在されて蓄熱体と出入口手段との間を遮
断する一方、連続的あるいは間欠的に回転して出入口手
段の排気室と給気室とを3室以上に区画された蓄熱体の
いずれかの区画に重複させずに順次連通させる切替手段
とから構成され、燃焼室内に燃料を連続的に噴射すると
共にその周りに高温の燃焼用空気を蓄熱体から燃焼室内
に噴射箇所を周方向に移しながら直接噴射することが好
ましい。
【0011】この場合、出入口手段の給気室と排気室と
はそれぞれ間欠的あるいは連続的に回転する切替手段を
介して蓄熱体の異なる室・区画に連通され、燃焼用空気
と燃焼排ガスとが互いに交わることなく蓄熱体内に同時
に流れる。このため、燃焼用空気と燃焼排ガスとが蓄熱
体の同じ室・区画を時間を異にして流れることとなり、
例えば、燃焼排ガスを流した後の蓄熱体に燃焼用空気が
流れることとなり、燃焼排ガスの通過で加熱された蓄熱
体の熱を使って燃焼用空気が燃焼排ガスの温度に近い高
温まで予熱されて供給される。また、蓄熱体の熱が低下
すると、切替手段の回転によって燃焼用空気の噴射位置
を円周方向に移動させて今まで燃焼ガスを排気していた
燃焼用空気供給手段の蓄熱体を利用して燃焼用空気を供
給する。依って、燃料ノズルの周囲を回転するように場
所を移して供給される燃焼用空気と中心に噴射される燃
料とで形成される火炎は燃焼室内を円周方向に回転して
燃焼室を均一に加熱する。
はそれぞれ間欠的あるいは連続的に回転する切替手段を
介して蓄熱体の異なる室・区画に連通され、燃焼用空気
と燃焼排ガスとが互いに交わることなく蓄熱体内に同時
に流れる。このため、燃焼用空気と燃焼排ガスとが蓄熱
体の同じ室・区画を時間を異にして流れることとなり、
例えば、燃焼排ガスを流した後の蓄熱体に燃焼用空気が
流れることとなり、燃焼排ガスの通過で加熱された蓄熱
体の熱を使って燃焼用空気が燃焼排ガスの温度に近い高
温まで予熱されて供給される。また、蓄熱体の熱が低下
すると、切替手段の回転によって燃焼用空気の噴射位置
を円周方向に移動させて今まで燃焼ガスを排気していた
燃焼用空気供給手段の蓄熱体を利用して燃焼用空気を供
給する。依って、燃料ノズルの周囲を回転するように場
所を移して供給される燃焼用空気と中心に噴射される燃
料とで形成される火炎は燃焼室内を円周方向に回転して
燃焼室を均一に加熱する。
【0012】また、本発明の小型貫流ボイラは、蓄熱体
を各々装備した一対のバーナを短時間に交互に燃焼させ
て燃焼していない方のバーナの蓄熱体を経て排気させる
蓄熱型バーナシステムを使用することが好ましい。この
場合、火炎位置が頻繁に移り変わるために燃焼室内の温
度分布がより均一化できる。
を各々装備した一対のバーナを短時間に交互に燃焼させ
て燃焼していない方のバーナの蓄熱体を経て排気させる
蓄熱型バーナシステムを使用することが好ましい。この
場合、火炎位置が頻繁に移り変わるために燃焼室内の温
度分布がより均一化できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施例に基づいて詳細に説明する。
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1〜図5に本発明の小型貫流ボイラの一
実施例を示す。この小型貫流ボイラは、例えば燃焼室1
を形成する縦長の円筒形の炉体2の内周壁面3から離し
て一群の水管4,4,…,4が設置されている。一群の
水管4,4,…,4は、下ヘッダ5と上ヘッダ6によっ
て連結されている。更に、上ヘッダ6と下ヘッダ5とは
気液分離器7を介して連結されている。下ヘッダ5から
給水されたボイラ水15は、水管4,…,4内を上昇す
る間に加熱され、沸騰しかつ蒸気となって上ヘッダ6に
集められてから気液分離器7へ移され、気液分離器7に
おいて蒸気のみが取り出され、温水はボイラ水15とし
て還流管14を経て再び給水される。炉体2の内周壁面
(燃焼室壁面)3と多数の水管4,…,4によって構成
される管壁との間には円筒形の流路12が形成される。
そして、水管4の上端および下端付近即ち炉頂部8およ
び炉底部9の付近には流路12と管壁の内側の燃焼室1
とを連通させて燃焼ガスCの出入りを可能とする上連通
口10と下連通口11とが設けられている。これら連通
口10,11は、例えば図3に示すように、水管4の上
端と下端部分の口径を絞って隣の水管との間に隙間を形
成することによって形成される。水管4は両端を除いて
ほぼ隙間なく配置され、上連通口10と下連通口11と
を介して燃焼室1内と連通する流路12が燃焼室壁面3
との間で形成されかつ燃焼室1を囲繞する管壁を形成す
る。また、連通口10,11は例えば図4に示すよう
に、水管4の上端と下部を除く部分にフィン13を固着
し、このフィン13同士を溶接ないしリベット止めなど
によって連結することによって形成される。いずれの場
合においても、水管4と水管4との間は、上連通口10
と下連通口11を除いてほぼ隙間なく連結されている
が、全く隙間を排除しようとするものではなく、少し位
は隙間が生じて洩れが起きても支障はない。
実施例を示す。この小型貫流ボイラは、例えば燃焼室1
を形成する縦長の円筒形の炉体2の内周壁面3から離し
て一群の水管4,4,…,4が設置されている。一群の
水管4,4,…,4は、下ヘッダ5と上ヘッダ6によっ
て連結されている。更に、上ヘッダ6と下ヘッダ5とは
気液分離器7を介して連結されている。下ヘッダ5から
給水されたボイラ水15は、水管4,…,4内を上昇す
る間に加熱され、沸騰しかつ蒸気となって上ヘッダ6に
集められてから気液分離器7へ移され、気液分離器7に
おいて蒸気のみが取り出され、温水はボイラ水15とし
て還流管14を経て再び給水される。炉体2の内周壁面
(燃焼室壁面)3と多数の水管4,…,4によって構成
される管壁との間には円筒形の流路12が形成される。
そして、水管4の上端および下端付近即ち炉頂部8およ
び炉底部9の付近には流路12と管壁の内側の燃焼室1
とを連通させて燃焼ガスCの出入りを可能とする上連通
口10と下連通口11とが設けられている。これら連通
口10,11は、例えば図3に示すように、水管4の上
端と下端部分の口径を絞って隣の水管との間に隙間を形
成することによって形成される。水管4は両端を除いて
ほぼ隙間なく配置され、上連通口10と下連通口11と
を介して燃焼室1内と連通する流路12が燃焼室壁面3
との間で形成されかつ燃焼室1を囲繞する管壁を形成す
る。また、連通口10,11は例えば図4に示すよう
に、水管4の上端と下部を除く部分にフィン13を固着
し、このフィン13同士を溶接ないしリベット止めなど
によって連結することによって形成される。いずれの場
合においても、水管4と水管4との間は、上連通口10
と下連通口11を除いてほぼ隙間なく連結されている
が、全く隙間を排除しようとするものではなく、少し位
は隙間が生じて洩れが起きても支障はない。
【0015】炉体2は、通常、鋼板製ケーシングの内側
を耐火断熱材で内張りしたり、空冷層を設けることによ
って形成されている。そして、この炉体2の炉頂部8に
は熱源として蓄熱型バーナシステム20が装備されてい
る。本実施例では燃焼室1に1セットの蓄熱型バーナシ
ステム20を設けているが、場合によっては2セット以
上のバーナシステムを装備しても良い。
を耐火断熱材で内張りしたり、空冷層を設けることによ
って形成されている。そして、この炉体2の炉頂部8に
は熱源として蓄熱型バーナシステム20が装備されてい
る。本実施例では燃焼室1に1セットの蓄熱型バーナシ
ステム20を設けているが、場合によっては2セット以
上のバーナシステムを装備しても良い。
【0016】本実施例では1基のバーナを構成する蓄熱
型バーナシステムの場合を示す。この蓄熱型バーナシス
テム20は、燃料Fを燃焼室1内に直接噴射する燃料ノ
ズル21を蓄熱体22の中心に貫通させ、燃料Fの噴流
の周りからほぼ平行に高温とされた燃焼用空気Aを噴射
させるようにしている。
型バーナシステムの場合を示す。この蓄熱型バーナシス
テム20は、燃料Fを燃焼室1内に直接噴射する燃料ノ
ズル21を蓄熱体22の中心に貫通させ、燃料Fの噴流
の周りからほぼ平行に高温とされた燃焼用空気Aを噴射
させるようにしている。
【0017】ここで、燃焼用空気Aの供給と排ガスEの
排気とを図るシステムは、基本的には、周方向に均等に
3室以上例えば本実施例の場合符号30,31,32で
示される3室に区画されて軸方向に流体が通過可能とさ
れた蓄熱体22と、空気供給系41に接続される給気室
23aと排気系43に接続される排気室23bとを有す
る出入口手段23と、この出入口手段23と蓄熱体22
との間に介在されて蓄熱体22と出入口手段23との間
を遮断する一方、同時に同じ区画に存在しない給気用連
通孔25と排気用連通孔26とを有し連続的あるいは間
欠的に回転して出入口手段23の排気室23bと給気室
23aとを蓄熱体22の室30,31,32のいずれか
に順次に連通させる切替手段24とから構成されてい
る。
排気とを図るシステムは、基本的には、周方向に均等に
3室以上例えば本実施例の場合符号30,31,32で
示される3室に区画されて軸方向に流体が通過可能とさ
れた蓄熱体22と、空気供給系41に接続される給気室
23aと排気系43に接続される排気室23bとを有す
る出入口手段23と、この出入口手段23と蓄熱体22
との間に介在されて蓄熱体22と出入口手段23との間
を遮断する一方、同時に同じ区画に存在しない給気用連
通孔25と排気用連通孔26とを有し連続的あるいは間
欠的に回転して出入口手段23の排気室23bと給気室
23aとを蓄熱体22の室30,31,32のいずれか
に順次に連通させる切替手段24とから構成されてい
る。
【0018】蓄熱体22としては、特定の形状や材質に
限定されるものではないが、1000℃前後の排ガスと
20℃前後の燃焼用空気との熱交換には、例えばコージ
ライトやムライト等のセラミックスを材料として押し出
し成形によって製造されるハニカム形状のものの使用が
好ましい。ここで、蓄熱体22,22としては比較的圧
力損失が低い割に熱容量が大きく耐久性の高い材料、例
えばセラミックスで成形されたハニカム形状のセル孔を
多数有する筒体の使用が好ましい。この場合、排ガスE
から熱を回収する際に排ガスが酸露点温度以下に低下し
てもセラミックス内に燃料中のイオウ分やその化学変化
物質が捕捉され、下流の排気系のダクトなどを低温腐食
させることがない。勿論、特にこれに限定されるもので
はなくセラミックボールやナゲットなどの他の蓄熱体を
使用しても良い。また、ハニカム形状の蓄熱体22は、
場合によってはセラミックス以外の素材例えば耐熱鋼等
の金属で製作しても良い。また、500〜600℃前後
の中高温では、セラミックスよりも比較的安価なアルミ
ニウムや鉄、銅などの金属の使用が好ましい。尚、ハニ
カム形状とは、本来六角形のセル(穴)を意味している
が、本明細書では本来の六角形のみならず四角形や三角
形のセルを無数にあけたものを含む。また、上述の如く
一体成形せずに管などを束ねることによってハニカム形
状の蓄熱体22を得るようにしても良い。本実施例の場
合、蓄熱体22はその前後に配置された分配室27,2
7によって周方向に3室に区画されている。例えば、本
実施例の場合、仕切り28によって3室29a,29
b,29cに区画された分配室27,27によって、蓄
熱体22内が図2に示すように流体が流れない空室30
と排ガスEを流す室31と空気Aを流す室32との3室
に区画される。即ち、蓄熱体22そのものは、1つ1つ
が独立した流路を構成するセルの集合から成るハニカム
形状を成していることから、分配室27の仕切り28に
よって仕切られた範囲が1つの区画された室を形成する
こととなる。分配室27を設ける場合、連通孔25,2
6を経て流入する流体を分散させて蓄熱体22の全域に
均一に分流させることができる。また、蓄熱体22の形
状も特に図示のハニカム形状に限定されず、図示してい
ないが平板形状や波板形状の蓄熱材料を筒状のケーシン
グ内に放射状に配置したり、パイプ形状の蓄熱材料を軸
方向に流体が通過するように筒状のケーシング内に充填
したものであっても良い。更には、本実施例では分配室
27によって単一の蓄熱体22が実質的に3室30,3
1,32に区画されているが、これに特に限定されるも
のではなく、蓄熱体22そのものをあらかじめ3室に区
画形成しても良い。例えば、図示していないが隔壁によ
って周方向に3室に区画形成され、軸方向に流体が通過
可能とした筒状のケーシングを用意し、これの各室に球
状、短管、短棒、細片、ナゲット状、網状などの蓄熱材
料の塊りを充填することによって構成されたものでも良
い。コージライトやムライトなどよりもはるかに高温で
使用可能なSiN等の蓄熱材料を使用する場合には、複
雑なハニカム形状に成形することは容易ではないが、単
純なパイプ形状や棒、ボールなどに成形することは容易
である。
限定されるものではないが、1000℃前後の排ガスと
20℃前後の燃焼用空気との熱交換には、例えばコージ
ライトやムライト等のセラミックスを材料として押し出
し成形によって製造されるハニカム形状のものの使用が
好ましい。ここで、蓄熱体22,22としては比較的圧
力損失が低い割に熱容量が大きく耐久性の高い材料、例
えばセラミックスで成形されたハニカム形状のセル孔を
多数有する筒体の使用が好ましい。この場合、排ガスE
から熱を回収する際に排ガスが酸露点温度以下に低下し
てもセラミックス内に燃料中のイオウ分やその化学変化
物質が捕捉され、下流の排気系のダクトなどを低温腐食
させることがない。勿論、特にこれに限定されるもので
はなくセラミックボールやナゲットなどの他の蓄熱体を
使用しても良い。また、ハニカム形状の蓄熱体22は、
場合によってはセラミックス以外の素材例えば耐熱鋼等
の金属で製作しても良い。また、500〜600℃前後
の中高温では、セラミックスよりも比較的安価なアルミ
ニウムや鉄、銅などの金属の使用が好ましい。尚、ハニ
カム形状とは、本来六角形のセル(穴)を意味している
が、本明細書では本来の六角形のみならず四角形や三角
形のセルを無数にあけたものを含む。また、上述の如く
一体成形せずに管などを束ねることによってハニカム形
状の蓄熱体22を得るようにしても良い。本実施例の場
合、蓄熱体22はその前後に配置された分配室27,2
7によって周方向に3室に区画されている。例えば、本
実施例の場合、仕切り28によって3室29a,29
b,29cに区画された分配室27,27によって、蓄
熱体22内が図2に示すように流体が流れない空室30
と排ガスEを流す室31と空気Aを流す室32との3室
に区画される。即ち、蓄熱体22そのものは、1つ1つ
が独立した流路を構成するセルの集合から成るハニカム
形状を成していることから、分配室27の仕切り28に
よって仕切られた範囲が1つの区画された室を形成する
こととなる。分配室27を設ける場合、連通孔25,2
6を経て流入する流体を分散させて蓄熱体22の全域に
均一に分流させることができる。また、蓄熱体22の形
状も特に図示のハニカム形状に限定されず、図示してい
ないが平板形状や波板形状の蓄熱材料を筒状のケーシン
グ内に放射状に配置したり、パイプ形状の蓄熱材料を軸
方向に流体が通過するように筒状のケーシング内に充填
したものであっても良い。更には、本実施例では分配室
27によって単一の蓄熱体22が実質的に3室30,3
1,32に区画されているが、これに特に限定されるも
のではなく、蓄熱体22そのものをあらかじめ3室に区
画形成しても良い。例えば、図示していないが隔壁によ
って周方向に3室に区画形成され、軸方向に流体が通過
可能とした筒状のケーシングを用意し、これの各室に球
状、短管、短棒、細片、ナゲット状、網状などの蓄熱材
料の塊りを充填することによって構成されたものでも良
い。コージライトやムライトなどよりもはるかに高温で
使用可能なSiN等の蓄熱材料を使用する場合には、複
雑なハニカム形状に成形することは容易ではないが、単
純なパイプ形状や棒、ボールなどに成形することは容易
である。
【0019】ここで、蓄熱体22に区画される室の数は
空気Aを流す室(以下給気用の室という)32と排ガス
Eを流す室(以下排気用の室という)31とを1組とし
て最低1組に1つの空室(流体が流れない室)30を組
み合わせたものであり、3室を最低室数とする。また、
給気用の室32と排気用の室31との間にそれぞれ流体
が流れない室30を介在させることによっても上述のシ
ステムは構成される。この場合には最低室数は4室とな
る。
空気Aを流す室(以下給気用の室という)32と排ガス
Eを流す室(以下排気用の室という)31とを1組とし
て最低1組に1つの空室(流体が流れない室)30を組
み合わせたものであり、3室を最低室数とする。また、
給気用の室32と排気用の室31との間にそれぞれ流体
が流れない室30を介在させることによっても上述のシ
ステムは構成される。この場合には最低室数は4室とな
る。
【0020】出入口手段23は、本実施例の場合、矩形
状のケーシング33の中に円筒状の仕切壁34を設ける
ことによって、空気供給系41と接続される給気室23
と排気系統43と接続される排気室23bとに区画され
ている。本実施例の場合、仕切壁34の外側に供給室2
3a、内側に排気室23bが形成されている。本実施例
の場合、切替手段24は出入口手段23と分配室27の
間で単独に回転するように設けられている。仕切壁34
と切替手段24の間には切替手段24の回転を許容しか
つ流体が漏洩しないように密閉するシール部材35が設
けられている。尚、切替手段24は、例えば出入口手段
23の仕切壁34と中央の燃料ノズル21によって回転
自在に支持され、その周縁にギア36が形成され、ケー
シング33のコーナ部分に配置されたドライブギア37
と噛合してモータ38で回転駆動される。勿論、これに
限定されるものではなく、切替手段24の周縁に圧接さ
れる摩擦車やチェーン、ベルト等によって回転駆動させ
るようにしても良い。
状のケーシング33の中に円筒状の仕切壁34を設ける
ことによって、空気供給系41と接続される給気室23
と排気系統43と接続される排気室23bとに区画され
ている。本実施例の場合、仕切壁34の外側に供給室2
3a、内側に排気室23bが形成されている。本実施例
の場合、切替手段24は出入口手段23と分配室27の
間で単独に回転するように設けられている。仕切壁34
と切替手段24の間には切替手段24の回転を許容しか
つ流体が漏洩しないように密閉するシール部材35が設
けられている。尚、切替手段24は、例えば出入口手段
23の仕切壁34と中央の燃料ノズル21によって回転
自在に支持され、その周縁にギア36が形成され、ケー
シング33のコーナ部分に配置されたドライブギア37
と噛合してモータ38で回転駆動される。勿論、これに
限定されるものではなく、切替手段24の周縁に圧接さ
れる摩擦車やチェーン、ベルト等によって回転駆動させ
るようにしても良い。
【0021】出入口手段23の給気室23aと排気室2
3bとをそれぞれ対応する蓄熱体22の室・区画32,
31にのみ連通させる切替手段24は、流路と直交する
円板から成り、蓄熱体22の或る1つの区画と給気室2
3aとを連通させる給気用連通孔25と、1つの区画と
排気室23bとを連通させる排気用連通孔26とを少な
くとも1個ずつ有している。そして、この排気用連通孔
26と給気用連通孔25とは、同じ室・区画に給気用
連通孔25と排気用連通孔26とが同時に存在し得ない
こと、空室30の次の室・区画に位置する最前列の連
通孔から順次1つずつ前方の室・区画に移り変わるこ
と、給気用連通孔26及び排気用連通孔26の大きさ
は、半径方向に互いに重ならないように配置したときに
1室に全てが同時に収まる大きさであること、の3条件
を満たすように設けられている。このとき、給気用連通
孔25と排気用連通孔26とはほぼ同じ大きさ同じ形状
の孔に設定されているが、これに特に限定されるもので
はなく、給気用と排気用とで大きさや形状を変更しても
良いし、必要であれば連通孔1つ1つ毎に大きさや形状
を変更しても良い。一般に空気の量と排ガスの量とがほ
ぼバランスする関係に設定されるが、場合によっては一
方の連通孔を他方の連通孔よりも大きめに設定されるこ
ともある。
3bとをそれぞれ対応する蓄熱体22の室・区画32,
31にのみ連通させる切替手段24は、流路と直交する
円板から成り、蓄熱体22の或る1つの区画と給気室2
3aとを連通させる給気用連通孔25と、1つの区画と
排気室23bとを連通させる排気用連通孔26とを少な
くとも1個ずつ有している。そして、この排気用連通孔
26と給気用連通孔25とは、同じ室・区画に給気用
連通孔25と排気用連通孔26とが同時に存在し得ない
こと、空室30の次の室・区画に位置する最前列の連
通孔から順次1つずつ前方の室・区画に移り変わるこ
と、給気用連通孔26及び排気用連通孔26の大きさ
は、半径方向に互いに重ならないように配置したときに
1室に全てが同時に収まる大きさであること、の3条件
を満たすように設けられている。このとき、給気用連通
孔25と排気用連通孔26とはほぼ同じ大きさ同じ形状
の孔に設定されているが、これに特に限定されるもので
はなく、給気用と排気用とで大きさや形状を変更しても
良いし、必要であれば連通孔1つ1つ毎に大きさや形状
を変更しても良い。一般に空気の量と排ガスの量とがほ
ぼバランスする関係に設定されるが、場合によっては一
方の連通孔を他方の連通孔よりも大きめに設定されるこ
ともある。
【0022】燃料ノズル21は、蓄熱体22を貫通して
燃焼室1に直接露出ないし突出するように配置されてい
る。蓄熱体22は耐火断熱材のケーシング39によって
囲繞され、金属ケーシング33に収容されている。ま
た、燃料ノズル21も耐火断熱材ケーシング39によっ
て抱持されている。ここで、耐火断熱材ケーシング39
には、分配室27の各室29a,29b,29cにそれ
ぞれ連通する3つの噴射口40,40,40が軸方向に
開口するように設けられている。
燃焼室1に直接露出ないし突出するように配置されてい
る。蓄熱体22は耐火断熱材のケーシング39によって
囲繞され、金属ケーシング33に収容されている。ま
た、燃料ノズル21も耐火断熱材ケーシング39によっ
て抱持されている。ここで、耐火断熱材ケーシング39
には、分配室27の各室29a,29b,29cにそれ
ぞれ連通する3つの噴射口40,40,40が軸方向に
開口するように設けられている。
【0023】以上のように構成されたボイラによれば、
次のようにして水管の全周面を伝熱面として機能させ、
むらのない均一加熱を実現する。
次のようにして水管の全周面を伝熱面として機能させ、
むらのない均一加熱を実現する。
【0024】空気供給系41と燃料供給系42とを経て
燃焼室1内へ供給される空気Aと燃料Fとを混合して燃
焼させる。燃焼用空気Aは立ち上げ燃焼によって温めら
れた蓄熱型バーナシステム20の蓄熱体22を通過して
高温に予熱されてから燃焼室1内へ供給される。また、
燃料Fは燃料ノズル21から燃焼室1内へ直接噴射され
る。
燃焼室1内へ供給される空気Aと燃料Fとを混合して燃
焼させる。燃焼用空気Aは立ち上げ燃焼によって温めら
れた蓄熱型バーナシステム20の蓄熱体22を通過して
高温に予熱されてから燃焼室1内へ供給される。また、
燃料Fは燃料ノズル21から燃焼室1内へ直接噴射され
る。
【0025】ここで、高温の空気Aと燃料ノズル21か
ら噴射される燃料Fとは別々に燃焼室1内に噴射され、
燃焼室1に広がり、燃料ノズル21から離れた所で混合
される。このとき、空気Aと燃料Fはその流速を急速に
低下させかつ混合領域を広範囲に拡大していることか
ら、本来は燃焼し難い条件である。しかし、空気Aその
ものが700〜800℃あるいはそれ以上の高温である
ため、このような条件でも容易に燃焼する。即ち、NO
xの発生の少ない緩慢燃焼を起こす。この緩慢燃焼で発
生する燃焼ガスCのふく射熱によって燃焼室1に面した
水管4,…,4の内側の面が加熱される。その後、一部
の燃焼ガスCは、炉底部9の下連通口11から水管4の
背部の流路12へ流入して上昇し(矢印Pで示す)、上
連通口10から再び燃焼室1内へ戻るまでに水管4の背
面を対流熱伝達によって加熱する。また、残る燃焼ガス
Cは、炉底部9で反転し、燃焼室1内を上昇して(矢印
B)排気系43と接続されている蓄熱体の室31の噴射
口40から炉外に排出される。
ら噴射される燃料Fとは別々に燃焼室1内に噴射され、
燃焼室1に広がり、燃料ノズル21から離れた所で混合
される。このとき、空気Aと燃料Fはその流速を急速に
低下させかつ混合領域を広範囲に拡大していることか
ら、本来は燃焼し難い条件である。しかし、空気Aその
ものが700〜800℃あるいはそれ以上の高温である
ため、このような条件でも容易に燃焼する。即ち、NO
xの発生の少ない緩慢燃焼を起こす。この緩慢燃焼で発
生する燃焼ガスCのふく射熱によって燃焼室1に面した
水管4,…,4の内側の面が加熱される。その後、一部
の燃焼ガスCは、炉底部9の下連通口11から水管4の
背部の流路12へ流入して上昇し(矢印Pで示す)、上
連通口10から再び燃焼室1内へ戻るまでに水管4の背
面を対流熱伝達によって加熱する。また、残る燃焼ガス
Cは、炉底部9で反転し、燃焼室1内を上昇して(矢印
B)排気系43と接続されている蓄熱体の室31の噴射
口40から炉外に排出される。
【0026】また、下連通口11を経て流路12に流入
した燃焼ガスの一部は、流路12を通過して上連通口1
0より再び燃焼室1内に流入し、その一部が噴射口40
から噴射される空気Aに随伴されて再循環すると共に残
部が燃焼室1内で反転上昇した燃焼ガスと混じり合って
蓄熱体22を経て排気される。ここで、流路12を経て
上連通口10から再び燃焼室1内へ流入する燃焼ガスC
は、水管4,…,4の背部の流路12を通過する間の対
流伝熱によって温度が下がっている。例えば、燃焼室底
部で1000℃程度まで温度が下がった燃焼ガスは流路
12を通過する間に更に温度が下がって上連通口10か
ら燃焼室1内へ再び流入する際には200℃程度にまで
下がっている。したがって、バーナ焚き口付近の燃焼ガ
スは温度が下がった燃焼ガスで希釈されて温度が下げら
れ、局部高温域を発生させずに全体的に燃焼ガス温度を
下げることができる。また、再び燃焼室1内へ流入する
燃焼ガスの一部がバーナシステム20から噴射される燃
焼ガスCに随伴されて燃焼ガスCの容量を増大させ、燃
焼室1が深くても、火炎の浮き上がりを防いで燃焼室1
の底まで燃焼ガスCを到達させ、燃焼室1の縦方向に均
一に加熱する。しかも、このとき燃焼ガスCの再循環に
よって低NOx化が図られる。加えて、燃焼室内を循環
する燃焼ガスの量の増大は、水管4,…,4の背部の流
路12を流れる燃焼ガスCの量も増やすため、下連通口
11付近と上連通口10付近とでのガス温度差が小さく
なり、水管4,…,4並びにボイラ水15への伝熱量を
大きくできるので、伝熱面面積を小さくできる。一方、
水管4と燃焼室壁面3との間の流路12を経て燃焼室1
の上部へ還流してきた200℃程度の燃焼ガスCの一部
は、燃焼室1の底部で反転上昇し炉内で還流してきた1
000℃近くの大量の燃焼ガスCの一部と混じり合って
約900℃程度の排ガスとなって排気される。図示の状
態では、燃焼ガス排気系43に接続された蓄熱体区画3
1に連通する噴射口40から排気される。
した燃焼ガスの一部は、流路12を通過して上連通口1
0より再び燃焼室1内に流入し、その一部が噴射口40
から噴射される空気Aに随伴されて再循環すると共に残
部が燃焼室1内で反転上昇した燃焼ガスと混じり合って
蓄熱体22を経て排気される。ここで、流路12を経て
上連通口10から再び燃焼室1内へ流入する燃焼ガスC
は、水管4,…,4の背部の流路12を通過する間の対
流伝熱によって温度が下がっている。例えば、燃焼室底
部で1000℃程度まで温度が下がった燃焼ガスは流路
12を通過する間に更に温度が下がって上連通口10か
ら燃焼室1内へ再び流入する際には200℃程度にまで
下がっている。したがって、バーナ焚き口付近の燃焼ガ
スは温度が下がった燃焼ガスで希釈されて温度が下げら
れ、局部高温域を発生させずに全体的に燃焼ガス温度を
下げることができる。また、再び燃焼室1内へ流入する
燃焼ガスの一部がバーナシステム20から噴射される燃
焼ガスCに随伴されて燃焼ガスCの容量を増大させ、燃
焼室1が深くても、火炎の浮き上がりを防いで燃焼室1
の底まで燃焼ガスCを到達させ、燃焼室1の縦方向に均
一に加熱する。しかも、このとき燃焼ガスCの再循環に
よって低NOx化が図られる。加えて、燃焼室内を循環
する燃焼ガスの量の増大は、水管4,…,4の背部の流
路12を流れる燃焼ガスCの量も増やすため、下連通口
11付近と上連通口10付近とでのガス温度差が小さく
なり、水管4,…,4並びにボイラ水15への伝熱量を
大きくできるので、伝熱面面積を小さくできる。一方、
水管4と燃焼室壁面3との間の流路12を経て燃焼室1
の上部へ還流してきた200℃程度の燃焼ガスCの一部
は、燃焼室1の底部で反転上昇し炉内で還流してきた1
000℃近くの大量の燃焼ガスCの一部と混じり合って
約900℃程度の排ガスとなって排気される。図示の状
態では、燃焼ガス排気系43に接続された蓄熱体区画3
1に連通する噴射口40から排気される。
【0027】ここで、蓄熱体32に流す燃焼用空気と燃
焼ガスの切替は、例えば10秒〜90秒、好ましくは1
0秒〜20秒程度の間隔で行うか、あるいは蓄熱体22
を経由して排出される排ガスEが所定の温度例えば20
0℃程度となったときに行う。
焼ガスの切替は、例えば10秒〜90秒、好ましくは1
0秒〜20秒程度の間隔で行うか、あるいは蓄熱体22
を経由して排出される排ガスEが所定の温度例えば20
0℃程度となったときに行う。
【0028】まず、図2の状態において、出入口手段2
3の給気室23aに空気Aが導入されると、この空気A
は給気用連通孔32を経て分配室27の第2の室29c
に流入し、更に該当する蓄熱体22の室・区画32に流
入する。このとき、蓄熱体22の該当する区画・室32
は切替前に通過していた高温の排ガスEの熱によって加
熱されているため、通過する空気Aは蓄熱体22の熱を
奪って高温即ち当該蓄熱体22を加熱した排ガスの温度
近くの高温とされ、蓄熱体22の中央に配置された燃料
ノズル21の周りから、燃焼室1内へ直接燃料Fとほぼ
平行に噴射される(図5の(A)の状態)。他方、出入
口手段23の排気室23bに排気用連通孔26を介して
連通された蓄熱体22の該当する区画31には、排気系
43の誘引ファンの働きによって燃焼室1内の排ガスE
が導入される。そして、この蓄熱体22の区画31部分
を加熱することによって温度が下がった排ガスEは分配
室27の第1の室29bに流入してから排気用連通孔2
6を経て排気室23bに排出される。
3の給気室23aに空気Aが導入されると、この空気A
は給気用連通孔32を経て分配室27の第2の室29c
に流入し、更に該当する蓄熱体22の室・区画32に流
入する。このとき、蓄熱体22の該当する区画・室32
は切替前に通過していた高温の排ガスEの熱によって加
熱されているため、通過する空気Aは蓄熱体22の熱を
奪って高温即ち当該蓄熱体22を加熱した排ガスの温度
近くの高温とされ、蓄熱体22の中央に配置された燃料
ノズル21の周りから、燃焼室1内へ直接燃料Fとほぼ
平行に噴射される(図5の(A)の状態)。他方、出入
口手段23の排気室23bに排気用連通孔26を介して
連通された蓄熱体22の該当する区画31には、排気系
43の誘引ファンの働きによって燃焼室1内の排ガスE
が導入される。そして、この蓄熱体22の区画31部分
を加熱することによって温度が下がった排ガスEは分配
室27の第1の室29bに流入してから排気用連通孔2
6を経て排気室23bに排出される。
【0029】次いで、切替手段24を図2の状態から時
計回転方向へ連続的にあるいは間欠的に回転させると、
まず排気用連通孔26が左隣りの分配室の第3の室29
aにかかり、第1の室29bと第3の室29aとが同時
に排気室23bと連通する。したがって、燃焼室2内の
排ガスEは蓄熱体22の2つの区画31,30を通過し
てから分配室27の第1の室29bと第3の室29aと
に流入してこれら両室29a,29bに排気用連通孔2
6を介して接続されている排気室23bに流出する。そ
して排気される。その後、排気用連通孔26が完全に第
3の室29a(図2において符号30で示される空室で
あった部分)に切り替えられてから、第2の室29cに
占位していた給気用連通孔25が第1の室29b(図2
において符号31で示される室部分)に切り替えられ、
第2の室29c(図2において符号32で示される室)
で区画される領域が空室となる。換言すれば、今まで流
体が流されていなかった空室30に排ガスEが流され、
今まで排ガスEが流されていた室31に空気Aが流さ
れ、更に空気Aが流されていた室32には流体が流され
ない。依って、排ガスEの熱によって蓄熱体22が加熱
され、加熱された蓄熱体22を通過する空気Aが蓄熱体
22の熱によって温められる。このとき、流体の流れの
切替は、空室30を利用して2室に跨ったときにもそれ
ぞれの室と連通させながら行うので、流体の流れが途絶
えることがない。そして、排ガスEの次に空気Aと順次
流れを途切らすことなく切り替えられる。したがって燃
焼用空気Aは、加熱された蓄熱体22を通って排ガス温
度に近い高温の熱風となって燃焼室2内へ供給される
(図5の(B)の状態)。そこで、切替手段24の連続
的あるいは間欠的な回転によって、図5の(A)〜
(C)に示すように空気Aが噴射する位置が順次円周方
向に移り変わり、燃焼室1内で火炎が円周方向に回る。
計回転方向へ連続的にあるいは間欠的に回転させると、
まず排気用連通孔26が左隣りの分配室の第3の室29
aにかかり、第1の室29bと第3の室29aとが同時
に排気室23bと連通する。したがって、燃焼室2内の
排ガスEは蓄熱体22の2つの区画31,30を通過し
てから分配室27の第1の室29bと第3の室29aと
に流入してこれら両室29a,29bに排気用連通孔2
6を介して接続されている排気室23bに流出する。そ
して排気される。その後、排気用連通孔26が完全に第
3の室29a(図2において符号30で示される空室で
あった部分)に切り替えられてから、第2の室29cに
占位していた給気用連通孔25が第1の室29b(図2
において符号31で示される室部分)に切り替えられ、
第2の室29c(図2において符号32で示される室)
で区画される領域が空室となる。換言すれば、今まで流
体が流されていなかった空室30に排ガスEが流され、
今まで排ガスEが流されていた室31に空気Aが流さ
れ、更に空気Aが流されていた室32には流体が流され
ない。依って、排ガスEの熱によって蓄熱体22が加熱
され、加熱された蓄熱体22を通過する空気Aが蓄熱体
22の熱によって温められる。このとき、流体の流れの
切替は、空室30を利用して2室に跨ったときにもそれ
ぞれの室と連通させながら行うので、流体の流れが途絶
えることがない。そして、排ガスEの次に空気Aと順次
流れを途切らすことなく切り替えられる。したがって燃
焼用空気Aは、加熱された蓄熱体22を通って排ガス温
度に近い高温の熱風となって燃焼室2内へ供給される
(図5の(B)の状態)。そこで、切替手段24の連続
的あるいは間欠的な回転によって、図5の(A)〜
(C)に示すように空気Aが噴射する位置が順次円周方
向に移り変わり、燃焼室1内で火炎が円周方向に回る。
【0030】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるが、本発明はこれに限定されるものではな
く本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施
可能である。例えば、本実施例では固定された蓄熱体2
2に対し空気供給系41と排気系43とを流路切替手段
24で交互に切り替えて接続するようにしているが、蓄
熱体そのものを排気系と空気供給系との間で回転させる
ことによって、蓄熱体に対する排ガス及び空気の流れを
相対的に切り替えるようにした構造としても良い。
一例ではあるが、本発明はこれに限定されるものではな
く本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施
可能である。例えば、本実施例では固定された蓄熱体2
2に対し空気供給系41と排気系43とを流路切替手段
24で交互に切り替えて接続するようにしているが、蓄
熱体そのものを排気系と空気供給系との間で回転させる
ことによって、蓄熱体に対する排ガス及び空気の流れを
相対的に切り替えるようにした構造としても良い。
【0031】また、燃焼用空気だけではなく燃料も同時
に切り替えることによって一対のバーナを交互に燃焼さ
せ燃焼させていない停止中のバーナの蓄熱体を通して排
気させるものでも良い。例えば、図示していないが、バ
ーナボディ内に蓄熱体を内蔵して蓄熱体とバーナとを一
体化したものを2基組合せ、一対のバーナを交互に燃焼
させて燃焼を停止している方のバーナ及び蓄熱体を通し
て燃焼ガスを排出し得るものも採用可能である。一対の
バーナの蓄熱体・バーナスロートには例えば四方弁など
を介して空気供給系と排気系とが接続され、四方弁の切
り替えによって空気供給系か排気系のいずれかに選択的
に接続される。そして、一方のバーナには蓄熱体を通し
て空気の供給を図る一方、他方のバーナからは蓄熱体を
通して燃焼ガスの排出を図るように設けられる。また、
燃料の供給も例えば三方弁などを用いて、一対のバーナ
に交互に供給される。
に切り替えることによって一対のバーナを交互に燃焼さ
せ燃焼させていない停止中のバーナの蓄熱体を通して排
気させるものでも良い。例えば、図示していないが、バ
ーナボディ内に蓄熱体を内蔵して蓄熱体とバーナとを一
体化したものを2基組合せ、一対のバーナを交互に燃焼
させて燃焼を停止している方のバーナ及び蓄熱体を通し
て燃焼ガスを排出し得るものも採用可能である。一対の
バーナの蓄熱体・バーナスロートには例えば四方弁など
を介して空気供給系と排気系とが接続され、四方弁の切
り替えによって空気供給系か排気系のいずれかに選択的
に接続される。そして、一方のバーナには蓄熱体を通し
て空気の供給を図る一方、他方のバーナからは蓄熱体を
通して燃焼ガスの排出を図るように設けられる。また、
燃料の供給も例えば三方弁などを用いて、一対のバーナ
に交互に供給される。
【0032】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明の
小型貫流ボイラは、燃焼ガスの一部が水管群の裏側の流
路を通過してから再び上方の連通口より燃焼室内に流入
するようにしたので、ふく射伝熱と対流伝熱とに使われ
て温度が下がったガスでバーナ焚き口付近の火炎及び燃
焼ガスが希釈されて温度が下げられ、局部高温度域を発
生させずに全体的に燃焼室内の燃焼ガス温度を上げるこ
とができる。そこで、燃焼室熱負荷量を大きくしてボイ
ラの小型化を可能とする。また、水管内を流れるボイラ
水は内側の伝熱面で火炎および燃焼ガスからの輻射伝熱
によって加熱される一方、外側の伝熱面で水管群と燃焼
室炉壁との間の流路を流れる燃焼ガスからの対流熱伝達
によって加熱される。このため、従来と同じ大きさの燃
焼室であっても、同じ蒸気量を得る場合には、従来のボ
イラに比べてコンパクトかつ安価にでき、また同じ広さ
の伝熱面面積を有する場合には従来のボイラよりも蒸気
量を増大させることが可能となる。
小型貫流ボイラは、燃焼ガスの一部が水管群の裏側の流
路を通過してから再び上方の連通口より燃焼室内に流入
するようにしたので、ふく射伝熱と対流伝熱とに使われ
て温度が下がったガスでバーナ焚き口付近の火炎及び燃
焼ガスが希釈されて温度が下げられ、局部高温度域を発
生させずに全体的に燃焼室内の燃焼ガス温度を上げるこ
とができる。そこで、燃焼室熱負荷量を大きくしてボイ
ラの小型化を可能とする。また、水管内を流れるボイラ
水は内側の伝熱面で火炎および燃焼ガスからの輻射伝熱
によって加熱される一方、外側の伝熱面で水管群と燃焼
室炉壁との間の流路を流れる燃焼ガスからの対流熱伝達
によって加熱される。このため、従来と同じ大きさの燃
焼室であっても、同じ蒸気量を得る場合には、従来のボ
イラに比べてコンパクトかつ安価にでき、また同じ広さ
の伝熱面面積を有する場合には従来のボイラよりも蒸気
量を増大させることが可能となる。
【0033】更に、水管群と燃焼室炉壁との間の流路を
経て再び燃焼室内へ流入する燃焼ガスの一部が燃焼室内
に噴射される燃焼用空気に随伴されて燃焼ガスの容量を
増大させるので、燃焼室が深くても、火炎の浮き上がり
を防いで燃焼室の底部まで燃焼ガスを到達させて燃焼室
の縦方向に均一に加熱する。しかも、このとき燃焼ガス
の再循環によって低NOx化が図られる。また、燃焼室
内と水管の背部の流路とを循環する燃焼ガスの量の増大
は、流路の入口側と出口側とでの温度差を小さくするの
で、水管への伝熱量を大きくでき、同じ蒸気量を得る場
合の伝熱面面積を小さくできる。
経て再び燃焼室内へ流入する燃焼ガスの一部が燃焼室内
に噴射される燃焼用空気に随伴されて燃焼ガスの容量を
増大させるので、燃焼室が深くても、火炎の浮き上がり
を防いで燃焼室の底部まで燃焼ガスを到達させて燃焼室
の縦方向に均一に加熱する。しかも、このとき燃焼ガス
の再循環によって低NOx化が図られる。また、燃焼室
内と水管の背部の流路とを循環する燃焼ガスの量の増大
は、流路の入口側と出口側とでの温度差を小さくするの
で、水管への伝熱量を大きくでき、同じ蒸気量を得る場
合の伝熱面面積を小さくできる。
【0034】加えて、本発明によれば、燃焼排ガスの熱
が蓄熱体において回収され、比較的低温で燃焼排ガスを
大気中に排気する一方、回収熱を利用して燃焼用空気を
高温に予熱して再び燃焼室内へ戻すことができるので、
熱収支がよい上に、少ない燃料でも蒸気を発生させ、従
来に比べてランニングコストを大幅に低減できる。
が蓄熱体において回収され、比較的低温で燃焼排ガスを
大気中に排気する一方、回収熱を利用して燃焼用空気を
高温に予熱して再び燃焼室内へ戻すことができるので、
熱収支がよい上に、少ない燃料でも蒸気を発生させ、従
来に比べてランニングコストを大幅に低減できる。
【0035】また、請求項2の発明の場合、燃料を切り
替えずに燃焼排ガスと燃焼用空気の流れを切り替えるだ
けで燃焼を途切らせることがないので、燃焼室内の圧力
変動や温度分布のむらが少なくなる。
替えずに燃焼排ガスと燃焼用空気の流れを切り替えるだ
けで燃焼を途切らせることがないので、燃焼室内の圧力
変動や温度分布のむらが少なくなる。
【0036】更に、請求項3の本発明のボイラの場合、
燃焼用空気を燃料ノズルの周囲で円周方向に回転するよ
うに場所を移して供給し、火炎が燃焼室内を円周方向に
回転するようにしたので、燃焼室を均一に加熱すること
ができる。火炎位置が頻繁に移り変わるために燃焼室内
でのヒートパターンをより均一化でき、加熱むらが少な
くなる。
燃焼用空気を燃料ノズルの周囲で円周方向に回転するよ
うに場所を移して供給し、火炎が燃焼室内を円周方向に
回転するようにしたので、燃焼室を均一に加熱すること
ができる。火炎位置が頻繁に移り変わるために燃焼室内
でのヒートパターンをより均一化でき、加熱むらが少な
くなる。
【0037】また、本発明のボイラにおいて、一対のバ
ーナを短時間に交互に切り替えて燃焼させる場合、火炎
位置が頻繁に移り変わるために燃焼室内でのヒートパタ
ーンをより均一化でき、加熱むらを少なくできるので、
火炉熱負荷の変動が小さく水管内におけるボイラ水の状
態が均一となり、局部的に蒸気のみの状態となって水管
が破損するようなことがない。
ーナを短時間に交互に切り替えて燃焼させる場合、火炎
位置が頻繁に移り変わるために燃焼室内でのヒートパタ
ーンをより均一化でき、加熱むらを少なくできるので、
火炉熱負荷の変動が小さく水管内におけるボイラ水の状
態が均一となり、局部的に蒸気のみの状態となって水管
が破損するようなことがない。
【図1】本発明の小型貫流ボイラの一実施例を示す中央
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1の小型貫流ボイラに用いられている蓄熱型
バーナシステムの切替手段の原理図である。
バーナシステムの切替手段の原理図である。
【図3】本発明の小型貫流ボイラの水管の一実施例を示
す展開図である。
す展開図である。
【図4】水管の他の実施例を示す展開図である。
【図5】図1の実施例において使用される蓄熱型バーナ
システムにおいて火炎が円周方向に回転する動作(A)
〜(C)の説明図である。
システムにおいて火炎が円周方向に回転する動作(A)
〜(C)の説明図である。
【図6】従来のボイラの燃焼室の横断面図である。
【図7】従来のボイラの燃焼室に蓄熱型バーナシステム
を適用した場合を示す縦断面図である。
を適用した場合を示す縦断面図である。
1 燃焼室 2 炉体 3 燃焼室壁面 4 水管 10 上連通口 11 下連通口 12 流路 20 蓄熱型バーナシステム 21 燃料ノズル 22 蓄熱体 24 切替手段 41 燃焼用空気供給系 42 燃料供給系 43 排気系 A 燃焼用空気 C 燃焼ガス E 排ガス F 燃料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三谷 和久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼室の周壁に水管を設置してその中を
ボイラ水が流れるようにした小型貫流ボイラにおいて、
蓄熱体を通して燃焼用空気の供給及び燃焼ガスの排出を
行いかつ前記蓄熱体に対する燃焼ガス及び燃焼用空気の
流れを相対的に切替えて燃焼ガスの熱で加熱された蓄熱
体を通して燃焼用空気を供給するようにした蓄熱型バー
ナシステムを前記燃焼室に少なくとも1システム以上配
置し、前記水管群を燃焼室壁面から離して設置し前記水
管群の背面と燃焼室壁面との間に流路を形成する一方、
前記水管群の上端と下端部分に隣り合う水管の間に燃焼
ガスが通過する連通口をそれぞれ形成して燃焼ガスの一
部が水管群の裏側の前記流路を通過するように設け、燃
焼ガスの一部が下方の前記連通口より前記流路に流入し
て上昇し上方の前記連通口より再度燃焼室内に流入する
ようにしたことを特徴とする小型貫流ボイラ。 - 【請求項2】 前記蓄熱型バーナシステムは燃料を切り
替えずに連続的に同じ燃料ノズルから噴射し、蓄熱体に
対する燃焼排ガス及び燃焼用空気の流れを相対的に切り
替えるようにしたものであることを特徴とする請求項1
記載の小型貫流ボイラ。 - 【請求項3】 蓄熱型バーナシステムは周方向に3室以
上に均等に区画され各室内を軸方向に流体が通過可能と
した蓄熱体と、この蓄熱体の中心を貫通して前記燃焼室
内に燃料を直接噴射する燃料ノズルと、燃焼用空気供給
系に接続される給気室と燃焼ガス排気系に接続される排
気室とを有する出入口手段と、この出入口手段と蓄熱体
との間に介在されて蓄熱体と出入口手段との間を遮断す
る一方、連続的あるいは間欠的に回転して出入口手段の
排気室と給気室とを3室以上に区画された蓄熱体のいず
れかの区画に重複させずに順次連通させる切替手段とか
ら構成され、前記燃焼室内に燃料を連続的に噴射すると
共にその周りに高温の燃焼用空気を前記蓄熱体から前記
燃焼室内に噴射箇所を周方向に移しながら直接噴射する
ことを特徴とする請求項2記載の小型貫流ボイラ。 - 【請求項4】 前記蓄熱型バーナシステムは蓄熱体を各
々装備した一対のバーナを短時間に交互に燃焼させて燃
焼していない方のバーナの蓄熱体を経て排気させること
を特徴とする請求項1記載の小型貫流ボイラ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011639A JPH09203501A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 小型貫流ボイラ |
| US08/788,544 US5791299A (en) | 1996-01-26 | 1997-01-24 | Small once-through boiler |
| EP97300450A EP0786624A3 (en) | 1996-01-26 | 1997-01-24 | Small once-through boiler |
| KR1019970002143A KR100215577B1 (ko) | 1996-01-26 | 1997-01-25 | 소형관류보일러 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011639A JPH09203501A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 小型貫流ボイラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09203501A true JPH09203501A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=11783523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8011639A Pending JPH09203501A (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 小型貫流ボイラ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5791299A (ja) |
| EP (1) | EP0786624A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09203501A (ja) |
| KR (1) | KR100215577B1 (ja) |
Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| KR20010044611A (ko) * | 2001-03-12 | 2001-06-05 | 백지환 | 회전형 로터에 의해 축열성능을 극대화한 보일러 |
| CN103697450A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-04-02 | 山西新聚星锅炉有限公司 | 蓄热室锅炉 |
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| US6071116A (en) * | 1997-04-15 | 2000-06-06 | American Air Liquide, Inc. | Heat recovery apparatus and methods of use |
| US6273180B1 (en) * | 1998-12-23 | 2001-08-14 | L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'eploitation Des Procedes Georges Claude | Heat exchanger for preheating an oxidizing gas |
| JP2004197970A (ja) * | 2002-12-16 | 2004-07-15 | Miura Co Ltd | 低NOx燃焼方法とその装置 |
| KR100764903B1 (ko) | 2004-09-07 | 2007-10-09 | 김병두 | 발전소용 미분탄 보일러 노 구조 |
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| JP5119720B2 (ja) * | 2007-04-20 | 2013-01-16 | 三浦工業株式会社 | ボイラ |
| JP4946594B2 (ja) * | 2007-04-20 | 2012-06-06 | 三浦工業株式会社 | ボイラ |
| TW200946838A (en) * | 2008-03-04 | 2009-11-16 | Ihi Corp | Heating apparatus |
| US9513003B2 (en) * | 2010-08-16 | 2016-12-06 | Purpose Company Limited | Combustion apparatus, method for combustion control, board, combustion control system and water heater |
| BR112013013266B1 (pt) * | 2010-12-23 | 2021-01-26 | Novelis Inc. | aparelho queimador regenerativo, regenerador de estágio único, e, método de aquecer um forno |
| US20120204814A1 (en) * | 2011-02-15 | 2012-08-16 | General Electric Company | Pulse Detonation Combustor Heat Exchanger |
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